WO2014050352A1 - 携帯電子機器用スタンド - Google Patents

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Abstract

 携帯電子機器を支持する天板部と、天板部から立ち下がる周壁部とを有し、商品包装容器の上端部に被せるように商品包装容器に装着できるキャップ型の携帯電子機器用スタンドであって、周壁部に備えられて商品包装容器の上端部に係合し当該スタンドを商品包装容器に装着できるようにする容器係合部と、天板部に設けられて携帯電子機器と係合し当該機器を天板部に支持させることを可能とする機器支持部と、携帯電子機器に対して電力を供給する給電装置(電池とコネクタ)とを備えた。

Description

携帯電子機器用スタンド
 本発明は、スマートフォンなどの携帯電子機器を挟んでこれを立てた状態で支持する携帯電子機器用スタンドに係り、特に、飲料缶などの商品包装容器の上面に装着可能なキャップ型の携帯電子機器用スタンドに関する。また、当該スタンドは、充電機能を備えることがある。
 近年、携帯電話機やスマートフォン、タブレット端末、ゲーム機のような各種の携帯電子機器が提供されており、外出先で通信や音楽鑑賞、動画鑑賞などを楽しむことが可能となった。
 ところで、上記のような携帯電子機器は、手で持って使用することを前提としているため、画面が見やすいようにテーブル上に立てて置くようなことは一般に出来ない。このため、例えば映画などの動画を鑑賞するような場合に、機器を長時間手で支えていなければならない不便さがある。また、機器の小型化のため、カメラのレンズやストロボ発光部、各種の操作ボタンなどが小さな機器筐体に密集して備えられていることが少なくなく、携帯電子機器自体を手で持って使用する場合に、必ずしも快適な使用感が得られない場合もある。
 さらに、これらの電子機器は、従来と比べて大きな画面を持ち、様々な機能を有することから、電池の消耗が大きく、機器内に内蔵されているバッテリでは長時間の使用が難しい。このため、出先でも充電が可能なように、乾電池を利用した充電装置がコンビニエンスストアやキヨスクなどで販売されている。また、そのような充電装置に係る提案として、特開2003-92095号公報、特開2004-208261号公報および特開2005-20867号公報がある。
 しかしながら、上記のような従来の充電装置は、いずれも純粋に充電を行うだけの機能しか備えていないために充電については利便性を享受できるもののそれに留まり、商品として面白みに欠ける面がある。
 したがって、本発明の目的は、携帯電子機器を手で持たなくても使用できるようにすることにあり、さらに、需要者にとってより魅力的な携帯電子機器用充電装置を提供することにある。
 前記課題を解決し目的を達成するため、本発明に係る携帯電子機器用スタンド(以下単に「スタンド」と言うことがある)は、携帯電子機器を支持する天板部と、当該天板部から立ち下がる周壁部とを有し、商品包装容器の上端部に被せるように当該商品包装容器に装着することが可能なキャップ型の携帯電子機器用スタンドであって、前記周壁部に備えられ、商品包装容器の上端部に係合して当該携帯電子機器用スタンドを商品包装容器に装着できるようにする容器係合部と、前記天板部に設けられ、携帯電子機器と係合して当該携帯電子機器を前記天板部に支持させることを可能とする機器支持部とを備えた。
 本発明のスタンドは、上記容器係合部によって商品包装容器の上端部に装着することができ、また、上記機器支持部によって携帯電子機器を支持する(例えば立てた状態で保持する)ことが出来るキャップ状の器具である。
 機器支持部は、本発明の一態様では、携帯電子機器を挟み込むことが可能な溝(挟持溝)を含む場合がある。このような態様によれば、当該挟持溝に携帯電子機器を挟み込んで支持させることが出来る。
 一方、本発明の別の一態様では、機器支持部が、携帯電子機器の前面側に当接する前支持部と、携帯電子機器の後面側に当接する後支持部とを有することがある。このような態様によれば、これら前支持部と後支持部とで挟むようにして携帯電子機器を天板部に支持させることが出来る。
 また、当該前支持部と後支持部のうちのいずれか一方または双方を、携帯電子機器の厚さ方向である前後方向に設置位置を変更可能に構成しても良い。このような態様によれば、様々な厚さの携帯電子機器に柔軟に対応すること、すなわち、様々な厚さの携帯電子機器を天板部に支持させることが可能となる。
 さらに、前支持部や後支持部(特に後支持部)を例えば様々な人物・キャラクタや動物、著名な建築物、自然物などを模ったものとしてこれが携帯電子機器を支えるようにしても良い。
 携帯電子機器としては、これらに限定されるわけではないが、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機などが挙げられる。
 また、上記商品包装容器は、典型的には、コーヒーやジュースなどの飲料缶(缶容器)であるが、本発明に言う「容器」並びに「缶」はその種類・材質・サイズ・用途(内容物)を特に問わない。例えば、ジュース・コーラ・サイダーのような清涼飲料、ビール・チューハイ・ハイボールのようなアルコール飲料、おしるこ・タピオカ・所謂飲むゼリー・飲むヨーグルトのような液状食品類、栄養ドリンクなど様々なものが本発明に言う商品包装容器に含まれる。
