WO2013145957A1

WO2013145957A1 - 梱包材

Info

Publication number: WO2013145957A1
Application number: PCT/JP2013/054211
Authority: WO
Inventors: 修三浦; 喜正川崎
Original assignee: 積水化成品工業株式会社
Priority date: 2012-03-30
Filing date: 2013-02-20
Publication date: 2013-10-03
Also published as: JP3176218U

Abstract

奇数個の被梱包部品（Ｗ）を一方向に向け、偶数個の被梱包部品（Ｗ）を反対方向に向け、これらを交互に配列する場合に、同一形状の蓋部材（３）で奇数個側及び偶数個側の被梱包部品（Ｗ）を固定することができる梱包材（１）である。蓋部材（３）が奇数個側の被梱包部品（Ｗ）の支持固定部（Ｓ）に当接する場合には、この蓋部材（３）が偶数個側の被梱包部品（Ｗ）に当接せず、蓋部材（３）が偶数個側の被梱包部品（Ｗ）の支持固定部（Ｓ）に当接する場合には、この蓋部材（３）が奇数個側の被梱包部品（Ｗ）に当接しない。蓋部材（３）には、奇数個側の被梱包部品（Ｗ）の支持固定部（Ｓ）に嵌合する第１の嵌合凹部（１６Ａ）と、偶数個側の被梱包部品（Ｗ）の支持固定部（Ｓ）に嵌合する第２の嵌合凹部（１６Ｂ）とが形成されている。

Description

梱包材

　本発明は、長尺の物品を梱包する梱包材に関する。
　本願は、２０１２年３月３０日に、日本に出願された実願２０１２－１８６４号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。

　従来より、自動車等に使用される小型で長尺の部品には、発泡樹脂製の梱包材に形成された型内に嵌合させて複数を横置き（寝かした姿勢）にして梱包されるものがある（例えば下記特許文献１）。

　図７に示すように、特許文献１に示された梱包材５０は、平面視した外形が非対称形状で長尺の金属製部品である被梱包部品５１が梱包される。スペース効率良く梱包できるよう、被梱包部品５１は互いに向きを変えて偶数本ずつ交互に配列される。
　被梱包部品５１を搬送する際には、梱包材５０によって偶数本の被梱包部品５１を収容した不図示の梱包体をパレット上の梱包ケース内に段積みし、上段の梱包材５０の底面に下段の梱包材５０内の被梱包部品５１を嵌合させ、固定する。最上段の被梱包部品５１には、余計に用意しておいた梱包材を厚み方向にカットして形成した底側を蓋体として被せる。これにより、全ての被梱包部品５１を鉛直方向に確実に固定できる。

特開２０１１－０６３３００号公報

　しかし、梱包体の最上段の被梱包部品５１を上方から固定する部材として、梱包材５０を厚み方向にカットした底側を蓋部材として使用する場合、残余部分が廃棄されるため原料に無駄が生じる。
　これに対し、最上段の被梱包部品５１を固定するために、蓋部材を別途成形することが考えられる。しかし、奇数個の被梱包部品５１を一方向に向け、偶数個の被梱包部品５１を反対方向に向けてこれらを交互に配列する場合、被梱包部品５１の固定箇所によっては、異なる２種類の蓋部材を用意しなければならないことがある。すなわち、例えば、被梱包部品５１の固定に適した箇所が、一方向を向く被梱包部品５１と反対方向を向く被梱包部品５１との間で互いに離間している場合には、前記奇数個の被梱包部品を固定する第一の蓋部材と、前記偶数個の被梱包部品を固定する第二の蓋部材とを用いなければならない。このように２種類の蓋部材を成形するには、金型費用が嵩み梱包材の製造コストが上がってしまう。

