WO2013021462A1 - 電流検出ヘッドが固定されている導体と、その導体の製造に用いる電流検出ヘッド - Google Patents

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Abstract

 導体を流れている電流値を検出する電流検出ヘッドが固定されている導体であり、検出値と電流値の関係が安定している導体を量産する技術を提供する。ヘッドはレンズと磁気光学素子と導体と固定部材を備えており、その固定部材にレンズと磁気光学素子と導体の各々が固定されている。電流検出ヘッドによって、光をレンズを経て磁気光学素子に導くとともに磁気光学素子によって磁気光学効果を受けた光をレンズに導く光学系が形成されている。電流検出に関与する全部材の各々が固定部材に固定されていることから、電流検出に関与する全部材の相対的位置関係が一意に決定され、電流検出特性のばらつきが少ない導体の量産が可能となる。固定部材と導体の間に両者の位置関係を位置決めする形状を形成しておき、位置決めされた電流検出ヘッドと導体を固定して、前記導体を得るようにしてもよい。

Description

電流検出ヘッドが固定されている導体と、その導体の製造に用いる電流検出ヘッド
 本発明は、導体に流れている電流値を検出するための電流検出ヘッドが固定されている導体に関する。また、電流検出ヘッドが固定されている導体を製造するために用いる電流検出ヘッドに関する。
 導体に流れている電流値を検出するために、磁気光学効果を利用する技術が開発されている。特許文献1には、導体の外面に磁気光学素子を固定し、磁気光学素子と光源の間を入射用光ファイバで接続し、磁気光学素子と受光装置の間を射出用光ファイバで接続した電流検出装置が開示されている。特許文献1の技術では、受光装置に導かれた光の強度を測定する。導体に電流が流れると磁気光学素子に磁界が作用し、磁気光学素子に磁界が作用すると磁気光学素子を透過する光にファラデー効果が作用して偏光面が回転し、偏光面が回転すると受光装置で受光する光の強度が変化する。導体を流れている電流値が磁界強度を決め、磁界強度が回転角を決め、回転角が受光装置で受光する光の強度を決定することから、特許文献1の電流検出装置では、受光装置で測定した光の強度から導体を流れている電流値を検出する。
 特許文献2には、入射用光ファイバ、ロッドレンズ、全反射ミラー、偏光子、磁気光学素子、検出子、全反射ミラー、射出用光ファイバを備えた電流検出ヘッドが開示されている。特許文献2の技術では、導体の周りを一巡するコアにギャップを設け、そのギャップ内に上記した電流検出ヘッドを設置する。特許文献2の技術では、電流検出ヘッドを小型することでギャップの間隔を狭くし、コアに生じる磁界強度を高め、電流検出感度を増大する。
特開昭60-202365号公報 特開平9-145809号公報
 ファラデー効果ないし磁気カー効果等の磁気光学現象を利用して導体を流れている電流値を検出する場合、導体に対する磁気光学素子の位置、導体に対する磁気光学素子の方位(例えば導体に対する磁気光学素子の磁化容易軸の方位)、磁気光学素子に対する入射用光ファイバと入射用レンズの位置、磁気光学素子に対する射出用光ファイバと射出用レンズの位置等が、検出値と電流値の関係に大きく影響する。電流検出ヘッドを固定した導体を量産する場合、前記した位置関係等が安定しないと、導体毎に検出特性(検出値と電流値の関係をいう)が大きくばらついてしまう。検出特性が安定した導体を量産することができない。
 特許文献1は、導体に磁気光学素子を固定し、磁気光学素子に入射用光ファイバの一端と射出用光ファイバの一端を固定するとしか説明しておらず、前段落で説明した位置関係の重要性を認識していない。特許文献1では、例えば入射用光ファイバと射出用光ファイバの位置関係がずれてしまうと受光装置で測定した光の強度と導体を流れている電流値の関係が大きくずれてしまうという問題を認識しておらず、それに対する対策を講じていない。
