WO2001059641A1

WO2001059641A1 - Procede et systeme de gestion de vente, et systeme de vente de marchandises

Info

Publication number: WO2001059641A1
Application number: PCT/JP2001/000933
Authority: WO
Inventors: Ken Kutaragi; Akira Saito; Tanjo Wakimoto; Toru Kuwahara; Kazuya Tamura; Hajime Hirano
Original assignee: Sony Computer Entertainment Inc.
Priority date: 2000-02-09
Filing date: 2001-02-09
Publication date: 2001-08-16
Also published as: AU2001230603A1; EP1260922A1; JP2001222577A; EP1260922A4; US20010032146A1; JP4028150B2; KR20020073581A

Description

明細書

販売管理方法、販売管理システムおよび商品販売システム技術分野

本発明は、ネットワークを介して商品取引を行う場合における販売管理方法および販売管理システムに係り、特に、商品の在庫管理および引当処理の技術に関する。背景技術

一般に、小売店が消費者に対して販売する商品は、卸問屋等を通じて予め仕入れたものを在庫として手元におき、自らの資産として管理している。消費者から発注の問い合わせがあると、在庫商品がある場合は、その在庫商品を引当て、在庫商品がない場合は「品切れ」等の情報を通知する。

商品の仕入れ数に対し、消費者からの発注が少なければ、商品は在庫として売れ残り、小売店は経済的損失を被ることとなる。したがって、売れ残り在庫によるリスクを避けるためには、できるだけ仕入れ数を減らし、在庫を少なくすることが望まれる。一方、消費者からの発注に対し、商品の仕入れ数が少なければ、販売機会を喪失することになり好ましくない。発明の開示

本発明の目的は、小売店の売れ残り在庫によるリスクを低減し、かつ、在庫商品切れによる販売機会の喪失を低減する販売管理技術を提供することにある。

前記目的を達成するため、本発明は、発注者の端末からのオンライン注文を受け付ける販売者の販売管理方法において、販売者に商品を卸す商品供給元の保有する商品在庫数を取得する処理と、販売者が保有する商品在庫数と、前記商品供給元の保有する商品在庫数とに基づいて算出される在庫数状況を求める処理とを行い、発注者の端末から、商品を特定するための情報および注文個数を含む注文要求を受け付けると、特定された商品の注文個数と、特定された商品の在庫数状況とに応じた情報を、発注者の端末に表示させることを特徴とする。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の第 1の実施形態に係るネットワーク構成を示すプロック図である。

図 2は、利用者のコンピュータのハードゥエァ構成を示すブロック図である。図 3は、小売店のサーバコンピュー夕のハ一ドウェア構成を示すプロック図である。

図 4は、卸問屋のサーバコンピュー夕のハ一ドウェア構成を示すブロック図でめる o

図 5は、本発明の第 1の実施形態による在庫数管理フロー図である。

図 6は、仮想商店を表すホームページの説明図である。

図 7は、会員認証ページの説明図である。

図 8は、商品リストページの説明図である。

図 9は、購入商品一覧ページの説明図である。

図 1 0は、購入手続きページの説明図である。

図 1 1は、支払方法入力ページの説明図である。

図 1 2は、注文受付ページの説明図である。

図 1 3は、注文受付ページの説明図である。

図 1 4は、注文受付ページの説明図である。

図 1 5は、受注リスト構造概念図である。

図 1 6は、本発明による商品引当処理フロー図である。

図 1 7は、本発明の第 2の実施形態に係るネットワーク構成を示すプロック図である。

図 1 8は、本発明の第 2の実施形態による在庫管理フロー図である。

図 1 9は、本発明の第 1の実施形態の変形例による在庫管理フロー図である。発明を実施するための最良の形態

本発明の最良の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の実施の形態では、 W e bページ上で商品に関する注文を受け付ける小売店に適用した場合を例として説明する。小売店が取り扱う商品は、卸問屋から仕入れられ、小売店が提供する W e bページで販売される。もちろん、本発明は、 W e bページ上での商品取引に限定されるものでなく、それ以外のオンライン取引についても適用可能である。

