JP2011003488A - 面光源および液晶表示装置 - Google Patents

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JP2011003488A JP2009147412A JP2009147412A JP2011003488A JP 2011003488 A JP2011003488 A JP 2011003488A JP 2009147412 A JP2009147412 A JP 2009147412A JP 2009147412 A JP2009147412 A JP 2009147412A JP 2011003488 A JP2011003488 A JP 2011003488A
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Abstract

【課題】色むらの少ない直下型の面光源およびそれを用いた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】面光源(1)は、青色光を発光する複数の発光手段(10)と、前記発光手段の背面側に配置され、光を反射する第1の反射手段(20)と、前記発光手段の前面側に配置され、光を拡散する拡散手段(30)と、前記拡散手段の前面側に配置され、入射光の一部を反射させ、一部を透過する第2の反射手段(60)と、前記第1の反射手段と前記第2の反射手段との間に配置され、前記青色光を一部透過するとともに、前記青色光の他の一部を前記透過した青色光と混色することで白色光となる特定色の光に変換する波長変換手段(40)と、前記第1の反射手段と前記第2の反射手段との間に配置され、前記特定色の光に対して減衰作用を有する減衰手段(50)と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示装置のバックライトとして用いられる面光源、および面光源を用いた液晶表示装置に関する。特に、色むらを低減した面光源、および液晶表示装置に関する。
従来、液晶表示装置のバックライトは、拡散板や反射板等の部材と共に、光源として冷陰極管を用いた構成が使われている。近年、これらバックライトの光源として発光ダイオード(以下、LEDと言う)が使用されるようになってきた。LEDは近年効率が向上し、冷陰極管に変わる消費電力の少ない光源として期待されている。また、LEDを液晶パネルの背面に平面状に2次元配置した直下型の液晶表示装置においては、映像に応じてLEDの明暗を平面内で局所制御することで、液晶表示装置の消費電力を下げたり、映像のコントラストを向上させたりすることができる。
バックライトとして用いられる白色の面光源をLEDを用いて構成する方法としては、以下のようなものがある。例えば、R(赤)G(緑)B(青)の3色のLEDを複数配置し、3色の光を混色することで白色を得る方法である。また、他の方法として、単色のLEDの直上に蛍光体を配置し、LEDの光と蛍光体で励起された光とを混色して白色を得る白色光源を複数配置する方法である。蛍光体を用いる方法は、経時変化で色度が変化する現象が少なく、比較的発光効率も高いという特性がある。
LEDと蛍光体で白色光源を構成する場合は、蛍光体の厚さや蛍光体の濃度で色度が変化する。すなわち、それぞれの白色光源の色度を一定に揃える必要がある。しかし、蛍光体を塗布する工程のばらつきがあり、一定の色度を得ることは困難である。結果として、面光源としての色むらの原因となっている。
上記色むらの対策として、LEDからの光を均一にしてからシート状の蛍光体に照射して、均一な白色光を得る方法が知られている。例えば特許文献1に開示されている方法は、まず、導光板の端面から青色LEDの光を入射し、導光板主面から青色の光を出射させている。そして、導光板主面に青色LEDの光で励起されて黄色を発光する蛍光体シートを配置している。蛍光体で励起された黄色と、そのまま透過した青色とが混色し、白色の面光源を得る。
特許第3116727号公報
大画面の液晶表示装置用の面光源とするためには、光量を確保する必要がある。導光板の端面から光源の光を入射させる方法は、光源を配置できる場所が限られており、光源が近接して配置される。さらに、光量確保のため光源1個あたりの発光輝度を高める必要があり、熱対策も問題となる。また、上述したような局所制御ができない。
これに対し、光源を配置できる場所が多く、大画面に適している直下型の液晶表示装置において、バックライトとしての面光源の出射面に蛍光体シートを置く方法が考えられる。例えば、光源として青色LED光源を平面上に複数配置すると共に、面光源の出射面に青色LEDの光で励起されて黄色を発光する蛍光体シートを配置する方法である。しかし、一般的に面光源には、液晶表示装置の画面正面方向の輝度を向上するために輝度上昇フィルムが使われている。そのため、輝度上昇フィルムの出射面側に蛍光体シートを配置すると、面光源を観察する方向によって面光源の色度が変化する問題が発生する。また、輝度上昇フィルムの背面側に蛍光体シートを配置すると、LEDが配置された位置を中心として同心円状に色度が変化する問題が発生する。
本発明者らは、鋭意検討の結果この同心円状に色度が変化する問題の原因として以下の原因を見出した。
輝度上昇フィルムとLED背面に配置された白色反射板との間では、LEDから出射した光は多重反射を繰り返している。その間に蛍光体シートを配置することによって、蛍光体シートを光線が透過する度にLEDの青色光が吸収される。よって、拡散されてLEDから距離が遠くなるに従って、青色光が減少する。しかし、蛍光体シートで発光した黄色は再度蛍光体シートに入射しても吸収されないため、LEDから離れても青色ほど光量が減少しない。そのため、LEDから距離が遠くなるに従って色度が黄色に近づいてしまう。
この現象について、図10〜図12を用いてより詳細に説明する。
図10は、従来の構成における面光源の概略断面図である。面光源100は、青色LED110と反射板200と拡散シート300と波長変換シート400と輝度上昇シート500とを備えている。
青色LED110は、青色の光を発光する。青色LED110は、反射板200の前面にマトリックス状に均等間隔で複数配置されている。
反射板200は、青色LED110の後方に配置されている。反射板200は、前面が白色の拡散反射面で形成され、その拡散反射面に到達した光を拡散して反射する。
拡散シート300は、青色LED110の前方に配置されている。拡散シート300は、背面から入射する光を拡散させる。そして、一部の光を透過して前面から出射し、一部の光は反射して背面方向側(青色LED110側)へ戻る。
波長変換シート400は、拡散シート300と後述する輝度上昇シート500との間に配置されている。波長変換シート400は、内部に蛍光体(図示せず)を有している。この蛍光体は、青色の光が当たることで励起して、黄色の光を発する。波長変換シート400は、背面から入射する青色光を一部そのまま透過させるとともに、蛍光体の波長変換作用によって一部の光を黄色に変換して透過させる。青色光と黄色光は、混色することで白色光となる。
