WO2012120585A1 - エンジンの暖機構造 - Google Patents

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  • the main body portion includes two side wall portions provided along the extending direction of the crankshaft, and the steam introduction portion is provided on one of the two side wall portions.
  • the one side wall portion is provided in a central portion in the extending direction of the crankshaft, and the steam passage portion is provided from the one side wall portion to each of the plurality of bearing portions, and the one side In the side wall portion, the steam introduction portion may be provided so as to branch from the steam introduction portion.
  • FIG. 4 is a diagram for explaining the properties of steam.
  • FIG. 5 is a diagram showing the warm-up structure 1X according to the flow mode of steam.
  • a warm-up structure 1X shown in FIG. 5 is an example of a conventional warm-up structure, and steam is circulated from one end side to the other end side of the crankshaft 54 along the extending direction of the crankshaft 54 at the side wall W1. It has a structure.
  • the crankcase 55X is substantially the same as the crankcase 55A except that the warmup structure 1X is provided instead of the warmup structure 1A.

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Abstract

 エンジンの暖機構造1Aは、クランクシャフト54と、クランクシャフト54の延伸方向に沿って配置され、クランクシャフト54を軸支する複数の軸受部P1からP5が設けられているクランクケース55Aと、を備えるエンジン50Aに適用される。エンジンの暖機構造1Aは、クランクケース55Aに設けられ、蒸気を導入する蒸気導入部2Aと、複数の軸受部P1からP5のうち、両端に配置される軸受部P1、P5に設けられ、蒸気導入部2Aから導入された蒸気を流通させる蒸気通路部3Aと、を備える。

Description

エンジンの暖機構造
 本発明はエンジンの暖機構造に関する。
 蒸気を導入し、エンジンの暖機を局所的に促進する技術が知られている(例えば特許文献1、2参照)。このほか、暖機を局所的に促進する技術に類似すると考えられる技術として、吸気に還流されるブローバイガスを加熱する技術が例えば特許文献3で開示されている。
特開2005-171773号公報 特開2008-255944号公報 特開2006-194105号公報
 エンジンの暖機を局所的に促進するにあたっては、クランクシャフトを軸支する複数の軸受部の暖機を促進することが考えられる。この場合、機関冷間時にエンジンのフリクショントルクを減少させることで、燃費低減を図ることができる。
 複数の軸受部の暖機を促進するには、例えばクランクシャフトの延伸方向に沿って一端側から他端側に向かって蒸気を流通させることが考えられる。ところがこの場合には、複数の軸受部それぞれに対して順次熱を供給することになる。このため、熱の供給が遅れて行われる軸受部ほど暖機が遅れる結果、暖機に時間を要することになる。
