WO2007114253A1 - レジスト下層膜用組成物及びこれを用いたレジスト下層膜 - Google Patents
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- R 7 represents a hydrogen atom, an alkyl group, or a monovalent organic group having at least one functional group selected from carbonyl, ester, rataton, amide, ether, and -tolyluca
- R 8 represents Represents a hydrogen atom, a hydroxyl group, an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, or an alkoxy group, and s is 0 or 1.
- the resist underlayer film composition according to the present invention contains (B) a quaternary ammonium compound.
- B a quaternary ammonium compound.
- ammonia compounds and amine compounds have been excluded as one of the causes of resist pattern deterioration with time and resist pattern tailing.
- the resist underlayer film composition of the present invention may contain the following components (C), (D), and (E).
- polyhydroxystyrene and its derivatives polyacrylic acid and its derivatives, polymethacrylic acid and its derivatives, hydroxystyrene, acrylic acid, metathallic acid and their derivatives are selected.
- Copolymer, cycloolefin and its derivatives, maleimide, acrylic acid and its derivative power 3 or more kinds of selected copolymers, polynorbornene, and metathesis ring-opening polymer power Group power of 1 or more kinds of polymer polymers selected Can be mentioned.
- Acid generator compound of the following formula ⁇ ⁇ ⁇ 1. 6 parts by mass
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Abstract
レジストパターンの裾引きを低減するとともに、該パターンの形状を改善することが可能なレジスト下層膜用組成物、及びこれを用いたレジスト下層膜を提供する。 シロキサン系重合体を含有するレジスト下層膜用組成物中に、所定量の4級アンモニウム化合物を含有した。
Description
明 細 書
レジスト下層膜用組成物及びこれを用いたレジスト下層膜
技術分野
[0001] 本発明は、基板にレジストパターンを形成する際に、反射防止膜として使用される レジスト下層膜に使用するレジスト下層膜用組成物、及びこれを用いたレジスト下層 膜に関する。
背景技術
[0002] 半導体素子の製造において、基板へのパターン形成は、リソグラフィープロセスに より行なわれている。
近年では、回路基板における半導体素子の高集積ィ匕が進んでいるが、高集積ィ匕 が進むにつれ、露光工程中に発生する定常波が、ノターンの寸法変動を引き起こし ていることが問題となっている。この定常波を抑える方法として、レジスト組成物中に 吸光剤を添加する方法や、形成されたレジスト層の上層、或いは、レジスト層の下層 に反射防止膜を敷く方法等が提案されて!ヽる。
[0003] また、より微細なパターンを形成するためには、反射防止膜とレジスト層を薄膜化す ることが求められている。し力しながら、レジスト層の薄膜ィ匕に伴い、正確なエッチング を行うことが困難となるために、基板の高精度な加工が困難となっている。そこで、加 ェ対象である基板等の被加工膜とレジスト層との間に、反射防止膜としての機能を備 えたレジスト下層膜 (ノヽードマスク)及び Z又は有機系ボトムレイヤーを形成して、基 板、酸化膜や層間絶縁膜等の被加工膜をドライエッチングするプロセスが行われて いる。
[0004] このレジスト下層膜用組成物には、レジスト層とのエッチング選択比の問題力もケィ 素系の材料を用いることが提案されている(例えば特許文献 1、 2参照)。
特許文献 1 :特開 2004— 310019号公報
特許文献 2 :特開 2005— 18054号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] 特許文献 1、 2に開示されているレジスト下層膜材料では、該レジスト下層膜材料か ら形成されたレジスト下層膜上に形成されたレジストパターンにおいて、裾引きが発 生するという問題が生じている。このような裾引きが発生した場合には、レジスト下層 膜をエッチングする際に所望の形状にパターンを転写できな 、と 、う問題が生じる。
