アニメーション作成方法及び装置並びにプログラムを記録した記録媒体
技術分野
本発明は.、 アニメーショ ンを自動的に生成するアニメ一ショ ン作成方 法及びアニメーショ ン作成装置並びにアニメーショ ン作成プログラム及 びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するもので あり、 特に、 パーソナル ' コンピュータ等のアプリケーショ ン上で顔の 表情や人物の動きを表現するキャラク タ · アニメ一ショ ンを自動的に生 成するアニメーショ ン作成方法及びアニメーショ ン作成装置並びにァニ メ一ショ ン作成プログラム及びそれを記録したコンピュータ読み取り可 能な記録媒体に関する ものである。
さ らに、 本発明は.、 特に、 キャラク タ · アニメーショ ンに追加するォ ブジヱ ク トを選ぶだけで、 追加したォブジヱク トに対応したキャラク 夕 の動きを自動的に生成することができ、 さ らには追加したォブジヱ ク ト のアニメ一ショ ンも自動的に作成することができる、 ォ一サリ ングツー' ルと して機能するアニメーショ ン作成方法、 及び、 アニメ一ショ ン作成 装置、 並びに、 アニメーショ ン作成プログラム及びそれを記録したコ ン ピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。 背景技術
アニメーショ ン作成プログラムの 1種であるキャラクタ · アニメーシ ョ ンォーサリ ングツールにおいては、 意味の有る一連の動作や表情を分 割してパーツ化したアニメーショ ンパーツをつなぎ合わせてアニメ一シ ョ.ン作品を作成する方法が採用されている。
また、 特開 2" 0 0 0 — 9 9 7 5 7号公報 (公開日 2 0 0 0年 4月 7 日
.) には、 キャラク タのアニメ.一シヨ ンパーツを使用してキャラク タの表 情や動作がスムーズに変化するアニメ一ショ ン作品を簡単に編集するァ ニメ一ショ ン作成方法およびアニメ一ショ ン作成装置が開示されている 上記従来のアニメ一ショ ン作成装置は、 具体的には、 人物 (キャラク タ) の一連の動作と表情等を複数フ レームに分割したアニメーショ ンパ —ッ、 及びアニメーショ ンパーツの属性値を記憶部に有する。 また、 上 記従来のアニメ一ショ ン作成装置は、 ス トーリの進行ステツプに応じて アニメーショ ンパーツを選択してつなぎ合わせることによ りス トーリに 従ったアニメーショ ンを作成する入力部を有する。
上記アニメ一ショ ン作成装置によるアニメ一ショ ン作成方法では、 分 割されたキャラク タアニメ一ショ ンパ一ッに加え、 各パーツの動作や表 現等の特徴をあらわす属性値を記憶しデータベース (以下、 「D B」 と 略記する) ィヒしス トーリ進行のステツプ每に所望の属性値を入力してァ ニメ一ショ ンパーツを選択して繋げるようにしている。
これによ り、 キャラク 夕の動作や動きが属性値で入力したス トーリ に 従ったスムースな変化となり、 アニメ一ショ ンパーツを使用した質の高 いアニメーショ ン作品を簡単に編集することができる。
上で述べた通り、 従来よ り、 予め定められた方法で記述されているァ
ニメ ' キャラクタに対し、 ス トーリの展開にあわせ、 アニメ ' キャラク タのパーツに対する属性値を入力して、 容易にアニメーショ ンを作成で きる方法が知られている。 真体的には、 既に記述されたアニメーショ ン を構成する個々のアニメ一ショ ンパ一ッに対しての形態の変化や動きの 変化を入力し、 その出力を表示する方法が知られている。
しかし、 上記従来のアニメーショ ン作成方法では、 あらかじめ記述さ れたアニメ一ショ ンに対して、 新たにアニメ一ショ ンを構成するパーツ もしく はオブジェク トを簡単な操作で揷入することはできない。 ユーザ 一が新たにォブジヱク トの追加 (挿入) を所望するならば、 ユーザーは 、 アニメ一シヨ ン編集システムを用いて追加するォブジヱク トを初めか ら作成する必要がある。
また、 上記従来のアニメーショ ン作成方法では、 データべ一スを再構 築しない限り、 揷入したパーツも しくはォブジヱク ト と、 既に記述され たアニメーショ ンとの関係を記述することができない。 そのため、 揷入 したパーツもしくはォブジヱク トに応じて既に記述されたアニメ一ショ ンを変更することは不可能である。 そのため、 追加したォブジヱタ トに 応じて、 既に記述したアニメ一ショ ンの動きや形態の変更を所望するな らば、 既に記述したアニメーシ a ンもまた再編集する必要がある。
本発明の目的は、 予め記述された既記述アニメ一ショ ンの画像に対し てォブジェク トを追加した合成アニメーショ ンを簡単な操作で、 かつ、 短時間で作成することができるアニメーショ ン作成方法及びアニメーシ ョ ン作成装置並びにアニメ一ショ ン作成プログラム及びそれを記録した コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
' 発明の開示
本発明は、 第 1 のオブジェク トを含む予め記述されたアニメ一シヨ ン ' (既記述アニメ一ショ ン) の画像に対し、 編集指示を入力することによ つて、 予め作成された第 2のォブジェク トを追加するアニメ一ショ ン作 5 成技術において、 第 2 のオブジェク トをユーザーが選択したときに、 ,既 記述アニメ一ショ ンに含まれる第 1 のォブジェク 卜が第 2のォブジヱク トに応じた動作を行う動作アニメーショ ンを自動的に作成することによ り、 上記目的を達成するものである。
また、 本発明は、 特に、 この動作アニメ ^"ショ ンを作成するために、 10 第 2のォブジヱク トに、 第 1 のオブジェク トの動作を制御する制御情報
、 例えば、 第 1 のォブジヱク トを構成するパーツの動きや形態の変化を 制御する制御情報を持たせるものである。
すなわち、 本発明のアニメーショ ン作成方法は、 上記の目的を達成す るために、 編集指示 (ユーザーによるアニメ一ショ ンを編集する指示) 1 5 を入力するこ とによって、 第 1 のオブジェク トを含む予め記述された既 記述アニメーショ ンの画像に対し予め作成された第 2のオブジェク ト し ' 第 2のォブジヱク トのアニメーショ ンの画像) を追加した合成アニメ一 ショ ンを作成するアニメ一ショ ン作成方法であって、 第 2のォブジヱク トを選択するステップと、 既記述アニメ一ショ ンの画像を用いて、 第 1 20 のォブジヱク トが、 選択された第 2 のオブジェク トに応じた動作を行う 動作アニメ一ショ ンを^成するステップと、 動作アニメ一ショ ンと第 2 のオブジェク トのアニメ一ショ ンの画像とを合成するステツプとを有す るこ とを特徴としている。
上記方法によれば、 ユーザーが、 第 1 のォブジヱク トを含む既記述ァ
ニメーショ ンの画像に追加する第 2のォブジェク トを選択するだけで、 第 1 のォブジヱク トが第 2のォブジヱク トに応じた動作を行う動作ァニ メ一ショ ンを自動的に生成して第 2のォブジェク トのアニメ一ショ ンの 画像と合成することができる。 それゆえ、 ユーザーが、 第 2のオブジェ ク トに応じた第 1 のォブジヱク トのアニメ一ショ ンを探し出したり、 新 規に作成する操作が省ける。 その結果、 既記述アニメーショ ンの画像に 第 2のォブジヱク トのアニメーショ ンの画像を追加した合成アニメ一シ • ョ ンを簡単な操作で作成することができ、 アニメーショ ン作成に費やす 時間を短縮するこ とができる。
これに対し、 単に第 1 のオブジェク トのアニメーショ ンと第 2のォブ ジェク トのアニメ一ショ ンの画像とを合成する方法では、 ユーザ一が、 予め作成した既記述アニメーショ ンの画像の中から第 2のォブジヱク ト に応じた第 1 のオブジェク トのアニメーショ ンを探し出したり、 第 2の オブジェク トに応じた第 1 のォブジヱク トのアニメ一ショ ンを新たに作 成したりする必要がある。 そのため、 ユーザ一の操作が煩雑となり、 ァ 二メーシヨ ン.を完成するまでに長い時間がかかってしまう。 .
なお、 本願明細書において、 「アニメーショ ンの画像」 とは、 アニメ —ショ ンの動画像だけでなく、 アニメーショ ンの代表フレームの画像も 含むものとする。
また、 本発明のアニメーショ ン作成方法は、 上記の目的を達成するた めに、 編集指示を入力することによって、 第 1 のオブジェク トを含む予 め記述された既記述アニメーシヨ ンの画像に対し予め作成された第 2 の ォブジヱク ト (第 2のオブジェク トのアニメーショ ンの画像) を追加し た合成アニメーショ ンを作成するアニメ一ショ ン作成方法であって、 第
2のォブジェ ク トの少なく とも 1 つを選択して第 1 のオブジェク トに関 連付けるステップと、 既記述アニメーショ ンの画像を用いて、 選択され た第 2 のオブジェク トの第 1 のォブジヱタ トへの関連内容 (例えば、 第 1 のォブジヱ ク トに対する第 2のォブジヱク トの相対位置).に応じた動 作を第 1 のォブジヱク トが行う動作アニメーショ ンを生成するステップ と、 動作アニメ一ショ ンと第 2のォブジヱク トのアニメ一ショ ンの画像 とを合成するステップとを有することを特徴と している,。
上記方法によれば、 ユーザ一が、 第 1 のォブジヱク ト を含む既記述ァ ニメ一ショ ンの画像に追加する第 2のォブジェク トを選択するだけで、 第 1 のォブジヱタ トが第 2のォブジヱク トに応じた動作を行う動作ァニ メーショ ンを自動的に生成して第 2のォブジェク トのアニメーショ ンの 画像と合成するこ とができる。 それゆえ、 ュ一ザ一が、 '第 2のォプジェ ク トに応じた第 1 のォブジヱク トのアニメーショ ンを探し出したり、 新 規に作成する操作が省ける。 その結果、 既記述アニメーショ ンの画像に 第 2のォブジェク トのアニメーショ ンの画像を追加した合成アニメ一シ ョ ンを簡単な操作で作成することができ、 アニメーショ ン作成に費やす 時間を短縮するこ とができる。
さ らに、 上記方法では、 第 2のォブジヱク トの第 1 のォブジヱク, トへ の関連内容に応じて第 1 のォブジヱク トの動作を変えることができるの で、 1 つの第 2のオブジェク トを用いて複数のアニメーショ ンを作成で きる。 したがって、 多様なアニメーショ ンを容易に作成することができ る。
本発明のアニメーショ ン作成方法は、 動作アニメーショ ンと第 2 のォ プジヱク トのアニメ一ショ ンの画像とを合成した結果を合成アニメーシ
ョ ンとして出力するステップをさらに有し.ていることが好ましい。 一 また、 本発明のアニメーショ ン作成方法の好ましい形態は、 上記の目 的を達成するために、 第 2のォブジェク トのアニメーショ ンの画像と第 1 のオブジェク トの動作を制御するための制御情報とを含むォブジヱク トデータを複数種類用意するステップ、 例えば、 複数種類のォブジェク トデータからなるデータベースを用意するステップをざらに有し、 第 2 のォブジェク トを選択するステツプでは、 上記ォブジヱク トデ一タの少 なく とも 1種類を選択し、 動作アニメ一ショ ンを生成するステツプでは 、 上記制御情報に基づいて第 1 のォブジヱク トの動作を制御するこ とを 特徴としている。 - 上記方法では、 第 2のォブジェク 卜のアニメーショ ンの画像と第 1 の ォプジヱク トの動作を制御するための制御情報とを含むォブジヱク トデ —夕を複数種類用意したことで、 ユーザーがォブジヱク トデ一タを追加 するだけで、 使用可能な第 2のォブジヱク トの種類を増やすことができ る。 そのため、 一般的なユーザーでも、 使用可能な第 2のオブジェク ト の種類を容易に増やすことができる。
