WO2014192660A1

WO2014192660A1 - 光源装置及び表示装置

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Publication number: WO2014192660A1
Application number: PCT/JP2014/063728
Authority: WO
Inventors: 泰守黒水
Original assignee: 堺ディスプレイプロダクト株式会社
Priority date: 2013-05-28
Filing date: 2014-05-23
Publication date: 2014-12-04
Also published as: US9817177B2; US20160085020A1

Abstract

導光板の切り欠き部に係る側面で乱反射された光の反射を抑制できる光源装置及び表示装置を提供する。その縁部に切り欠き部１１１を形成した導光板１１と、導光板１１に対向配置され、切り欠き部１１１に対応する切り欠き部１２１を縁部に形成した反射シート１２とを備える光源装置において、反射シート１２が、導光板１１との対向面の切り欠き部１２１の周囲に、反射シート１２より低い反射率を有する低反射部１２３を設ける。

Description

光源装置及び表示装置

　本発明は、縁部に切り欠き部を形成した導光板と、該導光板に対向配置され、前記切り欠き部に対応する切り欠き部を縁部に形成した反射シートとを備える光源装置及び表示装置に関する。

　近年、液晶テレビジョンなどの表示装置が広く普及されている。このような表示装置の多くは導光板を備えており、該導光板は光源からの光を内部で平面的に伝播させながら画像を表示する表示パネルに向けて照射する。一方、表示パネルへの光の照射を適切に行なうためには導光板の位置ズレを防ぐ必要があり、一般には、いわゆる位置決め部を用いて導光板の位置を固定しており、導光板には、該位置決め部に対応する位置に、切り欠き部が形成されている。

　しかし、このように位置決め部を用いて導光板の位置を固定する場合、導光板内部を伝播する光が、例えば、前記切り欠き部に係る側面又は前記位置決め部によって反射され、該切り欠き部の周辺で意図しない余分の反射光が導光板を介して表示パネルに出射されることがあり、表示パネルで輝度のムラが生じるという問題が発生していた。

　ひいては、かかる輝度のムラがユーザによって視認されないようにするため、表示パネルの周縁部を覆う額縁部に所定の幅を持たせる必要があり、その結果、実質上、ユーザによって見られる表示画面の面積が狭くなるという問題があった。

　これに対して、特許文献１においては、光源からの光に対する反射率が、位置決め部自体より小さい被覆膜にて、該位置決め部を覆うことにより、導光板の切り欠き部周辺での反射による輝度のムラの発生を防止する光源モジュールについて開示されている。

特開２０１２－８４３０３号公報

　しかしながら、特許文献１の光源モジュールにおいては、かかる効果のために、位置決め部をより反射率の低い被覆膜にて覆う別途の工程が必要であり、製造コストが高くなるという問題がある。

　また、一般に、導光板の側面は鏡面処理されているが、導光板の側面であって、該導光板に形成された切り欠き部に係る側面の部分は鏡面処理がされていないので、当該導光板に光源から光が入射された場合、鏡面処理されていない切り欠き部に係る側面では乱反射が起き、他の部分との間で輝度のムラが生じる。しかし、このような問題は、特許文献１の光源モジュールでは対応することができない。

　本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、縁部に切り欠き部を形成した導光板と、該導光板に対向配置され、前記切り欠き部に対応する切り欠き部を縁部に形成した反射シートとを備える光源装置において、前記反射シートが、前記導光板との対向面の前記切り欠き部の周囲に、前記反射シートより低い反射率を有する低反射部を設けることにより、前記導光板の切り欠き部に係る側面で乱反射された余分の光の反射を抑制できる光源装置及び表示装置を提供することにある。

　本発明に係る光源装置は、縁部に切り欠き部を形成した導光板と、該導光板に対向配置され、前記切り欠き部に対応する切り欠き部を縁部に形成した反射シートとを備える光源装置において、前記反射シートは、前記導光板との対向面の前記切り欠き部の周囲に、前記反射シートより低い反射率を有する低反射部を設けてあることを特徴とする。

　本発明にあっては、前記反射シートは、前記導光板との対向面の前記切り欠き部の周囲に、前記反射シートより低い反射率を有する低反射部が設けられ、前記導光板の切り欠き部に係る側面で乱反射された光の反射を抑制する。

　本発明に係る光源装置は、前記低反射部は、前記反射シートより低い反射率の膜を有していることを特徴とする。

　本発明にあっては、前記低反射部は、前記反射シートより低い反射率の膜を有しており、該膜によって前記導光板の切り欠き部に係る側面で乱反射された光の反射が抑制される。

　本発明に係る光源装置は、前記膜には、前記反射シートより低い反射率を有する一又は複数形状の部分が散在しており、前記部分の大きさが、前記切り欠き部から離れる程、小さくなるように構成されていること特徴とする。

　本発明にあっては、前記膜には、前記部分の大きさが、前記切り欠き部から離れる程、小さくなるように構成されており、前記切り欠き部から離れることにつれて、反射の抑制の効果が徐々に減少する。従って、前記反射の制御の効果が急に無くなることにより生じ得る光（輝度）のムラを防ぐことができる。

