WO2009154220A1

WO2009154220A1 - 成績視認システム

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Publication number: WO2009154220A1
Application number: PCT/JP2009/061007
Authority: WO
Inventors: 充宏徳田
Original assignee: 株式会社ウイルソリューションズ
Priority date: 2008-06-19
Filing date: 2009-06-17
Publication date: 2009-12-23
Also published as: JP2010003080A

Abstract

成績視認システム１０において成績管理サーバ１５は、販売店舗の配置を表示した店舗配置図を作成する図面作成手段と、販売店舗の当月の所定期間における売上金額と前月の所定期間における売上金額とを比較し、前月の売上金額に対する当月の売上金額の前月比率が任意に設定された前月目標比率を上回る販売店舗と前月比率が前月目標比率を下回る販売店舗とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図に表示された販売店舗を色分け表示する色分け表示手段と、色分けされた販売店舗を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする図面閲覧手段とを有し、クライアント端末１３，１４は、色分けされたそれら販売店舗を表示した店舗配置図を出力する図面出力手段を有する。

Description

成績視認システム

　本発明は、所定のエリアに配置された複数の評価対象や評価対象グループの成績を視認可能な成績視認システムに関する。

　遊技機とその遊技機が使用する遊戯媒体の貸し出しを行う遊戯媒体貸出機とを複数設置して営業する遊技店の売上、収益を管理する売上管理システムがある（特許文献１参照）。売上管理システムは、遊戯媒体貸出機の売上データと獲得した遊技媒体を計数する計数機の計数データとを比較するデータ比較手段とデータの比較処理結果を第三者機関へ送信するデータ送信手段とを有する遊技店データ管理装置、遊技店から送信されたデータの比較処理結果を管理する第三者管理装置から形成されている。この売上管理システムは、遊戯媒体貸出機や計数機における不正行為を検出し、それを第三者管理装置に送信するから、それら遊戯媒体貸出機や計数機における不正行為を未然に防ぐことができる。
特開２００５－１９８９９８号公報

　前記特許文献１に開示の売上管理システムは、遊技店に設置された各遊技機の売上実績を、視覚を通じて個別に判別することができず、それら遊技機の売上実績の良否を判断することができない。ゆえに、遊技機の機種変更や遊技店における遊技機の配置変更を検討することができず、遊技店における遊技機の実績向上を図ることができない。

　本発明の目的は、所定のエリアに配置された複数の評価対象の成績を視覚を通じて把握することができ、エリアにおける評価対象の実績向上を図ることができる成績視認システムを提供することにある。

　前記課題を解決するための本発明にかかる成績視認システムは、成績によって評価される複数の評価対象が存するエリアに設置されたクライアント端末と、それら評価対象の情報を前記クライアント端末に提供するサーバ装置とから形成され、サーバ装置が、エリアにおけるそれら評価対象の配置を表示した第１図面を作成する図面第１作成手段と、評価対象の当月の所定期間における実績と前月の所定期間における実績とを比較し、前月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前月比率が任意に設定された前月目標比率を上回る評価対象と前月比率が前月目標比率を下回る評価対象との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第１図面に表示されたそれら評価対象を色分け表示する色分け第１表示手段と、色分けされたそれら評価対象を表示した第１図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第１閲覧手段とを有し、クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象を表示した第１図面を出力する図面第１出力手段を有することを特徴とする。

　本発明にかかる成績視認システムの一例としては、クライアント端末が、評価対象の前月目標比率を随時変更可能な前月目標比率第１変更手段を含み、色分け第１表示手段では、クライアント端末によって前月目標比率が変更されたときに、変更された前月目標比率に対する前記前月比率の高低を視覚によって判別し得るように第１図面に表示されたそれら評価対象の色分けを随時変更する。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例として、色分け第１表示手段では、クライアント端末が第１図面において各評価対象を個別に指定したときに、指定された評価対象の当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月比率を前記第１図面に表示し、図面第１出力手段では、第１図面に表示された当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月比率を出力可能である。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例としては、サーバ装置が、評価対象の当月の所定期間における実績と前年同月の所定期間における実績とを比較し、前年同月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前年同月比率が任意に設定された前年同月目標比率を上回る評価対象と前年同月比率が前年同月目標比率を下回る評価対象との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第１図面に表示されたそれら評価対象を色分け表示する色分け第２表示手段と、色分けされたそれら評価対象を表示した第１図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第２閲覧手段とを含み、クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象を表示した第１図面を出力する図面第２出力手段を含む。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例としては、クライアント端末が、評価対象の前年同月目標比率を随時変更可能な前年同月目標比率第１変更手段を含み、色分け第２表示手段では、クライアント端末によって前年同月目標比率が変更されたときに、変更された前年同月目標比率に対する前年同月比率の高低を視覚によって判別し得るように第１図面に表示されたそれら評価対象の色分けを随時変更する。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例として、色分け第２表示手段では、クライアント端末が第１図面において各評価対象を個別に指定したときに、指定された評価対象の当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月比率を前記第１図面に表示し、図面第２出力手段では、第１図面に表示された当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月比率を出力可能である。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例としては、サーバ装置が、評価対象の当年の所定期間における実績と前年の所定期間における実績とを比較し、前年の所定期間の実績に対する当年の所定期間の実績の前年実績比率が任意に設定された前年実績目標比率を上回る評価対象と前年実績比率が前年実績目標比率を下回る評価対象との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第１図面に表示されたそれら評価対象を色分け表示する色分け第３表示手段と、色分けされたそれら評価対象を表示した第１図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第３閲覧手段とを含み、クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象を表示した第１図面を出力する図面第３出力手段を含む。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例としては、クライアント端末が、評価対象の前年実績目標比率を随時変更可能な前年実績目標比率第１変更手段を含み、色分け第３表示手段では、クライアント端末によって前年実績設定比率が変更されたときに、変更された前年実績目標比率に対する前年実績比率の高低を視覚によって判別し得るように第１図面に表示されたそれら評価対象の色分けを随時変更する。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例として、色分け第３表示手段では、クライアント端末が第１図面において各評価対象を個別に指定したときに、指定された評価対象の当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績比率を前記第１図面に表示し、図面第３出力手段では、第１図面に表示された当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績比率を出力可能である。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例としては、クライアント端末が、評価対象の所定数を一纏めにして第１～第ｎ評価対象グループに区分するグループ化手段を含み、サーバ装置が、エリアにおけるそれら評価対象グループの配置を表示した第２図面を作成する図面第２作成手段と、評価対象グループの当月の所定期間における実績と前月の所定期間における実績とを比較し、前月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前月比率が任意に設定された前月目標比率を上回る評価対象グループと前月比率が前月目標比率を下回る評価対象グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第２図面に表示されたそれら評価対象グループを色分け表示する色分け第４表示手段と、色分けされたそれら評価対象グループを表示した第２図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第４閲覧手段とを有し、クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象グループを表示した第２図面を出力する図面第４出力手段を含む。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例としては、クライアント端末が、評価対象グループの前月目標比率を随時変更可能な前月目標比率第２変更手段を含み、色分け第４表示手段では、クライアント端末によって前月目標比率が変更されたときに、変更された前月目標比率に対する前月比率の高低を視覚によって判別し得るように第１図面に表示されたそれら評価対象グループの色分けを随時変更する。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例として、色分け第４表示手段では、クライアント端末が第２図面において各評価対象グループを個別に指定したときに、指定された評価対象グループの当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月比率を前記第２図面に表示し、図面第４出力手段では、第２図面に表示された当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月比率を出力可能である。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例としては、サーバ装置が、評価対象グループの当月の所定期間における実績と前年同月の所定期間における実績とを比較し、前年同月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前年同月比率が任意に設定された前年同月目標比率を上回る評価対象グループと前年同月比率が前年同月目標比率を下回る評価対象グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第２図面に表示されたそれら評価対象グループを色分け表示する色分け第５表示手段と、色分けされたそれら評価対象グループを表示した第２図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第５閲覧手段とを含み、クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象グループを表示した第２図面を出力する図面第５出力手段を含む。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例としては、クライアント端末が、評価対象グループの前年同月目標比率を随時変更可能な前年同月目標比率第２変更手段を含み、色分け第５表示手段では、クライアント端末によって前年同月目標比率が変更されたときに、変更された前年同月目標比率に対する前年同月比率の高低を視覚によって判別し得るように第２図面に表示されたそれら評価対象グループの色分けを随時変更する。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例として、色分け第５表示手段では、クライアント端末が第２図面において各評価対象グループを個別に指定したときに、指定された評価対象グループの当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月比率を前記第２図面に表示し、図面第５出力手段では、第２図面に表示された当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月比率を出力可能である。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例としては、サーバ装置が、評価対象グループの当年の所定期間における実績と前年の所定期間における実績とを比較し、前年の所定期間の実績に対する当年の所定期間の実績の前年実績比率が任意に設定された前年実績目標比率を上回る評価対象グループと前年実績比率が前年実績目標比率を下回る評価対象グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第２図面に表示されたそれら評価対象グループを色分け表示する色分け第６表示手段と、色分けされたそれら評価対象グループを表示した第２図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第６閲覧手段とを含み、クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象グループを表示した第２図面を出力する図面第６出力手段を含む。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例としては、クライアント端末が、評価対象グループの前年実績目標比率を随時変更可能な前年実績目標比率第２変更手段を含み、色分け第６表示手段では、クライアント端末によって前年実績設定比率が変更されたときに、変更された前年実績目標比率に対する前記前年実績比率の高低を視覚によって判別し得るように第２図面に表示されたそれら評価対象グループの色分けを随時変更する。

　本発明にかかる成績視認システムの他の一例として、色分け第６表示手段では、クライアント端末が第２図面において各評価対象グループを個別に指定したときに、指定された評価対象グループの当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績比率を前記第２図面に表示し、図面第６出力手段では、第２図面に表示された当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績比率を出力可能である。

　本発明にかかるに成績視認システムによれば、サーバ装置がエリアにおける評価対象の第１図面を作成し、評価対象の当月の所定期間における実績と前月の所定期間における実績とを比較しつつ、前月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前月比率が前月実績を基準として任意に設定された前月目標比率を上回る評価対象と前月比率が前月目標比率を下回る評価対象との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第１図面に表示されたそれら評価対象を色分けするから、エリアにおいてそこに配置された各評価対象の前月目標比率に対する前月比率の到達度を視覚を通して確認することができ、エリアにおける各評価対象の前月に対する成績を容易に把握することができる。この成績視認システムは、第１図面に表示された各評価対象の色を参考に、エリアにおける評価対象のレイアウトを検討しつつ、評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、第１図面を利用してエリアにおける評価対象の実績向上を図ることができる。

　クライアント端末が評価対象の前月目標比率を随時変更可能な前月目標比率第１変更手段を含み、クライアント端末によって前月目標比率が変更されたときに、サーバ装置が変更された前月目標比率を基準としてそれら評価対象の色分けを随時変更する成績視認システムは、季節的要因や場所的要因、人的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮してエリア毎に評価対象の前月目標比率を任意に変更することができるから、エリアにおける実績変動要因を勘案しつつそのエリアに配置された評価対象の前月目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システムは、前月目標比率を変更したときに、変更した前月目標比率を基準として評価対象の色が変更されるから、変更された前月目標比率に対する各評価対象の成績を視覚を通して容易に把握することができる。

　クライアント端末が図面において各評価対象を個別に指定したときに、指定された評価対象の当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月比率を図面に表示する成績視認システムは、評価対象の当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月実績に対する当月実績の前月比率が具体的な数値として示されるから、図面に表示された評価対象の色と数値とから各評価対象の成績を一層具体的に把握することができる。この成績視認システムは、図面を利用して評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、エリアにおける評価対象の実績向上を図ることができる。

　評価対象の当月の所定期間における実績と前年同月の所定期間における実績とを比較しつつ、前年同月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前年同月比率が前年同月実績を基準として任意に設定された前年同月目標比率を上回る評価対象と前年同月比率が前年同月目標比率を下回る評価対象との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第１図面に表示されたそれら評価対象を色分けする成績視認システムは、エリアにおいてそこに配置された各評価対象の前年同月目標比率に対する前年同月比率の到達度を視覚を通して確認することができ、エリアにおける各評価対象の前年同月に対する成績を容易に把握することができる。この成績視認システムは、第１図面を利用して評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、エリアにおける評価対象の実績向上を図ることができる。

　クライアント端末が評価対象の前年同月目標比率を随時変更可能な前年同月目標比率第１変更手段を含み、クライアント端末によって前年同月目標比率が変更されたときに、サーバ装置が変更された前年同月目標比率を基準としてそれら評価対象の色分けを随時変更する成績視認システムは、季節的要因や場所的要因、人的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮してエリア毎に評価対象の前年同月目標比率を任意に変更することができるから、エリアにおける実績変動要因を勘案しつつそのエリアに配置された評価対象の前年同月目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システムは、前年同月目標比率を変更したときに、変更した前年同月目標比率を基準として評価対象の色が変更されるから、変更された前年同月目標比率に対する各評価対象の成績を視覚を通して容易に把握することができる。

　クライアント端末が図面において各評価対象を個別に指定したときに、指定された評価対象の当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月比率を図面に表示する成績視認システムは、当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月実績に対する当月実績の前年同月比率が具体的な数値として示されるから、第１図面に表示された評価対象の色と数値とから各評価対象の成績を一層具体的に把握することができる。この成績視認システムは、第１図面を利用して評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、エリアにおける評価対象の実績向上を図ることができる。

　評価対象の当年の所定期間における実績と前年の所定期間における実績とを比較しつつ、前年の所定期間の実績に対する当年の所定期間の実績の前年実績比率が前年実績を基準として任意に設定された前年実績目標比率を上回る評価対象と前年実績比率が前年実績目標比率を下回る評価対象との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第１図面に表示されたそれら評価対象を色分けする成績視認システムは、エリアにおいてそこに配置された各評価対象の前年実績目標比率に対する前年実績比率の到達度を視覚を通して確認することができ、エリアにおける各評価対象の前年の所定期間に対する成績を容易に把握することができる。この成績視認システムは、第１図面を利用して評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、エリアにおける評価対象の実績向上を図ることができる。

