WO2005084019A1

WO2005084019A1 - 記録プログラム及び記録媒体

Info

Publication number: WO2005084019A1
Application number: PCT/JP2004/014297
Authority: WO
Inventors: Yutaka Ueda
Original assignee: Konica Minolta Photo Imaging, Inc.
Priority date: 2004-02-27
Filing date: 2004-09-22
Publication date: 2005-09-09

Abstract

この発明は、所定の記録手段に記録された画像データを簡単に記録媒体に記録することができる記録プログラム及び記録媒体を提供する。本発明の記録プログラムは、コンピュータを、少なくとも、予め定められた記録手段から画像データを読み出す手段、読み出した前記画像データを、自身のプログラムが記録された記録媒体に記録させる手段、として機能させるものである。

Description

明細書記録プログラム及び記録媒体技術分野

この発明は、記録プログラム及び記録媒体に関し、特に画像データを所定の記録手段に記録させることができる記録プログラム及び該記録プログラムが書き込まれた記録媒体に関する。背景技術，

近年、写真に関連する様々なサ一ビスが提供されるようになってきている。例えば、ユーザがデジタルカメラで写真を撮影し、デジタルカメラやデジタルカメラ用メディアをミュラボ等の写真店ゃコンビニェンスストアなどの店舗に^ち込み、店舗內に設けられた無人端末（キオスク）や店頭端末などを用いて、デジタルカメラやメディアに記録された画像データを C D— R、D VD— Rなどの記録媒体に書き込むことができる（例えば、特開平 5— 1 8 2 3 7 3号公報等）。

また、デジタルカメラやメディア、フィルムから読み取った元の画像データのデータサイズを縮小したサムネィル画像データゃスクリーンネィル画像データなどの縮小画像データを作成し、元の画像データと縮小画像データとを C D— R、 D V D— Rなどの記録媒体に書き込むサービスも行われている。

上記サービスを利用するためには、画像データが記録されたデジタル力メラゃメディアなどをミニラボゃコンビニエンスストアなどの店舗に持ち込んで端末を操作しなければならず、簡便に画像データを記録媒体に記録することができない。また、店舗内で端末を操作する場合、操作に慣れていないと注文に時間がかかり、また、順番待ちの客がいる場合には落ち着いて画像データを選択することができない。更に、記録媒体に記録しようとする画像データがデジタルカメラやメディア以外の記録手段、例えば、パーソナルコンピュータのハードディスクなどの持ち運びができないものに記録されている場合は上記サービスを利用することができない。

そのような場合は、ユーザ自らが所定のプログラム（例えば、ウィンドウズ（R) のエクスプローラなど）を用いて特定の記録手段の記録構造（フォルダ構成ゃフォルダ名称、ファイル名称など）を調べ、この記録構造を参照して所望の画像データを選択し、かつ、選択した画像データの記録先（ここでは記録媒体）を指定する等の作業を行わなければならず、操作が煩雑である。特に、コンピュータ機器の操作に不慣れなユーザにこのような作業を求めるのは酷であり、所望の画像データを簡単に記録媒体に記録することができないという問題があった。

また、上記問題は画像データを記録する場合に限らず、音楽データなどの他の種類のデータを記録する場合にも同様に生じる。発明の開示

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、所定の記録手段に記録された画像データを簡単に記録媒体に記録することができる記録プログラム及び記録媒体を提供することにある。

上記目的を達成するため、本発明の記録プログラムは、コンピュータを、少なくとも、予め定められた記録手段から画像データを読み出す手段、読み出した前記画像データを、自身のプログラムが記録された IB録媒体に記録させる手段、として機能させるものである。上記記録プログラムを起動させる手段、として機能させるものである。

また、本発明の記録媒体は、上記記載の記録プログラムが記録されていることを特徴とするものである。

本発明においては、前記記録媒体はディスク型記録媒体であり、前記記録プログラムが前記デイスク型記録媒体の外周領域に記録され、該記録プログラムのスタートアドレスが論理ァドレス領域外に記録されている構成とすることができる。このように、本発明によれば、記録プログラムが所定の領域に書き込まれた記録媒体をパーソナルコンピュータなどの機器のスロットに装填すると、記録プログラムが読み込まれて起動し、記録プログラムは、予め定められた又は選択された記録手段を特定し、該記録手段から全てのデータ又は特定の記録構造を有するデータ又は選択されたデ一タを読み出して自身のプログラムが書き込まれている記録媒体に記録する制御を行うため、ユーザは自宅のコンビュータ機器を用レ、てデ一タを記録媒体に記録することができる。また、ユーザ自身がコピープログラムなどを操作して記録元や記録先の設定、データの選択などの操作を行う必要がなくなるため、コンピュータ機器の操作に不慣れなユーザであっても簡単にデータを記録媒体に記録することができる。

本発明の記録プログラム及び記録媒体によれば、ユーザは店舗に設置された端末を用いなくても自宅のパーソナルコンピュータなどを用いて所望の画像データを記録媒体に記録することができ、また、ユーザ自身がコピープログラムなどを操作して記録元や記録先の設定、画像データの選択などの操作を行うことなく、簡単に画像データを記録媒体に記録することができる。

その理由は、記録プログラムが所定の領域（例えばディスクの外側）に書き込まれた記録媒体がパーソナルコンピュータなどの機器のスロットに装填されると、記 3 また、本発明の記録プログラムは、コンピュータを、少なくとも、予め定められた記録手段の記録構造を判別する手段、前記記録構造を参照して、前記記録手段に記録されているデータの中から画像データを選別する手段、前記記録手段から前記選別された画像データを読み出す手段、読み出した前記画像データを、自身のプログラムが記録された記録媒体に記録させる手段、として機能させるものであり、本発明においては、前記記録構造とは、前記画像データを格納するフォルダの階層構造又は該フォルダの名称に基づいて特定される構造とすることができる。

また、本発明においては、前記予め定められた記録手段とは、前記記録プロダラムが参照可能なドライブ指定情報又はパス情報に基づいて特定される記録手段、又は、装填又は接続が認識された記録手段とすることができる。

また、本発明の記録プログラムは、コンピュータを、少なくとも、選択された記録手段から選択された画像データを読み出す手段、読み出した前記画像データを、自身のプログラムが記録された記録媒体に記録させる手段、として機能させるものである。