 特許文献2によると、入射用光ファイバから射出用光ファイバまでの光学系については部材同士の位置関係が所望の位置関係に調整された状態で固定される。しかしながら特許文献2では、導体に対する電流検出ヘッドの位置と方位が位置決めされない。特許文献2は、導体に対する磁気光学素子の位置と方位が位置決めされないと、受光装置で測定した光の強度と導体を流れている電流値の関係が大きくずれてしまうという問題を認識しておらず、それに対する対策を講じていない。
 本発明では、電流検出ヘッドを組み込んだ導体を量産する場合に、検出値と電流値の関係にばらつきが少ない導体群を量産することができる技術を提供する。
 本出願は、電流検出ヘッドが固定されている導体に関する。電流検出ヘッドは、レンズと磁気光学素子と固定部材を備えており、固定部材に、レンズと磁気光学素子と導体の各々が固定されている。その状態で、光をレンズを経て磁気光学素子に導くとともに磁気光学素子によって磁気光学効果を受けた光をレンズに導く光学系が形成されている。
 ここでいうレンズは、入射用と射出用に区分されていてもよいし、入射用と射出用を兼用するものであってもよい。磁気光学素子は、磁界強度に依存して変化する光学現象が生じる材料であればよく、ファラデー効果を発揮するものであってもよいし、磁気カー効果を発揮するものであってもよい。固定部材は、一体の部材で構成されていてもよいし、相互に位置決め形状が形成されているために組み合わせた際には一定の相対的位置関係となることが保証されている2以上の部材で構成されていてもよい。
 本出願の導体では、固定部材にレンズと磁気光学素子と導体の各々が固定されていることから、導体に対する磁気光学素子の位置、導体に対する磁気光学素子の方位(例えば、導体に対する磁化容易軸の方位)、磁気光学素子に対する入射用レンズの位置、磁気光学素子に対する射出用レンズの位置等、検出結果に大きく影響する位置関係のすべてが一定の位置関係に調整されて固定される。検出値と電流値の関係においてばらつきが小さい導体を量産することができる。
 固定部材に固定部材を導体に固定する固定部を形成しておくとともに、固定部材と導体の間に両者の位置関係を一定位置に位置決めする位置決め形状を形成しておけば、固定部材を導体に固定することで、電流検出ヘッドが所定位置に固定されている導体を量産することができる。
 固定部材に光ファイバの一端が固定されており、電流検出ヘッドから光ファイバが伸びていてもよい。この場合、電流検出ヘッドと光源あるいは電流検出ヘッドと受光装置との接続作業が簡単化される。なお、レンズとミラーと空間によって導光路を確保することができる。光ファイバに代えてレンズとミラー等で構成される導光路を利用してもよい。光ファイバの利用は不可欠でない。
 導体が導体板である場合には、導体板の一面に固定部材が固定されることが好ましい。その場合、磁気光学素子が磁気カー効果を発揮するものであり、レンズを通過した光を磁気光学素子で反射し、その際に磁気カー効果を受けた光をレンズに戻す光学系が形成されていることが好ましい。この場合も、入射用レンズと射出用レンズが別に設けられていてもよいし、入射用と射出用を兼用するレンズを用いるものであってもよい。
 磁気光学素子で反射する光学系を利用すると、導体板の一面に固定部材を固定することで導体板に対する光学系の位置関係が予定の位置関係に調整されて固定された状態を得ることができる。検出値と電流値の関係が安定している導体群を簡単に量産することができる。
