WO2012066908A1 - 圧縮木製品の製造方法 - Google Patents

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  • wood a natural material
  • wood has attracted attention. Since wood has various grain patterns, individual differences occur depending on the location of the raw wood, and the individual differences are the individuality of each product. In addition, scratches and changes in color caused by long-term use may also have a unique texture and may be familiar to the user. For these reasons, wood is attracting attention as a material that can produce unique and tasty products that are not found in products using synthetic resins and light metals, and its molding technology is also making rapid progress.
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Abstract

 薄肉でありながら強度が高く、木質材としての風合いを損なうことのない圧縮木製品を、簡易かつ短い工程で製造可能な圧縮木製品の製造方法を提供する。本発明の圧縮木製品の製造方法は、略椀状をなす木材からなるブランク材を、一対の金型により熱可塑性樹脂とともに加熱圧縮して圧縮木材を形成する加熱圧縮工程(ステップS3)と、前記加熱圧縮工程の後、前記一対の金型により前記圧縮木材の圧縮状態を保持しながら、前記金型の温度をさらに上昇させて前記熱可塑性樹脂を液状化させ、液状化した熱可塑性樹脂を前記圧縮木材に含浸させる樹脂含浸工程(ステップS4)と、を含む。

Description

圧縮木製品の製造方法
 本発明は、木材を所定の三次元形状に圧縮成形する圧縮木製品の製造方法に関する。
 近年、自然素材である木材が注目されている。木材はさまざまな木目を有するため、原木から形取る箇所に応じて個体差が生じ、その個体差が製品ごとの個性となる。また、長期の使用によって生じる傷や色合いの変化自体も、独特の風合いとなって使用者に親しみを生じさせることがある。これらの理由により、合成樹脂や軽金属を用いた製品にはない、個性的で味わい深い製品を生み出すことの出来る素材として木材が注目されており、その成形技術も飛躍的に進歩しつつある。
 従来より、木材の改質や木材を圧縮し固定化する技術として、多塩基酸と多価アルコールを含む水溶液またはアルコール溶液を木材板状物に含浸させ、この木材板状物を加熱加圧し、熱硬化性物質を硬化させる改質木材の製造方法(例えば、特許文献1を参照)や、蒸気加熱加圧処理により固定化した木材に、合成樹脂を含浸させて加熱加圧処理する方法(例えば、特許文献2参照)、木材単板をプレスにより加熱加圧して、元厚の3/4~1/4の厚みに圧縮後、非親水性の重合硬化樹脂液を含浸させ、重合硬化させる木質化粧板の製造方法(例えば、特許文献3を参照)、木材あるいは木質材料に環状エステル化合物とホルムアルデヒド系樹脂の初期縮合物とを主成分とする薬剤を含浸等させ、その後該薬剤を木材あるいは木質材料中で反応硬化させる改質木材の製法(例えば、特許文献4を参照)が開示されている。
 一方、木材の三次元圧縮に関する技術として、木材板を水蒸気処理で軟化した後、木材板を楽器用響板に沿う形状のキャビティを有する型内に収め、響板形状にプレス成形し、次いでこの木材板を高温水蒸気雰囲気中で保持し、形状の固定化を行う楽器用響板の製造方法が開示されている(例えば、特許文献5を参照)。
特開平01-182002号公報 特開平04-135701号公報 特許第2997393号公報 特許第2810918号公報 特開2000-352971号公報
 しかしながら、特許文献1および2に記載の技術では、樹脂を含浸させた後、高温高圧で加熱加圧しているため、木材に亀裂や凹み、割れ等が生じるなどの場合があった。
 また、特許文献3に記載の技術では、木材単板の圧縮後、減圧下で重合硬化樹脂を含浸させて硬化しているため、減圧操作が煩雑であるとともに、工程が長く、また金型の温度制御に時間がかかるという問題を有している。
 さらに、特許文献4に記載の技術は、木材に含浸させた薬剤を加熱圧縮により硬化させて、木材の表面硬度や寸法安定性、および曲げ強度を向上させるものであるが、木材の圧縮に関する技術ではなく、木材の強度向上は、多量に含浸させた薬剤の硬化により達成されるものであり、木材の風合い等が損なわれるおそれがある。
