JP2021190966A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】送信先に応じたコンテンツデータを送信先に送信する情報処理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】SNSサーバ又は端末装置のプロセッサは、コンテンツデータに対して施される、コンテンツデータの送信先の属性に応じた加工を制御し、コンテンツデータを送信先に送信するか又はコンテンツデータに対して施される加工は、コンテンツデータの送信元と送信先との関係に応じて変更される。コンテンツデータに対する加工は、送信側の端末装置12にて施されてもよいし、受信側の端末装置12にて施されてもよいし、SNSサーバ10にて施されてもよいし、SNSサーバ10以外のサーバ等の装置にて施されてもよいし、送信元、送信先、SNSサーバ10及びその他の装置の中の2つ以上の組み合わせにて施されてもよい。【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、任意の登録ユーザからアップロードされた画像情報と、当該画像情報をアップロードしたアップロードユーザの識別情報とを対応付けて記憶し、アップロードユーザ又は他の登録ユーザからの要求に従って、当該アップロードユーザによってアップロードされた画像情報と、任意の登録ユーザとを関連付けるタグ付け処理を行い、タグ付け処理の対象となった画像情報と登録ユーザとの関連付けを管理するサーバ装置が記載されている。
特許文献2には、各種リソースから取得したコンテンツを表示し、コンテンツをチャットグループや連絡先において共有する処理を実行し、外部のソーシャルメディアにおいて共有する処理を実行するシステムが記載されている。
ところで、画像データや文書データ等のコンテンツデータが送信先に送信されることがある。
本発明の目的は、送信先に応じたコンテンツデータが送信先に送信されるようにすることにある。
請求項1に係る発明は、プロセッサを有し、前記プロセッサは、コンテンツデータに対して施される加工であって前記コンテンツデータの送信先の属性に応じた加工を制御し、前記コンテンツデータを送信先に送信する、情報処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記加工は、前記コンテンツデータの送信元と送信先との関係に応じて変更される、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記プロセッサは、複数の送信先に前記コンテンツデータを送信し、送信先毎に、送信元と送信先との関係に応じて前記加工が変更される、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に係る発明は、表示装置を更に有し、前記プロセッサは、更に、前記加工が施されていない前記コンテンツデータを前記表示装置に表示させる、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5に係る発明は、前記プロセッサは、更に、前記加工が施された前記コンテンツデータを前記表示装置に表示させる、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項6に係る発明は、プロセッサを有し、前記プロセッサは、送信元から送信されたコンテンツデータを受信し、受信した前記コンテンツデータの送信先に応じた加工が施された前記コンテンツデータを表示装置に表示させる、情報処理装置である。
請求項7に係る発明は、前記プロセッサは、更に、受信した前記コンテンツデータをサムネイル画像として前記表示装置に表示させ、前記サムネイル画像に前記加工を反映させる、又は、前記サムネイル画像が指定されて前記コンテンツデータが拡大して表示されたときに前記コンテンツデータに前記加工を反映させる、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8に係る発明は、前記加工は、前記コンテンツデータの送信先にて前記コンテンツデータを受信するために用いられるアプリケーションソフトウェアに応じて変更される、ことを特徴とする請求項1又は請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項9に係る発明は、前記加工は、前記コンテンツデータの送信元にて前記コンテンツデータを送信するために用いられるアプリケーションソフトウェアと、前記コンテンツデータの送信先にて前記コンテンツデータを受信するために用いられるアプリケーションソフトウェアとの関係に応じて変更される、ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置である。
請求項10に係る発明は、前記アプリケーションソフトウェアは、送信元と送信先との間で情報をやり取りするためのソーシャルネットワーキングサービスに用いられるアプリケーションソフトウェアである、ことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の情報処理装置である。
請求項11に係る発明は、コンピュータが、コンテンツデータに対して施される加工であって前記コンテンツデータの送信先の属性に応じた加工を制御し、前記コンテンツデータを送信先に送信する、ように動作させるためのプログラムである。
請求項12に係る発明は、コンピュータが、送信元から送信されたコンテンツデータを受信し、受信した前記コンテンツデータの送信先に応じた加工が施された前記コンテンツデータを表示装置に表示させる、ように動作させるためのプログラムである。
請求項1,11に係る発明によれば、送信先に応じたコンテンツデータを送信先に送信することができる。
請求項2,3に係る発明によれば、送信元と送信先との関係に応じた加工が施されたコンテンツデータを送信先に送信することができる。
請求項4に係る発明によれば、加工が施されていないコンテンツデータを送信元にて確認することができる。
請求項5に係る発明によれば、加工が施されたコンテンツデータを送信元にて確認することができる。
請求項6,12に係る発明によれば、送信先に応じた加工が施されたコンテンツデータを表示することができる。
請求項7に係る発明によれば、加工が施されたコンテンツデータ又は加工が施されていないコンテンツデータを、サムネイル画像を表示する段階で確認することができる。
請求項8に係る発明によれば、送信先にて用いられるアプリケーションソフトウェアに応じたコンテンツデータを送信先に送信することができる。
請求項9に係る発明によれば、送信元にて用いられるアプリケーションソフトウェアと送信先にて用いられるアプリケーションソフトウェアとの関係に応じた加工が施されたコンテンツデータを送信先に送信することができる。
請求項10に係る発明によれば、ソーシャルネットワーキングサービスに用いられるアプリケーションソフトウェアに応じた加工が施されたコンテンツデータを送信先に送信することができる。
図1を参照して、本実施形態に係る情報処理システムについて説明する。図1には、本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例が示されている。
本実施形態に係る情報処理システムは、一例として、SNSサーバ10と、1又は複数の端末装置とを含む。図1に示す例では、情報処理システムは端末装置12A,12B,12C,・・・,12Zを含む。図1に示されている端末装置の数は一例に過ぎず、1又は複数の端末装置が情報処理システムに含まれていればよい。以下、端末装置12A,12B,12C,・・・,12Zを区別する必要がない場合には、これらを「端末装置12」と称することとする。また、情報処理システムは、端末装置以外の装置(例えばサーバ等)を含んでもよい。
SNSサーバ10及び端末装置12は、他の装置と通信する機能を有する。その通信は、ケーブルを利用する有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。つまり、各装置は、他の装置等とケーブルによって物理的に接続されて、情報を互いに送受信してもよいし、無線通信によって互いに情報を送受信してもよい。無線通信として、例えば、近距離無線通信やWi−Fi(登録商標)等が用いられる。これら以外の規格の無線通信が用いられてもよい。近距離無線通信は、例えば、Bluetooth(登録商標)やRFID(Radio Frequency Identifier)やNFC等である。各装置は、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信経路を介して他の装置と通信してもよい。図1に示す例では、SNSサーバ10と各端末装置12は、通信経路Nを介して他の装置と通信することができる。例えば、通信経路Nはインターネットである。
SNSサーバ10は、ソーシャルネットワーキングサービス(以下、「SNS」と称する)を提供するサーバである。SNSは、当該SNSの参加者である話者同士の情報のやり取りを支援や促進することで、話者と他の話者との繋がりを支援や促進するサービスである。既存の話者からの招待がないと参加することが許可されないSNSも存在し得る。SNSの一例として、Facebook(登録商標)、LINE(登録商標)、Twitter(登録商標)、Instagram(登録商標)、LinkedIN(登録商標)、TikTok(登録商標)等を挙げることができる。本実施形態に係るSNSは、公知のSNSが有する機能を有していてもよいし、公知のSNSにて提供されるサービスを提供してもよい。
SNS上にてやり取りされる情報の一例は、コンテンツデータである。コンテンツデータは、例えば、メッセージやコメント等の文字列を表すデータ(例えば文書データ)、画像データ(例えば静止画像データや動画像データ)、音声データ、又は、これらの組み合わせ等である。SNS上では、コンテンツデータの送信、受信、編集及び削除等を行うことができる。
