WO2013065418A1 - 光源ユニット調整装置の校正方法および基準器 - Google Patents

光源ユニット調整装置の校正方法および基準器 Download PDF

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  • the wedge glass 12 having two symmetrical planes is referred to as a symmetric type
  • the wedge glass 12 illustrated in FIG. 1B is referred to as an asymmetric type.

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Abstract

 光源ユニット調整装置の校正方法が提供される。作業者は、基準器(10)を調整装置(1)の受け部(20)に取付け、校正画面(31)で、光軸角度光点(8)の光軸角度基準光点(6)に対する位置を確認しながら、光軸角度光点(8)の位置を光軸角度基準光点(6)の位置に一致するように、計測ヘッド(30)を、X方向およびY方向に移動して、光軸角度の校正を行う。作業者は、校正画面(31)で、光軸角度基準光点(6)を中心とする光軸回転光点(9')の光軸回転基準光点(7)に対する角度を確認しながら、光軸角度基準光点(6)を中心にして、光軸回転光点(9')の位置を光軸回転基準光点(7)の位置に一致するように、校正画面(31)に表示される撮像画像の座標系を回転して、光軸回転の校正を行い、調整装置(1)の受け部(20)から基準器(10)を取外す。

Description

光源ユニット調整装置の校正方法および基準器
 本発明は、光源ユニットを調整する調整装置における基準となる光軸を校正する光源ユニット調整装置の校正方法および基準器に関する。
 光源ユニットを調整する光源ユニット調整装置における基準となる光軸の校正は、たとえば第1の関連技術では、2段階で行われる。第1段階は、精度が確認された基準器を用いて、光軸角度の校正を行う段階であり、第2段階は、光軸の回転精度が確認された基準ユニットを用いて、光軸回転の校正を行う段階である。この2段階の調整装置の校正を実施した後に、校正された調整装置を用いて、光源ユニットの調整を行う。
 光軸角度の校正では、調整装置に搭載された計測ヘッドの取付け角度をX方向およびY方向について角度調整する。X方向およびY方向は、互いに直交し、かついずれも光軸に直交する方向である。計測ヘッドは、オートコリメータ機能を有する光学ヘッドである。光軸回転の校正では、調整対象である光源ユニットから出射される出射光の光軸の回転角度を調整するために用いる計測用座標系の光軸に対する回転角度を調整する。
 第1段階では、調整装置の受け部に、調整対象である光源ユニットの代わりに、基準器を載置する。そして、計測ヘッドから出射され、基準器内の反射ミラーで反射された光を計測ヘッドで観測することによって、計測ヘッドの光軸角度の校正を行い、校正後基準器を取り外す。第2段階では、調整装置の受け部に基準ユニットを搭載し、基準ユニットから出射される出射光を計測ヘッドで観測することによって、光軸回転の校正を行い、校正後基準ユニットを取り外す。
 図14は、第1の関連技術による第1段階で行われる光軸角度の校正方法を説明するための図である。まず、基準器90が調整装置に載置される。次に、調整装置に搭載されている計測ヘッド30から計測ヘッド出射光2が出射される。計測ヘッド30から出射された計測ヘッド出射光2は、調整装置に載置された基準器90に設けられる反射ミラー91で、反射ミラー反射光92として反射され、計測ヘッド30によって、光軸角度光点93として観測される。そして、この光軸角度光点93が、光軸角度基準光点に一致するように、計測ヘッド30の取付け角度がX方向およびY方向について校正される。校正後、基準器90は、調整装置から取り外される。
 図15は、第1の関連技術による第2段階で行われる光軸回転の校正方法を説明するための図である。図15に示した光軸回転光点99は、計測ヘッド30によって観測されたものを示している。まず、基準ユニット95が調整装置に載置される。次に、基準ユニット95に設けられるレーザー光源96から出射されたレーザー光が、基準ユニット内光学系97で分光され、分光された光学回転調整光98が、計測ヘッド30によって、光軸回転光点99として観測される。そして、この光軸回転光点99が、光軸回転基準光点に一致するように、計測用座標系の光軸に対する回転角度が校正される。校正後、基準ユニット95は、調整装置から取り外される。
 図16は、第1の関連技術による基準ユニット内光学系97の構成の一例を示す図である。2λレーザーダイオード81から出射されたレーザー光は、2λグレーティングレンズ82を透過した後、他の光学部材を透過して、図示しない光記録媒体に導かれる。2λグレーティングレンズ82は、波状にカットされたレンズであり、透過するレーザー光を分光する。2λグレーティングレンズ82で分光されたレーザー光は、回転方向の調整が必要であり、図15に示した校正方法で、光軸回転の校正が行われる。