　クライアント端末が評価対象の前年実績目標比率を随時変更可能な前年実績目標比率第１変更手段を含み、クライアント端末によって前年実績設定比率が変更されたときに、サーバ装置が変更された前年実績目標比率を基準としてそれら評価対象の色分けを随時変更する成績視認システムは、季節的要因や場所的要因、人的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮してエリア毎に評価対象の前年実績目標比率を任意に変更することができるから、エリアにおける実績変動要因を勘案しつつそのエリアに配置された評価対象の前年実績目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システムは、前年実績目標比率を変更したときに、変更した前年実績目標比率を基準として評価対象の色が変更されるから、変更された前年実績目標比率に対する各評価対象の成績を視覚を通して容易に把握することができる。

　クライアント端末が配置データにおいて各評価対象を個別に指定したときに、指定された評価対象の当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績比率を第１図面に表示する成績視認システムは、当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績に対する当年実績の前年実績比率が具体的な数値として示されるから、第１図面に表示された評価対象の色と数値とから各評価対象の成績を一層具体的に把握することができる。この成績視認システムは、第１図面を利用して評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、エリアにおける評価対象の実績向上を図ることができる。

　サーバ装置がエリアにおける第１～第ｎ評価対象グループの配置を表示した第２図面を作成し、評価対象グループの当月の所定期間における実績と前月の所定期間における実績とを比較しつつ、前月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前月比率が前月実績を基準として任意に設定された前月目標比率を上回る評価対象グループと前月比率が前月目標比率を下回る評価対象グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第２図面に表示されたそれら評価対象グループを色分けする成績視認システムは、エリアにおいてそこに配置された各評価対象グループの前月目標比率に対する前月比率の到達度を視覚を通して確認することができ、エリアにおける各評価対象グループの前月に対する成績を容易に把握することができる。この成績視認システムは、第２図面に表示された第１～第ｎ評価対象グループの色を参考に、エリアにおける評価対象のレイアウトを検討しつつ、第２図面を利用して評価対象グループを形成する評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、エリアにおける評価対象グループやそれを形成する評価対象の実績向上を図ることができる。

　クライアント端末が評価対象グループの前月目標比率を随時変更可能な前月目標比率第２変更手段を含み、クライアント端末によって前月目標比率が変更されたときに、サーバ装置が変更された前月目標比率を基準としてそれら評価対象グループの色分けを随時変更する成績視認システムは、季節的要因や場所的要因、人的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮してエリア毎に評価対象グループの前月目標比率を任意に変更することができるから、エリアにおける実績変動要因を勘案しつつそのエリアに配置された評価対象グループの前月目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システムは、前月目標比率を変更したときに、変更した前月目標比率を基準として評価対象グループの色が変更されるから、変更された前月目標比率に対する各評価対象グループの成績を視覚を通して容易に把握することができる。

　クライアント端末が図面において各評価対象グループを個別に指定したときに、指定された評価対象グループの当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月比率を図面に表示する成績視認システムは、評価対象グループの当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月実績に対する当月実績の前月比率が具体的な数値として示されるから、図面に表示された評価対象グループの色と数値とから各評価対象の成績を一層具体的に把握することができる。この成績視認システムは、第２図面を利用して評価対象グループを形成する評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、エリアにおける評価対象グループやそれを形成する評価対象の実績向上を図ることができる。

　評価対象グループの当月の所定期間における実績と前年同月の所定期間における実績とを比較しつつ、前年同月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前年同月比率が前年同月実績を基準として任意に設定された前年同月目標比率を上回る評価対象グループと前年同月比率が前年同月目標比率を下回る評価対象グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第２図面に表示されたそれら評価対象グループを色分けする成績視認システムは、エリアにおいてそこに配置された各評価対象グループの前年同月目標比率に対する前年同月比率の到達度を、視覚を通して確認することができ、エリアにおける各評価対象グループの前年同月に対する成績を容易に把握することができる。この成績視認システムは、第２図面を利用して評価対象グループを形成する評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、エリアにおける評価対象グループやそれを形成する評価対象の実績向上を図ることができる。

　クライアント端末が評価対象グループの前年同月目標比率を随時変更可能な前年同月目標比率第２変更手段を含み、クライアント端末によって前年同月目標比率が変更されたときに、サーバ装置が変更された前年同月目標比率を基準としてそれら評価対象グループの色分けを随時変更する成績視認システムは、季節的要因や場所的要因、人的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮してエリア毎に評価対象グループの前年同月目標比率を任意に変更することができるから、エリアにおける実績変動要因を勘案しつつそのエリアに配置された評価対象グループの前年同月目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システムは、前年同月目標比率を変更したときに、変更した前年同月目標比率を基準として評価対象グループの色が変更されるから、変更された前年同月目標比率に対する各評価対象グループの成績を視覚を通して容易に把握することができる。

　クライアント端末が図面において各評価対象グループを個別に指定したときに、指定された評価対象グループの当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月比率を図面に表示する成績視認システムは、当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月実績に対する当月実績の前年同月比率が具体的な数値として示されるから、第２図面に表示された評価対象グループの色と数値とから各評価対象グループの成績を一層具体的に把握することができる。この成績視認システムは、第２図面を利用して評価対象グループを形成する評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、エリアにおける評価対象グループやそれを形成する評価対象の実績向上を図ることができる。

　評価対象グループの当年の所定期間における実績と前年の所定期間における実績とを比較しつつ、前年の所定期間の実績に対する当年の所定期間の実績の前年実績比率が前年実績を基準として任意に設定された前年実績目標比率を上回る評価対象グループと前年実績比率が前年実績目標比率を下回る評価対象グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、第２図面に表示されたそれら評価対象グループを色分けする成績視認システムは、エリアにおいてそこに配置された各評価対象グループの前年実績目標比率に対する前年実績比率の到達度を視覚を通して確認することができ、エリアにおける各評価対象グループの前年の所定期間に対する成績を容易に把握することができる。この成績視認システムは、第２図面を利用して評価対象グループを形成する評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、エリアにおける評価対象グループやそれを形成する評価対象の実績向上を図ることができる。

　クライアント端末が評価対象グループの前年実績目標比率を随時変更可能な前年実績目標比率第２変更手段を含み、クライアント端末によって前年実績設定比率が変更されたときに、サーバ装置が変更された前年実績目標比率を基準としてそれら評価対象グループの色分けを随時変更する成績視認システムは、季節的要因や場所的要因、人的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮してエリア毎に評価対象グループの前年実績目標比率を任意に変更することができるから、エリアにおける実績変動要因を勘案しつつそのエリアに配置された評価対象グループの前年実績目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システムは、前年実績目標比率を変更したときに、変更した前年実績目標比率を基準として評価対象グループの色が変更されるから、変更された前年実績目標比率に対する各評価対象グループの成績を視覚を通して容易に把握することができる。

　クライアント端末が配置データにおいて各評価対象グループを個別に指定したときに、指定された評価対象グループの当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績比率を第２図面に表示する成績視認システムは、当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績に対する当年実績の前年実績比率が具体的な数値として示されるから、第２図面に表示された評価対象グループの色と数値とから各評価対象グループの成績を一層具体的に把握することができる。この成績視認システムは、第２図面を利用して評価対象グループを形成する評価対象自体の変更や評価対象の配置変更等を検討することができ、エリアにおける評価対象グループやそれを形成する評価対象の実績向上を図ることができる。

一例として示す実績管理システムの構成図。店舗配置図画面の一例を示す図。店舗配置図画面の他の一例を示す図。販売店舗の個別実績図表が表示された店舗配置図画面の一例を示す図。グループ設定画面の一例を示す図。店舗配置図画面の他の一例を示す図。店舗配置図画面の他の一例を示す図。販売店舗グループの実績図表が表示された店舗配置図画面の一例を示す図。店舗配置図画面の一例を示す図。店舗配置図画面の一例を示す図。販売店舗の個別実績図表が表示された店舗配置図画面の一例を示す図。店舗配置図画面の他の一例を示す図。店舗配置図画面の他の一例を示す図。販売店舗グループの実績図表が表示された店舗配置図画面の一例を示す図。店舗配置図画面の一例を示す図。店舗配置図画面の一例を示す図。販売店舗の個別実績図表が表示された店舗配置図画面の一例を示す図。店舗配置図画面の他の一例を示す図。店舗配置図画面の他の一例を示す図。販売店舗グループの実績図表が表示された店舗配置図画面の一例を示す図。

　添付の図面を参照し、本発明に係る成績視認システムの詳細を説明すると、以下のとおりである。図１は、一例として示す成績視認システム１０の構成図である。この成績視認システム１０は、所定のエリア１１，１２に設置されたクライアント端末１３，１４と、それらエリア１１，１２に配置された評価対象の成績情報をクライアント端末１３，１４に提供する成績管理サーバ１５（サーバ装置）とから形成されている。

　なお、エリア１１，１２として商業ビル内の営業フロア１１，１２を例とし、評価対象としてそのフロア１１，１２に施設された各種複数の販売店舗を例とするとともに、成績情報としてそれら販売店舗における商品や役務の売上金額（販売実績）を例とする。ただし、商業ビル内の営業フロア１１，１２や販売店舗、売上金額は例示に過ぎず、それらの他に、エリア１１，１２や評価対象、成績情報を自由に仮定することができる。たとえば、エリア１１，１２として所定の商品を販売する販売店を例とし、評価対象としてその販売店の複数の営業担当員を例とするとともに、成績情報としてそれら営業担当員の営業実績を例とすることもできる。また、エリア１１，１２として学校を例とし、評価対象としてその学校の複数の生徒を例とするとともに、成績情報としてそれら生徒の学業成績を例とすることもできる。

　図１では、商業ビルの営業フロア１１，１２を２つ図示しているが、フロアを２つに限定するものではなく、３つ以上の商業ビルが存在する場合がある。また、商業ビルにおいて１つのクライアント端末１３，１４を図示しているが、実際には２つ以上のクライアント端末がビルに設置されている。このシステム１０では、クライアント端末１３，１４や実績管理サーバ１５がインターネット１６を介してネットワークを形成している。

　クライアント端末１３，１４は、それら販売店舗を統括する統括部門が保有管理している。クライアント端末１３、１４は、中央処理部（ＣＰＵまたはＭＰＵ）とメモリとを備えたコンピュータであり、ＤＮＳサーバ機能、データベースサーバ機能、Ｗｅｂサーバ機能を有する。それら端末１３，１４には、大容量ハードディスクが内蔵され、キーボードやマウス等の入力装置、ディスプレイ１６やプリンタ（図示せず）等の出力装置がインターフェイスを介して接続されている。それら端末１３，１４は、インターネット１７に接続可能であり、インターネット１７を利用することで、サーバ１５にアクセスかつログインすることができる。

　クライアント端末１３，１４のメモリには、各種のアプリケーションが格納されている。端末１３，１４のハードディスクには、販売店舗毎の売上金額やサーバ１５から送信された店舗配置図（第１および第２図面）等を格納する店舗データファイルが作られている。端末１３，１４には、入力装置を介して各販売店舗の１日の売上金額が入力されるとともに、前月売上金額（前月実績）を基準として任意に設定される前月目標比率、前年同月売上金額（前年同月実績）を基準として任意に設定される前年同月目標比率、前年売上金額（前年実績）を基準として任意に設定される前年実績目標比率が入力される。端末１３，１４は、入力された売上金額に日付情報（年月日識別番号）と店舗情報（店舗識別番号）とを設定した後、その売上金額を店舗データファイルに格納する。また、入力された前月目標比率、前年同月目標比率、前年実績目標比率に日付情報（年月日識別番号）と店舗情報（店舗識別番号）とを設定した後、それらを店舗データファイルに格納する。

　クライアント端末１３，１４の中央処理部は、オペレーティングシステムによる制御に基づいて、メモリに格納されたアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに従って、以下の各手段を実行する。端末１３，１４の中央処理部は、販売店舗の所定数を一纏めにして第１～第ｎ販売店舗グループに区分するグループ化手段を実行する。中央処理部は、営業フロア１１，１２に施設された販売店舗の実際の売上金額を日単位や週単位、月単位に集計し、その売上金額をサーバ１５に送信する売上金額送信手段を実行し、販売店舗や販売店舗グループの前月目標比率をサーバ１５に送信する前月目標比率送信手段を実行する。中央処理部は、販売店舗や販売店舗グループの前年同月目標比率をサーバ１５に送信する前年同月目標比率送信手段を実行し、販売店舗や販売店舗グループの前年実績目標比率をサーバ１５に送信する前年実績目標比率送信手段を実行する。

　クライアント端末１３，１４の中央処理部は、サーバ１５から送信された店舗配置図を受信し、受信した店舗配置図を店舗データファイルに格納する図面記憶手段を実行し、サーバ１５から受信した店舗配置図をディスプレイ１７に表示し、その店舗配置図を、プリンタを介して出力する図面第１出力手段～図面第６出力手段を実行する。中央処理部は、販売店舗や販売店舗グループの前月目標比率を変更する前月目標比率第１変更手段および前月目標比率第２変更手段を実行し、販売店舗や販売店舗グループの前年同月目標比率を変更する前年同月目標比率第１変更手段および前年同月目標比率第２変更手段を実行する。さらに、販売店舗や販売店舗グループの前年実績目標比率を変更する前年実績目標比率第１変更手段および前年実績目標比率第２変更手段を実行する。

　成績管理サーバ１５は、このシステム１０を提供する事業者が保有管理している。サーバ１５は、中央処理部（ＣＰＵまたはＭＰＵ）とメモリとを備えたコンピュータであり、ＤＮＳ機能、データベース機能、Ｗｅｂ機能を有する。サーバ１５は、インターネット１７に接続可能であり、インターネット１７を利用することで、クライアント端末１３，１４のみならず、不特定多数のサーバにアクセスかつログインすることができる。サーバ１５には、図示はしていないが、大容量ハードディスクが内蔵され、キーボードやマウス等の入力装置、ディスプレイやプリンタ等の出力装置がインターフェイスを介して接続されている。

　サーバ１５のメモリには、各種のアプリケーションが格納されている。サーバ１５のハードディスクには、各商業ビルの販売店舗毎に区分された実績データファイルが作られている。実績データファイルには、各販売店舗における売上金額が時系列に格納される。サーバ１５は、ＩＰアドレスとドメイン名との対応づけを行うとともに、記憶した各種情報をＨＴＭＬに変換した後、それら情報をクライアント端末１３，１４に送信し、それら情報を端末１３，１４において閲覧可能とする。

