' 明 細 書
抗炎症剤
技 術 分 野
本発明は 4-アミノテトラヒドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有 効成分として含有する抗炎症剤、 抗炎症活性を有する 4-アミノテトラヒドロキノリン誘導体 またはその薬理学的に許容される塩等に関する。
背 景 技 術
これ 'までにいくつかの 1-ァシル -4-ァセチルアミノテトラヒ ドロキノリン誘導体が知られ ている [ジュルナ一ノレ 'オブシエィ ·キミイ (Zh. Obshch. Khim. )、 44卷、 675頁(1974年) ; トゥルーディ■プロプレミーニヤ ·ラボラトーリャ ·キミイ ·ヴイソコモレクリヤーリニィ · ソエディニーニェ (Tr. Probl. Lab. Khim. Vysokomol. Soedin. ) 、 4巻、 5頁 (1966年) ; ジュルナール'オルガニシエスコィ ·キミイ (Zh. Org. Khim. ) 、 3卷、 753頁 (1967年) ]。 また 4位置換キノリン誘導体のコンビナトリアルライプラリーの固相合成法が知られている (US6, 262, 269) 。
4 -アミノテト ヒドロキノリン骨格を有する化合物としては、 1-ァシル -4-アミノテトラ ヒドロキノリン誘導体がァポリポタンパク A - 1産生促進薬 (特開 2002 - 53557) 及び可溶性べ ータ .アミロイ ド前駆タンパク質分泌促進剤 (W001/76629) として知られている。 テトラヒ ドロキノリン環の 6位または 7位にトリフルォロメチルを有する: L-ァシル -4 -アミノテトラヒ ドロキノリ ン誘導体が気道炎症及び気道過敏性治療薬として知られている (W093/19755) 。 テトラヒドロキノリン環の 5位、 6位または 7位のいずれかにトリフルォロメチルを有する 1 - ァシル- 4 -アミノテトラヒドロキノリン誘導体が気管支拡張薬及び降圧剤として知られてい る (W091/09031) 。 4 -ァシルァミノテトラヒ ドロキノリン誘導体がァンドロゲン受容体ァゴ 二ス トもしくはアンタゴニス ト (TO02/225S5) またはシグナル伝達阻害剤 (TO00/27802) と して知られている。 1 -ァシル -4-アルコキシカルボニルテトラヒドロキノリン誘導体が、 コ レステリルエステル転移酵素阻害剤として知られている (W002/22598) 。 また 1-ァシルテト ラヒドロキノリン誘導体が STATC活性調節因子として知られている (TO02/79165) 。
発 明 の 開 示
本発明の目的は、 4-アミノテトラヒドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される 塩を有効成分として含有する抗炎症剤、 抗炎症活性を有する 4 -アミノテトラヒドロキノリン
誘導体またはその薬理学的に許容される塩等を提供することにある c
本発明は、 以下の (1 ) 〜 (3 1 ) に関する。
( 1 ) 式 (I)
[式中、 R1は水素原子、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低級ァ ルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシ、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシ力 ルポニルァミノ、 置換もしくは非置換の低級アル力ノィル、 置換もしくは非置換の低級アル カノイノレアミノ、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換 もしくは非置換のァラルキルォキシ、 置換もしくは非置換の複素環基、 C0NRARB (式中、 及 び RBは同一または異なって水素原子または置換もしくは非置換の低級アルキルを表すが、 RA 及び RBが同時に水素原子にはならない) または NR¾D (式中、 Re及び RDは同一または異なって 水素原子、 置換もしくは非置換の低級アルキルまたは置換もしくは非置換のァリ一ルを表 す) を表し、
R2及び R3は同一または異なって水素原子、 シァノ、 カルボキシ、 置換もしくは非置換の低級 アルキル、 置換もしくは非置換の低級アルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アル力ノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換の ァロイル、 置換もしくは非置換の複素環基または C0NRA1RB1 (式中、 RA1及び RB1はそれぞれ前記 RA及び RBと同義である) を表し、
R4及び R5は同一または異なって水素原子、 ハロゲン、 ニトロ、 ヒ ドロキシ、 シァノ、 カルボ キシ、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低級アルケニル、 置換も しくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換も
しくは非置換の低級アルコキシカルボニルァミノ、 置換もしくは非置換の低級アル力ノィル、 置換もしくは非置換の低級アルカノィルァミノ、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もし くは非置換のァラルキル、置換もしくは非置換のァロイル、置換もしくは非置換の複素環基、 C0NRA2RB2 (式中、 RA2及び RB2はそれぞれ前記 RA及び RBと同義である) 、 NR"RDI (式中、 RC1及び RD1 はそれぞれ前記 RG及び RDと同義である) 、 ORE (式中、 REは置換もしくは非置換の低級アルキ ル、 置換もしくは非置換の低級アルカノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしく は非置換のァラルキルまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環基を表す) または S (0) nRF
(式中、 nは 0〜2の整数を表し、 は置換もしくは非置換の低級アルキルを表す) を表し、 R6は水素原子、 カルボキシ、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低 級ァルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキ シカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アルカノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換のァロイル、 置換もしくは非置換の 複素環基または C0NRA¾B3 (式中、 RM及び RB3はそれぞれ前記 RA及び RBと同義である) を表し、 R7は置換もしくは非置換のシクロアルキル、 置換もしくは非置換のァリールまたは置換もし くは非置換の複泰環基を表し、
R9、 °、 R11及び R12は同一または異なって水素原子、 ハロゲン、 ニトロ、 ヒ ドロキシ、 メルカ プト、 シァノ、 カルボキシ、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低 級ァルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキ シカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニルァミノ、 置換もしくは非置 換の低級アル力ノィル、 置換もしくは非置換の低級アル力ノィルァミノ、 置換もしくは非置 換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換のァロイル、 置換も しくは非置換の複素環基、 C0NRA RB4 (式中、 RM及び RB4はそれぞれ前記 RA及び RBと同義である)、 NRC2RDZ (式中、 Re2及び RD2はそれぞれ前記 及ひ と同義である) 、 0RE1 (式中、 RE1は前記 REと 同義である)または S (0) n 1 (式中、 nl及び RF1はそれぞれ前記 n及び RFと同義である) を表し、 1 - 1 ) R1が低級アルキルまたはハロゲン置換低級アルキルを表し、
1 - 1 - 1 ) R2及び が同一または異なって水素原子、 シァノ、 カルボキシ、 置換もしく は非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低級アルケニル、 置換もしくは非置換の低 級アルキエル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換の低 級アルカノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換
もしくは非置換のァロイル、 置換もしくは非置換の複素環基または C0NRA1RBI (式中、 RA1及び RB1はそれぞれ前記と同義である) を表す場合 (ただし、 R2及び R3のいずれか一方が低級アル キルまたはハロゲン置換低級アルキルを表す場合、 R2及び R3のもう一方は水素原子にはなら ない) 、
R8は水素原子、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低鈹ァルケ ニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボ ニル、 置換もしくは非置換の低級アルキルチオ、 置換もしくは非置換の低級アルカノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換の 複素環基、 C0NRA¾B5 (式中、 RA5及び RB5はそれぞれ前記 RA及ぴ RBと同義である) または NRraRD3 (式中、 Rra及び Rraはそれぞれ前記 Rc及び RDと同義である) を表レ、
1 - 1 - 2 ) R2及び R3のいずれか一方が低級アルキルまたはハロゲン置換低級アルキルを 表し、 R2及ひ 3のもう一方が水素原子を表し、
1 - 1 - 2 - 1 ) R7が置換もしくは非置換のシクロアルキルまたは置換もしくは非置換 の脂環式複素環基を表す場合、
R8は水素原子、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低級アル ケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカル ボニル、置換もしくは非置換の低級アルキルチオ、置換もしくは非置換の低級アルカノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換の 複素環基、 C0NRA¾B5 (式中、 RA5及び RB5はそれぞれ前記と同義である) または ?e3RD3 (式中、 RC3及び RD3はそれぞれ前記と同義である) を表し、
1 - 1 - 2 - 2 ) R7が置換もしくは #置換のァリールまたは置換もしくは非置換の芳香 族複素環基を表す場合、
R8は水素原子、 置換もしくは非置換のシクロアルキル、 置換もしくは非置換の低級ァ ルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシ力 ルポニル、 置換もしくは非置換の低級アルキルチオ、 置換もしくは非置換の低級アルカノィ ル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置 換の複素環基、 C0NRA¾B5 (式中、 RA5及び RB5はそれぞれ前記と同義である) または NRc¾ro (式 中、 Rra及び RD3はそれぞれ前記と同義である) を表し、
1 — 2 ) R1が水素原子、 置換低級アルキル (ハロゲン置換低級アルキルを除く) 、 置換もし
くは非置換の低級アルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換 の低級アルコキシ、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換 の低級アルコキシカルボニルァミノ、 置換もしくは非置換の低級アル力ノィル、 置換もしく は非置換の低級アルカノィルァミノ、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換 のァラルキル、 置換もしくは非置換のァラルキルォキシ、.置換もしくは非置換の複素環基、 C0 RARB (式中、 RA及び RBはそれぞれ前記と同義である) または NR¾D (式中、 Rc及び RDはそれぞ れ前記と同義である) を表す場合、
R8は水素原子、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低級アルケニ ル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボ二 ル、 置換もしくは非置換の低級アルキルチオ、 置換もしくは非置換の低級アルカノィル、 置 換もしくは非置換 ァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換の複 素環基、 C0NRA¾B5 (式中、 RA5及び RB5はそれぞれ前記と同義である) または NRraRD3 (式中、 RC3 及び Rroはそれぞれ前記と同義である) を表す] で表される 4 -アミノテトラヒ ドロキノリン誘 導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する抗炎症剤。
( 2 ) R4及び R5が水素原子である前記 (1 ) 記載の抗炎症剤。
( 3 ) R6が水素原子である前記 ( 1 ) または (2 ) 記載の抗炎症剤。
( 4 ) R1が水素原子、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低級アル ケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキ-ル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカル ボニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニルァミノ、 置換もしくは非置換の低 級アルカノィル、 置換もしくは非置換の低級アルカノィルァミノ、 置換もしくは非置換のァ リール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換のァラルキルォキシ、 置換 もしくは非置換の複素環基または NR。 (式中、 Re及び は同一または異なって水素原子、 置 換もしくは非置換の低級アルキルまたは置換もしくは非置換のァリールを表すが、 同時に水 素原子にはならない) であり、
、 、 R5及ひ が水素原子であり、
R9、 Rw、 R11及び R12から選ばれる少なくとも 2つが水素原子であり、
4 - 1 ) R1が低級アルキルまたはハ口ゲン置換低級アルキルであり、 ,
4 - 1 - 1 ) R2が水素原子、 シァノ、 カルボキシ、 置換低級アルキル (ハロゲン置換低級 アルキルを除く) 、 置換もしくは非置換の低級アルケニル、 置換もしくは非置換の低級アル
キニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アル カノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしく は非置換のァロイル、 置換もしくは非置換の複素環基または C0NRA1RB1 (式中、 RA1及び RB1はそ れぞれ前記と同義である) であり、
R8が水素原子、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低級アルケ ニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボ ニル、 置換もしくは非置換の低級アルカノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もし くは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換の複素環基または NR。¾dl (式中、 Rel及び 1は それぞれ前記 Re及び と同義である) であるか、
4 - 1 - 2 ) R2が低級アルキルまたはハロゲン置換低級アルキルであり、
4 - 1 - 2 - 1 ) R7が置換もしくは非置換のシク口アルキルまたは置換もしくは非置換 の脂環式複素環基であり、 ·
R8が水素原子、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低級アル ケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカル ボニル、 置換もしくは非置換の低級アルカノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換も しくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換の複素環基または I ¾dl (式中、 Rel及び Rdl はそれぞれ前記と同義である) であるか、
4 - 1 - 2 - 2 ) R7が置換もしくは非置換のァリールまたは置換もしくは非置換の芳香 族複素環基であり、
が水素原子、 置換もしくは非置換のシクロアルキル、 置換もしくは非置換の低級ァ ルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシ力 ルポニル、 置換もしくは非置換の低級アルカノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換 もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換の複素環基または NR。¾dl (式中、 R"及び Rdlはそれぞれ前記と同義である) であるか、
4 - 2 ) R1が水素原子、 置換低級アルキル (ハロゲン置換低級アルキルを除く) 、 置換もし くは非置換の低級アルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換 の低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニルァミノ、 置 換もしくは非置換の低級アル力ノィル、 置換もしくは非置換の低級アル力ノイノレアミノ、 置 換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換のァ
ラルキルォキシ、 置換もしくは非置換の複素環基または服。 (式中、 R。及び はそれぞれ前 記と同義である) であり、
が水素原子、 シァノ、 カルボキシ、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは 非置換の低級アルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低 級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アルカノィル、 置換もしくは非置換の ァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換のァロイル、 置換もしく は非置換の複素環基または C0NRA1RB1 (式中、 RA1及び RB1はそれぞれ前記と同義である)であり、
R8が水素原子、 置換もしくは非置換の低級ァノレキル、 置換もしくは非置換の低級アルケニ ル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボ二 ル、 置換もしくは非置換の低級アルカノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしく は非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換の複素環基または NclRdl (式中、 Rcl及び Rdlはそれ ぞれ前記と同義である) である前記 (1 ) 記載の抗炎症剤。
( 5 ) R2が水素原子または置換もしくは非置換の低級アルキルであり、
R3、 R4、 R5及び R6が氷素原子であり、
R7が置換もしくは非置換のァリールであり、
R9、 R'\ R11及び R12から選ばれる 2つが水素原子であり、 残りの 2つが同一または異なって水 素原子、 ハロゲン、 ニトロ、 ヒドロキシ、 低級アルキルまたは置換もしくは非置換の低級ァ ルコキシであり、
5 - 1 ) R1が低級アルキルまたはハロゲン置換低級アルキルであり、
5 - 1 - 1 ) R2が水素原子または置換低級アルキル (ハロゲン置換低級アルキルを除く) であり、
が水 原子、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低級アルケ ニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換のァリ ル、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換のァリールァミノまたは置換もしく は非置換の芳香族複素環基であるか、
5 - 1 - 2 ) R2が低級アルキルまたはハロゲン置換低級アルキルであり、 .
が水素原子、 置換もしくは非置換のシクロアルキル、 置換もしくは非置換の低級アル ケニル、置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換のァリールァミノまたは置換もしく
は非置換の芳香族複素環基であるか、
5 - 2 ) R1が水素原子、 置換低級アルキル (ハロゲン置換低級アルキルを除く) 、 置換もし くは非置換の低級アルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換もし くは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換のァラルキ ルォキシ、 置換もしくは非置換のァリールァミノまたは置換もしくは非置換の芳香族複素環 基であり、 '
R8が水素原子、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低級アルケニ ノレ、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボ-ル、 置換もしくは非置換のァリール、 置 換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換のァリールァミノまたは置換もしくは 非置換の芳香族複素環基である前記 ( 1 ) 記載の抗炎症剤。
( 6 ) R9、 °、 R11及び R12が同一または異なって水素原子、 ハロゲン、 ァミノ、 ニトロ、 シァ ノ、 低級アルキル、 ァリールォキシ低級ァノレ'キル、 複素環低級アルキル、 芳香族複素環ォキ シ低級アルキル、 低級アルケニル、 低級アルキニル、 ァラルキル、 複素環基、 置換もしくは 非置換のスチリル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換 の低級アルキルチオ、 置換もしくは非置換の低級アル力ノィル、 置換もしくは非置換のァリ ール、 置換もしくは非置換のァロイルまたは 0RE1 (式中、 RE1は前記と同義である) である前 記 (1 ) 〜 (3 ) のいずれかに記載の抗炎症剤。 '
( 7 ) R9、 R1Q、 R11及び R12から選ばれる 2つが水素原子であり、 残りの 2つが同一または異な つて水素原子、 ハロゲン、 ァミノ、 ニトロ、 シァノ、 低級アルキル、 ァリールォキシ低級ァ ルキル、 複素環低級アルキル、 芳香族複素環ォキシ低級アルキル、 低級ァルケ-ル、 低級ァ ルキニル、 ァラルキル、 複素環基、 置換もしくは非置換のスチリル、 置換もしくは非置換の 低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アルキルチオ、 置換もしくは非置換 の低級アル力ノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァロイルまた は 0RE1 (式中、 RE1は前記と同義である) である前記 ( 4 ) 記載の抗炎症剤。
( 8 ) 4-アミノテトラヒ ドロキノリン誘導体のテトラヒ ドロキノリン骨格における 2位と 4位 の相対立体配置が ( *) である前記 (1 ) 〜 (7 ) のいずれかに記載の抗炎症剤。
( 9 ) 4-アミノテトラヒ ドロキノリン誘導体のテトラヒ ドロキノリン骨格における 2位と 4位 の相対立体配置が (2 *, 4R *) である前記 ( 1 ) 〜 ( 7 ) のいずれかに記載の抗炎症剤。
( 1 0 ) 4 -アミノテトラヒドロキノリン誘導体のテトラヒ ドロキノリン骨格における 2位と 4
位の絶対立体配置が (26; R) である前記 (1) 〜 (7) のいずれかに記載の抗炎症剤。
(1 1) 4 -アミノテトラヒドロキノリン誘導体のテトラヒドロキノリン骨格における 2位と 4 位の絶対立体配置が 、2R, 45) である前記 (1) 〜 (7) のいずれかに記載の抗炎症剤。
(1 2) 4_アミノテトラヒドロキノリン誘導体のテトラヒドロキノリン骨格における 2位と 4 位の絶対立体配置が 、2R, AR) である前記 (1) 〜 (7) のいずれかに記載の抗炎症剤。
(1 3) 4-アミノテト ヒドロキノリン誘導体のテトラヒドロキノリン骨格における 2位と 4 位の絶対立体配置が (25; 46) である前記 (1) 〜 (7) のいずれかに記載の抗炎症剤。
(14) 抗炎症剤の製造のための、 前記 (1) 〜 (1 3) のいずれかに記載の4-アミノテト ラヒドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩の使用。
(1 5) 前記 (1) 〜 (1 3) のいずれかに記載の 4 -アミノテトラヒドロキノリン誘導体ま たはその薬理学的に許容される塩の有効量を投与する工程を含む、 炎症の予防及び/または 治療方法。
(16) 前記 (1) 〜 (1 3) のいずれかに記載の 4-アミノテトラヒドロキノリン誘導体ま たはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する医薬。
(1 7) 式 (II)
[式中、 R13は水素原子、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非置換の低級ァ ルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシ力 ルポニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニルァミノ、 置換もしくは非置換の 低級アル力ノィル、 置換もしくは非置換の低級アル力ノイノレアミノ、 置換もしくは非置換の ァリール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換のァラルキルォキシ、 置 換もしくは非置換の複素環基または服。 (式中、 R。及び Rdはそれぞれ前記と同義である) を 表し、
R14は置換もしくは非置換のシクロアルキル、 置換もしくは非置換のァリールまたは置換もし くは非置換の複素環基を表し、
R15は水素原子、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換の低級アルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アル力ノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非 置換のァラルキル、 置換もしくは非置換の複素環基または NR。¾dl (式中、 FT1及び 1はそれぞ れ前記と同義である) を表し、
R16及び R17は同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン、 ァミノ、 ニトロ、 シァノ、 低級アル キル、 ァリールォキシ低級アルキル、 複素環低級アルキル、 芳香族複素環ォキシ低級アルキ ル、 低級アルケニル、 低級アルキニル、 ァ,ラルキル、 複素環基、 置換もしくは非置換のスチ リル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アル力 ノィル、 置換もしくは非 g換のァリール、 置換もしくは非置換のァロイルまたは 0RE (式中、 REは前記と同義である) を表す] で表される 4-アミノテトラヒ ドロキノリン誘導体またはそ の薬理学的に許容される塩。,
( 1 8 ) 式 (III)
[式中、 R18は置換もしくは非置換のァリ一ルを表し、
R19は水素原子、 シァノ、 カルボキシ、 置換もしくは非置換の低級アルキル、 置換もしくは非 置換の低級アルケニル、 置換もしくは非置換の低級アルキニル、 置換もしくは非置換の低級 アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アル力ノィル、 置換もしくは非置換のァ リール、 置換もしくは非置換のァラルキル、 置換もしくは非置換のァロイル、 置換もしくは 非置換の芳香族複素環基または C0NRARB (式中、 RA及び RBはそれぞれ前記と同義である) を表 し、
R2°は置換もしくは非置換のシク口アルキル、 置換もしくは非置換のァリールまたは置換もし くは非置換の複素環基を表し、
1は置換もしくは非置換のシク口アルキルを表し、 .