SNSサーバ10は、1又は複数のSNSを提供する。例えば、複数の話者が同じSNSを利用している場合、SNSサーバ10は、当該同じSNSを介して、当該複数の話者の間のコンテンツデータのやり取り(つまり情報の送受信)を制御する。また、複数の話者のそれぞれが異なるSNSを利用している場合、SNSサーバ10は、異なるSNS間でのコンテンツデータのやり取りを制御することで、異なるSNSを利用する複数の話者の間のコンテンツデータのやり取りを制御してもよい。例えば、話者AがSNS(1)に登録されてSNS(1)を利用し、別の話者Bが別のSNS(2)に登録されてSNS(2)を利用している場合、SNSサーバ10は、SNS(1)とSNS(2)との間のコンテンツデータのやり取りを制御することで、SNS(1)とSNS(2)とを介して、話者Aと話者Bとのコンテンツデータのやり取りを制御する。具体的には、話者AがSNS(1)を利用して話者Bに対してコンテンツデータを投稿した場合、SNSサーバ10は、その投稿されたコンテンツデータを受信し、SNS(2)を介して話者Bに送信する。話者Bの端末装置12では、SNS(2)上に、その投稿されたコンテンツデータが表示される。
SNSサーバ10は、SNSに登録された会員である話者のユーザアカウント情報を記憶し、管理している。ユーザアカウント情報は、SNSにログインしてSNSを利用するための情報であり、例えば、SNS用IDとパスワードとを含む情報である。例えば、ユーザアカウント情報をSNSサーバ10に送信してSNSにログインすることで、当該ユーザアカウント情報を有する話者(つまり当該ユーザアカウント情報が割り当てられた話者)は、SNSを利用することが許可される。
SNSサーバ10は、話者間の関係を示す情報を記憶し、管理してもよい。話者間の関係を示す情報は、例えば、SNS上での話者間の信頼の強さを示す情報や、話者間の関係の種類(例えば友達等)を示す情報や、それらの両方を示す情報等である。
話者は、1人のユーザであってもよし、複数のユーザが属する集団であってもよい。以下の説明では、一例として、SNS上にて複数のユーザの間でコンテンツデータがやり取りされる場面について説明するが、これとは別の例として、1又は複数のユーザと1又は複数の集団との間でコンテンツデータがやり取りされてもよいし、複数の集団の間でコンテンツデータがやり取りされてもよい。
なお、集団は、例えば、会社等の企業単位、企業内の部署単位、部署内のグループ単位、部活動等のサークル単位、何等かの人の集まり、又は、その他の人の集合等であり、その種類や人数に限定はない。集団に階層が定義されてもよい。例えば、上位集団、その上位集団に属する中位集団、及び、その中位集団に属する下位集団が、それぞれ定義されてもよい。例えば、野球部とサッカー部がそれぞれ下位集団であり、その野球部とサッカー部とが属する運動部という集団が、野球部とサッカー部とに対する上位集団である。上位集団、中位集団及び下位集団の定義は一例に過ぎず、上位集団と下位集団のみの階層が定義されてもよいし、更に細かい階層が定義されてもよい。
端末装置12は、例えば、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称する)、タブレットPC、スマートフォン又は携帯電話等である。端末装置12は情報処理装置の一例に相当する。ユーザがSNSを利用するときに端末装置12が利用される。例えば、端末装置12にてSNS用のユーザアカウント情報が設定されると、当該ユーザアカウント情報がSNSサーバ10に出力されて、ユーザはSNSにログインする。なお、端末装置12は、情報処理装置の一例に相当する。
本実施形態では、ユーザA,B,C,・・・,Zによって各自の端末装置12が利用される。一例として、ユーザAによって端末装置12Aが利用され、ユーザBによって端末装置12Bが利用され、ユーザCによって端末装置12Cが利用される。他のユーザについても同様である。
ユーザA,B,C,・・・,Zのそれぞれのユーザアカウント情報が、SNSサーバ10に記憶されてSNSサーバ10によって管理されている。つまり、ユーザA,B,C,・・・,Zは、SNSサーバ10が提供するSNSに登録されている、SNSの参加者である。
例えば、ユーザAは、端末装置12Aを操作することでSNSにログインし、SNSを利用することができる。ユーザB,C,・・・,Zについても同様である。なお、複数のユーザが1つの端末装置12を操作することでSNSにログインし、当該1つの端末装置12を操作することでSNSにてコンテンツデータを投稿してもよい。
また、チャットボット等の自動応答相手のユーザアカウント情報がSNSサーバ10によって管理されて、当該自動応答相手がSNSの参加者であってもよい。例えば、自動応答相手は、ユーザの問い合わせに応答する応答アシスタントとして機能し、SNS上でのユーザの発言の内容を受けて、その発言の内容を解析し、その発言の内容に対する回答等を作成してSNS上にてユーザに通知するように構成されている。自動応答相手は、例えばプログラムを実行することで実現される。そのプログラムは、例えばSNSサーバ10や他のサーバや端末装置12に記憶されている。自動応答相手は、人工知能(AI)によって実現される自動応答AIであってもよい。人工知能に用いられるアルゴリズムは、どのようなものであってもよい。このような自動応答相手も話者の一例に相当する。
本実施形態では、SNS上にてチャットグループが形成される。チャットグループは、当該チャットグループに属する複数の話者間でコンテンツデータをやり取りするグループである。チャットグループに投稿されたコンテンツデータは、当該チャットグループに属する話者宛に送られる。なお、SNSの参加者である話者は、複数のチャットグループに属することができてもよい。チャットグループに投稿されたコンテンツデータは、そのチャットグループに属する話者によって編集や削除等がされてもよい。チャットグループ内に、特定の会議等のタスクが設定され、そのタスクに複数の話者が参加してコンテンツデータがやり取りされてもよい。
本実施形態では、コンテンツデータの送信先の属性に応じた加工が、当該コンテンツデータに施される。コンテンツデータが送られる送信先は、例えば、SNSのユーザ(例えば受信側のユーザ)、SNSに用いられるアカウント(例えば受信側のアカウント)、又は、端末装置12(例えば受信側の端末装置12)等である。また、1人のユーザに複数のアカウントが割り当てられている場合、送信先は、個々のアカウントである。
コンテンツデータに対して施される加工は、当該コンテンツデータの送信元と送信先との関係に応じて変更されてもよい。コンテンツデータの送信元は、例えば、SNSのユーザ(例えば送信側のユーザ)、SNSに用いられるアカウント(例えば送信側のアカウント)、又は、端末装置12(例えば送信側の端末装置12)等である。また、1人のユーザに複数のアカウントが割り当てられている場合、送信元は、個々のアカウントである。
例えば、複数の送信先にコンテンツデータが送信される場合(例えば、複数の送信先にコンテンツデータが一度に送信される場合)、送信先毎に、送信元と送信先との関係に応じて、当該コンテンツデータに施される加工が変更されてもよい。
コンテンツデータに対する加工は、送信元(例えば送信側の端末装置12)にて施されてもよいし、送信先(例えば受信側の端末装置12)にて施されてもよいし、SNSサーバ10にて施されてもよいし、SNSサーバ10以外のサーバ等の装置にて施されてもよいし、送信元、送信先、SNSサーバ10及びその他の装置の中の2つ以上の組み合わせにて施されてもよい。つまり、コンテンツデータに対する加工を施す装置や、その装置の数に限定はない。もちろん、ユーザや管理者等によって、コンテンツデータに加工を施す装置が指定され、その指定された装置にてコンテンツデータに加工が施されてもよい。
コンテンツデータに施される加工の概念の範疇には、例えば、コンテンツデータの色(例えば画像データの色や、テキストデータの文字の色や背景の色等)を変えること、コンテンツデータのトリミング(例えば画像データのトリミング)、画像データに表されている物体(例えば人物や動物やそれ以外の物体)の形状を変更すること、コンテンツデータに装飾を施すこと(例えば、画像データに表されている物体に装飾を施すこと、テキストデータの文字や背景に装飾を施すこと等)、テキストデータの文字のフォントを変えること、テキストデータに表されているテキストの表現方法を変えること(例えば、文章を丁寧語や尊敬語を使った表現に変えること)、テキストの文体を変えること、及び、音声データや音楽データを編集(例えば変調)すること等が含まれる。もちろん、これらは加工の一例に過ぎず、これら以外の加工がコンテンツデータに施されてもよい。また、送信元にて加工の内容が指定されてもよいし、SNSサーバ10等によって、加工の具体的な内容が提案されてもよい。
本実施形態では一例として、SNSを介してコンテンツデータが複数のユーザの間でやり取りされるが、電子メールやオンラインストレージ等を介して複数のユーザの間でコンテンツデータがやり取りされてもよい。SNS以外の手法(例えば電子メールやオンラインストレージ等)を介して複数のユーザの間でコンテンツデータがやり取りされる場合も、SNSが利用される場合と同様に、コンテンツデータの送信先の属性に応じた加工が当該コンテンツデータに施される。
以下、図2を参照して、SNSサーバ10のハードウェアの構成について説明する。図2には、SNSサーバ10のハードウェアの構成の一例が示されている。
SNSサーバ10は、例えば、通信装置14と、UI16と、メモリ18と、プロセッサ20とを含む。
通信装置14は、通信チップや通信回路等を有する通信インターフェースであり、他の装置に情報を送信する機能、及び、他の装置から送信されてきた情報を受信する機能を有する。通信装置14は、無線通信機能を有してもよいし、有線通信機能を有してもよい。通信装置14は、例えば近距離無線通信を利用することで他の装置と通信してもよいし、LANやインターネット等の通信経路を介して他の装置と通信してもよい。
UI16はユーザインターフェースであり、表示装置と操作装置とを含む。表示装置は、液晶ディスプレイやELディスプレイ等である。操作装置は、キーボードや入力キーや操作パネル等である。UI16は、表示装置と操作装置とを兼ね備えたタッチパネル等のUIであってもよい。また、マイクがUI16に含まれてもよいし、音を発するスピーカがUI16に含まれてもよい。なお、UI16は、SNSサーバ10に設けられていなくてもよい。
メモリ18は、各種の情報を記憶する1又は複数の記憶領域を構成する装置である。メモリ18は、例えば、ハードディスクドライブ、各種のメモリ(例えばRAMやDRAMやROM等)、その他の記憶装置(例えば光ディスク等)、又は、それらの組み合わせである。1又は複数のメモリ18がSNSサーバ10に含まれている。