 また、本発明のスタンドは、缶容器以外の商品包装容器、例えばTシャツ・下着などの衣類、パスタ・菓子などの食品、茶葉・コーヒー豆・タバコのような嗜好品、ゴルフボール・テニスボール・バドミントンシャトル等のスポーツ用具類、玩具、化粧品など様々な商品を包装する(収容する)ケースについても上記缶容器と同様に適用することが可能である。さらに「容器」のサイズは収容する商品に合わせて各種のものであって良く、材質も、金属(例えばアルミやスチール)、樹脂、ガラス、その他の材質のもので良い。
 本発明では、このような商品包装容器(例えば開封前の飲料缶や飲み終わった空き缶)に装着するとともに上記携帯電子機器を機器支持部に挟み込み、商品包装容器を手で持って或いはテーブルなどに立て置くことにより携帯電子機器を使用することが出来る。つまり、本発明のスタンドによれば、携帯電子機器を立て置くスタンド(三脚)として、あるいは、携帯電子機器を手で持つグリップ(把持具)として商品包装容器を役立たせることが可能となり、このように携帯電子機器を商品包装容器(スタンド)に装着した状態で、音楽鑑賞や映像鑑賞、ゲーム、TV電話機能、写真撮影、動画撮影などを行うことが出来る。
 なお、缶飲料は、コンビニエンスストアやキヨスク、あるいは自動販売機などで多数販売されており、外出先で簡便に入手することが出来る。本発明のスタンドは、このようにどこででも手に入る缶飲料に付けて販売し、需要者に広く提供することが可能である。
 本発明に係るスタンドは、充電機能を、即ち、携帯電子機器に対して電力を供給する給電装置を備えても良い。このような給電装置を備えれば、例えば、外出先で携帯電子機器のバッテリがなくなったときにこれを充電することができ、また、携帯電子機器を本発明に係るスタンドに設置して充電しながら当該機器を使用することも可能となる。
 上記給電装置は、例えば、電池と、携帯電子機器と電気的に接続可能で前記電池の電力を携帯電子機器へ供給可能なコネクタとを含む。
 また、上記コネクタは、携帯電子機器に接続可能なプラグを含み、当該プラグは、前記機器支持部に携帯電子機器を支持させたときに当該携帯電子機器と電気的に接続するように前記天板部に備えられていることがある。
 上記電池としては、例えばバイオ電池を備えることが出来る。この場合、典型的な態様として、前記天板部および前記周壁部によって囲まれた空間内に、前記電池を収納可能で且つ商品包装容器の上面部と連通する電池収納部を備え、この電池収納部にバイオ電池を収納するとともに、開封状態の商品包装容器に当該スタンドを装着した状態で、商品包装容器内の飲料を、電池収納部に収納したバイオ電池に供給可能とし、当該飲料を使用してバイオ電池で発電を行い、この発電した電力を携帯電子機器に供給できるようにする。
 バイオ電池の種類は、特に問わない。典型的には、ブドウ糖やグルコースなどの糖類、セルロースや脂肪のような有機物などを酵素で分解して発電する電池が上記バイオ電池として挙げられるが、これらに限られず、例えば、微生物を触媒とする生物燃料電池なども本発明に言うバイオ電池に含まれる。また、酵素を内部に閉じ込めたシート状の材料(いわゆる酵素電極シール)を電極に貼り付けても良い。なお、電池の構造は特に限定されず、具体的構造については問わない。さらに、飲料には水分が含まれているから、水を入れるだけで発電する(水を入れることで化学反応を起こして電池として機能する)いわゆる水電池も本発明に言う電池に含まれる。
 一方、前記電池として、太陽電池を備えても良い。この太陽電池としては、例えば、薄膜太陽電池(例えば有機薄膜太陽電池など)を好ましく使用することが出来る。また、前記電池として、バイオ電池と太陽電池の双方を備えることも可能である。また、前記電池として乾電池を備えることも出来る。
 さらに、前記電池として、二次電池を備えるとともに、非接触電力伝送によりエネルギを受けて当該二次電池に電力を供給するワイヤレス受電部を備えるようにしても良い。このような態様によれば、本スタンド内に備えた二次電池にワイヤレス充電によって充電を行い、この電力を携帯電子機器に供給することが出来る。
 また、給電装置に、二次電池や電気二重層コンデンサ(スーパーコンデンサ)を含め、これらから携帯電子機器に電力を供給するようにしても良い。なお、これら二次電池や電気二重層コンデンサに対しては、上記のように太陽電池やバイオ電池を備えてこれらから電力を供給し充電を行うようにしても良いし、例えば商用電源から当該二次電池や電気二重層コンデンサに対して充電を行うことが出来るようにしても良い。
 また、前記天板部および周壁部によって囲まれた空間を、物品収容部とし、この物品収容部内に景品や他の様々な物品を収容して当該商品と一緒に顧客に提供することで当該商品(例えば缶飲料)の販売促進を図ることも可能である。なお、本発明のスタンドは、携帯電子機器を立てるスタンドとして役に立つものであり、それ自体が当該商品の販売促進に寄与する機能を果たすことが出来る。