また、 上記方法では、 第 1のォプジェク トのアニメーショ ンの画像と 第 1 のオブジェク トの動作を制御するための制御情報とを含むォブジヱ ク トデータを複数種類用意したことで、 ォブジェク トデータをインター ネッ ト等の通信ネッ トワークを通じてユーザーに配布するようにすれば 、 新たな第 2のォブジェク トを使用することも可能になる。 さ らに、 ォ ブジヱク トデ一タのデータ形式をユーザーに公開しておくか、 ォブジェ ク トデータを編集するための専用のソフ トウェァを別途用意しておけば 、 ユーザ一が新たにォブジェク トデータを作成して追加することも可能
となる。
これに対して、 他の方法、 例えば、 第 2のオブジェク トのデ一タとは 別に、 第 2のォブジェク 卜 と第 1 のォブジェク トのアニメ一ショ ンとを 関連付けるデータベースを設,けておき、 このデータベースを参照して第 1 のォブジヱク トの.アニメ一ショ ンを生成する方法では、 使用可能な第 2のォブジヱク 卜の種類を増やすためにはデータべ一スを再構築する必 要があるため、 一般的なュ一ザ一にとつては、 使用可能な第 2のォブジ ヱク トの種類を増やすことが難しい.。
なお、 上記制御情報は、 第 1 のォブジヱク トを構成するパーツの動き や形態の変化を表す情報であることが好ましい。 これにより、 人間の動 き、 例えば、 顔の表情の変化や手足の動きを表すアニメーショ ン (キヤ ラク夕 . アニメーショ ン) を比較的少ない情報量のォブジヱク トデー夕 で実現することができる。
上記アニメーショ ン作成方法は、 第 2のォブジヱク トを表すアイコン を表示するステツプをさ らに含み、 第 1のォブジヱク トを選択するステ ップでは、 表示されたアイコンの 1 つをユーザーがポィ ンティ ングデバ ィス等の入力装置で選択することにより、 第 2のオブジェク トが自動的 に選択されることが好ましい。 これにより、 ユーザ一が容易に第 2のォ ブジエク トを選択できる。
また、 第 2のオブジェク トを表すアイコンを表示するステップでは、 既記述アニメーショ ンの画像に追加可能な第 2 のオブジェ.ク トを表すァ ィユンのみを表示することが好ましい。 これにより、 選択された第 1 の 才ブジヱク トに追加不可能な第 2のオブジェク トをユーザ一が選択する ことを防止できる。 したがって、 ユーザーがより一層容易に第 2のォブ
ジヱク トを入力できる。
また、 本発明のアニメーショ ン作成方法は、 動作アニメーショ ンと第 2のォブジェク トのアニメ一ショ ンの画像とを合成することにより得ら れたテ二メ一シヨ ンをアニメーショ ンファイルとして出力 (保持) する ステップと、 第 2のオブジェク ト と異なる第 3のオブジェク トを選択す るステップと、 記憶装置に記憶されたアニメーショ ンファイルを用いて 、 第 1 のォブジヱク 卜が、 選択された第 2のォブジヱク トおよび第 3 の オブジェク トに応じた動作を行う第 2 の動作アニメ一ショ ンを生成する ステップと、 第 2の動作アニメーショ ンと第 3のォブジェク トのアニメ ーシヨ ンの画像とを合成するステップとをさ らに有することが好ましい
. 上記方法によれば、 動作アニメーショ ンと第 2のォブジヱク ト とを合 成するこ とによ り得られたアニメーショ ンをアニメ一ショ ンファイルと して出力 (保持) するので、 第 2のォブジヱク トだけを追加した合成途 中のアニメ一シヨ ンをュ一ザ一が確認できる。
また、 本発明のアニメ一ショ ン作成方法の好ましい形態は、 上記の目 的を達成するために、 既記述アニメーショ ンの画像に対し、 第 2のォブ ジヱク トのアニメ一ショ ンの画像をどの位置に追加するかを表す位置情 報を入力するステップをさ らに含み、 動作アニメ一ショ Vを生成するス テップでは、 上記位置精報によって動作アニメーショ ンを変更すること を特徴としている。
上記方法によれば、 1種類の第 2のォブジヱク トを用いて、 異なる複 数種類の合成アニメーショ ンを作成することができる。 したがって、 多 様なアニメ一ショ ンを容易に作成することができる。
また、 本発明のアニメーショ ン作成方法の好ましい形態は、 上記の目 的を達成するために、 既記述アニメ一シヨ ンの画像に対し、 第 2のォブ ジェク トのアニメ一ショ ンめ画像をどの位置に追加するかを表す位置情 報を入力するステツプをさらに含み、 第 2のォブジヱク トを選択するス テップでは、 上記位置情報に応じて第 2のオブジェク トを変更すること を特徴としている。
上記方法によれば、 ユーザ一が入力する位置情報を変えるだけで、 異 なる複数種類の第 2のオブジェク トを選択し、 異なる複数種類の合成ァ 二メ一シヨ ンを作成することができる。 したがって、 多様なアニメ一 ヨ ンを容易に作成することができる。
また、 本発明のアニメーショ ン作成方法では、 第 2のォブジヱク トを 選択するステップで複数の異なるオブジェク トを第 2のォブジヱク ト と して順次選択し、 動作アニメーショ ンを生成するステツプで第 2のォブ ジヱク トの選択順序に基づいて第 1 のォブジュク トの動作を制御しても よい。
なお、 上記方法では、 後述する実施の形態 2のように、 第 2のォブジ ュク トの入力位置 (揷入位置) に応じて、 原画データに含まれる第 1 の オブジェク トを構成するパーツの動きや形態を制御する制御情報を選択 可能にするとよい。
上記アニメ一ショ ン作成方法の好適な実施形態は、 第 2のォブジェク トを入力するステップでは、 第 2のォブジェク トのアニメ一シヨ ンであ る追加アニメ一ショ ンを入力し、 動作アニメ一シヨ ンと第 2のオブジェ ク ト とを合成するステップでは、 動作アニメーショ ンと追加アニメーシ ヨ ンとを合成する方法である。
' 本発明のアニメ一ショ ン作成装置は、 上記の目的を達成するために、 第 1 のオブジェク トを含む予め記述された既記述アニメーショ ンの画像 に対し、 編集指示を入力することによって、 予め作成された第 2のォブ ジヱク トを追加した合成アニメーシヨ ンを作成するアニメ一ショ ン作成 装置であって、 第 2のオブジェク トを選択するオブジェク ト選択部と、 既記述アニメーショ ンの画像を用いて、 第 1 のオブジェク トが、 選択さ れた第 2のォブジヱク トに応じた動作を行う動作アニメーショ ンを生成 する動作アニメーショ ン生成部と、 動作アニメーショ ンと第 2のォブジ ヱク トのアニメ一ショ ンの画像とを合成するアニメ一ショ ン合成部とを 有することを特徴としている。
上記構成によれば、 ユーザ一が、 オブジェク ト選択部において、 第 1 のォブジヱク トを含む既記述アニメーショ ンの画像に追加する第 2のォ ブジェク トを選択するだけで、 動作アニメ一ショ ン生成部で、 第 1 のォ ブジェク 卜が第 2のォブジヱク トに応じた動作を行う動作アニメーショ ンが自動的に生成され、 アニメーショ ン合成部で、 動作アニメ一ショ ン が第 2のォブジェク トのアニメ一ショ ンの画像と合成される。 それゆえ 、 ュ一ザ一が、 第 2のオブジェク トに応じた第 1 のオブジェク トのァニ メーショ ンを探し出したり、 新規に作成する操作を行う ことなく、 既記 述アニメーショ ンの画像に第 2のォブジェク トのアニメーショ ンの画像 を追加した合成アニメーショ ンを作成できる。 したがって、 上記構成に よれば、 既記述アニメーショ ンの画像に第 2のォブジェク トのアニメ一 ショ ンの画像を追加した合成アニメーショ ンを簡単な操作で作成するこ とができ、 アニメーショ ン作成に費やず時間を短縮することができる。 本発明のアニメーショ ン作成プログラムは、 上記の目的を達成するた
めに、 ユーザ一の編集指示が入力されると、 第 1 のォブジヱグトを含む 予め記述された既記述アニメ一ショ ンの画像に対し、 予め作成された第 2のオブジェク トを追加した合成アニメーショ ンを作成するアニメ一シ ヨ ン作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で あって、 ユーザ一によって第 2のォブジヱク トが選択されると、 既記述 アニメ一ショ ンの画像を用いて、 第 1 のォブジェク トが、 選択された第 2のオブジェク トに応じた動作を行う動作アニメーショ ンを生成し、 次 いで、 動作アニメーショ ンと第 2のオブジェク トの.ァニメ一ショ ンの画 像とを合成することを特徴としている。 また、 本発明のコンピュータ読 み取り可能な記録媒体は、 上記の目的を達成するために、 上記のアニメ —ショ ン作成プログラムを記録していることを特徴としている。
上記構成によれば、 ユーザ一によって第 2のオブジェク トが選択され ると、 アニメーショ ン作成プログラムが、 第 1 のォブジヱク 卜が第 2の オブジェ'ク トに応じた動作を行う動作アニメ一ショ ンを自動的に生成し 、 第 2のォブジェク トのアニメーショ ンの画像と合成する。 それゆえ、 ユーザーが、 第 2のォブジェク トに応じた第 1 のォブジェク トのアニメ ーショ ンを操し出したり、 新規に作成する操作を行うことなく、 既記述 アニメ一ショ ンの画像に第 2のォブジヱク 卜のアニメーショ ンの画像を 追加した合成アニメーショ ン.を作成できる。 したがって、 上記構成によ れば、 既記述アニメーショ ンの画像に第 2のォブジェク 卜のアニメーシ ョ ンの画像を追加した合成アニメーショ ンを簡単な操作で作成すること ができ、 アニメ一ショ ン作成に費やす時間を短縮することができる。 本発明のさ らに他の目的、 特徴、 および優れた点は、 以下に示す記載 によって十分わかるであろう。 また、 本発明の利益は、 添付図面を参照
した次の説明で明白になるであろう。
図面の簡単な説明 ·
図 1 は、 本発明に係るアニメーショ ン作成装置の実施の一形態を示す 概略ブロック図である。
図 2は、 本発明に係るアニメ一ショ ン作成方法において用いられるォ ブジェク トの一例を示す概略図である。 ' 図 3は、 本発明に係るアニメ一ショ ン作成方法において用いられる既 記述アニメ一ショ ン画像データのデータ構造の一例を示す図である。
図 4は、 本発明に係るアニメーショ ン作成方法において用いられる追 加ォブジヱク トデ一タのデータ構造の一例を示す図である。
図 5は、 本発明に係るアニメ一ショ ン作成方法の実施の一形態を示す フローチャートである。 図 6は、 本発明に係るアニメ一ショ ン作成プログラムで表示される表 示画面の一例を示す図である。
図 7は、 本発明に係るアニメーショ ン作成方法の実施のー弁態におけ るユーザーの操作手順を示すフローチャートである。 図 8 ( a ) および図 8 ( b ) は、 本発明に係るアニメ一ショ ン作成方 法で使用されるアニメーショ ンのキャラクタの画像の一例を示す図であ り、 図 8 ( a ) はキャラクタの全体像を示す図、 図 8 ( b ) は上記キヤ ラク夕の左手部分を拡大して示す部分拡大図である。
図 9は、 本発明に係るアニメ一ショ ン作成方法において用いられる既 記述アニメ一ショ ン画像データのデータ構造の他の一例を示す図である
図 1 0は、 本発明に係るアニメーショ ン作成方法において用いられる 追加ォブジヱク トデータのデータ構造の一例を示す図である。
図 1 1 は、 本発明に係るアニメ一ショ ン作成方法において用いられる 既記述アニメーショ ン画像データに含まれるパーツデ一夕のデ一タ構造 の一例を示す図である。
図 1 2は、 本発明に係るアニメーショ ン作成方法において動作ォブジ ヱク ト.のべク トルアニメーショ ンを作成する方法を説明するための説明 図である。 . 図 1 3 ( a ) および図 1 3 (- b ) は、 本発明に係るアニメーショ ン作 成方法の他の実施形態を説明するための説明図である。