 また、複数の軸受部のうち、両端に配置される軸受部それぞれは外気の影響を受け易くなっている。このため、これらの軸受部は中間に配置される軸受部と比較して暖機に時間を要することになる。そして、他の軸受部と比較して暖機に時間を要する軸受部がある場合、フリクショントルクの低減効果は暖機に時間を要する軸受部によって制限されることになる。
 本発明は上記課題に鑑み、クランクシャフトを軸支する複数の軸受部の暖機に要する時間を短縮可能なエンジンの暖機構造を提供することを目的とする。
 本発明はクランクシャフトと、前記クランクシャフトの延伸方向に沿って配置され、前記クランクシャフトを軸支する複数の軸受部が設けられている本体部と、を備えるエンジンに適用され、前記本体部に設けられ、蒸気を導入する蒸気導入部と、前記複数の軸受部のうち、両端に配置された軸受部に設けられ、前記蒸気導入部から導入された蒸気を流通させる蒸気通路部と、を備えるエンジンの暖機構造である。
 本発明は前記本体部が前記クランクシャフトの延伸方向に沿って設けられた2つの側壁部を備えており、前記蒸気導入部が、前記2つの側壁部のうち、一方の側壁部に設けられるとともに、前記一方の側壁部のうち、前記クランクシャフトの延伸方向において中央の部分に設けられており、前記蒸気通路部が、前記一方の側壁部から前記複数の軸受部のうち、両端に配置された軸受部にかけて設けられるとともに、前記一方の側壁部において、前記蒸気導入部から前記複数の軸受部のうち、両端に配置された軸受部に分岐するように設けられている構成とすることができる。
 本発明は前記本体部が前記クランクシャフトの延伸方向に沿って設けられた2つの側壁部を備えており、前記蒸気導入部が、前記2つの側壁部のうち、一方の側壁部に設けられるとともに、前記一方の側壁部のうち、前記クランクシャフトの延伸方向において中央の部分に設けられており、前記蒸気通路部が、前記一方の側壁部から前記複数の軸受部それぞれにかけて設けられるとともに、前記一方の側壁部において、前記蒸気導入部から前記複数の軸受部それぞれに対して分岐するように設けられている構成とすることができる。
 本発明によれば、クランクシャフトを軸支する複数の軸受部の暖機に要する時間を短縮できる。
暖機装置の概略構成図である。 実施例1のエンジンの概略構成図である。 実施例1のエンジンの暖機構造を蒸気の流通態様によって模式的に示す図である。 蒸気の性質を説明する図である。 従来のエンジンの暖機構造の一例を蒸気の流通態様によって図である。 実施例2のエンジンの概略構成図である。 実施例2のエンジンの暖機構造を蒸気の流通態様によって模式的に示す図である。 複数の軸受部の平均温度と蒸気導入開始後の経過時間との関係の一例を示す図である。 従来の暖機構造に対する暖機完了時間の低減率と、蒸気が凝縮する際の熱伝達率との関係の一例を示す図である。 複数の軸受部の平均温度と蒸気が凝縮する際の熱伝達率との関係の一例を示す図である。
 図面を用いて、本発明の実施例について説明する。
 図1は暖機装置30の概略構成図である。図2はエンジンの暖機構造(以下、暖機構造と称す)1Aが適用されているエンジン50Aの概略構成図である。図3は暖機構造1Aを蒸気の流通態様によって模式的に示す図である。図1はエンジン50Aとともに暖機装置30の概略構成を示している。図2はエンジン50Aを気筒配列方向に沿った断面で示している。図3はクランクケース55Aとともに蒸気の流通態様を矢印で模式的に示している。
 図1に示すように、暖機装置30は排気熱回収器31と供給配管32と戻り配管33とを備えている。暖機装置30には、熱の輸送に用いられる媒体(例えばHO)が封入されている。排気熱回収器31は熱交換器であり、エンジン50Aの排気管60に設けられている。排気熱回収器31は気室R1と液室R2とに内部を区分するウィック部31aを備えている。気室R1は供給配管32側に配置されており、液室R2は戻り配管33側に配置されている。
 ウィック部31aは多孔質の構造体であり、毛細管現象によって液相状態にある媒体を液室R2から取り込み、保持する。この点、暖機装置30内は液室R2の媒体が使用環境下で液相状態になるように減圧されている。ウィック部31に保持された媒体は排気の熱によって蒸発し、蒸気となって気室R1に流入する。排気熱回収器31は、このようにして排気と媒体との間で熱交換を行うことで、排気から熱を回収するとともに、回収した熱で蒸気を発生させる。
 供給配管32は排気熱回収器31からエンジン50Aに蒸気を供給する。供給された蒸気はエンジン50Aで熱を放出するとともに凝縮する。そして、凝縮した媒体は戻り配管33を介して排気熱回収器31に戻る。暖機装置30は熱の授受によって液相および気液混合相の間で媒体を相変化させることで、媒体を循環させるループ型の暖機装置となっている。
