WO2006115220A1 - コンテンツ管理システム - Google Patents

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Soichiro Fujioka
Natsume Matsuzaki
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Abstract

 本発明のコンテンツ管理システムは、相互に通信可能な複数の記憶装置から成り、各記憶装置は、1以上のコンテンツと、コピー先情報あるいはコピー元情報を各コンテンツに対応付けて記憶しており、第1記憶装置は、自機内に記憶しているあるコンテンツと当該コンテンツと対応付けられているコピー先情報とを当第2記憶装置に送信し、前記送信したコピー先情報で示される記憶装置は、自機内に記憶している第1記憶装置が送信したコンテンツに対応するコピー元情報を、前記第2記憶装置を示す情報に書き換える。

Description

コンテンツ管理システム
技術分野
[0001] 本発明は、映像、音声等のデジタルコンテンツを管理する技術に関し、特に、著作 権者の権利を守りながらコンテンツ利用者の利便性を向上させる技術に関する。 背景技術
[0002] デジタルデータで表現された映像や音声等の、いわゆるデジタルコンテンツは、コ ピーをしても基本的に画質が劣化しないという特性がある。そのため、著作権者の権 利を守る目的で、様々な方法が提案されてきている。
例えば、 CD (Compact Disc)や DVD (Digital Versatile Disc)等の記録媒体からの コピー回数を制御する SCMS (Serial Copy Management System)が提案されている。
[0003] また、インターネットを介しての音楽等の配布等を制限する為の規格として SDMI ( Secure Digital Music Initiative)が提案されている。これは、サーバ装置から他の装置 や MD (Mini Disc)等の記録媒体へのコピー回数を制御するものである。
さらに、近年の BSデジタル放送や CSデジタル放送、地上波デジタル放送などのデ ジタル放送では、放送局力 送られてくるコンテンツのコピーを制御する為に、コンテ ンッ自体にコピーを制御するための情報である CCI (Copy Control Information)が付 カロされている。これにより、不正な者によるコピーを制限したり、コピー回数を制限した りする。
[0004] このように、デジタルコンテンツの配布時には、様々な方法で著作権者の権利を守 る方策が取られている。
その一方で、配布されたデジタルコンテンツを視聴する場合に、そのコピーが制限 されることにより、利用者の利便性を大きく損なう場合が出てきている。
例えば、配布されたデジタルコンテンツを楽しむ際に、コンテンツのコピーが制限さ れて、コンテンツを再生する装置を自由に選べない場合などである。
[0005] 近年では、一般家庭内のデジタル機器がネットワークで結ばれて、いわゆるホーム ネットワークの構築が行なわれ、デジタルデータを家庭内の機器間で自由に送受信 できる環境ができている。また、モパイル機器が多数開発されており、戸外にコンテン ッを持ち出して楽しむ環境もできて 、る。
このような環境下でありながら、ー且コピーされてしまったら、それ以上のコピーが完 全に制限されてしまい、家庭内であっても、利用者はコンテンツを充分に楽しむ事が できない場合が生じている。例えば、 1世代のみのコピーが許されているコンテンツを 持っている場合には、パソコンにコピーしたら、それ以上のコピーは制限されて、モバ ィル機器にコピーして持ち出すことはできない。
[0006] そこで、コピー制限されたコンテンツを家庭内のサーバ機に登録し、サーバが家庭 内の機器へコピーされたコンテンツを管理することで、家庭内でのコピーを可能とし つつ、著作権者の権利を保護する技術が開発されている (特許文献 1参照)。前の例 でいうと、ノ ソコンにコピーされたコンテンツを無効とすることを条件に、モノくィル機器 にコンテンツのコピーを可能とするものである。また、サーバがコピーを管理する要請 から、コピーされたコンテンツが存在しないことを条件に、サーバのコンテンツの移動 が可能となっている。
特許文献 1:特開 2004— 54988号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0007] しかし、家庭内では 1台のサーノ機でコピーを管理することは、不都合なことが多い 例えば、家人の誰かがモパイル機器にコンテンツをコピーして持ち出している間に 、そのサーバ機のコンテンツを再生することはできる力 他のモパイル機器で持ち出 すことはできない。すなわち、 2つのコンテンツを持つことが許されるはずであるのに、 コンテンツの 1つはサーバ機に置かなければならない。
[0008] また、家人の誰かがモノィル機器にコンテンツをコピーして持ち出している間に、サ ーバ機に不具合が生じ、コンテンツを移動させたい場合であっても、コピーが存在す るため、移動させることができないなどの不都合がある。
さらに、コンテンツのサイズや内容等に応じて、サーバ機を変えたい場合もある。 そこで、本発明は、家庭内において、コンテンツの著作権者の権利を保護しつつも 、コンテンツを家庭内の機器に自由に移動することが可能なコンテンツ管理システム の提供を目的とする。
課題を解決するための手段
[0009] 上記課題を解決する為に、本発明のコンテンツ管理システムは、相互に通信可能 な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムであって、各記憶装置は、 1以上 のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報ある ヽ はコンテンツを自装置が受信した記憶装置を示すコピー元情報を、各コンテンツに対 応付けて記憶して!/、る記憶手段を備え、コピー先情報を記憶する第 1記憶装置は、 更に、一つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツと を、当該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第 2記憶装置に送信す る送信手段と、前記送信手段で送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置の記憶 手段から削除する削除手段とを備え、前記送信手段で送信したコピー先情報で示さ れる記憶装置は、更に、自装置の記憶手段に記憶されているコピー元情報であって 、前記送信手段で送信したコンテンツに対応するコピー元情報を、前記第 2記憶装 置を示す情報に書き換える書換手段を備え、前記第 2記憶装置は、更に、前記第 1 記憶装置から受信したコピー先情報とコンテンツとを対応付けて自装置の記憶手段 に記憶する追加手段とを備えることを特徴とする。
発明の効果
[0010] 本発明に係るコンテンツ管理システムは、上述の構成を備えることにより、親コンテ ンッが他の装置に移動した場合に、子コンテンツは親コンテンツが移動したことを知 ることができるので、親コンテンツの記憶されている記憶装置に必要な処理の依頼等 を行うことができる。必要な処理とは、例えば、子コンテンツの有効時間の延長を親コ ンテンッの記憶装置に依頼する処理である。すなわち、子コンテンツの有効時間を延 長する為には、サーバ装置に一且つながなければならない場合には、親コンテンツ の記憶装置を知らなければ、延長を要求できな 、からである。
[0011] また、前記送信手段は、前記第 2記憶装置が所定の記憶装置である場合に限り、コ ピー先情報とコンテンツとを前記第 2記憶装置に送信することとしてもよい。
これにより、所定の装置以外の装置には、コンテンツを移動することができないので 、ホームネットワーク内での利用にとどめることが可能となる。
従って、コンテンツの著作権者の権利を守ることができる。
[0012] また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテン ッ管理システムで使用される記憶装置であって、前記記憶装置は、 1以上のコンテン ッと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を各コンテンツに 対応付けて記憶している記憶手段と、 1つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対 応付けられているコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置 である第 2記憶装置に送信する送信手段と、前記送信手段で送信したコピー先情報 とコンテンツとを自装置の記憶手段から削除する削除手段とを備えることを特徴とす ることとしてちよい。
[0013] また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテン ッ管理システムで使用される記憶装置あって、前記記憶装置は、 1以上のコンテンツ と、コンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶する記憶装置を示すコピー元情報を 各コンテンツに対応付けて記憶して 、る記憶手段と、コンテンツを識別するコンテン ッ情報とコピー元情報とを受信する受信手段と、前記受信したコンテンツ情報で示さ れるコンテンツと対応付けて記憶されて 、るコピー元情報を、受信したコピー元情報 に書き換える手段を備えることを特徴とすることとしてもよい。
[0014] これにより、本発明に係るコンテンツ管理システムの構築が容易になる。
