JP2023012268A - 通信モジュール、機器、サーバ、通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】機器の仕向情報を書替えるために、機器回収のための時間および費用が掛からない、また、機器を使用し続けることができる通信モジュールを実現する。【解決手段】通信モジュール(11)は、家電機器(101)に搭載され、当該家電機器(101)の仕向情報を、通信ネットワークを介したアクセスを許可した状態で、当該通信ネットワークから受信した仕向情報に書替える仕向情報書替部(16)を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、家電機器等の機器に搭載される通信モジュールに関する。
近年、機器に通信機能を持たせて、クラウド上の管理サーバと通信を行うことで、当該機器の状態を管理することが行われている。例えば特許文献1には、ネットワークに通信接続されているサーバと、ネットワークに通信接続されている、遠距離無線通信の基地局と、基地局に通信接続する機器とを含む機器管理システムが開示されている。この機器管理システムでは、機器の状態を示す状態情報を、基地局を介してサーバに送信し、サーバが受信した状態情報に応じて通知情報を生成し、生成した通知情報を機器に送信することで、当該機器の状態を管理する。
WO2019/181405号公報
ところで、一般消費者向けの機器を、特定の使用者向けの仕様に変更すること、あるいは企業向けの機器を、特定の使用者として別の企業向けの仕様に変更すことが行われている。しかしながら、特許文献1の機器管理システムでは、機器の状態を管理するためにサーバを介して状態情報を書替えることができるものの、機器を特定の使用者向けの仕様に変更することは想定していない。従って、機器を特定の使用者向けの仕様に変更するには、機器を仕様変更する場所に回収し、回収先で機器のファームウェアを書替える等して特定の使用者向けの仕様に変更することになる。このため、機器回収のための時間および費用が掛かり、また、機器が回収されている間、当該機器が利用できないという問題が生じる。
本発明の一態様は、機器の仕向情報を書替えるために、機器を回収する必要がなく、機器回収のための時間および費用が掛からない、また、機器を使用し続けることができる通信モジュールを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る通信モジュールは、機器に搭載され、通信ネットワークと通信する通信部を有する通信モジュールであって、前記機器を特定の使用者向けの仕様に設定するための仕向情報を格納する仕向情報格納部と、前記仕向情報格納部に格納された仕向情報を、前記通信部が前記通信ネットワークを介したアクセスを許可した状態で、当該通信ネットワークから受信した仕向情報に書替える仕向情報書替部と、を含むことを特徴としている。
本発明の一態様に係る通信システムは、サーバと、前記サーバと通信ネットワークを介して通信可能な通信部を有する通信モジュールを備えた機器と、を含む通信システムであって、前記通信モジュールは、前記機器を特定の使用者向けの仕様に設定するための仕向情報を格納する仕向情報格納部と、前記仕向情報格納部に格納された仕向情報を、前記通信部が前記通信ネットワークを介したアクセスを許可した状態で、当該通信ネットワークから受信した仕向情報に書替える仕向情報書替部と、を含み、前記機器は、前記通信モジュールの前記仕向情報格納部に格納された仕向情報に基づいて、機器の仕様を変更する機器仕様変更部と、前記仕向情報を参照して特定の機能を実行するアプリケーション実行部と、を含み、前記サーバは、前記特定の使用者毎に設けられた、仕向情報を格納する仕向情報格納部と、前記仕向情報格納部に格納された特定の使用者の仕向情報を、前記通信モジュールと通信可能な通信ネットワークを介して受信した前記特定の使用者の仕向情報に書替える仕向情報書替部と、を含むことを特徴としている。
本発明の一態様によれば、機器の仕向情報を書替えるために、機器を回収する必要がなく、機器回収のための時間および費用が掛からない、また、機器を使用し続けることができる。
本発明の実施形態1に係る通信システムの機能ブロック図である。 図1に示す通信システムを構成する専用クラウドサーバの機能ブロック図である。 図1に示す通信システムを構成する商用クラウドサーバの機能ブロック図である。 図1に示す通信システムにおける仕向情報に関する処理を説明する図である。 図1に示す通信システムにおける仕向情報の書替え処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す通信システムにおける仕向情報を用いたサービスの実行処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す通信システムにおける仕向情報を用いた機器の操作受付けの処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す通信システムにおける仕向情報を用いたサーバの切替え処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す通信システムの変形例の機能ブロック図である。