メモリ18には、SNSに登録されている話者のユーザアカウント情報やその他の情報(例えば、様々な情報を管理するための管理情報等)等が記憶される。例えば、SNSに登録されているユーザのユーザアカウント情報、集団に関する情報、チャットグループを管理するためのチャットグループ管理情報、ユーザの属性を管理するためのユーザ属性管理情報、複数のユーザの属性の間の関係を管理するための属性関係管理情報、コンテンツデータに対して施される加工の内容を管理するための加工内容管理情報、及び、話者間の関係を示す情報等が、メモリ18に記憶される。
チャットグループ管理情報は、チャットグループ毎に、チャットグループに属するユーザを管理するための情報であり、例えば、チャットグループ毎に、チャットグループを識別するためのチャットグループ識別情報と、当該チャットグループに属するユーザを識別するためのユーザ識別情報との紐付けを示す情報である。チャットグループ管理情報を参照することで、チャットグループに属するユーザを特定することができる。チャットグループ識別情報は、チャットグループIDやチャットグループ名等を示す情報である。チャットグループにて行われている特定の会議等のタスクを示すタスクIDやタスク名等が、チャットグループ識別情報の一例であってもよい。ユーザ識別情報は、SNS用のユーザアカウント情報や、SNS上にてユーザを識別するための情報(例えば、ユーザIDや氏名やニックネームやハンドルネーム等)等である。
ユーザ属性管理情報は、ユーザ毎に、ユーザの属性を管理するための情報である。例えば、ユーザ属性管理情報は、ユーザ毎に、ユーザのユーザ識別情報と、当該ユーザの属性を示す属性情報との紐付けを示す情報である。ユーザの属性は、コンテンツデータの送信先の属性の一例に相当する。ユーザの属性は、例えば、ユーザの氏名、性別、年齢、住所、国籍、家族構成、交友関係、所属先、学歴、職歴、趣味、アカウント、及び、アカウントの種類等である。これらの中の1又は複数の項目が、ユーザの属性であってもよい。また、ユーザが利用する端末装置12や、その端末装置12にインストールされているアプリケーションソフトウェアや、ユーザがSNSに利用するアプリケーションソフトウェアや、ユーザが利用するSNS等が、ユーザの属性であってもよい。もちろん、これらはユーザの属性の一例に過ぎず、別の属性がユーザの属性として定義されてもよい。
例えば、ユーザがSNSサーバ10に登録されるときに、当該ユーザの属性を示す属性情報が端末装置12等を用いて入力され、その入力された属性情報がSNSサーバ10に送信されてユーザ属性管理情報に登録される。また、ユーザ属性管理情報に登録されている各ユーザの属性情報が、変更されたり削除されたりしてもよい。また、新たな属性情報がユーザ属性管理情報に追加されてもよい。その変更や削除や追加等は、各ユーザやその権限を有する管理者等によって行われてもよい。
属性関係管理情報は、ユーザの属性と他のユーザの属性との関係を管理するための情報である。以下では、ユーザの属性と他のユーザの属性との関係を、「属性関係」と称することとする。属性関係は、例えば、家族関係や、交友関係や、上下関係や、仕事関係等である。もちろん、これら以外の関係が属性関係であってもよい。例えば、端末装置12等を用いることで、ユーザによって当該ユーザの属性と他のユーザの属性との関係(つまり、当該ユーザ自身の属性関係)を示す情報が入力され、その入力された属性関係を示す情報がSNSサーバ10に送信されて、属性関係管理情報に登録される。例えば、ユーザがSNSサーバ10に登録されるときや、ユーザがコンテンツデータを送信するときや、これら以外のタイミングで、属性関係を示す情報が入力される。また、属性関係管理情報に登録されている各ユーザの属性関係を示す情報が、変更されたり削除されたりしてもよい。また、新たな属性関係を示す情報が属性関係管理情報に追加されてもよい。その変更や削除や追加等は、各ユーザやその権限を有する管理者等によって行われてもよい。
加工内容管理情報は、コンテンツデータに対して施される加工の内容を管理するための情報である。例えば、加工の内容は、上記の属性関係に応じて変更されるものであり、加工内容管理情報は、属性関係毎の加工の内容を管理するための情報である。例えば、加工内容管理情報は、属性関係毎に、属性関係を示す情報と、加工の内容を示す情報との紐付けを示す情報である。属性関係毎の加工の内容は、予め定められてもよいし、権限を有する管理者等によって設定や変更等が行われてもよい。
チャットグループ管理情報、ユーザ属性管理情報、属性関係管理情報、及び、加工内容管理情報は、SNSサーバ10以外の装置(例えば、各端末装置12や他のサーバ等)に記憶されてもよい。
プロセッサ20は、SNSサーバ10の各部の動作を制御するように構成されている。例えば、プロセッサ20は、通信装置14を用いて各装置と通信してもよいし、UI16の表示装置に情報を表示させてもよいし、UI16を介して入力された情報を受け付けてもよいし、情報をメモリ18に記憶させてもよいし、メモリ18から情報を読み出してもよい。プロセッサ20は、メモリを有してもよい。
また、プロセッサ20は、SNSを提供するように構成されている。例えば、プロセッサ20は、SNS上にて投稿されたコンテンツデータをその送信先に送る。
プロセッサ20は、チャットグループを管理するように構成されている。チャットグループを管理することとは、チャットグループを形成することや、チャットグループを解消することや、チャットグループに新たな話者を所属させることや、チャットグループから話者を除外すること等である。
例えば、プロセッサ20は、チャットグループを形成することの要求をSNSの参加者である話者から受け付けると、チャットグループを形成する。チャットグループに属していない話者が当該チャットグループに所属しようとしている場合において、当該チャットグループに属する他の話者からの承認が得られた場合に、プロセッサ20は、当該チャットグループに属していない話者を当該チャットグループに所属させてもよい。また、プロセッサ20は、チャットグループに属する話者からの除外要求に応じて、当該話者を当該チャットグループから除外してもよい。除外された話者は、当該チャットグループにてコンテンツデータをやり取りすることができない。
また、プロセッサ20は、チャットグループを識別するためのチャットグループ識別情報と、当該チャットグループに属するユーザを識別するためのユーザ識別情報とを紐付けて、これらの情報を含むチャットグループ管理情報をメモリ18に記憶させる。
また、プロセッサ20は、ユーザの属性を示す属性情報を受けて、その属性情報をユーザ属性管理情報に登録する。プロセッサ20は、ユーザ属性管理情報に登録されている属性情報の変更や削除等の指示を受けて、属性情報を変更したり削除したりしてもよい。
また、プロセッサ20は、属性関係を示す情報を受けて、その属性関係を示す情報を属性関係管理情報に登録する。プロセッサ20は、属性関係管理情報に登録されている属性関係を示す情報の変更や削除等の指示を受けて、属性関係を示す情報を変更したり削除したりしてもよい。
プロセッサ20は、コンテンツデータに対して加工を施してもよい。例えば、プロセッサ20は、送信先の属性に応じた加工をコンテンツデータに施してもよいし、送信元と送信先との関係(例えば属性関係)に応じた加工をコンテンツデータに施してもよい。例えば、プロセッサ20は、属性関係管理情報において、送信元のユーザの属性と送信先のユーザの属性との関係(つまり属性関係)を特定し、加工内容管理情報において、その特定した属性関係に紐付けられている加工の内容を特定し、その特定した加工をコンテンツデータに施す。もちろん、プロセッサ20は、コンテンツデータに施して加工を施さず、その加工は、SNSサーバ10以外の装置にて行われてもよい。
プロセッサ20は、チャットグループに属するユーザが当該チャットグループに所属し始めた時間(例えば日時)を示す時間情報をユーザ識別情報に紐付けてメモリ18に記憶させてもよい。その時間情報を参照することで、ユーザがチャットグループに所属し始めた時間を特定することができる。プロセッサ20は、ユーザがチャットグループから除外された時間を示す時間情報をユーザ識別情報に紐付けてメモリ18に記憶させてもよい。
例えば、チャットグループに属するユーザAが、ユーザAの端末装置12Aを操作することで、コンテンツデータを当該チャットグループに投稿した場合、投稿されたコンテンツデータは端末装置12AからSNSサーバ10に送信される。SNSサーバ10のプロセッサ20は、その投稿されたコンテンツデータを受け付け、その投稿されたコンテンツデータを当該チャットグループに属する他のユーザの端末装置12に送信する。例えば、投稿されたコンテンツデータと、ユーザAのユーザ識別情報と、チャットグループ識別情報とが、端末装置12AからSNSサーバ10に送信される。プロセッサ20は、上記のチャットグループ管理情報において当該チャットグループ識別情報に紐付けられている、ユーザA以外の他のユーザのユーザ識別情報を特定する。プロセッサ20は、ユーザAによって投稿されたコンテンツデータを、その特定されたユーザ識別情報が示す他のユーザの端末装置12に送信する。各端末装置12には、ユーザAによって投稿されたコンテンツデータが表示される。ユーザA以外の他のユーザがコンテンツデータを投稿した場合も同様の処理が行われる。
プロセッサ20は、SNSへの投稿の履歴を管理するように構成されてもよい。例えば、SNS20は、ユーザ毎に、ユーザがSNSに投稿したコンテンツデータの履歴を管理してもよいし、チャットグループ毎に、チャットグループにてやり取りされたコンテンツデータの履歴を管理してもよい。その履歴を示す履歴情報はメモリ18や他のサーバ等に記憶される。
なお、自動応答相手を実現するためのプログラムがメモリ18に記憶されて、プロセッサ20が当該プログラムを実行してもよい。これにより、SNSへの自動応答相手による投稿が、SNSサーバ10によって実現される。
以下、図3を参照して、端末装置12のハードウェアの構成について説明する。図3には、端末装置12のハードウェアの構成の一例が示されている。
端末装置12は、例えば、通信装置22と、UI24と、メモリ26と、プロセッサ28とを含む。
通信装置22は、通信チップや通信回路等を有する通信インターフェースであり、他の装置に情報を送信する機能、及び、他の装置から送信されてきた情報を受信する機能を有する。通信装置22は、無線通信機能を有してもよいし、有線通信機能を有してもよい。通信装置22は、例えば近距離無線通信を利用することで他の装置と通信してもよいし、LANやインターネット等の通信経路を介して他の装置と通信してもよい。