本発明においては、コンピュータを、更に、入力された画像データのデータサイズを縮小した縮小画像データを作成する手段として機能させる構成、又は、入力された画像データに基づいて、 V i d e o— C D形式、 D V D— V i d e o形式又は HD T V形式のデータを作成する手段として機能させる構成とすることができる。また、本発明においては、前記記録手段は、デジタルカメラ、デジタルカメラ用記録媒体、ハードディスク、ネットワーク接続されたホームサーバ又は w e bサーバのいずれか一を含むことが好ましい。

また、本発明のプログラムは、コンピュータを、前記記録媒体に予め定められた構造のデータが記録されているかを判断し、前記データが記録されていない場合に録プログラムが読み込まれて起動され、記録プログラムは、予め定められた又はュ一ザに選択された記録手段を特定し、該記録手段から全ての画像データ又は特定の記録構造を有する画像データ又はユーザに選択された画像データを読み出して、自身のプログラムが書き込まれている記録媒体に記録する制御を行うからである。図面の簡単な説明

第 1図は本発明の第 1の実施例に係る記録装置の構成を示す外観図である。第 2図は本発明の第 1の実施例に係る記録装置の他の構成を示す外観図である。第 3図は本発明の第 1の実施例に係る記録装置の他の構成を示す外観図である。第 4図は本発明の第 1の実施例に係る記録装置の他の構成を示す外観図である。第 5図は本発明の第 1の実施例に係る記録プログラムにより機能する手段を示すプロック図である。

第 6図は本発明の第 1の実施例に係る記録プログラムを用いた画像データの記録手順を示すフローチャート図である。

第 7図は記録手段（記録元）の画像データの記録構造を示す図である。

第 8図は記録媒体（記録先）の画像データの記録構造を示す図である。

第 9図は記録媒体（記録先）の画像データの記録構造のバリエーションを示す図である。

第 1 0図は記録媒体（記録先）の画像データの記録構造のバリエーションを示す図である。

第 1 1図は本発明の第 2の実施例に係る記録プログラムにより機能する手段を示すプロック図である。

第 1 2図は本発明の第 2の実施例に係る記録プログラムを用いた画像データの記録手順を示すフローチヤ一ト図である。

第 1 3 ( a ) 図および第 1 3 ( b ) 図は、それぞれ記録手段（記録元）の画像データの記録構造を示す図である。

第 1 4図は本発明の第 3の実施例に係る記録プログラムにより機能する手段を示すブロック図である。

第 1 5図は本発明の第 3の実施例に係る記録プログラムを用いた画像データの記録手順を示すフローチャート図である。発明を実施するための最良の形態

本発明に係る記録プログラムは、その好ましい一実施の形態において、コンビュータを、予め定められた記録手段（コンピュータ機器に接続されているデジタル力メラゃスロットに装填されているメディア、コンピュータ機器のハードディスク、コンピュータ機器に接続されているホームサーバや w e bサーバなど）から画像デ一タを読み込む記録手段を特定する手段、特定された記録手段から画像データを読み出す手段、必要に応じて、読み出した画像データに基づいて縮小画像データや D VDプレーヤや D VDレコーダ、ゲーム機などの画像再生機器で再生可能な動画デ一タを作成する手段、入力された画像データや作成された画像データを自身のプログラムが書き込まれている記録媒体に記録させる手段として機能させるものであり、ユーザは該記録プログラムが書き込まれた記録媒体をパーソナルコンピュータのスロットなどに装填すると、予め定められた構造のデータが記録されていない場合に記録プログラムが起動し、記録プログラムにより画像データの記録元や記録先を指定することなく、所望の画像データを簡単に記録媒体に記録することができる。 (実施例 1 ) 上記実施形態について詳細に説明すべく、本発明の第 1の実施例に係る記録プログラム及び記録媒体について、第 1図乃至第 1 0図を参照して説明する。

第 1図に示すように、本実施例の記録装置 1は、本発明の記録プログラムが予め定められた領域に書き込まれた C D— R/RWや D V D士 R/RW、 D V D - R A 5 M、 B l u— r a yディスク等の記録媒体 9を装填する記録媒体装填部 4と、画像データ（静止画像データ、動画データ、画像情報を含むデータなど）を記録するハードディスク 1 0などの内蔵又は外付けの記録手段と、スマートメディア、コンパタトフラッシュ（登録商標）、メモリースティック（登録商標）、 S Dメモリー力ード、マルチメディアカードなどの記録媒体（以下、メディア 8と呼ぶ。）を装填

1100 すするるメメデディィアア装装填填部部 22とと、、デデジジタタルルカカメメララ 77

ムムーービビーーカカメメララのの双双方方をを含含むむ。。 ))ややカカメメララ付付きき携携帯帯電電話話機機 77 aa等等のの撮撮影影機機器器をを有有線線又又はは無無線線、、赤赤外外線線等等にによよっってて接接続続すするるたためめのの機機器器接接続続部部 33とと、、 LL AANNやや WWAA NN、、 VV AANN、、イインンタターーネネッットトななどどのの通通信信ネネッットトワワーークク 11 22をを介介ししててホホーームムササーーババ 11 11やや ww ee bbササーーババ 11 33ななどどのの外外部部記記録録手手段段ととをを接接続続すするるたためめののネネッットトワワーークク接接続続部部とと、、ポポ

1155 タタンン、、キキーーボボーードド、、ママウウスス等等のの操操作作手手段段 66及及ぴぴ LL CC DD、、 CC RR TT等等のの表表示示手手段段 55とと、、図図示示ししなないい CC PP UUななどどのの演演算算処処理理手手段段及及ぴぴ RR AAMMななどどのの一一次次記記憶憶手手段段をを備備ええてていいるる。。