R22及び R23は同一または異なって、 水素原子、 ハロゲン、 ァミノ、 ニトロ、 シァノ、 低級アル キル、 ァリールォキシ低級アルキル、 複素環低級アルキル、 芳香族複素環ォキシ低級アルキ ノレ、 低級アルケニル、 低級アルキニル、 ァラルキル、 複素環基、 置換もしくは非置換のスチ リル、 置換もしくは非置換の低級アルコキシカルボニル、 置換もしくは非置換の低級アル力 ノィル、 置換もしくは非置換のァリール、 置換もしくは非置換のァロイルまたは 0RE (式中、 REは前記と同義である) を表す] で表される 4 -アミノテトラヒドロキノリン誘導体またはそ の薬理学的に許容される塩。
(1 9) R19が置換もしくは非置換の低級アルキルであり、 R22及び R23が水素原子である前記
(1 8) 記載の 4 -アミノテトラヒドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(20) R19がメチルである前記 (1 8) または (1 9) 記載の 4-アミノテトラヒドロキノリ ン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(21) R2°が置換もしくは非置換のフエニルである前記 (1 8) 〜 (20) のいずれかに記 載の 4-アミノテトラヒドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(22) 4-アミノテトラヒドロキノリン誘導体のテトラヒドロキノリン骨格における 2位と 4 位の相対立体配置が (25·*, R *) である前記 (1 8) ~ (2 1) のいずれかに記載の 4-ァ ミノテトラヒドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(23) 4 -アミノテトラヒドロキノリン誘導体のテトラヒドロキノリン骨格における 2位と 4 位の相対立体配置が (2^*, M *) である前記 (1 8) ~ (2 1) のいずれかに記載の 4-ァ ミノテトラヒドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(24) 4-アミノテトラヒ ドロキノリン誘導体のテトラヒ ドロキノリン骨格における 2位と 4 位の絶対立体配置が (2S 47?) である前記 (1 8) 〜 (21) のいずれかに記載の 4-ァミノ テトラヒドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。 ,
(25) 4-アミノテトラヒドロキノリン誘導体のテトラヒドロキノリン骨格における 2位と 4 位の絶対立体配置が 、2R, 45) である前記 (1 8) 〜 (21) のいずれかに記載の 4 -ァミノ テトラヒドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(26) 4-アミノテトラヒドロキノリン誘導体のテトラヒドロキノリン骨格における 2位と 4
位の絶対立体配置が 2R, R) である前記 (1 8) 〜 (2 1) のいずれかに記載の 4-ァミノ テトラヒ ドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(27) 4-アミノテトラヒドロキノリン誘導体のテトラヒ ドロキノリン骨格における 2位と 4 位の絶対立体配置が (26; 45) である前記 (1 8) 〜 (2 1) のいずれかに記載の 4-ァミノ テトラヒ ドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(28) 前記 (1 7) 〜 (27) のいずれかに記載の 4-アミノテトラヒ ドロキノリン誘導体 またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する抗炎症剤。
(29) 抗炎症剤の製造のための、 前記 (1 7) 〜 (27) のいずれかに記載の 4-アミノテ トラヒドロキノリン誘導体またはその薬理学的に許容される塩の使用。
(30) 前記 (1 7) 〜 (27) のいずれかに記載の 4-アミノテトラヒ ドロキノリン誘導体 またはその薬理学的に許容される塩の有効量を投与する工程を含む、 炎症の予防及び Zまた は治療方法。
(3 1) 前記.(1 7) 〜 (27) のいずれかに記載の 4 -アミノテトラヒ ドロキノリン誘導体 またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する医薬。
以下、 式 (I) 、 (II) 及び (III) で表される化合物を化合物 (I) 、 (II) 及び (III) という。 他の式番号の化合物についても同様である。
式 (I) 、 (II) 及び (III) の各基の定義において、
ハロゲン及びハロゲン置換低級アルキルにおけるハロゲンとしては、フッ素、塩素、臭素、 ョゥ素の各原子が挙げられる。
低級アルキルとしては、 例えば直鎖状、 分枝鎖状もしくは環状またはこれらの組み合わせ からなる炭素数 1〜10のアルキル、 より具体的には、 メチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロ ピル、 シクロプロピル、 シクロプロピルメチノレ、 プチノレ、 ブチル、 tert-プチ) 、 シク ロブチノレ、 ペンチノレ、 ネオペンチノレ、 シクロペンチノレ、 シクロペンチノレメチノレ、 へキシノレ、 シクロへキシノレ、 シクロへキシノレメチノレ、 へプチノレ、 シクロへプチノレ、 ォクチノレ、 シクロォ クチル、 ノニル、 デシル、 シクロデシル等が挙げられる。
シクロアルキノレとは、 前記低級アルキルの定義の中で環状のものを意味し、 例えばシクロ プロピノレ、 シクロプチノレ、 シクロペンチノレ、 シクロへキシノレ、 シクロへプチノレ、 シクロォク チル、 シクロデシル等が挙げられる。
低級アルコキシ、 低級アルコキシカルボニル、 低級アルコキシカルボニルァミノ及び低級
アルキルチオの低級アルキル部分は、 それぞれ前記低級アルキルと同義である。
低級アルカノィル及び低級アルカノィルァミノにおける低級アルカノィル部分としては、 例えば直鎖状、 分枝鎖状もしくは環状またはこれら 組み合わせからなる炭素数 1~10のァ ルカノィル、 より具体的にはホルミル、 ァセチル、 プロピオニル、 イソプロピオニル、 プチ リル、 イソプチリル; 力プロィル、 シクロペンタンカルボニル、 シクロペンチルメチルカル ボニル、 へキサノィル、 ヘプタノィル、 ォクタノィル、 デカノイノレ等が挙げられる。
低級アルケニルとしては、 例えば炭素数 2〜10の、 直鎖状、 分枝鎖状もしくは環状または これらの組み合わせからなるアルケニル、 アルカジエニル、 アルカトリェニル等、 より具体 的には、 ビニル、 ァリル、 卜プロぺニル、 2-プテュル、 3-プテニル、 4-ペンテニル、 2- (1 - シクロへキセニル)ェチル、 6 -オタテュル、 2, 6 -ォクタジェニノレ、 2, 4, 6-ォクタトリェニル、 6-デセ ル等が挙げられる。
低級アルキニルとしては、 例えば炭素数 2〜6の、 直鎖状または分枝鎖状のアルキニル、 よ り具体的には、 ェチュル、 プロパルギル、 3-プチニル、 4-ペンチニル、 5-へキシュル等が挙 げられる。
ァリールとしては、 例えば炭素数 6〜 14の単環性、 二環性または三環性のァリール、 より 具体的には、 フエニル、 ナフチル、 インデニル、 アントリル等が挙げられる。
ァラルキル、 ァラルキルォキシ、 ァリールォキシ低級アルキル、 ァロイル及ぴァリールァ ミノのァリール部分は、 それぞれ前記ァリールと同義である。
ァラルキル及びァラルキルォキシのアルキレン部分は、 前記低級アルキルの定義で挙げた 基の中の直鎖状または分枝鎖状のアルキルから水素原子を一つ除いたものと同義である。 ァラルキル及びァラルキルォキシのァラルキル部分には、 さらに前記低級アルキルの定義 で挙げた基の中の分枝鎖状のアルキルの二箇所でァリールと結合した二環性の構造を有す るものも包含され、 例えば、 インダニル、 1, 2, 3, 4-テトラヒドロナフチル、 6, 7, 8,9-テトラ ヒ ドロ- 5H -ベンゾシク口へプチル等が挙げられる。
スチリルとは、 1-フエ二ルビニルまたは 2-フエ二ルビ-ルを意味する。
芳香族複素環基としては、 例えば窒素原子、 酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくと も 1個のへテロ原子を含む 5員もしくは 6員の単環性芳香族複素環基、 または 3〜8員の環が縮 合した二環性もしくは三環性の芳香族複素環基、 より具体的には、 フリル、 チェニル、 ピロ リル、 ピリジル、 ピラジュル、 ォキサゾリル、 チアゾリル、 ピリダジニル、 ビラゾリル、 テ
トラゾリル、 トリアゾリル、 才キサジァゾリル、チアジアゾリル、 キノリル、ィソキノリル、 ベンゾチェニル、 トリアジニル、 ベンゾフラニル、 インドリノレ、 キノリル、 プリニル、 ベン ゾジォキソリル、 ベンゾォキサゾリル、 ベンゾチアゾリル、 イミダゾリル、 ピリミジニル、 ベンゾィミダゾリル、 9, 10, 10-トリオキソ -9, 10-ジヒ ドロ- 10 6 -チォキサンテュル、 ベンゾ [b]チォフエニル、 1, 3-ジォキソ- 1, 3-ジヒドロイソインドリル等が挙げられる。
芳香族複素環ォキシ低級アルキルの芳香族複素環基部分は、前記芳香族複秦環基と同義で める。 ,
脂環式複素環基としては、 例えば窒素原子、 酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくと も 1個のへテロ原子を含む 5員もしくは 6員の単環性脂環式複素環基、 3〜8員の環が縮合した 二環性もしくは三環性の脂環式複素環基、 または環内が部分的に不飽和になった複素環基、 より具体的には、 テトラヒドロピラエル、 テトラヒ ドロチォビラニル、 モルホリニル、 モル ホリノ、チオモルホニル、 チオモルホリノ、 ピロリジル、 ピペラジニル、 ホモピペラジニル、 ピぺリジル、 ピぺリジノ、ホモピぺリジル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロキノリノレ、 テトラヒドロイソキノリノレ、ジヒ ドロベンゾフラニル、 1, 2, 3, 6 -テトラヒ ドロピリジル、 1, 3- ジォキソラニル、 1, 3 -ジォキソ -1H, 3H -べンゾイソキノリル等 挙げられる。
複素環基には芳香族複素環基及び脂環式複素環基のレヽずれもが包含される。
複素環低級アルキルの複素環基部分は前記複素環基と同義である。
ハロゲン置換低級アルキル、 複素環低級アルキル、 ァリールォキシ低級アルキル及び芳香 族複素環ォキシ低級アルキルの低級アルキレン部分は、 前記低級アルキルの定義で挙げた基 の中の直鎖状または分枝鎖状のアルキルから水素原子を一つ除いたものと同義である。 ' 置換低級アルキルにおける置換基としては、 同一または異なって、 例えば置換数 1〜3のハ ロゲン、 シァノ、 カルボキシ、 ァミノ、 ニトロ、 ヒドロキシ、 メルカプト、低級アルコキシ、 低級アルカノィル、 低級アルコキシカルボニル、 ァロイル、 ^モノ低級アルキルアミノカル ボニル、 N, ジ低級アルキルァミノカルボニル (該 ^ジ低級アルキルァミノカルボニルの 2つの低級アルキル部分は同一でも異なっていてもよい) 、 低級アルカノィルォキシ、 ァラ ルキルォキシ、 モノまたはジ低級アルキルァミノ (該ジ低級アルキルァミノの 2つの低級ァ ルキル部分は同一でも異なっていてもよい) 、 低級アルキルチオ、 低級アルキルスルブイ二 ル、低級アルキルスルホニル、複素環基、置換複素環基(該置換複素環基における置換基は、 後記の置換複素環基における置換基と同義である) 、 ァリールォキシ、 置換ァリールォキシ
(該置換ァリールォキシにおける置換基は、 後記の置換ァリールにおける置換基と同義であ る) 、 芳香族複素環ォキシ、 置換芳香族複素環ォキシ (該置換芳香族複素環ォキシにおける 置換基は、 後記の置換複素環基における置換基と同義である) 等が挙げられる。
ここで示したハロゲン、 低級アルコキシ、 低級アルコキシカルボニル、 モノ低級アルキ ルァミノカルボニル、 N, ジ低級アルキルァミノカルボニル、 モノまたはジ低級アルキルァ ミノ、 低級アルキルチオ、 低級アルキルスルフィニル及び低級アルキルスルホニルの低級ァ ルキル部分、 低級アルカノィル及び低級アルカノィルォキシの低級アルカノイノレ部分、 ァラ ルキルォキシ、 ァロイノレ及びァリールォキシのァリール部分、 複素環基、 芳香族複素環ォキ シの芳香族複素環基部分ならびにァラルキルォキシのアルキレン部分はそれぞれ前記と同 義である。 、
置換低級アルコキシ、 置換低級アルカノィル、 置換低級アルコキシカルボニル、 置換低級 アル力ノイノレアミノ、 置換低級アルコキシカルボニルァミノ、 置換低級アルキルチォ及び置 換シクロアルキルにおける置換基は、 前記置換低級アルキルにおける置換基と同義である。 置換低級アルケニル及ぴ置換低級アルキニルにおける置換基としては、 同一または異なつ て、 例えば置換数 1〜3のハロゲン、 シァノ、 カルボキシ、 ァミノ、 ニトロ、 ヒドロキシ、 メ ルカプト、 低級アルキル、 ァリール、 置換ァリール (該置換ァリールにおける置換基は、 後 記の置換ァリールにおける置換基と同義である) 、 ァラルキル、 複素環基、 低級アルカノィ ル、 低級アルコキシ、 低級アルコキシカルボニル、 低級アル力ノィルォキシ、 ァロイル、 了 リールォキシ、 ァラルキルォキシ、 芳香族複素環ォキシ、 モノ低級アルキルアミノカルボ ニル、 N、 ジ低級アルキルァミノカルボニル (該 ^ジ低級アルキルァミノカルボニルの 2 つの低級アルキル部分は同一でも異なっていてもよい) 、 モノまたはジ低級アルキルアミノ (該ジ低級アルキルァミノの 2つの低級アルキル部分は同一でも異なっていてもよい) 、 低 級アルキルチオ、 低級アルキルスルフィニル、 低級アルキルスルホニル等が挙げられる。 ここで示したハロゲン、 低級アルキル、 低級アルコキシ、 低級アルコキシカルボニル、 低 級アルキルチオ、 低級アルキルスルフィニル、 低級アルキルスルホニル、 ^モノ低級アルキ ルァミノカルボニル、 Λ ^ジ低級アルキルアミノカルボニル及びモノまたはジ低級アルキル ァミノの低級アルキル部分、 低級アル力ノィル及び低級アル力ノィルォキシの低級アル力ノ ィル部分、 ァリール、 ァラルキル、 ァラルキルォキシ、 ァロイル及びァリールォキシのァリ ール部分、 複素環基、 芳香族複素環ォキシの芳香族複素環基部分ならびにァラルキル及びァ
ラルキルォキシのアルキレン部分はそれぞれ前記と同義である。
置換ァリール、 置換ァラルキル、 置換ァラルキルォキシ、 置換ァロイル、 置換ァリールァ ミノ、 置換スチリル、 置換複素環基、 置換脂環式複素環基及び置換芳香族複素環基における 置換基としては、同一または異なって、例えば置換数 1〜3のハロゲン、シァノ、カルボキシ、 ァミノ、 ニトロ、 ヒ ドロキシ、 メルカプト、 低級アルキル、 置換低級アルキル (該置換低級 アルキルにおける置換基としては、 例えば置換数 1〜3の、 同一または異なってヒ ドロキシ、 ァリールォキシ、 芳香族複素環基、 芳香族複素環ォキシ等が挙げられ、 ここでァリールォキ シのァリール部分、 ならびに芳香族複素環基及び芳香族複素環ォキシの芳香族複素環基部分 はそれぞれ前記と同義である) 、 低級アルケニル、 低級アルキニル、 ァリール、 複素環基、 ァラルキル、 低級アル力ノィル、 '低級アルコキシ、 低級アルコキシカルボニル、 低級アル力 ノィルォキシ、 ァロイル、 ァリールォキシ、 ァラルキルォキシ、 芳香族複素環ォキシ、 モ ノ低級アルキルァミノカルボニル、 N, Λレジ低級アルキルァミノカルボニル (該 ジ低級ァ ルキルアミノカルボニルの 2つの低級アルキル部分は同一でも異なっていてもよい) 、 モノ またはジ低級アルキルァミノ (該ジ低級アルキルァミノの 2つの低級アルキル部分は同一で も異なっていてもよい) 、 低級アルキルチオ、 低級アルキルスルフィニル、 低級アルキルス ルホニル等が挙げられる。
ここで示したハロゲン、 低級アルキル、 低級アルコキシ、 低級アルコキシカルボニル、 N~ モノ低級アルキルァミノカルボニル、 ジ低級アルキルァミノカルボニル、 モノまたはジ 低級アルキルァミノ、 低級アルキルチオ、 低級アルキルスルフィエル及び低級アルキルスル ホニルの低級アルキル部分、 低級アルケニル、 低級アルキニル、 低級アル力ノィル及び低級 アルカノ.ィルォキシの低級アルカノィル部分、 ァリール、 ァラルキル、 ァラルキルォキシ、 ァロイル及びァリ一ルォキシのァリール部分、 複素環基及び芳香族複素環ォキシの芳香族複 同義である。
薬理学的に許容される塩としては、例えばナトリゥム塩、力リゥム塩等のアルカリ金属塩、 マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、アンモニゥム塩、 テトラメチルアンモニゥム塩等のアンモニゥム塩、 モルホリン塩、 ピぺリジン塩等の有機ァ ミン付加塩、 リジン塩、 グリシン塩、 フエ二ルァラニン塩等のアミノ酸付加塩、 塩酸塩、 硫 酸塩、 リン酸塩等の無機酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、 フマル酸塩、酒石酸塩、 クェン酸塩、
コハク酸塩、 安息香酸塩、 メタンスルホン酸塩、 乳酸塩、 ダルコン酸塩、 ェンボン酸塩、 グ ルク口ン酸塩、 ベンゼンスルホン酸塩等の有機酸塩等が挙げられる。
化合物 (I) 、 (II)及び(III) ならびにそれらの薬理学的に許容される塩の中には、種々 の立体異性体、 光学異性体、 位置異性体、 互変異性体等が存在し得るものがある。 本発明の 抗炎症剤にはこれらの可能な全ての異性体及ぴそれらの混合物を用いることができ、 その混 合比についても任意の比率でよい。 また本発明はこれらの可能な全ての異性体及びそれらの 混合物を包含し、 その混合比についても任意の比率でよい。
本明細書中で絶対立体配置の表記で用いられる 2 "及び 2/?とはテトラヒドロキノリン構造 の 2位の絶対立体配置を示す。 より具体的には、 化合物 (I) における R2及び R3と結合する炭 素の絶対立体配置を、ィ匕合物(III)における R19と結合する炭素の絶対立体配置を意味する。 また、 絶対立体配置の表記で用いられる 45"及び 4A>とはテトラヒドロキノリン構造の 4位の絶 対立体配置を意味する。 より具体的には、 化合物 (I) における R6及び- NR7C (0) R8と結合する 炭素の絶対立体配置を、化合物(II)における- NR14C (0) R15と結合する炭素の絶対立体配置を、 化合物 (III) における- NR2°C (0) R21と結合する炭素の絶対立体配置を意味する。
本明細書中で相対立体配置の表記で用いられる(25 *, 4^ *)とは前記絶対立体配置の定義に おける(25; 4/?)、 {2R, 4 または(25; と、2R, S)の任意め比率での混合物を意味する。また、 {2R\ とは前記絶対立体配置の定義における、2R, 、 (26; 45)、または(2 4 ?)と(25; 45) の任意の比率での混合物を意味する。 '
本発明における化合物 (I) 、 (II) 及ぴ (III) ならびにそれらの薬理学的に許容される 塩 、 水または各種溶媒との付加物として存在することもあるが、 本発明の抗炎症剤にはこ れら付加物も用いることができる。 また本発明はこれら付加物も包含する。
本発明は、 化合物 (I) 、 化合物 (II) または化合物 (III) に含まれる、 一つまたはそれ 以上の原子が、 同位元素で標識された化合物を包含する。 同位元素のなかで例えば ¾または 14Cのような放射性同位元素が組み込まれた化合物は、 化合物の組織分布調査に有用である。 本明細書で使用される同位元素の用語は、 通常天然に見いだされる原子価または質量数と 異なる原子価または質量数を有する原子を指す。 本発明の化合物における同位元素の例とし て、 例えば ¾、 ¾、 13C、 14C、 15N、 180、 170、 31P、 32P、 35S、 18F、 3 1等が挙げられる。
本発明における抗炎症剤の対象となる炎症性疾患としては、 例えば喘息、 関節炎、 発熱、 感冒、 炎症性腸疾患、 クローン病、 気腫、 急性呼吸困難症候群、 気管支炎、 慢性肺動脈閉鎖
症、 II蔵器移植中毒、 悪液質、 アレルギー性反応、 アレルギー性鼻炎、 慢性鼻炎、 花粉症、 結 膜炎、 アトピー性皮膚炎、 じんま疹、 乾癬、 皮膚カンジダ症、 慢性闋節リウマチ、 成人 T細 胞白血病 (ATL等) 、 アレルギー性接触過敏症、 癌、 組織潰瘍化、 消化性潰瘍、 胃炎、 潰瘍 性大腸炎、 回帰性胃腸病変、 滑膜炎、 痛風、 強直性脊椎炎、 歯周病、 表皮水泡症、 移植人口 関節の緩み、 ァテローマ性動脈硬化症、 大動脈瘤、 結節性動脈周囲炎、 脳虚血、 神経痛、 神 経変性疾患、 自己免疫性疾患、 疼痛、 歯肉炎、 筋萎縮性側索硬化症、 多発性硬化症、 黄斑変 性、 結膜炎、 創傷回復異常、 筋肉もしくは関節の捻挫または挫傷、 腱炎、 皮膚疾患、 重症筋 無力症、 多発性筋炎、 筋炎、 滑膜包炎、 熱症、 糖尿病、 腫瘍の侵入、 腫瘍の成長、 腫瘍の転 移、 角膜の瘢痕、 強膜炎、 免疫不全症、 敗血症、 低プロトロンビン血症、 甲状腺炎、 サルコ イド一シス、 ベーチェット症候群、 過敏症、 腎臓病、 リケッチア感染症、 原虫感染症及び敗 血症ショックからなる群から選択される疾患、 好酸球が関与していると考えられる上記以外 の炎症性疾患 [例えばチャウグ ·シュトラウス (Churg- Strauss) 症候群、 木村氏病、 天疱 瘡、 類天疱瘡、 好酸球性筋膜炎、 好酸球性白血病、 好酸球増加性回帰性血管浮腫等] 等が挙 げられる。 .