輝度上昇シート500は、拡散シート300の前方に配置される。輝度上昇シート500は、入射光の一部を後方へ反射するとともに、一部を透過して出射面の法線方向に向けて集光して出射することで出射光の正面輝度を上昇させる。
次に、面光源100の作用について図11および図12を用いて説明する。図11は、面光源100における青色光の様子を示す説明図であり、図12は面光源100における黄色光の様子を示す説明図である。なお、図中の矢印は、その向きが光線の向きを、その幅が光線の強度を模式的に表す。
図11(a)は、青色LED110から発せられた光が輝度上昇シート500の前面から出射するまでの様子を示している。まず、青色LED110から発せられた青色光20Baは、拡散シート300に到達する。拡散シート300に入射した青色光20Baは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート300を透過した青色光30Baは、青色光20Baに比べて光の強度が減少している。拡散シート300を透過した青色光30Baは、波長変換シート400に到達する。波長変換シート400では、青色光30Baの内一部は蛍光体(図示せず)に衝突し、蛍光体を励起する。そして、一部は蛍光体に衝突せず透過する。よって、波長変換シート400を透過した青色光40Baは、青色光30Baに比べて光の強度が減少している。波長変換シート400を透過した青色光40Baは、輝度上昇シート500に到達する。青色光40Baは、輝度上昇シート500に入射する角度によって一部は反射し、一部は透過する。輝度上昇シート500を透過した青色光50Baは、面光源100の出力として出射される。
図11(b)は、図11(a)における青色光40Baの内、輝度上昇シート500で反射された光が反射板200に到達するまでの様子を示している。まず、輝度上昇シート500を反射した青色光40Bbは、波長変換シート400に到達する。波長変換シート400では、青色光40Bbの内一部は蛍光体(図示せず)に衝突し、蛍光体を励起する。そして、一部は蛍光体に衝突せず透過する。よって、波長変換シート400を透過した青色光30Bbは、青色光40Bbに比べて光の強度が減少している。波長変換シート400を透過した青色光30Bbは、拡散シート300に到達する。拡散シート300に入射した青色光30Bbは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート300を透過した青色光20Bbは、青色光30Bbに比べて光の強度が減少している。拡散シート300を透過した青色光20Bbは、反射板200に到達する。反射板200では、青色光20Bbは拡散しながら反射して、再度拡散シート300に入射する。
図11(c)は、図11(b)における青色光20Bbのうち、反射板200で反射された光が輝度上昇シート500の前面から出射するまでの様子を示している。このとき青色光20Bc〜50Bcまでの作用は、上述した図11(a)における青色光20Ba〜50Baと同様である。
以上のように、青色LED110からの光は、面光源100内部を循環する。ただし、輝度上昇シート500の前面から徐々に面光源100外部に出力されるため、光の強度は減衰していく。また、青色光は、減衰しながらも各構成部材で拡散される。そのため、青色光は、面光源100を循環するほど青色LED110から離れていく。また、青色光は、面光源100を循環する毎に、波長変換シート400を透過する。そのため、青色光は、波長変換シート400を透過する毎に蛍光体に光の一部が衝突し、光の強度が減衰する。
次に、波長変換シート400で発光した黄色光について説明する。
図12(a)は、波長変換シート400から発せられた黄色光が輝度上昇シート500の前面から出射するまでの様子を示している。まず、波長変換シート400から発生した黄色光40Yaは、輝度上昇シート500に到達する。黄色光40Yaは、輝度上昇シート500に入射する角度によって一部は反射し、一部は透過する。輝度上昇シート500を透過した黄色光50Yaは、面光源100の出力として出射される。
図12(b)は、図12(a)における黄色光40Yaの内、輝度上昇シート500で反射された光が反射板200に到達するまでの様子を示している。まず、輝度上昇シート500を反射した黄色光40Ybは、波長変換シート400に到達する。波長変換シート400では、黄色光40Ybに対しては、波長変換が起こらない。よって、黄色光40Ybは、一部が反射されると共に、一部が波長変換シート400内を拡散して透過する。また、波長変換シート400では、図11(b)の青色光40Bbの一部が蛍光体を励起するため、新たな黄色光も発生する。よって、波長変換シート400を透過した黄色光30Ybは、黄色光40Ybとほぼ同じ強度または黄色光40Ybよりも強い強度を有している。あるいは、波長変換シート400の反射の程度によっては、黄色光30Ybは、黄色光40Ybに比べて強度が減少する場合もありうる。ただし、黄色光40Ybよりも黄色光30Ybの強度が減少する場合であっても、図11(b)において、青色光30Bbが青色光40Bbに比べて強度が減少している度合いに比べれば、減少の度合いは小さくなる。波長変換シート400を透過した黄色光30Ybは、拡散シート300に到達する。拡散シート300に入射した黄色光30Ybは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート300を透過した黄色光20Ybは、黄色光30Ybに比べて光の強度が減少している。拡散シート300を透過した黄色光20Ybは、反射板200に到達する。反射板200では、黄色光20Ybは拡散しながら反射して、再度拡散シート300に入射する。
図12(c)は、図12(b)における黄色光20Ybのうち、反射板200で反射された光が輝度上昇シート500の前面から出射するまでの様子を示している。まず、反射板200で反射された黄色光20Ycは、拡散シート300に到達する。拡散シート300に入射した黄色光20Ycは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート300を透過した黄色光30Ycは、黄色光20Ycに比べて光の強度が減少している。拡散シート300を透過した黄色光30Ycは、波長変換シート400に到達する。波長変換シート400では、黄色光30Ycに対しては、波長変換が起こらない。よって、黄色光30Ycは、一部が反射されると共に、一部が波長変換シート400内を拡散して透過する。また、波長変換シート400では、図11(c)の青色光30Bcの一部が蛍光体を励起するため、新たな黄色光も発生する。よって、波長変換シート400を透過した黄色光40Ycは、黄色光30Ycとほぼ同じ強度または黄色光30Ycよりも強い強度を有している。あるいは、波長変換シート400の反射の程度によっては、黄色光40Ycは、黄色光30Ycに比べて強度が減少する場合もありうる。ただし、黄色光30Ycよりも黄色光40Ycの強度が減少する場合であっても、図11(c)において、青色光40Bcが青色光30Bcに比べて強度が減少している度合いに比べれば、減少の度合いは小さくなる。以降、黄色光40Yc〜50Ycまでの作用は、上述した図12(a)における黄色光40Ya〜50Yaと同様である。