また、本発明のコンテンツ管理システムは、相互に通信可能な複数の記憶装置から 成るコンテンツ管理システムであって、各記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテ ンッを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報ある!、はコンテンツのオリジナ ルのコンテンツを記憶して 、る記憶装置を示すコピー元情報を、コンテンツ毎に対応 付けて記憶している記憶手段を備え、コピー先情報を記憶する第 1記憶装置は、更 に、あるコンテンツに対応付けて記憶されて 、るコピー先情報で示される記憶装置の うちの一つである第 2記憶装置に、第 2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送 信手段と、前記コンテンツと対応付けて記憶されているコピー先情報を削除し、第 2 記憶装置を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記 憶する手段を備え、第 2記憶装置は、更に、自装置の記憶手段に記憶されている前 記コンテンツのコピー元情報を削除し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテン ッと対応付けて記憶する手段を備えることを特徴とすることとしてもよい。
[0015] この構成を備えることにより、コピー先情報とコピー元情報とを送受信することで、親 コンテンツと子コンテンツとを入れ替えることができるので、コンテンツ自体の移動に 要する時間を経なくても、親コンテンツと子コンテンツを入れ替えることができるように なる。
また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテン ッ管理システムで使用される記憶装置であって、前記記憶装置は、 1以上のコンテン ッと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を各コンテンツに 対応付けて記憶して 、る記憶手段と、あるコンテンツに対応付けて記憶されて 、るコ ピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第 2記憶装置に、第 2記憶装置 以外のコピー先情報を送信する送信手段と、前記コンテンツと対応付けて記憶され ているコピー先情報を削除し、第 2記憶装置を示す情報を、新たにコピー元情報とし て前記コンテンツと対応付けて記憶する手段とを備えることを特徴とすることとしてもよ い。
[0016] また、本発明の記憶装置は、相互に通信可能な複数の記憶装置から成るコンテン ッ管理システムで使用される記憶装置あって、前記記憶装置は、 1以上のコンテンツ と、コンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶する記憶装置を示すコピー元情報を 各コンテンツに対応付けて記憶して 、る記憶手段と、コンテンツを識別するコンテン ッ情報とコピー先情報を受信する受信手段と、受信したコンテンツ情報で識別される コンテンツと対応付けて記憶されて 1、るコピー元情報を自装置の記憶手段から削除 し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテンツと対応付けて記憶する手段とを備 免ることを特徴とすることとしてちょ 、。
[0017] これにより、本発明に係るコンテンツ管理システムの構築が容易になる。
図面の簡単な説明
[0018] [図 1]本発明に力かるコンテンツ管理システムの構成例を表す図である。
[図 2]記憶装置 1000の構成を示す機能ブロック図である。
[図 3]サーバ機の管理情報記憶部 1800が記憶している管理情報の内容例を示す図 であり、図 3 (a)は、接続装置テーブル 1810の構成例及び内容例を示す図であり、 図 3 (b)は、親コンテンツテーブル 1820の構成例及び内容例を示す図であり、図 3 ( c)は、移動先テーブル 1830の構成例及び内容例を示す図である。
[図 4]子コンテンツテーブル 1850の構成例及びその内容例を示す図であり、図 4 (a) は、記憶装置 B2000の子コンテンツテーブル 1850を表す図であり、図 4 (b)は、記 憶装置 C3000の子コンテンツテーブル 1850を表す図であり、図 4 (c)は、記憶装置 D4000の子コンテンツテーブル 1850を表す図である。
[図 5]親コンテンツを別の記憶装置に移動する例の、コンテンツ管理システムの各記 憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。
[図 6]親コンテンツを別の記憶装置に移動する例の、各記憶装置の処理を表すフロ 一チャートである。
[図 7]親コンテンツを別の記憶装置に移動する例の、記憶装置の管理情報の遷移を 表す図である。
[図 8]親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える例の、コンテンツ管理システムの各記 憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。
[図 9]親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える例の、各記憶装置の処理を表すフロ 一チャートである。
[図 10]親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える例の、記憶装置の管理情報の遷移 を表す図である。
[図 11]子コンテンツを移動する例の、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶し ているコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。
[図 12]子コンテンツを移動する例の、各記憶装置の処理を表すフローチャートである 圆 13]子コンテンツを移動する例の、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
[図 14]子コンテンツ力 コピーを作る例の、コンテンツ管理システムの各記憶装置が 記憶して 、るコンテンツと、コンテンツの管理情報とを示す図である。
[図 15]子コンテンツ力 コピーを作る例の、各記憶装置の処理を表すフローチャート である。 圆 16]子コンテンツ力もコピーを作る例の、記憶装置の管理情報の遷移を表す図で ある。
符号の説明
[0019] 1000 2000 3000 4000 記憶装置
1100 受信部
1200 書込部
1300 ノ ノノ §し 'ι,¾ [5
1400 読出部
1500 送信部
1600 制御部
1700 コンテンツ情報管理部
1800 管理情報記憶部
1810 接続装置テーブル
1820 親コンテンツテーブル
1821 1853 ID
1822 コンテンツ名
1823 コピー先装置 ID
1824 コピー履歴
1830 移動先テーブル
1850 子コンテンッテーブル
1851 コンテンツ名
1852 親装置 ID
1853 コピー先装置 ID
1900 入力部
1950 出力部
発明を実施するための最良の形態
[0020] <概要 >
ホームネットワークにおいてコンテンツの著作権を守るためには、コンテンツのオリ ジナル (以下、「親コンテンツ」という。)を決められたサーノ機にのみ記憶しておき、 そのコピー(以下、「子コンテンツ」という。)を許された個数分作成して管理することで ある。
[0021] すなわち、サーバ装置は、どの装置に子コンテンツが記憶されているかを知ってお く必要があり、子コンテンツを他の装置に直接移動することは許されない。
また、モパイル機器の発達を考えると、作成した子コンテンツがホームネットワーク 内にいる間、又は、ホームネットワーク外では一定時間の間のみ有効にすることが著 作権を守る為には必要である。
[0022] 子コンテンツをモパイル機器等でホームネットワーク外に持ち出し、一定時間経過 した場合には子コンテンツを無効とすることで、コピーの大幅な拡散を防ぐことができ るカゝらである。
ホームネットワーク外で一定時間を経過したら無効とすることを可能にするには、子 コンテンツを記憶している装置力 定期的にサーバ装置にアクセスすることで、ホー ムネットワーク内にいることを確認する方法が現実的である。
[0023] 従って、サーバ機が変わってしまうと、子コンテンツの装置は移動前のサーバ装置 しか知らない為、アクセスができず、たとえホームネットワーク内にいたとしても子コン テンッが無効になってしまう。
このような事態を避けるために、移動できるコンテンツは、子コンテンツを持たない 親コンテンツのみに制限される。
[0024] 本発明に係るコンテンツ管理システムは、このような制限を緩和し、子コンテンツを 持つ親コンテンッゃ子コンテンッを移動対象に含めるものである。
以下、本発明に係るコンテンツ管理システムの実施形態について説明する。
本実施形態では、親コンテンツひとつにつき、子コンテンツを複数作成することがで きるが、この子コンテンツは所定時間が経過すると削除されるものとする。ここで削除 とは、実際にメモリ上から消すことでも、コンテンツが暗号ィ匕されている場合には、復 号ができなくなることでもよい。すなわち、実際にコンテンツの再生が出来なくなれば よい。
[0025] また、この子コンテンツの有効な時間、すなわち、削除されるまでの時間は、ホーム ネットワークに接続されている場合には、カウントされないものとし、また、時間が進ん でいてもホームネットワークに再接続した場合には、時間は最初力 カウントされるも のとする。子コンテンツを家庭内で楽しむ分には、時間的な制限は無いが、家庭内か ら持ち出した場合には一定時間が経過すると削除することで、子コンテンツの拡散を 防ぎ、著作権者の権利を保護している。