 光ファイバが伸びている電流検出ヘッドが導体に固定されている場合、光ファイバの端部を基板に固定して用いることが好ましい。その基板は、固定部材が固定されている導体板の一面に向かいあう位置に配置されている。その基板に貫通孔を形成しておくと、その貫通孔に光ファイバの端部を挿入して固定することができる。また、基板に光源と受光装置を配置することができる。そのために基板によって、光ファイバと光源の位置関係が調整され、光ファイバと受光装置の位置関係が調整される。基板を利用して、入射用光ファイバの端部に偏光した光を入射する光源と、射出用光ファイバの端部から射出した偏光の回転角に対応する電気信号を出力する受光装置を配置しておくことができる。なお受光装置は、磁気カー効果によって生じた回転角に対応する電気信号を出力するものであればよく、磁気カー効果を受けた偏光を偏光フィルタに通してから強度を検出するものであってもよいし、直交する2方向の偏光成分の強度比あるいは強度差を検出するものであってもよい。
 一体の部材で固定部材を構成してもよいが、第1固定部材と第2固定部材を組み合わせて固定部材を構成してもよい。この場合、第1固定部材と第2固定部材の双方に、両者を組み合わせた際には一定の相対的位置関係となることを保証する位置決め形状を形成しておく。
 第1固定部材と第2固定部材を組み合わせて固定部材を構成する場合、第1固定部材に光ファイバとレンズが固定されており、第2固定部材に磁気光学素子と導体が固定されている構成としてもよいし、第1固定部材に光ファイバが固定されており、第2固定部材にレンズと磁気光学素子と導体が固定されている構成としてもよい。
 上記構成によると、「光ファイバとレンズ」または「光ファイバ」が固定されている第1固定部材と、「レンズと磁気光学素子と導体」または「磁気光学素子と導体」が固定されている第2固定部材の製造が容易化され、ひいては固定部材の製造が容易化される。
 第2固定部材に、導体との位置関係を一定位置に位置決めする形状を形成しておけば、第2固定部材を導体に固定することで、電流検出ヘッドが所定位置に固定されている導体を量産することができる。
 光ファイバを利用すると導光路を簡単に確保することができる。この場合、入射用の光ファイバと射出用の光ファイバを別々に用意してもよいし、双方向の光ファイバを利用してもよい。また磁気光学素子に向かう光が通過する第1芯と、磁気光学素子からの光が通過する第2芯を備えた一本の光ファイバであってもよい。後者の場合、光ファイバの本数が一本ですむ。
 同様に、磁気光学素子に向かう光が通過するレンズと磁気光学素子からの光が通過するレンズを別々に用意してもよいし、双方向のレンズを利用してもよい。
実施例1の電流検出ヘッドが固定されている導体の分解図。 図1の電流検出ヘッドの拡大図。 図1の電流検出ヘッドに接続する光源と受光装置の構成を示す図。 導体と磁気光学素子と光路の位置関係と方位関係を説明する図。 実施例2の電流検出ヘッドが固定されている導体の分解図。 実施例2の電流検出ヘッドが固定されているときの検出値と電流値の関係を示す図。 従来技術の電流検出ヘッドが固定されているときの検出値と電流値の関係を示す図。 実施例3の電流検出ヘッドが固定されている導体の分解図。 実施例4の電流検出ヘッドを示す図。 実施例5の電流検出ヘッドを示す図。 実施例6の電流検出ヘッドを示す図。
 図1は、第1実施例の電流検出ヘッド70を示している。参照符号22は、樹脂で一体成形されている固定部材であり、磁気光学素子28と、レンズ24と、レンズ24に光を導く入射用光ファイバ14の下端と、レンズ24からの光を導く射出用光ファイバ16の下端が、固定部材22に固定されている。また、固定部材22の所定位置には取付け穴30,32が形成されており、導体板34の所定位置にも取付け穴36,38が形成されている。取付け穴30,36にボルト18を通してナット40を締め、取付け穴32,38にボルト20を通してナット42を締めれば、導体板34に固定部材22が固定される。固定部材22の取付け穴30と導体板34の取付け穴36とボルト18によって、取付け穴30の導体板34に対する位置が固定され、固定部材22の取付け穴32と導体板34の取付け穴38とボルト20によって、取付け穴32の導体板34に対する位置が固定される。固定部材22の2箇所が導体板34に対して位置決めされるために、導体板34に対する固定部材22の位置と方位が一定に位置決めされる。固定部材22の取付け穴30,32と、導体板34の取付け穴36,38によって、固定部材22と導体板34の相対位置関係が一定位置に位置決めされる。固定部材22に形成されている取付け穴30,32と、取付け穴30,32が形成されているフランジ部が、固定部材22を導体板34に固定する固定部となっている。