図 1は、本発明の第 1の実施形態に係る販売管理システムが適用されるネヅトワークの構成の概要を示すブロック図である。小売店端末システム（以下単に「小売店」と称する） 2 0は、小売店自身が所有する小売在庫と、卸問屋端末システム（以下単に「卸問屋」と称する） 3 0が所有する卸在庫とに基づいて、商品の在庫状況を管理する。小売店 2 0は W e bページ上で、利用者 1 0 から商品に関する注文を受け付けると、在庫状況に応じたメッセージを利用者

1 0に送信する。

W e bページ上で受け付けた注文に対する商品の引当は、注文処理とは別処理で行われる。引当がされた商品の個数は在庫数に反映され、引当できなかつた商品に対応する注文には、キヤンセル処理がなされる。

図 1において、複数の端末コンピュータ 1 1 (図 1では 1台のみ示す）が、電話回線等の回線 4 0を介して小売店 2 0のサーバコンピュータ 2 1に接続される。回線 4 0は、図示しない商用プロバイダ等を経由して、イン夕一ネットを利用した電子デ一夕の伝送が可能である。サ一バコンピュー夕 2 1は、回線 4 1を介して卸問屋 3 0のサーバコンピュータ 3 1に接続される。回線 4 1 は電子デ一夕の伝送が可能な公衆網、専用回線等の回線である。

端末コンピュータ 1 1は、 W e bブラウザ機能部 1 1 1と、入力処理部 1 1 2とを少なくとも有する。

ブラウザ機能部 1 1 1は、サーバコンピュータ 2 1から受信した W e bぺージを生成するファイルの内容を解釈し、画像出力装置 1 3 (図 2参照）に表示する処理と、利用者 1 0の指示に従って、サ一バコンピュー夕 2 1に対し、フアイルの要求もしくは W e bページに入力したデ一夕等を送信する処理とを仃っ。

入力処理部 112は、利用者 10の指示を受け付ける処理を行う。具体的にはマウス 14、キーボード 15からの入力処理を行う。

ここで、ブラウザ機能部 111が、サ一バコンピュ一夕 21が提供する We bページを画像出力装置 13に表示する処理について説明する。サーバコンビユー夕 21の外部記憶装置 223には、 Webページを生成するための、 HT ML (Hypert ext Markup L a n g u a g e ) と呼ばれる言語で記述されたテキストファイルのほか、画像、音声、ビデオなどのファイルが保存されている。また、 Webページには、イン夕一ネット上で識別可能とするために、 URL (Unif orm Re source Locat or) とよばれる表記法を用いたァドレスが一意的に付されている。

利用者 10が、閲覧を希望する Webページの URLをブラウザ上で指定すると、ブラウザ機能部 111は、サ一バコンピュー夕 21に対して、利用者 1 0から指示された We bページを生成するためのファイルを読み出すための要求を行う。サ一バコンピュ一夕 21の Webフロント部 211は、この要求に対して、要求されたファイルを外部記憶装置 223から読み出して、 HTT P (H pert ext Transf er P r o t o c o 1 ) と呼ばれる通信プロトコルで、ブラウザ機能部 111に転送する。

ブラウザ機能部 111は、受信したファイルに含まれる HTML言語で記述されたテキストファイル等を解釈する手段を有しており、テキストファイル等の内容に従って、画像出力装置 13に Webページを表示する。

図 2は、端末コンピュータ 11のハードウェア構成を示すブロック図である。端末コンピュータ 11は、筐体 12、画像出力装置 13、マウス 14、キ一ボ —ド 15、通信装置 16とを備えている。利用者 10は、マウス 14およびキ —ボ一ド 15を用いて、 We bページ上の所定のボタンをクリックしたり、所定の欄にデ一夕を入力することができる。通信装置 16はモデム、あるいは、 TA (ターミナルアダプタ）等から構成される。端末コンピュータ 11は、通信装置 16を介して電話回線等の回線 40に接続されている。利用者 10は、端末コンピュータ 11を用いて、商用プロバイダ等を経由して、インターネットが利用できる。