ななおお、、本本実実施施例例でではは、、画画像像デデーータタのの記記録録元元ととししててハハーードドデディィススクク 11 00ととメメデディィアア 88ととデデジジタタルルカカメメララ 77ななどどのの撮撮影影機機器器ととホホーームムササーーババ 11 11やや ww ee bbササーーババ 11 33なな 2200 どどのの外外部部記記録録手手段段ととをを列列挙挙ししてていいるるがが、、ここれれららのの全全ててをを備備ええてていいるる必必要要ははななくく、、そそのの中中のの 11以以上上のの記記録録手手段段をを備備ええてていいれればばよよくく、、ままたた、、上上記記以以外外のの他他のの記記録録手手段段をを備備ええてていいててももよよいい。。ままたた、、上上記記でではは記記録録媒媒体体装装填填部部 44をを画画像像デデーータタがが追追記記さされれるる記記録録媒媒体体 99をを装装填填すするるたためめにに用用いいてていいるるがが、、複複数数のの記記録録媒媒体体装装填填部部 44をを備備ええてていいるる場場合合は、画像データが記録された他の記録媒体を装填してもよい。また、第 1図では記録装置 1としてパーソナルコンピュータなどのコンピュータ機器を用いている力記録装置 1の形態は任意であり、記録媒体 9に画像データを書き込む機能を備えていればよく、例えば、第 2図に示すように専用のセットトップボックスとしたり、第 3図に示すようにポータブルライターとしたり、第 4図に示すように H D Dレコーダゃ D VDレコーダ、ゲーム機などとしてもよいし、カーナビゲーシヨン装置などを用いることもできる。

また、本発明は記録プログラムが書き込まれた記録媒体 9に画像データを追記するものであるため、記録プログラムは画像データの追記ができるように記録媒体 9 に書き込まれている必要がある。ここで、追記した画像データをコンピュータ機器で再生する場合は、記録プログラムを記録媒体 9の内側に書き込み、画像データをその外側に書き込んでも画像データを再生することができるが、画像データを D V Dプレーヤや D V Dレコーダ、ゲーム機などの画像再生機器で再生する場合は、記録プログラムが記録媒体 9の内側に書き込まれていると、その外側に書き込まれた画像データを再生することができなくなる。そこで本実施例では、記録プログラムを記録媒体 9の外側領域に書き込むと共に、記録プログラムを記録装置 1で認識させるために、論理ァドレス領域の内側に記録プログラムのスタートァドレスを示す情報を書き込む。これにより、記録プログラムを認識させ、かつ、画像データをコンピュータ機器でも画像再生機器でも再生できるようにしている。この記録プログラムは写真店などでブランクの記録媒体 9に書き込んでもよいが、記録プログラムの書き換えができないように、予め記録プログラムを R OM形式で書き込んでもよいし、記録媒体 9の製造時に該記録プログラムをプレスで書き込んでもよい。このようにして書き込まれた記録プログラムがコンピュータを機能させる手段をブロック図で示すと第 5図のようになる。すなわち、メディア装填部 2に装填されたメディァ 8や機器接続部 3に接続されたデジタル力メラ 7、記録装置 1に内蔵されたハードディスク 1 0、通信ネットワーク 1 2を介して接続されたホームサーパ 1 1や w e bサーバ 1 3などの 1以上の記録手段の中から画像データを読み込む記録手段を特定する記録元特定手段 1 4と、特定された記録手段から画像データを読み込むデータ入力手段 1 5と、必要に応じて、読み取った画像データのデータサイズ等を縮小したサムネイル画像データゃスクリーンネイル画像データなど（以下、これらを総称して縮小画像データと呼ぶ。）を作成する縮小画像データ作成手段 1 6 aや読み取った画像データを D V Dプレーヤや D V Dレコーダ、ゲーム機などで再生可能な形式の画像データ（動画データ）に変換するデータ変換手段 1 6 b などのデータ作成手段 1 6と、読み取つた画像データや作成した画像データを記録プログラムが書き込まれた記録媒体 9に記録する記録制御手段 1 7とを備えている。なお、上記手段は記録プログラムとして構成されていてもよいし、ハードウヱァとして記録装置 1に構成されていてもよい。

次に、上記記録装置 1を用いて画像データを記録媒体 9に記録する手順について、第 6図のフローチヤ一ト図を参照して説明する。

まず、ステップ S 1 0 1で、記録プログラムが書き込まれた記録媒体 9を記録装置 1の記録媒体装填部 4に装填する。なお、この記録媒体 9には記録プログラムのみが書き込まれていてもよいし、記録プログラムに加えて他のプログラム（例えば、スライドショープログラムなどの画像再生プログラムやプリント注文プログラムなど）やデータが書き込まれていてもよい。

ここで、記録媒体 9が装填されると、以下に示すフローに従って画像データの記録が行われるが、以前に画像データが記録された記録媒体 9が装填された場合に、更に画像データを追記するのは好ましくない。そこで、ステップ S 1 0 2で、記録装置 1は装填された記録媒体 9に所定のルールに従って命名されたフォルダや画像データが存在するか、記録媒体 9の空き容量が予め定められた容量以下であるか .などを調べる。また、ステータスファイル（Discstatus. txt) に記録状況を書き込んでおき、このステータスファイルを参照して以前に画像データの記録が行われているかを調べる。そして、所定の構造のフォルダや画像データが存在する場合や、以前に画像データの記録が行われている場合、記録媒体 9の空き容量が予め定められた容量以下の場合には、画像データの追記を行わずに処理を終了することもできる。なお、ステップ S 1 0 2は記録装置 1にハードウェアとして構成した手段を用いて実現してもよいし、コンピュータを、上記判断を行う手段として機能させるプログラムを実行することにより実現してもよい。

次に、ステップ S 1 0 3で、記録装置 1の演算処理手段は、記録媒体装填部 4に装填された記録媒体 9の所定の領域（例えば、論理アドレス領域の内側など）から記録プログラムのスタートァドレスを示す情報を読み取り、該スタートァドレスを用いて記録プログラムを読み出して起動させる。なお、記録プログラムは記録装置 1の R AMに格納して起動してもよいし、記録媒体 9から直接起動してもよい。次に、ステップ S 1 0 4で、記録元特定手段 1 4は、メディア 8やデジタルカメラ 7 、ハードディスク 1 0、ホームサーバ 1 1 、 w e bサーバ 1 3などの記録手段の中から画像データを読み込む記録手段（記録元）を特定する。記録手段を特定する方法としては、例えば、記録プログラム自体又は記録プログラムが参照するデータの中にドライブの指定情報やパス情報を記述しておき、該情報を参照して記録手段を特定してもよいし、メディア装填部 2や機器接続部 3を監視し、メディア 8が装填されたメディァ装填部 2やデジタル力メラ 7などが接続された機器接続部 3 を認識して、装填されたメディァ 8や接続されたデジタル力メラ 7などを記録手段として特定してもよい。