　本発明に係る光源装置は、前記膜には、前記反射シートより低い反射率を有する一又は複数形状の部分が散在しており、単位面積あたりの前記部分の密度が、前記切り欠き部から離れる程、低くなるように構成されていることを特徴とする。

　本発明にあっては、前記膜は、前記低反射部において、単位面積あたりの前記部分の密度が、前記切り欠き部から離れる程、低くなるように構成されており、前記切り欠き部から離れることにつれて、反射の抑制の効果が徐々に減少する。従って、前記反射の制御の効果が急に無くなることにより生じ得る光（輝度）のムラを防ぐことができる。

　本発明に係る光源装置は、前記導光板及び反射シートが収容される収容部と、該収容部に設けられ、前記導光板及び反射シートの該収容部内位置を決める位置決め部とを備え、前記膜は、前記導光板と反射シートとの対向方向にて、前記位置決め部と相似形状を有することを特徴とする。

　本発明にあっては、前記膜は、前記導光板と反射シートとの対向方向にて、前記位置決め部と相似形状を有するので、前記位置決め部から前記膜までの距離が該膜の何処においても同一であり、前記位置決め部から反射されて再入射される光の反射を抑制する作用が前記膜において均一に行なわれる。

　本発明に係る光源装置は、前記反射シートは、前記低反射部以外の部分が蛍光剤を含むようにしてあることを特徴とする。

　本発明にあっては、前記反射シートでは、例えば、前記低反射部以外の部分に蛍光剤が塗布されているので、蛍光剤が塗布されていない前記低反射部の反射率が他の部分より低くなる。従って、前記導光板の切り欠き部に係る側面で乱反射された光の反射を抑制する効果を奏する。

　本発明に係る光源装置は、前記蛍光剤は、一定な反射分光分布特性を有していることを特徴とする。

　本発明にあっては、前記蛍光剤が一定な反射分光分布特性を有するので、表示上で不要な色ムラの発生を抑える。

　本発明に係る光源装置は、前記導光板は前記切り欠き部に係る側面に鏡面処理がなされていることを特徴とする。

　本発明にあっては、前記切り欠き部に係る前記導光板の側面に鏡面処理がなされており、該切り欠き部での乱反射を防ぎ、該切り欠き部周辺での輝度のムラの発生を抑える。

　本発明に係る光源装置は、前記導光板は光が出射する一面がレンズ形状を有することを特徴とする。

　本発明にあっては、前記導光板の一面にレンズ形状が形成されているので、該導光板に入射される光の直進性が高まり、前記一面を介して出射される光の光量が増え、該導光板の切り欠き部側へ向かう光の量が減少する。

　本発明に係る光源装置は、前記導光板は前記反射シート側の他面がレンズ形状を有することを特徴とする。

　本発明にあっては、前記導光板の他面にレンズ形状が形成されているので、該導光板に入射される光の直進性が高まり、前記一面を介して出射される光の光量が増え、該導光板の切り欠き部側へ向かう光の量が減少する。

　本発明に係る光源装置は、前記導光板は矩形であり、前記導光板の切り欠き部は該導光板の一側面の縁部に設けられており、該一側面に隣り合う側面側に設けられ、該一側面と、該一側面の反対側の他側面との対向方向において、前記切り欠き部より前記導光板の中央側に位置する光源を備えることを特徴とする。

　本発明にあっては、前記光源を、前記一側面と前記他側面との対向方向において、前記切り欠き部より前記導光板の中央側に位置させることにより、該光源から前記導光板に入射される光のうち、前記切り欠き部に向かう光の割合を減らす。

　本発明に係る表示装置は、前述の発明の何れかに記載の光源装置と、該光源装置の導光板の一面側に設けられており、該導光板を介して入射される光を用いて画像を表示する表示パネルとを備えることを特徴とする。

　本発明にあっては、前記光源装置の導光板に入射される光は全反射しながら該導光板内を伝播し、均一な光が該導光板の一面から出射され、前記表示パネルは該導光板から出射される光を用いて画像を表示する。

　本発明によれば、前記反射シートが、前記導光板との対向面の前記切り欠き部の周囲に、前記反射シートより低い反射率を有する低反射部を設けることにより、前記導光板の切り欠き部に係る側面で乱反射された光が前記反射シートにより反射され、前記表示パネルに輝度ムラが発生することを抑制でき、また、かかる輝度ムラを隠すための構造的工夫が不要となる。

本発明の実施の形態１に係る液晶テレビジョンの要部構成を示す分解斜視図である。本発明の実施の形態１に係る液晶テレビジョンにおいて、導光板及び反射シートの収容状態を模式的に示す、積層方向から見た模式図である。本発明の実施の形態１に係る液晶テレビジョンにおいて、導光板と、反射シートと、位置決め部との位置関係を説明する説明図である。図２中の円部分を拡大した拡大図である。本発明の実施の形態２に係る液晶テレビジョンにおける、反射シートの低反射部を説明する説明図である。本発明の実施の形態３に係る液晶テレビジョンにおける、反射シートの低反射部を説明する説明図である。本発明の実施の形態４に係る液晶テレビジョンにおける、反射シートの低反射部を説明する説明図である。