以上のように、波長変換シート400で発生した黄色光は、面光源100内部を循環する。ただし、輝度上昇シート500の前面から徐々に面光源100外部に出力されるため、光の強度は減衰していく。また、黄色光は、減衰しながらも各構成部材で拡散される。そのため、黄色光は、面光源100を循環するほど青色LED110から離れていく。
ここで、青色LED110から発せられる青色光と波長変換シート400から発せられる黄色光とでは、減衰の度合いが異なっている。より詳しくは、青色LED110から発せられる青色光は、面光源100の内部を循環する間に波長変換シート400を透過する度に光の強度が低下するのに対して、波長変換シート400から発せられた黄色光は、面光源100の内部を循環する間に波長変換シート400を透過しても光の強度はほぼ変わらない。これは、青色光と黄色光とでは、青色LED110からの距離が離れるにしたがって光の強度が減衰する際の減衰の度合いが異なることを意味する。つまり、図11(a)における輝度上昇シート500から出射する青色光50Baと、図12(a)における輝度上昇シート500から出射する黄色光50Yaとの比に対し、図11(c)における輝度上昇シート500から出射する青色光50Bcと、図12(c)における輝度上昇シート500から出射する黄色光50Ycとの比が異なっている。具体的には、青色光よりも黄色光のほうが、減衰が少ない。このことによって、たとえ青色LED110の位置で所望の白色となるように青色光と黄色光の量を調整したとしても、青色LED110から離れるほど青色成分が減衰し、黄色がかった色になってしまう。すなわち、色むらが発生する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、色むらの少ない直下型の面光源およびそれを用いた液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明の面光源は、青色光を発光する複数の発光手段と、前記発光手段の背面側に配置され、光を反射する第1の反射手段と、前記発光手段の前面側に配置され、光を拡散する拡散手段と、前記拡散手段の前面側に配置され、入射光の一部を反射させ、一部を透過する第2の反射手段と、前記第1の反射手段と前記第2の反射手段との間に配置され、前記青色光を一部透過するとともに、前記青色光の他の一部を前記透過した青色光と混色することで白色光となる特定色の光に変換する波長変換手段と、前記第1の反射手段と前記第2の反射手段との間に配置され、前記特定色の光に対して減衰作用を有する減衰手段と、を備える。
また、本発明の液晶表示装置は、前記面光源と、前記面光源からの出射光を背面から入射し、画像を表示する液晶パネルと、を備える。
本発明の面光源によれば、色むらの少ない直下型の面光源を提供することができる。また、本発明の液晶表示装置によれば、色むらの少ない直下型の液晶表示装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る面光源の概略構造の斜視図 本発明の実施の形態1に係る面光源の概略断面図 (a)実施の形態1において、青色LEDから発せられた青色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図、(b)輝度上昇シートで反射した青色光が反射板に到達するまでの様子を示す説明図、(c)反射板で反射した青色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図 (a)実施の形態1において、波長変換シートから発せられた黄色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図、(b)輝度上昇シートで反射した黄色光が反射板に到達するまでの様子を示す説明図、(c)反射板で反射した黄色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図 本発明の実施の形態2に係る面光源の概略断面図 (a)実施の形態2において、青色LEDから発せられた青色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図、(b)輝度上昇シートで反射した青色光が反射板に到達するまでの様子を示す説明図、(c)反射板で反射した青色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図 (a)実施の形態2において、波長変換シートから発せられた黄色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図、(b)輝度上昇シートで反射した黄色光が反射板に到達するまでの様子を示す説明図、(c)反射板で反射した黄色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図 本発明の実施の形態3に係る液晶表示装置の概略構造の斜視図 本発明の実施の形態3に係る液晶表示装置の概略断面図 従来の面光源の概略断面図 (a)従来の面光源において、青色LEDから発せられた青色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図、(b)輝度上昇シートで反射した青色光が反射板に到達するまでの様子を示す説明図、(c)反射板で反射した青色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図 (a)従来の面光源において、波長変換シートから発せられた黄色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図、(b)輝度上昇シートで反射した黄色光が反射板に到達するまでの様子を示す説明図、(c)反射板で反射した黄色光が輝度上昇シートの前面から出射するまでの様子を示す説明図
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態において、同様の構成要素については同一の符号を付し、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る面光源の概略構造の斜視図である。また、図2は、図1の面光源のx−y平面における概略断面図である。なお、図1および図2では本実施の形態の特徴的な構成のみを示しており、その他の部分については記載を一部省略している。ここで、x軸の方向を「横方向」又は「左右方向」、面光源1の光の出射方向であるy軸の正の方向を「正面方向」又は「前方向」、y軸の負の方向を「背面方向」又は「後方向」、z軸の正の方向を「上方向」、z軸の負の方向を「下方向」と呼ぶ。また、各構成要件における正面方向側の面を「正面」又は「前面」と呼ぶ。
面光源1は、青色LED10と反射板20と拡散シート30と波長変換シート40と減衰シート50と輝度上昇シート60とを備えている。また、面光源1は、青色LED10と拡散シート30の間に、青色LED10に接して配置されたレンズ11を備えている。面光源1は、輝度上昇シート60の正面側の面を光の出射面として、白色の面状光を出射する。ここで、白色とは、色温度が3000K〜10000K以内のことを言う。