筐体 12内部には、中央処理装置（CPU) 121、主記憶装置 122、外部記憶装置 123、グラフィックス制御装置 124等が設けられている。外部記憶装置 123は、例えば、ハードディスク装置で構成される。このハードデイスク装置には、 OS (オペレーティングシステム）、ブラウザ等のプログラムが格納されている。 OSは、端末コンピュータ 11を制御するための基本ソフトウェアプログラムである。ブラウザは、 We bページを生成する HTML 言語で記述されたファイルを解釈して、画像処理装置 13に Webページを表示するため等に利用されるプログラムである。これらのプログラムは主記憶装置 122にロードされ、 CPU 121が実行することで、それぞれの機能を実現する。ただし、端末コンピュータ 11はこれらのハードウェア構成に限定されるわけではない。

小売店 20のサーバコンピュータ 21は、小売店販売管理システム 210を構成している。小売店販売管理システム 210は、 Webフロント部 211と、在庫数管理部 212と、引当処理部 213と、通信部 214とを有するとともに、これらの機能部を管理する。なお、これらの機能部は、複数のコンビユー夕に分散させておいてもよい。

Webフロント部 211は、端末コンピュータ 11からの Webページを生成するファイル（Webページファイル）の転送要求に対し、回線 40を介して、該当する Webページファイルを端末コンピュータ 11に転送する処理と、 We bページファイルの更新等の管理と、 Webページを介して利用者 10からの注文情報等を入手する処理とを行う。

在庫数管理部 212は、小売店 20が保有する商品の在庫数（小売在個数）と、卸問屋 30が保有する卸在庫数と、レイシォ（Ratio)値を保持すると共に、これらの在庫数およびレイシォに基づいて算出される仮想在庫数を保持する。

ここで、レイシォ値は、卸在庫数における小売店 20の取り分を表す値である。この値は、卸問屋 30の商品販売個数に対する小売店 20の商品販売個数、卸問屋 30の商品売上高に対する小売店 20の商品売上高等に基づいて設定される。例えば、ある商品に関して小売在庫数が 100個で、卸在庫数が 50 0個で、レイシォ値が 30%であったとすると、仮想在庫数は、

100 + 500x30%= 250

より、 250個となる。

引当処理部 213は、受注リストを管理すると共に、受注リストを元に小売在庫の引当処理を行う。受注リストについては後述する。通信部 214は、卸問屋 30のサーバコンピュータ 31との間における、卸問屋 30の保有する商品在庫数、商品の発注に関するデ一夕等の送受信を管理する。

ここで、小売店販売管理システム 210が、 Webフロント部 211により、 Webページを用いて、利用者 10の情報を入手する処理について説明する。上述した HTMLで記述されるテキストファイル中には、 We bページ上の所定の位置（ボタン）が、マウス 14でクリックされた場合の処理、例えば、別の Webページを表示させたり、入力された情報の送信等、を実行させるコマンドを組み込むことができる。小売店 20が、提供する Webページを閲覧している利用者 10の情報、例えば商品注文情報、電子メールアドレス等を入手するためには、予め必要な情報を記入させる欄もしくは情報を指示できる欄等と共に、それらの情報を送信するためのコマンドが組み込まれたボタンを We b画面上に配置しておく。利用者 10が、マウス 14もしくはキーボード 15 等の入力装置を用いて、商品注文情報のチェック欄をクリックし、電子メールァドレス入力欄にメ一ルァドレスを入力した後、送信ボタンをクリックすると、これらの情報がファイル等を媒体としてサ一バコンピュ一夕 21に送信される。小売店販売管理システム 210は、このファイル等を受信し、利用者 10 からの情報を入手することができる。

図 3は、サーバコンピュータ 21のハードウェア構成を示すプロック図である。サ一バコンピュー夕 21は、筐体 22、画像出力装置 23、通信装置 24 を有する。サ一バコンピュ一夕 21は、通信装置 24を介して回線 40および回線 41に接続されている。