[0026] く構成〉
図 1は、本発明に力かるコンテンツ管理システムの構成例を表す図である。 コンテンツ管理システム 10は、記憶装置 1000、記憶装置 2000、記憶装置 3000 及び記憶装置 4000で構成され、ホームネットワーク 90で接続されて 、る。
記憶装置 1000と記憶装置 2000は、パソコン等の据え置き型の記憶装置であり、 記憶装置 3000と記憶装置 4000は、携帯電話機などモパイル型の記憶装置である とする。
[0027] また、記憶装置 1000のみが、家庭外のネットワーク 20と接続している。
ここで、ネットワーク 20とは、インターネットや CATV (Cable Television)等の大規模 なネットワークであり、さらに、インターネット等に限定されず、放送局からのデジタル 放送を含む概念であるとする。すなわち、家庭の外力もコンテンツを取得する経路で あればよい。
[0028] また、ホームネットワーク 90は、家庭内において無線 LAN等で構築される小規模 ネットワークである。
次に、記憶装置の構成について、図 2を用いて説明する。
記憶装置(1000、 2000、 3000、 4000)は、それぞれ本来の機能、例えば、バソコ ンであればゲーム等のアプリケーションを実行したり、携帯電話機であれば通話を行 なったり等の機能を有するほかに、本発明に特有の機能を有する。
[0029] 本発明に特有の機能は、それぞれの記憶装置が同じ機能を有しているものとし、図 2を用いて記憶装置 1000のみについて説明する。異なる部分はその都度説明する ものとする。
図 2は、記憶装置 1000の構成を示す機能ブロック図である。
記憶装置 1000は、受信部 1100、書込部 1200、コンテンツ記憶部 1300、読出部 1400、送信部 1500、制御部 1600、コンテンツ情報管理部 1700、管理情報記憶部 1800、入力部 1900及び出力部 1950で構成される。
[0030] 制御部 1600は、本発明に特有の機能を実現する為に、以下説明する各機能部を 制御する機能を有する。この記憶装置 1000の本来の機能を実現するための機能部 は記載していない。
まず、受信部 1100は、ネットワークを介して、自装置の外部力 コンテンツ等を受 信し、受信したコンテンツを、書込部 1200に渡す機能を有する。
[0031] ここで、記憶装置 1000は、ネットワーク 20からコンテンツ等を受信し、他の記憶装 置(2000、 3000、 4000)は、ホームネットワーク 90力もコンテンツ等を受信する。 書込部 1200は、受信部 1100から受取ったコンテンッをコンテンツ記憶部 1300に 書込む機能を有する。また、コンテンツと、そのコンテンツが記憶されているコンテン ッ記憶部 1300内のアドレスとを対応付けて制御部 1600に通知する機能も有する。 制御部 1600に通知されたアドレス等は、コンテンツ情報管理部 1700により管理され る。
[0032] コンテンツ記憶部 1300は、書込部 1200によって書込まれたコンテンツを記憶する 機能を有する。ここで記憶されるコンテンツは、親コンテンツ、子コンテンツの区別無 ぐ記憶される。
次に、読出部 1400は、コンテンツ記憶部 1300に記憶されているコンテンツを読み 出し、送信部 1500に渡す機能を有する。この読み出しは、制御部 1600によって、コ ンテンッ記憶部 1300のアドレスを指定され、読出し指示を受けた場合に行われる。
[0033] 送信部 1500は、読出部 1400から渡されたコンテンツを、ホームネットワーク 90を 介して、他の記憶装置にコンテンツ等を送信する機能を有する。どの装置宛に送信 するかは、制御部 1600から指示される。
次に、コンテンツ情報管理部 1700は、コンテンツ記憶部 1300に記憶されているコ ンテンッを管理する機能を有する。具体的には、管理情報記憶部 1800に記憶して いる各種テーブルの内容、すなわち、コンテンツに関する情報、例えば、コンテンツ が記憶されているコンテンツ記憶部 1300内のアドレスや、コンテンツが親コンテンツ か子コンテンツかの区別や、親コンテンツであればコピーした子コンテンツはどの装 置に記憶されているのか等の情報を、制御部 1600の指示に従って、管理情報記憶 部 1800に書込んだり、消去したり等を行う。また、制御部 1600の依頼に応じて、管 理情報記憶部 1800に記憶されて 、る情報を参照し、通知するなどの機能を有する。
[0034] 管理情報記憶部 1800は、コンテンツ記憶部 1300に記憶されているコンテンツ毎 に、管理情報である各種テーブルを記憶する機能を有する。これら情報の記憶、更 新、削除等は、コンテンツ情報管理部 1700からの指示に応じて行う。この管理情報 記憶部 1800に記憶されている情報の詳細は、図 3及び図 4を用いて、 <データ >で 説明する。
入力部 1900と出力部 1950とは、いわゆるユーザインタフェース部であり、入力部 1 900は、リモコンや、操作キーなどを含み、ユーザ力もの指示を受付け、制御部 160 0に通知する機能を有する。
[0035] また、出力部 1950は、ディスプレイ等を含み、コンテンツの再生出力や、ユーザに 対してのメッセージを表示する等を行う機能を有する。
記憶装置(1000〜4000)の各機能は、それぞれのメモリ又はハードディスク(図示 していない。)に格納されているプログラムを CPU (図示していない。)が実行すること により実現される。
[0036] <データ >
以下、本コンテンツ管理システムで用いる主なデータについて、図 3及び図 4を用 いて説明する。
ここで説明するデータは、記憶装置(1000〜4000)の、それぞれの管理情報記憶 部 1800に記憶されているものである。但し、各機記憶装置は、全ての種類の情報を 記憶して 、るわけではなぐその時点で記憶して 、るコンテンツに応じたデータを記 憶している。例えば、親コンテンツを記憶していない記憶装置は、親コンテンツを管 理する情報は記憶して 、な 、。
[0037] コンテンツをコピーしたり移動したりすることで、必要なデータが作成されたり、削除 されたり、更新されたりする。
図 3は、サーバ機の管理情報記憶部 1800が記憶している管理情報の内容例を示 す図である。サーバ機とは、親コンテンツを記憶している記憶装置であり、本コンテン ッ管理システムにおいてサーバ機は 1つではなぐコンテンツによりサーバ機は異な ることになる。
[0038] 図 3 (a)は、管理情報のうち、接続装置テーブル 1810の構成例及び内容例を示す 図であり、図 3 (b)は、管理情報のうち、親コンテンツテーブル 1820の構成例及び内 容例を示す図であり、図 3 (c)は、移動先テーブル 1830の構成例及び内容例を示す 図である。
管理情報には、このほかコンテンツと、そのコンテンツが記憶されているコンテンツ 記憶部 1300内のアドレスとを対応付けたテーブルがある。
[0039] 接続装置テーブル 1810は、ホームネットワークに接続されている記憶装置を管理 するものである。
本実施形態では、 4台の記憶装置がホームネットワーク 90に接続されているもので あり、記憶装置 1000の装置 IDを「A」、記憶装置 2000の装置 IDを「B」、記憶装置 3 000の装置 IDを「C」、記憶装置 4000の装置 IDを「D」とする。以下、説明の便宜上 、装置 IDが「A」の記憶装置を「記憶装置 A」、装置 IDが「B」の記憶装置を「記憶装 置 B」などと呼ぶものとする。
[0040] 接続装置テーブル 1810は、サーバ 1811とクライアント 1812とで構成される。
サーバ 1811は、自装置を示す。
例えば、サーバ 1811が「A」であるので、この接続装置テーブル 1810を記憶して いる記憶装置は、装置 IDが「A」の記憶装置 1000であり、親コンテンツを 1つ以上記 '1思して V、る。
[0041] 次に、図 3 (b)の、親コンテンツテーブル 1820を説明する。
この親コンテンツテーブル 1820は、 自装置が記憶しているコンテンツの中の、親コ ンテンッを管理するテーブルである。従って、自装置は、このテーブルにあるコンテン ッのサーバ機となり、このテーブルを記憶していない場合は、サーバ機ではないこと を意味する。
[0042] 親コンテンツテーブル 1820は、 ID1821、コンテンツ名 1822、コピー先装置 ID18 23及びコピー履歴 1824とで構成される。
ID1821は、コンテンツの識別子である。 また、コンテンツ名 1822は、親コンテンツの名前であり、例えば、番組名、曲名など である。
[0043] コピー先装置 ID1823は、 ID1821で表される親コンテンツを、持出した装置の、す なわちコピー先の装置 IDを示す。
コピー履歴 1824は、 ID1821で表される親コンテンツを、コピー先装置 ID1823で 示される記憶装置にコピーした日時を表す。
例えば、 ID1821「ID1」の親コンテンツは、コンテンツ名 1822「〇〇〇〇」であり、 コピー先装置 ID1823「B」の装置に、コピー履歴 1824「2005/1/21 10:05:20」にコピ 一されたことを示す。
[0044] この内容例では、コンテンツのコピー先装置は 1つしか記載していないが、コンテン ッのコピー回数等の条件に応じて、複数コピー先があってももちろん良い。
図 3 (c)の、移動先テーブル 1830は、親コンテンツの移動先の装置を表すテープ ルである。従って、この移動先テーブル 1830と、親コンテンツテーブル 1820との双 方で、同じコンテンツが管理されていることはない。
