WO2011142174A1 - 可視光通信用受信機、可視光通信システム、及び可視光通信方法 - Google Patents

可視光通信用受信機、可視光通信システム、及び可視光通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高速な伝送速度を実現しつつ送信機から受信機までの通信距離を拡大することが可能で、簡易な処理回路から構成される可視光通信用受信機を提供する。 【解決手段】 最小ランが1でDCフリーのRLL符号によって符号化され、NRZI変調された送信データの立ち上がり時に当該送信データに立ち上がりパルスを付加するとともに立ち下がり時に立ち下がりパルスを付加することによって生成される駆動電流信号によって駆動された青色光励起型白色LEDからの可視光信号を受光する受光部と、受光した可視光信号を電気信号に変換する光電変換部と、前記光電変換部からの電気信号をデュオバイナリ信号に等化する等化器と、前記等化器からのデュオバイナリ信号を3値信号に弁別する弁別器と、前記弁別器からの3値信号を最尤復号する最尤復号器と、前記最尤復号器の復号結果をRLL復号化する復号器と、を備える。

Description

可視光通信用受信機、可視光通信システム、及び可視光通信方法
 本発明は、可視光通信用受信機、可視光通信システム、及び可視光通信方法に関し、特に、青色光励起型白色LEDから出射される白色光によってデータを伝送する可視光通信用受信機、可視光通信システム、及び可視光通信方法に関する。
 白色LEDから出射される白色光を伝送媒体として、データを伝送する可視光通信システムが知られている。例えば、特許第3465017号公報(特許文献1)には、送信データに基づいて変調された駆動信号によって白色LEDを発光させ、この白色LEDからの白色光を受信機において受光し、受光した光信号をフォトダイオード等の光電変換器により電気信号に変換することでデータ伝送を行う可視光通信システムが記載されている。
 一般的な光源として利用可能な白色LEDとして、青色LEDの周囲にYAG(イット
リウム・アルミニウム・ガーネット)系等の蛍光体を配置して構成されるLED(本明細
書において、「青色光励起型白色LED」と称することがある。)が知られている。青色
光励起型白色LEDにおいては、青色LEDから出射される青色光によって周囲の蛍光体が励起され、この蛍光体から出力される黄色光と前記青色LEDからの青色光とが混色されることによって擬似的な白色光が得られる。
 青色光励起型白色LEDからの出力光を伝送媒体とするデータ伝送の伝送速度は数Mbps程度と比較的低速になる(下記非特許文献1参照)。これは、蛍光体の低速な応答によってシステム全体の伝送速度が制約を受けるためである。そこで、伝送速度を改善するための様々な提案がなされている。例えば、特許文献1においては、受信機側に青色光のみを透過するカラーフィルタを備え、このカラーフィルタによって青色光励起型白色LEDからの白色光のうち蛍光体から出力された黄色光成分を除去することにより、数10Mbps程度の伝送速度を実現する方法が提案されている。また、特開2007-43592公報(特許文献2)では、青色LEDによる光信号成分をモニターした結果を元にピーキング回路によって駆動波形を調整することにより伝送速度を改善することが提案されている。
特許第3465017号公報 特開2007-43592公報
信学技報 ICD2005-44,Vol.105,No.184,25-30p,「可視光通信用LEDドライバーの試作と可視光LEDの応答性能の評価」
 可視光通信においては、背景光が雑音となるため伝送品質が劣化しやすく、高速な伝送速度を実現しつつ送信機から受信機までの通信距離を十分に確保することが困難である。
本発明の様々な実施態様は、高速な伝送速度を実現しつつ送信機から受信機までの通信距離を拡大することが可能で、簡易な処理回路から構成される可視光通信用受信機、可視光通信システム、及び可視光通信方法を提供する。
 その他の課題は、下記の詳細な説明、添付図面等の記載から理解される。 
 本発明の一実施態様にかかる可視光通信用受信機は、最小ランが1でDCフリーのRLL符号によって符号化され、NRZI変調された送信データの立ち上がり時に当該送信データに立ち上がりパルスを付加するとともに立ち下がり時に立ち下がりパルスを付加することによって生成される駆動電流信号によって駆動された青色光励起型白色LEDからの可視光信号を受光する受光部と、 受光した可視光信号を電気信号に変換する光電変換部と、前記光電変換部からの電気信号をデュオバイナリ信号に等化する等化器と、前記等化器からのデュオバイナリ信号を3値信号に弁別する弁別器と、前記弁別器からの3値信号を最尤復号する最尤復号器と、前記最尤復号器の復号結果を(1,x)RLL復号化する復号器と、を備える。
