WO2006003766A1

WO2006003766A1 - 番組検索装置

Info

Publication number: WO2006003766A1
Application number: PCT/JP2005/009942
Authority: WO
Inventors: Kentaro Tanikawa
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2004-07-05
Filing date: 2005-05-31
Publication date: 2006-01-12
Also published as: JPWO2006003766A1; US8677419B2; JP4719153B2; US20080307461A1

Abstract

　キーワード検索により番組を検索し、検索した番組を特別番組と定期番組とを区別して取り扱う番組検索装置を提供する。　電子番組表から現時点に相応する番組を検索する番組検索装置は、放送される番組を表す番組表示情報を１以上含む電子番組表を記憶している番組表記憶手段と、抽出キーワードと、対応する有効期間とを記憶しているキーワード記憶手段と、現在の時刻を取得する時刻取得手段と、取得した現在時刻を含む有効期間に対応する抽出キーワードを前記キーワード記憶手段から読み出し、読み出した抽出キーワードを含む番組表示情報を、前記電子番組表から１以上検出する検出手段と、前記検出手段にて検出された１以上の番組表示情報のうち、定期番組を示す番組表示情報を定期番組表示情報として抽出し、定期番組とは異なる番組を示す番組表示情報を特別番組表示情報として抽出する抽出手段とを備えることを特徴とする。　

Description

明細書

番組検索装置

技術分野

[0001] 本発明は、電子番組表から放送される番組を表す情報を検索し、抽出する技術に関する。

背景技術

[0002] 従来から用いられて!/、る検索技術として、キーワード検索がある。このキーワード検索は、普通のデータベース力データの検索を行う場合には、大変便利である。通常、データベース力検索する際には、普遍的なキーワードを用いてキーワード検索を行うことにより、利用者は所望するデータを取得することができる。

例えば、電子番組表からテレビ番組を検索する場合に、上記のような技術が用いられている。

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0003] しかし、テレビ番組の検索を行う場合には、従来のキーワード検索を利用することはは、必ずしもきめ細やかな検索ができるとは言えない。

なぜなら、テレビ番組には、同一のキーワードを含む番組名で持っていても、利用者にとっての価値が異なるテレビ番組が数多く存在するからである。

このようなテレビ番組の例としては、特別番組と定期的に放送される放送番組 (定期番組)がある。具体例として、キーワード「ニュース」を含む番組名を検索すると、その結果として、過去 1年間の-ユースのうちで大きなものをまとめた「大ニュース総集編」 t ヽぅ番組名をもつテレビ番組 (特別番組の一例）と、毎日決まった時間に放送される「12時の-ユース」という番組名をもつテレビ番組 (定期番組の一例）とが得られるような場合が、これに当たる。

[0004] 上記のような場合、純粋に特別番組にしが興味のない利用者等にとっては、同じキ一ワードを持って、る定期番組まで含まれた検索結果は冗長であるし、キーワードを含む番組名を広く検索したい利用者等にとっても特別番組と定期番組との間では、視聴意欲に差が出てくる。

そこで、本発明は、上記問題に鑑み、キーワード検索により番組を検索し、検索した番組を特別番組と定期番組とを区別して取り扱う番組検索装置、検索方法及び検索プログラムを提供することを目的とする。課題を解決するための手段

[0005] 上記目的を達成するために、本発明は、電子番組表力現時点に相応する番組を検索する番組検索装置であって、放送される番組を表す番組表示情報を 1以上含む電子番組表を記憶している番組表記憶手段と、抽出キーワードと、対応する有効期間とを記憶して、るキーワード記憶手段と、現在の時刻を取得する時刻取得手段と、取得した現在時刻を含む有効期間に対応する抽出キーワードを前記キーワード記憶手段から読み出し、読み出した抽出キーワードを含む番組表示情報を、前記電子番組表から 1以上検出する検出手段と、前記検出手段にて検出された 1以上の番組表示情報のうち、定期番組を示す番組表示情報を定期番組表示情報として抽出し、定期番組とは異なる番組を示す番組表示情報を特別番組表示情報として抽出する抽出手段とを備えることを特徴とする。

発明の効果

[0006] 上記に示した構成によると、番組検索装置は、現在時刻を含む有効期間に対応する抽出キーワードをキーワード記憶手段力も読み出し、読み出した抽出キーワードを用いて番組表示情報を電子番組表から 1以上検出し、検出した 1以上の番組表示情報から、定期番組表示情報と特別番組表示情報とを抽出するので、特別番組と定期番組とを区別して取り扱うことができる。また、特別番組と定期番組とを区別したいという要望は、特定期間に集中する傾向があるので、有効期間付きの抽出キーワードを用いることで、さらに、きめ細やかな抽出が可能となる。

[0007] ここで、前記番組検索装置は、さらに、前記抽出手段にて抽出された定期番組表示情報を除外する除外手段を備えるとしてもよい。

この構成〖こよると、番組検索装置は、抽出した定期番組表示情報を除外するので、特別番組表示情報のみを 1以上取得することができる。

ここで、定期番組表示情報にて表される番組が放送される定期的な期間をサイクルとし、前記電子番組表は、複数サイクルの期間に放送される番組を表す番組表示情報を 1以上含み、前記定期番組表示情報は、前記複数サイクルの間に重複して放送される番組の番組表示情報であり、前記抽出手段は、前記検出手段にて検出された

1以上の前記番組表示情報から、重複する番組表示情報を検索し、検索にて得た重複する各番組表示情報をそれぞれ定期番組表示情報とするとしてもよい。

[0008] この構成によると、番組検索装置は、複数サイクルの期間に放送される番組を示す番組表示情報を 1以上含む電子番組表から検出した 1以上の番組表示情報から同一の番組表示情報を取得し、それらを定期番組表示情報とすることができる。これにより、番組抽出装置は、複数サイクルの期間に放送される番組を示す番組表示情報を含む電子番組表カゝら特別番組表示情報を抽出することができる。なぜなら、複数サイクルの期間に、定期的の放送される番組は、複数回放送されることになり、当該番組を表す番組表示情報は、複数抽出されることなり、番組検索装置は、当該番組を示す複数の番組表示情報を、それぞれ定期番組表示情報として抽出することになるカゝらである。

[0009] ここで、定期番組表示情報にて表される番組が放送される定期的な期間をサイクルとし、前記電子番組表は、 1サイクルの期間に放送される番組を表す番組表示情報を 1以上含み、前記抽出手段は、定期的に放送される番組を示す定期番組名を記憶している定期番組名記憶部と、前記検出手段にて検出された 1以上の前記番組表示情報から、 1サイクルの期間に放送され、且つ前記定期番組名にて示される番組を表す番組表示情報を検索し、検索により得た番組表示情報を定期番組表示情報として取得する定期番組取得部とを備えるとしてもよ、。

[0010] この構成によると、番組検索装置は、定期番組名を用いて、定期番組表示情報を抽出することができる。これにより、番組検索装置は、 1サイクルの期間に放送される番組を表す番組表示情報を 1以上含む電子番組表カゝら特別番組表示情報を抽出することができる。なぜなら、 1サイクルの期間に、定期的に放送される番組は、 1回放送されることになり、当該番組を表す番組表示情報は、 1つ抽出されることなる力番組検索装置は、定期番組名を用いることにより、当該番組を表す番組表示情報を、定期番組表示情報として抽出することができるからである。 [0011] ここで、前記番組検索装置は、さらに、利用者により、録画予約がなされた録画予約番組名を記憶している番組名記憶手段を備え、前記抽出手段は、さらに、前記検出手段にて検出された 1以上の前記番組表示情報から、前記番組名記憶手段にて記憶している録画予約番組名にて示される番組を表す番組表示情報を検索し、検索により得た番組表示情報を予約済番組表示情報として取得し、前記除外手段は、さらに、前記抽出手段にて取得された予約済番組表示情報にて示される番組を表す番組表示情報を除外するとしてもよヽ。

[0012] この構成によると、番組検索装置は、録画予約番組名を用いて、前記検出手段にて検出された 1以上の番組表示情報から、予約済番組表示情報を取得し、取得した予約済番組表示情報を除外することができる。これにより、番組抽出装置は、録画予約した番組を表す番組表示情報を除外することができる。

ここで、前記抽出手段は、抽出した 1以上の番組表示情報のうち、定期的に放送される番組を表す番組表示情報を定期番組表示情報とし、残り 1以上の番組表示情報を特別番組表示情報とし、前記番組検索装置は、さらに、前記抽出手段にて抽出された 1以上の前記特別番組表示情報の表示態様と、前記定期番組表示情報の表示態様とを区別して表示する表示手段を備えるとしてもよ、。

[0013] この構成〖こよると、番組検索装置は、特別番組表示情報の表示態様と、定期番組表示情報の表示態様とを区別して表示するので、利用者は、特別番組表示情報と定期番組表示情報とを視覚的に区別することができる。

ここで、前記表示手段は、特別番糸且表示情報を表示する文字色及び背景色を記憶しており、前記表示手段は、記憶している前記文字色及び前記背景色に基づいて、前記 1以上の特別番組表示情報を表示するとしてもよい。

[0014] この構成によると、番糸且検索装置は、記憶している文字色及び背景色に基づいて、

1以上の特別番組表示情報を表示するので、利用者は、表示される番組表示情報の文字色及び背景色により、特別番組表示情報と定期番組表示情報とを視覚的に区另 Uすることがでさる。

ここで、前記表示手段は、各有効期間に応じた画像情報を記憶しており、前記表示手段は、表示に係る日付を取得し、取得した日付に応じた有効期間を決定し、決定した有効期間に応じる画像情報を取得し、各特別番組表示情報と、取得した画像情報とを対応付けて表示するとしてもよい。

[0015] この構成〖こよると、番組検索装置は、各特別番組表示情報と、記憶してヽる画像情報を対応付けて表示するので、利用者は、番組表示情報が画像情報と対応付けられて表示されているかを認識することにより、特別番組表示情報と定期番組表示情報とを視覚的に区別することができる。

ここで、前記表示手段は、定期番糸且表示情報を表示する文字色及び背景色を記憶しており、前記表示手段は、記憶している前記文字色及び前記背景色に基づいて、前記定期番組表示情報を表示するとしもよヽ。

[0016] この構成によると、番糸且検索装置は、記憶している文字色及び背景色に基づいて、定期番組表示情報を表示するので、利用者は、表示される番組表示情報の文字色及び背景色により、特別番組表示情報と定期番組表示情報とを視覚的に区別することがでさる。

ここで、前記表示手段は、前記定期番組表示情報にて表される番組の放送頻度を取得し、前記定期番組表示情報と、取得した放送頻度とを対応付けて表示するとしてもよい。

[0017] この構成〖こよると、番組検索装置は、定期番組表示情報にて表される番組の放送頻度を、前記定期番組表示情報と対応付けて表示するので、利用者は、定期番組表示情報にて表される番組の放送頻度を知ることができる。

ここで、前記番組検索装置は、さらに、前記定期番組表示情報と、前記 1以上の特別番組表示情報との並び替えを行う並替キーを記憶している並替キー記憶手段と、前記定期番組表示情報と前記 1以上の特別番組表示情報とを、前記並替キーに基づ、て並び替え、並び替えられた前記定期番組表示情報又は前記特別番組表示情報と、並び替えによる順位を示す番号とからなる結果情報を、前記定期番組表示情報及び前記各特別番組表示情報毎に生成する結果生成手段とを備え、前記表示手段は、生成された結果情報に基づいて、前記 1以上の特別番組表示情報の表示態様と、前記定期番組表示情報の表示態様とを区別して表示するとしてもよい。

[0018] この構成によると、番組検索装置は、抽出した各番組表示情報を、並替キーに基づいて、並び替えを行い、結果情報を生成し、生成した結果情報に基づいて、特別番組表示情報の表示態様と、定期番組表示情報の表示態様とを区別して表示するので、利用者は、特別番組表示情報と定期番組表示情報とを視覚的に区別することができる。

ここで、前記結果生成手段は、並び替えられた前記特別番組表示情報又は前記定期番組表示情報と、並び替えによる順位を示す番号との組を列ごとに並ぶように、結果情報を生成するとしてもよい。

[0019] この構成によると、番組検索装置は、並び替えた 1以上の特別番組表示情報及び定期番組表示情報と、順位とが列ごとに並ぶように結果情報を生成するので、利用者は、特別番組表示情報と定期番組表示情報とを視覚的に区別することができるとともに、 1以上の特別番組表示情報及び定期番組表示情報のそれぞれの順位を知ることがでさる。

ここで、前記結果生成手段は、並び替えられた前記特別番組表示情報又は前記定期番組表示情報と、並び替えによる順位を示す番号との組を、番組が放送されるチヤンネル番号を示す第 1軸と、前記第 1軸と直交し、時間を示す第 2軸とからなる 2次元表の対応する位置へ位置付けて、結果情報を生成するとしてもよヽ。

[0020] この構成〖こよると、番組検索装置は、並び替えられた番組表示情報と順位とが 2次元表を用いて表示されるように、抽出結果情報を生成するので、利用者は、特別番組表示情報と定期番組表示情報とを視覚的に区別することができるとともに、 1以上の特別番組表示情報及び定期番組表示情報のそれぞれの順位を知ることができる。ここで、前記特別番組表示情報は、放送される番組の番組名を示す文字列を含み、前記番糸且検索装置は、さらに、強調表示する強調文字列と、前記強調文字列の文字種別とを対応付けて記憶して!/、る強調条件記憶手段と、前記強調文字列を含む特別番組表示情報を検索し、前記強調文字列を含む特別番組表示情報が得られた場合にのみ、得られた特別番組表示情報から、前記強調文字列と一致する強調対象文字列を取得する文字列取得手段とを備え、前記表示手段は、前記文字列取得手段にて取得した前記強調対象文字列に対して、前記強調文字列に対応する文字種別を設定し、設定した文字種別にて前記強調対象文字列を表示するとしてもよい [0021] この構成によると、番組検索装置は、強調文字列を用いて検索された強調対象文字列を強調表示することができるので、利用者は、強調表示により特別番組表示情報を知ることができる。

ここで、前記キーワード記憶手段は、抽出キーワードと、対応する有効期間とを複数個記憶しており、前記強調文字列は、複数の抽出キーワードのうち、有効となった時刻から前記時刻取得手段にて取得された現在時刻までの期間が所定時間内である強調キーワードであり、前記文字列取得手段は、前記強調キーワードを含む特別番組表示情報を検索し、前記強調キーワードを含む特別番組表示情報が得られた場合にのみ、得られた特別番組表示情報に含まれる前記強調キーワードを前記強調対象文字列とするとしてもよヽ。

[0022] この構成によると、番組検索装置は、複数の抽出キーワードのうち有効となった時刻から現在時刻までの期間が所定時間内である強調キーワードを、前記強調文字列とするので、利用者は、強調キーワードにて、特別番組表示情報を知ることができる。ここで、前記キーワード記憶手段は、抽出キーワードと、対応する有効期間とを複数個記憶しており、前記強調文字列は、前記複数の抽出キーワードのうち、有効期間内である有効キーワードであり、前記文字列取得手段は、前記有効キーワードを含む特別番組表示情報を検索し、前記有効キーワードを含む特別番組表示情報が得られた場合にのみ、得られた特別番組表示情報に含まれる前記有効キーワードを前記強調対象文字列とするとしてもよ!/ヽ。

[0023] この構成によると、番組検索装置は、複数の抽出キーワードのうち、有効期間内である有効キーワードを前記強調文字列とするので、利用者は、有効キーワードにて、特別番組表示情報を知ることができる。

ここで、前記番組検索装置は、さらに、前記定期番組表示情報及び前記 1以上の特別番組表示情報に対して、それぞれのお勧め度を示すお勧め値を取得するお勧め値取得手段を備え、前記並替キーは、お勧め値であり、前記結果生成手段は、前記定期番組表示情報及び前記 1以上の特別番組表示情報を、取得したお勧め値に基づ、て並び替えを行うとしてもよ、。 [0024] この構成〖こよると、番組検索装置は、表示する各特別番組表示情報及び定期番組表示情報を、お勧め値に基づいて、並び替えを行うので、ユーザは、 1以上の特別番組表示情報ごとに表される番組及び定期番組表示情報にて表される番組のそれぞれに対するお勧め度の順位が一目で分かる。

ここで、前記電子番組表は、さらに、各番組表示情報に対応して、付属情報を含み、前記お勧め値取得手段は、ユーザの番組嗜好を表す嗜好キーワードと、当該嗜好キーワードに対する重み付けを示す嗜好値とからなる嗜好情報を記憶している嗜好情報記憶部と、前記定期番組表示情報及び前記 1以上の特別番組表示情報と、前記定期番組表示情報及び前記 1以上の特別番組表示情報のそれぞれに対応する付属情報とから、前記嗜好キーワードを含む文字列を検出するキーワード検出部と、前記キーワード検出部にて検出された文字列に含まれる嗜好キーワードに対応する嗜好値より、前記お勧め値を算出して、取得する算出部とを備えるとしてもよい。

[0025] この構成によると、番組検索装置は、嗜好キーワードを用いて、お勧め値を算出するので、利用者は、利用者自身の番組嗜好に応じたお勧め度の順位が一目で分かる。

ここで、前記結果生成手段は、さらに、各お勧め値に応じた文字色及び背景色を記憶しており、前記結果生成手段は、前記特別番組表示情報を表示する文字色及び背景色を、前記特別番組表示情報のお勧め値に応じた文字色及び背景色に設定し、設定した文字色及び背景色にて前記特別番組表示情報を表示するように、並び替えられた前記特別番組表示情報と、並び替えによる順位を示す番号とからなる結果情報を生成するとしてもよヽ。

[0026] この構成によると、番組検索装置は、特別番組表示情報をお勧め値に応じた文字色及び背景色を設定するので、利用者は、表示される色彩にて、特別番組に対するお勧め度が一目で分かる。

ここで、前記番組検索装置は、ネットワークを介して端末装置と接続されており、前記表示手段は、前記 1以上の特別番組表示情報の表示態様と、前記定期番組表示情報の表示態様とを区別して表示するための表示情報を、前記端末装置へ出力することにより、前記 1以上の特別番組表示情報及び前記定期番組表示情報の表示を行うとしてもよ、。

[0027] この構成によると、番組検索装置は、表示情報を端末装置へ出力することにより、特別番組表示情報の表示態様と、定期番組表示情報の表示態様とを区別して表示するので、利用者は、特別番組表示情報と定期番組表示情報とを視覚的に区別することがでさる。

ここで、前記番組表示情報は、さらに、新番組情報を含み、前記新番組情報は、当該番組情報にて示される番組が新番組であることを示し、前記抽出手段は、前記抽出キーワードが前記新番組情報に含まれる場合には、前記新番組情報を含む番組表示情報を特別番組表示情報とするとしてもよ、。

[0028] この構成〖こよると、新番組を示す番組表示情報を、特別番組表示情報とすることができるので、利用者は、新番組を表す特別番組表示情報と、定期番組表示情報とを区另 IJすることができる。

