JP2000139736A - 健康洗面ユニット - Google Patents

健康洗面ユニット

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JP2000139736A
JP2000139736A JP10314269A JP31426998A JP2000139736A JP 2000139736 A JP2000139736 A JP 2000139736A JP 10314269 A JP10314269 A JP 10314269A JP 31426998 A JP31426998 A JP 31426998A JP 2000139736 A JP2000139736 A JP 2000139736A
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JP
Japan
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health
user
health promotion
wash basin
function
Prior art date
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Application number
JP10314269A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Hirata
康 平田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10314269A priority Critical patent/JP2000139736A/ja
Publication of JP2000139736A publication Critical patent/JP2000139736A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面使用者自身の健康状態を向上させる洗面
ユニットを提供することを課題とする。 【解決手段】 洗面台1と、前記洗面台1の上部に位置
するミラーキャビネット6と、前記洗面台1または前記
ミラーキャビネット6の少なくとも一部に配置した健康
促進手段8とを有するものである。そして洗面台1また
はミラーキャビネット6の少なくとも一部に設けた健康
促進手段8により、洗面使用中常に、至近距離からこの
健康促進手段8が洗面使用者に作用するので、洗面使用
者の健康状態を効果的,効率的に向上させることが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は健康促進をはかるこ
とのできる洗面台もしくはミラーキャビネットを有する
洗面ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗面ユニットは洗面台とその上部
に設けられたミラーキャビネットから構成され、そこに
備わる機能としても洗面使用者の負担軽減や作業効率の
向上を目指したもの、洗顔や化粧の出来上がりを良くす
るもの、あるいは使用者の健康情報を測定、表示するも
のが多く、特開平7−204114号公報に記載されて
いるようなものが一般的であった。特開平7−2041
14号公報の装置は図5に示すように洗面化粧台21と
ミラーキャビネット22と洗面化粧台21の上面に洗面
器23を設け、洗面器23の内部に唾液分析センサ24
を備えた凹部25を形成し、また洗面化粧台21の上面
には皮膚水分計26,血圧心拍測定器27,発汗量計2
8が設けられ、ミラーキャビネット22にはカメラ29
が設置されている。
【0003】そして上記洗面ユニットは、洗面化粧台2
1やミラーキャビネット22に設けられた唾液分析セン
サ24,皮膚水分計26,血圧心拍測定器27,発汗量
計28やカメラ29により、使用者の生体情報を測定、
採取することができ、洗面使用時に使用者の健康状態を
把握することができるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、洗面使用者の作業に対する負担軽減や作業
効率の向上は図れるものの、洗面使用者自身の健康に対
しては使用者の健康状態の情報を測定し、知らせる程度
の機能しか備えておらず、より積極的に使用者自身の健
康状態を向上させる機能に欠けるものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、洗面台と前記洗面台の上部に位置するミラ
ーキャビネットと、前記洗面台又は前記ミラーキャビネ
ットに配置した健康促進手段とから構成としたものであ