次に、ステップ S 1 0 5で、データ入力手段 1 5は、特定された記録手段に記録されているデータを読み取る。その際、本実施例では、操作を簡単にするために画像データの記録構造（フォルダ構成やフォルダ名、ファイル名など）を判別することなく、記録手段に記録された全てのデータを読み取るようにしているため、特定する記録手段には画像データのみが記録されていることが好ましく、本実施例の構成では記録手段としてメディア 8やデジタル力メラ 7、カメラ付き携帯電話機 7 a などが好適である。なお、上記メディア 8や撮影機器における画像データの記録構造は限定されないが、例えば、第 7図に示すように日付情報を参照してデジタル力メラ 7で生成されたフォルダに、撮影した画像データが記録されている構造が一般的である。

次に、ステップ S 1 0 6で、必要に応じて、縮小画像データ作成手段 1 6 aは、読み取った画像データのデータサイズを縮小したサムネイル画像データゃスクリ一ンネィル画像データなどの縮小画像データを作成する。この縮小画像データは入力した画像データよりもデータサイズが小さいものであればよく、例えば、画素数を減縮した画像データや色数、色再現域を減縮した画像データなどとすることができる力縮小画像データを有効に利用するためには記録装置 1のモニタの解像度以上の画素数、又は、サービス版程度の写真プリントを作成できる程度の画素数を備えていることが好ましい。

次に、ステップ S 1 0 7で、必要に応じて、データ変換手段 1 6 bは、読み取つた画像データを D V Dプレーヤや D V Dレコーダ、ゲーム機などの画像再生機器で読み取り可能な動画データ（V i d e o— C D形式、 D V D— V i d e o形式、 H D T V形式などのデータ）に変換する。画像データから動画データを作成する方法は特に限定されないが、例えば、静止画像データをスライドショーのように表示する場合は、静止画像データにスライド表示の時間分の差分 0のデータを付加して動画データを生成したり、静止画像データにスライドショープログラムで設定されたスライド効果に基づく差分データを付加して動画データを生成すればよい。

次に、ステップ S 1 0 8で、記録制御手段 1 7は、記録元から入力した画像データゃ作成した縮小画像データや動画データなどを記録先に記録するが、本実施例の記録プログラムではこれらの画像データは自身のプログラムが書き込まれている記録媒体 9に記録するように設定されているため、ユーザは自ら記録先を設定する必要はなく、操作を簡便にすることができる。

なお、ステップ S 1 0 7で画像再生機器用の画像データ（動画データ）を作成した場合、画像再生機器では動画データが記録媒体 9の内側に書き込まれていないと再生することができないため、まず、変換された動画データや関連付けファイル等 (以下、これらを総称して画像再生機器用データ群と呼ぶ。）を記録媒体 9の論理了ドレス領域の内側に記録した後、画像再生機器で使用可能なデータの領域を区分するためにー且セッションをクローズし、その後、入力された画像データや作成された縮小画像データ等（以下、これらを総称してコンピュータ機器用データ群と呼ぶ。）を記録媒体 9に先に記録された画像再生機器用データ群の外側に記録する。また、必要に応じて、コンピュータ機器用データ群と予め記録されている記録プログラムとの間にダミーデータを記録してもよく、データが連続的に記録されていればスタートアドレスを用いなくても記録プログラムを読み出すことが可能になる。ここで、これらの画像データを記録媒体 9に記録する際の記録構造は任意であり、記録手段の記録構造を維持して記録することもできる。その場合、記録媒体 9の記録構造は第 8図に示すようになり、デジタルカメラ 7で生成されたフォルダに格納された元の画像データ、サムネィノレ画像データ、スクリーンネィル画像データなどのコンピュータ機器用データ群と、画像データを V i d e o— CD形式、 DVD— V i d e o形式、 HDTV形式用データ等として関連付けるファイルを格納するフオルダ（VCD)、 TV画面に表示する画像データを格納するフォルダ（SEGM ENT) 、動画データを格納するフォルダ（MPEGAV)、 TV画面に静止画像データを表示するためのアプリケーションなどを格納するフォルダ（DAT) などの画像再生機器用データ群と、記録媒体 9に予め記録されている記録プログラムとで構成される。

また、画像データの管理を容易にするために、予め定められたルールに従ってフオルダを構成し、そのフォルダにユニークな名称を付与して記録してもよい。例えば、第 9図に示すように、画像データの格納場所を示すフォルダ（PSフォルダ）の下位の階層にメディァ 8毎、機器毎の画像データの格納場所を示すフォルダ（R Oフォルダ）を作成し、その中に元画像データを格納すると共に、その下位の階層にサムネイル画像データの格納場所を示すフォルダ（THMフォルダ）ゃスクリーンネイル画像データの格納場所を示すフォルダ（SCREENフォルダ）を作成する構成とすることができる。

その場合において、メディア 8毎、機器毎のフォルダの名称が重複しないように、 ROフォルダの名称を" R0— MBC— XXXXX_YYMMDD_yyy— zzz" (AA は国別のコード番号（00〜ZZ) 、 Bは地域別のコード番号（0〜Z) 、 Cは記録媒体の作り方を示すコ一ド番号（例えば、キォスクで作つた場合はラポで作つた場合は Lなど）、 XXXXX はランダムな I D番号、 YYMMDDは書き込み年月日を特定する数字、 yyyは日毎のシーケンシャル番号、 zzzは所定の単位毎（例えば、フィルム毎やメディア毎、機器毎など）のシーケンシャル番号）などとしてもよいし、更に、第 1 0図に示すように、 P Sフォルダの上位に移住してきた画像データの格納場所を示すフォルダ (PS_AABC_XXXXX_YYMMDD_zzz) などを作成してもよく、このような構成とすれば画像データの管理が更に容易になる。

このように、本実施例の記録プログラム及び記録媒体では、記録プログラムが所定の領域に書き込まれた記録媒体をパーソナルコンピュータなどの機器のスロットに装填すると、スタートァドレスを参照して記録プログラムが読み込まれて起動し、記録プログラムは、予め定められた記録手段（メディア 8やデジタルカメラ 7 など）から全ての画像データを読み込み、該画像データをそのまま、又は予め定められたルールに従って生成されたフォルダに格納して、自身のプログラムが書き込まれている記録媒体に記録する制御を行うため、ユーザは自宅のパーソナルコンビユータなどを用いて、画像データの記録元や記録先を指定したり画像データを特定する操作を行うことなく、所望の画像データを簡単に記録媒体 9に記録することができる。

(実施例 2 )