　サーバ１５の中央処理部は、オペレーティングシステムによる制御に基づいて、メモリに格納されたアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに従って、以下の各手段を実行する。サーバ１５の中央処理部は、各営業フロア１１，１２に施設された販売店舗の実際の売上金額をクライアント端末１３，１４から受信し、受信した販売店舗の過去から現在までの売上金額を日付別（年月日）かつ各販売店舗別に区分して実績データファイルに記憶する売上金額記憶手段を実行し、販売店舗や販売店舗グループの前月目標比率を端末１３，１４から受信し、受信した前月目標比率を各販売店舗別や各グループ販売店舗別に区分して実績データファイルに記憶する前月目標比率記憶手段を実行する。

　サーバ１５の中央処理部は、販売店舗やグループ販売店舗の前年同月目標比率をクライアント端末１３，１４から受信し、受信した前年同月目標比率を各販売店舗別や各グループ販売店舗別に区分して実績データファイルに記憶する前年同月目標比率記憶手段を実行し、販売店舗やグループ販売店舗の前年実績目標比率を端末１３，１４から受信し、受信した前年実績目標比率を各販売店舗別や各グループ販売店舗別に区分して実績データファイルに記憶する前年実績目標比率記憶手段を実行する。中央処理部は、複数の販売店舗を配置した状態で示す各店舗の店舗配置図（第１および第２図面）を作成する図面第１作成手段および図面第２作成手段を実行する。なお、図面作成手段では、店舗配置図のみならず、販売店舗の間取図（第１および第２図面）、販売店舗を配置した状態で示す各店舗の立体図（第１および第２図面）、販売店舗の見取図（第１および第２図面）等を作成することもできる。

　サーバ１５の中央処理部は、販売店舗の当月の所定期間における売上金額（実績）と前月の所定期間における売上金額（実績）とを比較し、前月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前月比率が任意に設定された前月目標比率を上回る販売店舗と前月比率が前月目標比率を下回る販売店舗との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、店舗配置図（第１図面）に表示されたそれら販売店舗を色分け表示する色分け第１表示手段を実行する。

　色分け第１表示手段では、クライアント端末１３，１４が後記する店舗配置図画面において前月目標比率を変更したときに、前月比率が変更後の前月目標比率を上回る販売店舗と前月比率が変更後の前月目標比率を下回る販売店舗とを視覚によって判別し得るように店舗配置図に表示された販売店舗の色分けを随時変更する。色分け第１表示手段では、端末１３，１４が店舗配置図画面において販売店舗を個別に選択したときに、選択された販売店舗の当月の売上金額、販売店舗の当月の稼動日数、販売店舗の前月の売上金額、販売店舗の前月の稼動日数、販売店舗の前月比率を図表として店舗配置図に表示する。サーバ１５の中央処理部は、色分けされたそれら販売店舗を表示した店舗配置図や図表を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする図面第１閲覧手段を実行する。

　サーバ１５の中央処理部は、販売店舗の当月の所定期間における売上金額（実績）と前年同月の所定期間における売上金額（実績）とを比較し、前年同月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前年同月比率が任意に設定された前年同月目標比率を上回る販売店舗と前年同月比率が前年同月目標比率を下回る販売店舗との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、店舗配置図（第１図面）に表示されたそれら販売店舗を色分け表示する色分け第２表示手段を実行する。

　色分け第２表示手段では、クライアント端末１３，１４が店舗配置図画面において前年同月目標比率を変更したときに、前年同月比率が変更後の前年同月目標比率を上回る販売店舗と前年同月比率が変更後の前年同月目標比率を下回る販売店舗とを視覚によって判別し得るように店舗配置図に表示された販売店舗の色分けを随時変更する。色分け第２表示手段では、端末１３，１４が店舗配置図画面において販売店舗を個別に選択したときに、選択された販売店舗の当月における売上金額、販売店舗の当月の稼動日数、販売店舗の前年同月における売上金額、販売店舗の前年同月の稼動日数、販売店舗の前年同月比率を図表として店舗配置図に表示する。サーバ１５の中央処理部は、色分けされたそれら販売店舗を表示した店舗配置図や図表を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする図面第２閲覧手段を実行する。

　サーバ１５の中央処理部は、販売店舗の当年の所定期間における売上金額と前年の所定期間における売上金額とを比較し、前年の所定期間における売上金額に対する当年の所定期間における売上金額の前年実績比率が任意に設定された所定の前年実績目標比率を上回る販売店舗と前年実績比率が所定の前年実績目標比率を下回る販売店舗との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、店舗配置図（第１図面）に表示された販売店舗を色分けする色分け第３表示手段を実行する。

　色分け第３表示手段では、クライアント端末１３，１４が店舗配置図画面において前年実績目標比率を変更したときに、前年実績比率が変更後の前年実績目標比率を上回る販売店舗と前年実績比率が変更後の前年実績目標比率を下回る販売店舗とを視覚によって判別し得るように店舗配置図に表示された販売店舗の色分けを随時変更する。色分け第３表示手段では、端末１３，１４が店舗配置図画面において販売店舗を個別に選択したときに、選択された販売店舗の指定期間（所定期間）、販売店舗の指定期間における当年の売上金額、販売店舗の指定期間における当年の稼動日数、販売店舗の指定期間における前年の売上金額、販売店舗の指定期間における前年の稼動日数、販売店舗の前年実績比率を図表として店舗配置図に表示する。サーバ１５の中央処理部は、色分けされたそれら販売店舗を表示した店舗配置図や図表を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする図面第３閲覧手段を実行する。

　サーバ１５の中央処理部は、販売店舗グループの当月の所定期間における売上金額（実績）と前月の所定期間における売上金額（実績）とを比較し、前月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前月比率が任意に設定された前月目標比率を上回る販売店舗グループと前月比率が前月目標比率を下回る販売店舗グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、店舗配置図（第２図面）に表示されたそれら販売店舗グループを色分け表示する色分け第４表示手段を実行する。

　色分け第４表示手段では、クライアント端末１３，１４が後記する店舗配置図画面において前月目標比率を変更したときに、前月比率が変更後の前月目標比率を上回る販売店舗グループと前月比率が変更後の前月目標比率を下回る販売店舗グループとを視覚によって判別し得るように店舗配置図に表示された販売店舗グループの色分けを随時変更する。色分け第４表示手段では、端末１３，１４が店舗配置図画面において販売店舗グループを個別に選択したときに、選択された販売店舗グループの当月の売上金額、販売店舗グループの当月の稼動日数、販売店舗グループの前月の売上金額、販売店舗グループの前月の稼動日数、販売店舗グループの前月比率を図表として店舗配置図に表示する。サーバ１５の中央処理部は、色分けされたそれら販売店舗グループを表示した店舗配置図や図表を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする図面第４閲覧手段を実行する。

　サーバ１５の中央処理部は、販売店舗グループの当月の所定期間における売上金額（実績）と前年同月の所定期間における売上金額（実績）とを比較し、前年同月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前年同月比率が任意に設定された前年同月目標比率を上回る販売店舗グループと前年同月比率が前年同月目標比率を下回る販売店舗グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、店舗配置図（第１図面）に表示されたそれら販売店舗グループを色分け表示する色分け第５表示手段を実行する。

　色分け第５表示手段では、クライアント端末１３，１４が店舗配置図画面において前年同月目標比率を変更したときに、前年同月比率が変更後の前年同月目標比率を上回る販売店舗グループと前年同月比率が変更後の前年同月目標比率を下回る販売店舗グループとを視覚によって判別し得るように店舗配置図に表示された販売店舗グループの色分けを随時変更する。色分け第５表示手段では、端末１３，１４が店舗配置図画面において販売店舗グループを個別に選択したときに、選択された販売店舗グループの当月における売上金額、販売店舗グループの当月の稼動日数、販売店舗グループの前年同月における売上金額、販売店舗グループの前年同月の稼動日数、販売店舗グループの前年同月比率を図表として店舗配置図に表示する。サーバ１５の中央処理部は、色分けされたそれら販売店舗グループを表示した店舗配置図や図表を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする図面第５閲覧手段を実行する。

　サーバ１５の中央処理部は、販売店舗グループの当年の所定期間における売上金額と前年の所定期間における売上金額とを比較し、前年の所定期間における売上金額に対する当年の所定期間における売上金額の前年実績比率が任意に設定された所定の前年実績目標比率を上回る販売店舗グループと前年実績比率が所定の前年実績目標比率を下回る販売店舗グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、店舗配置図（第１図面）に表示された販売店舗グループを色分けする色分け第６表示手段を実行する。

　色分け第６表示手段では、クライアント端末１３，１４が店舗配置図画面において前年実績目標比率を変更したときに、前年実績比率が変更後の前年実績目標比率を上回る販売店舗グループと前年実績比率が変更後の前年実績目標比率を下回る販売店舗グループとを視覚によって判別し得るように店舗配置図に表示された販売店舗グループの色分けを随時変更する。色分け第６表示手段では、端末１３，１４が店舗配置図画面において販売店舗グループを個別に選択したときに、選択された販売店舗グループの指定期間（所定期間）、販売店舗グループの指定期間における当年の売上金額、販売店舗グループの指定期間における当年の稼動日数、販売店舗グループの指定期間における前年の売上金額、販売店舗グループの指定期間における前年の稼動日数、販売店舗グループの前年実績比率を図表として店舗配置図に表示する。サーバ１５の中央処理部は、色分けされたそれら販売店舗グループを表示した店舗配置図や図表を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする図面第６閲覧手段を実行する。

　図２は、クライアント端末１３，１４のディスプレイ１６に表示された店舗配置図画面の一例を示す図であり、図３は、店舗配置図画面の他の一例を示す図である。図４は、選択された販売店舗Ｓ１の個別実績図表３７が表示された店舗配置図画面の一例を示す図である。図２～図４の店舗配置図画面には、色分け第１表示手段によって色分けされた販売店舗Ｓ１～Ｓ１４が表示されている。なお、各販売店舗Ｓ１～Ｓ１４では、営業時間が終了した後、その店舗Ｓ１～Ｓ１４の売上金額を集計する。集計された日毎の売上金額は、インターネット１６を介して端末１３，１４からサーバ１５に送信される。

　サーバ１５の実績データファイルには、各ビルを識別するビル情報（ビル識別番号）および各フロアを識別するフロア情報（フロア識別番号）が格納され、各販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を識別する店舗情報（店舗識別番号）が格納されている。実績データファイルには、図面作成手段によって作成した複数の店舗配置図（第１図面および第２図面）が格納され（図面記憶手段）、各販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の過去から現在までの売上金額が格納されている（売上金額記憶手段）。また、所定期間（指定期間）、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４や販売店舗グループＧ１～Ｇ５の所定期間（指定期間）における前月目標比率、所定期間（指定期間）における前年同月目標比率、所定期間（指定期間）における前年実績目標比率が格納されている（目標比率記憶手段）。

　店舗配置図は、ビル情報およびフロア情報によってビル毎かつフロア１１，１２毎に区分されている。売上金額は、日付情報によって日付別に区分され、店舗情報によって各販売店舗Ｓ１～Ｓ１４毎に区分されている。前月目標比率、前年同月目標比率、前年実績目標比率は、店舗情報によって各販売店舗Ｓ１～Ｓ１４毎または販売店舗グループＧ１～Ｇ５毎に区分されている。所定期間は、クライアント端末１３，１４を介して所定の日、日～日、月～月等自由に設定することができ、その期間に合わせて前月目標比率、前年同月目標比率、前年実績目標比率を自由に設定することができる。

　クライアント端末１３，１４を起動させた後、それら端末１３，１４をインターネット１６に接続し、インターネット１７を介してそれら端末１３，１４をサーバ１５にログインさせる。サーバ１５は、端末１３，１４のログイン時に所定の認証手続を要求する。認証では、それら端末１３，１４に成績管理に関するアプリケーションを利用させる正当性があるかを判断する。認証方式は、パスワード認証であるが、パスワード認証の他に、指紋認証や声紋認証、網膜認証、ＩＣカード認証を行うこともできる。なお、パスワード認証としては、ワンタイムパスワードを採用することもできる。

　クライアント端末１３，１４をインターネット１７に接続した後、サーバ１５のＵＲＬを利用してサーバ１５にアクセスする。サーバ１５は、それら端末１３，１４のディスプレイ１６に認証画面（図示せず）を表示させる。認証画面には、ユーザ名の入力エリアとパスワードの入力エリアとが表示される。各販売店舗や統括部門は、それら入力エリアにユーザ名とパスワードとを入力した後、ログインボタンを押す。サーバ１５は、入力されたユーザ名およびパスワードをメモリに格納されたそれらと比較し、ユーザ名およびパスワードの正誤を判断する。ユーザ名およびパスワードが正しく認証結果が可である場合、サーバ１５は、端末１３，１４のサーバ１５へのログインを許可する。ユーザ名やパスワードが誤っていて認証結果が不可である場合、サーバ１５は、それら端末１３，１４のディスプレイ１６にユーザ名やパスワードの誤りメッセージを表示するとともに、サーバ１５へのログイン不可メッセージを表示する。

　クライアント端末１３，１４がサーバ１５にログインすると、サーバ１５は、それら端末１３，１４のディスプレイ１６に初期画面（図示せず）を表示させる。初期画面には、成績表示ボタン、ログアウトボタンが表示される。初期画面から成績表示ボタンを押すと、ディスプレイ１６には、ビル入力エリアおよびビルのプルダウンリスト、フロア階層のプルダウンリスト、実行ボタン、キャンセルボタンが表示される（図示せず）。ビル入力エリアに対象の商業ビルを入力またはビルのプルダウンリストから対象の商業ビルを選択するとともに、フロア階層のプルダウンリストからフロア階層を選択し、実行ボタンを押すと、ディスプレイ１６には、店舗個別表示実行ボタン、グループ設定実行ボタン、キャンセルボタンが表示される（図示せず）。

　店舗個別表示実行ボタンを押すと、ディスプレイ１６には、前月比率参照ボタン、前年同月比率参照ボタン、前年実績比率参照ボタンが表示される（図示せず）。前月比率参照ボタンを押すと、サーバ１５は、選択された商業ビルのフロア１１，１２における販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の当月の所定期間における売上金額（実績）と前月の所定期間における売上金額（実績）とを比較し、前月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前月比率が前月目標比率を上回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４と前月比率が前月目標比率を下回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図に表示されたそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を色分け表示する（色分け第１表示手段）。前月目標比率は、たとえば、前月売上金額の１２０％や１００％、９０％等自由に設定することができる。サーバ１５は、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を色分けした後、それら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を表示した店舗配置図を端末１３，１４に閲覧可能とする（送信する）（図面第１閲覧手段）。

