JP3085614U - 缶用キャップおよび該缶用キャップを有する飲料缶 - Google Patents

缶用キャップおよび該缶用キャップを有する飲料缶

Info

Publication number
JP3085614U
JP3085614U JP2001007002U JP2001007002U JP3085614U JP 3085614 U JP3085614 U JP 3085614U JP 2001007002 U JP2001007002 U JP 2001007002U JP 2001007002 U JP2001007002 U JP 2001007002U JP 3085614 U JP3085614 U JP 3085614U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
beverage
game
main body
transparent plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001007002U
Other languages
English (en)
Inventor
正彦 金子
Original Assignee
株式会社ディプロマット
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ディプロマット filed Critical 株式会社ディプロマット
Priority to JP2001007002U priority Critical patent/JP3085614U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3085614U publication Critical patent/JP3085614U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーヒー、コーラ、ジュース、清涼飲料水、
さらにはビール、酒などの飲料の封入された缶入り飲料
に対する購買意欲を喚起し、しかも購入者がゲームを楽
しむことのできるゲーム付缶用キャップ及びゲーム付飲
料缶を提供する。 【解決手段】 所要の径と深さとを有する有底筒状のキ
ャップ主体3を形成し、このキャップ主体の開口端の近
傍に透明板7を設けるとともに、開口部の内周縁には、
缶体1の上縁部又は下縁部と係合する係合部を形成し、
前記内底面4と透明板7との間に空間部に少なくとも小
球などからなる可動体6を密封してゲームのできる缶用
キャップ2を構成し、この缶用キャップ2を飲料缶1に
着脱自在に装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、主にコーヒー、コーラ、ジュース、清涼飲料水などの飲料缶のキ ャップと、このキャップを有する飲料缶に関するもので、より詳しくは、キャッ プに組み込まれたゲームを楽しむことのできる缶用キャップおよび該缶用キャッ プを有する飲料缶である。
【0002】
【従来の技術】
コーヒー、コーラ、ジュース、清涼飲料水、さらにはビール、酒などの飲料の 多くは、軽くて持ち運びに便利なことや、堅固な包装材を用いているにも拘わら ず開封が容易なこと等の理由によってスチール製やアルミ製の缶体に封入され、 店舗や自動販売機で販売されている。
【0003】 これら飲料缶においては、他種多様な製品のなかでの有意性を打ち出すために は、飲料としての味覚はもちろんであるが、缶の形状、形態、表面の色彩、模様 、絵柄などにおいて特徴を持たせることが行われているが、飲料用の缶体はプラ スチック製のものと異なって形状を変化させることが難しく、缶体の表面の色彩 、模様、絵柄などで差別化することが図られているが、それだけでは他社同種製 品との差別化はかなり難しいのが現状である。
【0004】 そのため、多くのメーカーは他社製品との差別化を図るために、缶体にラベル やシールを添付乃至貼付して、プレミアムとの交換手段としたり、缶体に直接ア ニメのキャラクターなどを添付することが行われている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ラベルやシールの添付は度々行われており、交換されるプレミ アムに余ほどの特徴を出さないと、交換という間接手段をとることと相まって、 必ずしも効果が有るとは云えず、キャラクターの直接添付は、キャラクターの人 気に依存するうえ、対象が限定され、また、本体の飲料缶の価格との関係から、 必ずしも魅力あるものとして受入れられるものとはならないという問題も有して いる。
【0006】 この考案はかかる現状に鑑み、万人が楽しめる簡単であるが深みのあるゲーム を飲料缶のプレミアムとし、またそのゲームに蓋としての機能を持たせることに よって缶入り飲料に対する購買意欲を喚起し、しかも購入者がゲームを楽しむこ とのできるゲーム付缶用キャップおよびゲーム付飲料缶を提供せんとするもので ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、この考案の請求項1に記載の考案は、 飲料を充填する缶体の上面又は下面に対して着脱可能な構成を有し、かつゲー ム盤としての機能を有すること を特徴とする缶用キャップである。
【0008】 また、この考案は、請求項2に記載の考案は、 前記ゲーム盤は、 所要の径と深さとを有する有底筒状のキャップ主体と、このキャップ主体内に 配置されるゲーム部材と、前記キャップ主体内の開口端の近傍に嵌着される透明 板とからなるものであって、前記開口部の内周縁には、缶体の上縁部又は下縁部 と係合する係合部を形成した ことを特徴とする請求項1に記載の缶用キャップである。
【0009】 また、この考案の請求項3に記載の考案は、 前記キャップ主体と透明板は、 その材質がプラスチックであること を特徴とする請求項2に記載の缶用キャップである。
【0010】 また、この考案の請求項4に記載の考案は、 前記ゲーム部材は、 前記キャップ主体の内底面上に形成される固定具と、内底面上を可動する可動 具とからなること を特徴とする請求項2に記載の缶用キャップである。
【0011】 缶体の上面又は下面に請求項1乃至請求項4に記載の缶用キャップが嵌合され ていること を特徴とする飲料缶である。
【0012】
【考案の実施の形態】
この考案は、缶用キャップおよび該缶用キャップを装着した飲料缶に関するも のであって、主として、コーヒー、コーラ、ジュース、清涼飲料水などが100 〜500ml程度封入された円筒状のスチール缶やアルミ缶に関するものである が、この考案は、それらに限定されることなく、ガラスやプラスチック製あるい は紙パックで缶形状の種々の容器などにも適用することができるものである。
【0013】 この考案の缶用キャップは、市販されている上記のごとき飲料缶に嵌合して蓋 としての機能を有するもので、通常、円筒状で所要の径と深さとを有する有底筒 状のキャップ主体からなるものであって、このキャップ主体の開口部の近傍部に 透明板を嵌着し、ゲーム部材を収納してゲーム機能を発揮する空間部が形成され ている。
