WO2004039346A1

WO2004039346A1 - 化粧料

Info

Publication number: WO2004039346A1
Application number: PCT/JP2002/011411
Authority: WO
Inventors: Toshiko HIGUCHI; Koichi Miyata
Original assignee: Urbane Co., Ltd.
Priority date: 2002-11-01
Filing date: 2002-11-01
Publication date: 2004-05-13
Also published as: AU2002344443A1

Abstract

　ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた１種又は２種以上の粉体と白金とを含むことを特徴とする化粧料である。ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた１種又は２種以上の粉体の平均粒径が０．０１～５００μｍであることが好ましい。ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた１種又は２種以上の粉体の含有量が、白金を除く化粧料１００質量％に対して０．００１～５．０質量％であることが好ましい。白金の含有量が、前記白金を除く化粧料１００質量部に対して、０．００００１～１．０質量部であることが好ましい。本発明の化粧料は、皮膚の状態を改善し、シミ、シワ、クスミ、ニキビなどを改善する効果がある。

Description

化粧料技術分野

本発明は、石鹼類、クレンジング類、洗顔料、ピーリング類、ローション類、乳液類、美容液類、クリーム類、パック ·マスク類等に用いることができる化粧料に関し、特に皮膚の状態を改善し、シミ、シヮ、クスミ、二キビなどに改善効果がある化粧料に関する。

明田 1

背景技術

書

従来、ダイヤモンド粉体やダイヤモンドを被覆した粉体を含む化粧料は特開平

6 - 1 5 7 2 6 3号公報に開示されている。同公報にはダイヤモンド粉体やダイャモンドを被覆した粉体が赤外線カツト用成分の例として挙げられている。しかし、ダイヤモンド粉体やダイヤモンドを被覆した粉体が皮膚のシミ、シヮ、クスミ、二キビなどに改善効果があることは示されていない。

また、白金を含む化粧料としては、特開平 8— 6 7 6 1 0号公報に、メイクァップ化粧料中の有色粉体の 1種として白金が開示されている。しかし、白金の皮膚に対する改善効果については何ら開示されていない。また、白金コロイドを分散させた化粧品は特開 2 0 0 0 - 1 2 2 7.2 3公報に開示されており、同公報には、白金コロイドが皮膚の状態を改善できることを開示しており、そのメカニズムとして、白金という物質が直接的に作用するのではなく、白金コロイドのナノサイズ（n m) の超微粒子がもたらす表面活性エネルギーが造り出す電気二重層構造により、皮膚が本来持っている恒常性維持に寄与するものと考えられると開示されている。しかし、同公報には、白金そのものの効果については何ら開示していない。発明の開示

本発明は、皮膚の状態を改善し、シミ、シヮ、クスミ、二キビなど.を改善する効果のある化粧料を提供することを目的とする。 I

本発明者らが、上記目的を達成すべく鋭意検討を行った結果、意外にも白金とダイヤモンド粉体の組合せにより上記目的を達成できることを見出し、本発明に到達した。

すなわち、本発明は、ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた 1種又は 2種以上の粉体と白金とを含むことを特徴とする化粧料を提供するものである。本発明において、ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた 1種又は 2種以上の粉体の平均粒径が 0. 0 1〜 500 ^ mであることが好ましく、ダイャモンド粉体及びダイャモンド被覆粉体から選ばれた 1種又は 2 種以上の粉体の含有量が、白金を除く化粧料 100質量％に対して 0. 00 1〜 5. 0質量％であることが好ましい。更に、白金の含有量が、前記白金を除く化粧料 100質量部に対して、 0. 00001〜1. 0質量部であることが好ましい。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の実施の形態を詳細に説明するが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。

本発明の化粧料は精製水をベースとすることが好ましく、これにダイャモンド粉体及びダイャモンド被覆粉体から選ばれた 1種又は 2種以上の粉体（以下ダイャモンド粉体類という）及び白金を分散させることが好ましい。ここで、ダイヤモンド粉体は、天然ダイヤモンドでも人造ダイヤモンドでも良い。また、ダイヤモンド被覆粉体とは、例えば、ダイヤモンドを被覆した、金属粉体、セラミック粉体、雲母、セリサイト、タルクなどの鉱物粉体、ナイロン、ポリエチレン、 P MM Aなどのプラスチック粉末などが挙げられる。

