JP4609171B2 - 肌水分量測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は肌水分量測定装置に関するものである。
従来、美容アドバイスを行うことを目的として、肌水分量を含めた肌状態を測定する装置が提供されている(特許文献1)。
この特許文献1に開示されている肌状態測定装置は、被測定者の測定した肌状態の履歴を記憶する装置が備わり、この履歴情報を美容アドバイスの材料として使用するものである。
特開平8−299288号公報(段落番号0026,0037,0069)
特許文献1に開示されている肌状態測定装置は、美容アドバイスに使用するものであって、被測定者の肌状態の判断は美容アドバイザーのような専門家が行うもので、被測定者が自分の肌水分量を所望の値に日々管理するために使用するものでなかった。
一方、肌水分量を所望の値に日々管理する目的で肌水分量測定手段で肌水分量を測定し、その測定結果を画面表示手段で表示する装置も提供されているが、この装置では測定結果が表示されるだけであるため、目標とする肌水分量に比べて測定値が多いのか、或いは少ないのかを判断したり、肌水分量の増減傾向を確認利用するためには、別途紙等に測定結果を記録する必要があり、肌水分量を管理するためには利用者にとって労力のいることであった。
また、肌水分量を管理する上では、睡眠、入浴時間を適切な時間にとったり、或いは室内の湿度、温度等を適切な値に変化させたりするということが重要と考えられるが、最も支配的な要素が分らなため、最も効果的な対策をとることが困難であった。また、そもそもその適切な値が分からないため肌水分量管理は困難であった。
そのため肌水分量の管理に必要な専門的知識がない一般ユーザーにおいても日々の肌水分量の管理が容易に行える肌水分量測定装置が希求されている。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、肌水分量の測定結果を利用者が記録する手間を省きながら、肌水分量と生活行動との関係を利用者が容易に把握することができ、所望する肌水分量を達成するための対策を図ることを容易する肌水分量測定装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1の発明では、被測定者の肌水分量を測定する肌水分量測定手段と、被測定者の肌水分量に影響を与える利用者個人の生活行動情報が入力される入力手段と、該入力手段により入力された前記利用者個人の生活行動情報と前記肌水分量測定手段で測定された肌水分量とを対応付けて時系列的に記憶する履歴記憶手段と、該履歴記憶手段が時系列的に情報を記憶する際に関連ける日時情報を発生させる計時手段と、前記履歴記憶手段で記憶された前記利用者個人の生活行動情報と肌水分量とを関連付けた情報を表示する画面表示手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、肌水分量測定手段によって測定した肌水分量を自動的に測定日時とともに時系列的に保存されるため、被測定者である利用者自身で記録する手間が省け、しかもその測定された肌水分量と利用者個人の生活行動情報とを関連付けて表示するので、肌水分量と生活行動との関係を利用者が容易に把握することができ、所望する肌水分量を達成するための対策を図ることが容易となる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、目標肌水分量を設定する設定手段を備え、肌水分量測定手段の測定肌水分量が目標肌水分量を下回ったときに報知することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、利用者自身が所望する肌水分量を目標水分量と設定するだけで、肌水分量が目標水分量を下回ったときに利用者に自動的に報知することができるため所望する肌水分量が保れるように速やかに対策を図ることが可能となる。
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、前記履歴記憶手段で記憶されている肌水分量の履歴に対して履歴傾向を分析する傾向分析手段を備え、該傾向分析手段により分析した一定期間内の肌水分量の減少方向の変化量が所定の基準値を越えると報知することを特徴とする。
