WO2013146845A1 - イメージデータ生成方法、イメージデータ生成装置及びイメージデータ生成プログラム - Google Patents

イメージデータ生成方法、イメージデータ生成装置及びイメージデータ生成プログラム Download PDF

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Abstract

 2以上の行と、各行に含まれる1以上の桁と、各桁に含まれる2以上の段とを含む構成を有し、複数のイメージデータ構成要素からなるイメージデータを生成するイメージデータ生成装置が、2以上の行における、上下に隣接する2つの行のうちの上部の行に含まれる第1の複数のイメージデータ構成要素を保持する第1のデータバッファと、2以上の行における、前記上下に隣接する2つの行のうちの下部の行に含まれる第2の複数のイメージデータ構成要素を保持する第2のデータバッファと、上部の行に含まれる各桁の下部の段に第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かと、下部の行に含まれる各桁の上部の段に第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つのイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、調べた結果に基づいて、上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定するデータ分析部と、を備える。

Description

イメージデータ生成方法、イメージデータ生成装置及びイメージデータ生成プログラム
 本発明は、複数段からなる文字を印刷する為の、イメージデータ生成方法、イメージデータ生成装置及びイメージデータ生成プログラムに関する。
 タイ語を表記するタイ文字(シャム文字と呼ばれることもある。)を印字する場合の特徴について、図1を参照して説明する。図1は、タイ文字を印字した具体例を示す図であり、図1には以下に説明される1桁印字101~106が記載されている。
(a) 1桁印字101は、3、4段目にそれぞれ印刷される2つの文字から構成された1桁印字である。
(b) 1桁印字102は、2、3段目にそれぞれ印刷される2つの文字から構成された1桁印字である。
(c) 1桁印字103は、2、3、4段目にそれぞれ印刷される2つの文字から構成された1桁印字である。
(d) 1桁印字104は、1、2、3段目にそれぞれ印刷される2つの文字から構成された1桁印字である。
(e) 1桁印字105は、3と4段目に跨って印刷される一つの文字から構成された1桁印字である。
(d) 1桁印字106は、2と3段目に跨って印刷される一つの文字から構成された1桁印字である。
 そしてこれらの具体例も含め、タイ文字の印字には以下の3つの特徴を有する。
 1)1行に含まれる1桁印字は4段から構成される。なお、以下の説明においては、この「段」のことを適宜「印刷段」と呼ぶ。
 2)タイ文字は基本的には、1つの文字は何れか1つの印刷段に印刷されるが、例外として、3段と2段、又は、3段と4段を跨って複数の印刷段に印刷される文字がある。
 3)1桁印字は最大3つのタイ文字から構成される。また、3段目には必ず何かしらの印字がされる。すなわち、3段目だけに印刷される文字および一部3段目に印刷される文字のうちの一方が1桁印字に必ず含まれる。
 これら3つの特徴があることから、タイ語を印刷する場合、現在印字した行の文と、現在印字した行の1つ前の行の文とに含まれる文字によって、その2行の間の実際のスペースが一定にはならない。ここで、実際のスペースとは、印刷した媒体(紙や表示装置など)上でのスペースのことである。
 この点について、図2の具体例を参照して説明する。図2に表されるように前々行(1行目)と前の行(2行目)の間の実際のスペースは予め設定されている行間の分だけとなる。しかしながら、前の行(2行目)に4段目の文字が含まれておらず、且つ、現在の行(3行目)に1段目および2段目の文字が含まれない場合、その2行の間の実際のスペースが所定の行間より非常に大きくなる。
 このような無駄なスペースを無くす又は小さくすることにより、印刷用紙の消費量を抑えることが可能である。また、媒体が表示装置であれば、画面内の文字数を増やすことができる。そして、タイ語の特徴を生かすことにより、行間の空白部を縮小させ、印刷用紙の消費量を抑える技術の一例が、特許文献1に記載されている。
 特許文献1に記載された技術では、タイ語の印刷行を上部、中部、下部の3段に分け、印刷する際にそれぞれの部を別々に印刷する。
 このように、上部、中部、下部の3段に分ける場合、一般的には上部と下部の高さは中部と同じ高さで印刷される。もっとも、実際には、上部と下部に印刷される文字の高さが、中部に印刷される文字の高さより小さい。そして、特許文献1に記載の技術では、この上部と下部には上下の空白が多い、という点に着目している。そして、特許文献1に記載された技術では、上部と下部を印刷する際にそれの空白部を切り取ることで上部と下部の高さを中部の約半分に小さくする。これにより1行の高さを、中部の高さの3倍(上部+中部+下部)から約2倍(約半分の高さとした上部+中部+約半分の高さとした下部)に減少させ、一行分の高さを減らすことができる。
特開2010-15462号公報
 上述したように、特許文献1等の技術を用いることにより、紙の消費量を低減できる。しかしながら、これらの技術は、下記の2つの問題点を有している。
 第1の問題点は、上の行と下の行をオーバーラップさせることができず、低減できる紙の消費量が比較的に少ないことである。
 その理由は、オーバーラップさせる為に特定する必要がある「上の行の下部と下の行の上部が重なる場所があるか否か」について特許文献1等の技術では特定していないからである。また、上の行と下の行をオーバーラップさせることができないということは、図2に表されるような「前の行(2行目)に4段目の文字が含まれておらず、且つ、現在の行(3行目)に1段目および2段目の文字が含まれない場合」に対応することができないという問題にも繋がる。
 第2の問題点は、上部に印刷される2個の文字(第1段と第2段に印刷される文字)を一つにまとめており、上部に印刷される文字の高さの違いが考慮されず、第1段に文字が印刷されない場合については無駄な空白部が十分に取り除かれないことである。
 その理由は、第1段と第2段に印刷される文字を一の文字としてまとめており、第1段及び第2段として2つの段として扱うべきところを、単に「上部」として1つの部分として扱ってしまっているからである。
 本発明の典型的(exemplary)な目的は、複数段からなる文字を印刷するに際して、多様な文字の組合せに対応でき、且つ、紙の消費量を削減することが可能な、イメージデータ生成方法、イメージデータ生成装置及びイメージデータ生成プログラムを提供することである。
 本発明の典型的(exemplary)な第1の観点によれば、2以上の行と、各行に含まれる1以上の桁と、各桁に含まれる2以上の段とを含む構成を有し、複数のイメージデータ構成要素からなるイメージデータを生成するイメージデータ生成装置であって、
 前記2以上の行における、上下に隣接する2つの行のうちの上部の行に含まれる第1の複数のイメージデータ構成要素を保持する第1のデータバッファと、
 前記2以上の行における、前記上下に隣接する2つの行のうちの下部の行に含まれる第2の複数のイメージデータ構成要素を保持する第2のデータバッファと、