る。
【0006】上記発明によれば、前記洗面台又は前記ミ
ラーキャビネットに健康促進手段を設けた構成としたた
め、健康促進手段が直接洗面使用者に作用するので、洗
面使用者自身の健康状態を向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は洗面台又は前記ミラーキ
ャビネットに健康促進手段を有するものである。
【0008】そして洗面台又はミラーキャビネットに設
けた健康促進手段により、洗面使用中常に、至近距離か
らこの健康促進手段が使用者に作用するので、使用者の
健康状態を効果的,効率的に向上させることが出来る。
さらに、ミラーにより自分の健康状態を簡単に確認する
ことができるため、精神的にも健康促進の効果は大きく
なる。
【0009】また、健康促進手段に加え、人の有無を検
出する人体検知手段と、前記人体検知手段の出力信号に
より健康促進手段を制御する健康促進制御部を設けるよ
うに実施した場合は、人体検知手段が洗面使用者の在不
在を検出し、その情報より健康促進制御部が健康促進手
段の駆動を制御するため、洗面使用動作に対応して、効
率良く健康促進をはかることができる。
【0010】また、健康促進手段を除湿機能を有するも
のとして実施した場合は、除湿機能を有する健康促進手
段により、洗面台における使用者まわりの除湿ができる
ため、使用者の温熱環境が良化し不快感が無くなるとと
もに体調の維持が楽になる。
【0011】また、健康促進手段を加湿機能を有するも
のとして実施した場合には、加湿機能を有する健康促進
手段により、洗面における使用者まわりの加湿ができる
ため、ウィルスの繁殖が抑えられ風邪をひきにくくなる
とともに、静電気がたまりにくく電気ショックを受ける
ことがなくなる。さらに洗面使用者の美容促進効果を有
するとともに、喉の粘膜に潤いを与えるので老廃物を排
出し易くなり体調が良くなる。
【0012】また、健康促進手段を殺菌機能を有するも
のとして実施した場合は、殺菌機能を有する健康促進手
段により、洗面台における使用者まわりの殺菌ができる
ため、カビ,一般細菌やウィルスを殺すことができ病気
になりにくく、各種の疾病から身を守ることが出来る。
【0013】また、健康促進手段を脱臭機能を有するも
のとして実施した場合は、脱臭機能を有する健康促進手
段により、洗面台における使用者まわりの脱臭ができる
ため、使用者の不快感が無くなり精神衛生上良くなると
ともに化学物質過敏症に対しても有効である。
【0014】また、健康促進手段を酸素富化機能を有す
るものとして実施した場合は、酸素富化機能を有する健
康促進手段により、洗面台における使用者まわりの酸素
濃度を上げることができるため、使用者の血液中の酸素
濃度があがり心拍や脈拍が緩やかになる。これにより心
臓への負担や肺への負担が軽減され、体調が良くなる。
【0015】また、健康促進手段をアロマセラピー機能
を有するものとして実施した場合は、アロマセラピー機
能を有する健康促進手段により、洗面台における使用者
まわりの香り環境が良くなるため、使用者の不快感が無
くなり精神衛生上良くなるとともに疲労回復やリフレッ
シュ効果がある。
【0016】また、健康促進手段を赤外線発生機能を有
するものとして実施した場合は、赤外線発生機能を有す
る健康促進手段により、洗面台における使用者への赤外
線照射ができるため、使用者の温熱環境が良化するとと
もに、大腸菌等の殺菌により衛生状態が向上する。
【0017】また、健康促進手段を紫外線発生機能を有
するものとして実施した場合は、紫外線発生機能を有す
る健康促進手段により、洗面台における使用者への紫外
線照射ができるため、一般細菌やウィルスを殺すことが
でき病気になりにくく、各種の疾病から身を守ることが
出来る。
【0018】また、健康促進手段を空気清浄機能を有す
るものとして実施した場合は、空気清浄機能を有する健
康促進手段により、洗面台における使用者まわりの空気
環境が良くなるため、使用者の不快感が無くなり精神衛
生上良くなるとともにリフレッシュ効果がある。
【0019】また、健康促進手段を空気機能化機能を有
するものとして実施した場合は、空気機能化機能を有す
る健康促進手段により、洗面台における使用者まわりの
空気がイオン化されるため、使用者への生理的作用とし
て脳波や心拍が安定化し、精神衛生上良くなる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を用いて説
明する。
【0021】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける健康洗面ユニットの外観図である。
【0022】図において、1は洗面作業をおこなう洗面