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。本実施形態では、機器を法人向けの機器として説明する。
(通信システム)
図1は、本発明の実施形態1に係る通信システム1の機能ブロックを示す。通信システム1は、図1に示すように、家電機器(機器)101、専用クラウドサーバ(サーバ)102、商用クラウドサーバ(サーバ)103、端末装置104を含む。家電機器101と専用クラウドサーバ102および商用クラウドサーバ103とはインターネット等のWAN(Wide Area Network)の第1通信ネットワーク(通信ネットワーク)105を介して通信し、家電機器101と端末装置104とはWiFi(登録商標)等のLAN(Local Area Network)の第2通信ネットワーク(別の通信ネットワーク)106を介して通信する。なお、家電機器101と端末装置104は、第2通信ネットワーク106だけではなく、第1通信ネットワーク105とを介して通信してもよい。この場合、端末装置104をスマートフォン等の携帯端末とした場合、携帯電話網から第1通信ネットワーク105の一種であるインターネットに接続することで、端末装置104と家電機器101との通信を行う。
家電機器101は、例えば通信機能、発話機能等を備えたデジタルカラー複合機、空気清浄機、エアコン等の機器であり、通信モジュール11、操作部12、制御部13、設定情報格納部20を含み、さらに、図示しないが、スピーカ等の音声出力部、ディスプレイパネル等の表示部を備えていてもよい。
通信モジュール11は、通信部14、制御部15、仕向情報格納部17を含み、第1通信ネットワーク105を介して専用クラウドサーバ102および商用クラウドサーバ103と通信し、第2通信ネットワーク106を介して端末装置104と通信する。
通信部14は、第1通信ネットワーク105および第2通信ネットワーク106に対して直接アクセスする機能、あるいは間接的にアクセスする機能を備えている。例えば、第1通信ネットワーク105がインターネットであれば、SIMカードを用いてインターネットに直接アクセスし、または、インターネット接続されたWiFiルータに無線または有線で接続することで、インターネットに間接的にアクセスするようにしてもよい。
制御部15は、仕向情報書替部16を含む。仕向情報書替部16は、仕向情報格納部17に格納された仕向情報を書替える。ここで、仕向情報書替部16は、仕向情報格納部17に格納された仕向情報を、通信部14が第1通信ネットワーク105または第2通信ネットワーク106を介したアクセスを許可した状態で、当該第1通信ネットワーク105または第2通信ネットワーク106から受信した仕向情報に書替える。また、仕向情報は、家電機器101を特定の使用者向けの仕様に設定するための情報である。つまり、仕向情報には、特定の使用者向けの仕様に設定するための情報として、例えば、(1)接続先サーバのURL、(2)初期化禁止フラグ、(3)WiFi設定変更禁止フラグ、(4)B2C向け(一般消費者向け)か、B2B向け(企業向け)かを示す情報(フラグ)が含まれる。また、その他に、(5)B2B向けの場合、企業名を示す情報、(6)国内で使用するか、海外で使用するかを示す情報(フラグ)、(7)音声出力禁止フラグ、(8)広告出力禁止フラグ等が含まれてもよい。従って、仕向情報格納部17に格納された仕向情報を書替えることで、家電機器101を特定の使用者向けの使用に設定することができる。
書き替えられた仕向情報は、通信部14によって第1通信ネットワーク105を介して専用クラウドサーバ102に送信される。すなわち、通信部14は、仕向情報格納部17に格納された書替済の仕向情報と同じ仕向情報を、第1通信ネットワーク105を介して専用クラウドサーバ102に送信する。これにより、家電機器101の通信モジュール11に格納されている仕向情報と、専用クラウドサーバ102が格納している仕向情報とを同じ内容にすることができる。仕向情報の書替え処理の詳細については後述する。
仕向情報格納部17に格納された仕向情報を書き替えるには、通信部14が第1通信ネットワーク105または第2通信ネットワーク106を介したアクセスを許可した状態である必要がある。ここでアクセス許可した状態とは、通信部14が、仕向情報を書替える操作者が設定したパスワードによって、第2通信ネットワーク106を介したアクセスを許可した状態である。つまり、家電機器101に対して、第2通信ネットワーク106を介して通信する端末装置104に仕向情報を書替える操作者が設定したパスワードが入力されることで、通信部14が第2通信ネットワーク106を介したアクセスを許可した状態となる。
操作部12は、タッチパネル等で構成され、使用者が当該タッチパネルをタッチ操作することで、家電機器101を操作するための種々の指示を受付ける。操作部12が受付けた指示を示す信号は、通信モジュール11および制御部13に送られる。
