WO2005054717A1 - トラクタ - Google Patents

トラクタ Download PDF

Info

Publication number
WO2005054717A1
WO2005054717A1 PCT/JP2004/017702 JP2004017702W WO2005054717A1 WO 2005054717 A1 WO2005054717 A1 WO 2005054717A1 JP 2004017702 W JP2004017702 W JP 2004017702W WO 2005054717 A1 WO2005054717 A1 WO 2005054717A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
gear
shaft
transmission
case
piece
Prior art date
Application number
PCT/JP2004/017702
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Tatsuo Yamaguchi
Sukeyuki Yamamoto
Original Assignee
Yanmar Co.,Ltd.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co.,Ltd. filed Critical Yanmar Co.,Ltd.
Publication of WO2005054717A1 publication Critical patent/WO2005054717A1/ja

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/28Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or type of power take-off
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H2057/02013Extension units for gearboxes, e.g. additional units attached to a main gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H2057/02039Gearboxes for particular applications
    • F16H2057/02043Gearboxes for particular applications for vehicle transmissions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H2057/02039Gearboxes for particular applications
    • F16H2057/02043Gearboxes for particular applications for vehicle transmissions
    • F16H2057/02056Gearboxes for particular applications for vehicle transmissions for utility vehicles, e.g. tractors or agricultural machines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/023Mounting or installation of gears or shafts in the gearboxes, e.g. methods or means for assembly
    • F16H2057/0235Mounting or installation of gears or shafts in the gearboxes, e.g. methods or means for assembly specially adapted to allow easy accessibility and repair

Abstract

 PTO変速機構の組立作業やメンテナンス作業を容易に行うことができるトラクタを提供することを課題とする。  そこで、本発明では、ミッションケース内に、PTO変速機構を内蔵するPTOケースを少なくとも前部が収容状態となるように着脱自在に取り付けると共に、同PTOケースは、前部ケース形成体と中間部ケース形成体と後部ケース形成体に三分割形成した。このようにして、ミッションケースからPTOケースを取り外した状態にて、同PTOケースに内蔵するPTO変速機構の組立作業やメンテナンス作業を容易に行うことができるようにした。                                                                                 