図面の簡単な説明

[0029] [図 1]番組検索装置 100の使用形態を示す図である。

[図 2]番組検索装置 100の構成を示すブロック図である。

[図 3]キーワード記憶部 102が有するキーワード管理テーブル T100のデータ構造を示す。

[図 4]条件記憶部 103の構成を示すブロック図である。

[図 5]録画番組履歴記憶部 104が有する履歴管理テーブル T140のデータ構造を示す。

[図 6]ユーザプロファイル記憶部 105が有するユーザプロファイル T150のデータ構造を示す。

[図 7]検索結果記憶部 106が有する検索結果テーブル T160のデータ構造を示す。

[図 8]表示色管理部 107が有する色管理テーブル T170のデータ構造を示す。

[図 9]リスト T180の一例を示す図である。

[図 10]テレビ欄 T190の一例を示す図である。

[図 11]検索処理の動作を示す流れ図である。

[図 12]第 1除外処理の動作を示す流れ図である。圆 13]第 2除外処理の動作を示す流れ図である。

圆 14]お勧め度算出処理の動作を示す流れ図である。

[図 15]強調処理の動作を示す流れ図である。図 16へ続く。

[図 16]強調処理の動作を示す流れ図である。図 15から続く。

[図 17]リスト表示処理の動作を示す流れ図である。

[図 18]テレビ欄表示処理の動作を示す流れ図である。

[図 19]録画予約登録処理の動作を示す流れ図である。

[図 20]番組検索装置 100aの構成を示すブロック図である。

圆 21]設定処理の動作を示す流れ図である。

[図 22]リスト表示において、アイコンを付カロした場合のリスト T180bの一例を示す。

[図 23]テレビ欄表示において、アイコンを付カロした場合のテレビ欄 Tl 90bの一例を示す。

[図 24] (a)は、夏を示すアイコンを付カ卩した場合のリスト T185bの一例であり、（b)は、秋を示すアイコンを付カ卩した場合のリスト T186bの一例であり、（c)は、冬を示すアイコンを付カ卩した場合のリスト T187bの一例である。

[図 25]夏を示すアイコンを付カロした場合のテレビ欄 T195bの一例である。

[図 26]番組検索装置 100bの構成を示すブロック図である。

[図 27]番組検索装置 100cの構成を示すブロック図である。

圆 28]除外番組の設定処理の動作を示す流れ図である。

[図 29]リスト T210の一例を示す図である。

[図 30]テレビ欄 T220の一例を示す図である。

[図 31]番組検索装置 100dの構成を示すブロック図である。

[図 32]検索制御部 11 Idが有する放送禁止時間テーブル T300のデータ構造を示す圆 33]放送禁止の時間帯における検索処理の動作を示す流れ図である。

符号の説明

100 番組検索装置

101 EPG記憶部 102 キーワード記憶部

103 条件記憶部

104 録画番組履歴記憶部

105 ユーザプロファイル記憶部

106 検索結果記憶部

107 表示色管理部

108 受信部

109 EPG登録部

110 時計部

111 検索制御部

112 表示制御部

113 指示受付部

114 情報登録部

115 処理部

116 出力部

117 入出力部

200 強調条件記憶部

201 除外条件記憶部

202 ソート条件記憶部

発明を実施するための最良の形態

本発明に係る実施の形態としての番組検索装置 100について説明する。

1.番組検索装置 100の概要

図 1は、本発明に係る番組検索装置 100の使用形態を示す図である。

放送装置 10は、放送番組のコンテンツ (以下、「番組コンテンツ」）を送信し、さらに、送信日から 2週間の間に放送される予定の各番組コンテンツに対応する番組情報を含む電子番組表 (以下、「EPG」という。）を定期的に送信する。ここで、番組情報は、番組表示情報、番組の放送開始及び終了時間、番組が放送されるチャンネル番号、番組の詳細情報、及び番組のジャンル等力もなる。 [0032] 番組表示情報は、番糸且コンテンツの番糸且名、又は番組コンテンツの番組名及び形態情報からなる。形態情報は、対応する番組コンテンツが新番組であるか、又は再放送の番組であるかを示す情報である。

番組コンテンツが新番組である場合には、形態情報は、文字列「新」（New)力ゝらなり、再放送である場合には、形態情報は、文字列「再」（Repeat)からなる。例えば、番組名「AAA」という番組コンテンツが新番組である場合には、番組表示情報は、文字列「「新」 AAA」からなり、「AAA」が再放送番組である場合には、番組表示情報は、文字列「「再」 AAA」からなり、その他の場合には、番組表示情報は、文字列「AAA 」からなる。つまり、番組表示情報には、少なくとも番組名が含まれていることがわかる

[0033] 詳細情報は、対応する番組の出演者の情報や、番組の説明（例えば、番組の放送内容の要約）を含む。ジャンルは、対応する番組の種別を示す情報であり、例えば、ジャンルが「ドラマ」である場合には、対応する番組はドラマであり、ジャンルが「スポーッ」である場合には、対応する番組はスポーツであり、ジャンルが「バラエティ」である場合には、対応する番組はバラエティである。

[0034] 番組検索装置 100は、例えば、 DVDレコーダであって、記録媒体 30の着脱が可能であり、従来と同様に、放送装置 10にて送信される番組コンテンツを受信し、受信した番組コンテンツをモニタ 20へ出力、録画予約による記録媒体 30へ録画、ユーザの録画指示による記録媒体 30へ録画を行ヽ、記録媒体 30へ記録した番組コンテンッの再生を行う。ここで、記録媒体 30は、例えば、 DVD—RAM DVD—i Cfc 。

[0035] また、番組検索装置 100は、さらに、放送装置 10より定期的に送信される 2週間分の EPGを受信し、受信した EPGと、予め記憶している検索キーワードとを用いて、特定の番組コンテンツの番組表示情報 (特定番組表示情報)を検索する。番組検索装置 100は、ユーザの指示により検索した結果を、モニタ 20を利用して表示する。また、番組検索装置 100は、モニタ 20にて表示した検索結果を用いて、ユーザより指示された番組の録画予約の登録を行う。なお、番組検索装置 100は、 HDD内蔵 DVD レコーダ又は、 HDDレコーダ等であってもよい。ここで、特定の番組コンテンツとは、特另 lj番糸且コンテンソ及び新番糸且コンテンッを示す。 [0036] モニタ 20は、番組検索装置 100と接続され、番組検索装置 100より出力される画像及び音声を出力する。

2.番組検索装置 100の構成

ここでは、番組検索装置 100の構成について、説明する。

番組検索装置 100は、図 2に示すように、 EPG記憶部 101、キーワード記憶部 102 、条件記憶部 103、録画番組履歴記憶部 104、ユーザプロファイル記憶部 105、検索結果記憶部 106、表示色管理部 107、受信部 108、 EPG登録部 109、時計部 11 0、検索制御部 111、表示制御部 112、指示受付部 113、情報登録部 114、処理部 115、出力部 116及び入出力部 117から構成されている。

[0037] 番組検索装置 100は、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM, RAM,ハードディスクユニットなど力も構成されるコンピュータシステムである。前記 ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプ口セッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、番糸且検索装置 100は、その機能を達成する。

[0038] (l) EPG記憶部 101

EPG記憶部 101は、放送局より送信された 2週間分の番組情報力もなる EPGを記憶する領域を有している。

なお、当該番組検索装置 100が、初めて EPGを受信するまでは、 EPG記憶部 101 には、何も記憶されていない状態である。

[0039] (2)キーワード記憶部 102

キーワード記憶部 102は、特定番組表示情報を検索するための検索キーワードを記憶しいている。

キーワード記憶部 102は、図 3に一例として示すように、キーワード管理テーブル T 100を有している。

[0040] キーワード管理テーブル T100は、有効期間及び検索キーワード力もなる組を 1個以上、予め記憶している。

有効期間は、検索キーワードが検索に使用できる有効期間を示す。有効期間が「指定なし」である場合には、対応する検索キーワードは、常に検索に使用できることを示し、有効期間が月日にて示される期間である場合には、対応する検索キーワードは、検索する対象の月日が有効期間にて示される期間に含まれる場合に、検索に使用できることを示す。また、有効期間が年月日にて示される期間である場合には、対応する検索キーワードは、検索する対象の年月日が有効期間にて示される期間に含まれる場合に、検索に使用できることを示し、有効期間が年のみで示されている場合には、対応する検索キーワードは、検索する対象の年が有効期間にて示される年と一致する場合に、検索に使用できることを示す。

[0041] 検索キーワードは、当該番組検索装置 100が、 EPGより特定番組表示情報を検索する際に、使用するキーワードである。

(3)条件記憶部 103

条件記憶部 103は、図 4に示すように、強調条件記憶部 200、除外条件記憶部 20 1及びソート条件記憶部 202を有して、る。

[0042] (強調条件記憶部 200)

強調条件記憶部 200は、図 4に一例として示すように、強調条件テーブル T110を有している。

強調条件テーブル Ti 10は、条件、強調条件及び表示方法からなる^ aを 1以上

、予め記憶している。なお、本実施の形態では、条件 ID、強調条件及び表示方法からなる組を 3件予め記憶している力これに限定されない。 1件以上、記憶していればよい。

[0043] 条件 IDは、強調条件を識別する識別子である。

強調条件は、検索結果を表示する際に強調表示する 1個以上の文字列を抽出する条件を示している。強調条件力 ^有効期間の開始から 3日以内の検索キーワード」である場合には、抽出する文字列の条件は、検索に使用した検索キーワードのうち、有効期間の開始日から検索日時までの期間が 3日以内である検索キーワードであることを示す。ここで、強調条件テーブル T110にて示す 3日は、一例であり、他の日数であってもよい。例えば、検索日が 4月 2日である場合には、 4月 1日より検索に使用できる検索キーワード「新」が、 3日以内となるため、強調表示する文字列を抽出する条件として、「新」という検索キーワードが含まれることになる。 [0044] また、強調条件が「有効期間内の検索キーワード」である場合には、抽出する文字列の条件は、有効期間内にある検索キーワード、つまり検索に使用する検索キーヮードであることを示し、強調条件が「1時間以上番組」である場合には、抽出する文字列の条件は、検索した番組のうち、放送時間が 1時間以上である番組表示情報であることを示す。ここで、強調条件テーブル T110にて示す 1時間は、一例であり、他の時間であってもよい。なお、本実施の形態では、 1時間以上の番組コンテンツを長時間番組という。

[0045] 表示方法は、強調表示する文字列の表示方法を示す。表示方法が、「太字」である場合には、強調表示する文字列を太字で表示し、表示方法が、「斜体文字」である場合には、強調表示する文字列を斜体文字で表示し、表示方法が、「下線」である場合には、強調表示する文字列に下線を弓 I V、て表示する。

(除外条件記憶部 201)

除外条件記憶部 201は、図 4に一例として示すように、除外条件テーブル T120を有している。

[0046] 除外条件テーブル T120は、検索した結果から表示の対象外となる番組を抽出する除外条件を 1以上、予め記憶している。なお、本実施の形態では、除外条件テープル T120には、予め 2個の除外条件を記憶している力これに限定されない。除外条件テーブル T120には、少なくとも「重複」を含めばよ!/、。

除外条件が、「重複」である場合には、検索した番組表示情報のうち重複する番組表示情報は、表示の対象外とすることを示す。これにより、検索した番組表示情報のうち、定期的に放送される番組コンテンツの番組表示情報を表示の対象外とすることができる。また、除外条件が、「録画予約済番組」である場合には、検索した各番組表示情報に含まれる番組名のうち、番組指定による録画予約がなされた番組名と同一の番組名は、表示の対象外とすることを示す。これにより、検索した番組表示情報のうち、以前に録画予約した番組コンテンツを示す番組名を含む番組表示情報を表示の対象外とすることができる。

[0047] なお、以降にぉ、て、定期的に放送される番組コンテンツの番組名を通常番組名という。 (ソート条件記憶部 202)

ソート条件記憶部 202は、図 4に一例として示すように、ソート条件テーブル T130 を有している。

[0048] ソート条件テーブル T130は、ソート条件、順序及び優先度力もなる組を 1以上、予め記憶している。なお、本実施の形態では、ソート条件を 3個としている力これに限定されない。 1個以上のソート条件であればよい。

ソート条件は、検索結果をソートして表示する際のソート条件を示す。順序は、データの並びの順序を示す。優先度は、ソート条件の優先度を示し、優先度「1」にて示されるソート条件の優先度が最も高ぐ優先度の数値が大きくなるにつれて、優先度が低くなる。

[0049] (4)録画番組履歴記憶部 104

録画番組履歴記憶部 104は、図 5に一例として示すように、履歴管理テーブル T14 0を有している。

履歴管理テーブル T140は、録画予約番組名を、 1以上記憶する領域を有している。録画予約番組名は、番組指定による録画予約がなされた番組名である。

[0050] ここで、当該番組検索装置 100がユーザより初めて番組指定による録画予約を受け付けるまで、履歴管理テーブル T140には、何も記憶されていない状態である。なお、本実施の形態では、当該履歴管理テーブル T140には、「お笑いスペシャル」及び「プロ野球総集編」の計 2件の録画予約番組名が記録されて、るものとする。

(5)ユーザプロファイル記憶部 105

ユーザプロファイル記憶部 105は、図 6に一例として示すように、ユーザプロフアイル T150を有している。

[0051] ユーザプロファイル T150は、嗜好キーワード及び重み力もなる組を 1以上、記憶するための領域を有している。なお、以降では、嗜好キーワード及び重みからなる組をユーザ情報という。

嗜好キーワードは、ユーザが好んで視聴する番組コンテンツに対応する番組情報に含まれるキーワードである。

[0052] 重みは、嗜好キーワードに対して重み付けされた数値である。ここで、ユーザプロファイル Tl 50は、番組指定による録画予約を受け付け、且つ新しい嗜好キーワードが抽出される度に更新される。当該番組検索装置 100にて番組指定による録画予約を 1度も受け付けていない場合には、ユーザプロファイル T150 には、何も記憶されていない状態である。

[0053] (6)検索結果記憶部 106

検索結果記憶部 106は、図 7に一例として示すように、検索結果テーブル T160を有している。

検索結果テーブル T160は、番組、開始日時、終了日時、 CH番号、第 1強調条件、第 2強調条件、第 3強調条件、除外フラグ及びお勧め度力なる組を 1以上記憶するための領域を有している。

[0054] 番組は、検索キーワードを用いて検索された番組表示情報を示す。

開始日時は、番組にて示される番組表示情報に対応する番組コンテンツの放送開始日時を示し、終了日時は、当該番組コンテンツの放送終了日時を示す。

CH番号は、番組にて示される番組表示情報に対応する番組コンテンツが放送されるチャンネル番号を示す。

[0055] 第 1強調条件は、第 1フラグ及び第 1文字列の組からなり、強調条件テーブル T110 の条件 ID「1」と対応付けがされている。第 1フラグは、条件 ID「1」に対応する表示方法にて、強調表示する文字列の存在の有無を示し、強調表示する文字列が存在する場合に、第 1フラグには数値「1」が記憶され、存在しない場合に、数値「0」が記憶される。第 1文字列は、条件 ID「1」に対応する表示方法にて強調表示する文字列を示す。

[0056] 第 2強調条件は、第 2フラグ及び第 2文字列の組からなり、強調条件テーブル T110 の条件 ID「2」と対応付けがされている。第 2フラグは、条件 ID「2」に対応する表示方法にて、強調表示する文字列の存在の有無を示し、強調表示する文字列が存在する場合に、第 2フラグには数値「1」が記憶され、存在しない場合に、数値「0」が記憶される。第 2文字列は、条件 ID「2」に対応する表示方法にて強調表示する文字列を示す。

[0057] 第 3強調条件は、第 3フラグ及び第 3文字列の組からなり、強調条件テーブル T110 の条件 ID「3」と対応付けがされている。第 3フラグは、条件 ID「3」に対応する表示方法にて、強調表示する文字列の存在の有無を示し、強調表示する文字列が存在する場合に、第 3フラグには数値「1」が記憶され、存在しない場合に、数値「0」が記憶される。第 3文字列は、条件 ID「3」に対応する表示方法にて強調表示する文字列を示す。

[0058] 除外フラグは、番組表示情報が表示の対象である力否かを示すフラグであり、数値「0」、又は「1」が記憶される。数値「0」は、表示の対象、つまり除外フラグに対応する番組表示情報は、特定番組表示情報であることを示し、数値「1」は、表示の対象外、つまり除外フラグに対応する番組表示情報に含まれる番組名が通常番組名及び録画予約された番組名の何れかであることを示す。なお、以降では、除外フラグの値が

「1」である番組表示情報を除外番組表示情報と呼ぶ。

[0059] お勧め度は、検索した番組表示情報に対応する番組情報とユーザプロファイル T1

50とを用いて算出された、検索した番組表示情報に含まれる番組名に対応する番組コンテンツのお勧め度を示す数値である。

ここで、当該番組検索装置 100にて 1度も検索が行われていない場合には、検索結果テーブル T160には、何も記憶されていない状態である。なお、図 7は、当該番組検索装置 100にて既に検索された結果が記録されて、る状態を示して、る。

[0060] なお、以降では、番組、開始日時、終了日時、 CH番号、第 1強調条件、第 2強調条件、第 3強調条件、除外フラグ及びお勧め度からなる組を登録情報という。

(7)表示色管理部 107

表示色管理部 107は、図 8に一例として示すように、色管理テーブル T170を有している。

[0061] 色管理テーブル T170は、対象範囲、文字色及び背景色からなる組を 1以上、予め記憶している。

対象範囲は、お勧め度の数値の範囲を示し、「数値 m〜数値 n」にて示される対象範囲は、数値 m以上数値 n未満である。

文字色は、表示する文字の色を示し、背景色は、表示する文字に対する背景の色を示す。 [0062] (8)受信部 108

受信部 108は、アンテナ 40を有しており、放送装置 10よりアンテナ 40を介して、放送波を受信し、受信した放送波より番組コンテンツを取得し、取得した番組コンテンツを処理部 115へ出力する。

受信部 108は、放送装置 10よりアンテナ 40を介して、放送波を受信し、受信した放送波より 2週間分の番組情報を含む EPGを取得し、取得した EPGを EPG登録部 10 9へ出力する。

[0063] (9) EPG登録部 109

EPG登録部 109は、受信部 108より EPGを受け取ると、受け取った EPGを EPG記憶部 101へ書き込み、受け取った EPGの登録を行う。なお、受信部 108より受け取つた EPGを EPG記憶部 101へ書き込む場合に、既に、 EPG記憶部 101に EPGが存在する場合には、存在する EPGに、受信部 108より受け取った EPGを上書きする。

[0064] EPG登録部 109は、 EPG記憶部 101へ、受信部 108から受け取った EPGの登録が完了すると、検索の指示を示す検索命令を検索制御部 111へ出力する。

(10)時計部 110

時計部 110は、日時の計時を行う、カレンダー機能を有した時計である。

(11)検索制御部 111

検索制御部 111は、キーワード管理テーブル T100から検索に使用する検索キーワードを 1個以上抽出し、抽出した各検索キーワードを用いた検索により、 EPGに含まれる各番組情報より特定番組表示情報の検出を行い、検出された 1以上の番組表示情報のうち表示対象外となる番組表示情報の抽出、表示対象である番組表示情報にて示される番組コンテンツに対するお勧め度の算出、及び強調文字の抽出を行 V、、それぞれの結果を検索結果テーブル T160へ登録する。

[0065] 検索制御部 111は、検索結果テーブル T160と同様の構成要素力もなる作業用テ一ブル T161を有している。つまり、作業用テーブル T161は、番組、開始日時、終了日時、 CH番号、第 1強調条件、第 2強調条件、第 3強調条件、除外フラグ及びお勧め度力なる組を 1以上記憶するための領域を有しており、各構成要素は、検索結果テーブル T160の構成要素と同様であるため、説明は省略する。 [0066] 検索制御部 111は、検索結果テーブル T160に記録されている、 1以上の表示対象外の番組表示情報を記憶する対象外番組記憶領域を有している。

検索制御部 111は、既に検索を行ったことがある力否かを示す検索フラグを有しており、検索フラグには、数値「0」、又は「1」が記憶されている。検索フラグの数値が「0 」である場合には、未だ 1度も検索を行ったことがないことを示し、検索フラグの数値力 S「l」である場合には、既に検索を行ったことがあることを示す。

[0067] 検索制御部 111は、 EPG登録部 109から検索命令を受け取ると、時計部 110から現在の日時を取得する。

検索制御部 111は、取得した現在日時と各検索キーワードに対応する有効期間とを用いて、現在日時が有効期間内である全ての検索キーワード、つまり検索に使用することができる全ての検索キーワードをキーワード記憶部 102のキーワード管理テ一ブル T100より取得する。ここで、有効期間「指定なし」に対応する検索キーワードは、現在日時に関係なく有効期間内である検索キーワードであるとする。例えば、取得した現在日時力「2004年 4月 2日 15時 00分」である場合には、有効期間が「指定なし」である検索キーワード「スペシャル」、「SP」及び「特集」と、有効期間が「4月 1 日〜 4月 15日」である検索キーワード「新」と、有効期間が「2004年」である検索キーワード「オリンピック」とを取得する。