化合物 (I) 、 化合物 (II) または化合物 (III) は一つまたはそれ以上の他の治療剤との 組み合わせで投与してもよい。
化合物 (I) 、 化合物 (II) 及び化合物 (III) の好ましい例としては、 例えば後記の表 1-1 〜卜 38、 表 2または表 3 - 1〜3-7に記載の化合物群が挙げられ、 そのうち、 特に好ましい化合 物の例として、 化合物 1-4、 化合物 1-7、 化合物 1-8、 化合物 1 - 11、 化合物 1-18、 化合物 1-20、 化合物 1-24、 化合物 1-63、 化合物 1-133、 化合物 1-155、 化合物 1-217、 化合物 1-221、 化合物 1-223、 化合物 1-225、 化合物 1-231、 化合物 1-236、 化合物 2- 2、 化合物 3-1、 化合物 3 - 3、 化 合物 3- 15、 ィ匕合物 3-23、 化合物 3- 28、 化合物 3-35、 化合物 3-36、 化合物 3- 37及び化合物 3 - 39 が挙げられる。
次に化合物 (I) 、 化合物 (II) 及び化合物 (III) の製造法について説明する。
なお、 以下に示した製造法において、 定義した基が反応条件下で変化する力 または方法 を実施するのに不適切な場合、 有機合成化学で常用される方法、 例えば、 官能基の保護、 脱 保護 [例えば、プロテクティブ ·グループス ·イン'オーガ二ック ·シンセシス (Protective Groups in Organic Synthesis) 、 グジーン (T. W. Greene) 著、 ジ 3ン · ワイジ一 - : ン ド ·サンズ ·インコーポレイテツド (John Wiley & Sons, Inc. ) (1999年) 等参照] 等を
用いることにより容易に製造を実施することができる。 また、 必要に応じて置換基導入など の反応工程の順序を変えることもできる。
化合物 (I) のうちいくつかのものは、 市販品として購入することが可能である。 また公 知の方法 [ジュルナール'ォプシヱイ 'キミイ (Zh. Obshch. Khim. ) 、 44卷、 675頁 (1974 年) ; トウノレーディ ·プロブレミーニヤ ·ラボラトーリャ ·キミイ ·ヴィソコモレクリヤー リニイ . ソエディニーニェ (¾·. Probl. Lab. Khim. Vysokomol. Soedin. ) 、 4卷、 5頁 (1966 年) ;ジュルナール 'オルガノシエスコィ 'キミイ (Zh. Org. Khim. ) 、 3卷、 753頁 (1967 年) ; W098/34115等参照] によって得ることもできる。
さらに化合物 (I) 、 化合物 (II) 及び化合物 (III) は、 例えば以下に示す製造法 1〜 3 によって、 公知の化合物から合成することができる。
製造法 1 '
(式中、 X1及び X2はそれぞれヒドロキシ、 ハロゲン、 アジド、 アルコキシ、 アルカノィルま たはァロイノレを表し、 、 R2、 、 R R R6、 R7、 R8、 R9、 R10、 R11及び R12はそれぞれ前記と同 義である)
化合物 (V) または化合物 (I) は、 力ノレボン酸誘導体 (VI) による化合物 (IV) またはィ匕 合物 (V) のアミド化により合成することができる。 アミド化の方法としては、 ァミンと力 ルボン酸 (X1 : ヒドロキシ) 、 酸ハロゲン化物 (X1:ハロゲン) または酸無水物 (X1:アル カノィルまたはァロイル) との反応、 ァミンとエステル (X1 :アルコキシ) とのエステル一 アミド交換等非常に多くの方法が知られており [第 4版実験化学講座、 丸善、 第 22卷、 138頁 (1990年) 等参照] 、 これらのうち適当な方法を用いることにより、 化合物 (V) または化 合物 (I) を合成することが可能である。
[工程 1 ]
原料となる化合物 (IV) は公知の方法 [ジュルナール 'オブシエィ 'キミイ (Zh. Obshch. Khim. )、 44卷、 675頁 (1974年) ; US6, 262, 169;特開 2002 - 53557; 001/76629; W093/19755; W002/22598等参照] により得ることができる。
:.例えば、 ィ匕合物 (IV) を不活性溶媒中もしくは不活性溶媒と水との混合溶媒中、 または無 溶媒で、 必要により 1当量から過剰の塩基の存在下、 1当量から大過剰の酸ハロゲン化物を、 一 78°Cから用いた溶媒の沸点の間の温度で、 5分から 12時間反応させることにより化合物(V) を合成することができる。好ましくは、反応を 0°Cから室温で行い、 1〜2当量の塩基、 1〜1. 5 当量の酸ハロゲン化物を用いる。
化合物 (IV) とカルボン酸との反応の例としては、 例えば化合物 (IV) を不活性溶媒中、 必要により 1当量から過剰量の塩基の存在下、 縮合剤及び 1当量から大過剰のカルボン酸を、 _ 78°Cから用いた溶媒の沸点の間の温度で反応させることで化合物 (V) を合成することが できる。 好ましくは、 反応を 0°Cから室温で行い、 1〜2当量の塩基を用いる。
縮合剤としては、 例えばジシクロへキシルカルポジイミド、 ェチル - 7V" - (3-ジメチルァ ミノプロピル)カルボジィミ ド、活性ィ匕モレキュラーシープズ、カルボエルジイミダゾール、 2-ェトキシ -1 -エトキシカルボ二ノレ- 1, 2 -ジヒドロキノリン、 シァノホスホン酸ジェチル、 ジ フエ-ルホスホロアジド等が挙げられる。
不活性溶媒としては、 例えばテトラヒドロフラン、 ジォキサン、'アセトン、 酢酸ェチル、 ジェチルエーテル、エチレングリコール、 トリエチレングリコール、グライム、ジグライム、 メタノーノレ、 エタノーノレ、 2-プロパノ一ル、 ブタノーノレ、 ジクロロメタン、 クロロホノレム、 ベンゼン、 トノレェン、 ジメチルホノレムアミ ド、 ジメチルスルホキシド、 ジメチルイミダゾ一 ル、 ジメチルプロピルゥレア、 へキサン等が挙げられる。
塩基としては、 例えば水酸ィ匕ナトリゥム、 炭酸力リゥム、 炭酸水素ナトリゥム、 水酸化バ リウム、 炭酸セシウム、 水酸化カリウム、 ナトリウムメトキシド、 カリウムェトキシド、 水 酸ィ匕リチウム、 リチウムへキサメチルジシラザン、 水素ィ匕ナトリウム、 水素化カリウム、 プ チノレリチウム、 リチウムジィソプロピルァミ ド、 カリウム tert づトキシド、 トリェチルァ ミン、 ジイソプロピルェチルァミン、 トリプチルァミン、 ジシクロへキシルメチルァミン、 メチルモルホリン、 ピリジン、 2, 6-ジ- tert -プチルビリジン、 ^メチルピぺリジン、 1, 8- ジァザビシク口 [5. 4. 0]ゥンデセ -7 -ェン、 1, 5 -ジァザビシク口 [4. 3. 0]ノン -5-ェン、 4, 4_ジ
メチルアミノビリジン、 アンバーリスト A-21 (ロームアンドハース社製) 、 AG 1-X8 (バイ オラッド社製)、ポリ(4-ビニルビリジン)、モルホリノメチルポリスチレン等が挙げられる。
[工程 2 ]
化合物 (I) は工程 1と同様の方法または公知の方法 [例えば、 ジュルナール 'オブシエ ィ ·キミイ (Zh. Obshch. Khim. ) 、 44卷、 675頁 (1974年) ; US6, 262, 269;特開 2002 - 53557; 093/19755; 001/76629; W002/22598等参照] により得ることができる。
化合物 (I) は、 例えば化合物 (V) とカルボン酸誘導体 (VII) とのアミド化により合成 することができる。
例えば、,化合物 (V) を不活性溶媒中もしくは不活性溶媒と水との混合溶媒中、 または無 溶媒で、必要により 1当量から過剰の塩基の存在下、 1当量から大過剰の酸ハロゲン化物(X2: ハロゲン) を、 一 78°Cから用いた溶媒の沸点の間の温度で 5分から 12時間反応させることに より合成することができる。 好ましくは、 反応を 50〜90°Cで行い、 1〜8当量の塩基、 2〜8当 量の酸ハ口ゲン化物を用!/ヽる。
不活性溶媒及び塩基としては、 工程 1で挙 たものと同様のものが挙げられる。
製造法 2
(式中、 QX3はァミノ基の保護に適した保護基導入試薬を表し、 X1、 X2、 R\ R2、 R3、 R4、 R5、 、 R7、 R8、 R9、 R10、 R11及ひ 12はそれぞれ前記と同義である)
化合物 (I) は、 原料となる化合物 (IV) に適当な保護基導入試薬 (IX) を作用させて 1位 の窒素原子を保護して化合物 (VIII) とし、 前記工程 2と同様の方法を用いて化合物 (X) とし、 その後、 用いた保護基に対して適当な脱保護反応を行い化合物 (XI) とし、 この化合 物に対して前記工程 1と同様の方法を適用することにより合成することもできる。
[工程 3 ]
ァミノ基の保護基、 保護基導入反応及び保護基導入試薬は非常に多く知られており [例え ば、 プロテクティブ ·グノレープス 'イン ·オーガニック ·シンセシス (Protective Groups in Organic Synthesis) 、 グリーン (T. W. Greene) 著、 ジョン ' ワイリー 'アンド .サンズ - インコーポレイテッド (John Wiley & Sons, Inc. ) (1999年) 等参照] 、 これらのうち適 当な方法を用いることにより化合物 (VIII) を合成することができる。
例えば、 化合物 (IV) を不活性溶媒中または無溶媒で、 必要により触媒量から過剰量の塩 基の存在下、 1〜10当量の保護基導入試薬 (IX) を反応させることにより、 ィ匕合物 (IV) の 1 位のァミノ基を保護することができる。
不活性溶媒としては、 例えばテトラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 アセトン、 酢酸ェチル、 ジェチルエーテル、エチレングリコール、 トリエチレングリコール、グライム、ジグライム、 メタノーノレ、 エタノーノレ、 2-プロパノ一ル、 プタノーノレ、 ジクロロメタン、 クロロホノレム、 ベンゼン、 トルエン、 ジメチルホルムアミ ド、 ジメチルスルホキシド等が挙げられる。
塩基としては、 例えば水酸化ナトリウム、 炭酸力リウム、 炭酸水素ナトリウム、 水酸化バ リウム、 炭酸セシウム、 水酸ィヒカリウム、 ナトリウムメ トキシド、 カリウムエトキシド、 水 酸ィ匕リチウム、 リチウムへキサメチルジシラザン、 水素化ナトリウム、 水素化カリウム、 プ チルリチウム、 リチウムジイソプロピルアミ ド、 カリウム iari -ブトキシド、 トリェチルァ ミン、 ジィソプロピルェチルァミン、 トリプチルァミン、 ジシク口へキシルメチルアミン、 Λレメチルモルホリン、 ピリジン、 メチルビペリジン、 1, 8-ジァザビシクロ [5. 4. 0]ゥンデ セ- 7 -ェン、 1, 5-ジァザビシクロ [4. 3. 0]ノン - 5-ェン、 4, 4-ジメチノレアミノピリジン、 アン バーリス ト A- 21 (ロームアンドハース社製) 、 AG 1-X8 (バイオラッド社製) 、 ポリ(4-ビ- ルビリジン)、 モルホリノメチルポリスチレン等が挙げられる。
保護基導入試薬としては、 例えばクロ口ギ酸メチル、 クロ口ギ酸ェチル、 クロロギ酸ベン ジル、 9-フルォレニルメチルォキシカルボニルクロリ ド、 9-フルォレニルメチルォキシカル ボニルアジド、 トリクロ口エトキシカルボニルクロリ ド、 トリメチルシリルエトキシカルボ
ユルクロリ ド、 iar -プチルォキシカルボ-ルクロリ ド、 ジ- eri-ブチルジカルボネート、 ァセチルクロリ ド、 ベンゾィノレクロリ ド、 ベンジルクロリ ド、 パラメ トキシベンジノレクロリ ド、 ァリルプロミ ド、 トリイソプロビルシリルク口リ ド、 トリチルク口リ ド等が挙げられ、 好ましくはクロロギ酸ベンジルが用いられる。
[工程 4 ]
化合物 (X) は前記ェ ¾ 3で得られた化合物 (VIII) とカルボン酸誘導体 (VII) とのアミ ド化により得ることができる。
例えば、 化合物 (VIII) を不活性溶媒中もしくは不活性溶媒と水との混合溶媒中、 または 無溶媒で、 必要により 1当量から過剰の塩基の存在下、 1当量から大^剰の酸ハロゲン化物
(X2:ハロゲン) を _ 78°Cから用いる溶媒の沸点の間の温度で 5分から 12時間反応させること により得ることができる。 好ましくは、 室温で反応を行い、 1〜2当量の塩基、 1〜1. 5当量の 酸ハロゲン化物を用いる。
不活性溶媒及ぴ塩基としては、 工程 1で挙げたものと同様のものが挙げられる。
[工程 5 ]
ァミノ基の保護基の脱保護は非常に多くの方法が知られており [例えば、 プロテクティ プ、'グループス 'ィン 'オーガ二ック ·シンセシス (Protective Groups in Organic Synthesis)、 グリーン (T. W. Greene) 著、 ジョン ' ワイリー 'アンド 'サンズ 'インコーポレイテッド
(John Wiley & Sons, Inc. ) (1999年) 等参照]、 これらのうち適当な方法を用いること により化合物 (XI) を合成することが可能である。
化合物 (X) の 1位のアミノ基の保護基の脱保護は、 例えば保護基がベンジルォキシカルボ ニルである場合、 化合物 (X) を不活性溶媒中、 0°Cから用いる溶媒の沸点の間の温度で、 1 〜90気圧の水素下、 1〜100重量%の触媒を用い、 必要により酸を添加し、 5分から 72時間反 応させることにより行うことができる。
不活性溶媒としては、 例えばテトラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 アセトン、 酢酸ェチル、 ジェチルエーテル、エチレンダリコール、 トリエチレングリコール、グライム、ジグライム、 メタノーノレ、 エタノーノレ、 2—プロノヽ °ノーノレ、 ブタノ一ノレ、 ジクロロメタン、 クロロホノレム、 ジメチルホルムアミ ド、 ジメチルスルホキシド等が挙げられる。
触媒としては、 例えばパラジウム、 水酸化パラジウム、 白金、 クロロトリス(トリフエ二 ルホスフィン)ロジウム (I) 、 ヒ ドリ ドカルボ二ノレトリス(トリフエニルホスフィン)ロジゥ
ム (I) 、 酢酸ロジウム (II) 、 酢酸ルテニウム (11) ,、 クロロヒドリ ドトリス(トリフエ二 ルホスフィン)ルテニウム (II) 、 ヒ ドリ ドカルボ-ルトリス(トリフエニルホスフィン)ィ リジゥム (I) 、 へキサクロ口白金酸 (IV) 、 力リゥムへキサシァノコバレート (III) 等が 挙げられ、 必要により活性炭やポリエチレンィミン等に担持させてあっても良い。
酸としては、 例えばギ酸、 酢酸、 イソ吉萆酸、 安息香酸、 ブタン酸、 塩酸、 硫酸、 トリフ ルォロメタンスルホン酸、 トリフノレオ口酢酸、 塩化アンモニゥム等が挙げられる。
好ましくはエタノール中、 1〜3気圧の水素下で、 触媒として 3〜10重量。 /0の 10%パラジゥ ム炭素を用い、 2~10当量のギ酸を加え、 30〜45°Cにおいて 10〜12時間反応させることで化 合物 (XI) を得ることができる。
[工程 6コ
化合物 (XI) を前記工程 1と同様の方法を用いてアミド化することで化合物 (I) を得る ことができる。原料となる化合物 (XI) は前記工程 5に加え、公知の方法(W002/22585参照) を用いて得ることもできる。
製造法 3
(式中、 X2、 R\ R2、 R3、 R4、 R5、 R6、 R7、 R R9、 Rl0、 R11及び R12はそれぞれ前記と同義である) [工程 7 ]
化合物 (XII)は公知の方法 [例えば、テトラへドロン (Tetrahedron)、 53卷、 9715頁(1997 年) ;ジャーナノレ ·オフ'、 'ジ 'アメリカン'ケミカルソサエティ一 (J. Am. Chem. Soc. ) 、 71卷、 1901頁 (1949年) ;ジャーナル.ォプ.ジ.アメリカン 'ケミカルソサエティ一 (J. Am. Chem. Soc. ) 、 71卷、 1906頁 (1949年) ;'ジャーナル'ォプ ·ジ ·アメリカン ·ケミカ
ルソサエティ一 (J. Am. Chem. Soc. ) 、 74巻、 4513頁 (1952年) ; ジャーナル'ォブ .ケ ミカルソサエティ一 (J. Chem. Soc. )、 4166頁 (1957年) ;ジャーナル'ォプ 'ケミカル- ソサエティ一 (J. Chem. Soc. ) 、 4174頁 (1957年) 等参照] により得ることができる。 ま た、 化合物 (XII) の R6が水素原子の場合は対応するケトンを還元することで容易に既知化 合物から誘導することが可能である。
化合物 (V) は化合物 (ΧΠ) を適当な方法で活' I"生ィヒした後、 化合物 (XIII) と反応させる ことにより得ることができる。
アルコールを用いるァミンのアルキルィ匕は多くの方法が知られている。 例えばョゥ素化ト リメチルシランを用いてアルコールをヨウ素に変換し、 これを単離することなくァミンと反 応させる方法 [テトラへドロンレターズ (Tetrahedron Lett. ) 、 38卷、 2673頁 (1997年) 参照] 。 光延反応を応用した方法 [テトラへドロンレターズ (Tetrahedron Lett. )、 38卷、 5831頁 (1997年) 参照] 、 トシルクロリ ドを用いる方法 [シンセシス (Synthesis)、 665頁 (1974年) 参照] 等が知られている。
例えば、 化合物 (XII) を不活性溶媒中、 0°Cから用いる溶媒の沸点の間の温度で、 ヨウ化 トリメチルシランを反応させ、 その後、 1当量から過剩量の塩基の存在下で化合物 (XIII) と反応させることにより化合物 (V) を得ることができる。