 図2に示すように、エンジン50Aはシリンダブロック51と、ピストン52と、コネクティングロッド53と、クランクシャフト54と、クランクケース55Aとを備えている。シリンダブロック51には、複数(ここでは4つ)のシリンダ51aが設けられている。シリンダ51aそれぞれには、ピストン52が収容されている。ピストン52それぞれはコネクティングロッド53を介してクランクシャフト54に連結されている。ピストン52それぞれの往復運動はクランクシャフト54で回転運動に変換される。
 クランクケース55Aはシリンダブロック51に設けられている。クランクケース55Aには、クランクシャフト54を軸支する複数の軸受部P1からP5が設けられている。軸受部P1、P5は両端に配置されている。軸受部P2、P3、P4は気筒間に配置されている。軸受部P1からP5はこの順に一端側から他端側に向かってクランクシャフト55Aの延伸方向に沿って配置されている。クランクケース55Aは本体部に相当する。
 図1から図3に示すように、エンジン50Aには蒸気導入部2Aと蒸気通路部3Aとが設けられている。蒸気導入部2Aは蒸気を導入する。蒸気導入部2Aには供給配管32が接続され、排気熱回収器31から蒸気が供給される。蒸気通路部3Aは蒸気導入部2Aから導入された蒸気を流通させる。蒸気通路部3Aを流通した蒸気は、戻り配管33を介して排気熱回収器31に戻るようになっている。
 蒸気導入部2Aおよび蒸気通路部3Aは具体的にはクランクケース55Aに設けられている。この点、クランクケース55Aはクランクシャフト54の延伸方向に沿って設けられている2つの側壁部W1、W2を備えている。そして、蒸気導入部2Aは側壁部W1、W2のうち、一方の側壁部W1に設けられるとともに、側壁部W1のうち、クランクシャフト54の延伸方向において中央の部分に設けられている。側壁部W1は具体的には吸気側に位置する側壁部となっており、側壁部W2は排気側に位置する側壁部となっている。
 蒸気通路部3Aは、クランクケース55Aにおいて側壁部W1、軸受部P1、P5および側壁部W2にかけて設けられている。なお、図3ではクランクシャフト54については図示省略している。側壁部W1において、蒸気通路部3Aは蒸気導入部2Aから軸受部P1、P5に分岐するように設けられている。軸受部P1、P5それぞれにおいて、蒸気通路部3Aは側壁部W1に設けられた部分から側壁部W2に向かって延伸するように設けられている。
 側壁部W2において、蒸気通路部3Aは軸受部P1、P5のうち、一方の軸受部(ここでは軸受部P5)に設けられた部分から他方の軸受部(ここでは軸受部P1)側に向かって延伸するように設けられている。そしてこれにより、軸受部P1に設けられた部分と合流するとともに、その後、クランクケース55Aの外部と連通するように設けられている。
 エンジン50Aには、蒸気導入部2Aと蒸気通路部3Aとを備える暖機構造1Aが適用されている。また、暖機構造1Aは暖機装置30に凝縮部として組み込まれている。
 次に暖機構造1Aの作用効果について説明する。ここで、複数の軸受部P1からP5のうち、両端に配置されている軸受部P1、P5は、中間に配置されている軸受部P2からP4と比較して外気の影響を受け易くなっている。このため、軸受部P2からP4と比較して暖機に時間を要することになる。これに対し、暖機構造1Aは軸受部P1、P5に蒸気通路部3Aを設けている。このため、軸受部P1、P5の暖機を促進できる。結果、複数の複数の軸受部P1からP5の暖機に要する時間を短縮できる。
 暖機構造1Aは、次に示すように複数の軸受部P1からP5の暖機に要する時間をさらに短縮できる。図4は蒸気の性質を説明する図である。図5は暖機構造1Xを蒸気の流通態様によって示す図である。図5に示す暖機構造1Xは従来の暖機構造の一例であり、側壁部W1でクランクシャフト54の延伸方向に沿って、クランクシャフト54の一端側から他端側に向かって蒸気を流通させる構造になっている。クランクケース55Xは暖機構造1Aの代わりに暖機構造1Xが設けられている点以外、クランクケース55Aと実質的に同一である。
 図4に示すように、蒸気は蒸気の凝縮が発生しなくなるまで凝縮面が暖機されないと、その先に進み難い性質を有している。これは気体の密度が液体の密度よりも大幅に小さい(例えば1/1000程度)ことに起因している。このため、図5に示す暖機構造1Xでは、手前に位置する軸受部に対する暖機が進み、これにより蒸気の凝縮が発生しなくなるまでの間、次の軸受部の暖機が促進され難くなる。結果、熱の供給が遅れて行われる軸受部ほど、暖機が遅れることになる。