制御部13は、アプリケーション実行部18、機器仕様変更部19含む。
アプリケーション実行部18は、通信モジュール11の仕向情報格納部17に格納された仕向情報を参照して特定の機能を実行する。仕向情報を参照して実行する機能の一例を以下に示す。
上記仕向情報(2)の初期化禁止フラグを参照して、機器の初期化禁止すること。
上記仕向情報(3)のWiFi設定変更禁止フラグを参照して、WiFi設定の変更禁止すること。
上記仕向情報(7)の音声出力禁止フラグを使って、機器からの音声出力禁止すること。
上記仕向情報(8)の広告出力禁止フラグを使って、機器からの広告出力禁止すること。
上記仕向情報(4)のB2C向け(一般消費者向け)か、B2B向け(企業向け)かを示す情報(フラグ)を参照し、機器がB2B向けの場合、機器からの音声出力禁止や広告出力禁止すること。
上記仕向情報(4)のB2C向け(一般消費者向け)か、B2B向け(企業向け)かを示す情報(フラグ)を参照し、機器が複合機で、かつ、B2B向けの場合、カラーコピーの禁止すること。
上記仕向情報(4)のB2C向け(一般消費者向け)か、B2B向け(企業向け)かを示す情報(フラグ)を参照し、機器がB2B向けの場合、設定できる温度の範囲を絞ること。
上記仕向情報(1)の接続先サーバのURLを使って、接続するサーバの切り替えること。
機器仕様変更部19は、通信モジュール11の仕向情報格納部17に格納されている仕向情報に基づき、家電機器101の仕様を変更する。具体的には、機器仕様変更部19は、通信モジュール11の仕向情報格納部17に格納されている仕向情報に基づき、設定情報格納部20に格納されている設定情報を書替える。これにより、家電機器101は、仕向情報に合わせた設定、すなわち特定の使用者向けの仕様にすることができる。ここで、設定情報格納部20に格納されている設定情報は、専用クラウドサーバ102や商用クラウドサーバ103からのサービスを実行するか否かの切替えを示す情報等である。
(専用クラウドサーバ)
図2は専用クラウドサーバ102の機能ブロックを示す。専用クラウドサーバ102は、特定の使用者向けに用意されているクラウドサーバである。専用クラウドサーバ102は、図2に示すように、通信部21、制御部22を含み、さらに、家電機器101の通信モジュール11から送信される仕向情報を格納する仕向情報格納部24と、家電機器101のユーザが操作した操作ログを格納するログ情報格納部25と、家電機器101に提供するサービスに関する情報(広告情報等)を格納するサービス情報格納部27とを含む。
通信部21は、第1通信ネットワーク105を介して、家電機器101と通信する。家電機器101は、特定の使用者向けに仕様が設定されていれば、通信先の専用クラウドサーバ102についても、仕様に合わせて切替える。つまり、家電機器101が通信する専用クラウドサーバ102は、当該家電機器101の仕様に合わせた専用のクラウドサーバとなる。
制御部22は、仕向情報書替部23、サービス提供部26を含む。仕向情報書替部23は、仕向情報格納部24に格納されている仕向情報を、第1通信ネットワーク105を介して受信した最新の仕向情報に書き替える。これにより、仕向情報書替部23は、仕向情報格納部24に格納されている仕向情報を、家電機器101の通信モジュール11において仕向情報が書き替えられた仕向情報と同じ仕向情報に書き替えることが可能となる。
サービス提供部26は、家電機器101からサービス提供の要求があれば、サービス情報格納部27に格納されたサービス情報から要求に沿った内容のサービス情報を通信部21を介して家電機器101に提供する。また、専用クラウドサーバ102は、特定の使用者毎に用意されているため、当該特定使用者に合わせたサービスを家電機器101に提供することが可能となる。従って、専用クラウドサーバ102の仕向情報を、家電機器101の仕向情報と同じにすることで、当該専用クラウドサーバ102から提供できるサービスを、家電機器101の仕様に合わせたものにすることが可能となる。また、上記仕向情報(5)のB2B向けの場合の企業名を示す情報を参照して、家電機器101へ送信する広告内容を変えるも可能となる。これにより、専用クラウドサーバ102は、例えば競合企業に関する広告を送信しないようにする。
(商用クラウドサーバ)
図3は、商用クラウドサーバ103の機能ブロックを示す。商用クラウドサーバ103は、家電機器101にサービスを提供するためのクラウドサーバである。商用クラウドサーバ103は、図3に示すように、通信部31、制御部32を含み、さらに、家電機器101に提供するサービスに関する情報(広告情報等)を格納するサービス情報格納部34と、家電機器101のユーザが操作した操作ログを格納するログ情報格納部35とを含む。
通信部31は、第1通信ネットワーク105を介して、家電機器101と通信する。家電機器101は、通信部31から第1通信ネットワーク105を介して、商用クラウドサーバ103からのサービスが提供される。