 さらにまた、特許文献5に記載の技術では、三次元形状の圧縮木材の製造は可能であるものの、木材を圧縮し、固定化するまでの工程が長く、生産コストも高くなるという問題を有している。
 本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、薄肉でありながら強度が高く、木質材としての風合いを損なうことのない圧縮木製品を、簡易かつ短い工程で製造可能な圧縮木製品の製造方法を提供することを目的とする。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、木材を圧縮することによって曲面を含む3次元形状を有する圧縮木製品を製造する圧縮木製品の製造方法であって、略椀状をなす木材からなるブランク材を、一対の金型により熱可塑性樹脂とともに加熱圧縮して圧縮木材を形成する加熱圧縮工程と、前記加熱圧縮工程の後、前記一対の金型による前記圧縮木材の圧縮状態を保持しながら、前記金型の温度をさらに上昇させて前記熱可塑性樹脂を液状化させ、液状化した熱可塑性樹脂を前記圧縮木材に含浸させる樹脂含浸工程と、を含むことを特徴とする。
 また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記圧縮木材は、前記ブランク材の肉厚の0.3~0.5まで圧縮されることを特徴とする。
 また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記加熱圧縮工程の前に、前記熱可塑性樹脂から形成したシート部材または前記金型もしくは前記ブランク材の一部の表面形状とほぼ同一に形成した樹脂部材を、前記金型または前記ブランク材に載置または取り付ける取付工程を含むことを特徴とする。
 また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記樹脂含浸工程の後、前記圧縮木材を下型を含む前記一対の金型で挟持した状態で、前記一対の金型を室温まで冷却して前記圧縮木材を放冷する冷却工程を含むことを特徴とする。
 また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記加熱圧縮工程の金型温度は100~150℃であり、前記樹脂含浸工程の金型温度は160~190℃であることを特徴とする。
 また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記シート部材は、前記ブランク材の平面状の主板部と略同一形状の平板とすることを特徴とする。
 また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記シート部材は、前記ブランク材の内壁面と略同一面積かつ略同一形状の平板状をなし、前記取付工程は、前記シート部材を、前記一対の金型のうち前記ブランク材の内壁面と対向するように配置される下型の上面に載置し、前記加熱圧縮工程の前に、加熱した該下型により前記シート部材を軟化させる軟化工程を行うことを特徴とする。
 また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記樹脂含浸工程は、前記金型の温度をさらに上昇させて前記熱可塑性樹脂を液状化して、前記圧縮木材に液状化した熱可塑性樹脂を含浸させるとともに、液状化した熱可塑性樹脂を前記下型に形成した穴部に導入し、前記冷却工程は、前記圧縮木材を放冷するとともに、前記穴部に導入した熱可塑性樹脂を固化して、前記熱可塑性樹脂からなる前記圧縮木材の補強部材を形成することを特徴とする。
 また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記木材は、前記加熱圧縮工程前に繊維飽和点以上の含水率を有する状態にあることを特徴とする。
 本発明によれば、ブランク材の加熱圧縮と、圧縮されたブランク材への熱可塑性樹脂の含浸とを、一対の金型で連続して行うことにより、薄肉でありながら強度が高く、木質材としての風合いを損なうことのない圧縮木製品を、簡易かつ短い工程で製造することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の概要を示すフローチャートである。 図2は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の形取工程の概要を模式的に示す図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の加熱圧縮工程で使用する金型を示す斜視図である。 図4は、熱可塑性樹脂から形成された樹脂部材を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の加熱圧縮工程の概要を模式的に示す図である。 図6は、図5のA-A線断面図である。 