 本発明の様々な実施態様によれば、高速な伝送速度を実現しつつ送信機から受信機までの通信距離を拡大することが可能で、簡易な処理回路から構成される可視光通信用受信機、可視光通信システム、及び可視光通信方法が提供される。
本発明の一実施形態にかかる可視光通信システムを示すブロック図 本発明の一実施形態にかかる青色光励起型白色LEDの発光スペクトルの一例を示すグラフ 本発明の一実施形態にかかるカラーフィルタの透過特性の一例を示すグラフ 本発明の一実施形態における駆動波形を示すタイムチャート 本発明の一実施形態にかかる駆動波形生成部及び多諧調駆動部の構成を示す回路図 本発明の一実施形態にかかる送信信号系列とイコライザの出力系列との関係を示す図 本発明の一実施形態にかかる3値弁別器の構成を示す回路図 本発明の一実施形態にかかる閾値生成部の構成を示す回路図 本発明の一実施形態にかかるビタビ復号器の構成を示す回路図 本発明の一実施形態にかかるビタビ復号器の状態遷移図 本発明の一実施形態にかかるビタビ復号器のトレリス図 本発明の一実施形態におけるアイパターンの一例を示すグラフ 本発明の一実施形態における通信距離とビットエラーレートとの関係を示すグラフ 本発明の一実施形態における受信照度とビットエラーレートとの関係を示すグラフ 比較例の可視光通信システムを示すブロック図
 本発明の様々な実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる可視光通信システムを示すブロック図である。本発明の一実施形態にかかる可視光通信システムにおいては、白色LEDから出力される白色光を媒体として送信機100から受信機200へデータが伝送される。 
 送信機100は、(1,x)RLL(Run Length Limited)符号を用いて送信データを符号化しRLLデータを生成する(1,x)RLL符号器105と、(1,x)RLL符号器105からのRLLデータに基づいて複数の階調信号を生成する駆動波形生成部110と、駆動波形生成部110からの複数の階調信号を合成して駆動電流を生成する多諧調駆動部115と、多諧調駆動部115からの駆動電流によって駆動される青色光励起型白色LED120と、を備える。 
 青色光励起型白色LED120から出射された白色光は、受信機200に到達し、カラ
ーフィルタ205を経てレンズで集光され、フォトダイオード210に入射する。フォトダイオード210の出力側には、トランスインピーダンスアンプ215、イコライザ220、3値弁別器225、閾値生成部230、PLL(Phase Locked Loop)240、ビタビ復号器245、(1,x)RLL復号器250が配置される。以下、フォトダイオードを省略して「PD」と称することがある。
 (1,x)RLL符号器105において用いられるRLL符号は、NRZI(NonReturn to Zero
Inverted)変調前の符号系列におけるビット「0」の連続数の最小値(最小ラン)と最大値(最大ラン)の一方又は双方が制限された符号である。最小ランがdで、最大ランがkのRLL符号は「(d,k)RLL符号」と表記される。(d,k)RLL符号によって符号化された符号系列をビット「1」で反転させてNRZI変調を行う場合、連続するビット「0」または「1」の最小個数は(d+1)個、最大個数は(k+1)個となる。例えば、(1,7)RLL符号を用いて符号化されたRLLデータにおいて、連続するビット「0」または「1」の最小個数は2個、最大個数は8個となる。NRZI変調されたRLLデータに含まれるビットの連続数に関する制約を、本明細書において、「dk則」と称することがある。
 一実施形態において、(1,x)RLL符号器105は、17PP符号を用いて符号化処理を行う。17PP符号は(1,x)RLL符号であり、その符号化率(符号化前のデータビット長をm,符号化後のデータビット長をnとした際に,m/nで表される)は,2/3である。17PP符号は、DCフリーの符号であるため、受信側におけるクロック再生が容易で、かつ、キャリアに可視光を用いた際に問題となりうる不要なチラツキを抑制することができる。また、17PP符号によって変調された信号の直流成分は受信回路上で除去可能なため、変調されていない外乱光(太陽光)などの影響を抑制することができる。17PP符号については、例えば特許第3985173号公報等に記載されており、その意義は当業者にとって明白である。さらに、マンチェスター符号や8B10B符号と比較した場合、下記表1に示す通り、伝送速度に対して必要とする最小パルスの幅が広くなるため,必要とする変調帯域上限を低くすることができる。表1には、各変調符号と諸数値の関係が示されている。同表中の変調帯域上限周波数の値は、一般的な経験則から、(1/最小パルス幅)×0.7として計算している。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