不活性溶媒としては、 例えばテトラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 アセトン、 酢酸ェチル、 ジェチルエーテル、エチレングリコール、 トリエチレングリコール、グライム、ジグライム、 メタノ一ノレ、 エタノーノレ、 2—プロパノーノレ、 プ'タノ一ノレ、 ジクロロメタン、 クロロホノレム、 ベンゼン、 トノレエン、 ジメチノレホルムアミ ド、 ジメチルイミダゾ一ノレ、 ジメチルプロピレン ゥレア、 へキサン、 ジメチルスルホキシド等が挙げられ、 好ましくはジクロロメタンが用い られる。
塩基としては、 例えば水酸化ナトリゥム、 炭酸力リゥム、 炭酸水素ナトリゥム、 水酸化バ リウム、 炭酸セシウム、 水酸ィ匕カリウム、 ナトリウムメ トキシド、 カリウムエトキシド、 水 酸化リチウム、 リチウムへキサメチルジシラザン、 水素化ナトリウム、 水素化カリウム、 ブ チノレリチウム、 リチウムジイソプロピルァミ ド、 カリウム tertプトキシド、 トリェチルァ ミン、 ジイソプロピルェチルァミン、 トリプチルァミン、 ジシクロへキシルメチルァミン、 メチルモルホリン、 ピリジン、 メチルピぺリジン、 2, 6-ジ- iar -ブチルピリジン、 1, 8- ジァザビシク口〔5. 4. 0]ゥンデセ -7 -ェン、 1, 5-ジァザビシク口 [4. 3. 0]ノン -5 -ェン、 4, 4 -ジ
メチルアミノビリジン、 アンバーリスト A - 21 (ロームアンドハース社製) 、 AG 1-X8 レくィ オラッドネ土製) 、 ポリ(4 -ビニルビリジン)、 モルホリノメチルポリスチレン等が挙げられ、 好ましくは水酸ィ匕バリゥムが用いられる。
[工程 8 ] ,
前記工程 2と同様の方法を用いて、ィ匕合物(V)から化合物(I) を合成することができる。. 上記の各製造法における中間体及び目的化合物は、 有機合成ィ匕学の分野で常用される分離 精製法、 例えば、 濾過、 抽出、 洗浄、 乾燥、 濃縮、 再結晶、 各種クロマトグラフィー等を用 いて単離'精製することができる。さらに一般的な並列合成法で常用される精 法、例えば、 スカベンジャーレジン、 イオン交換レジンを用いて精製することができる。 また、 中間体は 特に精製することなく次の反応に供することもできる。 また、 中間体及び目的化合物が酸も しくは塩基と塩を形成可能な場合、 塩として精製すればよく、 最終生成物が遊離形態の化合 物として得られる場合には、 この化合物を適当な溶媒に溶解または懸濁させ、 酸または塩基 を加えて塩を形成させた後に目的物を単離 ·精製すればよい。 また、 塩の形態で得られた最 終生成物を遊離形態の化合物に変換した後、 さらに目的の塩に変換してもよい。
上記の製造法によって得られる化合物 (I) の具体例を表 1-1〜1 - 38、 化合物 (II) の具体 例を表 2、 化合物 (III) の具体例を表 3- 1~3-7に示すが、 本発明の範囲はこれらの化合物に 限定されることはない。 なお化合物 1 - 1〜1- 209は市販品として入手可能である。
N— (2—メチルー 1_プロピオ二ルー 1, 2, 化合物 1-9 3, 4ーテトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 N
N— (1一ァセチルー 2, 7—ジメチルー 1, 2, 化合物 1 - 10 3, 4ーテトラヒドロキノリン一 4—ィル) —N 人 —フヱ二ルペンズアミ ド
N-[ (2 S*,4R*) — 1—ベンゾィルー 2 _ 化合物 1-11 メチルー 1 , 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一
N— { (2 S*,4R*) — 1— [3— (2—フリ 化合物 ル) ァクリロイル] —2—メチ
1-12 ルー 1, 2, 3, 4 —テトラヒドロキノリン一 4ーィル } - N—フエ v y ニノレアセトアミ ド
N— ( 1—ァセチル— 2—メチル— 1, 2, 3, 4 化合物 1-13 —テトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 N—フエ 二ルー 2—フルォロベンズアミ ド
人
N— (1一ァセチルー 2—メチルー 1, 2, 3, 4 化合物 1 - 14 ーテトラヒドロキノリン一4—ィル) 一N一フエ 人 二ルー 4—フルォロベンズアミ ド
人。
N- (1ーァセチル— 2—メチル— 1, 2, 3, 4 化合物 1-15 —テトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 N— (4
一フルオロフェニル) ベンズアミ ド
入
人。
N— ( 1 _ァセチルー 2—メチルー 1, 2, 3, 4 化合物 1-16 ーテトラヒドロキノリン一 4—ィル) - N— (2
一フルオロフェニル) ペンズアミ ド
人
人。
表 1—3
N— [ (2 S*,4R*) - 1 - (4一フルォ口べ ンゾィル) _2—メチルー 1, 2, 3, 4ーテトラ 化合物ト 17
ヒドロキノリン一 4一ィル] 一 N一フエ二ルァセ トアミド
N— (1 _シンナモイルー 2—メチルー 1, 2, 化合物 1 - 18 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4—ィル) — N —フエ二ルァセトアミ ド
N— ( 1 _ァセチルー 2—メチル— 1, 2, 3, 4 化合物 1 - 19 —テトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 N—フエ 入 ニルシンナムアミ ド
N-[ (2 S*,4R*) — 1—ベンゾィルー 2— 化合物 1-20 メチル一 1, 2, 3, 4ーテトラヒドロキノリン一
4_ィル]— N—フエ二ルイソブチルァミ ド
N— (1—ベンゾィルー 2—メチル— 1, 2, 3, 化合物 1 - 21 4ーテトラヒドロキノリン一 4一^ rル) 一 N— ノフ マ p
N- [1一 (3—メトキシペンゾィル) 一 2—メ 化合物 22 チル一 1, 2, 3, 4ーテトラヒドロキノリン一 4 一ィル] 一 N一フエニルァセトアミ ド
N— ( 1一ァセチルー 2—メチルー 1, 2, 3,4 化合物ト 23 —テトラヒドロキノリン一 4一ィル) —N— (3
ーメトキシフエニル) ベンズアミ ド
N- [1 - (4 メトキシベンゾ'ィル) 一2—メ 化合物 1-24 チルー 1, 2, 3,4—テトラヒドロキノリン一 4 一ィル] 一 N一フエニルァセトアミ ド
表 1一 5
N— [ 1 - (3—クロ口べンゾィル) —2—メチ 化合物 1-33 ル一 1 リン一 4一
' J 《 , 2, 3, 4—テトラヒドロキノ
ィル] —N—フエニルァセトアミ ド
N— (1—ペンゾィルー 6—クロロー 2—メチル 化合物 1-34 — 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4ーィ ル) 一 N—フエニルァセトアミ ド
N— [1— (2—フロイル) 一 2—メチルー 1, 化合物ト 35 2,3, 4—テトラヒドロキノリン一 4—ィル] 一
N— (1—ペンゾィル _ 2—メチルー 1,2,3, 化合物 1 - 36 4—テトラヒドロキノリン一 4一ィル) — N— フエニルバレルアミ ド
N— (2—メチル _ 1—バレリル _ 1, 2,3,4 化合物 1-37 ーテトラヒドロキノリン _ 4—-" rル) 一 N—フエ
ニルベンズアミ ド
N-[ (2 S*,4R*) 一 1一べンゾィルー 2— 化合物 1 - 38 メチルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一
4 _ィル]—N一フエニルバレルアミ ド
N-[ (2 S'*,4R*) - 1—ペンゾィル—2— 化合物 1 - 39 メチルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一
4一^ fル]一 iV_フヱニルビバルアミ ド
表 1一 6
N— [ (2 S*, 4 ?*) — 1一 (4一フルォロシ 化合物 1 - 40 QH3C ンナモイル) 一 2—メチル— 1, 2, 3, 4ーテト
V ラヒドロキノリン一 4一ィル] —N一フエニルァ
H ) セト 卜
化合物ト 41 聚 N— { (2 S*,4R*) 一 1— [ (4一メチル フエノキシ) ァセチル] 一 2—メチルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4ーィル } -N —フエ一ノレズセ卜ァ ト
N— { (2 S*, 4R*) 一 1— [ (3—メチル
「: フエノキシ) ァセチル] —2—メチル— 1,2, 化合物ト 42
3, 4—テトラヒドロキノリン一 4ーィル } — N 一フエニノレアセトアミ ド
N— { (2 S*, 4R*) 一 1一 [ (2—メチル 化合物 フエノキシ) ァセチル] — 2—メチルー 1, 2, 43
H H尸 3, 4—テトラヒドロキノリン _4ーィル }
。 一 N —フエ二ルァセトアミ ド
N— [2—メチルー 1一 (3—二トロべンゾィ 化合物 44 ル) _ 1, 2,3, 4—テトラヒドロキノリン一 4
一^ rル] 一 N—フエニルァセトアミ ド
N— [2—メチルー 1一 (4一二トロべンゾィ 化合物ト 45 ル) _ 1,2, 3,4—テトラヒドロキノリン一 4 —ィル] 一 N—フエニルァセトアミド
N— ( 1一ァセチルー 2—メチルー 1 , 2, 3, 4 化合物 1-46 ーテトラヒドロキノリン一4—ィル) —N— (3 —ニトロフエニル) ペンズアミ ド
N— (1—ァセチルー 2—メチルー 1, 2, 3, 4 化合物 1-47 ーテトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 N一フエ 二ルー 4一二トロべンズアミ ド
表 1—7
N— ( 1—ァセチル一 2—メチル _ 1 , 2, 3, 4 化合物 1 - 48 —テトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 JV—フエ 人 二ルー 3一二トロべンズアミ ド
人
N- (2—メチルー 1—トリフルォロアセチルー 化合物 1-49 1,2, 3, 4ーテトラヒドロキノリン一 4ーィ ル) 一 N—フエニルトリフルォロアセトアミ ド
N— (2—メチルー 1一プロピオ二ルー 1, 2, 化合物 1-50 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 N —フエ二ルー 4—フルオロフェニルァセトアミ ド ^ 。
N- ( 1—ブチリルー 2 _メチル— 1, 2, 3, 4 化合物 51 —テトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 N—フエ
ニル— 4—フルォロベンズアミ ド
N- (1一イソプチリル一 2—メチル—1,2, 化合物 1-52 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4 _ィル) — N 一フエ二ルー 4一フルォ口べンズアミ ド
、 N- (1一イソプチリル _ 2—メチル— 1, 2, 化合物 1-53 3, 4—テトラヒドロキノリン一4—ィル) —N 一 (4一フルオロフェニル) ベンズアミ ド
N- (1—ブチリルー 2—メチルー 1,2,3,·4 化合物 1 - 54 ーテトラヒドロキノリン一 4_ィル) 一 Ν— (4 一フルオロフェニル) ベンズアミ ド
A, ,
表 1一 8
ゝ
N— [1— (4—フルオロフヱニル) ァセチルー 化合物 1-55 2一メチル一 1, 2, 3, 4ーテトラヒドロキノリ へ ンー 4_ィル] _N—フエニルプロピオンアミ ト'
N— [ (2 S*,4R*) - 1 - (4一フルォロ フエノキシ)ァセチル— 2ーメチルー 1, 2, 3, 4 化合物 1-56
—テトラヒドロキノリン一 4_ィル] 一 N—フエ ニルァセトアミ ド
N— ( 1一ァセチルー 2ーメチル— 1, 2 , 3 , 4 化合物 1-57 —テトラヒドロキノリン一 4 _ィル) 一 N—フエ ニル (4一フルオロフエノキシ) ァセトアミ ド
N— [ (2 S*,4R*) 一 6—クロロー 1— (4 αχ χ 一フルォ口べンゾィル) 一 2—メチルー 1, 2, 化合物 1-58
へ 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4_ィル] — N
一フエ二ルァセトアミ ド
N— (1一エトキシォキザリル一 2—メチルー 化合物ト 59 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン _ 4ーィ ル) 一 JV—フエニルエトキシォキザルアミド
。人
N— [ 1 - (4ーメトキシシンナモイル) 一 2— 化合物 1-60 メチルー 1, 2, 3, 4ーテトラヒドロキノリン一
4—ィル] 一 JV—フエニルァセトアミ ド
N— [1一ァセチルー 2—メチルー 1, 2, 3, 4 化合物 61 ーテトラヒドロキノリン一 4一ィル] — N—フエ 二ルー 4—メトキシシンナムアミ ド
表 1一 10
N— (2—メチル— 1 _プロピオ二ルー 1 2, 化合物 1-69 3,4—テトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 N
一フエ二ルー 4—ニトロべンズアミ ド
N— (2—メチル _ 1—プロピオ二ルー 1 , 2 化合物 1-70 3 4ーテトラヒドロキノリン一 4一ィル) —N
一フヱニルー 3—二トロべンズアミ ド
N— (2—メチルー 1—プロピオ二ルー 1, 2, 化合物 1 - 71 θό 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4一ィル) —N 人. °' - (3—二トロフエニル) ベンズアミ ド
N— (2—メチル— 1—プロピオ二ルー 1, 2 化合物 1-72 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4—ィル) — N
- (4一二トロフエニル) ベンズアミ ド
α
Νχ N- (2—メチルー 1—バレリル一 1, 2, 3 4 化合物ト 73 ーテトラヒドロキノリン一4—ィル) 一 N—フエ
二ルー 2—フルォロベンズアミ ド
N- ( 2—メチレー 1—ク レリノレ一 1 2, 3 4 化合物ト 74 00.: ーテトラヒドロキノリン一 4—ィル) 一 N— (2 —フルオロフェニル) ベンズアミ ド
N— (2—メチルー 1一プロピオ二ルー 1 2, 3 4—テトラヒドロキノリン一 4—ィル) — N 化合物 1-75
—フエニル (4一フルオロフエノキシ) ァセトァ ¾ ド
表 1一 11 α N-[ (2 S*, 4R*) ― 1—ベンゾィル一 2— 化合物 1 - 76 oxCH3 メチル一 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一
4—ィル]一 N—フエエルベンズアミ ド
入
N- [ (2 S*,4R*) - 1 - (4—フルォ口べ 化合物 77 ンゾィル) 一 2—メチルー 6—二トロー 1,2, へ 3,4ーテトラヒドロキノリン一 4_ィル] 一 N —フヱニルァセトアミ ド
N— [ 1 - (フラン一 2—カルボニル) 一 2—メ チル一 1, 2, 3, 4ーテトラヒドロキノリン一 4 化合物 1 - 78
—ィル] 一 N—フエニル— 4一メチルベンズアミ
N-[ (2 S*, R*) 一 1—ペンゾィルー 2— 化合物 1-79 メチルー 1,2, 3, 4ーテトラヒドロキノリン一
4一^ rル]— N—フエニルヘプ夕ンアミ ド 人 3
N- [1- (2—メチルプチリル) —2—メチル 化合物 1-80 — 1,2, 3, 4ーテトラヒドロキノリン一4—ィ ル] 一 N—フエニル (フエノキシ) ァセトアミ ド
N— ( 2—メチル一 1一バレリル _1, 2, 3, 4 化合物 1-81 —テトラヒドロキノリン一 4一ィル) —N—フエ 二ルー 3—メトキシペンズアミ ド
N— [1 - (3—メトキシベンゾィル) 一 2—メ 化合物 1-82 チル— 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリンー 4 —ィル] —N—フエニルバレルアミ ド
N— (1—ブチリルー 2—メチル— 1 , 2, 3, 4 化合物 83 —テトラヒドロキノリン一 4—ィル) —N—フエ 二ルー 3—ニトロべンズアミド
N- (1一イソブチリルー 2—メチルー 1, 2
。 -"^ , 化合物 1 - 84 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4一ィル) —N
一フエ二ルー 4_ニトロペンズアミ ド
一
N- (1—イソプチリル一 2—メチルー 1, 2, 化合物 1- 85 3,4—テトラヒドロキノリン一 4—ィル) 一 N —フヱ二ルー 3—二トロペンズアミ ド
N- (1一イソブチリルー 2—メチル _ 1,2, 化合物 1 - 86 3,4—テトラヒドロキノリン一 4_ィル) — N
- (3—二トロフエニル) ベンズアミ ド
N— ( 1一プチリル— 2—メチル— 1, 2, 3, 4 化合物 1-87 —テトラヒドロキノリン一 4_ィル) — N— (3 一二トロフエニル) ベンズアミ ド
表 1 _ 13
N— (1—イソプチリル一 2—メチル— 1, 2, 化合物 1-88 3, 4ーテトラヒドロキノリンー4一ィル) —N
N— (2—メチルー 1一バレリル一 1, 2, 3,4 化合物 1-89 ーテトラヒドロキノリンー4一ィル) —N—フエ 入 ニル (4一フルオロフェニル) ァセトアミ ド
N— ( 1一へキサノィルー 2—メチルー 1 , 2, 化合物 1-90 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4一ィル) — N —フエ二ルー 2—フルォロペンズアミ ド