図7は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の加熱圧縮工程において、ブランク材の変形がほぼ完了した状態を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の樹脂含浸工程において、ブランク材への樹脂の含浸がほぼ完了した状態を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法により製造した圧縮木製品の構成を示す斜視図である。 図10は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法によって製造された圧縮木製品の適用例であるデジタルカメラの外装体の構成を示す斜視図である。 図11は、図10に示す外装体によって外装されるデジタルカメラの外観構成を示す斜視図である。 図12は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る圧縮木製品の製造方法の樹脂部材取付工程の概要を模式的に示す図である。 図13は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る圧縮木製品の製造方法の樹脂部材取付工程の概要を模式的に示す図である。 図14は、本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法で使用する凸金型を示す斜視図である。 図15は、本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法の加熱圧縮工程の概要を模式的に示す図である。 図16は、図15のB-B線断面図である。 図17は、本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法の樹脂含浸工程において、ブランク材への樹脂の含浸がほぼ完了した状態を示す図である。 図18は、本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法により製造した圧縮木製品の構成を示す斜視図である。 図19は、本実施の形態2の変形例1で使用する熱可塑性樹脂から形成された樹脂部材を示す図である。
 以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)を説明する。なお、以下の説明で参照する図面は模式的なものであって、同じ物体を異なる図面で示す場合には、寸法や縮尺等が異なる場合もある。
(実施の形態1)
 図1は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の処理の概要を示すフローチャートである。まず、原木から略椀状をなすブランク材を形取る(ステップS1:形取工程)。図2は、形取工程の概要を模式的に示す図である。形取工程では、無垢材などの原木1から、略椀状をなすブランク材2を切削等によって形取る。
 ブランク材2は、略長方形の表面を有する平板状の主板部2aと、主板部2aの表面で対向する二つの長辺部の各々から主板部2aに対して湾曲して延在する二つの側板部2bと、主板部2aの表面で対向する二つの短辺部の各々から主板部2aに対して湾曲して延在する二つの側板部2cと、を備える。ブランク材2は、後述する加熱圧縮工程によって減少する分の容積を予め加えた容積を有する。なお、図2では、原木1からブランク材2を年輪の接線方向に板目材を形取った場合を示しているが、形取工程で形取るブランク材は柾目材や木口材でもよい。また、ブランク材2の形状はあくまでも一例に過ぎない。すなわち、ここでいう略椀状には、椀状のほか皿状や函形状などの形状も含まれるものとする。
 次に、熱可塑性樹脂から形成した樹脂部材を後述する加熱圧縮工程で使用する金型に取り付ける(ステップS2:樹脂部材取付工程)。図3は、加熱圧縮工程で使用する圧縮金型100の要部の構成を示す斜視図である。図4は、熱可塑性樹脂から形成された樹脂部材10を示す図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の加熱圧縮工程の概要を模式的に示す図である。図6は、図5のA-A線断面図である。
 樹脂部材10を取り付ける圧縮金型100は、一対の凹金型101、凸金型102と、凹金型101および凸金型102の加熱温度および圧縮力を制御する制御装置105とを備える。凹金型101および凸金型102の内部には、熱を発生するヒータ103、104がそれぞれ設けられている。
 樹脂部材10は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ABS、ポリアミド、ポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂から形成される。ポリプロピレンまたはポリカーボネートが本実施の形態1での圧縮木製品の製造に適している。
