WO2002099714A1 - Procede de recueil et de fourniture d'informations relatives au maquillage - Google Patents

Description

明 細 書 化粧に関する情報の収集および提供方法 技術分野

本発明は、 個人の肌に関する情報をセンサ端末から通信回 線によってサーバ一コンピュータに伝送し、 伝送された情報 をサーバーコンピュー夕において蓄積 ·分析し、 その個人に もっとも適合した肌の手入れ （化粧） に関する情報 （処方） を再び個人に返信する方法に関するものである。 背景技術

現在個人が自分の肌の特性について判定を受け、 それに適 合した化粧について指導を受けるためには、 化粧品メーカ一 の講習会にに参加したり、 デパート化粧品売場等において化 粧品メーカー派遣の美容部員による指導を受けるのが大部分 である。

しかしながら、 この方法には下記のような多くの問題点が 存在する。

1 . 美容部員が常駐する店舗はどこにでもあるわけではな く、 特に地方では極めて少ない。

従って、 利用できる人口は限られており、 必要なとき、 直 ぐには利用できない。

2 . 利用する場合でも、 その個人のその瞬間の状態に対応 した美容指導になるので、 それ以外の状況にも適した指導を 受けることは困難である。 例えば、 肌の状態は季節， 時間， 温度， 湿度等で微妙に変 化することが知られている。

また、 本人の年令着衣や髪の色， 好み等肌の生理的状況 とは直接関係のない条件も化粧の重要な要素となる。

店頭における一時的な指導がこれらの全ての条件を満たす には限界があった。

3 . 化粧品メ一カーは多数存在するが、 販売店や美容部員 は特定のメーカ一に専属している場合が多く、 特定のメーカ —の化粧品の使用を勧められる。

従って、 多数の化粧品の中から客観的且つ中立的に本人に もっとも適合した化粧品を勧められることは期待できない。 4 . 上記 3つの問題点に加え、

女性の場合は他人の前で指導されることへの羞じらいや、 すすめられた商品を断わりにく くなることもあり、 相談を躊 躇しがちになる。

また、 最近では小売店や訪問販売員にデジタルカメラ等を 持たせ、 撮影した肌の画像を通信回線を通じてメーカーに送 信し、 適当な指示を受ける方法も提案されている。

しかし、 この方法でも上記の基本的欠陥は除去できず、 特 に販売員を介さない個人的利用のし易さという点や、 撮影時 点の肌の現状以外の情報は考慮されないという点では何の改 善もされていない。 発明の開示

本発明は上記問題点の全てを解決し、 個人が化粧に関する 助言を必要とした場合、 その時におけるその人にとって最適 の情報を即時に提供する方法を提供することを目的とする。 上記目的を達成するために、 本発明においては、 先ず利用 者手元にパーソナルコンピュータ ·携帯電話機等の端末及 び

それに接続されたセンサ （肌生理情報読み取り装置） を備え ておき、 利用者の諸種の条件における化粧前の肌の状態を、 通信回線を経由して、 予めサービス提供者のサーバ一コンピ ユー夕のデータベースに蓄積記録しておく。

次に、 利用者から新たに化粧前の肌の情報がサ一バーコン ピュー夕に到着した時は、 その情報を新たな情報として追加 記録するとともに、 過去に蓄積記録されたデータと比較分析 した上で、 その時における利用者に最も適した化粧品 ·化粧 方法等の情報を利用者の端末に表示されるようにしたもので め 。 図面の簡単な説明

図 1は、 本発明の方法を説明する系統図

図 2は、 顧客の登録方法を説明する系統図

図 3は、 顧客の情報を蓄積する方法を説明する系統図 図 4は、 顧客に判定， 処方情報を提供する方法を説明する 系統図 発明を実施するための最良の形態

以下本発明の実施の態様を図面に基づいて説明する。

図 1は、 本発明の方法を説明するための概略図である。 図 1において、 1は情報の提供を受ける顧客で、 本発明に おいて顧客 1は、 肌の状態を測定する肌センサ 1 0及び肌セ ンサ 1 0が読みとつた肌に関する情報をインターネヅ トに接 続するためのパーソナルコンピュータ， 携帯電話等の端末

1 1を所有することが条件となる。

パーソナルコンピュータ， 携帯端末等が普及した現在では 顧客 1は実際上肌センサ 1 ひのみを購入すれば足りるが、 サ

—ビス提供者がレンタル， リース等で供与することも考えら れる。

2は、 サーバ一コンピュータ 3の管理運用者である。

サーバ一コンピュータ 3には肌測定プログラム 3 0が設定 されていると共に、 それを支援する会員デ一夕ベース 3 1 , 個人時系列情報データベース 3 2 , 肌質判定データベース 3