 さらに、本発明のスタンドでは、携帯電子機器に関連した他の様々な機能を付加するモジュールや部品(例えば、後に述べる可視光通信を行うための通信モジュール・受光部(図26の符号46)・ピンプラグ(図26の符号43)、Wi-Fi等の無線LANや衛星通信その他の通信を行うための通信モジュールや補助アンテナ(外付アンテナ)、ICカード・メモリカード・磁気カード等の読み書きを行うリーダライタ、タッチスイッチのように携帯電子機器を操作するための外付入力装置、外部スピーカなど)を上記給電装置に代え、あるいは給電装置とともに備えることも可能である。
 なお、携帯電子機器に機能を付加するこれらのモジュールや部品と携帯電子機器との接続は、有線で(伝送ケーブルを通じて)行っても良いが、無線(例えばブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)等)を通じて行うようにしても良い。
 本発明の他の目的、特徴および利点は、図面を参照しながら述べる以下の本発明の実施の形態の説明により明らかにする。なお、各実施形態の説明において、同一または相当する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る携帯電子機器用スタンド(携帯電子機器および飲料缶を装着していない状態)を示す斜視図である。 図2は、前記第1実施形態に係るスタンドの使用状態(携帯電子機器および飲料缶を装着した状態)を示す斜視図である。 図3は、前記第1実施形態のスタンドを分解して示す斜視図である。 図4は、前記第1実施形態のスタンドを示すブロック図である。 図5は、前記第1実施形態に係るスタンドの内部構造(飲料缶に装着した状態)を示す断面図である。 図6は、前記第1実施形態に係るスタンドの内部構造(外部筐体と内部筐体を分離した状態)を示す分解断面図である。 図7は、前記第1実施形態に係るスタンドの飲料缶との係合部(図5の符号A部分/飲料缶への装着前の状態)を拡大して示す断面図である。 図8は、前記第1実施形態に係るスタンドの飲料缶との係合部(図5の符号A部分/飲料缶への装着後の状態)を拡大して示す断面図である。 図9は、前記第1実施形態に係るスタンドの係止フランジを示す底面図である。 図10は、前記第1実施形態に係るスタンドの別の構成例を示す分解斜視図である。 図11は、前記図10の構成例の内部構造(飲料缶に装着した状態)を示す断面図である。 図12は、前記図10の構成例の内部構造(外部筐体と内部筐体を分離した状態)を示す分解断面図である。 図13は、本発明の第2の実施形態に係る携帯電子機器用スタンド(飲料缶に装着した状態)を示す斜視図である。 図14は、前記第2実施形態のスタンドを示すブロック図である。 図15は、前記第2実施形態のスタンドの変形例を示す斜視図である。 図16は、前記図15に示した変形例に係るスタンドの使用状態を例示する斜視図である。 図17は、前記第2実施形態に係るスタンドの変形例を示す断面図である。 図18は、前記第2実施形態の変形例に係るスタンドを示すブロック図である。 図19は、本発明の第3の実施形態に係る携帯電子機器用スタンドを示すブロック図である。 図20は、本発明の第4の実施形態に係る携帯電子機器用スタンドを示すブロック図である。 図21は、本発明の第5の実施形態に係る携帯電子機器用スタンドを示す斜視図である。 図22は、前記第5実施形態に係るスタンドの内部構造を示す断面図(図21のX1-X1断面)である。 図23は、前記第5実施形態に係るスタンドの内部構造を示す断面図(図21のY1-Y1断面)である。 図24は、前記第5実施形態に係るスタンドの内部構造(プラグを引き出した状態)を示す断面図(図21のY1-Y1断面)である。 図25は、前記第5実施形態に係るスタンドの使用状態の一例を示す斜視図である。 図26は、本発明の第6の実施形態に係る携帯電子機器用スタンド(携帯電子機器を装着する前の状態)を示す斜視図である。 図27は、前記第6実施形態に係るスタンド(携帯電子機器を装着した後の状態)を示す斜視図である。 図28は、本発明における機器支持部の別の構成例を示す斜視図である。 図29は、前記図28に示した構成例の分解斜視図(後支持部を外した状態を示す)である。 図30は、本発明における機器支持部のさらに別の構成例を示す斜視図である。 図31は、本発明における容器係合部の別の構成例を示す底面図である。 図32は、本発明における容器係合部のさらに別の構成例を示す底面図である。 図33は、本発明における容器係合部のさらに別の構成例を示す底面図である。 図34は、本発明における容器係合部のさらに別の構成例を示す斜視図である。 図35は、前記図32に示した容器係合部を示す断面図(スタンドの断面図)である。 図36は、本発明に係る携帯電子機器用スタンドの別の構成例を示す平面図である。 図37は、前記図36に示した構成例の断面図である。
 〔第1実施形態〕
 図1~図9に示すように、本発明の第1の実施形態に係る携帯電子機器用スタンド11は、飲料缶5の上面部に装着することができ、スマートフォンや携帯電話機などの携帯電子機器1を立てた状態で支持するとともに、携帯電子機器1を充電する充電機能(給電装置)を備えたものである。