 駆動波形成生成部110は、送信データパルスに同期したクロック及び逓倍クロックを生成するPLL、エッジパルス検出器、ワンショットマルチバイブレータ(いずれも図示省略)を含むデジタル回路によって構成され、(1,x)RLL符号器105から入力されるRLL符号化された送信データパルスに基づいて複数の階調信号を生成する。図4に、駆動波形成生成部110によって生成される階調信号の波形の一例を示す。駆動波形成生成部110は、図4(A)のRLL符号化された送信データに基づいて、図4(C)ないし(F)に示す多値(ここでは4値)の階調信号を生成する。図4(C)は、送信データの立ち上がりタイミングで立ち上がりパルス幅WAに相当する一定時間経過後に立ち下
がる階調信号SAを示し、図4(E)は、送信データの立ち下がりタイミングで立ち下がりパルス幅WCに相当する一定時間経過後に立ち上がる階調信号SCを示す。また、図4(D)は、(1,x)RLL符号器105から入力されるRLL符号化された送信データに対応する送信データパルスSBを示し、図4(F)は、駆動波形成生成部110を構成するデジタル回路に供給されるプリバイアス電流SDを示す。
 多階調駆動部115は、OR回路によって構成されており、駆動波形生成部110から出力されたSA、SB、SC、SBの各信号を合成して駆動電流を生成し、生成した駆動電流を後段の青色光励起型白色LED120に出力する。図4(B)は、多階調駆動部120によって生成される駆動電流の波形の一例を示す。
 このように、駆動波形生成部110と多階調駆動部115によって、RLL符号化された送信データに対して、その立ち上がり時に立ち上がりパルスが付加されるとともに立ち下がり時に立ち下がりパルスが付加されて、駆動電流信号が生成される。立ち上がりパルス及び立ち下りパルスをデータパルスに付加して多諧調の駆動信号を生成することにより、ピーキング回路を用いる場合に発生し得るLEDの定格電流を超えた過電流が流れるおそれがなく、さらに伝送速度が速い場合であっても最適な駆動条件を容易に得ることができる。多階調駆動部115は、ナノ秒オーダーで電流駆動可能であり,青色励起型白色LEDの駆動に必要な順方向バイアス電圧(3.6V程度)より大きなバイアス電圧が出力可能である。
 続いて、図5を参照して、前記駆動波形生成部110及び多階調駆動部115の構成を説明する。同図に示すように、前記駆動波形生成部110及び多階調駆動部115は、OPアンプ、トランジスタ、スイッチ、抵抗からなる階調信号生成回路112Aないし112Dを備える。階調信号生成回路112Aないし112Dはそれぞれ階調信号SAないしSDを生成する。階調信号SA-SDそれぞれのパルス高さHA-HDは、OPアンプのプラス入力Vin1~Vin4の電圧VHA~VHDによって設定され、立ち上がり及び立ち下がりのタイミングは、スイッチの各端子EN1-EN4に印加される制御信号KWA-KWDによって設定される。例えば、階調信号生成回路112Aにおいて、制御信号KWAは、図3(A)の送信データの立ち上がりタイミングで立ち上がりパルス幅WAに相当する一定時間経過後に立ち下がるように制御される。この立ち上がりから立ち下がりまでの間スイッチがONとなり、電圧VHAが階調信号SAとして出力される。階調信号生成回路112B-112Dにおいても同様の制御が行われ、各回路から階調信号SB-SDがそれぞれ出力される。階調信号生成回路112A~112Dから出力された階調信号SA~SDは、ワイヤードOR回路によって加算され、カレントミラー回路114を介して青色光励起型白色LED120に供給される。
 制御信号KWA~KWDは、送信データの論理値から決定される4ビットのデジタル信号と考えることができる。この4ビットのデジタル信号は、例えば、図4(A)の送信データが論理値がLからHとなるタイミング(立ち上がりタイミング)で「KWA,KWB,KWC,
KWD」=「1,1,1,1」,立ち上がりタイミングから階調信号SAのパルス幅WAに相当する時間の経過後に「0,1,1,1」,送信データが論理値のHからLとなるタイミング(立ち下がりタイミング)で「0,0,0,1」,立ち下がりタイミングから階調信号SCのパルス幅WCに相当する時間の経過後に「0,0,1,1」となる。