[0006] 以上の課題に鑑み、本発明はレジストパターンの裾引きを低減するとともに、該パタ ーンの形状を改善することが可能なレジスト下層膜用糸且成物、及びこれを用いたレジ スト下層膜を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0007] 本発明者らは、レジスト下層膜用組成物中に 4級アンモ-ゥム化合物を添加するこ とにより、レジストパターンの裾引きを低減するとともに、該パターンの形状を改善する ことが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
[0008] 本発明は、シロキサン系重合体と、 4級アンモ-ゥム化合物と、を含有するレジスト 下層膜用組成物を提供する。
また、このレジスト下層膜用組成物を塗布して、所定の温度でベータして得られたレ ジスト下層膜を提供する。
発明の効果
[0009] 本発明によれば、レジスト下層膜用組成物中に 4級アンモ-ゥム化合物を添加する ことにより、レジストパターンの裾引きを低減するとともに、該パターンの形状を改善す ることが可能となった。
図面の簡単な説明
[0010] [図 1]本発明に係るレジスト下層膜用組成物を用いてレジストパターンを形成するェ 程を示した図である。
符号の説明
[0011] 20 基板
22 レジスト下層膜
24 レジスト膜
発明を実施するための形態
[0012] 以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。本発明に係るレジスト下層膜 用組成物は、(A)シロキサン系重合体 (以下、(A)成分ともいう)と、(B) 4級アンモニ ゥム化合物 (以下、(B)成分ともいう)と、を含有する。
[0013] [ (A)シロキサン系重合体]
本発明に係るレジスト下層膜用組成物は、(A)シロキサン系重合体を含有する。 本発明に係るレジスト下層膜用組成物において、(A)シロキサン系重合体は、一般 式 (a— 1)で示される構造単位を有することが好ま ヽ。
[化 1]
[式中、 R5は、光吸収基を示し、 R6は、水素原子、水酸基、炭素数 1から 6のアルキル 基、又はアルコキシ基を示し、 rは 0又は 1である。 ]
[0014] 上記光吸収基とは、波長 150から 300nmの範囲で吸収を有する基である。この光 吸収基としては、例えばベンゼン環、アントラセン環、ナフタレン環等の光吸収部を有 する基が挙げられる。上記光吸収部は、 1個以上の— 0—、— O (CO)—で中断され て!、てもよ 、炭素数 1から 20のアルキレン基を介して主骨格の Si原子に結合されて いてもよい。また、ベンゼン環、アントラセン環、ナフタレン環等の光吸収部は、炭素 数 1から 6のアルキル基、アルコキシ基、又はヒドロキシ基等の置換基で 1個以上置換 されていてもよい。これら光吸収基の中でも、ベンゼン環が好ましい。また、上記光吸 収基の他に、 Si— Si結合を持つ光吸収部を有する基を用いることもできる。さらに、こ れらの光吸収部は、シロキサン系重合体の主骨格に含まれていてよい。上記光吸収 基としては、フ -ル基、ナフチル基、メチルフヱ-ル基、ェチルフヱ-ル基、トリル基 、クロ口フエ-ル基、ブロモフエ-ル基、フルオロフェ-ル基等のァリール基;ベンジル 基、フエネチル基、ナフチルメチル基、ジフエ-ルメチル基、トリフエニルメチル基、 1 ーメチルー 1 フエ-ルェチル基等のァラルキル基が挙げられる。中でも、フエニル
基が好ましい。特にフエニル基にする場合には、光吸収を良好にすることができる。 さらに、上記 (A)シロキサン系重合体は、一般式 (a— 2)で表される構成単位の少 なくとも 1種を有することが好ま 、。
[化 2]
R7
一 Si一 0(3_s)/2
[式中、 R7は、水素原子、アルキル基、又は、カルボニル、エステル、ラタトン、アミド、 エーテル、及び-トリルカ 選択される少なくとも 1つの官能基を有する 1価の有機基 を示し、 R8は、水素原子、水酸基、炭素数 1から 6のアルキル基、又はアルコキシ基を 示し、 sは 0又は 1である。 ]
これらのシロキサン系重合体は、 1種を単独で用いてもよいし、複数種を混合して用 いてもよい。
(A)シロキサン系共重合体としては、質量平均分子量が 4000以上であるものを用 いることが好ましぐ 8000以上のものを用いることがより好ましい。質量平均分子量が 4000以上の (A)成分を用いることにより、本発明のレジスト下層膜用組成物力も形 成されるレジスト下層膜の成膜性を向上させることができる。また、(A)成分の質量平 均分子量は、 50000以下が好ましぐ 30000以下がより好ましい。(A)成分の質量 平均分子量を 50000以下にすることにより、本発明のレジスト下層膜用組成物の塗 布性を向上させることができる。
また、上記 (A)成分として、質量平均分子量 4000未満のシロキサン系重合体を、 質量平均分子量 4000以上のシロキサン系重合体と混合したものも好ま 、。この質 量平均分子量 4000未満のシロキサン系重合体は、質量平均分子量が 300から 300 0であることがより好ましい。これにより、上記レジスト下層膜用組成物力も形成された レジスト下層膜上に形成されるレジストパターンの裾引きをより一層低減することがで きる。
この質量平均分子量 4000未満のシロキサン系重合体は、(A)成分において、 10
力も 70質量%であることが好ましぐ 30から 60質量%であることがより好ましい。
[0016] < (A)シロキサン系共重合体の製造方法 >
(A)シロキサン系共重合体の製造方法としては、所定の構造単位を含有する各モ ノマーを加水分解して、共重合させることにより得られる。加水分解反応における水 の量は、モノマー 1モル当たり 0. 2モルから 10モルであることが好ましい。この際に金 属キレート化合物や有機酸、無機酸、有機塩基及び無機塩基等の公知の触媒を適 宜添カロしてもよ ヽ。