 樹脂部材10は、ブランク材2と同様に、略長方形の表面を有する平板状の主板部10aと、主板部10aの表面で対向する二つの長辺部の各々から主板部10aに対して湾曲して延在する二つの側板部10bと、主板部10aの表面で対向する二つの短辺部の各々から主板部10aに対して湾曲して延在する二つの側板部10cと、を備える。実施の形態1では、樹脂部材10は、凸金型102の凸部121に取り付けられる。略椀状をなす樹脂部材10の内面形状は、凸部121の形状と略同一に形成される。または、略椀状をなす樹脂部材10の外面形状を、ブランク材2の内面形状と略同一に形成して、樹脂部材10をブランク材2の内面に取り付けてもよい。あるいは、略椀状をなす樹脂部材10の内面形状を、ブランク材2の外面形状と略同一に形成して、樹脂部材10をブランク材2の外面に取り付けてもよい。
 樹脂部材10の取り付け後、ブランク材2を加熱圧縮する(ステップS3:加熱圧縮工程)。ブランク材2は、凸金型102上に取り付けられた樹脂部材10とともに、凹金型101、凸金型102により加熱しながら圧縮される。ブランク材2は、この加熱圧縮により加熱圧縮工程前とは異なる略椀状に変形される。圧縮時の凹金型101、凸金型102の温度は、100~150℃、好適には100~120℃に制御するのが好ましい。本実施の形態1では、工程短縮のために、ブランク材2を水蒸気雰囲気下での軟化を行うことなく加熱圧縮を行う。軟化工程を行わずに高温で加熱圧縮を行うと、ブランク材2の表面に亀裂や割れ等が発生するおそれがある。したがって、加熱圧縮によるブランク材2の破損防止のために、当該温度範囲で加熱圧縮するのが好ましい。
 また、ブランク材2を形取る原木1は、繊維飽和点以上の含水率を有するものを使用するのが好ましい。本実施の形態1では、上述したように、ブランク材2を、軟化工程を行うことなく加熱圧縮を行う。原木1の含水率が繊維飽和点を下回ると、加熱圧縮の際にブランク材2の表面に亀裂や割れ等が派生するおそれがある。したがって、加熱圧縮時の破損を防止するために、繊維飽和点以上の含水率を有する原木1を使用してブランク材2を形取ることが好ましい。なお、本実施の形態1において、含水率とは、{(木材の乾燥前の重量-全乾状態の重量)/全乾状態の重量}×100(%)で定義される量のことである。ここで、全乾状態とは、木材の細胞壁に含まれて木材を構成する分子と結合する結合水がほとんどなくなった状態のことであり、この全乾状態における含水率はほぼ0%である。また、繊維飽和点とは、木材に含まれる水分のうち、細胞内腔や細胞壁の間隙にある自由水が存在せず、結合水のみが存在する状態における含水率のことである。
 加熱圧縮工程の際にブランク材2の上方から圧縮力を加える凹金型101は、ブランク材2の突出している外側面に当接する平滑面を有する凹部111を備える。主板部2aから側板部2bにかけて湾曲する部分の表面であって凹金型101と対向する側の表面の曲率半径をROとし、この表面に当接する凹部111の表面の曲率半径をRAとすると、二つの曲率半径RO、RAは、RO≧RAという関係を満たす。
 一方、加熱圧縮工程の際にブランク材2の下方から圧縮力を加える凸金型102は、ブランク材2の窪んでいる内側面に当接する平滑面を有する凸部121を備える。主板部2aから側板部2bにかけて湾曲する部分の表面であって、凸金型102と樹脂部材10を介して対向する側の表面の曲率半径をRIとし、この表面に当接する凸部121の表面の曲率半径をRB(樹脂部材10の主板部10aから側板部10bにかけて湾曲する部分の表面の曲率半径も同様)とすると、二つの曲率半径RI、RBは、RI≧RBという関係を満たす。
 図7は、加熱圧縮工程において、凹金型101および凸金型102によって、ブランク材2が樹脂部材10とともに挟持されて所定の圧力が加えられた状態を示す図であり、ブランク材2の変形がほぼ完了した状態を示す図である。図7に示す状態で、ブランク材2は、凹金型101および凸金型102から圧縮力を受けることにより、加熱圧縮工程前とは異なる略椀状に変形することができる。この加熱圧縮工程により、ブランク材2の肉厚は、圧縮前の30~50%程度の肉厚まで圧縮される。換言すると、この加熱圧縮工程におけるブランク材2の圧縮率(圧縮によるブランク材2の肉厚の減少分ΔRとそのブランク材2の圧縮前の肉厚Rの比の値ΔR/R)は、0.50~0.70程度である。ブランク材2の圧縮率を0.50~0.70程度とすることにより、製品の肉厚を薄くして加工を容易にするとともに、強度も高く保持することができる。
 加熱圧縮工程が終了した後、凹金型101および凸金型102によってブランク材2を挟持し、所定の三次元形状に保持したままの状態で、上述した加熱圧縮工程よりもさらに凹金型101および凸金型102の温度を上昇させて、樹脂部材10を液状化し、液状化した樹脂部材10の材料である熱可塑性樹脂を、圧縮されたブランク材2に含浸させる(ステップS4:樹脂含浸工程)。