台であり、この洗面台1の下部には収納棚2が組み込ま
れている。また洗面台1の上部には洗面器3や水栓4な
どの水まわり機器が設置されている。さらに洗面台1の
上方には洗面時に顔や姿を映し出すミラー5を備えたミ
ラーキャビネット6が設けてある。またミラーキャビネ
ット6の上部には照明器具7および健康促進手段8が設
置されている。
【0023】次に動作,作用について説明する。通常、
洗面使用者は洗面台1の前面に位置し、洗面器3や水栓
4を使って、顔や手を洗ったり、ミラー5を覗いて化粧
や歯磨きをする。このときミラーキャビネット6の上部
に設けられた健康促進手段8により、使用者は至近距離
からダイレクトにその作用を受けることになり、体力的
な消耗や精神的な疲労を抑制することができるととも
に、健康状態をより効果的にかつ効率的に維持,向上さ
せることが出来る。また、自己の健康状態は日々ミラー
5によって自然に確認できるので、その健康促進効果は
大きい。
【0024】(実施例2)図2は本発明の実施例2の健
康洗面ユニットの外観図である。また図3は健康洗面ユ
ニットの要部概念図である。
【0025】実施例1と異なる点は、人の有無を検出す
る人体検知手段9と、人体検知手段9の出力信号により
健康促進手段8を制御する健康促進制御部10を有した
ところである。
【0026】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。次に動作,作用について説
明すると、洗面使用者が洗面台1の前面に位置し、洗面
器3や水栓4を使って、顔や手を洗ったり、ミラー5を
覗いて化粧や歯磨きをするとき、ミラーキャビネット6
に設けられた赤外線センサからなる人体検知手段9によ
り洗面使用者はその存在を検出され、健康促進制御部1
0へと洗面使用者の存在を示す信号が送られる。健康促
進制御部10は人体検知手段9からの信号を受けて、健
康促進手段8へ駆動命令を出すことにより、健康促進手
段8が動作する。これにより洗面使用者は洗面使用時に
自動的に至近距離からダイレクトにその作用を受けるこ
とになり、特別の操作をすることなく健康状態をより効
果的にかつ効率的に維持,向上させることが出来る。ま
た、自己の健康状態は日々ミラー5によって自然に確認
できるので、その健康促進効果は大きい。
【0027】なお、人体検知手段9は赤外線センサとし
たが、CCDカメラでも同様に実施することができる。
【0028】(実施例3)本発明の実施例3における健
康洗面ユニットを図1または図2の外観図に従って説明
する。この実施例3は、健康促進手段8を蒸気圧縮式の
除湿機で構成したものである。
【0029】なお、実施例1または2と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0030】次に動作,作用について説明すると、洗面
使用者が洗面台1の前面に位置し、洗面器3や水栓4を
使って、顔や手を洗ったり、ミラー5を覗いて化粧や歯
磨きをするとき、ミラーキャビネット6に設けられた蒸
気圧縮式の除湿機からなる健康促進手段8が作用する。
これにより洗面使用時における洗面使用者まわりの除湿
ができるため、洗面使用者の温熱環境が良化し不快感が
無くなる。一般に湿度が20%低下すると体感的には2
〜3℃気温が下がるといわれており、特に夏場における
洗面使用空間の温度コントロール幅が少なくてすむの
で、極度の温度変動に伴う体調の崩れもなく体調の維持
管理が容易でかつ使用環境の快適性が向上する。また、
洗面使用空間全体の温度コントロール幅が少なくなるた
め、省エネルギー効果も大きい。
【0031】なお、健康促進手段8は蒸気圧縮式の除湿
機としたが、除湿機能を有する手段としては吸着剤を用
いる手段やペルチェ効果を利用する手段等でも同様に実
施することができる。
【0032】(実施例4)本発明の実施例4における健
康洗面ユニットを図1または図2の外観図に従って説明
する。
【0033】この実施例4は、健康促進手段8を超音波
方式の加湿器で構成したものである。
【0034】なお、実施例1または2と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0035】次に動作,作用について説明すると、洗面
使用者が洗面台1の前面に位置し、洗面器3や水栓4を
使って、顔や手を洗ったり、ミラー5を覗いて化粧や歯
磨きをするとき、ミラーキャビネット6に設けられた超
音波方式の加湿器からなる健康促進手段8が作用する。
これにより洗面使用時における洗面使用者のまわりの加
湿ができるため、洗面使用者の空調環境が良化する。一
般に湿度が50%以下ではウィルスの繁殖が著しく、特