 入射用光ファイバ14の下端とレンズ24と磁気光学素子28と射出用光ファイバ16の下端と導体板34の全部が固定部材22によって位置決めされて固定されていることから、入射用光ファイバ14の下端とレンズ24と磁気光学素子28と射出用光ファイバ16の下端と導体板34の全部の相対的位置関係が常に一定に調整されて固定される。
 導体板34に向かい合う位置に基板6が配置されている。基板6には貫通穴8,10が形成されており、貫通穴8には入射用光ファイバ14の上端が挿入されて固定され、貫通穴10には射出用光ファイバ16の上端が挿入されて固定されている。参照番号12は、入射用光ファイバ14の上端と射出用光ファイバ16の上端を固定しておく固定部材であり、基板6に位置決めされる。貫通穴8の上部には、偏光を入射用光ファイバ14の上端に入射する光源2が固定されている。貫通穴10の上部には、射出用光ファイバ16の上端から射出する偏光を受け入れる受光装置4が固定されている。光源2と受光装置4が基板6によって固定されている。
 光源2の詳細が図3に示されている。光源2は、半導体レーザ52と偏光プリズム54とレンズ56で構成されており、偏光プリズム54で偏光されたレーザ光を入射用光ファイバ14に入力する。受光装置4は、レンズ58とビームスプリッタ60と第1フォトダイオード62と第2フォトダイオード64とオペアンプ66で構成されている。ビームスプリッタ60は、光を偏光方向によって2分する機能を備えており、第1フォトダイオード62に入射する光の偏光面と第2フォトダイオード64に入射する光の偏光面は直交している。オペアンプ66で第1偏光面の光強度と第2偏光面の光強度の差を増幅した値は偏光面の回転角に対応して変化する。
 図1の構造では、電流検出ヘッド70が固定されている導体板34を量産する。電流検出ヘッド70から光ファイバ14,16が伸びている。その光ファイバ14,16の上端を基板6に固定する。これによって、光源2と磁気光学素子28の間が光ファイバ14で接続され、磁気光学素子28と受光装置4の間が光ファイバ16で接続され、電流検出装置が完成する。
 図1の電流検出装置の作用を説明する。半導体レーザ52がレーザ光を発光する。そのレーザ光が偏光プリズム54を通過することによって、特定の偏光面内で偏光している光成分のみがレンズ56を介して光ファイバ14に入射される。図2に示すように、光ファイバ14の下端に到着した偏光はレンズ24によって斜め方向に光路を変え、磁気光学素子28の上面に至る。磁気光学素子28の上面に至った偏光は、磁気光学素子28の上面で反射される。
 図1の導体板は紙面垂直方向に長く、紙面垂直方向に電流Iが流れている。図1は、図4のA-A線断面図に相当する。そのために、磁気光学素子28には、図1と図2の左右方向の磁界Hが作用している。磁界Hが作用している磁気光学素子28の上面で偏光が反射すると、磁気カー効果(この場合は縦カー効果)が生じる。磁気光学素子28には、磁気カー効果を発揮する結晶が選択されている。磁気カー効果が生じるために、磁気光学素子28の上面で反射された偏光の偏光面が回転する。すなわち、入射光46の偏光面と、反射光48の偏光面は同一でなく、回転している。
 磁気光学素子28の上面で反射された光は、レンズ24と射出用光ファイバ16とレンズ58とビームスプリッタ60を経て、第1フォトダイオード62と第2フォトダイオード64に入射する。第1フォトダイオード62で検出される第1偏光面の光強度と、第2フォトダイオード64で検出される第2偏光面(第1偏光面に直交している)の光強度の差を増幅した値は、磁気カー効果によって生じた偏光面の回転角に依存して変化する。オペアンプ66の出力から、磁気カー効果によって生じた偏光面の回転角、その回転角をもたらした磁気光学素子28に作用している磁界Hの強度、その磁界強度をもたらした電流Iの大きさが検出される。