制御部32は、サービス提供部33を含む。サービス提供部33は、家電機器101からサービス提供の要求があれば、サービス情報格納部34に格納されたサービス情報から要求に沿った内容のサービス情報を通信部31を介して家電機器101に提供する。
また、商用クラウドサーバ103に、専用クラウドサーバ102と同様の仕向情報書替部23および仕向情報格納部24を設け、当該仕向情報格納部24に格納された仕向情報を、通信モジュールから受信した仕向情報に書替え、書替え後の仕向情報により処理を変えてもよい。例えば、上述した仕向情報(6)の国内で使用するか、海外で使用するかを示す情報(フラグ)を参照し、家電機器101へ送信する広告内容を変えてもよい。
(仕向情報更新処理の概要)
図4は、通信システム1を用いた仕向情報の書替え処理の流れの概要を示す図である。ここでは、特定の使用者向けとして法人A向けの仕向情報の書替え処理の流れの概要を示している。
法人Aの操作者(仕向情報を書替える操作者)は、端末装置104において仕向情報書替え用のアプリケーションを実行し、パスワードを設定し、通信モジュール11へ送信する。これにより、法人Aの操作者は、端末装置104と第2通信ネットワーク106を介して通信可能な家電機器101に搭載された通信モジュール11にアクセスすることができる。なお、パスワードとしては、操作者が設定(入力)したものではなく、端末装置104が自動生成した暗号鍵(ランダムデータ)を用いてもよい。
このように、通信モジュール11にアクセス許可された状態で、法人Aの操作者は、仕向情報111を家電機器101に搭載された通信モジュール11に書き込む。この仕向情報111には、図4に示すように、接続先サーバ、初期化禁止フラグ、WiFi設定変更禁止フラグの各情報の他に、上述した(4)B2C向け(一般消費者向け)か、B2B向け(企業向け)かを示す情報(フラグ)が含まれる。また、その他に、(5)B2B向けの場合、企業名を示す情報、(6)国内で使用するか、海外で使用するかを示す情報(フラグ)、(7)音声出力禁止フラグ、(8)広告出力禁止フラグ等が含まれてもよい。
法人Aの操作者によって、家電機器101の通信モジュール11に格納されている仕向情報が法人A向けの仕向情報に書替えられた場合、パスワードが無いと、別法人Bの操作者は、家電機器101の通信モジュール11にアクセスすることができない。つまり、別法人Bの操作者は、家電機器101の通信モジュール11に格納されている仕向情報を法人B向けの仕向情報に書替えることはできない。
また、法人Aの操作者によって書替えられた仕向情報には、初期化禁止フラグ、WiFi設定変更禁止フラグが含まれているため、家電機器101を使用するユーザは、機器の初期化、WiFi設定の変更を行うことができない。
さらに、法人Aの操作者によって書替えられた仕向情報には、接続先サーバの情報が含まれているので、通信モジュール11は、接続先の専用クラウドサーバ102を仕向情報に合わせて切替える。
なお、法人Aの操作者によって、家電機器101の通信モジュール11に格納されている仕向情報が初期化されれば、別法人Bの操作者によって法人B向けの仕向情報に書替えることができる。
上記構成の通信システム1によれば、通信モジュール11を家電機器101に搭載した状態で当該通信モジュール11内の仕向情報格納部17に格納されている仕向情報を書替えを行うことができる。これにより、家電機器101を現在使用している場所に設置した状態で、当該家電機器101の仕様を特定の使用者向けの仕様に設定することが可能となる。従って、家電機器101の仕向情報を書替えるために、当該家電機器101を回収する必要がなくなるので、家電機器101の回収のための時間および費用が掛からない、また、家電機器101を使用し続けることができる。
また、上記の例では、仕向情報111を通信モジュール11に書き込む際に、仕向情報111の全ての項目も含めて書き込むようにしていたが、これに限定されるものではなく、一部の項目を書き込むようにしてもよい。例えば、仕向情報111のうち企業名、接続先サーバのURLの項目を通信モジュール11に最初に書き込み、接続先サーバから予め企業名に紐付いた残りの仕向情報の項目を読み込み、当該通信モジュール11に書き込むようにしてもよい。
(仕向情報更新処理)
図5は、通信モジュール11における仕向情報の書替え処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、家電機器101と専用クラウドサーバ102内の仕向情報を、B2C向け(一般消費者向け)からB2B向け(法人向け)に書替える例について説明する。
まず、通信モジュール11は、通信部へのアクセス受付ける(ステップS11)。ここでは、ユーザが端末装置104から通信アプリケーションを実行して、第2通信ネットワーク106を介して家電機器101の通信モジュール11内の通信部14にアクセスする。このとき、ユーザは、端末装置104において実行している通信アプリケーションにID、パスワードを入力する。このID,パスワードは、法人(特定の使用者)毎に設定されたものである。
