WO2013140679A1 - 軌跡制御装置 - Google Patents

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Abstract

 実施の形態の軌跡制御装置(10)は、複数モータを制御して可動部の軌跡を制御する軌跡制御装置であって、指令経路を補間しそれに沿って加減速演算を実行して加減速後補間経路を求める補間・加減速演算部(1)と、加減速後補間経路から各可動軸の位置指令を生成する軸分配部(3)と、位置指令に基づいてそのサーボ応答を演算するサーボ応答演算部(51),(52)と、加減速後補間経路から接線方向サーボ応答を求める接線方向サーボ応答演算部(50)と、接線方向サーボ応答から基準点を求める基準点生成部(2)と、サーボ応答および基準点に基づいて補正ベクトルを演算し、各可動軸の位置指令を補正ベクトルで補正して各可動軸の補正後位置指令を出力する位置ベクトル補正部(4)と、各可動軸がそれぞれの補正後位置指令を追従するように各可動軸のモータへモータ駆動トルクを出力するサーボ制御部(6),(7)とを備える。

Description

軌跡制御装置
 本発明は、工作機械やレーザ加工機等の制御装置において、軌跡誤差を抑制し高速高精度加工を実現するための軌跡制御装置に関する。
 工作機械やレーザ加工機等の機械を用いて加工を行う場合、工作物に対する工具の位置が指令された経路上を沿うように制御することが行われる。この制御は軌跡制御と呼ばれ、一般に機械の各可動軸の実際の位置が指令経路から求めた各可動軸の位置指令に追従するようにサーボ制御を行うことにより行われる。
 軌跡制御を行う上での問題点として、各可動軸の制御系の応答遅れなどに起因して、実際の軌跡が指令された経路からずれてしまうという問題がある。通常は機械の各可動軸ごとに制御を行うため、各可動軸の制御系の応答遅れなどに起因する誤差により、各可動軸のサーボ系応答が位置指令よりも遅れて移動する。直線のように指令経路の移動方向が変化しない場合には各軸が遅れて移動しても、サーボ系応答の軌跡としては指令経路上から外れない。つまり、指令経路の接線方向に誤差が現れるが、指令経路の法線方向の誤差は現れない。一方、曲線やコーナ形状などのように指令経路の移動方向が変化する場合には、各軸のサーボ制御系の遅れにより、指令経路の法線方向に誤差が現れるようになる。以下では、サーボ系応答位置の位置指令に対する誤差のうち、指令経路の接線方向の成分を追従誤差、指令経路の法線方向の成分を軌跡誤差と呼ぶ。一般に、軌跡誤差があると加工形状が本来の形状と一致しなくなるため、好ましくない。
 これらの軌跡誤差を抑制するための手段として、特許文献1においては、プログラムを先読みして認識した加工形状に基づいて誤差を一定値以下に抑えるための最適送り速度を演算するとともに、この速度で加工を行ったときの誤差量を演算し、その誤差を打ち消すような補正ベクトルをもとの指令位置に加算して指令位置を補正する方法が開示されている。ここで、補正ベクトルの方向は、移動方向に垂直な方向(法線方向)であり、補正ベクトルの長さは法線方向加速度(速度の二乗を曲率半径で除した値)に所定の係数をかけた値としている。
 また、非特許文献1においては、サーボ系の応答誤差を指令経路の接線方向と法線方向とに分解し、それぞれの方向の成分に個別のゲインを乗算して得られた制御入力を用いてフィードバック制御を行うことにより、追従誤差と軌跡誤差とを独立して制御する方法が開示されている。
特開平6-282321号公報
精密工学会誌 Vol.74.No.11.2008 pp.1193-1198
 しかしながら、上記従来の技術による方法では、指令点間の経路における加速度が加減速の影響により変化する場合や、3次元形状も含む複雑な形状を微小線分指令で近似して指令するような場合には対応できないという問題があった。指令経路の始点付近および終点付近や、指令経路上で指令送り速度が変化する付近では、送り速度を急に変更すると制御対象である機械の許容加速度を越えてしまうため、送り速度を漸増または漸減する加減速が一般に行われる。
 例えば、特許文献1では、加減速を行う前の指令点に基づいて演算しており、さらに演算している誤差量は、送り速度が一定の状態(定常状態)での誤差量であるため、加減速中のように送り速度が変化する状態(過渡状態)では、演算した誤差量が実際に生じる誤差量と異なり、補正を行った結果得られる応答軌跡がもとの指令軌跡と異なり、応答軌跡の形状にひずみが生じるといった問題があった。