 スタンド11は、有蓋無底の(天板は有るが底は無い)円筒状の全体形状を有して飲料缶5に被せて嵌合させることが可能な外部筐体21と、この外部筐体21の内部に収容可能な円筒状の内部筐体31とを備える。外部筐体21は、円盤状の天板部21aと、天板部21aの周縁部から立ち下がる筒状の周壁部21bとを有し、底面は内部筐体31を受け入れるとともに、飲料缶5の上縁部を挿入することが出来る開口21cとしてある。
 開口21cの周縁部、言い換えれば、周壁部21bの内面側の下端部には、全周に亘って、係止フランジ22を形成してある。この係止フランジ22は、飲料缶5の上縁部に形成されている凹溝6に嵌り込んで当該スタンド11を飲料缶5に支持させることを可能とするもので、外部筐体周壁部21bの内面下端からスタンドの中心向け斜め上方に突出するように外部筐体21と一体に形成し、先端(内方)へ向かうにつれて肉薄に、即ち、先端が尖った形状としてある(図7~図8参照)。
 係止フランジ22は、スタンド11を飲料缶5に装着すると、飲料缶5の凹溝6に入り込んでその先端が缶外面に当接する。なお、係止フランジ22の上方には、当該係止フランジ22と平行に且つ周壁部21bの全周に亘って水平に延びるように凸条26を形成し、この凸条26と係止フランジ22とで飲料缶5の上縁部を挟むようにした。
 一方、天板部21aの上面には携帯電子機器5を挟み込んで支持させることを可能とする挟持溝23を形成してある。この挟持溝23は、携帯電子機器1を挟み込めるように、対象とする携帯電子機器1の厚さ寸法に対応した溝幅を有する。なお、挟持溝23の位置は、天板部21aの中央から前方にずらして配置したが、形成位置は特に問わない。また、複数の(例えば天板部21aの前端部と後端部のそれぞれ互いに平行な2本の)挟持溝23を備えて複数台(例えば2台)の携帯電子機器1を支持できるスタンドを構成することも可能である。
 挟持溝23の長さ方向の中央部には、スタンド11が備える給電装置(充電モジュール52に含まれる給電回路)と携帯電子機器1とを接続するコネクタのプラグ41(携帯電子機器1の差込口2に差し込むプラグ41)が起立状態で天板部21aを貫通できるようにプラグ孔25を形成してある。
 なお、上記挟持溝23の内側(特に溝23の内面側壁)には、ラバー材などの弾力性と滑り止めの機能を有する弾性部材(図示せず)を配置しておいても良い。このような態様によれば、携帯電子機器1をより確実に支持するとともに、厚さの違いを吸収することが可能となり、肉厚寸法の異なる各種の携帯電子機器1や、カバーを装着している機器1に対してもこれらを挟持溝23内に柔軟に受け入れて支持することが出来る。
 内部筐体31は、外部筐体21と同様に、円盤状の天板部31aと、円筒状の周壁部31bとを備えているが、その上部に携帯電子機器1へ給電を行うための充電モジュール(給電回路)52やプラグ41を備える一方、その下部に電池収納部50を形成した。なお、図中の符号55はバイオ電池の電極を示している。
 プラグ41は、携帯電子機器1を挟み込んだときに当該機器1の底面部に備えられたプラグ差込口2に当該プラグ41が差し込まれるように(図2,図4等参照)、前記外部筐体21のプラグ孔25を貫通し、挟持溝23内で上方に突出するように設置してある。一方、電池収納部50は、バイオ電池51を収容するとともに、このバイオ電池51に飲料缶5内の飲料を供給できるように底面に開口を備えている。開封した(プルトップを開けた)飲料缶5にスタンド11を装着し、飲料缶5を傾ければ、当該開口を通じて電池収納部50内のバイオ電池51に飲料を供給することができ(図5の矢印B参照)、この飲料を燃料としてバイオ電池51は発電を行う。
 なお、上記のように電池収納部50に飲料が供給される様子を外部から観察できるよう外部筐体21および内部筐体31は、透光性を有する材料(例えば透明な樹脂)で形成する。また、このスタンド11や後述の各実施形態のスタンド11では、二次電池やコンデンサ(例えば電気二重層コンデンサ(スーパーコンデンサ))を更に備え、バイオ電池51(又は太陽電池61)で発電された電力をこの二次電池やコンデンサに一旦蓄えた後に携帯電子機器1に供給するようにしても良い。
 また、充電モジュール(給電回路)52の具体的な回路構成は、携帯電子機器1に充電を行える限り特に問わない。当該給電回路は、例えば昇圧回路、電流逆流防止回路、電流制御回路、電圧制御回路などを含むことが出来るが(後に述べる各実施形態についても同様)、要は、電池の電力をプラグ41を通じて携帯電子機器1に供給可能なものであれば如何なるものであっても良い。
 内部筐体31の下面開口の周縁部、即ち、周壁部31bの下端には、内部筐体31と飲料缶上面部と間の水密状態を保持するためのシール部31cを全周に亘って備えてある。シール部31cは、水を透さないシール材(例えばゴムのような弾性部材)からなり、スタンド11を飲料缶5に装着すると(外部筐体21を飲料缶5に嵌合させると)飲料缶5の天板に押し当てられて飲料が電池収納部50から外部へ漏れることを防ぐ。