に乾燥しやすい冬場における洗面使用空間の湿度を保つ
ことによってウィルスの繁殖を抑制することが出来るた
め、風邪をひくことがほとんどなくなる。また湿度を保
つことにより静電気がたまりにくくなり、使用者自身が
電気ショックを受けることがなくなる。さらに洗面使用
者の肌に潤いを与えることが出来るため美容促進効果を
有するとともに、喉の粘膜にも潤いを与えることができ
るので喉に溜まる老廃物を排出し易くなり体調が良くな
る。
【0036】なお、健康促進手段8は超音波方式の加湿
器としたが、加湿機能を有する手段としてはヒータを用
いる加熱沸騰方式や気化素子と送風ファンを用いる気化
方式等でも同様に実施することができる。
【0037】(実施例5)図4は本発明の実施例5にお
ける健康洗面ユニットの外観図である。
【0038】実施例1と異なる点は健康促進手段8を熱
風方式による殺菌装置で構成し、室内空気循環のための
空気取り入れ口11を設けたところである。健康促進手
段8は洗面台1上に位置するシンク3の後方内背面部に
位置し、空気取り入れ口11は洗面台1の下部に設けて
ある。
【0039】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。次に動作,作用について説
明すると、洗面台1下部に設けられた空気取り入れ口1
1より取り入れられた室内空気は空気取り入れ口11よ
り健康促進手段8に供給され、高温雰囲気の中で殺菌さ
れるとともに熱風として洗面台1の上部へ出てくる。こ
れにより洗面使用者まわり、特に洗面器3の周囲の殺菌
ができるため、カビ,一般細菌やウィルスを殺すことが
でき病気になりにくく、各種の疾病から身を守ることが
出来る。
【0040】なお、健康促進手段8は熱風方式による殺
菌装置としたが、殺菌機能を有する手段としては紫外線
ランプあるいはオゾン発生装置を用いる方式や抗生物質
発生装置等でも同様に実施することができる。
【0041】(実施例6)本発明の実施例6における健
康洗面ユニットを図1または図2の外観図に従って説明
する。
【0042】この実施例6は、健康促進手段8をゼオラ
イト等の吸着材からなる脱臭装置で構成したものであ
る。
【0043】なお、実施例1または2と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0044】次に動作,作用について説明すると、洗面
使用者が洗面台1の前面に位置し、洗面器や水栓4を使
って、顔や手を洗ったり、ミラー5を覗いて化粧や歯磨
きをするとき、ミラーキャビネット6に設けられたゼオ
ライト等の吸着材からなる脱臭装置で構成された健康促
進手段8が作用する。これにより洗面使用者まわりの脱
臭ができるため、洗面使用者の空質環境が良化し不快感
が無くなる。また不快なにおいが無くなることにより精
神衛生上良くなるとともに化学物質過敏症に対しても有
効である。
【0045】なお、健康促進手段8はゼオライト等の吸
着材からなる脱臭装置としたが、脱臭機能を有する手段
としては活性炭を用いる吸着方式や脱臭触媒方式さらに
は触媒とオゾンや紫外線を併用した方式等でも同様に実
施することができる。
【0046】(実施例7)本発明の実施例7における健
康キッチンを図1または図2の外観図に従って説明す
る。
【0047】この実施例7は、健康促進手段8を酸素富
化機能を有する高分子膜からなる酸素富化装置で構成し
たものである。
【0048】なお、実施例1または2と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0049】次に動作,作用について説明すると、洗面
使用者が洗面台1の前面に位置し、洗面器3や水栓4を
使って、顔や手を洗ったり、ミラー5を覗いて化粧や歯
磨きをするとき、ミラーキャビネット6に設けられた酸
素富化装置により構成された健康促進手段8により、洗
面使用者のまわりの酸素濃度を上げることができるた
め、洗面使用者の血液中の酸素濃度があがり心拍や脈拍
が緩やかになる。特に酸素濃度がおよそ30〜60%の
領域で有効に作用する。これにより心臓への負担や肺へ
の負担が軽減され、体調が良くなる。
【0050】なお、健康促進手段8は酸素富化機能を有
する高分子膜からなる酸素富化装置としたが、酸素富化
機能を有する手段としてはゼオライトを用いる窒素吸着
方式等でも同様に実施することができる。
【0051】(実施例8)本発明の実施例8における健
康洗面ユニットを図1または図2の外観図に従って説明
する。
【0052】この実施例8は、健康促進手段8を檜やワ
サビ等の植物の精油を発生させる機能を有する植物精油
発生装置で構成したものである。