　本発明は、上記課題に鑑みて、異なる向きで異なる個数となるように交互に配置された被梱包部品を共通の蓋部材で固定することができる梱包材を提供することを目的とする。

　本発明の第一態様は、長尺の被梱包部品を一方向に向けて収容させる奇数個の第１の凹所と、前記一方向と反対方向に向けて前記被梱包部品を収容させる偶数個の第２の凹所とが交互に形成された容器と、前記被梱包部品の支持固定部に当接して、前記被梱包部品を支持及び固定する蓋部材と、を備え、前記第１の凹所と前記第２の凹所とは、前記蓋部材が前記第１の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に当接する場合には、この蓋部材が前記第２の凹所に収容された前記被梱包部品に当接せず、前記蓋部材が前記第２の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に当接する場合には、この蓋部材が前記第１の凹所に収容された前記被梱包部品に当接しない位置関係となるよう形成され、前記蓋部材には、前記第１の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に嵌合する第１の嵌合凹部と、前記第２の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に嵌合する第２の嵌合凹部とが形成されている梱包材である。
　また、本発明の第二態様は、上記第一の実施態様において、前記第１の嵌合凹部と前記第２の嵌合凹部とは、前記蓋部材の一方の面に形成されている梱包材である。
　また、本発明の第三態様は、上記第一の実施態様において、前記第１の嵌合凹部と前記第２の嵌合凹部とは、前記蓋部材の一方の面及び他方の面にそれぞれ分けて形成されている梱包材である。
　また、本発明の第四態様は、上記第一、第二または第三の実施態様において、前記第１の凹所と前記第２の凹所との間には仕切り壁部が形成され、前記蓋部材には、前記蓋部材が前記第１の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に当接するように配置された場合、及び、前記蓋部材が前記第２の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に当接するように配置された場合のいずれの場合においても、互いに隣り合う前記仕切り壁部の対向する面のいずれか一方に当接する面を有する切欠部が形成されている梱包材である。
　また、本発明の第五態様は、上記第一、第二、第三または第四の実施態様において、前記容器は、他の容器を上方に段積み可能に形成され、前記容器の裏面には、前記被梱包部品の前記支持固定部に対応する位置に前記支持固定部を嵌合させる嵌合部が形成されている梱包材である。

　本発明に係る梱包材によれば、奇数個の被梱包部品を一方向に向け、偶数個の被梱包部品を反対方向に向けてこれらを交互に配列する場合であっても、共通の蓋部材で前記奇数個の被梱包部品および前記偶数個の被梱包部品を固定することができる。

図１Ａは、本発明の一実施形態における梱包材に梱包される被梱包部材の平面図である。図１Ｂは、本発明の一実施形態における梱包材に梱包される被梱包部材の側面図である。図２は、本発明の一実施形態における梱包材を示した平面図である。図３は、本発明の一実施形態における梱包材の容器を示した斜視図である。図４Ａは、本発明の一実施形態における梱包材により被梱包部品を梱包した状態を示した側断面図である。図４Ｂは、本発明の一実施形態における梱包材により被梱包部品を梱包した状態を示した側断面図である。図５は、本発明の一実施形態における梱包材の底面図である。図６Ａは、本発明の一実施形態における梱包材の蓋部材の平面図である。図６Ｂは、図６ＡをＹ－Ｙ線で矢視した図である。図７は、従来の部品梱包例を示した平面図である。

　以下、図を参照して本発明の実施形態について説明する。
　図１Ａおよび図１Ｂは、本発明の一実施形態における梱包材による梱包対象となる被梱包部品Ｗを示す図である。被梱包部品Ｗとしては、例えば小型で長尺な自動車部品が挙げられる。
　本実施形態では、被梱包部品Ｗとして自動車のシフトレバーを例として梱包材を説明する。

　図１Ａに示すように、被梱包部品であるシフトレバーＷは、運転手がギアを変更する際に把持する操作レバーＷ１及び操作レバーＷ１を動かした際に車体の機構を駆動する駆動部Ｗ２により構成されている。

　操作レバーＷ１は、略棒状に形成されており、図１Ｂに示すように、シフトレバーＷを側面視した場合、駆動部Ｗ２の一端側Ｗａの高さ方向における略中央部から突出している。操作レバーＷ１は、不図示の乗用車内の外観として現れる部分であるため、傷や汚れ等が付かないよう搬送時に特に留意される部分である。図２に示す梱包材１にシフトレバーＷを収容した際にも、操作レバーＷ１は梱包材１に触れないように搬送される必要がある。