UI24はユーザインターフェースであり、表示装置と操作装置とを含む。表示装置は、液晶ディスプレイやELディスプレイ等である。操作装置は、キーボードや入力キーや操作パネル等である。UI24は、表示装置と操作装置とを兼ね備えたタッチパネル等のUIであってもよい。また、マイクがUI24に含まれてもよいし、音を発するスピーカがUI36に含まれてもよい。
メモリ26は、各種の情報を記憶する1又は複数の記憶領域を構成する装置である。メモリ26は、例えば、ハードディスクドライブ、各種のメモリ(例えばRAMやDRAMやROM等)、その他の記憶装置(例えば光ディスク等)、又は、それらの組み合わせである。1又は複数のメモリ26が端末装置12に含まれている。
例えば、メモリ26には、SNSサーバ10が提供するSNSを利用するためのSNSアプリケーションプログラムが記憶されている。プロセッサ28によってSNSアプリケーションプログラムが実行されることで、端末装置12にてSNSを利用することが可能となる。
また、メモリ26には、SNS用のユーザアカウント情報や、ユーザの属性を示す属性情報等が記憶されてもよい。例えば、端末装置12Aのメモリ26には、ユーザAのユーザアカウント情報や、ユーザAの属性を示す属性情報等が記憶されてもよい。ユーザA以外の他のユーザの属性を示す属性情報が、メモリ26に記憶されてもよい。例えば、ユーザAと同じチャットグループに属する他のユーザの属性を示す属性情報が、メモリ26に記憶されてもよい。また、ユーザAの属性と他のユーザの属性との関係(つまり属性関係)を示す情報が、メモリ26に記憶されてもよい。ユーザAと同じチャットグループに属する各ユーザ間の属性関係を示す情報が、メモリ26に記憶されてもよい。また、各端末装置12のメモリ26には、上述したチャットグループ管理情報やユーザ属性管理情報や属性関係管理情報や加工内容管理情報が記憶されてもよい。
プロセッサ28は、端末装置12の各部の動作を制御するように構成されている。例えば、プロセッサ28は、通信装置22を用いて各装置と通信してもよいし、UI24の表示装置に情報を表示させてもよいし、UI24を介して入力された情報を受け付けてもよいし、情報をメモリ26に記憶させてもよいし、メモリ26から情報を読み出してもよい。プロセッサ28は、メモリを有してもよい。
また、プロセッサ28は、ユーザの指示に従って、SNS用のユーザアカウント情報を設定し、当該ユーザアカウント情報を用いてSNSにログインするように構成されている。ログイン後は、プロセッサ28は、ユーザの指示に従って、コンテンツデータをSNSに投稿する。チャットグループが形成されている場合、プロセッサ28は、ユーザの指示に従って、コンテンツデータをチャットグループに投稿してもよい。
また、プロセッサ28は、SNSに投稿されたコンテンツデータを表示するための表示領域をUI24の表示装置に表示させるように構成されている。例えば、チャットグループが形成された場合、当該表示領域は、当該チャットグループに属する複数のユーザの間でなされたSNS上の会話の内容を共有するための表示領域である。
また、プロセッサ28は、コンテンツデータに対して施される加工を制御する。ここでの制御とは、端末装置12のプロセッサ28がコンテンツデータに対して加工を施すこと、又は、コンテンツデータに対して加工を施すことをSNSサーバ10等の他の装置に指示することである。プロセッサ28は、一部の加工をコンテンツデータに施し、残りの加工の実行をSNSサーバ10等の他の装置に指示してもよい。
例えば、コンテンツデータの送信元である端末装置12のプロセッサ28が、当該コンテンツデータに加工を施し、その加工が施された当該コンテンツデータをSNSに投稿してもよい。例えば、送信元のプロセッサ28は、送信先のユーザ毎に、送信元のユーザの属性と送信先のユーザの属性との関係(つまり属性関係)に応じた加工を、送信対象のコンテンツデータに施す。送信元のプロセッサ28は、送信元の端末装置12のメモリ26、SNSサーバ10のメモリ18、又は、他の装置に記憶されている、属性関係情報や加工内容管理情報を参照することで、その属性関係に対応する加工の内容を特定し、その加工をコンテンツデータに施す。送信元のプロセッサ28自体は、コンテンツデータに加工を施さず、その加工の内容を示す情報をSNSサーバ10に送信してSNSサーバ10に加工をコンテンツデータに施させてもよいし、その加工の内容を示す情報をSNS経由で送信先の端末装置12に送信し、送信先の端末装置12に加工をコンテンツデータに施させてもよい。
別の例として、コンテンツデータの送信先である端末装置12のプロセッサ28が、当該コンテンツデータに加工を施してもよい。例えば、送信先のプロセッサ28は、送信元のユーザの属性と送信先のユーザの属性との関係(つまり属性関係)に応じた加工を、受信したコンテンツデータに施す。送信先のプロセッサ28は、送信先の端末装置12のメモリ26、SNSサーバ10のメモリ18、又は、他の装置に記憶されている、属性関係情報や加工内容情報を参照することで、その属性関係に対応する加工の内容を特定し、その加工をコンテンツデータに施す。送信先のプロセッサ28は、その属性関係に対応する加工の内容を示す情報を、送信元の端末装置12やSNSサーバ10から受信し、その受信した情報が示す加工をコンテンツデータに施してもよい。
もちろん、端末装置12のプロセッサ28がコンテンツデータに加工を施さず、SNSサーバ10や他の装置によってコンテンツデータに加工が施されてもよい。
以下、本実施形態に係る情報処理システムについて詳しく説明する。
図4を参照して、チャットグループ管理情報について詳しく説明する。図4には、チャットグループ管理情報の一例であるチャットグループ管理テーブルの一例が示されている。チャットグループ管理テーブルのデータは、SNSサーバ10のメモリ18に記憶されている。もちろん、チャットグループ管理テーブルのデータは、各端末装置12のメモリ26や他のサーバ等に記憶されてもよい。
図4に示すように、チャットグループ管理テーブルにおいては、チャットグループ毎に、チャットグループを識別するための情報であるチャットグループIDと、当該チャットグループに属するユーザを識別するための情報であるユーザIDとが紐付けられている。チャットグループIDはチャットグループ識別情報の一例である。ユーザIDはユーザ識別情報の一例である。
1つのチャットグループには、1又は複数のユーザが属している。つまり、1又は複数のユーザが、同じチャットグループに属している。例えば、チャットグループID「X」を有するチャットグループXには、ユーザA,B,C,Dが属している。つまり、ユーザA,B,C,Dが、同じチャットグループXに参加している。
図5を参照して、ユーザ属性管理情報について詳しく説明する。図5には、ユーザ属性管理情報の一例であるユーザ属性管理テーブルの一例が示されている。ユーザ属性管理テーブルのデータは、SNSサーバ10のメモリ18に記憶されている。もちろん、ユーザ属性管理テーブルのデータは、各端末装置12のメモリ26や他のサーバ等に記憶されてもよい。
図5に示すように、ユーザ属性管理テーブルにおいては、ユーザ毎に、ユーザIDとユーザの属性を示す属性情報とが紐付けられている。例えば、ユーザの氏名、性別、年齢、住所、国籍、家族構成、交友関係、所属先、学歴、職歴、趣味、アカウント、アカウントの種類、ユーザが利用する端末装置12にインストールされているアプリケーションソフトウェア(例えばSNSに用いられるアプリケーションソフトウェア等)、及び、その端末装置12等が、ユーザの属性としてユーザ属性管理テーブルに登録されている。これらの項目は一例に過ぎず、他の項目がユーザの属性として登録されてもよい。これらの項目は、ユーザがSNSに登録するときや、その登録後等に、当該ユーザや管理者等によって入力されてユーザ属性管理テーブルに登録される。また、ユーザ属性管理テーブルに登録されている情報が、ユーザや管理者等によって変更されたり削除されたりしてもよいし、情報がユーザ属性管理テーブルに追加されてもよい。
図6を参照して、属性関係管理情報について詳しく説明する。図6には、属性関係管理情報の一例である属性関係管理テーブルの一例が示されている。属性関係管理テーブルのデータは、SNSサーバ10のメモリ18に記憶されている。もちろん、属性関係管理テーブルのデータは、各端末装置12のメモリ26や他のサーバ等に記憶されてもよい。
図6に示すように、属性関係管理テーブルにおいては、ユーザ毎に、ユーザ(ここでは便宜的に「第1ユーザ」と称する)のユーザIDと、当該ユーザ以外の他のユーザ(ここでは便宜的に「第2ユーザ」と称する)のユーザIDと、第1ユーザの属性と第2ユーザの属性との関係である属性関係を示す情報とが紐付けられている。属性関係は、例えば、家族関係や交友関係や上下関係や仕事関係等である。これらの項目は一例に過ぎず、他の項目が属性関係として登録されてもよい。これらの項目は、ユーザがSNSに登録するときや、その登録後等に、当該ユーザや管理者等によって入力されて属性関係管理テーブルに登録される。また、属性関係管理テーブルに登録されている情報が、ユーザや管理者等によって変更されたり削除されたりしてもよいし、情報が属性関係管理テーブルに追加されてもよい。
例えば、第1ユーザであるユーザAの属性と第2ユーザであるユーザBの属性との関係である属性関係を示す情報が、ユーザAのユーザIDとユーザBのユーザIDとに紐付けられて属性関係管理テーブルに登録されている。例えば、ユーザAがユーザBの親である場合、ユーザAがユーザBの親であり、ユーザBがユーザAの子であることを示す情報が、ユーザAとユーザBとの間の属性関係を示す情報として、ユーザAのユーザIDとユーザBのユーザIDとに紐付けられて属性関係管理テーブルに登録される。別の例として、ユーザAとユーザBとが親友である場合、ユーザAとユーザBとが親友であることを示す情報が、ユーザAとユーザBとの間の属性関係を示す情報として、ユーザAのユーザIDとユーザBのユーザIDとに紐付けられて属性関係管理テーブルに登録される。
属性関係管理テーブルに登録されている情報は、同じチャットグループに属する複数のユーザの属性の間の関係を示す情報であってもよい。例えば、ユーザA,B,Cは同じチャットグループに属している場合、ユーザA,B,Cのそれぞれの属性の関係を示す情報が、属性関係管理テーブルに登録される。