次に、本発明の第 2実施例に係る記録プログラム及び記録媒体について、第 1 1 図乃至第 1 3図を参照して説明する。

前記した第 1の実施例は、予め定められた記録手段に記録されているデータの全てを記録媒体 9に書き込むものであり、この構成はメディア 8やデジタルカメラ 7 に記録された画像データを記録する場合に便利な構成である力ユーザが予めデジタルカメラ 7やメディア 8に記録された画像データをコンピュータ機器のハードディスク 1 0やホームサーバ 1 1 、 w e bサーバ 1 3などに移して保存している場合、これらの記録手段には画像データ以外のデータやプログラムなども記録されているため、記録手段の中から画像データを特定する必要がある。

そこで、本実施例では、記録手段の記録構造（フォルダ構成やフォルダ名、ファィル名）などを参照して記録手段の中から画像データを特定できるようにしている。その場合、本実施例の記録プログラムがコンピュータを機能させる手段をブロック図で示すと第 1 1図のようになる。すなわち、メディア装填部 2に装填されたメディァ 8や機器接続部 3に接続されたデジタル力メラ 7、記録装置 1に内蔵されたハ一ドディスク 1 0、通信ネットワーク 1 2を介して接続されたホームサーバ 1 1や w e bサーバ 1 3などの 1以上の記録手段の中から画像データを読み込む記録手段を特定する記録元特定手段 1 4と、データの記録構造を参照して、特定した記録手段に記録されたデータの中から画像データを選別する画像データ選別手段 1 8 と、特定された記録手段から選別された画像データを読み込むデータ入力手段 1 5 と、必要に応じて縮小画像データを作成する縮小画像データ作成手段 1 6 aや画像データを画像再生機器で再生可能な形式に変換するデータ変換手段 1 6 bなどのデータ作成手段 1 6と、読み取った画像データや作成した画像データを記録プログラムが書き込まれた記録媒体 9に記録する記録制御手段 1 7とを備えている。

上記構成の記録プログラムを用いて、画像データを記録媒体 9に記録する手順について、第 1 2図のフローチャート図を参照して説明する。

まず、ステップ S 2 0 1で、記録プログラムが書き込まれた記録媒体 9を記録装置 1の記録媒体装填部 4に装填すると、ステップ S 2 0 2で、記録装置 1は装填された記録媒体 9に所定のルールに従って命名されたフォルダや画像データが存在するか、記録媒体 9の空き容量が予め定められた容量以下である力、ステータスフ了ィルを参照して以前に画像データの記録が行われているかなどを調べ、所定の構造のフォルダや画像データが存在しない場合や、以前に画像データの記録が行われていない場合、記録媒体 9の空き容量が予め定められた容量以上の場合には次のステツプの処理を行い、それ以外の場合は画像データの追記を行わずに処理を終了する。

次に、ステップ S 2 0 3で、記録装置 1の演算処理手段は、記録媒体装填部 4に装填された記録媒体 9の所定の領域（例えば、論理ァドレス領域の内側など）力ら記録プログラムのスタートアドレスを示す情報を抽出し、該スタートァドレスを用いて記録プログラムを読み出して起動させる。その際、第 1の実施例と同様に、装填された記録媒体 9に所定のルールに従って命名されたフォルダや画像データが存在する場合や、記録媒体 9の空き容量が予め定められた容量以下の場合には、画像データの追記を行わずに処理を終了するようにしてもよい。

次に、ステップ S 2 0 4で、記録元特定手段 1 4は、プログラム中に予め記述されたドライブの指定情報やパス情報などを参照して、又はメディァ 8が装填されたメディァ装填部 2やデジタル力メラ 7などが接続された機器接続部 3を認識して、画像データを読み込む記録手段（記録元）を特定する。

次に、本実施例では、ステップ S 2 0 5で、画像データ選別手段 1 8は、特定された記録手段の記録構造（例えば、記録手段に予め定められたフォルダが作成されている力、予め定められた名称のフォルダやファイルが存在する力、予め定められた拡張子のデータが存在するかなど）を調べ、該記録構造を参照して、該記録手段に記録されているデータの中から画像データを選別する。例えば、ハードデイスク 1 0が第 1 3 ( a ) 図、第 1 3 ( b ) 図に示すようなデータ構造の場合、所定のルールに従って生成されたフォルダ（P Sフォルダ）が存在していることから、その下位の階層のフォルダ（R Oフォルダ）に格納されているデータが対象となる画像データであると判断する。次に、ステップ S 2 0 6で、データ入力手段 1 5は、選別された画像データを読み取り、必要に応じて、ステップ S 2 0 7で、縮小画像データ作成手段 1 6 aを用いて、読み取った画像データ（元画像データ）のデータサイズを縮小したサムネィル画像データゃスクリーンネイル画像データなどの縮小画像データを作成し、また、ステップ S 2 0 8で、データ変換手段 1 6 bを用いて、読み取った画像データを D VDプレーヤや D V Dレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器で読み取り可能な動画データ（V i d e 0— C D形式、 D V D - V i d e o形式、 HD T V形式などのデータ）に変換する。 ·

そして、ステップ S 2 0 9で、記録制御手段 1 7は、変換された動画データや関連付けファイル等の画像再生機器用データ群を記録媒体 9の論理ァドレス領域の内側に記録した後、画像再生機器で使用可能なデータの領域を区分するために一且セッションをクローズし、その後、入力された画像データや作成された縮小画像データなどのコンピュータ機器用データ群を記録媒体 9に先に記録された画像再生機器用データ群の外側に記録する。

本実施例においても、これらの画像データを記録媒体 9に記録する際の記録構造は任意であり、記録手段の記録構造を維持して記録することもできるし、画像データの管理を容易にするために、予め定められたルールに従ってフォルダを構成し、そのフォルダにユニークな名称を付与して記録することもできる。また、メディア 8毎、機器毎、フィルム毎のフォルダの名称が重複しないように、 R Oフォルダの名称を" R0_AABC— XXXXX— YYMMDD— yyy_zzz" などとしたり、移住してきた画像データの格納場所を示すフォルダ（PS— MBC_XXXXX— YYMMDD_zzz) などを作成して画像データを記録してもよい。