 図1から図3の電流検出ヘッド70付きの導体板34を量産した場合に、検出値と電流値の関係が安定している導体板34を量産するためには、電流検出に関与する部材同士の相対的位置関係と相対的方位関係が一定の関係に調整されて固定されていることが重要である。
 図4に示すように、導体板34に電流Iが流れている場合に生じる磁界Hの強度は、導体板34に対する位置によって変化する。そこで、導体板34と磁気光学素子28の相対的位置関係が重要である。磁気光学素子28は磁化容易軸Jを備えている。磁気カー効果によって生じる偏光面の回転角は、磁化容易軸Jと磁界Hがなす角度θ1によっても影響を受ける。そこで、磁気光学素子28の磁化容易軸Jと導体板34とがなす角度θ1も重要である。磁気カー効果によって生じる偏光面の回転角は、磁化容易軸Jと入射光46がなす角(水平方向の角度θ2と、垂直方向の角度θ3)によっても影響を受ける。光ファイバ14とレンズ24と磁気光学素子28と光ファイバ16の相対的位置関係が重要である。
 図1から図3の電流検出装置では、固定部材22に光ファイバ14とレンズ24と磁気光学素子28と光ファイバ16と導体板34の各々が固定されるために、光ファイバ14とレンズ24と磁気光学素子28と光ファイバ16と導体板34の相対的位置関係と相対的方位関係が一定の関係に調整されて固定される。本実施例では、電流検出に関与する全部材14,24,28,16,34が固定部材22に固定されているために、電流検出に関与する全部材14,24,28,16,34の相対的位置関係と方位関係(角度関係)が一定の関係に調整されて固定される。図1から図3の電流検出装置によると、検出値と電流値の関係が安定している電流検出ヘッド70付きの導体板34を量産することができる。
 また基板6によって、光ファイバ14の上端と半導体レーザ52と偏光プリズム54とレンズ56の相対的位置関係と相対的角度関係が一定の関係に調整されて固定される。さらに、基板6によって、光ファイバ16の上端とレンズ58とビームスプリッタ60と第1フォトダイオード62と第2フォトダイオード64の相対的位置関係と相対的角度関係が一定の関係に調整されて固定される。これらの要素もまた、検出値と電流値の関係が安定している電流検出装置付きの導体板34を量産することに寄与する。
 固定部材22は、図1に示すように一個の物体で形成されていてもよいし、図5に示すように2個の物体で形成されていてもよい。図5の場合、第1固定部材22aに光ファイバ14,16が固定され、第2固定部材22fにレンズ24と磁気光学素子28が固定されている場合を例示している。第1固定部材22aには一対の凹所22b,22cが形成されており、第2固定部材22bには一対の係止爪22d,22eが形成されている。第1固定部材22aと第2固定部材22bを組み合わせると、係止爪22dが凹所22bとかみ合い、係止爪22eが凹所22cとかみ合った状態で、第1固定部材22aと第2固定部材22bが固定される。その状態では、第1固定部材22aと第2固定部材22bの相対的位置関係が一定の関係に調整されて固定されている。第1固定部材22aと第2固定部材22bが組み合わせされると、第1固定部材22aと第2固定部材22bの相対的位置関係が安定し、光ファイバ14の下端とレンズ24と磁気光学素子28と光ファイバ16の下端の相対的位置関係と相対的角度関係が一定の関係に調整されて固定される。
 第2固定部材22fには、導体板34と位置決めして固定するフランジ22gと、取付け穴30,32が形成されている。第2固定部材22fに形成されているフランジ22gと取付け穴30,32が、第2固定部材22fを導体板34に固定する固定部となっている。