 また、非特許文献1による方法では、指令経路に垂直な方向あるいは指令経路と同一の方向に制御入力を設定するため、コーナ形状の指令や3次元形状を含む指令では、補正を行う方向や補正の大きさが急激に変化したり不定になったりする。そのような状況で補正を行うと、機械を含む駆動系への過大な負荷や振動が発生するという問題があった。また、非特許文献1では、サーボ系応答誤差をフィードバックするため、制御系が不安定になる可能性があるという問題があった。
 本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、軌跡誤差を十分小さく抑制して高速で高精度な加工を実現することが可能な軌跡制御装置を得ることを目的とする。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の可動軸のモータを同時制御することにより可動部の軌跡を制御する軌跡制御装置であって、与えられた指令経路を補間するとともに、前記指令経路に沿って加減速演算を実行することにより、加減速後補間経路を求める補間・加減速演算部と、前記加減速後補間経路から各可動軸の位置指令を生成する軸分配部と、各可動軸の前記位置指令に基づいて各可動軸のサーボ応答を演算するサーボ応答演算部と、前記加減速後補間経路に基づいて接線方向移動量の接線方向サーボ応答を求める接線方向サーボ応答演算部と、前記接線方向サーボ応答から補正基準点を求める基準点生成部と、各可動軸の前記サーボ応答および前記補正基準点に基づいて軌跡誤差を抑制するための補正ベクトルを演算し、各可動軸の前記位置指令を前記補正ベクトルで補正することにより各可動軸の補正後位置指令を出力する位置ベクトル補正部と、各可動軸の位置がそれぞれ各可動軸の前記補正後位置指令を追従するように各可動軸の前記モータへそれぞれモータ駆動トルクを出力するサーボ制御部と、を備えることを特徴とする。
 本発明によれば、指令形状が3次元形状であったり微小線分で構成されていたりしても、補正ベクトルを正しく求めることができ、軌跡誤差を十分小さく抑制して高速で高精度な加工を実現することが可能な軌跡制御装置を得るという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる軌跡制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかるサーボ制御部の構成を示すブロック図である。 図3-1は、本発明の実施の形態1にかかる加減速演算の詳細を説明する図である。 図3-2は、本発明の実施の形態1にかかる接線方向速度q’(t)の加減速パターンを示す図である。 図3-3は、本発明の実施の形態1にかかる加減速後補間点から形成される加減速後補間経路を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態にかかる位置ベクトル補正部の動作を説明する図である。 図5は、本発明の実施の形態2にかかる軌跡制御装置の構成を示すブロック図である。
 以下に、本発明にかかる軌跡制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
 図1は、本発明の実施の形態1にかかる軌跡制御装置10の構成を示すブロック図である。指令経路はNCプログラム等の形式で機械の可動部軌跡の軌跡上の座標値として補間・加減速演算部1に与えられる。また、指令された座標値間の補間方法(直線・円弧・スプライン等)および軌跡に沿った方向の移動速度すなわち送り速度も、NCプログラム等によって同時に補間・加減速演算部1に与えられる。補間・加減速演算部1において、指令された座標値間を指定された方法で補間するとともに、指令経路に沿って別途指定された所定の加速度または加減速時定数で加速および減速させる演算を行うことにより、加減速後補間経路を演算する。
 さらに、加減速後補間経路を与えられた軸分配部3では、機械の可動部が加減速後補間経路を通るように、機械の各可動軸の位置指令を演算する。本実施の形態においては、2つの可動軸があるものとし、第1軸および第2軸への位置指令として第1軸位置指令および第2軸位置指令を演算する。例えば、機械のX軸を第1の可動軸(第1軸)、機械のY軸を第2の可動軸(第2軸)とおく。第1軸サーボ応答演算部51および第2軸サーボ応答演算部52は、それぞれ第1軸位置指令と第2軸位置指令から第1軸サーボ応答と第2軸サーボ応答を演算して出力する。