 前記上部の行に含まれる各桁の下部の段に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かと、前記下部の行に含まれる各桁の上部の段に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つのイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、調べた結果に基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定するデータ分析部と、を備えたイメージデータ生成装置が提供される。
 本発明の典型的(exemplary)な第2の観点によれば、2以上の行と、各行に含まれる1以上の桁と、各桁に含まれる2以上の段とを含む構成を有し、複数のイメージデータ構成要素からなるイメージデータを生成するイメージデータ生成装置のイメージデータ生成方法であって、
 前記2以上の行における、上下に隣接する2つの行のうちの上部の行に含まれる第1の複数のイメージデータ構成要素を保持し、
 前記2以上の行における、前記上下に隣接する2つの行のうちの下部の行に含まれる第2の複数のイメージデータ構成要素を保持し、
 前記上部の行に含まれる各桁の下部の段に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否か、且つ前記下部の行に含まれる各桁の上部の段に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つのイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、
 調べた結果に基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定するイメージデータ生成方法が提供される。
 本発明の典型的(exemplary)な第3の観点によれば、2以上の行と、各行に含まれる1以上の桁と、各桁に含まれる2以上の段とを含む構成を有し、複数のイメージデータ構成要素からなるイメージデータを生成するイメージデータ生成装置としてコンピュータを機能させるイメージデータ生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
 前記コンピュータに、
 前記2以上の行における、上下に隣接する2つの行のうちの上部の行に含まれる第1の複数のイメージデータ構成要素を保持する機能と、
 前記2以上の行における、前記上下に隣接する2つの行のうちの下部の行に含まれる第2の複数のイメージデータ構成要素を保持する機能と、
 前記上部の行に含まれる各桁の下部の段に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かと、前記下部の行に含まれる各桁の上部の段に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つのイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、調べた結果に基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定する機能とを実現させるイメージデータ生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
 本発明の典型的(exemplary)な効果は、複数段からなる文字を印刷するに際して、多様な文字の組合せに対応でき、且つ、紙の消費量を削減することが可能となるとなることである。
タイ文字を印字する際の一桁の構成について表す図である。 空白部が生じてしまう例について表す図である。 イメージデータ生成装置の一実施形態の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の基本的構成を表す図である。 本発明の各実施形態の基本的動作を表す図である。 印字の際のオーバーラップについて表す図である。 タイ文字の印字パターンについて表す図である。 タイ文字のパターン毎の印字例を表す図である。 タイ文字のパターン毎の印字例を表す図である。 タイ文字のパターン毎の印字例を表す図である。 タイ文字のパターン毎の印字例を表す図である。 タイ文字のパターン毎の印字例を表す図である。 タイ文字のパターン毎の印字例を表す図である。 タイ文字のパターン毎の印字例を表す図である。 本発明の第2の実施形態の基本的構成を表す図である。 本発明の第3の実施形態における印字例を表す図である。 タイ文字における通貨記号の付加について表す図である。 アルファベットの小文字を印字する際の一桁の構成について表す図である。 アルファベットの小文字の印字パターンについて表す図である。 アルファベットの小文字のパターン毎の印字例を表す図である。 アルファベットの小文字のパターン毎の印字例を表す図である。 アルファベットの小文字のパターン毎の印字例を表す図である。 アルファベットの小文字のパターン毎の印字例を表す図である。 アルファベットの小文字のパターン毎の印字例を表す図である。 アルファベットの小文字における通貨記号の付加について表す図である。
 以下、本発明の典型的な実施の形態について図面を用いて説明する。図3はイメージデータ生成装置の一実施形態の構成を示す図である。図3に示すようにイメージデータ生成装置は前行データバッファ21、現在行データバッファ22、及びデータ分析部30を含んでいる。前行データバッファ21は第1のデータバッファとなり、現在行データバッファ22は第2のデータバッファとなる。データ分析部30は下部段分析部31、上部段分析部32、行間隔決定部33を含んでいる。
 以下、タイ文字のイメージ生成を行う場合を例にとって図3のイメージデータ生成装置の動作を説明する。図2に示すような印刷データの一行分のデータが前行データバッファ21に一時的に保存される。例えば、図2の1行目のデータが保存される。また印刷データの次の一行分のデータが現在行データバッファ22に一時的に保存される。例えば、図2の2行目のデータが保存される。
 下部段分析部31は前行データバッファ21に含まれるデータを読み出し、そのデータの各桁の下部段に文字があるか否かを調べる。各文字はイメージデータ構成要素となる。例えば図2の1行目の1桁目の下部段となる第4段目を調べると、文字が含まれることが分かる。また2桁目の下部段の第4段目を調べると、第4段目には文字が存在しないことが分かる。このようにして、各桁ごとに下部段に文字が含まれるか否かを調べ、1桁目、5桁目、7桁目の下部段に文字があることが分かる。
 上部段分析部32は現在行データバッファ22に含まれるデータを読み出し、そのデータの各桁の上部段に文字があるか否かを調べる。各文字はイメージデータ構成要素となる。例えば図2の2行目の1桁目の上部段となる第1段目及び第2段目を調べると、それぞれ文字が含まれることが分かる。同様に2桁目の上部段の第1段目及び第2段目を調べると、第1段目には文字が存在しないが、第2段目には文字が存在することが分かる。次に、3桁目の上部段の第1段目及び第2段目を調べると、第1段目及び第2段目に文字が存在しないことが分かる。このようにして、各桁ごとに上部段に文字が含まれるか否かを調べ、第1段目は1桁目、5桁目及び7桁目に文字があり、第2段目は1桁目、2桁目、5桁目及び7桁目に文字があることが分かる。