[0017] 金属キレートイ匕合物としては、具体的にはテトラアルコキシチタン、トリアルコキシモ ノ(ァセチルァセトナート)チタン、テトラアルコキシジルコニウム、トリアルコキシモノ( ァセチルァセトナート)ジルコニウム等が挙げられる。また、有機酸としては酢酸、プロ ピオン酸、ォレイン酸、ステアリン酸、リノール酸、サリチル酸、安息香酸、ギ酸、マロ ン酸、フタル酸、フマル酸、クェン酸、酒石酸等が挙げられる。また、無機酸としては 、塩酸、硫酸、硝酸、スルホン酸、メチルスルホン酸、トシル酸、トリフルォロメタンスル ホン酸等が挙げられる。
[0018] また、有機塩基としては、ピリジン、ピロール、ピぺラジン、ピロリジン、ピぺリジン、ピ コリン、トリメチルァミン、トリエチルァミン、モノエタノールァミン、ジエタノールァミン、 ジメチルモノエタノールァミン、モノメチルジェタノールァミン、トリエタノールァミン、ジ ァザビシクロオクタン、ジァザビシクロノナン、ジァザビシクロウンデセン、テトラメチル アンモ-ゥムハイド口オキサイド等が挙げられる。また、無機塩基としては、アンモニア 、水酸化ナトリウム、水酸ィ匕カリウム、水酸化バリウム、水酸ィ匕カルシウム等が挙げら れる。
[0019] これらのうち、重合時に架橋基として含有されているエポキシ基やォキセタ-ル基を 開環させないように、また、アルカリや金属の不純物が混入しないように、アンモニア 、有機アミン類等の塩基性触媒を用いることが好ましい。中でも、テトラアルキルアン モ-ゥムヒドロキシドを用いることが好ましい。また、エポキシ基ゃォキセタ-ル基を開 環させないように、系を PH7以上の雰囲気にすることが好ましい。これらの触媒は、 1 種或いは 2種以上を併用することができる。
[0020] 反応操作としては、まず、各モノマーを有機溶媒に溶解させ、水を添加して加水分
解反応を開始させる。触媒は水に添加していても、有機溶媒中に添加しておいても 良い。
[0021] 反応時に用いる有機溶媒としては、水に難溶あるいは不溶のものが好ましい。具体 的には、テトラヒドロフラン、トルエン、へキサン、酢酸ェチル、シクロへキサノン、メチ ルー 2—n—アミルケトン、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコー ルモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコーノレ モノェチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコーノレ ジメチルエーテル及びこれらの混合物などが好ましい。
[0022] 次いで、触媒の中和反応を行い、有機溶媒層を分別して脱水する。水分の残存は 、残存したシラノールの縮合反応を進行させてしまうためである。硫酸マグネシウムな どの塩やモレキュラーシーブによる吸着法や、溶媒を除去しながらの共沸脱水法等 公知の脱水法を用いてょ 、。
[0023] 次いで、上記の水に難溶又は不溶の有機溶媒を添加し、有機溶媒層を分別、水洗 して加水分解縮合に使用した触媒を除去する。このとき、必要に応じて中和してもよ い。続いて、分液した有機溶媒層を脱水して (A)シロキサン系共重合体を得る。
[0024] [ (B) 4級アンモニゥム化合物]
本発明に係るレジスト下層膜用組成物は、(B) 4級アンモ-ゥム化合物を含有する 。従来、アンモニア化合物やアミンィ匕合物は、レジストパターンの経時劣化や、レジス トパターンの裾引き形状を引き起こす原因の一つであるとして排除されてきた。
しかし、本発明によれば、所定量の 4級アンモ-ゥム化合物を添加することによって 、レジスト下層膜上に形成されたレジストパターンの裾引きを低減するとともに、バタ ーン形状を改善することが可能となる。
[0025] (B) 4級アンモニゥム化合物としては、具体的には、下記の一般式 (b— 1)で示され る 4級アンモ-ゥム化合物であることが好ま 、。
[化 3]
[0026] R1から R4の「炭化水素基」としては、直鎖状、分岐状、あるいは環状の飽和又は不 飽和の炭化水素基が挙げられる。なお、これらは置換基を有していてもよい。
直鎖、分岐状の炭化水素基としては、例えば、メチル基、メチレン基、ェチル基、ェ チレン基、プロピル基、プロピレン基、イソプロピル基、 n—ブチル基、イソブチル基、 イソプロピレン基、第二ブチル基、第三ブチル基、アミル基、イソアミル基、第三アミル 基、へキシル基、ヘプチル基、ォクチル基、イソォクチル基、 2—ェチルへキシル基、 第三ォクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、イソデシル基等が挙げられる。
[0027] 環状の炭化水素基としては、環状アルキル基又はァリール基が挙げられる。
環状アルキル基としては、シクロアルカン、ビシクロアルカン、トリシクロアルカン、テ トラシクロアルカン等のポリシクロアルカンから 1個以上の水素原子を除いた基が挙げ られる。具体的には、シクロペンタン、シクロへキサン等のモノシクロアルカンや、ァダ マンタン、ノルボルナン、イソボルナン、トリシクロデカン、テトラシクロドデカン等のポリ シクロアルカンから 1個の水素原子を除いた基等が挙げられる。
ァリール基としては、フエ-ル基、ナフチル基、メチルフエ-ル基、ェチルフエ-ル 基、トリル基、クロロフヱ-ル基、ブロモフエ-ル基、フルオロフヱ-ル基等が挙げられ る。
[0028] また、上記置換基としては、例えば、 OH基、炭素数 1から 3のアルコキシ基等が挙 げられる。
[0029] 中でも、 R1から R4の総炭素数が、 10以上であるものが好ましい。上記のように総炭 素数を 10以上とすることにより、レジスト下層膜上に形成されたレジストパターンの裾 引きを低減するとともに、パターン形状を改善することができる。
また、 R1から R4の少なくとも 1つが炭素数 8以上の炭化水素基であることが好ましい 。これにより、レジスト下層膜上に形成されたレジストパターンの裾引きをより一層低 減することができる。
また、上記 R1から R4の総炭素数は、 25以下であるものが好ましい。これにより、裾 引きをより一層低減することができる。
[0030] カウンターァ-オンの X—としては、 OH―、 Cl_、 Br", F―、アルキルカルボン酸ァ- オン、ァリールカルボン酸ァ-オン、ァラルキルカルボン酸ァ-オン等であることが好 ましい。