 上述の青色光励起型白色LED120は、青色LEDの周囲にYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系等の蛍光体を配置して構成される。この青色LEDから出射される青色光によって周囲の蛍光体が励起され、蛍光体から出力される黄色光と前記青色LEDからの青色光とが混色されて、擬似的な白色光が出力される。青色光励起型白色LEDは、紫外LEDとR,G,B(赤,緑,青)の3原色を発光する蛍光体を組み合わせた紫外光励起型白色LEDや、赤色LED,緑色LED,青色LEDの3種類のLEDを一つのパッケージに収めて構成される3色発光型白色LED等の他の白色LEDと比較して汎用性が高く製造コストが低いという特徴を有する。
 図2は、青色光励起型白色LED120の発光スペクトルの一例を表したグラフである。同図において、横軸は波長(nm)、縦軸は相対発光強度(a.u.)を表す。同図に示されるように、この発光スペクトルは、440~470nmに青色LEDからの青色光によるピーク波長を有し、550nm付近に蛍光体からの緑色から黄色に亘る波長成分による低いピークを有する。
 カラーフィルタ205は、青色光励起型白色LED120からの白色光のうち青色光に相当する波長成分を透過させ、緑色光から黄色光に亘る波長成分を減衰させる。青色光に相当する波長成分を透過するカラーフィルタは、透過される波長成分に着目して青色カラーフィルタと称されることがある。図3は、カラーフィルタ205の透過特性の一例を示すグラフである。同図中、横軸は波長(nm),縦軸は透過率(%)である。同図に示すように、カラーフィルタ205は、500nm~750nmの波長成分に対して低い透過率を有し、少なくとも440~470nmの波長成分に対して高い透過率を有する。したがって、カラーフィルタ205によって、青色光励起型白色LED120から出射された白色光のうち、応答速度が遅い蛍光体からの発光成分である550nm付近の波長成分がカットされるので、カラーフィルタを設けない場合と比較して伝送速度を改善することができる。
 次に、図6を参照してイコライザ220の処理について説明する。イコライザ220は、トランスインピーダンスアンプ215から入力された電気信号をデュオバイナリ符号に波形等化する。デュオバイナリ符号は、パーシャルレスポンス符号の一種であり、意図的に符号間干渉を許容することで通常のベースバンド伝送と比較して狭低帯域な伝送を実現する。本発明の一実施形態において、イコライザ220は、送信機100におけるNRZI変調回路の出力から受信機200のイコライザ220の出力に至る系において送信信号系列に対し1+DのLPF特性が与えられるように等化処理を行う。つまり、送信信号系列の時刻kのビットが時刻k-1のビットと加算され、「0」、「1」、「2」の3値の出力系列に変換される。図6(A)-(D)には、イコライザ220の送信信号系列と出力系列(受信信号系列)との関係が、送信信号系列の符号長が1Tから4Tの場合についてそれぞれ示されている。図6(A)-(D)の右側のグラフは、対応する左側のグラフにおいて「0」と「1」とを入れ替えた例を示しているため、ここでは、図6(A)-(D)の左側のグラフについて説明を行い右側のグラフについては説明を省略する。Tは、符号化後のビット間隔(ユニットインターバル)を表す。送信データを(1,x)RLL符号化後にNRZI変調した場合には、送信信号系列の最小パルス幅は2Tとなる。図6(A)は、符号長1Tの送信信号系列と対応する出力系列との関係を示す。図6(A)の左側のグラフに示されるように、符号長1Tの送信信号系列「0,0,1,0,0,0,0,0,・・・」は、その1ビット遅延した系列と加算されて「0,0,1,1,0,0,0,0,・・・」で表される出力系列に変換される。2Tから4Tの符号長についても同様の規則に従って出力系列が得られる。つまり、図6(B)に示される符号長2Tの送信信号系列「0,0,1,1,0,0,・・・」から「0,0,1,2,1,0,0,0,・・・」で表される出力系列が得られ、図6(C)に示される符号長3Tの送信信号系列「0,0,1,1,1,0,0,0,・・・」から「0,0,1,2,2,1,0,0,・・・」で表される出力系列が得られ、図6(D)に示される符号長4Tの送信信号系列「0,0,1,1,1,1,0,0,・・・」から「0,0,1,2,2,2,1,0,・・・」で表される出力系列が得られる。