ダイヤモンド粉体類の含有量に特に制限はないが、含有量が少なすぎると本発明の効果が得られにくくなり、多すぎると費用対効果の点で好ましくない。ダイャモンド粉体類は、白金を除いた化粧料 100質量％に対して、好ましくは 0. 001〜5. 0質量％、更に好ましくは 0. 005〜1. 0質量％、最も好ましくは 0. 01〜0. 5質量％.の範囲で含まれる。

ダイャモンド粉体の粒子径に特に制限はないが、粒子径が大きすぎると本発明の効果が得られにくくなり、粒子径が小さすぎるものは毛穴に詰まることも考えられ好ましくない。粒子径は、好ましくは 0 . 0 1〜5 0 0 m、更に好ましくは 0 . 1〜3 0 0 m、最も好ましくは、 1〜 1 0 0 mの範囲である。

白金の含有量に特に制限はないが含有量が少なすぎると本発明の効果が得られにくくなり、多すぎると費用対効果の点で好ましくない。白金の含有量の範囲は、白金を除いた化粧料 1 0 0質量部に対して、好ましくは 0 . 0 0 0 0 1〜1 . 0質量部、更に好ましくは 0 . 0 0 0 0 5〜0 . 1質量部、最も好ましくは 0 . 0 0 0 1〜0 . 0 1質量部の範囲である。白金の形状に特に制! ¾はないが、微細に分散した状態が好ましいため、できる限り細かい粒子状又は薄片状であることが好ましい。薄片状の白金、すなわち白金箔は、配合時に細かく分散していなくても撹拌混合時に細かく分散させることができるため好ましい。

本発明の効果が生じる機構については明らかではないが、以下のようなことが考えられる。

ダイヤモンドは、ピ一リング効果を有すると考えられ、その硬度や形状によつてこれを塗布するときに生じる優しい研磨作用により、皮膚上に蓄積された老廃物や有害物質の除去等が考えられる。また、ダイヤモンドは人体（皮膚）に関し無害であり、従来のピーリング剤のように炎症を伴うことがない。更に、化学薬品や化粧品成分等に侵されることがないため、その形状を維持し、他の成分によつてピ一リング効果を失ったり有害化することもない。したがって、この研磨作用により、有効成分を浸透させやすくすると共に、角質細胞を活性化し、皮膚の新陳代謝を正常化させ、新鮮な柔らかい皮膚を作ると考えられる。

この点を更に詳しく考察すると、皮膚上には、皮膚新陳代謝の結果として生じる多数の老廃物化した皮膚細胞や大気汚染などによって生じる様々な粉塵 ·排気ガス等の有害物質、更に毛穴などから排泄される余分な皮脂や老廃物などが蓄積される。これらの蓄積物は新しい皮膚の層を作り出すことを阻害する。そして、皮膚の基を乱し、肌色をくすませ不健康な肌を作り出す。ここでダイヤモンド粉体はこれらの蓄積物を除去し皮膚の毛穴がふさがれないように作用し、有効成分の浸透を助長するものと考えられる。したがって、シミ、シヮの改善、及びニキビ跡、二キビの予防効果があるのではないかと考えられる。更に、紫外線は皮膚の老化の要因となるが、ダイヤモンドは高い屈折率を有するため、従来の乱反射剤よりもはるかに反射率が高く、紫外線が皮膚に到達することを防ぐことが期待できる。このことからもシミ ·シヮ予防、皮膚の老化予防等に効果があるものと考えられる。

白金は、排気ガス浄化装置などの触媒にも用いられており、工場や自動車などから排出される排水ゃ排ガス等の浄化作用がある。一方、この様な排ガス中には、皮膚に対する有害物質も含まれている。したがって、皮膚上でこの様な有害物質の浄化作用が働き、皮膚に対する有害物質を浄化し、皮膚の老化を防止することができるものと考えられる。

また、白金は、人体中にあってもそれ自身は化学変化を起こさない安定な金属であり、人体に対して無害な金属である。また、パクテリアの再生機能を妨害する効果も知られている。このことから、白金は皮膚細胞又は角質層を破壊するバクテリア等から組織を防御すると共にその再生機能を妨害し、皮膚を常に清潔に保ち、様々な皮膚トラブルから皮膚を防御し、皮膚機能の安定化を図ることができると考えられる。