Description

明 細 書
卜ラクタ
技術分野
[0001] 本発明は、トラクタに関する。
背景技術
[0002] 従来、トラクタの一形態として、車体フレームの前部にエンジンを設け、同エンジン の後方位置に運転部を設け、同運転部に設けた運転席の下方位置にミッションケー スを設けると共に、同ミッションケース内に PTO変速機構を設けて、同 PTO変速機構 に連動連結した PTO軸をミッションケースの後壁より後方へ突出させたものがある (例 えば、 日本特開平 7— 232570号公報参照)。
[0003] ところが、上記したトラクタでは、ミッションケース内に PTO変速機構を設けているた めに、同 PTO変速機構の組立作業やメンテナンス作業をミッションケース内にて行わ なければならず、力かる作業に手間を要するという不具合がある上に、ミッションケー ス自体が後方へ長大化すると!、う不具合がある。
発明の開示
[0004] そこで、本発明では、ミッションケース内に、 PTO変速機構を内蔵する PTOケース を少なくとも前部が収容状態となるように着脱自在に取り付けると共に、同 PTOケー スは、前部ケース形成体と中間部ケース形成体と後部ケース形成体に三分割形成し たことを特徴とするトラクタを提供するものである。
[0005] また、本発明は、以下の構成にも特徴を有する。
[0006] (1)中間部ケース形成体内に軸受け片を設けると共に、同軸受け片は中間部ケー ス形成体の前側端面側に配置したこと。
[0007] (2)中間部ケース形成体の前側端面と軸受け片の前側端面は、面一に形成したこ と。
[0008] (3)前部ケース形成体に入力軸を支持させ、前部ケース形成体と中間部ケース形 成体とに変速軸を支持させ、中間部ケース形成体と後部ケース形成体とに PTO軸を 支持させたこと。 [0009] (4)中間部ケース形成体と変速軸を付け替えることにより、変速段仕様を変更可能 となしたこと。
図面の簡単な説明
[0010] [図 1]本発明に係るトラクタの側面図。
[図 2]クラッチ部とミッション部の側面図。
[図 3]同クラッチ部とミッション部の断面側面説明図。
[図 4]同クラッチ部の断面側面説明図。
[図 5]主変速部の断面側面説明図。
[図 6]同主変速部の断面背面説明図。
[図 7]同主変速部の上部の拡大断面背面説明図。
[図 8]副変速部及び PTO変速部の断面側面説明図。
[図 9]デフアレンシャル機構の断面平面説明図。
[図 10]PTO変速部の背面図。
[図 11]同 ΡΤΟ変速部の一部切欠背面図。
[図 12]同 ΡΤΟ変速部の断面側面図。
[図 13]同 ΡΤΟ変速部の断面平面図。
[図 14]前部ケース形成体の正面図。
[図 15]中間部ケース形成体の正面図。
[図 16]—段変速仕様の ΡΤΟ変速部の断面側面図。
発明を実施するための最良の形態
[0011] 図 1に示す Αは、本発明に係るトラクタであり、同トラクタ Aは、機体フレーム 1上に原 動機部 2を設け、同原動機部にクラッチ部 3を介してミッション部 4を連動連設し、同ミ ッシヨン部 4上に運転部 5を配設すると共に、同ミッション部 4の後部に PTO変速部 6 を着脱自在に連動連結して、上記機体フレーム 1の下方にフロントアクスルケース(図 示せず)を介して左右一対の前車輪 7,7を連動連結する一方、上記ミッション部 4にリ ャアクスルケース 8,8 (図 9を参照)を介して左右一対の後車輪 9,9を連動連結して 、る 。 10は前部ガードフレーム、 11は後部ガードフレーム、 12は作業機連結用のトップリン ク、 13は作業機連結用のロワリンク、 14は作業機連結片である。 [0012] 原動機部 2は、図 1に示すように、機体フレーム 1上にエンジン 15等を搭載し、同ェ ンジン 15等をボンネット 16により開閉自在に被覆している。
[0013] クラッチ部 3は、図 2—図 4に示すように、クラッチハウジング 17内に前後方向に伸延 する内外側二重駆動軸体 18を回動自在に支持しており、同内外側二重駆動軸体 18 は、前後方向に伸延する内側駆動軸 19と、同内側駆動軸 19の外周に回動自在に嵌 合させた筒状の外側駆動軸 20とから形成して 、る。
[0014] そして、一方の内側駆動軸 19の基端部 (前端部)は、走行用クラッチ 21を介して前 記エンジン 15に連動連結すると共に、同内側駆動軸 19の先端部(後端部)は、後述 する走行系伝動機構 51に連動連結し、かつ、他方の外側駆動軸 20の基端部 (前端 部)は、 PTO用クラッチ 22を介して前記エンジン 15に連動連結すると共に、同外側駆 動軸 20の先端部(後端部)は、後述する PTO系伝動機構 52に連動連結している。
[0015] ここで、クラッチハウジング 17の後端縁部には、後述するミッション部 4の主変速ケー ス 53の前端縁部を着脱自在に連結しており、前記内外側二重駆動軸体 18は、先端 部をクラッチハウジング 17内の前部に配設したベアリング 24に枢支する一方、後端部 を主変速ケース 53内の前部に配設したベアリング 25に枢支して 、る。
[0016] し力も、クラッチハウジング 17の後端内周縁部には、中央部に開口部 26を有する後 壁 27を形成し、同後壁 27に前後方向に伸延する筒状支持体 28を開口部 26中に挿通 して取り付けて、同筒状支持体 28により前記内外側二重駆動軸体 18の中途部外周 面を支持させている。
[0017] そして、筒状支持体 28は、クラッチハウジング 17内に位置する前部 28aを縮径状に 形成する一方、主変速ケース 53内に位置する後部 28bを拡径状に形成し、同後部 28bの外周面に取付用鍔片 28cを形成して、同取付用鍔片 28cをクラッチハウジング 17の後壁 27の後面に後方から当接させると共に、取付用ボルト 29により取り付けてい る。
[0018] また、内側駆動軸 19は、前部分割駆動軸片 30と後部分割駆動軸片 31とに分割して 形成すると共に、両分割駆動軸片 30,31同士を外側駆動軸 20内にて連動連結してお り、前部分割駆動軸片 30と後部分割駆動軸片 31との分割位置 (連動連結位置)を、ク ラッチハウジング 17と主変速ケース 53との連結部の近傍、すなわち、筒状支持体 28の 後部 28b内に配置している。
[0019] し力も、前部分割駆動軸片 30の先端部と後部分割駆動軸片 31の基端部は、印籠 嵌合して着脱自在に連動連結して!/ヽる。
[0020] すなわち、前部分割駆動軸片 30の先端面には嵌合用突片 30aを後方へ向けて突 設する一方、後部分割駆動軸片 31の基端面には基端側嵌合用凹部 31aを形成して 、同基端側嵌合用凹部 31a中に上記嵌合用突片 30aを印籠嵌合させると共に、前部 分割駆動軸片 30の先端部外周面に形成したスプライン溝 30bと、後部分割駆動軸片 31の基端部外周面に形成したスプライン溝 31bとに、前後方向に軸線を向けた筒状 連結体 32をスプライン嵌合させて 、る。
[0021] 外側駆動軸 20は、前部 20aを内側駆動軸 19の外周面に沿わせて小径に形成する 一方、後部 20bを前記筒状連結体 32の外周面に沿わせて大径に形成し、同後部 20b の外周面と筒状支持体 28の後部 28bの内周面との間にベアリング 33,34を介設してい る。
[0022] しかも、外側駆動軸 20の先端部は、筒状支持体 28の後端よりも後方へ延設して、外 周面に PTO駆動ギヤ 20cを一体成形して 、る。 35は PTO駆動ギヤ支持べァリングで ある。
[0023] このようにして、内側駆動軸 19を、前部分割駆動軸片 30と後部分割駆動軸片 31とに 分割形成すると共に、両分割駆動軸片 30,31同士を外側駆動軸 20内にて連動連結し ているため、従来技術、すなわち、内側駆動軸の先端部を、外側駆動軸の先端部よ りも後方位置まで延設して、筒状の軸継手を介して PTO系入力軸の基端部に突き合 わせ状態にして同一軸線上にて連動連結している従来技術に比べて、クラッチハウ ジング 17と主変速ケース 53とを前後方向に連結して、これらクラッチハウジング 17及 び主変速ケース 53内に内外側二重駆動軸体 18を挿通した場合でも、主変速ケース 53が前後方向に長大になると 、う不具合を解消することができる。
[0024] しかも、クラッチハウジング 17と主変速ケース 53とをアッセンブリとして連結する場合 の組立作業や、連結解除して行うメンテナンス作業等が容易となる。
[0025] さらには、内側駆動軸 19の前部分割駆動軸片 30と後部分割駆動軸片 31との分割 位置を、クラッチハウジング 17と主変速ケース 53との連結部の近傍に配置しているた め、主変速ケース 53を前後方向に短幅化して、機体のコンパクトィ匕を図ることができる と共に、主変速ケース 53の組立ユニットを前後方向に短幅化して、組立ユニットの物 流コストの低減ィ匕を図ることができ、その結果、外注から一度に多数のユニットを搬入 することができる。
[0026] この際、前部分割駆動軸片 30の先端部に形成した嵌合用突片 30aを、後部分割駆 動軸片 31の基端部に形成した基端側嵌合用凹部 31a中に、印籠嵌合して着脱自在 に連動連結して ヽるため、分割して形成した前部分割駆動軸片 30と後部分割駆動 軸片 31とを精度良く組み付けて連動連結することができる。
[0027] また、外側駆動軸 20の外周面と筒状支持体 28の外周面とにわたつて走行用筒状作 動体 36を前後摺動自在に嵌合し、同走行用筒状作動体 36の後部に走行用クラッチ 作用レバー 37の基端部を連動連結する一方、同走行用筒状作動体 36の前端縁部 にクラッチ作用片 36aを設けて、同クラッチ作用片 36aを走行用クラッチ 21の受動ァー ム 21aに対向させて近接配置して!/、る。 38はレバー支軸である。
[0028] このようにして、走行用クラッチ作用レバー 37を回動操作すると、走行用筒状作動 体 36が前方へ摺動されて、クラッチ作用片 36aが受動アーム 21aを押圧し、同受動ァ ーム 21aが回動されて走行用クラッチ 21が動力切断作動されるようにしている。
[0029] また、走行用筒状作動体 36の外周面に PTO用筒状作動体 39を前後摺動自在に 嵌合し、同 PTO用筒状作動体 39の後部に PTO用クラッチ作用レバー 40の基端部を 連動連結する一方、同 PTO用筒状作動体 39の前端縁部にクラッチ作用片 39aを設 けて、同クラッチ作用片 39aを PTO用クラッチ 22の受動アーム 22aに対向させて近接 配置している。 41はレバー支軸である。
[0030] このようにして、 PTO用クラッチ作用レバー 40を回動操作すると、 PTO用筒状作動 体 39が前方へ摺動されて、クラッチ作用片 39aが受動アーム 22aを押圧し、同受動ァ ーム 22aが回動されて PTO用クラッチ 22が動力切断作動されるようにしている。
[0031] ミッション部 4は、図 2及び図 3に示すように、前後方向に伸延させて筒状に形成し たミッションケース 45内に、前方力も後方へ順次主変速機構 46と副変速機構 47とデフ アレンシャル機構 48とを配設すると共に、同ミッションケース 45にクリープ変速部 49を 着脱自在に取り付けて、同クリープ変速部 49に設けたクリープ変速機構 50を上記副 変速機構 47に連動連結して、主変速、副変速、さらには、クリープ変速が行える走行 系伝動機構 51を形成し、また、前記外側駆動軸 20と、後述する PTO変速部 6との間 に PTO系伝動機構 52を介設して 、る。