[0045] 移動先テーブル 1830は、旧 ID1831、コンテンツ名 1832及び移動先装置 ID183 3で構成される。
旧 ID1831は、移動された親コンテンツの識別子を示す。
また、コンテンツ名 1832は、旧 ID1831で示される親コンテンツの名前である。
[0046] 移動先装置 ID1833は、親コンテンツが移動された先の装置 IDを示す。
例えば、旧 ID1831「ID2」であって、コンテンツ名 1832「△△△△」のコンテンツは 、移動先装置 ID1833「B」で表される記憶装置に移動されたことを示す。
次に、図 4は、子コンテンツテーブル 1850の構成例及びその内容例を示す図であ る。具体的には、親コンテンツテーブル 1820のコピー先装置 ID1823で示される記 憶装置が記憶しているテーブルである。すなわち、子コンテンツのコピー元である親 コンテンツが記憶されている装置を管理するものである。
[0047] 子コンテンツテーブル 1850は、コンテンツ名 1851、親装置 ID1852及び ID1853 とで構成される。
コンテンツ名 1851は、子コンテンツの名前である。本実施形態では、親コンテンツ 名と同じ名前を表しているが、コピー先の装置で異なった名前をつけても良い。 親装置 ID1852は、コンテンツ名 1851の子コンテンツの親コンテンツが記憶されて いる記憶装置の IDを示す。
[0048] ID1853は、子コンテンツの識別子であり、親コンテンツの識別子と同じものが記憶 される。
子コンテンツテーブルの本構成例では、子コンテンツの有効な時間につ 、ては記 載していないが、子コンテンツ毎に有効時間を記憶し、カウントしているものとする。こ のカウントしている時間等は、子コンテンツテーブルの情報が他の記憶装置に送信さ れる場合などには、付随して送信されるものとする。
[0049] 図 4 (a)は、記憶装置 B2000の子コンテンツテーブル 1850を表す図であり、図 4 (b )は、記憶装置 C3000の子コンテンツテーブル 1850を表す図であり、図 4 (c)は、記 憶装置 D4000の子コンテンツテーブル 1850を表す図である。
例えば、図 4 (a)で示される、記憶装置 B2000の子コンテンツテーブル 1850は、コ ンテンッ名 1851「〇〇〇〇」の子コンテンツを記憶している。
[0050] 本例では、親コンテンツは 1つの子コンテンツを持つ場合を示している力 複数の 子コンテンツを持つことができる。
このように、親コンテンツからは、子コンテンツを記憶している装置を知ることができ 、子コンテンツからは、親コンテンツを記憶している装置を知ることができるようになつ ている。このように、双方からリンクが張られていることにより、双方が自由な移動を行 つたとしても、コピー数の管理などを行うことができ、著作権者の権利を守ることができ るのである。
[0051] <動作 >
以下、上述した、コンテンツ管理システム 10の動作について図 5〜図 16を用いて 説明する。
具体的には、次の 4つの場合の処理について説明する。
1つ目は、子コンテンツが存在する親コンテンツを別の記憶装置に移動する場合、 2つ目は、親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える場合、すなわち、親コンテンツを 子コンテンッとし、子コンテンッを親コンテンッとする場合の動作を説明する。 [0052] 更に、 3つ目として、子コンテンツを移動する場合、 4つ目は、子コンテンツ力も子コ ンテンッを作る場合を説明する。
< 1.親コンテンツを別の記憶装置に移動する場合の処理 >
親コンテンツを別の記憶装置に移動する場合の処理を、図 5〜図 7を用いて説明す る。
図 5は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテ ンッの管理情報とを示す図であり、図 6は、各記憶装置の処理を表すフローチャート である。図 7は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
[0053] 図 7では、記憶装置 A、記憶装置 B、記憶装置 Cの管理情報記憶部 1800に記憶さ れて 、るテーブルの遷移を、矢印で時系列に示して!/、る。
これらの図では、説明に必要な項目のみを記載しているものとする(図 8〜図 16も 同様)。
本例では、記憶装置 A1000が記憶して 、る親コンテンツを記憶装置 B2000に移 動する場合を説明する。この記憶装置 A1000の親コンテンツは、その子コンテンツ が記憶装置 C3000に記憶されて 、るものとする。
[0054] まず、図 5において、記憶装置 A1000の管理情報記憶部 1800には、親コンテンツ テーブル 5000が記憶されている。親コンテンツは、 ID1821が「ID2」、コンテンツ名 1822が「△△△△」であり、コピー先装置 ID1823が「C」である。また、コンテンツ記 憶部 1300には、 ID1821「ID2」のコンテンツが記憶されている。従って、記憶装置 A 1000は、このコンテンツに関しては、サーバ装置といえる。
[0055] 尚、記憶装置 A1000には、他の親コンテンツも記憶されているものとする(図 7 :親 コンテンツテーブル 5000参照)。
記憶装置 C3000の管理情報記憶部 1800には、子コンテンツテーブル 5100が記 憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名 1851が「△△△△」、親装置 ID1852が 「A」、 ID1853が「ID2」である(図 7 :子コンテンツテーブル 5100参照)。また、コンテ ンッ記憶部 1300には、 ID1823「ID2」の子コンテンツが記憶されている。
[0056] 尚、記憶装置 B2000の管理情報記憶部 1800には、子コンテンツテーブル 5200 が記憶され、コンテンツ名 1851が「〇〇〇〇」、親装置 ID1852が「A」、 ID1853力 S「 ID 1」の子コンテンッがコンテンッ記憶部 1300に記憶されて!、る(図 7:子コンテンッ テーブル 5200参照)。
ここで、コンテンツ記憶部 1300が実線で表されている場合は、親コンテンツである ことを示し、破線で表されている場合は、子コンテンツであることを示すものとする。ま た、以下、 ID1821が「ID2」の親コンテンツを親コンテンツ「ID2」、 ID1853が「ID2」 の子コンテンツを子コンテンツ「ID2」と!、うものとする。
[0057] この状態で、記憶装置 A1000の親コンテンツ「ID2」を、記憶装置 B2000に移動す る。以下、図 6及び図 7を用いて、動作を説明する。
まず、記憶装置 A1000において、ユーザがコンテンツの ID (以下、「コンテンツ ID」 という。 )「ID2」を記憶装置 B2000に移動する旨を指示する。記憶装置 A1000の入 力部 1900は、その旨を検出し、移動する旨と、指示されたコンテンツ ID「ID2」と、移 動先の記憶装置 ID「B」とを制御部 1600に通知する (ステップ S 500)。
[0058] 移動する旨の通知を受けた制御部 1600は、移動が可能である力否かを判定する( ステップ S501)。ここでは、次の 2つを判定する。 1つは、移動先の記憶装置 2000は 、同じグループか、すなわち、ここではホームネットワークを構成している装置である か否かであり、 2つ目は、移動対象のコンテンツが、親コンテンツである力否かである 制御部 1600は、コンテンツ情報管理部 1700に、上記 2つの判定を依頼する。
[0059] 判定の依頼を受けたコンテンツ情報管理部 1700は、管理情報記憶部 1800に記 憶されているテーブルを参照して、判断する。具体的には、接続装置テーブル 1810 を参照し、クライアント 1812に「B」があれば、同じグループであると判断する。また、 親コンテンツテーブル 1820を参照し、 ID1821に「ID2」があれば、親コンテンツであ ると判断する。
[0060] コンテンツ情報管理部 1700は、この 2つの判断結果を制御部 1600に返す。
判断結果を受取った制御部 1600は、移動先の装置が同じグループに属しており、 且つ、コンテンツが親コンテンツである場合には、移動が可能であると判断する (ステ ップ S501 :Y)。その他の場合は、移動が不可と判断し (ステップ S501 :N)、出力部 1950にその旨のエラーメッセージの表示依頼をし、処理を終了する。依頼を受けた 出力部 1950はエラーメッセージをディスプレイに表示する(ステップ S 506)。
[0061] コンテンツの移動が可能であると判断した制御部 1600は、親コンテンツ「ID2」の親 コンテンツテーブル 1820内の情報を記憶装置 B2000に送信する(ステップ S502)。 すなわち、 ID1821「ID2」の情報、具体的には、 ID1821「ID2」、コンテンツ名 1822
「△△△△」、コピー先装置 ID1823「C」、コピー履歴 1824「2004/10/2 18:25:40」が 記憶装置 B2000に送られる。
[0062] 記憶装置 B2000の制御部 1600は、受信部 1100を介して、親コンテンツ「ID2」の 情報を受け取り、コンテンツ情報管理部 1700に対して、親コンテンツ「ID2」の情報 を親コンテンツテーブル 1820に作成するよう依頼をする。
依頼を受けた記憶装置 B2000のコンテンツ情報管理部 1700は、管理情報記憶部
1800に記憶する親コンテンツテーブルに親コンテンツ「ID2」の情報を作成する(ス テツプ S510、図 7 :親コンテンツテーブル 5220参照)。