この様な、ダイヤモンドと白金の両者の作用の相乗効果により、細胞を活性化させ、正常な皮膚細胞の新陳代謝を促し、皮膚のシミ、シヮ、クスミ、二キビなどの改善効果が得られるものと考えられる。

本発明の化粧料は、上記ダイャモンド粉体及びダイャモンド被覆粉体から選ばれた 1種又は 2種以上の粉体と白金に加えて、その他の有効成分として以下のような成分を好適に含むことができる。

デォキシリポ核酸類、特にその塩、例えばデォキシリポ核酸ナトリウム（D N A - N a ) 等は、保湿性が高く乾燥しにくい肌を保つ働きがあるため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

リポ核酸類、特にその塩、例えばリポ核酸ナトリウム（R NA— N a ) 等も、保湿効果に優れており、被膜性、すなわち膜生成効果もあるので肌の保護力を高めるため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

コンドロイチン硫酸類は、哺乳動物や魚類の軟骨から抽出 ·精製して作られる多糖類であって、保湿効果が高く、 '乾燥防止及び感触の改良に効果があるため、コンドロイチン硫酸やその塩、例えばコンドロイチン硫酸ナトリウム等は、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

ヒアルロン酸類は、保湿や感触改良に効果があり、ヒアルロン酸やその塩、例えばヒアルロン酸ナトリゥム等は、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

トルマリンは、天然に産するトルマリン鉱石から得られるものであるが、粉体として化粧料に配合することにより、感触の改良や化粧膜の質感を改良する効果があり、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

シコンエキスは、ムラサキ科植物「ムラサキ」の根等から抽出等することにより得られるものであり、消炎効果などが期待できるため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

ォゥゴンエキスは、シソ科植物「コガネバナ」の根などから抽出等することにより得られるものであり、肌荒れを防ぎ、水分保持力の高い肌に整える効果が期待できるため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

海藻エキスは、褐藻類、紅藻類、緑藻類などの藻類等から得ることができるェキスであって、保湿効果に優れており、リフトアップ効果が期待できるため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

ハマメリスエキス等の樹脂から抽出な.どにより得られるエキスは、優れた収斂効果や消炎効果を有するため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。ソゥハクヒエキス等の植物根皮から抽出されるエキス類は、フラボノィドゃクマリン等の生理活性成分を含んでおり、消炎効果、美白効果などを有するため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

甘草エキスは、強力な消炎効果があるため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

]3—力ロチンなどのカロテノイドは、フリーラジカルの影響を抑制し、皮膚の代謝を正常に保っため本発明の化粧料に好適に配合することができる。また、力ロットエキスなども ι3—力ロチンを含むために好ましい配合剤である。

アラントインは、消炎効果や細胞を活性化する効果が期待できるため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。 ' グルコース（ブドウ糖）やトレハロース等の糖類は、保湿効果があるため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

マルチトール等の糖還元アルコ一ル類は、感触が良く、保湿効果も高いので、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

レシチン類は、天然の界面活性剤として、薬剤成分の皮膚への浸透性を高める効果に優れているため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

ラクトフエリン及びその誘導体や分解物は、抗菌効果もあり、保湿効果に優れているため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

セラミド類及びその誘導体、例えばセラミド— 3等は、角質層が健康な状態を維持するための保湿成分としての効果を有し、乳化の安定化や肌へのなじみの改良などの効果も有するため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。ビタミン類も好適に使用することができ、特にビタミン Cやその誘導体、特に油溶性ビタミン C、例えばテトラー 2 _へキシルデカン酸ァスコルビルは、代謝速度の低下及び活性酸素によるダメージを防ぐため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。また、ビタミン Eやその誘導体も同様に特に好適に本発明の化粧料に配合することができる。また、ビタミン Aやその誘導体も血行促進効果ゃ細胞賦活効果があり、本発明の化粧料に好適に配合することができる。アミノ酸類やその誘導体も本発明の化粧料に好適に配合することができ、例えば、 D—、 L一、 D L—ァスパラギン酸やその誘導体、特に L—ァスパラギン酸やその誘導体は、保湿効果、皮膚機能の代謝を活性化する働きがあり効果的である。また、 D—、 L―、 D L—アルギニンやその誘導体、特に L—アルギニンやその誘導体は、乳化剤としての働きもあり、代謝促進効果もあるため効果的である。更に、 D―、 L一、 D L—セリンやその誘導体、特に D L—セリンは、角質層に多く含まれており、保湿効果が強く、皮膚に水分を保持し柔軟性や弾力性を与える作用があるため、 D L—セリンやその誘導体は本発明の化粧料に好適な配合剤である。グルタミン酸やダリシン及びこれらの誘導体も好適な配合剤である。また、ダル夕チオン等のオリゴペプチド類もメラニン色素の合成を抑制する効果がぁり、肌荒れ防止効果も期待できるので本発明の化粧料に好適に使用され得る。口一ズオイルは、バラを水蒸気蒸留などすることにより得られるオイルであり、抗ヒスタミン効果や消毒作用を有するため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