 図7は、本発明の一実施形態にかかる3値弁別器225の構成を示す回路図である。この3値弁別器225は、コンパレータ226、227を含んで構成される。コンパレータ226は、イコライザ220においてデュオバイナリ符号化された信号(デュオバイナリ信号)を後述する閾値生成部230からのHi閾値を用いて判定する。コンパレータ227は、イコライザ220からのデュオバイナリ信号を閾値生成部230からのLo閾値を用いて判定する。そして、コンパレータ226、227のそれぞれの判定結果に基づいて、表2に示す規則に従って3値の判定データ(出力レベル)が決定される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000002
 つまり、コンパレータ226、227からの出力がいずれもLoである場合(イコライザ220からの等化後の信号がHi閾値及びLo閾値のいずれよりも小さい場合)には出力レベルは「0」と判定され、コンパレータ226の出力がLoでコンパレータ227の出力がHiの場合(イコライザ220からの等化後の信号がLo閾値よりも大きくHi閾値よりも小さい場合)には「1」と判定され、コンパレータ226、227の出力がいずれもHiの場合(イコライザ220からの等化後の信号がHi閾値及びLo閾値のいずれよりも大きい場合)には「2」と判定される。このようにして、イコライザ220からのデュオバイナリ信号が「0,1,2」の3値に弁別される。 
 図8は、本発明の一実施形態にかかる閾値生成部230の構成を示す回路図である。この閾値生成部230は、ピーク検出器231、ボトム検出器232、及び抵抗233-235を含んで構成される。イコライザ220からのデュオバイナリ信号は、ピーク検出器231及びボトム検出器232に入力される。ピーク検出器231においては入力されたデュオバイナリ信号のピーク電圧が検出され、ボトム検出器232においてはボトム電圧が検出される。検出されたピーク電圧及びボトム電圧は、抵抗233-235の抵抗値に応じてHi閾値、Lo閾値となって、3値弁別器225に出力される。
 PLL240は、イコライザ220からのデュオバイナリ信号に同期したデータクロックを生成する。PLL240による識別のタイミングは、2値判定の場合よりも半クロックずれる。3値弁別器225の出力信号は、PLL240から与えられるデータクロックによりリタイミングされてビタビ復号器245に出力される。
 図9は、本発明の一実施形態にかかるビタビ復号器245の構成を示す回路図である。ビタビ復号器245は、ブランチメトリック算出部246、パスメトリック算出部247、及びパスメモリ248を備える。ブランチメトリック算出部246は、3値弁別器225からの3値信号と各基準値(つまり、「0」、「1」、「2」)とのユークリッド距離を計算することによりブランチメトリックを算出し、算出したブランチメトリックをパスメトリック算出部247に出力する。パスメトリック算出部247は、ブランチメトリック算出部246にて算出されたブランチメトリックに基づいて、取りうる全ての状態遷移の中から最も確からしいパスを算出し、算出した生き残りパスをパスメモリ248に格納する。図10は、ビタビ復号器245の状態遷移図の一例を示し、図11は、図10の状態遷移図に対応したトレリス線図を示す。これらの図に示されるように、3値弁別器225からの入力信号系列は、S0からS4の4状態に遷移する。ここで、1/2,0/1,0/0,1/1は入力/出力の関係を示している。パスメモリ248に格納された生き残りパスは順次マージされ、マージされた符号系列が復号結果として(1,x)RLL復号器250に出力される。本発明の一実施形態においては、(1,x)RLL符号化された送信データをデュオバイナリ等化することによって、各波形パターン間のユークリッド距離が大きくなるため、ビタビ復号による誤り訂正能力が向上する。また、ビタビ復号器245は硬判定を行うため、多ビットのA/Dコンバータを備える必要がなく受信機200の回路構成が簡単になる。
 以上述べたように、ビタビ復号器245は、3値弁別器225からの3値信号を最尤復号し、復号結果を(1,x)RLL復号器250に出力する。最尤復号された出力信号は,(1,x)RLL復号器250において、RLL復号され、受信データが得られる。
 続いて、図12から図14を用いて、本発明の一実施形態にかかる可視光通信システムを用いて測定された通信距離について説明する。図12から図14に示す測定結果は、以下の条件で測定された。まず、伝送速度は、RLL符号化前で100Mbpsとした。そして、青色光励起型白色LED120として、定格電流500mA(パルス駆動時)の汎用の白色LEDを使用し、これを次の駆動電流の設定条件で駆動した。