 行間隔決定部33は、下部段分析部31と上部段分析部32との調査結果に基づいて、上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定する。例えば、行間隔決定部33は、図2の1行目と2行目との間は行間隔を詰めないと決定し、2行目と3行目との間は行間隔を詰めると決定する。そして、行間隔決定部33は、2行目と3行目との間の詰める幅を決定する。例えば、2行目の4段目と3行目の1段目及び2段目の空白部をなくすように2行目と3行目との間の間隔を詰める。このようにして、行間を詰めることで、印刷データを印字する場合の紙の消費量を削減することができる。図3に示すデータ分析部30の各部はハードウェアで構成されるが、データ分析部30の機能は、CPU(Central Processing Unit)でメモリに記憶されたプログラムを実行することによっても実現できる。
 続いて、上記イメージデータ生成装置を含む印刷システムについて図4を参照して説明する。
 図4を参照すると、本実施形態による印刷システム100は、ホストコンピュータ11とプリンタ12とを含む。印刷システム100は任意の機器に実装可能である。例えば、印刷システム100は、POS(Point of sales)用レシートプリンタとして実装できる。また、パーソナルコンピュータに実装することもできる。なお、一般的なPOS用レシートプリンタは、各商品の値段を同じ横方向の位置に揃えて見やすくするために固定幅フォント(Fixed Width Font)を使用して印字する。今回の説明では、本実施形態においても、固定幅フォントを使用して印字するものとする。
 そして本実施形態では、各桁の印字の高さおよび上下方向の位置が必ずしも同じではないというタイ語等の言語の特徴を利用して各行間の空白部を小さくし、印刷用紙の消費量を抑制する。
 なお、以下の説明においては、適宜、タイ文字の桁の1,2段目を前段部、3段目を基幹部、4段目を後段部と称する。また、タイ文字の桁の1,2段目は上部の段、4段目は下部の段に対応する。1桁印字は1又は複数の文字から構成され、各文字がイメージデータ構成要素となる。
 ホストコンピュータ11は、アプリケーションプログラム13及びプリンタドライバ14を含む。また、プリンタドライバ14は、コマンドインターフェイス部15及び印刷データ処理部16を含む。更に、印刷データ処理部16は、印刷データバッファ18と、文字列分析部17と、印刷イメージデータ生成部19を含む。更に、文字列分析部17は、現在行データバッファ22と、前行データバッファ21を含む。更に、印刷イメージデータ生成部19は、印刷イメージバッファ20を含む。更に、プリンタ12は、印刷イメージ受信部23と、印刷制御部24を含む。文字列分析部17はイメージデータ生成装置を構成する。プリンタドライバ14は印刷制御装置を構成する。
 アプリケーションプログラム13及びプリンタドライバ14はホストコンピュータ11の上で動作するソフトウェアである。ホストコンピュータ11に含まれる各部は、ホストコンピュータ11に含まれる演算装置がアプリケーションプログラム13及びプリンタドライバ14に基づいて演算処理を行うことにより実現される。また、ホストコンピュータ11に含まれる各バッファは、複数の記憶装置により実現されても良いが、1つの記憶装置を論理的に分割して各バッファを実現するようにしても良い。ホストコンピュータ11自体も単一の装置により実現しても良いが、複数の装置が協働することにより実現しても良い。
 アプリケーションプログラム13は、印刷対象となる印刷データ(文字列)を生成する。そして、アプリケーションプログラム13は、印刷を実行する旨のコマンド(実行命令)及び印刷データをプリンタドライバ14に含まれるコマンドインターフェイス部15に送る。ここで、印刷データは、通常は、文字列により表される。文字列に含まれる各文字は、通常は、文字コードにより表される。従って、印刷データをテキストデータと称してもよい。
 コマンドインターフェイス部15は、アプリケーションプログラム13からコマンド(実行命令)と印刷データを受け取る処理を行う。
 印刷データ処理部16に含まれる印刷データバッファ18は、アプリケーションプログラム13からコマンドインターフェイス部15を経由して受信した印刷データ(文字列)を一時的に蓄積する機能を含む。
 文字列分析部17は、印刷データバッファ18から文字列を一行ずつ読み出す。そして、読み出した文字列を分析して行間の空白部の高さを決定する機能を含む。
 また、文字列分析部17内の現在行データバッファ22は、印刷データバッファ18から一行分のデータを読み取ったときに一時的にそのデータを保存する。更に、文字列分析部17内の前行データバッファ21は、前回読み取った一行分のデータを一時的に保存する。
 印刷イメージデータ生成部19は、印刷データ(文字列)と、文字列分析部17が決定した行間の高さと、を元に印刷イメージ(画像データ)を生成する機能を含む。印刷イメージデータは、基本的には、ドット毎のデータより構成されるが、このドット毎のデータを圧縮したものであってもよい。
 印刷イメージデータ生成部19内の印刷イメージバッファ20は、生成途中の印刷イメージを保存する。
 プリンタ12は、一般的なイメージプリンタと同様の構成であり、画像データの印刷を行う。
 印刷イメージ受信部23は、ホストコンピュータ11からイメージデータを受信し印刷制御部24に渡す。一方、印刷制御部24は、印刷イメージ受信部23より受け取った印刷イメージを印刷用紙に出力する。
 次に、図4乃至図7及び図8乃至図14を参照して本実施形態の動作について詳細に説明する。
 本実施形態では、上述したようにアプリケーション13がプリンタドライバ14に対して印刷命令(コマンド)および印刷データを与える。印刷命令と印刷データを受信した後の処理は図5のフローチャートに表されている。
 なお、図5ではTransaction Print(開始と終了)コマンド以外のコマンドの処理については記載されていないが、これは本実施形がTransaction Print(開始と終了)コマンド以外のコマンドに対応できないことを意味するものでは無い。本実施形態では、プリンタドライバ14のコマンドインターフェイス部15が、コマンドの種別を識別し、受信したコマンドがTransaction Print(開始と終了)コマンド以外である場合にはプリンタドライバ14は通常のプリンタドライバと同様な処理を行う。この、通常のプリンタドライバと同様の処理については当業者によく知られているためTransaction Print(開始と終了)コマンド以外である場合については図示を省略しているだけである。
 まず、プリンタドライバ14がアプリケーション13からのTransaction Print開始コマンドを受信する(ステップF1においてYes)。
 Transaction Print開始コマンドを受信したプリンタドライバ14は、印刷データバッファ18、印刷イメージデータ生成部19内の印刷イメージバッファ20、及び文字列分析部17内の前行データバッファ21並びに現在行データバッファ22を全てクリアする(ステップF2)。
 その後、アプリケーション13からTransaction Print終了コマンドを受信した場合を除き(ステップF3においてNo)、アプリケーション13から印刷データを受信するまで待機する(ステップF4においてNo)。
 プリンタドライバ14は、アプリケーション13から印刷データを受信すると(ステップF4においてYes)、その印刷データを印刷データバッファ18に蓄積する(ステップF5)。