　クライアント端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第１出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第１出力手段）。図２の店舗配置図画面には、商業ビルおよび日付の表示エリア２０、フロア階層表示エリア２１、目標設定表示エリア２２、色選択ボタン２３、期間設定ボタン２４、店舗配置図表示エリア２５が表示されている。商業ビルおよび日付表示エリア２０には、選択したビルと日付とが表示されている。階層表示エリア２１には、階層（１階）が表示されている。

　目標設定表示エリア２２には、４つのバー２６～２９によって３段階に区分された前月目標比率（％）が表示されている。最上に位置する第１バー２６は、前月目標比率の最高率である第１前月目標比率を示す。第１バー２６の上には、そのバー２６が示す前月目標比率（％）が表示されている。第１バー２６の直下に延びる第２バー２７は、最高率の次点の第２前月目標比率を示す。第２バー２７の上には、そのバー２７が示す前月目標比率（％）が表示されている。第２バー２７の直下に延びる第３バー２８は、第２前月目標比率の次点の第３前月目標比率を示す。第３バー２８の上には、そのバー２８が示す前月目標比率（％）が表示されている。最下に位置する第４バー２９は、前月目標比率の最低率である第４前月目標比率を示す。第４バー２９の上には、そのバー２９が示す前月目標比率（％）が表示されている。

　第１バー２６と第２バー２７との間には第１スペース３０が画成され、第２バー２７と第３バー２８との間には第２スペース３１が画成されている。第３バー２８と第４バー２９との間には第３スペース３２が画成されている。第１スペース３０は、無彩色のうちの薄い灰色に着色されている。第１スペース３０の中には、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のうち、第２バー２７が示す前月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前月目標比率よりも小さい前月比率（前月売上金額に対する当月売上金額の前月比）の販売店舗の数が表示されている。第２スペース３１は、無彩色のうちの第１スペース３０よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第２スペース３１の中には、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のうち、第３バー２８が示す前月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗の数が表示されている。第３スペース３２は、無彩色のうちの第２スペース３１よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第３スペース３２の中には、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のうち、第４バー２９が示す前月目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗の数が表示されている。

　それらスペース３０～３２では、第１スペース３０の着色が１番薄く、第３スペース３２に向かって着色が次第に濃くなっている。なお、目標設定表示エリア２２に表示されるバーを第１～第４バー２６～２９に限定するものではなく、バーの本数を自由に設定することができる。たとえば、バーの本数を３本にすると、第１バーと第２バーとの間に第１スペースが画成され、第２バーと第３バーとの間に第２スペースが画成される。第１スペースの中には、第２バーが示す前月目標比率よりも大きく、第１バーが示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗の数が表示され、第２スペースの中には、第３バーが示す前月目標比率よりも大きく、第２バーが示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗の数が表示される。

　また、バーの本数を５本にすると、第１バーと第２バーとの間に第１スペースが画成され、第２バーと第３バーとの間に第２スペースが画成される。第３バーと第４バーとの間に第３スペースが画成され、第４バーと第５バーとの間に第４スペースが画成される。第１スペースの中には、第２バーが示す前月目標比率よりも大きく、第１バーが示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗の数が表示され、第２スペースの中には、第３バーが示す前月目標比率よりも大きく、第２バーが示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗の数が表示される。第３スペースの中には、第４バーが示す前月目標比率よりも大きく、第３バーが示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗の数が表示され、第４スペースの中には、第５バーが示す前月目標比率よりも大きく、第４バーが示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗の数が表示される。バーの本数を増加させることで、前月目標比率を細分化することができ、各店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月実績に対する当月実績の達成状況を細かく管理することができる。

　店舗配置図表示エリア２５には、商業ビルの１階フロアに施設された販売店舗Ｓ１～Ｓ１４が表示されている。それら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４は、目標設定表示エリア２２に表示された前月目標比率に対する前月比率によって異なる色に着色されている。具体的には、第１スペース３０に入る店舗（第２バー２７が示す前月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の店舗）が第１スペース３０の色と同一の色に着色され、第２スペース３１に入る店舗（第３バー２８が示す前月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の店舗）が第２スペース３１の色と同一の色に着色され、第３スペース３２に入る店舗（第４バー２９が示す前月目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の店舗）が第３スペース３２の色と同一の色に着色されている。

　色選択ボタン２３を押すと、図示はしていないが、ディスプレイ１６には、第１～第３スペース３０～３２の色設定画面が表示される。色設定画面には、スペース選択エリア、色のプルダウンリスト、実行ボタン、キャンセルボタンが表示される。スペース選択エリアにおいて第１～第３スペース３０～３２のいずれかを選択しつつ、プルダウンリストから希望の色を選択し、実行ボタンを押すと、色変更要求がクライアント端末１３，１４からサーバ１５に送信される。サーバ１５は、選択されたスペースを選択された色に変えるとともに、それに合わせて販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色を変える。端末１３，１４のディスプレイ１６では、選択したスペースが選択した色に変わるとともに、それに合わせて販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色が選択した色に変わる。

　期間設定ボタン２４を押すと、図示はしていないが、ディスプレイ１６には、期間入力エリア、実行ボタン、キャンセルボタンが表示される。期間入力エリアに所定の期間（日、日～日、月日～月日、月～月）を入力し、実行ボタンを押すと、指定された期間がクライアント端末１３，１４からサーバ１５に送信される。サーバ１５は、指定された期間における販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の売上金額を集計し、集計した売上金額と売上目標金額とを比較し、前月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前月比率が前月目標比率を上回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４と前月比率が前月目標比率を下回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図に表示されたそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を色分け表示する（色分け第１表示手段）。

　図２の店舗配置図画面の目標設定表示エリア２２において、第１～第４バー２６～２９に接続された第１～第４移動ボタン３３～３６を上下に移動させることで、第１～第４バー２６～２９のいずれかを上下に移動させることができる。第１～第４バー２６～２９を上下に移動させることで、それらバー２６～２９によって示された各前月目標比率を変更することができる。図３では、図２の設定表示エリア２２に表示されたバー２６～２９と比較し、第２バー２７が下方に移動し、第３バー２８が上方に移動している。それによって、第１スペース３０が広がり、第２スペース３１が狭くなるとともに、第３スペース３２が広がる。

　それらバー２６～２９の位置が変わると、サーバ１５は、第２バー２７が示す第２前月目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月比率とを比較し、変更された第２前月目標比率を基準としてそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色分けを随時変更するとともに、第３バー２８が示す第３前月目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月比率とを比較し、変更された第３前月目標比率を基準としてそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色分けを随時変更する（色分け第１表示手段）。

　具体的には、第２バー２７が示す第２前月目標比率と店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月比率（前月売上金額に対する当月売上金額の前月比）とを比較し、第１スペース３０に入る店舗（第２バー２７が示す前月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の店舗）を選択した後、その店舗を第１スペース３０の色と同一の色に着色する。また、第２バー２７が示す第２前月目標比率と店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月比率とを比較しつつ、第３バー２８が示す第３前月目標比率と店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月比率とを比較し、第２スペース３１に入る店舗（第３バー２８が示す前月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の店舗）を選択した後、その店舗を第２スペース３１の色と同一の色に着色する。さらに、第３バー２８が示す第３前月目標比率と店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月比率とを比較しつつ、第４バー２９が示す第４前月目標比率と店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月比率とを比較し、第３スペース３２に入る店舗（第４バー２９が示す前月目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の店舗）を選択した後、その店舗を第３スペース３２の色と同一の色に着色する。

　サーバ１５は、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色分けを変更した後、それら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４に閲覧可能とする（送信する）（図面第１閲覧手段）。端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第１出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第１出力手段）。

　図２または図３の店舗配置図画面の店舗配置図表示エリア２５から、所定の店舗Ｓ１（一点鎖線で囲まれた店舗）を選択すると、その店舗Ｓ１の識別情報（店舗識別番号）がクライアント端末１３，１４からサーバ１５に送信される。サーバ１５は、特定の店舗Ｓ１の識別情報を受信すると、その識別情報の店舗Ｓ１の個別情報（当月売上金額、当月稼動日数、前月売上金額、前月稼動日数、前月比率）を抽出し、その個別情報をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする（送信する）。ディスプレイ１６の店舗配置図表示エリア２５には、図４に示すように、選択した店舗Ｓ１の指定期間（日）、店舗Ｓ１の当月売上金額（千円）、店舗Ｓ１の当月稼動日数（日）、店舗Ｓ１の前月売上金額（千円）、店舗Ｓ１の前月稼動日数（日）、前月売上金額に対する当月売上金額の前月比率（％）が図表３７として表示される。

　成績視認システム１０は、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の当月の所定期間における売上金額と前月の所定期間における売上金額とを比較しつつ、前月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前月比率が前月目標比率を上回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４と前月比率が前月目標比率を下回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図表示エリア２５に表示されたそれら店舗Ｓ１～Ｓ１４を色分けするから、営業フロア１１，１２においてそこに施設された販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月目標比率に対する前月比率の到達度を視覚を通して確認することができ、フロア１１，１２における各店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月に対する売上成績を容易に把握することができる。この成績視認システム１０は、店舗配置図表示エリア２５に表示された各店舗Ｓ１～Ｓ１４の色を参考に、営業フロア１１，１２における店舗Ｓ１～Ｓ１４のレイアウトを検討しつつ、店舗Ｓ１～Ｓ１４自体の変更や店舗Ｓ１～Ｓ１４の配置変更等を検討することができ、店舗配置図画面を利用してフロア１１，１２における店舗Ｓ１～Ｓ１４の実績向上を図ることができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４によって前月目標比率が変更されたときに、変更された前月目標比率を基準としてそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色分けを随時変更するから、商業ビル毎に季節的要因や場所的要因、人員的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮して店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月目標比率を変更しなければならない場合があったとしても、クライアント端末１３，１４を介して前月目標比率を任意に増減（変更）することができ、商業ビルにおける実績変動要因を勘案しつつそのビルに施設された店舗Ｓ１～Ｓ１４の前月目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システム１０は、前月目標比率を変更したときに、変更した前月目標比率を基準として店舗Ｓ１～Ｓ１４の色が変更されるから、変更された前月目標比率に対する各店舗Ｓ１～Ｓ１４の成績を視覚を通して容易に把握することができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４が店舗配置図表示エリア２５において各販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を個別に選択したときに、選択された店舗Ｓ１～Ｓ１４の当月の所定期間における売上金額、前月の所定期間における売上金額、前月目標比率、前月比率を数値として店舗配置図表示エリア２５に表示するから、店舗配置図表示エリア２５に表示された店舗Ｓ１～Ｓ１４の色と数値とから各店舗Ｓ１～Ｓ１４の成績を一層具体的に把握することができる。

　図５は、グループ設定画面の一例を示す図であり、図６，７は、クライアント端末１３，１４のディスプレイ１６に表示された店舗配置図画面の他の一例を示す図である。図８は、選択された販売店舗グループＧ１～Ｇ５の実績図表４３が表示された店舗配置図画面の一例を示す図である。図６～８の店舗配置図画面には、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の所定数を一纏めにした販売店舗グループＧ１～Ｇ５（第１～第ｎ評価対象グループ）が表示されている。図６～８の店舗配置図画面では、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５が色分け第４表示手段によって色分けされている。サーバ１５は、販売店舗グループＧ１～Ｇ５を形成する各販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の日毎の売上金額を合算し、販売店舗グループＧ１～Ｇ５毎の売上金額を算出する。なお、売上金額の集計や送信、格納は図２，３において説明したそれらと同一である。クライアント端末１３，１４の起動時における認証手続きは図２，３において説明したそれと同一である。

　初期画面の成績表示ボタンを押した後、ビル入力エリアに対象のビルを入力またはビルのプルダウンリストから対象のビルを選択するとともに、フロア階層のプルダウンリストからフロア階層を選択し、実行ボタンを押す。次に、グループ設定実行ボタンを押すと、ディスプレイ１６には、グループ設定画面が表示される。グループ設定画面には、店舗配置図表示エリア２５、グループ設定エリア３８が表示される。店舗配置図表示エリア２５には、各販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を表示した店舗配置図が表示される。店舗配置図に表示された販売店舗Ｓ１～Ｓ１４には、店舗番号が設定されている。グループ設定エリア３８には、グループ番号表示エリア３９、グループ番号表示エリア３９のグループを形成すべき販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の店舗番号入力エリア４０、実行ボタン４１、設定完了ボタン４２が表示される。店舗番号入力エリア４０に店舗番号を入力した後、実行ボタン４１を押すと、入力された店舗番号の販売店舗Ｓ１～Ｓ１４から形成された販売店舗グループＧ１～Ｇ５が設定される（グループ化手段）。また、マウスを利用し、店舗配置図表示エリア２５において販売店舗グループＧ１～Ｇ５を形成する販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を範囲指定した後、実行ボタン４１を押し、販売店舗グループＧ１～Ｇ５を設定することもできる。

　図６～８では、販売店舗Ｓ１～Ｓ４（店舗番号）が第１販売店舗グループＧ１（点線で囲まれた店舗群）を形成し、販売店舗Ｓ５，Ｓ６（店舗番号）が第２販売店舗グループＧ２（点線で囲まれた店舗群）を形成しているとともに、販売店舗Ｓ７，Ｓ８（店舗番号）が第３販売店舗グループＧ３（点線で囲まれた店舗群）を形成している。さらに、販売店舗Ｓ９～Ｓ１１（店舗番号）が第４販売店舗グループＧ４（点線で囲まれた店舗群）を形成しているとともに、販売店舗Ｓ１２～Ｓ１４（店舗番号）が第５販売店舗グループＧ５（点線で囲まれた店舗群）を形成している。

　販売店舗グループＧ１～Ｇ５を設定した後、設定完了ボタン４２を押すと、ディスプレイ１６には、前月比率参照ボタン、前年同月比率参照ボタン、前年実績比率参照ボタンが表示される。前月比率参照ボタンを押すと、サーバ１５は、選択された商業ビルのフロア１１，１２における販売店舗グループＧ１～Ｇ５の当月の所定期間における売上金額（実績）と前月の所定期間における売上金額（実績）とを比較し、前月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前月比率が前月目標比率を上回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５と前月比率が前月目標比率を下回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図に表示されたそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５を色分け表示する（色分け第４表示手段）。前月目標比率は、たとえば、前月売上金額の１２０％や１００％、９０％等自由に設定することができる。サーバ１５は、販売店舗グループＧ１～Ｇ５を色分けした後、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５を表示した店舗配置図を端末１３，１４に閲覧可能とする（送信する）（図面第４閲覧手段）。