(1)立ち上がりパルスSAの電流値HA:32.9mA(2)データパルスSBの電流値HB:49.4mA(3)立ち下がりパルスSCの電流値HC:59.8mA(4)プリバイアス電流値HD:5.2mA(5)立ち上がりパルス幅WA、立ち下がりパルス幅WCは、ユニットインターバルTの1/2(T/2) PD210として、受光径が7mmφのレンズ付きSi-PINフォトダイオードを使用した。イコライザ220による等化後の信号が、図12に示すアイパターンとなるようにイコライザ220を調整した。閾値生成部230の抵抗233、234、235の抵抗値の比が27:43:30となるように、各抵抗233、234、235の抵抗値を調整した。なお、イコライザ220の周波数特性と閾値の初期値を決めた後は、その調整、変更は不要である。ビタビ復号器245はパスメモリを10段とした。また、レジスタエクスチェンジ法を使用した。
 上述の図12に示されるように、本発明の様々な実施形態においては、送信信号が(1,x)RLL符号によって符号化処理されており符号長1Tに相当する送信信号が存在しないため、イコライザ220からは「0,0,1,1,0,0,・・・」又は「2,2,1,1,2,2,・・・」に相当する信号が出力されない。つまり、イコライザ220の出力系列においては、dk則により「1」から「1」への遷移が起こらない。このため、データの弁別及びPLL240によるクロック抽出が容易になる。
 図13は本発明の一実施形態における通信距離に対するビットエラーレートの測定結果を示すグラフであり、図14は本発明の一実施形態における受信機の受信面における受信照度に対するビットエラーレートの測定結果を示すグラフである。比較例として示されている測定結果は、図15に示す通信システムを用いて測定された。図15に示す通信システムは、国際公開第2010/035896号公報に開示されている通信システムと同様に構成されている。すなわち、図15に示す通信システムの送信機は、図1に示す送信機100と同様に構成される。つまり、図15に示す送信機において、送信データは、まず図示しない(1,x)RLL符号器によって符号化される。そして、このRLL符号化されたデータに基づいて多階調の駆動電流が生成され、この駆動電流によって白色LEDが駆動される。一方、図15に示す通信システムの受信機は、受信信号をデュオバイナリ符号化しない点、及びビタビ復号を用いずにリミッティングアンプによって受信信号を二値化している点で本発明の一実施形態にかかる受信機200と異なる。
 図13に示される測定結果から、本発明の一実施形態にかかる可視光通信システムにおいては、図15に示される比較例のシステムと比較して、同一のビットエラーレートにおいて通信距離が拡大していることがわかる。また、図14に示される測定結果から、本発明の一実施形態にかかる可視光通信システムにおいては、図15の比較例のシステムと比較して、同一の受信照度下においてビットエラーレートが改善していることがわかる。
 以上述べたように、本発明の様々な実施態様によれば、高速な伝送速度を実現しつつ送信機から受信機までの通信距離を拡大することが可能で、簡単な処理回路から構成される可視光通信用受信機、可視光通信システム、及び可視光通信方法が提供される。特に、本発明の実施形態にかかる送信機100及び受信機200の回路構成は、サブキャリアの多重化によりデータ伝送を行う場合に用いられるビット分解能の高いA/DコンバータやFFT等の処理回路が不要なため、比較的単純な回路構成で実現することができる。
 本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のような変更が可能である。
(1)青色光励起型白色LED120として、蛍光体からの発光成分に青色と補色関係にある黄色だけでなく赤色成分等の色成分を含み演色性を改善したものを用いることができる。
(2)図5に示した駆動波形生成部110及び多階調駆動部115の回路構成は例示に過ぎず適宜変更することができる。
(3)変調符号はDCフリーの(1,x)RLL符号であればよく、17PP以外の様々な符号を用いることが可能である。例えば、特許第3957679号公報等の文献に記載されているEight-to-Twelve Modulation(ETM)やIEEE ELECTRONICS LETTERS,VOL.42,No.20,1169-1170p,Four-to-six modulation code for blue laser recording channels」等の文献に記載されているFour-to-sixModulation(FSM)を用いることができる。
(4)受信機200におけるカラーフィルタ205とレンズ等の集光系の前後関係は変わ
っても差し支えない。