 図17は、第1の関連技術による校正作業手順を示すフローチャートである。ステップB1では、作業者は、光学角度を校正するための基準器90を調整装置に取り付ける。ステップB2では、作業者は、計測ヘッド30から出射される出射光で、反射ミラー91で反射される反射ミラー反射光92を、計測ヘッド30によって撮像し、調整装置のモニタに表示して確認する。ステップB3では、作業者は、モニタで確認しながら、計測ヘッド30の取付け角度をX方向およびY方向について校正する。ステップB4では、作業者は、基準器90を調整装置から取り外す。
 ステップB5では、作業者は、光学回転を校正するための基準ユニット95を調整装置に取り付ける。ステップB6では、作業者は、基準ユニット95のレーザー光源96から出射される出射光のうち、基準ユニット内光学系97で分光されたレーザー光を、計測ヘッド30によって撮像し、計測値として調整装置のモニタに表示して確認する。ステップB7では、作業者は、モニタで確認しながら、光軸回転を校正する。具体的には、作業者は、モニタで確認しながら、調整装置の計測用座標系の光軸に対する回転角度を校正する。ステップB8では、作業者は、基準ユニット95を調整装置から取り外す。
 第2の関連技術として、特許文献1に記載される光ピックアップ装置の調整方法がある。この光ピックアップ装置の調整方法は、光源から出射されたレーザー光の光軸と、レンズ部に含まれる第1の対物レンズおよび第2の対物レンズの光軸とが平行になるように調整する。まず、オートコリメータから出射され、第1の対物レンズを透過し、反射ミラーによって反射された戻り光をオートコリメータで観測することによって、オートコリメータから出射されたレーザー光の光軸と第1対物レンズの光軸とが平行になるように、レンズ部の傾斜を調整する。次に、オートコリメータから出射され、第2の対物レンズを透過し、反射ミラーによって反射された戻り光をオートコリメータで観測することによって、オートコリメータから出射されたレーザー光の光軸と第2対物レンズの光軸とが平行になるように、第2の対物レンズの傾斜を調整する。
 第3の関連技術として、特許文献2に記載される光ピックアップ装置のグレーティング調整機構がある。この光ピックアップ装置のグレーティング調整機構は、レーザーホルダーに形成された支持壁をホログラムレーザーユニットの大きさに沿って撓ませてホログラムレーザーユニットを挟持するようにして、レーザービームの光軸がハウジングに設定された光軸からずれることのないようにしている。したがって、このグレーティング調整機構は、ホログラムレーザーユニットをレーザービームの光軸に垂直な面内で回転させてレーザービームの出射位置を調整するグレーティング調整を、正確に行うことができる。
特開2010-40107号公報 特開2000-251268号公報
 第1の関連技術は、光軸角度の基準器と、光軸回転の基準ユニットとの2つを用いて校正している。したがって、基準器を基準ユニットに載せ換えるための時間が必要であり、校正のための作業時間が長くなっている。また、第1の関連技術は、基準器と基準ユニットとを交互に使用するため、載せ換え作業での誤差、あるいは計測ヘッドからの出射光と基準ユニットからの出射光との光源条件の違いで、校正誤差が出やすい。さらに、第1の関連技術は、光軸回転の校正に用いる基準ユニットは、製品ユニットの中から選別して使用しているため、経時変化によって校正する基準に変化が生じやすい。
 第2および第3の関連技術は、光軸角度の校正および光軸回転の校正のいずれか一方しか行うことができない。
 本発明の目的は、光軸角度の校正および光軸回転の校正を短時間に行うことができる光源ユニット調整装置の校正方法および基準器を提供することである。
 本発明は、レーザー光を出射する光源ユニットと第1のガラス板および第2のガラス板を含む基準器とのうちのいずれか一方が選択的に載置される載置部と、レーザー光を出射して載置部に載置される基準器の第1のガラス板および第2のガラス板で反射される反射光、または載置部に載置される光源ユニットから出射されるレーザー光を撮像する計測ヘッドと、計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する仮想平面に沿って計測ヘッドを移動可能に保持する保持部とを含み、載置部に光源ユニットを載置し、載置部に載置された光源ユニットから出射されるレーザー光を計測ヘッドで撮像し、撮像された撮像画像に基づいて該レーザー光の光軸を調整する光源ユニット調整装置を、載置部に基準器を載置して校正する、光源ユニット調整装置の校正方法であって、