　以下に、本発明の実施の形態に係る光源装置及び表示装置を、いわゆる液晶表示パネルを備える液晶テレビジョンに適用した場合を例として、図面に基づいて詳述する。

（実施の形態１）
　図１は本発明の実施の形態１に係る液晶テレビジョンの要部構成を示す分解斜視図である。図中、符号１００は、液晶テレビジョンを示す。図１に示しているように、液晶テレビジョン１００は、光源装置１、液晶表示パネル２、光学シート３並びに液晶表示パネル２及び光学シート３を収容するフロント収容部４等を備える。

　更に、光源装置１は、光源部１４と、光源部１４から入射される光を液晶表示パネル２側の一面に導く導光板１１と、光源部１４から入射される光を導光板１１の前記一面に向けて反射させる反射シート１２と、光源部１４、導光板１１及び反射シート１２を収容するバック収容部１３とを有している。

　フロント収容部４は、画像が表示される液晶表示パネル２より表側に配置されている。フロント収容部４は、ユーザによって視認される液晶表示パネル２の一面２１の形状に倣う矩形の底を有する筒状をなしており、該底には矩形の表示窓４１が開口している。ユーザは表示窓４１を介して液晶表示パネル２の一面２１に表示される画像を視認することができる。

　フロント収容部４の前記底の縁から表示窓４１の縁までは所定の幅Ｗを有しており、換言すれば、フロント収容部４の前記底であって、表示窓４１を除く剰余部分は、中空矩形の額縁部４２を形成している。

　液晶表示パネル２は一面２１の周縁部が額縁部４２によって覆われており、液晶表示パネル２の他面側には光学シート３が設けられ、光学シート３の一面が液晶表示パネル２の他面と対向するように配置されている。

　液晶表示パネル２は、例えばアクティブマトリクス方式であり、所定の間隙を設けて対向配置された一面２１側の透明基板及び他面側の透明基板を備えており、これら透明基板の間の間隙には液晶が封入されている。前記他面側の透明基板と、光学シート３との間には偏光板（図示せず）が設けられている。

　光学シート３の他面側には光源装置１の導光板１１が設けられており、導光板１１の前記一面が光学シート３の前記他面と対向するように配置されている。

　光学シート３は、光源部１４から発せられた光に対して拡散、集光等を施した後、液晶パネル２に向けて出射させる、公知のものである。例えば、光学シート３は積層された複数の光学シートからなり、液晶表示パネル２（偏光板）側に配置された第１拡散シート３１と、導光板１１側に配置された第２拡散シート３３と、第１拡散シート３１及び第２拡散シート３３の間に介在するプリズムシート３２とを含む。

　第２拡散シート３３は、光源部１４から導光板１１を介して入射される光を拡散させてプリズムシート３２に入射させる光学シートである。また、プリズムシート３２は、第２拡散シート３３を介して入射される光を集光して液晶表示パネル２に向けて出射させる光学シートである。プリズムシート３２を通過した光は、プリズムシート３２に対して垂直に第１拡散シート３１へ入射される。第１拡散シート３１は、プリズムシート３２を介して入射される光を更に拡散させてより均一な輝度分布にして液晶表示パネル２に向けて出射させる光学シートである。

　光源装置１は、いわゆるエッジライト方式であり、光源部１４と、光学シート３の前記他面側に配置された導光板１１と、導光板１１の他面側に設けた反射シート１２とを有している。反射シート１２はその一面が導光板１１の前記他面に対向するように配置されており、導光板１１及び反射シート１２は対向積層された状態にてバック収容部１３に収容される。

　導光板１１は、例えば透明度の高い矩形のアクリル樹脂からなり、所定の厚みを有しており、光源部１４が発する光を光学シート３（液晶パネル２）に導く。例えば、導光板１１は、光学シート３の前記他面と対向する一面に、光源部１４から入射された光が液晶パネル２方向に進行するようにパターンを形成された出射面を有するように構成してもよい。これによって、導光板１１は、光源部１４から入射される光を平面光に変えて前記出射面を通じて光学シート３に均一に伝達することができる。なお、導光板１１の他面側には反射シート１２が設けられている。

　また、導光板１１は、長辺側の両縁部に、後述するバック収容部１３に複数設けられた位置決め部１３２，１３２，・・・１３２に対応する切り欠き部１１１，１１１，・・・１１１が形成されている。例えば、切り欠き部１１１，１１１，・・・１１１は、導光板１１の夫々の長辺側縁部の両端及び中央に形成されており、導光板１１の厚み方向において、Ｕ字状をなしている。

　導光板１１の４辺の各側面には、切り欠き部１１１に係る側面を除き、鏡面処理が施されており、光源部１４から入射される光の一部は該側面から外側へ自由に通り抜ける。一方、切り欠き部１１１に係る側面には、前記鏡面加工が施されておらず、光源部１４から入射される光の一部は切り欠き部１１１に係る側面にて乱反射を起こす。

　一方、反射シート１２は、導光板１１と略等しい寸法の矩形であり、光源部１４から導光板１１に入射される光を導光板１１の他面側から乱反射させて導光板１１の前記出射面を介して出射させる。