[0068] 検索制御部 111は、既に検索を行ったことがある力否かを判断する。つまり、検索フラグが「0」であるか「 1」であるかの判断を行う。

<検索フラグの値が「0」の場合 >

検索制御部 111は、未だ 1度も検索を行ったことがないと判断する、つまり検索フラグが「0」であると判断する場合には、検索フラグの値を「1」へと書き換え、 EPG記憶部 101より 2週間分の番組情報を取得、つまり、 EPG記憶部 101にて記憶している全ての番組情報を取得する。

[0069] 検索制御部 111は、取得した 2週間分の番組情報に含まれる番組表示情報を検索対象とし、キーワード記憶部 102より取得した 1以上の検索キーワードを含む部分一致検索を行い (OR検索)、検索キーワードと部分一致する番組表示情報と、当該番組の放送開始及び終了時間、当該番組が放送されるチャンネル番号とを取得し、検索制御部 111は、取得した番組表示情報と、放送開始及び終了時間と、チャンネル番号とからなる組全てを作業用テーブル T161の対応する番組、開始日時、終了日時、 CH番号の項目へ書き込み、さらに、第 1フラグ、第 2フラグ、第 3フラグ及び除外フラグの初期値として数値「0」をも書き込む。

[0070] これにより、 2週間分の番組情報から、 1以上の検索キーワードと部分一致する番組表示情報と、放送開始及び終了時間と、チャンネル番号とからなる組全てを作業用テーブル T161へ書き込み、さらに、第 1フラグ、第 2フラグ、第 3フラグ及び除外フラグの初期値として数値「0」をも書き込むことができる。また、この時点では、作業用テ一ブル T161の他の構成要素である項目には、何も書き込まれていない状態である。なお、この段階で書き込まれた番組表示情報は、特定番組表示情報の候補となる番組表示情報であることに注意されたヽ。

[0071] 検索制御部 111は、除外条件テーブル T120に記憶されている順序（上位順）に従つて、除外条件に基づいて、表示の対象外となる番組表示情報を特定する。本実施の形態では、先ず、最初の除外条件である「重複」に基づいて、作業用テーブル T1 61に記憶されている 1以上の番組表示情報のうち、同一番組表示情報が存在するかを判断するため、番組表示情報の完全一致検索を行う。完全一致検索により検出された番組表示情報に対応する除外フラグを「1」へと書き換える。例えば、 2004年 4 月 3日の放送される番組「MHKスペシャル」と 2004年 4月 4日の放送される番組「M HKスペシャル」とが検出された場合には、「重複」の条件により除外フラグの値が「1」となる。

[0072] 次に、検索制御部 111は、 2番目の除外条件である「録画予約済番組」に基づいて、以下の動作を行う。検索制御部 111は、形態情報「再」を含む番組表示情報が作業用テーブル T161に存在するか否かを判断し、存在すると判断する場合には、作業用テーブル T161から、形態情報力 S「再」である番組名（以下、「再放送番組名」という。）を全て取得する。検索制御部 111は、録画番組履歴記憶部 104に記憶されて Vヽる録画予約された番組名と同一の番組名が、再放送番組名として存在するかを判断するため、録画番組履歴記憶部 104に記憶されてヽる録画予約された番組名と一致する再放送番組名の検索を行う。検索により検出された再放送番組名を含む番組表示情報に対応する除外フラグを「1」へと書き換える。例えば、 2004年 4月 10日に放送される再放送番組名「お笑いスペシャル」は、履歴管理テーブル T140にて記憶されているため、再放送番組名「お笑いスペシャル」に対応する番組表示情報の除外フラグの値が「1」となる。

[0073] 検索制御部 111は、再放送番組名が作業用テーブル T161に存在しないと判断する場合には、表示対象外となる番組表示情報の抽出の動作を終了する。

検索制御部 111は、ユーザプロファイル T150と作業用テーブル T161に記憶して V、る各番組表示情報に対応する番組情報とを用いて、除外フラグの値が「0」である番組表示情報に対してお勧め度を算出し、算出したお勧め度を記憶する。お勧め度の算出については、後述する。次に、検索制御部 111は、強調条件テーブル T110 と作業用テーブル T161に記憶してヽる各番組表示情報に対応する番組情報とを用いて、除外フラグの値が「0」である番組表示情報に対して、強調表示する文字列を抽出し、抽出した文字列を記憶する。強調表示する文字列の抽出については、後述する。

[0074] 検索制御部 111は、作業用テーブル T161の内容を検索結果テーブル T160へ登録する。つまり、検索結果テーブル T160の内容を、作業用テーブル T161の内容へと更新する。

さらに、検索制御部 111は、作業用テーブル T161の内容を消去する。これにより、検索制御部 111は、検索結果テーブル T160に登録された番組表示情報のうち、除外フラグの値が「0」の番組表示情報を特定番組表示情報として抽出し、除外フラグの値力「l」である番組表示情報を除外番組表示情報として抽出したこととなる。

[0075] く検索フラグの数値が「1」の場合〉

検索制御部 111は、既に検索を行ったことがあると判断する、つまり検索フラグが「 1」であると判断する場合には、検索結果テーブル T160より除外フラグ力「l」である番組表示情報を全て取得し、取得した各番組表示情報を対象外番組記憶領域へ記憶する。

[0076] 検索制御部 111は、 EPG記憶部 101より、現在日から 1週間分の番組情報を取得する。例えば、現在日 1S 「2004年 4月 2日」である場合には、検索制御部 111は、「 2004年 4月 2曰」力も「2004年 4月 8曰」までの番組情報を、 EPG記憶部 101より取得する。

検索制御部 111は、取得した 1週間分の番組情報に含まれる番組表示情報を検索対象とし、キーワード記憶部 102より取得した 1以上の検索キーワードを含む部分一致検索を行い (OR検索)、検索キーワードと部分一致する番組表示情報と、当該番組表示情報に対応する放送開始及び終了時間、チャンネル番号とを取得し、検索制御部 111は、取得した番組表示情報と、放送開始及び終了時間と、チャンネル番号とからなる組全てを作業用テーブル T161の対応する番組、開始日時、終了日時、 C H番号の項目へ書き込み、さらに、第 1フラグ、第 2フラグ、第 3フラグ及び除外フラグの初期値として数値「0」をも書き込む。

[0077] これにより、 1週間分の番組情報から、 1以上の検索キーワードと部分一致する番組表示情報と、放送開始及び終了時間と、チャンネル番号とからなる組全てを作業用テーブル T161へ書き込み、さらに、第 1フラグ、第 2フラグ、第 3フラグ及び除外フラグの初期値として数値「0」をも書き込むことができる。また、この時点では、作業用テ一ブル T161の他の構成要素である項目には、何も書き込まれていない状態である。なお、この段階で書き込まれた番組表示情報は、特定番組表示情報の候補となる番組表示情報であることに注意されたヽ。

[0078] 検索制御部 111は、検索フラグの数値が「0」の場合と同様に、除外条件テーブル T120に記憶されている順序（上位順）に従って、表示の対象外となる番組表示情報を特定し、特定した番組表示情報の除外フラグの値を「1」へと書き換える。また、検索制御部 111は、作業用テーブル T161に記憶され、且つ除外フラグの値が「0」である 1以上の番組表示情報のうち、対象外番組記憶領域に記憶して！/ヽる各番組表示情報と同一の番組表示情報が存在するかを判断するため、番組表示情報の完全一致検索を行う。完全一致検索により検出された番組表示情報に対応する除外フラグを「1」へと書き換える。

[0079] 検索制御部 111は、検索フラグの数値が「0」の場合と同様に、ユーザプロファイル T150と作業用テーブル T161に記憶してヽる各番組表示情報に対応する番組情報とを用いて、除外フラグの値が「0」である番組表示情報に対してお勧め度を算出し、算出したお勧め度を記憶する。次に、検索制御部 111は、検索フラグの数値が「0」の場合と同様に、強調条件テーブル T110と作業用テーブル T161に記憶して、る各番組表示情報に対応する番組情報とを用いて、除外フラグの値が「0」である番組表示情報に対して、強調表示する文字列を抽出し、抽出した文字列を記憶する。

[0080] 検索制御部 111は、作業用テーブル T161の内容を検索結果テーブル T160へ登録する。つまり、検索結果テーブル T160の内容を、作業用テーブル T161の内容へと更新する。

さらに、検索制御部 111は、作業用テーブル T161及び対象外番組記憶領域の内容を消去する。

[0081] これにより、検索制御部 111は、検索結果テーブル T160に登録された番組表示情報のうち、除外フラグの値が「0」の番組表示情報を特定番組表示情報として抽出し、除外フラグの値力「l」である番組表示情報を除外番組表示情報として抽出したこととなる。

(お勧め度の算出の動作）

検索制御部 111は、先ず、作業用テーブル T161に記憶している番組表示情報を 1つ取得し、取得した番組表示情報に対応する除外フラグが「0」であるカゝ否かを判断する。

[0082] 検索制御部 111は、除外フラグが「0」であると判断する場合には、取得した番組表示情報に対応する番組情報を EPG記憶部 101より取得した EPGより取得する。検索制御部 111は、取得した番組情報に含まれる番組表示情報、詳細情報及びジャンルを検索対象として、ユーザプロファイル T150に記憶している各嗜好キーワードのうち、検索対象に含まれる嗜好キーワードを抽出する。検索制御部 111は、検索対象に含まれる嗜好キーワードが抽出されな力つた場合には、その番組表示情報に対応するお勧め度を「0」として、取得した番組表示情報に対応するお勧め度に記憶する。検索制御部 111は、検索対象に含まれる嗜好キーワードを 1以上抽出した場合には、抽出した各嗜好キーワードに対応する重みを取得して、その合計値をその番組表示情報に対応するお勧め度として、取得した番組表示情報に対応するお勧め度に記憶する。

[0083] 検索制御部 111は、除外フラグが「0」でないと判断する場合、及び算出したお勧め度を記憶した場合、作業用テーブル T161より未取得である番組表示情報があるか否かを判断し、未取得である番組表示情報があると判断する場合には、未取得である番組表示情報を 1つ取得して、上記動作を行う。未取得である番組表示情報がな V、、つまり作業用テーブル T161に記憶して、る番組表示情報を全て取得したと判断する場合には、算出の動作を終了する。

[0084] これにより、検索制御部 111は、除外フラグの値が「0」である番組表示情報に対して、お勧め度を算出し、記憶することができる。

(強調文字の抽出の動作）

検索制御部 111は、強調条件テーブル T110より、強調条件を 1つ取得する。取得した強調条件に対応する条件 IDの値力「1」、「2」及び「3」の何れかであるかを判断する。

[0085] <条件 IDの値力「1」の場合 >

検索制御部 111は、条件 IDの値が「1」であると判断する場合には、時計部 110から現在日時を取得する。検索制御部 111は、キーワード管理テーブル T100から、取得した現在日時が有効期間内であり、且つ差分「現在日時一有効期間の開始日時」力所定の日数 (本実施の形態では、 3日）以内である検索キーワードを全て取得する。ここで、有効期間が「指定なし」である場合には、差分「現在日時」とし、有効期間力 S「年」のみで示されている場合には、その有効期間の開始日時の月日を「1月 1日」とする。例えば、有効期間が「2004年」である場合には、その有効期間の開始日時は、「2004年 1月 1日」となる。

[0086] 検索制御部 111は、作業用テーブル T161に記憶している番組表示情報を 1つ取得し、取得した番組表示情報に対応する除外フラグが「0」であるカゝ否かを判断する。検索制御部 111は、除外フラグが「0」であると判断する場合には、取得した番組表示情報に対して、キーワード管理テーブル T100から取得した各検索キーワードのうち 1以上の検索キーワードを含むカゝ否かを判断する。検索キーワードを含むと判断する場合には、取得した番組表示情報に対応する第 1フラグを「1」へと書き換え、取得した番組表示情報より、検索キーワードと同一の文字列を抽出し、抽出した文字列を第 1文字列へ記憶する。ここで、文字列を複数抽出した場合には、抽出した各文字列を「，」（カンマ)で区切って記憶する。

[0087] 検索制御部 111は、除外フラグが「0」でないと判断する場合、検索キーワードを含まな、と判断する場合及び抽出した文字列を第 1文字列へ記憶した場合、作業用テ一ブル T161より未取得である番組表示情報がある力否かを判断し、未取得である番組表示情報があると判断する場合には、未取得である番組表示情報を 1つ取得して、上記動作を行う。未取得である番組表示情報がない、つまり作業用テーブル T1 61に記憶して、る番組表示情報を全て取得したと判断する場合には、未取得の強調条件がある力否かを判断し、未取得の強調条件があると判断する場合には、未取得の強調条件を取得して、強調文字の記憶の動作を行う。

[0088] <条件 IDの値が「2」の場合 >

検索制御部 111は、条件 IDの値が「2」であると判断する場合には、時計部 110から現在日時を取得する。検索制御部 111は、キーワード管理テーブル T100から、取得した現在日時が有効期間内である検索キーワードを全て取得する。

検索制御部 111は、作業用テーブル T161に記憶して、る番組表示情報を 1つ取得し、取得した番組表示情報に対応する除外フラグが「0」であるカゝ否かを判断する。

[0089] 検索制御部 111は、除外フラグが「0」であると判断する場合には、取得した番組表示情報に対して、キーワード管理テーブル T100から取得した各検索キーワードのうち 1以上の検索キーワードを含むカゝ否かを判断する。検索キーワードを含むと判断する場合には、取得した番組表示情報に対応する第 2フラグを「1」へと書き換え、取得した番組表示情報より、検索キーワードと同一の文字列を抽出し、抽出した文字列を第 2文字列へ記憶する。ここで、文字列を複数抽出した場合には、抽出した各文字列を「，」で区切って記憶する。

[0090] 検索制御部 111は、除外フラグが「0」でないと判断する場合、検索キーワードを含まな、と判断する場合及び抽出した文字列を第 2文字列へ記憶した場合、作業用テ一ブル T161より未取得である番組表示情報がある力否かを判断し、未取得である番組表示情報があると判断する場合には、未取得である番組表示情報を 1つ取得して、上記動作を行う。未取得である番組表示情報がない、つまり作業用テーブル T1 61に記憶して、る番組表示情報を全て取得したと判断する場合には、未取得の強調条件がある力否かを判断し、未取得の強調条件があると判断する場合には、未取得の強調条件を取得して、強調文字の記憶の動作を行う。

[0091] <条件 IDの値が「3」の場合 >

検索制御部 111は、作業用テーブル T161に記憶して、る番組表示情報を 1つ取得し、取得した番組表示情報に対応する除外フラグが「0」であるカゝ否かを判断する。検索制御部 111は、除外フラグが「0」であると判断する場合には、取得した番組表示情報に対応する番組情報を EPG記憶部 101より取得する。取得した番組表示情報の番組コンテンツが、長時間番組である力否力、つまり放送時間が 1時間以上である力否かを、取得した番組情報に含まれる放送開始及び終了時間を用いて判断し、当該番組コンテンツが長時間番組であると判断する場合には、取得した番組表示情報に対応する第 3フラグを「1」へと書き換え、取得した番組表示情報を第 3文字列へ記憶する。ここで、番組表示情報が番組名力なる場合には、第 3文字列へ記憶する文字列は、番組名のみとなる。

[0092] 検索制御部 111は、除外フラグが「0」でないと判断する場合、取得した番組表示情報に含まれる番組名に対応する番組コンテンツが長時間番組でな!ヽと判断する場合及び抽出した番組表示情報を第 3文字列へ記憶した場合、作業用テーブル T161より未取得である番組表示情報がある力否かを判断し、未取得である番組表示情報があると判断する場合には、未取得である番組表示情報を 1つ取得して、上記動作を行う。未取得である番組表示情報がない、つまり作業用テーブル T161に記憶している番組表示情報を全て取得したと判断する場合には、未取得の強調条件がある力否かを判断し、未取得の強調条件があると判断する場合には、未取得の強調条件を取得して、強調文字の記憶の動作を行う。

[0093] (12)表示制御部 112

表示制御部 112は、モニタ 20にて表示される検索結果及び EPGの表示に係る制御を行う。また、表示制御部 112は、モニタ 20にて表示される検索結果及び EPGに基づいた番組指定による録画予約の登録に係る制御を行う。表示制御部 112は、検索結果を表示する場合には、検索結果テーブル T160に記憶されている各登録情報に含まれる除外フラグの値と、第 1、第 2及び第 3強調条件と、お勧め度の値に応じた背景色及び文字色に基づいて、リスト形式による表示（以下、「リスト表示」という。）及びテレビ欄形式による表示（以下、「テレビ欄表示」という。 )を行う。

[0094] リスト表示にて表示されるリスト T180は、図 9に示すように、番号、番組、開始時間、終了時間及び CH番号力なる組を 1以上含んでいる。

番号はお勧め度の順位を示し、番組は番組表示情報を示し、開始時間及び終了時間は番組表示情報に含まれる番組名に対応する番組コンテンツの放送開始日時及び放送終了日時を示す。 CH番号は、当該番糸且コンテンツが放送されるチャンネル番号を示す。ここで、リスト T180において、太枠で囲まれた番組は、ユーザが選択した番組であることを示している。なお、リスト T180においては、背景色及び文字色の使い分けを行っていないが、番号、番組、開始時間、終了時間及び CH番号からなる組は、それぞれお勧め度に値に応じた背景色及び文字色にて表示されて、るものとする。

[0095] テレビ欄表示にて表示されるテレビ欄 T190は、表示対象となる日付及び曜日を示す対象日欄 T191と縦軸を時刻、横軸をチャンネル番号とした結果表 T192とから構成され、結果表 T192は、お勧め度の順位を示す番号と、番組表示情報を示す番組と力もなる組を 1以上表示し、リスト T180と同様に、ユーザが選択した番組を識別するために、選択された番組は太枠で囲まれている。なお、リスト T180と同様に、テレビ欄 T190においては、背景色及び文字色の使い分けを行っていないが、番号及び番組は、それぞれお勧め度に値に応じた背景色及び文字色にて表示されているものとする。

[0096] なお、 EPGの画面イメージは、公知であるため、省略するが、 EPGの表示においても、リスト表示と同様に、ユーザが選択した番組を識別するために、選択された番組は太枠で囲まれているものとする。なお、以降では、太枠で囲まれた番組を選択番組という。

以下に、表示に係る制御と、録画予約に係る制御とについて説明する。 (表示に係る制御）

表示制御部 112は、指示受付部 113より、選択番組の変更を示す変更命令を受け取る。変更命令には、上に 1つ、下に 1つ、右に 1つ及び左に 1つ移動を示す情報のうち何れかの情報が含まれる。表示制御部 112は、受け取った変更命令に含まれる情報に基づいて、選択番組を変更して表示する。変更命令に含まれる情報が、上に 1つ移動を示す情報である場合には、現在選択番組として表示されてヽる番組より 1 つ上の番組を選択番組として表示する。

[0097] 表示制御部 112は、 EPGの表示を指示する EPG表示命令を受け取ると、 EPGを E PG記憶部 101より取得して、取得した EPGを表示する。なお、 EPGの表示については、公知であるため、説明は省略する。

以下、リスト表示を行う場合及びテレビ欄表示を行う場合に分けて、説明する。

<リスト表示を行う場合 >

表示制御部 112は、指示受付部 113より、リスト表示による検索結果の表示を指示する第 1検索結果表示命令を受け取ると、時計部 110より現在時刻を取得する。表示制御部 112は、検索結果テーブル T160より除外フラグの値が「0」であり、且つ取得した現在時刻以降に放送が開始される番組名を含む登録情報を全て取得する。