青色LED10は、青色の光を発光する。青色LED10の発光する青色の発光主波長は、430〜480nmである。ここで、発光主波長とは、発光輝度のピーク値を有する波長である。青色LED10は、反射板20の前面にマトリックス状に均等間隔で複数配置されている。青色LED10は、面光源1の構成によって適宜最適な数および間隔で配置される。例えば、面光源1の大きさ、厚み、レンズ11の配光化特性等に応じて決定される。
レンズ11は、青色LED10に接するように設けられている。レンズ11は、青色LED10から出射した青色光を入射し、広配光化して出射する。より具体的に説明すると、青色LED10から出射した青色光は、光軸方向である正面方向に最も強い光を出射する。この青色光をレンズ11の作用によって光軸方向からより傾斜した方向に光を配光させる。つまり、レンズ11は、入射した光の配光を拡げる。このことによって、面光源1の厚みをより薄くしたり、あるいは、青色LED10の数を減らしたりすることができる。レンズ11は、シリコンやアクリルなどの透明な樹脂材料で形成される。あるいは、ガラス材料で形成されてもよい。
反射板20は、平板形状を有しており、青色LED10の後方に配置されている。反射板20は、少なくともその前面が白色の拡散反射面で形成されている。具体的には、白色のポリエステルなどにより形成される。反射板20は、その拡散反射面に到達した光を拡散して反射する。つまり、反射板20に到達した光は、正面方向側に拡散して反射される。
拡散シート30は、平板形状を有しており、青色LED10の前方に配置されている。拡散シート30は、背面から入射する光を拡散させる。そして、一部の光を透過して前面から出射し、一部の光は反射して背面方向側(青色LED10側)へ戻る。
波長変換シート40は、平板形状を有しており、拡散シート30と後述する輝度上昇シート60との間に配置されている。波長変換シート40は、内部に蛍光体(図示せず)を有している。この蛍光体は、青色の光が当たることで励起して、特定色の光、すなわち本実施の形態においては黄色の光を発する。言い換えると、蛍光体は、青色の光の波長を長波長側に変換して黄色の光を発する。黄色の発光主波長は、550nm〜610nmである。波長変換シート40は、背面から入射する青色光を一部そのまま透過させるとともに、蛍光体の波長変換作用によって一部の光を黄色に変換して透過させる。青色光と黄色光は、混色することで白色光となる。もちろん、青色光が多い場合には青色がかった白色光となり、黄色光が多い場合には、黄色がかった白色光となる。
減衰シート50は、平板形状を有しており、拡散シート30と後述する輝度上昇シート60との間に配置されている。減衰シート50は、特定色の光、すなわち本実施の形態においては黄色の光に対して減衰作用を有する。また、減衰シート50は、青色の光に対しては減衰作用を有さない。減衰シート50は、特定色である黄色の補色の色素を含むフィルタからなる。
輝度上昇シート60は、平板形状を有しており、拡散シート30の前方に配置される。輝度上昇シート60は、入射光の一部を後方へ反射するとともに、一部を透過して出射面の法線方向に向けて集光して出射することで出射光の正面輝度を上昇させる。このような構成は、例えば、輝度上昇シート60がその前面にプリズムを有することで、所定の角度の光だけを出射させることによって実現される。
以上、面光源1の構成について説明した。次に、面光源1の作用について図3および図4を用いて説明する。図3は、面光源1における青色光の様子を示す説明図であり、図4は面光源1における黄色光の様子を示す説明図である。なお、図中の矢印は、その向きが光線の向きを、その幅が光線の強度を模式的に表す。
図3(a)は、青色LED10から発せられた光が輝度上昇シート60の前面から出射するまでの様子を示している。まず、青色LED10から発せられた光は、レンズ11を介して拡げられる。その後、青色光21Baは、拡散シート30に到達する。拡散シート30に入射した青色光21Baは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート30を透過した青色光31Baは、青色光21Baに比べて光の強度が減少している。拡散シート30を透過した青色光31Baは、波長変換シート40に到達する。波長変換シート40では、青色光31Baの内一部は蛍光体(図示せず)に衝突し、蛍光体を励起する。そして、一部は蛍光体に衝突せず透過する。よって、波長変換シート40を透過した青色光41Baは、青色光31Baに比べて光の強度が減少している。波長変換シート40を透過した青色光41Baは、減衰シート50に到達する。減衰シート50では、青色LED10の発光主波長の光は減衰することはないので、ほぼそのままの強度で減衰シート50を透過する。よって、減衰シート50を透過した青色光51Baは、青色光41Baとほぼ同じ強度を有している。減衰シート50を透過した青色光51Baは、輝度上昇シート60に到達する。青色光51Baは、輝度上昇シート60に入射する角度によって一部は反射し、一部は透過する。輝度上昇シート60を透過した青色光61Baは、面光源1の出力として出射される。
図3(b)は、図3(a)における青色光51Baの内、輝度上昇シート60で反射された光が反射板20に到達するまでの様子を示している。まず、輝度上昇シート60を反射した青色光51Bbは、減衰シート50に到達する。減衰シート50では、青色光51Bbの発光主波長の光は減衰することはないので、ほぼそのままの強度で減衰シート50を透過する。よって、減衰シート50を透過した青色光41Bbは、青色光51Bbとほぼ同じ強度を有している。減衰シート50を透過した青色光41Bbは、波長変換シート40に到達する。波長変換シート40では、青色光41Bbの内一部は蛍光体(図示せず)に衝突し、蛍光体を励起する。そして、一部は蛍光体に衝突せず透過する。よって、波長変換シート40を透過した青色光31Bbは、青色光41Bbに比べて光の強度が減少している。波長変換シート40を透過した青色光31Bbは、拡散シート30に到達する。拡散シート30に入射した青色光31Bbは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート30を透過した青色光21Bbは、青色光31Bbに比べて光の強度が減少している。拡散シート30を透過した青色光21Bbは、反射板20に到達する。反射板20では、青色光21Bbは拡散しながら反射して、再度拡散シート30に入射する。
図3(c)は、図3(b)における青色光21Bbのうち、反射板20で反射された光が輝度上昇シート60の前面から出射するまでの様子を示している。このとき青色光21Bc〜61Bcまでの作用は、上述した図3(a)における青色光21Ba〜61Baと同様である。
以上のように、青色LED10からの光は、面光源1内部を循環する。ただし、輝度上昇シート60の前面から徐々に面光源1外部に出力されるため、光の強度は減衰していく。また、青色光は、減衰しながらも各構成部材で拡散される。そのため、青色光は、面光源1を循環するほど青色LED10から離れていく。また、青色光は、面光源1を循環する毎に、波長変換シート40を透過する。そのため、青色光は、波長変換シート40を透過する毎に蛍光体に光の一部が衝突し、光の強度が減衰する。