 その後、文字列分析部17が印刷データバッファ18から印刷データを最初の一行分だけ先に読み出して現在行データバッファ22に保存する。加えて、文字列分析部17は、この一行分の文字列で印刷イメージを作成するように印刷イメージデータ生成部19に命令する。イメージ作成を命令した後、文字列分析部17は現在行データバッファ22のデータを前行データバッファ21に移す。次に、文字列分析部17は再び印刷データバッファ18から次の一行分データを読み取って現在行データバッファ22に保存する(ステップF6)。
 更に、文字列分析部17は、前行データバッファ21と現在行データバッファ22のデータを使用してデータ分析を行う(ステップF7)。
 このデータ分析は、前行データと現在行データを印刷するときの行間の空白部の高さを決めることを目的としている。
文字列分析部17は、各印刷桁について、前行の第4段、現在行の第1段、及び、現在行の第2段のそれぞれに文字が含まれているか否か、また、どのような組み合わせになっているかを基準にして行間の空白部の高さを決定する。そして、可能であると判断した場合には、図6の右側に表されるように前行と現在行をオーバーラップさせるように決定する。こうすることにより通常通り印刷した場合(図6の左側参照)と比べて行間の印刷スペースを削減することが可能となる。
 ここで、前行の第4段、現在行の第1段、及び、現在行の第2段の3部分の考え得る組み合わせは、全6パターン有り、図7に表されている。
 パターン1は、前行の第4段に文字が含まれ、現在行の第1段及び第2段に文字が含まれているパターンである。
 パターン2は、前行の第4段に文字が含まれ、現在行の第1段に文字が含まれず、現在行の第2段に文字が含まれているパターンである。
 パターン3は、前行の第4段に文字が含まれ、現在行の第1段及び第2段に文字が含まれていないパターンである。
 パターン4は、前行の第4段に文字が含まれず、現在行の第1段及び第2段に文字が含まれているパターンである。
 パターン5は、前行の第4段に文字が含まれず、現在行の第1段に文字が含まれず、現在行の第2段に文字が含まれているパターンである。
 パターン6は、前行の第4段、現在行の第1段及び第2段に文字が含まれていないパターンである。
 なお、今回は3部分のみを考えている為、前行の第1段及び第2段並びに現在行の第4段に文字は含まれていなくとも良いが含まれていても良い。つまり、図1を用いて説明すると、下記のような組合せも考え得る。
 (1)パターン1,2,3の前行には、図1の1桁印字101のみ記されているが、図1の1桁印字103及び1桁印字105も含む。
 (2)パターン4,5,6の前行は、図1の1桁印字102、104及び106を含む。
 (3)パターン2,5の現在行には、図1の1桁印字102のみ記されているが、図1の1桁印字103及び1桁印字106も含む。
 (4)パターン3,6の現在行は、図1の1桁印字101及び1桁印字105を含む。
 そして、このようなパターン分けを利用して文字列分析部17が行間の空白部の高さを判断するのに使用する条件は以下の通りである。なお、各条件を満たした場合について図8~図14に図示されている。図8~図14のそれぞれの左側(A)には、パターンを満たしている状態で通常通りに印字する場合の配列が表されている。また、図8~図14のそれぞれの右側(B)には文字列分析部17が決定した空白部の高さに基づいて印字する場合の配列が表されている。
条件1:パターン1となる桁が一つ以上存在する(図8(A))。
条件2:条件1を満足しないかつ、パターン2となる桁とパターン4となる桁が各々一つ以上存在する(図9(A))。(図9)は、パターン2とパターン4が入れ替わった場合も含み、また、パターン2とパターン4が離れて存在している場合も含む。なお、条件2を満たす場合には図9(A)のようになる箇所が少なくとも一箇所含まれるが、図10(A)及び図11(A)のようになる箇所も含まれうる。
条件3:条件1~2を満足しないかつ、パターン2となる桁が一つ以上存在する(図10(A))。
条件4:条件1~3を満足しないかつ、パターン4となる桁が一つ以上存在する(図11(A))。
条件5:条件1~4を満足しないかつ、パターン5となる桁が一つ以上存在する(図12(A))。
条件6:条件1~5を満足しないかつ、パターン3となる桁が一つ以上存在する(図13(A))。
条件7:条件1~6を満足しないかつ、パターン6となる桁が一つ以上存在する(図14(A))。
 文字列分析部17は、前行データと現在行データが満足した条件に基づいて、下記の通り印刷イメージ生成部19に対し、イメージバッファ20に保存されている既存印刷イメージの下部に行間を追加してから現在行データのイメージを追加するよう命令する(ステップF8)。
 なお、下記の説明に使われる変数Zは、予めにアプリケーション13が別のコマンドでプリンタドライバ14に対し通知してある行間の高さである(図7参照)。
 条件1を満足した場合:既存印刷イメージの最下位行である前行の第4段と現在行の第1段との間に発生する空白部の高さがZ dotsとなるようにイメージをつなげる(図8(B))。
 条件2を満足した場合:既存印刷イメージの最下位行の第4段と現在行の第2段との間および、既存印刷イメージの最下位行である前行の第3段と現在行の第1段との間について、空白部の高さがZ dots以上となるようにイメージをオーバーラップさせてつなげる。ただし、少なくどちらかの空白部がZ dotsになるようにする(図9(B))。
 もっとも、条件2を満足した場合、視認性確保の観点から図9(B)のようにせず図8(B)のようにしても良い。この点については図16を参照して後述する。
 また、上述したように条件2を満足した場合には図9(A)のようになる箇所が少なくとも一箇所含まれるが、図10(A)及び図11(A)のようになる箇所も含まれうる。図10(A)のようになる箇所は、後述の図10(B)のようにイメージをつなげる。同様に、図11(A)のようになる箇所は、後述の図11(B)のようにイメージをつなげる。
 条件3を満足した場合:既存印刷イメージの最下位行である前行の第4段と現在行の第2段との間に発生する空白部の高さがZ dotsとなるようにイメージをつなげる(図10(B))。
 条件4を満足した場合:既存印刷イメージの最下位行である前行の第3段と現在行の第1段との間に発生する空白部の高さがZ dotsとなるようにイメージをつなげる(図11(B))
 条件5を満足した場合:既存印刷イメージの最下位行である前行の第3段と現在行の第2段との間に発生する空白部の高さがZ dotsとなるようにイメージをつなげる(図12(B))。
 条件6を満足した場合:既存印刷イメージの最下位行である前行の第4段と現在行の第3段との間に発生する空白部の高さがZ dotsとなるようにイメージをつなげる(図13(B))。
 条件7を満足した場合:既存印刷イメージの最下位行である前行の第4段と現在行の第3段との間に発生する空白部の高さがZ dotsとなるようにイメージをつなげる(図14(B))。
 上記の通りにイメージを連結させた後、印刷イメージデータ生成部19はその結果(新しい印刷イメージ)を印刷イメージバッファ20に保存する。
 次に、文字列分析部17は印刷データバッファ18にデータが残っているか確認する(ステップF9)。データが残っている場合(ステップF9においてNo)は、その残っているデータを対象としてステップF5~F7を繰り返す。