 取付け穴30と取付け穴36にボルト18を通してナット40を締め、取付け穴32と取付け穴38にボルト20を通してナット42を締めれば、光ファイバ14の下端とレンズ24と磁気光学素子28と光ファイバ16の下端と導体板34の相対的位置関係と相対的角度関係が一定の関係に調整されて固定される。
 本実施例では、導体板34に凹所34aが形成されており、磁気光学素子28が導体板34の厚みの範囲内に収容される。磁気光学素子28に作用する磁界の強度が増大し、電流検出感度が増大する。図1と図5に例示するように、レンズ24の形状は、特性に合わせて選択される。
 図6は、図5の電流検出ヘッド72を固定した導体板34を量産した場合の、検出値(オペアンプ66の値)と真の電流値の関係のばらつき範囲を示している。ばらつき範囲は狭い。図7は、導体板に磁気光学素子を固定し、磁気光学素子に対してレンズを位置決めし、レンズに対して光ファイバを位置決めする方法で電流検出ヘッド付きの導体板を量産した場合の検出値と電流値の関係のばらつき範囲を示している。ばらつき範囲が広い。従来の技術で電流検出ヘッド付きの導体板を量産すると、量産品の間で検出値と電流値の関係が大きくばらついてしまう。
 図8は第3実施例を示している。第1固定部材22jに、光ファイバ14,16と、レンズ24が固定され、第2固定部材22oに磁気光学素子28が固定されている。レンズ24は、図8に示すように第1固定部材22jに固定してもよいし、図5に示すように第2固定部材22fに固定してもよい。
 図9は、導体板34と磁気光学素子28とレンズ24と光ファイバ15の下端を、樹脂材でインサート形成して製造した実施例を示している。固定部材22rによって、導体板34と磁気光学素子28とレンズ24と光ファイバ15の下端の全部の相対的位置関係が一定に調整された状態で固定されている。検出値と電流値の関係が安定している導体板34を量産することができる。導体板34には開口34bが形成されており、固定部材22rが導体板34から分離することがない。
 図9の場合、磁気光学素子28に向かう光をガイドするコア(第1芯)14aと、磁気光学素子28で反射した光をガイドするコア(第2芯)16aが、一本の光ファイバ15内に収容されている。一本の光ファイバ15でよいことから接続作業等が簡単化される。
 図10は、導体板34の一面に、導体板34と磁気光学素子28とレンズ24と光ファイバ14の下端と光ファイバ16の下端を、樹脂材でインサート形成して製造した実施例を示している。導体板34に斜めに延びる溝34c、34dを形成しておくと、導体板34から固定部材22sが分離することがない。
 図11は、磁気光学素子28とレンズ24と光ファイバ14の下端と光ファイバ16の下端を樹脂材でインサート形成して製造した固定部材22tを導体板34に固定して製造した実施例を示している。この実施例では、導体板34に形成しておく穴34eの径と、固定部材22tの下面に設けておく筒部の径を管理し、両者が密着する関係にしておく。固定部材22tの筒部を導体板34の穴34eに挿入することで、導体板34に対する固定部材22tの位置を正確に位置決めする。また、ねじ18a,20aによって、導体板34に対する固定部材22tの取付角度を正確に一定角度に調整する。
 以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:光源
4:受光装置
6:基板
8:貫通穴
10:貫通穴
12:上端固定部材
14:入射用光ファイバ
16:射出用光ファイバ
22:固定部材
22a,22j:第1固定部材
22f、22o:第2固定部材
24:レンズ
26:空間
28:磁気光学素子
34:導体板

Claims (12)

  1.  電流検出ヘッドが固定されている導体であり、
     前記電流検出ヘッドはレンズと磁気光学素子と固定部材を備えており、
     前記固定部材に前記レンズと前記磁気光学素子と前記導体の各々が固定されており、
