WO2013145518A1 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の関係を有する複数のユーザの機器間における相互利用や連携動作を複雑な設定無しに行わせること。 【解決手段】情報処理装置は、通信部、記憶部及び制御部を有する。通信部は、複数のユーザが参加可能なネットワーク上のサービス及び上記複数のユーザの機器と通信する。記憶部は、上記複数のユーザに関するユーザ情報と、当該複数のユーザの機器に関する機器情報とを関連付けて記憶する。制御部は、上記サービスから、上記複数のユーザ間の関係を示すソーシャルグラフ情報を取得し、上記取得されたソーシャルグラフ情報を基に、上記関係を有する複数のユーザで構成されるグループに関するグループ情報を生成し、上記生成されたグループ情報と、上記記憶されたユーザ情報及び機器情報とを基に、上記グループ内のユーザの機器で構成されるパーシャルネットワークを生成し、上記生成されたパーシャルネットワーク内の機器間の通信を制御する。

Description

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
 本技術は、他の情報処理装置と通信可能な情報処理装置、当該情報処理装置を含む情報処理システム、当該情報処理装置における情報処理方法及びプログラムに関する。
 SNS(Social Networking System)は、ユーザの友人、または友人の友人といった関係を基に、相互にコミュニケーションを行うことが可能なシステムである。最近では、Web API(Application Programming Interface)を経由して、SNS上のユーザ同士の関係に関する情報が取得可能となっている。
 例えば下記特許文献1には、SNSに登録されているユーザの属性や登録時点を示す情報と、SNS上におけるユーザ間の関係や当該関係が形成された時点を示す情報とに基づいて、ユーザ間の関係を示すネットワーク構造を時系列的に表すネットワーク画像を表示することが記載されている。
特開2009-282574号公報
 しかしながら、上述のような技術では、SNS上のユーザ間の関係を示す情報は取得できても、それらのユーザが有する機器に関する情報は取得できない。したがって、例えばあるユーザが自身の機器をSNS上の友人と相互利用可能としたり、友人の機器と自分の機器とを連携して動作させたりするには、SNSを離れて、ユーザ同士が自ら複雑な設定を行う必要があった。
 以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、所定の関係を有する複数のユーザの機器間における相互利用や連携動作を複雑な設定無しに行わせることが可能な情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
 上述の課題を解決するため、本技術の一形態に係る情報処理装置は、通信部と、記憶部と、制御部とを有する。上記通信部は、複数のユーザが参加可能なネットワーク上のサービス及び上記複数のユーザの機器と通信可能である。上記記憶部は、上記複数のユーザに関するユーザ情報と、当該複数のユーザの機器に関する機器情報とを関連付けて記憶可能である。上記制御部は、上記サービスから、上記複数のユーザ間の関係を示すソーシャルグラフ情報を取得するように上記通信部を制御可能である。また制御部は、上記取得されたソーシャルグラフ情報を基に、上記関係を有する複数のユーザで構成されるグループに関するグループ情報を生成可能である。また制御部は、上記生成されたグループ情報と、上記記憶されたユーザ情報及び機器情報とを基に、上記グループ内のユーザの機器で構成されるパーシャルネットワークを生成可能である。さらに制御部は、上記生成されたパーシャルネットワーク内の機器間の通信を制御するように上記通信部を制御可能である。
 この構成により、情報処理装置は、ネットワークサービス上のソーシャルグラフ情報を基にグループ情報を生成することで、所定の関係を有する複数のユーザの機器間における相互利用や連携動作を、複雑な設定無しに行わせることができる。
 上記制御部は、上記パーシャルネットワーク内の機器に、上記パーシャルネットワークが生成されたことを通知するように上記通信部を制御してもよい。
 これにより、パーシャルネットワーク内の各機器のユーザは、当該パーシャルネットワークが生成された事実を把握することができ、当該事実に基づいて通信を行うことができる。
 上記制御部は、上記グループ情報に基づいて、上記グループに属さないユーザの機器からのアクセスを拒否するためのアクセス制御リストを当該パーシャルネットワーク内の機器へ送信するように上記通信部を制御してもよい。
 これにより情報処理装置は、パーシャルネットワーク内の各機器におけるアクセス制御処理を、グループ情報に基づいて容易に実行させることができる。
 上記制御部は、上記アクセス制御リストに、上記グループを識別するグループIDを含ませ、上記パーシャルネットワーク内の機器を、当該グループIDを指定しない機器からのアクセスを拒否するように制御してもよい。
 これにより情報処理装置は、アクセス制御リストにグループIDを記載するだけで、パーシャルネットワーク内の各機器に容易にアクセス制御を実行させることができる。
 上記制御部は、上記パーシャルネットワーク内のある機器から、上記グループを識別するグループIDを宛先として指定したメッセージを受信し、当該グループIDに関連付けられた上記パーシャルネットワーク内の全ての機器へ上記メッセージを転送するように上記通信部を制御してもよい。
 これによりパーシャルネットワーク内の各機器は、グループIDを宛先に指定したメッセージを情報処理装置へ一度送信するだけで、パーシャルネットワーク内の全ての機器へ当該メッセージを送信することができる。
 上記制御部は、上記パーシャルネットワーク内の機器に関する所定のイベントの発生を検出してもよい。さらに制御部は、上記イベントの発生が検出された場合に、当該イベントに関するイベント情報を当該パーシャルネットワーク内の全ての機器へ送信するように上記通信部を制御してもよい。
 これによりパーシャルネットワーク内の各機器は、当該ネットワーク内のいずれかの機器で発生したイベントを容易に知ることができる。
 上記制御部は、上記パーシャルネットワーク内のある機器で発生したイベントを、当該パーシャルネットワーク内の他の機器でも発生させるように制御可能なメッセージを上記イベント情報に含ませてもよい。
 これにより情報処理装置は、グループ内のあるユーザが行った操作や行為(番組視聴、録画、各種設定変更等)を他のユーザに知らせるだけでなく、それと同様の操作や行為を他のユーザの希望に応じて行わせることができる。
 上記制御部は、上記パーシャルネットワーク内の機器のプレゼンス情報を取得してもよい。さらに制御部は、上記取得されたプレゼンス情報を上記パーシャルネットワーク内の機器へ送信するように上記通信部を制御してもよい。
 これによりパーシャルネットワーク内の各機器のユーザは、グループ内のユーザのプレゼンス、すなわち、ログイン/ログアウト、サスペンド、操作無し状態の継続等の情報を容易に把握することができる。
 上記制御部は、上記グループ内のあるユーザの機器から、上記パーシャルネットワークの生成を要求するリクエストを受信するように上記通信部を制御し、上記リクエストに応じて上記パーシャルネットワークを生成してもよい。
 これにより、グループ内のユーザは、任意のタイミングで情報処理装置にパーシャルネットワークを生成させ、グループ内の他のユーザの機器のみを対象とした通信を行うことができる。例えばユーザは、上記パーシャルネットワーク内の機器間でストリーミング通信を行うことができる。
 上記制御部は、上記パーシャルネットワーク内の機器からのリクエストに基づいて、または定期的に、上記ソーシャルグラフ情報を再度取得するように上記通信部を制御し、上記再度取得されたソーシャルグラフ情報に基づいて、上記グループ情報を更新してもよい。
 これにより情報処理装置は、常にユーザ間の最新の関係を基にグループ情報及びパーシャルネットワークを生成することができる。
 上記機器情報には、上記ユーザ毎の機器リストが含まれてもよい。この場合上記制御部は、上記パーシャルネットワーク内の機器から、上記機器リストの更新を要求するリクエストを受信するように上記通信部を制御し、上記リクエストに基づいて、上記機器リストを更新してもよい。
 これにより情報処理装置は、グループ内のあるユーザから、パーシャルネットワーク内に新たに機器を追加したい、または、パーシャルネットワークから所定の機器を除外させたいといった要望がある場合に、機器リストを更新することで対応することができる。
 上記サービスは、上記ユーザの機器が当該サービスへログインするための第1のユーザIDを管理してもよい。この場合上記制御部は、上記ユーザの機器が当該情報処理装置へログインするための第2のユーザIDを、上記第1のユーザIDと関連付けて記憶するように上記記憶部を制御してもよい。
 これにより情報処理装置は、サービスにおけるユーザIDと情報処理装置用のユーザIDとが異なる場合でも、上記ソーシャルグラフ情報を適切に取得して、グループ情報及びパーシャルネットワークを生成することができる。
 本技術の他の形態に係る情報処理システムは、情報処理装置とユーザの機器とを有する。
 上記情報処理装置は、第1の通信部と、記憶部と、第1の制御部とを有する。上記第1の通信部は、上記ユーザの機器及び当該ユーザを含む複数のユーザが参加可能なネットワーク上のサービスと通信可能である。上記記憶部は、上記複数のユーザに関するユーザ情報と、当該複数のユーザの機器に関する機器情報とを関連付けて記憶可能である。上記第1の制御部は、上記サービスから、上記複数のユーザ間の関係を示すソーシャルグラフ情報を取得するように上記通信部を制御可能である。また第1の制御部は、上記取得されたソーシャルグラフ情報を基に、上記関係を有する複数のユーザで構成されるグループに関するグループ情報を生成可能である。さらに第1の制御部は、上記生成されたグループ情報と、上記記憶されたユーザ情報及び機器情報とを基に、上記グループ内のユーザの機器で構成されるパーシャルネットワークを生成可能である。
 上記ユーザの機器は、第2の通信部と、第2の制御部とを有する。上記第2の通信部は、上記サービス及び上記情報処理装置と通信可能である。上記第2の制御部は、上記生成されたパーシャルネットワーク内の機器との間で通信するように上記第2の通信部を制御可能である。