 一方、印刷データバッファ18にデータが残っていない場合(ステップF9においてYes)、すなわち、印刷データバッファ18から全てデータを読み出した場合は、アプリケーション13からの印刷コマンドおよび印刷を確認するステップに移行する(ステップF3)。
 図5のステップF3において、アプリケーション13がTransaction Print終了コマンドをプリンタドライバ14に送付せず(ステップF3においてNo)、続けて印刷データをプリンタドライバ14に送信してきた場合(ステップF4においてYes)、プリンタドライバ14は再びステップF5~F8を繰り返す。
 そして、最終的にアプリケーション13からTransaction Print終了コマンドを受領した時点で(ステップF3においてYes)、印刷データイメージ生成部19が印刷イメージバッファ内の印刷イメージをプリンタ12に送付してそのイメージの印刷を命じる(ステップF10)。
 以上説明した本実施形態は、タイ語テキストを印刷する際に行間に発生する無駄な空白部を、印刷コンテンツを分析することにより無駄な空白部を必要最低限に減らして印刷紙の消費量を低減できる、という効果を奏する。
 その理由は、印刷行をオーバーラップさせることによって上下方向の印刷長を短縮させることができるためである。
 次に、本発明の他の実施形態である第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
 図15を参照すると、第2の実施形態である印刷システムA100は、図4に示されたプリンタドライバ14の機能を全てプリンタ内のファームウェアA15に持たせる点で異なる。
 第2の実施形態では、アプリケーションA3がプリンタA2に対してTransaction Print開始コマンド、印刷データおよび、Transaction Print終了コマンドを送付する。
 プリンタドライバA2におけるデータ受信部A13がアプリケーションからコマンド又はデータを受信すると、コマンドインターフェイス部A5に引き渡す。コマンドインターフェイス部A5と印刷データ処理部A6は、それぞれ第1の実施形態のコマンドインターフェイス部15と印刷データ処理部16と同様な動作を行う。
 上記した第1の実施形態を用いるならば、プリンタ製造者がサポート対象とするOSの種類毎のプリンタドライバそれぞれに対して、第1の実施形態を適用するようにお客様に提供しなければならない。これに対して、第2の実施形態を用いるならば、ホストコンピュータのOSに依存するプリンタドライバを変更することが不要になる。そのため、第2の実施形態では第1の実施形態と比べて開発コストの抑制ができる。
 次に、本発明のさらに他の実施形態である第3の実施形態について図面を参照して説明する。
 図16を参照すると、本実施形態は、隣接した桁についても考慮している。第1の実施形態及び第2の実施形態では、各印刷桁について前行の下部(第4段)と現在行の上部(第1段、第2段)が重ならないことを前提条件として、行間の空白部ができるだけ少なくなるように高さを決めている。これに対し、第3の実施形態では、印刷文字が密着し過ぎて読みにくいことにならないように隣接した桁についても考慮する。つまり、重複しないことの条件と読み取りのしやすさに基づいて、上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定する。
 図16に表される例では、真中桁の現在行に第2段文字があるが、同じ桁上の前行に第4段文字がない。よって、本例に対して第1の実施形態の説明時に示したルールを適用すると、図12の配置になる。もっとも、図16に表される例で図12の配置としてしまうと真中桁の現在行の第2段文字と左右桁の前行の第4段文字が横方向に連続することとなり、各文字が読みにくくなるおそれがある。そこで、第3の実施形態では、隣桁の前行に第4段文字があることを考慮し、図10の配置を適用する。
 なお、上述した各実施形態は特にPOS装置で印字出力されるレシートに好適である。特に、商品名に続いて値段、通貨記号(バーツ)が印字される行間において適用が期待される。それ故、数字と通貨記号の印字の高さは、図17に表されるように、桁の3段目の高さと同じか、桁の3段目の高さ未満の高さとすることが好ましい。
 図18~図25を参照して、第4の実施形態について説明する。第1の実施形態とは異なる点を以下に記す。
 第4の実施形態では、タイ文字に替えて、行を形成する(印刷する)文字をアルファベットの小文字と想定している。
 アルファベットの小文字は、図18に表されるように4タイプに分類できる。また、前提として全てのアルファベットは2段目に何らかの記載が有る。
 そして、この常に記載が存在する2段目のみのタイプ1、1段目と2段目に跨るタイプ2、2段目と3段目に跨るタイプ3、1段目から3段目に跨るタイプ4の4つに分類できる。例えば、タイプ1は”a”が該当し、タイプ2は”b”が該当し、タイプ3は”q”が該当し、タイプ4は”j”が該当する。
 各桁における前行と現在行の関係は、図19に表される4つのパターンとなる。
 パターン1は、図18のタイプ3が前行に含まれ、図18のタイプ2が現在行に含まれているパターンである。
 パターン2は、図18のタイプ3が前行に含まれ、図18のタイプ1が現在行に含まれているパターンである。
 パターン3は、図18のタイプ1が前行に含まれ、図18のタイプ2が現在行に含まれているパターンである。
 パターン4は、図18のタイプ1が前行に含まれ、図18のタイプ1が現在行に含まれているパターンである。
 なお、今回は前行の第3段及び現在行の第1段の関係のみを考えている為、前行の第1段及び現在行の第3段に文字の記載は含まれていなくとも良いが含まれていても良い。つまり、下記のような組合せも考え得る。
 (1)パターン1,2の前行には、図18のタイプ3が図示されているが、パターン1,2の前行にはタイプ4も含まれうる。
 (2)パターン3,4の前行には、図18のタイプ1が図示されているが、パターン3,4の前行には、図18のタイプ2も含まれうる。
 (3)パターン1,3の現在行には、図18のタイプ2が図示されているが、パターン1,3の現在行には、図18のタイプ4も含まれうる。
 (4)パターン2,4の現在行には、図18のタイプ1が図示されているが、のみ記されているが、パターン2,4の現在行には、図18のタイプ3も含まれうる。
 そして、このようなパターン分けを利用して文字分析部A7が行間の空白部の高さを判断するのに使用する条件は以下の通りである。なお、各条件を満たした場合について図20~図24に図示されている。図20~図24のそれぞれの左側(A)には、パターンを満たしている状態で通常通りに印字する場合の配列が表されている。また、図20~図24のそれぞれの右側(B)には文字分析部7が決定した空白部の高さに基づいて印字する場合の配列が表されている。
 条件1:パターン1となる桁が一つ以上存在する(図20(A))。
 条件2:条件1を満足しない、かつ、パターン2となる桁とパターン3となる桁が一つ以上存在する(図21(A))。なお、図21は、パターン2とパターン3が入れ替わった場合も含み、また、パターン2とパターン3が離れて存在している場合も含む。
 条件3:条件1,2を満足しない、かつ、パターン2となる桁が一つ以上存在する(図22(A))。
 条件4:条件1~3を満足しない、かつ、パターン3となる桁が一つ以上存在する(図23(A))。
 条件5:条件1~4を満足しない、かつ、パターン4となる桁が一つ以上存在する(図24(A))。