3 , 処方データベース 3 4， 広告情報データベース 3 5等の データベースに接続されている。 個人時系列情報デ一夕ベース 3 3には、 外部気象情報提供 業者 4によって提供される各地の気象情報にオンラインで接 続されている。'

会員デ一夕ベース 3 2には、 個人認識情報 （ I D， パスヮ 一ド）、国内及び国際付加価値通信放送網を利用しての会員が 望む出力形式、 会員がマークした情報についての詳細情報を 未閲覧か閲覧済みかのフラッグとその情報のカテゴリを記録 している。

個人時系列データベース 3 2には、 個人会員の属性 · 嗜好 情報 （性 ·年齢、 肌特徴、 嗜好等）、 センサで測定した肌表面 の生理情報（水分量（インピダンス）、肌水分蒸散量（T W L )、 皮脂量、 肌温等） がアクセスされた時系列で蓄積され、 その 情報を見たか、 見ていないかのフラッグが記録されている。 属性情報は自動的に更新され、 嗜好情報や生理情報はベン チマ一クゃ書き換えが行われ、 最新の情報を得ることが出 来る。

肌質判定デ一夕べ一ス 3 3には、 症状を構成する生理状況 情報がデータベース化されており、 静的、 動的な生理状況を 症状の構成状況として利用者が望む出力形式で配信、 提示す ることができる。

処方データべ一ス 3 4には、 肌の手入れに関するァドバイ スゃ手入れ方法、 また肌の手入れに必要な化粧品情報や詳細 な成分情報などがデータベース化されており、 利用者が望む 出力形式で配信、 提示することが出来る。

これらのデ一夕べ一スを分類、 マッチングするためにマヅ チングソフ ト （図示せず） が存在する。 これは個人時系列デ —夕べ一ス 3 2、 肌質判定データベース 3 3、 処方デ一夕べ —ス 3 4とをセグメント分類、 多変量解析等の分析によって 分類し、 類推エンジンを使って最適の詳細情報を会員に提示 する事を可能とする。

本発明の方法の実施例について図 2乃至 4によって説明す る o

図 2乃至図 4において、 図 1 と共通の部分には、 図 1 と同 一番号が付されている。

図 2は、 図 1の矢印 Aに示す顧客 1の登録の方法を示すチ ャ一トである。

顧客 1は、 手元の端末 1 1 を、 通信回線を利用してサー バ一コンピュータ 3に接続し会員としての登録を請求する。 サーバ一コンピュータ 3に接続された会員データべ一ス 3 1からは顧客 1の端末 1 1に登録に必要な画面が表示され、 顧客 1はそれに従って登録に必要な登録個人情報を入力す 個人情報が入会資格に合致すると、 個人認証が行われ、 顧 客 1に暗証番号が付与される。

認証された顧客 1は、 以後暗証番号を利用し必要なデータ ベースへのアクセスが可能になる。

顧客 1はここで端末 1 1から個人の身体的特徴を表す情報、 例えば汗かきであるとか、 アレルギーの種類， アトピーの有 無，二キビ，シミ，シヮ，これまで使用していた化粧品と使用感、 好みの色などを時系列情報デ一夕ベース 3 2に登録する。

顧客 1が自己の肌の生理情報を更新登録する方法を図 3に よって説明する。

本発明の方法を適切に運用するためには、 サーバ一コンピ ユー夕 3が顧客 1の肌， その他特性情報を十分に蓄積してい ることが前提となるので、 顧客 1は利用に先立って出来るだ け異なった環境下における肌の生理情報 （肌温， 水分量， 皮 脂量，肌水分蒸散量等）をデ一夕ベースに登録する必要がある ( 従って、 顧客 1は認証と同時に又はその後速やかにセンサ 1 0を端末 1 1によってサーバ一コンピュータ 3に接続し、 センサ 1 0で測った自己の肌の生理情報を個人時系列デ一夕 ベース 3 に送信記録する。

そして、 これを異なった状況下で複数回繰り返す。

例えば、 朝と夜， 乾燥時と多湿時， 高温時と低温時など環 境や体調の異なる時になるベく多数のデータを入力すること が好ましい。

個人時系列データベース 3 2を外部気象情報提供業者の提 供するオンライン気象情報デ一夕 4と接続しておけば、 顧 客の肌情報が入力された時、 同時に顧客所在地の環境デ一 夕として記録することができる。