水晶パウダーは、遠赤外線を放出し、エネルギー放射率が高いことで新陳代謝を活発にすると考えられ本発明の化粧料に好適に配合することができる。また、カツコンゃアロエ等の植物抽出物も美白、保湿効果や UV防御、収斂、美白効果を各々有し、クロレラ等も繊維芽細胞増殖 ·促進効果があるため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。

加水分解コンキォリン、加水分解卵殻膜、加水分解卵白、加水分解シルクなども保湿効果があり本発明の化粧料に好適に配合することができる。

尿素、サリチル酸、又はグリコ一ル酸等のアルファヒドロキシ酸（AHA) 等、又はこれらの誘導体も本発明の化粧料に好適に配合することができる。

マイ力、酸化チタン、酸化チタン被覆マイ力等の無機物類、金属類、ヒドロキシァパタイ卜類なども本発明の化粧料に好適に配合することができる。特に金、例えば、金箔や金コロイド等は、化学的に安定な物質であり、又イオン効果により体内のバランスを整え血液の循環を促し、核組織や皮膚細胞を正常化かつ活性化することも期待できるため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。更に、アデノシン三リン酸などのアデノシンのリン酸誘導体、そのナトリウム塩、特にアデノシン三リン酸ニナトリウム等、ブラセンタエキス、ェストラジオ —ルなどの女性ホルモンなども本発明の化粧料に好適に配合することができる。以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。

(実施例及び比較例）

以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。

(実施例 1 ) 表 1に示す成分を表 1に示す配合量で混合した化粧料を常法により作成した。なお、白金は、 2 mmX 2 mmX 0 . 0 1 mmの白金箔を 1枚加えたが、混合工程の最中に細かく切断され、化粧料中に微細に分散させることができた。 (比較例 1 ) ダイヤモンド粉体及び白金箔を除いた以外は、実施例 1と同様の化粧料を作成した。

(表 1 ) 成分配合量 (g)

精製水 86.9069

1、 3—ブチレングリコール 5.00

ォリーブ油 2.00

酸化チタン 1.50

ラク卜フェリン; ¾ 0.10

海藻エキス 0.10

クヮエキス 0.10

ォゥゴンエキス 0.10

ハマメリスエキス 0.10

マルチ! ル液 0.10

セラミド 3 0.05

ヒアルロン酸ナトリウム液 0.50

コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.01

亍トラー 2—へキシルデカン酸ァスコルビル 0.05

天然ビタミン E 0.10

パルミチン酸レチノール 0.05

リボフラビン 0.001

デォキシリボ核酸ナトリウム 0.01

リポ核酸ナトリウム 0.01

トルマリン 0.10

カンゾゥフラボノイド 0.02

ァラン卜イン 0.05

グリセリン脂肪酸エステル 0.50

加水分解 α—エラスチン液 0.10

魚鱗白 5.00

ダイヤモンド粉体 (平均粒径 50 jU m) 0.04

水晶パウダー 0.0001

プラチナ箔（2mm X 2mm X 0. 01 mm) 実施例 1及び比較例 1で得られた化粧料を用いて、 2 0歳代から 6 0歳代の女性 5人が各々約 4 0 5 0日間試用し、その結果をアンケートによりモニタ一した。実施例 1のサンプルで得られた結果を表 2に、比較例 1のサンプルで得られた結果を表 3に示した。