次に、波長変換シート40で発光した黄色光について説明する。
図4(a)は、波長変換シート40から発せられた黄色光が輝度上昇シート60の前面から出射するまでの様子を示している。まず、波長変換シート40を透過した黄色光41Yaは、減衰シート50に到達する。減衰シート50は、黄色光の波長域に対して減衰特性を有している。よって、黄色光41Yaは、減衰シート50の吸収率に応じた分だけ光の強度が減衰して、減衰シート50を透過する。すなわち、減衰シート50を透過した黄色光51Yaは、黄色光41Yaに比べて光の強度が減少している。減衰シート50を透過した黄色光51Yaは、輝度上昇シート60に到達する。黄色光51Yaは、輝度上昇シート60に入射する角度によって一部は反射し、一部は透過する。輝度上昇シート60を透過した黄色光61Yaは、面光源1の出力として出射される。
図4(b)は、図4(a)における黄色光51Yaの内、輝度上昇シート60で反射された光が反射板20に到達するまでの様子を示している。まず、輝度上昇シート60を反射した黄色光51Ybは、減衰シート50に到達する。減衰シート50は、黄色光の波長域に対して減衰特性を有している。よって、黄色光51Ybは、減衰シート50の吸収率に応じた分だけ光の強度が減衰して、減衰シート50を透過する。すなわち、減衰シート50を透過した黄色光41Ybは、黄色光51Ybに比べて光の強度が減少している。減衰シート50を透過した黄色光41Ybは、波長変換シート40に到達する。波長変換シート40では、黄色光41Ybに対しては、波長変換が起こらない。よって、黄色光41Ybは、一部が反射されると共に、一部が波長変換シート40内を拡散して透過する。また、波長変換シート40では、図3(b)の青色光41Bbの一部が蛍光体を励起するため、新たな黄色光も発生する。よって、波長変換シート40を透過した黄色光31Ybは、黄色光41Ybとほぼ同じ強度または黄色光41Ybよりも強い強度を有している。あるいは、波長変換シート40の反射の程度によっては、黄色光31Ybは、黄色光41Ybに比べて強度が減少する場合もありうる。ただし、黄色光41Ybよりも黄色光31Ybの強度が減少する場合であっても、図3(b)において、青色光31Bbが青色光41Bbに比べて強度が減少している度合いに比べれば、減少の度合いは小さくなる。波長変換シート40を透過した黄色光31Ybは、拡散シート30に到達する。拡散シート30に入射した黄色光21Ybは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート30を透過した黄色光21Ybは、黄色光31Ybに比べて光の強度が減少している。拡散シート30を透過した黄色光21Ybは、反射板20に到達する。反射板20では、黄色光21Ybは拡散しながら反射して、再度拡散シート30に入射する。
図4(c)は、図4(b)における黄色光21Ybのうち、反射板20で反射された光が輝度上昇シート60の前面から出射するまでの様子を示している。まず、反射板20で反射された黄色光21Ycは、拡散シート30に到達する。拡散シート30に入射した黄色光21Ycは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート30を透過した黄色光31Ycは、黄色光21Ycに比べて光の強度が減少している。拡散シート30を透過した黄色光31Ycは、波長変換シート40に到達する。波長変換シート40では、黄色光31Ycに対しては、波長変換が起こらない。よって、黄色光31Ycは、一部が反射されると共に、一部が波長変換シート40内を拡散して透過する。また、波長変換シート40では、図3(c)の青色光31Bcの一部が蛍光体を励起するため、新たな黄色光も発生する。よって、波長変換シート40を透過した黄色光41Ycは、黄色光31Ycとほぼ同じ強度または黄色光31Ycよりも強い強度を有している。あるいは、波長変換シート40の反射の程度によっては、黄色光41Ycは、黄色光31Ycに比べて強度が減少する場合もありうる。ただし、黄色光31Ycよりも黄色光41Ycの強度が減少する場合であっても、図3(c)において、青色光41Bcが青色光31Bcに比べて強度が減少している度合いに比べれば、減少の度合いは小さくなる。以降、黄色光41Yc〜61Ycまでの作用は、上述した図4(a)における黄色光41Ya〜61Yaと同様である。
以上のように、波長変換シート40で発生した黄色光は、面光源1内部を循環する。ただし、輝度上昇シート60の前面から徐々に面光源1外部に出力されるため、光の強度は減衰していく。また、黄色光は、減衰しながらも各構成部材で拡散される。そのため、黄色光は、面光源1を循環するほど青色LED10から離れていく。また、黄色光は、面光源1を循環する毎に、減衰シート50を透過する。そのため、黄色光は、減衰シート50を透過する毎に、光の強度が減衰する。
ここで、青色LED10から発せられる青色光と波長変換シート40から発せられる黄色光とは、強度が低減する部材が異なっている。青色LED10から発せられる青色光は、面光源1を循環する間に波長変換シート40を透過する度に光の強度が低下するのに対して、波長変換シート40から発せられた黄色光は、面光源1を循環する間に減衰シート50を透過する度に光の強度が低下する。
このように光の強度が低下する部材が異なるが、低下する割合を調整することで、青色LED10から離れていくに従って色度が変化する(黄色味が増す)ことを防ぐことができる。
なお、波長変換シート40と減衰シート50とは、それぞれを組合せた複合体として考えた場合に、以下の特性を有することが好ましい。すなわち、複合体としての青色光の発光主波長の透過率をT1、特定色である黄色の発光主波長の透過率をT2とするとき、以下の式(1)を満足することが好ましい。
0.7×T1<T2<1.4×T1・・・(1)
より好ましくは、以下の式(2)を満足することが好ましい。
0.9×T1<T2<1.1×T1・・・(2)
つまり、複合体として見た場合に、青色光と黄色光の透過率ができるだけ近いことが好ましい。青色光と黄色光の透過率ができるだけ近いことで、面光源1の内部での反射光の青色光と黄色光が同様に減衰する。結果としてより色むらの少ない構成を得ることができる。なお、複合体として見た場合の、青色光の透過率T1と黄色光の透過率T2は以下のような方法で測定することができる。例えば、リファレンスとなる所定の白色光のスペクトラムを測定する。そして、その白色光を当該複合体に透過させた後の光のスペクトラムを測定する。測定した2つのスペクトラムから、青色光のスペクトラム強度の比よりT1を、黄色光のスペクトラム強度の比よりT2を、それぞれ得ることができる。
上述した構成により、青色LED10を多数個並べた面光源1では、色むらの発生を防ぐことができる。本実施の形態の面光源1においては、減衰シート50の前面側で所望の白色光が得られるように、波長変換シート40の蛍光体濃度や減衰シート50の吸収率を調整する。そのためには、波長変換シート40の前面側では所望の白色光に対して少し黄色くなるように調整する。すなわち、減衰シート50での、黄色光の吸収率を考慮して、減衰シート50で吸収される分だけ黄色光が多くなるように調整する。こうすることで、所望の白色光を得ることができる。