筐体 22内部には、中央処理装置（CPU) 221、主記憶装置 222、外部記憶装置 223、グラフィックス制御装置 224等が設けられている。外部記憶装置 2 2 3には、小売店 2 0が保有する商品の小売在庫数と、卸問屋 3 0 が保有する商品の卸在庫数と、レイシォ値と、仮想在庫数等を格納するデ一夕領域が設けられている。ただし、サ一バコンピュ一夕 2 1はこれらのハ一ドウヱァ構成に限定されない。

卸問屋 3 0のサ一バコンピュ一夕 3 1は、卸在庫管理システム 3 1 0を構成する。卸在庫管理システム 3 1 0は、在庫数管理部 3 1 1と、通信部 3 1 2とを有するとともに、これらの機能部を管理する。在庫数管理部 3 1 1は、卸問屋 3 0が所有する商品の在庫数を保持する。通信部 3 1 2は、小売店 2 0のサ —バコンピュー夕 2 1との間における、商品在庫数、商品の発注に関するデー夕等の送受信を管理する。

図 4は、卸問屋 3 0のサ一バコンピュー夕 3 1のハードウェア構成を示すブロック図である。サ一バコンピュー夕 3 1は、筐体 3 2、画像出力装置 3 3、通信装置 3 4を有する。サーバコンビユー夕 3 1は、通信装置 3 4を介して回線 4 1に接続されている。

筐体 3 2内部には、中央処理装置（C P U) 3 2 1、主記憶装置 3 2 2、外部記憶装置 3 2 3、グラフィヅクス制御装置 3 2 4等が設けられている。ただし、サ一バコンピュー夕 3 1はこれらのハ一ドウヱァ構成に限定されない。次に、小売店 2 0が提供するオンラインショッピングの W e bページについて説明する。

図 6は、仮想商店の入口を表すホームページ 5 0 0の一例である。利用者 1 0が小売店 2 0が提供するオンラインショヅピングを利用するときは、最初にこのページが表示される。ホ一ムページ 5 0 0には、ショヅビングに先立つ会員認証を行うページに移行するためのショヅビングボタン 5 0 1と、未登録の利用者が会員登録を行うためのページに移行する会員登録ボタン 5 0 2とが配置されている。これらのボタンには予め制御命令が組み込まれており、マウスポィン夕 mpがボタン上にある状態で、マウス 1 4がクリックされることにより、対応する制御命令が実行される。制御命令としては、例えば、他のぺ一ジに移動する、入力したデータを送信する等がある。

図 7は、会員認証を行うための会員認証ページ 5 1 0の一例である。会員認証ページ 5 1 0には、会員番号を入力する欄 5 1 1と、パスワードを入力する欄 5 1 2と、それらのデ一夕を送信し、認証を要求する送信ボタン 5 1 3と、会員認証をせずに本ページを終了させるキャンセルボタン 5 1 4とが配置されている。

図 8は、取り扱い商品群を掲載する商品リストページ 5 2 0の一例である。商品リストページ 5 2 0には、商品の一覧を示すリスト部 5 2 1と、商品検索ページに移行するための商品検索ボタン 5 2 2と、購入品一覧ページに移行するための購入品一覧ボタン 5 2 5と、購入手続きページに移行するための購入手続きボタン 5 2 4と、本ページを終了させるためのキャンセルボタン 5 2 3 とが配置されている。

図 9は、購入を指定した商品の一覧を表示する購入商品一覧ページ 5 3 0の一例である。購入商品一覧ページ 5 3 0には、購入指定商品のリスト 5 3 2と、商品リストページ 5 2 0に移行し、購入を継続するための購入継続ボタン 5 3 1と、購入手続きページに移行するための購入手続きボタン 5 2 4とが配置されている。

図 1 0は、購入手続きを指定する購入手続きページ 5 4 0の一例である。購入手続きページ 5 4 0には、購入指定商品のリスト 5 4 1と、支払方法を指定するページに移行するための支払方法ボタン 5 4 2と、登録住所以外へ商品を配送する際の届け先を指定するページに移行するための、届け先変更ボタン 5 4 3と、購入手続きを中断するためのキャンセルボタン 5 4 4とが配置されている。