 接線方向サーボ応答演算部50は、加減速後補間経路の接線方向移動量から接線方向サーボ応答を演算して出力する。基準点生成部2は、接線方向サーボ応答から基準点の位置を求めて出力する。そして、位置ベクトル補正部4では、第1軸サーボ応答と第2軸サーボ応答と基準点の位置から補正ベクトルを求め、各可動軸の位置指令である第1軸位置指令および第2軸位置指令に補正ベクトルの各可動軸方向の成分を加算することにより各可動軸の補正後位置指令として第1軸補正後位置指令および第2軸補正後位置指令を演算する。第1軸サーボ制御部6および第2軸サーボ制御部7は、第1軸の位置および第2軸の位置が、第1軸補正後位置指令および第2軸補正後位置指令にそれぞれ追従するように、第1軸および第2軸のモータ駆動トルクである第1軸モータ駆動トルクおよび第2軸モータ駆動トルクをそれぞれ出力する。
 第1軸サーボ制御部6および第2軸サーボ制御部7は同一の構成をしており、図2にサーボ制御部11としてその構成を示すブロック図を示す。サーボ制御部11へ入力された補正後位置指令は、減算器20でモデル位置が減算され、モデルゲイン乗算器21で第1のモデルゲインK1が乗算され、減算器22でモデル速度が減算され、さらにモデルゲイン乗算器23で第2のモデルゲインK2が乗算されてモデル加速度が出力される。積分器24でモデル加速度が積分されてモデル速度が出力され、積分器25でモデル速度が積分されてモデル位置が出力される。補正後位置指令が入力され、モデル位置・モデル速度・モデル加速度が出力されるブロックを規範モデル部12と呼ぶ。
 積分器25が出力したモデル位置からモータ32が出力したモータ位置信号が加減算器26で減算されて位置誤差が出力される。位置制御部27では位置誤差に対して比例制御等の制御を行う。加減算器28において位置制御部27の出力にモデル速度が加算され、さらにモータ32が出力したモータ速度信号が減算されて速度誤差が出力される。速度制御部29では速度誤差に対して比例・積分制御等の制御を行う。乗算器30では、モデル加速度に制御対象のイナーシャに相当する値を乗算してモデルトルクが演算され、加算器31で速度制御部29の出力にモデルトルクが加算されてモータトルク信号が出力される。モータトルク信号はモータ32に入力される。モータ32および負荷33からなる機械系13は、モータトルク信号により駆動され、モータ速度信号とモータ位置信号がサーボ制御部11へ出力される。
 このサーボ制御部11は規範モデルを用いた2自由度制御器であり、指令に対する追従性と外乱に対する応答性を独立して設計することができる。位置指令に対するモータ位置の追従性は第1のモデルゲインK1および第2のモデルゲインK2で決まり、外乱に対するモータ位置の応答性は位置制御部27および速度制御部29の設計で決まる。したがって、モータ位置の応答は、実際の制御対象の特性にかかわらず、規範モデルの出力であるモデル位置に追従するように制御される。
 軌跡制御時に応答軌跡がひずまないようにするため、各可動軸の位置応答は(略)同一にしておく必要がある。位置応答とはサーボ制御部11の入力からモータ位置信号までの応答特性のことであるが、この応答特性が各可動軸の間で異なっていると、直線形状を指令した際に応答軌跡が指令した直線からはずれたり、円弧指令に対する応答軌跡が斜め方向にひずんだりする。本実施の形態では、規範モデルのゲインを第1軸サーボ制御部6および第2軸サーボ制御部7で同じ値に設定する。すなわち、第1軸サーボ制御部6の規範モデルの第1のモデルゲインと第2軸サーボ制御部7の規範モデルの第1のモデルゲインとを同じ値に設定し、第1軸サーボ制御部6の規範モデルの第2のモデルゲインと第2軸サーボ制御部7の規範モデルの第2のモデルゲインとを同じ値に設定するようにする。モータ位置の応答は規範モデルの特性で決まるため、全く同一の規範モデルを用いれば同じ位置応答が得られる。