     前記電流検出ヘッドによって、光を前記レンズを経て前記磁気光学素子に導くとともに前記磁気光学素子によって磁気光学効果を受けた光を前記レンズに導く光学系が形成されている。
  2.  電流検出ヘッドから光ファイバが伸びている請求項1に記載に導体であり、
     前記固定部材に前記光ファイバの一端が固定されている。
  3.  請求項2に記載に導体であり、
     前記導体が導体板であり、
     前記固定部材が前記導体板の一面に固定されており、
     前記磁気光学素子は磁気カー効果を発揮するものであり、
     前記レンズを通過した光を前記磁気光学素子で反射して前記レンズに戻す光学系が形成されている。
  4.  請求項3に記載の導体と基板の組み合わせであり、
     前記導体板の前記一面に向かいあう位置に基板が配置されており、
     前記基板に貫通孔が形成されており、
     前記基板の前記貫通孔に前記光ファイバの端部が挿入されて固定されており、
     前記基板に、光ファイバの端部に偏光を入射する光源と、光ファイバの端部から射出した偏光の回転角に対応する電気信号を出力する受光装置が配置されている。
  5.  請求項2に記載に導体であり、
     前記固定部材が、第1固定部材と、第1固定部材に対して所定の位置関係で固定されている第2固定部材を備えており、
     前記第1固定部材に、前記光ファイバと前記レンズが固定されており、
     前記第2固定部材に、前記磁気光学素子と前記導体が固定されている。
  6.  請求項2に記載に導体であり、
     前記固定部材が、第1固定部材と、第1固定部材に対して所定の位置関係で固定されている第2固定部材を備えており、
     前記第1固定部材に、前記光ファイバが固定されており、
     前記第2固定部材に、前記レンズと前記磁気光学素子と前記導体が固定されている。
  7.  請求項2に記載に導体であり、
     前記光ファイバが、前記磁気光学素子に向かう光が通過する第1芯と前記磁気光学素子からの光が通過する第2芯を備えている。
  8.  請求項2に記載に導体であり、
     前記磁気光学素子に向かう光と前記磁気光学素子からの光が共通のレンズを通過する。
  9.  導体に固定して用いる電流検出ヘッドであり、
     レンズと磁気光学素子と固定部材を備えており、
     光を前記レンズを経て前記磁気光学素子に導くとともに前記磁気光学素子によって磁気光学効果を受けた光を前記レンズに導く光学系が形成されており、
     前記固定部材に前記レンズと前記磁気光学素子の各々が固定されており、
     前記固定部材に前記固定部材を前記導体に固定する固定部が形成されており、
     前記固定部材と前記導体の間に両者の位置関係を一定位置に位置決めする位置決め形状が形成されている。
  10.  光ファイバを備えている請求項9に記載に電流検出ヘッドであり、
     前記固定部材に前記光ファイバの一端が固定されている。
  11.  請求項10に記載に電流検出ヘッドであり、
     前記固定部材が、第1固定部材と、第1固定部材に対して所定の位置関係で固定されている第2固定部材を備えており、
     前記第1固定部材に、前記光ファイバと前記レンズが固定されており、
     前記第2固定部材に、前記磁気光学素子と前記導体が固定されている。
  12.  請求項10に記載に電流検出ヘッドであり、
     前記固定部材が、第1固定部材と、第1固定部材に対して所定の位置関係で固定されている第2固定部材を備えており、
     前記第1固定部材に、前記光ファイバが固定されており、
     前記第2固定部材に、前記レンズと前記磁気光学素子と前記導体が固定されている。
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