[0031] また、(B)第 4級アンモ-ゥム化合物の添加量は、(A)成分 100質量部に対して、 0
. 01質量部から 10質量部であり、 0. 1質量部から 5質量部であることがより好ましぐ
0. 1質量部から 3質量部であることが最も好ま U、。
添加量が 0. 01質量部以上にすることにより、(A)成分の架橋密度を大きくすること ができる。また、添加量が 10質量部以下にすることにより、レジスト下層膜用組成物 の経時安定性を向上させることができる。
[0032] また、本発明のレジスト下層膜用組成物は、下記 (C)、(D)、(E)成分を含有してい てもよい。
[0033] [ (C)有機酸]
本発明に係るレジスト下層膜用組成物は、 (C)有機酸を含有することが好ま ヽ。 この(C)有機酸を添加したことによって、(B)成分の添カ卩によるレジスト下層膜用組成 物の経時劣化を防止することができる。
[0034] (C)有機酸としては、有機カルボン酸、有機ホスホン酸、有機スルホン酸等が挙げ られる。前記有機カルボン酸としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、ラウリル酸、 パルミチン酸、ステアリン酸などの脂肪族モノカルボン酸類;ォレイン酸、リノール酸 等の不飽和脂肪族モノカルボン酸類;シユウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、マ レイン酸などの脂肪族ジカルボン酸類;乳酸、ダルコン酸、リンゴ酸、酒石酸、クェン 酸等のォキシカルボン酸類;安息香酸、マンデル酸、サリチル酸、フタル酸等の芳香 族カルボン酸類が挙げられる。
これらの有機酸としては、マロン酸が特に好ましい。
[0035] また、(C)有機酸の添加量は、(A)成分 100質量部に対して、 0. 01質量部から 10 質量部であり、 0. 1質量部から 5質量部であることがより好ましぐ 0. 1質量部から 3質 量部であることが最も好ま 、。
添加量を 0. 01質量部以上にすることにより、レジスト下層膜用組成物の経時安定 性をより向上させることができる。また、添加量を 10質量部以下にすることにより(B)
成分に対する阻害を抑制することができる。
[0036] また、この(C)成分と(B)成分との質量比は、 10: 100力ら 75: 100の範囲であるこ と力 子ましく、 20 : 100から 60 : 100の範囲であることがより好ましい。
この質量比の範囲にすることにより、レジスト下層膜上に形成されたレジストパター ンの裾引きを低減し、ノターン形状を改善するとともに、レジスト下層膜用組成物の 経時安定性をより一層向上させることができる。
[0037] [ (D)溶剤]
本発明に係るレジスト下層膜用組成物は、(D)溶剤 (以下、(D)成分ともいう)も含 有する。具体的には、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブ チルアルコール等の一価アルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プ ロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、へキサントリオール等のアル コーノレ類や、エチレングリコーノレモノメチノレエーテノレ、エチレングリコーノレモノェチノレ エーテノレ、エチレングリコーノレモノプロピノレエーテノレ、エチレングリコーノレモノブチノレ エーテノレ、ジエチレングリコーノレモノメチノレエーテノレ、ジエチレングリコーノレモノェチ ノレエーテノレ、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコーノレモノ ブチノレエーテノレ、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノ ェチノレエーテノレ、プロピレングリコーノレモノプロピノレエーテノレ、プロピレングリコーノレ モノブチルエーテル等のアルコールのモノエーテル類、酢酸メチル、酢酸ェチル、酢 酸ブチル、乳酸ェチル等のエステル類、アセトン、メチルェチルケトン、シクロアルキ ルケトン、メチルイソアミルケトン等のケトン類、エチレングリコールジメチルエーテル、 エチレングリコーノレジェチノレエーテノレ、エチレングリコーノレジブ口ピノレエーテノレ、ェチ レングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル(PGDM) 、プロピレングリコールジェチノレエ一テル、プロピレングリコールジブチノレエ一テル、 ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルェチルエーテル 、ジエチレングリコールジェチルエーテル等のアルコールの水酸基を全てアルキル エーテルィ匕させたアルコールエーテル類等が挙げられる。
[0038] これらの有機溶媒は、単独で用いてもよいし、 2種以上を組み合わせて用いてもよ い。この溶剤は、溶剤以外の成分が、 0. 5質量%から 10質量%となるように調整する
ことが好ましぐ 1質量%から 6質量%となるように調整することがより好ましい。この範 囲内にすることにより、レジスト下層膜用組成物の塗布性を向上させることができる。
[0039] [ (E)架橋剤]
本発明に係るレジスト下層膜用組成物は、(E)架橋剤 (以下、(E)成分ともいう)も 含有する。(E)架橋剤を添加することにより、レジスト下層膜の成膜性を向上させるこ とができる。架橋剤としては、一般的に用いられているものを用いてよい。
[0040] 具体的には、ビスフエノール A型エポキシ榭脂、ビスフエノール F型エポキシ榭脂、 ビスフエノール S型エポキシ榭脂、フエノールノボラック型エポキシ榭脂、クレゾールノ ポラック型エポキシ榭脂等のエポキシ化合物等が挙げられる。また、ジビニルベンゼ ン、ジビニルスルホン、トリアクリルホルマール、グリオキザールゃ多価アルコールの アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステル等も用いられる。