 つぎに、各部の演算の詳細について説明する。補間・加減速演算部1は、指令された座標値間を指定された方法で補間し、さらに加減速演算を行って、指令経路上における補間周期ごとの指令位置を演算する。補間の方法には、直線補間・円弧補間・スプライン補間などがある。補間周期は、軌跡制御装置10の仕様として定められた一定の周期であり、一般には数ms以下の短い周期を用いる。補間周期が短いほうが、精度の高い軌跡制御が可能となるが、演算に用いるプロセッサ等の処理負荷が大きくなる。補間・加減速の結果得られた補間周期ごとの点を加減速後補間点と呼び、加減速後補間点により形成される経路を補間経路と呼ぶ。加減速演算は、指令加速度が機械の各可動軸の許容加速度を超えて過大となるのを防ぐためのものであり、速度の変化が別途パラメータ等で指定された加速度以下になるように補間経路上の補間点を演算しなおすものである。すなわち、始点から終点までを移動する場合において、始点直後は速度が漸増するように補間点間の間隔を短くし、終点直後では速度が漸減するように補間点間の間隔を短くするものである。
 この加減速演算の詳細を、図3-1~図3-3に示す例を用いて説明する。図3-1のように、始点P0=(x0,y0)から途中の点P1=(x1,y1)およびP2=(x2,y2)を通って終点P3=(x3,y3)まで速度Fで移動する場合について考える。これらの始点・通過点・終点を指令点と呼ぶ。指令点は図3-1では白色の丸印で表されている。各指令点の座標値は、NCプログラム等により指令されている。始点P0から、任意の時刻tにおける経路上の点P(t)までの指令経路に沿った距離をq(t)とする。始点から終点までの移動長さをLとする。Lは、P0,P1,P2,P3を結ぶ各線分の長さの和となる。Pn-1からPnまでの線分長をlnとおく(ただしn=1,2,3)と、L=l1+l2+l3となる。
 次に、q(t)の時間微分を接線方向速度q’(t)として、q’(t)の加減速パターンを図3-2のように定める。これは、高さが指令送り速度F、面積が始点から終点までの移動長さLとなる台形状のパターンであり、加速部および減速部の傾きは、別途パラメータ等で指定された加速度となるように定めるものである。ここでは、加速および減速は直線状に行っているが、S字状にして機械の動きをさらになめらかにする場合もある。接線方向速度q’(t)を時間積分することにより加減速後の移動長さqc(t)が求まる。Δtを補間周期として、t=N×Δt(Nは正の整数)における加減速後移動長さqc(N×Δt)を求め、始点位置P0から指令経路に沿って長さqc(N×Δt)進んだ点が、N番目の加減速後補間点となる。
 加減速後補間点から形成される加減速後補間経路は、図3-3に示すようになる。加減速後補間経路の情報としては、加減速後の接線方向移動長さqc(t)、補間の種類(直線補間・円弧補間・スプライン補間など)、補間に必要なパラメータ(始点位置、終点位置、その他の形状パラメータ)が含まれる。その他の形状パラメータとしては、円弧補間の場合は中心位置と半径、スプライン補間の場合はスプライン関数の係数といったパラメータがある。
 軸分配部3では、加減速後補間経路上における加減速後補間点の各軸の座標値を求める。図3に示す例の場合、例えば線分P12上にある加減速後補間点Pcの座標を表すベクトルpc=(xc,yc)は、Pcが属する線分の始点P1を表すベクトルp1=(x1,y1)と終点P2を表すベクトルp2=(x2,y2)の間を移動長さqc(t)で定まる比率を用いて直線補間して求められる。したがって、時刻tにおける位置指令Pc(t)の座標値を表す位置指令ベクトルpc(t)=(xc(t),yc(t))は次の式(1)で表される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
以上より、第1軸位置指令はxc(t)、第2軸位置指令はyc(t)となる。
 第1軸サーボ応答演算部51および第2軸サーボ応答演算部52では、それぞれ第1軸位置指令および第2軸位置指令に対するサーボ応答(第1軸サーボ応答および第2軸サーボ応答)を演算する。サーボ応答の演算は、以下のように行われる。前述のように、サーボ系の応答は規範モデルの応答で表すことができるので、第1軸および第2軸位置指令が入力として与えられた場合の、規範モデルの出力であるモデル位置を求めることにより第1軸および第2軸のサーボ系応答位置をそれぞれ求める。そして、第1軸および第2軸のサーボ系応答位置を各可動軸方向の成分とするベクトルをサーボ応答位置ベクトルとし、この位置ベクトルが描く軌跡をサーボ応答軌跡とする。