(5)カラーフィルタ205は省略可能である。
(6)駆動波形生成部における立ち上がり及び立下りパルスのパルス幅については、本明細書において明示的に説明した例に限定されない。
(7)外符号としてReed-Solomon符号等のFEC(前方誤り訂正)を用いることにより,更なる通信距離の拡大を図ることができる。また、これらの外符号に加えてインターリーブやビットスクランブルを組み合わせて用いることにより、更に通信距離の拡大を図ることができる。
(8)ビタビ復号器245における復号方法として、レジスタエクスチェンジ法に代えてトレースバック法を用いることができる。
 100 送信機
 105 (1,x)RLL符号器
 110 駆動波形生成部
 115 多諧調駆動部
 120 青色光励起型白色LED
 200 受信機
 205 カラーフィルタ
 210 フォトダイオード
 215 トランスインピーダンスアンプ
 220 イコライザ
 225 3値弁別器
 230 閾値生成部230
 240 PLL
 245 ビタビ復号器
 250 (1,x)RLL復号器

Claims (6)

  1.  最小ランが1でDCフリーのRLL符号に符号化され、NRZI変調された送信データの立ち上がり時に当該送信データに立ち上がりパルスを付加するとともに立ち下がり時に立ち下がりパルスを付加することによって生成される駆動電流信号によって駆動された青色光励起型白色LEDからの可視光信号を受光する受光部と、
     受光した可視光信号を電気信号に変換する光電変換部と、
     前記光電変換部からの電気信号をデュオバイナリ信号に等化する等化器と、
     前記等化器からのデュオバイナリ信号を3値信号に弁別する弁別器と、
     前記弁別器からの3値信号を最尤復号する最尤復号器と、
     前記最尤復号器の復号結果をRLL復号化する復号器と、
     を備える可視光通信用受信機。
  2.  前記RLL符号が17PP符号である請求項1に記載の可視光通信用受信機。
  3.  前記青色光励起型白色LEDは、青色LEDと、当該青色LEDからの青色光によって励起され当該青色光の補色に相当する波長成分を含む蛍光を出射する蛍光体とを含み、
     前記受光部が、前記蛍光体からの蛍光に相当する波長成分を前記可視光信号から除去するフィルタを備える請求項1に記載の可視光通信用受信機。
  4.  前記青色光励起型白色LEDのピーク波長範囲が440~470nmである請求項3に記載の可視光通信用受信機。
  5.  送信データを最小ランが1でDCフリーのRLL符号に符号化し、この符号化後のデータ系列をNRZI変調する変調部、
     前記変調部において変調された送信データの立ち上がり時に当該変調後の送信データに立ち上がりパルスを付加するとともに前記送信データの立ち下がり時に立ち下がりパルスを付加することによって駆動電流信号を生成する駆動電流生成部、及び、
     前記駆動電流によって駆動される青色光励起型白色LED、
     を含む送信機と、
     前記青色光励起型白色LEDからの可視光信号を受光する受光部、
     受光した可視光信号を電気信号に変換する光電変換部、
     前記光電変換部からの電気信号をデュオバイナリ信号に等化する等化器、
     前記等化器からのデュオバイナリ信号を3値信号に弁別する弁別器、
     前記弁別器からの3値信号を最尤復号する最尤復号器、及び、
     前記最尤復号器の復号結果をRLL復号化する復号器、
     を含む受信機と、
     を備える可視光通信システム。
  6.  送信データを最小ランが1でDCフリーのRLL符号によって符号化し、この符号化後のデータ系列をNRZI変調するステップと、
     変調された送信データの立ち上がり時に当該送信データに立ち上がりパルスを付加するとともに前記送信データの立ち下がり時に立ち下がりパルスを付加することによって駆動電流信号を生成し、生成した駆動電流信号を青色光励起型白色LEDに供給するステップと、
     前記青色光励起型白色LEDからの可視光信号を受光するステップと、
     受光した可視光信号を電気信号に変換するステップと、
     前記光電変換部からの電気信号をデュオバイナリ信号に等化するステップと、
     前記デュオバイナリ信号を3値信号に弁別するステップと、
     前記3値信号を最尤復号するステップと、
     前記最尤復号結果をRLL復号化するステップと、
     を備える可視光通信方法。
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