[0032] そして、ミッションケース 45は、主変速機構 46を内蔵する主変速ケース 53と、副変速 機構 47とデフアレンシャル機構 48とを内蔵するケース本体 54とに二分割形成しており 、主変速ケース 53は、前記したクラッチハウジング 17の後端縁部に前端縁部を連結 ボルト 56aにより着脱自在に連結すると共に、ケース本体 54は、主変速ケース 53の後 端縁部に支持壁形成体 55を介して前端縁部を連結ボルト 56bにより着脱自在に連結 している。
[0033] そこで、説明の便宜上、以下において、まず、本発明にかかる PTO変速部 6の構成 について説明し、その後に PTO系伝動軸 169、主変速ケース 53、主変速機構 46、ケ ース本体 54、副変速機構 47、及び、デフアレンシャル機構 48の各構成をこの順序で 説明する。
[0034] すなわち、 PTO変速部 6は、図 8に示すように、ミッションケース 45のケース本体 54 の後端に形成されている開口部 111に、 PTOケース 200を着脱自在に取り付け、同 P TOケース 200内に PTO変速機構 201を配設して!/ヽる。
[0035] 以下に、図 8及び図 12—図 16を参照しながら、 PTOケース 200と PTO変速機構 201の各構成をこの順序で説明する。
[0036] 〔PTOケース〕
ΡΤΟケース 200は、図 8及び図 12—図 15に示すように、前部ケース形成体 202と中 間部ケース形成体 203と後部ケース形成体 204に三分割形成して、各ケース形成体 202,203,204同士を相互に着脱自在に連結しており、前部ケース形成体 202と中間部 ケース形成体 203とをケース本体 54内に収容状態に配置すると共に、後部ケース形 成体 204をケース本体 54力 後方へ膨出状態に配置している。 225は、前部ケース形 成体 202と中間部ケース形成体 203との連結位置を決めるための前部 ·中間部位置 決め用ノック、 226は、中間部ケース形成体 203と後部ケース形成体 204との連結位置 を決めるための中間部 ·後部位置決め用ノック、 227は、中間部ケース形成体 203と後 部ケース形成体 204とを連結する中間部 ·後部連結用ボルトである。 [0037] そして、後部ケース形成体 204の前端周縁部に鍔状の取付片 205を一体成形して、 同取付片 205をケース本体 54の後端縁部に後方から当接させると共に、前後方向に 軸線を向けた取付ボルト 206により取り付けて 、る。
[0038] このようにして、ケース本体 54の後端に形成されている開口部 111に PTOケース 200 を着脱自在に取り付けているため、ミッションケース 45から PTOケース 200を取り外し た状態にて、同 PTOケース 200内に収容した PTO変速機構 201の組立作業やメンテ ナンス作業を容易に行うことができる。
[0039] し力も、 PTOケース 200は、前部ケース形成体 202と中間部ケース形成体 203をミツ シヨンケース 45のケース本体 54内に収容状態にして取り付けているため、ミッションケ ース 45の小型化 (コンパクト化)を図ることができる。
[0040] 前部ケース形成体 202には、入力軸 230を受けるための入力軸突出口部 207を前後 方向に開口させて形成し、同入力軸突出口部 207の上方位置に変速軸前部受け部
208を形成している。
[0041] 中間部ケース形成体 203内には PTO軸 232の前端部を受けるための軸受け片 209 を設けており、同軸受け片 209は中間部ケース形成体 203の前側端面 210側に配置し て、同前側端面 210と軸受け片 209の前側端面 211とを面一に形成し、中途部に前後 方向に開口する PTO軸前部受け部 212を形成している。 213は仮想同一面である。
[0042] このようにして、軸受け片 209を中間部ケース形成体 203の前側端面 210側に配置し ているため、中間部ケース形成体 203を成形する型枠の構造を簡易化することができ て、同型枠のコスト低減を図ることができる。
[0043] しかも、中間部ケース形成体 203の前側端面 210と軸受け片 209の前側端面 211を面 一に形成しているため、中間部ケース形成体 203の成形'加工を簡単かつ確実に行う ことができる。
[0044] 後部ケース形成体 204には、 PTO軸突出口部 214を前後方向に開口させて形成し 、同 PTO軸突出口部 214の上方位置に変速軸後部受け部 215を形成している。
[0045] そして、前部ケース形成体 202に形成した入力軸突出口部 207と、中間部ケース形 成体 203に形成した PTO軸前部受け部 212と、後部ケース形成体 204に形成した PT O軸突出口部 214は、前後方向に伸延する同一軸線上にて連通させて形成している [0046] また、前部ケース形成体 202に形成した変速軸前部受け部 208と後部ケース形成体 204に形成した変速軸後部受け部 215は、前後方向に対向させて配置している。
[0047] ここで、前記したリフトアーム支持体 108の後部とケース本体 54の後端縁部の上部と の間には、トップリンク 12の前端部を枢支 ·連結するためのトップリンクブラケット 216を 取り付けており、同トップリンクブラケット 216は、リフトアーム支持体 108の後部とケース 本体 54の後端縁部の上部に面接させて取付ボルト 220により取り付ける板状の取付 座 217と、同取付座 217の後面より後方へ向けて突設した左右一対の板状の枢支 ·連 結片 218,218と力 形成している。 219は連結孔である。
[0048] そして、取付座 217の下部は、後部ケース形成体 204の取付片 205に後方から当接 させて重合状態となすと共に、取付ボルト 206により共締めしてケース本体 54の後端 縁部に取り付けている。
[0049] また、後部ケース形成体 204の左右側壁には、リフトシリンダ取付部としてのリフトシ リンダ支軸 221,221を外側方へ向けて突設し、各リフトシリンダ支軸 221,221と前記リフ トアーム 120,120の中途部との間に上下方向に伸縮作動するリフトシリンダ 222,222を 介設している。 223はリフトシリンダ連結ピン、 224はリフトシリンダ枢支連結片である。
[0050] このようにして、後部ケース形成体 204の左右側方位置に、上下方向に伸縮作動す る左右一対のリフトシリンダ 222,222を配置すると共に、各リフトシリンダ 222,222の下端 部をリフトシリンダ支軸 221,221を介して後部ケース形成体 204に支持させているため 、両リフトシリンダ 222,222を鉛直ないしは略鉛直に配置した姿勢となすことが容易と なり、各リフトシリンダ 222,222のストロークを小さくすることができて、各リフトシリンダ 222,222の小型化を図ることができる上に、パワーロスを小さくすることができる。
[0051] しかも、各リフトシリンダ 222,222の下端部は、リフトシリンダ支軸 221,221を介して後 部ケース形成体 204に支持させているため、各リフトシリンダ 222,222を強固に支持す ることがでさる。
[0052] また、例えば、後部ケース形成体 204の左右幅を小さくして、左右一対のリフトシリン ダ 222,222を後部ケース形成体 204の左右側方位置に配置すると共に、ケース本体 54の左右幅内に配置することにより、同ケース本体 54への昇降リンク機構の取付位 置の自由度を増大させることができる。
[0053] 〔PTO変速機構〕
次に、 ΡΤΟ変速機構 201について説明すると、同 ΡΤΟ変速機構 201は、図 8、図 12 及び図 13に示すように、前記した ΡΤΟケース 200内に、それぞれ前後方向に軸線を 向けた入力軸 230と変速軸 231と ΡΤΟ軸 232とを配設している。
[0054] すなわち、 ΡΤΟケース 200の前部ケース形成体 202に形成した入力軸突出口部 207 にベアリング 233,234を介して入力軸 230を回動自在に支持させており、同入力軸 230 は、先端部 235を前方へ突出させる一方、後端部に出力ギヤ 236を設けている。
[0055] そして、前部ケース形成体 202に形成した変速軸前部受け部 208と、後部ケース形 成体 204に形成した変速軸後部受け部 215との間に、ベアリング 237,238を介して変速 軸 231を回動自在に支持させており、同変速軸 231には前方力 後方に向けて順次 大径入力ギヤ 239と第 1変速ギヤ 240と第 2変速ギヤ 241とを同軸的に一体成形して、 大径入力ギヤ 239を前記入力軸 230に設けた出力ギヤ 236に嚙合させている。
[0056] また、中間部ケース形成体 203に形成した ΡΤΟ軸前部受け部 212と、後部ケース形 成体 204に形成した ΡΤΟ軸突出口部 214との間に、ベアリング 242,243を介して ΡΤΟ 軸 232を回動自在に支持させて!/、る。
[0057] し力も、 ΡΤΟ軸 232には、シフトギヤ体 244を軸線方向にスライドシフト自在にスプラ イン嵌合すると共に、ベアリング 265,266を介して入力ギヤ 267を回転自在に取り付け ており、シフトギヤ体 244に大径シフトギヤ 268と小径シフトギヤ 269を設ける一方、入 力ギヤ 267の前面に、上記小径シフトギヤ 269が嵌入されて嚙合する嵌入嚙合ギヤ 270を形成している。
[0058] さらには、シフトギヤ体 244を ΡΤΟ変速操作機構 272により、大径シフトギヤ 268を前 記第 1変速ギヤ 240に嚙合させる第 1PTO変速操作と、小径シフトギヤ 269を嵌入嚙 合ギヤ 270に嵌入'嚙合させる第 2ΡΤΟ変速操作とが行えるようにしている。
[0059] そして、 ΡΤΟ軸 232は、後部ケース形成体 204に形成した ΡΤΟ軸突出口部 214から 後方へ先端部 (後端部) 273を突出させて 、る。
[0060] このようにして、本実施の形態では、前部ケース形成体 202に入力軸 230を支持させ 、前部ケース形成体 202と後部ケース形成体 204との間に変速軸 231を支持させ、中 間部ケース形成体 203と後部ケース形成体 204との間に PTO軸 232を支持させている ため、これらの軸 230,231,232の配置の自由度が大きくなると共に、コンパクトに配置 することができ、し力も、各軸 230,231,232に設けたギヤ同士の嚙合 '接続を簡単かつ 確実に行うことができる。
[0061] さらには、 ΡΤΟケース 200を、前部ケース形成体 202と中間部ケース形成体 203と後 部ケース形成体 204に三分割形成して 、るため、大径入力ギヤ 239と第 1変速ギヤ 240と第 2変速ギヤ 241と変速軸 231とを一体成形して、同変速軸 231を前部ケース形 成体 202と後部ケース形成体 204との間に、簡単に組み付けることができて、変速軸 231と各ギヤ 239,240,241を簡単かつ確実に配設することができて、 ΡΤΟ変速機構 201の組立作業効率を向上させることができる。
[0062] また、図 12に示す ΡΤΟ変速部 6は二段変速仕様であり、また、図 16に示す ΡΤΟ 変速部 6は一段変速仕様で、中間部ケース形成体 203と変速軸 231を付け替えること により、簡単に変速段仕様を変更することができるようにして 、る。