次に、通信部14では、アクセス許可の判定を行う(ステップS12)。すなわち、通信部14は、ユーザが端末装置104を用いてアクセスする際に入力されたID、パスワードによって、アクセス許可の判定を行う。ここで、通信部14がアクセス許可すると判定(YES)した場合、ステップS13に移行して、仕向情報書替を行い、一方、通信部14がアクセス許可しないと判定(NO)した場合、ステップS11に移行して、通信部14へのアクセス受付けを待つ。
ステップS13では、通信モジュール11内の仕向情報書替部16によって、仕向情報格納部17に格納されている仕向情報を、アクセス許可された端末装置104を操作するユーザが入力した仕向情報、すなわち端末装置104から第2通信ネットワーク106を介して受信した仕向情報に書替える。これにより、家電機器101は、法人向けの仕向情報に書替えられ、当該法人向けの仕様として各種設定変更が行われる。
次に、仕向情報を送信する(ステップS14)。ここでは、通信部14によって、仕向情報格納部17に格納された書替え済の仕向情報を、第1通信ネットワーク105を介して専用クラウドサーバ102に送信する。専用クラウドサーバ102は、制御部22内の仕向情報格納部24に格納された仕向情報を、第1通信ネットワーク105を介して家電機器101から送信された仕向情報(書替え済の仕向情報)に書替える。これにより、家電機器101の仕向情報と専用クラウドサーバ102に格納されている仕向情報とが同じになる。専用クラウドサーバ102の仕向情報を、家電機器101の仕向情報と同じにすることで、当該専用クラウドサーバ102から提供できるサービスを、家電機器101の仕様に合わせたものにすることが可能となる。
(サービス実行処理)
図6は、仕向情報を用いたサービスの実行処理の流れを示すフローチャートである。
まず、家電機器101は、サービスの設定を行う(ステップS21)。ここでは、家電機器101内の機器仕様変更部19によって、通信モジュール11内の仕向情報格納部17に格納された仕向情報に基づき、機器の仕様が変更される。このとき、機器の仕様変更に伴いサービスの設定等の各種の設定が行われ、設定情報として設定情報格納部20に格納される。
次に、家電機器101は、サービスの要求が発生したかを判定する(ステップS22)。ここでは、家電機器101において、任意のトリガによって、専用クラウドサーバ102および商用クラウドサーバ103のうち少なくとも一方のサーバ内の「広告の発話」や「メンテナンス情報(消耗品の交換時期の通知)の発話」等のサービスの要求が発生する。任意のトリガは、例えばタイマによる設定時間経過、サービス提供者からの操作指示、家電機器101のユーザによるアクション(音声指示、タッチ操作)がある。
続いて、家電機器101は、ステップS22において、サービスの要求が発生したと判定(YES)すれば、ステップS23に移行し、要求したサービスの実行を行う。ここでは、サービスの要求が発生したと判定したタイミングで、当該サービスの要求が家電機器101から第1通信ネットワーク105を介して専用クラウドサーバ102および商用クラウドサーバ103のうち少なくとも一方のサーバに送られる。専用クラウドサーバ102および商用クラウドサーバ103のうち少なくとも一方のサーバは、送られたサービスの要求に従って、サービス提供部26または33サービス提供部33が「広告の発話」等のサービスを家電機器101に提供する。サービスが提供された家電機器101は、「広告の発話」等のサービスを実行する。
このように、家電機器101における「広告の発話」などのサービスを「実行する」または「実行しない」を切替える設定は、商用クラウドサーバ103の仕向情報、専用クラウドサーバ102の仕向情報または通信モジュール11内の仕向情報によって行われる。
(家電操作制御処理)
図7は、仕向情報を用いた機器の操作受付けの処理の流れを示すフローチャートである。
まず、家電機器101は、操作を受付ける(ステップS31)。ここでは、家電機器101は、ユーザによる操作を操作部12が受付ける。
次に、家電機器101は、受付けた操作が実行可能かを判定する(ステップS32)。ここでは、家電機器101は、受付けた操作が、通信モジュール11に格納されている仕向情報によって実行可能に設定されているか否かを判定する。
ステップS32において、家電機器101が、受付けた操作が実行可能であると判定(YES)した場合、受付けた操作の実行を行う(ステップS33)。一方、ステップS32において、家電機器101が、受付けた操作実行が実行可能でないと判定(NO)した場合、処理を終了する。
上記の処理は、例えば法人向けになるように仕向情報を書替えた家電機器101に有効である。例えば、法人向けに仕様が設定された家電機器101では、ユーザによる初期化を行うことができない仕様となっている。この場合、仕向情報に、初期化禁止フラグを含ませることで、ユーザが初期化をしようとしてもできないようにしている。
(サーバ切替処理)
図8は、仕向情報を用いたサーバの切替え処理の流れを示すフローチャートである。
まず、家電機器101は、家電操作を受付ける(ステップS41)。ここで、ユーザによって操作部12が操作されることで、家電機器101は家電操作を受付ける。