【0014】 前記の空間部に収められるゲームは、基本的にはキャップ主体の内底面上に設 けられた障害壁などの固定具と、内底面上を可動する金属製の小球などの可動具 を用いて行われるものであって、それらの例については、以下の実施例において 詳細に説明するが、この考案において、ゲームはそれらに限定されるものではな く、任意のゲームを採用することができることは当然である。
【0015】 この考案の缶用キャップは、飲料缶に嵌合されて用いられるもので、飲料缶の 多くは、自動販売機内で加熱又は冷却され、あるいは温・冷蔵庫で貯蔵されるも のであるから、缶用キャップの材質としては、それらの加熱又は冷却温度におい て特性、特に強度に影響を受けないもの、さらには取り扱い時、運送時などに破 損しない強度を有するものが用いられ、具体的にはポリプロピレンやメタクリル 樹脂が用いられる。
【0016】 また、強度発現のためには、その形状、厚さなども考慮することが望ましく、 自動販売機内や取り扱い時に飲料缶から缶用キャップが簡単には外れないように するために、キャップ主体の口径を正確に調整すると共に、開口部の内周面に缶 体の上縁又は下縁と係合する係合部を設けることが望ましい。
【0017】 さらに、この考案の缶用キャップによれば、その円筒の深さを調整することに より、缶用キャップの透明板と飲料缶の上蓋で形成される空間部に、任意のプレ ミアムを入れることが可能となる。
【0018】
【実施例】
図1は、この考案に係る缶用キャップおよび飲料缶の断面図であって、1はコ ーヒー190g入りの、直径55mm、高さ105mmのプルタブ付飲料缶、2 は、飲料缶1に嵌合するこの考案の缶用キャップ2を示し、缶用キャップ2は、 飲料缶1に嵌合してキャップとしての機能を発揮するために、ポリプロピレン製 で口径が略52mmの有底円筒体からなるキャップ主体3の内底面4の外周部4 aを周壁部に向けて傾斜させて中央部より低くし、その内底面4上には、図2の (A)に示されるように得点の記入された複数の区画5,5・・・・を放射状に 形成するとともに、金属製の小球からなる可動体6を可動自在に配してルーレッ トゲームを構成し、キャップ主体3の開口部の近傍にアクリル樹脂製の透明板7 を設けて可動体6を密封したもので、適宜手段によってキャップ主体3を水平状 態で回動させ、可動体6の停止位置に表示された点数に基づいて得点争いをして 楽しむものである。
【0019】 なお、このキャップ主体3の開口部の内周縁部には、飲料缶1の上縁部と係合 するリング状の突起からなる係合部3aが一体的に形成され、飲料缶1に対して 係合が容易に外れないように、かつ着脱自在に装着できるよう構成されたもので あって、図中8は飲料缶1の上面にはプルタブである。
【0020】 以下、この考案の缶用キャップの具体的な実施例を、図3〜図7に基づいて説 明するが、各図中の(A)は平面図を、(B)は断面図を示し、主要な符号は共 通で使用する。
【0021】 図3に示される缶用キャップ2におけるゲームは、内底面4上の適宜の部位に 鉛直に立設された複数の支柱からなる固定具10,10,10と、前記内底面4 上を可動し、前記各固定具10に係合させるために輪の一部を欠損させて形成し た馬蹄形状の3個の可動体11,11,11とからなるもので、内底面4と透明 板7との間において前記可動体11を、キャップ主体3を傾斜させるなどして動 かしながら3本の固定具10にそれぞれ掛け止めることを目的として遊ぶもので ある。
【0022】 図4に示される缶用キャップ2におけるゲームは、内底面4と透明板7によっ て形成される空間部に、たとえば、所要の径と厚みからなる一つの円盤を複数個 に分割して可動体12,12,12を形成して密封して構成したもので、かかる 可動体12,12,12を、キャップ主体3を傾斜させ、さらには揺らせるなど して動かしながら、各可動体12を相互に係合させて元の円盤状に復元させるも ので、その形状や分割する可動体の数などには何ら制限ないものである。
【0023】 図5に示される缶用キャップにおけるゲームは、内底面4上の任意の部位に所 要の深さの凹部を形成して固定具13とするとともに、内底面4上に小球からな る可動体14と、この可動体14を受け入れることのできる切欠き部15を形成 した所要の径のリング体からなる可動体16を配置し、前記小球14をリング体 の内側に入れ、かつ凹部内に小球14を嵌め込むことを目的として遊ぶものであ る。
【0024】 図6に示される缶用キャップにおけるゲームは、内底面4上に複数の径の異な る周壁17,18,19を同心円上に配置するとともに、各周壁の一部を適宜切 り欠いて通過部を形成し、内底面4と透明板7によって形成される空間部に2個 の小球からなる可動体20を密封し、各周壁17,18,19に形成された通過 部を、小球20を通過させながら最終的に中心の周壁19内に全ての可動体20 を集合させることを目的として遊ぶものである。
【0025】 図7に示される缶用キャップにおけるゲームは、内底面4と透明板7によって 形成される空間部に小球からなる複数の可動体20,20を密封し、この可動体 20を、内底面4上に配置した複数の形状の異なる玉入れ部からなる固定具21 内に障害物22を避けながら適宜手段で嵌め込み、各固定具21に表示された点 数の総計によって優劣を決めること目的として遊ぶものである。
【0026】
【考案の効果】
この考案の飲料缶には、万人が楽しめる簡単であるが深みのあるゲームが飲料 缶のプレミアムとし付随しているもので、飲料による喉の渇きや身体のリフレッ シュが図れると共に、ゲームにより、気分転換も行えるため、心身のリフレッシ ュが図れる製品として、同種製品との差別化が図れるものであり、販売促進に大 きく寄与できるものである。
【0027】 また、この考案の缶用キャップは、開封した飲料缶の蓋としての機能を有し、 開封前の飲み口の汚れ・汚染の防止にも役立つものであり、開封後においては、 飲み口の汚れだけでなく、開封口からの飲料へのゴミなどの混入防止や飲料缶の 倒置などによる飲料の散逸防止・汚染防止にも役立つものであり、飲料缶に対す る実質的な機能も付与することができるという効果も奏するもので、その面から も差別化に役立つものである。
【0028】 さらに、この考案の缶用キャップによれば、さらにプレミアムを付けようとす る場合、格別な操作・処置を必要せずに、実施でき、それによる差別化も容易な ものとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る飲料缶の一例を示す一部切欠き
正面図である。
【図2】この考案に係る缶用キャップの一例を示し、
(A)は平面図を、(B)は断面図を示す。
【図3】この考案に係る缶用キャップの他の一例を示
し、(A)は平面図を、(B)は断面図を示す。
【図4】この考案に係る缶用キャップの他の一例を示
し、(A)は平面図を、(B)は断面図を示す。
【図5】この考案に係る缶用キャップの他の一例を示
し、(A)は平面図を、(B)は断面図を示す。
【図6】この考案に係る缶用キャップの他の一例を示
し、(A)は平面図を、(B)は断面図を示す。
【図7】この考案に係る缶用キャップのさらに他の一例
を示し、(A)は平面図を、(B)は断面図を示す。
【符号の説明】
1 飲料缶 2 缶用キャップ 3 キャップ主体 3a 係合部 4 内底面 6 可動体 7 透明板