図 1 1は、支払方法を指定する支払方法入力ページ 5 5 0の一例である。支払方法入力ページ 5 5 0には、購入指定商品のリスト 5 5 1と、登録してあるクレジットカードの番号を表示する欄 5 5 2と、購入の意思を確認するための確認ボタン 5 5 3と、購入中断するためのキャンセルボタン 5 5 4とが配置されている。利用者 1 0が登録してあるクレジヅトカード以外のカードの使用を希望する場合は、欄 5 5 2の内容を変更することができる。

図 1 2は、利用者 1 0の購入希望商品の注文数が仮想在庫以下の場合に表示されるページ 5 6 0の一例である。本ページ 5 6 0には、受け付けた注文数を表示する欄 5 6 1と、購入を感謝するメッセ一ジを表示する欄 5 6 2と、本ぺ —ジを終了させるためのボタン 5 6 3とが配置されている。

図 1 3は、利用者 1 0の購入希望商品の注文数が、仮想在庫より多く、かつ、小売在庫と卸在庫の合計値以下の場合に表示されるページ 5 7 0の一例である。本ページ 5 7 0には、受け付けた注文数を表示する欄 5 7 1と、仮想在庫が存在する分の個数を表示する欄 5 7 2と、仮想在庫を超える分の個数についてはキャンセルの可能性がある旨を表示する欄 5 7 3と、キャンセルの際の手続きについて表示する欄 5 7 4と、表示された内容での注文を確定するための注文確定ボタン 5 7 5と、注文を取りやめるための注文取りやめボタン 5 7 6 とが配置されている。

図 1 4は、利用者 1 0の購入希望商品の注文数が、小売在庫と卸在庫の合計値より多い場合に表示されるページ 5 8 0の一例である。本ページ 5 8 0には、受け付けた注文数を表示する欄 5 8 1と、仮想在庫が存在する分の個数を表示する欄 5 8 2と、仮想在庫を超える分の個数についてはキャンセルの可能性がある旨を表示する欄 5 8 3と、キャンセルの際の手続きについて表示する欄 5 8 4と、小売在庫と卸在庫の合計値を超える分の個数については品切れである旨を表示する欄 5 8 5と、表示された内容での注文を確定するための注文確定ボタン 5 8 6と、注文を取りやめるための注文取りやめボタン 5 8 7とが配置されている。

次に、本発明の第 1の実施形態における在庫管理が、どのように行われるかについて図 5のフロー図を参照して説明する。

小売店販売管理システム 2 1 0は、在庫数管理部 2 1 2で、取り扱い商品毎の小売店在庫数と卸在庫数とレイシォ値とを保持している。小売店在庫数は、後述する引当処理により、小売店の在庫数が変動した場合に、更新される。卸在庫数は、小売店販売管理システム 2 1 0が卸在庫管理システム 3 1 0とデー夕の授受を行う際（S 1 1 3 ) に入手する卸在庫数の最新値に基いて、更新される。レイシォ値は、小売店 2 0の卸 3 0に対するシェアに応じて更新される。小売店販売管理システム 2 1 0は、卸在庫管理システム 3 1 0から所定の期間毎に、もしくはリアルタイムでシェア値を入手することが可能で、その値に応じたレイシォを庫数管理部 212で保持する。また、手動で任意のレイシォ値に設定することもできる。なお、小売在庫、卸在庫についても手動で設定することができる。

在庫数管理部 212は、小売店在庫数と、卸在庫数にレイシォ値を掛けた値とを合計し、仮想在庫として保持する（S 101)。

仮想在庫が 0の場合は、商品は品切れであるとして、図 8の符号 526に示すように We bページ上で品切れの表示をし、注文はできないものとする（S 106)。このとき、 Webページに、商品を掲載させないようにする、あるいは、商品を掲載して、予約を受け付けるようにしてもよい。