 そして、条件1を満足した場合、前行と現在行の間隔をZdotsとする(図20(B))。
 また、条件2を満足した場合、少なくとも、前行の3段目と現在行の2段目の間隔、前行の2段目と現在行の1段目の間隔のいずれかがZdotsとなるようにオーバーラップさせる。1段目の高さと3段目の高さが同じであれば、前行の3段目と現在行の2段目の間隔、前行の2段目と現在行の1段目の間隔のどちらもZdotsとなる。1段目の高さと3段目の高さが同じでなければ、Zdotsの間隔ではない他方の間隔は、Zdots以上となる(図21(B))。なお、図21(B)のようにせず、図20(B)のようにしてもよい。
 更に、条件3を満足した場合、現在行の1段目の高さ分を削除し、前行と現在行の間隔をZdotsとする(図22(B))。
 更に、条件4を満足した場合、前行の3段目の高さ分を削除し、前行と現在行の間隔をZdotsとする(図23(B))。
 更に、条件5を満足した場合、前行の3段目の高さ分と現在行の1段目の高さ分を削除し、前行と現在行の間隔をZdotsとする(図24(B))。
 第4の実施形態の発明も、POS装置で印字出力されるレシートに好適である。特に、商品名に続いて値段、通貨記号(ドル)が印字される行間において適用が期待される。それ故、数字と通貨記号の印字の高さは、図25に示すように、文字の2段目の高さと同じか、文字の2段目の高さを超えない高さとすることが好ましい。
 また、アルファベットの小文字の1段目を前段部、2段目を基幹部、3段目を後段部と称することとする。また、アルファベットの小文字の1段目は上部の段、3段目は下部の段に対応する。基幹部は上部の段及び下部の段には含まれない。なお、1桁印字は1つの文字から構成され、例えば文字”a”は1つのイメージデータ構成要素からなり、文字”j
”は3つのイメージ構成要素から構成されることになる。
 第1の実施形態ではタイ文字の場合について、第4の実施形態ではアルファベットの小文字の場合について説明してきたが、文字が、どの桁、もしくは文字にも存在する基幹部、桁、もしくは文字によっては存在するが、桁、もしくは文字によっては存在しない前段部と後段部を有するものであれば、本発明は適用可である。すなわち、タイ文字やアルファベットの小文字というのはあくまで説明の為の一例に過ぎず、各実施形態の適用範囲はタイ文字やアルファベットの小文字に限定されるものではない。
 なお、図4に表される第1の実施形態の構成で、第3の実施形態及び第4の実施形態を実現できることは当然であるが、図15に表される第2の実施形態の構成で、第3の実施形態及び第4の実施形態を実現することも可能である。
 なお、上記の印刷システムは、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合わせにより実現することができる。また、上記の印刷システムにより行なわれる印刷制御方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
 プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明は、本願の請求の範囲によって規定される、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の種々の形で実施することができる。そのため、前述した各実施形態は単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるべきではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書や要約書の記載には拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更はすべて本発明の範囲内のものである。
本願は、2012年3月28日に出願された特願2012-074481号に基づき、優先権の利益を主張するものである。そして、特願2012-074481号号の内容は本願の明細書の内容に含まれる。
 上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
 (付記1) 2以上の行と、各行に含まれる1以上の桁と、各桁に含まれる2以上の段とを含む構成を有し、複数のイメージデータ構成要素からなるイメージデータを生成するイメージデータ生成装置であって、
 前記2以上の行における、上下に隣接する2つの行のうちの上部の行に含まれる第1の複数のイメージデータ構成要素を保持する第1のデータバッファと、
 前記2以上の行における、前記上下に隣接する2つの行のうちの下部の行に含まれる第2の複数のイメージデータ構成要素を保持する第2のデータバッファと、
 前記上部の行に含まれる各桁の下部の段に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かと、前記下部の行に含まれる各桁の上部の段に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つのイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、調べた結果に基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定するデータ分析部と、を備えたイメージデータ生成装置。
 (付記2) 付記1に記載のイメージデータ生成装置であって、
 前記データ分析部は、前記上下に隣接する2つの行の何れの桁においてもイメージデータ構成要素どうしが重複しないという非重複条件を満たした上で、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定することを特徴とするイメージデータ生成装置。
 (付記3) 付記2に記載のイメージデータ生成装置であって、
 前記データ分析部は、前記非重複条件及び読み取りのしやすさに基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定することを特徴とするイメージデータ生成装置。
 (付記4) 付記1乃至3の何れか1に記載のイメージデータ生成装置であって、
 前記データ分析部は、前記上下に隣接する2つの行の各桁毎に、上の行の桁の下部に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かと、下の行の桁の上部に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、各桁の前記上下に隣接する2つの行の組合せが予め定めたパターンのうちどのパターンに該当するかを調べた上で、前記上下に隣接する2つの行に含まれる各々の桁に対するパターンの組合せに基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定することを特徴とするイメージデータ生成装置。
 (付記5) 付記4に記載のイメージデータ生成装置であって、
 前記データ分析部は、前記パターンの組合せが満たす条件と、該条件に対応する詰める量を予め用意しておき、実際の前記パターンの組合せがどの条件を満たすかを判断し、満たされた条件に対応する詰める幅を前記上下に隣接する2つの行の間隔に適用することを特徴とするイメージデータ生成装置。
 (付記6) 2以上の行と、各行に含まれる1以上の桁と、各桁に含まれる2以上の段とを含む構成を有し、複数のイメージデータ構成要素からなるイメージデータを生成するイメージデータ生成装置のイメージデータ生成方法であって、