　また、反射シート１２においても、導光板１１と同様に、夫々の長辺側の縁部に、バック収容部１３の位置決め部１３２，１３２，・・・１３２に対応する切り欠き部１２１，１２１，・・・１２１が形成されている。例えば、切り欠き部１２１，１２１，・・・１２１は、反射シート１２の厚み方向において、Ｕ字状をなしている。

　なお、導光板１１及び反射シート１２はバック収容部１３に収容される際、これらの積層方向（対向方向）において、切り欠き部１１１，１１１，・・・１１１及び切り欠き部１２１，１２１，・・・１２１の位置が整合するように構成されている。

　導光板１１の短辺の一の側面の付近には、光源部１４が設けられている。光源部１４は、導光板１１の前記一の側面に対して対向配置された基板１４１と、基板１４１に実装されており、導光板１１の前記一の側面に沿って並設された光源１４２，１４２，・・・１４２とを有している。光源１４２，１４２，・・・１４２は、例えば、発光ダイオード（ＬＥＤ：ＬｉｇｈｔＥｍｉｔｔｉｎｇＤｉｏｄｅ）、冷陰極蛍光ランプ（ＣＣＦＬ：ＣｏｌｄＣａｔｈｏｄｅＦｌｕｏｒｅｓｃｅｎｃｅＬａｍｐ）、熱陰極管（ＨＣＦＬ：Ｈｏｔ　Ｃａｔｈｏｄｅ　Ｆｌｕｏｒｅｓｃｅｎｔ　Ｌａｍｐ）、外部電極蛍光ランプ（ＥＥＦＬ：ＥｘｔｅｒｎａｌＥｌｅｃｔｒｏｄｅＦｌｕｏｒｅｓｃｅｎｔＬａｍｐ）等であっても良い。

　なお、光源部１４の位置は、導光板１１の前記一の側面の付近に限るものでなく、短辺の他の側面の付近であってもよく、長辺の側面の付近であってもよい。また、光源部１４を、一箇所のみでなく、複数箇所に設ける構成であっても良い。

　すなわち、光源部１４は、導光板１１の両長辺の側面の付近に設ける構成であっても良く、導光板１１の両短辺の側面の付近に設ける構成であっても良い。更に、これに限るものでなく、導光板１１の４辺の側面の付近に夫々光源部１４を設けるように構成しても良い。

　バック収容部１３は、反射シート１２の形状に倣う矩形の底１３１を有する筒状をなしており、導光板１１及び反射シート１２を収容する際に、これらのバック収容部１３内に位置を決めるための位置決め部１３２，１３２，・・・１３２を複数箇所に形成している。各位置決め部１３２は、中心軸が前記積層方向と平行する円柱形状をなしており、バック収容部１３の内側の側面に設けられている。バック収容部１３の位置決め部１３２，１３２，・・・１３２に対応できるように、導光板１１の切り欠き部１１１，１１１，・・・１１１、及び反射シート１２の切り欠き部１２１，１２１，・・・１２１が形成されている。

　また、バック収容部１３の底１３１は、反射シート１２より低い反射率を有するように構成されている。底１３１には、例えば、全体的に、又は、少なくとも後述する反射シート凹所１２２に対応する部分に、黒色の膜が塗装されている。

　その他、バック収容部１３には、テレビ放送を受信する受信部（図示せず）が収容されており、該受信部によって受信されたテレビ放送に係る映像が、液晶表示パネル２の一面２１に表示される。

　導光板１１及び反射シート１２は、反射シート１２の前記一面が導光板１１の前記他面に対向するようにして積層され、反射シート１２の他面と、バック収容部１３の底１３１とが対向する状態にて、バック収容部１３に収容されている。この際、上述したように、導光板１１及び反射シート１２は、位置決め部１３２，１３２，・・・１３２によって、バック収容部１３に収容される際の位置が決められる。

　図２は本発明の実施の形態１に係る液晶テレビジョン１００において、導光板１１及び反射シート１２の収容状態を模式的に示す、積層方向から見た模式図であり、図３は導光板１１と、反射シート１２と、位置決め部１３２との位置関係を説明する説明図であり、図４は図２中の円部分を拡大した拡大図である。

　導光板１１において切り欠き部１１１，１１１，・・・１１１が形成されることによって形成された導光板凹所１１２，１１２，・・・１１２内であって、反射シート１２において切り欠き部１２１，１２１，・・・１２１が形成されることによって形成された反射シート凹所１２２，１２２，・・・１２２内に、夫々、位置決め部１３２，１３２，・・・１３２が位置しており、これによって、導光板１１及び反射シート１２の位置ズレが防止される。

　上述したように、導光板１１及び反射シート１２の積層方向（以下、単に積層方向という）における、切り欠き部１１１の形状はＵ字状であり、該積層方向における切り欠き部１２１の形状は切り欠き部１１１と相似形であるＵ字状をなしている。換言すれば、前記積層方向における、導光板凹所１１２の形状は矩形であり、該積層方向における反射シート凹所１２２の形状は導光板凹所１１２に倣う矩形である。

　また、反射シート凹所１２２が導光板凹所１１２より広く、前記積層方向において、反射シート１２の切り欠き部１２１及び導光板１１の切り欠き部１１１の位置が整合するように構成されている。前記積層方向において、反射シート凹所１２２と、導光板凹所１１２とは同一面積でない。