 載置部に基準器を載置し、計測ヘッドによって撮像される撮像画像に撮像されている第1のガラス板で反射された反射光の位置を第1の基準位置に一致させるように、保持部に保持される計測ヘッドの位置を前記仮想平面に沿って移動して校正する位置校正工程と、
 位置校正工程で計測ヘッドの位置を校正した後、計測ヘッドによって撮像される撮像画像に基づいて第2のガラス板で反射された反射光の位置を第1の基準位置とは異なる第2の基準位置に一致するように、第1の基準位置を中心にして、計測ヘッドによって撮像される撮像画像の座標系を回転して校正する回転校正工程とを含むことを特徴とする光源ユニット調整装置の校正方法である。
 また本発明において、前記第1のガラス板として、前記基準器が載置部に載置されたときに、前記計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する2つの平行な平面を有するガラス板を用いることが好ましい。
 また本発明において、前記第2のガラス板として、前記基準器が載置部に載置されたときに、前記計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する第2の仮想平面に対して、対称に予め定める角度をなす2つの平面を有するガラス板を用いることが好ましい。
 また本発明において、前記第2のガラス板として、前記基準器が載置部に載置されたときに、前記計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する第2の仮想平面に対して予め定める角度をなす少なくとも1つの平面を有するガラス板を用いることが好ましい。
 また本発明において、前記第2のガラス板は、前記計測ヘッドに対して前記第1のガラス板よりも離れた位置に設けられることが好ましい。
 また本発明は、レーザー光を出射する光源ユニットを載置するための載置部と、レーザー光を出射する計測ヘッドとを含み、載置部に載置される光源ユニットから出射されるレーザー光の光軸を調整する光源ユニット調整装置の載置部に、光源ユニット調整装置の校正のために載置される基準器であって、
 計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する2つの平行な平面を有する第1のガラス板と、
 計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する仮想平面に対して、対称に予め定める角度をなす2つの平面を有する第2のガラス板とを含むことを特徴とする基準器である。
 本発明によれば、レーザー光を出射する光源ユニットと第1のガラス板および第2のガラス板を含む基準器とのうちのいずれか一方が選択的に載置される載置部と、レーザー光を出射して載置部に載置される基準器の第1のガラス板および第2のガラス板で反射される反射光、または載置部に載置される光源ユニットから出射されるレーザー光を撮像する計測ヘッドと、計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する仮想平面に沿って計測ヘッドを移動可能に保持する保持部とを含み、載置部に光源ユニットを載置し、載置部に載置された光源ユニットから出射されるレーザー光を計測ヘッドで撮像し、撮像された撮像画像に基づいて該レーザー光の光軸を調整する光源ユニット調整装置を、載置部に基準器を載置して校正する校正方法で光源ユニット調整装置を校正するにあたって、位置校正工程では、載置部に基準器を載置し、計測ヘッドによって撮像される撮像画像に撮像されている第1のガラス板で反射された反射光の位置を第1の基準位置に一致させるように、保持部に保持される計測ヘッドの位置を前記仮想平面に沿って移動して校正する。そして、回転校正工程では、位置校正工程で計測ヘッドの位置を校正した後、計測ヘッドによって撮像される撮像画像に基づいて第2のガラス板で反射された反射光の位置を第1の基準位置とは異なる第2の基準位置に一致するように、第1の基準位置を中心にして、計測ヘッドによって撮像される撮像画像の座標系を回転して校正する。したがって、光源ユニット調整装置の校正方法は、基準器を基準ユニットに載せ換える必要がなく、光軸角度の校正および光軸回転の校正を短時間に行うことができる。
 本発明によれば、前記第1のガラス板として、前記基準器が載置部に載置されたときに、前記計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する2つの平行な平面を有するガラス板を用いる。
 したがって、光源ユニット調整装置の製作者は、基準器の第1のガラス板を容易に作成することができる。
 本発明によれば、前記第2のガラス板として、前記基準器が載置部に載置されたときに、前記計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する第2の仮想平面に対して、対称に予め定める角度をなす2つの平面を有するガラス板を用いる。したがって、光源ユニット調整装置の校正方法は、第2のガラス板による反射光を第1のガラス板による反射光の両側に形成するので、光軸の回転角度のずれを正確に校正することができる。