[0063] すなわち、一段変速仕様の変速軸 231は、同変速軸 231に大径入力ギヤ 239と変速 ギヤ 274とを一体的に成形して、同変速軸 231の前後長を短幅化しており、中間部ケ ース形成体 203は、短幅化した変速軸 231の前後幅に適合させて前後幅を短幅化し ている。
[0064] そして、 ΡΤΟ軸 232にはクラッチ機構 275を設け、同クラッチ機構 275をクラッチ操作 機構 276により接続'切断操作するようにしている。 277は、クラッチ機構 275に設けた 嚙合ギヤである。
[0065] このようにして、中間部ケース形成体 203と変速軸 231を付け替えるだけで、変速段 仕様を変更することができるため、かかる変速段仕様の変更を短時間に簡単かつ確 実に行うことができる。
[0066] また、入力軸 230の先端部 235は、図 3に示すように、 ΡΤΟ系伝動軸 169を介して前 記外側駆動軸 20に連動連結して ΡΤΟ系伝動機構 52を構成しており、 ΡΤΟ系伝動軸 169は、ミッションケース 45内にて前部力 後部まで前後方向に軸線を向けて配置し ている。
[0067] 〔ΡΤΟ系伝動軸〕 すなわち、 PTO系伝動軸 169は、図 3に示すように、第 1一第 4分割伝動軸
245,246,247,248を前後方向に接続して形成して ヽる。
[0068] そして、第 1分割伝動軸 245は、図 3及び図 5に示すように、クラッチハウジング 17の 後壁 27と前記内部支持壁 57との間にベアリング 249,250を介して回動自在に架設し ており、同第 1分割伝動軸 245の中途部に入力ギヤ 244を設けて、同入力ギヤ 244を Ρ TO駆動ギヤ 20cに嚙合させて!/、る。
[0069] また、第 2分割伝動軸 246は、図 3及び図 5に示すように、ベアリング 251を介して前 記支持壁形成体 55に中途部を回動自在に支持させると共に、前端部を上記第 1分 割伝動軸 245の後端部に第 1筒状接続体 252を介して接続している。
[0070] 第 3分割伝動軸 247は、図 3及び図 8に示すように、ベアリング 253を介して軸支持体 118に中途部を回動自在に支持させると共に、前端部を上記第 2分割伝動軸 246の 後端部に第 2筒状接続体 254を介して接続している。
[0071] 第 4分割伝動軸 248は、図 3及び図 8に示すように、前端部を上記第 3分割伝動軸 247の後端部にワンウェイクラッチ 255を介して接続すると共に、後端部を前記入力軸 230の先端部 235に第 3筒状接続体 256を介して接続して 、る。
[0072] ここで、ワンウェイクラッチ 255は、第 3分割伝動軸 247の後端部に取り付けた前部ク ラッチ形成体 257と、第 4分割伝動軸 248の前端部に取り付けた後部クラッチ形成体 258とから形成しており、前部クラッチ形成体 257の後面に突設した嚙合片 259と、後 部クラッチ形成体 258の前面に突設した嚙合片 260とを前後対向状態に嚙合させて、 正回転では両嚙合片 259,260が係合して第 3 ·第 4分割伝動軸 247,248がー体的に正 回転方向に回動する一方、逆回転では両嚙合片 259,260が係合しな 、ようにして 、 る。
[0073] このようにして、エンジン 15力 外側駆動軸 20に伝達された動力は、同外側駆動軸 20に一体成形した PTO駆動ギヤ 20c→入力ギヤ 244→第 1分割伝動軸 245→第 1筒 状接続体 252→第 2分割伝動軸 246→第 2筒状接続体 254→第 3分割伝動軸 247→ヮ ンウェイクラッチ 255→第 4分割伝動軸 248→第 3筒状接続体 256→入力軸 230に伝達 されるようにしている。
[0074] そして、 PTO変速機構 201が第 1PTO変速操作されている場合には、入力軸 230に 伝達された動力は、出力ギヤ 236→大径入力ギヤ 239→変速軸 231→第 1変速ギヤ 240→シフトギヤ体 244の大径シフトギヤ 268→PTO軸 232に伝達されるようにしており 、同 ΡΤΟ軸 232より動力を取り出して各種作業機を駆動することができる。
[0075] また、 ΡΤΟ変速機構 201が第 2ΡΤΟ変速操作されている場合には、入力軸 230に 伝達された動力は、出力ギヤ 236→大径入力ギヤ 239→変速軸 231→第 2変速ギヤ 241→入力ギヤ 267→同入力ギヤ 267の嵌入嚙合ギヤ 270→シフトギヤ体 244の小径シ フトギヤ 269→ΡΤΟ軸 232に伝達されるようにしており、同 ΡΤΟ軸 232より動力を取り出 して各種作業機を駆動することができる。
[0076] この際、各種作業機力 の負荷を受けて ΡΤΟ軸 232が逆回転され、その動力が入 力軸 230→第 3筒状接続体 256→第 4分割伝動軸 248に伝達されたとしても、同第 4分 割伝動軸 248と第 3分割伝動軸 247との間にはワンウェイクラッチ 255を介設しているた め、第 4分割伝動軸 248から第 3分割伝動軸 247には動力が伝達されない。
[0077] 従って、 ΡΤΟ軸 232から動力が主変速機構 46をはじめとする走行系伝動機構 51に 逆流して伝達されることにより、同走行系伝動機構 51が損傷等されるという不具合の 発生を防止することができる。
[0078] 〔主変速ケース〕
主変速ケース 53は、図 5及び図 6に示すように、前後方向に伸延する筒状に形成し て、
前部内周面に内部支持壁 57を形成し、同内部支持壁 57と前記支持壁形成体 55との 間に主変速機構 46を介設して、同主変速機構 46により複数段 (本実施例では 5段) の前進変速操作と、後進切替操作とが行えるようにして 、る。
[0079] 〔主変速機構〕
主変速機構 46は、図 5及び図 6に示すように、内部支持壁 57の中央部に前記べァリ ング 25を介して後部分割駆動軸片 31の先端部 (後端部)を支持し、同ベアリング 25よ りも後方に位置する後部分割駆動軸片 31の先端部外周面に第 5速ギヤ 31cを一体成 形すると共に、同後部分割駆動軸片 31の後端面に先端側嵌合用凹部 31dを形成し、 同先端側嵌合用凹部 31d中に、前後方向に伸延する主変速主軸 58の基端面 (前端 面)より前方へ突出させて形成した嵌合用突片 58aをその軸線廻りに回動自在に嵌 合する一方、同主変速主軸 58の先端部 (後端部)を支持壁形成体 55の中央部にベ ァリング 59を介してその軸線廻りに回動自在に支持して 、る。
[0080] そして、主変速主軸 58には、基端部側から先端部側に向けて順次第 4 ·第 3 ·第 2 · 第 1速ギヤ 60,61,62,63と後進切替ギヤ 64とを、前後方向に間隔を開けて同軸的に、 かつ、主変速主軸 58の外周面回りに回転自在に取り付けて 、る。
[0081] また、主変速主軸 58には、第 5速ギヤ 31cと第 4速ギヤ 60の間に配置した第 3変速体 65と、第 3速ギヤ 61と第 2速ギヤ 62との間に配置した第 2変速体 66と、第 1速ギヤ 63と 後進切替ギヤ 64との間に配置した第 1変速体 67とを取り付けている。
[0082] ここで、各変速体 65,66,67は、主変速主軸 58に連動連結した軸側連動連結片
65a,66a,67aと、前後に隣接する各ギヤに連動連結した前 ·後ギヤ側連動連結片 65b,65c,66b,66c,67b,67cと、各軸側連動連結片 65a,66a,67aと各ギヤ側連動連結片 65b,65c,66b,66c,67b,67cとの間で軸線方向に摺動自在にスプライン嵌合したスライド 連結片 65d,66d,67dとを具備して 、る。
[0083] そして、各スライド連結片 65d,66d,67dは、各軸側連動連結片 65a,66a,67a上に位置 させた中立位置と、各軸側連動連結片 65a,66a,67aと前ギヤ側連動連結片
65b,66b,67bとの間にスライド位置させて両者を連動連結した前方スライド変速位置と 、各軸側連動連結片 65a,66a,67aと後ギヤ側連動連結片 65c,66c,67cとの間にスライド 位置させて両者を連動連結した後方スライド変速位置のいずれかにスライド操作可 能としている。
[0084] また、内部支持壁 57と前記支持壁形成体 55との間には、前'後部ベアリング 68,69を 介して前後方向に伸延する主変速副軸 70を支持しており、同主変速副軸 70の外周 面には第 1 · 2 · 3変速ギヤ体 71,72,73を同軸的にかつ回転自在に取り付けて 、る。
[0085] し力も、第 1変速ギヤ体 71に一体成形した前部ギヤ 71aと後部ギヤ 71bは、それぞれ 第 5速ギヤ 31cと第 2速ギヤ 60に嚙合させ、また、第 2変速ギヤ体 72に一体成形した前 部ギヤ 72aと後部ギヤ 72bは、それぞれ第 3速ギヤ 61と第 2速ギヤ 62に嚙合させ、また 、第 3変速ギヤ体 73に一体成形した前部ギヤ 73aは、第 1速ギヤ 63に嚙合させる一方 、同第 3変速ギヤ体 73に一体成形した後部ギヤ 73bは、支持壁形成体 55に軸支した カウンタギヤ 74を介して後進切替ギヤ 64に嚙合させて 、る。 75はカウンタギヤ支軸、 76は主変速ケース 53内に設けた軸支持体である。
[0086] さらには、内部支持壁 57と前記支持壁形成体 55との間には、図 5—図 7に示すよう に、前後方向に伸延するスライド体支軸 80を、前記主変速主軸 58の直上方位置にお いて前後摺動自在に架設すると共に、前後方向に伸延するレバー連動軸 81を、上 記スライド体支軸 80の右側方位置にて平行させて前後摺動自在に架設し、同レバー 連動軸 81の前部より左側方へ突設した係合片 82の先端部を、スライド体支軸 80の前 部に設けた被係合片 83に係合させる一方、ケース本体 54内まで延設したレバー連動 軸 81の後端部に作用受片 84を設け、同作用受片 84に主変速レバー 85の下端部に 形成した作用片 85aを係合させて 、る。 97は作用受片取付ピンである。
[0087] そして、図 2に示すように、ケース本体 54の天井部 54cに揺動支持体 86を設け、図 6 に示すように、同揺動支持体 86に設けた揺動支持片 87に上下方向に伸延する主変 速レバー 85の下部を枢支して、同主変速レバー 85を前後左右方向に揺動操作自在 となし、同主変速レバー 85の下端部に形成した作用片 85aの下端を、天井部 54cに形 成したレバー揷通孔 88中に揷通して、前記作用受片 84に係合させている。 89はレバ 一中立復帰用スプリングである。
[0088] また、図 5及び図 7に示すように、スライド体支軸 80の中途部には、側方開口部 90を 有して背面視 C字状に形成したスライド規制体 91を嵌合すると共に、スライド体支軸 80より半径方向に側方開口部 90中を通してスライド作用片 92を突出させて 、る。
[0089] しかも、スライド体支軸 80には、後方から前方へ向けて順次第 1 ·第 2 ·第 3スライド体 95,94,93を軸線方向にスライド自在に取り付けると共に、第 3スライド体 93はスライド規 制体 91よりも前方に配置する一方、第 1 ·第 2スライド体 95,94はスライド規制体 91よりも 後方に配置している。