仮想在庫が 1以上の場合は、 Webページ上での注文を可能とする（S 10 3)。

ここで、利用者 10が、小売店 20が提供する Webページ上において、商品を注文する場合の処理について説明する。

小売店 20は、ィン夕ーネヅト上で図 6に示すような We bページ 500を提供している。そこで、利用者 10は Webブラウザ機能部 111を利用して、画像表示装置 13に Webページ 500を表示させ、閲覧することができる。閲覧中の Webページ 500において、ショッピングボタン 501には、ボタン 501がクリックされると図 7に示すような、会員であることの認証を行う Webページ 510を表示させるためのコマンドが組み込まれている。利用者 10が、ショッピングボタン 501上にマウスポインタ mpを位置させて、マウス 14をクリックすると、上記コマンドが実行され、図 7に示すような、会員認証のための Webページ 510が画像出力装置 13に表示される。

利用者 10により、キーボード 15を介して、会員番号欄 511に会員番号が、また、パスワード欄 512にパスワードが入力され、送信ボタン 513がクリックされると、会員番号とパスヮードの情報がサーバコンピュー夕 21に送信される。 Webフロントシステム 211は、この情報を受信し、会員であることの認証を行う。認証後、図 8に示すような商品リストページ 520上の商品リスト 521に掲載されている商品群が閲覧可能となる。また、商品検索ボタン 522をクリックすることで、希望商品の検索も可能である。ここで、仮想在庫数が 0の商品については、上述のように品切れである旨の情報 5 2 6 が表示される。

利用者 1 0は、購入希望の商品があれば、マウス 1 4等の入力装置を用いて商品番号を指定する。複数の商品を購入指定することも可能である。また、利用者は、ボタン 5 2 4をクリックすることにより表示される、図 9に示すような購入品一覧ページ 5 3 0で、指定した商品の一覧リスト 5 3 1を適宜確認することができる。

購入希望の商品の指定を終了した利用者 1 0は、購入手続きボタン 5 2 4をクリックして、図 1 0に示すような購入手続きページ 5 4 0を表示させることができる。購入商品を確認した利用者 1 0は、支払方法入力ボタン 5 4 2をクリックして、図 1 1に示すような支払方法入力ページ 5 5 0を表示させることができる。支払方法入力ページ 5 5 0では、会員登録時に予め登録しておいた利用クレジットカードの番号 5 5 2が表示されており、利用者 1 0は、変更の必要がなければ発注内容の確認ボタン 5 5 3をクリックすることができる。発注内容の確認ボタン 5 5 3が、クリックされると、指定された商品名（商品番号）と注文数のデ一夕が小売店販売管理システム 2 1 0に送信される。以上のような、利用者 1 0の手続きによって送信された商品名と注文数のデ —夕を受信した小売店販売管理システム 2 1 0は、注文数と仮想在庫数とを比較する（S 1 0 4 )。

小売店販売管理システム 2 1 0は、注文数が仮想在庫数以下の場合は、図 1 2に示すような注文承り画面 5 6 0を表示し（S 1 0 5 )、注文が確定する。注文数が仮想在庫数より大きいときは、注文数と、小売在庫数と卸在庫数の合計値（在庫合計値）とを比較する（S 1 0 7 )。

小売店販売管理システム 2 1 0は、注文数が、在庫合計値以下の場合は、仮想在庫数を超える注文に関しては品切れの可能性がある旨、および、品切れの際のキャンセル方法に関するメッセージを含む、注文承り画面を表示する（S 1 0 8 )。例えば、在庫合計値が 1 0 0で、仮想在庫数が 2 0個で、注文数が 3 0個の場合は、図 1 3に示すように、在庫確認分として 2 0個（符号 5 7 2 )、キャンセル可能性分として 1 0個（符号 5 7 3 ) が示されると同時に、キャンセル方法に関する情報 5 7 4が表示される。利用者 1 0は、表示された内容での注文を希望する場合は、注文確定ボタン 5 7 5をクリックすることができる。また、注文を希望しない場合はボタン 5 7 6をクリックすることができる。小売店販売管理システム 2 1 0は、注文数が、在庫合計値より大きいときは、仮想在庫数を超え、在庫合計値以下の注文に関しては、品切れの可能性がある旨、および、品切れの際のキャンセル方法に関するメッセージを含み、在庫合計値を超える注文数に関しては、品切れである旨のメッセ一ジを含む注文承り画面を表示する（S 1 0 9 )。例えば、在庫合計値が 3 0で、仮想在庫数が 2 0個で、注文数が 3 5個の場合は、図 1 4に示すように、在庫確認分として 2 0個（符号 5 8 2 )、キャンセル可能性分として 1 0個（符号 5 8 3 ) が示されると同時に、キャンセル方法に関する情報 5 8 4が表示され、品切れ分として 5個（符号 5 8 5 ) が表示される。利用者 1 0は、表示された.内容での注文を希望する場合は、注文確定ボタン 5 8 6をクリックし、注文を希望しない場合はボタン 5 8 7をクリックすることができる。