[0098] 取得した全ての登録情報に対して、ソート条件テーブル T130に記憶されているソート条件及び順序を優先度の高い順に適用して、ソートを行う。つまり、取得した全ての登録情報に対して、先ず、お勧め度をキーとして、降順となるように、登録情報をソートし、お勧め度の値が同じである複数の登録情報に対しては、開始日時をキーとして、昇順となるようにソートし、さらに、お勧め度の値が同じ、且つ開始日時が同じである複数の登録情報に対しては、さらに、 CH番号をキーとして、昇順となるようにソートする。

[0099] 表示制御部 112は、ソートされた各登録情報に対して、上位から順にお勧め度の順位を示す番号を付加する。

表示制御部 112は、各登録情報に含まれる第 1、第 2及び第 3強調条件に基づいて、強調する文字列の設定を行う。

表示制御部 112は、各登録情報に含まれるお勧め度の値と色管理テーブル T170 に基づいて、表示する際の背景色及び文字色を設定する。

[0100] 表示制御部 112は、順位を示す番号、番組、開始時間、終了時間及び CH番号からなる組全てから、順位を示す番号順となるように、設定された各情報 (強調する文字列、背景色及び文字色）に基づいて、リスト T180を生成して、生成したリスト T180を、出力部 116を介してモニタ 20へ出力する。このとき、初期表示にて示される選択番組は、番号が「1」である番組である。

[0101] <テレビ欄表示を行う場合 >

表示制御部 112は、指示受付部 113より、テレビ欄表示による検索結果の表示を指示する第 2検索結果表示命令を受け取ると、さらに、指示受付部 113より、ユーザから表示対象となる対象日付を受け取る。ここで、対象日付は、年月日からなる日付である。

表示制御部 112は、受け取った対象日付と時計部 110とを用いて、対象日付の曜日を示す対象曜日を取得する。

[0102] 表示制御部 112は、検索結果テーブル T160より除外フラグの値が「0」であり、且つ受け取った対象日付に放送される番組表示情報を含む登録情報を全て取得する表示制御部 112は、取得した全ての登録情報に対して、第 1検索結果表示命令を受け取った場合と同様に、ソート、お勧め度の順位を示す番号の付加、各登録情報に含まれる第 1、第 2及び第 3強調条件に基づいて、強調する文字列の設定、及び各登録情報に含まれるお勧め度の値と色管理テーブル T170に基づいて、表示する際の背景色及び文字色を設定する。

[0103] 表示制御部 112は、順位を示す番号、番組、放送開始時間、放送終了時間及び C H番号からなる組全てから、設定された各情報 (強調する文字列、背景色及び文字色）に基づいて、結果表 T192を生成し、生成した結果表 T192と、受け取った対象日時及び取得した対象曜日とを用いて、テレビ欄 T190を生成して、生成したテレビ欄 T190を、出力部 116を介してモニタ 20へ出力する。このとき、初期表示にて示される選択番組は、順位を示す番号が「1」である番組である。

[0104] (録画予約に係る制御）表示制御部 112は、番組指定による録画予約の指示を示す録画予約命令を指示受付部 113より受け取ると、現在、ユーザより選択された選択番組にて示される番組表示情報を含む登録情報より、番組表示情報に含まれる番組名、開始日時、終了日時及び CH番号を取得する。

[0105] 表示制御部 112は、取得した開始日時、終了日時及び CH番号からなる予約情報を生成し、生成した予約情報と、録画予約の登録を指示する録画予約登録命令とを処理部 115へ出力する。また、表示制御部 112は、取得した番組名、開始日時、終了日時及び CH番号力もなる組と、番組名を履歴管理テーブル T140への登録を指示する履歴登録命令とを情報登録部 114へ出力する。

[0106] (13)指示受付部 113

指示受付部 113は、ユーザより検索結果をリスト表示にて表示する指示を受け付けると、表示制御部 112へ第 1検索結果表示命令を出力する。

指示受付部 113は、ユーザより検索結果をテレビ欄表示にて表示する指示を受け付けると、表示制御部 112へ第 2検索結果表示命令を出力し、さらに、対象日付を受け取り、受け取った対象日付を表示制御部 112へ出力する。

[0107] 指示受付部 113は、 EPGを表示する指示を受け付けると、表示制御部 112へ EPG 表示命令を出力する。

指示受付部 113は、番組指定による録画予約の指示を受け付けると、録画予約命令を表示制御部 112へ出力する。

指示受付部 113は、選択番組の変更の指示を受け付けると、変更命令を表示制御部 112へ出力する。

[0108] (14)情報登録部 114

情報登録部 114は、番組指定により録画予約された番組を履歴管理テーブル T14 0への書き込み、及びユーザプロファイル T150の更新を行う。

情報登録部 114は、表示制御部 112から番組名、開始日時、終了日時及び CH番号力なる組と、履歴登録命令とを受け取ると、受け取った番組名を履歴管理テープノレ T140へ書き込む。

[0109] 情報登録部 114は、 EPG記憶部 101より、受け取った番組名、開始日時、終了日時及び CH番号と一致する番組情報を取得し、取得した番組情報からユーザプロフアイル T150へ登録する嗜好キーワードを全て抽出する。情報登録部 114は、抽出した全ての嗜好キーワードに対して重みを算出する。

情報登録部 114は、抽出した嗜好キーワード及びその嗜好キーワードに対応する重みとをユーザプロファイル T150へ書き込み、ユーザプロファイル T150の更新を行う。情報登録部 114は、抽出した嗜好キーワード力既にユーザプロファイル T150に記憶されている場合には、記憶されている嗜好キーワードに対応する重みを、算出された重みへと変更する。

[0110] なお、嗜好キーワードの抽出及び重みの算出については、特許文献「特許第 3351 058号」にて開示されているため、詳細な説明は省略する。

(15)処理部 115

処理部 115は、予約情報を記憶する予約情報記憶領域を有している。処理部 115は、当該番組検索装置 100にて受信した番組コンテンツの録画処理、当該番組検索装置 100にて受信した番組コンテンッをモニタ 20へ出力する出力処理、及び当該番組検索装置 100に装着された記録媒体 30に記録された番組コンテンッの再生処理を行う。

[0111] 録画処理は、ユーザの指示による録画と録画予約による録画とを含む。録画予約には、ユーザが録画の開始及び終了時刻を指定して録画の予約を行う場合と、ユーザがモニタ 20にて表示された検索結果及び EPGを用いて、番組指定よる録画の予約を行う場合とがある。

処理部 115は、表示制御部 112より予約情報と録画予約登録命令とを受け取ると、受け取った予約情報を予約情報記憶領域へ記憶する。

[0112] 処理部 115は、時計部 110を用いて、予約情報記憶領域にて記憶している予約情報を確認することにより、録画を開始するカゝ否かを判断する。

録画を開始すると判断する場合、つまり時刻が予約情報に含まれる開始日時と一致する判断する場合には、処理部 115は、録画を開始し、予約情報に含まれる終了日時となるまで、録画を行う。処理部 115は、録画開始から終了までの間、予約情報に含まれる CH番号にて示されるチャンネル番号にて放送されている番組コンテンツを、受信部 108を介して受け取り、受け取った番糸且コンテンツを、当該番組検索装置 100に装着されてヽる記録媒体 30へ録画する。

[0113] なお、ここでは、ユーザが録画の開始及び終了時刻を指定することにより録画予約を登録する動作、ユーザ指定による録画処理、出力処理及び再生処理についても、公知技術であるため、説明は省略する。

(16)出力部 116

出力部 116は、表示制御部 112及び処理部 115より情報を受け取り、受け取った情報をモニタ 20へ出力する。

[0114] 出力部 116にて、表示制御部 112より受け取る情報は、検索結果を表示する際の情報（リスト T180及びテレビ欄 T190)、及び EPGを表示する際の情報 (EPG)である。

出力部 116にて、処理部 115より受け取る情報は、当該番組検索装置 100にて受信した番組コンテンッ、及び当該番組検索装置 100に装着された記録媒体 30に記録された番組コンテンツである。

[0115] (17)入出力部 117

入出力部 117は、処理部 115と、当該番組検索装置 100に装着された記録媒体 3 0との間において、番組コンテンツの入出力を行う。

3.番組検索装置 100の動作

ここでは、番組検索装置 100の動作について、説明する。

[0116] (1)検索処理の動作

ここでは、検索制御部 111にて行う検索処理の動作について、図 11に示す流れ図を用いて、説明する。

検索制御部 111は、 EPG登録部 109から検索命令を受け取ると、時計部 110から現在の日時を取得し、取得した現在日時を用いて、検索に使用することができる検索キーワードをキーワード記憶部 102のキーワード管理テーブル T100より取得する (ステップ S 5)。

[0117] 検索制御部 111は、検索フラグが「0」であるか否かを判断する (ステップ S 10)。

検索制御部 111は、検索フラグが「0」であると判断する場合には (ステップ S 10における「YES」）、検索フラグの値を「 1」へと変更し (ステップ S 15)、 EPG記憶部 101 より 2週間分の番組情報を取得する (ステップ S20)。

[0118] 検索制御部 111は、取得した 2週間分の番組情報に含まれる番組表示情報を検索対象とし、キーワード記憶部 102より取得した 1以上の検索キーワードを含む部分一致検索を行い (ステップ S25)、検索キーワードと部分一致する番組表示情報と、当該番組の放送開始及び終了時間と、チャンネル番号とを取得し、検索制御部 111は、取得した番組表示情報と、放送開始及び終了時間と、チャンネル番号とからなる組全てを作業用テーブル T161の対応する番組、開始日時、終了日時、 CH番号の項目へ書き込み、さらに、第 1フラグ、第 2フラグ、第 3フラグ及び除外フラグの初期値として数値「0」をも書き込む (ステップ S 30)。

[0119] 検索制御部 111は、第 1除外処理を実行することにより、表示の対象外となる番組表示情報を特定する (ステップ S40)。

検索制御部 111は、検索フラグが「0」でな、と判断する場合には (ステップ S 10における「NO」 )、検索結果テーブル T160より除外フラグ力「1」である番組表示情報を全て取得し、取得した各番組表示情報を対象外番組記憶領域へ記憶する (ステップ S45)。

[0120] 検索制御部 111は、 EPG記憶部 101より 1週間分の番組情報を取得する (ステップ S50)。

検索制御部 111は、取得した 1週間分の番組情報に含まれる番組表示情報を検索対象とし、キーワード記憶部 102より取得した 1以上の検索キーワードを含む部分一致検索を行い (ステップ S55)、検索キーワードと部分一致する番組表示情報と、当該番組の放送開始及び終了時間と、チャンネル番号とを取得し、検索制御部 111は、取得した番組表示情報と、放送開始及び終了時間と、チャンネル番号とからなる組全てを作業用テーブル T161の対応する番組、開始日時、終了日時、 CH番号の項目へ書き込み、さらに、第 1フラグ、第 2フラグ、第 3フラグ及び除外フラグの初期値として数値「0」をも書き込む (ステップ S60)。

[0121] 検索制御部 111は、第 2除外処理を実行することにより、表示の対象外となる番組表示情報を特定する (ステップ S65)。検索制御部 111は、第 1除外処理及び第 2除外処理の何れかを実行した後、お勧め度算出処理を実行することにより、表示対象である番組表示情報に対応するお勧め度を算出し、算出したお勧め度を記憶する (ステップ S70)。次に、検索制御部 11 1は、強調処理を実行することにより、強調表示する文字列を抽出し、抽出した文字列を記憶する (ステップ S75)。

[0122] 検索制御部 111は、作業用テーブル T161の内容を検索結果テーブル T160へ書き込む (ステップ S80)。なお、このとき、検索制御部 111は、作業用テーブル T161 の内容を消去し、対象外番組記憶領域に表示対象外の番組表示情報を記憶してヽる場合には、対象外番組記憶領域の内容をも消去する。

(2)第 1除外処理の動作

ここでは、図 11に示す第 1除外処理の動作について、図 12に示す流れ図を用いて、説明する。

[0123] 検索制御部 111は、先ず、最初の除外条件である「重複」に基づいて、作業用テーブル T161に記憶されている 1以上の番組表示情報のうち、同一の番組表示情報が存在するかを判断するため、番組表示情報の完全一致検索を行う（ステップ S 150)。検索制御部 111は、完全一致検索により検出された番組表示情報に対応する除外フラグを「 1」へ変更する（ステップ S 155)。

[0124] 検索制御部 111は、形態情報「再」を含む番組表示情報が作業用テーブル T161 に存在するか否か、つまり再放送番組名が作業用テーブル T161に存在するか否かを判断し (ステップ S 160)、存在すると判断する場合には (ステップ S 160における「Y ESj )、作業用テーブル T161に記憶されてヽる再放送番組名を全て取得する (ステップ S165)。検索制御部 111は、録画番組履歴記憶部 104に記憶されている録画予約された番組名と同一番組名が、再放送番組名として存在するかを判断するため、録画番組履歴記憶部 104に記憶されて 1、る録画予約された番組名と一致する再放送番組名の検索を行う（ステップ S170)。検索により検出された再放送番組名を含む番組表示情報に対応する除外フラグを「 1」へ変更する (ステップ S 175)。

[0125] 検索制御部 111は、再放送番組名が作業用テーブル T161に存在しないと判断する場合には (ステップ S160における「NO」）、処理を終了する。 (3)第 2除外処理の動作

ここでは、図 11に示す第 2除外処理の動作について、図 13に示す流れ図を用いて、説明する。

[0126] 検索制御部 111は、作業用テーブル T161に記憶されている 1以上の番組表示情報のうち、同一の番組表示情報が存在するかを判断するため、番組表示情報の完全一致検索を行い (ステップ S200)、ステップ S200にて検出された番組表示情報に対応する除外フラグを「 1」へ変更する (ステップ S 205)。

次に、検索制御部 111は、作業用テーブル T161と対象外番組記憶領域とを用いて、番組表示情報の完全一致検索を行い (ステップ S210)、ステップ S210にて検出された番組表示情報に対応する除外フラグを「1」へ変更する (ステップ S215)。

[0127] 検索制御部 111は、再放送番糸且名が作業用テーブル T161に存在するか否かを判断し (ステップ S220)、存在すると判断する場合には (ステップ S220における「YE Sj )、作業用テーブル T161に記憶されてヽる再放送番組名を全て取得する (ステツプ S225)。検索制御部 111は、録画番組履歴記憶部 104に記憶されている録画予約された番組名と同一番組名が、再放送番組名として存在するかを判断するため、録画番組履歴記憶部 104に記憶されて 1、る録画予約された番組名と一致する再放送番組名の検索を行う（ステップ S230)。検索により検出された再放送番組名を含む番組表示情報に対応する除外フラグを「 1」へ変更する (ステップ S 235)。

[0128] 検索制御部 111は、再放送番組名が作業用テーブル T161に存在しないと判断する場合には (ステップ S220における「NO」 )、処理を終了する。

(4)お勧め度算出処理の動作

ここでは、図 11に示すお勧め度算出処理の動作について、図 14に示す流れ図を用いて、説明する。

[0129] 検索制御部 111は、作業用テーブル T161に記憶している番糸且表示情報を 1つ取得し (ステップ S250)、取得した番組表示情報に対応する除外フラグが「0」であるか否かを判断する (ステップ S255)。

検索制御部 111は、除外フラグが「0」であると判断する場合には (ステップ S255における「YES」）、取得した番組表示情報を含む番組情報を EPG記憶部 101より取得する (ステップ S260)。検索制御部 111は、取得した番組情報に含まれる番組表示情報、詳細情報及びジャンルを検索対象として、ユーザプロファイル T150に記憶している各嗜好キーワードのうち、検索対象に含まれる嗜好キーワードを抽出し、抽出した各嗜好キーワードに対応する重みを取得して、その合計値をその番組表示情報に対応するお勧め度として、取得した番組表示情報に対応するお勧め度に記憶する (ステップ S265)。なお、検索制御部 111は、検索対象に含まれる嗜好キーワードが抽出されなかった場合には、その番組表示情報に対応するお勧め度を「0」として、取得した番組表示情報に対応するお勧め度に記憶する。

[0130] 検索制御部 111は、除外フラグが「0」でな、と判断する場合 (ステップ S255における「NO」）、及びステップ S265を実行した後、作業用テーブル T161より未取得である番組表示情報があるか否かを判断し (ステップ S270)、未取得である番組表示情報があると判断する場合には (ステップ S270における「YES」）、未取得である番組表示情報を 1つ取得し (ステップ S275)、ステップ S255へ戻る。検索制御部 111は、未取得である番組表示情報がな、、つまり作業用テーブル T161に記憶して、る番組表示情報を全て取得したと判断する場合には (ステップ S270における「NO」 )、処理を終了する。

[0131] (5)強調処理の動作

ここでは、図 11に示す強調処理の動作について、図 15及び図 16に示す流れ図を用いて、説明する。

検索制御部 111は、強調条件テーブル T110より、強調条件を 1つ取得する (ステツプ S300)。

[0132] 検索制御部 111は、取得した強調条件に対応する条件 IDの値力「l」である力否かを判断する (ステップ S305)。

条件 IDの値力「l」であると判断する場合には (ステップ S305における「YES」）、時計部 110から現在日時を取得する (ステップ S310)。検索制御部 111は、キーワード管理テーブル T100から、取得した現在日時が有効期間内であり、且つ差分「現在日時一有効期間の開始日時」が所定の日数 (本実施の形態では、 3日）以内である検索キーワードを全て取得する（ステップ S315)。 [0133] 検索制御部 111は、作業用テーブル T161に記憶している番糸且表示情報を 1つ取得し (ステップ S320)、取得した番組表示情報に対応する除外フラグが「0」であるか否かを判断する (ステップ S325)。

検索制御部 111は、除外フラグが「0」であると判断する場合には (ステップ S325における「YES」）、取得した番組表示情報に対して、キーワード管理テーブル T100から取得した各検索キーワードのうち 1以上の検索キーワードを含むか否かを判断する (ステップ S330)。検索キーワードを含むと判断する場合には (ステップ S330における「YES」）、取得した番組表示情報に対応する第 1フラグを「1」へ変更し (ステップ S 335)、取得した番組表示情報より、検索キーワードと同一の文字列を抽出し、抽出した文字列を第 1文字列へ記憶する (ステップ S340)。

[0134] 検索制御部 111は、除外フラグが「0」でな、と判断する場合 (ステップ S325における「NO」）、検索キーワードを含まないと判断する場合 (ステップ S330における「NO」 )及びステップ S340を実行した後、作業用テーブル T161より未取得である番組表示情報がある力否かを判断し (ステップ S345)、未取得である番組表示情報があると判断する場合には (ステップ S345における「YES」 )、未取得である番組表示情報を 1つ取得し (ステップ S350)、ステップ S325へ戻る。未取得である番組表示情報がな V、、つまり作業用テーブル T161に記憶して、る番組表示情報を全て取得したと判断する場合には (ステップ S345における「NO」）、未取得の強調条件がある力否かを判断し (ステップ S355)、未取得の強調条件があると判断する場合には (ステップ S 355における「YES」）、未取得の強調条件を取得し (ステップ S360)、ステップ S30 5へ戻る。検索制御部 111は、未取得の強調条件がないと判断する場合には (ステツプ S355における「NO」）、処理を終了する。

[0135] 検索制御部 111は、条件 IDの値が「1」でな、と判断する場合には (ステップ S305 における「NO」）、条件 IDの値が「2」であるか否かを判断する (ステップ S365)。条件 IDの値が「2」であると判断する場合には (ステップ S365における「YES」）、時計部 1 10から現在日時を取得する (ステップ S370)。検索制御部 111は、キーワード管理テーブル T100から、取得した現在日時が有効期間内である検索キーワードを全て取得する（ステップ S375)。 [0136] 検索制御部 111は、作業用テーブル T161に記憶している番糸且表示情報を 1つ取得し (ステップ S380)、取得した番組表示情報に対応する除外フラグが「0」であるか否かを判断する (ステップ S385)。