[0090] さら〖こは、各スライド体 95,94,93は、スライド体支軸 80にスライド自在に嵌合したボス 部 95a,94a,93aと、各ボス部 95a,94a,93aより左右側下方へ伸延させて形成したシフト フォーク 95b,94b,93bと、各ボス部 95a,94a,93aよりスライド規制体 91に向けて伸延させ て形成したスライド作用受片 95c,94c,93cとを具備している。
[0091] そして、第 1 ·第 2 ·第 3スライド体 95,94,93の各シフトフォーク 95b,94b,93bは、それぞ れ前記第 1 ·第 2 ·第 3変速体 67,66,65のスライド連結片 67d,66d,65dに連動連結して いる。
[0092] また、第 1 ·第 2 ·第 3スライド体 95,94,93の各スライド作用受片 95c,94c,93cは、スライ ド体支軸 80を軸線廻りに回動させてスライド作用片 92とスライド規制体 91を所要の方 向に回動させることにより、所要の一つのスライド作用受片にスライド作用片 92を係合 させて、同スライド作用受片をスライド体支軸 80の前後摺動に連動させてスライド作動 させると共に、他の二つのスライド作用受片にスライド規制体 91に突設した規制片 91a,91bの少なくともいずれか一方を係合させて、両スライド作用受片カスライド体支 軸 80の前後摺動に連動したスライド作動されるのを規制することができるようにしてい る。 96は、スライド規制体 91の軸線方向の動きを規制するためにケース本体 54の天井 部 54cに垂設した規制用突片である。
[0093] 主変速機構 46は、上記のように構成しているものであり、以下に力かる主変速機構 46の変速操作 (第 1変速操作一第 5変速操作及び後進切替操作)につ 、て説明する
[0094] (第 1変速操作)
主変速レバー 85を略垂直に起立させた状態にて後方向に回動操作し、その回動 操作力を主変速レバー 85の下端部に形成した作用片 85a→作用受片 84→レバー連 動軸 81→係合片 82→被係合片 83→スライド体支軸 80に伝達させて、同スライド体支 軸 80を前方向に摺動させる。
[0095] そうすると、スライド体支軸 80の前方向への摺動力が、スライド作用片 92→第 1スラ イド体 95のスライド作用受片 95c→ボス部 95a→シフトフォーク 95bに伝達されて、同シ フトフォーク 95bに連動連結した第 1変速体 67のスライド連結片 67dが中立位置力 前 方スライド変速位置にスライドされて、軸側連動連結片 67aと前ギヤ側連動連結片 67b とが連動連結された状態となる。
[0096] その結果、エンジン 15から内側駆動軸 19に伝達された動力は、前部分割駆動軸片 30→後部分割駆動軸片 31→第 5速ギヤ 31c→第 3変速ギヤ体 71の前部ギヤ 71a→主 変速副軸 70→第 1変速ギヤ体 73の前部ギヤ 73a→第 1速ギヤ 63→第 1変速体 67の前 ギヤ側連動連結片 67b→スライド連結片 67d→軸側連動連結片 67a→主変速主軸 58 に伝達されて、第 1変速がなされる。 [0097] この際、スライド作用片 92は、第 1スライド体 95のスライド作用受片 95cに係合される と共に、スライド規制体 91の形成片 91a,91bは、第 2 ·第 3スライド体 94,93のスライド作 用受片 94c,93cに係合されて、両スライド体 94,93の動きが規制される。
[0098] (第 2変速操作)
主変速レバー 85を右側方へ回動操作して、揺動支持片 87を支点として主変速レバ 一 85の下端部に形成した作用片 85aを左側方へ回動させ、その回動力を作用受片 84→レバー連動軸 81→係合片 82→被係合片 83→スライド体支軸 80に伝達させて、 同スライド体支軸 80を、図 7の背面図において、時計廻りに回動させると共に、スライ ド作用片 92を介してスライド規制体 91も時計廻りに回動させる。
[0099] 続いて、右側方へ回動操作した主変速レバー 85をさらに前方へ回動操作して、スラ イド体支軸 80を後方向に摺動させる。
[0100] そうすると、スライド体支軸 80の後方向への摺動力が、スライド作用片 92→第 2スラ イド体 94のスライド作用受片 94c→ボス部 94a→シフトフォーク 94bに伝達されて、同シ フトフォーク 94bに連動連結した第 2変速体 66のスライド連結片 66dを中立位置力 後 方スライド変速位置にスライドされて、軸側連動連結片 66aと後ギヤ側連動連結片 66c とが連動連結された状態となる。
[0101] その結果、エンジン 15から内側駆動軸 19に伝達された動力は、前部分割駆動軸片 30→後部分割駆動軸片 31→第 5速ギヤ 31c→第 3変速ギヤ体 71の前部ギヤ 71a→主 変速副軸 70→第 2変速ギヤ体 72の後部ギヤ 72b→第 2速ギヤ 62→第 2変速体 66の後 ギヤ側連動連結片 66c→スライド連結片 66d→軸側連動連結片 66a→主変速主軸 58 に伝達されて、第 2変速がなされる。
[0102] この際、スライド作用片 92は、第 2スライド体 94のスライド作用受片 94cに係合される と共に、スライド規制体 91の形成片 91bは、第 1 ·第 3スライド体 95,93のスライド作用受 片 95c,93cに係合されて、両スライド体 95,93の動きが規制される。
[0103] (第 3変速操作)
主変速レバー 85を右側方へ回動操作すると共に後方へ回動操作して、スライド体 支軸 80を前方向に摺動させる。
[0104] そうすると、スライド体支軸 80の前方向への摺動力が、スライド作用片 92→第 2スラ イド体 94のスライド作用受片 94c→ボス部 94a→シフトフォーク 94bに伝達されて、同シ フトフォーク 94bに連動連結した第 2変速体 66のスライド連結片 66dを中立位置力 前 方スライド変速位置にスライドされて、軸側連動連結片 66aと前ギヤ側連動連結片 66b とが連動連結された状態となる。
[0105] その結果、エンジン 15から内側駆動軸 19に伝達された動力は、前部分割駆動軸片 30→後部分割駆動軸片 31→第 5速ギヤ 31c→第 1変速ギヤ体 71の前部ギヤ 71a→主 変速副軸 70→第 2変速ギヤ体 72の前部ギヤ 72a→第 3速ギヤ 61→第 2変速体 66の前 ギヤ側連動連結片 66b→スライド連結片 66d→軸側連動連結片 66a→主変速主軸 58 に伝達されて、第 3変速がなされる。
[0106] この際、スライド作用片 92は、第 2スライド体 94のスライド作用受片 94cに係合される と共に、スライド規制体 91の規成片 91bは、第 1 ·第 3スライド体 95,93のスライド作用受 片 95c,93cに係合されて、両スライド体 95,93の動きが規制される。
[0107] (第 4変速操作)
主変速レバー 85を左側方へ回動操作して、揺動支持片 87を支点として主変速レバ 一 85の下端部に形成した作用片 85aを右側方へ回動させ、その回動力を作用受片 84→レバー連動軸 81→係合片 82→被係合片 83→スライド体支軸 80に伝達させて、 同スライド体支軸 80を、図 7の背面図において、反時計廻りに回動させると共に、スラ イド作用片 92を介してスライド規制体 91も反時計廻りに回動させる。
[0108] 続いて、右側方へ回動操作した主変速レバー 85をさらに前方へ回動操作して、スラ イド体支軸 80を後方向に摺動させる。
[0109] そうすると、スライド体支軸 80の後方向への摺動力が、スライド作用片 92→第 3スラ イド体 93のスライド作用受片 93c→ボス部 93a→シフトフォーク 93bに伝達されて、同シ フトフォーク 93bに連動連結した第 3変速体 65のスライド連結片 65dを中立位置力 後 方スライド変速位置にスライドされて、軸側連動連結片 65aと後ギヤ側連動連結片 65c とが連動連結された状態となる。
[0110] その結果、エンジン 15から内側駆動軸 19に伝達された動力は、前部分割駆動軸片 30→後部分割駆動軸片 31→第 5速ギヤ 31c→第 3変速ギヤ体 71の後部ギヤ 71b→第 4速ギヤ 62→第 3変速体 65の後ギヤ側連動連結片 65c→スライド連結片 65d→軸側連 動連結片 65a→主変速主軸 58に伝達されて、第 4変速がなされる。
[0111] この際、スライド作用片 92は、第 3スライド体 93のスライド作用受片 93cに係合される と共に、スライド規制体 91の規成片 91aは、第 1 ·第 2スライド体 95,94のスライド作用受 片 95c,94cに係合されて、両スライド体 95,94の動きが規制される。
[0112] (第 5変速操作)
主変速レバー 85を左側方へ回動操作すると共に後方へ回動操作して、スライド体 支軸 80を前方向に摺動させる。
[0113] そうすると、スライド体支軸 80の前方向への摺動力が、スライド作用片 92→第 3スラ イド体 95のスライド作用受片 95c→ボス部 95a→シフトフォーク 95bに伝達されて、同シ フトフォーク 95bに連動連結した第 3変速体 67のスライド連結片 67dを中立位置力 前 方スライド変速位置にスライドされて、軸側連動連結片 67aと前ギヤ側連動連結片 67b とが連動連結された状態となる。
[0114] その結果、エンジン 15から内側駆動軸 19に伝達された動力は、前部分割駆動軸片 30→後部分割駆動軸片 31→第 5速ギヤ 31c→第 3変速体 67の前ギヤ側連動連結片 65b→スライド連結片 67d→軸側連動連結片 65a→主変速主軸 58に伝達されて、第 5 変速がなされる。
[0115] この際、スライド作用片 92は、第 3スライド体 93のスライド作用受片 93cに係合される と共に、スライド規制体 91の規成片 91aは、第 1 ·第 2スライド体 95,94のスライド作用受 片 95c,94cに係合されて、両スライド体 95,94の動きが規制される。
[0116] (後進切替操作)
主変速レバー 85を略垂直に起立させた状態にて前方向に回動操作し、その回動 操作力を主変速レバー 85の下端部に形成した作用片 85a→作用受片 84→レバー連 動軸 81→係合片 82→被係合片 83→スライド体支軸 80に伝達させて、同スライド体支 軸 80を後方向に摺動させる。
[0117] そうすると、スライド体支軸 80の後方向への摺動力が、スライド作用片 92→第 1スラ イド体 95のスライド作用受片 95c→ボス部 95a→シフトフォーク 95bに伝達されて、同シ フトフォーク 95bに連動連結した第 3変速体 67のスライド連結片 67dが中立位置力 後 方スライド変速位置にスライドされて、軸側連動連結片 67aと後ギヤ側連動連結片 67c とが連動連結された状態となる。
[0118] その結果、エンジン 15から内側駆動軸 19に伝達された動力は、前部分割駆動軸片 30→後部分割駆動軸片 31→第 5速ギヤ 31c→第 3変速ギヤ体 71の前部ギヤ 71a→主 変速副軸 70→第 1変速ギヤ体 73の後部ギヤ 73b→カウンタギヤ 74→後進切替ギヤ 64 →第 3変速体 67の後ギヤ側連動連結片 67c→スライド連結片 67d→軸側連動連結片 67a→主変速主軸 58に伝達されて、同主変速主軸 58が逆回転され、後進切替がなさ れる。
[0119] この際、スライド作用片 92は、第 1スライド体 95のスライド作用受片 95cに係合される と共に、スライド規制体 91の形成片 91a,91bは、第 2 ·第 3スライド体 94,93のスライド作 用受片 94c,93cに係合されて、両スライド体 94,93の動きが規制される。