N— ( 1一へキサノィルー 2—メチルー 1, 2, 化合物 1-91 3, 4—テトラヒドロキノリン _ 4一ィル) — N
一フエ二ルー 3—フルォロベンズアミ ド r 、、
ノ
XX) Ν— 11— ( 2—フジレオ口ぺノソ ノレ) 一2—メ 化合物 1-92 チル _ 1, 2, 3, 4ーテトラヒドロキノリン一 4
—ィル] 一 N—フエ二ルへキサンアミ ド
Ν- [1 - (3—フルォロペンゾィル) _2—メ 化合物卜 93 チルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4
—ィル] —フエ二ルへキサンアミド
表 1— 1 4
Ν- [ 1 - (3,5—ジニトロペンゾィル) _ 2 化合物 1-94 —メチル一 1 , 2 , 3, 4ーテトラヒドロキノリン
一 4 _ィル] 一 N一フエニルホルムアミ ド
[ 1 - ( 2—メチルプチリル) 一 2—メチル 化合物 1-95 o$3 Ν- — 1 , 2,3 , 4—テトラヒドロキノリン一 4ーィ ル] —N—フエ二ルー 3—クロ口べンズアミ ド
Ν— ( 1一ァセチルー 2—メチルー 1, 2 , 3 , 4 化合物 1-96 —テトラヒドロキノリン一 4 _ィル) 一 N一フエ oJiCHa
。人
Ν— ( 1一ァセチルー 2—メチル— 1 , 2, 3 , 4 化合物 1-97 —テトラヒドロキノリン一 4 _ィル) 一 N—フエ 二ルー 4一クロロー 3—二ト口べンズアミ ド
。へ
Ν— [ (2 S*, 4R*) — 2—メチルー 1一 (ナ
。」 >=o フ夕レン一 2一ィルォキシ) ァセチル— 1 , 2 , 化合物ト 98
3 , 4—テトラヒドロキノリン一 4一ィル] — N 一フエ二ルァセトアミ ド
入。 N— [ 1一 (4—メ トキシペンゾィル) 一 2—メ チルー 1 , 2 , 3 テトラヒドロキノリン一 4 化合物ト 99 , 4—
、《, —ィル] —N一フエ二ルフラン一 2—カルボキサ ヽ。
N— [ 1— ( 2—フロイル) — 2—メチルー 1, 化合物 1-100 2,3,4—テトラヒドロキノリン一 4 _ィル] 一
N一フエ二ルー 2—メ トキシベンズアミ ド
表 1一 15
N— (1 _ァセチルー 2—メチルー 1, 2, 3,4 —テトラヒドロキノリン一 4—ィル) 一 N—フエ 化合物 HOI
ニル (1, 3—ジォキソー 1, 3—ジヒドロイソィ ンドール一 2—ィル) ァセトアミ ド o丫
JV- [1 - (1, 3—ジォキソー 1, 2—ジヒドロ イソインド一ルー 2—ィル) ァセチル] 一 2—メ 化合物 1-102
チル一 1 , 2, 3, 4ーテトラヒドロキノリンー 4 —ィル] —N—フエニルァセトアミ ド
N- [1 - (3—メ トキシベンゾィル) 一 2—メ
"入 チル一 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4 化合物 1-103
一^ Tル] —N一フエニルトリフルォロアセトアミ
XX) N— (1—へキサノィルー 2—メチル— 1, 2, 化 物 1 - 1U4 c5, 4—ァ卜フヒ 卜ロヤノ リノ一 4ーィノレ J ー V
—フエ二ルー 4—メ トキシベンズアミ ド
N- (1—へキサノィルー 2—メチル— 1, 2, 化合物 1-105 3,4—テトラヒドロキノリン一4—ィル) 一 N
一フエ二ルー 3—メ トキシベンズアミ.ド
N— [1一 (4—メトキシベンソ'ィル) 一 2—メ 化合物 1-106 チルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4 —ィル] —N一フエ二ルへキサンアミ ド
。 1
表 1一 16
N- [1- (3—メトキシベンゾィル) 一2—メ 化合物 1-107 チル一 1,2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4 rル] —N一フエニルへキサ,ンアミ ド
N— [ 1一 (2—フロイル) 一 2—メチル _1, 化合物 1-108 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4一ィル] 一
N一フエ二ルー 4一クロ口ペンズアミ ド 入
N— ( 1一ヘプ夕ノィルー 2—メチル一 1, 2, 化合物ト 109 3, 4—テトラヒドロキノリン _ 4一ィル) —N —フエ二ルー 4 _ニトロべンズアミ ド ュ
N— (1一ヘプ夕ノィル一2—メチルー 1, 2, 化合物 110 3,4ーテトラヒドロキノリン一 4一ィル) — N —フエニル一 4—フルォロペンズアミド
N— (1一ァセチルー 2—メチル—1,2,3, 4 化合物 1-111 ーテトラヒドロキノリン一 4—ィル) 一 N—フエ 二ルー 3, 5—ジニトロべンズアミ ド
αΝ 。
。 N— [1一 (3,5—ジニトロペンゾィル) -2 化合物ト 112 。 '、。— ーメチルー 1,2,3, 4—テトラヒドロキノリン
一 4一ィル] —N一フエニルァセトアミ ド
。
17
N一 [ 1— (3 _メチルベンゾィル) - 2ーメチ 化合物 113 ル一 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4—
ィル] 一 Nーフヱニル _3—メチルベンズアミ ド °
Ν— i.1 - [3— (2—フリル) ァクリロイ レ] 一 2—メチル _ 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノ 化合物 1-114
リン— 4一^ rル } 一 N一フエニル一 4—メチルベ ンズアミ ド
N- [2—メチル一 1— (Nーフヱニルァミノ) カルボ二ルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリ 化合物 115
ンー 4一ィル] —N—フエニル一 N,一フエニル ゥレア
N— (2—メチル _ 1一プロピオ二ルー 1, 2, 化合物 1-116 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4—ィル) -N
N— {1 - [3- (2—フリル) ァクリロイル] 一 2—メチルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノ 化合物 1-117
リン一 4—ィル } 一 N一フエニル— 3_ (2—フ
° 11 リル) ァクリロアミ ド
N一 [1— (4—メチルベンゾィル) -.2一メチ ルー 1, 2, 3
化合物 1-118 ,4—テトラヒドロキノリン一 4一
ィル] 一 N—フエ二ルー 4 _フルォ口べンズアミ
表 1一 19
Ν— (1一へキサノィルー 2—メチル一《1 , 2, 化合物 1-126 3, 4ーテトラヒドロキノリン一 4—ィル) 一 Ν 人 ° 一フエ二ルー 4—ニトロペンズアミ ド
人
Ν— (1一へキサノィルー 2—メチル一 1, 2, 化合物 1-127 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 Ν 八 一フエ二ルー 3—二トロべンズアミ ド
Ν— ( 1一へキサノィルー 2—メチルー 1, 2, 化合物 1-128 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 Ν ― (4—ニトロフエニル) ベンズアミド
V― 11— L ( —ナェ一ノレ ダ' ナノレ」 一 ά一 メチル一 1, 2, 3,4—テトラヒドロキノリン一 化合物ト 129 上 4 「ル} 一 N—フエニル (2—チェニル) ァセ トアミ ド 、 人 iV し丄 、 ¾ ノ ノレ \ノ ノ ノレノ Δ ァ ル一 1, 2, 3,4—テトラヒドロキノリン一 4— 化合物 1-130
ィル] 一 N一フエ二ルー 3—メ トキシペンズアミ F
N— {1 - [3— (2—フリル) ァクリロイル] - 2—メチルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノ 化合物 1-131
リン一 4ーィル } —N—フエ二ルー 4—メ トキシ ペンズアミ ド
表 1一 22 !;へ
N- [1 - (2—ョードペンゾィル) — 2—メチ 化合物ト 144 ル一 1 , 2, 3 , 4—テトラヒドロキノリン一 4 _ ィル〕 —N—フエ二ルァセトアミ ド
。
N一 [1— (2—ョードベンゾィル) 一3—メチ 化合物 1-145 OCT" ル— 1, 2, 3, 4—デ -トラヒドロキノリン一 4 _ ィル] 一 N一フエニルァセトアミ ド
N— [1— (4一クロ口ペンゾィル) 一 2—メチ ルー 1, 2, 3, 4ーテトラヒドロキノリン一 4 _ 化合物 1-146
ィル] 一 N—フエ二ルー 4ーメトキシペンズアミ ト *
°
N- [ (2 S*,4R*) _ 6—プロモー 1一 (4 一フルオロフエノキシ) ァセチルー 2—メチルー 化合物 1-147
1 , 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4ーィ 尸 b ル」 一 N—フエニルァセトアミ ド
N— (1ーォク夕ノィルー 2—メチル一 1,2, 化合物ト 148 3,4—テトラヒドロキノリン一4—ィル) —N
一フエ二ルー 4一二トロペンズァ'ミ ド
— (4一二トロべンゾィル) 一2—メチ 化合物 1-149 αノ N- [1
ル一 1, 2, 3, 4ーテトラヒドロキノリン一 4— ィル] —N一フエニルオクタンアミ ド
表 1一 24
N- [1- (4一ペンチルベンゾィル) _2—メ チル _ 1 , 2 , 3
化 , 4—テトラヒドロキノリン一 4 合物 155
—ィル] 一 N一フエニル— 4 _メチルベンズアミ ド
N一 [1— (4一メチルベンゾィル) 一 2—メチ ルー 1, 2, 3 , 4—テトラヒドロキノリン一 4一 化合物ト 156
ィル] 一 N—フエニル _ 4一ペンチルベンズアミ
N— ( 2 _メチル—1—プロピオ二ルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4—ィル) —N 化合物 1-157 一フエニル (1,3—ジォキソ_111,311—べン ゾイソキノリン一 2—ィル) ァセトアミ ド
N一 [1一 (4ーメトキシベンゾィル) 一2—メ チル一1,2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4 化合物 1-158
—ィル] —N一フエ二ルー 3_ (4—メトキシ
フエニル) ァクリロアミド
0、ゝ,' .0
Ν— [2—メチルー 1_ (4—プロピルべンゾィ ル) 一 1,2,3, 4—テトラヒドロキノリン一 4 化合物ト 159
一ィル] 一 N—フエ二ルー 4一二トロべンズアミ
表 1 _26
XX) N- [1- (3—ヒドロキシベンゾィル) 一 2— メチルー 1, 2, 3,4—テトラヒドロキノリン一 化合物 1-165
上。 4一ィル] 一 N一フエ二ルー 3—ブロモベンズァ
ミ F
N- [ 1 - (3—クロ口フエニルァミノカルボ二 ル) 一 2—メチルー 1, 2
化 , 3, 4ーテトラヒドロ 合物 1-166
キノリン一 4一ィル] 一 N—フエ二ルー N,一 (3—クロ口フエニル) ゥレア
N— [1一 (4一クロ口フエニルァミノカルボ二 ル) 一2—メチル一1,2, 3, 4—テトラヒドロ 化合物 1-167
キノリン一 4一ィル] 一 N—フエ二ルー N'一 (4一クロロフヱニル) ゥレア
CX叉
N- [ (2 S*,4R*) — 1一 (3—クロロフヱ ニルァミノカルボニル) ― 2—メチル一 1,2, 化合物 1-168 CH3 3,4—テトラヒドロキノリン一 4_ィル] 一 N
HN人。 一フエ二ルー N,一 (3—クロ口フエニル) ウレ ァ o¾ '
N— [2—メチルー 1一 (4—ペンチルペンゾィ ル) 一 1,2,3,4—テトラヒドロキノリン一 4 化合物 1-169
一ィル] —N一フエ二ルー 4ーメトキシベンズァ i 0 ミ F
表 1一 27
N- [ 1 - (4ーメトキシベンゾィル) 一 2—メ チルー 1 , 2 , 3 一 4 化合物 170 , 4ーテトラヒドロキノリン —ィル」 一 N—フエ二ルー 4一ペンチルペンズァ ミ F
N— [ 1 - (4ーメトキシベンゾィル) 一 2—メ チルー 1 , 2
化合物 1 , 3 , 4—テトラヒドロキノリン一 4 -171
o 一ィル] —N—フエ二ルー 4—ニトロシンナムァ
N— [1一 (2—フロイル) —2—メチルー 1, 2, 3,4—テトラヒドロキノリン一 4 _ィル] ― 化合物 1-172 ox:0 N一フエ二ルー 2 _ (1, 3—ジォキソ _ 1, 3_ ジヒドロイソインド一ルー 2 _ィル) ブチルアミ ド
N— [ 1一 (4—クロ口べンゾィル) 一 2—メチ ル一 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4一 化合物 1-173
ィル] 一 N一フエ二ルー 2, 4ージクロ口べンズ アミ ド
N— [1— (4—クロ口べンゾィル) _ 2—メチ ル一 1, 2 ノリン _4一 化合物 174 ,3, 4—テトラヒドロキ
ィル] —N一フエニル一 3, 4—ジクロ口べンズ アミ ド
N— ( 1—ァセチルー 2—メチル— 1, 2, 3 , 4 ーテトラヒドロキノリン一 4一ィル) 一 N一フエ 化合物 1-175 ニル— (9, 10, 10—トリオキソー 9, 10— ジヒドロ _ 10义
6—チォキサンテン _3—カル
ボキサミ ド
表 1一 2 8
Ν— [1 - (3—ブロモベンゾィル) 一 2—メチ 化合物ト 194 r S ル一 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4— ィル] —N—フエ二ルー 3—ブロモベンズアミ ド 0
Ν— [1— (3—クロ口一 4—ニトロべンゾィ ル) 一 2—メチル _ 1 ,2, 3, 4—テトラヒドロ 化合物 1-195 αχΗι キノリン一 4一ィル] —N一フエ二ルー 3—クロ ロー 4一二トロべンズアミ ド
οΛα;;一.°
Ν- [ 1 - (ナフ夕レン一 2—ィルォキシ) ァセ チル一 2—メチル— 1, 2, 3, 4—テトラヒドロ 化合物 1-196
キノリン一 4_ィル] 一 Ν—フエニル (ナフ夕レ ンー 2一ィルォキシ) ァセトアミ ド
Μ— 「1 一 ("4ーヌ トキ、ンベンリ'ィル 一ヮ一 チルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4 化合物ト 197 —ィル] 一 N一フエニル (1, 3—ジォキソー 1
H, 3 H—べンゾ'イソキノリン
。 一 2—ィル) ァセ トアミド
N一 [1一 (1, 3—ジォキシ一 1,3—ジヒドロ イソインドールー 2—ィル) ァセチルー 2—メチ 化合物 198 ルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4一 '
ィル] 一 N—フエニル一2— (ナフ夕レン一 2— ィルォキシ) ァセトアミ ド
Λ7— 「 1 — 1 3—、 才キソ _ 1 3—ジヒド π イソインドールー 2—^ rル) ァセチルー 2—メチ ルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン _ 4一 化合物 1-199
ィル] —N一フエニル (1, 3—ジォキソー 1, 3 γ —ジヒドロイソインドールー 2—ィル) ァセトァ バ c¾
。
表 1一 32
ルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4一 化合物ト 200 a?3 N— [1 - (4—クロ口べンゾィル) 一 2—メチ ィル] 一 N一フエニル (1, 3—ジォキソー 1 H, 3 H—ペンゾイソキノリン一 2—ィル) ァセトァ ミド 人
N— [1一 (3, 4ージクロ口フエニルァミノ力 ルポニル) 一 2—メチルー 1, 2
化合物 1-201 , 3, 4ーテトラ ヒドロキノリン一 4一ィル] —N—フエ二ルー
ΗΝ人。: N, - (3, 4ージクロ口フエニル) ゥレア α
、
N— [1一 (4—ニトロシンナモイル) 一 2,6 ージメチル一 1, 2
化合物 1 - 202 , 3, 4—テトラヒドロキノリ ン— 4—ィル] 一 N— (4—メチルフヱニル) 一 入 4一二トロシンナムアミ ド
N— [1 - (4—ニトロシンナモイル) -2, 7 一ジメチルー 1, 2, 3 ドロキノリ 化合物 1-203 ,4ーテトラヒ
ンー 4—ィル] 一 N— (4—メチルフヱニル) 一 4一二トロシンナムアミ ド
. N— [1— (3,4, 5—トリメトキシ) 一2—メ チル一 1 ノ 物 , 2, 3,4—テトラヒドロキ リン一 4 化合 1-204
一ィル] —フエ二ルー 3, 4, 5—トリメトキ シペンズアミ ド
表 1一 34
N— [ (2 S*, 4R*) - 1 - (4—エトキシカ ルポニルプロピオニル) 一 2—メチルー 1, 2 化合物 1-210 ,
3, 4—テトラヒドロキノリン一4—ィル] 一 N 一フエ二ルァセトアミド
、
N— [ (2 S*, R*) 一 1一 (4—カルボキシ プロピオニル) 一 2—メチルー .1, 2, 3, 4ーテ 化合物 1-211
トラヒドロキノリン一 4一ィル] 一 N—フエニル ァセトアミ ド
:
N— [ (2 S*, 4R*) -4- (Nーァセチル 一 N一フエニルァミノ) 一 2—メチルー 1, 2, 化合物 1-212
3, 4—テトラヒドロキノリン一 1一ィル] 一 N' ーメチルブ夕ンジアミ ド
N— [ (2 S*,4R*) 一 4一 (Nーァセチル —N一フエニルァミノ) 一2—メチルー 1, 2, 化合物ト 213 人
3,4—テトラヒドロキノリン一 1一ィル] 一 Ν' ,Ν' ージメチルブタンジアミ ド .