図7を参照して、加工内容管理情報について詳しく説明する。図7には、加工内容管理情報の一例である加工内容管理テーブルの一例が示されている。加工内容管理テーブルのデータは、SNSサーバ10のメモリ18に記憶されている。もちろん、加工内容管理テーブルのデータは、各端末装置12のメモリ26や他のサーバ等に記憶されてもよい。
図7に示すように、加工内容管理テーブルにおいては、属性関係毎に、属性関係を示す情報と、コンテンツデータに対して施される加工の内容を示す情報とが紐付けられている。属性関係には、1つの加工が紐付けられてもよいし、複数の加工が紐付けられてもよい。
例えば、属性関係「親友」には、加工αが紐付けられている。コンテンツデータの送信元の属性と当該コンテンツデータの送信先の属性との関係が、属性関係「親友」に該当する場合、当該コンテンツデータに対して加工αが施される。
また、属性関係「大親友」には、加工α,β,γが紐付けられている。コンテンツデータの送信元の属性と当該コンテンツデータの送信先の属性との関係が、属性関係「大親友」に該当する場合、当該コンテンツデータに対して、加工α,β,γのすべてが施されてもよいし、加工α,β,γの中から選択された1又は複数の加工が施されてもよい。その選択は、送信元のユーザ、送信先のユーザ、又は、管理者等によって選択されてもよい。また、コンテンツデータに対して、加工α,β,γのそれぞれが別々に施され、加工αが施されたコンテンツデータ、加工βが施されたコンテンツデータ、及び、加工γが施されたコンテンツデータが、別々に生成されてもよい。
図4から図7に示されている各テーブルは一例に過ぎず、各テーブルのデータ構造は、図4から図7に示されているデータ構造以外の構造であってもよい。また、図4から図7に示されている各テーブルが統合されて、1又は複数のテーブルとして各情報が管理されてもよい。
図8を参照して、コンテンツデータに対して施される加工の一例について説明する。一例として、チャットグループXが形成されており、そのチャットグループXにユーザA,B,C,Dが属しているものとする。また、ユーザAが、チャットグループXにコンテンツデータZを投稿するものとする。つまり、ユーザAは、コンテンツデータZをユーザB,C,Dにまとめて送信するものとする。ユーザAは送信元のユーザであり、ユーザB,C,Dは送信先のユーザである。
ユーザAによって投稿されたコンテンツデータZと、ユーザAのユーザIDと、チャットグループXのチャットグループIDとが、端末装置12AからSNSサーバ10に送信される。SNSサーバ10のプロセッサ20は、例えば図4に示されているチャットグループ管理テーブルにおいて、チャットグループXのチャットグループIDに紐付けられている、ユーザA以外の他のユーザ(つまり、ユーザB,C,D)のユーザIDを特定する。また、SNSサーバ10のプロセッサ20は、例えば図6に示されている属性関係管理テーブルにおいて、ユーザAとユーザB,C,Dのそれぞれとの間の属性関係を特定する。また、SNSサーバ10のプロセッサ20は、例えば図7に示されている加工内容管理テーブルにおいて、ユーザAとユーザB,C,Dのそれぞれとの間の属性関係に対応する加工内容を特定する。例えば、ユーザAとユーザBとの間の属性関係が「親友」である場合、加工内容は「加工α」である。つまり、ユーザBへ送られるコンテンツデータZに施される加工は「加工α」であることが特定される。ユーザC,Dについても、ユーザAとの間の属性関係が特定されて、コンテンツデータZに施される加工が特定される。
SNSサーバ10のプロセッサ20は、コンテンツデータZに対して、送信元と送信先との間の属性関係に応じた加工を施す。例えば、プロセッサ20は、ユーザBに送られるコンテンツデータZに対して加工αを施し、ユーザCに送られるコンテンツデータZに対して加工を施さず、ユーザDに送られるコンテンツデータZに対して加工βを施す。そして、プロセッサ20は、加工が施されたコンテンツデータZ又は加工が施されていないコンテンツデータZを、送信先のユーザの端末装置12に送信する。ここでは一例として、プロセッサ20は、加工αが施されたコンテンツデータZをユーザBの端末装置12Bに送信し、加工が施されていないコンテンツデータZをユーザCの端末装置12Cに送信し、加工βが施されたコンテンツデータZをユーザDの端末装置12Dに送信する。送信先のユーザの端末装置12には、コンテンツデータが表示される。例えば、ユーザBの端末装置12BのUI24の表示装置には、加工αが施されたコンテンツデータZが表示され、ユーザCの端末装置12CのUI24の表示装置には、加工が施されていないコンテンツデータが表示され、ユーザDの端末装置12DのUI24の表示装置には、加工βが施されたコンテンツデータZが表示される。なお、図8に示す例において、ユーザCは人工知能(AI)によって実現されるチャットボットである。このように、人間以外の自動応答相手が、ユーザとしてチャットグループに参加してもよい。チャットボット等のユーザCは端末装置12Cを利用せずに、SNSサーバ10や他の装置等に搭載されて、チャットグループXに参加してもよい。
上記の例では、SNSサーバ10にてコンテンツデータZに対して加工が施されているが、送信元の端末装置12(例えばユーザAの端末装置12A)又は送信先の端末装置12(例えばユーザB,C,Dのそれぞれの端末装置12)にて、コンテンツデータZに対して加工が施されてもよい。
送信元の端末装置12にてコンテンツデータZに対して加工が施される場合、送信元のユーザAの端末装置12Aのプロセッサ28は、図4に示されているチャットグループ管理テーブルを参照することで、チャットグループXに属する、ユーザA以外のユーザB,C,Dを特定し、図6に示されている属性関係管理テーブルを参照することで、ユーザAとユーザB,C,Dのそれぞれとの間の属性関係を特定し、図7に示されている加工内容管理テーブルを参照することで、その特定した各属性関係に対応する加工内容を特定し、その特定した加工をコンテンツデータZに施してもよい。なお、各テーブルのデータが端末装置12Aに記憶されている場合、端末装置12Aのプロセッサ28は、当該端末装置12Aに記憶されている各テーブルを参照する。別の例として、各テーブルのデータが端末装置12A以外の他の装置(例えばSNSサーバ10等)に記憶されている場合、端末装置12Aのプロセッサ28は、当該他の装置に記憶されている各テーブルを参照する。
送信先の端末装置12にてコンテンツデータZに対して加工が施される場合、送信先のユーザBの端末装置12Bのプロセッサ28は、コンテンツデータZと、当該コンテンツデータZを投稿したユーザAのユーザIDとを受信し、図6に示されている属性関係管理テーブルを参照することで、ユーザAとユーザBとの間の属性関係を特定し、図7に示されている加工内容管理テーブルを参照することで、その特定した属性関係に対応する加工「α」を特定し、その特定した加工αをコンテンツデータZに施す。そして、端末装置12Bのプロセッサ28は、加工αが施されたコンテンツデータZを、端末装置12BのUI24の表示装置に表示させる。ユーザC,Dについても同様である。
以上のように、送信先毎に、送信元と送信先との間の属性関係に応じた加工がコンテンツデータに施されて、送信先にコンテンツデータが送信され、送信先にてその加工が施されたコンテンツデータが表示される。このように、同一のチャットグループXに同一のコンテンツデータが投稿された場合であっても、送信元と送信先との間の属性関係に応じた加工がコンテンツデータに施されて、その加工が施されたコンテンツデータが送信先にて表示される。つまり、同じコンテンツデータが投稿された場合であっても、属性関係によっては、送信先毎に異なる加工が施されたコンテンツデータが表示されることがあり得る。なお、上述したユーザCに送られるコンテンツデータのように、送信元のユーザとの関係で、コンテンツデータに対して加工が施されない場合もある。
以下、具体例を挙げて、本実施形態に係る情報処理システムによる処理について詳しく説明する。
一例として、チャットグループXが形成されており、各ユーザはSNSサーバ10にログして、チャットグループXに参加しているものとする。
例えば、チャットグループXに属するユーザAが端末装置12Aを操作することで、SNS上にて、チャットグループXの形成をSNSサーバ10に要求すると、SNSサーバ10のプロセッサ20は、ユーザAが属するチャットグループXをSNS上に形成する。
また、ユーザAが端末装置12Aを操作することで、ユーザB,C,DをチャットグループXに招待する指示を与えると、その指示を示す情報が、端末装置12AからSNSサーバ10に送信される。SNSサーバ10のプロセッサ20は、その指示を示す情報を受けると、ユーザB,C,DをチャットグループXに所属させる。チャットグループXへの招待を示す情報が、招待されたユーザB,C,D宛に送られてもよい。この場合、招待を受けたユーザが参加を承認した場合、SNSサーバ10のプロセッサ20は、参加を承認したユーザをチャットグループXに所属させてもよい。
別の例として、ユーザBが端末装置12Bを操作することで、チャットグループXへの所属をSNSサーバ10に要求すると、SNSサーバ10のプロセッサ20は、チャットグループXにユーザBを所属させてもよい。ユーザC,Dについても同様である。
上記の例では、ユーザAがチャットグループXを形成しているが、他のユーザがチャットグループXを形成してもよい。
また、チャットグループを形成する権限を有するユーザが、チャットグループの形成をSNSサーバ10に要求した場合に、SNSサーバ10のプロセッサ20は、当該チャットグループを形成してもよい。また、他のユーザをチャットグループに招待する権限を有するユーザが、他のユーザをチャットグループに招待することをSNSサーバ10に要求した場合、SNSサーバ10のプロセッサ20は、招待されたユーザを当該チャットグループに所属させてもよい。
SNSサーバ10のプロセッサ20は、チャットグループXを管理する。具体的には、プロセッサ20は、チャットグループXのグループIDと、チャットグループXに属するユーザA,B,C,DのそれぞれのユーザIDとを紐付けて、これらの情報をチャットグループ管理テーブル(例えば図4に示すチャットグループ管理テーブル)に登録する。もちろん、プロセッサ20は、このような管理テーブルを用いずに、チャットグループXを管理してもよい。また、プロセッサ20は、各ユーザがチャットグループXに所属し始めた時間(例えば日時)を示す日時情報をチャットグループ管理テーブルに登録してもよい。