請求項3の発明によれば、肌水分量が減少傾向になったことを利用者に知らせることができるため、肌水分量の減少を抑制するための対策を速やかに図ることができる。
請求項4の発明では、請求項1乃至3の何れかの発明において、前記履歴記憶手段で記憶されている肌水分量及び利用者個人の生活行動情報の履歴から両者の相関を分析する相関関係分析手段を備え、該相関関係分析手段の分析結果を報知することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、利用者が所望する肌水分量を維持するための生活行動を容易に把握することができる。
請求項5の発明では、請求項1乃至4の何れかの発明において、前記履歴記憶手段で記憶されている肌水分量及び利用者個人の生活行動情報の履歴から所定の基準値よりも肌水分量が多くなる利用者個人の生活行動情報を割り出す最適条件分析手段を備え、最適条件分析手段の割り出した結果を報知することを特徴とする。
請求項5の発明によれば、最も肌水分量が多くなるような最適な条件の利用者個人の生活行動情報を利用者に提示することができ、そのため利用者自身、提示される利用者個人の生活行動情報に対応した肌水分量対策が図れる。
請求項6の発明では、請求項5の発明において、前記最適条件分析手段により割り出した利用者個人の生活行動情報に基づき、肌水分量に影響を与える設備機器の動作を制御する制御信号を生成して当該設備機器に制御信号を送信する制御手段を備えていることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、肌水分量が最適となるように生活行動に特に利用者自身が注意を払わなくても自動的にそのような生活行動に対応した肌水分量獲得環境を得ることができる。
請求項7の発明では、請求項6の発明において、前記利用者個人の生活行動情報が睡眠時間であって、被測定者の就寝時から所定時間経過時にアラームを発する手段を設備機器として備えていることを特徴とする。
請求項7の発明によれば、肌水分量に影響を与える睡眠時間を利用者自身が特に注意を払わなくても、最適な肌水分量となるような睡眠時間を自動的に得られるようになる。
請求項8の発明では、請求項6の発明において、前記利用者個人の生活行動情報が入浴時間であって、当該入浴時間に対応して浴室設備を制御することを特徴とする。
請求項9の発明では、請求項1乃至8の発明において、前記画面表示手段は、化粧洗面台の鏡部に組み込まれ、肌水分量と利用者個人の生活行動情報とを関連付けた情報をグラフィック表示するモニタ装置から成ることを特徴とする。
請求項9の発明では、被測定者である利用者が日常的に使用する化粧洗面台において、肌水分量と利用者個人の生活行動情報とを関連付けた情報がグラフィック情報で提示されるため、情報の把握が容易で、その日の行動などに注意を払うことになって、肌水分量の確保を確実なものとする。
本発明は、肌水分量測定手段によって測定した肌水分量を自動的に測定日時とともに時系列的に保存されるため、被測定者である利用者自身で記録する手間が省け、しかもその測定された肌水分量に関連付けて利用者個人の生活行動情報を表示するので、肌水分量と生活行動との関係を利用者が容易に把握することができ、所望する肌水分量を達成するための対策を図ることが容易となるいう効果がある。
以下本発明を図1〜図3に示す一実施形態により説明する。
本発明の一実施形態の肌水分量測定装置は図1に示す構成となっており、肌水分量測定手段1は図2(a)に示すように洗面化粧台A等、被測定者たる利用者が日常肌の状態を確認する場所に設置されているもので、センサヘッド1aを押し付けて肌の水分量を測定し、測定結果である肌水分量Mのデータを後述する履歴記憶手段2へ送信する機能を備えている。
日時計時手段3は日付けと時刻を常に計時し、現在の日時情報を履歴記憶手段2へ常時送信する機能を備えている。
目標設定値入力手段4は利用者が維持したい所望の肌水分量を目標値として設定するための手段であって、テンキーや音声認識装置等の入力デバイスを用いて利用者が所望の肌水分量たる肌水分量目標値や肌水分量の変化傾向の閾値(肌水分量変化傾向設定値)を入力することができ、肌水分量目標値を履歴記憶手段2へ、肌水分量変化傾向設定値を後述する傾向分析手段5へ送信する機能を備えている。