 本発明によれば、前記第2のガラス板として、前記基準器が載置部に載置されたときに、前記計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する第2の仮想平面に対して予め定める角度をなす少なくとも1つの平面を有するガラス板を用いる。
 したがって、光源ユニット調整装置の製作者は、第2のガラス板による反射光を第1のガラス板による反射光の両側に形成する場合よりも、第2のガラス板を容易に作成することができる。
 本発明によれば、前記第2のガラス板は、前記計測ヘッドに対して前記第1のガラス板よりも離れた位置に設けられる。したがって、光源ユニット調整装置の校正方法は、第2のガラス板に入射する光が第1のガラス板で屈折することを回避することができる。
 本発明によれば、レーザー光を出射する光源ユニットを載置するための載置部と、レーザー光を出射する計測ヘッドとを含み、載置部に載置される光源ユニットから出射されるレーザー光の光軸を調整する光源ユニット調整装置の載置部に、光源ユニット調整装置の校正のために載置される基準器は、計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する2つの平行な平面を有する第1のガラス板と、計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する仮想平面に対して、対称に予め定める角度をなす2つの平面を有する第2のガラス板とを含む。したがって、基準器は、光源ユニット調整装置の校正時に基準ユニットに載せ換える必要がなく、光軸角度の校正および光軸回転の校正を短時間に行うことができる。
 本発明の目的、特色、および利点は、下記の詳細な説明と図面とからより明確になるであろう。
本発明の一実施形態である基準器の形状を示す図である。 本発明の一実施形態である基準器の形状を示す図である。 本発明の一実施形態である基準器の形状を示す図である。 本発明の一実施形態である基準器の形状を示す図である。 基準器の外観を示す斜視図である。 基準器を載置するための受け部の外観を示す斜視図である。 受け部に載置された基準器の外観を示す斜視図である。 レーザー光源ユニットの外観を示す斜視図である。 調整装置の構成を示すブロック図である。 基準器によるレーザー光の反射を説明するための図である。 校正画面を示す図である。 校正画面を示す図である。 基準器による光軸角度の校正方法を説明するための図である。 光軸角度の校正時の校正画面を示す図である。 基準器による光軸回転の校正方法を説明するための図である。 光軸回転の校正時の校正画面を示す図である。 基準器を用いた校正作業手順を示すフローチャートである。 第1の関連技術による第1段階で行われる光軸角度の校正方法を説明するための図である。 第1の関連技術による第2段階で行われる光軸回転の校正方法を説明するための図である。 第1の関連技術による基準ユニット内光学系の構成の一例を示す図である。 第1の関連技術による校正作業手順を示すフローチャートである。
 以下図面を参考にして本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
 図1A~図1Dは、本発明の一実施形態である基準器10の形状を示す図である。図2は、基準器10の外観を示す斜視図である。図1Aは、光軸方向から見た基準器10の側面図である。図1Bは、基準器10の平面図である。図1Cは、光軸に直交する方向から見た基準器10の側面図である。図1Dは、基準器10の底面図である。
 基準器10は、後述する調整装置1に載置され、調整装置1を校正するために用いられる治具である。基準器10は、平行平面ガラス11と、くさびガラス12と、接触防止カバー13および一体化基準器筐体16を含んで構成される。
 平行平面ガラス11およびくさびガラス12は、一体化基準器筐体16に固定される。第1のガラス板である平行平面ガラス11は、平行な2つの平面を主面とするガラス板である。第2のガラス板であるくさびガラス12は、平行でない2つの平面を主面とするガラス板である。くさびガラス12の2つの平面のうち、1つの平面は、平行平面ガラス11およびくさびガラス12が一体化基準器筐体16に固定された状態で、平行平面ガラス11の平面に平行であり、他の平面は、該1つの平面に対して、予め定める角度、たとえば15分(0.25度)の角度をなしている。
 図1Bに示したくさびガラス12は、1つの平面が平行平面ガラス11の平面に平行であるが、この平面を、平行平面ガラス11の平面と平行な仮想平面に対して、他の平面と対称に予め定める角度をなす平面としてもよい。以下、対称な2つの平面を有するくさびガラス12を対称型といい、図1Bに示したくさびガラス12を非対称型という。