図9には、チャットグループXに参加しているユーザA、B,C,Dの間にてコンテンツデータをやり取りするときに表示される画面の一例が示されている。図9に示されている画面30Aは、ユーザAが利用する端末装置12AのUI24の表示装置に表示される、チャット用の画面である。端末装置12Aのプロセッサ28は、UI24の表示装置に画面30Aを表示させる。画面30Aは、チャットグループXに参加している複数の話者の間でなされた会話の内容を当該複数の話者が共有するための表示領域の一例に相当する。画面30Aには、チャットグループXに属する各ユーザが投稿したコンテンツデータが表示される。ここでは一例として、チャットグループXでの会話は、チャット形式の会話である。具体的には、その会話の形式は、チャットグループXに参加している各ユーザが互いに発信しながら会話が進む形式である。
例えば、ユーザAが端末装置12Aを操作することでSNSアプリケーションプログラムの起動を指示すると、端末装置12Aのプロセッサ28は、SNS用の画面(例えばメニュー画面等)を端末装置12AのUI24の表示装置に表示させる。ユーザAがチャットグループXへの参加を要求すると、図9に示されている画面30Aが端末装置12AのUI24の表示装置に表示させる。
端末装置12Aのプロセッサ28は、チャットグループXに投稿されたコンテンツデータを画面30Aに表示する。例えば、端末装置12Aのプロセッサ28は、ユーザAが投稿したコンテンツデータを画面30Aに表示する。また、端末装置12Aのプロセッサ28は、ユーザA以外の他のユーザによってチャットグループXに投稿されたコンテンツデータを、SNSサーバ10経由で受信し、受信したコンテンツデータを画面30Aに表示する。例えば、端末装置12Aのプロセッサ28は、チャットグループXに投稿された各コンテンツデータを、その投稿の日時に従って時系列順に並べて画面30Aに表示する。画面30A上で会話が進むと、プロセッサ28は、画面30Aをスクロールさせることで、最新のコンテンツデータを画面30Aに表示する。
端末装置12Aのプロセッサ28は、チャットグループXに参加している各ユーザを識別するためのユーザ識別情報を画面30Aに表示する。例えば、端末装置12Aのプロセッサ28は、あるユーザが投稿したコンテンツデータに、当該ユーザのユーザ識別情報を紐付けて画面30Aに表示する。紐付けられるユーザ識別情報は、例えば、ユーザを表す画像や、ユーザを識別するための文字列(例えば、氏名、個人ユーザID、ハンドルネーム、ニックネーム等)や、画像と文字列との組み合わせ等である。
例えば、ユーザAが利用する端末装置12Aに表示される画面30Aにおいては、ユーザAの発言として投稿されたコンテンツデータが右側の領域に表示される。ユーザA以外の他のユーザ(例えばユーザB,C,D)が投稿したコンテンツデータは、左側の領域に表示される。この表示形式は一例に過ぎず、別の表示形式が採用されてもよい。例えば、各ユーザが投稿したコンテンツデータが、上下に分かれて表示されてもよいし、同じ領域に表示されてもよい。
図9に示す例では、コンテンツデータ32,34が画面30Aに表示されている。コンテンツデータ32は、ユーザBによってチャットグループXに投稿された、文字列からなるメッセージである。コンテンツデータ34は、ユーザAによってチャットグループXに投稿された画像データである。
また、ユーザBを表す画像36が、ユーザBが投稿したコンテンツデータ32に紐付けられて画面30Aに表示されており、ユーザAを表す画像38が、ユーザAが投稿したコンテンツデータ34に紐付けられて画面30Aに表示されている。例えば、コンテンツデータ32の上方に画像36が表示され、コンテンツデータ34の上方に画像38が表示されている。この表示形式は一例に過ぎず、他の表示形式に従ってコンテンツデータ等が表示されてもよい。また、ユーザを表す画像と共に、又は、ユーザを表す画像に代えて、ユーザのIDや氏名等の文字列が表示されてもよい。
また、画面30Aには、入力欄40と送信ボタン42が表示されている。入力欄40にメッセージが入力され、送信ボタン42が押されると、端末装置12Aのプロセッサ28は、当該メッセージをコンテンツデータとしてチャットグループXに投稿する。画像データや音声データ等をコンテンツデータとして選択するためのボタンや欄が画面30Aに表示され、そこで選択された画像データや音声データ等がコンテンツデータとして投稿されてもよい。
例えば、ユーザAが入力欄40にメッセージを入力し、送信ボタン42を押すと、端末装置12Aのプロセッサ28は、当該メッセージを、ユーザAの発言としてのコンテンツデータとしてチャットグループXに投稿する。当該メッセージは、ユーザAの発言として表示される。
また、画像データや音声データ等を選択するための選択画面を表示するためのボタンが画面30Aに表示され、ユーザAによって当該ボタンが押されると、当該選択画面が画面30Aに表示されてもよい。当該選択画面上にてユーザAによって、投稿される画像データや音声データが選択され、送信ボタン42が押されると、その選択された画像データや音声データ等がコンテンツデータとしてチャットグループXに投稿される。
上記のようにして投稿されたコンテンツデータ(例えば画像データやテキストデータや音声データ等)には、送信元のユーザと送信先のユーザとの間の属性関係に応じた加工が施され、送信先の端末装置12に表示される。
ユーザA以外の他のユーザが利用する端末装置12においても、画面30Aと同様の画面が表示される。
以下では、ユーザAの端末装置12AのUI24の表示装置に表示される、チャットグループX用の画面30Aを、「ユーザA用の画面30A」と称することがある。他の端末装置12に表示される、チャットグループX用の画面についても同様である。
図9に示されている各コンテンツデータは、SNSサーバ10を介して、チャットグループXに属する各ユーザの端末装置12に送信される。例えば、ユーザAが端末装置12Aを操作することで、画像データであるコンテンツデータ34をチャットグループXに投稿すると、コンテンツデータ34と、ユーザAのユーザIDと、チャットグループXのチャットグループIDとが、端末装置12AからSNSサーバ10に送信される。SNSサーバ10のプロセッサ20は、例えば図4に示されているチャットグループ管理テーブルにおいて、チャットグループXのチャットグループIDに紐付けられている、ユーザA以外の他のユーザB,C,DのユーザIDを特定する。また、SNSサーバ10のプロセッサ20は、例えば図6に示されている属性関係管理テーブルにおいて、ユーザAとユーザB,C,Dのそれぞれとの間の属性関係を特定する。また、SNSサーバ10のプロセッサ20は、例えば図7に示されている加工内容管理テーブルにおいて、ユーザAとユーザB,C,Dのそれぞれとの間の属性関係に対応する加工内容を特定する。そして、SNSサーバ10のプロセッサ28は、ユーザBに送られるコンテンツデータ34に対して加工αを施し、ユーザCに送られるコンテンツデータ34に対して加工を施さず、ユーザDに送られるコンテンツデータ34に対して加工βを施す。SNSサーバ10のプロセッサ28は、加工αが施されたコンテンツデータ34をユーザBの端末装置12Bに送信し、加工が施されていないコンテンツデータ34をユーザCの端末装置12Cに送信し、加工βが施されたコンテンツデータ34をユーザDの端末装置12Dに送信する。端末装置12Bに表示されている画面30Bには、加工αが施されたコンテンツデータ34がユーザAの発言として表示される。端末装置12Cに表示されている画面30Cには、加工が施されていないコンテンツデータ34がユーザAの発言として表示される。端末装置12Dに表示されている画面30Dには、加工βが施されたコンテンツデータ34がユーザAの発言として表示される。なお、プロセッサ20によって実行される上記の各処理の全部又は一部が、送信元の端末装置12、送信先の端末装置12又は他の装置によって実行されてもよい。
コンテンツデータ32,34は、画面30Aの上から下にかけて、コンテンツデータが投稿された日時に従って時系列順に並べて表示される。画面30Aをスクロールさせることで、コンテンツデータ32が投稿された日時よりも前の日時に投稿されたコンテンツデータが表示されてもよい。
なお、コンテンツが投稿された日時を示す情報が、当該コンテンツデータに紐付けられて表示されてもよい。例えば、コンテンツデータ32は、2020年4月20日10時30分に投稿されており、その日時を示す文字列がコンテンツデータ32に紐付けられて画面30Aに表示されている。例えば、コンテンツデータ32の表示位置の周囲(例えばコンテンツデータ32の下方)に、日時を示す文字列が表示される。他のコンテンツデータについても同様である。また、コンテンツデータが他のユーザによって読まれたことを示すマーク(例えば「既」マーク)が、当該コンテンツデータに紐付けられて表示されてもよいし、コンテンツデータを読んだユーザの数が、当該コンテンツデータに紐付けられて表示されてもよい。
なお、コンテンツデータ34を送信したユーザAの端末装置12Aに表示される画面30Aには、加工が施されていないコンテンツデータ34が表示される。つまり、送信元の端末装置12Aのプロセッサ28は、自身が送信元になっているコンテンツデータ34を、加工が施されていない状態で画面30Aに表示する。
もちろん、端末装置12Aのプロセッサ28は、加工が施されたコンテンツデータ34を画面30Aに表示してもよい。例えば、端末装置12Aのプロセッサ28は、加工αが施されたコンテンツデータ34と加工βが施されたコンテンツデータ34の両方が、加工が施されていないコンテンツデータ34と共に、又は、加工が施されていないコンテンツデータに代えて、画面30Aに表示してもよい。
例えば、ユーザAが端末装置12Aを操作して、加工が施されたコンテンツデータ34の表示を指示した場合、端末装置12Aのプロセッサ28は、加工が施されたコンテンツデータ34を画面30Aに表示してもよい。
以下、図10及び図11コンテンツデータの送信先の端末装置12に表示される画面について説明する。図10には、ユーザBの端末装置12BのUI24の表示装置に表示される画面が示されている。図11には、ユーザDの端末装置12DのUI24の表示装置に表示される画面が示されている。