データ入力手段6は、肌水分量に影響を与える生活関連情報として、睡眠時間や入浴時間からなる利用者個人の生活行動情報や、内気や外気の温度や湿度からなる空気状態情報を、目標設定値入力手段4と同様にテンキーや音声認識装置等の入力デバイスを用いて入力するもので、入力された生活行動情報及び空気状態情報を履歴記憶手段2に送信する機能を備えている。尚生活行動情報の入力手段としては、利用者が直接入力する手段以外に、浴槽に設置された人感センサ、ベッドに設置された振動センサによって利用者の行動を検知し、その検知情報を生活行動情報として履歴記憶手段2へ送信する自動入力手段を用いてもよい。また空気状態情報の入力手段としては、湿度センサ、温度センサなどを用いて自動測定を行い、その測定情報を履歴記憶手段2へ送信する自動入力手段を用いてもよ
い。
履歴記憶手段2は、肌水分量測定手段1から送信されてくる肌水分量の測定値(測定結果)とデータ入力手段6から送信されてくる生活行動情報や空気状態情報とを日時計時手段3からの日時情報から計時される受信日時に対応付けて履歴情報として所定の期間メモリに記憶保存する機能と、目標設定値入力手段4で入力設定された肌水分量の目標値をメモリに記憶し、肌水分量測定手段1から送信されてくる肌水分量の測定値が目標値を下回っている場合には液晶表示器からなる画面表示手段7に対して警告信号を送信する機能とを備えるとともに、メモリに記憶している肌水分量の履歴情報を傾向分析手段5へ、また肌水分量の履歴情報、生活行動の履歴情報、空気状態の履歴情報を後述する相関関係分析手段8及び最適条件分析手段9へ送信する機能を備えている。
尚表1は1か月分の肌水分量、生活行動情報、空気状態情報からなる履歴情報の一例を示す。
Figure 0004609171
傾向分析手段5は、目標設定値入力手段4に入力され送られてきた閾値(例えば「−6%/週」などの期間当たりの肌水分量の変化量)を記憶する機能と、履歴記憶手段2から送られてきた一定期間の肌水分量履歴の情報から肌水分量の期間当たりの変化量を計算する機能と、計算された変化量が肌水分量変化傾向設定値を越えた場合に警告信号を画面表示手段7へ送信する機能とを有する。
ここで傾向分析手段5の変化量計算について説明する。まず肌水分量の期間当たりの変化量を計算するに当たっては、日々の肌水分量変化のばらつきの影響を低減するために、例えば過去1週間分の肌水分量計測結果を平均した値を用いる。この平均化処理を式で表すと、式(1)のようになる。
Figure 0004609171
この式(1)を用いて肌水分量の平均化処理を行った後、例えば一週間前と現在の平均値の差を計算し、この差を期間当たりの肌水分量変化量とするのである。
ここで変化量の計算結果の例を、表1の肌水分量履歴の場合について表2により説明する。
Figure 0004609171
この表2では、例として1週間当たりの平均値は、1月14日から1月20日までの7日間の平均値である40.3(%)であり、1週間前の1月17日の平均値46.7(%)からは6.4(%)減少している。このようにして平均量を毎回計算し、変化値が閾値の−6%/週を越えた場合、つまり1月20日に肌水分量が減少傾向にあるという警告信号を画面表示手段7へ送信することになる。
尚、データ入力手段6により運動データや食事データ等も入力される場合には、これらデータと肌水分量とを関連付けて分析を行って分析結果を表示したり、分析結果に基づいて肌水分量が最適となるアドバイスを画面表示手段7で表示する。
相関関係分析手段8は、履歴記憶手段2から肌水分量の履歴、生活行動情報の履歴、空気状態情報の履歴を受信し、肌水分量と生活行動情報、空気状態情報の相関関数を算出し、各相関係数の絶対値の比較から順位を決定する分析機能と、相関係数の値と支配的な要素(絶対値の最も大きなものが支配的な要素)の情報を画面表示手段7へ送信する機能とを備えている。
ここで相関係数を算出する方法について以下に説明する。
まず、傾向分析手段5の場合と同様に式(1)を用いて肌水分量、生活行動情報、空気状態情報の平均化処理を行う。次に下記の式(2)を用いて相関係数を算出する。この式(2)は肌水分量と例えば睡眠時間の相関係数を算出する場合の式である。