図 1 4は、 図 1 ' 3に係るアニメーショ ン作成方法に使用される追加ォ ブジヱク トデータのデータ構造の一例を示す図である。 +
図 1 5 ( a ) および図 1 5 ( b ) は、 本発明に係るアニメ一ショ ン作 成方法のさらに他の実施形態を説明するための説明図である。
図 1 6.は、 本発明に係るアニメーショ ン作成方法のさ らに他の実施形 態を説明するための説明図である。 発明を実施するための最良の形態
〔実施の形態 1 〕
本発明の実施の一形態について図 1 ないし図 1 2に基づいて説明する と、 以下のとおりである。 本実施形態に係るアニメーショ ン作成装置は 、 ユーザーの編集指示に従って、 第 1 のォブジヱク ト (以下、 動作ォブ ジェク ト と称する) を含むアニメ一ショ ンの代表フレームの画像データ である既記述アニメーショ ン画像データ (アニメ一シヨ ンの画像) に対
して予め作成された.第 2のォブジェク ト (以下、 追加オブジェク ト と称 する) を追加した合成アニメーショ ンを作成するものである。 なお、 既 記述アニメ一ショ ン画像データは、 動作オブジェク トを含むアニメ一シ ヨ ンの複数フレームの画像データ、 すなわち動作ォブジヱク トを含む動 画データであってもよい。
図 1 に示すように、 本実施形態に係るアニメ一ショ ン作成装置 1 は、 既記述アニメ一ショ ン画像 D B 1 1 および既記述アニメ一ショ ン画像選 択部 1 2 を備えている。 既記述アニメーショ ン画像 D B 1 1 は、 作成対 象アニメーショ ンの雛形となる既記述アニメ一ショ ン画像データを複数 種類格納する ものである。 既記述アニメーショ ン画像選.択部 1 2は、 既 記述アニメーショ ン画像 D B 1 1 に格納された複数種類の既記述アニメ ーショ ン画像デ一夕の中から 1種類の既記述アニメ一ショ ン画像デ一夕 をユーザーが選択するためのものである。 ' '
なお、 ここでは、 複数種類の既記述アニメーショ ン画像データが用意 されている実施形態について説明するが、 本発明では、 既記述アニメ一 ショ ン画像デーダが 1種類のみであつてもよい。 既記述アニメーショ ン 画像データが 1種類のみであれば、 既記述アニメーショ ン画像選択部 1 2は省略可能である。
また、 アニメ一ショ ン作成装置 1 は、 追加ォブジヱク ト D B 1 3、 追 加オブジェク ト選択部 (オブジェク ト選択部) 1 4、 制御情報取得部 1 9、 および追加アニメーショ ン読出部 2 1 を備えている。
追加ォブジェク ト D B 1 3は、 既記述アニメーショ ン画像デ一タに追 加する追加ォブジヱク 卜のデータ (以下、 追加ォブジヱク トデータと称 する) を複数種類格納している。 追加オブジェク トデータは、 詳細につ
いては後述するが、 追加ォブジヱク トのアニメ一ショ ンデータ (以下、 追加アニメ一ショ ンデ一夕と称する) のような追加ォブジヱク ト自体に. 関する情報と'、. 動作オブジェク トの動作を制御するための制御情報とを 含んでいる。 追加ォブジヱク ト選択部 1 4は、 1つまたは複数の追加ォ ブジェク トデータをユーザーが選択するためのものである。 制御情報取 得部 1 9は、 追加ォブジヱク ト選択部 1 4 で選択された追加ォブジヱク トデータに含まれる制御情報を追加ォブジヱク 卜 D B 1 3から取得する ものである。 追加アニメ一ショ ン読出部 2 1 は、 追加オブジェ.ク ト選択 部 1 4 で選択された追加ォブジェク トデータに含まれる追加アニメ一シ ョ ンデ一タを追加ォブジェク ト D B 1· 3から読み出すものである。
そして、 アニメ一ショ ン作成装置 1 は、 既記述アニメ一ショ ン画像デ 一夕を用い、 制御情報取得部 1 9で取得された制御情報に基づいて動作 オブジェク トの動作を制御することで、 動作オブジェク トが追加ォブジ ヱク トに応じた動作を行う動作アニメーショ ンを生成する動作アニメ一 シヨ ン生成部 2 0 と、 動作アニメーショ ンと追加オブジェク トのアニメ —ショ ンの画像とを合成する合成処理を実行するアニメーショ ン合成部 1 5 とを有することを特徴としている。
さ らに、 アニメ一ショ ン作成装置 1 は、 追加ォブジヱク ト選択部' 1 4 によるユーザーの選択を容易にするだめの追加ォブジヱク トデータ検索 部 1 7および追加ォブジヱク ト表示部 1 8をさ らに備えている。 追加ォ ブジェク トデータ検索部 1 7は、 既記述アニメ一ショ ン画像デ一タに追 加可能な追加ォブジェク トを追加ォブジェク ト D B 1 3から検索するも のである。 追加ォブジヱク ト表示部 1 8は、 追加ォブジヱク トデータ検 索部 1 7における検索の結果として見つかった、 既記述アニメ一シヨ ン
画像データに追加可能な追加ォブジヱク トをアイコン (追加ォブジェク トアイ コン) と して表示する ものである。 このアイコンに関する情報は 、 追加ォブジヱク トデ一夕内に追加ォブジヱク トアイコン画像情報とし て格納されている。 .
また、 アニメ一ショ ン作成装置 1 は、 アニメーショ ン合成部' 1 5で合 成されたアニメーショ ン (合成アニメーショ ン) をファイルに出力する 合成アニメーショ ン出力部 1 6をさ らに備えている。
なお、 図 1 に示す各機能ブロッ クは、 例えば、 次のようなハ一ドゥエ ァで実現することが可能である。 すなわち、 既記述アニメーシ ョ ン画像 D B 1 1および追加ォブジヱク ト D B 1 3はコンピュータに接続された ハードディスク等の外部記憶装置、 既記述アニメーショ ン画像選択部 1 2および追加ォブジヱク ト選択部 1 4はマウス等のポインティ ング · デ バイス、 追加ォブジヱク ト表示部 1 8はコンピュータに接続された C R T (Cathode Ray Tube)ディスプレイ等の表示装置で実現できる。 他の機 能ブロッ クは、 アニメーショ ン作成プログラムおよび O S (Ope rat i ng S ys t em)を外部記憶装置から読み込んで実行するコンピュータ (マイ クロ プロセッサおよびメモリ) によつて実行できる。
既記述アニメ一ショ ン画像選択部 1 2で選択される既記述アニメーシ ョ ン画像デ一夕のデータ構造、 すなわち既記述アニメ一ショ ン画像 D B 1 1 に格納された既記述アニメーショ ン画像データのうちの 1 つのデ一 夕構造の例について、 図 2、 図 3、 およぴ図 4 を用いて説明する。
この例では、 既記述アニメーショ ン画像データが、 複数のパーツから 構成された動作ォブジヱク トを含み、 各パーツ每に動作が制御されるよ うになつている。 このようにすることで、 人間の動き、 例えば、 顔の表
情の変化や手足の動きを表すアニメーシヨ ン (キャラクタ · アニメーシ ョ ン) を表現することができる。 また、 この例では、 動作ォブジェク ト が、 構成点の座標と、 構成点の間を結ぶ線分の情報とで表現されるよう になっている。 これにより、 動作ォブジヱク トの動きを簡単に表現する ことができる。
この例の ί¾記述アニメ'一ショ ン画像デ一タは、 図 2に示す 2つのパ一 ッ 2 · 3によって構成された 1 つの動作ォブジヱク ト 1 0のデータであ る。 パーツ 2は、 4つのパーツ構成点 2· a〜 2 dと、 隣接するパーツ構 成点 2 a〜 2 dの間を結ぶ 4つのパーツ構成点間線分とからなる。 また 、 パーツ 3 も、 4つのパーツ構成点 3 a〜 3 dと、 隣接するパーツ構成 点 3 a ~ 3 dの間を結ぶ 4つのパーツ構成点間線分とからなる。 動作ォ ブジヱク ト 1 0 を構成するパーツ 2 · 3.は、 後述する追加ォブジェク ト データ 4 0 に含まれる制御情報 4 3によりその動きや形態が制御できる ようになっている。
なお、 図 2は、 説明のために、 動作ォブジェク ト 1 0 と追加オブジェ ク ト 4 とを重ね合わせた場合に得られる静止画像を示すものであり、 合 成結果を示すものではない。 また、 動作ォブジヱク トの数、 動作ォブジ ヱク トを構成するパーツの数、 パーツ構成点の数、.パーツ構成点を結ぶ 線の形状や数等については、 特に限定されるものではない。
上記の動作ォブジヱク ト 1 0のデータ、 すなわち既記述アニメーショ ン画像 D B 1 1 に格納された既記述アニメ一ショ ン画像デー夕は、 図 3 に示すように、 パーツ 2に関するデータで.あるパーツデータ 2 5 と、 ノヽ。 ーッ 3に関するデータであるパーツデ一夕 3 0 と、 図示しない、 既記述 アニメーショ ン画像データを記述したファイルである既記述ァ二メ一シ
ョ ン画像ファィルのファィル名 (既記述アニメ一ショ ン画像ファィル名 ) および既記述ァニメーショ ン画像ファイルの I D (既記述アニメ一シ ヨ ン画像ファイル I D ) とから構成されている。
パーツデ—タ 2 5は、 パーツ 1 の名称を表すパーツ名 2 6、 パーツ 1 の I Dを表すパーツ I D 2 7·、 パーツ構成点 2 a〜 2 dの座標を表すパ —ッ構成点座標 2 8、 およびパーツ構成点 2 a〜 2 dを結ぶ 4つの線分 の情報 (線分の太'さや色、 線分で囲まれた領域内の色に関する情報) で あるパーツ構成点間線分情報 2 .9から成る。 パーツデータ 3 0は、 パ一 ッ 3の名称を表すパーツ名 3 1、 パ一ッ 3の I Dを表すパーツ I D 3 2 、 パーツ構成点 3 a〜 3 dの座標を表すパーツ構成点座標 3 3、 および パーツ構成点 3 a〜 3 dを結ぶ 4つの線分の情報 (線分の太さや色、 線 分で囲まれた領域内の色に関する情報) であるパーツ構成点間線分情報 3 4から成る。 ·
次に、 追加オブジェク ト選択部 1 4で選択される追加ォブジヱク トデ —夕、 すなわち、 追加ォブジヱク ト D B 1 3に格納された複数の追加ォ ブジェク トデ一タのうちの 1 つのデータ構造について、 図 4 を用いて説 明する。
図 4 に示すように、 追加オブジェク トデータ 4 0は、 図示しない制御 対象の既記述アニメーショ ン画像データを記述した既記述アニメーショ ン画像ファイルのファイル名 (制御対象既記述アニメーショ ン画像ファ ィル名) 、 図示しない制御対象の既記述アニメーショ ン画像デ、一夕を記 述した既記述アニメーショ ン画像フアイルのフアイルの I D (制御対象 既記述アニメ一シヨ ン画像ファイル I D ) 、 制御対象パ一ッ名 4 1 、 制 御対象パーツ I D 4 2、 制御情報 4 3、 追加ォブジュク ト情報 4 4、 お
よび追加オブジェク トアイコン画像情報 4 5からなる。 なお、 追加ォブ ジェク トデータ 4 0は、 追加オブジェク トの既記述ァニメ一ショ ン画像 データへの追加範囲 (追加位置範囲) を有していてもよい。 また、 制御 対象パーツ名 4 1 は省略してもよい。 ,
制御対象パーツ名 4 1 には、 追加ォブジヱク ト 4が制御するパーツの パーツ名 (パーツ名 2 6またはパーツ名 3 1 ) が格納されている。 制御 対象パーツ I D 4 2には、 追加ォブジヱク ト 4が制御するパーツのパー' ッ I D (パーツ I D 2 7またはパーツ I D 3 2 ) が格納されている。 制 御情報 4 3 には、 動作ォブジヱク ト 1 0 を構成するパーツ 2 · 3 の動き や形態などを制御する情報 (パーツ 2 · 3の制御量) が格納されている 追加ォブジヱク ト情報 4 4には、 既記述アニメ一ショ ン画像デ一夕に 追加される追加ォブジェク ト 4の情報が格納されている。 追加ォブジヱ ク ト情報 4 4は、 追加ォブジヱク ト 4の静止画像データ等であつてもよ いが、 'ここでは、 追加ォブジェク ト 4のアニメーショ ン (追加アニメ一 シヨ ン) を記述したアニメーショ ンファイルとなっている。 .そこで、 以 下、 追加ォブジヱク ト情報 4 4 を追加アニメ一シヨ ンファイル 4 4 とし て説明する。