　クライアント端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第４出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第４出力手段）。図６の店舗配置図画面には、ビルおよび日付の表示エリア２０、フロア階層表示エリア２１、目標設定表示エリア２２、色選択ボタン２３、期間設定ボタン２４、店舗配置図表示エリア２５が表示されている。ビルおよび日付表示エリア２０には、選択した商業ビルと日付とが表示されている。階層表示エリア２１には、階層（１階）が表示されている。

　目標設定表示エリアには、４つのバー２６～２９によって３段階に区分された前月目標比率（％）が表示されている。それらバー２６～２９の間には、第１～第３スペース３０～３２が画成されている。第１スペース３０は、無彩色のうちの薄い灰色に着色されている。第１スペース３０の中には、販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第２バー２７が示す前月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗グループの数が表示されている。第２スペース３１は、無彩色のうちの第１スペース３０よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第２スペース３１の中には、販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第３バー２８が示す前月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗グループの数が表示されている。第３スペース３２は、無彩色のうちの第２スペース３１よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第３スペース３２の中には、販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第４バー２９が示す前月目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗グループの数が表示されている。なお、図２～４と同様に、目標設定表示エリア２２に表示されるバーを第１～第４バー２６～２９に限定するものではなく、バーの本数を自由に設定することができる。

　店舗配置図表示エリア２５には、１階フロアに施設された販売店舗グループＧ１～Ｇ５が表示されている。第１スペース３０に入る販売店舗グループ（第２バー２７が示す前月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗グループ）が第１スペース３０の色と同一の色に着色され、第２スペース３１に入る販売店舗グループ（第３バー２８が示す前月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗グループ）が第２スペース３１の色と同一の色に着色され、第３スペース３２に入る販売店舗グループ（第４バー２９が示す前月目標比率よりも多く、第３バー２８が示す前月目標比率よりも少ない前月比率の販売店舗グループ）が第３スペース３２の色と同一の色に着色されている。色選択ボタン２３による色変更手順は図２のそれと同一であるから、その説明は省略する。また、期間設定ボタン２４による期間の変更手順は図２のそれと同一であるから、その説明は省略する。

　図６の店舗配置図画面の目標設定表示エリア２２において、第１～第４バー２６～２９に接続された第１～第４移動ボタン３３～３６を上下に移動させることで、第１～第４バー２６～２９のいずれかを上下に移動させることができる。第１～第４バー２６～２９を上下に移動させることで、それらバー２６～２９によって示された各前月目標比率を変更することができる。図７では、図６の目標設定表示エリア２２に表示されたバー２６～２９と比較し、第２バー２７が下方に移動し、第３バー２８が上方に移動している。それによって、第１スペース３０が広がり、第２スペース３１が狭くなるとともに、第３スペース３２が広がる。

　それらバー２６～２９の位置が変わると、サーバ１５は、第２バー２７が示す第２前月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前月比率とを比較し、変更された第２前月目標比率を基準としてそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色分けを随時変更するとともに、第３バー２８が示す第３前月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前月比率とを比較し、変更された第３前月目標比率を基準としてそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色分けを随時変更する（色分け第４表示手段）。

　具体的には、第２バー２７が示す第２前月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前月比率とを比較し、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第１スペース３０に入る販売店舗グループ（第２バー２７が示す前月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗グループ）を選択した後、その販売店舗グループを第１スペース３０の色と同一の色に着色する。また、第２バー２７が示す第２前月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前月比率とを比較しつつ、第３バー２８が示す第３前月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前月比率とを比較し、第２スペース３１に入る販売店舗グループ（第３バー２８が示す前月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗グループ）を選択した後、その販売店舗グループを第２スペース３１の色と同一の色に着色する。さらに、第３バー２８が示す第３前月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前月比率とを比較しつつ、第４バー２９が示す第４前月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前月比率とを比較し、第３スペース３２に入る販売店舗グループ（第４バー２９が示す前月目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前月目標比率よりも小さい前月比率の販売店舗グループ）を選択した後、その販売店舗グループを第３スペース３２の色と同一の色に着色する。

　サーバ１５は、販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色を変更した後、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする（送信する）（図面第４閲覧手段）。端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第４出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第４出力手段）。

　図６または図７の店舗配置図画面の店舗配置図表示エリア２５から、所定の販売店舗グループＧ１（一点鎖線で囲まれた販売店舗グループ）を選択すると、その販売店舗グループＧ１を形成する店舗Ｓ１～Ｓ４の識別情報（店舗識別番号）がクライアント端末１３，１４からサーバ１５に送信される。サーバ１５は、特定の店舗Ｓ１～Ｓ４の識別情報を受信すると、その識別情報の店舗Ｓ１～Ｓ４から形成された販売店舗グループＧ１の個別情報（指定期間、当月売上金額、当月稼動日数、前月売上金額、前月稼働日数、前月比率）を抽出し、その個別情報を端末１３，１４において閲覧可能とする（送信する）。ディスプレイ１６の店舗配置図表示エリア２５には、図８に示すように、選択した販売店舗グループＧ１の指定期間（日）、販売店舗グループＧ１の指定期間（所定期間）における当月の売上金額（千円）、販売店舗グループＧ１の指定期間における当月の稼動日数（日）、販売店舗グループＧ１の指定期間における前月の売上金額（千円）、販売店舗グループＧ１の指定期間における前月の稼動日数（日）、前月売上金額に対する当月売上金額の前月比率（％）が図表４３として表示される。

　成績視認システム１０は、販売店舗グループＧ１～Ｇ５の当月の所定期間における売上金額と前月の所定期間における売上金額とを比較しつつ、前月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前月比率が前月目標比率を上回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５と前月比率が前月目標比率を下回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図表示エリア２５に表示されたそれら店舗グループＧ１～Ｇ５を色分けするから、営業フロア１１，１２においてそこに施設された販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前月目標比率に対する前月比率の到達度を視覚を通して確認することができ、フロア１１，１２における各店舗グループＧ１～Ｇ５の前月に対する売上成績を容易に把握することができる。この成績視認システム１０は、店舗配置図表示エリア２５に表示された各店舗グループＧ１～Ｇ５の色を参考に、営業フロア１１，１２における店舗Ｓ１～Ｓ１４のレイアウトを検討しつつ、店舗グループＧ１～Ｇ５を形成する店舗Ｓ１～Ｓ１４自体の変更や店舗Ｓ１～Ｓ１４の配置変更等を検討することができ、店舗配置図画面を利用してフロア１１，１２における店舗Ｓ１～Ｓ１４や店舗グループＧ１～Ｇ５の実績向上を図ることができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４によって前月目標比率が変更されたときに、変更された前月目標比率を基準としてそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色分けを随時変更するから、商業ビル毎に季節的要因や場所的要因、人員的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮して店舗グループＧ１～Ｇ５の前月目標比率を変更しなければならない場合があったとしても、クライアント端末１３，１４を介して前月目標比率を任意に変更することができ、商業ビルにおける実績変動要因を勘案しつつそのビルに施設された店舗グループＧ１～Ｇ５の前月目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システム１０は、前月目標比率を変更したときに、変更した前月目標比率を基準として店舗グループＧ１～Ｇ５の色が変更されるから、変更された前月目標比率に対する各店舗グループＧ１～Ｇ５の成績を視覚を通して容易に把握することができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４が店舗配置図表示エリア２５において各販売店舗グループＧ１～Ｇ５を個別に選択したときに、選択された店舗グループＧ１～Ｇ５の当月の所定期間における売上金額、前月の所定期間における売上金額、前月目標比率、前月比率を数値として店舗配置図表示エリア２５に表示するから、店舗配置図表示エリア２５に表示された店舗グループＧ１～Ｇ５の色と数値とから各店舗グループＧ１～Ｇ５の成績を一層具体的に把握することができる。

　図９，１０は、クライアント端末１３，１４のディスプレイ１６に表示された店舗配置図画面の一例を示す図であり、図１１は、選択された販売店舗Ｓ１の個別実績図表４４が表示された店舗配置図画面の一例を示す図である。図９～図１１の店舗配置図画面には、色分け第２表示手段によって色分けされた販売店舗Ｓ１～Ｓ１４が表示されている。なお、売上金額の集計や送信、格納は図２，３において説明したそれらと同一である。クライアント端末１３，１４の起動時における認証手続きは図２，３において説明したそれと同一である。

　初期画面の成績表示ボタンを押した後、ビル入力エリアに対象の商業ビルを入力またはビルのプルダウンリストから対象の商業ビルを選択するとともに、フロア階層のプルダウンリストからフロア階層を選択し、実行ボタンを押す。次ぎに、店舗個別表示実行ボタンを押す。店舗個別表示実行ボタンを押すと、ディスプレイ１６には、前月比率参照ボタン、前年同月比率参照ボタン、前年実績比率参照ボタンが表示される。前年同月比率参照ボタンを押すと、サーバ１５は、選択された商業ビルのフロア１１，１２における販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の当月の所定期間における売上金額（実績）と前年同月の所定期間における売上金額（実績）とを比較し、前年同月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前年同月比率が前月同月目標比率を上回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４と前年同月比率が前年同月目標比率を下回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図に表示されたそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を色分け表示する（色分け第２表示手段）。前年同月目標比率は、たとえば、前年同月売上金額の１２０％や１００％、９０％等自由に設定することができる。サーバ１５は、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を色分けした後、それら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を表示した店舗配置図を端末１３，１４に閲覧可能とする（送信する）（図面第２閲覧手段）。

　クライアント端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第２出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第２出力手段）。図９の店舗配置図画面には、ビルおよび日付の表示エリア２０、フロア階層表示エリア２１、目標設定表示エリア２２、色選択ボタン２３、期間設定ボタン２４、店舗配置図表示エリア２５が表示されている。ビルおよび日付表示エリア２０には、選択した商業ビルと日付とが表示されている。階層表示エリア２１には、階層（１階）が表示されている。

　目標設定表示エリアには、４つのバー２６～２９によって３段階に区分された前年同月目標比率（％）が表示されている。それらバー２６～２９の間には、第１～第３スペース３０～３２が画成されている。第１スペース３０は、無彩色のうちの薄い灰色に着色されている。第１スペース３０の中には、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のうち、第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗の数が表示されている。第２スペース３１は、無彩色のうちの第１スペース３０よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第２スペース３１の中には、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のうち、第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗の数が表示されている。第３スペース３２は、無彩色のうちの第２スペース３１よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第３スペース３２の中には、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のうち、第４バー２９が示す前年同月目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗の数が表示されている。なお、図２～４と同様に、目標設定表示エリアに表示されるバーを第１～第４バー２６～２９に限定するものではなく、バーの本数を自由に設定することができる。

　店舗配置図表示エリア２５には、１階フロアに施設された販売店舗Ｓ１～Ｓ１４が表示されている。第１スペース３０に入る販売店舗（第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗）が第１スペース３０の色と同一の色に着色され、第２スペース３１に入る販売店舗（第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗）が第２スペース３１の色と同一の色に着色され、第３スペース３２に入る販売店舗（第４バー２９が示す前年同月目標比率よりも多く、第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも少ない前年同月比率の販売店舗）が第３スペース３２の色と同一の色に着色されている。色選択ボタン２３による色変更手順は図２のそれと同一であるから、その説明は省略する。また、期間設定ボタン２４による期間の変更手順は図２のそれと同一であるから、その説明は省略する。

　図９の店舗配置図画面の目標設定表示エリア２２において、第１～第４バー２６～２９に接続された第１～第４移動ボタン３３～３６を上下に移動させることで、第１～第４バー２６～２９のいずれかを上下に移動させることができる。第１～第４バー２６～２９を上下に移動させることで、それらバー２６～２９によって示された各前年同月目標比率を変更することができる。図１０では、図９の目標設定表示エリア２２に表示されたバー２６～２９と比較し、第２バー２７が下方に移動し、第３バー２８が上方に移動している。それによって、第１スペース３０が広がり、第２スペース３１が狭くなるとともに、第３スペース３２が広がる。

　それらバー２６～２９の位置が変わると、サーバ１５は、第２バー２７が示す第２前年同月目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年同月比率とを比較し、変更された第２前年同月目標比率を基準としてそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色分けを随時変更するとともに、第３バー２８が示す第３前年同月目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年同月比率とを比較し、変更された第３前月目標比率を基準としてそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色分けを随時変更する（色分け第２表示手段）。

　具体的には、第２バー２７が示す第２前年同月目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年同月比率とを比較し、それら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のうち、第１スペース３０に入る販売店舗（第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗）を選択した後、その販売店舗を第１スペース３０の色と同一の色に着色する。また、第２バー２７が示す第２前年同月目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年同月比率とを比較しつつ、第３バー２８が示す第３前年同月目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年同月比率とを比較し、第２スペース３１に入る販売店舗（第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗）を選択した後、その販売店舗を第２スペース３１の色と同一の色に着色する。さらに、第３バー２８が示す第３前年同月目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年同月比率とを比較しつつ、第４バー２９が示す第４前年同月目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年同月比率とを比較し、第３スペース３２に入る販売店舗（第４バー２９が示す前年同月目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗）を選択した後、その販売店舗を第３スペース３２の色と同一の色に着色する。

　サーバ１５は、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色を変更した後、それら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする（送信する）（図面第２閲覧手段）。端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第２出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第２出力手段）。

　図９または図１０の店舗配置図画面の店舗配置図表示エリア２５から、所定の販売店舗Ｓ１（一点鎖線で囲まれた販売店舗）を選択すると、その販売店舗Ｓ１の識別情報（店舗識別番号）がクライアント端末１３，１４からサーバ１５に送信される。サーバ１５は、特定の店舗Ｓ１の識別情報を受信すると、その識別情報の店舗Ｓ１の個別情報（指定期間、当月売上金額、当月稼動日数、前年同月売上金額、前年同月稼働日数、前年同月比率）を抽出し、その個別情報を端末１３，１４において閲覧可能とする（送信する）。ディスプレイ１６の店舗配置図表示エリア２５には、図１１に示すように、選択した販売店舗Ｓ１の指定期間（日）、販売店舗Ｓ１の指定期間（所定期間）における当月の売上金額（千円）、販売店舗Ｓ１の指定期間における当月の稼動日数（日）、販売店舗Ｓ１の指定期間における前年同月の売上金額（千円）、販売店舗Ｓ１の指定期間における前年同月の稼動日数（日）、前年同月売上金額に対する当月売上金額の前年同月比率（％）が図表４４として表示される。