送信先の端末装置12のプロセッサ28は、送信元の端末装置12から送られてきたコンテンツデータを受信し、送信元と送信先との間の属性関係に応じた加工が施された当該コンテンツデータをUI24の表示装置に表示させる。送信元の端末装置12又はSNSサーバ10にてコンテンツデータに加工が施される場合、送信先の端末装置12は、加工が施されたコンテンツデータを受信して表示する。送信先の端末装置12にてコンテンツデータに加工が施される場合、送信先の端末装置12は、加工が施される前のコンテンツデータを受信し、当該コンテンツデータに加工を施して表示する。
例えば、送信先の端末装置12Bのプロセッサ28は、送信元の端末装置12Aから送られてきたコンテンツデータ(加工αが施されたコンテンツデータ、又は、加工αが施される前のコンテンツデータ)を受信する。端末装置12Bのプロセッサ28は、受信したコンテンツデータが加工済みである場合、受信した加工済みのコンテンツデータを表示し、受信したコンテンツデータが加工されていない場合、受信したコンテンツデータに加工αを施して表示する。端末装置12C,12Dにおいても同様である。
図10に示すように、ユーザB用の画面30Bには、コンテンツデータ32,44が表示されている。コンテンツデータ32は、ユーザBがチャットグループXに投稿したコンテンツデータである。コンテンツデータ44は、ユーザAがチャットグループXに投稿したコンテンツデータであって、ユーザAとユーザBとの間の属性関係に応じた加工αが施されたコンテンツデータである。つまり、ユーザAによって投稿されたコンテンツデータ34(図9参照)に対して加工αが施されたことでコンテンツデータ44が生成され、そのコンテンツデータ44が、ユーザB用の画面30Bに表示される。加工αが施される前のコンテンツデータ34を投稿したユーザAの画像38が、加工αが施された後のコンテンツデータ44に紐付けられて画面30Bに表示される。上述したように、コンテンツデータ34に対する加工αは、端末装置12Aによって行われてもよいし、SNSサーバ10によって行われてもよいし、端末装置12Bによって行われてもよいし、これら以外の装置によって行われてもよい。
コンテンツデータ44はサムネイル画像(つまり縮小された画像)であってもよい。この場合、端末装置12Bのプロセッサ28は、そのサムネイル画像に加工αを反映させてもよい。図10に示されているコンテンツデータ44は、加工αが反映されたサムネイル画像である。例えば、ユーザBが、サムネイル画像としてのコンテンツデータ44を指定して画像の拡大を指示すると、端末装置12Bのプロセッサ28は、コンテンツデータ44を拡大して画面30Bに表示する。
図11に示すように、ユーザD用の画面30Dには、コンテンツデータ32,46が表示されている。コンテンツデータ32は、ユーザBがチャットグループXに投稿したコンテンツデータである。コンテンツデータ46は、ユーザAがチャットグループXに投稿したコンテンツデータであって、ユーザAとユーザDとの間の属性関係に応じた加工βが施されたコンテンツデータである。つまり、ユーザAによって投稿されたコンテンツデータ34(図9参照)に対して加工βが施されたことでコンテンツデータ46が生成され、そのコンテンツデータ46が、ユーザD用の画面30Dに表示される。加工βが施される前のコンテンツデータ34を投稿したユーザAの画像38が、加工βが施された後のコンテンツデータ46に紐付けられて画面30Dに表示される。上述したように、コンテンツデータ34に対する加工βは、端末装置12Aによって行われてもよいし、SNSサーバ10によって行われてもよいし、端末装置12Dによって行われてもよいし、これら以外の装置によって行われてもよい。
ユーザBに対して表示されるコンテンツデータ44と同様に、コンテンツデータ46はサムネイル画像であってもよい。この場合、端末装置12Dのプロセッサ28は、そのサムネイル画像に加工βを反映させてもよい。図11に示されているコンテンツデータ46は、加工βが反映されたサムネイル画像である。例えば、ユーザDが、サムネイル画像としてのコンテンツデータ46を指定して画像の拡大を指示すると、端末装置12Dのプロセッサ28は、コンテンツデータ46を拡大して画面30Dに表示する。
以下、図12及び図13を参照して、コンテンツデータの別の表示例について説明する。図12及び図13には、ユーザB用の画面30Bが示されている。
図12に示す例では、端末装置12Bのプロセッサ28は、加工αが施される前のコンテンツデータ34をサムネイル画像として画面30Bに表示している。つまり、加工αが反映されていないコンテンツデータ34がサムネイル画像として表示されている。例えば、端末装置12Bのプロセッサ28は、加工αが施されていないコンテンツデータ34を送信元の端末装置12Aから受信し、加工αを施さない状態でコンテンツデータ34をサムネイル画像として画面30Bに表示する。
ユーザBが、サムネイル画像としてのコンテンツデータ34を指定して画像の拡大を指示すると、端末装置12Bのプロセッサ28は、図13に示すように、加工αが反映されたコンテンツデータ44を拡大して画面30Bに表示する。例えば、端末装置12Bのプロセッサ28は、その拡大の指示を受け付けると、受信したコンテンツデータ34に加工αを施すことでコンテンツデータ44を生成し、そのコンテンツデータ44を拡大して画面30Bに表示する。別の例として、端末装置12Bのプロセッサ28は、加工αが施される前のコンテンツデータ34と加工αが施されることで生成されたコンテンツデータ44とを端末装置12Aから受信し、その拡大の指示を受け付けると、コンテンツデータ44を拡大して画面30Bに表示してもよい。
なお、図10及び図11に示すように、加工が反映されたサムネイル画像を表示する処理(以下、便宜的に「処理1」と称する)、又は、図12及び図13に示すように、加工が反映されていないサムネイル画像を表示し、拡大表示時に加工が反映されたコンテンツデータを表示する処理(以下、便宜的に「処理2」と称する)のいずれかを実行するかは、送信先のユーザによって設定されてもよいし、送信元のユーザによって設定されてもよい。送信先の端末装置12のプロセッサ28は、その設定に従って、処理1又は処理2のいずれかを実行する。
以下、図14を参照して、送信元の端末装置12に表示される画面の別の例について説明する。図14には、ユーザA用の画面30Aが示されている。上述した、図9に示す例では、端末装置12Aのプロセッサ28は、加工が施されていないコンテンツデータ34を送信元の画面30Aに表示するが、図14に示す例では、端末装置12Aのプロセッサ28は、加工が施されていないコンテンツデータ34と加工が施されたコンテンツデータとを画面30Aに表示する。ここでは一例として、端末装置12Aのプロセッサ28は、コンテンツデータ34にユーザB用の加工αを施すことで生成されたコンテンツデータ44と、コンテンツデータ34にユーザD用の加工βを施すことで生成されたコンテンツデータ46とを、画面30Aに表示する。例えば、コンテンツデータ44,46はサムネイル画像として並べて表示される。コンテンツデータ44,46を送信元の画面30Aに表示することで、送信元のユーザAは、加工が施されたコンテンツデータを確認することができる。
また、送信先のユーザを示すユーザ識別情報(例えばユーザIDや氏名等)が、コンテンツデータ44,46に紐付けられて表示されてもよい。例えば、ユーザBを示す文字列が、コンテンツデータ44に紐付けられた状態でコンテンツデータ44の下方に表示され、ユーザCを示す文字列が、コンテンツデータ46に紐付けられた状態でコンテンツデータ46の下方に表示される。
送信元のユーザAが、コンテンツデータ44又はコンテンツデータ46を指定して拡大の指示を与えると、端末装置12Aのプロセッサ28は、指定されたコンテンツデータを拡大して画面30Aに表示してもよい。
図14に示す例では、加工が施されていないコンテンツデータ34も画面30Aに表示されているが、コンテンツデータ34は画面30Aに表示されなくてもよい。
上述した実施形態では、ユーザ毎に、送信元と送信先との間の属性関係に応じた加工がコンテンツデータに施されているが、これとは別の例として、SNS用のアカウント毎に、送信元と送信先との間の属性関係に応じた加工がコンテンツデータに施されてもよい。例えば、1人が複数のアカウントを有している場合、アカウント毎に、属性に応じた加工がコンテンツデータに施されてもよい。
具体例を挙げて説明すると、例えば、ユーザAがアカウントA1,A2を有しているものとする。ユーザAがアカウントA1を用いてSNSサーバ10にログインし、コンテンツデータをチャットグループXに投稿した場合、アカウントA1とユーザBとの間の属性関係に応じた加工が当該コンテンツデータに施されて、ユーザBの端末装置12Bに表示される。ユーザC,Dについても同様である。また、ユーザAがアカウントA2を用いてSNSサーバ10にログインし、コンテンツデータをチャットグループXに投稿した場合、アカウントA2とユーザBとの間の属性関係に応じた加工が当該コンテンツデータに施されて、ユーザBの端末装置12Bに表示される。
以下、変形例について説明する。
コンテンツデータに施される加工は、当該コンテンツデータの送信先にて当該コンテンツデータを受信するために用いられるアプリケーションソフトウェアに応じて変更されてもよい。例えば、SNSを用いてコンテンツデータが送受信される場合、当該アプリケーションソフトウェアは、SNS用のアプリケーションソフトウェアである。また、SNS以外の技術(例えば電子メールやオンラインストレージ等)を用いてコンテンツデータが送受信される場合、当該アプリケーションソフトウェアは、SNS以外の技術に用いられるアプリケーションソフトウェア(例えば電子メールソフトウェアやオンラインストレージ用のソフトウェア等)である。
例えば、送信先のユーザBの端末装置12BにSNS用のアプリケーションソフトウェアB1がインストールされており、ユーザBが当該アプリケーションソフトウェアB1を用いているものとする。また、送信先のユーザCの端末装置12CにSNS用のアプリケーションソフトウェアC1がインストールされており、ユーザCが当該アプリケーションソフトウェアC1を用いているものとする。アプリケーションソフトウェアB1とアプリケーションソフトウェアC1は、異なるアプリケーションソフトウェアであり、アプリケーションソフトウェアB1によって利用することができるSNS(B1)と、アプリケーションソフトウェアC1によって利用することができるSNS(C1)は、異なるSNSである。