 本技術のまた別の形態に係る情報処理方法は、上記複数のユーザに関するユーザ情報と、当該複数のユーザの機器に関する機器情報とを関連付けて記憶することを含む。上記複数のユーザが参加可能なネットワーク上のサービスから、上記複数のユーザ間の関係を示すソーシャルグラフ情報が取得される。上記取得されたソーシャルグラフ情報を基に、上記関係を有する複数のユーザで構成されるグループに関するグループ情報が生成される。上記生成されたグループ情報と、上記記憶されたユーザ情報及び機器情報とを基に、上記グループ内のユーザの機器で構成されるパーシャルネットワークが生成される。そして、上記生成されたパーシャルネットワーク内の機器間の通信が制御される。
 本技術のさらに別の形態に係るプログラムは、情報処理装置に、記憶ステップと、取得ステップと、第1の生成ステップと、第2の生成ステップと、制御ステップとを実行させる。上記記憶ステップでは、上記複数のユーザに関するユーザ情報と、当該複数のユーザの機器に関する機器情報とが関連付けられて記憶される。上記取得ステップでは、上記複数のユーザが参加可能なネットワーク上のサービスから、上記複数のユーザ間の関係を示すソーシャルグラフ情報が取得される。上記第1の生成ステップでは、上記取得されたソーシャルグラフ情報を基に、上記関係を有する複数のユーザで構成されるグループに関するグループ情報が生成される。上記第2の生成ステップでは、上記生成されたグループ情報と、上記記憶されたユーザ情報及び機器情報とを基に、上記グループ内のユーザの機器で構成されるパーシャルネットワークが生成される。上記制御ステップでは、上記生成されたパーシャルネットワーク内の機器間の通信が制御される。
 以上のように、本技術によれば、所定の関係を有する複数のユーザの機器間における相互利用や連携動作を複雑な設定無しに行わせることができる。
本技術の一実施形態におけるシステムのネットワーク構成を示した図である。 上記システムにおけるメッセージングサーバのハードウェア構成を示したブロック図である。 上記システムにおけるデバイスのハードウェア構成を示したブロック図である。 上記システムにおけるメッセージングサーバのソフトウェアモジュール構成を示したブロック図である。 上記システムにおけるデバイスのソフトウェアモジュール構成を示したブロック図である。 デバイスにおけるユーザ認証処理の流れを示したフローチャートである。 メッセージングサーバにおけるユーザ認証処理の流れを示したフローチャートである。 上記ユーザ認証処理により生成及び管理されるユーザ情報の例を示した図である。 メッセージングサーバによるソーシャルグラフ情報取得処理の流れを示したフローチャートである。 メッセージングサーバによるフレンドリストの取得処理の流れを示したフローチャートである。 上記フレンドリストの例を示した図である。 メッセージングサーバによるユーザプロフィール情報の取得処理の流れを示したフローチャートである。 上記ユーザプロフィール情報の例を示した図である。 メッセージングサーバによるコミュニティ参加ユーザリストの取得処理の流れを示したフローチャートである。 上記コミュニティ参加ユーザリストの例を示した図である。 サーバユーザIDとサービスユーザIDとの対応情報の一例を示した図である。 サーバユーザIDとサービスユーザIDとの対応情報の他の例を示した図である。 メッセージングサーバで生成されるグループ情報の例を示した図である。 上記グループ情報の生成に必要なグループ情報生成情報の一例を示した図である。 上記グループ情報の生成に必要なグループ情報生成情報の他の例を示した図である。 上記グループ情報とユーザ情報との組み合わせにより、グループに関係するデバイスのリストが取得される様子を示した図である。 メッセージングサーバによるパーシャルネットワーク生成処理の流れを示したフローチャートである。 デバイスによるパーシャルネットワーク(新規)生成処理の流れを示したフローチャートである。 デバイスによるパーシャルネットワーク検索及び生成処理の流れを示したフローチャートである。 メッセージングサーバにおいてデフォルトで用意されるアクセスコントロールリストのエントリフォーマットの例を示した図である。 上記エントリフォーマットに従って生成されたアクセスコントロールリストの例を示した図である。 上記アクセスコントロール処理において、他のデバイスまたはメッセージングサーバから送信されるメッセージのヘッダ情報の例を示した図である。 デバイスによるアクセスコントロール処理の流れを示したフローチャートである。 デバイスが送信先としてグループIDを指定したメッセージ送信を行う際のメッセージのヘッダ情報の例を示した図である。 メッセージングサーバによるメッセージ転送処理の流れを示したフローチャートである。 パーシャルネットワーク上のデバイスで表示されるイベント情報の例を示した図である。 パーシャルネットワーク上のデバイス間でのストリーミング処理の概要を示した図である。
 以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[システムのネットワーク構成]
 図1は、本実施形態に係るシステムのネットワーク構成を示した図である。
 同図に示すように、このシステムは、クラウド上のメッセージングサーバ100、複数のネットワークサービス200、及び複数のユーザのデバイス300を有する。これらはWAN(Wide Area Network)50を介して相互に通信可能とされている。
 ネットワークサービス200は、例えばSNSであり、当該サービスに参加(例えば登録)しているユーザ間でソーシャルネットワークを構築させ、当該ユーザ間でのコミュニケーションサービスを提供する。ネットワークサービス200は、当該参加ユーザのデバイス300と通信可能とされており、当該参加ユーザ間の関係(繋がり)を示すソーシャルグラフ情報210を記憶している。ネットワークサービス200はまた、メッセージングサーバ100とも通信可能とされている。
 メッセージングサーバ100は、各デバイス300間の通信(メッセージ)を中継する。またメッセージングサーバ100は、上記ネットワークサービス200から、それらが保持するソーシャルグラフ情報210を取得する。またメッセージングサーバ100は、当該ソーシャルグラフ情報210を基に、関係を有する複数のユーザからなるグループを生成し、さらに当該グループに含まれる複数のユーザのデバイス300からなるパーシャルネットワーク350を生成する。これらグループやパーシャルネットワーク350の生成処理の詳細については後述する。
 また同図では、メッセージングサーバ100はクラウド上に1台のみ図示されているが、メッセージングサーバ100は複数設けられていてもよい。この場合、デバイス300からのメッセージは、複数のメッセージングサーバ100間で中継され得る。
 つまり、各デバイス300には、複数のメッセージングサーバ100のうち、特定のメッセージングサーバ100が、その利用サーバ(担当サーバ)として割り当てられている。割り当ての方法は如何なるものであってもよいが、例えば、各デバイスのID及びメッセージングサーバのIDを元に行われる。あるデバイス300が送信したメッセージが、当該デバイス300を担当しないメッセージングサーバ100によって受信された場合、そのメッセージは、当該担当の他のメッセージングサーバ100へ転送される。
 デバイス300は、上記ネットワークサービス200に参加しているユーザが所有するものである。デバイス300は、例えばスマートフォン、携帯電話機、タブレットPC(Personal Computer)、デスクトップPC、ノートブックPC、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型AVプレイヤー、電子ブック、デジタルスチルカメラ、カムコーダ、テレビジョン装置、PVR(Personal Video Recorder)、ゲーム機器、プロジェクター、カーナビゲーションシステム、デジタルフォトフレーム、HDD(Hard Disk Drive)装置、ヘルスケア機器、家庭用電気製品等、あらゆる情報処理装置であり得る。同図では、デバイス300として6台(デバイス300A~デバイス300E)が示されているが、デバイス300の数は7台以上であっても構わない。
 上記関係を有する複数のユーザ(上記グループに属する複数のユーザ)のデバイス300は、メッセージングサーバ100によって上記パーシャルネットワーク350を形成される。同図では、一例として、デバイス300A、300B、300Dからなるパーシャルネットワーク350Aと、デバイス300C及び300Eからなるパーシャルネットワーク350Bが示されている。
 この場合各デバイス300は、メッセージングサーバ100を介して相互に通信可能であるとともに、パーシャルネットワーク350上では、例えばP2P(peer to peer)により直接通信することも可能となる。
[メッセージングサーバのハードウェア構成]
 図2は、上記メッセージングサーバ100のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、メッセージングサーバ100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
 CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながらメッセージングサーバ100の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
 入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。
 表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。
 操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の入力装置である。操作受付部17がタッチパネルである場合、そのタッチパネルは表示部16と一体となり得る。
 記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSや各種アプリケーション、各種データが記憶される。特に本実施形態において、記憶部18には、後述する複数のソフトウェアモジュール等のプログラムや、ユーザやデバイス300に関する情報、ネットワークサービス200から取得したソーシャルグラフ情報210、上記グループに関するグループ情報等が記憶される。上記プログラムは、メッセージングサーバ100に、WAN50を介して提供されてもよいし、メッセージングサーバ100で読み取り可能な記録媒体として提供されてもよい。
 通信部19は、WAN50に接続するためのNIC等であり、ネットワークサービス200やデバイス300との間の通信処理を担う。
[デバイスのハードウェア構成]