[0063] 次に、記憶装置 A1000の制御部 1600は、親コンテンツ「ID2」のコピー先装置に 対して、子コンテンツテーブルの親装置 ID1852を書き換えるように依頼する。
具体的には、親コンテンツテーブル 1820の ID1821「ID2」に対応するコピー先装 置 ID1823で示される装置「C」に、親装置 ID1852を「A」から「B」に書き換えるよう 依頼する(ステップ S 503)。
[0064] 記憶装置 C3000の制御部 1600は、受信部 1100を介して、親装置 ID1852を「A
」から「B」への書き換え依頼を受け取り、コンテンツ情報管理部 1700に対して、コン テンッ「ID2」の親装置 ID1852を「B」に書き換えるよう依頼をする。
依頼を受けた記憶装置 C3000のコンテンツ情報管理部 1700は、管理情報記憶部
1800に記憶する子コンテンツテーブル 5100の ID1853「ID2」に対応する親装置 I
D1852を「B」に書き換える(ステップ S520、図 7 :子コンテンツテーブル 5110参照)
[0065] コピー先装置の親装置 ID1852を書き換えるように依頼した記憶装置 A1000の制 御部 1600は、親コンテンツ「ID2」の情報を親コンテンツテーブル 1820から削除し( 図 7 :親コンテンツテーブル 5010参照)、移動先テーブル 1830を作成する旨コンテ ンッ情報管理部 1700に依頼する。 依頼を受けたコンテンツ情報管理部 1700は、管理情報記憶部 1800に、親コンテ ンッ「ID2」は、記録装置「B」に移動した旨の移動先テーブル 1830の作成を依頼し 、管理情報記憶部 1800は依頼に応じて移動先テーブルを作成する (ステップ S504 、図 7 :移動先テーブル 5020参照)。
[0066] その後、記憶装置 A1000の制御部 1600は、読出部 1400にコンテンツ「ID2」の 記録されているアドレスを渡し、コンテンツを読出し、送信部 1500に渡すよう指示し、 コンテンツを読み出した後削除するよう指示する。記録されているアドレスは、コンテ ンッ情報管理部 1700を介して、管理情報記憶部 1800で管理されて 、るアドレスを 取得する。
[0067] また、送信部 1500には、読出部 1400から受取ったコンテンツを記録装置 B2000 に送信するよう指示する。
指示を受けた読出部 1400は、コンテンツを読出し、送信部 1500に渡した後削除 する。送信部 1500は、受取ったコンテンツを記憶装置 B2000宛に送信する(ステツ プ S505)。
[0068] 記憶装置 A1000からコンテンツを受信した記憶装置 B2000の制御部 1600は、コ ンテンッ情報管理部 1700に記憶するよう指示し、指示を受けたコンテンツ情報管理 部 1700は、管理情報記憶部 1800に記憶する (ステップ S511)。
ここで、ステップ 504で作成した移動先テーブル 5020は、次のような場合に利用さ れる。例えば、ステップ 503で、記憶装置 A1000の制御部 1600力 記憶装置 C300 0の子コンテンツテーブルの親装置 ID1852を書き換えるように依頼した力 記憶装 置 Cがホームネットワークの外にいるなどして書き換えができな力つた場合に利用す る。記憶装置 Cがホームネットワーク内に返ってきて、再度つながったときに、記憶装 置 Cは、自装置か記憶している子コンテンツの親が移動していないかを確認し、必要 があれば更新する。すなわち、親コンテンツが移動していた場合には、自装置内の 子コンテンッテーブルの親装置 IDを書き換える。
[0069] この際、元のサーバ装置である記憶装置 A力 この移動先テーブルをたどっていき 、現サーバを探して記憶装置 Cに通知する。あるいは、記憶装置 Aは、移動先を記憶 装置 Cに通知し、記憶装置 Cがその移動先をたどって、現サーバを探すこととしてもよ い。
本例では、従来ならば、子コンテンツを全て削除し、親コンテンツを移動し、再度子 コンテンツを作成する必要があつたところを、時間の力かるコンテンツの移動は親コン テンッの移動の 1回のみで済むので、時間と手間を大幅に省くことが可能となる。
[0070] < 2.親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える場合の処理 >
親コンテンツと子コンテンツとを入れ替える場合の処理を、図 8〜図 10を用いて説 明する。
図 8は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテ ンッの管理情報とを示す図であり、図 9は、各記憶装置の処理を表すフローチャート である。図 10は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
[0071] 図 10では、記憶装置 A、記憶装置 B、記憶装置 Dの管理情報記憶部 1800に記憶 されて!/、るテーブルの遷移力 矢印で時系列に示されて!/、る。
本例では、記憶装置 A1000が記憶している親コンテンツ「ID1」と記憶装置 B2000 が記憶している子コンテンツ「ID1」とを入れ替える場合を説明する。
まず、図 8において、記憶装置 A1000の管理情報記憶部 1800には、親コンテンツ テーブル 6000が記憶されている。 ID1821が「ID1」、コンテンツ名 1822が「〇〇〇 〇」であり、コピー先装置 ID1823が「B」である親コンテンツ力 コンテンツ記憶部 13 00に記憶されている。従って、記憶装置 A1000は、このコンテンツに関しては、サー バ装置である。
[0072] 尚、記憶装置 A1000には、他の親コンテンツ「ID3」等も記憶されている(図 9 :親コ ンテンッテーブル 6000参照)。
記憶装置 B2000の管理情報記憶部 1800には、子コンテンッテーブル 6100が記 憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名 1851が「〇〇〇〇」、親装置 ID1852が 「A」、 ID1853が「ID1」であり、この子コンテンツがコンテンツ記憶部 1300に記憶さ れている。
[0073] 尚、記憶装置 D4000の管理情報記憶部 1800には、子コンテンツテーブル 6200 が記憶されている。コンテンツ名 1851が「X X X X」、親装置 ID1852が「A」、 ID18 53が「ID3」の子コンテンツ力 コンテンツ記憶部 1300に記憶されている。 この状態で、記憶装置 A1000の親コンテンツ「ID1」と、記憶装置 B2000の子コン テンッ「ID1」とを入れ替える。以下、図 9及び図 10を用いて、動作を説明する。
[0074] まず、記憶装置 B2000において、ユーザが子コンテンツ「ID1」を親コンテンツにす る旨を指示する。
記憶装置 B2000の入力部 1900は、その旨を検出し、親コンテンツにする旨と、指 示されたコンテンッ ID「ID 1」を制御部 1600に通知する。
通知を受けた記憶装置 B2000の制御部 1600は、コンテンツ情報管理部 1700に 子コンテンッ「ID 1」の親装置 IDを問!、合わせる。
[0075] 問い合わせを受けたコンテンツ情報管理部 1700は、管理情報記憶部 1800の子コ ンテンッテーブル 6100を参照し、子コンテンツ「ID1」の親装置 ID は「A」である旨 を制御部 1600に通知する。
通知を受けた記録装置 B2000の制御部 1600は、受取った親装置 ID「A」に対し て、コンテンツ「ID1」に関しての親コンテンツテーブルの情報の送信を要求する(ス テツプ S610)。
[0076] 要求を受けた記憶装置 A1000の制御部 1600は、コンテンツ情報管理部 1700に 対して、親コンテンツ「ID1」の情報を読み出すよう依頼する。
依頼を受けた記憶装置 A1000のコンテンツ情報管理部 1700は、管理情報記憶部 1800の親コンテンツテーブル 6000力ら、 ID1821「ID1」の情報を読み出し、制御 部 1600に通知する。
[0077] 具体的には、コンテンツ名 1822「〇〇〇〇」、コピー先装置 ID1823「B」である。他 の装置にもコピーされている場合は、それら全てを読み出し、通知する。
親コンテンツテーブルの情報を受取った記憶装置 A1000の制御部 1600は、その うち、コピー先装置 ID1823を、要求してきた装置に返す。
具体的には、コピー先装置 ID1823「B」を、今回の情報を要求してきた装置「B」に 送信する。
[0078] 記憶装置 A1000から、親コンテンツ「ID1」の全てのコピー先装置 ID1823を受け 取った記憶装置 B2000の制御部 1600は、コンテンツ情報管理部 1700に対し、子コ ンテンッ「ID 1」の子コンテンッテーブルを削除して、親コンテンッ「ID 1」の親コンテン ッテーブル 6110を作成する旨指示する。
ここでの親コンテンツテーブル 6110では、コンテンツ名 1822は子コンテンツテー ブル 6100のコンテンツ名 1851を使用し、受取った全てのコピー先 IDのうち自装置「 BJを装置「A」に書き換えて作成する(ステップ S611)。他のコピー先 IDはそのまま である。
[0079] 具体的には、 ID1821「ID1」、コンテンツ名 1822「〇〇〇〇」、コピー先装置 ID18 23「A」の親コンテンツテーブル 6110を作成する(図 10参照)。
一方、記憶装置 A1000では、親コンテンツ「ID1」の情報を記憶装置 B2000に送 信した後、制御部 1600は、親コンテンツテーブル力も親コンテンツ「ID1」の情報を 削除し、親装置 ID「B」である子コンテンッ「ID 1」の子コンテンッテーブル 6020を作 成するよう、コンテンツ情報管理部 1700に依頼する。