この場合、同じコンテンツデータZが端末装置12B,12Cに送られた場合であっても、ユーザB用とユーザC用とでは異なる加工がコンテンツデータZに対して施されて、加工が施されたコンテンツデータZが、端末装置12B,12Cにそれぞれ表示される。例えば、アプリケーションソフトウェアB1に対応した加工がコンテンツデータZに施されて、その加工が施されたコンテンツデータZが端末装置12Bに表示される。同様に、アプリケーションソフトウェアC1に対応した加工がコンテンツデータZに施されて、その加工が施されたコンテンツデータZが端末装置12Cに表示される。例えば、SNS用のアプリケーションソフトウェアの種類によって、加工の制限等が設定されている場合があり、そのような設定に応じた加工がコンテンツデータZに施されることになる。
アプリケーションソフトウェアに応じた加工は、上述した実施形態と同様に、SNSサーバ10にて行われてもよいし、送信元の端末装置12によって行われてもよいし、送信先の端末装置12によって行われてもよいし、これら以外の別の装置によって行われてもよい。
例えば、各端末装置12にインストールされているアプリケーションソフトウェアに関する情報、及び、アプリケーションソフトウェアに応じた加工を示す情報が、SNSサーバ10に記憶されており、SNSサーバ10のプロセッサ20は、これらの情報を参照することで、送信先の端末装置12にて利用されるSNS用のアプリケーションソフトウェアに応じた加工を特定し、その加工をコンテンツデータに施してもよい。もちろん、送信元の端末装置12のプロセッサ28が、送信先の端末装置12にインストールされているアプリケーションソフトウェアに関する情報を参照して、そのアプリケーションソフトウェアに応じた加工をコンテンツデータに施してもよい。別の例として、送信先の端末装置12のプロセッサ28は、加工が施されていないコンテンツデータを受信し、自装置にインストールされているSNS用のアプリケーションソフトウェアに応じた加工を当該コンテンツデータに施してもよい。
更に別の例として、コンテンツデータに施される加工は、コンテンツデータの送信元にて当該コンテンツデータを送信するために用いられるアプリケーションソフトウェアと、当該コンテンツデータの送信先にて当該コンテンツデータを受信するために用いられるアプリケーションソフトウェアとの関係に応じて変更されてもよい。
例えば、送信元のユーザAの端末装置12AにSNS用のアプリケーションソフトウェアA1がインストールされており、ユーザAが当該アプリケーションソフトウェアA1を用いているものとする。また、送信先のユーザBの端末装置12BにSNS用のアプリケーションソフトウェアB1がインストールされており、ユーザBが当該アプリケーションソフトウェアB1を用いているものとする。また、送信先のユーザCの端末装置12CにSNS用のアプリケーションソフトウェアC1がインストールされており、ユーザCが当該アプリケーションソフトウェアC1を用いているものとする。ここでは一例として、アプリケーションソフトウェアA1によってSNS(A1)を利用することができ、アプリケーションソフトウェアB1によってSNS(B1)を利用することができ、アプリケーションソフトウェアC1によってSNS(C1)を利用することができるものとする。なお、送信元にて利用されるSNS用のアプリケーションソフトウェアと送信先にて利用されるSNS用のアプリケーションソフトウェアとは、同じでソフトウェアであってもよいし、異なるソフトウェアであってもよい。つまり、送信元にて利用されるSNSと送信先にて利用されるSNSとは、同じSNSであってもよいし、異なるSNSであってもよい。
この場合、送信元のアプリケーションソフトウェア(A1)と送信先のアプリケーションソフトウェア(B1)との間の関係に応じた加工(例えば加工α)が、送信元の端末装置12Aから送信先の端末装置12Bに送られるコンテンツデータZに対して施されて、その加工αが施されたコンテンツデータZが端末装置12Bに表示される。
同様に、送信元のアプリケーションソフトウェア(A1)と送信先のアプリケーションソフトウェア(C1)との間の関係に応じた加工(例えば加工β)が、送信元の端末装置12Aから送信先の端末装置12Cに送られるコンテンツデータZに対して施されて、その加工βが施されたコンテンツデータZが端末装置12Cに表示される。
送信元のアプリケーションソフトウェアと送信先のアプリケーションソフトウェアとの間の関係に応じた加工は、上述した実施形態と同様に、SNSサーバ10にて行われてもよいし、送信元の端末装置12によって行われてもよいし、送信先の端末装置12によって行われてもよいし、これら以外の別の装置によって行われてもよい。
例えば、各端末装置12にインストールされているアプリケーションソフトウェアに関する情報、及び、各アプリケーションソフトウェア間の関係に応じた加工を示す情報が、SNSサーバ10に記憶されており、SNSサーバ10のプロセッサ20は、これらの情報を参照することで、送信元の端末装置12にて利用されているアプリケーションソフトウェアと送信先の端末装置12にて利用されているアプリケーションソフトウェアとの関係に応じた加工を特定し、その加工をコンテンツデータに施してもよい。もちろん、送信元又は送信先の端末装置12のプロセッサ28が、その関係に応じた加工を示す情報を参照して、送信元のアプリケーションソフトウェアと送信先のアプリケーションソフトウェアとの関係に応じた加工をコンテンツデータに施してもよい。
SNS用のアプリケーションソフトウェアの組み合わせに応じて、実行することが可能な加工が変わることがある。例えば、SNS用のアプリケーションソフトウェアA1とSNS用のアプリケーションソフトウェアB1との組み合わせにおいては、加工αをコンテンツデータに施すことができるが、加工βをアプリケーションに施すことができないことがあり得る。つまり、アプリケーションソフトウェアA1を用いて送ったコンテンツデータを、アプリケーションソフトウェアB1を用いて受信する場合、アプリケーションソフトウェアの規格やバージョン等の違い等によって、当該コンテンツデータに加工αを施すことができるが、加工βを施すことができないことがあり得る。このような場合、加工αが当該コンテンツデータに施される。アプリケーションソフトウェアA1とアプリケーションソフトウェアC1との組み合わせについても同様である。
上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU: Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
10 SNSサーバ、12A,12B,12C,12Z 端末装置、20,28 プロセッサ。
Claims (12)
- プロセッサを有し、
前記プロセッサは、
コンテンツデータに対して施される加工であって前記コンテンツデータの送信先の属性に応じた加工を制御し、
前記コンテンツデータを送信先に送信する、
情報処理装置。 - 前記加工は、前記コンテンツデータの送信元と送信先との関係に応じて変更される、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、
複数の送信先に前記コンテンツデータを送信し、
送信先毎に、送信元と送信先との関係に応じて前記加工が変更される、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 表示装置を更に有し、
前記プロセッサは、更に、
前記加工が施されていない前記コンテンツデータを前記表示装置に表示させる、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、更に、
前記加工が施された前記コンテンツデータを前記表示装置に表示させる、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - プロセッサを有し、
前記プロセッサは、
送信元から送信されたコンテンツデータを受信し、
受信した前記コンテンツデータの送信先に応じた加工が施された前記コンテンツデータを表示装置に表示させる、
情報処理装置。 - 前記プロセッサは、更に、
受信した前記コンテンツデータをサムネイル画像として前記表示装置に表示させ、
前記サムネイル画像に前記加工を反映させる、又は、前記サムネイル画像が指定されて前記コンテンツデータが拡大して表示されたときに前記コンテンツデータに前記加工を反映させる、
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記加工は、前記コンテンツデータの送信先にて前記コンテンツデータを受信するために用いられるアプリケーションソフトウェアに応じて変更される、
ことを特徴とする請求項1又は請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記加工は、前記コンテンツデータの送信元にて前記コンテンツデータを送信するために用いられるアプリケーションソフトウェアと、前記コンテンツデータの送信先にて前記コンテンツデータを受信するために用いられるアプリケーションソフトウェアとの関係に応じて変更される、
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記アプリケーションソフトウェアは、送信元と送信先との間で情報をやり取りするためのソーシャルネットワーキングサービスに用いられるアプリケーションソフトウェアである、
ことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の情報処理装置。 - コンピュータが、
コンテンツデータに対して施される加工であって前記コンテンツデータの送信先の属性に応じた加工を制御し、
前記コンテンツデータを送信先に送信する、
ように動作させるためのプログラム。 - コンピュータが、
送信元から送信されたコンテンツデータを受信し、
受信した前記コンテンツデータの送信先に応じた加工が施された前記コンテンツデータを表示装置に表示させる、
ように動作させるためのプログラム。
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