実施例 1のサンプルを用いだモニタリング結果

年齢 έ式用期 ¾ 症状使用方法、効果及び感想

1曰 2回朝夜使用。先ず肌が柔らかくなリ、赤みが消え始め肌触りが良くなつた。ニキ

21 二キビが目立ち、肌に柔らかさがなく、凹凸

歳 50曰ビ跡も薄くなリ凹凸がなめらかになった。毛穴も引き締まり、二キビが出来にくくなつ

が出来て赤ぐンミのようになつていた

た様な気がする。

1日 2回朝夕使用。肌に透明感が出ると共に、日焼けによるシミが薄くなり、毛穴の

43曰曰'焼けによるシミ、クスミ

汚れが取れ、クスミが消えた。

朝と夜の洗顔後、特に気になるところにマッサージをするようにすリ込んだ。目元に

46歳 44曰乾燥肌、ちりめんジヮ、深いシヮ、たるみ、

張りが出てクマが目立たなくなった。口元の乾燥も気にならなくなり、シヮも薄くなつ目元のシヮ 'クマ、口元の乾燥.

た。

54 の乾燥、ファンデーションの付きが悪い、使用開始後 25曰目位から肌に透明感が出た。化粧乗りが改善、肌につやが出て、歳 40 肌

白

クスミがち一皮剥けた様に明るくなつた。

63歳 50曰ほほから首筋において、たるみ、深いシヮ毎曰たっぷり使用。全体に少し張りが出てシヮが浅くなりつつある。

() 2 比較例 1のサンプルを用いたモニタリング結果

年齢式用期間症状使用方法、効果及び感想

20歳 40曰二キビが出来やすぐ肌に二キビ跡と赤み赤みは多少鎮静された。二キビ跡に関しては改善が見られなかった。

34歳 46曰洗顔直後に使用。保湿され潤い感があった。シミ、クスミに関してはあまり改善が見

日焼けによるシミ、クスミ.

られなかった。

47歳 50曰毛穴のクロズミと肌のクスミ毛穴に溜まった汚れやクスミの改善はほとんど見られなかった。

55歳 40曰深いシヮ、たるみが目立つ肌に潤いが出たが、シヮとたるみにはほとんど効果が見られなかった。

目の下にクマ、頰骨の辺りに 2センチ程度

68歳 45曰のシミ（従来からホワイトニング材を 10年今回の使用期間では改善は見られなかった。

以上使用）

)3 表 2及び表 3の比較により明らかなように、比較例 1のサンプルを用いた場合と比べて、本発明の化粧料である実施例 1のサンプルを用いた場合、肌がなめらかになり、シミ、シヮ、クスミ、二キビ等が改善されたことがわかった。なお、本発明の化粧料は、人間が本来有している自然治癒力や新陳代謝を活性化させることにより皮膚の状態の改善に寄与していると考えられるため、本発明の具体的効果として得られるものは、上記のシミ、シヮ、クスミ、二キビ等に限定されず、皮膚の状態の改善に伴う各種の効果が得られるものである。したがって、各個人の皮膚の状態及び症状によって、具体的な効果としては上記のシミ、シヮ、クスミ、二キビ等の効果ではなく、別の効果として表れうることは理解されるべきである。産業上の利用可能性

以上説明したように、本発明の化粧料は、ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた 1種又は 2種以上の粉体と白金とを含むため、皮膚の状態を改善し、シミ、シヮ、クスミ、二キビなどを改善する効果を示し、石鹼類、クレンジング類、洗顔料、ピーリング類、ローション類、乳液類、美容液類、クリ —ム類、パック ·マスク類等に好適に用いることができる。

Claims

請求の範囲

1 . ダイャモンド粉体及びダイャモンド被覆粉体から選ばれた 1種又は 2種以上の粉体と白金とを含むことを特徴とする化粧料。

2 . 前記ダイャモンド粉体及びダイャモンド被覆粉体から選ばれた 1種又は 2 種以上の粉体の平均粒径が 0 . 0 1〜5 0 0 mであることを特徴とする請求項 1に記載の化粧料。

3 . ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた 1種又は 2種以上の粉体の含有量が、白金を除く化粧料 1 0 0質量％に対して 0 . 0 0 1〜5 .

0質量％であることを特徴とする請求項 1又は 2に記載の化粧料。

4 . 白金の含有量が、前記白金を除く化粧料 1 0 0質量部に対して、 0 . 0 0 0 0 1〜1 . 0質量部であることを特徴とする請求項 1乃至 3のいずれか 1項に記載の化粧料。