[0080] 依頼を受けたコンテンツ情報管理部 1700は、親コンテンツテーブル 6000のコンテ ンッ名 1822をコンテンツ名 1851「〇〇〇〇」として、親装置 ID1852「B」、 ID1853 「ID1」の子コンテンツテーブル 6020を作成する(ステップ S601)。また、親コンテン ッテーブル 6000カゝら親コンテンッ「ID 1」の情報を削除して親コンテンッテーブル 60 10とする。
[0081] これで、記憶装置 B2000には、コンテンツ「ID1」の親コンテンツテーブルが作成さ れ、記憶装置 A1000には、コンテンツ「ID1」の子コンテンツテーブルが作成された ことになる。
尚、記憶装置 D4000は、コンテンツ「ID1」のコピーを記憶していない為、子コンテ ンッテーブル 6200〖こは、変化が及ばない。
[0082] 本例では、子コンテンツ「ID1」が記憶装置 B2000のみであった力 他の装置にも 子コンテンツがある場合には、それらの子コンテンツテーブルの親装置 IDを「B」に変 更するように各装置に依頼する。この処理は、図 6で説明したステップ S503とステツ プ S520の処理と同様である。
従来であれば、本例と同様のことを行うには、子コンテンツを、ー且、削除等して全 てのコピーをなくしてから、オリジナルである親コンテンツを移動し、再度、親コンテン ッが元あった装置とコピーが元あった装置に、コンテンツをコピーする必要があった。 本例では、コンテンツのコピーを一切する必要がないため、時間と手間を大幅に省く ことが可能となる。
[0083] また、本例では、親コンテンツと子コンテンツの入れ替えの際、元の子コンテンツの 有効時間を、新しい子コンテンツは引きつがないこととしている。しかし、有効時間を 記憶装置 Aに送信して、子コンテンツテーブル 6020を作成する際に有効時間を設 定することとしてもよい。
< 3.子コンテンツを移動する場合の処理 >
次に、子コンテンツを移動する場合を説明する。
[0084] 従来は、子コンテンツを移動することはできず、現在ある子コンテンツを削除し、新 たに新しい装置に子コンテンツを作成する必要があった。
本発明では、ユーザはこのような煩雑な手間を取らせることなぐ子コンテンツを他 の装置に移動することが可能となる。
この処理は、前述した親コンテンツの移動の処理と、親コンテンツと子コンテンツの 交換の処理を組合わせることで可能となる。
[0085] 従って、ここでは、どのようなタイミングで親コンテンツを移動させたり、親コンテンツ と子コンテンツとを交換するかを説明することとする。詳細な情報の送信や、テーブル の作成等は、前述した処理と同様である。
本例では、記憶装置 A1000が親コンテンツ「ID1」を記憶しており、記憶装置 B200
0が子コンテンツ「ID1」を記憶している。この記憶装置 B2000が記憶している子コン テンッを記憶装置 D4000に移動する場合を説明する。
[0086] 図 11は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテ ンッの管理情報とを示す図であり、図 12は、各記憶装置の処理を表すフローチヤ一 トである。図 13は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
図 13では、記憶装置 A、記憶装置 B、記憶装置 Dの管理情報記憶部 1800に記憶 されて!/、るテーブルの遷移力 矢印で時系列に示されて!/、る。
[0087] まず、図 11において、記憶装置 A1000の管理情報記憶部 1800には、親コンテン ッテーブル 7000が記憶されており、 ID1821が「ID1」、コンテンツ名 1822が「〇〇
〇〇」、コピー先装置 ID1823が「B」である親コンテンツ力 コンテンツ記憶部 1300 に記憶されている。
記憶装置 B2000の管理情報記憶部 1800には、子コンテンッテーブル 7100が記 憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名 1851が「〇〇〇〇」、親装置 ID1852が 「A」、 ID1853が「ID1」であり、この子コンテンツがコンテンツ記憶部 1300に記憶さ れている。
[0088] また、記憶装置 D4000には、子コンテンツ「ID3」が記憶されて!、る。
以下、図 12と図 13とを用いて、移動の処理を説明する。
記憶装置 B2000から、ユーザが子コンテンツ「ID1」を記憶装置 D4000に移動す る旨の指示を行う(ステップ S 700)。
この時点で、親コンテンツ「ID1」は、記憶装置 A1000にあり(ステップ S711)、子コ ンテンッ「ID1」は、記憶装置 B2000にある(ステップ S712)。
[0089] ここで、ユーザの移動指示を受けた記憶装置 B2000の制御部 1600が、親コンテ ンッ「ID1」を記憶する記憶装置 A1000と、処理を開始する。
具体的には、記憶装置 A1000の記憶する親コンテンツ「ID1」の親コンテンツ情報 と、自記憶装置 B2000の記憶する子コンテンツ「ID1」の子コンテンツ情報を交換し、 親子を入れ替える(ステップ S710)。この処理は、図 8、図 9、図 10を用いて説明した 処理と同様である。
[0090] 親コンテンツと子コンテンツの交換処理 (ステップ S713)の結果、記憶装置 A1000 は、子コンテンツ「ID1」を記憶し (ステップ S714、図 13 :親コンテンツテーブル 7010 、子コンテンツテーブル 7020参照)、記憶装置 B2000は、親コンテンツ「ID1」を記 憶する(ステップ S 715、図 13:親コンテンッテーブル 7110参照)。
[0091] その後、記憶装置 B2000の親コンテンツ「ID1」を、記憶装置 D4000に移動する( ステップ S720)。
具体的には、記憶装置 B2000の有する親コンテンツ「ID1」の親コンテンツ情報と、 コンテンツ「ID1」とを記憶装置 D4000に移動し、記憶装置 A1000が記憶する子コ ンテンッ「ID1」の情報を書き換える。この処理は、図 5、図 6、図 7を用いて説明した 処理と同様である。
[0092] 親コンテンツの移動処理 (ステップ S721)の結果、親コンテンツ「ID1」は、記憶装 置 B2000から記憶装置 D4000に移動する(ステップ S722、図 13 :親コンテンツテ 一ブル 7210、子コンテンツテーブル 7020、移動先テーブル 7140参照)。記憶装置 B2000には、コンテンツは何も記憶されていないことになる(図 13 :子コンテンツテー ブル 7120、親コンテンツテーブル 7130参照)。
[0093] また、記憶装置 A1000が記憶する子コンテンツ「ID1」の情報では、親装置 IDを「B 」から「D」に書き換える(図 13:子コンテンツテーブル 7030参照)。
その後、再度、記憶装置 D4000の記憶する親コンテンツと、記憶装置 A1000の記 憶する子コンテンツとの交換を行う(ステップ S730)。
親コンテンツと子コンテンツの交換処理 (ステップ S731)の結果、記憶装置 A1000 は、親コンテンツ「ID1」を記憶し (ステップ S732、図 13 :親コンテンツテーブル 7240 参照)、記憶装置 D4000は、子コンテンツ「ID1」を記憶する(ステップ S733、図 13 : 子コンテンツテーブル 7220、親コンテンツテーブル 7230参照)。
[0094] これで、記憶装置 B2000が記憶して!/ヽた子コンテンツ「ID1」が、記憶装置 D4000 に移動したことになる。
<4.子コンテンツから子コンテンツを作る場合の処理 >
次に、子コンテンツ力もコピーを作成する場合を説明する。
従来は、子コンテンツからのコピーをすることはできず、親コンテンツからのみ子コン テンッを作成することが可能であった。
[0095] 本発明では、ユーザは自由に、子コンテンツから子コンテンツを他の装置に作成す ることが可能となる。
この処理は、前述した親コンテンツと子コンテンツの交換の処理と、従来の子コンテ ンッの作成処理とを組合わせることで可能となる。
従って、ここでは、どのようなタイミングで親コンテンツを移動させたり、親コンテンツ と子コンテンツとを交換するかを説明することとする。詳細な情報の送信や、テーブル の作成等は、前述した処理と同様である。
[0096] 本例では、記憶装置 A1000が親コンテンツ「ID1」を記憶しており、記憶装置 B200
0が子コンテンツ「ID1」を記憶している。この記憶装置 B2000が記憶している子コン テンッを基に、記憶装置 D4000に子コンテンツを作成する場合を説明する。 図 14は、コンテンツ管理システムの各記憶装置が記憶しているコンテンツと、コンテ ンッの管理情報とを示す図であり、図 15は、各記憶装置の処理を表すフローチヤ一 トである。図 16は、記憶装置の管理情報の遷移を表す図である。
[0097] 図 16では、記憶装置 A、記憶装置 B、記憶装置 Dの管理情報記憶部 1800に記憶 されて!/、るテーブルの遷移力 矢印で時系列に示されて!/、る。
まず、図 14において、記憶装置 A1000の管理情報記憶部 1800には、親コンテン ッテーブル 8000が記憶されており、 ID1821が「ID1」、コンテンツ名 1822が「〇〇 〇〇」、コピー先装置 ID1823が「B」である親コンテンツ力 コンテンツ記憶部 1300 に記憶されている。
[0098] 記憶装置 B2000の管理情報記憶部 1800には、子コンテンツテーブル 8100が記 憶されている。子コンテンツは、コンテンツ名 1851が「〇〇〇〇」、親装置 ID1852が 「A」、 ID1853が「ID1」であり、この子コンテンツがコンテンツ記憶部 1300に記憶さ れている。