[0041] また、メラミン、尿素、ベンゾグアナミン、グリコールゥリルのァミノ基の少なくとも 2つ 力 Sメチロール基又は低級アルコキシメチル基で置換された化合物等の 2個以上の反 応性基をもつ化合物等が挙げられる。
[0042] メラミンのァミノ基の少なくとも 2つがメチロール基又は低級アルコキシメチル基で置 換された化合物としては、へキサメチロールメラミン、へキサメトキシメチルメラミン、へ キサメチロールメラミンの 1個から 6個がメトキシメチルイ匕したィ匕合物及びその混合物、 へキサメトキシェチルメラミン、へキサァシロキシメチルメラミン、へキサメチロールメラ ミンのメチロール基の 1個から 5個がァシロキシメチル化した化合物又はその混合物 等が挙げられる。
[0043] 尿素のァミノ基の少なくとも 2つ力メチロール基又は低級アルコキシメチル基で置換 された化合物としては、テトラメチロールゥレア、テトラメトキシメチルゥレア、テトラメト キシェチルゥレア、テトラメチロールゥレアの 1個力も 4個のメチロール基力 Sメトキシメチ ル基ィ匕した化合物又はその混合物等が挙げられる。
[0044] ベンゾグアナミンのァミノ基の少なくとも 2つがメチロール基又は低級アルコキシメチ ル基で置換された化合物としては、テトラメチロールグアナミン、テトラメトキシメチルダ アナミン、テトラメチロールグアナミンの 1個力 4個のメチロール基カ トキシメチルイ匕 した化合物及びその混合物、テトラメトキシェチルダアナミン、テトラァシロキシグアナ
ミン、テトラメチロールグアナミンの 1個力 4個のメチロール基がァシロキシメチル化 した化合物及びその混合物等が挙げられる。
[0045] グリコールゥリルのァミノ基の少なくとも 2つがメチロール基又は低級アルコキシメチ ル基で置換された化合物としては、テトラメチロールグリコールゥリル、テトラメトキシグ リコールゥリル、テトラメトキシメチルダリコールゥリル、テトラメチロールグリコールゥリ ルのメチロール基の 1個力 4個がメトキシメチルイ匕した化合物、又はその混合物、テ トラメチロールグリコールゥリルのメチロール基の 1個から 4個がァシロキシメチル化し た化合物又はその混合物が挙げられる。
[0046] これらの架橋剤は、単独で用いてもよいし、 2種以上を組み合わせて用いてもよい。
この架橋剤の添加量は、(A)成分 100質量部に対して、 0. 1質量部から 50質量部 であり、 0. 5質量部力も 40質量部であることがより好ましい。
[0047] [ (F)酸発生剤]
本発明に係るレジスト下層膜用組成物は、(F)酸発生剤(以下、(F)成分ともいう) を含有していてもよい。(F)酸発生剤を添加することにより、架橋効率をより向上させ ることができる。このような酸発生剤としては、光や熱により酸を発生させるものが挙げ られる。
[0048] 感光性酸発生剤としては、ォ -ゥム塩、ジァゾメタン誘導体、ダリオキシム誘導体、 ビススルホン誘導体、 βーケトスルホン誘導体、ジスルホン誘導体、ニトロべンジルス ルホネート誘導体、スルホン酸エステル誘導体、 Ν—ヒドロキシイミド化合物のスルホ ン酸エステル誘導体など、公知の酸発生剤を用いることができる。
[0049] ォ -ゥム塩としては、トリフロォロメタンスルホン酸テトラメチルアンモ-ゥム、ノナフル ォロブタンスルホン酸テトラメチルアンモ-ゥム、ノナフルォロブタンスルホン酸テトラ η ーブチルアンモ-ゥム、ノナフルォロブタンスルホン酸テトラフエ-ルアンモ-ゥム、 ρ -トルエンスルホン酸テトラメチルアンモ-ゥム、トリフルォロメタンスルホン酸ジフエ- ルョードニゥム、トリフルォロメタンスルホン酸(p— tert—ブトキシフエ-ル)フエ-ルョ 一ドニゥム、 p—トルエンスルホン酸ジフエ-ルョードニゥム、 p—トルエンスルホン酸( p— tert—ブトキシフエ-ル)フエ-ルョードニゥム、トリフルォロメタンスルホン酸トリフ ェ-ルスルホ-ゥム、トリフルォロメタンスルホン酸(p— tert—ブトキシフエ-ル)ジフ
ェ-ルスルホ-ゥム、トリフルォロメタンスルホン酸ビス(p— tert ブトキシフエ-ル) フエ-ルスルホ-ゥム、トリフルォロメタンスルホン酸トリス(p— tert ブトキシフエ-ル )スノレホニゥム、 p トノレエンスノレホン酸トリフエ-ノレスノレホニゥム、 p トノレエンスノレホ ン酸(p—tert—ブトキシフエ-ル)ジフエ-ルスルホ-ゥム、 p トルエンスルホン酸ビ ス(p—tert—ブトキシフエ-ル)フエ-ルスルホ-ゥム、 p トルエンスルホン酸トリス( p—tert ブトキシフエ-ル)スルホ-ゥム、ノナフルォロブタンスルホン酸トリフエ-ル スルホ-ゥム、ブタンスルホン酸トリフエ-ルスルホ-ゥム、トリフルォロメタンスルホン 酸トリメチルスルホ-ゥム、 ρ—トルエンスルホン酸トリメチルスルホ-ゥム、トリフルォロ メタンスルホン酸シクロへキシルメチル(2—ォキソシクロへキシル)スルホ-ゥム、 p— トルエンスルホン酸シクロへキシルメチル(2—ォキソシクロへキシル)スルホ-ゥム、ト リフルォロメタンスルホン酸ジメチルフヱ-ルスルホ-ゥム、 p トルエンスルホン酸ジ メチルフエ-ルスルホ-ゥム、トリフルォロメタンスルホン酸ジシクロへキシルフェ-ル スルホ-ゥム、 p トルエンスルホン酸ジシクロへキシルフエ-ルスルホ-ゥム、トリフ ルォロメタンスルホン酸トリナフチルスルホ-ゥム、トリフルォロメタンスルホン酸シクロ へキシルメチル(2—ォキソシクロへキシル)スルホ-ゥム、トリフルォロメタンスルホン 酸(2—ノルボ -ル)メチル(2—ォキソシクロへキシル)スルホ-ゥム、エチレンビス [メ チル(2—ォキソシクロペンチル)スルホ -ゥムトリフルォロメタンスルホナート]、 1, 2, ナフチルカルボ-ルメチルテトラヒドロチオフヱ-ゥムトリフレート等が挙げられる。 