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料を充填する缶体の上面又は下面に対し
    て着脱可能な構成を有し、かつゲーム盤としての機能を
    有することを特徴とする缶用キャップ。
  2. 【請求項2】前記ゲーム盤は、 所要の径と深さとを有する有底筒状のキャップ主体と、
    このキャップ主体内に配置されるゲーム部材と、前記キ
    ャップ主体内の開口端の近傍に嵌着される透明板とから
    なるものであって、前記開口部の内周縁には、缶体の上
    縁部又は下縁部と係合する係合部を形成したことを特徴
    とする請求項1に記載の缶用キャップ。
  3. 【請求項3】前記キャップ主体と透明板は、 その材質がプラスチックであることを特徴とする請求項
    2に記載の缶用キャップ。
  4. 【請求項4】前記ゲーム部材は、 前記キャップ主体の内底面上に形成される固定具と、内
    底面上を可動する可動具とからなることを特徴とする請
    求項2に記載の缶用キャップ。
  5. 【請求項5】缶体の上面又は下面に請求項1乃至請求項
    4に記載の缶用キャップが嵌合されていることを特徴と
    する飲料缶。
JP2001007002U 2001-10-26 2001-10-26 缶用キャップおよび該缶用キャップを有する飲料缶 Expired - Lifetime JP3085614U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001007002U JP3085614U (ja) 2001-10-26 2001-10-26 缶用キャップおよび該缶用キャップを有する飲料缶