Figure 0004609171
ここで例えば表1の例では、1月31日の肌水分量とする睡眠時間、入浴時間、温度、湿度の相関係数RNT,RNB,RND,RNHを求めてみると、RNT=0.900、RNB=0.773、RND=0498、RNH=0898となり、肌水分量の変化に関して睡眠時間、湿度、入浴時間、温度の順に支配的だということになる。
最適条件分析手段9は、履歴情報記憶手段3から肌水分量履歴、生活行動情報、空気状態情報を受信し、肌水分量と生活行動情報、空気状態情報の相関から肌水分量が最大になる生活行動情報、空気状態情報の値を算出する機能と、また肌水分量が最大値近傍(その範囲は予め設定する)になる値が複数ある場合は傾きを算出し、傾きが或る範囲内の値(傾きの上限、下限の値は予め決めておく)になる生活行動情報、空気状態情報の値を算出する機能と、算出した最適条件情報を画面表示手段7に送信する機能とを備えている。
最適条件分析手段9が傾きの算出を行う場合には、例えば或る睡眠時間に対して肌水分量の履歴は複数あることが想定されるが、複数の値の平均値を算出し、その値を用いて傾きを算出するのである。
ここで図3に表1の場合の肌水分量と睡眠時間の関係を示す。この例の場合最適値として最大値±2.0ポイント以内の値、傾きの範囲を±0.2ポイント/分と設定した場合、360分当たりで最大値を示すが、310分では最大値から±2.0ポイントの範囲に入るので、睡眠時間の最適値(肌水分量の増加に関して十分な量)として310分という値が最適値となる(表3参照)。
Figure 0004609171
尚最適条件分析手段9は算出した最適条件を満たすように、肌水分量に対して影響を与える目覚まし時刻を設定する目覚まし時計、入浴温度に関係する給湯器、加湿器、最適な入浴時間を知らせる報知器などの家庭内の肌水分量関連機器に対する制御信号を生成し、機器制御信号送信手段10を介して肌水分量関連機器へ送信する機能も備えている。
画面表示手段7は、例えばグラフィック表示が行える液晶表示器からなるモニタ装置により構成され、例えば洗面化粧台Aの鏡の一部をハーフミラー構成として、その部位の裏部に組み込まれ、表示中はハーフミラー部位を通して洗面化粧台Aの正面から視認でき、非表示中は正面からは見えず、ハーフミラー部が鏡の一部となるようになっている。そしてこの画面表示手段7は上述の警告信号を受信した場合には警告メッセージの表示や警告マークの表示などを行い、また肌水分量の情報や相関関係情報や最適条件情報を受信すると、利用者に分かり易く表示するようになっており、例えば履歴記憶手段2を通じて肌水分量の測定結果を受信した場合には測定結果と肌水分量履歴の情報を図2(b)に示すようにグラフに変換して画面表示する。また、傾向分析手段5から傾向信号、相関関係分析手段8から相関関係情報、最適条件分析手段9から最適分析情報を受信した場合にも肌水分量が減少傾向であることや、相関計数値と支配的要素、最適条件をそれぞれ文字情報や絵などにより表示する。
而して本実施形態の肌水分量測定装置は、被測定者である利用者が肌水分量測定手段1を用いて、肌水分量測定を日々行うだけで、測定された肌水分量の履歴が自動的に履歴記憶手段2により一定期間記憶することができるので、利用者が記録する手間がなくなる。しかも予め目標とする肌水分量を入力設定しておくだけで、測定した肌水分量が目標とする肌水分量を下回るような場合に自動的に画面表示手段7を通じて利用者に報知し、利用者に注意を与えることができる。更に履歴変化量が一定割合以上の減少傾向にある場合には画面表示手段7を通じて利用者に提示できるので、肌水分量の増減傾向を利用者が容易委に把握することができる。
また生活行動情報や空気状態情報と肌水分量の相関係数を求めてその相関関係の分析結果を自動的に画面表示手段7で提示できるので、利用者が専門的な知識を有さなくても、生活行動情報や空気状態情報と肌水分量の関係を知ることができる。同様に最適条件分析手段9によって利用者毎に肌水分量が最大となる生活行動情報、空気状態情報の最適条件を提示するので、利用者は肌水分量が最大となるように自己の生活行動時間や空気状態に対して対策を図ることができる。