、
Ν- [ (2 S*,4R*) - 2—メチルー 1一 (4 一ォキソ一 4ーピペリジノプチリル) — 1, 2, 化合物ト 214
3, 4—テトラヒドロキノリン一 4一ィル] 一 N 一フエ二ルァセトアミド
N— [ (2 S*,4R*) _ 2—メチルー 1一 (4 化合物ト 人 ーヒドロキシ一 4—メチルバレリル) - 1, 2, 215
3, 4—テトラヒドロキノリン一 4—ィル] 一 N ーフヱニルァセトアミ ド
N- ( 1一プロピオ二ルー 1, 2, 3, 4—テトラ 化合物 216 ヒドロキノリン一 4—ィル) 一 N—フエ二ルァセ トアミ ド
W 表 1—37
Ν— [ (2 S*54i2*) - 1一 (シクロへキサン 化合物 1-230 カルボニル) 一 2—メチルー 1 , 2 , 3 , 4—テト ラヒドロキノリン一 4一ィル] 一 N一フエニルシ クロプロパンカルボキサミ ド
N— [ (2 S*,4 2*) - 1 - (2—フロイル) 化合物 1-231 一 2—メチル一 1 , 2, 3, 4—テトラヒドロキノ リン一 4一ィル] 一 N一フエニルシクロプロパン カルボキサミ ド
N— [ (2 S*, 4R*) 一 1一 (2—フロイル) 化合物 1-232 c xCHs 一 2ーメチル一 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノ リン一 4—ィル] —N一フエニル— 2—メチルプ ロピオンアミ ド 人
N一 [1— (2—ョードベンゾィル) 一 3—メチ 化合物 1-233 OCrCH3 ルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4— ィル] 一 N—フエニルァセトアミ ド
N一 [1一 (3—メトキシベンゾィル) 一 2—メ 化合物 1-234 チルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一 4
一ィル] —N—フエニルァセトアミ ド
°
化合物 メチルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一
235 1ο N— [ (2 S*, R*) 一 1一べンゾィルー 2―
4一ィル] —N一フエ二ルチオフェン一 2—カル ボキサミ ド
N— [ (2 S*, 4 R*) 一 1 - (2—フロイル) 化合物 1-236 一 2—メチル _ 1, 2, 3 , 4—テトラヒドロキノ リン一 4一ィル] 一 N—フエ二ルチオフェン一 2 一カルボキサミ ド
表 1一 38
XX) Ν— [ (2 S*,4R*) — 1一 (ジフエ二ルァセ チル)
化 一 2—メチル _1, 2, 3, 4—テトラヒド 合物 1-237
口キノリン一 4一ィル] —N一フエニルシクロプ 口パンカルボキサミド
N- [ {2 S* R*) _1一イソニコチノィル ル一 1 , 2, 3, 4—テトラヒドロキノ 化合物 1-238 (XX 一 2ーメチ
へ リン一 4一^ rル] 一 N—フエニルシクロプロパン カルボキサミ ド
表
2
Ν- [1一べンゾィルー 1,2, 3, 4ーテトラヒ 化合物 2 - 1 C0 ドロキノリンー 4一ィル] 一 N一フエニルァセト アミ ド
Ν— [1一べンゾィルー 1,2,3,4—テトラヒ 化合物 2 - 2 ' c6 ドロキノリン一 4一ィル]一 Ν—フエ二ルシク Ό プロパンカルボキサミ ド
Ν— [1—ベンゾィルー 1, 2, 3, 4ーテトラヒ 化合物 2- 3 ドロキノリン _ 4 rル] 一 N—フエ二ルイソブ チリルァミ ド
表 3— 1
N— [ (2 S*,4R*) 一 1—ベンゾィルー 2 - 化合物 3-1 メチルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリンー
4一ィル] 一 N—フエニルシクロプロパンカルボ キサミド
N— [ (2 S*,4R*) 一 1—ベンゾィルー 2— 化合物 3-2 メチルー 1, 2, 3, 4ーテトラヒドロキノリン一
4 _ィル]一 N—フエニルシクロペン夕ンカルボ キサミ ド
1ο N-[ (2 S*,4R*) 一 1—ベンゾィルー 2— 化合物 3 - 3 cCxCH3 メチル一 1, 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一
4—ィル]一 N一フエニルシクロブタンカルボキ サミ ド
表 3— 2
XX) N- [ (2 S*,4 R*) - 1 - (3—フルォロぺ 化合物 3-4 cxCH3 ンゾィル) 一 2 _メチル一 1, 2, 3, 4—テトラ ヒドロキノリン一 4一ィル] 一 N—フエ二ルシク 口プロパンカルボキサミ ド
N— [ (2 S*, 4i2*) 一 1一 (4一フルォ口べ 化合物 3 - 5 ンゾィル) 一 2—メチルー 1, 2, 3, 4—テトラ ヒドロキノリン一 4一ィル] 一 N一フエ二ルシク 口プロパンカルボキサミ ド
N— [ (2 S*,4 R*) — 1一 (4ーメチルペン 化合物 3 - 6 ゾィル) — 2—メチル一 1, 2, 3, 4ーテトラヒ ドロキノリン一 4一ィル] —Nーフヱニルシクロ プロパンカルボキサミ ド
N— [ {2 S*, R*) — 1— (4一トリフルォ 化合物 3-7 ロメトキシベンゾィル) 一 2—メチル一 1, 2,
3,4ーテトラヒドロキノリン一 4—ィル] 一 N 一フエニルシクロプロパンカルボキサミ ド
N- [ (2 S*,4R*) - 1 - (2, 4—ジフル 化合物 cxCH3 ォ口べンゾィル) _ 2 _メチル— 1, 2, 3
3 - 8 , 4一
テトラヒドロキノリン一 4 _ィル] 一 N—フエ二 ルシクロプロパンカルボキサミ ド ) N— [ (2 S*, 4 i?*) - 1 - (2—フルォ口べ 化合物 ンゾィル) 一 2—メチルー 1
3 - 9 , 2, 3, 4—テトラ ヒドロキノリン一 4一ィル] 一 N一フエ二ルシク 口プロパンカルボキサミ ド
XX) N- [ (2 S*,4R*) — 1— (4一トリフルォ 化合物 3-10 ロメチルベンゾィル) 一 2—メチル— 1, 2, 3,
4ーテトラヒドロキノリン一 4一ィル] 一 N— フエエルシクロプロパンカルボキサミ ド
表 3— 3
Xp N— [ (2 S*, 4 ?*) — 1一 (1一ナフトイ 化合物 3 - 11 (XX ル) _2—メチルー 1, 2, 3, 4—テトラヒドロ へ, キノリン一 4一ィル] 一 N一フエニルシクロプロ パンカルボキサミ ド
N— [ (2 S*, 4R*) — 1— '(4一クロ口ベン 化合物 3 - 12 ゾィル) 一2—メチルー 1, 2, 3, 4—テトラヒ ドロキノリン一 4一ィル] —N一フエニルシクロ プロパンカルボキサミ ド
XX) N- [ (2 S*,4R*) 一 1一 (4—ブロモベン 化合物 3- 13 , ゾィル) 一 2—メチルー 1, 2,3,4—テトラヒ ドロキノリン一 4一ィル] —N—フエニルシク.口 プロパンカルボキサミ ド
N— [ (2 S*,4 R*) _ 1一 (2, 4—ジクロ 化合物 3 - 14 口べンゾィル) 一 2—メチルー 1 , 2 , 3 , 4一
テトラヒドロキノリン一 4一ィル] — N一フエ二 ルシクロプロパンカルボキサミ ド
N— [ (2 S*, 4R*) — 1一 (3, 5—ジクロ 化合物 3 - 15 口べンゾィル) 一2—メチル— 1,2, 3, 4—テ トラヒドロキノリン一 4 rル] 一 N—フエニル シクロプロパンカルボキサミ ド
In N— [ (2 i?*,4i?*) 一 1一べンゾィルー 2— 化合物 3 - 16 メチルー 1 , 2, 3, 4—テトラヒドロキノリン一
4一ィル] —N一フエニルシクロプロパンカルボ キサミ ド
N— [ (2 S*,4 R*) 一 1一 (4—メトキシカ ルボニルペンゾィル) 一 2 _メチル _ 1 , 2 , 3, 化合物 3 - 17
4ーテトラヒドロキノリン _4一ィル] —N— . フエニルシクロプロパンカルボキサミ ド
表 3— 6
N— [ (2 S*, R*) _ 2—メチルー 1 - (2 化合物 3-30 へ ¾ 一ナフトイル) 一 1,2,3,4ーテトラヒドロキ ノリンー 4—ィル] 一 N—フエニルシクロプロパ ンカルボキサミ ド
XX) N— [ (2 S*, 4R*) 一 2—メチルー 1_ (4 —プロピルべンゾィル)
化合物 3-31 _1, 2, 3, 4ーテトラ ヒドロキノリン一 4一^ rル] 一 N—フエ二ルシク 口プロパンカルボキサミド
Xp N— [ (2 S*,4R*) - 2ーメチルー 1一 (2 化 - 32 一メチルベンゾィ
合物 3 ル) 一 1,2,3,4—テトラヒ ドロキノリン一 4—ィル] 一 N一フエニルシクロ プロパンカルボキサミ ド
N— [ (2 S*, 4R*) 一 2ーメチルー 1一 (3 化合物 3- 33 —メチルペンゾィル) 一 1, 2, 3, 4—テトラヒ ドロキノリン一 4一ィル] 一 N—フエニルシクロ プロパンカルボキサミ ド o N— { (2 S*,AR*) - 2—メチルー 1— [4 化合物 3- 34 人 一 (メチルチオ) ペンゾィル] - 1,2,3,4- テトラヒドロキノリン一 4ーィル } 一 N一フエ二 ルシクロプロパンカルボキサミ ド
。^
N— { (2 S*,4R*) 一 2—メチル— 1一 [4 化合物 3-35 一 (メチルスルフィニル) ベンゾィル] 一 1,2,
3, 4—テトラヒドロキノリン _4ーィル } —N 一フエニルシクロプロパンカルボキサミ ド
表 3— 7
XX) Ν~ { (2 S*,4R*) 一 2—メチルー 1一 [4 化合物 3- 36 一 (メチルスルフォニル) ベンゾィル] 一 1,2,
3, 4—テトラヒドロキノリン一 4—ィル } —N / —フエニルシクロプロパンカルボキサミ ド
N— [ (2 S,4R) — 1— (4—ブロモベンゾ ィル) _2—メチル一 1, 2, 3, 4—テトラヒド 化合物 3-37
口キノリン一 4一^ rル] 一 N一フエニルシクロプ ΰパンカルボキサミ ド
Ν- [ (2 R,4 S) - 1 - (4—ブロモペンゾ ィル) 一 2—メチルー 1, 2, 3, 4—テトラヒド 化合物 3 - 38
口キノリン一 4一ィル] 一 N—フエニルシクロプ 口パンカルボキサミ ド
N— [ (2 S*, R*) 一 1一 (4一ョードペン 化合物 ゾィル) 一 2—メチルー 1, 2,3, 4—テトラヒ 3-39
ドロキノリン _ 4一^ fル] 一 N一フエニルシクロ プロパンカルボキサミ ド
。1 N— [ (2 S*, 4R*) — 1一べンゾィルー 2 - 化合物 メチルー 1
3-40 , 2, 3, 4—テトラヒドロキノリンー
4一^ Γル] 一 N— (4一メチルフエニル) シクロ プロパンカルボキサミ ド
ο 0
本 明の医薬としての投与経路は特に限定されず、 経口または非経口投与のいずれかから, 最も効果的な投与経路を適宜選択することができる。 経口投与に適する製剤の例としては、 例えば、 錠剤、 顆粒剤、 カプセル剤等を挙げることができ、 非経口投与に適する製剤の例と しては、 例えば、 aw剤等を挙げることができる。 それらの経口または非経口投与に用いる 剤形の製剤化には、 通常知られた方法が適用され、 各製剤は例えば各種の賦形剤、 結合剤、 崩壊剤、 滑沢剤、 懸濁化剤、 等張化剤、 乳化剤等を含有していてもよレ、。
使用する製剤用担体は、賦形剤としては、例えば白糖、乳糖、マンニトール、 グルコース、 微結晶セルロース、 結合剤としては、 例えばヒ ドロキシプロピルセルロース、 崩壊剤として は、 例えばデンプン、 アルギン酸、 ポロビニルピロリ ドン、 滑沢剤としては、 例えばステア リン酸マグネシウム、 タノレク、 懸濁化剤としては、 例えばプロピレングリコール、 リン酸水 素カルシウム、 等張ィ匕剤としては、 例えばクェン酸ナトリウム、 乳化剤としては、 例えばェ タノール、 ソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。
化合物 (I) 、 (II) 及び (III) またはその薬理学的に 容される塩の投与量及び投与回 数は特に限定されず、 疾患の種類や重篤度、 投与形態、 患者の年齢や体重、 合併症の有無な ど種々の要因により適宜増減することが望ましい。 一般的には、 成人 1日当り 1〜1,000 mg/ kgを 1〜4回に分けて投与することが好ましい。
次に代表的な化合物 (I) 、 (II) 及び (III) の薬理作用について、 試験例により具体的 に説明する。
試験例 1 :抗原誘発細胞浸潤抑制作用
雄性 Balb/cマウス (日本チャールズリバ一) を、 抗原である卵白アルブミン (50 μ §) と水酸ィ匕アルミニゥム (1 mg) を含む生理食塩懸濁液を腹腔内に 7日間間隔で 2回注射するこ とで感作した。 マウスへの最終感作の 2週間後、 1¾卵白アルプミン生理食塩溶液を 30分間吸 入させた。 同様に 4日後と 8日後にも抗原を吸入させ、 計 3回抗原吸入刺激した。 シャム刺激 群のマウスは生理食塩液を抗原刺激群マウスと同様に計 3回吸入させた。 最終吸入の約 24時 間後に、 マウスの気道に設置した力ニューレより 1 mLの Hanks' balanced salt solution (Invitrogen Co. ) を注入、 回収する肺胞内洗浄を行った。 回収した肺胞内洗浄液中に含ま れる細胞数を細胞計数装置を用いて計数した。 その後、 塗抹標本を作製し、 Diff- Quick染色 し、 細胞組成を調べた。 好酸球数は、 総細胞に含まれる好酸球の割合と総細胞数の積より算 出した。 試験化合物は、 0. 5%メチルセルロース溶液に懸濁し、 30 nig/kgまたは 100 mg/kgと
なるように、 抗原吸入を開始した日より、 最終の抗原吸入をした日までの9日間経口投与し た。 抗原吸入の日には試験ィ匕合物は抗原吸入の 1時間前に投与した。 各群8匹で実施した。 対照群 [溶媒.(0. 5%メチルセルロース溶液) 投与群] の肺胞洗浄液中好酸球数は 1個体 あたり (1. 8 ± 0. 2) X 105個 (平均土標準誤差) であったが,、 化合物 1_20の30 mg投与群では 19. 7%の、 化合物 1-20の 100 mg投与群では 48. 6%の顕著な肺胞内浸潤好酸球数の減少が認め られた。
試験例 2 :好酸球遊走阻害作用
健常人ヒト末梢血 (1/10容の 3. 8°/。クェン酸ナトリウムを含む) の赤血球を Dextran T-500 (Amersham Pharmacia Biotech) を用いて沈殿除去し、 白血球を含む上清を回収した。 引き 続き、 Ficoll Paque Plus (登録商標) (Amersham Pharmacia Biotech) を用いた非連続密 度勾配遠心により、 白血球から好中球と好酸球を含む顆粒球画分を分離した。 顆粒球画分に 含まれるわずかな赤血球は、溶血操作により除去した。回収した顆粒球画分は、 0. 2%Bovine Serum Albumin (BSA) を含む等張リン酸緩衝液 (BSA-PBS) で洗浄後、 BSA- PBSに懸濁した。 細胞数を lxlO9個/ mLに調整後、 抗 CD16抗体が結合した磁気ビーズ (Miltenyi Biotec) を好中 球に結合させ、 分離カラム LD (Miltenyi Biotec) と磁気細胞分離装置 (Mi ltenyi Biotec) を用いて、 好中球を除去し、 好酸球を分離した。 分離した好酸球は 10 %ゥシ胎児血清 (Intergen¾t) を含む RPMIメディウム (FBS-RPMI) に懸濁し、 1 X 106個/ mLに調製した。 ポア サイズ 3 yu mの24穴ケモタ^シスチャンバ一プレート Transwell (登録商標) (Corning Incorporated) .を用い、 Prostaglandin D2 (PGD2) (Cayman Chemical社) によるヒト好酸球 遊走能への化合物の影響を調べた。 チヤンバープレートの下層に 100 nmol/Lの PGD2と 10 /i mol/Lの試験化合物を含む 500 /z Lの FBS- RPMI溶液を入れ、 37°Cに加温した。 化合物は 10 ol/Lのジメチルスルホキシド (DMS0) 溶液を調製し、 下層液に含まれる最終の DMS0濃度が 0. 1%になるように添加した。 対照には 0. 1 %DMS0と 100 nmol/Lの PGD2を含む FBS- RPMI溶液を 下層に入れた。そして、上層の力ップに 37°Cに加温した 100 /^しの好酸球懸濁液(1 106個/ ) を添加し、 37°C、 5%C02気流下で 3時間インキュベートした。 インキュベート終了後、 上層の カップをはずし、 遊走した細胞が含まれる下層の液を回収した。 回収液に粒子数既知の蛍光 粒子懸濁液 [FlowCount (登録商標) 、 Beckman Coulter] を添加後、 回収液中に含まれる好 酸球数をフ口一サイトメ一ターで計数した。 細胞数は、 蛍光粒子の計数値で捕正し、 500 L中に含まれる好酸球数とした。
試験ィヒ合物の遊走阻害率を表 4に示す。 表 4
試験化合物 遊走阻害率
化合物 1-4 93%
化合物 1 - 7 71%
化合物 1-8 86%
化合物 1-11 95%
化合物 1-18 67%
化合物 1 - 20 98%
化合物 1-24 88%
化合物 1-63 92%
化合物 1-133 74%
化合物 1-155 28%
化合物 1-217 83%
化合物 1-221 92%
ィ匕合物 1-223 82%
化合物 1-225 92%
化合物 3-1 91%
化合物 3 - 3 82% 試験例 3 :急性毒性試験
試験化合物を dd系マウス [ォス体重 20 ± 1 g (n= 3) ] に経口投与した。 その結果、 化合 物 3-1の最小致死量 (MLD) は〉 1000 tng/kg (マウス、 経口) であり、 本発明の化合物の安全 性が確認できた。
発明を実施するための最良の形態
以下、 本努明を実施例及び参考例によりさらに具体的に説明するが、 本発明の範囲はこれ らの実施例及び参考例に限定されることはない。 なお、 以下の実施例及び参考例における化 合物の番号は、 表 1 - 1〜1 - 38、 表 2及ぴ表 3-1〜3-7における化合物の番号に対応する。
実施例 1
N-[{2S \ R *) - 1 -(4 -ェトキシカルボニルプロピオニル) - 2-メチル -1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキ ノリン- 4-ィル]- フェ二ルァセトアミ ド (化合物 1-210)
(25 *,4^ *)- 4- フエニルァミノ)- 2 -メチル -1, 2, 3, 4-テトラヒドロキノリン [カナディ アン ·ジャーナル ·ォプ 'ケミストリー (Can. J. Chem. ) 、 42卷、 2885頁 (1969年) ] (1.9 g) とピリジン (10 mL) .の塩化メチレン (10 mL) 溶液を 0°Cに冷却し、 コハク酸モノェチル クロリド (1.7 mL) を攪拌しながらゆつくり加えた。 同温度で 30分間攪拌した後、 飽和炭酸 水素ナトリゥム水溶液を加え、 クロ口ホルムで抽出した。 溶媒を留去して得られた淡黄色液 体 (1.61 g) をテトラヒドロフラン (100 mL) に溶解し、 水素化ナトリゥム (351 mg) を加 え室温で 30分間攪拌した。 その後一 78°Cに冷却し塩ィ匕ァセチル (627 μΐ) を加え、 室温で 12時間攪拌した。 反応溶液に水を加え、 クロ口ホルムで抽出した後、 溶媒を留去した。 得ら れた残渣にピリジン (20 mL) 及び塩化メチレン (20 mL) を加え、 0°Cで塩化ァセチル (351 をゆっくり加えた。 室温で 2時間擾拌した後、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 クロ口ホルムで抽出し、 減圧下、 有機層の溶媒を留去した。 残渣をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =2: 1、 次いでへキサン:酢酸ェチル =1: 2) で精製 することにより化合物卜 210 (1.69 g, 94%) を得た。
¾_應 R (270 MHz, CDC13, δ ): 1.03 (d, /= 6.2 Hz, 31.1) ' 1.23 (t, /= 7.3 Hz, 3H), 1.99 (s, 3H), 2.18 (br s, 1H), 2.39-2.95 (m, 5H), 4.11 (q, J= 7· 3 Ηζ' 2H), 7.67-4.75 (m, 1H), 5.30 (br s, 1H), 7.21-7.38 (m, 9H) .
ESIMS m/z: [M+H]+ 409.
実施例 2
i\^[(2S *, 4/P *) - 1-プロピオニル- 1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン -4-ィル] -/^フエ二ルァセト アミド (化合物ト 216)
1-プロピオニル- 2, 3-ジヒドロキノリン -4-オン (EP243982) (200 mg) に、 p -トルエン スルホン酸 (10 mg) 、 ァニリン (0.18 mL) 及びトルエン (50 mL) を加え、 12時間加熱環 流した。 室温まで放冷した後、 減圧下溶媒を留去した。 メタノール (20 mL) 及び水素化ホ ゥ素ナトリウム (0.5 g) を加え、 室温で 12時間攪拌した。 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 を加えた後、 減圧下溶媒を留去し、 酢酸ェチルで抽出した。 減圧下溶媒を留去し、 得られた 残渣に塩化メチレン (1 mL) 及びピリジン (1 mL) を加え、 0°Cで塩化ァセチル (1 mL) を
加え、 同温度で 30分間攪拌した。 反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えクロロホ ルムで抽出し、 減圧下溶媒を留去した。 残渣を分取薄層クロマトグラフィー (へキサン:酢 酸ェチル =1: 1) で精製することにより化合物 1-216 (44 mg) を得た。
¾-丽 R (300 MHz, CDC13, δ ) : 0.94 (s, 3H), 1.88 (s, 3H), 1.90—2.09 (m, 2H), 2.15-2.38 (m, 3H), 3.33-3.43 (m,' 1H), 3.90 (br s, 1H), 6.26 (t, 8.1 Hz, 1H), 6.87 (br s, 1H), 7.11-7.31 (m, 6H), 7.51-7.54 (m, 1H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 323.
実施例 3
N-[(2S *, 47? 卜べンジルォキシカルボニル- 2 -メチル- 1, 2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン -4 - ィル] - フヱ二ルイソプチルァミド (化合物 1-223)
乾燥した窒素雰囲気下、 *, J? *)- 4 - Oフエニルァミノ) _2_メチル -1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン [カナディアン ·ジャーナル ·ォプ 'ケミストリー (Can. J. Chem. ) 、 42巻、 2885頁 (1969年) ] (1· 1 g) 及びピリジン (6 mL) の塩化メチレン (6 mL) 溶液を調製し 0°C に冷却した。 そこに、 0°Cでクロロギ酸べンジノレ (0.87 mL) を加え室温で 1時間攪拌した。 反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 酢酸ェチルで抽出し、 塩酸 (1 mol/L) で洗浄した。得られた淡黄色油状物に 1, 8-ジァザビシク口 [5.4.0]ゥンデセ- 7-ェン(2.4 mL)、 ジォキサン (30 mL) 及びイソプチルクロリ ド (5.9 mL) を加え、 110°Cで 2時間攪拌した。 減圧下溶媒を留去した後、反応溶液にメタノール(100 mL) を加え、減圧下溶媒を留去した。 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 酢酸ェチルで抽出し、 有機層を塩酸 (1 mol/L, 100 mL) で洗浄した。 減圧下、 有機層の溶媒を留去した後、 残渣をへキサン一酢酸ェチルで再結 晶することにより化合物 1-223 (1.38 g) を無色結晶として得た。
¾ -薩 R (300 MHz, CDCI3, 5 ): 1.10 (d, J= 6.3 Hz, 3H), 1.13 (d, /= 6.6 Hz, 6H), 1.52-1.61 (m, 1H), 2.17 (br s, 1H), 2.59 (sept, J= 6.6 Hz, 1H), 4.41-4.49 (m, 1H), 5.11 (d, J= 12.6 Hz, 1H), 5.25 (d, J: 12.6 Hz, 1H) , 5.65 (br s, 1H), 7.14-7.43 (m, 14H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 443.