　図１Ａに示すように、駆動部Ｗ２は、平面視した場合、操作レバーＷ１を突出させている一端側Ｗａから他端側Ｗｂに向けて漸次幅が狭くなるよう形成されている。また、駆動部Ｗ２は、図１Ｂに示すように、搬送姿勢で側面視した場合、上壁側に膨出部Ｗ３と突出部Ｗ４が形成され、底部側に一端側Ｗａにおいて下方に向かって大きく張り出す張り出し部Ｗ５と、張り出し部Ｗ５に設けられる谷形部Ｗ６が形成され、谷形部Ｗ６から他端側Ｗｂに向かって上方に傾斜した形状となっている。これらの形状のうち、突出部Ｗ４は、シフトレバーＷを図６Ａおよび図６Ｂに示す蓋部材３によって支持固定するための支持固定部Ｓとなっている。
　これらの凹凸形状は、駆動部Ｗ２の機構に基づくものであり、乗用車においては、他の機械部分と共に埋設される。また、多数の金属製部品により形成されているため、荷重が大きくなっている。したがって、シフトレバーＷは、駆動部Ｗ２に重心をおいて梱包材１内に収容される。

　図２，図３に示すように、梱包材１は、図１Ａに示すシフトレバーＷを、向きを水平方向に１８０度反転させて交互に入れ替えつつ合計で奇数個収容するトレイ（容器）２と、トレイ２に収納されたシフトレバーＷを固定する蓋部材３とを備えている。

　トレイ２は、平面視において略矩形に形成された底壁部４と、底壁部４から立ち上がる側壁部５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄとを備えた成形発泡体により構成されている。
　底壁部４の内面には、シフトレバーＷを嵌合させて位置決めする凹所６が、底壁部４の内面から立ち上がる仕切り壁部７を間に挟んで複数形成されている。
　凹所６は、図１Ａに示すシフトレバーＷを、操作レバーＷ１側を側壁５ｄ（一方向）に向けて３個（奇数個）配置させる第１の凹所６Ａ，６Ａ，６Ａと、図１Ａに示すシフトレバーＷを、その向きを側壁５ｄに対向する側壁５ｂ（すなわち反対方向に）向けて２個（偶数個）配置させる第２の凹所６Ｂ，６Ｂとにより構成されている。

　第１の凹所６Ａは、図１Ａに示すシフトレバーＷの駆動部Ｗ２の底面の形状に合わせて凹凸が形成された当接部８と、操作レバーＷ１に梱包材１が当接しないように中空に保持する空間部９と、当接部８と空間部９との間に設けられた突条部１０とを備えている。
　当接部８には、図１Ａに示すシフトレバーＷの駆動部Ｗ２の底部側の形状に合わせて形成された突条１１と、傾斜部１２とが形成されている。

　空間部９は、側壁部５ａ～５ｄ、仕切り壁部７及び突条部１０によって、平面視略矩形に囲繞されている。
　突条部１０は、図１Ａおよび図１Ｂに示すシフトレバーＷを収容した際に、シフトレバーＷが側壁部５ｄ側に移動し、操作レバーＷ１が側壁部５ａに当接することを防止するために設けられた留めとなる。
　上記の構成による第１の凹所６Ａは、間隔をおいて奇数個設けられている。

　第２の凹所６Ｂは、第１の凹所６Ａと同一形状に形成されており、第１の凹所６Ａと向きを反転させて第１の凹所６Ａ，６Ａ，６Ａの間に１つずつ、偶数個形成されている。
　第１の凹所６Ａと第２の凹所６Ｂとの間隔により、当接部８の幅寸法Ｌ１が決定される。また、第１の凹所６Ａと第２の凹所６Ｂとの間隔は、駆動部の最大幅Ｌ２と仕切り壁部７の設置に必要な間隔を空けて設定される。

　また、第１の凹所６Ａと第２の凹所６Ｂとは、図４Ａに示す側壁部５ｄを向く第１の凹所６Ａに収容されるシフトレバーＷの支持固定部Ｓを固定する蓋部材３が、図４Ｂに示す第２の凹所６Ｂに収容されたシフトレバーＷ、とりわけ操作レバーＷ１に当接せず、かつ、図４Ｂに示す第２の凹所６Ｂに収容されるシフトレバーＷの支持固定部Ｓを固定する蓋部材３が、図４Ａに示す第１の凹所６Ａに収容されたシフトレバーＷに当接しない位置関係となるよう形成されている。具体的には、第１の凹所６Ａ及び第２の凹所６ＢのそれぞれにシフトレバーＷが収容された場合、支持固定部Ｓと、操作レバーＷ１とが隣り合って交互に位置するように、第１の凹所６Ａ及び第２の凹所６Ｂは形成されている。