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001007002U JP3085614U (ja) 2001-10-26 2001-10-26 缶用キャップおよび該缶用キャップを有する飲料缶

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3085614U true JP3085614U (ja) 2002-05-17

Family

ID=43237050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001007002U Expired - Lifetime JP3085614U (ja) 2001-10-26 2001-10-26 缶用キャップおよび該缶用キャップを有する飲料缶

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3085614U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014050352A1 (ja) * 2012-09-27 2014-04-03 Tanaka Tetsuo 携帯電子機器用スタンド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014050352A1 (ja) * 2012-09-27 2014-04-03 Tanaka Tetsuo 携帯電子機器用スタンド
JP5570088B1 (ja) * 2012-09-27 2014-08-13 哲夫 田中 携帯電子機器用スタンド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0868370B1 (en) Beverage container
CA2683976C (en) Beverage bottle with storage compartment
US5056659A (en) Prize holding container assemblies
US5769680A (en) Drinking vessel with an internally formed display chamber
US20040050724A1 (en) Promotional system
US20110114588A1 (en) Beverage bottle with resealable storage compartment
CN101291853A (zh) 调味品容器
CN106536363A (zh) 具有可移除的中心盖的饮料罐营销装置
US11737606B2 (en) Cup
US7530186B2 (en) Article for displaying indicia and holding an object above a container lid
JP3085614U (ja) 缶用キャップおよび該缶用キャップを有する飲料缶
US2162629A (en) Receptacle
JP3206476U (ja) ボトル用衛生スパウト
US20160137482A1 (en) Apparatus for storing and dispensing wine
US10821352B2 (en) Toy
AU2001272211B2 (en) Promotional system
KR200375371Y1 (ko) 병마개 고정캡
JPS6344356Y2 (ja)
KR200273253Y1 (ko) 음료용기
JPH10250727A (ja) 飲料容器
US9272895B2 (en) Apparatus for storing and dispensing wine
RU55193U1 (ru) Емкость для напитка с призовой информационной капсулой
Reyes et al. Object Analysis Paper: How Coca-Cola Shaped American Culture
JP2590899Y2 (ja) 購買証明マーク付容器・蓋
JPS6226356Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213

Year of fee payment: 6