追加ォブジェク トアイコン画像情報 4 5には、 追加ォブジヱク トデ一 夕 4 0 の内容をユーザーが把握しやすいように図化された追加ォプジヱ ク トアイコンに関する情報が格納されている。 この追加ォブジェク トァ イコンの働きについては、 後逑する。
次に、 本発明によるアニメーショ ン作成方法の処理ステツプを、 図 5 に示す流れ図に基づいて説明する。
まず、 作成アニメーショ ンの雛形となる既記述ァニメーショ ン画像デ —夕がユーザ一によって選択される ( S 2 1 ) 。 具体的には、 既記述ァ ニメ一ショ ン画像選択部 1 において、 ユーザ一によ り、 既記述アニメ ーショ ン画像 D B 1 1 に格納されている複数種類の既記述アニメーショ ン画像データの中から 1 つの既記述アニメ一ショ ン画像データが選択さ ' れる。 この選択は、 例えば、 マウス等のポイ ンティ ング ' デバイスを用 いて、 パーソナル ' コ ンピュータ内にイ ンス トールされた.0 Sによって 実現されるファイル · マネ一ジャ上で、 既記述アニメーショ ン画像ファ ィルを開く ことによ り行えばよい。
S 1 では、 既記述アニメーショ ン画像データが選択されたときに、 選択された既記述アニメ一ショ ン画像デ一タの内容をユーザ一に示すよ うになっていることが好ま しい。 これによ り、 ユーザーが、 所望の既記 述アニメ一ショ ン画像デ一タを選択し終えたことを容易に確認できる。 選択された既記述アニメーショ ン画像データをアニメーショ ン作成装置 1 がユーザ一に示す方法と しては、 ファイル名を表示する方法等であつ てもよいが、 後述する図 6 の表示画面に示すように、 既記述アニメ一シ ョ ン画像データを画像と して表示する方法が特に好ま しい。 これによ り 、 ユーザーが、 既記述アニメーショ ン画像デ一夕の内容を認識しやすく なる。 したがって、 図 1 には示していないが、 アニメ一ショ ン作成装置 1 は、 既記述アニメーショ ン画像選択部' 1 2 における選択に応答して選 択された既記述アニメーショ ン画像データを既記述アニメーショ ン画像 D B 1 1 から読み出す既記述アニメーショ ン画像データ読出部と、 読み 出された既記述アニメーショ ン画像デ一タに基づいて既記述アニメーシ ョ ン画像データを画像と して表示する表示装置とを備えていることが好
ましい。 また、 この場合において、 表示装置は、 後述する図 6の表示画 面に示すように、 合成アニメ一ショ ンを表示する表示画面 (合成結果表 示画面 5 3 ) とは別の表示画面 (既記述アニメーショ ン画像表示画面 5 1 ) に既記述アニメーショ ン画像データの内容を表示するようになって いることが好ま しい。 これにより、 ユーザ一が、 既記述アニメ一シヨ ン 画像データと合成アニメーショ ンとの相関を容易に認識することができ る。
なお、 ここでは、 複数種類の既記述アニメーショ ン画像デ一ダが用意 されている実施形態について説明したが、 本発明では、 既記述アニメ一 シヨ ン画像データが 1種類のみであってもよい。 既記述ァニメーショ ン 画像データが 1種類のみであれば、 S 2 1 は省略可能である。
次に、 S 1で選択された既記述アニメーショ ン画像データに対して 追加可能な追加ォブジェク 卜が検索される ( S 2 2 ) 。 この検索は、 追 加ォブジヱク トデータ検索部 1 7が、 既記述アニメ一ショ ン画像選択部 1 2における選択に応答して、 追加ォブジェク ト D B 1 3に対して行う ものである。 具体的には、 例えば、 追加ォブジヱク トデータ検索部 .1 7 が、 追加オブジェク ト D B 1 3の中から、 既記述アニメーショ ン画像選 択部 1 2 において選択された既記述アニメ一ショ ン画像データの既記述 アニメーショ ン画像フアイル名と一致する制御対象既記述アニメ一ショ ン画像ファイル名を持つ追加ォブジヱク トデ一夕 4 0 を検索する。 ある いは、 追加ォブジヱク トデータ検索部 1 7が、 追加ォブジヱタ ト D B 1 3に格納された複数種類の追加オブジェク トデ一夕の中から、 既記述ァ ニメーショ ン画像選択部 1 2 において選択された既記述アニメーシヨ ン 画像データの既記述アニメ一ショ ン画像フアイル I Dと一致する制御対
象既記述アニメ——ン ョ ン画像ファィル I Dを持つ追加ォブジヱク トデ一 夕を検索する。
その後、 検索結果、 すなわち、 S 2 1 で選択された既記述アニメ一シ ョ ン画像デ一タに対して追加可能な追加ォブジヱク トの全てが追加ォブ ジヱク ト表示部 1 8 ,に表示される。 この追加ォプジヱタ トの表示は、 テ キス トで表示してもよいが、 後述する追加ォブジヱク トアイコン表示画 面' 5 2 のように追加ォブジヱク トの形態や機能を示すアイコン (追加ォ ブジェク トアイコン) で表示することが好ましい。 これにより、 既記述 アニメーショ ン画像データに追加する追加ォブジュク トを視覚的に選択 することが可能となる。
なお、 S 2 2において、 追加ォブジヱク トデ一タ検索部 1 7による検 索を省略し、 全ての追加ォブジヱク トを追加ォブジヱク ト表示部 1 8で アイコン表示させることも可能である。 したがって、 図 1 に示すアニメ —ショ ン作成装置 1 において、 追加ォブジヱク トデータ検索部 1 7は省 略可能である。 しかしながら、 その場合には、 使用できないアイコンま で表示するので、 広いアイコン表示画面が必要となる、 ユーザーが使用 できない追加オブジェク トを誤って選択してしまうおそれがある、 ュ一 ザ一が目的のアイコンを素早く見つけることが難しくなる、 等といった 不利な点がある。
また、 S 2 2のステップ自体を省略することも可能である。 したがつ て、 図 1 に示すアニメーショ ン作成装置 1 において、 追加ォブジヱク ト データ検索部 1 7および追加オブジェク ト表示部 1 8の両方を省略する ことも可能である。 しかしながら、 その場合には、 使用可能な追加ォブ ジヱク トを予め知っているユーザーでなければ、 追加ォブジヱク トを選
択することができないので、 汎用性の点で不利である。
次に、 追加オブジェク ト選択部 1 4において、 S 2 1 で選択された既 記述アニメーショ ン画像データに対して追加可能な追加ォブジヱク ト、 すなわち S 2 2で検索された追加ォブジヱタ トの中から、 S 2 1 で選択 された既記述アニメ一ショ ン画像データに対して追加される追加ォブジ ェク トがユーザーによつて選択される ( S 2 3 ) 。
このユーザーによる追加オブジェク トの選択は、 プルダウン · メニュ 一からのメニュー項目の選択等により実現してもよいが、 後述するよう に、 追加オブジェク トアイコン表示画面 5 2 に表示された追加オブジェ ク トアイコ ンを、 S 2 1 で表示された既記述アニメーショ ン画像表示画 面 5 1 内にポインティ ング · デバイスでドラッグする形式で実現すると よい。 このように追加ォブジヱク トアイコンを選択する形式にすると、 ユーザーが、 追加ォブジヱタ トの形態や機能を容易に理解して追加ォブ ジヱク トの選択を行う ことができるので、 操作性が向上する。
次に、 追加オブジェク ト選択部 1 4 による選択に応答して、 制御情報 取得部 1 9 によ り、 追加ォブジヱク ト選択部 1 4で選択された追加ォブ ジェク トデータ 4 0に含まれる、 動作ォブジヱク トの動作を制御する制 御情報 (図 2〜 4 の例では、 動作ォブジヱク ト 1 0 を構成するパーツ 2 • 3 を制御する制御情報 4 3 ) が追加ォブジヱク ト D B 1 3から取得さ れる ( S 2 4 ) 。
次に、 動作アニメーショ ン生成部 2 0 において、 既記述ァニメーショ ン画像データに対し、 S 2 4のステップで取得された制御情報に基づい て動作ォブジェク トの動作に制御が加えられることにより動作アニメ一 シヨ ンが生成される ( S 2 5 ) 。 図 2〜 4の例であれば、 動作アニメ一
ショ ン生成部 2 0が、 制御情報 4 3に基づいて、 動作ォブジヱク ト 1 0 を構成するパーツ 2 · 3.の少なく とも一方に対してそのパーツを動作さ せるような制御を加えることにより、 動作アニメ一ショ ンを生成する。 この動作アニメ一ショ ンは、 アニメ一ショ ンファイルと して動作アニメ —シヨ ン生成部 2 0から出力される。
次に、 S 2 1 で選択された既記述アニメーショ ン画像データに対して 、 S 2 3で選択された追加ォブジヱク ト以外に、 追加オブジェク トを追 加するか否かが、 ュ一ザ一によって指示される ( S 2 6 ) 。 この指示は 、 アニメ—ショ ン作成装置 1 に設けられた、 追加ォブジェク トの選択を 終了することを指示する選択終了指示部 (図示しない) によって行われ る。 この選択終了の指示は、 例えば、 表示装置に表示された選択終了指 示用のボダンをボイ ンティ ング · デバイスでク リ ッ クすることにより行 えばよい。
S 2 6 で Y E Sの場合、 すなわち、 S 2 3で選択された追加ォブジェ ク ト以外の追加ォブジヱク トを選択する場合、 S 2 に戻る。 このとき 、 S 2 2では、 上記 S 2 3で選択された追加ォブジヱク トに加えて、 さ らに追加できる追加オブジェク トを追加オブジェク ト D B 1 3から検索 する。 ·
S 2 6 で N ◦の場合、 すなわち、 ユーザーが S 2 3で選択された追加 ォブジヱク ト以外に追加オブジェク トを選択しない場合、 後述する S 2 7に移行する。
なお、 ここでは、 S 2 6.におけるユーザ一の判断 (他の追加オブジェ ク トを追加しないという判断) がなされて初めて S 2 7に移行するよう になっているが、 S 2 6 を省略し、 ユーザーの判断を待たずに S 2 7に
移行するよ うにしてもよい。
S 2 7では、 動作アニメ一ショ ンに追加するアニメーショ ン、 すなわ ち、 追加アニメーショ ンの有無が判断される。 具体的には、 追加アニメ —ショ ン読出部 2 1 が、 追加オブジェク ト選択部 1 4 における.ユーザ一 の選択に応じて、 選択された追加ォブジヱタ トのデ一夕 (図 4 の追加ォ ブジェク トデ一夕 4 0 ) を追加オブジェク ト D B 1 3から探し出し、 次 いで、 探し出したデータ内について、 動作アニメーシヨ ンに追加するァ 二メーシヨ ンの情報 (図 4 の追加アニメーショ ンファイル 4 4 ) を検索 する。
S- 2 7で追加アニメーショ ンファイルがない場合、 S 2 4でファイル に出力された動作アニメ一ショ ンが、 合成アニメーショ ン出力部 1 6 に より動画として出力 (表示) される と ともにファイルに出力される ( S 2 9 ) Ό
S 2 7で追加アニメ一シヨ ンファイル 4 4 がある場合、 追加アニメ一 ショ ン読出部 2 1 によつて追加ォブジヱク ト D B 1 3から追加アニメ一 ショ ンファイル 4 4 が読み出され、 動作アニメ一ショ ンと追加アニメ一 ショ ンファイルとが合成され、 合成アニメ一ショ ンが生成される ( S 2 8 ) 。 その後、 合成アニメーシヨ ンは、 合成アニメーショ ン出力部 1 6 によ り動画と して出力 (表示) されるとともにファイルに出力される ( S 2 9 ) 。
以上が、 本実施形態に係るアニメーショ ン作成方法の処理の流れであ る。