 図3は、上記デバイス300のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、デバイス300のハードウェア構成も、上記サーバ100のハードウェア構成と基本的に同様である。すなわち、デバイス300は、CPU31、ROM32、RAM33、入出力インタフェース35、及び、これらを互いに接続するバス34、表示部36、操作受付部37、記憶部38、通信部39を備える。ここで表示部36は、デバイス300に内蔵されていてもよいし、デバイス300に外部接続されていてもよい。
 CPU31は、記憶部38や通信部39等の各ブロックを制御して、メッセージングサーバ100やネットワークサービス200との通信処理や、各種データ処理を実行する。
 記憶部38には、後述する複数のソフトウェアモジュール等のプログラムや、各種データベースが記憶される。これらのプログラムは、デバイス300に、WAN50を介して提供されてもよいし、デバイス300で読み取り可能な記録媒体として提供されてもよい。
 デバイス300がスマートフォン等のモバイル機器の場合、通信部39は、無線LAN等の無線通信用のモジュールであり得る。
 デバイス300が、例えばデジタルフォトフレームやヘルスケア機器(例えば体温計、体重計、血圧計、脈拍計等)である場合、操作受付部37は、ボタンやスイッチのみで構成され、キーボードやタッチパネルのような文字入力機能を有さない場合もある。また同様に表示部36は、写真のスライドショーや計測値の表示は可能であっても、ブラウザ等のアプリケーションのUIを出力する機能を有さない場合もある。
[メッセージングサーバのモジュール構成]
 図4は、上記メッセージングサーバ100が有するソフトウェアモジュールの構成を示した図である。同図に示すように、メッセージングサーバ100は、ソーシャルグラフ管理ブロック110、デバイス連携処理ブロック120、ユーザ認証ブロック130及び通信処理ブロック140の各モジュールブロックを有する。
 ソーシャルグラフ管理ブロック110は、上記ソーシャルグラフ情報210に関する処理を統括的に管理する。ソーシャルグラフ管理ブロック110は、サービス認証部111、ソーシャルグラフ情報取得部112、グループ情報生成部113及びグループ情報管理部114の各ソフトウェアモジュールを有する。
 サービス認証部111は、ネットワークサービス200から、ユーザに関するソーシャルグラフ情報210を取得するための認証処理を行う。
 ソーシャルグラフ情報取得部112は、上記認証が通った場合に、ネットワークサービス200から、ソーシャルグラフ情報210を取得する。また、ソーシャルグラフ情報取得部112は、当該ソーシャルグラフ情報210に含まれるネットワークサービス200上のユーザIDが、メッセージングサーバ100とデバイス300間の通信に用いられるユーザIDと異なる場合、異なるユーザID間の対応付け処理(ユーザIDのマッピング処理)を行い、その結果を保持する。
 グループ情報生成部113は、上記取得したソーシャルグラフ情報210に基づいて、関係を有する複数のユーザから構成されるグループに関するグループ情報を生成する。またグループ情報生成部113は、当該グループ情報の生成に必要なグループ情報生成情報(後述)を保存し管理する。
 グループ情報管理部114は、上記生成されたグループ情報を保存し管理する。グループ情報には、当該グループに属するユーザを識別するユーザIDや、当該グループを識別するグループID等が含まれる。
 デバイス連携処理ブロック120は、メッセージングサーバ100と、多数のユーザのデバイス300との連携処理を統括的に制御する。
 当該メッセージングサーバ100とデバイス300との連携処理では、各デバイス300は、起動すると、予め指定されたメッセージングサーバ100との間で常時接続を確立する。このときデバイス300は、個々のデバイス300に一意に割り当てられたデバイスIDをメッセージングサーバ100へ通知し、メッセージングサーバ100はこれに基づいてデバイス300間の通信を中継する。当該通信はメッセージ(パケット)ベースで行われ、送付先の指定にはデバイスIDやユーザID等が用いられる。後述するが、メッセージングサーバ100の負荷を軽減するため、デバイス300間の通信は、可能な場合はP2P通信によって行われる。
 デバイス連携処理ブロック120は、パーシャルネットワーク管理部121及び通信中継部122の各ソフトウェアモジュールを有する。
 パーシャルネットワーク管理部121は、デバイス300からの要求に基づき、上記グループ情報およびユーザ情報(後述)から、関連するデバイス300から構成されるパーシャルネットワーク350に関する情報を生成し、それを管理する。
 通信中継部122は、メッセージングサーバ100に接続されたデバイス300間の通信を中継する。この場合、通常、メッセージの宛先としてのユーザIDに、上記グループを識別するグループIDが指定されている場合、当該メッセージは、上記グループIDに関連付けられたデバイス300全てに送付される。
 ユーザ認証ブロック130は、デバイス300との通信におけるユーザ認証処理を統括的に管理する。ユーザ認証ブロック130は、ユーザ認証部131及びユーザ情報管理部132の各ソフトウェアモジュールを有する。
 ユーザ認証部131は、デバイス300からのリクエストに基づき、クラウド上にメッセージングサーバ100とは別個に設けられたユーザ認証サーバ150を用いて、ユーザID及びパスワードを用いたユーザ認証処理を行う。
 ユーザ情報管理部132は、ユーザ認証結果に基づき、ユーザ情報としてのユーザデータベースに、ユーザIDに関連付けられたデバイス300の一覧であるデバイスリストを保存し、それを管理する。またユーザ情報管理部132は、ユーザ毎(ユーザID毎)のアクセス制御リスト(ACL:後述)も管理する。
 通信処理ブロック140は、ソフトウェアモジュールとして通信処理部141を有する。通信処理部141は、上記ソーシャルグラフ管理ブロック110、デバイス連携処理ブロック120及びユーザ認証ブロック130で実行されるネットワークサービス200及びデバイス300との通信処理を統括的に制御する。
[デバイスのモジュール構成]
 図5は、上記デバイス300が有するソフトウェアモジュールの構成を示した図である。同図に示すように、デバイス300は、サーバ通信部301、P2P通信部302、ルーティング部303、アクセス制御情報管理部304、パーシャルネットワーク情報管理部305、メッセージ送信部306、メッセージ受信部307、アプリケーション処理部308、グループ情報生成UI部309及びユーザ認証UI部310の各ソフトウェアモジュールを有する。
 サーバ通信部301は、メッセージングサーバ100との通信処理を担う。
 P2P通信部302は、他のデバイス300との間のP2P通信処理を担う。
 ルーティング部303は、パーシャルネットワーク情報管理部305が保持する情報に基づいて、メッセージの送信先に応じて、サーバ通信部301とP2P通信部302に適切にメッセージをルーティングする。ルーティング部303は、後述するアクセス制御処理におけるメッセージの受け入れ可否も判断する。
 アクセス制御情報管理部304は、メッセージングサーバ100から取得したアクセス制御情報を保存し、それを管理する。
 パーシャルネットワーク情報管理部305は、メッセージングサーバ100から取得したパーシャルネットワーク情報を保存し、それを管理する。
 メッセージ送信部306は、メッセージングサーバ100宛または他のデバイス300宛にメッセージを送信する。
 メッセージ受信部307は、メッセージングサーバ100または他のデバイス300からメッセージを受信する。
 アプリケーション処理部308は、デバイス300のアプリケーションがメッセージングサーバ100または他のデバイス300へ送信するメッセージを上記メッセージ送信部306へ引き渡す。またアプリケーション処理部308は、メッセージングサーバ100または他のデバイス300からメッセージ受信部307が受信したメッセージをアプリケーションへ引き渡し、メッセージに応じた処理を実行させる。
 グループ情報生成UI部309は、メッセージングサーバ100におけるグループ情報生成処理において用いられるグループ情報生成情報をユーザが入力するために表示部36に表示されるUIを生成及び制御する。
 ユーザ認証UI部310は、上記ユーザ認証のために表示部36に表示されるUI(例えばユーザID/パスワードの入力画面等)を生成及び制御する。
[システムの動作]
 次に、以上のように構成されたシステムにおけるメッセージングサーバ100及びデバイス300の動作について説明する。本実施形態及び他の実施形態において、メッセージングサーバ100及びデバイス300における動作は、それぞれのCPUと、その制御下において実行される上記各ソフトウェアモジュールとで協働して行われる。
(ユーザ認証処理)
 まず、メッセージングサーバ100とデバイス300間の通信におけるユーザ認証処理について説明する。本実施形態におけるメッセージングサーバ100とデバイス300との連携システムにおいては、デバイス300間の通信が安全に行われるためのユーザ認証機構を有する。
 図6は、デバイス300におけるユーザ認証処理の流れを示したフローチャートである。また図7は、メッセージングサーバ100におけるユーザ認証処理の流れを示したフローチャートである。
 まずデバイス300のユーザ認証UI部310は、表示部36に表示されたUI上で、ユーザからユーザID及びパスワードの入力を受け付け、メッセージングサーバ100のユーザ認証部131へ送信する(図6のステップ61)。この際、デバイス300のデバイスIDも送信される。
 メッセージングサーバ100のユーザ認証部131は、上記ユーザID及びパスワードを受信すると、それを用いてユーザ認証サーバ150へ認証を依頼する(図7のステップ71)。
 ユーザ認証サーバ150における認証が成功した場合(図7のステップ72のYes)、ユーザ認証部131は、ユーザIDとデバイスIDとをユーザ情報管理部132へ送信する(図7のステップ73)。
 続いてユーザ認証管理部132は、ユーザ情報上のデバイスリストに、上記デバイスIDを追加する(図7のステップ74)。
 そしてユーザ認証部131は、上記認証結果(成功/不成功)をデバイス300のユーザ認証UI部310へ返信する(図7のステップ75)。
 デバイス300のユーザ認証UI部310は、上記認証結果の返信を受信すると(図6のステップ62のYes)、上記ユーザIDを記録する(図6のステップ63)。
 図8は、上記ユーザ認証処理によりメッセージングサーバ100で生成及び管理されるユーザ情報の例を示した図である。