　成績視認システム１０は、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の当月の所定期間における売上金額と前年同月の所定期間における売上金額とを比較しつつ、前年同月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前年同月比率が前年同月目標比率を上回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４と前年同月比率が前年同月目標比率を下回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図表示エリア２５に表示されたそれら店舗Ｓ１～Ｓ１４を色分けするから、営業フロア１１，１２においてそこに施設された販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年同月目標比率に対する前年同月比率の到達度を、視覚を通して確認することができ、フロア１１，１２における各店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年同月に対する売上成績を容易に把握することができる。この成績視認システム１０は、店舗配置図表示エリア２５に表示された各店舗Ｓ１～Ｓ１４の色を参考に、営業フロア１１，１２における店舗Ｓ１～Ｓ１４のレイアウトを検討しつつ、店舗Ｓ１～Ｓ１４自体の変更や店舗Ｓ１～Ｓ１４の配置変更等を検討することができ、店舗配置図画面を利用してフロア１１，１２における店舗Ｓ１～Ｓ１４の実績向上を図ることができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４によって前年同月目標比率が変更されたときに、変更された前年同月目標比率を基準としてそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色分けを随時変更するから、商業ビル毎に季節的要因や場所的要因、人員的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮して店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年同月目標比率を変更しなければならない場合があったとしても、クライアント端末１３，１４を介して前年同月目標比率を任意に変更することができ、商業ビルにおける実績変動要因を勘案しつつそのビルに施設された店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年同月目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システム１０は、前年同月目標比率を変更したときに、変更した前年同月目標比率を基準として店舗Ｓ１～Ｓ１４の色が変更されるから、変更された前年同月目標比率に対する各店舗Ｓ１～Ｓ１４の成績を、視覚を通して容易に把握することができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４が店舗配置図表示エリア２５において各販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を個別に選択したときに、選択された店舗Ｓ１～Ｓ１４の当月の所定期間における売上金額、前年同月の所定期間における売上金額、前年同月目標比率、前年同月比率を数値として店舗配置図表示エリア２５に表示するから、店舗配置図表示エリア２５に表示された店舗Ｓ１～Ｓ１４の色と数値Ｓ１～Ｓ１４とから各店舗の成績を一層具体的に把握することができる。
図１２，１３は、クライアント端末１３，１４のディスプレイ１６に表示された店舗配置図画面の他の一例を示す図であり、図１４は、選択された販売店舗グループＧ１～Ｇ５の実績図表が表示された店舗配置図画面の一例を示す図である。図１２～１４の店舗配置図画面には、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の所定数を一纏めにした販売店舗グループＧ１～Ｇ５（第１～第ｎ評価対象グループ）が表示されている。図１２～１４の店舗配置図画面では、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５が色分け第５表示手段によって色分けされている。なお、売上金額の集計や販売店舗グループＧ１～Ｇ５毎の売上金額を算出、売上金額の送信、売上金額の格納は図２，３や図６，７において説明したそれらと同一である。クライアント端末１３，１４の起動時における認証手続きは図２，３において説明したそれと同一である。また、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のグループ化の手順は、図５において説明したそれと同一である。

　図１２～１４では、販売店舗Ｓ１～Ｓ４（店舗番号）が第１販売店舗グループＧ１（点線で囲まれた店舗群）を形成し、販売店舗Ｓ５，Ｓ６（店舗番号）が第２販売店舗グループＧ２（点線で囲まれた店舗群）を形成しているとともに、販売店舗Ｓ７，Ｓ８（店舗番号）が第３販売店舗グループＧ３（点線で囲まれた店舗群）を形成している。さらに、販売店舗Ｓ９～Ｓ１１（店舗番号）が第４販売店舗グループＧ４（点線で囲まれた店舗群）を形成しているとともに、販売店舗Ｓ１２～Ｓ１４（店舗番号）が第５販売店舗グループＧ５（点線で囲まれた店舗群）を形成している。

　販売店舗グループＧ１～Ｇ５を設定した後、設定完了ボタン４２を押すと、ディスプレイ１６には、前月比率参照ボタン、前年同月比率参照ボタン、前年実績比率参照ボタンが表示される。前年同月比率参照ボタンを押すと、サーバ１５は、選択された商業ビルのフロア１１，１２における販売店舗グループＧ１～Ｇ５の当月の所定期間における売上金額（実績）と前年同月の所定期間における売上金額（実績）とを比較し、前年同月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前年同月比率が前年同月目標比率を上回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５と前年同月比率が前年同月目標比率を下回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図に表示されたそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５を色分け表示する（色分け第５表示手段）。前年同月目標比率は、たとえば、前年同月売上金額の１２０％や１００％、９０％等自由に設定することができる。サーバ１５は、販売店舗グループＧ１～Ｇ５を色分けした後、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５を表示した店舗配置図を端末１３，１４に閲覧可能とする（送信する）（図面第５閲覧手段）。

　クライアント端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第５出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第５出力手段）。図１２の店舗配置図画面には、ビルおよび日付の表示エリア２０、フロア階層表示エリア２１、目標設定表示エリア２２、色選択ボタン２３、期間設定ボタン２４、店舗配置図表示エリア２５が表示されている。ビルおよび日付表示エリア２０には、選択した商業ビルと日付とが表示されている。階層表示エリア２１には、階層（１階）が表示されている。

　目標設定表示エリア２２には、４つのバー２６～２９によって３段階に区分された前年同月目標比率（％）が表示されている。それらバー２６～２９の間には、第１～第３スペース３０～３２が画成されている。第１スペース３０は、無彩色のうちの薄い灰色に着色されている。第１スペース３０の中には、販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗グループの数が表示されている。第２スペース３１は、無彩色のうちの第１スペース３０よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第２スペース３１の中には、販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗グループの数が表示されている。第３スペース３２は、無彩色のうちの第２スペース３１よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第３スペース３２の中には、販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第４バー２９が示す前年同月目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗グループＧ１～Ｇ５の数が表示されている。なお、図２～４と同様に、目標設定表示エリア２２に表示されるバーを第１～第４バー２６～２９に限定するものではなく、バーの本数を自由に設定することができる。

　店舗配置図表示エリア２５には、１階フロアに施設された販売店舗グループＧ１～Ｇ５が表示されている。第１スペース３０に入る販売店舗グループ（第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗グループ）が第１スペース３０の色と同一の色に着色され、第２スペース３１に入る販売店舗グループ（第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗グループ）が第２スペース３１の色と同一の色に着色され、第３スペース３２に入る販売店舗グループ（第４バー２９が示す前年同月目標比率よりも多く、第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも少ない前年同月比率の販売店舗グループ）が第３スペース３２の色と同一の色に着色されている。色選択ボタン２３による色変更手順は図２のそれと同一であるから、その説明は省略する。また、期間設定ボタン２４による期間の変更手順は図２のそれと同一であるから、その説明は省略する。

　図１２の店舗配置図画面の目標設定表示エリア２２において、第１～第４バー２６～２９に接続された第１～第４移動ボタン３３～３６を上下に移動させることで、第１～第４バー２６～２９のいずれかを上下に移動させることができる。第１～第４バー２６～２９を上下に移動させることで、それらバー２６～２９によって示された各前年同月目標比率を変更することができる。図１３では、図１２の目標設定表示エリア２２に表示されたバー２６～２９と比較し、第２バー２７が下方に移動し、第３バー２８が上方に移動している。それによって、第１スペース３０が広がり、第２スペース３１が狭くなるとともに、第３スペース３２が広がる。

　それらバー２６～２９の位置が変わると、サーバ１５は、第２バー２７が示す第２前年同月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年同月比率とを比較し、変更された第２前年同月目標比率を基準としてそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色分けを随時変更するとともに、第３バー２８が示す第３前年同月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年同月比率とを比較し、変更された第３前年同月目標比率を基準としてそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色分けを随時変更する（色分け第５表示手段）。

　具体的には、第２バー２７が示す第２前年同月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年同月比率とを比較し、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第１スペース３０に入る販売店舗グループ（第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗グループ）を選択した後、その販売店舗グループを第１スペース３０の色と同一の色に着色する。また、第２バー２７が示す第２前年同月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年同月比率とを比較しつつ、第３バー２８が示す第３前年同月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年同月比率とを比較し、第２スペース３１に入る販売店舗グループ（第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗グループ）を選択した後、その販売店舗グループを第２スペース３１の色と同一の色に着色する。さらに、第３バー２８が示す第３前年同月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年同月比率とを比較しつつ、第４バー２９が示す第４前年同月目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年同月比率とを比較し、第３スペース３２に入る販売店舗グループ（第４バー２９が示す前年同月目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前年同月目標比率よりも小さい前年同月比率の販売店舗グループ）を選択した後、その販売店舗グループを第３スペース３２の色と同一の色に着色する。

　サーバ１５は、販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色を変更した後、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする（送信する）（図面第５閲覧手段）。端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第５出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第５出力手段）。

　図１２または図１３の店舗配置図画面の店舗配置図表示エリア２５から、所定の販売店舗グループＧ１（一点鎖線で囲まれた販売店舗グループ）を選択すると、その販売店舗グループＧ１を形成する店舗Ｓ１～Ｓ４の識別情報（店舗識別番号）がクライアント端末１３，１４からサーバ１５に送信される。サーバ１５は、特定の店舗Ｓ１～Ｓ４の識別情報を受信すると、その識別情報の店舗Ｓ１～Ｓ４から形成された販売店舗グループＧ１の個別情報（指定期間、当月売上金額、当月稼動日数、前年同月売上金額、前年同月稼働日数、前年同月比率）を抽出し、その個別情報を端末１３，１４において閲覧可能とする（送信する）。ディスプレイ１６の店舗配置図表示エリア２５には、図１４に示すように、選択した販売店舗グループＧ１の指定期間（日）、販売店舗グループＧ１の指定期間（所定期間）における当月の売上金額（千円）、販売店舗グループＧ１の指定期間における当月の稼動日数（日）、販売店舗グループＧ１の指定期間における前年同月の売上金額（千円）、販売店舗グループＧ１の指定期間における前年同月の稼動日数（日）、前年同月売上金額に対する当月売上金額の前年同月比率（％）が図表４５として表示される。

　成績視認システム１０は、販売店舗グループＧ１～Ｇ５の当月の所定期間における売上金額と前年同月の所定期間における売上金額とを比較しつつ、前年同月の所定期間の売上金額に対する当月の所定期間の売上金額の前年同月比率が前年同月目標比率を上回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５と前年同月比率が前年同月目標比率を下回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図表示エリア２５に表示されたそれら店舗グループＧ１～Ｇ５を色分けするから、営業フロア１１，１２においてそこに施設された販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年同月目標比率に対する前年同月比率の到達度を視覚を通して確認することができ、フロア１１，１２における各店舗グループＧ１～Ｇ５の前年同月に対する売上成績を容易に把握することができる。この成績視認システム１０は、店舗配置図表示エリア２５に表示された各店舗グループＧ１～Ｇ５の色を参考に、営業フロア１１，１２における店舗のレイアウトを検討しつつ、店舗グループＧ１～Ｇ５を形成する店舗Ｓ１～Ｓ１４自体の変更や店舗Ｓ１～Ｓ１４の配置変更等を検討することができ、店舗配置図画面を利用してフロア１１，１２における店舗Ｓ１～Ｓ１４や店舗グループＧ１～Ｇ５の実績向上を図ることができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４によって前年同月目標比率が変更されたときに、変更された前年同月目標比率を基準としてそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色分けを随時変更するから、商業ビル毎に季節的要因や場所的要因、人員的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮して店舗グループＧ１～Ｇ５の前年同月目標比率を変更しなければならない場合があったとしても、クライアント端末１３，１４を介して前年同月目標比率を任意に変更することができ、商業ビルにおける実績変動要因を勘案しつつそのビルに施設された店舗グループＧ１～Ｇ５の前年同月目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システム１０は、前年同月目標比率を変更したときに、変更した前年同月目標比率を基準として店舗グループＧ１～Ｇ５の色が変更されるから、変更された前年同月目標比率に対する各店舗グループＧ１～Ｇ５の成績を視覚を通して容易に把握することができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４が店舗配置図表示エリア２５において各販売店舗グループＧ１～Ｇ５を個別に選択したときに、選択された店舗グループＧ１～Ｇ５の当月の所定期間における売上金額、前年同月の所定期間における売上金額、前年同月目標比率、前年同月比率を数値として店舗配置図表示エリア２５に表示するから、店舗配置図表示エリア２５に表示された店舗グループＧ１～Ｇ５の色と数値とから各店舗グループＧ１～Ｇ５の成績を一層具体的に把握することができる。

　図１５，１６は、クライアント端末１３，１４のディスプレイ１６に表示された店舗配置図画面の一例を示す図であり、図１７は、選択された販売店舗Ｓ１の個別実績図表４６が表示された店舗配置図画面の一例を示す図である。図１５～図１７の店舗配置図画面には、色分け第３表示手段によって色分けされた販売店舗Ｓ１～Ｓ１４が表示されている。なお、売上金額の集計や送信、格納は図２，３において説明したそれらと同一である。クライアント端末１３，１４の起動時における認証手続きは図２，３において説明したそれと同一である。

　初期画面の成績表示ボタンを押した後、ビル入力エリアに対象の商業ビルを入力またはビルのプルダウンリストから対象の商業ビルを選択するとともに、フロア階層のプルダウンリストからフロア階層を選択し、実行ボタンを押す。次ぎに、店舗個別表示実行ボタンを押す。店舗個別表示実行ボタンを押すと、ディスプレイ１６には、前月比率参照ボタン、前年同月比率参照ボタン、前年実績比率参照ボタンが表示される。前年実績比率参照ボタンを押すと、サーバ１５は、選択された商業ビルのフロア１１，１２における販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の当年の所定期間における売上金額（実績）と前年の所定期間における売上金額（実績）とを比較し、前年の所定期間の売上金額に対する当年の所定期間の売上金額の前年実績比率が前年実績目標比率を上回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４と前年実績比率が前年実績目標比率を下回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図に表示されたそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を色分け表示する（色分け第３表示手段）。前年実績目標比率は、たとえば、前年売上金額の１２０％や１００％、９０％等自由に設定することができる。サーバ１５は、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を色分けした後、それら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を表示した店舗配置図を端末１３，１４に閲覧可能とする（送信する）（図面第３閲覧手段）。