[0120] 〔ケース本体〕
ケース本体 54は、図 2、図 8及び図 11に示すように、前後方向に伸延する筒状に形 成し、内周面中途部に軸支持壁 100を形成しており、同ケース本体 54内において、上 記軸支持壁 100の前方位置に副変速機構 47を配設すると共に、同軸支持壁 100の後 方位置にデフアレンシャル機構 48を配設して 、る。
[0121] そして、軸支持壁 100よりも前方に位置するケース本体 54には、右側壁 54bに開口 部 101を形成して、同開口部 101を介して後述するクリープ変速部 49を着脱自在に取 り付けると共に、底部 54dに開口部 102を形成して、同開口部 102を介して後述する前 車輪駆動用動力取出部 103を取り付けており、これらクリープ変速部 49と前車輪駆動 用動力取出部 103はそれぞれ副変速機構 47に連動連結して!/、る。
[0122] また、軸支持壁 100よりも後方に位置するケース本体 54には、図 9に示すように、左 右側壁 54a,54bにそれぞれ開口部 104, 104を形成して、各開口部 104,104を介してリャ アクスルケース 8,8を連通連設し、各リャアクスルケース 8,8中に左右方向に伸延する 後車軸 105, 105を挿通すると共に回動自在に支持しており、各後車軸 105, 105はデフ アレンシャル機構 48に連動連結して 、る。
[0123] しかも、軸支持壁 100よりも後方に位置するケース本体 54には、図 8に示すように、 天井部にメンテナンス用の開口部 106を形成して、同開口部 106を着脱自在の蓋体 107により閉蓋しており、同蓋体 107の後部にはリフトアーム支持体 108を上方へ膨出 させて形成して、同リフトアーム支持体 108の上部に左右方向に軸線を向けたリフトァ 一ム支軸 109を挿通すると共に回動自在に支持し、同リフトアーム支軸 109の左右側 端部に左右一対のリフトアーム 110,110の基端部を取り付けている。
[0124] さらには、図 8に示すように、ケース本体 54の後端に形成されている開口部 111に P TO変速部 6を取り付けて 、る。
[0125] また、図 2及び図 8に示すように、ケース本体 54の左右側壁の後下部には、ロワリン ク連結ピン 112,112を外側方へ向けて突設して、左右一対のロワリンク 13,13の前端部 をロワリンク連結ピン 112, 112を介してケース本体 54により回動自在に支持するように している。
[0126] 〔副変速機構〕
副変速機構 47は、図 8に示すように、前記主変速主軸 58の先端部 (後端部)に遊星 ギヤ機構 115を介して副変速軸 116を連動連結して構成しており、主変速主軸 58の先 端部は、後方へ伸延させて遊星ギヤ機構 115の一部を構成するサンギヤ 117となす一 方、副変速軸 116は、主変速主軸 58と同一軸線上に配置すると共に、中途部をケー ス本体 54内に設けた軸支持体 118にベアリング 119を介して支持させ、かつ、先端部( 後端部)を前記軸支持壁 100にベアリング 120を介して支持させて 、る。
[0127] 遊星ギヤ機構 115は、前記支持壁形成体 55に、リング状に形成してサンギヤ 117の 外周に配置した前後一対のインナーギヤ支持体 121, 122を、前後方向に軸線を向け た取付ボルト 123により取り付けて、両インナーギヤ支持体 121, 122間にインナーギヤ 124を両持ち支持させ、同インナーギヤ 124の円周方向に間隔を開けて複数の遊星 ギヤ 125を配置すると共に、各遊星ギヤ 125をインナーギヤ 124とサンギヤ 117の両方 に嚙合させる一方、前後一対のインナーギヤ支持体 121, 122の内周縁部間に前後一 対のベアリング 126,127を介してキヤリャ 128を取り付け、同キヤリャ 128に複数の遊星 ギヤ 125を一体的に連動連結して構成している。
[0128] し力も、キヤリャ 128は、後端縁部を後側のベアリング 127よりも後方へ延設して筒状 のギヤ形成片 129を形成しており、同ギヤ形成片 129の内周面に内歯 130を形成する と共に、同ギヤ形成片 129の外周面にクリープ駆動ギヤとしての外歯 131を形成して いる。 [0129] さらには、サンギヤ 117の外周面と副変速軸 116の基端部(前端部) 114の外周面と の間には、筒状のシフトギヤ支持体 132を軸線方向にシフト自在にスプライン嵌合し ており、同シフトギヤ支持体 132の前部外周面に前部シフトギヤ 133を一体成形すると 共に、後部外周面に後部シフトギヤ 134を一体成形している。
[0130] そして、図 10及び図 11に示すように、ケース本体 54内の右側には、前後方向に軸 線を向けたフォーク支軸 135を配設しており、同フォーク支軸 135にシフトフォーク 136 の基端部 137を前後摺動自在に取り付けると共に、同シフトフォーク 136の先端部 138 をシフトギヤ支持体 132に係合させている。
[0131] また、後述するクリープ変速部 49の一部を構成する蓋体 139に、左右方向に軸線を 向けたボス部 140を形成し、同ボス部 140中にレバー支軸 141を揷通し、同レバー支軸 141の外側端部に副変速レバー 142の基端部を取り付けると共に、同レバー支軸 141 の内側端部に連動アーム 143の基端部を取り付け、同連動アーム 143の先端部にコ マ 144を介して前記シフトフォーク 136の基端部 137を連結している。
[0132] このようにして、副変速レバー 142を前後方向に回動操作することにより、シフトギヤ 支持体 132を前後方向にシフト作動させて、副変速操作が行えるようにして 、る。
[0133] すなわち、副変速レバー 142を後方へ回動させると、レバー支軸 141を介して連動ァ ーム 143が前方へ回動され、同連動アーム 143の先端部にコマ 144を介して連結した シフトフォーク 136が前方へ摺動されて、同シフトフォーク 136に係合されたシフトギヤ 支持体 132が前方へシフトされる。
[0134] この際、シフトギヤ支持体 132は、サンギヤ 117の外周面と副変速軸 116の基端部( 前端部) 114の外周面との間に掛け渡された状態にシフトされて、同シフトギヤ支持体 132を介してサンギヤ 117と副変速軸 116とが連動連結された状態(主変速主軸 58と副 変速軸 116とが直結された状態)となる。
[0135] 従って、力かるシフト位置では、主変速主軸 58に一体成形したサンギヤ 117からシフ トギヤ支持体 132を介して副変速軸 116に動力が伝達される。
[0136] また、副変速レバー 142を前方へ回動させると、レバー支軸 141を介して連動アーム 143が後方へ回動され、同連動アーム 143の先端部にコマ 144を介して連結したシフト フォーク 136が後方へ摺動されて、同シフトフォーク 136に係合されたシフトギヤ支持 体 132が後方へシフトされる。
[0137] そして、シフトギヤ支持体 132は、サンギヤ 117の外周面力も離脱されて、副変速軸 116の基端部(前端部) 114の外周面上にシフトされると共に、前部シフトギヤ 133がギ ャ形成片 129の内周面に形成した内歯 130に嚙合される。
[0138] 従って、力かるシフト位置では、主変速主軸 58に一体成形したサンギヤ 117の回動 力は、同サンギヤ 117に嚙合している遊星ギヤ 125→キヤリャ 128→同キヤリャ 128に一 体成形したギヤ形成片 129の内歯 130→シフトギヤ支持体 132の前部シフトギヤ 133→ シフトギヤ支持体 132→副変速軸 116の基端部 114に伝達される。
[0139] この際、主変速主軸 58から副変速軸 116には、遊星ギヤ機構 115を介して減速され た動力が伝達されて、副変速がなされる。
[0140] また、本実施例では、副変速レバー 142をさらに前方へ回動させると、クリープ変速 部 49によりクリープ変速 (超低速の変速)がなされるようにして!/、る。
[0141] ここで、クリープ変速部 49について説明すると、同クリープ変速部 49は、図 8、図 10 及び図 11に示すように、前記ケース本体 54の右側壁に形成した開口部 101に、蓋体 139を取付ボルト 145により着脱自在に取り付けて閉蓋すると共に、同蓋体 139の内面 にクリープ変速機構 146を着脱自在に取り付けて構成して 、る。
[0142] そして、クリープ変速機構 146は、蓋体 139の内面に突設した前後一対の軸支持片 147,148間に前後方向に軸線を向けたギヤ支軸 149を着脱自在に架設し、同ギヤ支 軸 149にベアリング 150を介してクリープ変速ギヤ体 151を回動自在に取り付け、同タリ ープ変速ギヤ体 151の前部と後部に大径の入力ギヤ 152と小径の出力ギヤ 153を一 体成形して構成している。
[0143] し力も、入力ギヤ 152は、ギヤ形成片 129の外周面に形成したクリープ駆動ギヤとし ての外歯 131に着脱自在に嚙合させると共に、出力ギヤ 153は、副変速軸 116にベア リング 154を介して回転自在に取り付けたクリープ伝動ギヤ 155に着脱自在に嚙合さ せており、同クリープ伝動ギヤ 155の前面には、シフトギヤ支持体 132の後部外周面に 一体成形した後部シフトギヤ 134が嵌入されて嚙合する嵌入嚙合ギヤ 156を形成して いる。
[0144] このようにして、副変速レバー 142を最大限に前方へ回動させると、レバー支軸 141 を介して連動アーム 143が後方へ回動され、同連動アーム 143の先端部にコマ 144を 介して連結したシフトフォーク 136が後方へ摺動されて、同シフトフォーク 136に係合さ れたシフトギヤ支持体 132が最大限に後方へシフトされる。
[0145] そして、シフトギヤ支持体 132は、サンギヤ 117の外周面力も離脱されて、副変速軸 116の基端部(前端部) 114の外周面上にシフトされると共に、後部シフトギヤ 134がク リーブ伝動ギヤ 155の前面に形成した嵌入嚙合ギヤ 156に嵌入されて嚙合する。
[0146] 従って、力かるシフト位置では、主変速主軸 58に一体成形したサンギヤ 117の回動 力は、同サンギヤ 117に嚙合している遊星ギヤ 125→キヤリャ 128→同キヤリャ 128に一 体成形したギヤ形成片 129の外歯 131→クリープ変速ギヤ体 151の入力ギヤ 152→タリ ープ変速ギヤ体 151の出力ギヤ 153→クリープ伝動ギヤ 155→嵌入嚙合ギヤ 156→シ フトギヤ支持体 132の後部外周面に一体成形した後部シフトギヤ 134→シフトギヤ支 持体 132→副変速軸 116の基端部 114に伝達される。
[0147] この際、主変速主軸 58から副変速軸 116には、遊星ギヤ機構 115とクリープ変速機 構 146とを介して超低速に減速された動力が伝達されて、クリープ変速がなされる。
[0148] ここで、キヤリャ 128にクリープ駆動ギヤとして一体成形したギヤ形成片 129の外歯 131に、クリープ変速ギヤ体 151の入力ギヤ 152を着脱自在に嚙合させているため、ク リーブ変速機構 146を遊星ギヤ機構 115の周縁部にコンパクトに配置するができて、ミ ッシヨン部 4の長大化を回避することができる。
[0149] し力も、遊星ギヤ機構 115の軸線方向にてクリープ変速操作も直線的に行うことがで きるため、変速操作機構の簡素化を図ることができる。