以上のように、本実施の形態の面光源1は減衰シート50を有しているので、波長変換シート40から発生した波長の光の強度を低下することができる。これにより、輝度上昇シート60を用いた効率の高い面光源でも、色むらの少ない面光源を提供することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る面光源について説明する。図5は、実施の形態2に係る面光源のx−y平面における概略断面図である。実施の形態2に係る面光源2は、実施の形態1の面光源1と比較して、波長変換シート40と減衰シート50の位置関係が異なる。すなわち、波長変換シート40の方が減衰シート50よりも前方にある。
面光源2の作用について図6および図7を用いて説明する。図6は、面光源2における青色光の様子を示す説明図であり、図7は面光源2における黄色光の様子を示す説明図である。
図6(a)は、青色LED10から発せられた光が輝度上昇シート60の前面から出射するまでの様子を示している。まず、青色LED10から発せられた光は、レンズ11を介して拡げられる。その後、青色光22Baは、拡散シート30に到達する。拡散シート30に入射した青色光22Baは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート30を透過した青色光32Baは、青色光22Baに比べて光の強度が減少している。拡散シート30を透過した青色光32Baは、減衰シート50に到達する。減衰シート50では、青色LED10の発光主波長の光は減衰することはないので、ほぼそのままの強度で減衰シート50を透過する。よって、減衰シート50を透過した青色光52Baは、青色光32Baとほぼ同じ強度を有している。減衰シート50を透過した青色光52Baは、波長変換シート40に到達する。波長変換シート40では、青色光52Baの内一部は蛍光体(図示せず)に衝突し、蛍光体を励起する。そして、一部は蛍光体に衝突せず透過する。よって、波長変換シート40を透過した青色光42Baは、青色光52Baに比べて光の強度が減少している。波長変換シート40を透過した青色光42Baは、輝度上昇シート60に到達する。青色光42Baは、輝度上昇シート60に入射する角度によって一部は反射し、一部は透過する。輝度上昇シート60を透過した青色光62Baは、面光源1の出力として出射される。
図6(b)は、図6(a)における青色光42Baの内、輝度上昇シート60で反射された光が反射板20に到達するまでの様子を示している。まず、輝度上昇シート60を反射した青色光42Bbは、波長変換シート40に到達する。波長変換シート40では、青色光42Bbの内一部は蛍光体(図示せず)に衝突し、蛍光体を励起する。そして、一部は蛍光体に衝突せず透過する。よって、波長変換シート40を透過した青色光52Bbは、青色光42Bbに比べて光の強度が減少している。波長変換シート40を透過した青色光52Bbは、減衰シート50に到達する。減衰シート50では、青色光52Bbの発光主波長の光は減衰することはないので、ほぼそのままの強度で減衰シート50を透過する。よって、減衰シート50を透過した青色光32Bbは、青色光52Bbとほぼ同じ強度を有している。減衰シート50を透過した青色光32Bbは、拡散シート30に到達する。拡散シート30に入射した青色光32Bbは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート30を透過した青色光22Bbは、青色光32Bbに比べて光の強度が減少している。拡散シート30を透過した青色光22Bbは、反射板20に到達する。反射板20では、青色光22Bbは拡散しながら反射して、再度拡散シート30に入射する。
図6(c)は、図6(b)における青色光22Bbのうち、反射板20で反射された光が輝度上昇シート60の前面から出射するまでの様子を示している。このとき青色光22Bc〜62Bcまでの作用は、上述した図6(a)における青色光22Ba〜62Baと同様である。
以上のように、青色LED10からの光は、面光源2内部を循環する。ただし、輝度上昇シート60の前面から徐々に面光源2外部に出力されるため、光の強度は減衰していく。また、青色光は、減衰しながらも各構成部材で拡散される。そのため、青色光は、面光源2を循環するほど青色LED10から離れていく。また、青色光は、面光源2を循環する毎に、波長変換シート40を透過する。そのため、青色光は、波長変換シート40を透過する毎に蛍光体に光の一部が衝突し、光の強度が減衰する。
次に、波長変換シート40で発光した黄色光について説明する。
図7(a)は、波長変換シート40から発せられた黄色光が輝度上昇シート60の前面から出射するまでの様子を示している。まず、波長変換シート40を透過した黄色光42Yaは、輝度上昇シート60に到達する。黄色光42Yaは、輝度上昇シート60に入射する角度によって一部は反射し、一部は透過する。輝度上昇シート60を透過した黄色光62Yaは、面光源2の出力として出射される。
図7(b)は、図7(a)における黄色光42Yaの内、輝度上昇シート60で反射された光が反射板20に到達するまでの様子を示している。まず、輝度上昇シート60を反射した黄色光42Ybは、波長変換シート40に到達する。波長変換シート40では、黄色光42Ybに対しては、波長変換が起こらない。よって、黄色光42Ybは、一部が反射されると共に、一部が波長変換シート40内を拡散して透過する。また、波長変換シート40では、図6(b)の青色光42Bbの一部が蛍光体を励起するため、新たな黄色光も発生する。よって、波長変換シート40を透過した黄色光52Ybは、黄色光42Ybとほぼ同じ強度または黄色光42Ybよりも強い強度を有している。あるいは、波長変換シート40の反射の程度によっては、黄色光52Ybは、黄色光42Ybに比べて強度が減少する場合もありうる。ただし、黄色光42Ybよりも黄色光52Ybの強度が減少する場合であっても、図6(b)において、青色光52Bbが青色光42Bbに比べて強度が減少している度合いに比べれば、減少の度合いは小さくなる。波長変換シート40を透過した黄色光52Ybは、減衰シート50に到達する。減衰シート50は、黄色光の波長域に対して減衰特性を有している。よって、黄色光52Ybは、減衰シート50の吸収率に応じた分だけ光の強度が減衰して、減衰シート50を透過する。すなわち、減衰シート50を透過した黄色光32Ybは、黄色光52Ybに比べて光の強度が減少している。減衰シート50を透過した黄色光32Ybは、拡散シート30に到達する。拡散シート30に入射した黄色光32Ybは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート30を透過した黄色光22Ybは、黄色光32Ybに比べて光の強度が減少している。拡散シート30を透過した黄色光22Ybは、反射板20に到達する。反射板20では、黄色光22Ybは拡散しながら反射して、再度拡散シート30に入射する。