 同図に示すように、上記ユーザ認証処理により、メッセージングサーバ100上のユーザ情報管理部132では、ユーザ情報として、ユーザIDと、それに関連付けられたデバイスリストとが管理される。デバイスリストには、ユーザIDに関連付けられたデバイス300のデバイスID(複数可)が含まれる。ユーザは、自身が保有するデバイス300毎に上記ユーザ認証処理を実行することで、デバイスリスト上にデバイス(デバイスID)を追加することができる。
(ソーシャルグラフ情報取得処理)
 次に、上記ソーシャルグラフ情報210の取得処理について説明する。
 メッセージングサーバ100がSNS等のネットワークサービス200にアクセスしてソーシャルグラフ情報210を取得する場合、ネットワークサービス200が、特定のユーザに関連する情報へのアクセスのために、メッセージングサーバ100のような外部システム向けに提供しているAPI(WebAPI等)を利用することになる。このAPIの利用は、サービス認証処理を必要とすることがある。
 本実施形態では、サービス認証部111において、上記のような目的のために一般に用いられるOAuthプロトコルによる認証を行う。OAuthでは、サービス認証によりアクセストークンが得られ、その後のネットワークサービス200へのアクセスにはこのアクセストークンが用いられる。この際、サービス認証部111は、当該サービス認証に利用するユーザIDを、ユーザ情報管理部132から取得する。
 ネットワークサービス200からソーシャルグラフ情報210を取得する方法としては、以下のようなものが考えられる。
・ユーザIDからフレンドリストを取得する。
・ユーザIDからユーザプロフィール情報を取得する。
 (プロフィール情報には参加コミュニティ名リストが含まれる)
・コミュニティ名からコミュニティ参加ユーザリストを取得する。
 ソーシャルグラフ情報取得部112は、上記の各手法を再帰的に組み合わせて、順に情報を取得する。
 一般的に、ネットワークサービス200上のソーシャルグラフ情報210は巨大なものであるため、取得する情報には制限を設けるのが好ましい。例えば、最初に指定するユーザIDからのホップ数が、予め設定した値を超えた情報については、処理対象外とされる。ホップ数とは、ソーシャルグラフ情報210をたどるのに必要な必要なユーザIDのリンク数であり、例えば、あるユーザIDを有するユーザから見て、当該ユーザに直接関係を有する他のユーザ(友人)のホップ数は1であり、その友人の友人のホップ数は2である。
 ここで、ソーシャルグラフ情報取得部112が取得したソーシャルグラフ情報210の保存は永続的なものでなくてもよく、その後に実行されるグループ情報取得処理で利用するまでの間、一時的に保存するのみでもよい。
 図9は、メッセージングサーバ100によるソーシャルグラフ情報取得処理の流れを示したフローチャートである。
 同図に示すように、ソーシャルグラフ情報取得部112はまず、取得対象情報リストにユーザIDを追加する(ステップ81)。
 続いてソーシャルグラフ情報取得部112は、上記取得対象情報リストから、取得対象情報エントリを取り出す(ステップ82)。エントリが存在しない場合(ステップ83のYes)、ソーシャルグラフ情報取得部112は処理を終了する。
 エントリが存在する場合(ステップ83のNo)、ソーシャルグラフ情報取得部112は、取得対象情報エントリが処理対象外か否かを判断する(ステップ84)。
 当該エントリが処理対象外である場合(Yes)、ソーシャルグラフ情報取得部112は、上記ステップ82に戻り、新たな取得対象情報エントリを取り出す。
 取得対象情報エントリが処理対象である場合(No)、ソーシャルグラフ情報取得部112は、取得対象情報エントリがユーザIDであるか否かを判断する(ステップ85)。
 取得対象情報エントリがユーザIDであると判断した場合(Yes)、ソーシャルグラフ情報取得部112は、ユーザIDを基にフレンドリストを取得する(ステップ86)。
 図10は、当該フレンドリストの取得処理の流れを示したフローチャートである。
 同図に示すように、ソーシャルグラフ情報取得部112は、サービス認証部111から、ユーザIDに対応するアクセストークンを取得する(ステップ101)。
 続いてソーシャルグラフ情報取得部112は、ユーザID及びアクセストークンを用いて、ネットワークサービス200のAPI経由でフレンドリストを取得する(ステップ102)。
 そしてソーシャルグラフ情報取得部112は、取得したフレンドリストを処理結果として返す(ステップ103)。
 図11は、上記フレンドリストの例を示した図である。同図に示すように、フレンドリストには、サービス名、ユーザID及び当該ユーザIDに対応するユーザの友人のユーザIDのリストが含まれる。
 図9に戻り、フレンドリストを取得すると、ソーシャルグラフ情報取得部112は、ユーザIDと取得したフレンドリストとを、上記ソーシャルグラフ情報210の一部として保存する(ステップ87)。
 続いてソーシャルグラフ情報取得部112は、フレンドリスト中の友人のユーザIDのうち、それに対応するソーシャルグラフ情報210(フレンドリスト、ユーザプロフィール情報またはコミュニティ参加ユーザリスト)が存在しないものを、取得対象情報リストに保存する(ステップ88)。
 続いてソーシャルグラフ情報取得部112は、上記ユーザIDから、ユーザプロフィール情報を取得する(ステップ89)。
 図12は、当該ユーザプロフィール情報の取得処理の流れを示したフローチャートである。
 同図に示すように、ソーシャルグラフ情報取得部112は、サービス認証部111から、ユーザIDに対応するアクセストークンを取得する(ステップ121)。
 続いてソーシャルグラフ情報取得部112は、ユーザID及びアクセストークンを用いて、ネットワークサービス200のAPI経由でユーザプロフィール情報を取得する(ステップ122)。
 そしてソーシャルグラフ情報取得部112は、取得したユーザプロフィール情報を処理結果として返す(ステップ123)。
 図13は、上記ユーザプロフィール情報の例を示した図である。同図に示すように、ユーザプロフィール情報には、ネットワークサービス200のサービス名、ユーザID、住所、年齢、趣味、参加コミュニティ名、外部のシステム(例えば、メッセージングサーバ100)におけるユーザIDが含まれる。
 図9に戻り、ユーザプロフィール情報を取得すると、ソーシャルグラフ情報取得部112は、ユーザIDと取得したユーザプロフィール情報とを、ソーシャルグラフ情報の一部として保存する(ステップ90)。
 続いてソーシャルグラフ情報取得部112は、ユーザプロフィール情報中の参加コミュニティ名リストのコミュニティ名のうち、それに対応するコミュニティ参加ユーザリストがソーシャルグラフ情報210内に存在しないものを、上記取得対象情報リストに保存する(ステップ91)。
 上記ステップ85において取得対象情報エントリがユーザIDではなく(No)、コミュニティ名であると判断した場合(ステップ92のYes)、ソーシャルグラフ情報取得部112は、コミュニティ名からコミュニティ参加ユーザリストを取得する(ステップ93)。
 図14は、当該コミュニティ参加ユーザリストの取得処理の流れを示したフローチャートである。
 同図に示すように、ソーシャルグラフ情報取得部112は、サービス認証部111から、ユーザIDに対応するアクセストークンを取得する(ステップ141)。
 続いてソーシャルグラフ情報取得部112は、ユーザID及びアクセストークンを用いて、ネットワークサービス200のAPI経由でコミュニティ参加ユーザリストを取得する(ステップ142)。
 そしてソーシャルグラフ情報取得部112は、取得したコミュニティ参加ユーザリストを処理結果として返す(ステップ143)。
 図15は、上記コミュニティ参加ユーザリストの例を示した図である。同図に示すように、コミュニティ参加ユーザリストには、ネットワークサービス200のサービス名、コミュニティ名及び当該コミュニティに参加しているユーザのユーザIDのリストが含まれる。
 図9に戻り、コミュニティ参加ユーザリストを取得すると、ソーシャルグラフ情報取得部112は、ユーザIDと、取得したコミュニティ参加ユーザリストとを、ソーシャルグラフ情報の一部として保存する(ステップ94)。
 そしてソーシャルグラフ情報取得部112は、コミュニティ参加ユーザリスト中のユーザIDのうち、それに対応するソーシャルグラフ情報210(ユーザプロフィール情報、ユーザプロフィール情報またはコミュニティ参加ユーザリスト)が存在しないものを、上記取得対象情報リストに保存する(ステップ95)。
 ソーシャルグラフ情報取得部112は、以上の処理を、取得対象情報リスト内の全てのユーザIDまたはコミュニティ名について完了するまで繰り返す。このソーシャルグラフ情報の取得処理は、定期的に、または、デバイス300のユーザからの要求に基づいて実行される。したがって、あるユーザに関して一旦取得されたソーシャルグラフ情報210は、取得を繰り返されることで更新され、常に最新の状態を反映したものとなる。
(ユーザID対応付け情報の取得処理)
 次に、ユーザIDの対応付け情報の取得処理について説明する。
 メッセージングサーバ100上のユーザID(以下、サーバユーザID)と、ネットワークサービス200上のユーザID(以下、サービスユーザID)とが同一の場合は、上述の処理により取得されたソーシャルグラフ情報が、後述のグループ情報生成処理及びパーシャルネットワーク生成処理にそのまま利用されるが、そうでない場合も多いと考えられる。
 そこで、ソーシャルグラフ情報取得部112は、上記サーバユーザIDとサービスユーザIDとの対応付けに関する情報を別途取得することで、取得したソーシャルグラフ情報を、メッセージングサーバ100上で利用できるようにする。
 このサーバユーザIDとサービスユーザIDとの対応付け情報の記述には、どのような手法が用いられてもよいが、本実施形態では、以下の2つの手法が用いられる。
((メッセージングサーバが対応情報を保持する場合))
 ソーシャルグラフ情報取得部112は、デバイス300のユーザのユーザ情報の一部として、サービスユーザIDをデバイス300のユーザに入力してもらい、それを利用する。
 図16は、その場合に保持される対応情報の例を示した図である。同図に示すように、当該対応情報上では、サーバユーザIDと、それに対応するサービスユーザID(複数化)とが記述される。
((ネットワークサービスが対応情報を保持する場合))
 SNS等のネットワークサービス200が、ユーザプロフィール情報の一部として、サーバユーザIDをユーザに入力してもらい、ソーシャルグラフ情報取得部112がそれを取得して利用する。