 外部筐体21や内部筐体31の構造は、様々なものとすることが出来る。図10~図12はこれら筐体の他の構成例を示すものであるが、この例では、外部筐体21を上下に2つの部分、即ち、上部筐体211と下部筐体212とに分け、これら上部筐体211と下部筐体212を相対回転に連結することにより外部筐体を構成した。下部筐体212の内周面と、内部筐体31の外周面とには、互いに噛み合う螺子28,33をそれぞれ形成してあり、下部筐体212を回すと(図10の矢印C参照)、内部筐体31が下方へ進行するようにしてある。
 このような構造によれば、スタンド11を飲料缶5に装着した後、下部筐体212を回して内部筐体31を下方へ進行させることにより、内部筐体31(シール部31c)を飲料缶5の天板に強く押し付けて飲料の漏れをより確実に防ぐことが出来る。なお、下部筐体212を回転させたときにこれと一緒に内部筐体31が回転してしまわないように、上部筐体211の内周面には上下方向に延びる凹溝27を、内部筐体31の外周面にはこの凹溝27内に嵌入する突起32を、それぞれ形成してある。当該突起32は、内部筐体31の下方への進行に伴って凹溝27内を下方へ進行するが、回転方向へは凹溝27に阻止されて回転せず、これにより内部筐体31の回転を防ぐことが出来る。
 〔第2実施形態〕
 図13~図14に示すように、本発明の第2の実施形態に係るスタンド11は、前記第1実施形態のスタンド11と同様の構造を有する外部筐体21と内部筐体31とを備え、内部筐体31の内部にバイオ電池51を有するが、これに加えて太陽電池61を設けたものである。太陽電池61は、薄膜太陽電池からなる。なお、当該太陽電池は、前記第1実施形態より外部筐体21の周壁部21bを下方へ長く引き延ばしてその表面に貼り付けるように備えても良いし、外部筐体21はそのままの形状として、周壁部21bの表面にパネル状の太陽電池を別に設置しても構わない。
 また、図14は本スタンド11を機能面から捉えたブロック図であり、このため、太陽電池61は実際には外部筐体21の表面(外側)に備えるが、図14では内部筐体31の中に太陽電池61を示している(他の実施形態に係るブロック図でも同様)。また、太陽電池61の形状は図示の例以外にも様々なものであって良い。
 また、本実施形態のスタンド11は、電源(電池)を切り替える電池切替部53を備えている。この電池切替部53は、充電モジュール52に供給する電力を、(1)バイオ電池51からか、(2)太陽電池61からか、或いは(3)バイオ電池51と太陽電池61の双方からか、を切り替えることが出来るスイッチであるが、このようなスイッチを特に設けずに、充電モジュール52には常にバイオ電池51と太陽電池61の双方から電力を供給するよう構成しても良い。また、本実施形態ではバイオ電池51と太陽電池61の双方を備えることとしたが、太陽電池61のみを備えるスタンドを構成することも勿論可能である。
 外部筐体21には、電池収納部50を外部から観察できるように覗き窓29を設けた。さらに、本実施形態では、機器支持部23に備えたプラグ41とは別に、外部への電源出力を可能とする外部接続コネクタ45を備えた。この外部接続コネクタ45は、後に述べるケーブルコネクタ40(図24参照)のように引き出すことが可能で、バイオ電池51や太陽電池61で発電した電力を、当該コネクタ45を通じて他の機器(例えばスマートフォンや携帯電話機、Wi-Fiルータ等)に供給することが可能である。なお、このような外部接続コネクタ4は、省くことも出来るし、前記第1実施形態や他の実施形態、それらの変形例のスタンドにおいても同様に備えることが可能である。
 図15~図16は太陽電池61を展開できるようにした構成例を示している。これらの図に示すように、パネル状の太陽電池61を外部筐体21の天板部21a或いは周壁部21bにヒンジ62を介して回動自在に設置しても良い。このような構成によれば、図16に示すように太陽電池61を広げて効率良く光を受けることが可能となる。なお、ヒンジ62は、太陽電池パネル61が垂直になった状態(図15)と、水平になった状態(図16)との間で、自由な角度で当該パネル61を停止状態に保持することが出来る。
 また、上記ヒンジ62に代え、ユニバーサルジョイントのように角度変更の自由度が高い継ぎ手を介して太陽電池パネル61を設置すれば、発電のための光をより効率良く受けられるようにすることが出来る。また、太陽電池(パネル)61の形状は、図示した例のほかにも、様々な形状や配置パターンを採用することができ、図示の例に限定されない。さらに、太陽電池61は、商品包装容器(飲料缶5)側に配置することも可能で、この場合には、スタンド11を当該容器5に装着したときに容器側に備えた太陽電池とスタンド側とを電気的に接続する端子を備えておけば良い。
 〔第2実施形態の変形例〕
 図17~図18は上記第2実施形態の変形例に係るスタンドを示すものである。これらの図に示すようにこのスタンドは、バイオ電池51に特定色の光を照射するLED(Light Emitting Diode)151を更に備えたものである。