　すなわち、図４に示すように、前記積層方向においては、反射シート１２の切り欠き部１２１の内側に、導光板１１の切り欠き部１１１が位置し、切り欠き部１２１内に導光板１１の切り欠き部１１１が含まれるように構成されている。換言すれば、前記積層方向において、反射シート凹所１２２の内側に、導光板凹所１１２が位置しており、導光板凹所１１２及び反射シート凹所１２２を介してバック収容部１３の底１３１が露出されている。

　また、導光板１１の前記他面と対向する、反射シート１２の前記一面には、反射シート１２の反射率より低い反射率を有する低反射部１２３が設けられている。低反射部１２３は、切り欠き部１２１の縁に沿って設けられている。換言すれば、低反射部１２３は対応する位置決め部１３２を取り囲むように設けられている。

　低反射部１２３は、切り欠き部１２１の周囲において、切り欠き部１２１の縁に対して垂直方向への所定幅の領域である。低反射部１２３は、反射シート１２の反射率より低い反射率を有する、低反射膜１２４を有している。低反射膜１２４は、例えば、酸化チタン、二酸化ケイ素、カーボンなどの黒色の材料からなり、反射シート１２の前記一面における、低反射部１２３に係る領域を覆うように塗装されている。

　本発明の実施の形態１に係る液晶テレビジョン１００は以上のような構成を有することから、上述したように、切り欠き部１１１の付近にて光のムラが発生する問題、又は、このような光のムラを隠すために、額縁部４２における幅Ｗを広くする必要があり、その結果、表示窓４１が狭くなる問題を解決できる。以下、詳しく説明する。

　光源部１４から導光板１１に入射される入射光は、反射シート１２によって導光板１１の前記出射面の方に反射されるが、前記入射光の一部は導光板１１の側面から外側に通り抜ける。斯かる一部の入射光の中でも、鏡面処理が施されていない切り欠き部１１１に係る側面を通過する光は、該側面で乱反射を引き起こす。すなわち、導光板１１の切り欠き部１１１に係る側面では入射光の乱反射が起こり、切り欠き部１１１に係る側面に沿う部分では、導光板１１の他の部分に比べて余分に光ることとなり、輝度のムラが発生する。

　更に、切り欠き部１１１に係る側面から外側に通り抜けた入射光の一部は、位置決め部１３２によって反射されて再び切り欠き部１１１に係る側面から入射され、より光ることとなる。このような場合、位置決め部１３２から、切り欠き部１１１に係る側面までの距離が部分的に異なる場合は、再入射される光量が切り欠き部１１１に係る側面において部分的に異なることとなり、導光板１１の切り欠き部１１１に係る側面に沿う部分での輝度のムラを加重させる。

　また、このような、切り欠き部１１１に係る側面に沿う部分での輝度のムラが、反射シート１２によって液晶表示パネル２に反射された場合、液晶表示パネル２の一面２１においても輝度のムラを生じさせるので、ユーザに違和感を与える。従って、このような輝度のムラを隠すために、額縁部４２における幅Ｗを広くする必要がある。

　これに対して、本発明に係る液晶テレビジョン１００においては、上述したように、前記積層方向にて、反射シート１２の切り欠き部１２１の内側に、導光板１１の切り欠き部１１１が含まれるように構成されているので、導光板１１の前記他面側であって、切り欠き部１１１の付近には、反射シート１２が存在しない。従って、切り欠き部１１１の側面に沿う部分にて生じた乱反射によるムラが液晶表示パネル２に反射されることはない。また、切り欠き部１１１の側面から外側に通り抜けた入射光が位置決め部１３２によって反射されて切り欠き部１１１の側面から再入射された光によるムラが液晶表示パネル２に反射されることもない。また、このような作用は、前記積層方向における切り欠き部１２１の形状が切り欠き部１１１と相似形であることから、切り欠き部１１１の側面に沿う部分にて同程度に行なわれる。

　更に、切り欠き部１１１の側面に沿う部分にて乱反射された光の一部は、導光板凹所１１２及び反射シート凹所１２２を介して露出されているバック収容部１３の底１３１によって吸収され、乱反射する光の光量が減少する。

　そのうえ、本発明に係る液晶テレビジョン１００においては、上述したように、切り欠き部１２１の周囲において、反射シート１２の反射率より低い反射率を有する低反射部１２３が設けられている。従って、切り欠き部１１１の側面に沿う部分にて乱反射された光の反射が、低反射部１２３（低反射膜１２４）によって更に抑制される。

　以上のことから、本発明に係る液晶テレビジョン１００においては、液晶表示パネル２の一面２１にて輝度ムラは生じず、ユーザに違和感を与えることを防ぐことができ、画面表示品位を維持することができるうえ、額縁部４２における幅Ｗを狭くすることができ、ユーザにより広い画像表示範囲を提供することができる。

（実施の形態２）
　本発明の実施の形態２に係る液晶テレビジョン１００は、実施の形態１と等しい構成を有するが、低反射部１２３の構成において相違する。図５は本発明の実施の形態２に係る液晶テレビジョン１００における、反射シート１２の低反射部１２３を説明する説明図である。当該図は、前記積層方向において、導光板１１を除外した場合を示しており、説明の便宜上、導光板１１との対比のため、導光板１１を破線にて表示する。