本実施形態に係るアニメーショ ン作成方法は、 本実施形態に係るァニ メーショ ン作成処理を記述したアニメ一ショ ン作成プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体と、 このアニメーショ ン作成プ ログラムを実行するマイ クロプロセッサを内蔵したパーソナル · コンビ ュ一タ等のコ ンピュータとによって実現可能である。 このコンピュー夕で読み取り可能な記録媒体は、 内部記憶装置と して コンピュータに内蔵されるメモリ、 例えば、 R OM (Read Only Memory) であってもよいし、 コンピュータに外部記憶装置と して接続された記録 媒体読み取り装置に揷入され、 記録媒体読み取り装置によって読み取ら れる媒体であってもよい。
いずれの; i 合においても、 コンピュータは、 記録媒体に格納されてい' るプログラムをマイ クロプロセッサがアクセスして実行する構成であつ てもよいし、 記録媒体に格納されているプログラムをコ ンピュータ内の プログラム記憶領域に読み出した後、 そのプログラムをマイ ク口プロセ ッサが実行する方式であってもよい。
ここで、 上記記録媒体は、 マイ ク口プロセッサと分離可能に構成され る記録媒体であり、 磁気テープ、 カセッ トテープ等のテープ系媒体 ; フ 口ツ ビ一ディスクやハー ドデイスク等の磁気ディスク系媒体; C D _ R 0 M (し ompact Disc Read Only Memory)■、 M 0 (Magneto-Optical) ディ スク、 M D (Mini Disc) 、 D V D (Digital Video Disc)等の光ディスク 系媒体 ; I C (Integrated Circuit)カー ド (メモリ カー ドを含む) 、 光 カー ド等の力一 ド系媒体 ; マスク R OM、 E P R O M (Erasable and Pr ogrammabl e Read Only Memory)、 E E P R 0 M (Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory) 、 フラッシュメモリ等の半導体 メモリ を含む固定的にプログラムを担持する媒体 (不揮発性メモリ) 等 のいずれであってもよい。 — -
また、 コンピュータがインタ一ネッ トを含む通信ネッ トワークと接続 可能なシステム構成である場合、 上記記録媒体は、 通信ネッ トワークか らプログラムをダウンロードして流動的にプログラムを担持する媒体で あってもよい。 なお、 このように通信ネッ トワークからプログラムをダ ゥンロードする場合には、 ダウン口一ド用のプログラムを、 予めコンビ ュ一夕本体に格納しておくか、 あるいは別の記録媒体からィ ンス トール しておけばよい。
次に、 本実施形態のアニメーショ ン作成方法を実行するためのアニメ —シヨ ン作成アプリケーショ ン (アニメーショ ン作成プログラム) の一 例を、 図 6および図 7 を用いて説明する。 図 6は、 本実施形態のアニメ. ーショ ン作成方法を実行するためのアニメーショ ン作成アブリケーショ ンの表示画面の一例である。
このアニメーショ ン作成アプリケ—ショ ンを実行するためのアニメ一 ショ ン作成装置 1 は、 図示しないが、 アニメ一シヨ ン作成アプリケ一シ ョ ンを実行するためのマイ クロプロセッサおよびメモリを内蔵したコン ピュ一タと、 アニメーショ ン作成アプリケーショ ンを格納するためのハ ードディスク等の外部記憶装置、 上記表示画面を表示するための C R T ディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示装置、 ユーザ一がアニメ一シ ョ ン作成操作を行うためのボイ ンティ ング · デバイス等を備えている。 図 6 に示すように、 アニメーショ ン作成アプリケーショ ンの表示画面
5は、 既記述アニメーショ ン画像データに含まれる動作ォブジヱタ ト と してのキャラクタ 6 を表示するための既記述アニメ一ショ ン画像表示画 面 5 1 、.追加ォブジェク 卜を表示するための追加ォブジヱク トアイコ ン 表示画面 5 2、 および、 合成アニメ一ショ ンを表示するための合成結果
表示画面 5 3 を有している。
次に、 上記アニメ一ショ ン作成アプリケ一ショ ンを用いたユーザーの アニメーショ ン作成操作の手順を、 図 7に基づいて説明する。
まず、 ユーザ一は、 キャラクタ 6を選択する ( S 6 1 ) 。 例えば、 外 部記憶装置内に予めィ ンス トールされている O Sにより実現されるファ ィルマネージャ上で、 ポイ ンティ ング ' デバイスを用いて所望するキヤ ラクタ 6のデ一タ (既記述アニメーショ ン画像データ) を含むファイル を開く。 この作業ステップは、 図 5の S 2 1 に相当する。
S 6 1 のユーザ一の操作により、 アニメ一ショ ン作成アブリケーショ ンは、 選択されたキヤラクタ 6を、 表示画面 5の既記述アニメーシヨ ン 画像表示画面 5 1 に表示させる。 また、 アニメ一ショ ン作成アプリケ一 ショ ンは、 追加ォブジヱク トアイコン画像情報 4 5に基づき、 追加ォブ ジェク トを表すアイコ ン、 すなわち追加ォブジヱク トアイ コン 5 4 A〜 5 4 Dを表示画面 5の追加ォブジヱク トアイコ 表示画面 5 2に表示さ せる。
このとき、 アニメ一ショ ン作成アプリケ一ショ ンは、 追加オブジェク トアイ コン 5 4 A〜 5 4 Dの表示は、 S 6 1 で選択された既記述アニメ ーショ ン画像デ一タに追加可能な追加ォブジヱク トを自動的に検索し、 見つかった追加ォブジェク トの追加ォブジェク トアイコ ン 5 4 A〜 5 4 Dのみを追加オブジェク小アイコン表示画面 5 2に表示させるようにな つていることが望ましい。 つま り、 アニメーショ ン作成アプリケーショ ンは、 キャラク タ 6 を構成するパーツを制御する制御情報を有する追加 ォブジェク トデータに対応する追加オブジェク トアイコン 5 4 A〜 5 4 Dのみを自動的に追加ォブジヱク トアイコン表示画面 5 2に表示させる
ようになつていることが望ましい。
また、 この機能を実現するために、 本実施形態のアニメーショ ン作成 装置 1 は、 キャラクタ 6のデータ (既記述アニメ一ショ ン画像デ一タ) と、 そのキャラクタ 6 に追加可能な追加ォブジヱク トとの対応関係を記 述した追加オブジェク ト D B 1 3を有することがよ り望ましい。 このよ うな追加ォブジヱク ト D B 1 3 を有するならば、 図 5の S 2 1 は省略が 可能である。 '
次に、 ユーザーは、 追加オブジェク トアイコン表示画面 5 - 2に表示さ れている追加オブジェク トアイコン 5 4 A〜 5 4 Dの.中から、 S 6 1 で 選択したキャラク タ 6 に対して追加したい追加ォブジヱク トに対応する 追加オブジェク トアイコン ( 5 4 A〜 5 4 Dのいずれか) を選択する ( S 6 2 ) 。 追加ォブジヱク トアイユンの選択は、 追加ォブジヱク トアイ コン表示画面 5 2 に表示された追加ォブジヱク トアイコン 5 4 A〜 5 4 Dのいずれかを、 ボイ ンティ ング · デバイスで既記述アニメーショ ン画 像表示画面 5 1 内までドラッグして行うようにするとよい。 この作業ス テツプは、 図 5 の S 2 3に相当する。 さ らに、 ユーザ一は、 必要に応じ て、 S 6 2 を繰り返して他の追加ォブジヱク トアイコンを選択する。
S 6 2におけるユーザーの操作が終了すると直ちに、 アニメーショ ン 作成アプリケ一ショ ンは、 既記述アニメ一ショ ン画像データと追加ァニ メ一シヨ ンデータとをアニメーショ ン合成部 1 5 にて合成し、 合成結果
(合成アニメーシヨ ン) を合成アニメーショ ン出力部 1 6により合成結 果表示画面 5 3 に出力 (表示) する。
最後に、 ユーザーは、 合成結果表示画面 5 3に表示された合成結果 ( 合成アニメ一ショ ン) を確認する ( S 6 3 ) 。
ところで、 背景技術の項で述べたように、 人間の動作や顔の表情を表 すキャラク タ · アニメ一ショ ンを作成するアニメ一ショ ン作成方法にお いて、 予め定められた方法で記述されているアニメ ' キャラクタ、 も し く はアニメ一ショ ンの 1 フ レーム、 も しく はある一定時間を持ったァニ メ一シヨ ン · ス トーリのそれぞれを構成する各々のパーツに対して、 動 きや形態の変化を加える方法が、 知られている。
キャラク タ · アニメーショ ンは、 キャラク タ.を構成する個々のパーツ が独立に動いていると考えることができる。 しかしながら、 キャラク タ • アニメーショ ンをみた人は、 個々のパーツの動きや形態の変化を知覚 統合した結果と して、 初めて、 そのキャラク タ ' アニメーショ ンの 「意 味」 を認識できることできる。
例えば、 人間の顔のキャラクタ · アニメ一シヨ ンにおいて、 口が 「い 」 を発音すると きのように広がっただけでは、 それをみた人は、 その動 作が何を意味しているのか、 「何かに怒っている」 状態であるのか、 そ れと も 「笑顔で何かに対して喜んでいる」 状態であるのか、 あるいは 「 歯を磨いている」 状態であるのか認識することができない。 「い」 の発 音をする と きの口の広がり とともに、 歯ブラシが表示されれば、 「歯を 磨いている」 状態であることが容易に認識することができる。
言い換えれば、 既に記述されたキャラク タ · アニメ一ショ ンに歯ブラ シが表示されたとき、 キャラク タの口が 「い」 の形に変化し、 歯磨きの アニメーショ ン ' ス トーリが展開されれば、 「歯を磨いている」 という ことを容易に認識することができる。
したがって、 キャラク タ · アニメーショ ンにオブジェク ドを追加する ことは、 そのキャラク タ ' アニメーショ ンの 「意味」 を人が認識するの
に役立つ。 それゆえ、 本発明は、 キャラクタ · アニメーショ ンにォブジ ヱク トを追加する方法として特に好適である。
次に、 本実施形態のアニメーショ ン作成方法をキヤラクタ · アニメ一 ショ ンに適用した例について、 図 5および図 6に基づいて説明する。 図 6の例では、 既記述アニメ一ショ ン画像デ一タを選択する. S 2 1 の ステップで、 ユーザ一が、 既記述アニメーショ ン画像表示画面 5 1 に表 示されているキャラクタ 6のファイルを選択し、 追加ォブジヱク トを選 択する S 2 3のステツプで、 追加ォブジヱク トアイコン表示画面 5 2 に 表示されている追加ォブジェク—トアイコン 5 4 A〜 5 4 Dの中から、 歯 ブラシを表す追加ォブジヱク トアイコン 5 4 Aを選択する。
追加ォブジヱク トアイコン 5 4 Aの選択の後、 アニメーショ ン作成装 置 1 は、 図 5に示す S 2. 4 - S 2 8の流れに従って合成アニメ一ショ ン を生成する。
この場合、 追加ォブジヱク トアイコン 5 4 Aに対応する追加ォブジヱ ク トデ一夕は、 キヤラクタ 6 を構成するパーツ、 具体的にはキャラクタ 6の 「左手」 と 「口」 を構成するパ一ッに対する制御情報と、 「歯ブラ シ J が動く追加アニメーショ ンファイル (追加ォブジヱク ト情報) を保 持している。 そのため、 この場合、 S 2 5で、 動作アニメ一ショ ン生成 部 2 0 により、 追加オブジェク トデータの制御情報に基づいて、 キャラ クタ 6 の 「左手」 と 「口」 を構成す.るパーツの動作が制御され、 「左手 」 と 「口」 とが動くキャラクタ 6のアニメーショ ン (動作アニメ一ショ ン) が生成される。 そして、 S '2 8で、 アニメ一ショ ン合成部 1 5 によ り、 キャラクタ 6のアニメーショ ンと 「歯ブラシ」 が動く追加アニメ一 ショ ンとが合成され、 合成アニメーシヨ ンが生成される。