検索制御部 111は、除外フラグが「0」であると判断する場合には (ステップ S385における「YES」）、取得した番組表示情報に対して、キーワード管理テーブル T100から取得した各検索キーワードのうち 1以上の検索キーワードを含むか否かを判断する (ステップ S390)。検索キーワードを含むと判断する場合には (ステップ S390における「YES」）、取得した番組表示情報に対応する第 2フラグを「1」へ変更し (ステップ S 395)、番組表示情報より、検索キーワードと同一の文字列を抽出し、抽出した文字列を第 2文字列へ記憶する (ステップ S400)。

[0137] 検索制御部 111は、除外フラグが「0」でな、と判断する場合 (ステップ S385における「NO」）、検索キーワードを含まないと判断する場合 (ステップ S390における「NO」 )及びステップ S400を実行した後、作業用テーブル T161より未取得である番組表示情報がある力否かを判断し (ステップ S405)、未取得である番組表示情報があると判断する場合には (ステップ S405における「YES」 )、未取得である番組表示情報を 1つ取得し (ステップ S410)、ステップ S385へ戻る。未取得である番組表示情報がな V、、つまり作業用テーブル T161に記憶して、る番組表示情報を全て取得したと判断する場合には (ステップ S405における「NO」）、ステップ S355以降の動作を行う。

[0138] 検索制御部 111は、条件 IDの値が「2」でな、と判断する場合には (ステップ S365 における「NO」 )、作業用テーブル T161に記憶して、る番組表示情報を 1つ取得し (ステップ S415)、取得した番組表示情報に対応する除外フラグが「0」であるカゝ否かを判断する (ステップ S420)。

検索制御部 111は、除外フラグが「0」であると判断する場合には (ステップ S420における「YES」）、取得した番組表示情報を含む番組情報を EPG記憶部 101より取得し、取得した番組表示情報の番組コンテンツ力長時間番組であるか否か、つまり放送時間が 1時間以上であるか否かを、番組情報に含まれる放送開始及び終了時間を用いて判断する (ステップ S425)。

[0139] 検索制御部 111は、取得した番組表示情報の番組コンテンツが長時間番組であると判断する場合には (ステップ S425における「YES」 )、取得した番組表示情報に対応する第 3フラグを「1」へ変更し (ステップ S430)、取得した番組表示情報を第 3文字列へ記憶する（ステップ S435)。

検索制御部 111は、除外フラグが「0」でないと判断する場合 (ステップ S420における「NO」 )、取得した番組表示情報の番組コンテンツが長時間番組でなヽと判断する場合 (ステップ S425における「NO」 )及びステップ S435を実行した後、作業用テーブル T161より未取得である番組表示情報がある力否かを判断し (ステップ S440)、未取得である番組表示情報があると判断する場合には (ステップ S440における「YE S」）、未取得である番組表示情報を 1つ取得し (ステップ S445)、ステップ S420へ戻る。未取得である番組表示情報がない、つまり作業用テーブル T161に記憶している番組表示情報を全て取得したと判断する場合には (ステップ S440における「NO」 )、ステップ S355以降の動作を行う。

[0140] (6)リスト表示処理の動作

ここでは、表示制御部 112にて行われるリスト表示処理の動作について、図 17に示す流れ図を用いて、説明する。

表示制御部 112は、指示受付部 113より、リスト表示による検索結果の表示を指示する第 1検索結果表示命令を受け取ると (ステップ S500)、時計部 110より現在時刻を取得する (ステップ S505)。表示制御部 112は、検索結果テーブル T160より除外フラグの値が「0」であり、且つ取得した現在時刻以降に放送が開始される番組表示情報を含む登録情報を全て取得する (ステップ S510)。

[0141] 取得した全ての登録情報に対して、ソート条件テーブル T130に記憶されているソート条件及び順序を優先度の高い順に適用して、ソートを行う（ステップ S515)。表示制御部 112は、ソートされた各登録情報に対して、上位力も順にお勧め度の順位を示す番号を付加する (ステップ S520)。

表示制御部 112は、各登録情報に含まれる第 1、第 2及び第 3強調条件に基づいて、強調する文字列の設定を行う（ステップ S525)。

[0142] 表示制御部 112は、各登録情報に含まれるお勧め度の値と色管理テーブル T170 に基づ!/、て、表示する際の背景色及び文字色を設定する (ステップ S530)。表示制御部 112は、順位を示す番号、番組、開始時間、終了時間及び CH番号からなる組全てから、順位を示す番号順となるように、設定された各情報 (強調する文字列、背景色及び文字色）に基づいて、リスト T180を生成し、生成したリスト T180を、出力部 116を介してモニタ 20へ出力する（ステップ S535)。

[0143] (7)テレビ欄表示処理の動作

ここでは、表示制御部 112にて行われるテレビ欄表示処理の動作について、図 18 に示す流れ図を用いて、説明する。

表示制御部 112は、指示受付部 113より、テレビ欄表示による検索結果の表示を指示する第 2検索結果表示命令を受け取ると、さらに、指示受付部 113より、ユーザから表示対象となる対象日付を受け取る (ステップ S550)。

[0144] 表示制御部 112は、受け取った対象日付と時計部 110とを用いて、対象日付の曜日を示す対象曜日を取得する (ステップ S555)。

表示制御部 112は、検索結果テーブル T160より除外フラグの値が「0」であり、且つ受け取った対象日付に放送される番組表示情報を含む登録情報を全て取得する (ステップ S560)。

[0145] 取得した全ての登録情報に対して、ソート条件テーブル T130に記憶されているソート条件及び順序を優先度の高い順に適用して、ソートを行う（ステップ S565)。表示制御部 112は、ソートされた各登録情報に対して、上位力も順にお勧め度の順位を示す番号を付加する (ステップ S570)。

表示制御部 112は、各登録情報に含まれる第 1、第 2及び第 3強調条件に基づいて、強調する文字列の設定を行う（ステップ S575)。

[0146] 表示制御部 112は、各登録情報に含まれるお勧め度の値と色管理テーブル T170 に基づ!/、て、表示する際の背景色及び文字色を設定する (ステップ S580)。

表示制御部 112は、順位を示す番号、番組、放送開始時間、放送終了時間及び C H番号からなる組全てから、設定された各情報 (強調する文字列、背景色及び文字色）に基づいて、結果表 T192を生成し、生成した結果表 T192と、受け取った対象日時及び取得した対象曜日とを用いて、テレビ欄 T190を生成して、生成したテレビ欄 T190を、出力部 116を介して出力する (ステップ S585)。 [0147] (8)録画予約登録処理の動作

ここでは、番組検索装置 100にて行われる録画予約登録処理の動作について、図 19に示す流れ図を用いて、説明する。

表示制御部 112は、番組指定による録画予約の指示を示す録画予約命令を指示受付部 113より受け取ると (ステップ S600)、現在、ユーザより選択された選択番組を含む登録情報より、番組名、開始日時、終了日時及び CH番号を取得する (ステップ S605)。

[0148] 表示制御部 112は、取得した開始日時、終了日時及び CH番号からなる予約情報を生成し、生成した予約情報と、録画予約登録命令とを処理部 115へ出力する。処理部 115は、表示制御部 112より予約情報と録画予約登録命令とを受け取ると、受け取った予約情報を予約情報記憶領域へ記憶する (ステップ S610)。

表示制御部 112は、取得した番組名、開始日時、終了日時及び CH番号からなる組と、履歴登録命令とを情報登録部 114へ出力する。情報登録部 114は、表示制御部 112から番組名、開始日時、終了日時及び CH番号力なる組と、履歴登録命令とを受け取ると、受け取った番組名を履歴管理テーブル T140へ書き込む (ステップ S 615)。

[0149] 情報登録部 114は、受け取った番組名、開始日時、終了日時及び CH番号と一致する番組情報を、 EPG記憶部 101から取得し、取得した番組情報からユーザプロフアイル T150へ登録する嗜好キーワードを全て抽出する。情報登録部 114は、抽出した全ての嗜好キーワードに対して重みを算出する。情報登録部 114は、抽出した嗜好キーワード及びその嗜好キーワードに対応する重みとをユーザプロファイル T150 へ書き込み、ユーザプロファイル T150の更新を行う（ステップ S620)。

[0150] 4.まとめ

従来、電子番組表から番組を検索する技術として、以下の番組管理装置が開示されている。番組管理装置は、先ず、電子番組表に含まれる全ての番組名から、定期的に放送される番組コンテンツの番組名（以下、「通常番組名」という。）を検索し、次に、検出されていない 1以上の番組名、つまり通常番組名でない 1以上の番組名から、特別番組コンテンツの番組名及び新番組コンテンツの番組名を検索して、る。 [0151] しカゝしながら、特別番組コンテンツの番組名を検索した!/ヽ場合でも、上記の番組管理装置の検索方法では、電子番組表に含まれる全ての番組名カゝら通常番組名の検索を行った後、特別番組コンテンツの番組名の検索を行う必要がある。つまり、上記の検索方法は、特別番組コンテンツの番組名を検索したい場合でも、常に、電子番組表に含まれる全ての番組名カゝら通常番組名を検索しなければならず、得策な方法であるとは言い難い。

[0152] 上記において説明したように、本発明の番糸且検索装置は、検索キーワードを用いて、特定の番組コンテンツに対応する番組名を含む番組表示情報の検索を行い、さらに、除外条件を用いて、検出された番組表示情報より表示対象外となる番組表示情報の検索、つまり除外番組表示情報の検索を行い、検索により検出された表示対象外の番組表示情報を表示対象外として記憶している。これは、全ての番組情報から、先ず、定期的に放送される番組コンテンツの番組表示情報を検索にて検出する必要力いことを示している。これにより、従来の検索方法よりも簡単な方法を提供することがでさる。

[0153] また、検索キーワードに、検索に使用できる有効期間を対応付けることにより、例えば、番組改変期のみに、検索キーワードを有効とし、番組改変期の時期でない場合には、検索キーワードを無効とすることができる。例えば、番組改変期の時期を有効期間として、検索キーワードを「新」とすると、新番組コンテンツを示す番組表示情報を検出することができる。なぜなら、新番組コンテンツを示す番組表示情報に含まれる形態情報には、新番組であることを示す文字列「新」が記録されてヽるカゝらである。

[0154] また、表示する番糸且表示情報に含まれる文字列のうち検索キーワードと一致する文字列を強調表示することにより、ユーザに対して、表示している番糸且表示情報がどのような検索キーワードにより検出されたかを視覚的に示すことができる。

また、表示する番糸且表示情報を、その番糸且表示情報のお勧め度に応じてソートして表示することにより、ユーザの嗜好にあった順序で番組表示情報を表示することができる。

[0155] また、表示する番糸且表示情報を算出したお勧め度に応じて、文字色及び背景色を変えて表示することにより、ユーザに対して、その番組表示情報に対する番組コンテンッのお勧め度を視覚的に示すことができる。

本発明は、電子番組表力現時点に相応する番組を検索する番組検索装置であつて、放送される番組を表す番組表示情報を 1以上含む電子番組表を記憶して、る番糸且表記憶手段と、抽出キーワードと、対応する有効期間とを記憶しているキーヮード記憶手段と、現在の時刻を取得する時刻取得手段と、取得した現在時刻を含む有効期間に対応する抽出キーワードを前記キーワード記憶手段力読み出し、読み出した抽出キーワードを含む番組表示情報を、前記電子番組表から 1以上抽出する抽出手段とを備えることを特徴とする。

[0156] 従来技術を用いて、テレビ番組の検索を行う場合には、従来のキーワード検索を利用することはは、必ずしも便利であるとは言えない。なぜなら、テレビ番組は、季節毎に変わったり、月毎に変わったり、不定期に特別番組が挿入されたりするので、普遍的なキーワードは存在しない。普遍的なキーワードで検索すると、不所望なテレビ番組ば力り検索したりして、検索精度が落ちる。そこで、本発明の番組検索装置は、抽出キーワードに有効期間を設けたので、従来より精度の高い検索を行うことができる

[0157] また、本発明は、放送される番組を示す番組表示情報を 1以上含む電子番組表から番組表示情報を検索する番組検索装置であって、電子番組表を記憶して、る番組表記憶手段と、前記電子番組表から、特定の番組を表す文字列を含む番組表示情報を抽出する第 1抽出手段と、前記第 1抽出手段にて抽出した番組表示情報の中から、定期的に放送される番組を示す定期番組表示情報を抽出し、残りの番組表示情報を特別番組表示情報として抽出する第 2抽出手段とを備えることを特徴とする。

[0158] この構成によると、番組検索装置は、特定の番組を表す文字列用いて、 1以上の番組表示情報を抽出し、抽出した 1以上の番組表示情報から、定期番組表示情報と、特別番組表示情報とを分けて抽出することができる。これにより、定期番組表示情報と、特別番組表示情報とを分けて取り扱うことができる。

5.検索結果の表示の変形例

ここでは、検索結果の表示に係る変形例について説明する。

[0159] 5. 1 背景色を変えて表示上記実施の形態では、お勧め度の値に応じて、背景色及び文字色を変更したが、これに限定されない。

有効期間内のキーワードを含む番組表示情報の背景色及び文字色を変更してもよい。

このときの番組検索装置 100aの構成について説明する。

[0160] 番組検索装置 100aは、図 20に示すように、 EPG記憶部 101、キーワード記憶部 1 02、条件記憶部 103、録画番組履歴記憶部 104、ユーザプロファイル記憶部 105、検索結果記憶部 106、表示色管理部 107a、受信部 108、 EPG登録部 109、時計部 110、検索制御部 111、表示制御部 112a、指示受付部 113、情報登録部 114、処理部 115、出力部 116及び入出力部 117から構成されている。

[0161] 番糸且検索装置 100aは、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM、 RAM,ハードデイスクユニットなど力も構成されるコンピュータシステムである。前記 ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプ口セッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、番糸且検索装置 100aは、その機能を達成する。

[0162] なお、表示色管理部 107a及び表示制御部 112a以外の構成要素である EPG記憶部 101、キーワード記憶部 102、条件記憶部 103、録画番組履歴記憶部 104、ユーザプロファイル記憶部 105、検索結果記憶部 106、受信部 108、 EPG登録部 109、時計部 110、検索制御部 111、指示受付部 113、情報登録部 114、処理部 115、出力部 116及び入出力部 117は、上記実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。

[0163] (1)表示色管理部 107a

表示色管理部 107aは、表示色管理部 107と同様に、色管理テーブル T170を有している。

色管理テーブル T170は、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。表示色管理部 107aは、さらに、キーワード色管理テーブルを有している。キーヮード色管理テーブルは、文字色と背景色とからなる組を 1つ記憶する領域を有して、る [0164] 文字色は、表示する文字の色を示し、背景色は、表示する文字に対する背景の色を示す。

ここでは、例えば、文字色は、「赤」であり、背景色は「白」である。

(2)表示制御部 112a

表示制御部 112aは、モニタ 20にて表示される検索結果及び EPGの表示に係る制御を行う。また、表示制御部 112aは、モニタ 20にて表示される検索結果及び EPGに基づいた番組指定による録画予約の登録に係る制御を行う。

[0165] 表示制御部 112aは、検索結果を表示する場合には、検索結果テーブル T160に記憶されている各登録情報に含まれる除外フラグの値と、第 1、第 2及び第 3強調条件と、お勧め度の値に応じた背景色及び文字色と、有効期間内のキーワードを含む番組表示情報に対する文字色及び背景色とに基づ、て、リスト表示及びテレビ欄表示を行う。

リスト表示にて表示されるリスト T180及びテレビ欄表示にて表示されるテレビ欄 T1 90は、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。

[0166] 以下に、表示に係る制御と、録画予約に係る制御とについて説明する。

(表示に係る制御）

表示制御部 112aは、指示受付部 113より、選択番組の変更を示す変更命令を受け取ると、上記実施の形態にて示す表示制御部 112と同様の動作を行う。

表示制御部 112aは、 EPGの表示を指示する EPG表示命令を受け取ると、上記実施の形態にて示す表示制御部 112と同様の動作を行う。

[0167] 以下、リスト表示を行う場合及びテレビ欄表示を行う場合に分けて、説明する。

<リスト表示を行う場合 >

表示制御部 112aは、指示受付部 113より、第 1検索結果表示命令を受け取ると、時計部 110より現在時刻を取得する。表示制御部 112は、検索結果テーブル T160 より除外フラグの値力 S「0」であり、且つ取得した現在時刻以降に放送が開始される番組表示情報を含む登録情報を全て取得する。

[0168] 取得した全ての登録情報に対して、ソート条件テーブル T130に記憶されているソート条件及び順序を優先度の高い順に適用して、ソートを行う。つまり、取得した全ての登録情報に対して、先ず、お勧め度をキーとして、降順となるように、登録情報をソートし、お勧め度の値が同じである複数の登録情報に対しては、開始日時をキーとして、昇順となるようにソートし、さらに、お勧め度の値が同じ、且つ開始日時が同じである複数の登録情報に対しては、さらに、 CH番号をキーとして、昇順となるようにソートする。

[0169] 表示制御部 112aは、ソートされた各登録情報に対して、上位力順にお勧め度の順位を示す番号を付加する。

表示制御部 112aは、各登録情報に含まれる第 1、第 2及び第 3強調条件に基づいて、強調する文字列の設定を行う。

表示制御部 112aは、各登録情報に含まれるお勧め度の値と色管理テーブル T17 0に基づいて、表示する際の背景色及び文字色を設定する。

[0170] 表示制御部 112aは、各登録情報に対して、検索結果テーブル T160の第 2強調条件に含まれる第 2フラグが、 1であるカゝ否かを判断する。

1であると判断する場合には、キーワード色管理テーブルに記憶されている文字色及び背景色を、対応する登録情報に対して設定する。 0であると判断する場合には、何も行わない。

[0171] 表示制御部 112aは、順位を示す番号、番組、開始時間、終了時間及び CH番号カゝらなる組全てから、順位を示す番号順となるように、設定された各情報 (強調する文字列、背景色及び文字色、有効期間内のキーワードに対応する文字色及び背景色）に基づいて、リスト T180を生成して、生成したリスト T180を、出力部 116を介してモユタ 20へ出力する。このとき、初期表示にて示される選択番組は、番号が「1」である番組である。

[0172] <テレビ欄表示を行う場合 >

表示制御部 112aは、指示受付部 113より第 2検索結果表示命令を受け取ると、さらに、指示受付部 113より、ユーザ力も表示対象となる対象日付を受け取る。ここで、対象日付は、年月日からなる日付である。

表示制御部 112aは、受け取った対象日付と時計部 110とを用いて、対象日付の曜日を示す対象曜日を取得する。 [0173] 表示制御部 112aは、検索結果テーブル T160より除外フラグの値が「0」であり、且つ受け取った対象日付に放送される番組表示情報を含む登録情報を全て取得する表示制御部 112aは、取得した全ての登録情報に対して、第 1検索結果表示命令を受け取った場合と同様に、ソート、お勧め度の順位を示す番号の付加、各登録情報に含まれる第 1、第 2及び第 3強調条件に基づいて、強調する文字列の設定、及び各登録情報に含まれるお勧め度の値と色管理テーブル T170に基づいて、表示する際の背景色及び文字色を設定する。

[0174] 表示制御部 112aは、各登録情報に対して、検索結果テーブル T160の第 2強調条件に含まれる第 2フラグが、 1であるカゝ否かを判断する。

1であると判断する場合には、表示制御部 112aは、キーワード色管理テーブルに記憶されている文字色及び背景色を、対応する登録情報に対して設定する。 0であると判断する場合には、表示制御部 112aは、何も行わない。