　図５に示すように、トレイ２の底壁部４の裏面には、トレイ２にシフトレバーＷを収容させて段積みした際に、下段のシフトレバーＷの支持固定部Ｓに対応する位置に、支持固定部Ｓを嵌合させる嵌合部１５，１５・・が形成されている。

　図６Ａおよび図６Ｂに示すように、蓋部材３は、長尺の板状の発泡成形体からなる。蓋部材３には、平面視した際に第１の凹所６Ａと第２の凹所６Ｂとを仕切る仕切り壁部７の一部７ａの側面（すなわち、互いに隣り合う仕切り壁部７ａ，７ａの対向する面）７ｂ，７ｂのいずれか一方に当接する側面を有する切欠Ｐ、Ｐ・・が形成されている。また、蓋部材３の底面には、シフトレバーＷの支持固定部Ｓを嵌合させる嵌合凹部１６が形成されている。

　嵌合凹部１６は、各第１の凹所６Ａに収容されたシフトレバーＷの支持固定部Ｓに対向する位置に設けられた第１の嵌合凹部１６Ａ、及び、各第２の凹所６Ｂに収容されたシフトレバーＷの支持固定部Ｓに対向する位置に設けられた第２の嵌合凹部１６Ｂにより構成されている。その結果、蓋部材３の底面には、嵌合凹部１６Ａ，１６Ｂが交互に等間隔に５つ形成されている。

　図２に示すように、トレイ２の側壁部５ａ，５ｃには、蓋部材３を支持固定部Ｓ及び操作レバーＷ１の上方に跨って架けた際に、蓋部材３の端部を係止させる切欠１７，１７，・・が、側壁部５ｂ，５ｄの一端側と側壁部５ｂ，５ｄの他端側とに２組形成されている。

　切欠Ｐ，Ｐ・・は、蓋部材３が、側壁部５ｂ，５ｄの一端側の切欠１７，１７、及び、側壁部５ｂ，５ｄの他端側の切欠１７，１７のいずれに係止されても（すなわち、蓋部材３が第１の凹所６Ａに収容されたシフトレバーＷの支持固定部Ｓに当接するように配置された場合、及び、蓋部材３が第２の凹所６Ｂに収容されたシフトレバーＷの支持固定部Ｓに当接するように配置された場合のいずれの場合であっても）、各切欠Ｐが仕切り壁部７の側面７ｂ，７ｂのいずれか一方に当接するように形成されている。

　次に、梱包材１の使用方法及び梱包材１が有する作用及び機能について説明する。
　梱包材１を用いてシフトレバーＷを梱包する場合には、シフトレバーＷを、第１の凹所６Ａ及び第２の凹所６Ｂのそれぞれに、当接部８に駆動部Ｗ２が位置し、空間部９に操作レバーＷ１が位置するように嵌合させる。これにより、駆動部Ｗ２が当接部８に嵌合して固定され、駆動部Ｗ２よりも側壁部５ｂ，５ｄ側に突条部１０が位置する。したがって、シフトレバーＷが梱包材１内で変位しようとした場合であっても、シフトレバーＷの側壁部５ａへの移動が留められ、操作レバーＷ１が梱包材１に接触することが回避される。

　次に、シフトレバーＷを収容させた梱包材１をパレット上に設置されたケースに順次段積みする。梱包材１を段積みすると、梱包材１の裏面に形成された嵌合凹部１５，１５・・にシフトレバーＷの支持固定部Ｓが嵌合する。これにより、梱包材１内における水平方向の移動防止が補強され、シフトレバーＷの鉛直方向の移動（すなわち跳ね）が防止される。

　なお、操作レバーＷ１は、駆動部Ｗ２の高さ方向中央部から突出しており、空間部９の略中央に位置しているため、梱包材１を段積みしても、上段の梱包材１の底壁部４が操作レバーＷ１に接触しない。

　所定の数量の梱包材１を段積みした後に、最上段の梱包材１に蓋部材３を嵌める。この場合、蓋部材３には、第１の凹所６Ａ及び第２の凹所６Ｂのそれぞれに収容されたシフトレバーＷの支持固定部Ｓのいずれにも対応可能であるよう第１の嵌合凹部１６Ａ及び第２の嵌合凹部１６Ｂが設けられている。したがって、蓋部材３を、一方向を向く奇数個のシフトレバーＷの固定にも、反対方向を向く偶数個のシフトレバーＷの固定にも共通して用いることができる。
　最上段に位置する各シフトレバーＷの支持固定部Ｓを押さえ、更に段ボール等の蓋を配してＰＰバンド等を締結して梱包体Ａとする。