実施例 4
^[(25· *, *)-卜べンゾイノレ- 2 -メチル -1,2, 3,4 -テトラヒ ドロキノ リン- 4 -ィル] -Λ^フエ二 ル- 3, 3 -ジメチルプチルァミド (化合物 1 - 224)
参考例 1で得られた(2 *, R *) -4 - 0·フエニルァミノ) -卜べンゾィル- 2 -メチル- 1, 2, 3, 4 -
テトラヒドロキノリンと塩化 er -プチルァセチルを反応させ、 化合物 1 - 224を合成した。 -腿 (300 MHz, CDC13> δ) : 1.06 (s, 9H), 1.15 (d, /= 6.3 Hz, 3H), 1.51-1.61 (m, 1H), 2.16 (s, 2H), 2.32 (br s, 1H), 4.74-4.82 (m, 1H), 5.65 (br s, 1H), 6.47 (dd, /= 0.9, 7.8 Hz, 1H), 6.87 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.12-7.39 (ra, 12H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 441. ,
実施例 5
N-[{2S *,4 *)-卜べンゾィノレ-2-メチル-1,2,3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4 -ィル] - ^フエ二 ル- 3-メチルプチルァミド (化合物 1-226)
参考例 1で得られた(2^ *, 4J? *)_4 - フヱニルァミノ) -卜べンゾィノレ- 2 -メチル -1, 2, 3, 4- テトラヒドロキノリンとイソパレリルクロリドを反応させ、 化合物 1 - 226を合成した。
¾ー删 R (300 MHz, CDC13, δ ): 0.94 (d, /= 6.8 Hz, 3H), 0.95 (d, J= 6.5 Hz, 3H), 1.15 (d, J= 6.2 Hz, 3H), 1.54-1.62 (m, 1H), 2.01-2.14 (m, 2H), 2.17-2.32 (m, 2H), 4.73-4.86 (m, 1H) , 5.65 (br s, 1H), 6.49 (dd, / = 0.8, 7.8 Hz, 1H) , 6.88 (t, ゾ = 7.4 Hz, 1H), 7.12-7.40 (m, 12H) .
ESIMS m/z: [M+H]+ 427.
実施例 6
N-[(2S *, Rつ- 1-ベンジルォキシカルボニル -2 -メチノレ- 1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリンー 4 - ィル] -Λ フェニルシクロプロパン力ルボキサミ ド (化合物 1-227)
乾燥した窒素雰囲気下、 (25 *, ARつ- 4 -(^フエニルァミノ) -2-メチル -1,2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン [カナディアン ·ジャーナル ·ォプ 'ケミストリー (Can. j. Chem. ) 、 42巻、 2885頁 969年) ] (5.0 g) 及ぴピリジン (25' mL) の塩化メチレン ( mL) 溶液を調製 し 0°Cに冷却した。 そこに、 0°Cでクロロギ酸べンジル (3.26 mL) を加え室温で 1時間攪拌し た。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液を加え、酢酸ェチルで抽出し、塩酸(l mol/L) で洗浄した。得られた淡黄色油状物に 1> 8-ジァザビシク口 [5.4.0]ゥンデセ - 7-ェン(14 mL)、 ジォキサン (150 mL) 及ぴシクロプロパンカルボニルクロリ ド (16 mL) を加え、 室温で 24 時間、 90°Cで 4時間攪拌した後、 室温でさらに 12時間攪拌した。 減圧下溶媒を留去した後、 ピリジン (25 mL) 、 塩化メチレン (25 mL) 及ぴシクロプロパンカルボニルクロリ ド (5 mL) を加え、 室温で 12時間攪拌した。 反応液にメタノール (100 mL) を加え、 減圧下溶媒を留去 し、 その後飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 酢酸ェチルで抽出し、 有機層を塩酸 (1
mol/L, 100 mL) で洗浄した。 減圧下、 有機層の溶媒を留去した後、 残渣をシリカゲルカラ ムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル:クロ口ホルム =45: 45: 10) で精製するこ とにより化合物 1-227 (7.58 g, 82%) を無色結晶として得た。
一 NMR (300 MHz, CDC13, δ ): 0.67-0.74 (m, 2H), 1.04-1.30 (m, 3H), 1.12 (d, /= 6.3 Hz, 3H), 1.38-1.46 (m, 1H), 2.15 (br s, 1H) , 4.39-4.51 (m, 1H), 5.10 (d, /= 12.3 Hz, 1H) , 5.25 (d, J: 12.3 Hz, 1H) , 5.48 (br s, 1H) , 7.16-7.44 (tn, 14H) .
ESIMS m/z: [M+H]+ 441.
実施例 Ί
N-{{2S *, R *)- 1 -(2-フロイル)- 2-メチル _1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4-ィル] -Λ フエ ニルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物 1-231)
参考例 3で得られた 4/? *)- 4 -( フエニルァミノ) - 1-(2 -フロイル) -2 -メチル - 1,2,3, 4 -テトラヒドロキノリンとシクロプロパンカルボニルクロリ ドを反応させ、 化合物 1-231を合成した。
¾-NMR (270MHz, CDC13, δ) : 0.66—0.73 (m, 2Η), 1.06—1.18 (m, 3H), 1.15 (d, J = 6.0 Hz, 3H), 1. 0-1.49 (m, 1H), 2.30 (br s, 1H), 4.65-4.74 (m, 1H), 5.52 (br s, 1H), 6.20-6.24 (m, 2H), 6.85 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.10 (t, J - 7.7 Hz, 1H), 7.15-7.58 (m, 8H). ESIMS m/z: [M+H]+ 401.
実施例 8 ^
N-[{2S R *) -1- (2—フロイノレ)—2—メチル -1, 2, 3, 4_テトラヒ ドロキノリン- 4 -ィノレ] - フエ 二ノレ- 2 -メチルプロピオンアミ ド (化合物卜 232)
参考例 3で得られた (25 *, 4R *)-4-( フエニルァミノ)-1-(2 -フロイル) -2 -メチル -1,2,3, 4 -テトラヒドロキノリンとイソプチリルクロリ ドを反応させ、 化合物 1-232を合成し た。
¾—丽 R (270 MHz, CDC13, δ): 1.10 (br s, 1H), 1.13 (d, J= 6 Hz, 3H), 1.14 (d, J= 6.6 Hz, 3H), 1.16 (d, /= 6.6 Hz, 3H), 2.27 (br s, 1H), 2.62 (sept, /= 6.6 Hz, 1H), 4.66-4.73 (m, 1H), 5.47 (br s, 1H), 6.19-6.24 (m, 2H), 6.85 (d, J= 7.5 Hz, 1H), 7.10 (t,, J = 7.7 Hz, 1H), 7.26-7.46 (m, 8H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 403.
実施例 9
Λ (25*, 47?*)-トイソニコチノィル- 2-メチノレ- 1,2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン- 4-ィル ]- 7^ フエニルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物 1-238)
参考例 2で得られたVL[ (2 1 *, 4R *) -2-メチル- 1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4-ィル] - Λ フエニルシクロプロパンカルボキサミ ドとィソニコチノイルク口リ ドを反応させ、 化合物 1 - 238を合成した。
¾-NMR (300 MHz, CDC13, δ): 0.73—0.77 (m, 2H), 1.05—1.19 (m, 3H), 1.18 (d, / - 6.3 Hz, 3H), 1.43-1.51 (m, 1H), 2.31 (br s, 1H), 4.73-4.85 (m, 1H), 5.65 (br s, 1H), 6.46 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.06 (dd, / = 4.5 Hz, 1.5 Hz, 2H), 7.23 (td, J = 7.2, 1.2 Hz, 1H), 7.37-7.42 (m, 6H), 8.48 (dd, J = 4,5, 1.5 Hz, 2H) . ESIMS mlz: [M+H]+ 441.
実施例 1 0
ΛΜΐ-ベンゾィル -1,2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4-ィル) - フエニルァセトアミ ド (化合 物 2-1) '
参考例 4で得られた 4-、Ν~フェニルァミノ)- 1 -べンゾィル- 1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリ ンと塩化ァセチルを反応させ、 化合物 2-1を合成した。
¾-NMR (270 MHz, CDC13, δ ): 1.92 (s, 3Η), 2.04-2.17 (m, 1H), 2.26-2.35 (m, 1H), 3.45—3.55 (m, 1H), 4.16—4.24 (in, 1H), 6.40 (t, J = 8.6 Hz, 1H), 6.49 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.86 (t, = 7.1 Hz, 1H), 6.95—7.37 (m, 11H), 7.52 (d, J = 1.1 Hz, 1H).
ESIMS mlz: [M+H]+ 371.
実施例 1 1
Λ (1-ベンゾィル -1,2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4-ィノレ) -Λ フ工二ルイソブチリルアミ ド (化合物 2-3)
参考例 4で得られた 4-(7 ^フエニルァミノ) -1-ベンゾィル -1,2,3,4-テトラヒ ドロキノリ ンとイソプチリルクロリ ドを反応させ、 化合物 2-3を合成した。
¾-雇 R (270 MHz, CDC13, δ) : 1.10 (d, J = 6.6Hz, 3H), 1.12 (d, J-6.6 Hz, 3H), 2.01-2.06 (m, 1H), 2.26-2.31 (m, 1H), 2.44 (sept, J = 6.6 Hz, 1H), 3.48-3.58 (m, 1H), 4.05-4.16 (m, 1H) , 6.43 (t, / = 8.7 Hz, 1H) , 6.50 (d, J-8.1 Hz, 1H) , 6.87 (t, ゾ = 7.1 Hz, 1H), 6.96-7.47 (m, 12H).
ESIMS m/z [M+H]+ 399.
実施例 1 2
N-i{2S *, AR *)- 1-ベンゾイノレ- 2-メチル- 1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4 -ィル] - フエ二 ルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物3 - 1)
参考例 1で得られた(25*, 4^ *)-4- (^フエニルァミノ) - 1-ベンゾィル- 2-メチル- 1, 2, 3, 4 - テトラヒ ドロキノリンとシクロプロパンカルボニルクロリ ドを反応させ、 化合物 3-1を合成 した。
ー丽 R (300MHz, CDC13, δ): 0.67-0.76 (m, 2H) , 1.02-1.12 (ra, 2H) , 1.17 (d, 6.3 Hz, 3H), 1.17 (br s, 1H), 1.47 (ddd, J= 4.8, 8.1, 12.6 Hz, 1H), 2.32 (br s, 1H), 4.73-4.86 (m, 1H), 5.68 (br s, 1H), 6.45 (d, /= 7.8 Hz, 1H), 6.89 (t, /= 6.9 Hz, 1H), 7.14-7.39 (m, 12H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 411.
実施例 1 3
71^-[(25 *, 4^? *)_卜ベンゾィル -2-メチノレー 1,2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4-ィノレ]- フエ二 ルシク口ブタンカルボキサァミド (化合物 3 -3)
参考例 1で得られた (2S *, 47? *)-4- (^フエニルァミノ )十べンゾィル- 2-メチル- 1, 2, 3, 4— テトラヒドロキノリンとシクロブタンカルボニルクロリ ドを反応させ、 化合物 3 - 3を合成し た。
¾ -丽 R (300 MHz, CDC13, δ): 1.15 (d, J = 6.3 Hz, 3H), 1.52-1.57 (m, 1H), 1.75 - 1.97 (m, 4H), 2.30 (br s, 1H), 2.37-2.53 (m, 2H), 3.15 (quin, /= 8.5 Hz, 1H), 4.75-4.83 (m, 1H), 5.60 (br s, 1H), 6.49 (dd, /= 1.1, 7.9 Hz, 1H), 6.89 (t, J= 7.3 Hz, 1H), 7.12-7.39 (m, 12H) .
ESIMS m/z: [M+H]+ 425.
実施例 1 4
Ai-[(2S *, 4;? *) - 1- (4-フルォロベンゾィル) - 2 -メチル -1,2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン- 4 -ィ ノレ] "フエニルシクロプロパン力ルボキサミ ド (化合物 3-5)
参考例 2で得られた (2·? *, 4/P *) - 2-メチル- 1, 2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン- 4 -ィル] - Λ フエニルシクロプロパンカルボキサミ ドと 4 -フルォロ安息香酸クロリ ドを反応させ、 化合物 3 - 5を合成した。
—丽 R (270 MHz, CDC13, δ) : 0.71—0.76 (m, 2H), 1.07—1.17 (m, 3H), 1.16 (d, 6.3 Hz, 3H), 1.42 - 1.51 (m, 1H), 2.31 (br s, 1H), 4.70-4.80 (m, 1H), 5.64 (br s, 1H), 6.47 (d, ゾ = 7.9 Hz, 1H), 6.82-6.95 (m, 3H), 7.16-7.22 (m, 3H), 7.34-7.40 (m, 6H). ESIMS m/z: [M+H]+ 429
実施例 1 5
N~ {2S AR *)-l- (4-メチルベンゾィル) - 2 -メチル- 1, 2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン- 4-ィ ル] - フエ二ルシク口プロパンカルボキサミ ド (化合物 3 - 6)
参考例 2で得られた [ (25 *, 4R *)_2-メチル- 1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4-ィノレ]- フエニルシクロプロパンカルボキサミ ドと 4-メチル安息香酸クロリ ドを反応させ、 化合物 3-6を合成した。
¾ -匪 R (270 MHz, CDC13, δ ) : 0.71 - 0.74 (m, 2H) , 1.08 - 1.26 (m, 3H), 1.15 (d, ゾ = 6.1 Hz, 3H), 1.42-1.51 (m, 1H), 2.27 (s, 3H) , 2.31 (br s, 1H), 4.72-4.81 (m, 1H) , 5.65 (br s, 1H), 6.50 (d, J: 7.7 Hz, 1H), 6.91 (t, /= 7.8 Hz, 1H), 6.97 (d, J= 7.9 Hz, 2H), 7.10 (d, / = 7.9 Hz, 2H), 7.17 (t, / = 7.6 Hz, 1H), 7.33—7.50 (m, 6H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 425. ,
実施例 1 6 ,
N-[{2S *, 4R *)- 1-(4-ク口口べンゾィノレ)— 2—メチル- 1,2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン- 4 -ィ ル] - Λ フェニルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物 3 - 12)
参考例 2で得られた [ (25 *, 47? *) -2 -メチル- 1, 2, 3, 4-テトラヒドロキノリン- 4 -ィノレ] フエニルシクロプロパンカルボキサミ ドと 4-クロ口安息香酸クロリ ドを反応させ、 化合物 3 - 12を合成した。
¾-NMR (300 MHz, CDC13, δ ): 0.71-0.75 (m, 2H), 1.07—1.17 (m, 3H), 1.16 (d, /= 6.3 Hz, 3H), 1.42-1.51 (m, 1H), 2.31 (br s, 1H), 4.70-4.80 (m, 1H), 5.64 (br s, 1H), 6.48 (d, /= 7.8 Hz, 1H), 6.93 (t, / = 6.9 Hz, 1H), 7.14-7.40 (m, 11H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 445.
実施例 1 7
N- {2S AR *)-l -(4 -プロモベンゾィノレ) - 2-メチノレ- 1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4-ィ ノレ] - フエエルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物 3 - 13)
参考例 2で得られた [(25 *, R *)- 2 -メチル- 1, 2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン- 4 -ィル] -
フエニルシクロプロパンカルボキサミ ドと 4 -プロモ安息香酸クロリ ドを反応させ、 化合物 3 - 13を合成した。
¾-NMR (270 MHz, CDC13) δ) : 0.71-0.75 (m, 2Η), 1.07-1.17 (m, 3H), 1.16 (d, /= 6.3 Hz, 3H), 1.42-1.50 (m, 1H), 2.31 (br s, 1H), 4.72-4.80 (m, 1H), 5.64 (br s, 1H), 6.47 (d, /= 7.8 Hz, 1H), 6.94 (t, J= 7.7 Hz, 1H), 7.06 (d, J: 8.7 Hz, 2H), 7.20 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 7.30-7.40 (m, 8H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 490.
実施例 1 8
N-[{2S*, R *)— 1-(4-メ トキシカルボ二ノレベンゾィル)-2-メチル- 1, 2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノ リン- 4-ィル ]-7 ^フエニルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物 3-17)
参考例2で得られた^[(251*, *)-2-メチル-1,2,3,4-テトラヒ ドロキノリン- 4-ィル] - フエ二ルシク口プロパンカルボキサミ ドとテレフタル酸モノメチルエステルクロリ ドを反 応させ、 化合物 3-17を合成した。
¾-NMR (270 MHz, CDC13, δ) : 0.72-0.75 (m, 2Η), 1.08-1.18 (m, 3H) , 1.17 (d, J = 6.0 Hz, 3H), 1. 4-1.49 (m, 1H), 1.59 (s, 3H) , 2.32 (br s, 1H), 4.74-4.84 (m, 1H), 5.67 (br s, 1H), 6. 4 (d, J= 7.8 Hz, 1H), 6.87 (t, / = 7.7 Hz, 1H), 7.15-7.40 (m, 9H), 7.85 (d, J= 7.8 Hz, 1H) .
ESIMS m/z: [M+H]+ 469.
実施例 1 9
I^[{2S *,4^?*)-1-(4:-カルボキシべンゾィル)-2-メチル-1,2,3,4-テトラヒ ドロキノリン- 4 - ィル] - フェエルシクロプロパン力ルボキサミ ド (化合物 3 - 18)
実施例 1 3で得られた (25*, *)-1- (4-メ トキシカルボニルベンゾィル)-2 -メチル -1,2,3, 4 -テトラヒドロキノリン- 4-ィル] - ^フエ-ルシクロプロパンカルボキサミ ド (1.0 g) をメタノール (5 mL) に溶解し、 水酸ィ匕ナトリウム水溶液 (15%, 1.0 mL) 及びテトラヒ ドロフラン (l.OmL) を加え、 45°Cで 2時間攪拌した。減圧下溶媒留去した後、塩酸(3 mol/L) を加えて酸性にし、 析出した結晶を濾取することにより化合物 3 - 18 (947 mg) を得た。
¾一 NMR (270 MHz, DMS0-d6, δ): 0.67—0.71 (m, 2H), 0.82-0.93 (m, 2H) , 1.04 (d, J= 6.2 Hz, 3H), 1.34 (br s, 1H), 2.46 (br s, 1H), 4.60-4.69 (m, 1H), 5.52 (br s, 1H), 6.51 (d, J= 8.1 Hz, 1H) , 6.91 (t, /= 7.6 Hz, 1H), 7.15-7.48 (m, 9H), 7.76 (d, J= 8.4
Hz, 2H), 13.11 (s, 1H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 455.
実施例 2 0
N-{(2S *, 4R *) - 2-メチル -1 - [4- (^メチルァミノカルボニル)ベンゾィル] - 1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン -4-ィル フヱニルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物 3 - 20)
実施例 1 4で得られた [(25 *, R *) -1- (4-力ルボキシべンゾィノレ) -2-メチル- 1, 2, 3, 4-テ トラヒ ドロキノリン- 4-ィル] - フエニルシクロプロパンカルボキサミ ド (70 mg) 、 ヒ ドロ キシベンゾトリアゾール (120 mg) 、 メチルァミン塩酸塩 (52 mg) 及び卜ェチル -3- (3-ジ メチルァミノプロピル)カルボジイミ ド塩酸塩 (50 mg) を DMF (5 mL) に溶解させ、 トリエ チルァミン (0.21 mL) を加え室温で I2時間攪拌した。 反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム 水溶液を加え、 酢酸ェチルで抽出した。 溶媒を減圧留去した後、 残渣を分取薄層クロマトグ ラフィー (酢酸ェチル) で生成することにより化合物 3- 20 (55 mg) を得た。
— NMR (270 MHz, CDC13, ) : 0.72—0.75 (m, 2H), 1.07-1.18 (m, 3H), 1.17 (d, / = 6.3 Hz, 3H), 1.43-1.48 (m, 1H), 2.31 (br s, 1H), 2.96-2.99 (m, 3H), 4.75-4.83 (m, 1H), 5.68 (br s, 1H), 6.44 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 6.87 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 7.15-7.58 (m, 11H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 488.