生成された合成ァ二メ一シヨ ンは、 S 2 9 において、 合成アニメ一シ ョ ン出力部 1 6により'、 図 6に示す合成結果表示画面 5 3に出力 (表示 ) される。 この場合、 合成結果表示画面 5 3には、 既記述アニメ一ショ ン画像表示画面.5 1 に表示されているキャラクタ 6がごしごしと 「歯磨 き」 をしている合成アニメ―シ ョ ン、 具体的には、 キャラクタ 6の口が
「い」 の形に変化するとともにキャラクタ 6の左手の動きに応じて歯ブ ラシが上下に往復運動する合成アニメーショ ンが表示される。
なお、 ここでは、 追加ォブジヱク 卜が歯ブラシであるため、 追加ォブ ジヱク トは、 決まつた位置、 具体的には、 キャラク タ 6の口の位置に追 加される。 しかしながら、 追加ォブジヱタ トが他のォブジヱク トである 場合には、 追加ォブジヱク トの追加位置をユーザーが指定できるように してもよい。 追加オブジェク トの追加位置の指定は、 例えば、 追加ォブ ジヱク トを表すアイコンをユーザ一がボイ ンティ ング · デバイスを用 t、 てドラッグすると、 ドラッグ先の位置を検出してドラッグ先の位置に追 加ォブジヱク トを表示するような機能をアニメ一ショ ン作成装置 1 に持 たせておく ことで実現できる。
次に、 上記キャラク タ ' アニメ一ショ ンの作成方法の処理ステツプを 、 図 1、 図 5に示す流れ図、 図 8 ( a ) および図 8 ( b ) 、 図 9、 およ び図 1 0に基づいて詳細に説明する。
まず、 既記述アニメーショ ン画像データのデータ構造を図 8 ( a ) 、 図 8 ( b ) 、 および図 9に基づいて説明する。
図 8 ( a ) および図 8 · ( b .) に示すキャラクタ 6のアニメ一シヨ ンを 作成するための 「ヒ ト型」 の既記述アニメーショ ン画像デー夕は、 既記 述アニメ一ショ ン画像デ一夕を記述したファイルのフアイル名 (既記述
アニメーショ ン画像フアイル名) 、 既記述アニメ一ショ ン画像データを 記述したフアイルの I D (既記述アニメ一ション画像フアイル I D) 、 および、 制御対象の既記述アニメーション画像データに含まれる動作ォ ブジェク トの各パーツのパーツデータ (各パーツのパーツ名、 各パーツ のパーツ I D、 各パーツのパーツ構成点座標、 および各パーツのパーツ 構成点間線分情報) から構成されている。
次に、 既記述アニメーショ ン画像データのデ一夕構造について説明す る。 ここでは、 紙面の都合上、 既記述アニメーショ ン画像データを構成 するパーツデ一夕のうち、 図 8 ( a ) および図 8 (b) に示すキャラク 夕 6を構成するパーツ 6 1に関するパーツデータおよびパーツ 6 2に関 するパーツデ一夕について図 9に基づいて説明する。
まず、 パーツ 6 1のパーツデ一夕のデータ構造について説明する。 パ —ッ 6 1のパーツデータは、 図 9に示すように、 パーツ名 : 6 1. a r t と、 パーツ I D : 6 1 と、 パーツ構成点座標 (パーツ 6 1を構成す るパーツ構成点 6 3およびパーツ構成点 6 4の座標) : (X 6 3, Y 6 3 ) , (X 6 4, Y 6 4 ) と、 図 8 (b) に示すパーツ構成点 6 3とパ ーッ構成点 6 4とを結ぶ線分の情報であるパーツ構成点間線分情報 : 1 i n e 6 1 とを持つ。 パーツ構成点間線分情報 : 1 i n e 6 1は、 パー ッ構成点 6 3とパーツ構成点 6 4とを結ぶ線分の太さや色の情報である 。 パーツが多角形の場合、 パーツデ一夕のパーツ構成点間線分情報は、 パーツ構成点間線分で囲まれた領域内の色の情報も有する。
次に、 パーツ 6 2のパーツデ一夕のデ一夕構造について説明する。 パ ーッ 6 2のパーツデータは、 図 9に示すように、 パーツ名 : 6 2. p a r t と、 パーツ I D : 6 2と、 パーツ構成点座標 (パーツ 6 1を構成す
るパーツ構成点 6 4およびパーツ構成点 6 5の座標) : (X 6 4 , Y 6 4 ) , (X 6 5 , Y 6 5 ) と、 図 8 (b ) に示すパーツ構成点 6 4 とパ ーッ構成点 6 5 とを結ぶ線分の情報であるパーツ構成点間線分情報 : 1 i n e 6 2 とを持つ。 パーツ構成点間線分情報 : 1 i n e 6 2は、 図 8 ( b ) に示すパーツ構成点 6 4 とパーツ構成点 6 5 とを結ぶ線分の太さ や色の情報である。 パーツが多角形の場合、 パ一ッデータのパーツ構成 点間線分情報は、 パーツ構成点間線分で囲まれた領域内の色の情報も有 する。
次に、 追加ォブジヱク.トデータのデ一タ構造を、 図 1 0に基づいて説 明する。 追加ォブジェク トデータは、、 図 1 0に示すように、 追加ォブジ ェク トアイコン画像情報と、 制御対象既記述アニメーショ ン画像ファィ ル名 (制御対象の既記述アニメ一ショ ン画像データを記述したフアイル のファイル名) : 6. a n i m e と、 制御対象既記述アニメ一ショ ンフ アイル I D (制御対象の既記述アニメーショ ン画像データを記述したフ アイルの I D ) : 6 と、 追加アニメ一シ'ヨ ンファイル (追加オブジェク ト情報) と、 追加オブジェク トによって制御される動作ォブジヱク トの パーツのパーツ I Dである制御対象パ ツ I D ( 6 1、 6 2、 6 3、 6 ' 4 ) と、 追加ォブジヱク トによって制御される動作ォブジヱク トのパ一 ッの制御量 (制御情報) とからなる。 制御量については、 後述する。 次に、 上記キャラクタ · アニメ一ショ ンの作成方法の処理ステツプを
、 図 5の流れ図を用いて説明する。
まず、 前述したように、 作成アニメ一ショ ンの雛形となる既記述ァニ メーショ ン画像デー夕がユーザーによつて選択され ( S 2 1 ) 、 選択さ れた既記述アニメ一ショ ンに対して追加可能な追加ォブジヱク ト'が検索
される ( S 2 2 ) 。
この場合、 S 2 2では、 実際には、 S 2 1 で選択された既記述アニメ ーショ ン'画像デ一夕内の既記述アニメーショ ン画像フアイル名もしく は 既記述アニメーショ ン画像ファイル I Dを元に、 追加ォブジヱク ト D B 1 3内に格納されている複数種類の追加ォブジヱク トデータの中から、 既記述アニメーショ ン画像データ内の既記述アニメ一ショ ン画像ファィ ル名と一致する制御対象既記述アニメーショ ン画像ファィル名を持つ追 加ォブジェグ トデ一夕、 もしくは既記述アニメーショ ン画像デ一夕内の 既記述アニメ一シヨ ン画像ファイル I Dと一致する制御対象既記述ァニ メ一ション画像フアイル I Dを持つ追加ォブジヱク トデ一タを検索し、 見つかった追加ォブジヱク トデータに対応する追加ォブジヱク トアイコ ンを表示する。
具体的には、 S 2 1 で既記述アニメ一ショ ン画像デ一タとして、 図 9 に示すパーツデータを含むキヤラクタ 6のデータを入力した場合、 すな わち、 既記述アニメーショ ン画像ファイル名 : 6 . a n i m e、'および 既記述アニメ一ショ ン画像ファイル I D : 6 をデ一タとして有する既記 述アニメ一ショ ン画像デ一夕を入力した場合、 S 2 2では、 追加ォブジ ヱク ト D B 1 3内に格納されている複数種類の追加ォブジヱク トデータ の中から.、 制御対象既記述アニメーション画像フアイル名 : 6 . a n i m e、 もしく は制御対象既記述アニメーショ ン画像ファイル I D : 6を 格納している追加ォブジヱク トデータを検索し、 見つかつた追加ォブジ ェク トデータに対応する追加ォブジ ク トアイコンを表示画面 (追加ォ ブジェク トアイコン表示画面 5 2 ) に表示する。
次に、 前述したように、 表示された追加ォブジェク トアイコンの中か
ら、 既記述アニメ一ショ ン画像デ一タに対して追加される追加ォブジェ ク 卜がユーザーによって選択され ( S 2 3 ) 、 選択された追加ォブジヱ ク トデータ 4 0 に含まれる制御情報が取得される ( S 2 4 ) 。
次に、 前述したように、 既記述アニメーショ ン画像データに対し、 S 2 4 のステツプで取得された制御情報に基づいて動作ォブジヱク トの動 作に制御が加えられることにより動作アニメーショ ンが生成される ( S
2 5 ) o
S 2 5における制御情報による動作オブジェク 卜の動作の制御、 すな わち図 1 0 に示す追加オブジェク トデータの制御量.によるパーツ 6 1 の 動作制御について、 図 1 1 および図 1 2 を用いて説明する。 なお、 図 1 1 は、 パーツ 6 1 のパーツデータのデータ構造を示す。
パ"ッ 6 1 のパーツデ一タは、 図 9に示すように、 パーツ構成点座標 : (X 6 3 , Y 6 3 ) , (X 6 4 , Y 6 4 ) と、 パーツ構成点間線分情 報: 1 i n e 6 1 とを持っている。
パーツ I Dが 6 1であるパーツ 6 1 の、 追加オブジェク トデータによ る制御量のデータは、 図 1 1 に示すように、 ( s X し s y 1 , s 2 , s y 2 ) ( e 1 , e y 1 , e x 2 , e y 2 ) で表される。 これは、 図 1 2に示す 1本の線分 6 1 S · 6 1 Eの端点の座標、 すなわち、 点 6
3 Sの座標 ( s x し s y l ) および点 6 4 Sの座標 ( s x 2 , s y 2 ) と、 点 6 3 Eの座標 ( e X 1 , e y 1 ). および点 6 4 Eの座標 ( e x
2 , e y 2 ) とを表している。 上記パーツ 6 1 は、 追加オブジェク トに より、 該 2線分 6 1 S · 6 1 Eのそれぞれをキーフ レームとしたべク ト ルアニメ一ショ ンとして制御される。 具体的には、 例えば、 アニメ一シ ョ ンの最初のコマにおけるパーツ構成点 6 3 · 6 4の位置が点 6 3 S ·
6 4 Sに一致するように、 かつ、 アニメ一シヨ ンの最後のコマにおける パーツ構成 6 3 - 6 4 (図 8 ( b ) 参照) の位置が点 6 3 E · 6 4 E に一致するように制御され、 さ らに、 アニメーショ ンの途中のコマでは 、 パ一ッ構成点 6 3 · 6 4が、 点 6 3 S ' 6 4 Sから点 6 3 Ε · 6 4 E に近づく ように制御される。 また、 線分 6 1 S · 6 1 Eは、 パーツ 6 1 の構成点間線分情報 : 1 i n e 6 0に記述された色や太さで描画される 。 つま り、 べク トルで表現されたパーツ 6 1の線分は、 該制御量により 表現された少なく とも 2つの線分 ( 6 I S ' 6 1 E ) をキ一フレームに 有するべク トルアニメ一ショ ンとして表現される。
そして、 .このようにして制御された結果として得られたアニメーショ ンは、 動作アニメ一ショ ンと してファイルに出力される。
その後、 . S 2 6で他に追加オブジェク トがないと判断され、 S 2 7で 追加アニメーショ ンがあると判断され、 S 2 8に進み、 動作アニメーシ ョ ンと追加アニメーショ ンとが合成され、 S 2 9で、 合成アニメ一ショ ンが表示画面に表示される。
以上のようにして、 合成アニメ一ショ ンが作成される。 ここで作成さ れる合成アニメーショ ンは、 既記述アニメ一ショ ン画像データに含まれ る動作ォブジェク トのパ一ッを制御したものであるが、 他の表現で言い 換えると、 既記述アニメ一ショ ン画像デ一タにおける、 追加ォブジェク トのアニメーショ ン (ベク トルアニメ一シヨ ン) を追加する部分に存在 する、 動作ォブジェク トのパーツを削除し、 削除した部分に追加ォブジ ェク トのアニメ一ショ ンを追加したものと考えられる。
〔実施の形態 2〕 .