 これに対し、暖機構造1Aは側壁部W1に蒸気導入部2Aを設けるとともに、側壁部W1のうち、クランクシャフト54の延伸方向において中央の部分に蒸気導入部2Aを設けている。また、側壁部W1から軸受部P1、P5にかけて蒸気通路部3Aを設けるとともに、側壁部W1において、蒸気導入部2Aから軸受部P1、P2に分岐するように蒸気通路部3Aを設けている。
 このため暖機構造1Aはまず蒸気通路部3Aのうち、側壁部W1に設けられた部分で中間に配置された軸受部P2からP4の暖機を蒸気の凝縮が発生しなくなるまでの間、優先的に促進できる。また、その後軸受部P1、P5に設けられた部分で両端に配置された軸受部P1、P5の暖機も本格的に促進できる。すなわち、暖機構造1Aは中間に配置された軸受部P2からP4の暖機を優先的に促進するとともに、両端に配置された軸受部P1、P5の暖機も促進することができる。
 この点、中間に配置された軸受部P2からP4は両端に配置された軸受部P1、P5と比較して放熱し難くなっている。このため、暖機構造1Aは中間に配置された軸受部P2からP4の暖機を優先的に促進することで、例えば複数の軸受部P1からP5の暖機を促進するにあたり、軸受部P1、P5の暖機を優先的に促進する場合と比較して、クランクシャフト54に作用する平均フリクションを早期に減少させることもできる。
 暖機構造1Aは、熱の授受によって液相および気液混合相の間で媒体を相変化させることで、媒体を循環させるループ型の暖機装置(ここでは暖機装置30)に凝縮部として組み込まれている場合に、上述のようにして複数の軸受部P1からP5の暖機に要する時間を短縮するにあたり、上述した蒸気の性質に照らして蒸気を合理的に流通させることができる。このため、暖機構造1Aはかかる暖機装置に凝縮部として組み込まれていることが好適である。これは、以下の実施例における暖機構造1Bについても同様である。
 図6はエンジン50Bの断面図である。図7は暖機構造1Bを蒸気の流通態様によって模式的に示す図である。エンジン50Bは暖機構造1Aの代わりに暖機構造1Bが適用されている点と、これに伴いクランクケース55Aの代わりにクランクケース55Bを備えている点以外、エンジン50Aと実質的に同一である。暖機構造1Bは、蒸気通路部3Aの代わりに蒸気通路部3Bを備える点以外、暖機構造1Aと実質的に同一である。なお、図示省略するが、本実施例では暖機構造1Aの代わりに暖機構造1Bを凝縮部として組み込む暖機装置が暖機装置30の代わりに構築されている。
 蒸気通路部3Bはクランクケース55Bに設けられている。蒸気通路部3Bは、クランクケース55Bにおいて側壁部W1、軸受部P1からP5それぞれ、および側壁部W2にかけて設けられている。側壁部W1において、蒸気通路部3Bは蒸気導入部2Aから軸受部P1からP5それぞれに対して分岐するように設けられている。
 側壁部W1において、蒸気通路部3Bは具体的にはまず軸受部P1、P5に向かって分岐するとともに、軸受部P3に対して分岐するように設けられている。そして、軸受部P1、P5に向かって分岐し、延伸している途中でさらに軸受部P2、P4に対して分岐することで、同時に軸受部P1、P2に対して分岐するように設けられている。
 軸受部P1からP5それぞれにおいて、蒸気通路部3Bは側壁部W1に設けられた部分から側壁部W2に向かって延伸するように設けられている。側壁部W2において、蒸気通路部3Bは軸受部P1、P5のうち、一方の軸受部(ここでは軸受部P5)に設けられた部分から他方の軸受部(ここでは軸受部P1)側に向かって延伸するように設けられている。そしてこれにより、軸受部P1からP4に設けられた部分それぞれと合流するとともに、その後、クランクケース55Bの外部と連通するように設けられている。
 次に暖機構造1Bの作用効果について説明する。暖機構造1Bは、側壁部W1に蒸気導入部2Aを設けるとともに、側壁部W1のうち、クランクシャフト54の延伸方向において中央の部分に蒸気導入部2Aを設けている。また、側壁部W1から、複数の軸受部P1からP5それぞれにかけて蒸気通路部3Bを設けるとともに、側壁部W1において蒸気導入部2Aから、複数の軸受部P1からP5それぞれに分岐するように蒸気通路部3Bを設けている。このため、暖機構造1Bは次に示すように複数の軸受部P1からP5の暖機を同時進行的に促進することができる。
 図8は複数の軸受部P1からP5の平均温度と、蒸気導入開始後の経過時間との関係の一例を示す図である。縦軸は平均温度、横軸は経過時間を示す。図8では、平均温度と経過時間との関係を暖機構造1X、1A、1Bの場合それぞれについて示している。導入する蒸気の温度は例えば95℃である。