このように、本実施例の記録プログラム及び記録媒体では、記録プログラムが所定の領域に書き込まれた記録媒体をパーソナルコンピュータなどの機器のス口ットに装填すると、スタートァドレスを参照して記録プログラムが読み込まれて起動し、記録プログラムは、記録手段を特定すると共に、該記録手段（ハードディスク 1 0やホームサーバ 1 1など）の記録構造を参照して記録手段に記録されたデータの中から画像データを選別して読み込み、該画像データをそのまま、又は予め定められたルールに従って生成されたフォルダに格納して、自身のプログラムが書き込まれている記録媒体に記録する制御を行うため、ユーザは自宅のパーソナルコンピユータなどを用いて、画像データの記録元や記録先を指定したり画像データを特定する操作を行うことなく、所望の画像データを簡単に記録媒体 9に記録することができる。

(実施例 3 )

次に、本発明の第 3実施例に係る記録プログラム及び記録媒体について、第 1 4 図及び第 1 5図を参照して説明する。

前記した第 2の実施例では、特定された記録手段の記録構造を参照して、該記録手段に記録されているデータの中から画像データを自動的に選別する構成とした力この構成は所定のルールで生成されたフォルダに画像データが整理されて格納されている場合に便利な構成であるが、画像データが整理されずに記録手段に記録されている場合や特定の記録手段に記録されている特定の画像データのみを記録媒体 9に記録したい場合にはユーザが記録手段や画像データを選別できるようにした方が便利である。

そこで、本実施例では、表示手段 5に記録手段や画像データを選択するための選択画面を表示してユーザが選択できるようにする。その場合、本実施例の記録プログラムがコンピュータを機能させる手段をプロック図で示すと第 1 4図のようになる。すなわち、画像データを読み込む記録手段や読み込む画像データの選択画面を表示手段 5に表示させ、操作手段 6を用いて所望の記録手段や画像データをユーザに選択させる制御を行う選択制御手段 1 9と、選択された記録手段から選択された画像データを読み込むデータ入力手段 1 5と、必要に応じて縮小画像データを作成する縮小画像データ作成手段 1 6 aや画像データを画像再生機器で再生可能な形式に変換するデータ変換手段 1 6 bなどのデータ作成手段 1 6と、読み取った画像データや作成した画像データを記録プログラムが書き込まれた記録媒体 9に記録する記録制御手段 1 7とを備えている。

上記構成の記録プログラムを用いて、画像データを記録媒体 9に記録する手順について.、第 1 5図のフローチャート図を参照して説明する。

まず、ステップ S 3 0 1で、記録プログラムが書き込まれた記録媒体 9を記録装置 1の記録媒体装填部 4に装填すると、ステップ S 3 0 2で、記録装置 1は装填された記録媒体 9に所定のルールに従って命名されたフォルダや画像データが存在するか、記録媒体 9の空き容量が予め定められた容量以下である力、ステータスフアイルを参照して以前に画像データの記録が行われているかなどを調べ、所定の構造のフォルダや画像データが存在しない場合や、以前に画像データの記録が行われていない場合、記録媒体 9の空き容量が予め定められた容量以上の場合には次のステツプの処理を行い、それ以外の場合は画像データの追記を行わずに処理を終了する。

次に、ステップ S 3 0 3で、記録装置 1の演算処理手段は、記録媒体装填部 4に装填された記録媒体 9の所定の領域（例えば、論理アドレス領域の内側など）力ら記録プログラムのスタートァドレスを示す情報を抽出し、該スタートァドレスを用いて記録プログラムを読み出して起動させる。その際、第 1及び第 2の実施例と同様に、装填された記録媒体 9に所定のルールに従って命名されたフォルダや画像データが存在する場合や、記録媒体 9の空き容量が予め定められた容量以下の場合には、画像データの追記を行わずに処理を終了するようにしてもよい。

次に、ステップ S 3 0 4で、選択制御手段 1 9は、メディァ 8やデジタル力メラ 7、ハードディスク 1 0、ホームサーバ 1 1、 w e bサーバ 1 3などの記録手段が選択可能に一覧表示された第 1の選択画面を表示手段 5に表示させる。そして、ステツプ S 3 0 5で、ユーザは操作手段 6を用いて一覧の中から所望の記録手段を選択する。その際、記録手段を常にユーザに選択させてもよいが、画像データの選択のみを希望するユーザを考慮して選択画面中に自動選択のポタンを設けておき、自動選択を選ぶと第 1及び第 2の実施例で示した方法で予め定められた記録手段が自動的に選択されるようにしてもよい。

次に、ステップ S 3 0 6で、選択制御手段 1 9は、選択された記録手段のフオルダ構成ゃファィル名などの情報が選択可能に一覧表示された第 2の選択画面を表示手段 5に表示させる。そして、ステップ S 3 0 7で、ユーザは操作手段 6を用いて一覧の中から所望の画像データを選択する。この場合も、画像データを常にユーザに選択させてもょレ、が、記録手段の選択のみを希望するユーザを考慮して選択画面中に自動選択のボタンを設けておき、自動選択を選ぶと第 2の実施例で示した方法で画像データが自動的に選択されるようにしてもよい。

次に、ステップ S 3 0 8で、データ入力手段 1 5は、選別された画像データを読み取り、必要に応じて、ステップ S 3 0 9で、縮小画像データ作成手段 1 6 aを用いて、読み取った画像データ（元画像データ）のデータサイズを縮小したサムネィル画像データゃスクリ一ンネィル画像データなどの縮小画像データを作成し、また、ステップ S 3 1 0で、データ変換手段 1 6 bを用いて、読み取った画像データを D VDプレーヤや D VDレコーダ、ゲーム機等の画像再生機器で読み取り可能な動画データ（V i d e o— C D形式、 D VD— V i d e o形式、 HD T V形式などのデータ）に変換する。

そして、ステップ S 3 1 1で、記録制御手段 1 7は、変換された動画データや関連付けファイル等の画像再生機器用データ群を記録媒体 9の論理ァドレス領域の内側に記録した後、画像再生機器で使用可能なデータの領域を区分するために一旦セッションをクローズし、その後、入力された画像データや作成された縮小画像データなどのコンピュータ機器用データ群を記録媒体 9に先に記録された画像再生機器用データ群の外側に記録する。