ジァゾメタン誘導体としては、ビス(ベンゼンスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス(p -トル エンスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス(キシレンスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス(シクロへ キシルスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス(シクロペンチルスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス ( n—ブチルスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス(イソブチルスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス( sec ブチルスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス (n -プロピルスルホ -ル)ジァゾメタン、 ビス(イソプロピルスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス(tert ブチルスルホ -ル)ジァゾメ タン、ビス(n—アミルスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス(イソアミルスルホ -ル)ジァゾメタ ン、ビス (sec -アミルスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス(tert -アミルスルホ -ル)ジァゾ メタン、 1—シクロへキシルスルホ-ルー 1— (tert—ブチルスルホ -ル)ジァゾメタン、 1 -シクロへキシルスルホ -ル— 1— (tert -アミルスルホ -ル)ジァゾメタン、 1 - tert
—アミルスルホ-ルー 1一(tert—ブチルスルホ -ル)ジァゾメタン等が挙げられる。
[0051] グリオキシム誘導体としては、ビス— O— (p トルエンスルホ -ル)― a—ジメチル グリオキシム、ビス一 O— (p トルエンスルホ -ル) a—ジフエニルダリオキシム、ビ ス一 O— (p トルエンスルホ -ル) ひ一ジシクロへキシルグリオキシム、ビス一 O— (p トルエンスルホ -ル) - 2, 3—ペンタンジ才ングリオキシム、ビス一 O— (p トル エンスノレホニノレ) 2—メチノレ一 3, 4 ペンタンジオングリオキシム、ビス一 O— (n- ブタンスルホ -ル) α—ジメチルダリオキシム、ビス—Ο—(η—ブタンスルホ -ル) - a—ジフエ-ルグリオキシム、ビス一 O— (n—ブタンスルホ -ル) α—ジシクロへ キシノレダリオキシム、ビス Ο—(η—ブタンスノレホニノレ) - 2, 3—ペンタンジオングリ ォキシム、ビス一 Ο— (η—ブタンスルホ -ル) 2—メチル 3, 4 ペンタンジオング リオキシム、ビス— Ο— (メタンスルホ -ル) a—ジメチルダリオキシム、ビス— Ο— ( トリフルォロメタンスルホ -ル)— α—ジメチルダリオキシム、ビス— 0—( 1 , 1 , 1—トリ フルォロェタンスルホ -ル) α—ジメチルダリオキシム、ビス— O— (tert—ブタンス ルホ -ル) - a—ジメチルダリオキシム、ビス一 O— (パーフルォロオクタンスルホ-ル ) - a—ジメチルダリオキシム、ビス— O— (シクロへキサンスルホ -ル) at—ジメチ ルグリオキシム、ビス— O— (ベンゼンスルホ -ル) oc—ジメチルダリオキシム、ビス - 0 - (p フルォロベンゼンスルホ -ル) α—ジメチルダリオキシム、ビス— Ο— ( ρ— tert ブチルベンゼンスルホ -ル) α—ジメチルダリオキシム、ビス Ο (キ シレンスルホ -ル) α—ジメチルダリオキシム、ビス— Ο— (カンファースルホ -ル) aージメチルダリオキシム等が挙げられる。
[0052] ビススルホン誘導体としては、ビスナフチルスルホ-ルメタン、ビストリフルォロメチル スルホニルメタン、ビスメチルスルホニルメタン、ビスェチルスルホニルメタン、ビスプロ ピルスルホ-ルメタン、ビスイソプロピルスルホ-ルメタン、ビス p トノレエンスノレホ- ルメタン、ビスベンゼンスルホ-ルメタン等が挙げられる。
[0053] β—ケトスルホン誘導体としては、 2 シクロへキシルカルボ-ルー 2— (ρ トルェ ンスルホ -ル)プロパン、 2—イソプロピルカルボ-ルー 2— (ρ トルエンスルホ -ル) プロパン等が挙げられる。
ジスルホン誘導体としては、ジフヱ-ルジスルホン誘導体、ジシクロへキシルジスル
ホン誘導体等のジスルホン誘導体等が挙げられる。
ニトロべンジルスルホネート誘導体としては、 p—トルエンスルホン酸 2, 6 ジ-トロ ベンジル、 p トルエンスルホン酸 2, 4 ジニトロべンジル等の-トロベンジルスルホ ネート誘導体等が挙げられる。
スルホン酸エステル誘導体としては、 1, 2, 3 トリス(メタンスルホ -ルォキシ)ベン ゼン、 1, 2, 3 トリス(トリフルォロメタンスルホニルォキシ)ベンゼン、 1, 2, 3 トリス (p トルエンスルホ -ルォキシ)ベンゼン等のスルホン酸エステル誘導体等が挙げら れる。