【0053】なお、実施例1または2と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0054】次に動作,作用について説明すると、洗面
使用者が洗面台1の前面に位置し、洗面器3や水栓4を
使って、顔や手を洗ったり、ミラー5を覗いて化粧や歯
磨きをするとき、ミラーキャビネット6に設けられた植
物精油発生装置で構成された健康促進手段8が作用す
る。これにより洗面使用者のまわりに植物精油が浮遊す
ることになり、香り環境が良くなるため、洗面使用者の
不快感が無くなり精神衛生上良くなるとともに疲労回復
やリフレッシュ効果がある。
【0055】なお、健康促進手段8は植物の精油を発生
させる植物精油発生装置としたが、アロマセラピー機能
を有する手段としては化学薬品を用いる薬剤混合方式等
でも同様に実施することができる。
【0056】(実施例9)本発明の実施例9における健
康洗面ユニットを図1または図2の外観図に従って説明
する。
【0057】この実施例9は、健康促進手段8を赤外線
ランプからなる赤外線発生装置で構成したものである。
【0058】なお、実施例1または2と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0059】次に動作,作用について説明すると、洗面
使用者が洗面台1の前面に位置し、洗面器3や水栓4を
使って、顔や手を洗ったり、ミラー5を覗いて化粧や歯
磨きをするとき、ミラーキャビネット6に設けられた赤
外線ランプからなる赤外線発生装置により構成された健
康促進手段8が作用する。これにより洗面使用者への赤
外線照射ができるため、洗面使用者の温熱環境が良化す
る。またより波長の長い遠赤外線を発生する場合、遠赤
外線と水が反応することにより大腸菌やブドウ球菌等を
殺菌する効果もあり、洗面器3のまわりで作業する際に
手に着いた水が遠赤外線と反応し殺菌作用が高められる
ため著しく衛生状態が向上する。
【0060】なお、健康促進手段11は赤外線ランプか
らなる赤外線発生装置としたが、赤外線発生機能を有す
る手段としてはニクロム線を用いる電気加熱方式や輻射
バーナを用いる燃焼方式等でも同様に実施することがで
きる。
【0061】(実施例10)本発明の実施例10におけ
る健康洗面ユニットを図1または図2の外観図に従って
説明する。
【0062】この実施例10は、健康促進手段8を紫外
線ランプからなる紫外線発生装置で構成したものであ
る。
【0063】なお、実施例1または2と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0064】次に動作,作用について説明すると、洗面
使用者が洗面台1の前面に位置し、洗面器3や水栓4を
使って、顔や手を洗ったり、ミラー5を覗いて化粧や歯
磨きをするとき、ミラーキャビネット6に設けられた照
射強度の極めて微弱な紫外線ランプからなる紫外線発生
装置により構成された健康促進手段8が作用する。これ
により洗面使用者への緩やかな紫外線照射ができるた
め、洗面使用者のまわりの殺菌ができ、カビ,一般細菌
やウィルスを殺すことができ病気になりにくく、各種の
疾病から身を守ることが出来る。
【0065】なお、健康促進手段8は紫外線ランプから
なる紫外線発生手段としたが、紫外線発生機能を有する
手段としては直接太陽光を光ファイバー等を用いて採
光,照射する手段等でも同様に実施することができる。
【0066】(実施例11)本発明の実施例11におけ
る健康洗面ユニットを図1または図2の外観図に従って
説明する。
【0067】この実施例11は、健康促進手段8を電気
集塵方式による空気清浄装置で構成したものである。
【0068】なお、実施例1または2と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0069】次に動作,作用について説明すると、洗面
使用者が洗面台1の前面に位置し、洗面器3や水栓4を
使って、顔や手を洗ったり、ミラー5を覗いて化粧や歯
磨きをするとき、ミラーキャビネット6に設けられた電
気集塵方式による空気清浄装置で構成された健康促進手
段8が作用する。これにより洗面使用者のまわりのほこ
りやダニの死骸,カビの胞子,ウィルス等を除去するこ
とができ空気環境が良くなるため、洗面使用者の不快感
が無くなり精神衛生上良くなるとともにリフレッシュ効
果がある。
【0070】なお、健康促進手段8は電気集塵方式によ
る空気清浄装置としたが、空気清浄機能を有する手段と
してはフィルターとファンを用いるフィルター方式や空
気を水などの液体中を通して浄化するパブリング方式等
でも同様に実施することができる。
【0071】(実施例12)本発明の実施例12におけ