[0175] 表示制御部 112aは、順位を示す番号、番組、放送開始時間、放送終了時間及び CH番号力なる組全てから、設定された各情報 (強調する文字列、背景色及び文字色、有効期間内のキーワードに対応する文字色及び背景色）に基づいて、結果表 T 192を生成し、生成した結果表 T192と、受け取った対象日時及び取得した対象曜日とを用いて、テレビ欄 T190を生成して、生成したテレビ欄 T190を、出力部 116を介してモニタ 20へ出力する。このとき、初期表示にて示される選択番組は、順位を示す番号が「 1」である番組である。

[0176] (録画予約に係る制御）

上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。

(3)リスト表示処理の動作

ここでは、上記に示すリスト表示処理の動作との変更点のみを説明する。図 17にて示すリスト表示処理のステップ S530の実行後に、後述する設定処理を実行し、その後、ステップ S535を実行する。

[0177] (4)テレビ欄表示処理の動作

ここでは、上記に示すテレビ欄表示処理の動作との変更点のみを説明する。図 18にて示すテレビ欄表示処理のステップ S580の実行後に、後述する設定処理を実行し、その後、ステップ S585を実行する。

(5)設定処理

ここでは、設定処理について、図 21に示す流れ図を用いて説明する。

[0178] 表示制御部 112aは、取得した登録情報の数だけ、ステップ S705からステップ S71 5を繰り返す (ステップ S 700)。

1の登録情報に対して、検索結果テーブル T160の第 2強調条件に含まれる第 2フラグが、 1であるか否かを判断する (ステップ S705)。

1であると判断する場合には (ステップ S705における「YES」）、キーワード色管理テーブルに記憶されてヽる文字色及び背景色を、対応する登録情報に対して設定する（ステップ S 710)。

[0179] 0であると判断する場合には (ステップ S705における「NO」）、ステップ S715へ移動する。

これにより、表示制御部 112aは、取得した登録情報に対して、上記の動作を繰り返すことにより、有効期間内のキーワードを含む番糸且表示情報を表示する際には、キーワード色管理テーブルの情報に基づいて、文字色及び背景色を変更することができる。

[0180] (6)その他の変形例

上記変形例では、リスト表示の際に、図 17に示すステップ S530の実行後に、設定処理を実行した力これに限定されない。

ステップ S530の代わりに設定処理を実行してもよい。このとき、有効期間内のキーワードを含まない番組表示情報は、常に、背景色「白」及び文字色「黒」として表示してもよい。

[0181] また、テレビ欄表示の際も同様に、図 18にて示すステップ S580の代わりに設定処理を実行してもよい。

5. 2 アイコンを付カ卩して表示

上記の変形例では、有効期間内のキーワードを含む番糸且表示情報の背景色及び文字色を変更して表示したが、これに限定されない。 [0182] 有効期間内のキーワードを含む番糸且表示情報に対して、有効期間内であることを示すアイコンを付カ卩して表示してもよ、。

付加するアイコンの一例を図 22、 23. 24、及び 25に示す。

図 22は、リスト表示において、アイコンを付カロした場合を示す。ここで、アイコンは、有効期間内に相当する季節を示している。例えば、図 22は、 4月 2日の 18 : 00に検索がなされ、その後、第 1検索結果表示命令を受け取った場合におけるリスト T180b を示す。このとき、キーワード「新」及び「春」が有効期間内であるため、キーワード「新」を含む番組表示情報「「新」イェローディズ」と、キーワード「春」を含む番組表示情報「春の特別ドラマ」とに対して、それぞれ、有効期間内のキーワードを含むことを示すアイコン T181及びアイコン T182が付カ卩される。

[0183] また、図 23は、 4月 2日の 18 : 00に検索がなされ、その後、第 2検索結果表示命令及び対象日付 (ここでは、 2004年 4月 2日）を受け取った場合におけるテレビ欄 T19 Obを示す。このとき、キーワード「新」が有効期間内であるため、キーワード「新」を含む番組表示情報「「新」イェローディズ」に対して、有効期間内のキーワードを含むことを示すアイコン T193が付加される。

[0184] 3月 1日から 5月 31日までの間に、有効となるキーワードを含む番組表示情報に対しては、季節「春」を示すアイコン (以下、「第 1アイコン」という。）が付加される。

6月 1日力ら 8月 31日までの間に、有効となるキーワードを含む番糸且表示情報に対しては、季節「夏」を示すアイコン (以下、「第 2アイコン」という。）が付加される。

9月 1日力 11月 30日までの間に、有効となるキーワードを含む番組表示情報に対しては、季節「秋」を示すアイコン (以下、「第 3アイコン」という。）が付加される。

[0185] 12月 1日から 2月 29日までの間に、有効となるキーワードを含む番組表示情報に対しては、季節「冬」を示すアイコン (以下、「第 4アイコン」という。）が付加される。図 24 (a)は、例えば、 7月 31日の 18 : 00に検索がなされ、その後、第 1検索結果表示命令を受け取った場合におけるリスト T185bを示す。このとき、番組表示情報「夏休みアニメーション」は、キーワード「夏」を含むため、第 2アイコン T200が付加される

[0186] 図 24 (b)は、例えば、 10月 1日の 18 : 00に検索がなされ、その後、第 1検索結果表示命令を受け取った場合におけるリスト T186bを示す。このとき、番組表示情報「秋の特別ドラマ」は、キーワード「秋」を含むため、第 3アイコン T201が付加される。図 24 (c)は、例えば、 12月 9日の 18 : 00に検索がなされ、その後、第 1検索結果表示命令を受け取った場合におけるリスト T187bを示す。このとき、番組表示情報「冬の特別ドラマ」は、キーワード「冬」を含むため、第 4アイコン T202が付加される。

[0187] 図 25は、例えば、 7月 31日の 18 : 00に検索がなされ、その後、第 2検索結果表示命令及び対象日付 (ここでは、 2004年 8月 1日）を受け取った場合におけるテレビ欄 T195bを示す。このとき、番組表示情報「夏休みアニメーション」に対して、第 2アイコン T203が付カロされる。

以下、番組検索装置 100bの構成について説明する。

[0188] 番組検索装置 100bは、図 26に示すように、 EPG記憶部 101、キーワード記憶部 1 02、条件記憶部 103、録画番組履歴記憶部 104、ユーザプロファイル記憶部 105、検索結果記憶部 106、表示色管理部 107、受信部 108、 EPG登録部 109、時計部 1 10、検索制御部 111、表示制御部 112b、指示受付部 113、情報登録部 114、処理部 115、出力部 116及び入出力部 117から構成されている。

[0189] 番糸且検索装置 100bは、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM、 RAM,ハードデイスクユニットなど力も構成されるコンピュータシステムである。前記 ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプ口セッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、番糸且検索装置 100bは、その機能を達成する。

[0190] なお、表示制御部 112b以外の構成要素である EPG記憶部 101、キーワード記憶部 102、条件記憶部 103、録画番組履歴記憶部 104、ユーザプロファイル記憶部 10 5、検索結果記憶部 106、表示色管理部 107、受信部 108、 EPG登録部 109、時計部 110、検索制御部 111、指示受付部 113、情報登録部 114、処理部 115、出力部 116及び入出力部 117は、上記実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。

[0191] ここでは、表示制御部 112bについて説明する。

(1)表示制御部 112b 表示制御部 112bは、モニタ 20にて表示される検索結果及び EPGの表示に係る制御を行う。また、表示制御部 112bは、モニタ 20にて表示される検索結果及び EPG に基づいた番組指定による録画予約の登録に係る制御を行う。

[0192] 表示制御部 112bは、検索結果を表示する場合には、検索結果テーブル T160に記憶されている各登録情報に含まれる除外フラグの値と、第 1、第 2及び第 3強調条件と、お勧め度の値に応じた背景色及び文字色とに基づいて、リスト表示及びテレビ欄表示を行う。

また、表示制御部 112bは、第 1、第 2、第 3及び第 4アイコンを生成するために、それぞれに対する第 1、第 2、第 3及び第 4アイコン情報を記憶している。

[0193] 以下に、表示に係る制御と、録画予約に係る制御とについて説明する。

(表示に係る制御）

表示制御部 112bは、指示受付部 113より、選択番組の変更を示す変更命令を受け取ると、上記実施の形態にて示す表示制御部 112と同様の動作を行う。

表示制御部 112bは、 EPGの表示を指示する EPG表示命令を受け取ると、上記実施の形態にて示す表示制御部 112と同様の動作を行う。

[0194] 以下、リスト表示を行う場合及びテレビ欄表示を行う場合に分けて、説明する。

<リスト表示を行う場合 >

表示制御部 112bは、指示受付部 113より、第 1検索結果表示命令を受け取ると、時計部 110より現在時刻を取得する。表示制御部 112は、検索結果テーブル T160 より除外フラグの値力 S「0」であり、且つ取得した現在時刻以降に放送が開始される番組表示情報を含む登録情報を全て取得する。

[0195] 取得した全ての登録情報に対して、ソート条件テーブル T130に記憶されているソート条件及び順序を優先度の高い順に適用して、ソートを行う。つまり、取得した全ての登録情報に対して、先ず、お勧め度をキーとして、降順となるように、登録情報をソートし、お勧め度の値が同じである複数の登録情報に対しては、開始日時をキーとして、昇順となるようにソートし、さらに、お勧め度の値が同じ、且つ開始日時が同じである複数の登録情報に対しては、さらに、 CH番号をキーとして、昇順となるようにソートする。 [0196] 表示制御部 112bは、ソートされた各登録情報に対して、上位力順にお勧め度の順位を示す番号を付加する。

表示制御部 112bは、各登録情報に含まれる第 1、第 2及び第 3強調条件に基づいて、強調する文字列の設定を行う。

表示制御部 112bは、各登録情報に含まれるお勧め度の値と色管理テーブル T17

0に基づいて、表示する際の背景色及び文字色を設定する。

[0197] 表示制御部 112bは、各登録情報に対して、検索結果テーブル T160の第 2強調条件に含まれる第 2フラグが、 1であるカゝ否かを判断する。

1であると判断する場合には、現在の日時に基づいて、番組表示情報に付加するアイコン (例えば、第 1アイコン)を決定し、決定したアイコンを生成するためのアイコン情報 (例えば、第 1アイコン情報)を取得する。取得したアイコン情報に基づいて、アイコンを生成し、生成したアイコンを、番組表示情報に付加する。 0であると判断する場合には、何も行わない。

[0198] 表示制御部 112bは、順位を示す番号、番組、開始時間、終了時間及び CH番号カゝらなる組全てから、順位を示す番号順となるように、設定された各情報 (強調する文字列、背景色及び文字色、有効期間内のキーワードを含む番組表示情報に対しては、アイコンが付加されている）に基づいて、リスト T180bを生成して、生成したリスト

T180bを、出力部 116を介してモニタ 20へ出力する。このとき、初期表示にて示される選択番組は、番号が「1」である番組である。

[0199] <テレビ欄表示を行う場合 >

表示制御部 112bは、指示受付部 113より第 2検索結果表示命令を受け取ると、さらに、指示受付部 113より、ユーザ力も表示対象となる対象日付を受け取る。ここで、対象日付は、年月日からなる日付である。

表示制御部 112bは、受け取った対象日付と時計部 110とを用いて、対象日付の曜日を示す対象曜日を取得する。

[0200] 表示制御部 112bは、検索結果テーブル T160より除外フラグの値が「0」であり、且つ受け取った対象日付に放送される番組表示情報を含む登録情報を全て取得する表示制御部 112bは、取得した全ての登録情報に対して、第 1検索結果表示命令を受け取った場合と同様に、ソート、お勧め度の順位を示す番号の付加、各登録情報に含まれる第 1、第 2及び第 3強調条件に基づいて、強調する文字列の設定、及び各登録情報に含まれるお勧め度の値と色管理テーブル T170に基づいて、表示する際の背景色及び文字色を設定する。

[0201] 表示制御部 112bは、各登録情報に対して、検索結果テーブル T160の第 2強調条件に含まれる第 2フラグが、 1であるカゝ否かを判断する。

[0202] 表示制御部 112bは、順位を示す番号、番組、放送開始時間、放送終了時間及び CH番号力なる組全てから、設定された各情報 (強調する文字列、背景色及び文字色、有効期間内のキーワードを含む番組表示情報に対しては、アイコンが付加されている）に基づいて、結果表 Tl 92bを生成し、生成した結果表 Tl 92bと、受け取った対象日時及び取得した対象曜日とを用いて、テレビ欄 Tl 90bを生成して、生成したテレビ欄 T190bを、出力部 116を介してモニタ 20へ出力する。このとき、初期表示にて示される選択番組は、順位を示す番号が「1」である番組である。

[0203] (録画予約に係る制御）

上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。

(2)設定処理

ここでは、アイコンを番組表示情報に付加するための設定処理について、図 21にて示す設定処理との変更点のみについて、説明する。

[0204] ここでは、ステップ S710の代わりに以下の動作を行う。

表示制御部 112bは、現在の日時に基づいて、番組表示情報に付加するアイコンを決定し、決定したアイコンを生成するためのアイコン情報を取得する。取得したアイコン情報に基づいて、アイコンを生成し、生成したアイコンを、番組表示情報に付カロする。

これにより、表示制御部 112bは、取得した登録情報に対して、上記の動作を繰り返すことにより、有効期間内のキーワードを含む番糸且表示情報を表示する際には、有効期間内における季節を示すアイコンを、番組表示情報に付加して表示することができる。

[0205] (3)その他の変形例

上記の変形例では、番組表示情報に付加するアイコンとして、季節を示す文字「春」、「夏」、「秋」及び「冬」を用いた力これに限定されない。

季節感を示すものであれば、他の文字であってもよいし、文字ではなぐ絵柄であつてもよい。

[0206] また、年末年始 (例えば、 12月 15日力 1月 15日）に相当する期間においては、「冬」を示すアイコンではなぐ年末年始を示すアイコン (例えば、「年」）を、年末年始に相当する期間に有効であるキーワードを含む番組表示情報に付加してもよい。また、上記変形例では、第 1から第 4アイコンのそれぞれに対応する各有効期間（それぞれ、 3月 1日力ら 5月 31日、 6月 1日力ら 8月 31日、 9月 1日力ら 11月 30日及び 1 2月 1日力 2月 29日）は、重複する期間がないが、これに限定されない。各有効期間において、重複する期間が存在してもよい。

[0207] 例えば、第 1アイコンの有効期間を 3月 1日から 6月 15日とし、第 2アイコンの有効期間を 6月 1日力 8月 31日としてもよい。このとき、 6月 1日力 6月 15まで力重複する期間となる。この場合、番組検索装置 100bは、重複する期間に有効であるキーヮードを含む番組表示情報に対して、第 1及び第 2アイコンを表示してもよいし、各有効期間に優先度を設けて、優先度の高、方のアイコンを表示してもよ、。

[0208] また、上記変形例では、季節ごとに有効期間を設定したが、これに限定されない。

季節に関係なくキーワードの有効期間を設定してもよい。例えば、月単位で有効期間が設定されている場合には、月を示すアイコン (有効期間が「5月」であれば、「5月」を示すアイコン)を表示してもよ、。

また、キーワードの有効期間の終了が近づくと表示するアイコンに、有効期間の終了が近づいている旨のメッセージ、例えば、「有効期間の終了近し」を付加してもよい。または、有効期間の終了が近づくと表示するアイコンの色を警告色 (例えば、赤色）にして表示する。ここで、例えば、キーワードの有効期間が、 3日以内に終了する場合を、キーワードの有効期間の終了が近づヽて、るとする。

[0209] また、野球シーズンや番組の改編期などに対する有効期間については、対応するアイコン、例えば、野球であれば、バットとボールを示すアイコンを表示してもよい。また、キーワードの有効期間を設定する際に、ユーザが、自身の好みに応じたアイコンを有効期間に対応付けてもよい。好みに応じたアイコンは、番組検索装置に予め記憶されて、る複数のアイコン力も選択されたものでもよ、し、ユーザが作成したものでもよい。

[0210] 5. 3 通常番組の番組表示情報及び録画予約された番組の番組表示情報の表示上記実施の形態では、除外フラグが 1である登録情報に含まれる番組の表示、つまり通常番組の番組表示情報の表示及び録画予約された番組の番組表示情報の表示を行わな力つた力これに限定されない。

番組検索装置は、特定の番組コンテンツ (特別番組コンテンツ及び新番組コンテンッ）とは区別して、除外フラグが 1である登録情報に含まれる番組の表示を行ってもよい。

[0211] このときの番組検索装置 1 OOcの構成につ、て説明する。

番組検索装置 100cは、図 27に示すように、 EPG記憶部 101、キーワード記憶部 1 02、条件記憶部 103、録画番組履歴記憶部 104、ユーザプロファイル記憶部 105、検索結果記憶部 106、表示色管理部 107c、受信部 108、 EPG登録部 109、時計部 110、検索制御部 111、表示制御部 112c、指示受付部 113、情報登録部 114、処理部 115、出力部 116及び入出力部 117から構成されている。

[0212] 番糸且検索装置 100cは、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM、 RAM,ハードデイスクユニットなど力も構成されるコンピュータシステムである。前記 ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプ口セッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、番糸且検索装置 100cは、その機能を達成する。

[0213] なお、表示色管理部 107c及び表示制御部 112c以外の構成要素である EPG記憶部 101、キーワード記憶部 102、条件記憶部 103、録画番組履歴記憶部 104、ユーザプロファイル記憶部 105、検索結果記憶部 106、受信部 108、 EPG登録部 109、時計部 110、検索制御部 111、指示受付部 113、情報登録部 114、処理部 115、出力部 116及び入出力部 117は、上記実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。

[0214] (1)表示色管理部 107c

表示色管理部 107cは、表示色管理部 107と同様に、色管理テーブル T170を有している。

色管理テーブル T170は、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。表示色管理部 107cは、さら〖こ、除外番組色管理テーブルを有している。除外番組色管理テーブルは、文字色と背景色とからなる組を 1つ記憶する領域を有して、る。

[0215] 文字色は、表示する文字の色を示し、背景色は、表示する文字に対する背景の色を示す。

ここでは、例えば、文字色は、「白」であり、背景色は「黒」である。

(2)表示制御部 112c

表示制御部 112cは、モニタ 20にて表示される検索結果及び EPGの表示に係る制御を行う。また、表示制御部 112cは、モニタ 20にて表示される検索結果及び EPGに基づいた番組指定による録画予約の登録に係る制御を行う。

[0216] 表示制御部 112cは、検索結果を表示する場合には、検索結果テーブル T160に記憶されている各登録情報に含まれる除外フラグの値に応じた背景色及び文字色と、第 1、第 2及び第 3強調条件と、お勧め度の値に応じた背景色及び文字色とに基づいて、リスト表示及びテレビ欄表示を行う。

[0217] 以下に、表示に係る制御と、録画予約に係る制御とについて説明する。

(表示に係る制御）

表示制御部 112cは、指示受付部 113より、選択番組の変更を示す変更命令を受け取ると、上記実施の形態にて示す表示制御部 112と同様の動作を行う。表示制御部 112cは、 EPGの表示を指示する EPG表示命令を受け取ると、上記実施の形態にて示す表示制御部 112と同様の動作を行う。

[0218] 以下、リスト表示を行う場合及びテレビ欄表示を行う場合に分けて、説明する。

<リスト表示を行う場合 >

表示制御部 112cは、指示受付部 113より、第 1検索結果表示命令を受け取ると、時計部 110より現在時刻を取得する。表示制御部 112は、検索結果テーブル T160 より、取得した現在時刻以降に放送が開始される番組表示情報を含む登録情報を全て取得する。

[0219] 取得した全ての登録情報に対して、ソート条件テーブル T130に記憶されているソート条件及び順序を優先度の高い順に適用して、ソートを行う。つまり、取得した全ての登録情報に対して、先ず、お勧め度をキーとして、降順となるように、登録情報をソートし、お勧め度の値が同じである複数の登録情報に対しては、開始日時をキーとして、昇順となるようにソートし、さらに、お勧め度の値が同じ、且つ開始日時が同じである複数の登録情報に対しては、さらに、 CH番号をキーとして、昇順となるようにソートする。なお、除外フラグが 1である登録情報に含まれるお勧め度は、 0とする。