 LEDを使って様々な野菜に特定色の光を集中的に照射することで所望の栄養価を増加させることが出来ること、例えばリーフレタスは赤色の波長の光を浴びるとブドウ糖やオリゴ糖が増えて甘みが増すことが知られている。そこで、この変形例に係るスタンドでは、特定色(例えば赤色)のLED151を備えて当該LED151からの光をバイオ電池51に照射することにより糖分を増加させてバイオ電池51の発電効率を高める。LED151への電力は太陽電池61から供給する。また、LED151の光が電池収納部50に備えたバイオ電池51に到達するように、内部筐体中間部の隔壁31dは、透光性を有する材料(例えば透明な樹脂)により形成する。
 また、LED151を冷却し、LED151の発光効率を高めるため、LEDチップ151を熱伝導率の高い材料からなる基板(例えばアルミニウム基板)152に直接設置する。同様に、内部筐体31の周壁部31bも熱伝導率の高い材料(例えばアルミニウムなどの金属材料)により形成し、これらLEDチップ151、アルミニウム基板152および内部筐体周壁部31bが互いに接触するようにする。また、スタンドを飲料缶5に装着したときに内部筐体31の周壁部31bが当該飲料缶5に接触するようにする(図17参照)。
 これにより、LED151で発生する熱を、飲料缶5へ熱伝導により逃がしてLED151を冷却することが出来る。なお、缶飲料は冷やして販売されていることが多く、このような飲料缶5に装着すれば、LED151の冷却効率が一層高められる。
 〔第3実施形態〕
 本発明の第3の実施形態に係るスタンドは、図19に示すように、前記第2実施形態と同様に太陽電池61を備えるものであるが、太陽電池61で発電した電力を二次電池56に蓄え、この二次電池56から携帯電子機器1に供給するようにしたものである。このため、太陽電池61のほかに、二次電池56と、太陽電池61で発電した電力を二次電池56に供給して二次電池56を充電する充電モジュール(第1給電回路)54と、二次電池56に蓄えられた電力をプラグ41を通じて携帯電子機器1に供給するための充電モジュール(第2給電回路)52とを備えている。
 二次電池56としては、例えばリチウムイオン電池、ニッケル‐水素電池、ニッケル‐カドミウム電池などを使用することが出来る。また、二次電池に代え、電気二重層コンデンサ(スーパーコンデンサ)を備えても良い。
 〔第4実施形態〕
 本発明の第4の実施形態に係るスタンドは、前記第3実施形態のスタンドと同様に二次電池56を備えるが、この二次電池56を充電するのに、非接触電力伝送による充電方法(電磁誘導を利用したワイヤレス充電)を用いるものである。
 具体的には、図20に示すように本実施形態のスタンドは、前記第3実施形態が備える充電モジュール(第1給電回路)54に代え、コイル(図示せず)を内蔵しワイヤレス送電部58で発生された磁束を受けて電流を生じさせるワイヤレス受電部57を備え、当該ワイヤレス受電部57で発生された電力を二次電池56に蓄え、二次電池56に蓄えた電力を充電モジュール(第2給電回路)52およびプラグ41を通じて携帯電子機器1に供給する。
 なお、上記ワイヤレス給電部(ワイヤレス送電部58及びワイヤレス受電部57)は、例えばQi(Wireless Power Consortium/ワイヤレスパワーコンソーシアム)規格に準拠したものとすれば良い。また、当該スタンド(ワイヤレス受電部57)への電力の送電方式は、本実施形態では電磁誘導方式(Qi方式)としたがこれに限られず、他の電磁誘電方式であっても良いし、電磁誘導方式以外、例えば電界を利用してエネルギを伝送する電界結合方式やその他の非接触型送電方法であっても構わない。
 〔第5実施形態〕
 本発明の第5の実施形態に係るスタンドは、携帯電子機器1に接続するプラグ41を引き出し可能に構成したものである。
 具体的には、図21~図25に示すように携帯電子機器1と給電装置(電池および給電回路)とを接続するケーブルコネクタ40を備える。このケーブルコネクタ40は、携帯電子機器1に接続するプラグ41と、プラグ41と給電回路52とを接続するケーブル42とからなる。プラグ41は、前述した各実施形態のスタンドと同様に、携帯電子機器1を挟持溝23に支持させたときに当該携帯電子機器1に接続されるように天板部21a,31aに設置してあるが、このプラグ41を引き出すことが可能である(図24~図25参照)。なお、図においてコネクタ40、給電回路52および電池71などを接続する配線や端子は図示を省略している。
 挟持溝23の底面には、引き出されたケーブル42を収容可能なケーブル溝24を備える。引き出したケーブル42を当該ケーブル溝24に収容することで、携帯電子機器1を支持させたときに引き出されたケーブル42が邪魔になることがなく、図25に示すように携帯電子機器1を横にした状態でもこれを挟持溝23に支持させることが出来る。
 また、本実施形態では、携帯電子機器1を充電する電池として乾電池71を内部筐体内に備えた。このように本発明では、携帯電子機器1を充電する電池として、乾電池(例えばマンガン電池又はアルカリ電池等)やリチウム電池、水銀電池などを使用することも可能である。
 〔第6実施形態〕