 図17は、その場合に保持されるユーザプロフィール情報の例を示した図である。同図に示すように、ユーザプロフィール情報上では、ネットワークサービス200上のユーザIDとは別に、外部システムIDとしてサーバユーザIDが記述されている。
(グループ情報生成処理)
 次に、上記ソーシャルグラフ情報を基にしたグループ情報の生成処理について説明する。
 グループ情報生成部113は、グループ情報生成情報を用いて、デバイス300経由でユーザから指示されたタイミングで、あるいは一定時間毎に、ソーシャルグラフ情報取得部112が取得したソーシャルグラフ情報210から、グループ情報を生成する。
 グループ情報生成情報には、予めメッセージングサーバ100に用意されているものと、デバイス300上のグループ情報生成UI部309でのユーザの操作を通じて生成されるものとがある。
 グループ情報生成部113は、グループ情報生成情報、ソーシャルグラフ情報、及びユーザID対応情報から、条件にあう(所定の関係を有する)ユーザの集合を決定し、当該集合にグループIDを割り当てることにより、新たにグループ情報を生成する。生成されたグループ情報は、グループ情報管理部114に保存され、管理される。
 また、グループ情報生成部113は、既に存在するグループ情報については、同様にユーザの集合を決定し、それに応じてグループ情報を更新する。
 図18は、当該グループ情報の例を示した図である。同図に示すように、グループ情報には、グループを一意に識別するグループID、グループ名、及びグループに属する複数のユーザのユーザ名が含まれる。
 図19は、メッセージングサーバ100で予め用意したグループ情報生成情報の例を示し、図20は、ユーザの入力に基づいて生成されたグループ情報生成情報の例を示したものである。
 これらの図に示すように、これらグループ情報生成情報には、グループの生成元となる繋がりやコミュニティの名前、その説明、及びグループ生成条件に関する情報が含まれる。
 グループの生成元としては、例えばTwitter(登録商標)におけるフォロワー、友人、友人の友人、コミュニティ等がある。
 グループ生成条件としては、フォロワーであること、ホップ数が1であること(友人)、ホップ数が2以上であること(友人の友人)、コミュニティに属していること等がある。
(グループ情報とユーザ情報との関連付け処理)
 次に、上記グループ情報とユーザ情報との関連付け処理について説明する。
 ユーザ情報管理部132は、グループ情報管理部114で管理されているグループ情報と、ユーザ情報管理部132で管理されているユーザ情報とを組み合わせて用いることにより、グループIDまたはグループ名から、関係するデバイス300のリスト(デバイスリスト)を取得することができる。
 これにより、本実施形態では、メッセージングサーバ100は、メッセージングサーバ100が有する、ユーザとデバイス300の関係情報と、SNS等のネットワークサービス200が有する、ユーザ間の関係情報とを、組み合わせて活用することが可能となる。
 図21は、上記グループ情報とユーザ情報との組み合わせにより、グループに関係するデバイス300のリストが取得される様子を示した図である。
 すなわち、同図(A)に示すグループ情報と、同図(B)に示すユーザ情報とが組み合わされることで、同図(C)に示すような、グループに関係するデバイス300のリスト(グループに属するユーザのデバイス300のリスト)が得られる。これが以下に説明するパーシャルネットワークの生成処理に用いられる。
(パーシャルネットワーク生成処理)
 次に、パーシャルネットワークの生成処理について説明する。
 デバイス300が、グループIDまたはグループ名を指定することにより、メッセージングサーバ100のパーシャルネットワーク管理部121によりパーシャルネットワークが生成される。
 本実施形態において、パーシャルネットワークの生成とは、パーシャルネットワーク管理部121上に、グループ情報及びユーザ情報に基づくパーシャルネットワーク情報が生成されることを意味する。
 図22は、メッセージングサーバ100によるパーシャルネットワーク生成処理の流れを示したフローチャートである。また図23は、デバイス300によるパーシャルネットワーク(新規)生成処理の流れを示したフローチャートである。また図24は、デバイス300によるパーシャルネットワーク検索及び生成処理の流れを示したフローチャートである。
 まず、デバイス300のパーシャルネットワーク情報管理部305は、メッセージングサーバ100のグループ情報管理部114に、当該デバイス300のユーザに関連するグループ情報のリストを要求する(図23のステップ231)。
 続いてパーシャルネットワーク情報管理部305は、メッセージングサーバ100からグループ情報リストを受信したか否かを判断する(図23のステップ232)。
 パーシャルネットワーク情報管理部305は、グループ情報リストを受信したと判断した場合(Yes)、ユーザにグループ情報リストを提示し、パーシャルネットワークの生成対象とするグループの選択に関する入力を受け付ける(図23のステップ233)。
 続いてパーシャルネットワーク情報管理部305は、ユーザまたはアプリケーションから指定されたグループIDまたはグループ名を用いて、メッセージングサーバ100のパーシャルネットワーク管理部121へ、パーシャルネットワーク生成要求を送信する(図23のステップ234)。
 メッセージングサーバ100のパーシャルネットワーク管理部121は、上記パーシャル生成要求を待ち受け(図22のステップ211)、当該パーシャルネットワーク生成要求を受信したか否かを判断する(図22のステップ212)。
 パーシャルネットワーク生成要求を受信したと判断した場合(Yes)、パーシャルネットワーク管理部121は、当該生成要求から、グループIDまたはグループ名を取得する(図22のステップ213)。
 続いてパーシャルネットワーク管理部121は、グループ情報管理部114から、上記グループIDまたはグループ名に関連付けられたグループ情報を取得する(図22のステップ214)。
 続いてパーシャルネットワーク管理部121は、ユーザ情報管理部132から、上記グループ情報に関連付けられたユーザ情報を取得する(図22のステップ215)。
 続いてパーシャルネットワーク管理部121は、上記グループ情報及びユーザ情報から、パーシャルネットワーク情報を生成する(図22のステップ216)。当該パーシャルネットワーク情報には、当該パーシャルネットワークを構成するユーザ及びそのデバイス300のリストが含まれる。
 続いてパーシャルネットワーク管理部121は、当該生成されたパーシャルネットワークに関連する各デバイス300に、パーシャルネットワークが生成されたことを示すイベントメッセージを送信する(図22のステップ217)。
 上記デバイス300のパーシャルネットワーク情報管理部305は、メッセージングサーバ100から上記パーシャルネットワーク情報(パーシャルネットワーク生成イベントメッセージ)を受信したか否か判断する(図23のステップ235)。
 そして、上記パーシャルネットワーク情報を受信したと判断した場合(Yes)、パーシャルネットワーク情報管理部305は、パーシャルネットワーク情報に含まれる他の各デバイス300と、P2P通信部302を通じてP2P接続を確立する(図23のステップ236)。
 また、デバイス300は、稼動を開始する際、メッセージングサーバ100のパーシャルネットワーク管理部121に、自身に関連するパーシャルネットワーク情報がないか問い合わせを行うことにより、当該パーシャルネットワーク情報を把握する。
 すなわち、デバイス300のパーシャルネットワーク情報管理部305は、まず、メッセージングサーバ100のパーシャルネットワーク管理部121に、当該デバイス300のユーザに関連するパーシャルネットワーク情報のリストを要求する(図24のステップ241)。
 続いてパーシャルネットワーク情報管理部305は、メッセージングサーバ100からパーシャルネットワーク情報のリストを受信したか否かを判断する(図24のステップ242)。
 パーシャルネットワーク情報を受信したと判断した場合(Yes)、パーシャルネットワーク情報管理部305は、当該パーシャルネットワーク情報リストから、パーシャルネットワーク生成の対象とするグループを選択する(図24のステップ243)。
 続いてパーシャルネットワーク情報管理部305は、対象とするグループのグループIDまたはグループ名を用いて、メッセージングサーバ100のパーシャルネットワーク管理部121に、パーシャルネットワーク検索要求を送信する(図24のステップ244)。
 メッセージングサーバ100のパーシャルネットワーク管理部121は、当該パーシャルネットワーク検索要求を受信したか否かを判断する(図22のステップ219)。
 続いてパーシャルネットワーク管理部121は、当該検索要求から、グループIDまたはグループ名を取得する(図22のステップ220)。
 続いてパーシャルネットワーク管理部121は、上記グループIDまたはグループ名に対応するパーシャルネットワーク情報を検索する(図22のステップ221)。
 そしてパーシャルネットワーク管理部121は、検索されたパーシャルネットワーク情報を、デバイス300へ送信する(図22のステップ222)。
 デバイス300のパーシャルネットワーク情報管理部305は、メッセージングサーバ100から上記パーシャルネットワーク情報を受信したか否かを判断する(図24のステップ245)。
 パーシャルネットワーク情報を受信したと判断した場合(Yes)、パーシャルネットワーク情報管理部305は、当該パーシャルネットワーク情報に含まれる他の各デバイス300と、P2P通信部302を通じてP2P接続を確立する(図24のステップ246)。
(パーシャルネットワークを利用した通信制御処理)
 次に、以上のように生成されるパーシャルネットワークを利用した通信制御処理について説明する。
((アクセス制御への利用))
 まず、パーシャルネットワークを利用したアクセス制御処理について説明する。本実施形態では、各ユーザは、自身のデバイス300上の各種機能に対するアクセスを、全てアクセスコントロールリスト(ACL)を用いて制御可能である。
 当該アクセスコントロールリストは、ユーザ毎に管理され、メッセージングサーバ100へのユーザ登録時にメッセージングサーバ100がデフォルトで用意したものをコピーして生成され、それ以後、必要に応じて変更される。またユーザは、デバイス300上のUIを用いて、アクセスコントロールリストを明示的に変更することもできる。
 アクセスコントロールリストは、上述のように、メッセージングサーバ100上のユーザ情報の一部として保存される。またアクセスコントロールリストは、メッセージングサーバ100上の通信処理部141と、デバイス300上のサーバ通信部301を介して配布され、デバイス300のアクセス制御情報管理部304に保存される。