　導光板１１の前記他面と対向する、反射シート１２の前記一面には、反射シート１２の反射率より低い反射率を有する低反射部１２３が設けられている。低反射部１２３は、切り欠き部１２１の縁に沿って設けられており、対応する位置決め部１３２を取り囲むように設けられている。

　低反射部１２３は、切り欠き部１２１の周囲において、切り欠き部１２１の縁に対して垂直方向への所定幅の領域である。低反射部１２３は、反射シート１２の反射率より低い反射率を有する、低反射膜１２４を有している。

　低反射膜１２４は、反射シート１２の反射率より低い反射率を有する部分１２５を複数箇所に有している。図５に示すように、部分１２５は円形状をなしており、低反射部１２３の全範囲に散在している。部分１２５は、例えば、酸化チタン、二酸化ケイ素、カーボンなどの黒色の材料を用いて、反射シート１２の前記一面における、低反射部１２３に係る領域を覆うように塗装されている。

　また、低反射部１２３においては、切り欠き部１２１の縁から離れるほど、部分１２５の大きさが小さくなるように構成されている。すなわち、低反射部１２３においては、切り欠き部１２１の縁から離れるほど、低反射部１２３に係る領域における単位面積あたりの部分１２５の密度が低くなるように構成されている。

　これによって、本発明の実施の形態２に係る液晶テレビジョン１００においては、切り欠き部１１１の付近での余分な光のムラと、低反射膜１２４（部分１２５）による「暗部」ムラが打ち消し合う相殺効果を図ることができる。

　なお、前記「暗部」ムラを強めすぎた場合、該「暗部」ムラにより画面表示品位が低下してしまうことになるため、該「暗部」ムラの強弱を部分１２５の円形の径及び密度により制御する。

　また、部分１２５の形状は円形状に限るものでなく、他の形状であっても良い。また、部分１２５の形状は一の形状のみでなく、複数の形状が混在するような構成であっても良い。

　本発明の実施の形態２に係る液晶テレビジョン１００は以上のような構成を有することから、実施の形態１と同様、切り欠き部１１１の付近にて光のムラが発生する問題、又は、このような光のムラを隠すために、額縁部４２における幅Ｗを広くする必要があり、その結果、表示窓４１が狭くなる問題を解決できる。

　すなわち、本発明の実施の形態２に係る液晶テレビジョン１００においては、上述したように、前記積層方向にて、反射シート１２の切り欠き部１２１の内側に、導光板１１の切り欠き部１１１が含まれるように構成されているので、導光板１１の前記他面側であって、切り欠き部１１１の付近には、反射シート１２が存在しない。従って、切り欠き部１１１の側面に沿う部分にて生じた乱反射によるムラが液晶表示パネル２に反射されることはない。また、切り欠き部１１１の側面から外側に通り抜けた入射光が位置決め部１３２によって反射されて切り欠き部１１１の側面から再入射された光によるムラが液晶表示パネル２に反射されることもない。

　また、本発明に係る液晶テレビジョン１００においては、切り欠き部１２１の周囲において、反射シート１２の反射率より低い反射率を有する低反射部１２３が設けられているので、切り欠き部１１１の側面に沿う部分にて乱反射された光の反射が、低反射部１２３（低反射膜１２４）によって更に抑制される。

　以上のことから、本発明の実施の形態２に係る液晶テレビジョン１００においては、液晶表示パネル２の一面２１にて輝度ムラは生じず、ユーザに違和感を与えることを防ぐことができ、画面表示品位を維持することができるうえ、額縁部４２における幅Ｗを狭くすることができ、ユーザにより広い画像表示範囲を提供することができる。

　実施の形態１と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。

（実施の形態３）
　本発明の実施の形態３に係る液晶テレビジョン１００は、実施の形態１と等しい構成を有するが、低反射部１２３の構成において相違する。図６は本発明の実施の形態３に係る液晶テレビジョン１００における、反射シート１２の低反射部１２３を説明する説明図である。当該図は、前記積層方向において、導光板１１を除外した場合を示しており、説明の便宜上、導光板１１との対比のため、導光板１１を破線にて表示する。

　低反射部１２３は、切り欠き部１２１の周囲において、切り欠き部１２１の縁に対して垂直方向への所定幅の領域である。また、低反射部１２３は、反射シート１２の反射率より低い反射率を有する、低反射膜１２４Ａを有している。

　低反射膜１２４Ａは、反射シート１２の反射率より低い反射率を有し、例えば、酸化チタン、二酸化ケイ素、カーボンなどの黒色の材料からなり、低反射膜１２４Ａは、反射シート１２の前記一面における、低反射部１２３に係る領域内で、対応する位置決め部１３２を取り囲むように塗装されている。

　また、低反射膜１２４Ａは、前記積層方向（対向方向）において、対応する位置決め部１３２に倣う形状を有している。すなわち、図６に示しているように、実施の形態３では、前記積層方向において、位置決め部１３２の形状は円形状であり、低反射膜１２４Ａは位置決め部１３２の円形状に倣う円弧形状を有している。