 平行平面ガラス11は、入射するレーザー光の一部、たとえばレーザー光の光量の約1/3を反射し、残りのレーザー光、たとえばレーザー光の光量の約2/3を透過する。くさびガラス12は、入射するレーザー光の一部をレーザー光が入射する側の平面で反射し、該入射する側の平面を透過したレーザー光は、該入射する側の平面とは異なる他の平面で反射される。
 一体化基準器筐体16は、切削研磨加工で仕上げられた筐体である。一体化基準器筐体16には、基台部16a、平行平面ガラス固定部16bおよびくさびガラス固定部16cが形成されている。平行平面ガラス固定部16bおよびくさびガラス固定部16cは、基台部16aに対して垂直に形成されている。平行平面ガラス固定部16bは、平行平面ガラス11を一体化基準器筐体16に固定するための固定部である。くさびガラス固定部16cは、くさびガラス12を一体化基準器筐体16に固定するための固定部である。一体化基準器筐体16は、加工筐体で構成されるので、位置決め精度を高くし、位置耐久性を向上し、さらに、基準変化を少なくすることができる。
 基準器10は、基準器10の代わりに用いる製品の基準サンプルに比較すると、一体化基準器筐体16自体の材料の変更で、全体の剛性向上と長期使用による磨耗対策とを行うことができる。加工精度についても、切削研磨加工によって、平行平面ガラス11およびくさびガラス12の取付け面の角度の精度向上が可能である。また、平行平面ガラス11およびくさびガラス12などの光学部品の固定についても、製品の基準サンプルに比較して、設計の自由度が高く、各光学部品のサイズを大きくすることができるので、基準器10は、各光学部品を固定するための領域を広く確保することができ、また固定方法の工夫、たとえば固定するための接着剤の位置や量を変えることができるので、結果的に長期使用での変化を抑えることができる。
 平行平面ガラス固定部16bは、平行平面ガラス11を透過してくるレーザー光を、くさびガラス12の方向に通過させるための開口が形成されている。平行平面ガラス11およびくさびガラス12は、それぞれ接触防止カバー13によって覆われており、作業者が平行平面ガラス11およびくさびガラス12の表面に触れて、平行平面ガラス11およびくさびガラス12を汚したり傷つけることを防止している。接触防止カバー13は、透明なカバーであり、レーザー光を透過する。
 基台部16aには、3つの基準面14および2つの位置決めピン穴15が形成されている。基準面14は、調整装置1の後述する受け部20に載置されるときの基準面となる。位置決めピン穴15は、調整装置1の受け部20に載置されるときの位置決めのためのピンが嵌合するピン穴である。
 図3は、基準器10を載置するための受け部20の外観を示す斜視図である。図4は、受け部20に載置された基準器10の外観を示す斜視図である。図5は、レーザー光源ユニット40の外観を示す斜視図である。図6は、調整装置1の構成を示すブロック図である。
 光源ユニット調整装置である調整装置1は、レーザー光源ユニット40から出射されるレーザー光の光軸を調整するための装置である。光源ユニット調整装置の校正方法は、調整装置1で実行される。光源ユニットであるレーザー光源ユニット40は、レーザー光を出射するレーザー光源41を含む。調整装置1で調整されたレーザー光源ユニット40は、製品に搭載される。
 調整装置1は、調整システム100に含まれる。調整システム100は、調整装置1および表示部25を含んで構成される。調整装置1は、受け部20、計測ヘッド30および保持部26を含んで構成される。載置部である受け部20は、レーザー光源ユニット40および基準器10のうちのいずれか1つを載置するための載置部である。受け部20には、3つの受け側基準面21および2つの受け側位置決めピン22が形成されている。受け側基準面21は、基準器10の基準面14が載置される面である。3つの受け側基準面21には、対応する位置にある3つの基準面14がそれぞれ接触して載置される。受け側位置決めピン22は、載置される基準器10の位置を決めるためのピンである。2つの受け側位置決めピン22は、基準器10の2つの位置決めピン穴15にそれぞれ嵌合して固定される。
 レーザー光源ユニット40には、基準器10に形成される3つの基準面14および2つ位置決めピン穴15と同様の3つの基準面および2つ位置決めピン穴が形成されている。したがって、レーザー光源ユニット40を受け部20に載置する位置を、基準器10と同じ位置にすることができる。
 計測ヘッド30は、レーザー光を出射し、基準器10の平行平面ガラス11およびくさびガラス12で反射された反射光を撮像するオートコリメータ機能を有する。計測ヘッド30は、計測ヘッド30から出射されるレーザー光の光軸が基準器10の平行平面ガラス11の平面に垂直に入射する位置に設けられる。計測ヘッド30から出射されるレーザー光は、最初に、平行平面ガラス11に到達し、平行平面ガラス固定部16bを透過したレーザー光がくさびガラス12に到達する。