また、記憶装置 D4000には、子コンテンツ「ID3」が記憶されている。
[0099] 以下、図 15と図 16とを用いて、子コンテンツ作成の処理を説明する。
記憶装置 B2000から、ユーザが子コンテンッ「ID 1」を記憶装置 D4000にコピーす る旨の指示を行う(ステップ S800)。
この時点で、親コンテンツ「ID1」は、記憶装置 A1000にあり(ステップ S811)、子コ ンテンッ「ID1」は、記憶装置 B2000にある(ステップ S812)。
[0100] ここで、ユーザのコピー指示を受けた記憶装置 B2000の制御部 1600力 親コンテ ンッ「ID1」を記憶する記憶装置 A1000と、処理を開始する。
具体的には、記憶装置 A1000の記憶する親コンテンツ「ID1」の親コンテンツ情報 と、自記憶装置 B2000の記憶する子コンテンツ「ID1」の子コンテンツ情報を交換し、 親子を入れ替える(ステップ S810)。この処理は、図 8、図 9、図 10を用いて説明した 処理と同様である。
[0101] 親コンテンツと子コンテンツの交換処理 (ステップ S813)の結果、記憶装置 A1000 は、子コンテンツ「ID1」を記憶し (ステップ S814、図 13 :子コンテンツテーブル 8020 参照)、記憶装置 B2000は、親コンテンツ「ID1」を記憶する(ステップ S815、図 16 : 親コンテンツテーブル 8110参照)。
その後、記憶装置 B2000の親コンテンツから、記憶装置 D4000に子コンテンツを 作成する(ステップ S 820)。
[0102] 記憶装置 D4000に、子コンテンツ「ID1」が記憶される(ステップ S821、図 16 :子コ ンテンッテーブル 8210参照)。
その後、再度、記憶装置 B2000の記憶する親コンテンツと、記憶装置 A1000の記 憶する子コンテンツとの交換を行う(ステップ S830)。
親コンテンツと子コンテンツの交換処理 (ステップ S831)の結果、記憶装置 A1000 は、親コンテンツ「ID1」を記憶し (ステップ S832、図 16 :親コンテンツテーブル 8030 参照)、記憶装置 B2000と記憶装置 D4000は、子コンテンツ「ID1」を記憶する (ステ ップ S833、図 16 :子コンテンツテーブル 8120、親コンテンツテーブル 8130、子コン テンッテーブル 8220参照)。
[0103] 従って、結果として、記憶装置 B2000が記憶していた子コンテンツ「ID1」 1S 記憶 装置 D4000にコピーされたことになる。
<補足 >
以上、本発明に係るコンテンツ管理システムにつ!/ヽて実施形態に基づ ヽて説明し たが、この処理装置を部分的に変形することもでき、本発明は上述の実施形態に限 られないことは勿論である。即ち、
(1)実施形態では、ホームネットワーク 90は、家庭内において無線 LAN等で構築さ れる小規模ネットワークであるとしている力 企業やマンション等の任意の場所に構成 される各種の小規模なネットワークであってもよ 、。
(2)実施形態の く 4.子コンテンツ力 子コンテンツを作る場合の処理〉において、 親コンテンツと子コンテンツを人れ替えた後に、親コンテンツからコピーを作成するこ ととしているが、その方法に限られない。
[0104] 例えば、記録装置 Bから記録装置 Dにコピーを作成する場合、記録装置 Bは、記録 装置 Dに対してコンテンツと親装置 IDとを送信し、記録装置 Aに対しては、子コンテ ンッを作成した旨を通知し、それぞれの記憶装置で管理情報を作成することで、子コ ンテンッから子コンテンツを作成することとしてもよ!/、。 (3)実施形態では、ホームネットワークに接続されているグループ以外の装置には、 親コンテンツを移動しないこととしている力 子コンテンツを全て削除するなどして、移 動することとしてもよい。
(4)実施形態で示した記憶装置の各機能を実現させる為の各制御処理 (図 2等参照 )を CPUに実行させる為のプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介 して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、 ICカード、光ディスク 、フレキシブルディスク、 ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプロダラ ムは、機器における CPUで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供 され、その CPUがそのプログラムを実行することにより実施形態で示した記憶装置の 各機能が実現される。
(5)各記憶装置における制御部 1600、コンテンツ情報管理部 1700、管理情報記憶 部 1800の各機能ブロックは典型的には集積回路である LSIとして実現される。これら は個別に 1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように 1チップィ匕されても良 い。
[0105] ここでは、 LSIとした力 集積度の違いにより、 IC、システム LSI、スーパー LSI、ゥ ノレ卜ラ LSIと呼称されることちある。
また、集積回路化の手法は LSIに限るものではなぐ専用回路又は汎用プロセサで 実現してもよい。 LSI製造後に、プログラムすることが可能な FPGA (Field Programma ble Gate Array)や、 LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギ ユラブル'プロセッサーを利用しても良い。
[0106] さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術により LSIに置き換わる集積回 路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積ィ匕を行って もよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
産業上の利用可能性
[0107] コンテンツをホームネットワーク等で管理するシステムにおいて、コピーが制限され るような条件を守りつつ、ユーザがコンテンツを利用する際の利便性を高める場合に 特に有用である。

Claims

請求の範囲
[1] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムであって、 各記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を 示すコピー先情報あるいはコンテンツを自装置が受信した記憶装置を示すコピー元 情報を、各コンテンツに対応付けて記憶して 、る記憶手段を備え、
コピー先情報を記憶する第 1記憶装置は、更に、一つのコピー先情報と、当該コピ 一先情報と対応付けられて ヽるコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装 置以外の装置である第 2記憶装置に送信する送信手段と、
前記送信手段で送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置の記憶手段から削 除する削除手段とを備え、
前記送信手段で送信したコピー先情報で示される記憶装置は、更に、自装置の記 憶手段に記憶されて!、るコピー元情報であって、前記送信手段で送信したコンテン ッに対応するコピー元情報を、前記第 2記憶装置を示す情報に書き換える書換手段 を備え、
前記第 2記憶装置は、更に、前記第 1記憶装置から受信したコピー先情報とコンテ ンッとを対応付けて自装置の記憶手段に記憶する追加手段とを備える
ことを特徴とするコンテンツ管理システム。
[2] 前記送信手段は、前記第 2記憶装置が所定の記憶装置である場合に限り、コピー 先情報とコンテンツとを前記第 2記憶装置に送信する
ことを特徴とする請求項 1に記載のコンテンツ管理システム。
[3] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムで使用される 記憶装置であって、
前記記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置 を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、
1つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当 該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第 2記憶装置に送信する送 信手段と、
前記送信手段で送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置の記憶手段から削 除する削除手段とを
備えることを特徴とする記憶装置。
[4] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムで使用される 記憶装置あって、
前記記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテンツのオリジナルのコンテンツを記 憶する記憶装置を示すコピー元情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶 手段と、
コンテンツを識別するコンテンツ情報とコピー元情報とを受信する受信手段と、 前記受信したコンテンツ情報で示されるコンテンツと対応付けて記憶されているコピ 一元情報を、受信したコピー元情報に書き換える手段を
備えることを特徴とする記憶装置。