図7(c)は、図7(b)における黄色光22Ybのうち、反射板20で反射された光が輝度上昇シート60の前面から出射するまでの様子を示している。まず、反射板20で反射された黄色光22Ycは、拡散シート30に到達する。拡散シート30に入射した黄色光22Ycは拡散され、一部は透過し、一部は反射する。よって、拡散シート30を透過した黄色光32Ycは、黄色光22Ycに比べて光の強度が減少している。拡散シート30を透過した黄色光32Ycは、減衰シート50に到達する。減衰シート50は、黄色光の波長域に対して減衰特性を有している。よって、黄色光32Ycは、減衰シート50の吸収率に応じた分だけ光の強度が減衰して、減衰シート50を透過する。すなわち、減衰シート50を透過した黄色光52Ycは、黄色光32Ycに比べて光の強度が減少している。減衰シート50を透過した黄色光52Ycは、波長変換シート40に到達する。波長変換シート40では、黄色光52Ycに対しては、波長変換が起こらない。よって、黄色光52Ycは、一部が反射されると共に、一部が波長変換シート40内を拡散して透過する。また、波長変換シート40では、図6(c)の青色光52Bcの一部が蛍光体を励起するため、新たな黄色光も発生する。よって、波長変換シート40を透過した黄色光42Ycは、黄色光52Ycとほぼ同じ強度または黄色光52Ycよりも強い強度を有している。あるいは、波長変換シート40の反射の程度によっては、黄色光42Ycは、黄色光52Ycに比べて強度が減少する場合もありうる。ただし、黄色光52Ycよりも黄色光42Ycの強度が減少する場合であっても、図6(c)において、青色光42Bcが青色光52Bcに比べて強度が減少している度合いに比べれば、減少の度合いは小さくなる。以降、黄色光42Yc〜62Ycまでの作用は、上述した図7(a)における黄色光42Ya〜62Yaと同様である。
以上のように、波長変換シート40で発生した黄色光は、面光源2内部を循環する。ただし、輝度上昇シート60の前面から徐々に面光源2外部に出力されるため、光の強度は減衰していく。また、黄色光は、減衰しながらも各構成部材で拡散される。そのため、黄色光は、面光源2を循環するほど青色LED10から離れていく。また、黄色光は、面光源2を循環する毎に、減衰シート50を透過する。そのため、黄色光は、減衰シート50を透過する毎に、光の強度が減衰する。
ここで、青色LED10から発せられる青色光と波長変換シート40から発せられる黄色光とは、強度が低減する部材が異なっている。青色LED10から発せられる青色光は、面光源2を循環する間に波長変換シート40を透過する度に光の強度が低下するのに対して、波長変換シート40から発せられた黄色光は、面光源2を循環する間に減衰シート50を透過する度に光の強度が低下する。
このように光の強度が低下する部材が異なるが、低下する割合を調整することで、青色LED10から離れていくに従って色度が変化する(黄色味が増す)ことを防ぐことができる。結果として、青色LED10を多数個並べた面光源2では、色むらの発生を防ぐことができる。
本実施の形態の面光源2においては、波長変換シート40の前面側で所望の白色光が得られるように、波長変換シート40の蛍光体濃度や減衰シート50の吸収率を調整する。ここで、減衰シート50を波長変換シート40よりも後方に配置することで、実施の形態1に比べて所望の白色光を得るための調整が容易になる。このことについて説明する。実施の形態1では、波長変換シート40の出射光の色は、その後方に位置する減衰シート50の吸収率を考慮して、少し黄色くなるように調整しなければならない。これは、減衰シート50が波長変換シート40よりも前方にあることで、図3(b)、(c)および図4(b)、(c)に示す反射光と同様に、図3(a)および図4(a)に示す直接光も減衰シート50の影響を受けるためである。つまり、反射光の影響で発生する色むらを低減するために減衰シート50を配置すれば、直接光にも影響が出てしまう。そのため、減衰シート50と波長変換シート40の両方の調整が必要になる。これに対し、実施の形態2では、減衰シート50が波長変換シート40よりも後方にあることで、図6(b)、(c)および図7(b)、(c)に示す反射光のみが減衰シート50の影響を受け、図6(a)および図7(a)に示す直接光は、減衰シート50の影響を受けない。つまり、波長変換シート40の調整は従来の構成と同様に所望の白色光を得るように調整した状態でよく、反射光の影響で発生する色むらを低減するためには、減衰シート50の吸収率の調整だけで調整することができる。
また、本実施の形態においては、上述の通り、直接光に対しては減衰シート50の減衰作用は生じない。よって、実施の形態1に比べて面光源から出射する白色光の強度を高めることができる。言い換えると、実施の形態1に比べてより高効率で白色光を出射することができる。
以上のように、本実施の形態の面光源2は減衰シート50を有しているので、波長変換シート40から発生した波長の光の強度を低下することができる。これにより、輝度上昇シート60を用いた効率の高い面光源でも、色むらの少ない面光源を提供することができる。
なお、実施の形態1および2において、青色LED10は、発光手段の一例である。青色を発光するものであれば、他の光源を用いてもよい。例えば、青色のレーザ光源や有機EL光源を用いることも可能である。
また、実施の形態1および2において、反射板20は、第1の反射手段の一例である。必ずしも板状でなくてもよい。例えば、反射シートや反射フィルムであってもよい。
また、実施の形態1および2において、拡散シート30は、拡散手段の一例である。必ずしもシートでなくてもよい。例えば、拡散板であってもよい。
また、実施の形態1および2において、波長変換シート40は、波長変換手段の一例である。必ずしもシートでなくてもよい。例えば、波長変換板や波長変換層をベースとなる板に塗布するような構成であってもよい。
また、本実施の形態において、波長変換シート40は、拡散シート30と輝度上昇シート60の間に配置されていたが、これに限られない。例えば、反射板20と拡散シート30の間に配置することもできる。要するに、反射板20と輝度上昇シート60の間に配置されていれば、色むらを低減する効果を得ることができる。
また、実施の形態1および2において、減衰シート50は、減衰手段の一例である。必ずしもシートでなくてもよい。例えば、減衰板であってもよい。また、減衰シート50は、黄色の補色の色素を含むフィルタであるとしたが、これに限られない。例えば、複数の薄膜で構成されたダイクロイックフィルタであってもよい。黄色の補色の色素を含むフィルタであれば、低コストで容易に減衰手段を構成することができる。
また、実施の形態1および2において、減衰シート50は、青色の光に対しては減衰作用を有さないとしたがこれに限られない。すなわち、青色の光に対して減衰作用を有していても、黄色の光(特定色)に対する減衰作用よりも少なければ、色むらの低減効果を得ることができる。
また、本実施の形態において、減衰シート50は、拡散シート30と輝度上昇シート60の間に配置されていたが、これに限られない。例えば、反射板20と拡散シート30の間に配置することもできる。要するに、反射板20と輝度上昇シート60の間に配置されていれば、色むらを低減する効果を得ることができる。