なお、 S 1 0 2の仮想在庫の有無のチェック処理を省いて、注文処理 ( S 1 0 3 ) を行い、 S 1 0 9の処理ではじめて品切れの表示を行うようにしてもよ

Ι 。

上記の処理を経て、利用者 1 0からの注文が確定すると、小売店販売管理システム 2 1 0は、引当処理部 2 1 3により、受注リストに受注デ一夕を追カロする（S 1 1 0 )。

ここで、受注リストについて、図 1 5の受注リスト構造概念図を参照して説明する。受注リスト 6 0 0は、図 1 5に示すように、受付番号 6 0 1と、受注日時 6 0 2と、顧客コード 6 0 3と、受注属性 6 0 4からなる構造を有している。受注リスト 6 0 0は商品毎に管理されている。同一商品について複数個の注文を同時に受けた場合であっても、注文を商品 1個ずつに展開し、受注デー夕としてリストに追加される。受注リスト 6 0 0において、受付番号 6 0 1は受注を受けた順番である。受注日時 6 0 2は、受注を受けた日時である。顧客コード 6 0 3は、注文者を特定するための顧客コード（会員番号）である。受注属性 6 0 4には、「在庫有」と「未確定 Iの二つの状態がある。「在庫有」の状態は、注文時に、仮想在庫があり（S 1 0 5 )、注文が確定した受注データに対するものである。「未確定」の状態は、注文時に、仮想在庫がなく、もしくは、仮想在庫を超えた分で（S 1 0 8 )、キャンセルの可能性があるとされた受注データに対するものである。

受注リストに受注デ一夕を追加すると、在庫数管理部 2 1 2は、仮想在庫数から、注文数を引いた値を新たな仮想在庫数として更新する（S 1 1 1 )。小売店販売管理システム 2 1 0は、定期的または不定期的に卸在庫管理システム 3 1 0と連絡し、デ一夕等の授受を行う（S 1 1 2 )。卸在庫管理システム 3 1 0と連絡をとるタイミングに該当しないときは、 S 1 1 1の処理で更新した仮想在庫数に基づいて（S 1 0 2 )、注文処理を繰り返す。

卸在庫管理システム 3 1 0と連絡をとるタイミングのときは、卸問屋引当分の発注情報（引当処理に付いては後述）を送信し、卸在庫数を受信する。小売店販売管理システム 2 1 0は、受信した卸在庫数と、小売在庫数に基づいて、新たな仮想在庫数を設定し（S 1 0 1 )、処理を繰り返す（S 1 0 2以下）。ここで、小売店販売管理システム 2 1 0が卸在庫管理システム 3 1 0と連絡をとるタイミングは任意であるが、例えば 1日数回の定期的に行う、小売店が注文を受けたときに行う、卸問屋 3 0の在庫数が変動したときに行う等が考えられる。なお、卸問屋 3 0からの報告に基づいて、手動によってデ一夕等を入力してもよい。

なお、本実施の形態の変形例として、以下に示す処理とすることも可能である。この例では、まず、小売在庫数で在庫確認をして、小売在庫数ではまかないきれない場合に卸在庫数の確認処理をおこなうようにしてある。この処理について、図 1 9のフロー図を用いて説明する。

前例と同様に、小売店販売管理システム 2 1 0は、在庫数管理部 2 1 2により、取り扱い商品毎の小売在庫数と卸在庫数とレイシォ値とを保持している。小売店販売管理システム 2 1 0は、小売在庫数と卸在庫数が共に 0の場合は、商品は品切れであるとして、 W e bページ上で品切れの表示をし、注文はできないものとする（S 4 0 5 )。