[5] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムであって、 各記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を 示すコピー先情報あるいはコンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶して 、る記憶 装置を示すコピー元情報を、コンテンツ毎に対応付けて記憶して 、る記憶手段を備 え、
コピー先情報を記憶する第 1記憶装置は、更に、あるコンテンツに対応付けて記憶 されているコピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第 2記憶装置に、第 2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信手段と、
前記コンテンツと対応付けて記憶されて!、るコピー先情報を削除し、第 2記憶装置 を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶する手段 を備え、
第 2記憶装置は、更に、自装置の記憶手段に記憶されている前記コンテンツのコピ 一元情報を削除し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテンツと対応付けて記 憶する手段を備える
ことを特徴とするコンテンツ管理システム。
[6] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムで使用される 記憶装置であって、 前記記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置 を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、 あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のう ちの一つである第 2記憶装置に、第 2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信 手段と、
前記コンテンツと対応付けて記憶されて!、るコピー先情報を削除し、第 2記憶装置 を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶する手段 と
を備えることを特徴とする記憶装置。
[7] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムで使用される 記憶装置あって、
前記記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテンツのオリジナルのコンテンツを記 憶する記憶装置を示すコピー元情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶 手段と、
コンテンツを識別するコンテンツ情報とコピー先情報を受信する受信手段と、 受信したコンテンツ情報で識別されるコンテンツと対応付けて記憶されているコピー 元情報を自装置の記憶手段から削除し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテ ンッと対応付けて記憶する手段と
を備えることを特徴とする記憶装置。
[8] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムにおいて用い られるコンテンツ管理方法であって、
各記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を 示すコピー先情報あるいはコンテンツを自装置が受信した記憶装置を示すコピー元 情報を、各コンテンツに対応付けて記憶して 、るメモリを備え、
コピー先情報を記憶する第 1記憶装置は、一つのコピー先情報と、当該コピー先情 報と対応付けられているコンテンツとを、当該コピー先情報で示される記憶装置以外 の装置である第 2記憶装置に送信する送信ステップと、
前記送信ステップで送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置のメモリから削除 する削除ステップとを備え、
前記送信ステップで送信したコピー先情報で示される記憶装置は、自装置のメモリ に記憶されて 、るコピー元情報であって、前記送信ステップで送信したコンテンツ〖こ 対応するコピー元情報を、前記第 2記憶装置を示す情報に書き換える書換ステップ を備え、
前記第 2記憶装置は、前記第 1記憶装置から受信したコピー先情報とコンテンツと を対応付けて自装置のメモリに記憶する追加ステップとを備える
ことを特徴とするコンテンツ管理方法。
[9] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムにおいて用い られるコンテンツ管理方法であって、
各記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置を 示すコピー先情報あるいはコンテンツのオリジナルのコンテンツを記憶して 、る記憶 装置を示すコピー元情報を、コンテンツ毎に対応付けて記憶しているメモリを備え、 コピー先情報を記憶する第 1記憶装置は、あるコンテンツに対応付けて記憶されて いるコピー先情報で示される記憶装置のうちの一つである第 2記憶装置に、第 2記憶 装置以外のコピー先情報を送信する送信ステップと、
前記コンテンツと対応付けて記憶されて!、るコピー先情報を削除し、第 2記憶装置 を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶するステ ップを備え、
第 2記憶装置は、自装置のメモリに記憶されている前記コンテンツのコピー元情報 を削除し、受信したコピー先情報を新たに前記コンテンツと対応付けて記憶するステ ップを備える
ことを特徴とするコンテンツ管理方法。
[10] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムで使用される 記憶装置にコンテンッ管理処理を行わせるコンピュータプログラムであって、 前記記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置 を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶しているメモリを備え、
1つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当 該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第 2記憶装置に送信する送 信ステップと、
前記送信ステップで送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置のメモリから削除 する削除ステップとを含む
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
[11] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムで使用される 記憶装置にコンテンッ管理処理を行わせるコンピュータプログラムであって、 前記記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置 を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶しているメモリを備え、 あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のう ちの一つである第 2記憶装置に、第 2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信 ステップと、
前記コンテンツと対応付けて記憶されて!、るコピー先情報を削除し、第 2記憶装置 を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶するステ ップとを含む
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
[12] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムで使用される 記憶装置の集積回路であって、
コンテンツを自装置が送信した記憶装置を示すコピー先情報を前記コンテンツに 対応付けて記憶して 、る記憶手段と、
1つのコピー先情報と、当該コピー先情報と対応付けられているコンテンツとを、当 該コピー先情報で示される記憶装置以外の装置である第 2記憶装置に送信する送 信手段と、
前記送信手段で送信したコピー先情報とコンテンツとを自装置の記憶手段から削 除する削除手段とを
備えることを特徴とする集積回路。
[13] 相互に通信可能な複数の記憶装置力 成るコンテンツ管理システムで使用される 記憶装置の集積回路であって、 前記記憶装置は、 1以上のコンテンツと、コンテンツを自装置が送信した記憶装置 を示すコピー先情報を各コンテンツに対応付けて記憶している記憶手段と、 あるコンテンツに対応付けて記憶されているコピー先情報で示される記憶装置のう ちの一つである第 2記憶装置に、第 2記憶装置以外のコピー先情報を送信する送信 手段と、
前記コンテンツと対応付けて記憶されて!、るコピー先情報を削除し、第 2記憶装置 を示す情報を、新たにコピー元情報として前記コンテンツと対応付けて記憶する手段 と
を備えることを特徴とする集積回路。
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