 前記2以上の行における、上下に隣接する2つの行のうちの上部の行に含まれる第1の複数のイメージデータ構成要素を保持し、
 前記2以上の行における、前記上下に隣接する2つの行のうちの下部の行に含まれる第2の複数のイメージデータ構成要素を保持し、
 前記上部の行に含まれる各桁の下部の段に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否か、且つ前記下部の行に含まれる各桁の上部の段に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つのイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、
 調べた結果に基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定するイメージデータ生成方法。
 (付記7) 2以上の行と、各行に含まれる1以上の桁と、各桁に含まれる2以上の段とを含む構成を有し、複数のイメージデータ構成要素からなるイメージデータを生成するイメージデータ生成装置としてコンピュータを機能させるイメージデータ生成プログラムであって、
 前記コンピュータに、
 前記2以上の行における、上下に隣接する2つの行のうちの上部の行に含まれる第1の複数のイメージデータ構成要素を保持する機能と、
 前記2以上の行における、前記上下に隣接する2つの行のうちの下部の行に含まれる第2の複数のイメージデータ構成要素を保持する機能と、
 前記上部の行に含まれる各桁の下部の段に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かと、前記下部の行に含まれる各桁の上部の段に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つのイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、調べた結果に基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定する機能とを実現させるイメージデータ生成プログラム。
 (付記8) 2以上の行と、各行に含まれる1以上の桁と、各桁に含まれる2以上の段とを含む構成を有し、複数のイメージデータ構成要素からなるイメージデータを生成するイメージデータ生成装置としてコンピュータを機能させるイメージデータ生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
 前記コンピュータに、
 前記2以上の行における、上下に隣接する2つの行のうちの上部の行に含まれる第1の複数のイメージデータ構成要素を保持する機能と、
 前記2以上の行における、前記上下に隣接する2つの行のうちの下部の行に含まれる第2の複数のイメージデータ構成要素を保持する機能と、
 前記上部の行に含まれる各桁の下部の段に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かと、前記下部の行に含まれる各桁の上部の段に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つのイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、調べた結果に基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定する機能とを実現させるイメージデータ生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記9) 印刷対象を、各行に含まれる各印字桁が2以上の段を含む形式で印刷する為の制御を行う印刷制御装置であって、
 前記印刷対象として上部の段と下部の段に必ずしも印刷すべき内容が含まれない印刷対象を受け取る手段(unit)と、
 前記受け取った印刷対象の隣接する2行に着目し、該2行の内の上の行の下部の段と該2行の内の下の行の上部の段の何れか又は双方に印刷すべき内容が含まれていない場合に、該2行の行間の空白部を、印刷すべき内容が含まれている場合よりも縮小することを決定する手段(unit)と、
 前記決定された空白部に基づいて前記印刷対象を印刷する指示を出す手段(unit)と、
 を備えることを特徴とする印刷制御装置。
 (付記10) 付記9に記載の印刷制御装置であって、
 前記着目した2行の内の上の行の下部の段と該2行の内の下の行の上部の段をオーバーラップさせることにより前記縮小を実現することを特徴とする印刷制御装置。
 (付記11) 付記9又は10に記載の印刷制御装置であって、
 前記印刷対象が、全ての桁、もしくは文字に存在する基幹部と、桁、もしくは文字によっては存在しない前記基幹部の上に位置する前段部と、桁、もしくは文字によっては存在しない前記基幹部の下に位置する後段部からなる桁、もしくは文字である場合に、
 第1の行の後段部の有無と、第1の行に続く第2の行の前段部の有無に基づいて、第1の行の基幹部と第2の行の基幹部の間の距離を決定することを特徴とする印刷制御装置。
(付記12) 付記9乃至11の何れか1に記載の印刷制御装置であって、
 前記着目した2行の内の上の行の或る桁においては下部の段に印刷すべき内容が含まれているが他の桁においては下部の段に印刷すべき内容が含まれておらず、且つ、前記着目した2行の内の下の行の或る桁においては上部の段に印刷すべき内容が含まれているが他の桁においては上部の段に印刷すべき内容が含まれていない場合であっても前記縮小をすることを決定することを特徴とする印刷制御装置。
 (付記13) 付記9乃至12の何れか1に記載の印刷制御装置であって、
 前記着目した2行の内の上の行の第1の桁において下部の段に印刷すべき内容が含まれておらず、前記着目した2行の内の下の行の前記第1の桁においては上部の段に印刷すべき内容が含まれており、且つ、前記着目した2行の内の上の行の第1の桁に隣接する第2の桁において下部の段に印刷すべき内容が含まれており、前記着目した2行の内の下の行の前記第2の桁においては上部の段に印刷すべき内容が含まれていない場合には前記縮小を行わないことを特徴とする印刷制御装置。
(付記14) 付記9乃至13の何れか1に記載の印刷制御装置であって、
 単位を表す文字又は記号を前記上部の段と前記下部の段の間に位置する段に記載することを特徴とする印刷制御装置。
 (付記15) 付記9乃至14の何れか1に記載の印刷制御装置であって、
 前記印刷する旨の指示に基づいて印刷を実行する手段を更に備えることを特徴とする印刷制御装置。
 (付記16) 印刷対象を、各印字桁が複数の段を含む形式で印刷する為の制御装置が行う印刷制御方法であって、
 前記印刷対象として上部の段と下部の段に必ずしも印刷すべき内容が含まれない印刷対象を受け取るステップと、
 前記受け取った印刷対象の隣接する2行に着目し、該2行の内の上の行の下部の段と該2行の内の下の行の上部の段の何れか又は双方に印刷すべき内容が含まれていない場合に、該2行の行間の空白部を、印刷すべき内容が含まれている場合よりも縮小することを決定するステップと、
 前記決定された空白部に基づいて前記印刷対象を印刷する指示を出すステップと、
 を含むことを特徴とする印刷制御方法。
 (付記17) 印刷対象を、各印字桁が複数の段を含む形式で印刷する為の制御を行う印刷制御装置としてコンピュータを機能させる為の印刷制御プログラムであって、