 表示部25は、たとえば液晶ディスプレイなどのモニタによって構成され、計測ヘッド30で撮像された撮像画像を、後述する校正画面31として表示する。保持部26は、調整装置1に固定される。保持部26は、計測ヘッド30から出射されるレーザー光の光軸に直交する仮想平面に沿って計測ヘッド30を移動可能に保持する。
 図7は、基準器10によるレーザー光の反射を説明するための図である。計測ヘッド30から出射されたレーザー光である計測ヘッド出射光2の一部は、平行平面ガラス反射光4として、平行平面ガラス11で反射される。平行平面ガラス11で反射された平行平面ガラス反射光4は、計測ヘッド30によって、光軸角度光点8として観測される。
 以下、計測ヘッド30から出射される計測ヘッド出射光2の光軸32が延びる方向をZ方向とし、光軸32に直交し、受け部20の受け面に平行な方向をX方向とし、Z方向およびX方向に直交する方向をY方向とする。
 また、平行平面ガラス11を透過した残りの平行平面ガラス透過光3は、くさびガラス反射光5として、くさびガラス12で反射される。くさびガラス12で反射されたくさびガラス反射光5は、計測ヘッド30によって、光軸回転光点9として観測される。図7に示したくさびガラス12は、対称型である。対称型のくさびガラス12の場合、2つの光軸回転光点9が、光軸角度光点8を挟んで対称の位置に形成される。図7に示した例は、校正されている調整装置1で観測される光軸角度光点8および2つの光軸回転光点9を示している。
 図8Aおよび図8Bは、校正画面31を示す図である。図8Aは、校正画面31を模式的に示す図であり、図8Bは、表示部25に表示された実際の校正画面31の例である。校正画面31は、調整装置1の表示部25に表示される。校正画面31は、計測ヘッド30によって撮像された反射光の撮像画像を表示する画面である。
 図8Aに示した校正画面31では、光軸角度光点8は、光軸角度基準光点6の位置に一致しているが、2つの光軸回転光点9は、光軸角度基準光点6を中心として、2つの光軸回転基準光点7から、矢符Aの方向にずれている。すなわち、計測ヘッド30から出射されるレーザー光の光軸32の回転軸がずれている。光軸角度基準光点6は、第1の基準位置であり、光軸回転基準光点7は、第2の基準位置である。
 光軸回転の校正は、校正画面31に表示される撮像画像の座標系を、2つの光軸回転光点9を通る直線が、2つの光軸回転基準光点7を通る直線に一致するように回転することによって行う。あるいは、光軸回転の校正は、校正画面31に表示される撮像画像の座標系を、1つの光軸回転光点9と光軸角度基準光点6と通る直線が、1つの光軸回転基準光点7と光軸角度基準光点6と通る直線に一致するように回転することによって行う。
 図9は、基準器10による光軸角度の校正方法を説明するための図である。図10は、光軸角度の校正時の校正画面31を示す図である。作業者は、基準器10を受け部20に取付けた後、計測ヘッド30から出射され、基準器10で反射された反射光を計測ヘッド30で撮像し、撮像した撮像画像を表示部25に校正画面31として表示する。図10に示した校正画面31に表示される光軸角度光点8は、光軸角度基準光点6から右上にずれている。
 作業者は、光軸角度光点8の位置を光軸角度基準光点6の位置に一致するように、計測ヘッド30を、X方向およびY方向に移動して、光軸角度の校正を行う。図10に示した例では、作業者は、まず、計測ヘッド30をY方向の負方向に距離y1だけ移動し、次に、計測ヘッド30をX方向の負方向に距離x1だけ移動する。図10では、光軸角度光点8を移動した移動後の光軸角度光点8’の位置が光軸角度基準光点6の位置に一致している。
 このように、作業者は、計測ヘッド30から出射されるレーザー光の光軸に直交する仮想平面に沿って、つまりX方向およびY方向に、計測ヘッド30を移動させることによって、基準器10で反射されるレーザー光の光軸の光軸角度を校正する。
 図11は、基準器10による光軸回転の校正方法を説明するための図である。図12は、光軸回転の校正時の校正画面31を示す図である。作業者は、光軸角度の校正を行った後、校正画面31に表示される移動後の光軸回転光点9’の位置を光軸回転基準光点7の位置に一致する方向に、光軸角度基準光点6を中心にして、校正画面31に表示される撮像画像の座標系を回転して、光軸回転の校正を行う。図12に示した例では、作業者は、光軸角度基準光点6を中心にして、矢符Bの方向に、光軸回転光点9’の位置が光軸回転基準光点7の位置に一致するまで、校正画面31に表示される撮像画像の座標系を回転する。
 図13は、基準器10を用いた校正作業手順を示すフローチャートである。調整装置1の校正を開始するとき、ステップA1に移る。