次に、家電機器101は、操作ログを作成する(ステップS42)。ここで、家電機器101は、ユーザが操作部12を操作したログを操作ログとして作成する。つまり、家電機器101は、ユーザが家電機器101を操作する都度、操作ログを作成する。
続いて、家電機器101は、サーバの選択を行う(ステップS43)。ここでは、家電機器101は、通信モジュール11内の仕向情報に応じて、複数ある専用クラウドサーバ102の中から、ユーザの操作ログを保存するためのサーバを選択する。
最後に、家電機器101は、操作ログを送信する(ステップS44)。ここでは、家電機器101は、選択したサーバに対して、通信モジュール11を介してユーザの操作ログを送信する。送信された操作ログは、選択されたサーバ(専用クラウドサーバ102)のログ情報格納部25に格納される。
なお、仕向情報に、カテゴリとして「海外」を追加すれば、通信モジュール11に、海外のサーバにアクセスさせることが可能になる。
〔変形例〕
図1に示す通信システム1では、2種類のクラウドサーバ(専用クラウドサーバ102、商用クラウドサーバ103)を用いた例について説明したが、1つのクラウドサーバに仮想的に2種類のクラウドサーバを構築してもよい。
図9は、本変形例の通信システム2の機能ブロックを示す。通信システム2は、図9に示すように、図1に示す通信システム1の構成をと殆ど同じであるが、クラウドサーバが異なる。すなわち、通信システム2では、一つのクラウドサーバ201内に、仮想的に2種類のクラウドサーバ(専用クラウド202、商用クラウド203)を構築している。この場合、通信モジュール11がアクセスするのは、クラウドサーバ201のみになるが、クラウドサーバ201は、通信システム1の専用クラウド102、商用クラウド103と同じように機能する。
従って、通信システム2によって得られる効果も、通信システム1によって得られる効果と同じである。すなわち、家電機器101の仕向情報を書替えるために、当該家電機器101を回収する必要がなくなるので、家電機器101の回収のための時間および費用が掛からない、また、家電機器101を使用し続けることができるという効果を奏する。
なお、本実施形態では、通信モジュール11に通信する通信ネットワークとして、第1通信ネットワーク105、第2通信ネットワーク106の異なる2種類の通信ネットワークを用いた例について説明したが、第1通信ネットワーク105、第2通信ネットワーク106を共通の通信ネットワークとしてもよい。例えば、端末装置104が携帯電話網を介してインターネット接続すれば、インターネットを介して家電機器101の通信モジュール11と通信接続することができる。つまり、端末装置104や、専用クラウドサーバ102および商用クラウドサーバ103は、インターネットを用いた第1通信ネットワーク105によって家電機器101の通信モジュール11と通信接続することができるので、通信ネットワークの共通化を図ることができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
通信モジュール11(以下、「装置」と呼ぶ)の機能は、当該装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該装置の各制御ブロック(特に制御部15に含まれる各部)としてコンピュータを機能させるためのプログラムにより実現することができる。
この場合、上記装置は、上記プログラムを実行するためのハードウェアとして、少なくとも1つの制御装置(例えばプロセッサ)と少なくとも1つの記憶装置(例えばメモリ)を有するコンピュータを備えている。この制御装置と記憶装置により上記プログラムを実行することにより、上記各実施形態で説明した各機能が実現される。
上記プログラムは、一時的ではなく、コンピュータ読み取り可能な、1または複数の記録媒体に記録されていてもよい。この記録媒体は、上記装置が備えていてもよいし、備えていなくてもよい。後者の場合、上記プログラムは、有線または無線の任意の伝送媒体を介して上記装置に供給されてもよい。
また、上記各制御ブロックの機能の一部または全部は、論理回路により実現することも可能である。例えば、上記各制御ブロックとして機能する論理回路が形成された集積回路も本発明の範疇に含まれる。この他にも、例えば量子コンピュータにより上記各制御ブロックの機能を実現することも可能である。
また、上記各実施形態で説明した各処理は、AI(Artificial Intelligence:人工知能)に実行させてもよい。この場合、AIは上記制御装置で動作するものであってもよいし、他の装置(例えばエッジコンピュータまたはクラウドサーバ等)で動作するものであってもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る通信モジュールは、機器(家電機器101)に搭載され、通信ネットワーク(第1通信ネットワーク105、第2通信ネットワーク106)と通信する通信部14を有する通信モジュール11であって、前記機器(家電機器101)を特定の使用者向けの仕様に設定するための仕向情報を格納する仕向情報格納部17と、前記仕向情報格納部17に格納された仕向情報を、前記通信部14が前記通信ネットワーク(第2通信ネットワーク106)を介したアクセスを許可した状態で、当該通信ネットワーク(第2通信ネットワーク106)から受信した仕向情報に書替える仕向情報書替部16と、を含む。