 規範モデルの出力であるモデル位置は、図2に示す規範モデル部12を微分方程式、差分方程式、伝達関数等の形式で表し、数値計算によりその解を計算することで求めることができる。また、指令形状が既知である場合は、積分計算により解析解を求めることができる。
 例えば、図2に示した規範モデルの伝達関数Gm(s)は次の式(2)で表される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000002
規範モデルにある入力が与えられたときの出力は、規範モデルの伝達関数と与えられた入力のラプラス変換との積を逆ラプラス変換することにより求められる。位置指令ベクトルpc(t)に対するサーボ応答位置Ps(t)のベクトルps(t)=(xs(t),ys(t))は次の式(3)で表される。
ただし、L[f(t)]はf(t)のラプラス変換を、L-1[F(s)]はF(s)の逆ラプラス変換を表す。第1軸のサーボ応答はxs(t)、第2軸のサーボ応答はys(t)となる。
 第1軸サーボ応答演算部51および第2軸サーボ応答演算部52と同様に、接線方向サーボ応答演算部50では、加減速後の接線方向移動長さqc(t)に対するサーボ応答である接線方向サーボ応答qs(t)を求める。ただし、位置のサーボ応答を求める場合はベクトルを入力として用いたが、接線方向移動長さの場合は入力はスカラー値となる。接線方向サーボ応答qs(t)は、規範モデルの伝達関数と与えられた入力qc(t)のラプラス変換との積を逆ラプラス変換することにより求めることができ、次の式(4)で表される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000004
 次に、基準点生成部2では、加減速後補間経路に沿って始点から接線方向サーボ応答の長さだけすすんだ点Pr(t)を求めて基準点(補正基準点)とする。基準点の座標pr(t)は以下のようにして求められる。まず、接線方向サーボ応答qs(t)と各指令点間の線分長lnから、基準点がどの線分に属するかを決定する。すなわち、qs(t)がl1よりも小さければP01上、qs(t)がl1以上かつl1+l2未満であればP12上、というようにして決定する。ここでは、qs(t)はP12上にあるものとする。続いて、基準点が属する線分の始点と終点の間を接線方向サーボ応答の長さqr(t)で定まる比率を用いて直線補間することにより、基準点の座標を決定する。基準点の座標pr(t)=(xr(t),yr(t))は、次の式(5)で求められる。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000005
 位置ベクトル補正部4では、サーボ応答位置Ps(t)から基準点Pr(t)までのベクトルを補正ベクトルとして、加減速後の補間点Pc(t)の位置ベクトルに補正ベクトルを加算したベクトルを補正後の位置ベクトルとする。すなわち、第1軸位置指令xc(t)および第2軸位置指令yc(t)に、補正ベクトルの第1軸成分と第2軸成分をそれぞれ加算することで、第1軸補正後位置指令と第2軸補正後位置指令をそれぞれ演算する。
 位置ベクトル補正部における補正ベクトルの関係を図4に示す。補正ベクトルは、サーボ応答位置Ps(t)から、接線方向サーボ応答を考慮して求めた基準点Pr(t)へのベクトルであり、これはサーボ応答の指令経路からのずれを逆向きにしたものとなっており、指令された軌跡におおむね垂直な方向となっている。したがって、この補正ベクトルを位置指令(第1軸位置指令xc(t)および第2軸位置指令yc(t))に加算することで、サーボ応答の指令経路からのずれを補正することが可能となる。
 接線方向サーボ応答を考慮した基準点を用いない場合、例えばサーボ応答Ps(t)から位置指令の補間点Pc(t)までのベクトルを補正ベクトルとして用いると、指令経路に垂直な方向だけではなく、指令経路に平行な方向の誤差成分を含んでしまう。また、サーボ応答Ps(t)から指令経路に垂線を下ろす方法も考えられるが、そのようにすると鋭角のコーナの内側をサーボ応答が通るような場合に、垂線を下ろす方向の候補が複数生じてしまい補正ベクトルが一意に定まらなくなってしまう。