本発明の他の実施の形態について図 1 3ないし図 1 5に基づいて説明
すれば、 以下の通りである。 なお、 説明の便宜上、 前記実施の形態 1 に て示した各部材と同一の機能を有する部材には、 同一の符号を付記し、 その説明を省略する。
実施の形態 1 では、 追加ォブジヱク トに応じた動作ォブジ.ヱタ トのァ 二メ一シヨ ン (動作アニメーショ ン) を作成し、 追加ォブジヱク トのァ ニメ一ショ ンと合成してアニメーショ ンを作成する方法について述べた 。 そして、 図 6の例では、 既記述アニメ一ショ ン画像表示画面 5 ' ί に表 示されているキャラクタ 6を動作オブジェク ト として含む既記述アニメ ーショ ンデ一タを選択し、 追加ォブジヱク ト として歯ブラシを表す追加 オブジェク トアイコン 5 4 Aを選択した結果として、 キャラクタ 6が左 手で歯を磨く アニメーショ ン (以下、 「左手歯磨きアニメ」 と称する) が合成アニメーシヨ ンと して作成され、 合成結果表示画面 5 3 に表示さ れた。 '
実施の形態 1 の方法では、 合成結果表示画面 5 3 に表示される合成ァ 二メ一シヨ ンとして、 キャラクタ 6が右手に歯ブラシをもって歯を磨く アニメーショ ン (以下、 「右手歯磨きアニメ」 と称する) を作成しょう とする場合、 キャラクタ 6の右手および口を構成するパーツの動作を制 御する制御情報と 「右手歯磨ぎアニメ」 を表す追加ォブジ ク トアイコ ン画像情報とを持つ追加ォブジヱク トデータを用意しておけば、 「右手 歯磨きアニメ」 を作成することができる。
しかしながら、 「右手歯磨きアニメ」 「左手歯磨きアニメ」 それぞれ に対して別々の追加ォブジヱク トデ一夕を用意することは、 経済的では ない。 なぜなら、 「右手歯磨きアニメ」 用の追加ォブジェク トデ一夕と 、 「左手歯磨きアニメ」 用の追加ォブジヱク トデータとを別々に用意す
るならば、 追加ォブジヱク トアイコンも 2種類必要になるからである。 また、 追加ォブジヱク トアイコンの数が多くなると、 より広い表示画面 が必要になる、 ユーザーが目的のアイコンを見つけにく くなる等といつ た不利な点がある。
本実施形態のアニメーショ ン作成方法は、 上記問題を解決すべく、 同 じ追加ォブジェク トアイコンを選択した場合であつても、 ユーザ一が入 力する追加ォブジ ク トの挿入位置によって、 動作ォブジ ク トゃ追加 ォブジェク トの動きを変更し、 1 つの追加ォブジヱク トアイコンで複数 種類のアニメ一ショ ンを作成可能と したものである。
本実施形態の.アニメ一ショ ン作成方法に用いるアニメーショ ン作成装 置では、 追加オブジェク トの揷入位置に関する情報、 すなわち、 既記述 アニメ一ショ ンの画像に対して第 2 のォブジェク トのアニメ一ショ ンの 画像をどの位置に追加するかを表す位置情報をユーザーが入力できるよ うになっている。 この位置情報の入力は、 例えば、 追加オブジェク トァ イコンをユーザーがポイ ンティ ング ' デバイス (位置情報入力部) を用 いて ドラッグすると、 ドラッグの終点の座標を検出し、 既記述アニメ一 ショ ン画像における ドラッグの終点の座標に対応する位置に追加ォブジ ヱク トを追加する機能をアニメーショ ン作成装置に持たせておく ことで 実現できる。
本実施形態のアニメーショ ン作成方法は、 実施の形態 1 の図 5のァニ メ一ショ ン作成方法において、 S 2 3で、 ユーザ一が、 例えば、 追加ォ ブジェク トアイコンをポインティ ング . デバイスを用いてドラッグする ことによ り、 動作ォブジヱク トに対する追加ォブジヱク トの揷入位置を 指定するようにし、 S 2 4で、 追加ォブジ ク トの揷入位置に応じて取
得する制御情報を変更するようにした以外は、 実施の形態 1 の図 5のァ ニメ一ショ ン作成方法と同様である。 この方法では、 動作アニメ一ショ. 、ノを生成する S 2 5のステップで、 追加オブジェク トの揷入位置によつ 動作アニメーショ ンを変更でき、 結果として、 追加ォブジヱタ トの揷 入位置によって異なる合成アニメーシヨ ンを作成できる。
また、 本実施形態のアニメ一ショ ン作成装置では、 実施の形態 1 のァ ニメーショ ン作成装置と同様の構成を備えているのに加えて、 追加ォブ ジェク トの揷入位置によって制御情報を切り替えるために、 制御情報取. 得部 1 9が、 実施の形態 1 で述べた機能に加え、 追加オブジェク トの揷 入位置、 例えば、 追加ォブジヱク トアイコンがドラッグされた位置を検 出し、 その位置に応じた制御情報を取得する機能を備えている。 また、 追加ォブジヱク トは、 制御対象パーツ名 4 1 、 制御対象パーツ I D 4 2 、 制御情報 4 3、 および追加ォブジ ク ト情報 4 4 を複数組備えている ことが要求される。
本実施形態のアニメーショ ン作成方法の具体例について、 図 1 3. ( a
) 、 図 1 3 ( b ) 、 および図 1 4に基づいて説明する。
まず、 追加ォブジヱク トデ一タのデータ構造を、 図 1 4に基づいて説 明する。 '
追加ォブジェク トデータは、 図 1 4 に示すように'、 追加ォブジェク ト アイコ ン画像情報と、 制御^ ί.象既記述アニメーショ ン画像ファイル名 ( 追加ォブジヱク トによる制御対象の既記述アニメ一ショ ン画像デ一タを 記述したファイルのファイル名) : 6 . a n i m e と、 制御対象既記述 アニメーショ ン画像ファイル I D (追加オブジェク トによる制御対象の 既記述ァニメ一ショ ン画像データを記述したファイルの I D ) : 6 と、
その追加オブジェク トに相応しい揷入位置 (既記述アニメーショ ン画像 データへの追加位置) の範囲、 すなわち追加位置範囲と、 追加アニメ一' シヨ ンファイル (追加ォブジェク ト情報) と、 追加ォブジヱク トによつ て制御される動作ォブジヱク トのパーッのパーツ I Dである制御対象パ —ッ I D ( 6 1 、 6 2、 6 3、 6 4 ) と、 追加オブジェク トによって制 御される動作ォブジュク トのパーツの制御量 (制御情報) とからなる。 制御量については、 後述する。
この場合、 まず、 図 5に示す方法と同様に S 2 1 〜 S 2 2のステップ を行った後、 S 2 3においてユーザーが追加ォブジヱク トを選択するの に加えて、 追加ォブジヱク トの挿入位置を指定する。
次に、 S 2 4で、 指定された追加ォブジヱク トの揷入位置が、 追加ォ ブジヱク トデータに記述された複数の追加位置範囲のいずれの範囲内に あるかを判断し、 どの追加位置範囲内にあるかに'よって取得する制御情 報を変更する。 具体的には、 まず、 追加ォブジュク トの揷入位置が、 追 加オブジェク トデータに記述された複数の追加位置範囲のいずれかの範 囲内にあるかを判断する。 具体的には、 座標 ( X i:、 y t ) である追加 ォブジヱク トの挿入位置が、 制御対象パーツ I D : 6 1 , 6 2に対応す る追加位置範囲、 すなわち、 座標 ( X 1 1 , y 1 1 ) の点と、 座標 ( X 1 2 , y 1 2 ) の点と、 座標 ( X 1 3, y 1 3 ) の点と、 座標 ( x 1 4 , y 1 4 ) の点とを結ぶ矩形の領域と、 座標 ( X i:、 y t ) である追加 ォブジヱク トの揷入位置が、 制御対象パーツ I D : 6 3 , 6 4に対応す る追加位置範囲、 すなわち、 追加ォプジ ク トデータの追加位置範囲に よつて特定された領域内、 座標 ( X 2 1 , y 2 1 ) の点と座標 ( X 2 2 , y 2 2 ) の点と座標 ( X 2 3, y 2 3 )'の点と座標 ( x 2 4 , y 2 4
) の点とを結ぶ矩形の領域とのいずれかにあるかを判断する。
そして、 追加ォブジヱク トの揷入位置が制御対象パーツ I D : 6 1 , 6 2 に対応する追加位置範囲内であるときには、 制御対象パーツ I D : 6 1 , 6 2 に対応する制御量を取得し、 追加ォブジェク トの揷入位置が 制御対象パーツ I D : 6 3, 6 4に対応する追加位置範囲内であるとき には、 制御対象パーツ I D : 6 3, 6 4 に対応する制御量を取得する。 このようにして、 S 2 3 においてユーザーによ り指定された追加ォブジ ヱク トの揷入位置に応じて、 制御される動作ォブジヱク トの構成パ一ッ を選択することが可能となる。 '
図 1 3 ( a ) および図 1 3 ( b ) の例では、 制御対象パーツ I D : 6
1 , 6 2 に対応する追加位置範囲は、 キャラクタ 6のキャラクタ 6 の左 手を構成しているパーツ I D : 6 3, 6 4のパーツ (図 8 ( a ) および 図 8 ( b ) のパーツ 6 1 およびパーツ 6 2 ) 周辺の領域に設定され、 制 御対象パーツ I D : 6 3, 6 4 に対応する追加位置範囲は、 キャラクタ 6の右手を構成しているパーツ I D : 6 3 , 6 4のパーツ周辺の領域に 設定されている。 なお、 図 1 3 ( a ) および図 1 3 ( b ) の既記述ァニ メーショ ン画像表示画面 5 1 には、 図 6 に示す既記述アニメ一ショ ン画 像表示画面 5 1 と同じ既記述アニメーショ ン画像を表示しているものと する。
したがって、 図 1 3 ( a ) および図 1 3 ( b ) の例では、 S 2 4にお いて、 歯ブラシを表す追加オブジェク トアイコン 5 4 Aをドラッグした ときの終点位置がキャラクタ 6の左手周辺の領域内であれば、 キャラク タ 6の左手を構成する I D : 6 1 , 6 のパーツの制御情報が取得され る一方、 歯ブラシを表す追加ォブジヱク トアイコン 5 4 Aを ドラッグし
たときの終点位置がキャラクタ 6の右手周辺の領域内であれば、 キャラ ク夕 6 の右手を構成する I D : 6 1 , 6 2 のパーツの制御情報が取得さ れる。
これにより、 追加ォブジヱク トアイコン 5 4 Aを左手周辺にドラッグ するか、 右手周辺にドラッグするかによって、 キャラクタ 6が動かす手 を左手-、 右手のいずれにも変更できる。 この結果、 追加オブジェク トァ イコン 5 4. Aのドラッグ位置によって、 キャラクタ 6の動作パーツが異 なる 2種類の合成アニメーシヨ ン、 左手歯磨きアニメ 1 および右手歯 磨きアニメ 7 5が出力されることになる。 ·
本実施形態のアニメーショ ン作成方法では、 以上のようにして、 キヤ ラクタ 6の動きが異なる複数種類の合成アニメ一シヨ ンを、 1つの追加 ォブジヱク トアイ コ ンで作成することができる。 したがって、 より多様 なアニメーショ ンの作成が可能となる。 また、 追加ォブジヱク トアイ: π ンの数を減らすことができるので、 比較的狭い表示画面でキャラク タ 6 の動きが互いに異なる多種類の合成アニメーショ ンを作成でき、 また、 ユーザーが目的のアイコンを見つけ易い。
なお、 上述した方法では、 追加ォブジヱク トの揷入位置によつて動作 オブジェク トお.よび追加オブジェク トの動きを変更していたが、 図 1 5 ( a ) および図 1 5 ( b ) に示す方法のように、 追加ォブジヱク トの揷 入位置によつて追加ォブジヱク トの種類を切替えることも考えられる。 すなわち、 同じ追加ォブジヱク トアイコンを選択した場合であつても、 追加ォブジヱク トの揷入位置によって異なる追加ォブジヱク トが選択さ れるようにし、 1つの追加ォブジヱク トアイコンで複数種類の追加ォブ ジェク トを選択可能とすることも可能である。