 本発明の第6の実施形態に係るスタンドは、前記各実施形態のスタンドと同様に携帯電子機器(スマートフォン)を立て、また、充電する機能を備えるものであるが、当該スマートフォンによって可視光通信を可能とするものである。
 具体的には、図26~図27に示すように、可視光通信の光を受ける受光部46をスタンド11の背面(後面)側に備え、この受光部46により可視光通信に係る光を受信し、また、スマートフォン1に備えられた発光ライト4から光を送信することで通信を行う。また、当該通信を行うために必要に応じて、前記プラグ41と同様にスマートフォン1のピンプラグ差込口3に接続可能なピンプラグ43を機器支持部(挟持溝23内)にさらに備え、また、通信モジュールを内部筐体内に内蔵する。
 〔機器支持部の変形例〕
 機器支持部は、前記各実施形態では挟持溝23としたが、例えば、図28~図29に示すように外部筐体天板部21aの前端位置に形成したテーブル(台地)状の前支持部101と、外部筐体天板部21aの中央部に設置した後支持部102とにより機器支持部を構成することも可能である。これら前支持部101と後支持部102とは、互いに平行に左右方向に延びる内側面を有し、各内側面(前支持部101の後面と後支持部102の前面)が互いに対向し、これにより両支持部101,102間に前記各実施形態の挟持溝23と同様の溝が形成される。
 携帯電子機器1を両支持部101,102の間に挿入すると、前支持部101が当該機器1の前面側に当接し、後支持部102が当該機器1の後面側に当接して、携帯電子機器1をスタンド(外部筐体21)の天板部21aに支持することが出来る。両支持部101,102の間には、前記挟持溝23による構造と同様にプラグ41(図示せず)を備えることが出来る。
 後支持部102は、下方へ突出する一対の脚部103を底面に備えており、これらの脚部103を、外部筐体天板部21aの上面に穿設してある穴104に差し込むことにより外部筐体21の天板部21aに取り付ける。また、天板部21aの当該穴104は、前後方向に配列するように複数組設けてあり、これにより後支持部102の取付位置を前後方向について変更可能となっている。これにより様々な厚さの機器1を支持させることが可能である。なお、この例のように取付穴104を配列形成するのではなく、例えば、後支持部102を前後にスライド可能に(前後方向に摺動可能に)備えても同様の目的(後支持部102を位置変更可能にすること)を達成することが出来る。
 また、図30に示すように後支持部を、キャラクタ105を模った形状を有するものとすることも可能である。
 〔容器係合部の変形例〕
 飲料缶5への嵌合構造(容器係合部)は、飲料缶5からスタンド11が外れることを防ぐ点、ならびに、電池収納部50に供給した飲料が外部に漏れることを防ぐ点からは、前記各実施形態のように周壁部21bの全周に亘って連続して延びる係止フランジ22(前記図9参照)を使用することが望ましいが、このほかにも様々な嵌合構造とすることが可能である。
 例えば、当該容器係合部は、図31に示すように適宜の隙間を空けて断続的(断片的)に備えた係止フランジ22としても良い。このような断片的な係止フランジ22によれば、スタンド11の商品包装容器5への着脱が容易となる利点がある。また、図32や図33に示すようにスタンド11(外部筐体21)の中心に向け曲線状(弧状)に突出するように係止フランジ22を備えても良い。
 さらに、図34~図35に示すように、開口21cの周縁部に沿って周壁部21の内面側下端部に一定の間隔で突起部(係止突起)22を形成し、これらの係止突起22が、飲料缶上縁部の凹溝6に嵌り込むようにしても良い。
 以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の変更を行うことができることは当業者に明らかである。
 例えば、スタンドの外観形状は、前記実施形態では略円柱状の全体形状を有するものとしたが、四角柱形状や多角柱形状、その他様々な形状であって良い。また、前記実施形態では、充電機能(給電装置やプラグ)を備えたが、充電機能を備えずに携帯電子機器を立てるスタンド機能(機器支持部)のみを備えるスタンドを構成することも勿論可能である。
 また、前記各実施形態のスタンドは単一の(1本の)飲料缶5装着するものとしたが、例えば2本又は3本以上の缶に対して装着可能なスタンドを構成することも可能である。例えば2本の飲料缶5に装着可能なものとしては、図36~図37に示すように当該スタンド11(外部筐体と内部筐体)の平面形状を陸上トラックのような楕円(長円)形状にして、2本の飲料缶5を立て且つ横に並べた状態でこれらを束ねるように2本の飲料缶5に装着できるようにすれば良い。なお、このような複数本の包装容器5に装着可能なスタンドについても、前記実施形態と同様に、プラグや給電装置などを備えることが出来る。
 さらに、商品包装容器に装着せずに単独でスタンドを使用する(例えばスタンドを直接テーブルの上に置いて使用する)ときにスタンドの転倒を防止するため、スタンドの外周面(外部筐体の周壁部)から外方に張り出してスタンドを支える支持脚を備えることも出来る。