また、実施の形態1および2において、輝度上昇シート60は、第2の反射手段の一例である。輝度上昇シート60は、入射光の一部を後方へ反射するとともに、一部を透過して出射面の法線方向に向けて集光して出射することで出射光の正面輝度を上昇させる、としたがこれに限られない。要するに、入射光の一部を後方へ反射するものであれば、他のものであっても構わない。例えば、液晶表示装置を構成した場合に液晶パネルで吸収される偏光成分のみを反射して、残りの光を透過させるような構成であってもよい。この構成では、反射した偏光が第1の反射手段で再度反射される際に無偏光となり、一部の偏光を輝度上昇シートで再度透過させることができる。この構成により、液晶パネルで吸収される成分を低減し、輝度を上昇させる。また、第2の反射手段は、必ずしもシートでなくてもよい。例えば、輝度上昇板であってもよい。
また、実施の形態1および2において、波長変換手段と減衰手段とを別体で構成したが、これに限られない。例えば、一体で形成されて、一枚のシート形状を有してもよい。このことにより、組立てが容易となり、低コスト化できる。
また、実施の形態1および2において、波長変換シート40は、青色光を、特定色として黄色光に変換する蛍光体を有していたが、これに限られない。例えば、青色光を赤色光に変換する蛍光体と、青色光を緑色光に変換する蛍光体を有していてもよい。この構成によれば、発光手段からの青色光と、波長変換手段で波長変換された赤色光および緑色光とが混色して白色光を生成することができる。この場合、減衰手段は、赤色光および緑色光に対して減衰作用を有するものを用いればよい。もちろん、それぞれの色の減衰作用を有する減衰手段を個別に複数用いてもよい。ここで、赤色の発光主波長は、620nm〜750nm、緑色は495nm〜570nmである。
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3に係る液晶表示装置について説明する。図8は、実施の形態3に係る液晶表示装置の概略構造の斜視図である。また、図9は、図8の液晶表示装置のx−y平面における概略断面図である。なお、図8および図9では本実施の形態の特徴的な構成のみを示しており、その他の部分については記載を一部省略している。
本実施の形態において、液晶表示装置3は、実施の形態1の面光源1と、画像を表示する液晶パネル70とを備えている。
面光源1は、液晶表示装置3のバックライトとして、液晶パネル70の背面から光を照射する。
液晶パネル70は、図示しない偏光板やカラーフィルタ、液晶層などから構成されている。また、液晶パネル70は、図示しない複数の画素を形成し、それぞれの画素が透過するバックライトの光の量を調整して、所望の画像を表示する。
上述した液晶表示装置3は、色むらの少ない面光源1を備えることにより、色むらの少ない直下型の液晶表示装置を構成することができる。
なお、本実施の形態においては、バックライトとして実施の形態1の面光源1を用いたがこれに限られない。例えば、実施の形態2の面光源2をバックライトとして用いてもよい。
本発明は、液晶表示装置用のバックライトおよびそれを用いた液晶表示装置に好適である。
1、2、100 面光源
3 液晶表示装置
10、110 青色LED
11 レンズ
20、200 反射板
30、300 拡散シート
40、400 波長変換シート
50 減衰シート
60、500 輝度上昇シート
70 液晶パネル
20Ba、30Ba、40Ba、50Ba 青色光
20Bb、30Bb、40Bb 青色光
20Bc、30Bc、40Bc、50Bc 青色光
40Ya、50Ya 黄色光
20Yb、30Yb、40Yb 黄色光
20Yc、30Yc、40Yc、50Yc 黄色光
21Ba、31Ba、41Ba、51Ba、61Ba 青色光
21Bb、31Bb、41Bb、51Bb 青色光
21Bc、31Bc、41Bc、51Bc、61Bc 青色光
41Ya、51Ya、61Ya 黄色光
21Yb、31Yb、41Yb、51Yb 黄色光
21Yc、31Yc、41Yc、51Yc、61Yc 黄色光
22Ba、32Ba、42Ba、52Ba、62Ba 青色光
22Bb、32Bb、42Bb、52Bb 青色光
22Bc、32Bc、42Bc、52Bc、62Bc 青色光
42Ya、62Ya 黄色光
22Yb、32Yb、42Yb、52Yb 黄色光
22Yc、32Yc、42Yc、52Yc、62Yc 黄色光

Claims (13)

  1. 青色光を発光する複数の発光手段と、
    前記発光手段の後方に配置され、入射光を反射する第1の反射手段と、
    前記発光手段の前方に配置され、入射光を拡散する拡散手段と、
    前記拡散手段の前方に配置され、入射光の一部を反射させ、一部を透過する第2の反射手段と、
    前記第1の反射手段と前記第2の反射手段との間に配置され、前記青色光を一部透過するとともに、前記青色光の他の一部を前記透過した青色光と混色することで白色光となる特定色の光に変換する波長変換手段と、
    前記第1の反射手段と前記第2の反射手段との間に配置され、前記特定色の光に対して減衰作用を有する減衰手段と、を備えた、
    面光源。
  2. 前記波長変換手段は、
    青色光によって励起され、青色光と混色することで白色光となる特定色の光を発光する蛍光体を有する、
    請求項1記載の面光源。
  3. 前記減衰手段は、前記波長変換手段よりも前方に配置される、
    請求項1記載の面光源。
  4. 前記波長変換手段および前記減衰手段は、
    当該波長変換手段と当該減衰手段とを組合せた複合体としての前記青色光の発光主波長の透過率をT1、前記特定色の発光主波長の透過率をT2とするとき、以下の式
    0.7×T1<T2<1.4×T1
    を満足する、請求項1記載の面光源。
  5. 前記波長変換手段および前記減衰手段は、
    当該波長変換手段と当該減衰手段とを組合せた複合体としての前記青色光の発光主波長の透過率をT1、前記特定色の発光主波長の透過率をT2とするとき、以下の式
    0.9×T1<T2<1.1×T1
    を満足する、請求項1記載の面光源。
  6. 前記発光手段は、
    発光する前記青色光の発光主波長が430nm〜480nmである発光ダイオードである、
    請求項1記載の面光源。
  7. 当該面光源の出射光の色温度が3000K〜10000Kである、
    請求項1記載の面光源。
  8. 前記減衰手段は、
    前記特定色の波長域以外の波長に対しては減衰作用を有さない、
    請求項1記載の面光源。
  9. 前記発光手段と前記拡散手段との間に、前記発光手段の発光する光の配光を拡げるレンズを備えた、
    請求項1記載の面光源。
  10. 前記減衰手段は、前記特定色の補色の色素を含むフィルタである、
    請求項1記載の面光源。
  11. 前記減衰手段は、複数の薄膜で構成されたダイクロイックフィルタである、
    請求項1記載の面光源。
  12. 前記波長変換手段と前記減衰手段とが一体で形成されて、1枚のシート形状を有する、
    請求項1記載の面光源。
  13. 請求項1記載の面光源と、
    前記面光源からの出射光を背面から入射し、画像を表示する液晶パネルと、を備えた、
    液晶表示装置。
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