これによ り、 例えば、 図 1 5 ( a ) .に示すように、 水滴を表す追加ォ ブジェク トアイコン 5 4 Dをキャラクタ 6の顔の部分に ドラッグした場 合には、 キャラクタ 6の顔が笑顔から悲しい顔に変化する動作アニメ一 ショ ンにキャラクタ 6の目から涙 (追加ォブジヱク ト) が流れ落ちる追 加アニメーショ ンを追加した合成アニメ一シヨ ン 8 4 を生成する.一方、 図 1 5 ( b ) に示すように、 水滴を表す追加ォブジヱク トアイコン 5 4 Dをキャラクタ 6の背景部分 (キャラクタ · 6以外の部分) にドラッグし た場合には、'キャラクタ 6の顔が笑顔から悲しい顔に変化する動作ァニ メ一シヨ ンに雨 (追加オブジェク ト) が降る追加アニメーショ ンを追加 した合成アニメーシヨ ン 8 5 を生成することができる。
この方法では、 複数種類の追加ォブジヱク ト (涙および雨) のアニメ —ショ ンを 1 つの追加ォブジヱク トアイコン (水滴を表す追加ォブジヱ ク トアイコン 5 4 D ) で作成することができる。 したがって、 より多様 なアニメーショ ンの作成が可能となる。 また、 追加オブジェク トアイコ ンの数を減らすことができるので、 比較的狭い表示画面で追加ォブジヱ ク トの種類および動きが互いに異なる多種類の合成アニメ一ショ ンを作 成でき、 また、 ユーザ一が目的のアイコンを見つけ易く なる。
また、 図 1 3 ( a ) および図 1 3 ( b ) に示す方法と図 1 5 ( a ) お ょぴ図 1 5 ( b ) に示す方法とを組み合わせることも可能である。 これ により、 1 つの追加オブジェク トアイコンで、 動作オブジェク トの動き と追加アニメ一ショ ンとの両方が異なる複数種類のアニメーショ ンを作 成することができる。
〔実施の形態 3 〕
本発明のさ らに他の実施の形態について図 1 6に基づいて説明すれば
、 以下の通りである。 なお、 説明の便宜上、 前記実施の形態 1 にて示し た各部材と同一の機能を有する部材には、 同一の符号を付記し、 その説 明を省略する。
上記実施の形態 2では、 既記述アニメ一ショ ン画像データに対する追 加ォブジヱク トの揷入位置により、 既記述アニメーショ ンに含まれる動 作ォブジ ク トのの動作を制御する制御情報を変化させる方法 (図 1 3 ( a ) および図 1 3 ( b ) ) と、 追加ォブジェク トの揷入位置によって 追加されるォブジヱク トを変更する方法 (図 1 5 ( a ) および図 1 5 ( b ) ) とについて述べた。
これに対し、 本実施形態では、 追加ォブジェク トの揷入順序に時間要 素の概念を持たせた、 .より直感的なアニメーショ ン作成方法について述 ベる。 '
既に述べたように、 本発明のアニメーショ ン作成方法において、 動作 ォブジヱク トに対して追加される追加ォブジヱク トは、 1つとは限らな い。 つま り、 追加ォブジヱク ト選択部 1 4で選択される追加オブジェク トは、 複数であってもよい。
本実施形態のアニメーショ ン作成方法は、 該複数の追加オブジェク ト が追加ォブジ ク ト選択部 1 4で選択される順番に対応して、 その順番 に応じた合成アニメーショ ンを作成するものである。
したがって、 本実施形態のアニメーショ ン作成装置では、 実施の形態
1 における制御情報取得部 1 9が、 追加オブジェク トデータの選択順序 (揷入順序) に従って、 先に選択された追加ォブジュク トデータに含ま れる制御情報を第 1 の制御情報として取得し、 後に選択された追加ォブ ジ ク トデ一夕に含まれる制御情報を第 の制御情報として取得するよ
うになつている。 そして、 動作アニメーショ ン生成部 2 0'は、 既記述ァ ニメ一ショ ン画像データに対し、 第 1 の制御情報と第 2の制御情報とに 基づいて動作ォブジヱク トの動作を制御することにより、 動作アニメ一 ショ ンを生成する。
' 本実施形態のアニメーショ ン作成方法の具体例を図 1 6に基づいて説 明する。
図 1 6に示すように、 表示画面 9では、. 追加ォブジュク トアイコンと して、 晴れアイコン 9 4 A、 曇りアイコン 9 4 B、 アイコン 9 4 C、 お よびアイコン 9 4 Dが、 追加オブジェク トアイコン表示画面 9 2に表示 されるようになつている。
まず、 ユーザ一が、 ポイ ンティ ング ' デバイスを用いて、 矢印 9 5で ' 示すように、'既記述アニメーショ ン画像表示画面 9 1 に表示された空の 左端部まで晴れアイコン 9 4 Aを ドラッグした後、 矢印 9 6で示すよう に、 既記述アニメ一ショ ン画像表示画面 9 1 に表示された空の中央部ま で曇りアイコン 9 4 Bを ドラッグする。
これにより、 制御情報取得部 1 9が、 アイコン 9 4 A · 9 4 Bを ドラ ッグした順序に従って、 アイコン 9 4 Aに対応する追加オブジェク トデ 一夕の制御情報を第 1 の制御情報として取得し、 次に、 アイコン 9 4 B に対応する追加ォブジュク トデータの制御情報を第 2の制御情報として 取得する。 そして、 動作アニメーショ ン生成部 2 0が、 既記述アニメ一 ショ ン画像データに対し、 第 1 の制御情報と第 2の制御情報とに基づい て動作ォブジヱク トの動作を制御することによ り、 動作アニメーショ ン を生成する。 この例では、 動作ォブジヱク ト 1 0 としての空が、 明るい 状態から暗い状態へと変化していくアニメ一ショ ンが動作アニメ一ショ
ンと して生成される。
時間的な要素を紙面上で表現することは不可能なので、 合成アニメ一 ショ ンについては詳細に説明しないが、 結果として、 太陽が燦々と輝い た状態から徐々に曇った状態へ変化していく ような合成アニメーショ ン が作成される。
尚、 発明を実施するための最良の形態の項においてなした具体的な実 施態様'または実施例は、 あく までも、 本発明の技術内容を明らかにする ものであって、 そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべき ものではなく、 本発明の精神と次に記載する特許請求の範囲内で、 いろ いろと変更して実施することができるものである。 産業上の利用の可能性
本発明のァ.ニメ一ショ ン作成方法は、 以上のように、 第 2のオブジェ ク トを選択するステップと、 既記述アニメーショ ンの画像を用いて、 第 1 のオブジェク トが、 選択された第 2 ·のォブジェク トに応じた動作を行 う動作アニメーショ ンを生成するステツプと、 動作アニメーショ ンと第 2のォブジェク 卜のアニメーショ ンの画像とを合成するステップとを有 する方法である。
これにより、 ユーザ一が、 第 2のォブジヱク トに応じた第 1 のォブジ ヱタ トのアニメーショ ンを探し出したり、 新規に作成する操作を行う こ となく、 既記述アニメーショ ンの画像に第 2のォブジヱク トのアニメ一 ショ ンの画像を追加した合成アニメ一ショ ンを作成することができる。 それゆえ、 上記方法は、 予め記述された既記述アニメ一ショ ンの画像に 対してォブジヱク トを追加した合成アニメ一ショ ンを簡単な操作で、 力、
つ、 短時間で作成できるアニメーショ ン作成方法を提供することができ るという効果を奏する。
また、 本発明のアニメ一ショ ン作成方法は、 以上のように、 第 2のォ ブジヱク トの少なぐとも 1つを選択して第 1 のォブジェク トに関連付け るステ'ップと、 既記述アニメ一シヨ ンの画像を用いて、 選択された第 2 のオズジヱク トの第 1 のォブジェク トへの関連内容に応じた動作を第 1 のォプジヱク トが行う動作アニメ一ショ ンを生成するステップと、 動作 アニメ一ショ ンと第 2のォブジヱク トのアニメ一ショ ンの画像とを合成 するステップとを有する方法である。
これにより、 ユーザーが、 第 2のォブジヱク トに応じた第 1 のォブジ ェク 卜のアニメ一ショ ンを探し出したり、 新規に作成する操作を行う こ となく、 既記述アニメーショ ンの画像に第 2 ·のオブジェク トのア メ一 ショ ンの画像を追加した合成アニメ一ショ ンを作成することができる。 それゆえ、 上記方法は、 予め記述された既記述アニメーショ ンの画像に 対してオブジェク トを追加した合成アニメ一ショ ンを簡単な操作で、 か つ、 短時間で作成できるアニメーショ ン作成方法を提供することができ るという効果を奏する。
さ らに、 上記方法では、 第 2のォブジェク トの第 1 のオブジェク トへ の関連内容に応じて第 1 のォブジヱク トの動作を変えることができるの で、 1 つの第 2のオブジェク トを用いて複数のアニメ シヨ ンを作成で きる。 したがって、 上記方法は、 多様なアニメ一ショ ンを容易に作成す ることができるという効果も奏する。
本発明のアニメ一ショ ン作成装置は、 以上のように、 第 1 のォブジヱ ク トを含む予め記述された既記述アニメ一ショ ンの画像に対し、 編集指
示を入力することによって、 予め作成された第 2のォブジヱク トを追加 しだ合成アニメーショ ンを作成するアニメ一ショ ン作成装置であって、 第 1のオブジェク トを選択するオブジェク ト選択部と、 既記述アニメ一 ショ ンの画像を用いて、 第. 1 のォブジェク トが、 選択された第 2のォブ ジヱク トに応じた動作を行う動作アニメーショ ンを生成する動作アニメ ーショ ン生成部と、 動作アニメ一ショ ンと第 2のォブジェク トのアニメ —ショ ンの画像とを合成するアニメーショ ン合成部とを有する構成であ る。 .
これによ り、 ユーザ一が、 第 2·のオブジェク トに応じた第 1 のォブジ ヱク トのアニメーショ ンを探し出したり、 新規に作成する操作を行う こ となく、 既記述ァニメ一ショ ンの画像に第' 2のォブジェク トのアニメ一 ショ ンの画像を追加した合成アニメーショ ンを作成できる。 それゆえ、 上記構成は、 予め記述された既記述アニメーショ ンの画像に対してォブ ジヱク トを追加した合成アニメ一ショ ンを簡単な操作で、 かつ、 短時間 で作成できるアニメーショ ン作成装置を提供することができるという効 果を奏する。
本発明のアニメーショ ン作成プログラムは、 以上のように、 ユーザー によって第 2のォブジヱク トが選択されると、 既記述アニメーショ ンの 画像を用いて、 第 1 のオブジェク トが、 選択された第 2のォブジェク ト に応じた動作を行う動作アニメーショ ンを生成し、 次いで、 動作アニメ ーショ ンと第 2 のォブジヱク トのアニメ一ショ ンの画像とを合成する.構 成である。 また、 本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、 以 上のように、 上記のアニメ一ショ ン作成プログラムを記録している構成 である。
これらにより、.ユーザ一が、 第 2·のォブジェク 卜に応じた第 1 のォブ ジェク トのアニメーショ ンを探し出したり、 新規に作成する操作を行う こ となく 、 既記述アニメーショ ンの画像に第 2 のォブジェク トのアニメ —ショ ンの画像を追加した合成アニメ一ショ ンを作成できる。 それゆえ 、 これらの構成は、 予め記述された既記述アニメーショ ンの画像に対し てオブジェク トを追加した合成アニメーショ ンを簡単な操作で、 かつ、 短時間で作成できるアニメ一ショ ン作成プログラムおよびそれを記録し たコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することができるという 効果を奏する。