 図8は、樹脂含浸工程において、凹金型101および凸金型102によって圧縮されたブランク材2を所定の三次元形状に保持したままの状態で、金型温度を上昇させることにより樹脂部材10を液状化して、圧縮されたブランク材2に液状化した樹脂を含浸させ、圧縮木製品3を形成した状態を示す図である。
 凸金型102上に取り付けた樹脂部材10は、金型温度を上昇させることにより液状化され、圧縮されたブランク材2に含浸される。凹金型101および凸金型102の温度は、樹脂部材10の材料である熱可塑性樹脂のガラス転移点より高い温度、好適には、ガラス転移点から30~80℃程度高い温度とするのが好ましい。使用する材料によって加熱温度は変更しうるが、160~190℃程度、好ましくは180~190℃程度に加熱することが好ましい。熱可塑性樹脂はガラス転移点で液状化を開始するが、ガラス転移点近傍では粘度が高いため含浸し難く、また温度が高すぎると樹脂が酸化分解されやすいため、上記温度範囲とすることが好ましい。
 樹脂含浸工程後、凹金型101および凸金型102によりブランク材2を挟持した状態で、凹金型101および凸金型102を室温まで冷却して、ブランク材2を冷却する(ステップS5:冷却工程)。この冷却工程でブランク材2を冷却することにより、前記樹脂含浸工程で液状化された樹脂も冷却され固化する。本実施の形態1では、圧縮されたブランク材2に液状化した樹脂を含浸させた後冷却して、樹脂を固化することにより、圧縮されたブランク材2の形状が樹脂により固定化されるため、水蒸気雰囲気下で加熱加圧したり、金型で挟持して放置する等の固定化工程を行うことなく、寸法安定性に優れる圧縮木製品を得ることができる。
 図9は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法により製造した圧縮木製品3の構成を示す斜視図である。同図に示す圧縮木製品3は、ブランク材2の主板部2aおよび側板部2b、2cにそれぞれ対応する主板部3aおよび側板部3b、3cを有する。圧縮木製品3は、熱可塑性樹脂を含浸しているため、木製品の風合いを保持しながら、樹脂成分による艶やより高い耐久性を得ることができる。
 図10は、以上説明した圧縮木製品の製造方法によって製造された圧縮木製品3の適用例であるデジタルカメラの外装体の構成を示す斜視図である。同図に示す外装体4は、デジタルカメラの前面側(被写体と対向する側)を外装するものであり、圧縮木製品3の主板部3aおよび側板部3b、3cにそれぞれ対応する主板部4aおよび側板部4b、4cを備える。主板部4aは、デジタルカメラの撮像部を表出する円筒形状の開口部41と、デジタルカメラのフラッシュを表出する直方体形状の開口部42とを有する。側板部4bは、シャッターボタンを表出する半円筒形状の切り欠き43を有する。
 図11は、外装体4によって前面側が外装されるデジタルカメラの外観構成を示す斜視図である。同図に示すデジタルカメラ301は、撮像部302と、フラッシュ303と、シャッターボタン304とを有する。撮像部302およびフラッシュ303が表出するデジタルカメラ301の前面側は、外装体4によって外装される。一方、デジタルカメラ301の背面側は、圧縮木製品3を用いて外装体4と同様に形成される外装体5によって外装される。このように、本実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法によって製造された圧縮木製品を、デジタルカメラの外装体として適用する場合には、肉厚が1.0~1.6mm程度となるようにすればより好ましい。
 以上説明した本発明の実施の形態1の圧縮木製品の製造方法によれば、圧縮木材の肉厚を薄くして加工性を向上するとともに強度を高く保持でき、また、木質材としての風合いを損なうことのない圧縮木製品を、簡易かつ短い工程で製造することが出来るという効果を奏する。
 本実施の形態1の変形例1として、熱可塑性樹脂から形成した平板状のシート部材10Aを樹脂部材として使用するものが例示される。変形例1の樹脂部材取付工程では、平板状のシート部材10Aを、ブランク材2の内壁面と対向するように配置される凸金型102(圧縮金型100の下型)の凸部121の平板部121aに載置する。図12は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る圧縮木製品の製造方法の樹脂部材取付工程の概要を模式的に示す図である。シート部材10Aは、ブランク材2の主板部2aと略同一形状とし、シート部材10Aは、凸金型102の凸部121の平板部121a上に載置される。シート部材10Aの載置の後、ブランク材2を、凹金型101および凸金型102によりシート部材10Aとともに加熱圧縮し、樹脂含浸工程、冷却工程を経て、圧縮木製品4を製造する。
 本変形例1によれば、ブランク材2に含浸させる熱可塑性樹脂を所定の形状に成形する工程を省略できるという効果を有する。
 さらに、本実施の形態1の変形例2として、熱可塑性樹脂から形成した平板状のシート部材10Bを樹脂部材として使用するものが例示される。変形例2のシート部材10Bは、ブランク材2の内壁面と略同一面積の矩形の平板状をなす。