　本発明の実施の形態３に係る液晶テレビジョン１００は以上のような構成を有することから、上述したように、切り欠き部１１１の付近にて光のムラが発生する問題、又は、このような光のムラを隠すために、額縁部４２における幅Ｗが広くなり、その結果、表示窓４１が狭くなる問題を解決できる。

　すなわち、本発明の実施の形態３に係る液晶テレビジョン１００においては、上述したように、前記積層方向にて、反射シート１２の切り欠き部１２１の内側に、導光板１１の切り欠き部１１１が含まれるように構成されているので、導光板１１の前記他面側であって、切り欠き部１１１の付近には、反射シート１２が存在しない。従って、たとえ、切り欠き部１１１の側面に沿う部分にて乱反射が生じた場合でも、斯かる余分な光が液晶表示パネル２に反射されることはない。

　また、上述したように、前記積層方向（対向方向）において、低反射膜１２４Ａは位置決め部１３２に倣う形状を有している。すなわち、位置決め部１３２から低反射膜１２４Ａまでの距離が低反射膜１２４Ａの何処においても同一であるので、位置決め部１３２から反射されて切り欠き部１１１の側面に沿う部分から再入射される光の反射を抑制する作用は、低反射膜１２４Ａにおいて均一に行なわれる。従って、低反射膜１２４Ａで部分によって、上述した再入射光の反射の抑制効果が不均一であることによる、前記光のムラの増幅を防ぐことができる。

　以上のことから、本発明に係る液晶テレビジョン１００においては、液晶表示パネル２の一面２１にて輝度ムラは生じず、ユーザに違和感を与えることを防ぐことができ、画面表示品位を維持することができるうえ、額縁部４２における幅Ｗを狭くすることができ、より広い画像表示範囲をユーザに提供することができる。

（実施の形態４）
　本発明の実施の形態４に係る液晶テレビジョン１００は、実施の形態１と等しい構成を有するが、低反射部１２３の構成において相違する。図７は本発明の実施の形態４に係る液晶テレビジョン１００における、反射シート１２の低反射部１２３を説明する説明図である。当該図は、前記積層方向において、導光板１１を除外した場合を示しており、説明の便宜上、導光板１１との対比のため、導光板１１を破線にて表示する。

　低反射部１２３は、切り欠き部１２１の周囲において、切り欠き部１２１の縁に対して垂直方向への所定幅の領域である。また、低反射部１２３は、反射シート１２の反射率より低い反射率を有する。

　より詳しくは、反射シート１２においては、低反射部１２３を除く他の部分に蛍光剤が含まれている。例えば、反射シート１２における、低反射部１２３以外の部分には、蛍光増白剤１２６が塗布されている。すなわち、低反射部１２３には蛍光増白剤１２６が塗布されていないので、反射シート１２において、蛍光増白剤１２６が塗布された他の部分に比べ、低反射部１２３の反射率が低くなる。

　換言すれば、反射シート１２では、低反射部１２３以外の部分にて、光源部１４から入射された入射光の反射に加え、該入射光によって励起された蛍光増白剤１２６から光が発せられ、これら光が導光板１１の前記一面を介して出射される。一方、蛍光増白剤１２６が塗布されていない低反射部１２３では、上述したような蛍光増白剤１２６からの発光は生じない。

　従って、切り欠き部１１１の付近にて発生した余分な光が低反射部１２３によって液晶表示パネル２側に反射されたとしても、液晶表示パネル２においては、低反射部１２３以外の部分によって反射され、また、発せられた光によって緩和され、ユーザに視認されにくくなる。

　本実施の形態においては、反射シート１２の低反射部１２３以外の部分に蛍光増白剤１２６が塗布された場合を例として説明したが、本発明はこれに限るものでない。例えば、含浸、拡散などの後処理によって、反射シート１２内に混入させてもよく、反射シート１２の製造時から反射シート１２に混入させておいても良い。

　本発明の実施の形態４に係る液晶テレビジョン１００は以上のような構成を有することから、上述したように、切り欠き部１１１の付近にて光のムラが発生する問題、又は、このような光のムラを隠すために、額縁部４２における幅Ｗが広くなり、その結果、表示窓４１が狭くなる問題を解決できる。

　すなわち、本発明の実施の形態４に係る液晶テレビジョン１００においては、上述したように、前記積層方向にて、反射シート１２の切り欠き部１２１の内側に、導光板１１の切り欠き部１１１が含まれるように構成されているので、たとえ、切り欠き部１１１の側面に沿う部分にて乱反射が生じた場合でも、斯かる余分な光が液晶表示パネル２に反射されることはない。

　また、反射シート１２においては、低反射部１２３を除く他の部分にのみ蛍光剤が含まれているので、上述したように、切り欠き部１１１の付近にて発生した余分な光が低反射部１２３によって液晶表示パネル２側に反射されたとしても、液晶表示パネル２においては、低反射部１２３以外の部分によって反射され、また、発せられた光によって緩和されるので、ユーザが輝度のムラを視認しにくくなる。