本実施例においても、これらの画像データを記録媒体 9に記録する際の記録構造は任意であり、記録手段の記録構造を維持して記録することもできるし、画像データの管理を容易にするために、予め定められたルールに従ってフォルダを構成し、そのフォルダにユニークな名称を付与して記録することもできる。また、メディア 8毎、機器毎、フィルム毎のフォルダの名称が重複しないように、 R Oフォルダの名称を" RO_MBC_XXXXX_YYMMDD_yyy_zzz" などとしたり、移住してきた画像データの格納場所を示すフォルダ（PS_MBC_XXXXX_YYMMDD_zzz) などを作成して画像データを記録してもよい。

このように、本実施例の記録プログラム及び記録媒体では、記録プログラムが所定の領域に書き込まれた記録媒体をパーソナルコンピュータなどの機器のス口ットに装填すると、スタートァドレスを参照して記録プログラムが読み込まれて起動し、記録プログラムは、記録手段や画像データをユーザに選択させる画面を表示手段 5に表示させ、操作手段 6を用いて選択された記録手段の選択された画像データを読み込み、該画像データをそのまま、又は予め定められたルールに従って生成されたフォルダに格納して、自身のプログラムが書き込まれている記録媒体に記録する制御を行うため、ユーザは自宅のパーソナルコンピュータなどを用いて、所望の画像データを簡単に記録媒体 9に記録することができる。

なお、上記各実施例では、画像データのみを記録する場合について示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、音楽付きスライドショーや音楽付き動画を再生するために記録媒体 9に音楽データを記録する場合は、この音楽データも画像データと共に記録することもできる。産業上の利用可能性

本発明の記録プログラム及び記録媒体によれば、記録プログラムが所定の領域 (例えばディスクの外側）に書き込まれた記録媒体がパーソナルコンピュータなどの機器のスロットに装填されると、記録プログラムが読み込まれて起動され、記録プログラムは、予め定められた又はユーザに選択された記録手段を特定し、該記録手段から全ての画像データ又は特定の記録構造を有する画像データ又はユーザに選択された画像データを読み出して、自身のプログラムが書き込まれている記録媒体に記録する制御を行うから、ユーザは店舗に設置された端末を用いなくても自宅のパーソナルコンピュータなどを用いて所望の画像データを記録媒体に記録することができ、また、ユーザ自身がコピープログラムなどを操作して記録元や記録先の設定、画像データの選択などの操作を行うことなく、簡単に画像データを記録媒体に記録することができる。

Claims

請求の範囲

1 . コンピュータを、少なくとも、

予め定められた記録手段から画像データを読み出す手段、

読み出した前記画像データを、自身のプログラムが記録された記録媒体に記録させる手段、として機能させることを特徴とする記録プログラム。

2 . コンピュータを、少なくとも、

予め定められた記録手段の記録構造を判別する手段、

前記記録構造を参照して、前記記録手段に記録されているデータの中から画像データを選別する手段、

前記記録手段から前記選別された画像データを読み出す手段、

3 .前記記録構造とは、前記画像データを格納するフォルダの階層構造又は該フォルダの名称に基づ、て特定される構造であることを特徴とする請求の範囲第 2項に記載の記録プログラム。

4 . 前記予め定められた記録手段とは、自身のプログラムが参照可能なドライブ指定情報又はパス情報に基づいて特定される記録手段、又は、装填又は接続が認識された記録手段であることを特徴とする請求の範囲第 1項乃至第 3項のいずれか一に記載の記録プログラム。

5. コンピュータを、 '少なくとも、

選択された記録手段から選択された画像データを読み出す手段、

6. コンピュータを、更に、

読み出した画像データのデータサイズを縮小した縮小画像データを作成する手段として機能させることを特徴とする請求の範囲第 1項、第 2項、第 3項、第 5項のいずれか一に記載の記録プログラム。

7. コンピュータを、更に、

読み出した画像データのデータサイズを縮小した縮小画像データを作成する手段として機能させることを特徴とする請求の範囲第 4項に記載の記録プログラム。

8. コンピュータを、更に、

読み出した画像データに基づいて、 V i d e。一 CD形式、 DVD-V i d e o 形式又は H D T V形式のデータを作成する手段として機能させることを特徴とする請求の範囲第 1項、第 2項、第 3項、第 5項のいずれか一に記載の記録プロダラム。

9. コンピュータを、更に、

読み出した画像データに基づいて、 V i d e o— CD形式、 DVD-V i d e o 形式又は H D T V形式のデータを作成する手段として機能させることを特徴とする請求の範囲第 4項に記載の記録プログラム。

1 0 . 前記記録手段は、デジタルカメラ、デジタルカメラ用記録媒体、ハードディスク、ネットワーク接続されたホームサーバ又は w e bサーバのいずれか一を含むことを特徴とする請求の範囲第 1項、第 2項、第 3項、第 5項のいずれか一に記載の記録プログラム。

1 1 . 前記記録手段は、デジタルカメラ、デジタルカメラ用記録媒体、ハードディスク、ネットワーク接続されたホームサーバ又は w e bサーバのいずれか一を含むことを特徴とする請求の範囲第 4項に記載の記録プログラム。

1 2 . 前記記録手段は、デジタルカメラ、デジタルカメラ用記録媒体、ハードディスク、ネットワーク接続されたホームサーバ又は w e bサーバのいずれか一を含むことを特徴とする請求の範囲第 6項に記載の記録プログラム。

1 3 . 前記記録手段は、デジタルカメラ、デジタルカメラ用記録媒体、ハードディスク、ネットワーク接続されたホームサーバ又は w e bサーバのいずれか一を含むことを特徴とする請求の範囲第 7項に記載の記録プログラム。

1 4 . 前記記録手段は、デジタルカメラ、デジタルカメラ用記録媒体、ハードディスク、ネットワーク接続されたホームサーバ又は w e bサーバのいずれか一を含むことを特徴とする請求の範囲第 8項に記載の記録プログラム。

1 5 . 前記記録手段は、デジタルカメラ、デジタルカメラ用記録媒体、ハードディスク、ネットワーク接続されたホームサーバ又は w e bサーバのいずれか一を含むことを特徴とする請求の範囲第 9項に記載の記録プログラム。

1 6 . コンピュータを、

前記記録媒体に予め定められた構造のデータが記録されているかを調べ、前記データが記録されていない場合に、コンピュータを、少なくとも、予め定められた記録手段から画像データを読み出す手段、

読み出した前記画像データを、自身のプログラムが記録された記録媒体に記録させる手段、として機能させる記録プログラムを起動させる手段、として機能させることを特¾¾とするプログラム。