る健康洗面ユニットを図1または図2の外観図に従って
説明する。
【0072】この実施例12は、健康促進手段8を空気
に電場をかけ電磁エネルギーを付加する空気機能化装置
で構成したものである。
【0073】なお、実施例1または2と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0074】次に動作,作用について説明すると、洗面
使用者が洗面台1の前面に位置し、洗面器3や水栓4を
使って、顔や手を洗ったり、ミラー5を覗いて化粧や歯
磨きをするとき、ミラーキャビネット6に設けられた空
気に電磁場をかけ電磁エネルギーを付加する空気機能化
装置で構成された健康促進手段8が作用する。これによ
り窒素,酸素や水蒸気が電荷を帯びて、洗面使用者のま
わりの空気がイオン化された状態になる。このイオン化
した空気が洗面使用者へ生理的に作用し、脳波や心拍が
安定化し、精神衛生上良い状態となる。
【0075】なお、健康促進手段8は空気に電磁場をか
け電磁エネルギーを付加する空気機能化装置としたが空
気を機能化する手段としては空気にラジウム等の放射エ
ネルギーや超音波エネルギーを付加する方式等でも同様
に実施することができる。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、使用者は
至近距離からダイレクトに健康促進作用を受けることに
なるので、体力的な消耗や精神的な疲労を抑制すること
ができるとともに、健康状態をより効果的にかつ効率的
に維持,向上させることが出来る。
【0077】また、洗面使用者が洗面台の前面に位置
し、洗面器や水栓を使って、顔や手を洗ったり、ミラー
5を覗いて化粧や歯磨きをするとき、人体検知手段によ
り洗面使用者はその存在を検出され、健康促進制御部へ
と洗面使用者の存在を示す信号が送られる。健康促進制
御部は人体検知手段からの信号を受けて、健康促進手段
へ駆動命令を出すことにより、健康促進手段が動作す
る。これにより洗面使用者は洗面使用時に自動的に至近
距離からダイレクトにその作用を受けることになり、特
別の操作をすることなく健康状態をより効果的にかつ効
率的に維持,向上させることが出来る。
【0078】また、洗面を使用するとき、蒸気圧縮式の
除湿機からなる健康促進手段が作用することにより洗面
使用者のまわりの除湿ができるため、洗面使用者の温熱
環境が良化し不快感が無くなる。一般に湿度が20%低
下すると体感的には2〜3℃気温が下がるといわれてお
り、特に夏場における洗面使用空間の温度コントロール
幅が少なくてすむので、極度の温度変動に伴う体調の崩
れもなく体調の維持管理が容易でかつ使用環境の快適性
が向上する。また、洗面空間全体の温度コントロール幅
が少なくなるため、省エネルギー効果も大きい。
【0079】また、洗面を使用するとき、超音波方式の
加湿器からなる健康促進手段が作用することにより洗面
使用者のまわりの加湿ができるため、洗面使用者の空調
環境が良化する。一般に湿度が50%以下ではウィルス
の繁殖が著しく、特に乾燥しやすい冬場における洗面使
用空間の湿度を保つことによってウィルスの繁殖を抑制
することが出来るため、風邪をひくことがほとんどな
く、また湿度を保つことにより静電気がたまりにくくな
り、使用者自身が電気ショックを受けることがなくな
る。さらに洗面使用者の肌に潤いを与えることが出来る
ため美容促進効果を有するとともに、喉の粘膜にも潤い
を与えることができるので喉に溜まる老廃物を排出し易
くなり体調が良くなる。
【0080】また、洗面台下部に設けられた空気取り入
れ口より取り入れられた室内空気は健康促進手段に供給
され、高温雰囲気の中で殺菌されるととともに熱風とし
て調理台の上部へ出てくる。これにより洗面台における
洗面使用者まわり、特に洗面器周囲の殺菌ができるた
め、カビ,一般細菌やウィルスを殺すことができ病気に
なりにくく、各種の疾病から身を守ることが出来る。
【0081】また、洗面を使用するとき、ゼオライト等
の吸着材からなる脱臭装置で構成された健康促進手段が
作用する。これにより洗面台における洗面使用者のまわ
りの脱臭ができるため、洗面使用者の空質環境が良化し
不快感が無くなる。また不快なにおいが無くなることに
より精神衛生上良くなるとともに化学物質過敏症に対し
ても有効である。
【0082】また、洗面を使用するとき、酸素富化装置
により構成された健康促進手段により、洗面台における
洗面使用者のまわりの酸素濃度を上げることができるた
め、洗面使用者の血液中の酸素濃度があがり心拍や脈拍
が緩やかになる。特に酸素濃度がおよそ30〜60%の
領域で有効に作用する。これにより心臓への負担や肺へ
の負担が軽減され、体調が良くなる。