[0220] 表示制御部 112cは、ソートされた各登録情報に対して、上位力順にお勧め度の順位を示す番号を付加する。

表示制御部 112cは、各登録情報に含まれる第 1、第 2及び第 3強調条件に基づいて、強調する文字列の設定を行う。

表示制御部 112cは、各登録情報に含まれるお勧め度の値と色管理テーブル T17 0に基づいて、表示する際の背景色及び文字色を設定する。

[0221] 表示制御部 112cは、各登録情報に対して、検索結果テーブル T160の除外フラグ力 1であるカゝ否かを判断する。

1であると判断する場合には、除外番組色管理テーブルに記憶されてヽる文字色及び背景色を、対応する登録情報に対して設定する。 0であると判断する場合には、何も行わない。

[0222] 表示制御部 112cは、順位を示す番号、番組、開始時間、終了時間及び CH番号カゝらなる組全てから、順位を示す番号順となるように、設定された各情報 (強調する文字列、背景色及び文字色）に基づいて、後述するリスト T210を生成して、生成したリスト T210を、出力部 116を介してモニタ 20へ出力する。このとき、初期表示にて示される選択番組は、番号が「1」である番組である。

[0223] <テレビ欄表示を行う場合 >

表示制御部 112cは、指示受付部 113より第 2検索結果表示命令を受け取ると、さらに、指示受付部 113より、ユーザ力も表示対象となる対象日付を受け取る。ここで、対象日付は、年月日からなる日付である。

表示制御部 112cは、受け取った対象日付と時計部 110とを用いて、対象日付の曜日を示す対象曜日を取得する。

[0224] 表示制御部 112cは、検索結果テーブル T160より除外フラグの値が「0」であり、且つ受け取った対象日付に放送される番組表示情報を含む登録情報を全て取得する表示制御部 112cは、取得した全ての登録情報に対して、第 1検索結果表示命令を受け取った場合と同様に、ソート、お勧め度の順位を示す番号の付加、各登録情報に含まれる第 1、第 2及び第 3強調条件に基づいて、強調する文字列の設定、及び各登録情報に含まれるお勧め度の値と色管理テーブル T170に基づいて、表示する際の背景色及び文字色を設定する。

[0225] 表示制御部 112cは、各登録情報に対して、検索結果テーブル T160の除外フラグ力 1であるカゝ否かを判断する。

1であると判断する場合には、表示制御部 112cは、除外番組色管理テーブルに記憶されている文字色及び背景色を、対応する登録情報に対して設定する。 0であると判断する場合には、表示制御部 112cは、何も行わない。

[0226] 表示制御部 112cは、順位を示す番号、番組、放送開始時間、放送終了時間及び CH番号力なる組全てから、設定された各情報 (強調する文字列、背景色及び文字色）に基づいて、後述する結果表 T222を生成し、生成した結果表 T222と、受け取つた対象日時及び取得した対象曜日とを用いて、後述するテレビ欄 T220を生成して、生成したテレビ欄 T220を、出力部 116を介してモニタ 20へ出力する。このとき、初期表示にて示される選択番組は、順位を示す番号力 S「1」である番組である。 [0227] (録画予約に係る制御）

上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。

(3)リスト表示処理の動作

ここでは、上記に示すリスト表示処理の動作との変更点のみを説明する。図 17にて示すリスト表示処理のステップ S530の実行後に、後述する除外番組の設定処理を実行し、その後、ステップ S535を実行する。

[0228] (4)テレビ欄表示処理の動作

ここでは、上記に示すテレビ欄表示処理の動作との変更点のみを説明する。

図 18にて示すリスト表示処理のステップ S580の実行後に、後述する除外番組の設定処理を実行し、その後、ステップ S585を実行する。

(5)除外番組の設定処理

[0229] 表示制御部 112cは、取得した登録情報の数だけ、ステップ S755からステップ S76 5を繰り返す (ステップ S750)。

1の登録情報に対して、検索結果テーブル T160の除外フラグ力 1であるか否かを判断する (ステップ S755)。

1であると判断する場合には (ステップ S755における「YES」）、除外番組色管理テ一ブルに記憶されてヽる文字色及び背景色を、対応する登録情報に対して設定する（ステップ S 760)。

[0230] 0であると判断する場合には (ステップ S755における「NO」）、ステップ S765へ移動する。

これにより、表示制御部 112cは、取得した登録情報に対して、上記の動作を繰り返すことにより、除外番組の番組表示情報を表示する際には、除外番組色管理テープルの情報に基づ、て、文字色及び背景色を変更することができる。

[0231] (6)表示の具体例

ここでは、上記実施の形態にて示す図 7の検索結果テーブル T160を用いて、リスト表示及びテレビ欄表示の具体例を示す。

図 29は、検索結果テーブル T160を用いて生成されるリスト T210である。リスト T210にお!/、て、通常番組の番組表示情報「MHK^ぺシャル」及び録画予約がされて、る番組名を含む番組表示情報である「「再」ぉ笑、スペシャル」は、背景色が黒及び文字色が白にて表示がなされる。

[0232] 図 30は、検索結果テーブル T160を用いて生成されるテレビ欄 T220である。

テレビ欄 T220の対象曰欄 T221にお!/ヽて、対象曰付力 ^「2004年 4月 2曰」である。この場合、結果表 T222〖こおいて、通常番組の番組表示情報「MHK^ぺシャル」は、背景色が黒及び文字色が白にて表示がなされる。

(7)その他の変形例

(7—1)番組検索装置 100cは、検索結果テーブル T160において、同一の番組表示情報が複数存在する場合、全ての番組をリスト表示にて表示したが、これに限定されない。

[0233] 番組検索装置 100cは、同一の番組表示情報が複数存在する場合、複数存在する同一の番組表示情報のうち 1の番組表示情報と、その番組表示情報に係る開始日時、終了日時及び CH番号とを表示してもよい。上記の変形例では、「2004年 4月 2 日 21： 00」から放送される番組表示情報「MHKスペシャル」と、「2004年 4月 3日 21 : 00 Jから放送される番組表示情報「MHKスペシャル」とを、リスト表示にて表示した力当該変形例では、例えば、番組検索装置 100cは、「2004年 4月 2日 21： 00 」から放送される番組表示情報「MHKスペシャル」と、その番組表示情報に係る開始曰時「2004年 4月 2曰 21 : 00」、終了曰時「2004年 4月 2曰 21 : 50」及び CH番号「2」とを表示する。

[0234] また、複数存在する同一の番組表示情報のうち 1の番組表示情報と、その番組表示情報に係る開始日時、終了日時及び CH番号とを表示する際に、その番組表示情報の放送の頻度を表示してもよ、。

ここで、放送の頻度とは、通常番組が、「毎日」放送される、「週 1回」放送される、「月曜日から金曜日」放送されるというような通常番組の放送のサイクルである。

[0235] このとき、番組検索装置 100cは、除外番組を、検索結果テーブル T160において上位から順に、検索し、 1の除外番組を検出すると、以降において、同一の番組表示情報を含む登録情報を検索する。同一の番組表示情報を 1以上検出すると、初めに検出した除外番^ aの開始日時と、後に検出した、 1以上の同一の番糸且表示情報に係る除外番組の開始日時とから、放送の頻度を算出する。番組検索装置 100cは、算出した放送の頻度を、表示する除外番組と併せてリスト表示にて表示する。

[0236] なお、テレビ欄表示にお、ても、通常番組の番組表示情報を表示する際に、通常番組の放送の頻度を、併せて表示してもよい。

また、本変形例では、複数存在する同一の番組表示情報のうち 1の番組表示情報と、その番組表示情報に係る開始日時、終了日時及び CH番号とを表示する際に、その番組表示情報の放送の頻度を表示したが、これに限定されない。複数存在する同一の番組表示情報の全てに対して、各番組表示情報に係る開始日時、終了日時及び CH番号とを表示する際に、その番組表示情報の放送の頻度を表示してもよ!/ヽ

[0237] (7- 2)上記変形例にお、て、通常番組の番組表示情報及び録画予約された番組の番組表示情報の表示をする際に、強調表示を行わな力つたが、これに限定されない。

通常番組の番組表示情報及び録画予約された番組の番組表示情報の表示をする際に、番組検索装置 100cは、強調表示を行ってもよい。

この場合の強調処理にっ、て、図 15及び図 16にて示す強調処理からの変更点のみを説明する。

[0238] 番組検索装置 100cは、図 15に示すステップ S320を実行後、ステップ S330以降を実行する。つまり、ステップ S325は実行しない。

番組検索装置 100cは、図 15に示すステップ S380を実行後、ステップ S390以降を実行する。つまり、ステップ S385は実行しない。

番組検索装置 100cは、図 16に示すステップ S415を実行後、ステップ S425以降を実行する。つまり、ステップ S420は実行しない。

[0239] (7- 3)上記変形例にお、て、通常番組の番組表示情報及び録画予約された番組の番組表示情報の表示には、背景色を黒及び文字色を白としたが、これに限定されない。

通常番組の番組表示情報及び録画予約された番組の番組表示情報の表示に用、る背景色及び文字色は、特別番組の番組の番組表示情報の表示に用いる背景色及び文字色と異なるものであればょ、。

[0240] 6.検索方法の変形例

ここでは、検索方法の変形例について、説明する。

番組コンテンツの放送形態は、国ごとによって異なる。例えば、ある国では、法令により、放送禁止の時間帯を設けている。放送禁止の時間帯では、通常は、番組コンテンッは放送されない。放送禁止の時間帯にて、特別に番組コンテンツを放送しようとする場合には、放送業者は許可を得る必要があり、許可を得た後、特別な番組コンテンッを放送することができる。

[0241] ここでは、上記実施の形態の検索方法に加えて、放送禁止の時間帯にて特別に放送される番組コンテンツを特別番組コンテンツをする番組検索装置 1 OOdについて説明する。

番組検索装置 100dは、図 31に示すように、 EPG記憶部 101、キーワード記憶部 1 02、条件記憶部 103、録画番組履歴記憶部 104、ユーザプロファイル記憶部 105、検索結果記憶部 106、表示色管理部 107、受信部 108、 EPG登録部 109、時計部 1 10、検索制御部 l l ld、表示制御部 112、指示受付部 113、情報登録部 114、処理部 115、出力部 116及び入出力部 117から構成されている。

[0242] 番糸且検索装置 100dは、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM、 RAM,ハードデイスクユニットなど力も構成されるコンピュータシステムである。前記 ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプ口セッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、番糸且検索装置 100dは、その機能を達成する。

[0243] なお、検索制御部 11 Id以外の構成要素である EPG記憶部 101、キーワード記憶部 102、条件記憶部 103、録画番組履歴記憶部 104、ユーザプロファイル記憶部 10 5、検索結果記憶部 106、表示色管理部 107、受信部 108、 EPG登録部 109、時計部 110、表示制御部 112、指示受付部 113、情報登録部 114、処理部 115、出力部 116及び入出力部 117は、上記実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。 [0244] (1)検索制御部 11 Id

検索制御部 11 Idは、キーワード管理テーブル T100から検索に使用する検索キーワードを 1個以上抽出し、抽出した各検索キーワードを用いた検索により、 EPGに含まれる各番組情報より特定番組表示情報の検出を行い、検出された 1以上の番組表示情報のうち表示対象外となる番組表示情報の抽出、表示対象である番組表示情報にて示される番組コンテンツに対するお勧め度の算出、及び強調文字の抽出を行 V、、それぞれの結果を検索結果テーブル T160へ登録する。

[0245] さらに、検索制御部 11 Idは、放送禁止の時間帯に、番組コンテンツが放送されるか否かを判断し、放送されると判断する場合には、その番組コンテンツを特定番組コンテンッとみなし、特定番組コンテンツの特定番組表示情報を取得、お勧め度の算出、及び強調文字の抽出を行い、それぞれの結果を検索結果テーブル T160へ登録する。

検索制御部 11 Idは、上記実施の形態と同様に、作業用テーブル T161を有している。

[0246] 検索制御部 11 Idは、検索結果テーブル T160に記録されている、 1以上の表示対象外の番組表示情報を記憶する対象外番組記憶領域を有している。

また、検索制御部 l l ldは、当該番組検索装置 lOOdを使用する国を識別する国 I Dを記憶して、る国 ID記憶領域を有して、る。

また、検索制御部 11 Idは、図 32に示すように、放送禁止時間テーブル T300を予め有している。放送禁止時間テーブル T300は、国 ID、 CH番号及び時間帯からなる組を 1以上記憶するための領域を有している。国 IDは、国を識別する識別子であり、 CH番号は、チャンネル番号を示し、時間帯は、放送禁止の時間帯を示す。なお、以降では、国 ID、 CH番号及び時間帯力もなる組を、時間帯情報と呼ぶ。

[0247] 例えば、国 ID「1」にて識別される国 Aのチャンネル番号「2」に対して、「12 : 00〜1 6： 00」が放送禁止の時間帯となる。

検索制御部 11 Idは、上記実施の形態と同様に、検索フラグを有している。検索フラグについては、ここでは、説明は省略する。

検索制御部 11 Idは、 EPG登録部 109から検索命令を受け取ると、時計部 110から現在の日時を取得する。

[0248] 検索制御部 11 Idは、取得した現在日時と各検索キーワードに対応する有効期間とを用いて、現在日時が有効期間内である全ての検索キーワード、つまり検索に使用することができる全ての検索キーワードをキーワード記憶部 102のキーワード管理テ一ブル T100より取得する。検索制御部 11 Idは、既に検索を行ったことがある力否かを判断する。つまり、検索フラグが「0」である力「1」であるかの判断を行う。

[0249] <検索フラグの値が「0」の場合 >

検索制御部 l l ldは、上記実施の形態と同様に、先ず、検索キーワードを用いて、登録情報を抽出し、 2つの除外条件に基づいて、表示対象外の番組表示情報の抽出の動作を行う。

次に、検索制御部 11 Idは、国 ID記憶領域から国 IDを読み出し、読み出した国 ID と一致する国 IDを含む時間帯情報を 1以上取得する。

[0250] 取得した 1以上の時間帯情報のうち 1の時間帯情報に含まれる CH番号及び時間帯にて放送される番組コンテンツの番組情報を、 EPGを用いて検索する。番組情報が検出された場合には、検出された番組情報に含まれる番組表示情報、開始時刻、終了時刻及び CH番号力もなる組の抽出を行い、抽出した組を、作業用テーブル T1 61の対応する番組、開始日時、終了日時、 CH番号の項目へ書き込み、さらに、第 1 フラグ、第 2フラグ、第 3フラグ及び除外フラグの値として数値「0」をも書き込む。この動作を、取得した全ての時間帯情報に対して行う。

[0251] 次に、検索制御部 11 Idは、上記実施の形態と同様に、お勧め度を算出、及び強調表示する文字列の抽出を行う。

検索制御部 11 Idは、作業用テーブル T161の内容を検索結果テーブル T160へ登録する。つまり、検索結果テーブル T160の内容を、作業用テーブル T161の内容へと更新する。

[0252] さらに、検索制御部 111は、作業用テーブル T161の内容を消去する。

<検索フラグの数値が「 1」の場合 >

[0253] 次に、検索制御部 11 Idは、国 ID記憶領域から国 IDを読み出し、読み出した国 ID と一致する国 IDを含む時間帯情報を 1以上取得する。

取得した 1以上の時間帯情報のうち 1の時間帯情報に含まれる CH番号及び時間帯にて放送される番組コンテンツの番組情報を、 EPGを用いて検索する。番組情報が検出された場合には、検出された番組情報に含まれる番組表示情報、開始時刻、終了時刻及び CH番号力もなる組の抽出を行い、抽出した組を、作業用テーブル T1 61の対応する番組、開始日時、終了日時、 CH番号の項目へ書き込み、さらに、第 1 フラグ、第 2フラグ、第 3フラグ及び除外フラグの値として数値「0」をも書き込む。この動作を、取得した全ての時間帯情報に対して行う。

[0254] 次に、検索制御部 11 Idは、上記実施の形態と同様に、お勧め度を算出、及び強調表示する文字列の抽出を行う。

[0255] さらに、検索制御部 111は、作業用テーブル T161の内容を消去する。

(2)検索処理

ここでは、図 11にて示す検索処理の動作との変更点のみを説明する。

図 11にて示す検索処理のステップ S40及びステップ S65のうち何れかを実行後に

、後述する放送禁止の時間帯における検索処理を実行し、その後、ステップ S70を実行する。

[0256] (3)放送禁止の時間帯における検索処理

ここでは、放送禁止の時間帯における検索処理の動作について、図 33に示す流れ図を用いて説明する。

検索制御部 l l ldは、国 ID記憶領域から国 IDを読み出し (ステップ S800)、読み出した国 IDと一致する国 IDを含む時間帯情報を 1以上取得する (ステップ S805)。

[0257] 検索制御部 l l ldは、取得した各時間帯情報に対して、ステップ S815からステップ S830を繰り返す (ステップ S810)。検索制御部 11 Idは、時間帯情報に含まれる CH番号及び時間帯にて放送される番組コンテンツの番組情報を、 EPGを用いて検索する（ステップ S815)。

検索制御部 11 Idは、ステップ S815による検索にて番組情報を検出した力否かを判断する (ステップ S820)。

[0258] 番組情報が検出されたと判断する場合には (ステップ S820における「YES」）、検索制御部 l l ldは、検出された番組情報に含まれる番組表示情報、開始時刻、終了時刻及び CH番号力もなる組の抽出を行い、抽出した組を、作業用テーブル T161 の対応する番組、開始日時、終了日時、 CH番号の項目へ書き込み、さらに、第 1フラグ、第 2フラグ、第 3フラグ及び除外フラグの値として数値「0」をも書き込む (ステップ S825)。

[0259] 番組情報が検出されていない判断する場合には (ステップ S820における「NO」）、ステップ S830へ移動する。

(4)その他の変形例

上記変形例では、国 IDを用いたが、これに限定されない。国 IDの代わりに国名を用いてもよい。つまり、番組検索装置 lOOdは、国名を予め記憶しておき、放送禁止時間テーブル T300は、国名、 CH番号及び時間帯力もなる組を 1以上記憶する。

[0260] また、国ごとに専用の番組検索装置を用いて、放送禁止の時間帯における検索処理を行ってもよい。例えば、国 ID「1」に対応する国専用となる番組検索装置は、放送禁止時間テーブル T300にて示す複数の時間帯情報のうち、国 ID「1」に対応する C H番号及び時間帯力なる組 (時間帯情報)を 1以上記憶している。番組検索装置は、表示対象外の番糸且表示情報の抽出の動作後、記憶している 1以上の時間帯情報を用いて、放送禁止の時間帯における検索処理を行う。

[0261] 7.その他の変形例

なお、本発明を上記の実施の形態及び変形例に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態及び変形例に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。

(1)上記実施の形態では、番組検索装置 100にて、特定の番組の検索及び検索結果の表示の双方を行った力これに限定されない。特定の番組の検索をサーバ装置にて行い、検索結果の表示を、前記サーバ装置とネットワークにて接続された端末装置 (例えば、携帯電話機)であってもよい。

[0262] このとき、サーバ装置は、検索の結果を記憶して、る。端末装置は、サーバ装置へ第 1検索結果表示命令及び第 2検索結果表示命令を送信する。端末装置は、サーバ装置へ第 2検索結果表示命令を送信する場合には、対象日付をも送信する。サーバ装置は、端末装置より第 1検索結果表示命令を受信すると、上記実施の形態と同様にリスト T180を生成し、生成したリスト T180を端末装置へ送信する。端末装置は、サーバ装置よりリスト T180を受信すると、受信したリスト T180を表示する。

[0263] サーバ装置は、端末装置より第 2検索結果表示命令及び対象日付を受信すると、上記実施の形態と同様にテレビ欄 T190を生成し、生成したテレビ欄 T190を端末装置へ送信する。端末装置は、サーバ装置よりテレビ欄 T190を受信すると、受信したテレビ欄 T190を表示する。