1 7 . コンピュータを、

前記記録媒体に予め定められた構造のデータが記録されているかを調べ、前記データが記録されていない場合に、コンピュータを、少なくとも、

予め定められた記録手段の記録構造を判別する手段、

読み出した前記画像データを、自身のプログラムが記録された記録媒体に記録させる手段、として機能させる記録プログラムを起動させる手段、として機能させることを特徴とするプログラム。

1 8 . 前記記録構造とは、前記画像データを格納するフォルダの階層構造又は該フオルダの名称に基づいて特定される構造であることを特徴とする請求の範囲第 1 7項に記載のプログラム。

·

1 9 . 前記予め定められた記録手段とは、前記記録プログラム自身が参照可能なドライブ指定情報又はパス情報に基づいて特定される記録手段、又は、装填又は接続が認識された記録手段であることを特徴とする請求の範囲第 1 6項乃至第 1 9項のいずれか一に記載の記録プログラム。

2 0 . コンピュータを、

読み出した前記画像データを、自身のプログラムが記録された記録媒体に記録させる手段、として機能させる記録プログラムを起動させる手段、として機能させることを特^¾とするプログラム。

2 1 . 前記記録プログラムが、コンピュータを、更に、

読み出した画像データのデータサイズを縮小した縮小画像データを作成する手段として機能させるものであることを特徴とする請求の範囲第 1 6項、第 1 7項、第 1 8項、第 2 0項のいずれか一に記載のプログラム。

22. 前記記録プログラムが、コンピュータを、更に、

読み出した画像データのデータサイズを縮小した縮小画像データを作成する手段として機能させるものであることを特徴とする請求の範囲第 1 9項に記載のプ口グラム。

23. 前記記録プログラムが、コンピュータを、更に、

読み出した画像データに基づいて、 V i d e o— CD形式、 DVD-V i d e o 形式又は H D T V形式のデータを作成する手段として機能させるものであることを特徴とする請求の範囲第 16項、第 1 7項、第 18項、第 20項のいずれか一に記載のプログラム。

24. 前記記録プログラムが、コンピュータを、更に、

読み出した画像データに基づいて、 V i d e o— CD形式、 DVD-V i d e o 形式又は H D T V形式のデータを作成する手段として機能させるものであることを特徴とする請求の範囲第 19項に記載のプログラム。

25. 前記記録手段は、デジタルカメラ、デジタルカメラ用記録媒体、ハードディスク、ネットワーク接続されたホームサーバ又は w e bサーバのいずれか一を含むことを特徴とする請求の範囲第 16項、第 17項、第 18項、第 20項のいずれか一に記載のプログラム。

26. 前記記録手段は、デジタルカメラ、デジタルカメラ用記録媒体、ハードディスク、ネットワーク接続されたホームサーバ又は we bサーバのいずれか一を含むことを特徴とする請求の範囲第 1 9項に記載のプログラム。

2 7 . コンピュータを、少なくとも、予め定められた記録手段から画像データを読み出す手段、読み出した前記画像データを、自身のプログラムが記録された記録媒体に記録させる手段、として機能させる記録プログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。

2 8 . コンピュータを、少なくとも、予め定められた記録手段の記録構造を判別する手段、前記記録構造を参照して、前記記録手段に記録されているデータの中から画像データを選別する手段、前記記録手段から前記選別された画像データを読み出す手段、読み出した前記画像データを、自身のプログラムが記録された記録媒体に記録させる手段、として機能させる記録プログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。

2 9 .前記記録構造とは、前記画像データを格納するフォルダの階層構造又は該フオルダの名称に基づいて特定される構造であることを特徴とする請求の範囲第 2 8項に記載の記録媒体。

3 0 . 前記予め定められた記録手段とは、前記記録プログラム自身が参照可能なドライプ指定情報又はパス情報に基づいて特定される記録手段、又は、装填又は接続が認識された記録手段であることを特徴とする請求の範囲第 2 7項乃至第 2 9項のいずれか一に記載の記録媒体。

31. コンピュータを、少なくとも、選択された記録手段から選択された画像データを読み出す手段、読み出した前記画像データを、自身のプログラムが記録された記録媒体に記録させる手段、として機能させる記録プログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。

32. 前記記録プログラムが、コンピュータを、更に、読み出した画像データのデータサイズを縮小した縮小画像データを作成する手段として機能させるものであることを特徴とする請求の範囲第 27項、第 28項、第 29項、第 31項のいずれか一に記載の記録媒体。

33. 前記記録プログラムが、コンピュータを、更に、読み出した画像データのデータサイズを縮小した縮小画像データを作成する手段として機能させるものであることを特徴とする請求の範囲第 30項に記載の記録媒体。

34. 前記記録プログラムが、コンピュータを、更に、読み出した画像データに基づいて、 V i d e o— CD形式、 DVD— V i d e o形式又は HD TV形式のデータを作成する手段として機能させるものであることを特徴とする請求の範囲第 2 7項、第 28項、第 29項、第 31項のいずれか一に記載の記録媒体。

35. 前記記録プログラムが、コンピュータを、更に、読み出した画像データに基づいて、 V i d e o— CD形式、 DVD— V i d e o形式又は HD TV形式のデータを作成する手段として機能させるものであることを特徴とする請求の範囲第 3 0項に記載の記録媒体。

3 6 . 前記記録手段は、デジタルカメラ、デジタルカメラ用記録媒体、ハードディスク、ネットワーク接続されたホームサーバ又は w e bサーバのいずれか一を含むことを特徴とする請求の範囲第 2 7項、第 2 8項、第 2 9項、第 3 1項のいずれか一に記載の記録媒体。

3 7 . 前記記録手段は、デジタルカメラ、デジタルカメラ用記録媒体、ハードディスク、ネットワーク接続されたホームサーバ又は w e bサーバのいずれか一を含むことを特徴とする請求の範囲第 3 0項に記載の記録媒体。

3 8 . ディスク型記録媒体であって、前記記録プログラムが外周領域に記録され、該記録プログラムのスタートァドレスが論理ァドレス領域外に記録されていることを特徴とする請求の範囲第 2 7項、第 2 8項、第 2 9項、第 3 1項のいずれか一に記載の記録媒体。

3 9 . ディスク型記録媒体であって、前記記録プログラムが外周領域に記録され、該記録プログラムのスタートァドレスが論理ァドレス領域外に記録されていることを特徴とする請求の範囲第 3 0項に記載の記録媒体。