 前記コンピュータに、
 前記印刷対象として上部の段と下部の段に必ずしも印刷すべき内容が含まれない印刷対象を受け取る動作と、
 前記受け取った印刷対象の隣接する2行に着目し、該2行の内の上の行の下部の段と該2行の内の下の行の上部の段の何れか又は双方に印刷すべき内容が含まれていない場合に、該2行の行間の空白部を、印刷すべき内容が含まれている場合よりも縮小することを決定する動作と、
 前記決定された空白部に基づいて前記印刷対象を印刷する指示を動作と、
 を実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。
 本発明は、イメージデータ出力装置に利用することができる。イメージデータ出力装置としては、プリンタや表示装置が例示される。プリンタにおいて、紙を節約するために利用することができる。表示装置において、表示部に表示される文字数を増やすためにも利用することができる。
1、A1 ホストコンピュータ
2、A2 プリンタ
3、A3 アプリケーションプログラム
4 プリンタドライバ
5、A5 コマンドインターフェイス部
6、A6 印刷データ処理部
7、A7 文字列分析部
8、A8 印刷データバッファ
9、A9 印刷イメージデータ生成部
10、A10 印刷イメージバッファ
11、A11 前行データバッファ
12、A12 現在行データバッファ
13、A13 印刷イメージ受信部
14、A14 印刷制御部
A15 ファームウェア
100、A100 印刷システム

Claims (7)

  1.  2以上の行と、各行に含まれる1以上の桁と、各桁に含まれる2以上の段とを含む構成を有し、複数のイメージデータ構成要素からなるイメージデータを生成するイメージデータ生成装置であって、
     前記2以上の行における、上下に隣接する2つの行のうちの上部の行に含まれる第1の複数のイメージデータ構成要素を保持する第1のデータバッファと、
     前記2以上の行における、前記上下に隣接する2つの行のうちの下部の行に含まれる第2の複数のイメージデータ構成要素を保持する第2のデータバッファと、
     前記上部の行に含まれる各桁の下部の段に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かと、前記下部の行に含まれる各桁の上部の段に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つのイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、調べた結果に基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定するデータ分析部と、を備えたイメージデータ生成装置。
  2.  請求項1に記載のイメージデータ生成装置であって、
     前記データ分析部は、前記上下に隣接する2つの行の何れの桁においてもイメージデータ構成要素どうしが重複しないという非重複条件を満たした上で、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定することを特徴とするイメージデータ生成装置。
  3.  請求項2に記載のイメージデータ生成装置であって、
     前記データ分析部は、前記非重複条件及び読み取りのしやすさに基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定することを特徴とするイメージデータ生成装置。
  4.  請求項1乃至3の何れか1項に記載のイメージデータ生成装置であって、
     前記データ分析部は、前記上下に隣接する2つの行の各桁毎に、上の行の桁の下部に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かと、下の行の桁の上部に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、各桁の前記上下に隣接する2つの行の組合せが予め定めたパターンのうちどのパターンに該当するかを調べた上で、前記上下に隣接する2つの行に含まれる各々の桁に対するパターンの組合せに基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定することを特徴とするイメージデータ生成装置。
  5.  請求項4に記載のイメージデータ生成装置であって、
     前記データ分析部は、前記パターンの組合せが満たす条件と、該条件に対応する詰める量を予め用意しておき、実際の前記パターンの組合せがどの条件を満たすかを判断し、満たされた条件に対応する詰める幅を前記上下に隣接する2つの行の間隔に適用することを特徴とするイメージデータ生成装置。
  6.  2以上の行と、各行に含まれる1以上の桁と、各桁に含まれる2以上の段とを含む構成を有し、複数のイメージデータ構成要素からなるイメージデータを生成するイメージデータ生成装置のイメージデータ生成方法であって、
     前記2以上の行における、上下に隣接する2つの行のうちの上部の行に含まれる第1の複数のイメージデータ構成要素を保持し、
     前記2以上の行における、前記上下に隣接する2つの行のうちの下部の行に含まれる第2の複数のイメージデータ構成要素を保持し、
     前記上部の行に含まれる各桁の下部の段に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否か、且つ前記下部の行に含まれる各桁の上部の段に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つのイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、
     調べた結果に基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定するイメージデータ生成方法。
  7.  2以上の行と、各行に含まれる1以上の桁と、各桁に含まれる2以上の段とを含む構成を有し、複数のイメージデータ構成要素からなるイメージデータを生成するイメージデータ生成装置としてコンピュータを機能させるイメージデータ生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
     前記コンピュータに、
     前記2以上の行における、上下に隣接する2つの行のうちの上部の行に含まれる第1の複数のイメージデータ構成要素を保持する動作と、
     前記2以上の行における、前記上下に隣接する2つの行のうちの下部の行に含まれる第2の複数のイメージデータ構成要素を保持する動作と、
     前記上部の行に含まれる各桁の下部の段に前記第1の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つイメージデータ構成要素があるか否かと、前記下部の行に含まれる各桁の上部の段に前記第2の複数のイメージデータ構成要素のうちの1つのイメージデータ構成要素があるか否かを調べ、調べた結果に基づいて、前記上下に隣接する2つの行の間隔を詰めるか詰めないかを決定し、詰める場合には詰める幅を決定する動作とを実行させるイメージデータ生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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