 図8に示すように、暖機構造1Bの場合は暖機構造1A、1Xの場合と比較して、より短い時間で平均温度を高めることができることがわかる。また、暖機構造1Bの場合には、両端に配置された軸受部P1、P5の暖機が途中から本格的に開始されることで、曲線が大きく不連続になっている部分が見られるが、暖機構造1Bの場合には、そのような部分が特に見られないことがわかる。
 これは、暖機構造1Bは構造上、早い段階から複数の軸受部P1からP5に並列的に蒸気を流通させることができるためである。このため、暖機構造1Bは複数の軸受部P1からP5の暖機を同時進行的に促進することができる。結果、暖機構造1Aと比較して複数の軸受部P1からP5の暖機に要する時間をさらに短縮できる。
 暖機構造1Bは、蒸気が凝縮する際の熱伝達率に対するロバスト性が高い点でも好適である。図9は暖機構造1Xに対する暖機完了時間の低減率と、蒸気が凝縮する際の熱伝達率との関係の一例を示す図である。縦軸は暖機完了時間低減率、横軸は熱伝達率を示す。図9では、暖機完了時間低減率と熱伝達率との関係を暖機構造1A、1Bの場合について示す。図9に示すように、暖機構造1Bは、熱伝達率の大小に関わらず暖機構造1Xよりも暖機を早期に完了させることができることがわかる。
 図10は複数の軸受部P1からP5の平均温度と、蒸気が凝縮する際の熱伝達率との関係の一例を示す図である。図10で縦軸は平均温度、横軸は熱伝達率を示す。図10では、平均温度と熱伝達率との関係を暖機構造1X、1A、1Bの場合について示す。図10に示すように、暖機構造1Bは熱伝達率の大小に関わらず暖機構造1Xよりも平均温度が高くなっていることがわかる。
 なお、図9、図10から暖機構造1Aについても同様に熱伝達率に対するロバスト性が高いことがわかる。また、図9から暖機構造1Bの場合には暖機構造1Aの場合よりも全般的に暖機完了時間低減率が高くなっていることや、図10から暖機構造1Bの場合には暖機構造1Aの場合よりも全般的に平均温度が高くなっていることもわかる。
 以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
 例えば本体部はシリンダブロックであってもよい。また、本体部はクランクケースおよびシリンダブロックのうち、少なくとも一方であってもよい。この場合、クランクケースに設けられている軸受部と、シリンダブロックに設けられている軸受部とが組み合わされて、クランクシャフトの延伸方向に沿って配置された複数の軸受部を構成してもよい。
  暖機構造        1A、1B、1X
  蒸気導入部       2A
  蒸気通路部       3A、3B
  エンジン        50A、50B
  クランクシャフト    54
  クランクケース     55A、55B、55X

Claims (3)

  1. クランクシャフトと、前記クランクシャフトの延伸方向に沿って配置され、前記クランクシャフトを軸支する複数の軸受部が設けられている本体部と、を備えるエンジンに適用され、
     前記本体部に設けられ、蒸気を導入する蒸気導入部と、
     前記複数の軸受部のうち、両端に配置された軸受部に設けられ、前記蒸気導入部から導入された蒸気を流通させる蒸気通路部と、を備えるエンジンの暖機構造。
  2. 請求項1記載のエンジンの暖機構造であって、
     前記本体部が前記クランクシャフトの延伸方向に沿って設けられた2つの側壁部を備えており、
     前記蒸気導入部が、前記2つの側壁部のうち、一方の側壁部に設けられるとともに、前記一方の側壁部のうち、前記クランクシャフトの延伸方向において中央の部分に設けられており、
     前記蒸気通路部が、前記一方の側壁部から前記複数の軸受部のうち、両端に配置された軸受部にかけて設けられるとともに、前記一方の側壁部において、前記蒸気導入部から前記複数の軸受部のうち、両端に配置された軸受部に分岐するように設けられているエンジンの暖機構造。
  3. 請求項1記載のエンジンの暖機構造であって、
     前記本体部が前記クランクシャフトの延伸方向に沿って設けられた2つの側壁部を備えており、
     前記蒸気導入部が、前記2つの側壁部のうち、一方の側壁部に設けられるとともに、前記一方の側壁部のうち、前記クランクシャフトの延伸方向において中央の部分に設けられており、
     前記蒸気通路部が、前記一方の側壁部から前記複数の軸受部それぞれにかけて設けられるとともに、前記一方の側壁部において、前記蒸気導入部から前記複数の軸受部それぞれに対して分岐するように設けられているエンジンの暖機構造。
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