 図13は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る圧縮木製品の製造方法の樹脂部材取付工程の概要を模式的に示す図である。矩形平板状のシート部材10Bは、凸金型102の凸部121の平板部121aに載置される。シート部材10Bは、ブランク材2の主板部2aより大きく、そのままブランク材2とともに加熱圧縮すると、ブランク材2の内壁面に傷をつけるおそれがある。したがって、変形例2では、シート部材10Bを凸金型102の凸部121の平板部121aに載置して、しばらく凸金型102により加熱して軟化させる。シート部材10Bが軟化した後、ブランク材2を金型100に配置して、凹金型101および凸金型102により加熱圧縮し、樹脂含浸工程、冷却工程を経て、圧縮木製品を製造する。
 本変形例2によれば、ブランク材2に含浸させる熱可塑性樹脂を所定の形状に成形する工程を省略できるという効果を有する。
(実施の形態2)
 本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法は、ブランク材を加熱圧縮する金型の凸金型に、圧縮木製品の樹脂補強部となるボス等を形成する穴部を設けて、該穴部に液状化した樹脂を導入し冷却固化することにより、圧縮木製品の内部に補強部材を形成する。
 図14は、本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法で使用する凸金型102cを示す斜視図である。図15は、本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法の加熱圧縮工程の概要を模式的に示す図である。図16は、図15のB-B線断面図である。図17は、本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法の樹脂含浸工程において、ブランク材2への樹脂の含浸がほぼ完了した状態を示す図である。
 本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法では、実施の形態1と同様に、まず、原木から略椀状をなすブランク材2を形取り、樹脂部材10Cを凸金型102cに取り付ける。図14に示すように、凸金型102cの凸部121の主板部121aには、樹脂補強部を形成するための穴部130、131、132、133、134が形成されている。樹脂部材10Cは、実施の形態1で使用する樹脂部材10と略同一形状とするが(図4参照)、実施の形態2では、ブランク材2への含浸分に加えボス等の樹脂補強部を形成させる分の樹脂部材が必要となるため、実施の形態1の樹脂部材10より厚みのある樹脂部材10Cを使用する。
 樹脂部材10Cを凸金型102cの凸部121に取り付け後、図15に示すように、ブランク材2を圧縮金型100Cにより加熱圧縮する。加熱圧縮の条件は、実施の形態1と同様である。
 加熱圧縮が終了した後、凹金型101および凸金型102cによってブランク材2を所定の三次元形状に保持したままの状態で、凹金型101および凸金型102cの温度を上昇させて、樹脂部材10Cのガラス転移点より高い温度とし、圧縮されたブランク材2に、樹脂部材10Cの材料である液状化した熱可塑性樹脂を含浸させるとともに、液状化した熱可塑性樹脂を凸金型102cの凸部に形成した穴部130、131、132、133、134に導入する。圧縮金型100Cの加熱条件は実施の形態1と同様である。
 樹脂を含浸させた後、凹金型101および凸金型102cによりブランク材2を挟持した状態で、凹金型101および凸金型102cを室温まで冷却して、ブランク材2を冷却するとともに、穴部130、131、132、133、134に導入された熱可塑性樹脂を固化して、熱可塑性樹脂からなる補強部材を形成する。
 図18は、本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法により製造した圧縮木製品7の構成を示す斜視図である。圧縮木製品7は、ブランク材2の主板部2aおよび側板部2b、2cにそれぞれ対応する主板部7aおよび側板部7b、7cを有する。主板部7aの内側面に、補強部材としてボス72、73、74、およびリブ75、76が形成されている。
 本実施の形態2の圧縮木製品の製造方法では、ブランク材を加熱圧縮する金型の凸型に、圧縮木製品の樹脂補強部であるボス等を形成する穴部を設けることにより、余分な工程を経ることなく、補強部材を圧縮木材に対して容易にかつ確実に付着固定させることができる。また、本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、良好な加工性を有し、強度が高いだけでなく、木質材としての風合いを損なうことのない圧縮木製品を、簡易かつ短い工程で製造することができる。