なお、 顧客 1の属性， 嗜好等が会員登録後に変化があった 場合は、 登録時のデータもその都度更新する。

顧客 1が実際に化粧に関する情報を取得する場合の方法を 第 4図によって説明する。

顧客 1が例えば海水浴の後で適切な肌の手入れと化粧方法 について知りたいときは携帯端末 1 1にセンサ 1 0を接続し、 センサ 1 0で肌の状況を測定しサーバ一コンピュータに送信 すると共に適切な化粧法の指示を要求する。

すると、 測定された肌情報デ一夕は新規情報として個人時 系列情報デ一夕ベース 3 2に入力され、 蓄積される他に、 個 人時系列デ一夕べ一ス 3 2に蓄積済の過去の肌生理情報ゃ属 性， 嗜好情報と共に肌質判定データベース 3 3に送られる。

肌質判定デ一夕べ一ス 3 3は処方データベース 3 4と共に 判定結果及び本人の肌の特性や嗜好に基づいたその時点にお ける最適な化粧品， 化粧方法を図 1矢印 Bの如く顧客 1の端 末 1 1に返信表示する。

顧客 1は端末 1 1に表示された化粧方法と化粧材料を参考 に化粧することになるが、 ここで最も重要なことは提供され る処方が、 例えば海水浴直後という特殊な状況における情報 のみに基づくものではないことである。

この方法によると、 海水浴直後の情報に加えて過去の蓄積 された肌の情報の履歴を読み出し、 これを比較解析すること によって、 最適な情報を提供することができる。

また、 処方に併せて、 広告情報データべ一ス 3 5中の実 際の商品を紹介することもできる。

顧客 1に送られた処方は図 1矢印 Cに示す如くサ一バコン ピュー夕の管理運用者 2の端末にも送られると共に算出され た情報提供料が表示される。

管理運用者の性格により情報提供料は、 管理運用者が自ず から負担してもよいし、 顧客に課金してもよい。

このシステムを円滑に運用するために、 管理運用者 2は美 容，皮膚医療，薬剤等に精通したものであることが望ましく、 図 1矢印 Dに示す如く、 サーバ一コンピュータ及び付属する データベースの保守， 管理， 更新につとめる必要がある。 そのため、化粧品卸小売業者，化粧品メーカ一或いはそれら の団体に管理運用を代行させることも考えられる。

産業上の利用可能性

本発明は、 化粧に関し指導的な情報を得たい場合に、 他人 を介在せずに直接即時にそれを要求でき、 またそれに対する 回答も直ちに得られるばかりでなく、 本人の諸種の条件にお ける肌の条件を統計的に処理した結果も反映した回答を得ら れるため、 その時点の最適な情報を得ることができる。

従って、 美容， 健康， 医療に関する情報提供産業に利用で きる

Claims

請求の範囲

1 . 顧客手元に備えられた肌センサを、 顧客手元の端末に よってサーバーコンピュ一夕へ接続する工程、

肌センサが測定した顧客の肌の生理的情報を繰り返しサ —バ一コンピュ一夕のデータべ一スに蓄積記録する工程、 顧客が化粧に関する情報を欲する場合は、 化粧をする前に 前記肌センサ及び端末によって、 肌に関する情報を新たにサ —バーコンピュ一夕のデ一夕べ一スに入力すると共に回答を 指示する工程、

サーバーコンピュータが顧客からの回答指示に従って、 新 たに入力された肌に関する情報と過去に記録された複数の肌 に関する情報を比較， 分析， 推測する工程、

サーバ一コンピュー夕が最適の化粧品， 化粧方法等を処方 し、 顧客端末の画面に表示させる工程、

とからなる化粧に関する情報の収集および提供方法。

2 . サ一バーコンピュ一夕からコンピュータネヅ トヮ一ク を介して化粧に関する情報を提供する方法において、

顧客端末に肌の生理情報の入力を促し、 入力された生理情 報をサーバ一コンビュ一夕に記憶する工程。

1 個以上の生理情報が記憶された後に、 新たな生理情報が 入力されたときは、 これを既に記憶された情報と関連付けて 記憶するとともに、 顧客端末に処方の提供を求めるか否かを 問合わせる画面を表示させる工程。

顧客から処方提供申込の回答があつたときは、 前記新たに 入力された肌の生理情報と過去に入力された肌の生理情報を 比較し判定する工程。 前記判定に基づき、 化粧品及び化粧方法の処方を、 顧客端 末に表示させる工程。

からなる化粧に関する情報の提供方法。