 また、本発明、実施形態および変形例として説明した各特徴、例えば、容器係合部や機器支持部(挟持溝、前支持部および後支持部)、給電装置(バイオ電池や太陽電池、乾電池、二次電池など)などは、説明した組み合わせ以外にも、任意に組み合わせて本発明に係るスタンドを構成することが出来ることは当業者に明らかである。
  1 携帯電子機器
  2 プラグ差込口
  3 ピンプラグ差込口
  4 発光ライト
  5 飲料缶
  6 飲料缶上端部の凹溝
  7 プルトップ(飲み口)
 10 缶係合部
 11 携帯電子機器用スタンド
 21 外部筐体
 21a 外部筐体の天板部
 21b 外部筐体の周壁部
 21c 外部筐体の下面開口
 22 容器係合部(係止フランジ又は係止突起)
 23 挟持溝
 24 ケーブル溝
 25 プラグ孔
 26 凸条
 27 回転阻止用凹溝
 28,33 螺子
 29 覗き窓
 31 内部筐体
 31a 内部筐体の天板部
 31b 内部筐体の周壁部
 31c シール部
 32 回転阻止用突起
 40 ケーブルコネクタ
 41 プラグ
 42 ケーブル
 43 ピンプラグ
 45 外部接続コネクタ
 46 可視光通信用の受光部
 50 電池収納部
 51 バイオ電池
 52,54 充電モジュール(給電回路)
 55 バイオ電池の電極
 56 二次電池
 57 ワイヤレス受電部
 58 ワイヤレス送電部
 61 太陽電池(太陽電池パネル)
 71 乾電池
 101 前支持部
 102 後支持部
 103 後支持部の脚部
 104 後支持部用取付穴(後支持部を取り付けるための穴)
 105 キャラクタを模った後支持部
 151 LEDチップ
 152 アルミニウム基板
 211 上部筐体
 212 下部筐体

Claims (12)

  1.  携帯電子機器を支持する天板部と、当該天板部から立ち下がる周壁部とを有し、商品包装容器の上端部に被せるように当該商品包装容器に装着することが可能なキャップ型の携帯電子機器用スタンドであって、
     前記周壁部に備えられ、前記商品包装容器の上端部に係合して当該携帯電子機器用スタンドを前記商品包装容器に装着できるようにする容器係合部と、
     前記天板部に設けられ、携帯電子機器と係合して当該携帯電子機器を前記天板部に支持させることを可能とする機器支持部と
     を備えたことを特徴とする携帯電子機器用スタンド。
  2.  前記機器支持部は、前記携帯電子機器を挟み込むことが可能な挟持溝を含む
     請求項1に記載の携帯電子機器用スタンド。
  3.  前記機器支持部は、
     前記携帯電子機器の前面側に当接する前支持部と、
     前記携帯電子機器の後面側に当接する後支持部と
    を有し、
     前記前支持部と前記後支持部とで挟むようにして前記携帯電子機器を支持可能とした
     請求項1に記載の携帯電子機器用スタンド。
  4.  前記前支持部と前記後支持部のうちのいずれか一方または双方が、前記携帯電子機器の厚さ方向である前後方向に設置位置を変更可能である
     請求項3に記載の携帯電子機器用スタンド。
  5.  携帯電子機器に対して電力を供給する給電装置
     をさらに備えた請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯電子機器用スタンド。
  6.  前記給電装置は、
     電池と、
     携帯電子機器と電気的に接続可能で前記電池の電力を前記携帯電子機器へ供給可能なコネクタと
     を含む
     請求項5に記載の携帯電子機器用スタンド。
  7.  前記コネクタは、携帯電子機器に接続可能なプラグを含み、
     当該プラグは、前記機器支持部に携帯電子機器を支持させたときに当該携帯電子機器と電気的に接続するように前記天板部に備えられている
     請求項6に記載の携帯電子機器用スタンド。
  8.  前記電池として、バイオ電池を備えた
     請求項6または7に記載の携帯電子機器用スタンド。
  9.  前記天板部および前記周壁部によって囲まれた空間内に、前記電池を収納可能で且つ商品包装容器の上面部と連通する電池収納部を備え、
     この電池収納部に前記バイオ電池を収納するとともに、
     開封状態の商品包装容器に当該携帯電子機器用スタンドを装着した状態で、当該商品包装容器内の飲料を、前記電池収納部に収納したバイオ電池に供給可能とし、これにより、当該飲料を使用して前記バイオ電池で発電を行い、この発電した電力を携帯電子機器に供給可能とした
     請求項8に記載の携帯電子機器用スタンド。
  10.  前記電池として、太陽電池を備えた
     請求項6または7に記載の携帯電子機器用スタンド。
  11.  前記電池として、バイオ電池と太陽電池の双方を備えた
     請求項6または7に記載の携帯電子機器用スタンド。
  12.  前記電池として、二次電池を備えるとともに、
     非接触電力伝送によりエネルギを受けて前記二次電池に電力を供給するワイヤレス受電部を備えた
     請求項6または7に記載の携帯電子機器用スタンド。
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