(2)番組検索装置 100において、ユーザの操作により検索キーワードを登録できるようにしてもよい。または、番組検索装置 100をネットワークに接続できるようにして、外部の機器よりネットワークを介して、検索キーワードを受信し、受信した検索キーヮードを登録できるようにしてもょ、。

[0264] また、番組検索装置 100において、ユーザの操作により除外条件を登録できるようにしてもよい。または、番組検索装置 100をネットワークに接続できるようにして、外部の機器よりネットワークを介して、除外条件を受信し、受信した除外条件を登録できるようにしてもよい。

また、番組検索装置 100において、ユーザの操作によりソート条件及び優先度を登録できるようにしてもよい。または、番組検索装置 100をネットワークに接続できるようにして、外部の機器よりネットワークを介して、ソート条件及び優先度を受信し、受信したソート条件及び優先度を登録できるようにしてもょ、。

[0265] (3)上記実施の形態では、表示する番組表示情報に対応するお勧め度を、ユーザプロファイル T150を用いて算出し、算出したお勧め度を記憶した力これに限定されな、。番組検索装置 100をインターネットなどのネットワークに接続できるようにして、外部の機器よりネットワークを介して、表示する番組表示情報に対応するお勧め度を受信し、受信したお勧め度を記憶してもよい。

[0266] または、放送装置 10より EPGを送信する場合に、送信する EPGに含まれる番組情報に、当該番組情報に対応する番組コンテンッのお勧め度を付加して送信してもよい。このとき、番組検索装置 100は、 EPG記憶部 101にて、受信した番組情報と、お勧め度を対応付けて記憶しておき、検索結果テーブル T160へ記憶する場合には、表示する番組表示情報を含む番組情報に対応するお勧め度を取得し、取得したお勧め度を、表示する番組表示情報に対応するお勧め度として、記憶する。

[0267] (4)上記実施の形態では、 2回目以降の検索では、対象外番組記憶領域と、 1週間分の番糸且情報とを用いて、検索したが、これに限定されない。 2回目以降の検索についても、 1回目の検索と同様に、 2週間分の番組情報を用いて行ってもよい。

(5)強調条件には、表示する番組表示情報に対応する番組コンテンツのジャンルを追加してもよい。このとき、番組検索装置 100は、ユーザの操作により強調条件となるジャンルを受け付ける。

[0268] また、除外条件には、チャンネル番号を追加してもよい。このとき、番組検索装置 10 0は、ユーザの操作により除外条件となるチャンネル番号を受け付ける。

(6)上記実施の形態では、 1回目の検索に使用する番組情報は、検索する日付から 2週間分の番組情報であつたが、これに限定されない。

検索日付より過去 1週間分の番組情報と未来 1週間分の番組情報との計 2週間分の番組情報を用いてもよい。

[0269] (7) 1回目の検索においては、 2サイクル分の番組情報を利用し、 2回目以降の検索においては、 1サイクル分の番組情報を利用するとしてもよい。ここで、サイクルとは、定期的に放送される番組名を含む番組表示情報に対応する番組コンテンツが放送される定期的な期間である。例えば、番組コンテンツが、毎日放送される場合には、 1 サイクルは 1日となり、 1週間に 1回放送される場合には、 1サイクルは 1週間となる。また、番組コンテンツが、 1日〖こ 2回放送される場合〖こは、半日が 1サイクルとなる。また、上記実施の形態においては、 1サイクルは 1週間である。

[0270] (8)上記実施の形態では、特定の番組表示情報の検索を、放送装置 10から EPG を受信する度に行ったが、これに限定されない。番組検索装置 100は、ユーザ力も操作により検索開始の指示を受け取ってもよい。 (9)上記実施の形態では、全ての放送局の番組情報に対して、特定の番組表示情報の検索を行ったが、これに限定されない。特定の番組表示情報の検索を、放送局毎に行ってもよい。

[0271] (10)上記実施の形態では、 2回目の検索以降において、検索結果テーブル T160 より除外フラグ力「l」である番組表示情報を全て取得し、取得した各番組表示情報を対象外番組記憶領域へ記憶したが、取得した各番組表示情報に含まれる番組名のみを対象外番組記憶領域に記憶していもよい。このとき、検索制御部 111は、 EPG から取得した番組表示情報に含まれる番組名を用いて、対象外番組記憶領域に記憶している各番組表示情報と同一の番組表示情報が存在するかを判断することとなる。

[0272] (11)上記実施の形態では、番組コンテンツ及び EPGを放送波より受信したが、これに限定されない。番組検索装置 100と放送装置 10とをネットワークにて接続し、番組検索装置 100は、放送装置 10からネットワークを介して、番組コンテンツ及び EPG を受信し、取得してもよい。

(12)本発明において、図 2、図 20、図 26、図 27及び図 31に示す破線で囲んだ機能ブロックの一部、又は全てを、集積回路である LSIにて実現してもよい。これらの機能ブロックは、個別に 1チップィ匕されてもよいし、一部又は全てを含むように 1チップ化されてもよい。

[0273] ここでは、番組検索装置の制御を行う集積回路として、 LSIとしたが、集積度の違!、により、 IC、システム LSI、スーパー LSI、ウルトラ LSIと呼称されることもある。

また、集積回路化の手法は LSIに限るものではなぐ専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。 LSI製造後に、プログラムすることが可能な FPGA (Field Progr ammable Gate Array)や、 LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギユラブル ·プロセッサを利用してもよ、。

[0274] さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術により LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積ィ匕を行ってもよい。このような技術には、バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。 (13)上記実施の形態において、図 3にて示す各検索キーワードは、一例である。検索キーワードは、特別な番組コンテンツの番組情報に含まれるものであればょ、。

[0275] 例えば、「派手（豪華なショー、 extravaganza)」を検索キーワードとして用いてもよい。このとき、検索キーワード「派手」の有効期間は、一例として、「4月 1日力 4月 15 日」、「7月 1日から 7月 15日」、「10月 1日から 10月 15日」及び「1月 1日から 1月 15 日」である。

(14)上記実施の形態における有効期間に、時刻を付加してもよい。例えば、検索キーワード「総集編」の有効期間を「12月 1日 4 : 00〜12月 31日 24 : 00」としてもよい。

[0276] (15)上記実施の形態にて示す検索キーワードの有効期間「指定なし」は、有効期間が「1月 1日〜 12月 31日」と同等の概念であるとしてもよい。

(16)本発明において、完全一致検索の概念は、部分一致検索の概念に含まれるものとする。

(17)上記実施の形態において、 2週間分の番糸且情報力もなる EPGを用いて、重複する番組の検索を行った力これに限定されない。 3週間以上の番組情報力なる E PGを用いてもよい。

[0277] (18)上記実施の形態にお!ヽて、再放送番組のうちで録画予約がなされた番組を除外していた力これに限定されない。録画予約がなされた番組である力否かのみで除外するカゝ否かを判断してもよヽし、再放送番組であるカゝ否かのみで除外するか否かを判断してもよい。

(19)上記実施の形態において、特別番組のみの番組表示情報を表示したが、これに限定されない。

[0278] 定期番組のみの番組表示情報を表示してもよ!/、。このとき、番組検索装置は、除外フラグの値力 S「1」である番組表示情報を抽出し、表示する。

または、上記 5. 3の変形例として、キーワード検索にて検出されな力つた番組の番組表示情報を、表示内容に付加してもよい。キーワード検索にて検出されな力つた番組の番組表示情報であることが識別できるように、他の番組表示情報 (キーワード検索にて検出された番組表示情報）に対する背景色及び文字色と異なる背景色及び文字色を設定する。

[0279] (20)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンビュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラム力もなるデジタル信号であるとしてもよい。

また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、 CD— RO M、 MO、 DVD, DVD-ROM, DVD -RAM, BD (Blu— ray Disc)、半導体メモリなど、〖こ記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。

[0280] また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送するものとしてもよ、。

また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。

[0281] また、前記プログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記プログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい

(21)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよ!/、。産業上の利用可能性

[0282] 上記にて示した番組検索装置は、前記番組検索装置を製造及び販売する産業において、経営的、つまり反復的かつ継続的に利用されうる。

Claims

請求の範囲

[1] 電子番組表力現時点に相応する番組を検索する番組検索装置であって、

放送される番組を表す番組表示情報を 1以上含む電子番組表を記憶している番組表記憶手段と、

抽出キーワードと、対応する有効期間とを記憶しているキーワード記憶手段と、現在の時刻を取得する時刻取得手段と、

取得した現在時刻を含む有効期間に対応する抽出キーワードを前記キーワード記憶手段から読み出し、読み出した抽出キーワードを含む番組表示情報を、前記電子番組表から 1以上検出する検出手段と、

前記検出手段にて検出された 1以上の番組表示情報のうち、定期番組を示す番組表示情報を定期番組表示情報として抽出し、定期番組とは異なる番組を示す番組表示情報を特別番糸且表示情報として抽出する抽出手段と

を備えることを特徴とする番組検索装置。

[2] 前記番組検索装置は、さらに、

前記抽出手段にて抽出された定期番組表示情報を除外する除外手段

を備えることを特徴とする請求項 1に記載の番組検索装置。

[3] 定期番組表示情報にて表される番組が放送される定期的な期間をサイクルとし、前記電子番組表は、複数サイクルの期間に放送される番組を表す番組表示情報を 1以上含み、

前記定期番組表示情報は、前記複数サイクルの間に重複して放送される番組の番組表示情報であり、

前記抽出手段は、前記検出手段にて検出された 1以上の前記番組表示情報から、重複する番組表示情報を検索し、検索にて得た重複する各番組表示情報をそれぞれ定期番組表示情報とする

ことを特徴とする請求項 2に記載の番組検索装置。

[4] 定期番組表示情報にて表される番組が放送される定期的な期間をサイクルとし、前記電子番組表は、 1サイクルの期間に放送される番組を表す番組表示情報を 1 以上含み、前記抽出手段は、

定期的に放送される番組を示す定期番組名を記憶している定期番組名記憶部と、前記検出手段にて検出された 1以上の前記番組表示情報から、 1サイクルの期間に放送され、且つ前記定期番組名にて示される番組を表す番組表示情報を検索し、検索により得た番組表示情報を定期番組表示情報として取得する定期番組取得部と

を備えることを特徴とする請求項 2に記載の番組検索装置。

[5] 前記番組検索装置は、さらに、

利用者により、録画予約がなされた録画予約番組名を記憶している番組名記憶手段を備え、

前記抽出手段は、さらに、前記検出手段にて検出された 1以上の前記番糸且表示情報から、前記番組名記憶手段にて記憶している録画予約番組名にて示される番組を表す番組表示情報を検索し、検索により得た番組表示情報を予約済番組表示情報として取得し、

前記除外手段は、さらに、前記抽出手段にて取得された予約済番組表示情報にて示される番組を表す番組表示情報を除外する

ことを特徴とする請求項 2に記載の番組検索装置。

[6] 前記抽出手段は、

抽出した 1以上の番組表示情報のうち、定期的に放送される番組を表す番組表示情報を定期番組表示情報とし、残り 1以上の番組表示情報を特別番組表示情報とし前記番組検索装置は、さらに、

前記抽出手段にて抽出された 1以上の前記特別番組表示情報の表示態様と、前記定期番組表示情報の表示態様とを区別して表示する表示手段

[7] 前記表示手段は、特別番組表示情報を表示する文字色及び背景色を記憶しており、

前記表示手段は、記憶している前記文字色及び前記背景色に基づいて、前記 1以上の特別番組表示情報を表示する

ことを特徴とする請求項 6に記載の番組検索装置。

[8] 前記表示手段は、各有効期間に応じた画像情報を記憶しており、

前記表示手段は、表示に係る日付を取得し、取得した日付に応じた有効期間を決定し、決定した有効期間に応じる画像情報を取得し、各特別番組表示情報と、取得した画像情報とを対応付けて表示する

ことを特徴とする請求項 6に記載の番組検索装置。

[9] 前記表示手段は、定期番組表示情報を表示する文字色及び背景色を記憶しており、

前記表示手段は、記憶している前記文字色及び前記背景色に基づいて、前記定期番糸且表示情報を表示する

ことを特徴とする請求項 6に記載の番組検索装置。

[10] 前記表示手段は、

前記定期番組表示情報にて表される番組の放送頻度を取得し、前記定期番組表示情報と、取得した放送頻度とを対応付けて表示する

ことを特徴とする請求項 9に記載の番組検索装置。

[11] 前記番糸且検索装置は、さらに、

前記定期番組表示情報と、前記 1以上の特別番組表示情報との並び替えを行う並替キーを記憶して、る並替キー記憶手段と、

前記定期番組表示情報と前記 1以上の特別番組表示情報とを、前記並替キーに基づヽて並び替え、並び替えられた前記定期番組表示情報又は前記特別番組表示情報と、並び替えによる順位を示す番号とからなる結果情報を、前記定期番組表示情報及び前記各特別番組表示情報毎に生成する結果生成手段とを備え、

前記表示手段は、生成された結果情報に基づいて、前記 1以上の特別番組表示情報の表示態様と、前記定期番組表示情報の表示態様とを区別して表示することを特徴とする請求項 6に記載の番組検索装置。

[12] 前記結果生成手段は、並び替えられた前記特別番組表示情報又は前記定期番組表示情報と、並び替えによる順位を示す番号との組を列ごとに並ぶように、結果情報を生成する

ことを特徴とする請求項 11に記載の番組検索装置。

[13] 前記結果生成手段は、並び替えられた前記特別番組表示情報又は前記定期番組表示情報と、並び替えによる順位を示す番号との組を、番組が放送されるチャンネル番号を示す第 1軸と、前記第 1軸と直交し、時間を示す第 2軸とからなる 2次元表の対応する位置へ位置付けて、結果情報を生成する

ことを特徴とする請求項 11に記載の番組検索装置。

[14] 前記特別番組表示情報は、放送される番組の番組名を示す文字列を含み、

前記番組検索装置は、さらに、

強調表示する強調文字列と、前記強調文字列の文字種別とを対応付けて記憶している強調条件記憶手段と、

前記強調文字列を含む特別番組表示情報を検索し、前記強調文字列を含む特別番組表示情報が得られた場合にのみ、得られた特別番組表示情報から、前記強調文字列と一致する強調対象文字列を取得する文字列取得手段とを備え、

前記表示手段は、前記文字列取得手段にて取得した前記強調対象文字列に対して、前記強調文字列に対応する文字種別を設定し、設定した文字種別にて前記強調対象文字列を表示する

ことを特徴とする請求項 6に記載の番組検索装置。

[15] 前記キーワード記憶手段は、抽出キーワードと、対応する有効期間とを複数個記憶しており、

前記強調文字列は、複数の抽出キーワードのうち、有効となった時刻から前記時刻取得手段にて取得された現在時刻までの期間が所定時間内である強調キーワードであり、

前記文字列取得手段は、前記強調キーワードを含む特別番組表示情報を検索し、前記強調キーワードを含む特別番組表示情報が得られた場合にのみ、得られた特別番組表示情報に含まれる前記強調キーワードを前記強調対象文字列とすることを特徴とする請求項 14に記載の番組検索装置。

[16] 前記キーワード記憶手段は、抽出キーワードと、対応する有効期間とを複数個記憶しており、

前記強調文字列は、前記複数の抽出キーワードのうち、有効期間内である有効キ一ワードであり、

前記文字列取得手段は、前記有効キーワードを含む特別番組表示情報を検索し、前記有効キーワードを含む特別番組表示情報が得られた場合にのみ、得られた特別番組表示情報に含まれる前記有効キーワードを前記強調対象文字列とすることを特徴とする請求項 14に記載の番組検索装置。

[17] 前記番糸且検索装置は、さらに、

前記定期番組表示情報及び前記 1以上の特別番組表示情報に対して、それぞれのお勧め度を示すお勧め値を取得するお勧め値取得手段を備え、

前記並替キーは、お勧め値であり、

前記結果生成手段は、前記定期番組表示情報及び前記 1以上の特別番組表示情報を、取得したお勧め値に基づ、て並び替えを行う

ことを特徴とする請求項 11に記載の番組検索装置。

[18] 前記電子番組表は、さらに、

各番組表示情報に対応して、付属情報を含み、

前記お勧め値取得手段は、

ユーザの番組嗜好を表す嗜好キーワードと、当該嗜好キーワードに対する重み付けを示す嗜好値とからなる嗜好情報を記憶している嗜好情報記憶部と、

前記定期番組表示情報及び前記 1以上の特別番組表示情報と、前記定期番組表示情報及び前記 1以上の特別番組表示情報のそれぞれに対応する付属情報とから、前記嗜好キーワードを含む文字列を検出するキーワード検出部と、

前記キーワード検出部にて検出された文字列に含まれる嗜好キーワードに対応する嗜好値より、前記お勧め値を算出して、取得する算出部と

を備えることを特徴とする請求項 17に記載の番組検索装置。

[19] 前記結果生成手段は、さらに、各お勧め値に応じた文字色及び背景色を記憶しており、

前記結果生成手段は、前記特別番組表示情報を表示する文字色及び背景色を、前記特別番組表示情報のお勧め値に応じた文字色及び背景色に設定し、設定した文字色及び背景色にて前記特別番組表示情報を表示するように、並び替えられた前記特別番組表示情報と、並び替えによる順位を示す番号とからなる結果情報を生成する

ことを特徴とする請求項 17に記載の番組検索装置。

[20] 前記番組検索装置は、ネットワークを介して端末装置と接続されており、

前記表示手段は、前記 1以上の特別番組表示情報の表示態様と、前記定期番組表示情報の表示態様とを区別して表示するための表示情報を、前記端末装置へ出力することにより、前記 1以上の特別番組表示情報及び前記定期番組表示情報の表示を行う

ことを特徴とする請求項 6に記載の番組検索装置。

[21] 前記番組表示情報は、さらに、新番組情報を含み、

前記新番組情報は、当該番組情報にて示される番組が新番組であることを示し、前記抽出手段は、前記抽出キーワードが前記新番組情報に含まれる場合には、前記新番組情報を含む番組表示情報を特別番組表示情報とする

ことを特徴とする請求項 6に記載の番組検索装置。

[22] 電子番組表から現時点に相応する番組を検索する番組検索装置の集積回路であつて、

前記検出手段にて検出された 1以上の番組表示情報のうち、定期番組を示す番組表示情報を定期番組表示情報として抽出し、定期番組とは異なる番組を示す番組表示情報を特別番糸且表示情報として抽出する抽出手段とを備えることを特徴とする集積回路。

[23] 電子番組表から現時点に相応する番組を検索する番組検索装置に用いられる検索方法であって、

前記番組検索装置は、

抽出キーワードと、対応する有効期間とを記憶しているキーワード記憶手段とを備え、

前記検索方法は、

現在の時刻を取得する時刻取得ステップと、

取得した現在時刻を含む有効期間に対応する抽出キーワードを前記キーワード記憶手段から読み出し、読み出した抽出キーワードを含む番組表示情報を、前記電子番糸且表から 1以上検出する検出ステップと、

前記検出ステップにて検出された 1以上の番組表示情報のうち、定期番組を示す番組表示情報を定期番組表示情報として抽出し、定期番組とは異なる番組を示す番組表示情報を特別番組表示情報として抽出する抽出ステップと

を含むことを特徴とする検索方法。

[24] 電子番組表から現時点に相応する番組を検索する番組検索装置に用いられる検索プログラムであって、

前記番組検索装置は、

前記検索プログラムは、

現在の時刻を取得する時刻取得ステップと、

を含むことを特徴とする検索プログラム。

電子番組表から現時点に相応する番組を検索する番組検索装置に用いられる検索プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記番組検索装置は、

前記検索プログラムは、

現在の時刻を取得する時刻取得ステップと、

を含むことを特徴とする記録媒体。