 デバイス300上のルーティング部303では、他のデバイス300またはメッセージングサーバ100からメッセージを受信すると、アクセス制御情報管理部304上のアクセスコントロールリストを用いて、当該メッセージを受け入れてよいか否かを判定し、受け入れが受諾されなかったメッセージについては、可能な場合にはその旨のレスポンスを返した上で、破棄される。
 本実施形態においては、デバイス300は、アプリケーションレベルでは動画像などのストリーム形式のデータであっても、通信レイヤでは、それを全てメッセージ(パケット)に分割して取り扱うため、この機構により、すべての通信に関して、アクセス制御を行うことができる。
 図25は、上記メッセージングサーバ100においてデフォルトで用意されるアクセスコントロールリストのエントリフォーマットの例を示した図である。
 同図に示すように、当該エントリフォーマットには、送信元ユーザID、送信元ノードID、送信元アプリケーションID、送信先ユーザID、送信先ノードID、送信先アプリケーションID、サービス名、及び、アクセス許可/不許可フラグの各項目が含まれる。
 ここで、ノードIDは、デバイスIDまたはサーバID(メッセージングサーバ100のID)である。
 上記グループIDは、ユーザIDまたはノードIDとして記述されてもよい。この場合、グループIDに対応するユーザIDまたはデバイスIDのいずれかに合致したIDは、グループIDと合致したものとみなされる。
 サービス名は、各デバイス300が提供する機能(サービス)の名称を示すものであり、ネットワークサービス200を指すものではない。例えば、サービス名が"system.device.DeviceDiscovery"と指定されていれば、それはデバイス300が提供するデバイス検索サービスを指す。
 上記項目のうち、指定しなくても特に問題が生じない項目については、指定がされなくてもよい。
 図26は、上記エントリフォーマットに従って生成されたアクセスコントロールリストの例を示した図である。
 当該アクセスコントロールリストは、アクセスコントロールリストのエントリのリストとして生成される。同図の例では、デバイス300が提供する「system.device.DeviceDiscovery」サービスが、送信元グループIDとして「Group123」を有するデバイス300に対してのみ許可され、それ以外のデバイス300によるアクセスは全て拒否される。
 図27は、他のデバイス300またはメッセージングサーバ100から送信されるメッセージのヘッダ情報の例を示した図である。同図の例では、送信元ユーザID「UserID432」または送信元ノードID「DevID321」が、上記アクセスコントロールリスト上のグループID、または、当該グループIDに対応するユーザIDまたはデバイスIDに合致すれば、上記サービスへのアクセスが許可されることとなる。
 図28は、デバイス300によるアクセスコントロール処理の流れを示したフローチャートである。
 同図に示すように、デバイス300のルーティング部303は、サーバ通信部301またはP2P通信部302からのメッセージを待ち受ける(ステップ281)。
 サーバ通信部301またはP2P通信部302からメッセージを受信したと判断した場合(ステップ282のYes)、ルーティング部303は、当該メッセージのヘッダ情報を取得する(ステップ283)。
 続いてルーティング部303は、アクセス許可/不許可の判定対象のエントリリストに、上記アクセス制御情報管理部304に保存されたアクセスコントロールリスト上のリストをセットする(ステップ284)。
 続いてルーティング部303は、判定対象エントリリストから、アクセスコントロールリストのエントリを取得する(ステップ285)。
 エントリが取得できた場合(ステップ286のYes)、ルーティング部303は、上記メッセージのヘッダ情報が、上記取得したエントリと合致するか否かを判断する(ステップ287)。
 ここで、ルーティング部303は、エントリがグループIDである場合は、それに対応するユーザID及びデバイスIDのいずれかにヘッダ情報が合致すれば、グループIDと合致したとみなす。
 上記ヘッダ情報とアクセスコントロールリストのエントリとが合致すると判断した場合(Yes)、ルーティング部303は、上記メッセージを、メッセージ受信部307へ送信する(ステップ289)。
 一方、上記ステップ286においてエントリが存在しないと判断した場合(No)及び、上記ステップ287において上記ヘッダ情報がエントリと合致しないと判断した場合(No)、ルーティング部303は、上記メッセージの送信元ノードIDに対して、アクセス拒否メッセージを送信する(ステップ290)。
 そしてルーティング部303は、当該メッセージを破棄する(ステップ291)。
((メッセージ配信への利用))
 デバイス300は、上記グループIDを用いてメッセージを送信することで、パーシャルネットワーク上の全てのデバイス300へメッセージを一度に送信することも可能である。
 具体的には、デバイス300は、送信するメッセージのヘッダ中の送信先ユーザIDまたは送信先ノードIDに、上記グループIDを指定する。メッセージングサーバ100は、当該メッセージを受信すると、それを、グループIDに関連する全てのデバイス300へ転送する。
これによりデバイス300は、メッセージングサーバ100の通信中継部122に、1度のメッセージ送信を行うことで、パーシャルネットワーク上の複数のデバイス300に対してメッセージを送信できる。
 図29は、この際に送信されるメッセージのヘッダ情報の例を示した図である。同図に示すように、送信先ノードIDとして「GroupID232」が指定されている。
 図30は、上記グループIDを指定したメッセージを受信したメッセージングサーバ100によるメッセージ転送処理の流れを示したフローチャートである。
 同図に示すように、メッセージングサーバ100の通信処理部141は、上記デバイス300からのメッセージの受信を待ち受ける(ステップ301)。
 通信処理部141は、メッセージを受信した場合(ステップ302のYes)、通信処理部141は、当該メッセージを通信中継部122へ送信する(ステップ303)。
 通信中継部122は、上記メッセージのヘッダ情報を取得する(ステップ304)。
 続いて通信中継部122は、メッセージのヘッダ情報の転送先に、グループIDが含まれているか否かを判断する(ステップ305)。
 ヘッダ情報の転送先にグループIDが含まれていると判断した場合(Yes)、通信中継部122は、当該グループIDに対応するユーザIDまたはデバイスID毎に、新たにメッセージを生成し、当該メッセージのヘッダ情報中のグループIDを当該ユーザIDまたはデバイスIDに書き換える(ステップ306)。
 そして通信中継部122は、当該新たに生成した複数のメッセージ、または、上記転送先にグループIDを含まないメッセージを、通信処理部141を介してデバイス300へ送信する(ステップ307)。
((イベント情報配信への利用))
 デバイス300は、上記ソーシャルグラフ情報に基づいて生成されたパーシャルネットワーク内のデバイス300間で、デバイス300の稼働状況や、デバイス300内のアプリケーションの動作状況を相互に通知するためのイベント情報配信を行うこともできる。
 このイベント配信のための通信処理には、上記のメッセージ配信機構がそのまま用いられてもよい。
 上記アプリケーションの動作状況に関するイベントとしては、例えば以下のようなものが挙げられる。
・テレビ番組の視聴開始(番組情報)
・テレビ番組の録画開始(番組情報)
・テレビ番組の録画予約(番組情報)
・テレビのチャンネル変更
・エアコンの温度設定変更
・インターネットビデオのストリーミング視聴開始
・インターネットによる通信販売における物品購入
 デバイス300は、このような自身のイベントを検出すると、当該イベントの発生及びそれに関する情報(番組/コンテンツ情報、設定値等)を通知するメッセージを生成する。そしてデバイス300は、当該メッセージのヘッダ中の送信先ユーザIDまたは送信先ノードIDに、上記グループIDを指定してメッセージングサーバ100へ送信する。メッセージングサーバ100は、このメッセージの送信先を、グループIDに対応するユーザIDまたはデバイスIDに変換して、パーシャルネットワークに属する各デバイス300へ転送する。
 この場合、メッセージングサーバ100は、あるデバイス300で発生したイベントと同様のイベントを、パーシャルネットワーク内の他のデバイス300でも発生させるようなスクリプトを上記メッセージに含ませてもよい。しかし、当該メッセージにはそのようなスクリプトは含まれずに、デバイス300が、受信したメッセージに基づいて、上記イベントと同様のイベントを自身に発生させてもよい。
 このようなイベント配信機構を用いると、例えば以下のようなことが実現される。
・パーシャルネットワーク内のあるユーザのデバイス300のユーザがテレビである番組の視聴を開始した場合、その友人のデバイス300にその番組の視聴に関するイベントが通知されて、その友人は、自身の友人が今テレビで何を視聴しているが分かる。
・パーシャルネットワーク内のあるユーザのデバイス300(レコーダ)で番組の録画予約が投入された場合、当該録画予約投入イベントがそのユーザの友人のデバイス300に通知されて、当該友人のデバイス300(レコーダ)にも自動的または当該友人の選択により録画予約イベントが発生する。
 図31は、パーシャルネットワーク上で通知され、通知先のデバイス300で表示されるイベント情報の例を示した図である。
 同図(A)は、パーシャルネットワーク内のあるデバイス300で、テレビ番組、光ディスクまたはストリーミングを通じて映画が視聴された際に、イベント配信機構により配信先のデバイス300に表示される画面の例を示した図である。
 同図に示すように、当該画面では、メッセージ配信元のユーザが映画を視聴した旨が、当該視聴した映画のタイトル、推薦度(当該ユーザの評価)、サムネイル等とともに表示される。
 同図(B)は、パーシャルネットワーク内のあるデバイス300で、テレビ番組(映画)の録画予約が設定された際に、イベント配信機構により配信先のデバイス300に表示される画面の例を示した図である。
 同図に示すように、当該画面では、メッセージ配信元のユーザが当該映画を録画予約した旨が、当該映画のタイトルやサムネイルとともに表示される。また併せて、当該画面では、当該映画を、メッセージ配信先のデバイス300でも録画予約するためのボタン311や、当該メッセージ配信機構により同様の通知があった場合には自動録画予約を設定するか否かを選択するためのボタン312も表示される。