　以上のように、梱包材１によれば、第１の凹所６Ａ及び第２の凹所６Ｂのそれぞれに収容されたシフトレバーＷの支持固定部Ｓのいずれにも対応可能である蓋部材３を共通して用いることができる。したがって、収容時の向きと数量が異なるシフトレバーＷを同一形状の蓋部材３で固定することが可能であるので、蓋部材３の製造コストの増加を回避してコストを最小限に抑えることができる。

　また、収容時の向きと数量が異なるシフトレバーＷを同一形状の蓋部材３で固定することにより、部品点数の増加を防止し、部品管理を容易にすることができる。
　また、蓋部材３の設置において、廃棄する部分が生じないため、原料を効率的に使用することができる。

　また、第１の凹所６Ａと第２の凹所６ＢとのそれぞれにシフトレバーＷを収容させた際に支持固定部Ｓと操作レバーＷ１とが交互に配置され、蓋部材３で支持固定部Ｓを固定しても操作レバーＷ１に蓋部材３が当接しない。したがって、シフトレバーＷを確実に固定することができ、梱包材１との接触を避けるべき部分を適切に保護することができる。

　なお、上記の実施形態において、蓋部材３の第１の嵌合凹部１６Ａと第２の嵌合凹部１６Ｂとを全て蓋部材３の底面に形成したが、第１の嵌合凹部と第２の嵌合凹部を、蓋部材３の底面と上面とに分けてそれぞれ形成してもよい。
　蓋部材３をこのように形成した場合であっても、上述した実施形態と同様の機能及び効果を得ることができる。

　本発明に係る梱包材によれば、奇数個の被梱包部品を一方向に向け、偶数個の被梱包部品を反対方向に向けてこれらを交互に配列する場合であっても、同一形状の蓋部材で奇数個の被梱包部品および偶数個の被梱包部品を固定することができる。

１　　梱包材
２　　トレイ（容器）
３　　蓋部材
６Ａ　　第１の凹所
６Ｂ　　第２の凹所
Ｓ　　支持固定部
Ｗ　　シフトレバー（被梱包部品）

Claims

　長尺の被梱包部品を一方向に向けて収容させる奇数個の第１の凹所と、前記一方向と反対方向に向けて前記被梱包部品を収容させる偶数個の第２の凹所とが交互に形成された容器と、
　前記被梱包部品の支持固定部に当接して、前記被梱包部品を支持及び固定する蓋部材と、
を備え、
　前記第１の凹所と前記第２の凹所とは、前記蓋部材が前記第１の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に当接する場合には、この蓋部材が前記第２の凹所に収容された前記被梱包部品に当接せず、前記蓋部材が前記第２の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に当接する場合には、この蓋部材が前記第１の凹所に収容された前記被梱包部品に当接しない位置関係となるよう形成され、
　前記蓋部材には、前記第１の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に嵌合する第１の嵌合凹部と、前記第２の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に嵌合する第２の嵌合凹部とが形成されている
梱包材。
　前記第１の嵌合凹部と前記第２の嵌合凹部とは、前記蓋部材の一方の面に形成されている請求項１に記載の梱包材。
　前記第１の嵌合凹部と前記第２の嵌合凹部とは、前記蓋部材の一方の面及び他方の面にそれぞれ分けて形成されている請求項１に記載の梱包材。　
　前記第１の凹所と前記第２の凹所との間には仕切り壁部が形成され、
　前記蓋部材には、前記蓋部材が前記第１の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に当接するように配置された場合、及び、前記蓋部材が前記第２の凹所に収容された前記被梱包部品の前記支持固定部に当接するように配置された場合のいずれの場合においても、互いに隣り合う前記仕切り壁部の対向する面のいずれか一方に当接する面を有する切欠部が形成されている請求項１に記載の梱包材。
　前記容器は、他の容器を上方に段積み可能に形成され、
　前記容器の裏面には、前記被梱包部品の前記支持固定部に対応する位置に前記支持固定部を嵌合させる嵌合部が形成されている請求項１に記載の梱包材。