上記の構成によれば、仕向情報格納部に既に格納されている仕向情報を、通信部が前記通信ネットワークを介したアクセス許可した後、特定の使用者が操作した端末装置から通信ネットワークを介して仕向情報を受信し、受信した仕向情報に書替える。これにより、機器が上記構成の通信モジュールを搭載していれば、機器を現在使用している場所に設置した状態で、当該機器の仕様を特定の使用者向けの仕様に設定することが可能となる。従って、機器の仕向情報を書替えるために、機器を回収する必要がなくなるので、機器回収のための時間および費用が掛からない、また、機器を使用し続けることができるという効果を奏する。
本発明の態様2に係る通信モジュールは、上記態様1において、前記通信部14が、前記仕向情報を書替える操作者が設定したパスワードによって、前記通信ネットワーク(第2通信ネットワーク106)を介したアクセスを許可してもよい。
上記構成によれば、仕向情報を書替える操作者のみが通信モジュールにアクセスできるので、他の使用者による通信モジュールの仕向情報を書替えることはできない。
本発明の態様3に係る機器は、上記態様1または2に記載の通信モジュールを備えた機器であって、前記通信モジュール11の前記仕向情報格納部17に格納された仕向情報に基づいて、機器(家電機器101)の仕様を変更する機器仕様変更部19と、前記仕向情報を参照して特定の機能を実行するアプリケーション実行部18と、を含んでいてもよい。
上記構成によれば、特定の使用者向けに仕様が変更された機器において、特定の使用者向けの特定の機能を、仕向情報を参照するだけで実行することができる。
本発明の態様4に係る機器は、上記態様3において、前記通信部14は、前記仕向情報格納部17に格納された書替済の仕向情報と同じ仕向情報を、前記通信ネットワーク(第1通信ネットワーク105)を介してサーバ(専用クラウドサーバ102)に送信してもよい。
上記の構成によれば、機器が搭載する通信モジュールの仕向情報と同じ仕向情報が、サーバにも格納されることになる。これより、機器は、仕向情報に応じた適切なサービスをサーバから提供されることになる。
本発明の態様5に係るサーバは、上記態様3または4に記載の機器(家電機器101)が備える通信モジュール11と前記通信ネットワーク(第1通信ネットワーク105、第2通信ネットワーク106)を介して通信可能なサーバ(専用クラウドサーバ102)であって、特定の使用者毎に設けられた、仕向情報を格納する仕向情報格納部24と、前記仕向情報格納部24に格納された特定の使用者の仕向情報を、前記通信ネットワーク(第1通信ネットワーク105、第2通信ネットワーク106)を介して受信した前記特定の使用者の仕向情報に書替える仕向情報書替部23と、を含む。
上記構成によれば、通信接続されている機器の仕向情報と同じ仕向情報を格納することができる。
本発明の態様6に係るサーバは、上記態様3または4に記載の機器(家電機器101)が備える通信モジュール11と前記通信ネットワーク(第2通信ネットワーク106)とは異なる別の通信ネットワーク(第1通信ネットワーク105)を介して通信可能なサーバ(専用クラウドサーバ102)であって、特定の使用者毎に設けられた、仕向情報を格納する仕向情報格納部24と、前記仕向情報格納部24に格納された特定の使用者の仕向情報を、前記別の通信ネットワーク(第1通信ネットワーク105)を介して受信した前記特定の使用者の仕向情報に書替える仕向情報書替部23と、を含む。
本発明の態様7に係る通信システムは、サーバ(専用クラウドサーバ102、商用クラウドサーバ103)と、前記サーバ(専用クラウドサーバ102、商用クラウドサーバ103)と通信ネットワーク(第1通信ネットワーク105)を介して通信可能な通信部14を有する通信モジュール11を備えた機器(家電機器101)と、を含む通信システム1であって、前記通信モジュール11は、前記機器(家電機器101)を特定の使用者向けの仕様に設定するための仕向情報を格納する仕向情報格納部17と、前記仕向情報格納部17に格納された仕向情報を、前記通信部14が通信ネットワーク(第2通信ネットワーク106)を介したアクセスを許可した状態で、当該通信ネットワーク(第2通信ネットワーク106)から受信した仕向情報に書替える仕向情報書替部16と、を含み、前記機器(家電機器101)は、前記通信モジュール11の前記仕向情報格納部17に格納された仕向情報に基づいて、機器(家電機器101)の仕様を変更する機器仕様変更部19と、前記仕向情報を参照して特定の機能を実行するアプリケーション実行部18と、を含み、前記サーバ(専用クラウドサーバ102)は、前記特定の使用者毎に設けられた、仕向情報を格納する仕向情報格納部24と、前記仕向情報格納部24に格納された特定の使用者の仕向情報を、前記通信モジュール11と通信可能な通信ネットワーク(第2通信ネットワーク106)を介して受信した前記特定の使用者の仕向情報に書替える仕向情報書替部23と、を含む。