 ステップA1では、作業者は、基準器10を調整装置1の受け部20に取付ける。ステップA2では、作業者は、計測ヘッド30の出射光で光軸角度のずれを確認する。具体的には、作業者は、校正画面31で、光軸角度光点8の光軸角度基準光点6に対する位置のずれを確認する。ステップA3では、作業者は、光軸角度を校正する。具体的には、作業者は、光軸角度光点8の位置を光軸角度基準光点6の位置に一致するように、計測ヘッド30を、X方向およびY方向に移動して、光軸角度の校正を行う。ステップA1~A3は、位置校正工程である。
 ステップA4では、作業者は、計測ヘッド30の出射光で光軸回転のずれを確認する。具体的には、作業者は、校正画面31で、光軸角度基準光点6を中心にして、光軸回転光点9’の光軸回転基準光点7に対する角度を確認する。ステップA5では、作業者は、光軸回転を校正する。具体的には、作業者は、光軸角度基準光点6を中心にして、光軸回転光点9’の位置を光軸回転基準光点7の位置に一致するように、校正画面31に表示される撮像画像の座標系を回転して、光軸回転の校正を行う。ステップA6では、作業者は、調整装置1の受け部20から基準器10を取外して、校正作業手順を終了する。ステップA4~A6は、回転校正工程である。
 このように、レーザー光を出射するレーザー光源ユニット40と平行平面ガラス11およびくさびガラス12を含む基準器10とのうちのいずれか一方が選択的に載置される受け部20と、レーザー光を出射して受け部20に載置される基準器10の平行平面ガラス11およびくさびガラス12で反射される反射光、または受け部20に載置されるレーザー光源ユニット40から出射されるレーザー光を撮像する計測ヘッド30と、計測ヘッド30から出射されるレーザー光の光軸に直交する仮想平面に沿って計測ヘッド30を移動可能に保持する保持部26とを含み、受け部20にレーザー光源ユニット40を載置し、受け部20に載置されたレーザー光源ユニット40から出射されるレーザー光を計測ヘッド30で撮像し、撮像された撮像画像に基づいて該レーザー光の光軸を調整する調整装置1を、受け部20に基準器10を載置して校正する校正方法で調整装置1を校正するにあたって、ステップA1~A3では、受け部20に基準器10を載置し、計測ヘッド30によって撮像される撮像画像に基づいて平行平面ガラス11で反射された反射光の位置を光軸角度基準光点6に一致させるように、保持部26に保持される計測ヘッド30の位置を前記仮想平面に沿って移動して校正する。そして、ステップA4~A6では、ステップA1~A3で計測ヘッド30の位置を校正した後、計測ヘッド30によって撮像される撮像画像に撮像されているくさびガラス12で反射された反射光の位置を光軸角度基準光点6とは異なる光軸回転基準光点7に一致するように、光軸角度基準光点6を中心にして、計測ヘッド30によって撮像される撮像画像の座標系を回転して校正する。したがって、光源ユニット調整装置の校正方法は、基準器10を基準ユニットに載せ換える必要がなく、光軸角度の校正および光軸回転の校正を短時間に行うことができる。
 さらに、平行平面ガラス11として、基準器10が受け部20に載置されたときに、計測ヘッド30から出射されるレーザー光の光軸に直交する2つの平行な平面を有するガラス板を用いる。
 したがって、調整装置1の製作者は、基準器10の平行平面ガラス11を容易に作成することができる。
 さらに、くさびガラス12として、基準器10が受け部20に載置されたときに、計測ヘッド30から出射されるレーザー光の光軸に直交する第2の仮想平面に対して、対称に予め定める角度をなす2つの平面を有するガラス板を用いる。したがって、光源ユニット調整装置の校正方法は、くさびガラス12による反射光を平行平面ガラス11による反射光の両側に形成するので、光軸の回転角度のずれを正確に校正することができる。
 さらに、くさびガラス12として、基準器10が受け部20に載置されたときに、計測ヘッド30から出射されるレーザー光の光軸に直交する第2の仮想平面に対して予め定める角度をなす少なくとも1つの平面を有するガラス板を用いる。
 したがって、調整装置1の製作者は、くさびガラス12による反射光を平行平面ガラス11による反射光の両側に形成する場合よりも、くさびガラス12を容易に作成することができる。
 さらに、くさびガラス12は、計測ヘッド30に対して平行平面ガラス11よりも離れた位置に設けられる。したがって、光源ユニット調整装置の校正方法は、くさびガラス12に入射する光が平行平面ガラス11で屈折することを回避することができる。
 さらに、レーザー光を出射するレーザー光源ユニット40を載置するための受け部20と、レーザー光を出射する計測ヘッド30とを含み、受け部20に載置されるレーザー光源ユニット40から出射されるレーザー光の光軸を調整する調整装置1の受け部20に、調整装置1の校正のために載置される基準器10は、計測ヘッド30から出射されるレーザー光の光軸に直交する2つの平行な平面を有する平行平面ガラス11と、計測ヘッド30から出射されるレーザー光の光軸に直交する仮想平面に対して、対称に予め定める角度をなす2つの平面を有するくさびガラス12とを含む。したがって、基準器10は、調整装置1の校正時に基準ユニットに載せ換える必要がなく、光軸角度の校正および光軸回転の校正を短時間に行うことができる。