 本実施の形態2の変形例1として、ボス等の補強部材を形成した形状に予め形成した樹脂部材10Dを使用してもよい。図19は、本実施の形態2の変形例1で使用する熱可塑性樹脂から形成された樹脂部材10Dを示す図である。樹脂部材10Dは、略長方形の表面を有する平板状の主板部10a’と、主板部10a’の各々から主板部10a’に対して湾曲して延在する側板部10b’、10c’と、を備える。樹脂部材10Dの内側面は、凸金型102cの凸部121と略同一形状とし、主板部10a’には、補強部材としてボス72、73、74、およびリブ75、76が形成されている。
 本実施の形態2の変形例1では、ボス72、73、74、およびリブ75、76が形成された樹脂部材10Dを、凸金型102cの凸部121に取り付ける。その後、実施の形態2と同様に、ブランク材2を樹脂部材10Dとともに圧縮金型100Cにより加熱圧縮し、圧縮金型100Cの温度を上昇させて樹脂部材10Dを液状化し、圧縮されたブランク材2に、樹脂部材10Dの材料である液状化した熱可塑性樹脂を含浸させ、冷却することにより、補強部材を有する圧縮木製品を製造することができる。
 本発明に係る圧縮木製品の製造方法によって製造された圧縮木製品は、電子機器用外装体として有用であり、特にデジタルカメラや携帯電話の外装体として好適に使用できる。また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法によって製造された圧縮木製品は、例えば食器、各種筐体、建材などにも適用可能である。
 1 原木
 2 ブランク材
 2a、3a、7a 主板部
 2b、2c、3b、3c、7b、7c 側板部
 3、7 圧縮木製品
 10 樹脂部材
 72、73、74 ボス
 75、76 リブ
 100、100C 圧縮金型
 101 凹金型
 102、102c 凸金型
 103、104 ヒータ
 105 制御装置
 111 凹部
 121 凸部
 130、131、132、133、134 穴部
 G 木目

Claims (9)

  1.  木材を圧縮することによって曲面を含む3次元形状を有する圧縮木製品を製造する圧縮木製品の製造方法であって、
     略椀状をなす木材からなるブランク材を、一対の金型により熱可塑性樹脂とともに加熱圧縮して圧縮木材を形成する加熱圧縮工程と、
     前記加熱圧縮工程の後、前記一対の金型による前記圧縮木材の圧縮状態を保持しながら、前記金型の温度をさらに上昇させて前記熱可塑性樹脂を液状化させ、液状化した熱可塑性樹脂を前記圧縮木材に含浸させる樹脂含浸工程と、
     を含むことを特徴とする圧縮木製品の製造方法。
  2.  前記圧縮木材は、前記ブランク材の肉厚の0.3~0.5まで圧縮されることを特徴とする請求項1に記載の圧縮木製品の製造方法。
  3.  前記加熱圧縮工程の前に、前記熱可塑性樹脂から形成したシート部材または前記金型もしくは前記ブランク材の一部の表面形状とほぼ同一に形成した樹脂部材を、前記金型または前記ブランク材に載置または取り付ける取付工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の圧縮木製品の製造方法。
  4.  前記樹脂含浸工程の後、前記圧縮木材を下型を含む前記一対の金型で挟持した状態で、前記一対の金型を室温まで冷却して前記圧縮木材を放冷する冷却工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の圧縮木製品の製造方法。
  5.  前記加熱圧縮工程の金型温度は100~150℃であり、
     前記樹脂含浸工程の金型温度は160~190℃であることを特徴とする請求項1に記載の圧縮木製品の製造方法。
  6.  前記シート部材は、前記ブランク材の平面状の主板部と略同一形状の平板とすることを特徴とする請求項3に記載の圧縮木製品の製造方法。
  7.  前記シート部材は、前記ブランク材の内壁面と略同一面積かつ略同一形状の平板状をなし、
     前記取付工程は、前記シート部材を、前記一対の金型のうち前記ブランク材の内壁面と対向するように配置される下型の上面に載置し、
     前記加熱圧縮工程の前に、加熱した該下型により前記シート部材を軟化させる軟化工程を行うことを特徴とする請求項3に記載の圧縮木製品の製造方法。
  8.  前記樹脂含浸工程は、前記金型の温度をさらに上昇させて前記熱可塑性樹脂を液状化して、前記圧縮木材に液化した熱可塑性樹脂を含浸させるとともに、液状化した熱可塑性樹脂を前記下型に形成した穴部に導入し、
     前記冷却工程は、前記圧縮木材を放冷するとともに、前記穴部に導入した熱可塑性樹脂を固化して、前記熱可塑性樹脂からなる前記圧縮木材の補強部材を形成することを特徴とする請求項4に記載の圧縮木製品の製造方法。
  9.  前記木材は、前記加熱圧縮工程前に繊維飽和点以上の含水率を有する状態にあることを特徴とする請求項1~8のいずれか一つに記載の圧縮木製品の製造方法。
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