上記構成によれば、機器の仕向情報を書替えるために、機器を回収する必要がなくなるので、機器回収のための時間および費用が掛からない、また、機器を使用し続けることができるという効果を奏する。
本発明の各態様に係る通信モジュール11は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記通信モジュール11が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記通信モジュール11をコンピュータにて実現させる通信装置の通信制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、2 通信システム
11 通信モジュール
12 操作部
13、15、22、32 制御部
14、21、31 通信部
16、23 仕向情報書替部
17、24 仕向情報格納部
18 アプリケーション実行部
19 機器仕様変更部
20 設定情報格納部
25、35 ログ情報格納部
26、33 サービス提供部
27、34 サービス情報格納部
101 家電機器(機器)
102 専用クラウドサーバ(サーバ)
103 商用クラウドサーバ(サーバ)
104 端末装置
105 第1通信ネットワーク(通信ネットワーク)
106 第2通信ネットワーク(通信ネットワーク)
111 仕向情報
201 クラウドサーバ(サーバ)
202 専用クラウド
203 商用クラウド

Claims (7)

  1. 機器に搭載され、通信ネットワークと通信する通信部を有する通信モジュールであって、
    前記機器を特定の使用者向けの仕様に設定するための仕向情報を格納する仕向情報格納部と、
    前記仕向情報格納部に格納された仕向情報を、前記通信部が前記通信ネットワークを介したアクセスを許可した状態で、当該通信ネットワークから受信した仕向情報に書替える仕向情報書替部と、を含む通信モジュール。
  2. 前記通信部は、
    前記仕向情報を書替える操作者が設定したパスワードによって、前記通信ネットワークを介したアクセスを許可する、請求項1に記載の通信モジュール。
  3. 請求項1または2に記載の通信モジュールを備えた機器であって、
    前記通信モジュールの前記仕向情報格納部に格納された仕向情報に基づいて、機器の仕様を変更する機器仕様変更部と、
    前記仕向情報を参照して特定の機能を実行するアプリケーション実行部と、を含む、機器。
  4. 前記通信モジュールの通信部は、
    前記仕向情報格納部に格納された書替済の仕向情報と同じ仕向情報を、前記通信ネットワークを介してサーバに送信する、請求項3に記載の機器。
  5. 請求項3または4に記載の機器が備える通信モジュールと前記通信ネットワークを介して通信可能なサーバであって、
    特定の使用者毎に設けられた、仕向情報を格納する仕向情報格納部と、
    前記仕向情報格納部に格納された特定の使用者の仕向情報を、前記通信ネットワークを介して受信した前記特定の使用者の仕向情報に書替える仕向情報書替部と、を含む、サーバ。
  6. 請求項3または4に記載の機器が備える通信モジュールと前記通信ネットワークとは異なる別の通信ネットワークを介して通信可能なサーバであって、
    特定の使用者毎に設けられた、仕向情報を格納する仕向情報格納部と、
    前記仕向情報格納部に格納された特定の使用者の仕向情報を、前記別の通信ネットワークを介して受信した前記特定の使用者の仕向情報に書替える仕向情報書替部と、を含む、サーバ。
  7. サーバと、
    前記サーバと通信ネットワークを介して通信可能な通信部を有する通信モジュールを備えた機器と、を含む通信システムであって、
    前記通信モジュールは、
    前記機器を特定の使用者向けの仕様に設定するための仕向情報を格納する仕向情報格納部と、
    前記仕向情報格納部に格納された仕向情報を、前記通信部が前記通信ネットワークを介したアクセスを許可した状態で、当該通信ネットワークから受信した仕向情報に書替える仕向情報書替部と、を含み、
    前記機器は、
    前記通信モジュールの前記仕向情報格納部に格納された仕向情報に基づいて、機器の仕様を変更する機器仕様変更部と、
    前記仕向情報を参照して特定の機能を実行するアプリケーション実行部と、を含み、
    前記サーバは、
    前記特定の使用者毎に設けられた、仕向情報を格納する仕向情報格納部と、
    前記仕向情報格納部に格納された特定の使用者の仕向情報を、前記通信モジュールと通信可能な通信ネットワークを介して受信した前記特定の使用者の仕向情報に書替える仕向情報書替部と、を含む、通信システム。
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