 本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
 1 調整装置
 2 計測ヘッド出射光
 3 平行平面ガラス透過光
 4 平行平面ガラス反射光
 5 くさびガラス反射光
 6 光軸角度基準光点
 7 光軸回転基準光点
 8,93 光軸角度光点
 9,99 光軸回転光点
 10,90 基準器
 11 平行平面ガラス
 12 くさびガラス
 13 接触防止カバー
 14 基準面
 15 位置決めピン穴
 16 一体化基準器筐体
 20 受け部
 21 受け側基準面
 22 受け側位置決めピン
 25 表示部
 26 保持部
 30 計測ヘッド
 31 校正画面
 32 光軸
 40 レーザー光源ユニット
 41 レーザー光源
 81 2λレーザーダイオード
 82 2λグレーティングレンズ
 100 調整システム

Claims (6)

  1.  レーザー光を出射する光源ユニットと第1のガラス板および第2のガラス板を含む基準器とのうちのいずれか一方が選択的に載置される載置部と、レーザー光を出射して載置部に載置される基準器の第1のガラス板および第2のガラス板で反射される反射光、または載置部に載置される光源ユニットから出射されるレーザー光を撮像する計測ヘッドと、計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する仮想平面に沿って計測ヘッドを移動可能に保持する保持部とを含み、載置部に光源ユニットを載置し、載置部に載置された光源ユニットから出射されるレーザー光を計測ヘッドで撮像し、撮像された撮像画像に基づいて該レーザー光の光軸を調整する光源ユニット調整装置を、載置部に基準器を載置して校正する、光源ユニット調整装置の校正方法であって、
     載置部に基準器を載置し、計測ヘッドによって撮像される撮像画像に撮像されている第1のガラス板で反射された反射光の位置を第1の基準位置に一致させるように、保持部に保持される計測ヘッドの位置を前記仮想平面に沿って移動して校正する位置校正工程と、
     位置校正工程で計測ヘッドの位置を校正した後、計測ヘッドによって撮像される撮像画像に基づいて第2のガラス板で反射された反射光の位置を第1の基準位置とは異なる第2の基準位置に一致するように、第1の基準位置を中心にして、計測ヘッドによって撮像される撮像画像の座標系を回転して校正する回転校正工程とを含むことを特徴とする光源ユニット調整装置の校正方法。
  2.  前記第1のガラス板として、前記基準器が載置部に載置されたときに、前記計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する2つの平行な平面を有するガラス板を用いることを特徴とする請求項1に記載の光源ユニット調整装置の校正方法。
  3.  前記第2のガラス板として、前記基準器が載置部に載置されたときに、前記計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する第2の仮想平面に対して、対称に予め定める角度をなす2つの平面を有するガラス板を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の光源ユニット調整装置の校正方法。
  4.  前記第2のガラス板として、前記基準器が載置部に載置されたときに、前記計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する第2の仮想平面に対して予め定める角度をなす少なくとも1つの平面を有するガラス板を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の光源ユニット調整装置の校正方法。
  5.  前記第2のガラス板は、前記計測ヘッドに対して前記第1のガラス板よりも離れた位置に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の光源ユニット調整装置の校正方法。
  6.  レーザー光を出射する光源ユニットを載置するための載置部と、レーザー光を出射する計測ヘッドとを含み、載置部に載置される光源ユニットから出射されるレーザー光の光軸を調整する光源ユニット調整装置の載置部に、光源ユニット調整装置の校正のために載置される基準器であって、
     計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する2つの平行な平面を有する第1のガラス板と、
     計測ヘッドから出射されるレーザー光の光軸に直交する仮想平面に対して、対称に予め定める角度をなす2つの平面を有する第2のガラス板とを含むことを特徴とする基準器。
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