 以上のように、本実施の形態1によれば、接線方向のサーボ応答を用いて補正の基準点を求め、補間および加減速処理を行ったあとの補間経路情報に基づいて補正ベクトルを演算しているので、指令形状が3次元形状であったり微小線分で構成されていたりしても、補正ベクトルを正しく求めることができる。これにより、軌跡誤差を十分小さく抑制して高速で高精度な加工を実現することが可能な軌跡制御装置を得ることができる。
 また、サーボ応答の演算を実際の可動軸の位置応答と(略)同一の応答特性をもつフィルタを用いて行うことにより、サーボ応答を正確に推測することができる。
 また、可動軸の位置応答サーボ応答の演算を実際の可動軸の位置応答と(略)同一の応答特性をもつフィルタを用いて行うことにより、基準点の位置を正確に推測することができる。
 さらに、指令経路と接線方向長さのサーボ応答を考慮して(補正)基準点を設定することにより、補正ベクトルの方向と長さを正確に決定することができる。
 そして、サーボ応答位置までのベクトルから基準点までのベクトルを補正ベクトルとして位置指令に加算することにより、基準点からサーボ応答位置までの軌跡誤差を正確に補正することができる。
実施の形態2.
 図5は、本発明の実施の形態2にかかる軌跡制御装置15の構成を示すブロック図である。実施の形態1との相違点は、機械の可動軸が3つあり、それぞれの可動軸についてサーボ制御部(第1軸サーボ制御部6、第2軸サーボ制御部7、および第3軸サーボ制御部8)とサーボ応答演算部(第1軸サーボ応答演算部51、第2軸サーボ応答演算部52、および第3軸サーボ応答演算部53)を設けた点である。それ以外の構成は実施の形態1と同様である。
 本実施の形態では、X軸・Y軸・Z軸の3つの可動軸を有する機械において3次元形状を含む指令を行う。X軸を第1軸、Y軸を第2軸、Z軸を第3軸とする。サーボ制御部(第1軸サーボ制御部6、第2軸サーボ制御部7、および第3軸サーボ制御部8)それぞれの規範モデルゲインは、第1軸・第2軸・第3軸で同じ設定にする。
 以下では、実施の形態1と異なる部分について述べる。
 軸分配部3では、加減速後補間経路上における加減速後補間点の各軸の座標値を求める。本実施の形態では、図3-1~図3-3において、各点についてZ軸の座標を付加する。すなわち、図3-1では、始点P0=(x0,y0,z0)から途中の点P1=(x1,y1,z1)およびP2=(x2,y2,z2)を通って終点P3=(x3,y3,z3)まで速度Fで移動するものとする。線分P12上にある加減速後補間点Pcの座標を表すベクトルpc=(xc,yc,zc)は、Pcが属する線分の始点P1を表すベクトルp1=(x1,y1,z1)と終点P2を表すベクトルp2=(x2,y2,z2)の間を移動長さqc(t)で定まる比率を用いて直線補間して求められる。したがって、時刻tにおける位置指令Pc(t)の座標値を表す位置指令ベクトルpc(t)=(xc(t),yc(t),zc(t))は次の式(6)で表される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000006
以上より、第1軸位置指令はxc(t)、第2軸位置指令はyc(t)、第3軸位置指令はzc(t)となる。
 第3軸サーボ応答演算部53では、第1軸応答演算部51および第2軸のサーボ応答演算部52と同様の演算を行って、第3軸位置指令に対するサーボ応答を演算する。
 位置指令ベクトルpc(t)に対するサーボ応答位置Ps(t)のベクトルps(t)=(xs(t),ys(t),zs(t))は次の式(7)で表される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000007
第1軸のサーボ応答はxs(t)、第2軸のサーボ応答はys(t)、第3軸のサーボ応答はz s(t)となる。
 次に、基準点生成部における基準点の座標pr(t)=(xr(t),yr(t),zr(t))は、次の式(8)で求められる。
 本実施の形態2では、ベクトルの要素が2要素から3要素になるだけで、他の演算は実施の形態1とまったく同様に行うことにより、サーボ応答の指令経路からの誤差を補正することができる。
 以上より、本実施の形態2によれば、3次元形状を含む指令であっても、接線方向のサーボ応答を用いて補正の基準点を求め、補間および加減速処理を行ったあとの補間経路情報に基づいて補正ベクトルを演算することで、補正ベクトルを正しく求めることができる。