　また、本発明は以上の記載に限るものでない。導光板１１の切り欠き部１１１に係る側面に鏡面処理を施すように構成しても良い。これによって、切り欠き部１１１に係る側面での乱反射を防ぐことができる。この場合、切り欠き部１１１の周辺で発生する輝度のムラの原因は、切り欠き部１１１に係る側面を介して外へ出射され、位置決め部１３２によって反射されて再び導光板１１に入射される光のみとなり、斯かる輝度のムラの原因となる光の量を減らすことができる。従って、切り欠き部１１１の周辺での輝度のムラの発生を抑えることができる。

　前記蛍光剤は、一定な反射分光分布特性を有していることを特徴とする。これにより蛍光剤によって反射した光が、青、赤などの不要な色の光を多く反射することによる色ムラの発生を抑えることができる。

　また、本発明は以上の記載に限るものでない。例えば、導光板１１の前記一面をレンズ形状に形成しても良い。これによって、光源１４２，１４２，・・・１４２から導光板１１に入射された光の直進性が高まるので、導光板１１の前記一面を介して出射される光の光量が増えることとなり、導光板１１の切り欠き部１１１側へ向かう光の量が減少する。従って、切り欠き部１１１の周辺での輝度のムラの発生を低減させることができる。

　また、本発明は以上の記載に限るものでない。例えば、導光板１１の前記他面をレンズ形状に形成しても良い。これによって、光源１４２，１４２，・・・１４２から導光板１１に入射された光の直進性が高まるので、導光板１１の前記一面を介して出射される光の光量が増えることとなり、導光板１１の切り欠き部１１１側へ向かう光の量が減少する。従って、切り欠き部１１１の周辺での輝度のムラの発生を低減させることができる。　　　　　

　また、本発明は以上の記載に限るものでない。例えば、導光板１１の短辺側に設けられた光源１４２，１４２，・・・１４２が、導光板１１の両長辺側に形成された切り欠き部１１１，１１１，・・・１１１よりも導光板１１の中央側に位置するように、換言すれば、導光板１１の両長辺の対向方向、すなわち、導光板１１の短手方向において、導光板１１の中央側に位置するように構成しても良い。これにより、光源１４２，１４２，・・・１４２から導光板１１に入射される光のうち、切り欠き部１１１，１１１，・・・１１１に向かう光の割合を減らすことができ、切り欠き部１１１，１１１，・・・１１１の周辺での輝度のムラの発生を低減させることができる。

　１　光源装置
　２　液晶表示パネル
　１１　導光板
　１２　反射シート
　１３　バック収容部（収容部）
　１００　液晶テレビジョン（表示装置）
　１１１　切り欠き部
　１２１　切り欠き部
　１２３　低反射部
　１２４　低反射膜
　１２４Ａ　低反射膜（膜）
　１２５　部分
　１２６　蛍光増白剤（蛍光剤）
　１３２　位置決め部

Claims

　縁部に切り欠き部を形成した導光板と、該導光板に対向配置され、前記切り欠き部に対応する切り欠き部を縁部に形成した反射シートとを備える光源装置において、
　前記反射シートは、
　前記導光板との対向面の前記切り欠き部の周囲に、前記反射シートより低い反射率を有する低反射部を設けてあることを特徴とする光源装置。
　前記低反射部は、前記反射シートより低い反射率の膜を有していることを特徴とする請求項１に記載の光源装置。
　前記膜には、前記反射シートより低い反射率を有する一又は複数形状の部分が散在しており、
　前記部分の大きさが、前記切り欠き部から離れる程、小さくなるように構成されていること特徴とする請求項２に記載の光源装置。
　前記膜には、前記反射シートより低い反射率を有する一又は複数形状の部分が散在しており、
　単位面積あたりの前記部分の密度が、前記切り欠き部から離れる程、低くなるように構成されていることを特徴とする請求項２に記載の光源装置。
　前記導光板及び反射シートが収容される収容部と、
　該収容部に設けられ、前記導光板及び反射シートの該収容部内位置を決める位置決め部とを備え、
　前記膜は、前記導光板と反射シートとの対向方向にて、前記位置決め部と相似形状を有することを特徴とする請求項２に記載の光源装置。
　前記反射シートは、
　前記低反射部以外の部分が蛍光剤を含むようにしてあることを特徴とする請求項１に記載の光源装置。
　前記蛍光剤は、一定な反射分光分布特性を有していることを特徴とする請求項６に記載の光源装置。
　前記導光板は前記切り欠き部に係る側面に鏡面処理がなされていることを特徴とする請求項１から７の何れかに記載の光源装置。
　前記導光板は光が出射する一面がレンズ形状を有することを特徴とする請求項１から８の何れかに記載の光源装置。
　前記導光板は前記反射シート側の他面がレンズ形状有することを特徴とする請求項１から９の何れかに記載の光源装置。
　前記導光板は矩形であり、
　前記導光板の切り欠き部は該導光板の一側面の縁部に設けられており、
　該一側面に隣り合う側面側に設けられ、該一側面と、該一側面の反対側の他側面との対向方向において、前記切り欠き部より前記導光板の中央側に位置する光源を備えることを特徴とする請求項１から１０の何れかに記載の光源装置。
　請求項１から１１の何れかに記載の光源装置と、
　該光源装置の導光板の一面側に設けられており、該導光板を介して入射される光を用いて画像を表示する表示パネルと
　を備えることを特徴とする表示装置。