【0083】また、洗面を使用するとき、植物精油発生
装置で構成された健康促進手段が作用することにより洗
面台における洗面使用者のまわりに植物精油が浮遊する
ことになり、香り環境が良くなるため、洗面使用者の不
快感が無くなり精神衛生上良くなるとともに疲労回復や
リフレッシュ効果がある。
【0084】また、洗面を使用するとき、赤外線ランプ
からなる赤外線発生装置により構成された健康促進手段
が作用することにより洗面台における洗面使用者への赤
外線照射ができるため、洗面使用者の温熱環境が良化す
る。またより波長の長い遠赤外線を発生する場合、遠赤
外線と水が反応することにより大腸菌やブドウ球菌等を
殺菌する効果もあり、洗面器のまわりで作業する際に着
いた水が遠赤外線と反応し殺菌作用が高められるため著
しく衛生状態が向上する。
【0085】また、洗面台を使用するとき、照射強度の
極めて微弱な紫外線ランプからなる紫外線発生装置によ
り構成された健康促進手段が作用することにより洗面台
における洗面使用者への緩やかな紫外線照射ができるた
め、洗面使用者のまわりのカビ,一般細菌やウィルスを
殺すことができ病気になりにくく、各種の疾病から身を
守ることが出来る。
【0086】また、洗面台を使用するとき、電気集塵方
式による空気清浄装置で構成された健康促進手段が作用
することにより洗面台における洗面使用者のまわりのほ
こりやダニの死骸,カビの胞子,ウィルス等を除去する
ことができ空気環境が良くなるため、洗面使用者の不快
感が無くなり精神衛生上良くなるととともにリフレッシ
ュ効果がある。
【0087】また、洗面台を使用するとき、空気に電磁
場をかけ電磁エネルギーを付加する空気機能化装置で構
成された健康促進手段が作用することにより窒素,酸素
や水蒸気が電荷を帯びて、洗面台における洗面使用者の
まわりの空気がイオン化された状態になる。このイオン
化した空気が洗面使用者へ生理的に作用し、脳波や心拍
が安定化し、精神衛生上良い状態となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1,3,4,6〜12における
健康洗面ユニットの外観図
【図2】本発明の実施例2,3,4,6〜12における
健康洗面ユニットの外観図
【図3】同健康洗面ユニットの要部概念図
【図4】本発明の実施例5における健康洗面ユニットの
外観図
【図5】従来の洗面ユニット装置の外観図
【符号の説明】
1 洗面台 3 洗面器 4 水栓 5 ミラー 6 ミラーキャビネット 7 照明器具 8 健康促進手段 9 人体検知手段 10 健康促進制御部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面台と、前記洗面台の上部に位置する
    ミラーキャビネットと、前記洗面台又は前記ミラーキャ
    ビネットに配置した健康促進手段とからなる健康洗面ユ
    ニット。
  2. 【請求項2】 人の有無を検出する人体検知手段と、前
    記人体検知手段の出力信号により健康促進手段を制御す
    る健康促進制御部を有する請求項1記載の健康洗面ユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 健康促進手段は除湿機能を有する請求項
    1又は2記載の健康洗面ユニット。
  4. 【請求項4】 健康促進手段は加湿機能を有する請求項
    1又は2記載の健康洗面ユニット。
  5. 【請求項5】 健康促進手段は殺菌機能を有する請求項
    1又は2記載の健康洗面ユニット。
  6. 【請求項6】 健康促進手段は脱臭機能を有する請求項
    1又は2記載の健康洗面ユニット。
  7. 【請求項7】 健康促進手段は酸素富化機能を有する請
    求項1又は2記載の健康洗面ユニット。
  8. 【請求項8】 健康促進手段はアロマセラピー機能を有
    する請求項1又は2記載の健康洗面ユニット。
  9. 【請求項9】 健康促進手段は赤外線発生機能を有する
    請求項1又は2記載の健康洗面ユニット。
  10. 【請求項10】 健康促進手段は紫外線発生機能を有す
    る請求項1又は2記載の健康洗面ユニット。
  11. 【請求項11】 健康促進手段は空気清浄機能を有する
    請求項1又は2記載の健康洗面ユニット。
  12. 【請求項12】 健康促進手段は空気機能化機能を有す
    る請求項1又は2記載の健康洗面ユニット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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