 また、メッセージングサーバ100は、パーシャルネットワーク内のデバイス300からのメッセージを単に転送するのではなく、パーシャルネットワーク内のデバイス300のイベント監視し、複数のデバイス300におけるイベントをまとめたメッセージを新たに作成して送信することもできる。
 例えば、メッセージングサーバ100は、パーシャルネットワーク内の複数のデバイス300からの、テレビの視聴チャンネル変更イベントの通知メッセージを基に、現在パーシャルネットワーク内のデバイス300で視聴されているテレビ番組の一覧を通知するメッセージを新たに生成して配信してもよい。
 同図(C)は、この場合にメッセージ配信先のデバイス300に表示される画面の例を示した図である。
 同図に示すように、当該画面では、パーシャルネットワーク内の各デバイス300で視聴されているチャンネル名、視聴人数、推薦度等の一覧や、その中の1つのデバイス300で視聴されているチャンネルの映像のサムネイル等が表示される。また当該画面では、例えばカーソル移動等により当該一覧から1つのチャンネルが選択可能とされており、選択されたチャンネルの番組をメッセージ配信先のデバイス300においても視聴するためのボタン313や、録画予約するためのボタン314も表示される。
((プレゼンス情報配信への利用))
 上記イベント配信機構は、さらに、パーシャルネットワーク内のデバイス300のユーザのプレゼンス情報の配信機構としても利用されうる。
 ここでプレゼンス情報とは、デバイス300のユーザの状況を示す情報であり、例えば以下のようなものが挙げられる。
・ユーザ認証の成功
・ユーザのログアウト
・デバイスのサスペンド
・ユーザの操作無しで一定時間経過
 メッセージングサーバ100は、パーシャルネットワーク内で上記のようなプレゼンスを監視し、一定期間毎に、または、パーシャルネットワーク内のデバイス300から問い合わせがある毎に、プレゼンス情報を通知するメッセージを生成して配信する。当該メッセージには、ユーザIDまたはデバイスIDと、それに対応するデバイス300のプレゼンス情報が含まれる。
 これらのイベント通知メッセージを受け取ったデバイス300は、パーシャルネットワークに属する各ユーザIDまたはデバイスIDに対応するイメージデータ(写真)と、メッセージの内容を組み合わせて、各デバイス300のユーザのプレゼンス情報を表示することができる。
((マルチキャスト/ストリーミング配信への利用))
 上記パーシャルネットワークでは、各デバイス300は、他のデバイス300との間で、P2P通信部302を通じて、マルチキャスト通信及びストリーミング通信を行うことができる。図32は、このマルチキャスト通信またはストリーミング通信の概要を示した図である。
 同図に示すように、パーシャルネットワーク350内で、デバイス300A(ビデオカメラ)は、他のデバイス300B(BDレコーダ)に対して、自身が撮影している動画の記録を指示する。またそれとともにデバイス300Aは、他のデバイス300C(スマートフォン)及びデバイス300E(TV)に対して、自身が撮影している動画をマルチキャストによりライブストリーミング配信する。
 また動画を記録したデバイス300B(レコーダ)は、記録後、当該動画を他のデバイス300D(スマートフォン)に対してストリーミング配信することもできる。
 このような機構により、例えば、ある小学校の保護者コミュニティに属しているユーザからなるグループのデバイス300を対象に、子供の運動会で撮影したビデオをマルチキャスト配信したり、撮影しながらライブストリーミング配信したりすることが可能となる。
[まとめ]
 以上説明したように、本実施形態によれば、メッセージングサーバ100は、ネットワークサービス200上のソーシャルグラフ情報を基に、関係のある複数のユーザからなるグループに関するグループ情報を生成し、当該グループに属する複数のユーザのデバイス300からなるパーシャルネットワークを生成することができる。これにより、関係のあるユーザのデバイス300間の相互利用や連携動作が容易に可能となる。
[変形例]
 本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
 上記実施形態において、ユーザ認証処理では、1人のユーザが保有する全てのデバイス300についてユーザ認証処理が実行されることで、デバイス300とユーザとの関連付けが行われるが、他の手段により当該関連付けが行われてもよい。例えば、1台のデバイス300について上記ユーザID及びパスワードによるユーザ認証が実行された場合、認証済みのデバイス300から、関連付け対象の他のデバイス300に対して関連付け設定要求が送信される。当該他のデバイス300上で当該要求を承認する操作が実行された場合に、その承認情報がメッセージングサーバ100へ送信されることで、上記デバイスリスト上に当該他のデバイス300が追加される。これにより、他のデバイス300がユーザID及びパスワードを入力するための入力装置やそのためのUIを出力する出力装置を有さない場合でも、ユーザとデバイス300との関連付けが可能となる。
 上記実施形態において、グループ情報の生成処理では、グループ情報生成情報は、図19及び図20に示したような静的に記述された情報として説明された。しかし、グループ情報生成情報は、単にプログラミング言語によるスクリプト等として表現されてもよい。また、個々のグループ情報生成情報は、独立して管理される必要は無く、グループ情報生成部113の処理として、メッセージングサーバ100にビルトインされていてもよい。
 上述のパーシャルネットワーク内のメッセージ配信処理において、メッセージングサーバ100は、通信中継部122において、グループIDを指定したメッセージを複数のメッセージに変換して配信していた。しかし、この処理は、デバイス300のメッセージ送信部306で行われてもよい。この場合、実際の通信にはP2P通信が利用される。このような処理により、メッセージングサーバ100への負荷が軽減される。
 上記実施形態において、デバイス300からのアクセス制御処理では、グループIDを指定しないメッセージが一律に拒否されていた。しかし、当該アクセス制御は、グループIDのみならず、ホップ数を用いて実行されてもよい。例えば、グループはホップ数2までのユーザを基に生成される一方で、特定のサービスへのアクセスに関しては、ホップ数1のユーザにのみ許可されるようにしてもよい。この場合、アクセスコントロールリストのエントリフォーマットやヘッダ情報中に、ホップ数に関する項目が追加される。
 また同様に、上記実施形態におけるパーシャルネットワークを利用したメッセージ配信処理でも、パーシャルネットワーク内の全てのデバイス300へメッセージが配信されるのではなく、ホップ数を基に配信先が制限されてもよい。この場合も、メッセージのヘッダ情報中でホップ数が指定される。
 上記実施形態においては、パーシャルネットワーク内のデバイス300間で動画がマルチキャスト及びストリーミングにより配信される例が示された。しかし、もちろん、マルチキャストまたはストリーミングされるデータは動画に限らず、音声、テキスト等の他のデータであっても構わない。また、パーシャルネットワーク内のデバイス300間で、動画、音声、またはテキストによるチャット機能が提供されてもよい。
 さらにこの場合、チャット機能と上記イベント情報配信機構とが組み合わされることで、例えば、特定の歌手に関するコミュニティによりグループが生成されている場合、当該グループ内のユーザ間で、特定の歌手が出演している番組を視聴しながら、チャットを行うことができる。
[その他]
 本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)
 複数のユーザが参加可能なネットワーク上のサービス及び前記複数のユーザの機器と通信可能な通信部と、
 前記複数のユーザに関するユーザ情報と、当該複数のユーザの機器に関する機器情報とを関連付けて記憶可能な記憶部と、
  前記サービスから、前記複数のユーザ間の関係を示すソーシャルグラフ情報を取得するように前記通信部を制御し、
  前記取得されたソーシャルグラフ情報を基に、前記関係を有する複数のユーザで構成されるグループに関するグループ情報を生成し、
  前記生成されたグループ情報と、前記記憶されたユーザ情報及び機器情報とを基に、前記グループ内のユーザの機器で構成されるパーシャルネットワークを生成し、
  前記生成されたパーシャルネットワーク内の機器間の通信を制御するように前記通信部を制御する
 ことが可能な制御部と
 を具備する情報処理装置。
(2)
 上記(1)に記載の情報処理装置であって、
 前記制御部は、前記パーシャルネットワーク内の機器に、前記パーシャルネットワークが生成されたことを通知するように前記通信部を制御する
 情報処理装置。
(3)
 上記(1)または(2)に記載の情報処理装置であって、
 前記制御部は、前記グループ情報に基づいて、前記グループに属さないユーザの機器からのアクセスを拒否するためのアクセス制御リストを当該パーシャルネットワーク内の機器へ送信するように前記通信部を制御する
 情報処理装置。
(4)
 上記(3)に記載の情報処理装置であって、
 前記制御部は、前記アクセス制御リストに、前記グループを識別するグループIDを含ませ、前記パーシャルネットワーク内の機器を、当該グループIDを指定しない機器からのアクセスを拒否するように制御する
 情報処理装置。
(5)
 上記(1)から(4)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
 前記制御部は、前記パーシャルネットワーク内のある機器から、前記グループを識別するグループIDを宛先として指定したメッセージを受信し、当該グループIDに関連付けられた前記パーシャルネットワーク内の全ての機器へ前記メッセージを転送するように前記通信部を制御する
 情報処理装置。
(6)
 上記(1)から(5)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
 前記制御部は、
  前記パーシャルネットワーク内の機器に関する所定のイベントの発生を検出し、
  前記イベントの発生が検出された場合に、当該イベントに関するイベント情報を当該パーシャルネットワーク内の全ての機器へ送信するように前記通信部を制御する
 情報処理装置。
(7)
 上記(6)に記載の情報処理装置であって、
 前記制御部は、前記パーシャルネットワーク内のある機器で発生したイベントを、当該パーシャルネットワーク内の他の機器でも発生させるように制御可能なメッセージを前記イベント情報に含ませる
 情報処理装置。
(8)