実施例 2 1
N-{ 2S *)- 1- [4- (A ジメチルァミノカルボニル)ベンゾィル] - 2-メチル- 1, 2, 3, 4-テト ラヒ ドロキノリン- 4-ィル } -^フエ-ルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物 3-21) 実施例 1 4で得られた (25 *, 4R *)- 1_(4 -カルボキシベンゾィル) - 2-メチル- 1, 2, 3, 4 -テ トラヒ ドロキノリン- 4-ィノレ] - フエニルシクロプロパンカルボキサミ ドとジメチルァミン 塩酸塩を反応させ、 化合物 3 - 21を合成した。
¾-NMR (270 MHz, CDC13, δ) : 0.72—0.75 (m, 2Η), 1.07-1.18 (m, 3Η), 1.17 (d, ゾ = 6.3 Hz, 3H), 1.43-1.49 (m, 1H), 2.31 (br s, 1H) , 2.86 (s, 3H), 3.07 (s, 3H) , 4.75-4.83 (m, 1H), 5.67 (br s, 1H), 6.48 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.90 (t, /-7.4 Hz, 1H), 7.16-7.40 (m, 11H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 482.
実施例 22
-[(2S *, *) - 1- (3-メ トキシベンゾィル )-2 -メチノレ- 1,2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン -4 -ィ ノレ] - 7 ^フエニルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物 3-25)
参考例 2で得られた (25*,^?*)- 2 -メチル- 1, 2, 3, 4 -テ'トラヒ ドロキノリン- 4 -ィル] -^ フエニルシクロプロパンカルボキサミ ドと 3-メ トキシ安息香酸クロリ ドを反応させ、 化合物 3-25を合成した。
¾- MR (270 MHz, CDC13, δ) : 0.70—0.74 (ra, 2Η), 1.03-1.17 (m, 3H), 1.16 (d, J =ら.2 Hz, 3H), 1.41-1.51 (m, 1H), 2.32 (br s, 1H), 3.66 (s, 3H), 4.72-4.85 (m, 1H), 5.63 (br s, 1H), 6.53 (d, / - 7.8 Hz, 1H), 6.67 (d, / = 7.6 Hz, 1H), 6.76- 6.83 (m, 1H),
6.86 (s, 1H), 6.91 (t, J - 7.6 Hz, 1H), 7.03 (t, / = 7.8 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 1. , Hz, 1H), 7.34-7.39 (m, 6H) .
ESIMS m/z: [M+H]+ 441.
実施例 23
N-i{2S *, R *) - 2-メチル-卜(3-メチノレベンゾィル)-1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4-ィ ル] -7 ^フエニルシグロプロパンカルボキサミ ド (化合物 3 - 33)
参考例 2で得られた ( *, M *) -2 -メチル- 1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4-ィル ]-71 フエニルシクロプロパンカルボキサミ ドと 3 -メチル安息香酸クロリ ドを反応させ、 化合物 3 - 33を合成した。
¾- NMR (300 MHz, CDC13, δ): 0.70-0.78 (m, 2H), 1.05-1.16 (m, 3H), 1.15 (d, J - 6.6 Hz, 3H), 1.42-1.50 (m, 1H), 2.27 (s, 3H), 2.32 (br s, 1H), 4.74-4.84 (m, 1H), 5.66 (br s, 1H), 6.50 (dd, J = 7.8, 0.9 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.90 (t, J =
7.5 Hz, 1H), 6.97 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.07 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.16 (td, / - 7.8, 1.2 Hz, 1H), 7.23 (s, 1H), 7.35—7.39 (m, 6H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 425.
実施例 24 .
Λ^{(25 *, 47? *)- 2-メチル (メチルチオ)ベンゾィル] - 1,2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン -4 -ィノレ) - Λ フェエルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物 3-34)
参考例 2で得られた Λ (2·? *, Μ *) -2 -メチル- 1, 2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン- 4-ィル] フエニルシクロプロパンカルボキサミ ドと 4-メチルチオ安息香酸クロリ ドを反応させ、 化合
物 3 - 34を合成した。
_丽 R (270 MHz, CDC13, 8 ) : 0.71—0.75 (m, 2H), 1.07—1.18 (m, 3H), 1.15 (d, J = 6.2 Hz, 3H), 1.42-1.51 (m, 1H), 2.32 (br s, 1H), 2.41 (s, 3H), 4.69-4.82 (m, 1H), 5.66 (br s, 1H) , 6.52 (d, = 8.1 Hz, 1H) , 6.90-7.40 (m, 12H) .
ESIMS m/z: [M+H]+ 457.
実施例 2 5
N-{{2S *, R *)- 2-メチル-ト [4 -(メチノレスノレフィ二ノレ)ベンゾィル ]-1, 2, 3, 4 -テトラヒ ドロキ ノリン -4 -ィル } -^フエニルシクロプロパンカルボキサミド (化合物 3-35)
実施例 2 1で得られた Λ (25"*, 4J? *) - 1-(4 -メチルチオベンゾィル )-2 -メチル -1, 2, 3, 4 -テ トラヒ ドロキノリン- 4-ィル] - フエエルシクロプロパンカルボキサミ ド (50 mg) をクロ口 ホルム (10 mL) に溶解し、 メタクロ口過安息香酸クロリ ド (18 mg) を加え室温で 1時間攪 拌した。 反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 減圧下溶媒を留去し、 酢酸ェチル で抽出した。 分取薄層クロマトグラフィー (クロ口ホルム:メタノール =25: 1) で精製し た後、 へキサン一酢酸ェチルで再結晶することにより化合物 3-35 (43 mg) を得た。
¾- MR (270 MHz, CDC13, δ ): 0.72—0.76 (m, 2H), 1.07—1.19 (m, 3H), 1.18 (d, J - 6.3 Hz, 3H), 1.43-1.51 (m, 1H), 2.32 (br s, 1H), 2.65-2.66 (m, 3H), 4.76-4.84 (m, 1H), 5.66 (br s, 1H), 6.45 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 6.86—6.93 (m, 1H), 7.17-7.49 (m, 11H). ESIMS m/z: [M+H]+ 473.
実施例 2 6
N- { (2S \ R *) -2 -メチル-卜 [4- (メチルスルホ二ノレ)ベンゾィル] -1, 2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノ リン- 4-ィル "フヱニルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物 3 - 36)
実施例 2 1で得られた ΛΗ (2 ·*, 4 P *)-1- (4-メチルチオべンゾィノレ)- 2 -メチル- 1, 2, 3, 4-テ トラヒドロキノリン- 4 -ィノレ]- フエニルシクロプロパンカルボキサミ ド (50 mg) をクロ口 ホルム (10 mL) に溶解し、 メタクロ口過安息香酸クロリ ド (50 mg) を加え室温で 1時間攪 拌した。 反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 減圧下溶媒を留去し、 酢酸ェチ ルで抽出した。 シリカゲル力ラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =2: 1) で精 製した後、 へキサン一酢酸ェチルで再結晶することにより化合物 3 - 36 (33 mg) を得た。 ¾—丽 R (270 MHz, CDC13, δ ): 0.73—0.77 (m, 2H), 1.06—1.18 (m, 3H), 1.19 (d, / = 6.0 Hz, 3H), 1.43-1.51 (m, 1H), 2.31 (br s, 1H) , .2.99 (s, 3H), 4.74-4.86 (m, 1H), 5.66
(br s, 1H), 6.43 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 6.91 (t, / - 6.9 Hz, 1H), 6.55-7.42 (m, 9H), 7.75-7.79 (m, 2H).
ESIMS m/z: [M+H]+ 489.
実施例 2 7
ΛΚ (25; ) - 1 -(4 -プロモベンゾィル)-2 -メチル -1,2, 3, 4-テトラヒ ドロキノ リ ン -4-ィ ル] -^フエニルシクロプロパンカルボキサミ ド (化合物 3-37) 及び [(2 ?,46)- 1 -(4-プロモ ベンゾィル) - 2 -メチル -1,2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4-ィル] - Λ フエ二ルシクロプロノ ンカルボキサミ ド (化合物 3 - 38)
Λ (25· *,4? *)-1 -(4-プロモベンゾィル)- 2-メチル- 1, 2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン -4-ィ ル] - ^フエエルシクロプロパンカルボキサミ ド (100 mg) を光学異性体分離カラム (Daicel Chiralcel 0D, 2-プロパノーノレ:へキサン ^1 : 9, 流速: 5 mL/min, 検出波長: 254 nm) で 光学異性体を分離することにより、保持時間 27.39分の鏡像異性体(38 mg)及ぴ保持時間 35.87 分の鏡像異性体 (6 mg) をそれぞれ得た。 '
参考例 1
(25- *, AR *)-4-、1、レフェニルァミノ) - 1 -べンゾィノ 2 -メチル- 1, , 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン 乾燥した窒素雰囲気下、 *, 47F *) -4-、 フエニルァミノ)_2_メチル- 1, 2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン [カナディアン ·ジャーナノレ ·ォブ 'ケミストリー (Can. J. Chem. ) 、 42卷、 2885頁 (1969年) ] (15.0 g, 62.9 mmol) 及びピリジン (150 mL) の塩イ匕メチレン (150 mL) 溶液を調製し 0°Cに冷却した。 そこに、 0°Cで塩ィ匕ベンゾィル (7.30 mL, 63.0 mmol) を攪拌 しながら非常にゆつくりカロえた。同温度で 30分間攪拌した後、塩化ベンゾィル(1.50 mL, 12.9 mmol) を加え、 0°Cで 10分間、 さらに室温で 1時間攪拌した。 反応溶液に飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶液を加え、 減圧下溶媒を留去した。 残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 クロ口ホルムで抽出し、 有機層を塩酸 (1 mo.l/L, 100 mL) で洗浄した。 有機層を減圧下溶 媒留去したのち、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =1 : 1、 次いでへキサン:酢酸ェチル:クロロホルム =45 : 45 : 10) にふして高極性成分を除去 した後、 へキサン—酢酸ェチルで再結晶することにより (2S 4/? — 4- (Λ フエニルアミ ノ)-トベンゾイノレ- 2 -メチル -1,2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン (20.5 g, 95.1%) を白色結晶 として得た。
-腿 (300 MHz, CDC13, δ ): 1.29 (d, 6.0 Hz, 3H), 1.46-1.33 (m, 1H), 2.82 (ddd,
/= 4.5, 8.7, 13.5 Hz, 1H), 3.89 (d, / = 7.2 Hz, 1H), 4.44-4.52 (m, 1H), 4.87-4.99 (m, 1H), 6.54 (d, ゾ = 8.1 Hz, 1H), 6.70 (d, ゾ = 7.5 Hz' 2H), 6.79 (dd, /= 7.2, 7.5 Hz, 1H), 6.91 (t, /= 7.8 Hz, 1H), 7.06 (dd, /= 7.5, 7.8 Hz, 1H), 7.20-7.35 (m, 8H). 参考例 2 '
^[^ ^ —メチノレーェ, ,^テトラヒ ドロキノリン— 4—ィノレ] - Λ ^フエニルシクロプロパ ンカルボキサミ ド
耐圧ガラス容器を用い、 実施例 1 2で得られた [ (25"*, トベンジルォキシカルボ二 ル- 2-メチル- 1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリン- 4 -ィノレ] -Λ フェニルシクロプロパン力ルボキ サミド (7.58 g) をエタノール (100 mL) に溶解し、 ギ酸 (7.58 mL) 及びパラジウム炭素 (lO°/oPd/C, 2.0 g) を加えた。 反応容器内を窒素で置換した後、 さらに水素ガスで置換し、 水素ガスを 3. OMPaの圧力を保持させ、 45°Cで 4時間攪拌した。 反応溶液からパラジゥム炭素 を濾別し、 減圧下溶媒を留去した後、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 酢酸ェチルで 抽出した。 有機層を減圧下溶媒留去したのち、 残渣をへキサン一酢酸ェチルで結晶化させる ことにより^ [(2 *,4;?*)- 2 -メチル- 1,2,3, 4 -テトラヒ ドロキノリン- 4-ィノレ] - フエニルシ クロプロパンカルボキサミ ド (5.1 g, 97%) を無色結晶として得た。
ESIMS m/z: [M+H]+ 307.
参考例 3
*, 47?*) - 4- (^フエニルァミノ)- 1 -(2-フロイノレ) -2-メチル -1, 2, 3, 4-テトラヒ ドロキノリ ン
乾燥した窒素雰囲気下、 (25 *, 4R *) - 4- (^フエニルァミノ) - 2-メチル -1, 2, 3, 4_テトラヒ ドロキノリン [力ナディ了ン ·ジャーナル ·ォプ 'ケミストリー (Can. J. Chem) 、 42卷、 288S頁 (I969年) ] (5.4 g) 及びピリジン (δθ mL) の塩化メチレン (50 mL) 溶液を調製 し、 0°Cに冷却した。 そこに 2-フロイルクロリ ド (2.2 mL) を ¾拌しながら加えた。 0°Cで 2 時間 fS拌した後、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 減圧下溶媒を留去した。 残渣に飽 和炭酸水素ナトリゥム水溶液を加え、クロ口ホルムで抽出し、有機層を塩酸 (3 mol/L, 20 niL) 及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 (20 mL) で洗浄した。 有機層を減圧下留去した後、 残 渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(へキサン:酢酸ェチル:クロロホルム =45: 45: 10) で精製した後、 へキサン—酢酸ェチルで再結晶することにより(25*, 4 *) - 4-( フエ二 ルァミノ) -1-(2-フロイル)- 2_メチル -1,2,3, 4-テトラヒ ドロキノリン (5.3 g) を白色結晶
として得た。
-丽 (300 MHz, CDCI3, δ): 1.27 (d, ゾ = 6.0 Hz, 3H), 1.30-1.41 (m, 1H), 2.73-2.79 (m, 1H), 3, 87 (br s, 1H), 4.37-4.42 (m, 1H), 4.80-4.90 (m, 1H), 6.33 (dd, /= 3.3, 1.5 Hz, 1H), 6.43 (dd, /= 3.3, 0.6 Hz, 1H), 6.65-6.89 (m, 4H), 7.09-7.38 (m, 6H). 参考例 4
4-( フエニルァミノ)一 1 -べンゾイノレ- 1,2, 3, 4 -テトラヒ ドロキノリン
工程 1
3-、N~ベンゾィノレ-^フェニルァミノ)プロピオン酸
ァ-リン (20 g) 及ぴアクリル酸ェチル (21 mL) に酢酸 (10 mL) 及び水 (10 mL) を加 え、 12時間加熱還流した。 室温まで放冷した後、 クロ口ホルム (200 mL) を加え水層を除去 し、 塩酸 (1 mol/L) 及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液でクロ口ホルム層を洗浄した。 溶 媒を留去して得られた残渣にピリジン(13 mL)及びクロ口ホルム (100 mL) を加えた後、 0°C で安息香酸クロリ ド (23 mL) をゆつくり加え、 そのままの温度で 2時間、 さらに室温で 2時 間攪拌した。 溶媒を減圧留去した後、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 クロ口ホルム で抽出した。 有機層を減圧留去した後、 シリカゲルを用いて高極性成分を除去した。 溶媒を 留去して得られた残渣をメタノール (100ml) に溶解し、 水酸化ナトリウム水溶液 (15°ん 50 mL) を加え、 室温で 2時間攪拌した。' トルエン (100 mL) を加え攪拌した後、 水層を分離し、 塩酸 (3 mol/L) を加えて酸性にした。 析出した結晶を濾取し、 減圧下乾燥することにより 3 - (^ベンゾィル フエニルァミノ)プロピオン酸 (30 g) を得た。
¾-腿 (300 MHz, CDC13, 5 ): 2.76 (t, J= 7.4 Hz, 2H), 4.23 (t, J= 7.4 Hz, 2H), 7.03-7.30 (m, 10H).
工程 2
1-ベンゾィル -2, 3-ジヒ ドロキノリン- 4 -オン
工程 1で得られた 3 -( ベンゾィノレ-^フエニルァミノ)プロピオン酸 (2.0 g) を塩化メチ レン (10 mL) に溶解し、 塩化チォニル (1.5 mL) を加えた。 室温で 4時間攪拌したのち溶媒 を留去し、 残渣を再度塩化メチレン (10 mL) に溶解させた。 塩ィヒアルミニウム (2 g) に塩 化メチレン (4 mL) を加え、 さきに調製した塩ィヒメチレン溶液を室温で滴下した。 そのまま の温度で 1時間攪抻した後、 反応液を氷水に加え、 クロ口ホルムで抽出した。,有機層を塩酸 (1 mol/L) 及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、 減圧下溶媒を留去した。 得られ
た残渣をエタノールで再結晶することにより 1-ベンゾィル -2, 3 -ジヒ ドロキノリン- 4-オン (1.8 g) .を得た。
¾- NMR (300 MHz, CDC13, δ ): 2.89 (t, ゾ = 6.3 Hz, 2H), 4.33 (t, /= 6.3 Hz, 2H), 6.91 (d, /= 8.1 Hz, 1H), 7.13-7.50 (m, 7H), 8.00 (dd, 7.8, 1.8 Hz, 1H).
ESIMS m/z: [Μ+ΗΓ 252.
工程 3
4 -(^フエ-ルァミノ)-卜べンゾィル- 1,2, 3, 4 -テトラヒドロキノリン
工程 2で得られた 1-ベンゾイノレ- 2, 3_ジヒドロキノリ ン- 4-オン (360 mg) にモレキュラー シーブス 3A (9 g) 、 ノ《ラトルエンスルホン酸 (10 mg) 、 ァニリン (0.55 tnL) 及びトルェ ン (50 mL) を加え、 12時間加熱還流した。 室温まで放冷した後、 クロ口ホルムを加え、 モ レキユラーシープス 3Aを濾別し、 減圧下溶媒を留去した。 メタノール (20 mL) 及び水素化 ホウ素ナトリゥム (1.0 g) を加え、 室温で 12時間攪拌した。 飽和炭酸水素ナトリウム水溶 液を加えた後、 減圧下溶媒を留去し、 酢酸ェチルで抽出した。 溶媒を留去して得られた残渣 を酢酸ェチルーへキサンで再結晶することにより 4-( フエニルアミノ) -1-ベンゾィル - 1, 2, 3, 4-テトラヒドロキノリン (210 mg) を得た。
- NMR (300 MHz, CDC13, δ ): 2.00-2.11 (m, 1H), 2.30-2.40 (m, 1H), 3.68-3.77 (m, 1H), 3.96 (br s, 1H), 4.17-4.25 (m, 1H) , 4.64 (br s, 1H) , 6.69-7.42 (m, 14H) .
ESIMS m/z: [M+H]+ 329. 実施例 28 :錠剤
常法により、 次の組成からなる錠剤を調製する。
処方 化合物 43 20 mg
ラクトース 143.4 mg
馬鈴薯でんぷん ' 30 mg
ヒドロキシプロピノレセルロース 6 mg
ステアリン酸マグネシゥム 0.6 mg
200 mg
実施例 2 9 :注射剤
常法により、 次の組成からなる注射剤を調製する。
処方 化合物 43 2 mg
精製ダイズ油 200 mg
精製卵黄レシチン 24 mg
注射用グリセリン 50 mg
注射用蒸留水 1. 72 mL
2. 00 mL
産業上の利用可能性
本発明により、 4 -アミノテトラヒドロキノリン誘導体またばその薬理学的に許容される塩 を有効成分として含有する抗炎症剤、 抗炎症活性を有する 4 -アミノテトラヒドロキノリン誘 導体またはその薬理学的に許容される塩等を提供することができる。