また肌水分量関連機器を自動制御することで利用者が特に注意を払わなくても最適な生活行動情報、空気状態情報に対応した環境が自動的に利用者に提供され、それにより利用者自身が特に注意を払わなくても所望する肌水分量を達成することが容易となる。
ここで、例えば前記生活行動情報が睡眠時間の場合には、寝室に設けられ、利用者の就寝時にセットすると、自動的に肌水分量に最適な睡眠時間が経過した時点でアラームを発する目覚まし手段が肌水分量関連機器として設けると良い。
また前記生活行動情報が入浴時間の場合には、バスタブに利用者が体を付けたことを検知し、肌水分量に最適な入浴時間が経過した時点で報知する設備を浴室設備として設ければ良い。
更にまた空気状態情報を生活関連情報の一つとして用いる場合には、肌水分量が最適になるように室内等の湿度及び温度を空調機器(加湿、除湿機能を含む)によって制御する。
一実施形態の構成図である。 (a)は一実施形態の設置例図、(b)は一実施形態の画面表示手段の表示例図である。 肌水分量と睡眠時間の関係説明図である。
1 肌水分量測定手段
1a センサヘッド
2 履歴記憶手段
3 日時計時手段
4 目標設定値入力手段
5 傾向分析手段
6 データ入力手段
7 画面表示手段
8 相関関係分析手段
9 最適条件分析手段
10 機器制御信号送信手段

Claims (9)

  1. 被測定者の肌水分量を測定する肌水分量測定手段と、被測定者の肌水分量に影響を与える利用者個人の生活行動情報が入力される入力手段と、該入力手段により入力された前記利用者個人の生活行動情報と前記肌水分量測定手段で測定された肌水分量とを対応付けて時系列的に記憶する履歴記憶手段と、該履歴記憶手段が時系列的に情報を記憶する際に関連ける日時情報を発生させる計時手段と、前記履歴記憶手段で記憶された前記利用者個人の生活行動情報と肌水分量とを関連付けた情報を表示する画面表示手段と、を備えていることを特徴とする肌水分量測定装置。
  2. 目標肌水分量を設定する設定手段を備え、肌水分量測定手段の測定肌水分量が目標肌水分量を下回ったときに報知することを特徴とする請求項1記載の肌水分量測定装置。
  3. 前記履歴記憶手段で記憶されている肌水分量の履歴に対して履歴傾向を分析する傾向分析手段を備え、該傾向分析手段により分析した一定期間内の肌水分量の減少方向の変化量が所定の基準値を越えると報知することを特徴とする請求項1又は2記載の肌水分量測定装置。
  4. 前記履歴記憶手段で記憶されている肌水分量及び利用者個人の生活行動情報の履歴から両者の相関を分析する相関関係分析手段を備え、該相関関係分析手段の分析結果を報知することを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の肌水分量測定装置。
  5. 前記履歴記憶手段で記憶されている肌水分量及び利用者個人の生活行動情報の履歴から所定の基準値よりも肌水分量が多くなる利用者個人の生活行動情報を割り出す最適条件分析手段を備え、最適条件分析手段の割り出した結果を報知することを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の肌水分量測定装置。
  6. 前記最適条件分析手段により割り出した利用者個人の生活行動情報に基づき、肌水分量に影響を与える設備機器の動作を制御する制御信号を生成して当該設備機器に制御信号を送信する制御手段を備えていることを特徴とする請求項5記載の肌水分量測定装置。
  7. 前記利用者個人の生活行動情報が睡眠時間であって、被測定者の就寝時から所定時間経過時にアラームを発する手段を設備機器として備えていることを特徴とする請求項6記載の肌水分量測定装置。
  8. 前記利用者個人の生活行動情報が入浴時間であって、当該入浴時間に対応して浴室設備を制御することを特徴とする請求項6記載の肌水分量測定装置。
  9. 前記画面表示手段は、化粧洗面台の鏡部に組み込まれ、肌水分量と利用者個人の生活行動情報とを関連付けた情報をグラフィック表示するモニタ装置から成ることを特徴とする請求項1乃至8の何れか記載の肌水分量測定装置。
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