 さらに、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、上記実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。更に、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
 以上のように、本発明にかかる軌跡制御装置は、工作機械やレーザ加工機等の制御装置に有用であり、特に、軌跡誤差を抑制した高速高精度加工が要求される制御装置に適している。
 1 補間・加減速演算部、2 基準点生成部、3 軸分配部、4 位置ベクトル補正部、6 第1軸サーボ制御部、7 第2軸サーボ制御部、8 第3軸サーボ制御部、10,15 軌跡制御装置、11 サーボ制御部、12 規範モデル部、13 機械系、20 減算器、21 モデルゲイン乗算器、22 減算器、23 モデルゲイン乗算器、24,25 積分器、26,28 加減算器、27 位置制御部、29 速度制御部、30 乗算器、31 加算器、32 モータ、33 負荷、50 接線方向サーボ応答演算部、51 第1軸サーボ応答演算部、52 第2軸サーボ応答演算部、53 第3軸サーボ応答演算部。

Claims (7)

  1.  複数の可動軸のモータを同時制御することにより可動部の軌跡を制御する軌跡制御装置であって、
     与えられた指令経路を補間するとともに、前記指令経路に沿って加減速演算を実行することにより、加減速後補間経路を求める補間・加減速演算部と、
     前記加減速後補間経路から各可動軸の位置指令を生成する軸分配部と、
     各可動軸の前記位置指令に基づいて各可動軸のサーボ応答を演算するサーボ応答演算部と、
     前記加減速後補間経路に基づいて接線方向移動量の接線方向サーボ応答を求める接線方向サーボ応答演算部と、
     前記接線方向サーボ応答から補正基準点を求める基準点生成部と、
     各可動軸の前記サーボ応答および前記補正基準点に基づいて軌跡誤差を抑制するための補正ベクトルを演算し、各可動軸の前記位置指令を前記補正ベクトルで補正することにより各可動軸の補正後位置指令を出力する位置ベクトル補正部と、
     各可動軸の位置がそれぞれ各可動軸の前記補正後位置指令を追従するように各可動軸の前記モータへそれぞれモータ駆動トルクを出力するサーボ制御部と、
     を備えることを特徴とする軌跡制御装置。
  2.  前記サーボ応答演算部は、前記可動軸ごとに独立したサーボ応答演算部を有し、各前記独立したサーボ応答演算部は、入出力間の応答がそれぞれ対応する前記可動軸の位置応答と略同一の応答を有するフィルタである
     ことを特徴とする請求項1に記載の軌跡制御装置。
  3.  前記接線方向サーボ応答演算部は、入出力間の応答が前記可動軸の位置応答と略同一の応答を有するフィルタであり、前記指令経路の始点から加減速後指令位置までの指令経路に沿った長さのスカラー値を入力とする
     ことを特徴とする請求項1に記載の軌跡制御装置。
  4.  前記サーボ制御部は、前記可動軸ごとに独立したサーボ制御部を有し、前記可動軸の前記位置応答は当該可動軸の前記独立したサーボ制御部の入力から当該可動軸のモータの位置信号までの応答特性である
     ことを特徴とする請求項2または3に記載の軌跡制御装置。
  5.  前記可動軸毎の前記位置応答は全て略同一である
     ことを特徴とする請求項2、3または4に記載の軌跡制御装置。
  6.  前記基準点生成部は、前記指令経路の始点から前記加減速後補間経路に沿って前記接線方向サーボ応答により得られる長さだけ進んだ点を前記補正基準点として求める
     ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の軌跡制御装置。
  7.  前記位置ベクトル補正部は、前記サーボ応答により定まる点から前記補正基準点までのベクトルを前記補正ベクトルとして、前記位置指令により定まる点に前記補正ベクトルを加算した結果を前記補正後位置指令とする
     ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の軌跡制御装置。
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