N ヒドロキシイミド化合物のスルホン酸エステル誘導体としては、 N ヒドロキシス クシンイミドメタンスルホン酸エステル、 N—ヒドロキシスクシンイミドトリフルォロメタンス ルホン酸エステル、 N ヒドロキシスクシンイミドエタンスルホン酸エステル、 N ヒドロ キシスクシンイミド 1—プロパンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシスクシンイミド 2— プロパンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシスクシンイミド 1—ペンタンスルホン酸ェ ステル、 N ヒドロキシスクシンイミド 1—オクタンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシス クシンイミド p -トルエンスルホン酸エステル、 N -ヒドロキシスクシンイミド p メトキシ ベンゼンスルホン酸エステル、 N -ヒドロキシスクシンイミド 2 -クロ口エタンスルホン酸 エステル、 N ヒドロキシスクシンイミドベンゼンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシス クシンイミド 2, 4, 6 トリメチルベンゼンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシスクシン イミド 1 ナフタレンスノレホン酸エステノレ、 N ヒドロキシスクシンイミド 2—ナフタレンス ルホン酸エステル、 N ヒドロキシ一 2—フエ-ルスクシンイミドメタンスルホン酸エステ ル、 N ヒドロキシマレイミドメタンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシマレイミドエタン スルホン酸エステル、 N ヒドロキシ一 2—フエ-ルマレイミドメタンスルホン酸エステ ル、 N ヒドロキシグルタルイミドメタンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシグルタルイ ミドベンゼンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシフタルイミドメタンスルホン酸エステル 、 N ヒドロキシフタルイミドベンゼンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシフタルイミドト リフルォロメタンスルホン酸エステル、 N -ヒドロキシフタルイミド p -トルエンスルホン 酸エステル、 N ヒドロキシナフタルイミドメタンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシナ フタルイミドベンゼンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシ一 5 ノルボルネン一 2, 3-
ジカルボキシイミドメタンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシ 5 ノルボルネン 2, 3 ジカルボキシイミドトリフルォロメタンスルホン酸エステル、 N ヒドロキシ 5—ノ ルボルネンー 2, 3 ジカルボキシイミド p トルエンスルホン酸エステル等が挙げられ る。
[0055] これらの酸発生剤は、単独で用いてもよいし、 2種以上を組み合わせて用いてもよ い。この酸発生剤の添加量は、(A)成分 100質量部に対して、 0. 1質量部から 50質 量部であり、 0. 5質量部力 40質量部であることがより好ましい。
[0056] 本発明に係るレジスト下層膜用組成物の製造方法としては、上記の (A)成分から( F)成分のうち必要な成分を混合することにより得られる。なお、得られたレジスト下層 膜組成物は、フィルターで濾過することが好ま 、。
[0057] [レジスト下層膜形成方法]
本発明に係るレジスト下層膜用組成物を用いてレジスト下層膜を形成するには、被 加工膜上 (場合によっては、被加工膜上に形成されたボトムレイヤー)にスピンコータ 一、スリットノズルコーター等を用いて塗布し、乾燥後、加熱すればよい。加熱は、一 段階の加熱又は多段加熱法を用いることができる。多段加熱法を用いる場合には、 例えば、まず 100°Cから 120°Cにおいて、 60秒、間から 120秒、間、次いで 200°Cから 2 50°Cにおいて、 60秒間から 120秒間加熱することが好ましい。
[0058] このようにして形成されたレジスト下層膜の厚さは、 15nmから 200nmであることが 好ましい。その後、このレジスト下層膜の上にレジスト膜用組成物を、例えば lOOnm 力も 300nmの厚さで設けてレジスト膜を製造する。
[0059] [パターン形成方法]
本発明に係るレジスト下層膜用組成物より形成されたレジスト下層膜は、例えば 3層 レジストプロセスのような多層レジストプロセスの中間層として使用することが好ましい
本発明に係るレジスト下層膜を用いたパターンの形成方法としては、以下のような 方法が挙げられる。
[0060] 図 1 (a)に示すように、基板 20上に下層膜用組成物を、スピンコート法等を用いて 塗布し、所定の温度でベータして下層膜 26 (ボトムレイヤー)を形成する。次いで、下
層膜 26上に、レジスト下層膜用組成物を、スピンコート法等を用いて塗布して、所定 の温度でベータしてレジスト下層膜 22を形成する。次いで、レジスト膜用組成物を上 記と同様にスピンコート法等を用いて塗布する。次いで、所定の温度でプリベータを 行ない、レジスト膜 24を形成する。なお、プリベータの条件は 150°Cから 300°Cで、 3 0秒から 300秒であることが好まし!/、。
[0061] 次いで、パターンが形成されたレジスト膜 24をマスクとしてレジスト下層膜 22のエツ チングを行い、レジストパターンをレジスト下層膜 22に転写する(図 1 (b)参照)。レジ スト膜 24及びレジスト下層膜 22をマスクとして、下層膜 26のエッチングを行い、レジ ストパターンを下層膜 26に転写する(図 1 (c)参照)。この時、レジスト膜 24も同時に エッチング除去されてもよい。次いで、上記と同様の方法でエッチングを行い、基板 2 0にパターンを形成する(図 1 (d)参照)。
[0062] この下層膜 26は、基板 20をエッチングするときのマスクとして作用するので、エッチ ング耐性が高いことが望ましぐ上層のレジスト下層膜 22とミキシングしないことが求 められるため、スピンコート等で塗布した後に熱あるいは酸によって架橋することが望 ましい。具体的には、クレゾ一ルノボラック、ナフトールノボラック、カトールジシクロべ ンタジェンノボラック、アモルファスカーボン、ポリヒドロキシスチレン、(メタ)アタリレー ト、ポリイミド、ポリスルフォン等の榭脂を用いることが好ましい。