 上記(6)または(7)に記載の情報処理装置であって、
 前記制御部は、
  前記パーシャルネットワーク内の機器のプレゼンス情報を取得し、
  前記取得されたプレゼンス情報を前記パーシャルネットワーク内の機器へ送信するように前記通信部を制御する
 情報処理装置。
(9)
 上記(1)から(8)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
 前記制御部は、
  前記グループ内のあるユーザの機器から、前記パーシャルネットワークの生成を要求するリクエストを受信するように前記通信部を制御し、
  前記リクエストに応じて前記パーシャルネットワークを生成する
 情報処理装置。
(10)
 上記(1)から(9)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
 前記制御部は、
  前記パーシャルネットワーク内の機器からのリクエストに基づいて、または定期的に、前記ソーシャルグラフ情報を再度取得するように前記通信部を制御し、
  前記再度取得されたソーシャルグラフ情報に基づいて、前記グループ情報を更新する
 情報処理装置。
(11)
 上記(1)から(10)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
 前記機器情報には、前記ユーザ毎の機器リストが含まれ、
 前記制御部は、
  前記パーシャルネットワーク内の機器から、前記機器リストの更新を要求するリクエストを受信するように前記通信部を制御し、
  前記リクエストに基づいて、前記機器リストを更新する
 情報処理装置。
(12)
 上記(1)から(11)のいずれかに記載の情報処理装置であって、
 前記サービスは、前記ユーザの機器が当該サービスへログインするための第1のユーザIDを管理し、
 前記制御部は、前記ユーザの機器が当該情報処理装置へログインするための第2のユーザIDを、前記第1のユーザIDと関連付けて記憶するように前記記憶部を制御する
 情報処理装置。
 11、31…CPU
 13、33…RAM
 16、36…表示部
 17、37…操作受付部
 18、38…記憶部
 19、39…通信部
 50…WAN
 100…メッセージングサーバ
 111…サービス認証部
 112…ソーシャルグラフ情報取得部
 113…グループ情報生成部
 121…パーシャルネットワーク管理部
 122…通信中継部
 132…ユーザ情報管理部
 141…通信処理部
 200…ネットワークサービス
 210…ソーシャルグラフ情報
 300(300A~300F)…デバイス
 301…サーバ通信部
 302…P2P通信部
 303…ルーティング部
 304…アクセス制御情報管理部
 305…パーシャルネットワーク情報管理部
 306…メッセージ送信部
 307…メッセージ受信部
 350(350A、350B)…パーシャルネットワーク

Claims (15)

  1.  複数のユーザが参加可能なネットワーク上のサービス及び前記複数のユーザの機器と通信可能な通信部と、
     前記複数のユーザに関するユーザ情報と、当該複数のユーザの機器に関する機器情報とを関連付けて記憶可能な記憶部と、
      前記サービスから、前記複数のユーザ間の関係を示すソーシャルグラフ情報を取得するように前記通信部を制御し、
      前記取得されたソーシャルグラフ情報を基に、前記関係を有する複数のユーザで構成されるグループに関するグループ情報を生成し、
      前記生成されたグループ情報と、前記記憶されたユーザ情報及び機器情報とを基に、前記グループ内のユーザの機器で構成されるパーシャルネットワークを生成し、
      前記生成されたパーシャルネットワーク内の機器間の通信を制御するように前記通信部を制御する
     ことが可能な制御部と
     を具備する情報処理装置。
  2.  請求項1に記載の情報処理装置であって、
     前記制御部は、前記パーシャルネットワーク内の機器に、前記パーシャルネットワークが生成されたことを通知するように前記通信部を制御する
     情報処理装置。
  3.  請求項1に記載の情報処理装置であって、
     前記制御部は、前記グループ情報に基づいて、前記グループに属さないユーザの機器からのアクセスを拒否するためのアクセス制御リストを当該パーシャルネットワーク内の機器へ送信するように前記通信部を制御する
     情報処理装置。
  4.  請求項3に記載の情報処理装置であって、
     前記制御部は、前記アクセス制御リストに、前記グループを識別するグループIDを含ませ、前記パーシャルネットワーク内の機器を、当該グループIDを指定しない機器からのアクセスを拒否するように制御する
     情報処理装置。
  5.  請求項1に記載の情報処理装置であって、
     前記制御部は、前記パーシャルネットワーク内のある機器から、前記グループを識別するグループIDを宛先として指定したメッセージを受信し、当該グループIDに関連付けられた前記パーシャルネットワーク内の全ての機器へ前記メッセージを転送するように前記通信部を制御する
     情報処理装置。
  6.  請求項1に記載の情報処理装置であって、
     前記制御部は、
      前記パーシャルネットワーク内の機器に関する所定のイベントの発生を検出し、
      前記イベントの発生が検出された場合に、当該イベントに関するイベント情報を当該パーシャルネットワーク内の全ての機器へ送信するように前記通信部を制御する
     情報処理装置。
  7.  請求項6に記載の情報処理装置であって、
     前記制御部は、前記パーシャルネットワーク内のある機器で発生したイベントを、当該パーシャルネットワーク内の他の機器でも発生させるように制御可能なメッセージを前記イベント情報に含ませる
     情報処理装置。
  8.  請求項6に記載の情報処理装置であって、
     前記制御部は、
      前記パーシャルネットワーク内の機器のプレゼンス情報を取得し、
      前記取得されたプレゼンス情報を前記パーシャルネットワーク内の機器へ送信するように前記通信部を制御する
     情報処理装置。
  9.  請求項1に記載の情報処理装置であって、
     前記制御部は、
      前記グループ内のあるユーザの機器から、前記パーシャルネットワークの生成を要求するリクエストを受信するように前記通信部を制御し、
      前記リクエストに応じて前記パーシャルネットワークを生成する
     情報処理装置。
  10.  請求項1に記載の情報処理装置であって、
     前記制御部は、
      前記パーシャルネットワーク内の機器からのリクエストに基づいて、または定期的に、前記ソーシャルグラフ情報を再度取得するように前記通信部を制御し、
      前記再度取得されたソーシャルグラフ情報に基づいて、前記グループ情報を更新する
     情報処理装置。
  11.  請求項1に記載の情報処理装置であって、
     前記機器情報には、前記ユーザ毎の機器リストが含まれ、
     前記制御部は、
      前記パーシャルネットワーク内の機器から、前記機器リストの更新を要求するリクエストを受信するように前記通信部を制御し、
      前記リクエストに基づいて、前記機器リストを更新する
     情報処理装置。
  12.  請求項1に記載の情報処理装置であって、
     前記サービスは、前記ユーザの機器が当該サービスへログインするための第1のユーザIDを管理し、
     前記制御部は、前記ユーザの機器が当該情報処理装置へログインするための第2のユーザIDを、前記第1のユーザIDと関連付けて記憶するように前記記憶部を制御する
     情報処理装置。
  13.  情報処理装置とユーザの機器とを具備する情報処理システムであって、
     前記情報処理装置は、
      前記ユーザの機器及び当該ユーザを含む複数のユーザが参加可能なネットワーク上のサービスと通信可能な第1の通信部と、
      前記複数のユーザに関するユーザ情報と、当該複数のユーザの機器に関する機器情報とを関連付けて記憶可能な記憶部と、
       前記サービスから、前記複数のユーザ間の関係を示すソーシャルグラフ情報を取得するように前記通信部を制御し、
       前記取得されたソーシャルグラフ情報を基に、前記関係を有する複数のユーザで構成されるグループに関するグループ情報を生成し、
       前記生成されたグループ情報と、前記記憶されたユーザ情報及び機器情報とを基に、前記グループ内のユーザの機器で構成されるパーシャルネットワークを生成する
      ことが可能な第1の制御部と
     を有し、
     前記ユーザの機器は、
      前記サービス及び前記情報処理装置と通信可能な第2の通信部と、
      前記生成されたパーシャルネットワーク内の機器との間で通信するように前記第2の通信部を制御可能な第2の制御部と
     を有する
     情報処理システム。
  14.  前記複数のユーザに関するユーザ情報と、当該複数のユーザの機器に関する機器情報とを関連付けて記憶し、
     前記複数のユーザが参加可能なネットワーク上のサービスから、前記複数のユーザ間の関係を示すソーシャルグラフ情報を取得し、
     前記取得されたソーシャルグラフ情報を基に、前記関係を有する複数のユーザで構成されるグループに関するグループ情報を生成し、
     前記生成されたグループ情報と、前記記憶されたユーザ情報及び機器情報とを基に、前記グループ内のユーザの機器で構成されるパーシャルネットワークを生成し、
     前記生成されたパーシャルネットワーク内の機器間の通信を制御する
     情報処理方法。
  15.  情報処理装置に、
     前記複数のユーザに関するユーザ情報と、当該複数のユーザの機器に関する機器情報とを関連付けて記憶するステップと、
     前記複数のユーザが参加可能なネットワーク上のサービスから、前記複数のユーザ間の関係を示すソーシャルグラフ情報を取得するステップと、
     前記取得されたソーシャルグラフ情報を基に、前記関係を有する複数のユーザで構成されるグループに関するグループ情報を生成するステップと、
     前記生成されたグループ情報と、前記記憶されたユーザ情報及び機器情報とを基に、前記グループ内のユーザの機器で構成されるパーシャルネットワークを生成するステップと、
     前記生成されたパーシャルネットワーク内の機器間の通信を制御するステップと
     を実行させるプログラム。
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