　クライアント端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第３出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第３出力手段）。図１５の店舗配置図画面には、ビルおよび日付の表示エリア２０、フロア階層表示エリア２１、目標設定表示エリア２２、色選択ボタン２３、期間設定ボタン２４、店舗配置図表示エリア２５が表示されている。ビルおよび日付表示エリア２０には、選択した商業ビルと日付とが表示されている。階層表示エリア２１には、階層（１階）が表示されている。

　目標設定表示エリア２２には、４つのバー２６～２９によって３段階に区分された前年実績目標比率（％）が表示されている。それらバー２６～２９の間には、第１～第３スペース３０～３２が画成されている。第１スペース３０は、無彩色のうちの薄い灰色に着色されている。第１スペース３０の中には、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のうち、第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗の数が表示されている。第２スペース３１は、無彩色のうちの第１スペース３０よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第２スペース３１の中には、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のうち、第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗の数が表示されている。第３スペース３２は、無彩色のうちの第２スペース３１よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第３スペース３２の中には、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のうち、第４バー２９が示す前年実績目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗の数が表示されている。なお、図２～４と同様に、目標設定表示エリア２２に表示されるバーを第１～第４バー２６～２９に限定するものではなく、バーの本数を自由に設定することができる。

　店舗配置図表示エリア２５には、１階フロアに施設された販売店舗Ｓ１～Ｓ１４が表示されている。第１スペース３０に入る販売店舗（第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗）が第１スペース３０の色と同一の色に着色され、第２スペース３１に入る販売店舗（第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗）が第２スペース３１の色と同一の色に着色され、第３スペース３２に入る販売店舗（第４バー２９が示す前年実績目標比率よりも多く、第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも少ない前年実績比率の販売店舗）が第３スペース３２の色と同一の色に着色されている。色選択ボタン２３による色変更手順は図２のそれと同一であるから、その説明は省略する。また、期間設定ボタン２４による期間の変更手順は図２のそれと同一であるから、その説明は省略する。

　図１５の店舗配置図画面の目標設定表示エリア２２において、第１～第４バー２６～２９に接続された第１～第４移動ボタン３３～３６を上下に移動させることで、第１～第４バー２６～２９のいずれかを上下に移動させることができる。第１～第４バー２６～２９を上下に移動させることで、それらバー２６～２９によって示された各前年実績目標比率を変更することができる。図１６では、図１５の目標設定表示エリア２２に表示されたバー２６～２９と比較し、第２バー２７が下方に移動し、第３バー２８が上方に移動している。それによって、第１スペース３０が広がり、第２スペース３１が狭くなるとともに、第３スペース３２が広がる。

　それらバー２６～２９の位置が変わると、サーバ１５は、第２バー２７が示す第２前年実績目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年実績比率とを比較し、変更された第２前年実績目標比率を基準としてそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色分けを随時変更するとともに、第３バー２８が示す第３前年実績目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年実績比率とを比較し、変更された第３前年実績比率を基準としてそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色分けを随時変更する（色分け第３表示手段）。

　具体的には、第２バー２７が示す第２前年実績目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年実績比率とを比較し、それら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のうち、第１スペース３０に入る販売店舗（第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗）を選択した後、その販売店舗を第１スペース３０の色と同一の色に着色する。また、第２バー２７が示す第２前年実績目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年実績比率とを比較しつつ、第３バー２８が示す第３前年実績目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年実績比率とを比較し、第２スペース３１に入る販売店舗（第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗）を選択した後、その販売店舗を第２スペース３１の色と同一の色に着色する。さらに、第３バー２８が示す第３前年実績目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年実績比率とを比較しつつ、第４バー２９が示す第４前年実績目標比率と販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年実績比率とを比較し、第３スペース３２に入る販売店舗（第４バー２９が示す前年実績目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗）を選択した後、その販売店舗を第３スペース３２の色と同一の色に着色する。

　サーバ１５は、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色を変更した後、それら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする（送信する）（図面第３閲覧手段）。端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第３出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第３出力手段）。

　図１５または図１６の店舗配置図画面の店舗配置図表示エリア２５から、所定の販売店舗Ｓ１（一点鎖線で囲まれた販売店舗）を選択すると、その販売店舗Ｓ１の識別情報（店舗識別番号）がクライアント端末１３，１４からサーバ１５に送信される。サーバ１５は、特定の店舗Ｓ１の識別情報を受信すると、その識別情報の店舗Ｓ１の個別情報（指定期間、当年売上金額、当年稼動日数、前年売上金額、前年稼働日数、前年実績比率）を抽出し、その個別情報を端末１３，１４において閲覧可能とする（送信する）。ディスプレイ１６の店舗配置図表示エリア２５には、図１７に示すように、選択した販売店舗Ｓ１の指定期間（日）、販売店舗Ｓ１の指定期間（所定期間）における当年の売上金額（千円）、販売店舗Ｓ１の指定期間における当年の稼動日数（日）、販売店舗Ｓ１の指定期間における前年の売上金額（千円）、販売店舗Ｓ１の指定期間における前年の稼動日数（日）、前年売上金額に対する当年売上金額の前年実績比率（％）が図表４６として表示される。

　成績視認システム１０は、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の当年の所定期間における売上金額と前年の所定期間における売上金額とを比較しつつ、前年の所定期間の売上金額に対する当年の所定期間の売上金額の前年実績比率が前年実績目標比率を上回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４と前年実績比率が前年実績目標比率を下回る販売店舗Ｓ１～Ｓ１４とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図表示エリア２５に表示されたそれら店舗Ｓ１～Ｓ１４を色分けするから、営業フロア１１，１２においてそこに施設された販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年実績目標比率に対する前年実績比率の到達度を視覚を通して確認することができ、フロア１１，１２における各店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年に対する売上成績を容易に把握することができる。この成績視認システム１０は、店舗配置図表示エリア２５に表示された各店舗Ｓ１～Ｓ１４の色を参考に、営業フロア１１，１２における店舗Ｓ１～Ｓ１４のレイアウトを検討しつつ、店舗Ｓ１～Ｓ１４自体の変更や店舗Ｓ１～Ｓ１４の配置変更等を検討することができ、店舗配置図画面を利用してフロア１１，１２における店舗Ｓ１～Ｓ１４の実績向上を図ることができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４によって前年実績目標比率が変更されたときに、変更された前年実績目標比率を基準としてそれら販売店舗Ｓ１～Ｓ１４の色分けを随時変更するから、商業ビル毎に季節的要因や場所的要因、人員的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮して店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年実績目標比率を変更しなければならない場合があったとしても、クライアント端末１３，１４を介して前年実績目標比率を任意に変更することができ、商業ビルにおける実績変動要因を勘案しつつそのビルに施設された店舗Ｓ１～Ｓ１４の前年実績目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システム１０は、前年実績目標比率を変更したときに、変更した前年実績目標比率を基準として店舗Ｓ１～Ｓ１４の色が変更されるから、変更された前年実績目標比率に対する各店舗Ｓ１～Ｓ１４の成績を視覚を通して容易に把握することができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４が店舗配置図表示エリア２５において各販売店舗Ｓ１～Ｓ１４を個別に選択したときに、選択された店舗Ｓ１～Ｓ１４の当年の所定期間における売上金額、前年の所定期間における売上金額、前年実績目標比率、前年実績比率を数値として店舗配置図表示エリア２５に表示するから、店舗配置図表示エリア２５に表示された店舗Ｓ１～Ｓ１４の色と数値とから各店舗Ｓ１～Ｓ１４の成績を一層具体的に把握することができる。
図１８，１９は、クライアント端末１３，１４のディスプレイ１６に表示された店舗配置図画面の他の一例を示す図であり、図２０は、選択された販売店舗グループＧ１の実績図表４７が表示された店舗配置図画面の一例を示す図である。図１８～２０の店舗配置図画面には、販売店舗の所定数を一纏めにした販売店舗グループＧ１～Ｇ５（第１～第ｎ評価対象グループ）が表示されている。図１８～２０の店舗配置図画面では、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５が色分け第６表示手段によって色分けされている。なお、売上金額の集計や販売店舗グループＧ１～Ｇ５毎の売上金額を算出、売上金額の送信、売上金額の格納は図２，３や図６，７において説明したそれらと同一である。クライアント端末１３，１４の起動時における認証手続きは図２，３において説明したそれと同一である。また、販売店舗Ｓ１～Ｓ１４のグループ化の手順は、図５において説明したそれと同一である。

　図１８～２０では、販売店舗Ｓ１～Ｓ４（店舗番号）が第１販売店舗グループＧ１（点線で囲まれた店舗群）を形成し、販売店舗Ｓ５，Ｓ６（店舗番号）が第２販売店舗グループＧ２（点線で囲まれた店舗群）を形成しているとともに、販売店舗Ｓ７，Ｓ８（店舗番号）が第３販売店舗グループＧ３（点線で囲まれた店舗群）を形成している。さらに、販売店舗Ｓ９～Ｓ１１（店舗番号）が第４販売店舗グループＧ４（点線で囲まれた店舗群）を形成しているとともに、販売店舗Ｓ１２～Ｓ１４（店舗番号）が第５販売店舗グループＧ５（点線で囲まれた店舗群）を形成している。

　販売店舗グループＧ１～Ｇ５を設定した後、設定完了ボタン４２を押すと、ディスプレイ１６には、前月比率参照ボタン、前年同月比率参照ボタン、前年実績比率参照ボタンが表示される。前年実績比率参照ボタンを押すと、サーバ１５は、選択された商業ビルのフロア１１，１２における販売店舗グループＧ１～Ｇ５の当年の所定期間における売上金額（実績）と前年の所定期間における売上金額（実績）とを比較し、前年の所定期間の売上金額に対する当年の所定期間の売上金額の前年実績比率が前年実績目標比率を上回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５と前年実績比率が前年実績目標比率を下回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図に表示されたそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５を色分け表示する（色分け第６表示手段）。前年実績目標比率は、たとえば、前年売上金額の１２０％や１００％、９０％等自由に設定することができる。サーバ１５は、販売店舗グループＧ１～Ｇ５を色分けした後、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５を表示した店舗配置図を端末１３，１４に閲覧可能とする（送信する）（図面第６閲覧手段）。

　クライアント端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第６出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第６出力手段）。図１７の店舗配置図画面には、ビルおよび日付の表示エリア２０、フロア階層表示エリア２１、目標設定表示エリア２２、色選択ボタン２３、期間設定ボタン２４、店舗配置図表示エリア２５が表示されている。ビルおよび日付表示エリア２０には、選択した商業ビルと日付とが表示されている。階層表示エリア２１には、階層（１階）が表示されている。

　目標設定表示エリア２２には、４つのバー２６～２９によって３段階に区分された前年実績目標比率（％）が表示されている。それらバー２６～２９の間には、第１～第３スペース３０～３２が画成されている。第１スペース３０は、無彩色のうちの薄い灰色に着色されている。第１スペース３０の中には、販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗グループの数が表示されている。第２スペース３１は、無彩色のうちの第１スペース３０よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第２スペース３１の中には、販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗グループの数が表示されている。第３スペース３２は、無彩色のうちの第２スペース３１よりもわずかに濃い灰色に着色されている。第３スペース３２の中には、販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第４バー２９が示す前年実績目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗グループの数が表示されている。なお、図２～４と同様に、目標設定表示エリアに表示されるバーを第１～第４バー２６～２９に限定するものではなく、バーの本数を自由に設定することができる。

　店舗配置図表示エリア２５には、１階フロアに施設された販売店舗グループＧ１～Ｇ５が表示されている。第１スペース３０に入る販売店舗グループ（第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗グループ）が第１スペース３０の色と同一の色に着色され、第２スペース３１に入る販売店舗グループ（第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗グループ）が第２スペース３１の色と同一の色に着色され、第３スペース３２に入る販売店舗グループ（第４バー２９が示す前年実績目標比率よりも多く、第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも少ない前年実績比率の販売店舗グループ）が第３スペース３２の色と同一の色に着色されている。色選択ボタン２３による色変更手順は図２のそれと同一であるから、その説明は省略する。また、期間設定ボタン２４による期間の変更手順は図２のそれと同一であるから、その説明は省略する。

　図１８の店舗配置図画面の目標設定表示エリアにおいて、第１～第４バー２６～２９に接続された第１～第４移動ボタン３３～３６を上下に移動させることで、第１～第４バー２６～２９のいずれかを上下に移動させることができる。第１～第４バー２６～２９を上下に移動させることで、それらバー２６～２９によって示された各前年実績目標比率を変更することができる。図１９では、図１８の目標設定表示エリア２２に表示されたバー２６～２９と比較し、第２バー２７が下方に移動し、第３バー２８が上方に移動している。それによって、第１スペース３０が広がり、第２スペース３１が狭くなるとともに、第３スペース３２が広がる。

　それらバー２６～２９の位置が変わると、サーバ１５は、第２バー２７が示す第２前年実績目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年実績比率とを比較し、変更された第２前年実績目標比率を基準としてそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色分けを随時変更するとともに、第３バー２８が示す第３前年実績目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年実績比率とを比較し、変更された第３前年実績目標比率を基準としてそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色分けを随時変更する（色分け第６表示手段）。

　具体的には、第２バー２７が示す第２前年実績目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年実績比率とを比較し、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５のうち、第１スペース３０に入る販売店舗グループ（第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも大きく、第１バー２６が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗グループ）を選択した後、その販売店舗グループを第１スペース３０の色と同一の色に着色する。また、第２バー２７が示す第２前年実績目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年実績比率とを比較しつつ、第３バー２８が示す第３前年実績目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年実績比率とを比較し、第２スペース３１に入る販売店舗グループ（第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも大きく、第２バー２７が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗グループ）を選択した後、その販売店舗グループＧ１～Ｇ５を第２スペース３１の色と同一の色に着色する。さらに、第３バー２８が示す第３前年実績目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年実績比率とを比較しつつ、第４バー２９が示す第４前年実績目標比率と販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年実績比率とを比較し、第３スペース３２に入る販売店舗グループ（第４バー２９が示す前年実績目標比率よりも大きく、第３バー２８が示す前年実績目標比率よりも小さい前年実績比率の販売店舗グループ）を選択した後、その販売店舗グループを第３スペース３２の色と同一の色に着色する。