[0150] さらには、蓋体 139にクリープ変速機構 146を取り付けてクリープ変速部 49を構成す ると共に、同クリープ変速部 49は、ケース本体 54に形成した開口部 101に蓋体 139を 着脱自在に取り付けて閉蓋するようにしているため、同クリープ変速部 49の組立性を 良好となすことができる。
[0151] そして、クリープ仕様を必要としない場合には、クリープ変速機構 146を蓋体 139から 取り外した状態で、同蓋体 139をケース本体 54の開口部 101に取り付けておくことによ り、クリープ有り仕様力もクリープ無し仕様に簡単に仕様変更することができる。
[0152] また、クリープ仕様を必要とする場合には、クリープ変速機構 146を蓋体 139に取り 付ければよぐクリープ有り'無しの仕様設定を容易に行うことができる。
[0153] 前車輪駆動用動力取出部 103は、図 2及び図 8に示すように、ケース本体 54の底部 に形成した開口部 102に、取出部ケース 160を取付ボルト 161により取り付け、同取出 部ケース 160内に前後一対のベアリング 162,163を介して前後方向に軸線を向けた前 車輪駆動軸 164を架設し、同前車輪駆動軸 164の中途部に入力ギヤ 165を取り付けて 、同入力ギヤ 165と副変速軸 116の後部に取り付けた出力ギヤ 166との間に第 1 ·第 2 中間ギヤ 167, 168を介設して構成している。
[0154] ここで、第 1中間ギヤ 167は、後述する PTO系伝動軸 169にベアリング 170を介して 回転自在に取り付けると共に、第 2中間ギヤ 168は、ケース本体 54内に突出させて形 成した前後一対のギヤ支持片 171, 172にギヤ支軸 173を架設し、同ギヤ支軸 173にべ ァリング 174を介して回転自在に取り付けて 、る。
[0155] そして、出力ギヤ 166と第 1中間ギヤ 167と第 2中間ギヤ 168と入力ギヤ 165とを直列 的に嚙合させて連動連結している。
[0156] また、前車輪駆動軸 164は、先端部 175を取出部ケース 160より前方へ突出させて、 同先端部 175をフロントアクスルケースに設けた入力軸(図示せず)に伝動シャフト等 を介して連動連結している。
[0157] このようにして、副変速軸 116の回動力は、同副変速軸 116に取り付けた出力ギヤ 166→第 1中間ギヤ 167→第 2中間ギヤ 168→入力ギヤ 165→前車輪駆動軸 164→伝 動シャフト等→入力軸→前車軸→前車輪? ,7に伝達されて、四輪駆動走行が行える ようにしている。
[0158] また、本実施例では、入力ギヤ 165は、前車輪駆動軸 164の中途部にスプライン嵌 合して、第 2中間ギヤ 168に嚙合した位置と嚙合解除された位置とにシフト可能とする と共に、同入力軸 165のシフト操作を取出部ケース 160の外部力 シフト操作機構(図 示せず)により行えるようにしている。
[0159] このようにして、入力ギヤ 165を第 2中間ギヤ 168に嚙合させるシフト操作を行うと、前 記したように四輪駆動走行が行える一方、入力ギヤ 165を第 2中間ギヤ 168から嚙合 解除させるシフト操作を行うと、後輪駆動だけの二輪駆動走行が行えるようにして、作 業条件に応じて適宜四輪駆動走行と二輪駆動走行の切替操作を行って、効率良く 作業が行えるようにしている。
[0160] 〔デフアレンシャル機構〕
デフアレンシャル機構 48は、図 8及び図 9に示すように、前記した副変速軸 116と左 右一対の後車軸 105,105との間に介設しており、軸支持壁 100よりも後方に伸延させ た副変速軸 116の先端部(後端部)に、出力用べベルギヤ 180を一体的に形成する一 方、各後車軸 105,105の基端部に後車軸入力ギヤ 181, 181を取り付けて、出力用べ ベルギヤ 180をデフアレンシャル機構 48を介して各後車軸入力ギヤ 181 , 181に連動連 結している。
[0161] すなわち、デフアレンシャル機構 48は、デフアレンシャルケース 182の外周面に、前 記出力用べベルギヤ 180に嚙合する大減速ギヤ 183を取り付ける一方、デフアレンシ ャルケース 182内に、前後方向に伸延する小差動ギヤ支軸 184を介して前後一対の 小差動ギヤ 185,185を回転自在に取り付けると共に、左右方向に伸延する左右一対 の大差動ギヤ支軸 186, 186を介して左右一対の大差動ギヤ 187, 187を取り付けて、各 大差動ギヤ 187, 187を両小差動ギヤ 185, 185に嚙合させている。
[0162] そして、デフアレンシャルケース 182の左右側部に一体成形した筒状連通連結片 188,188には、左右方向に軸線を向けた左右一対の筒状軸支持体 189,189を着脱自 在に嵌合して連通連結可能となし、各筒状連通連結片 188,188中を通して各筒状軸 支持体 189, 189中に、前記大差動ギヤ支軸 186, 186を挿通すると共に支持させており 、各大差動ギヤ支軸 186,186の筒状軸支持体 189,189から突出する部分には、それ ぞれ前記後車軸入力ギヤ 181, 181と嚙合する伝動ギヤ 190,190を取り付け、さらに、各 大差動ギヤ支軸 186,186の先端部は、後述するブレーキ部 191, 191の走行用ブレー キ 192,192に着脱自在に接続している。
[0163] このようにして、副変速軸 116に伝達された回動力は、同副変速軸 116の先端部(後 端部)に一体的に形成した出力用べベルギヤ 180→大減速ギヤ 183→デフアレンシャ ルケース182→小差動ギャ支軸184→各小差動ギャ185,185→各大差動ギャ187,187 →各大差動ギヤ支軸 186,186→各伝動ギヤ 190,190→各後車軸入力ギヤ 181,181→ 各後車軸 105, 105→各後車輪 9,9に伝達されるようにして 、る。
[0164] また、左右一対の筒状軸支持体 189,189は、ケース本体 54の左右側壁 54a,54bに形 成した取付用開口部 194,194に外側方力も嵌合すると共に、取付ボルト 195,195により 着脱自在に取り付けており、デフアレンシャルケース 182は、両筒状軸支持体 189,189 間に着脱自在に架設されて!ヽる。
[0165] そして、各筒状軸支持体 189,189は、取付ボルト 195, 195を取り外した後、取付用開 口部 194,194から外側方へ引き出すことにより、ケース本体 54力 取り外すことができ 、この際、各大差動ギヤ支軸 186,186も各筒状軸支持体 189,189と一体的にデファレ ンシャルケース 182から引き抜いて取り外すことができる。
[0166] 従って、両筒状軸支持体 189,189間に着脱自在に架設されているデフアレンシャル ケース 182は、各筒状軸支持体 189,189を取り外した後は、ケース本体 54の天井部に 形成したメンテナンス用の開口部 106から取り出すことができる。
[0167] また、ブレーキ部 191は、ブレーキケース 196内に走行用ブレーキ 192を配設し、同 走行用ブレーキ 192をブレーキ作用片 197を介してブレーキ操作レバー 198によりブレ ーキ制動'解除操作することができるようにしている。 199は、ブレーキケース 196に枢 支したブレーキレバー支軸である。
[0168] そして、ブレーキケース 196は、ケース本体 54の側壁とリャアクスルケース 8の外周 面基部との間に掛け渡し状態にて着脱自在に取り付けており、同ブレーキケース 196 をこれらから取り外すことにより、同ブレーキケース 196と一体的に走行用ブレーキ 192 を大差動ギヤ支軸 186の先端部から取り外すことができるようにして 、る。
[0169] このようにして、デフアレンシャル機構 48は、図 9(a)に示すように、出力用べベルギ ャ 180に大減速ギヤ 183を右側方から嚙合させて取り付ける形態と、図 9(b)に示すよう に、デフアレンシャル機構 48を上下反転させて左右を振り替えた状態にして、出力用 ベベルギヤ 180に大減速ギヤ 183を左側方から嚙合させて取り付ける形態とを、選択 的に採用することができるようにして 、る。
[0170] 従って、トラクタ Aに連結する作業機や作業形態に応じて、同トラクタ Aの前進方向( 主たる作業方向)をデフアレンシャル機構 48の取付形態を選択することにより、簡単 に変更することができる。
産業上の利用可能性
[0171] (1)請求項 1記載の本発明では、ミッションケース内に、 PTO変速機構を内蔵する PTOケースを少なくとも前部が収容状態となるように着脱自在に取り付けると共に、 同 ΡΤΟケースは、前部ケース形成体と中間部ケース形成体と後部ケース形成体に 三分割形成している。
[0172] このようにして、ミッションケースの後部に、 ΡΤΟ変速機構を内蔵する ΡΤΟケースを 着脱自在に取り付けているため、ミッションケース力 ΡΤΟケースを取り外した状態に て、同 ΡΤΟケースに内蔵する ΡΤΟ変速機構の組立作業やメンテナンス作業を容易 に行うことができる。
[0173] し力も、 ΡΤΟケースは、少なくとも前部をミッションケース内に収容状態にして取り付 けているため、ミッションケースの小型化 (コンパクト化)を図ることができる。
[0174] さらには、 ΡΤΟケースを、前部ケース形成体と中間部ケース形成体と後部ケース形 成体に三分割形成しているため、 ΡΤΟケース内に軸やギヤを配設することにより ΡΤ
Ο変速機構を組み立てる作業を、楽に行うことができる。
[0175] 例えば、所要のケース形成体同士間に単一の軸と複数のギヤを一体的に形成して 組み付けることもできるため、力かるギヤを簡単かつ確実に配設することができて、 Ρ
TO変速機構の組立作業効率を向上させることができる。
[0176] (2)請求項 2記載の本発明では、中間部ケース形成体内に軸受け片を設けると共 に、同軸受け片は中間部ケース形成体の前側端面側に配置している。
[0177] このようにして、軸受け片を中間部ケース形成体の前側端面側に配置しているため
、中間部ケース形成体を成形する型枠の構造を簡易化することができて、同型枠の コスト低減を図ることができる。
[0178] (3)請求項 3記載の本発明では、中間部ケース形成体の前側端面と軸受け片の前 側端面は、面一に形成している。
[0179] このようにして、中間部ケース形成体の前側端面と軸受け片の前側端面を面一に 形成するようにしているため、中間部ケース形成体の成形'加工を簡単かつ確実に 行うことができる。
[0180] (4)請求項 4記載の本発明では、前部ケース形成体に入力軸を支持させ、前部ケ ース形成体と中間部ケース形成体とに変速軸を支持させ、中間部ケース形成体と後 部ケース形成体とに PTO軸を支持させて 、る。 [0181] このようにして、三分割した各ケース形成体ないしはケース形成体同士間に軸を配 置するようにしているため、軸の配置の自由度が大きくなると共に、コンパクトに配置 することができ、し力も、各軸に設けたギヤ同士の嚙合 '接続を簡単かつ確実に行うこ とがでさる。
[0182] (5)請求項 5記載の本発明では、中間部ケース形成体と変速軸を付け替えることに より、変速段仕様を変更可能となしている。
[0183] このようにして、中間部ケース形成体を付け替えるだけで、変速段仕様を変更する ことができるため、かかる変速段仕様の変更を短時間に簡単かつ確実に行うことがで きる。