[0063] また、レジスト膜 24の形成に用いるレジスト組成物としては、例えば、ベース榭脂と 有機溶媒と酸発生剤との混合物のように公知のものを用いることができる。
[0064] ベース榭脂としては、ポリヒドロキシスチレン及びその誘導体、ポリアクリル酸及びそ の誘導体、ポリメタクリル酸及びその誘導体、ヒドロキシスチレンとアクリル酸とメタタリ ル酸とそれらの誘導体から選択される共重合体、シクロォレフィン及びその誘導体と マレイミドとアクリル酸及びその誘導体力 選択される 3種以上の共重合体、ポリノル ボルネン、及びメタセシス開環重合体力 なる群力 選択される 1種以上の高分子重 合体が挙げられる。なお、ここにいう誘導体は、アクリル酸誘導体にはアクリル酸エス テル等、メタクリル酸誘導体にはメタクリル酸エステル等、ヒドロキシスチレン誘導体に はアルコキシスチレン等が含まれるように、主要な骨格が誘導後に残って 、るものを 意味する。
[0065] また、 KrFエキシマレーザー用レジスト用としては、ポリヒドロキシスチレン、ヒドロキ シスチレン、スチレンのいずれか一種と、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、 マレイミド Nカルボン酸エステルのいずれか一種との共重合体が挙げられる。また、 A rFエキシマレーザー用レジストとしては、アクリル酸エステル系、メタクリル酸エステル 系、ノルボルネンと無水マレイン酸との交互共重合系、テトラシクロドデセンと無水マ レイン酸との交互共重合系、ポリノルボルネン系、開環重合によるメタセシス重合系が 挙げられる力 これらの重合系ポリマーに限定されることはない。
実施例
[0066] 以下、本発明について実施例によりさらに詳細に説明する力 本発明は、これらの 例により限定されるものではない。
[0067] [実施例 1〜5、比較例 1]
<レジスト下層膜用組成物の調製 >
下記表 1に示す (A)〜(C)成分の合計が 2. 5質量%となるように、プロピレングリコ ールモノメチルエーテルアセテート:乳酸ェチル = 6: 4の混合溶剤で調整し、レジス ト下層膜用組成物を得た。
[表 1]
なお、上記表 1における略号は以下のとおりであり、上記「部」は「質量部」を示す。
[化 5]
CCNII
H H土.
[化 6]
(b - 1 ): 下記式の化合物
CH CH CH C
• · · (b— 1 )
[化 7]
( b— 2 ): 下記式の化合物
[化 8]
(c 1):マロン酸
[0068] <レジストパターンの形成 >
シリコンウェハ上に慣用のレジストコ一ターを用いてノボラック榭脂を含む下層膜形 成用組成物を塗布し、 250°Cで 90秒の条件にて加熱処理を行うことにより、厚さ 220 nmのボトムレイヤー(下層膜)を形成した。
次に、ボトムレイヤー上に、上記の実施例 1から 5及び比較例 1のレジスト下層膜用 組成物を塗布し、 250°Cで 90秒の条件にて加熱処理を行うことにより、厚さ 600A ( 実施例 4、 5では 450 A)のレジスト下層膜を形成した。さらに、上記レジスト下層膜( 反射防止膜)上にレジスト組成物を塗布してレジスト層を形成し、 ArFエキシマレーザ 一で露光、現像することにより、ラインパターンを形成した。
実施例 1から 5及び比較例 1で使用したレジスト組成物としては、以下の各成分を混 合し、調製したものを用いた。
[0069] 榭脂:下記式で表されるユニット(C1 : C2 : C3 = 3 : 5 : 2 (モル比)、分子量 10000) を有する榭脂… 100質量部
[化 9]
酸発生剤:下記式の化合物 · · · 1. 6質量部
[化 11]
酸失活剤:トリエタノールァミン… 0. 3質量部
溶剤:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート Z乳酸ェチル = 8Z2 (質 量比)
<レジストパターンの評価 >
上記で形成されたレジストパターンの形状について評価を行った。この評価は、レ ジストパターンにおいてパターン及び裾引きの状態を SEMにて観察することにより行 つた。その結果、実施例 1から 5はいずれも比較例 1と比べてレジストパターンにおけ る裾引きが低減され、良好なパターン形状を示した。中でも実施例 4、 5は特に良好 なパターン形状を示した。
Claims
請求の範囲
シロキサン系重合体と、 4級アンモ-ゥム化合物と、を含有するレジスト下層膜用組 成物。
前記 4級アンモニゥム化合物は、下記の一般式 (b— 1)で示される請求項 1に記載 のレジスト下層膜用組成物。
[化 1]
R2
R1— Ν— R
[式中、 R1から R4はそれぞれ独立して炭化水素基であり、 ΧΊまカウンターァ-オンで ある。 ]
[3] R1から R4における総炭素数が、 10以上である請求項 2に記載のレジスト下層膜用 組成物。
[4] R1から R4の少なくとも 1種の基力 炭素数 8以上の炭化水素基である請求項 2又は
3に記載のレジスト下層膜用組成物。
[5] 前記 4級アンモ-ゥム化合物の含有量は、前記シロキサン系重合体 100質量部に 対して、 0. 01質量部から 10質量部である請求項 1から 4いずれかに記載のレジスト 下層膜用組成物。
[6] 有機酸を含む請求項 1から 5 、ずれか〖こ記載のレジスト下層膜組成物。
[7] 前記シロキサン系重合体は、下記の一般式 (a— 1)で表される構造単位を有する請 求項 1から 6いずれか〖こ記載のレジスト下層膜用組成物。
[化 2]
[式中、 R5は、光吸収基を示し、 R。は、水素原子、水酸基、炭素数 1から 6のアルキル
基、又はアルコキシ基を示し、 rは 0又は 1である。 ]
請求項 1から 7いずれか〖こ記載のレジスト下層膜用組成物を、塗布して、所定の温 度でベータして得られたレジスト下層膜。
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