　サーバ１５は、販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色を変更した後、それら販売店舗グループＧ１～Ｇ５を表示した店舗配置図をクライアント端末１３，１４において閲覧可能とする（送信する）（図面第６閲覧手段）。端末１３，１４は、受信した店舗配置図をハードディスクに格納するとともに（図面記憶手段）、その店舗配置図画面をディスプレイ１６に表示する（図面第６出力手段）。店舗配置図画面は、プリンタから出力される（図面第６出力手段）。

　図１８または図１９の店舗配置図画面の店舗配置図表示エリア２５から、所定の販売店舗グループＧ１（一点鎖線で囲まれた販売店舗グループ）を選択すると、その販売店舗グループＧ１を形成する店舗Ｓ１～Ｓ４の識別情報（店舗識別番号）がクライアント端末１３，１４からサーバ１５に送信される。サーバ１５は、特定の店舗Ｓ１～Ｓ４の識別情報を受信すると、その識別情報の店舗Ｓ１～Ｓ４から形成された販売店舗グループＧ１の個別情報（指定期間、当年売上金額、当年稼動日数、前年売上金額、前年稼働日数、前年実績比率）を抽出し、その個別情報を端末１３，１４において閲覧可能とする（送信する）。ディスプレイ１６の店舗配置図表示エリア２５には、図１４に示すように、選択した販売店舗グループＧ１の指定期間（日）、販売店舗グループＧ１の指定期間（所定期間）における当年の売上金額（千円）、販売店舗グループＧ１の指定期間における当年の稼動日数（日）、販売店舗グループＧ１の指定期間における前年の売上金額（千円）、販売店舗グループＧ１の指定期間における前年の稼動日数（日）、前年売上金額に対する当年売上金額の前年実績比率（％）が図表として表示される。

　成績視認システム１０は、販売店舗グループＧ１～Ｇ５の当年の所定期間における売上金額と前年の所定期間における売上金額とを比較しつつ、前年の所定期間の売上金額に対する当年の所定期間の売上金額の前年実績比率が前年実績目標比率を上回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５と前年実績比率が前年実績目標比率を下回る販売店舗グループＧ１～Ｇ５とを視覚によって判別し得るように、店舗配置図表示エリア２５に表示されたそれら店舗グループＧ１～Ｇ５を色分けするから、営業フロア１１，１２においてそこに施設された販売店舗グループＧ１～Ｇ５の前年実績目標比率に対する前年実績比率の到達度を、視覚を通して確認することができ、フロア１１，１２における各店舗グループＧ１～Ｇ５の前年に対する売上成績を容易に把握することができる。この成績視認システム１０は、店舗配置図表示エリア２５に表示された各店舗グループＧ１～Ｇ５の色を参考に、営業フロア１１，１２における店舗Ｓ１～Ｓ１４のレイアウトを検討しつつ、店舗グループＧ１～Ｇ５を形成する店舗Ｓ１～Ｓ１４自体の変更や店舗Ｓ１～Ｓ１４の配置変更等を検討することができ、店舗配置図画面を利用してフロア１１，１２における店舗Ｓ１～Ｓ１４や店舗グループＧ１～Ｇ５の実績向上を図ることができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４によって前年実績目標比率が変更されたときに、変更された前年実績目標比率を基準としてそれら販売店舗グループＧ１～Ｇ５の色分けを随時変更するから、商業ビル毎に季節的要因や場所的要因、人員的要因、天候、物価、交通事情等の実績変動要因を考慮して店舗グループＧ１～Ｇ５の前年実績目標比率を変更しなければならない場合があったとしても、クライアント端末１３，１４を介して前年実績目標比率を任意に変更することができ、商業ビルにおける実績変動要因を勘案しつつそのビルに施設された店舗グループＧ１～Ｇ５の前年実績目標比率を実状に合致したそれに自由に設定することができる。この成績視認システム１０は、前年実績目標比率を変更したときに、変更した前年実績目標比率を基準として店舗グループＧ１～Ｇ５の色が変更されるから、変更された前年実績目標比率に対する各店舗グループＧ１～Ｇ５の成績を視覚を通して容易に把握することができる。

　成績視認システム１０は、クライアント端末１３，１４が店舗配置図表示エリア２５において各販売店舗グループＧ１～Ｇ５を個別に選択したときに、選択された店舗グループＧ１～Ｇ５の当年の所定期間における売上金額、前年の所定期間における売上金額、前年実績目標比率、前年実績比率を数値として店舗配置図表示エリアに表示するから、店舗配置図表示エリア２５に表示された店舗グループＧ１～Ｇ５の色と数値とから各店舗グループＧ１～Ｇ５の成績を一層具体的に把握することができる。

　１０　　成績視認システム
　１１　　ビルのフロア
　１２　　ビルのフロア
　１３　　クライアント端末
　１４　　クライアント端末
　１５　　成績管理サーバ
　１７　　インターネット
　２２　　目標設定表示エリア
　２５　　店舗配置図表示エリア
　Ｇ１～Ｇ５　販売店舗グループ
　Ｓ１～Ｓ１４　販売店舗

Claims

　成績によって評価される複数の評価対象が存するエリアに設置されたクライアント端末と、それら評価対象の情報を前記クライアント端末に提供するサーバ装置とから形成され、
　前記サーバ装置が、前記エリアにおけるそれら評価対象の配置を表示した第１図面を作成する図面第１作成手段と、前記評価対象の当月の所定期間における実績と前月の所定期間における実績とを比較し、前月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前月比率が任意に設定された前月目標比率を上回る評価対象と前記前月比率が前記前月目標比率を下回る評価対象との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、前記第１図面に表示されたそれら評価対象を色分け表示する色分け第１表示手段と、色分けされたそれら評価対象を表示した前記第１図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第１閲覧手段とを有し、前記クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象を表示した前記第１図面を出力する図面第１出力手段を有することを特徴とする成績視認システム。
　前記クライアント端末が、前記評価対象の前記前月目標比率を随時変更可能な前月目標比率第１変更手段を含み、前記色分け第１表示手段では、前記クライアント端末によって前記前月目標比率が変更されたときに、変更された前月目標比率に対する前記前月比率の高低を視覚によって判別し得るように前記第１図面に表示されたそれら評価対象の色分けを随時変更する請求項１記載の成績視認システム。
　前記色分け第１表示手段では、前記クライアント端末が前記第１図面において各評価対象を個別に指定したときに、指定された評価対象の当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月比率を前記第１図面に表示し、前記図面第１出力手段では、前記第１図面に表示された当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月比率を出力可能である請求項１または請求項２に記載の成績視認システム。
　前記サーバ装置が、前記評価対象の当月の所定期間における実績と前年同月の所定期間における実績とを比較し、前年同月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前年同月比率が任意に設定された前年同月目標比率を上回る評価対象と前記前年同月比率が前記前年同月目標比率を下回る評価対象との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、前記第１図面に表示されたそれら評価対象を色分け表示する色分け第２表示手段と、色分けされたそれら評価対象を表示した前記第１図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第２閲覧手段とを含み、前記クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象を表示した前記第１図面を出力する図面第２出力手段を含む請求項１ないし請求項３いずれかに記載の成績視認システム。
　前記クライアント端末が、前記評価対象の前記前年同月目標比率を随時変更可能な前年同月目標比率第１変更手段を含み、前記色分け第２表示手段では、前記クライアント端末によって前記前年同月目標比率が変更されたときに、変更された前年同月目標比率に対する前記前年同月比率の高低を視覚によって判別し得るように前記第１図面に表示されたそれら評価対象の色分けを随時変更する請求項４記載の成績視認システム。
　前記色分け第２表示手段では、前記クライアント端末が前記第１図面において各評価対象を個別に指定したときに、指定された評価対象の当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月比率を前記第１図面に表示し、前記図面第２出力手段では、前記第１図面に表示された当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月比率を出力可能である請求項４または請求項５に記載の成績視認システム。
　前記サーバ装置が、前記評価対象の当年の所定期間における実績と前年の所定期間における実績とを比較し、前年の所定期間の実績に対する当年の所定期間の実績の前年実績比率が任意に設定された前年実績目標比率を上回る評価対象と前記前年実績比率が前記前年実績目標比率を下回る評価対象との少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、前記第１図面に表示されたそれら評価対象を色分け表示する色分け第３表示手段と、色分けされたそれら評価対象を表示した前記第１図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第３閲覧手段とを含み、前記クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象を表示した前記第１図面を出力する図面第３出力手段を含む請求項１ないし請求項６いずれかに記載の成績視認システム。
　前記クライアント端末が、前記評価対象の前記前年実績目標比率を随時変更可能な前年実績目標比率第１変更手段を含み、前記色分け第３表示手段では、前記クライアント端末によって前記前年実績設定比率が変更されたときに、変更された前年実績目標比率に対する前記前年実績比率の高低を視覚によって判別し得るように前記第１図面に表示されたそれら評価対象の色分けを随時変更する請求項７記載の成績視認システム。
　前記色分け第３表示手段では、前記クライアント端末が前記第１図面において各評価対象を個別に指定したときに、指定された評価対象の当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績比率を前記第１図面に表示し、前記図面第３出力手段では、前記第１図面に表示された当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績比率を出力可能である請求項７または請求項８に記載の成績視認システム。
　前記クライアント端末が、前記評価対象の所定数を一纏めにして第１～第ｎ評価対象グループに区分するグループ化手段を含み、前記サーバ装置が、前記エリアにおけるそれら評価対象グループの配置を表示した第２図面を作成する図面第２作成手段と、前記評価対象グループの当月の所定期間における実績と前月の所定期間における実績とを比較し、前月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前月比率が任意に設定された前月目標比率を上回る評価対象グループと前記前月比率が前記前月目標比率を下回る評価対象グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、前記第２図面に表示されたそれら評価対象グループを色分け表示する色分け第４表示手段と、色分けされたそれら評価対象グループを表示した前記第２図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第４閲覧手段とを有し、前記クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象グループを表示した前記第２図面を出力する図面第４出力手段を含む請求項１ないし請求項９いずれかに記載の成績視認システム。
　前記クライアント端末が、前記評価対象グループの前記前月目標比率を随時変更可能な前月目標比率第２変更手段を含み、前記色分け第４表示手段では、前記クライアント端末によって前記前月目標比率が変更されたときに、変更された前月目標比率に対する前記前月比率の高低を視覚によって判別し得るように前記第１図面に表示されたそれら評価対象グループの色分けを随時変更する請求項１０記載の成績視認システム。
　前記色分け第４表示手段では、前記クライアント端末が前記第２図面において各評価対象グループを個別に指定したときに、指定された評価対象グループの当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月比率を前記第２図面に表示し、前記図面第４出力手段では、前記第２図面に表示された当月の所定期間における実績、前月の所定期間における実績、前月目標比率、前月比率を出力可能である請求項１０または請求項１１に記載の成績視認システム。
　前記サーバ装置が、前記評価対象グループの当月の所定期間における実績と前年同月の所定期間における実績とを比較し、前年同月の所定期間の実績に対する当月の所定期間の実績の前年同月比率が任意に設定された前年同月目標比率を上回る評価対象グループと前記前年同月比率が前記前年同月目標比率を下回る評価対象グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、前記第２図面に表示されたそれら評価対象グループを色分け表示する色分け第５表示手段と、色分けされたそれら評価対象グループを表示した前記第２図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第５閲覧手段とを含み、前記クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象グループを表示した前記第２図面を出力する図面第５出力手段を含む請求項１０ないし請求項１２いずれかに記載の成績視認システム。
　前記クライアント端末が、前記評価対象グループの前記前年同月目標比率を随時変更可能な前年同月目標比率第２変更手段を含み、前記色分け第５表示手段では、前記クライアント端末によって前記前年同月目標比率が変更されたときに、変更された前年同月目標比率に対する前記前年同月比率の高低を視覚によって判別し得るように前記第２図面に表示されたそれら評価対象グループの色分けを随時変更する請求項１３記載の成績視認システム。
　前記色分け第５表示手段では、前記クライアント端末が前記第２図面において各評価対象グループを個別に指定したときに、指定された評価対象グループの当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月比率を前記第２図面に表示し、前記図面第５出力手段では、前記第２図面に表示された当月の所定期間における実績、前年同月の所定期間における実績、前年同月目標比率、前年同月比率を出力可能である請求項１３または請求項１４に記載の成績視認システム。
　前記サーバ装置が、前記評価対象グループの当年の所定期間における実績と前年の所定期間における実績とを比較し、前年の所定期間の実績に対する当年の所定期間の実績の前年実績比率が任意に設定された前年実績目標比率を上回る評価対象グループと前記前年実績比率が前記前年実績目標比率を下回る評価対象グループとの少なくとも２段階に区分した状態を視覚によって判別し得るように、前記第２図面に表示されたそれら評価対象グループを色分け表示する色分け第６表示手段と、色分けされたそれら評価対象グループを表示した前記第２図面をクライアント端末において閲覧可能とする図面第６閲覧手段とを含み、前記クライアント端末が、色分けされたそれら評価対象グループを表示した前記第２図面を出力する図面第６出力手段を含む請求項１０ないし請求項１５いずれかに記載の成績視認システム。
　前記クライアント端末が、前記評価対象グループの前記前年実績目標比率を随時変更可能な前年実績目標比率第２変更手段を含み、前記色分け第６表示手段では、前記クライアント端末によって前記前年実績設定比率が変更されたときに、変更された前年実績目標比率に対する前記前年実績比率の高低を視覚によって判別し得るように前記第２図面に表示されたそれら評価対象グループの色分けを随時変更する請求項１６記載の成績視認システム。
　前記色分け第６表示手段では、前記クライアント端末が前記第２図面において各評価対象グループを個別に指定したときに、指定された評価対象グループの当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績比率を前記第２図面に表示し、前記図面第６出力手段では、前記第２図面に表示された当年の所定期間における実績、前年の所定期間における実績、前年実績目標比率、前年実績比率を出力可能である請求項１６または請求項１７に記載の成績視認システム。