Claims

請求の範囲
[1] ミッションケース内に、 PTO変速機構を内蔵する PTOケースを少なくとも前部が収 容状態となるように着脱自在に取り付けると共に、同 PTOケースは、前部ケース形成 体と中間部ケース形成体と後部ケース形成体に三分割形成したことを特徴とするトラ クタ。
[2] 中間部ケース形成体内に軸受け片を設けると共に、同軸受け片は中間部ケース形 成体の前側端面側に配置したことを特徴とする請求項 1記載のトラクタ。
[3] 中間部ケース形成体の前側端面と軸受け片の前側端面は、面一に形成したことを 特徴とする請求項 2記載のトラクタ。
[4] 前部ケース形成体に入力軸を支持させ、前部ケース形成体と中間部ケース形成体 とに変速軸を支持させ、中間部ケース形成体と後部ケース形成体とに PTO軸を支持 させたことを特徴とする請求項 1一 3のいずれか 1項に記載のトラクタ。
[5] 中間部ケース形成体と変速軸を付け替えることにより、変速段仕様を変更可能とな したことを特徴とする請求項 1一 4のいずれか 1項に記載のトラクタ。
PCT/JP2004/017702 2003-12-02 2004-11-29 トラクタ WO2005054717A1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003-403429 2003-12-02
JP2003403429A JP4242755B2 (ja) 2003-12-02 2003-12-02 トラクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2005054717A1 true WO2005054717A1 (ja) 2005-06-16

Family

ID=34650070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2004/017702 WO2005054717A1 (ja) 2003-12-02 2004-11-29 トラクタ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4242755B2 (ja)
WO (1) WO2005054717A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006061258A1 (de) * 2006-12-22 2008-06-26 Zf Friedrichshafen Ag Lageranordnung für eine Nebenabtriebswelle

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062620A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Iseki & Co Ltd トラクタのパワーステアリング装置
JP4616321B2 (ja) 2007-10-18 2011-01-19 株式会社クボタ 走行車両の変速装置
JP7129854B2 (ja) * 2018-09-05 2022-09-02 株式会社クボタ トラクタ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52148878U (ja) * 1976-05-08 1977-11-11
JPS53161427U (ja) * 1977-05-26 1978-12-18
JPS5856619U (ja) * 1981-10-13 1983-04-16 株式会社クボタ トラクタのミツシヨンケ−ス構造
JPH02180326A (ja) * 1988-12-29 1990-07-13 Suzuki Motor Co Ltd トランスミッション
JPH09236177A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Suzuki Motor Corp 歯車変速機
JPH11105563A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Seirei Ind Co Ltd 農用トラクタにおけるpto軸への給油構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52148878U (ja) * 1976-05-08 1977-11-11
JPS53161427U (ja) * 1977-05-26 1978-12-18
JPS5856619U (ja) * 1981-10-13 1983-04-16 株式会社クボタ トラクタのミツシヨンケ−ス構造
JPH02180326A (ja) * 1988-12-29 1990-07-13 Suzuki Motor Co Ltd トランスミッション
JPH09236177A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Suzuki Motor Corp 歯車変速機
JPH11105563A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Seirei Ind Co Ltd 農用トラクタにおけるpto軸への給油構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006061258A1 (de) * 2006-12-22 2008-06-26 Zf Friedrichshafen Ag Lageranordnung für eine Nebenabtriebswelle

Also Published As

Publication number Publication date
JP4242755B2 (ja) 2009-03-25
JP2005161991A (ja) 2005-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8096200B2 (en) Tractor
JP4885349B2 (ja) トランスミッション
WO2005054717A1 (ja) トラクタ
WO2004103760A1 (ja) トラクタ
CN112601905A (zh) 拖拉机、拖拉机的行进用传动装置、及具备该拖拉机的行进用传动装置的拖拉机
WO2005093294A1 (ja) トラクタ
JP4153363B2 (ja) トラクタ
JP5090634B2 (ja) トラクタ
JP4347608B2 (ja) トラクタ
JP4672852B2 (ja) トランスミッション
JP5016161B2 (ja) トランスミッション
JP4184866B2 (ja) トラクタ
JP4666743B2 (ja) トランスミッション
JP5291064B2 (ja) トランスミッション
WO2004113144A1 (ja) トラクタ
JP4571424B2 (ja) トラクタ
JP4387850B2 (ja) トラクタ
JPH10217782A (ja) トランスミッション
WO2005092658A1 (ja) トラクタ
JPH1194031A (ja) 作業車両のトランスミッション

Legal Events

Date Code Title Description
AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AE AG AL AM AT AU AZ BA BB BG BR BW BY BZ CA CH CN CO CR CU CZ DE DK DM DZ EC EE EG ES FI GB GD GE GH GM HR HU ID IL IN IS KE KG KP KR KZ LC LK LR LS LT LU LV MA MD MG MK MN MW MX MZ NA NI NO NZ OM PG PH PL PT RO RU SC SD SE SG SK SL SY TJ TM TN TR TT TZ UA UG US UZ VC VN YU ZA ZM ZW

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): BW GH GM KE LS MW MZ NA SD SL SZ TZ UG ZM ZW AM AZ BY KG KZ MD RU TJ TM AT BE BG CH CY CZ DE DK EE ES FI FR GB GR HU IE IS IT LU MC NL PL PT RO SE SI SK TR BF BJ CF CG CI CM GA GN GQ GW ML MR NE SN TD TG

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

WWW Wipo information: withdrawn in national office

Country of ref document: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase