WO2004019841A1 - 使い捨ておむつの股下折曲装置および股下折曲方法 - Google Patents

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Akihisa Shiomi
Akihide Ninomiya
Takanori Yano
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Abstract

第1回転板21と、第1回転板21の周縁部21aに装着された多数の折曲プレート22と、第1回転板21と折曲プレート22との間に介在して第1回転板21の周縁部21aに装着された多数の確動カム23と、第1回転板21の反対側に対向配置された第2回転板44と、第2回転板44の周縁部44aに装着された多数の補助プレート45とを有し、折曲プレート22と補助プレート45とが同期しておむつ構造体80の内部に進入するとともに、ガイドアーム33がガイドブレード54の間の間隙に入り込み、股下域82の両側部82aがガイドアーム33とガイドブレード54との間に挟まれることによって、股下域82がおむつ構造体80の内部へ向かって折り込まれる。

Description

明 細 書 使い捨ておむつの股下折曲装置および股下折曲方法 技術分野
本発明は、機械方向へ移動する連続おむつ構造体の股下域を、 おむつ構造体の内部へ向かって折り込む使い捨ておむつの股下 折曲装置および股下折曲方法に関する。 背景技術
現在、 パンツ型の使い捨ておむつの製造方法が多数知られて いる (例えば、 特開平 5 — 3 1 1 3 5号公報、 特開平 5 — 3 1 1 3 6号公報、 特開平 5 - 4 2 1 8 0号公報)。 それら製造方法 の一例を説明すると、 以下のとおりである。
機械方向へ移動する透液性連続第 1 ウェブと不透液性連続第 2 ゥヱブとの間に機械方向と交差する方向へ延びる吸液性コア を一定間隔で配置して連続積層体を形成し、 第 2 ウェブが内側 となるよう に連続積層体を機械方向中心線で折曲した後、 隣り 合う吸液性コアの間を交差方向へ延びる熱融着線でそれら ゥェ ブを固着する。 次に、 中心線から交差方向へ凸となる第 1切断 線で吸液性コアの間に位置するそれら ゥヱブを切除して脚周 り 開口を形成し、 熱融着線の間を交差方向へ延びる第 2切断線で それら ウェブを切断することで、 多数のパンツ型のおむつが製 造される。 一例と して示す方法で製造されたパンツ型のおむつ は、 互いに対向する前胴周 り域および後胴周 り域と、 それら胴 周 り域の間に位置する股下域とを有 し、 胴周 り開口と一対の脚 周 り開口とを有する。 一例 と して示す前記方法で製造さ れたおむつでは、 胴周 り 開口 を広げて それを胴周 り 開口の上方か ら見る と、 おむ つの縦方向へ開口する胴周 り 開口に対 して脚周 り 開口がお むつの横方向へ開口 してお り 、 胴周 り 開口 と脚周 り 開口 と が直線的につなが ってお ら ず、 股下域が胴周 り 開口の直下 に位置する こ とがわかる 。 このおむつでは、 それを着用す る ために着用者がその両脚を胴周 り 開口か ら脚周 り 開口へ とおすと き に、 股下域の両側部に脚の指や踵が引 つ掛 り 易 く 、 おむつの着用に手間取る場合がある。
ま た、 このおむつでは、 股下域の最小横寸法が着用者の 股間部のそれよ り も大き く 、 おむつを着用 した と き に、 股 下域が着用者の股間部に納ま ら ず、 股下域が嵩張っ て着用 中 に違和感があ る 。 こ のおむつは、 股下域が着用者の股間 部に よ って締め付け ら れた と き に、 股下域が不規則に折れ 曲がっ た り 、 コ アに不規則な多数の皺が生 じ る ので、 股下 域における排泄物吸収機能が低下 し易 く 、 股下域か ら排泄 物が漏れて しま う場合がある。
なお、 一例 と して示す前記製造方法では、 おむつの股下域を 折り込む手段がな く、 前記方法によって製造されたおむつは、 依然と して上述した問題点を包含する。
本発明の課題は、 股下域を折 り 込むこ とがで き、 上述 し た問題点を解消する こ と がで き る使い捨て おむつの股下折 曲装置および股下折曲方法を提供することにある。 発明の開示
前記課題を解決するための本発明にかかる使い捨ておむつの 股下折曲装置は、 機械方向へ一定間隔で並ぶ多数の股下域と、 前記機械方向と交差する方向における前記股下域の両側に位置 して前記機械方向へ連続する多数の第 1 および第 2胴周 り域と 隣 り合う前記股下域の間に形成されて前記機械方向へ一定間隔 で並ぶ多数の脚周 り 開口とを有する連続おむつ構造体を、 前記 第 1 および第 2胴周 り域が互いに対向離間するように、 前記股 下域における折曲部に沿って折曲しつつ、 前記機械方向へ搬送 する搬送機構と、
前記連続おむつ構造体のそれら股下域を、 前記機械方向にお ける前記股下域の両側に位置する前記脚周 り開口から前記おむ つ構造体の内部へ向かって折り込む折曲機構とを備え、
前記折曲機構が、 前記股下域に延びる前記折曲部の前記交差 方向外方に配置され、 前記おむつ構造体の移動と同期して前記 股下域に向かって前記交差方向へ進退可能な折曲プレー ト を含 み、
前記折曲プレー ト が、 第 1 ベース と、 前記機械方向前後に並 んだ状態で前記第 1 ベースから前記おむつ構造体に向かって前 記交差方向へ延びる一対のガイ ドアームとから形成され、
前記折曲プレー トが前記股下域に向かつて進出したと きに、 前記ガイ ドアームが前記股下域の側から前記おむつ構造体の内 部に進入し、 前記ガイ ドアームの互いに向かい合う対向側部が 前記股下域にその外側から当接して該股下域の前記折曲部近傍 に延びる両側部を挟み込むことを特徴とする。
本発明にかかる股下折曲装置は、 以下の実施態様を有する。 ( 1 ) 前記ガイ ドアームの先端部どう しが、 互いに近接かつ離 間を繰り返すよう に前記機械方向前後へ旋回可能であ り、 前記 ガイ ドアームの対向側部どう しが、 前記ガイ ドアームの前記お むつ構造体の内部への進入にともなって次第に近接する ととも に、 前記ガイ ドアームの前記おむつ構造体の内部からの退出に ともなって次第に離間する。
( 2 ) 前記折曲機構が、 前記股下域に延びる前記折曲部の前記 交差方向外方に配置され、 前記おむつ構造体の厚み方向へ延び る軸を中心に該おむつ構造体の移動方向へ回転する第 1 回転板 を含み、 多数の前記折曲プレー トが、 前記第 1 回転板の周縁部 にその周方向へ一定間隔で並ぶと ともに、 それら折曲プレー ト の第 1 ベースから前記おむつ構造体の厚み方向へ延びる軸を介 して前記第 1 回転板に回転可能に装着され、 前記折曲プレー ト が前記第 1 回転板の回転にともなって該第 1 回転板の軸周 り を 公転する とともに、 前記ガイ ドアームがその延びる方向を変え るこ とな く常に前記おむつ構造体に対向するよう に、 前記第 1 回転板が 1 回転 ( 3 6 0 ° 回転) する間に前記折曲プレー トが 該第 1 回転板の周縁部で 1 回自転 ( 3 6 0 ° 回転) し、 前記お むつ構造体の股下域が前記第 1 回転板の周縁部に近接するに し たがって、 前記ガイ ドアームが前記股下域の両側部を挟み込み ながら前記おむつ構造体の内部へ次第に進入し、 前記股下域が 前記第 1 回転板の周縁部から離間するに したがって、 前記ガイ ドアームが前記おむつ構造体の内部から次第に退出する。
( 3 ) 前記折曲機構が、 前記第 1 回転板の周縁部にその周方向 へ一定間隔で並ぶと ともに、 前記第 1 回転板に回転不能に装着 された多数の確動カムを含み、 前記折曲プレー トが、 前記ガイ ドアームの基端部に取り付けられた リ ンク と、 前記リ ンクを介 して前記ガイ ドアームに接続された前記交差方向へ延びる 口 ッ ド と、 前記第 1 ベースの側に位置する前記ロ ッ ドの端部から前 記おむつ構造体の厚み方向へ延びる ビンとを有し、前記ピンが、 前記確動カムの偏心カム溝に摺動可能に挿入され、 前記確動力 ムが前記第 1 回転板の回転にともなって該第 1 回転板の軸周 り を公転し、 前記ピンが前記カム潢を移動するこ とによ って、 前 記ロ ッ ドが前記交差方向へ進退する と ともに、 前記ガイ ドア一 ムの先端部どう しが前記リ ンクを介して互いに近接かつ離間を 繰り返すように前記機械方向前後へ旋回する。
( 4 ) 前記折曲機構が、 前記おむつ構造体を挟んで前記折曲プ レー 卜の反対側に対向配置され、 前記おむつ構造体の移動と同 期して対向離間する前記第 1 および第 2胴周 り域の間に進入し つつ前記股下域へ向かって進退可能な補助プレー ト を含み、 前 記補助プレー トが、 第 2ベースと、 前記おむつ構造体の厚み方 向へ並んだ状態で前記第 2ベースから該おむつ構造体に向かつ て前記交差方向へ延びる一対のガイ ドブレー ド とから形成され 前記ガイ ドブレ一 ドが、 前記おむつ構造体へ向かう につれて先 細りの先端部を有し、 前記ガイ ドアームと前記ガイ ドブレー ド とが同期して前記おむつ構造体の内部に進入する とともに、 前 記ガイ ドアームが前記ガイ ドブレー ドの間の間隙に入り込み、 前記股下域の両側部が前記ガイ ドアームと前記ガイ ドプレー ド との間に挟まれるこ とによって、 前記股下域が前記おむつ構造 体の内部へ向かって折り込まれる。
( 5 ) 前記折曲機構が、 前記おむつ構造体を挟んで前記第 1 回 転板の反対側に対向配置され、 前記おむつ構造体の厚み方向へ 延びる軸を中心に該おむつ構造体の移動方向へ回転する第 2 回 転板を含み、 多数の前記補助プレー トが、 前記第 2 回転板の周 縁部にその周方向へ一定間隔で並ぶと ともに、 それら補助プレ 一卜の第 2ベースから前記おむつ構造体の厚み方向へ延びる軸 を介して前記第 2 回転板に回転可能に装着され、 前記補助プレ 一卜が前記第 2 回転板の回転にともなって該第 2回転板の軸周 り を公転する と と もに、 前記ガイ ドブレー ドがその延びる方向 を変える こ とな く 常に前記おむつ構造体に対向するよう に、 前 記第 2 回転板が 1 回転 ( 3 6 0 ° 回転) する間に前記補助プレ 一トが該第 2 回転板の周縁部で 1 回自転 ( 3 6 0 ° 回転) し、 前記おむつ構造体の股下域が前記第 1 および第 2 回転板の間に 近接するに したがって、 前記補助プレー トが前記第 1 および第 2胴周 り域の間を とおって前記おむつ構造体の内部へ次第に進 入し、 前記おむつ構造体の股下域が前記第 1 および第 2 回転板 の間から離間するに したがって、 前記補助プレー トが前記おむ つ構造体の内部から次第に退出する。
( 6 ) 前記連続おむつ構造体が、 透液性連続第 1 ゥ: nブと、 不 透液性連続第 2 ウ ェブと、 前記第 1 および第 2 ゥェブの間に介 在し、 前記股下域から前記第 1 および第 2胴周 り域へ向かって 前記交差方向へ延びる多数の吸液性コアとから形成されている , 前記課題を解決するための本発明にかかる使い捨ておむつの 股下折曲方法は、 機械方向へ一定間隔で並ぶ多数の股下域と、 前記機械方向と交差する方向における前記股下域の両側に位置 して前記機械方向へ連続する多数の第 1 および第 2胴周 り域と , 隣り合う前記股下域の間に形成されて前記機械方向へ一定間隔 で並ぶ多数の脚周 り開口とを有する連続おむつ構造体を、 前記 第 1 および第 2胴周 り域が対向離間するよう に、 前記股下域に おける折曲部に沿って折曲しつつ、 前記機械方向へ搬送する搬 送手段と、 前記連続おむつ構造体のそれら股下域を、 前記機械 方向における前記股下域の両側に位置する前記脚周 り開口から 前記おむつ構造体の内部へ向かって折り込む折曲手段とを備え、 前記折曲手段が、 前記股下域に延びる前記折曲部の前記交差方 向外方に配置され、 前記おむつ構造体の移動と同期して前記股 下域に向かって前記交差方向へ進退可能な折曲プレー ト を含み 前記折曲プレー 卜が、 第 1 ベース と、 前記機械方向前後に並ん だ状態で前記第 1ベースから前記おむつ構造体に向かって前記 交差方向へ延びる一対のガイ ドアームとから形成され、 前記折 曲プレー トが前記股下域に向かって進出したときに、 前記ガイ ドアームが前記股下域の側から前記おむつ構造体の内部に進入 し、 前記ガイ ドアームの互いに向かい合う対向側部が前記股下 域にその外側から当接して該股下域の前記折曲部近傍に延びる 両側部を挟み込むこ とを特徴とする。
本発明にかかる股下折曲方法は、 以下の実施態様を有する。
( 7 ) 前記ガイ ドアームの先端部どう しが、 互いに近接かつ離 間を繰り返すように前記機械方向前後へ旋回可能であ り、 前記 ガイ ドアームの対向側部どう しが、 前記ガイ ドアームの前記お むつ構造体の内部への進入にともなって次第に近接する ととも に、 前記ガイ ドアームの前記おむつ構造体の内部からの退出に ともなつて次第に離間する。
( 8 ) 前記折曲手段が、 前記股下域に延びる前記折 LIJ]部の前記 交差方向外方に配置され、 前記おむつ構造体の厚み方向へ延び る軸を中心に該おむつ構造体の移動方向へ回転する第 1 回転板 を含み、 多数の前記折曲プレー トが、 前記第 1 回転板の周縁部 にその周方向へ一定間隔で並ぶと ともに、 それら折曲プレー ト の第 1 ベースから前記おむつ構造体の厚み方向へ延びる軸を介 して前記第 1 回転板に回転可能に装着され、 前記折曲プレー ト が前記第 1 回転板の回転にともなって該第 1 回転板の軸周 り を 公転する とともに、 前記ガイ ドアームがその延びる方向を変え るこ とな く常に前記おむつ構造体に対向するよう に、 前記第 1 回転板が 1 回転 ( 3 6 0 ° 回転) する間に前記折曲プレー トが 該第 1 回転板の周縁部で 1 回自転 ( 3 6 0 ° 回転) し、 前記お むつ構造体の股下域が前記第 1 回転板の周縁部に近接するに し たがって、 前記ガイ ドアームが前記股下域の両側部を挟み込み ながら前記おむつ構造体の内部へ次第に進入し、 前記股下域が 前記第 1 回転板の周縁部から離間するに したがって、 前記ガイ ドアームが前記おむつ構造体の内部から次第に退出する。
( 9 ) 前記折曲手段が、 前記第 1 回転板の周縁部にその周方向 へ一定間隔で並ぶと ともに、 前記第 1 回転板に回転不能に装着 された多数の確動カムを含み、 前記折曲プレー トが、 前記ガイ ドアームの基端部に取り付けられた リ ンク と、 前記リ ンクを介 して前記ガイ ドアームに接続された前記交差方向へ延びるロ ッ ド と、 前記第 1 ベースの側に位置する前記口 ッ ドの端部から前 記おむつ構造体の厚み方向へ延びる ピンとを有し、前記ピンが、 前記確動カムの偏心カム溝に摺動可能に挿入され、 前記確動力 ムが前記第 1 回転板の回転にともなって該第 1 回転板の軸周 り を公転し、 前記ピンが前記カム溝を移動するこ とによって、 前 記ロ ッ ドが前記交差方向へ進退する と ともに、 前記ガイ ドア一 ムの先端部どう しが前記リ ンクを介して互いに近接かつ離間を 繰り返すように前記機械方向前後へ旋回する。
( 1 0 ) 前記折曲手段が、 前記おむつ構造体を挟んで前記折曲 プレー トの反対側に対向配置され、 前記おむつ構造体の移動と 同期して対向離間する前記第 1および第 2胴周 り域の間に進入 しつつ前記股下域へ向かって進退可能な補助プレー 卜 を含み、 前記補助プレー トが、 第 2 ベースと、 前記おむつ構造体の厚み 方向へ並んだ状態で前記第 2ベースから該おむつ構造体に向か つて前記交差方向へ延びる一対のガイ ドブレー ドとから形成さ れ、 前記ガイ ドブレー ドが、 前記おむつ構造体へ向かう につれ て先細 りの先端部を有し、 前記ガイ ドアーム と前記ガイ ドブレ ー ドとが同期して前記おむつ構造体の内部に進入する と ともに 前記ガイ ドアームが前記ガィ ドブレー ドの間の間隙に入 り込み 前記股下域の両側部が前記ガイ ドアームと前記ガイ ドブレー ド との間に挟まれる こ とによって、 前記股下域が前記おむつ構造 体の内部へ向かって折り込まれる。
( 1 1 ) 前記折曲手段が、 前記おむつ構造体を挟んで前記第 1 回転板の反対側に対向配置され、 前記おむつ構造体の厚み方向 へ延びる軸を中心に該おむつ構造体の移動方向へ回転する第 2 回転板を含み、 多数の前記補助プレー 卜が、 前記第 2 回転板の 周縁部にその周方向へ一定間隔で並ぶと ともに、 それら補助プ レー トの第 2 ベースから前記おむつ構造体の厚み方向へ延びる 軸を介して前記第 2 回転板に回転可能に装着され、 前記補助プ レー トが前記第 2 回転板の回転にともなって該第 2 回転板の軸 周 り を公転する と ともに、 前記ガイ ドブレ一 ドがその延びる方 向を変えるこ とな く 常に前記おむつ構造体に対向するよう に、 前記第 2 回転板が 1 回転 ( 3 6 0 ° 回転) する間に前記補助プ レー トが該第 2回転板の周縁部で 1 回自転( 3 6 0 ° 回転)し、 前記おむつ構造体の股下域が前記第 1 および第 2 回転板の間に 近接するに したがって、 前記補助プレー トが前記第 1 および第 2胴周 り域の間を とおって前記おむつ構造体の内部へ次第に進 入し、 前記おむつ構造体の股下域が前記第 1 および第 2 回転板 の間から離間するに したがって、 前記補助プレー トが前記おむ つ構造体の内部から次第に退出する。 図面の簡単な説明
図 1 は、 股下域が折り込まれた一例と して示すパンツ型の使 い捨ておむつの斜視図。
図 2は、 前後胴周 り域を折り返した状態で示す図 1のおむつ の部分破断展開平面図。
図 3は、 胴周り開口の上方から見た図 1のおむつの上面図。 図 4は、 一例として示す股下折曲装置の上面図。
図 5は、 図 4の股下折曲装置の側面図。
図 6は、 一部を破断して示す図 5の部分拡大側面図。
図 7は、 おむつ構造体と電動機とを省略して示す第 1および 第 2回転板の上面図。
図 8は、 折曲プレー トおよび補助プレー トの拡大上面図。 図 9は、 折曲プレー トの拡大上面図。
図 1 0は、 他の一例として示す股下折曲装置の上面図。
図 1 1は、 図 1 0の股下折曲装置の側面図。
図 1 2は、 一部を破断して示す図 1 1 の部分拡大側面図。 図 1 3は、 折曲プレー 卜の拡大上面図。 発明を実施するための最良の形態
添付の図面を参照し、 本発明にかかる使い捨ておむつの股下 折曲装置および股下折曲方法の詳細を説明すると、 以下のとお りである。
図 1, 2は、 後記する股下折曲装置によって股下域 6が折り 込まれた、 一例と して示すパンツ型の使い捨ておむつ 1の斜視 図と、 胴周り両側部 9 の固着を解除して前後胴周り域 5, 7 を 展開した状態で示すおむつ 1の部分破断展開平面図とであり、 図 3は、 胴周り開口 1 2の上方から見たおむつ 1 の上面図であ る。 図 1, 2では、 胴周り方向を矢印 L 1 (図 1 のみ)、 横方向 を矢印 L 2で示し、 縦方向を矢印 M、 脚周り方向を矢印 N (図 1のみ) で示す。
おむつ 1 は、 肌当接側に位置する透液性表面シー ト 2 (第 1 ウェブ) と、 肌非当接側に位置する不透液性裏面シー ト 3 (第 2 ウェブ) と、 表裏面シー ト 2, 3 の間に介在してそれらシー ト 2 , 3の少な く とも一方に固着された吸液性コア 4 とから構 成されている。
おむつ 1 は、 互いに対向する前胴周 り域 5 (第 1 または第 2 胴周 り域 8 1, 8 3 ) および後胴周 り域 7 (第 1 または第 2胴 周 り域 8 1, 8 3 ) と、 それら胴周 り域 5 , 7の間に位置する 股下域 6 (股下域 8 2 ) とを有する。 おむつ 1 は、 コア 4の両 端縁 4 aの外側に位置して前後胴周 り域 5, 7 を胴周 り方向へ 延びる胴周 り端部 8 と、 コア 4の両側縁 4 bの外側に位置して 前後胴周 り域 5, 7 を縦方向へ延びる胴周 り両側部 9 と、 コア 4の両側縁 4 bの外側に位置して股下域 6 を脚周 り方向へ延び る脚周 り両側部 1 0 (両側部) とを有する。 コア 4は、 股下域 6 から前後胴周り域 5 , 7へ向かって延びている。
おむつ 1 では、 胴周 り 両側部 9 が合掌状に重な り合い、 胴周 り両側部 9 が縦方向へ間欠的に並ぶ多数の熱融着線 1 1 を介し て固着されている。 おむつ 1 には、 胴周 り開口 1 2 と、 その下 方に一対の脚周 り開口 1 3 とが形成されている。股下域 6では、 脚周 り両側部 1 0がおむつ 1 の横方向内方へ向かって弧を画い ている。 おむつ 1 は、 股下域 6の橫寸法が前後胴周 り域 5 , 7 のそれよ り も小さ く 、 その平面形状が実質的に砂時計型を呈す る。
胴周 り端部 8 には、 胴周 り方向へ延びる帯状の弾性伸縮性部 材 1 4が収縮可能に取り付けられている。 脚周 り両側部 1 0 に は、 脚周 り方向へ延びる複数条の脚周 り用弾性部材 1 5 が収縮 可能に取り付けられている。 端部 8 と両側部 9, 1 0 とでは、 表裏面シー ト 2 , 3 が互いに重な り合った状態で間欠的に固着 されている。
股下域 6 には、 図 2 に示すよう に、 一対の第 1 折曲案内線 1 6 と一対の第 2 折曲案内線 1 7 と が形成されて い る。 第 1 折曲案内線 1 6 は、 V字型を呈 し、 股下域 6 の中央部 6 a か ら 前後胴周 り 域 5 , 7 の側に延びる股下域 6 の側縁 6 b に向かって横方向へ延びている。 第 2 折曲案内線 1 7 は、 V字型を呈 し、 股下域 6 の中央部 6 aか ら前後胴周 り 域 5 , 7 の側に延びる股下域 6 の側縁 6 b に向かっ て横方向へ延 びている。
股下域 6 は、 その脚周 り 両側部 1 0 が第 1 および第 2 折 曲案内線 1 6 , 1 7 を介 しておむつ 1 の横方向内方へ折曲 さ れ、 脚周 り 両側部 1 0 がおむつ 1 の内部へ向かって折 り 込まれてい る。 股下域 6 では、 脚周 り両側部 1 0 どう しがお むつ 1 の横方向内方へ向かって接近し、 脚周 り両側部 1 0 どう しの離間寸法が縮小している。
おむつ 1 では、股下域 6 の脚周 り 両側部 1 0 をおむつ 1 の内 部へ向かって折り込むこ とによって、 股下域 6の最小横寸法が 脚周 り 両側部 1 0 どう しの最小離間寸法と略同一とな り、 股下 域 6の最小横寸法を着用者の股間部のそれと略同一または着用 者の股間部のそれよ り も小さ く するこ とができる。
おむつ 1 は、 それを着用したときに、 股下域 6 が着用者の股 間部に納まるので、 着用 したおむつ 1 に対する違和感がない。 おむつ 1 では、 その股下域 6 が着用者の股間部によって締め付 けられたと しても、 股下域 6 が不規則に折れ曲がった り、 コア 4 に不規則な多数の皺が生じるこ とはないので、 股下域 6 にお ける排泄物吸収機能が低下せず、 股下域 6 からの排泄物の漏れ を防ぐこ とができる。
おむつ 1 では、 図 3 に示すよう に、 胴周 り開口 1 2 と脚周 り 開口 1 3の底部 1 3 aとが略直線的につなが り、 脚周 り開口 1 3の底部 1 3 aが胴周り開口 1 2 の直下に位置する。 おむつ 1 は、 それを着用するために着用者がその両脚を胴周 り開口 1 2 から脚周 り開口 1 3へとおすと きに、 股下域 6 の脚周 り両側部 1 0 に着用者の脚の指や踵が引っ掛るこ とはな く、 おむつ 1 の 着用に手間取るこ とはない。
図 4 , 5 は、 一例と して示す股下折曲装置 2 0の上面図と、 股下折曲装置 2 0の側面図とであ り、 図 6 は、 一部を破断して 示す図 5 の部分拡大側面図である。 図 4では、 機械方向を矢印 Xで示し、 機械方向と交差する方向を矢印 Yで示す。 図 5, 6 では、 上下方向 (折曲部 8 5で折曲されたおむつ構造体 8 0の 厚み方向) を矢印 Zで示す。 なお、 それら図では、 連続おむつ 構造体 8 0 を簡略化して示し、 第 1 および第 2 ウェブの区別と コアや胴周 り用弾性部材、 脚周 り用弾性部材の図示とを省略し ている。
股下折曲装置 2 0 は、 連続おむつ構造体 8 0 を一定の速度で 機械方向前方 (矢印 X 1 方向) へ搬送する搬送機構 (搬送手段) と、 連続おむつ構造体 8 0の股下域 8 2 をおむつ構造体 8 0の 内部へ向かって折り込む折曲機構 (折曲手段) とを有する。
おむつ構造体 8 0 は、 透液性連続第 1 ウェブ (透液性表面シ ー ト 2 ) と、 不透液性連続第 2 ウェブ (不透液性裏面シー ト 3 ) と、 第 1 および第 2 ウェブの間に介在してそれらウェブの少な く とも一方に固着された多数の吸液性コア (吸液性コア 4 ) と から形成されている。 おむつ構造体 8 0は、 機械方向へ一定間 隔で並ぶ多数の股下域 8 2 (股下域 6 ) と、 それら股下域 8 2 の交差方向両側に位置して機械方向へ連続する多数の第 1胴周 り域 8 1 (前胴周 り域 5 または後胴周 り域 7 ) および第 2胴周 り域 8 3 (前胴周 り域 5 または後胴周 り域 7 ) と、 隣り合う股 下域 8 2 の間に形成されて機械方向へ一定間隔で並ぶ多数の脚 周 り開口 8 4 とを有する。 脚周 り開口 8 4 は、 第 1 および第 2 ウェブを切除するこ とによ り形成され、 交差方向へ長い楕円形 を呈する。
コアは、 隣り合う脚周 り開口 8 4の間に配置され、 股下域 8 2 から第 1および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3へ向かって交差方向 へ延びている。 第 1 ウェブと第 2 ウ ェブとは、 コアの周縁から 周方向外方へ延びる部分が互いに重な り合った状態で間欠的に 固着されている。
脚周 り開口 8 4 には、 その縁部 8 4 aに沿って複数条の脚周 り用弾性部材 (図示せず) が伸長状態で取り付けられている。 第 1 および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3の端部 8 1 a , 8 3 aには、 機械方向へ延びる帯状の胴周 り用弾性部材 (図示せず) が伸長 状態で取り付けられている (図 1 , 2参照)。
なお、 おむつ構造体 8 0では、 コアの機械方向両側に第 1 ゥ エブの上方へ起立性向を有する公知の防漏シー トが取り付けら れていてもよい。 また、 おむつ構造体 8 0 は、 不透液性連続第 2 ウェブと、 第 2 ウ ェブの内側であって脚周 り開□ 8 4の間に 配置された多数の吸収性パネルとから形成されていても よい。 この場合、 パネルは、 透液性上面シー ト と、 不透液性下面シ一 卜 と、 上下面シー トの間に介在する吸液性コアとから形成され ο
搬送機構では、 おむつ構造体 8 0 の第 1 および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3 が互いに対向するよう に、 股下域 8 2 が機械方向に 沿う折曲部 8 5 を介して折曲され、 第 1 および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3 が互いに重な り合う こ とがないよう に、 それら胴周 り 域 8 1 , 8 3 が対向離間した状態 (半開状態) で機械方向前方 (矢印 X 1 方向) へ移動させる。 搬送機構は、 図示はしていな いが、 股下域 8 2 を折曲するガイ ド レールと、 おむつ構造体 8 0の移動方向へ回転する多数の駆動ロールとから形成され、 ガ イ ド レールを介して股下域 8 2 を折曲する とともに、 それら駆 動ロールの回転を利用しておむつ構造体 8 0 を搬送している。 機械方向前方へ移動するおむつ構造体 8 0 には、 機械方向へ 所定の張力が加え られている。 股下域 8 2 が折曲部 8 5 を介し て折曲されたおむつ構造体 8 0では、 それに加え られた張力が 第 1 および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3 に作用するが、 股下域 8 2 には実質的に作用 していない。
折曲機構は、 おむつ構造体 8 0の折曲部 8 5 の交差方向外方 に配置された第 1 回転板 2 1 と、 第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 1 aに装着された 6個の折曲プレー ト 2 2 と、 第 1 回転板 2 1 と 折曲プレー ト 2 2 との間に介在して第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 l aに装着された 6個の確動カム 2 3 と、 おむつ構造体 8 0 を 挟んで第 1 回転板 2 1 の反対側に対向配置された第 2回転板 4 4 と、 第 2 回転板 4 4の周縁部 4 4 aに装着された 6個の補助 プレー ト 4 5 とを有する。 なお、 折曲プレー ト 2 2 と補助プレ ー ト 4 5 とは、 それら プレー ト 2 2 , 4 5 の個数に特に限定は な く、 それらプレー 卜 2 2 , 4 5 の個数を 6個に限定するもの ではない。
第 1 回転板 2 1 は、 上下方向へ延びる軸 2 4 を介しておむつ 構造体 8 0の移動方向 (矢印 X I 方向) へ回転可能である (矢 印 X 2方向)。 第 1 回転板 2 1 の外側には、 第 1 回転板 2 1 と折 曲プレー ト 2 2 とに回転力を伝えるギヤボックス 2 5 が設置さ れている。 第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 1 aには、 5個の案内車 2 6 が装着されている。 案内車 2 6 は、 隣り合う折曲プレー ト 2 2 の間に位置し、 上下方向へ延びる軸 2 7 を介して第 1 回転 板 2 1 に装着され、 第 1 回転板 2 1 から独立して回転可能であ る。
ギヤボックス 2 5 の軸 2 8 には、 電動機 (図示せず) から回 転力が与えられる。 ギヤボックス 2 5 では、 その内部にかさ歯 車 (図示せず) が装着されてお り、 軸 2 8の回転がかさ歯車を 介してギヤボックス 2 5の上方へ延びる軸 2 9 とギヤボックス 2 5 の下方へ延びる軸 3 0 とに伝え られる とともに、 シャフ ト 7 3 に伝えられる。
折曲プレー ト 2 2 は、 上下方向へ延びる軸 3 1 を介して第 1 回転板 2 1 に装着され、 第 1 回転板 2 1 から独立して回転可能 である。 折曲プレー 卜 2 2 は、 おむつ構造体 8 0の折曲部 8 5 の交差方向外方に位置し、 第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 1 aにそ の周方向へ一定間隔で並んでいる。 確動カム 2 3 は、 折曲プレ — ト 2 2 と同様に、 第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 1 aにその周方 向へ一定間隔で並んでいる。 第 1 回転板 2 1 の軸 2 4 とそれら 折曲プレー ト 2 2の軸 3 1 とをむすぶ線分のなす角度は、 それ それ 6 0 ° である。
折曲プレー 卜 2 2 が第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 l aに 3個装 着される場合は、 第 1 回転板 2 1 の軸 2 4 とそれら折曲プレー ト 2 2の軸 3 1 とをむすぶ線分のなす角度がそれそれ 1 2 0 ° であ り、 折曲プレー ト 2 2 が第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 l aに 4個装着される場合は、 第 1 回転板 2 1 の軸 2 4 とそれら折曲 プレー ト 2 2の軸 3 1 とをむすぶ線分のなす角度がそれそれ 9 0 ° である。
折曲プレー ト 2 2 は、 第 1 回転板 2 1 の回転にともなって、 おむつ構造体 8 0の股下域 8 2 に向かって交差方向へ進退可能 である。 折曲プレー ト 2 2 は、 第 1 ベース 3 2 と、 第 1 ベース 3 2 からおむつ構造体 8 0 に向かって交差方向へ延びる一対の ガイ ドア一ム 3 3 とから形成されている。
第 1 回転板 2 1 の軸 2 4 とギヤボックス 2 5の軸 3 0 とには プーリ 3 4, 3 5 が装着されている。 軸 2 4 と軸 3 0 とは、 そ れらプーリ 3 4, 3 5 に掛けられたオープンベル ト 3 6 を介し て連動する。 ギヤボックス 2 5 の軸 3 0の回転は、 オープンべ ル ト 3 6 を介して第 1 回転板 2 1 の軸 2 4 に伝えられる。 軸 3 0が回転する と、 第 1 回転板 2 1 が軸 2 4の回転方向と同一方 向 (矢印 X 2方向) へ回転する。
第 1 回転板 2 1 の軸受け 3 7 には、 軸 2 4 とは別に回転する プーリ 3 9 が配置されている。 プー リ 3 9 は、 軸受け 3 7 に回 転可能に取り付けられている。 軸 2 4は、 軸受け 3 7の内部に 挿通されている。 ギヤボックス 2 5 の軸 2 9 には、 プーリ 3 8 が取り付けられている。軸 2 9 とプーリ 3 9 とは、プーリ 3 8, 3 9 に掛けられたオープンベル ト 4 0 を介して連動する。 プ一 リ 3 8 とプーリ 3 9 との間には、 ベル ト 4 0の張力を維持する ための案内車 4 2 が配置されている。 それら折曲プレー ト 2 2 の軸 3 1 には、 プーリ 4 1 が取り付けられている。 軸 3 1 とプ —リ 3 9 とは、 プーリ 3 9 , 4 1 に掛けられたベル ト 4 3 を介 して連動する。
ベル ト 4 3は、 プーリ 3 9 から折曲プレー ト 2 2 のプーリ 4 1 へ向かって延び、 さ らに、 案内車 2 6 を経由 して隣接する折 曲プレー ト 2 2 のプーリ 4 1 へ向かって延びている。 軸 2 9 の 回転は、 ベル ト 4 0 を介してプーリ 3 9 に伝え られる。 プー リ 3 9 の回転は、 ベル ト 4 3 を介して折曲プレー ト 2 2の軸 3 1 に伝え られる。 軸 3 1 が回転する と、 それら折曲プレー ト 2 2 が第 1 回転板 2 1 の回転方向 (矢印 X 2方向) と逆方向 (矢印 X 3方向) へ回転する。 ベル ト 4 3 の張力は、 それら案内車 2 6 によって維持されている。
ガイ ドアーム 3 3 は、 互いに対向 して機械方向前後に並んで いる。 ガイ ドアーム 3 3は、 おむつ構造体 8 0へ向かう につれ て機械方向前後へ次第に離間する対向側部 3 3 aを有する (図 8参照)。 ガイ ドアーム 3 3は、 その先端部 3 3 b どう しが互い に近接かつ離間を繰り返すよう に機械方向前後へ旋回可能であ る。
第 2 回転板 4 4は、 上下方向へ延びる軸 4 6 を介しておむつ 構造体 8 0の移動方向 (矢印 X I 方向) へ回転可能である (矢 印 X 4方向)。 第 2回転板 4 4の外側には、 第 2 回転板 4 4 と補 助プレー ト 4 5 とに回転力を伝えるギヤボックス 4 7が設置さ れている。 第 2 回転板 4 4の周縁部 4 4 aには、 5個の案内車 4 8 が装着されている。 案内車 4 8 は、 隣り合う補助プレー ト 4 5の間に位置し、 上下方向へ延びる軸 4 9 を介して第 2回転 板 4 4 に装着され、 第 2回転板 4 4から独立して回転可能であ る。
ギヤボックス 2 5 とギヤボッ クス 4 7 とは、 シャフ ト 7 3 を 介して連結されている。 ギヤボッ クス 4 7 には、 ギヤボックス 2 5 からシャ フ ト 7 3 を介して回転力が伝えられる。 ギヤボッ クス 4 7では、 その内部にかさ歯車 (図示せず) が装着されて お り、 シャフ ト 4 9の回転がかさ歯車を介してギヤボックス 4 7の上方へ延びる軸 5 0 とギヤボッ クス 4 7の下方へ延びる軸 5 1 とに伝えられる。
補助プレー ト 4 5 は、 上下方向へ延びる軸 5 2 を介して第 2 回転板 4 4 に装着され、 第 2 回転板 4 4から独立して回転可能 である。 補助プレー ト 4 5 は、 おむつ構造体 8 0の第 1 および 第 2胴周 り域 8 1, 8 3の外側に位置し、 第 2 回転板 4 4の周 縁部 4 4 aにその周方向へ一定間隔で並んでいる。 第 2 回転板 4 4の軸 4 6 とそれら補助プレー ト 4 5 の軸 5 2 とをむすぶ線 分のなす角度は、 それそれ 6 0 ° である。
補助プレー ト 4 5 が第 2 回転板 4 4の周縁部 4 4 aに 3個装 着される場合は、 第 2 回転板 4 4の軸 4 6 とそれら補助プレー ト 4 5の軸 5 2 とをむすぶ線分のなす角度がそれそれ 1 2 0 ° であ り、 補助プレー ト 4 5 が第 2回転板 4 4の周縁部 4 4 aに 4個装着される場合は、 第 2 回転板 4 4の軸 4 6 とそれら補助 プレー ト 4 5の軸 5 2 とをむすぶ線分のなす角度がそれそれ 9 0 ° である。
補助プレー ト 4 5 は、 第 2 回転板 4 4の回転にともなって、 おむつ構造体 8 0の対向離間した状態 (半開状態) にある第 1 および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3の間に進入しつつ股下域 8 2へ 向かって進退可能である。 補助プレー ト 4 5 は、 第 2ベース 5 3 と、 第 2ベース 5 3 からおむつ構造体 8 0 に向かって交差方 向へ延びる一対のガイ ドブレ一 ド 5 4 とから形成されている。
ガイ ドブレー ド 5 4は、 上下方向へ並び、 第 2 ベース 5 3か らおむつ構造体 8 0へ向かう につれて先細りの先端部 5 4 aを 有する。 それらガイ ドブレ一 ド 5 4の間には、 折曲プレー ト 2 2 のガイ ドアーム 3 3 が進入可能な所定寸法の間隙 6 5 が形成 されている。 第 2 回転板 4 4の軸 4 6 とギヤボックス 4 7の軸 5 1 とには プーリ 5 5, 5 6 が装着されている。 軸 4 6 と軸 5 1 とは、 そ れらプーリ 5 5 , 5 6 に掛けられたオープンベル ト 5 7 を介し て連動する。 ギヤボックス 4 7の軸 5 1 の回転は、 オープンべ ル ト 5 7 を介して第 2 回転板 4 4の軸 4 6 に伝え られる。 軸 4 6 が回転する と、 第 2 回転板 4 4 が軸 4 6の回転方向と同一方 向 (矢印 X 4方向) へ回転する。
第 2 回転板 4 4の軸受け 5 8 には、 軸 4 6 とは別に回転する プーリ 6 0が配置されている。 プー リ 6 0は、 軸受け 5 8 に回 転可能に取り付けられている。 軸 4 6は、 軸受け 5 8の内部に 挿通されている。 ギヤボックス 4 7の軸 5 0 には、 プーリ 5 9 が取り付けられている。軸 5 0 とプーリ 6 0 とは、プーリ 5 9, 6 0 に掛けられたオープンベル ト 6 1 を介して連動する。 ブー リ 5 9 とプーリ 6 0 との間には、 ベル ト 6 1 の張力を維持する ための案内車 6 2 が配置されている。 それら補助プレー ト 4 5 の軸 5 2 には、 プーリ 6 3が取り付けられている。 軸 5 2 とプ ーリ 6 0 とは、 プーリ 6 0 , 6 3 に掛けられたベル ト 6 4 を介 して連動する。
ベル ト 6 4は、 プーリ 6 0から補助プレー ト 4 5のプーリ 6 3へ向かって延び、 さ らに、 案内車 4 8 を経由 して隣接する補 助プレー ト 4 5のプーリ 6 3へ向かって延びている。 軸 5 0の 回転は、 ベル ト 6 1 を介してプーリ 6 0 に伝えられる。 プーリ 6 0の回転は、 ベル ト 6 4 を介して補助プレー ト 4 5 の軸 5 2 に伝え られる。 軸 5 2 が回転する と、 それら補助プレー ト 4 5 が第 2 回転板 4 4の回転方向 (矢印 X 4方向) と逆方向 (矢印 X 5方向) へ回転する。 ベル ト 6 1 の張力は、 それら案内車 4 6 によって維持されている。 この股下折曲装置 2 0 によるおむつ構造体 8 0の股下域 8 2 の折り込みを説明する と、 以下のとお りである。 機械方向に沿 う折曲部 8 5 を介して股下域 8 2 が折曲されたおむつ構造体 8 0は、 搬送機構を介して機械方向前方 (矢印 X I 方向) へ移動 している。おむつ構造体 8 0 は、第 1 および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3 が対向離間した状態 (半開状態) で第 1および第 2 回転板 2 1, 4 4の間に進入する。 第 1 および第 2回転板 2 1, 4 4 は、 おむつ構造体 8 0の移動速度と同期しておむつ構造体 8 0 の移動方向へ回転している (矢印 X 2, X 4方向)。
股下折曲装置 2 0では、 おむつ構造体 8 0の股下域 8 2 が第 1 および第 2 回転板 2 1 , 4 4の間に近接するに したがって、 折曲プレー ト 2 2のガイ ドアーム 3 3 が機械方向における股下 域 8 2の両側に位置する脚周 り開口 8 4近傍からおむつ構造体 8 0の内部へ次第に進入する と ともに、 補助プレー ト 4 5のガ ィ ドブレー ド 5 4が折曲プレー ト 2 2のガイ ドアーム 3 3 と同 期して対向離間した状態 (半開状態) にある第 1 および第 2胴 周 り域 8 1, 8 3の間をとおっておむつ構造体 8 0の内部へ次 第に進入する。
おむつ構造体 8 0 の股下域 8 2 がそれら回転板 2 1, 4 4の 軸 2 4, 4 6 どう しを結ぶ仮想線 S上に位置するにつれて、 お むつ構造体 8 0の内部へ進入したガイ ドア一ム 3 3の対向側部 3 3 aが股下域 8 2 にその外側から当接し、 ガイ ドア一ム 3 3 の先端部 3 3 bが互いに近接するよう に旋回する。 ガイ ドア一 ム 3 3の対向側部 3 3 aが股下域 8 2 の折曲部 8 5近傍に延び る両側部 8 2 aを挟み込むとともに、 股下域 8 2の両側部 8 2 aをおむつ構造体 8 0の内部へ向かって押し入れる。 さ らに、 ガイ ドアーム 3 3がガイ ドブレ一 ド 5 4の間の間隙 6 5 に入り 込み、 股下域 8 2の両側部 8 2 aがガイ ドア一ム 3 3 とガイ ド ブレー ド 5 4 との間に挟まれるこ とによって、 両側部 8 2 aが おむつ構造体 8 0の内部に折り込まれる。
股下折曲装置 2 0では、 おむつ構造体 8 0の股下域 8 2 が第 1および第 2 回転板 2 1, 4 4の間から離間するに したがって、 ガイ ドアーム 3 3の先端部 3 3 bが互いに離間するよう に旋回 する。 さ らに、 ガイ ドアーム 3 3 がおむつ構造体 8 0の内部か ら次第に退出する とともに、 補助プレー ト 4 5のガイ ドブレ一 ド 5 4が折曲プレー ト 2 2 のガイ ドアーム 3 3 と同期しておむ つ構造体 8 0の内部から次第に退出する。おむつ構造体 8 0は、 その股下域 8 2の折り込みが維持された状態で第 1 および第 2 回転板 2 1, 4 4の間から次第に離間し、 そのまま機械方向前 方へ移動する。
股下域 8 2 が機械方向に沿う折曲部 8 5 を介して折曲された おむつ構造体 8 0は、 それに加えられた張力が股下域 8 2 に実 質的に作用していないので、 股下域 8 2 の両側部 8 2 a を折り 込むこ とが容易であ り、 股下域 8 2 を折り込んだ状態が維持さ れたまま、 機械方向前方へ移動する。
おむつ構造体 8 0 は、 股下域 8 2 の両側部 8 2 aが折り込ま れた後、対向離間した状態にある第 1 および第 2胴周 り域 8 1, 8 3 が互いに重ね合わされ、 第 1 および第 2 ウェブどう しが交 差方向へ延びる 2条の熱融着線 8 6 によって固着される。 それ ら熱融着線 8 6 は、 脚周 り開口 8 4 の機械方向中央部に位置し て第 1 および第 2胴周 り域 8 1, 8 3 を交差方向へ横切ってい る。 その後、 第 1 および第 2 ウェブがそれら熱融着線 8 6の間 を交差方向へ延びる切断線 8 7で切断される。 切断線 8 7は、 第 1 および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3 を交差方向へ横切っている。 おむつ構造体 8 0 が切断線 8 7で切断される と、 機械方向へ並 ぶ多数の図 1 のおむつ 1 が完成する。
この股下折曲装置 2 0は、 おむつ構造体 8 0の股下域 8 2の 折り込みを連続かつ高速に行う こ とができる。 股下折曲装置 2 0では、 ガイ ドアーム 3 3 が股下域 8 2 の両側部 8 2 aを挟み 込みながら、 両側部 8 2 aをおむつ構造体 8 0の内部に向かつ て押し入れる とともに、 ガイ ドアーム 3 3がガイ ドブレ一 ド 5 4の間の間隙 6 5 に進入し、 股下域 8 2 の両側部 8 2 aがガイ ドア一ム 3 3 とガイ ドブレー ド 5 4の間に挟まれるので、 股下 域 8 2 を確実に折り込むことができる。
図 7 は、 第 1 および第 2 回転板 2 1 , 4 4の上面図である。 折曲装置 2 0 では、 第 1 回転板 2 1 が矢印 X 2方向へ回転する とともに、 第 1 回転板 2 1 の回転に ともなって折曲プレー ト 2 2が第 1 回転板 2 1 の軸周 り を公転し、 さ らに、 第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 l aにおいて折曲プレー ト 2 2 が第 1 回転板 2 1 の回転方向と逆方向 (矢印 X 3方向) へ回転 (自転) する。 そ れら折曲プレー ト 2 2 は、 第 1 回転板 2 1 の軸周 り を公転しな がら、 第 1 回転板 2 1 が 1 回転 ( 3 6 0 ° 回転) する間に、 第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 l aで 1 回自転( 3 6 0 ° 回転)する。 ゆえに、 折曲プレー ト 2 2 では、 ガイ ドアーム 3 3 がその延び る方向を変えるこ とはな く、 ガイ ドアーム 3 3が常におむつ構 造体 8 0 に対向する。 具体的には、 折曲プレー ト 2 2 が第 1 回 転板 2 1 の軸周 り を公転する過程において、 折曲プレー ト 2 2 のガイ ドアーム 3 3 が常に交差方向へ向かって延び、 ガイ ドア ーム 3 3の延びる方向が機械方向へ変わるこ とはない。
折曲装置 2 0では、 第 2 回転板 4 4が矢印 X 4方向へ回転す るとともに、 第 2 回転板 4 4の回転にともなって補助プレー ト 4 5 が第 2 回転板 4 4 の軸周 り を公転し、 さ らに、 第 2 回転板 4 4の周縁部 4 4 aにおいて補助プレー ト 4 5 が第 2 回転板 4 4の回転方向と逆方向 (矢印 X 5方向) へ回転 (自転) する。 それら補助プレー 卜 4 5は、 第 2 回転板 4 4 の軸周 り を公転し ながら、 第 2 回転板 4 4が 1 回転 ( 3 6 0 ° 回転) する間に、 第 2 回転板 4 4 の周縁部 4 4 aで 1 回自転 ( 3 6 0 ° 自転) す る。 ゆえに、 補助プレー ト 4 5では、 ガイ ドブレー ド 5 4がそ の延びる方向を変えることはな く、 ガイ ドブレー ド 5 4 が常に おむつ構造体 8 0 に対向する。 具体的には、 補助プレー ト 5 4 が第 2回転板 4 4 の軸周 り を公転する過程において、 補助プレ ー ト 5 4のガイ ドブレー ド 5 4が常に交差方向へ向かって延び ガイ ドブレー ド 5 4の延びる方向が機械方向へ変わるこ とはな い。
図 8, 9 は、 折曲プレー ト 2 2および補助プレート 4 5 の拡 大上面図と、 折曲プレー ト 2 2の拡大上面図とである。 図 8で は、 ガイ ドア一ム 3 3 がガイ ドブレ一 ド 5 4の間の間隙 6 5 に 進入した状態にある。 図 9 は、 第 1 回転板 2 1 が図 8 の状態か ら 1 8 0 ° 回転したときの折曲プレー ト 2 2 を示す。
確動カム 2 3 は、 第 1 回転板 2 1 と折曲プレー ト 2 2 の第 1 ベース 3 2 との間に介在し、 第 1 回転板 2 1 に回転不能に装着 されている。 確動カム 2 3は、 偏心カム溝 6 6 を有する。 カム 溝 6 6 は、 第 1 回転板 2 1 の周縁に位置して折曲プレー 卜 2 2 の軸 3 1 へ向かって凹む部位 6 6 a と、 確動カム 2 3の周縁に 沿って円状に延びる部位 6 6 b とを有する。
折曲プレー 卜 2 2 は、 ガイ ドアーム 3 3の基端部 3 3 c に取 り付けられた一対の リ ンク 6 7 と、 リ ンク 6 7 に接続された口 ッ ド 6 8 と、 ロ ッ ド 6 8の後端部 6 8 b (端部) に位置して上 下方向へ延びる ピン 6 9 とを有する。 リ ンク 6 7 と ロ ッ ド 6 8 とは、 ガイ ドアーム 3 3の基端部 3 3 cから第 1 ベース 3 2 に 向かって交差方向へ延びている。 リ ンク 6 7は、 ガイ ドアーム 3 3の基端部 3 3 c に位置する軸 7 0 とロ ッ ド 6 8の前端部 6 8 aに位置する軸 7 1 とに取り付けられている。 ガイ ドアーム 3 3は、 その基端部 3 3 cが旋回軸 7 2 を介して第 1 ベース 3 2 に装着されている。 ビン 6 9 は、 確動カム 2 3のカム溝 6 6 に摺動可能に挿入されている。
第 1 回転板 2 1 では、 その回転にともなって確動カム 2 3 が 第 1 回転板 2 1 の軸周 り を公転し、 ピン 6 9 がカム溝 6 6 を移 動する。 ピン 6 9 がカム溝 6 6 を移動する と、 それにともなつ てロ ッ ド 6 8が交差方向へ進退する とともに、 ガイ ドアーム 3 3の先端部 3 3 b どう しがリ ンク 6 7 を介して互いに近接かつ 離間を繰り返すように機械方向前後へ旋回する。
折曲プレー ト 2 2 と補助プレー ト 4 5 とが対向した図 8の状 態では、 ピン 6 9 がカム溝 6 6 の部位 6 6 aに位置し、 ロ ッ ド 6 8が折曲プレー ト 2 2 の軸 3 1 に向かって交差方向へ退出す る (矢印 Y 1方向)。 ロ ッ ド 6 8 が退出する と、 リ ンク 6 7 を介 してガイ ドアーム 3 3の一方が機械方向前方に旋回する と とも に、 リ ンク 6 7 を介してガイ ドアーム 3 3の他方が機械方向後 方に旋回 し、 それらガイ ドア一ム 3 3の対向側縁部 3 3 aどう しが互いに近接する。 このとき、 ガイ ドアーム 3 3 は、 ガイ ド ブレー ド 5 4の間の間隙 6 5 に進入する。
第 1 回転板 2 1 が図 8の状態から 1 8 0 ° 回転する と、 図 9 に示すよう に、 ピン 6 9 がカム溝 6 6の部位 6 6 bに位置し、 ロ ッ ド 6 8が交差方向へ進出する (矢印 Y 2方向)。 ロ ッ ド 6 8 が進出する と、 リ ンク 6 7 を介してガイ ドアーム 3 3の一方が 機械方向後方に旋回する とともに、 リ ンク 6 7 を介してガイ ド アーム 3 3の他方が機械方向前方に旋回 し、 それらガイ ドア一 ム 3 3の対向側縁部 3 3 aどう しが互いに離間する。
図 1 0, 1 1 は、 他の一例と して示す股下折曲装置 2 0の上 面図と、図 1 0の股下折曲装置 2 0の側面図とであ り、図 1 2 , 1 3は、 一部を破断して示す図 1 1 の部分拡大側面図と、 折曲 プレー ト 2 2の拡大上面図とである。 図 1 0では、 機械方向を 矢印 Xで示し、 機械方向と交差する方向を矢印 Yで示す。 図 1 1, 1 2では、 上下方向 (折曲部 8 5で折曲されたおむつ構造 体 8 0の厚み方向) を矢印 Zで示す。 図 1 2では、 ガイ ドア一 ム 3 3 がおむつ構造体 8 0の内部に進入した状態にある。なお、 それら図では、 連続おむつ構造体 8 0 を簡略化して示し、 第 1 および第 2 ゥェブの区別とコアや胴周 り用弾性部材、 脚周 り用 弾性部材の図示とを省略している。
股下折曲装置 2 0 は、 連続おむつ構造体 8 0 を一定の速度で 機械方向前方 (矢印 X I 方向) へ移動させる搬送機構 (搬送手 段) と、 連続おむつ構造体 8 0の股下域 8 2 をおむつ構造体 8 0 の内部へ向かって折 り込む折曲機構(折曲手段)とを有する。 連続おむつ構造体 8 0 は、 図 4のそれと同一であ り、 機械方 向へ一定間隔で並ぶ多数の股下域 8 2 (股下域 6 ) と、 それら 股下域 8 2の交差方向両側に位置して機械方向へ連続する多数 の第 1胴周 り域 8 1 (前胴周 り域 5 または後胴周 り域 7 ) およ び第 2胴周 り域 8 3 (前胴周 り域 5 または後胴周 り域 7 ) と、 隣り合う股下域 8 2 の間に位置して機械方向へ一定間隔で並ぶ 多数の脚周り開口 8 4 とを有する。
搬送機構では、 おむつ構造体 8 0 の第 1 および第 2胴周 り域 8 1, 8 3が互いに対向するよう に、 股下域 8 2 が機械方向に 沿う折曲部 8 5 を介して折曲され、 第 1 および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3が互いに重なり合う こ とがないよう に、 それら胴周 り 域 8 1 , 8 3 が対向離間した状態 (半開状態) で機械方向前方 へ移動させる。
機械方向前方へ移動するおむつ構造体 8 0 には、 機械方向へ 所定の張力が加えられている。 股下域 8 2 が折曲部 8 5 を介し て折曲されたおむつ構造体 8 0では、 それに加えられた張力が 第 1および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3 に作用するが、 股下域 8 2 には実質的に作用していない。
折曲機構は、 おむつ構造体 8 0の折曲部 8 5 の交差方向外方 に配置された第 1 回転板 2 1 と、 第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 1 aに装着された 6個の折曲プレー ト 2 2 と、 第 1 回転板 2 1 と 折曲プレー 卜 2 2 との間に介在して第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 1 aに装着された 6個の確動カム 2 3 とを有する。
第 1 回転板 2 1 は、 上下方向へ延びる軸 2 4 を介しておむつ 構造体 8 0の移動方向へ回転可能である (矢印 X 2方向)。第 1 回転板 2 1 の外側には、 第 1 回転板 2 1 と折曲プレー ト 2 2 と に回転力を伝えるギヤボックス 2 5 が設置されている。 第 1 回 転板 2 1 の周縁部 2 l aには、 5個の案内車 2 6 が装着されて いる。案内車 2 6 は、隣り合う折曲プレー ト 2 2 の間に位置し、 上下方向へ延びる軸 2 7 を介して第 1 回転板 2 1 に装着され、 第 1回転板 2 1 から独立して回転可能である。
ギヤボッ クス 2 5 の軸 2 8 には、 電動機 (図示せず) から回 転力が与え られる。 ギヤボックス 2 5 では、 その内部にかさ歯 車 (図示せず) が装着されてお り、 軸 2 8の回転がかさ歯車を 介してギヤボックス 2 5の上方へ延びる軸 2 9 とギヤボックス 2 5の下方へ延びる軸 3 0 とに伝えられる。 折曲プレー ト 2 2 は、 上下方向へ延びる軸 3 1 を介して第 1 回転板 2 1 に装着され、 第 1 回転板 2 1 から独立して回転可能 である。 折曲プレー ト 2 2 は、 おむつ構造体 8 0 の折曲部 8 5 の交差方向外方に位置し、 第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 1 aにそ の周方向へ一定間隔で並んでいる。 確動カム 2 3 は、 折曲プレ ー ト 2 2 と同様に、 第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 1 aにその周方 向へ一定間隔で並んでいる。
折曲プレー ト 2 2 は、 第 1 回転板 2 1 の回転にともなって、 おむつ構造体 8 0の股下域 8 2 に向かって交差方向へ進退可能 である。 折曲プレー ト 2 2 は、 第 1 ベース 3 2 と、 第 1 ベース 3 2 からおむつ構造体 8 0 に向かって交差方向へ延びる一対の ガイ ドア一ム 3 3 とから形成されている。
第 1 回転板 2 1 の軸 2 4 とギヤボックス 2 5の軸 3 0 とには プーリ 3 4, 3 5 が装着されている。 軸 2 4 と軸 3 0 とは、 そ れらプーリ 3 4, 3 5 に掛けられたオープンベル ト 3 6 を介し て連動する。 ギヤボックス 2 5 の軸 3 0 の回転は、 オープンべ ル ト 3 6 を介して第 1 回転板 2 1 の軸 2 4 に伝え られる。 軸 3 0 が回転する と、 第 1 回転板 2 1 が軸 2 4の回転方向と同一方 向 (矢印 X 2方向) へ回転する。
第 1 回転板 2 1 の軸受け 3 7 には、 軸 2 4 とは別に回転する プーリ 3 9 が配置されている。 プー リ 3 9は、 軸受け 3 7 に回 転可能に取り付けられている。 軸 2 4は、 軸受け 3 7の内部に 挿通されている。 ギヤボックス 2 5 の軸 2 9 には、 プー リ 3 8 が取り付けられている。軸 2 9 とプー リ 3 9 とは、プ一リ 3 8 , 3 9 に掛けられたオープンベル ト 4 0 を介して連動する。 ブー リ 3 8 とプー リ 3 9 との間には、 ベル ト 4 0の張力を維持する ための案内車 4 2 が配置されている。 それら折曲プレー ト 2 2 の軸 3 1 には、 プー リ 4 1 が取り付けられている。 軸 3 1 とプ ーリ 3 9 とは、 プー リ 3 9, 4 1 に掛けられたベル ト 4 3 を介 して連動する。
ベル ト 4 3 は、 プーリ 3 9 から折曲プレー ト 2 2のプーリ 4 1 へ向かって延び、 さ らに、 案内車 2 6 を経由して隣接する折 曲プレー ト 2 2のプーリ 3 8へ向かって延びている。 軸 2 9の 回転は、 ベル ト 4 0 を介してプーリ 3 9 に伝えられる。 プーリ 3 9の回転は、 ベル ト 4 3 を介して折曲プレー ト 2 2の軸 3 1 に伝えられる。 軸 3 1 が回転すると、 それら折曲プレー ト 2 2 が第 1回転板 2 1 の回転方向 (矢印 X 2 方向) と逆方向 (矢印 X 3方向) へ回転する。 ベル ト 4 3の張力は、 それら案内車 2 6 によって維持されている。
ガイ ドアーム 3 3 は、 互いに対向 して機械方向前後に並んで いる。 ガイ ドアーム 3 3は、 おむつ構造体 8 0へ向かう につれ て機械方向前後へ次第に離間する対向側部 3 3 aを有する。 ガ ィ ドアーム 3 3は、 その先端部 3 3 b どう しが互いに近接かつ 離間を繰り返すよう に機械方向前後へ旋回可能である。
折曲装置 2 0では、 第 1 回転板 2 1 が矢印 X 2方向へ回転す る とともに、 第 1 回転板 2 1 の回転にともなって折曲プレー ト 2 2 が第 1 回転板 2 1 の軸周 り を公転し、 さ らに、 第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 l aにおいて折曲プレー ト 2 2 が第 1 回転板 2 1 の回転方向と逆方向 (矢印 X 3方向) へ回転 (自転) する。 それら折曲プレー ト 2 2は、 第 1 回転板 2 1 の軸周 り を公転し ながら、 第 1 回転板 2 1 が 1 回転 ( 3 6 0 ° 回転) する間に、 第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 1 aで 1 回自転 ( 3 6 0 ° 回転) す る。 ゆえに、 折曲プレー ト 2 2では、 ガイ ドアーム 3 3 がその 延びる方向を変える こ とはな く、 ガイ ドアーム 3 3が常におむ つ構造体 8 0 に対向する。 具体的には、 折曲プレー ト 2 2 が第 1 回転板 2 1 の軸周 り を公転する過程において、 折曲プレー ト
2 2のガイ ドアーム 3 3 が常に交差方向へ向かって延び、 ガイ ドアーム 3 3の延びる方向が機械方向へ変わるこ とはない。 確動カム 2 3 は、 第 1 回転板 2 1 と折曲プレー ト 2 2 の第 1 ベース 3 2 との間に介在し、 第 1 回転板 2 1 に回転不能に装着 されている。 確動カム 2 3は、 偏心カム溝 6 6 を有する。 カム 溝 6 6 は、 第 1 回転板 2 1 の周縁に位置して折曲プレー ト 2 2 の軸 3 1 へ向かって凹む部位 6 6 a と、 確動カム 2 3の周縁に 沿って円状に延びる部位 6 6 b とを有する。
折曲プレー ト 2 2 は、 ガイ ドア一ム 3 3の基端部 3 3 c に取 り付けられた一対の リ ンク 6 7 と、 リ ンク 6 7 に接続された口 ッ ド 6 8 と、 ロ ッ ド 6 8の後端部 6 8 b (端部) に位置して上 下方向へ方向へ延びる ピン 6 9 とを有する。 リ ンク 6 7 とロ ッ ド 6 8 とは、 ガイ ドアーム 3 3の基端部 3 3 c から第 1 ベース
3 2 に向かって交差方向へ延びている。 リ ンク 6 7は、 ガイ ド アーム 3 3の基端部 3 3 c に位置する軸 7 0 とロ ッ ド 6 8の前 端部 6 8 aに位置する軸 7 1 とに取り付けられている。 ガイ ド アーム 3 3は、 その基端部 3 3 cが旋回軸 7 2 を介して第 1 ベ ース 3 2 に装着されている。 ピン 6 9 は、 確動カム 2 3 のカム 溝 6 6 に摺動可能に挿入されている。
第 1 回転板 2 1 では、 その回転にともなって確動カム 2 3 が 第 1 回転板 2 1 の軸周 り を公転し、 ピン 6 9 がカム溝 6 6 を移 動する。 ピン 6 9 がカム溝 6 6 を移動する と、 それにともなつ てロ ッ ド 6 8 が交差方向へ進退する とともに、 ガイ ドア一ム 3 3の先端部 3 3 b どう しがリ ンク 6 7 を介して互いに近接かつ 離間を繰り返すよう に機械方向前後へ旋回する。 図 1 0の股下折曲装置 2 0 によるおむつ構造体 8 0の股下域 8 2の折り込みを説明する と、 以下のとお りである。 機械方向 に沿う折曲部 8 4を介して股下域 8 2 が折曲されたおむつ構造 体 8 0 は、 搬送機構を介して機械方向前方 (矢印 X I方向) へ 移動している。 おむつ構造体 8 0 は、 第 1 および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3 が対向離間した状態 (半開状態) で第 1 回転板 2 1 に次第に近づく 。 第 1 回転板 2 1 は、 おむつ構造体 8 0 の移動 速度と同期 しておむつ構造体 8 0 の移動方向へ回転している (矢印 X 2方向)。
股下折曲装置 2 0では、 おむつ構造体 8 0の股下域 8 2 が第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 1 aに近接するにしたがって、 折曲プ レー ド 2 2のガイ ドアーム 3 3 が機械方向における股下域 8 2 の両側に位置する脚周 り開口 3 4からおむつ構造体 8 0 の内部 へ次第に進入する。
おむつ構造体 8 0の股下域 8 2 が第 1 回転板 2 1 の軸 2 4 か ら交差方向へ延びる仮想線 S上に位置するにつれて、 おむつ構 造体 8 0の内部へ進入したガイ ドアーム 3 3の対向側部 3 3 a が股下域 8 2 にその外側から当接し、 ガイ ドアーム 3 3 の先端 部 3 3 bが互いに近接するよう に旋回する。 ガイ ドア一ム 3 3 の対向側部 3 3 aが股下域 8 2の折曲部 8 5近傍に延びる両側 部 8 2 aを挟み込むと ともに、 股下域 8 2の両側部 8 2 aをお むつ構造体 8 0の内部へ向かって押し入れ、 両側部 8 2 aがお むつ構造体 8 0の内部に折り込まれる。
股下折曲装置 2 0では、 おむつ構造体 8 0の股下域 8 2が第 1 回転板 2 1 の周縁部 2 1 aから離間するに したがって、 ガイ ドアーム 3 3の先端部 3 3 bが互いに離間するよう に旋回する とともに、 ガイ ドアーム 3 3 がおむつ構造体 8 0の内部から次 第に退出する。 おむつ構造体 8 0 は、 その股下域 8 2の折り込 みが維持された状態で第 1 回転板 2 1 から次第に離間し、 その まま機械方向前方へ移動する。
股下域 8 2 が機械方向に沿う折曲部 8 5 を介して折曲された おむつ構造体 8 0は、 それに加え られた張力が股下域 8 2 に実 質的に作用 していないので、 股下域 8 2の両側部 8 2 a を折り 込むこ とが容易であ り、 股下域 8 2 を折り込んだ状態が維持さ れたまま、 機械方向前方へ移動する。
おむつ構造体 8 0 は、 股下域 8 2の両側部 8 2 aが折 り込ま れた後、対向離間した状態にある第 1 および第 2胴周 り域 8 1, 8 3が互いに重ね合わされ、 第 1 および第 2 ウェブどう しが交 差方向へ延びる 2条の熱融着線 8 6 によって固着される。 それ ら熱融着線 8 6 は、 脚周 り開口 8 4の機械方向中央部に位置し て第 1 および第 2胴周 り域 8 1, 8 3 を交差方向へ横切ってい る。 その後、 第 1および第 2 ウェブがそれら熱融着線 8 6の間 を交差方向へ延びる切断線 8 7で切断される。 切断線 8 7は、 第 1 および第 2胴周 り域 8 1 , 8 3 を交差方向へ横切っている。 おむつ構造体 8 0が切断線 8 7で切断される と、 機械方向へ並 ぶ多数の図 1のおむつ 1 が完成する。
この股下折曲装置 2 0では、 おむつ構造体 8 0の股下域 8 2 の折り込みを連続かつ高速に行う こ とができる と ともに、 ガイ ドアーム 3 3が股下域 8 2 の両側部 8 2 aを挟み込みながら、 両側部 8 2 aをおむつ構造体 8 0の内部に向かって押し入れる ので、 股下域 8 2 を確実に折り込むこ とができる。
それら図示の股下折曲装置 2 0では、 ガイ ドアーム 3 3の先 端部 3 3 bを旋回させるために確動カム 2 3 を利用 しているが、 ガイ ドアーム 3 3の先端部 3 3 bをソ レノ ィ ドを利用して旋回 させるこ ともできる。 この場合は、 ソ レノィ ドの可動鉄心どう しを離間させるこ とで、 ガイ ドアーム 3 3の先端部 3 3 bを互 いに近接させるよう に旋回させるこ とができ、 ソレノィ ドの可 動鉄心どう しを接触させるこ とで、 ガイ ドアーム 3 3の先端部 3 3 bを互いに離間させるよう に旋回させることができる。 透液性連続第 1 ウェブ (透液性表面シー ト 2 ) には、 親水性 繊維不織布、 多数の開孔を有する疎水性繊維不織布、 微細な多 数の開孔を有するプラスチック フ ィ ルムのいずれかを使用する こ とができる。 不透液性連続第 2 ウェブ (不透液性裏面シー ト 3 ) には、 疎水性繊維不織布、 通気不透液性プラスチ ッ ク フ ィ ルム、 疎水性繊維不織布どう しを重ね合わせた複合不織布、 疎 水性繊維不織布と通気不透液性プラスチ ッ ク フ ィ ルム とを重ね 合わせた複合シー トのいずれかを使用することができる。
不織布には、 スノ ン レース、 ニー ドルパンチ、 メル ト ブロー ン、 サーマルボン ド、 スノ ンポン ド、 ケ ミ カルボン ド、 エア一 スルー、 の各製法によ り製造されたものを使用するこ とができ る。 不織布の構成繊維には、 ポリオレ フ イ ン系、 ポリエステル 系、 ポ リ アミ ド系、 の各繊維、 ポ リエチレン/ポ リ プロ ピレ ン ゃポリエチレン /ポ リエステルからなる芯鞘型複合繊維または 並列型複合繊維を使用することができる。
コア 4は、 フ ラ ッ フパルプと高吸収性ポリマー粒子との混合 物、 または、 フ ラ ッ フパルプと高吸収性ポリマー粒子と熱可塑 性合成樹脂繊維との混合物であ り、所与厚みに圧縮されている。 コア 4は、それの型崩れやポ リ マー粒子の脱落を防止するため、 全体がティ ッシュペーパーや親水性繊維不織布等の透液性シー 卜に被覆されている こ とが好ま しい。 ポリ マ一粒子と しては、 デンプン系、 セルロース系、 合成ポ リ マー系のものを使用する こ とができる。 本発明にかかる使い捨ておむつの股下折曲装置および股下折 曲方法によれば、 機械方向へ移動する連続おむつ構造体の股下 域を、 折曲プレー ト を使用 しておむつ構造体の内部へ向かって 折り込むこ とができる。 第 1 回転板の周縁部に多数の折曲プレ 一卜が装着された股下折曲装置では、 おむつ構造体の股下域の 折り込みを連続かつ高速に行う こ とができる。
折曲プレー トのガイ ドアームの先端部が機械方向前後へ旋回 する股下折曲装置では、 ガイ ドアームが股下域の両側部を挟み 込みながら、 股下域の両側部をおむつ構造体の内部に向かって 押し入れるので、股下域の折り込みを確実に行う こ とができる。
折曲プレー トの他に補助プレー ト を含む股下折曲装置では、 折曲プレー トのガイ ドアームの先端部が旋回するこ とによって . ガイ ドアームが補助プレー トのガイ ドブレ一 ドの間の間隙に進 入し、 股下域の両側部がガイ ドア一ムとガイ ドブレー ドの間に 挟まれるので、 股下域の折り込みを一層確実に行う ことができ る。
股下折曲装置によって股下域が折り込まれたおむつは、 それ を着用 したと きに、 股下域が着用者の股間部に納まるので、 着 用 したおむつ'に対する違和感がないこ とはもちろんのこ と、 股 下域が着用者の股間部によって締め付けられたと しても、 股下 域が不規則に折れ曲がった り、 コアに不規則な多数の皺が生じ るこ とはないので、 股下域における排泄物吸収機能が低下する こ とはない。
このおむつでは、 それを着用するために着用者がその両脚を 胴周 り開口から脚周 り開口へとおすときに、 股下域の両側部に 着用者の脚の指や踵が引っ掛るこ とはな く、 おむつの着用に手 間取ることはない。

Claims

求 の 範 囲
1 . 機械方向へ一定間隔で並ぶ多数の股下域と、 前記機械方向 と交差する方向における前記股下域の両側に位置して前記機械 方向へ連続する多数の第 1 および第 2胴周 り域と、 隣り合う前 記股下域の間に形成さ言冑れて前記機械方向へ一定間隔で並ぶ多数 の脚周 り開口とを有する連続おむつ構造体を、 前記第 1 および 第 2胴周 り域が互いに対向離間するよう に、 前記股下域におけ る折曲部に沿って折曲しつつ、 前記機械方向へ搬送する搬送機 構と、
前記連続おむつ構造体のそれら股下域を、 前記機械方向にお ける前記股下域の両側に位置する前記脚周 り開口から前記おむ つ構造体の内部へ向かって折り込む折曲機構とを備え、
前記折曲機構が、 前記股下域に延びる前記折曲部の前記交差 方向外方に配置され、 前記おむつ構造体の移動と同期して前記 股下域に向かって前記交差方向へ進退可能な折曲プレー ト を含 み、
前記折曲プレー ト が、 第 1 ベース と、 前記機械方向前後に並 んだ状態で前記第 1 ベースから前記おむつ構造体に向かって前 記交差方向へ延びる一対のガイ ドアームとから形成され、 前記折曲プレー 卜 が前記股下域に向かって進出したと きに、 前記ガイ ドアームが前記股下域の側から前記おむつ構造体の内 部に進入し、 前記ガイ ドアームの互いに向かい合う対向側部が 前記股下域にその外側から当接して該股下域の前記折曲部近傍 に延びる両側部を挟み込むこ とを特徴とする使い捨ておむつの 股下折曲装置。
2 . 前記ガイ ドアームの先端部どう しが、 互いに近接かつ離間 を繰り返すよう に前記機械方向前後へ旋回可能であ り、 前記ガ ィ ドアームの対向側部どう しが、 前記ガイ ドアームの前記おむ つ構造体の内部への進入にともなって次第に近接する と ともに 前記ガイ ドアームの前記おむつ構造体の内部からの退出にとも なって次第に離間する請求項 1記載の股下折曲装置。
3 . 前記折曲機構が、 前記股下域に延びる前記折曲部の前記交 差方向外方に配置され、 前記おむつ構造体の厚み方向へ延びる 軸を中心に該おむつ構造体の移動方向へ回転する第 1 回転板を 含み、
多数の前記折曲プレー トが、 前記第 1 回転板の周縁部にその 周方向へ一定間隔で並ぶと ともに、 それら折曲プレー トの第 1 ベースから前記おむつ構造体の厚み方向へ延びる軸を介して前 記第 1 回転板に回転可能に装着され、
前記折曲プレー トが前記第 1 回転板の回転にともなって該第 1 回転板の軸周 り を公転する と とも に、 前記ガイ ドア一ムがそ の延びる方向を変えるこ とな く 常に前記おむつ構造体に対向す る よう に、 前記第 1 回転板が 1 回転 ( 3 6 0 ° 回転) する間に 前記折曲プレー ト が該第 1 回転板の周縁部で 1 回 自転 ( 3 6 0 ° 回転) し、
前記おむつ構造体の股下域が前記第 1 回転板の周縁部に近接 するに したがって、 前記ガイ ドアームが前記股下域の両側部を 挟み込みながら前記おむつ構造体の内部へ次第に進入し、 前記 股下域が前記第 1 回転板の周縁部から離間するに したがって、 前記ガイ ドアームが前記おむつ構造体の内部から次第に退出す る請求項 1 または請求項 2 に記載の股下折曲装置。
4 . 前記折曲機構が、 前記第 1 回転板の周縁部にその周方向へ 一定間隔で並ぶと ともに、 前記第 1 回転板に回転不能に装着さ れた多数の確動カムを含み、
前記折曲プレー ト が、 前記ガイ ドアームの基端部に取り付け られた リ ンク と、 前記リ ンクを介して前記ガイ ドアームに接続 された前記交差方向へ延びるロ ッ ド と、 前記第 1 ベースの側に 位置する前記ロ ッ ドの端部から前記おむつ構造体の厚み方向へ 延びるピンとを有し、 前記ピンが、 前記確動カムの偏心カム溝 に摺動可能に挿入され、
前記確動カムが前記第 1 回転板の回転にともなって該第 1 回 転板の軸周 り を公転し、 前記ピンが前記カム溝を移動する こ と によって、 前記ロ ッ ドが前記交差方向へ進退する とともに、 前 記ガイ ドアームの先端部どう しが前記リ ンクを介して互いに近 接かつ離間を繰り返すよう に前記機械方向前後へ旋回する請求 項 3記載の股下折曲装置。
5 . 前記折曲機構が、 前記おむつ構造体を挟んで前記折曲プレ 一卜の反対側に対向配置され、 前記おむつ構造体の移動と同期 して対向離間する前記第 1 および第 2胴周 り域の間に進入しつ つ前記股下域へ向かって進退可能な補助プレー トを含み、 前記補助プレー トが、 第 2ベース と、 前記おむつ構造体の厚 み方向へ並んだ状態で前記第 2 ベースから該おむつ構造体に向 かって前記交差方向へ延びる一対のガイ ドブレー ドとから形成 され、 前記ガイ ドブレー ドが、 前記おむつ構造体へ向かう につ れて先細りの先端部を有し、
前記ガイ ドアームと前記ガイ ドブレー ドとが同期して前記お むつ構造体の内部に進入する と ともに、 前記ガイ ドアームが前 記ガイ ドブレー ドの間の間隙に入 り込み、 前記股下域の両側部 が前記ガイ ドアーム と前記ガイ ドブレ一 ド との間に挟まれる こ とによって、 前記股下域が前記おむつ構造体の内部へ向かって 折り込まれる請求項 1 ない し請求項 4 いずれかに記載の股下折 曲装置。
6 . 前記折曲機構が、 前記おむつ構造体を挟んで前記第 1 回転 板の反対側に対向配置され、 前記おむつ構造体の厚み方向へ延 びる軸を中心に該おむつ構造体の移動方向へ回転する第 2回転 板を含み、
多数の前記補助プレー 卜が、 前記第 2回転板の周縁部にその 周方向へ一定間隔で並ぶと ともに、 それら補助プレー トの第 2 ベースから前記おむつ構造体の厚み方向へ延びる軸を介して前 記第 2 回転板に回転可能に装着され、
前記補助プレー ト が前記第 2 回転板の回転にともなって該第 2 回転板の軸周 り を公転する とともに、 前記ガイ ドブレ一 ドが その延びる方向を変えるこ とな く 常に前記おむつ構造体に対向 するよう に、 前記第 2回転板が 1 回転 ( 3 6 0 ° 回転) する間 に前記補助プレー ト が該第 2 回転板の周縁部で 1 回自転 ( 3 6 0 ° 回転) し、
前記おむつ構造体の股下域が前記第 1 および第 2 回転板の間 に近接するにしたがって、 前記補助プレー トが前記第 1 および 第 2胴周 り域の間を とおって前記おむつ構造体の内部へ次第に 進入し、 前記おむつ構造体の股下域が前記第 1 および第 2回転 板の間から離間するにしたがって、 前記補助プレー トが前記お むつ構造体の内部から次第に退出する請求項 5記載の股下折曲
7 . 前記連続おむつ構造体が、 透液性連続第 1 ウェブと、 不透 液性連続第 2 ウェブと、 前記第 1 および第 2 ゥェブの間に介在 し、 前記股下域から前記第 1および第 2胴周 り域へ向かって前 記交差方向へ延びる多数の吸液性コアとから形成されている請 求項 1 ないし請求項 6 いずれかに記載の股下折曲装置。
8 . 機械方向へ一定間隔で並ぶ多数の股下域と、 前記機械方向 と交差する方向における前記股下域の両側に位置して前記機械 方向へ連続する多数の第 1 および第 2胴周 り域と、 隣り合う前 記股下域の間に形成されて前記機械方向へ一定間隔で並ぶ多数 の脚周 り開口とを有する連続おむつ構造体を、 前記第 1 および 第 2胴周 り域が対向離間するよう に、 前記股下域における折曲 部に沿って折曲しつつ、 前記機械方向へ搬送する搬送手段と、 前記連続おむつ構造体のそれら股下域を、 前記機械方向にお ける前記股下域の両側に位置する前記脚周 り開口から前記おむ つ構造体の内部へ向かって折り込む折曲手段とを備え、
前記折曲手段が、 前記股下域に延びる前記折曲部の前記交差 方向外方に配置され、 前記おむつ構造体の移動と同期して前記 股下域に向かって前記交差方向へ進退可能な折曲プレー ト を含 み、
前記折曲プレー トが、 第 1ベース と、 前記機械方向前後に並 んだ状態で前記第 1 ベースから前記おむつ構造体に向かって前 記交差方向へ延びる一対のガイ ドアームとから形成され、 前記折曲プレー トが前記股下域に向かって進出したときに、 前記ガイ ドアームが前記股下域の側から前記おむつ構造体の内 部に進入し、 前記ガイ ドアームの互いに向かい合う対向側部が 前記股下域にその外側から当接して該股下域の前記折曲部近傍 に延びる両側部を挟み込むこ とを特徴とする使い捨ておむつの 股下折曲方法。
9 . 前記ガイ ドアームの先端部どう しが、 互いに近接かつ離間 を繰り返すよう に前記機械方向前後へ旋回可能であ り、 前記ガ ィ ドアームの対向側部どう しが、 前記ガイ ドアームの前記おむ つ構造体の内部への進入にともなって次第に近接すると とも に 前記ガイ ドアームの前記おむつ構造体の内部からの退出にとも なって次第に離間する請求項 8記載の股下折曲方法。
1 0 . 前記折曲手段が、 前記股下域に延びる前記折曲部の前記 交差方向外方に配置され、 前記おむつ構造体の厚み方向へ延び る軸を中心に該おむつ構造体の移動方向へ回転する第 1 回転板 を含み、
多数の前記折曲プレー 卜が、 前記第 1 回転板の周縁部にその 周方向へ一定間隔で並ぶとともに、 それら折曲プレー トの第 1 ベースから前記おむつ構造体の厚み方向へ延びる軸を介して前 記第 1 回転板に回転可能に装着され、
前記折曲プレー ト が前記第 1 回転板の回転にともなって該第 1 回転板の軸周 り を公転する と ともに、 前記ガイ ドアームがそ の延びる方向を変えるこ とな く 常に前記おむつ構造体に対向す るよう に、 前記第 1 回転板が 1 回転 ( 3 6 0 ° 回転) する間に 前記折曲プレー 卜 が該第 1 回転板の周縁部で 1 回 自転 ( 3 6 0 ° 回転) し、
前記おむつ構造体の股下域が前記第 1 回転板の周縁部に近接 するに したがって、 前記ガイ ドアームが前記股下域の両側部を 挟み込みながら前記おむつ構造体の内部へ次第に進入し、 前記 股下域が前記第 1 回転板の周縁部から離間するに したがって、 前記ガイ ドアームが前記おむつ構造体の内部から次第に退出す る請求項 8 または請求項 9 に記載の股下折曲方法。
1 1 . 前記折曲手段が、 前記第 1 回転板の周縁部にその周方向 へ一定間隔で並ぶと ともに、 前記第 1 回転板に回転不能に装着 された多数の確動カムを含み、
前記折曲プレー トが、 前記ガイ ドアームの基端部に取り付け られた リ ンク と、 前記リ ンクを介して前記ガイ ドアームに接続 された前記交差方向へ延びるロ ッ ド と、 前記第 1 ベースの側に 位置する前記ロ ッ ドの端部から前記おむつ構造体の厚み方向へ 延びる ピンとを有し、 前記ピンが、 前記確動カムの偏心カム溝 に摺動可能に挿入され、
前記確動カムが前記第 1 回転板の回転にともなって該第 1 回 転板の軸周 り を公転し、 前記ビンが前記カム溝を移動するこ と によって、 前記ロ ッ ドが前記交差方向へ進退する とともに、 前 記ガイ ドアームの先端部どう しが前記リ ンクを介して互いに近 接かつ離間を繰り返すよう に前記機械方向前後へ旋回する請求 項 1 0記載の股下折曲方法。
1 2 . 前記折曲手段が、 前記おむつ構造体を挟んで前記折曲プ レー トの反対側に対向配置され、 前記おむつ構造体の移動と同 期して対向離間する前記第 1および第 2胴周 り域の間に進入し つつ前記股下域へ向かって進退可能な補助プレー トを含み、 前記補助プレー トが、 第 2ベース と、 前記おむつ構造体の厚 み方向へ並んだ状態で前記第 2ベースから該おむつ構造体に向 かって前記交差方向へ延びる一対のガイ ドブレー ド とから形成 され、 前記ガイ ドブレ一 ドが、 前記おむつ構造体へ向かうにつ れて先細りの先端部を有し、
前記ガイ ドアーム と前記ガイ ドブレー ドとが同期して前記お むつ構造体の内部に進入する ととも に、 前記ガイ ドアームが前 記ガイ ドブレー ドの間の間隙に入り込み、 前記股下域の両側部 が前記ガイ ドアーム と前記ガイ ドブレー ドとの間に挟まれる こ とによって、 前記股下域が前記おむつ構造体の内部へ向かって 折り込まれる請求項 8ない し請求項 1 1 いずれかに記載の股下 折曲方法。
1 3 . 前記折曲手段が、 前記おむつ構造体を挟んで前記第 1 回 転板の反対側に対向配置され、 前記おむつ構造体の厚み方向へ 延びる軸を中心に該おむつ構造体の移動方向へ回転する第 2 回 転板を含み、
多数の前記補助プレー トが、 前記第 2 回転板の周縁部にその 周方向へ一定間隔で並ぶとともに、 それら補助プレー ト の第 2 ベースから前記おむつ構造体の厚み方向へ延びる軸を介して前 記第 2回転板に回転可能に装着され、
前記補助プレー トが前記第 2回転板の回転にともなって該第 2 回転板の軸周 り を公転する ととも に、 前記ガイ ドブレ一 ドが その延びる方向を変えるこ となく常に前記おむつ構造体に対向 するよう に、 前記第 2回転板が 1 回岸云 ( 3 6 0 ° 回転) する間 に前記補助プレー トが該第 2 回転板の周縁部で 1 回自転 ( 3 6 0 ° 回転) し、
前記おむつ構造体の股下域が前記第 1 および第 2回転板の間 に近接するに したがって、 前記補助プレー トが前記第 1 および 第 2胴周り域の間を とおって前記おむつ構造体の内部へ次第に 進入し、 前記おむつ構造体の股下域が前記第 1 および第 2 回転 板の間から離間するに したがって、 前記補助プレー トが前記お むつ構造体の内部から次第に退出する請求項 1 2記載の股下折 曲方法。
1 4 . 前記連続おむつ構造体が、 透液性連続第 1 ウェブと、 不 透液性連続第 2 ウェブと、 前記第 1 および第 2 ゥェブの間に介 在し、 前記股下域から前記第 1 および第 2胴周 り域へ向かって 前記交差方向へ延びる多数の吸液性コアとから形成されている 請求項 8ないし請求項 1 3いずれかに記載の股下折曲方法。
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