小売在庫数と卸在庫数の合計値が 1以上の場合は、 W e bページ上での注文を可能とする（S 4 0 2 )。

利用者 1 0の手続きによつて送信された商品名と注文数のデ一夕を受信した小売店販売管理システム 2 1 0は、注文数と小売在庫数とを比較する（S 4 0 3 )。

注文数が小売在庫数以下の場合は、在庫があるものとし（S 4 0 4 )、小売在庫数から注文数を引いて、新たな小売在庫数とする（S 4 0 5 )。

注文数が小売在庫数より大きいときは、まず、小売在庫数分で注文を受け、小売在庫数を 0とする（4 0 7 )。次に、注文数から注文を受けた小売在庫数分を引き、この値を残注文数とする（S 4 0 8 )。ここで、残注文数は、卸在庫分で引当を見込んだ注文数である。

次に、残注文数と、卸在庫数とを比較する（S 4 0 9 )。

残注文数が、卸在庫数以下の場合は、卸在庫数にレイシォ値を掛けた値までの残注文に関しては、在庫があるものとして注文を確定する。卸在庫数にレイシォ値を掛けた値を超える残注文に関しては品切れの可能性がある旨、および、品切れの際のキャンセル方法に関するメッセージを含む、注文承り画面を表示する（S 4 1 0 )。

残注文数が、卸在庫数より大きい場合は、卸在庫数にレイシォ値を掛けた値までの残注文に関しては、在庫があるものとして注文を確定する。卸在庫数にレイシォ値を掛けた値を超え、卸在庫数以下の残注文に関しては品切れの可能性がある旨、および、品切れの際のキャンセル方法に関するメッセージを含み、卸在庫数を超える残注文に関しては、品切れである旨のメッセージを含む注文承り画面を表示する（S 4 1 1 )。

以下の処理については、前例と同様にして行われる。

次に、引当処理について図 1 6のフロー図を参照して説明する。弓 I当処理は、注文処理とは別個の処理であり、定期的あるいは非定期的に行われる。

引当処理部 2 1 3は、受注リストの最初のデ一夕を読み込む（S 2 0 1 )。この受注に引当可能な小売在庫があれば、小売在庫を引当て（S 2 0 3 )、出荷手続きを行う。そして、引当てた分を、小売在庫数から引き、小売在庫数を更新する（S 2 0 4 )。小売在庫がないときは、通信部 2 1 4を介し、卸問屋に発注処理を行う（S 2 0 5 )。

発注を受けた卸在庫システム 3 1 0は、小売店販売管理システム 2 1 0からの発注分に引当可能な卸在庫があれば、卸在庫を引当て（S 2 0 7 )、出荷手続きを行う。そして、引当てた分を、卸在庫数から引き、卸在庫数を更新する

( S 2 0 8 )。卸在庫がないときは、小売店販売管理システム 2 1 0に在庫がない旨の通知を行う（S 2 0 9 )。

卸在庫システム 3 1 0から在庫がない旨の通知を受けた小売店販売管理システム 2 1 0は、所定のキャンセル処理を行う（S 2 1 0 )

ここで、キャンセル処理について説明する。キャンセルが発生する対象は 2 種類ある。第 1の対象は、注文時に在庫確認がされた商品である。すなわち、受注属性が「在庫有」の状態の受注データに対応する商品である。これは、注文時には仮想在庫があつたにもかかわらず、在庫データ更新あるいは他の小売店の引当のタイミング差等によって、弓 I当ができなかった場合に発生する。第 2の対象は、注文時に品切れのおそれがあるとされた商品である。すなわち、受注属性が「未確定」の状態の受注デ一夕に対応する商品である。

第 2の対象の場合は、利用者 1 0に予め通知してあった、キャンセル方法により、キャンセル処理が行われ、利用者 1 0に報告される。

第 1の対象の場合は、利用者 1 0に対し、キャンセル方法を説明するとともに、キャンセル処理が行われ、利用者 1 0に報告される。

以上の処理を、受注デ一夕毎に繰り返し（S 2 1 1 )、受注リストに登録された受注データをすベて処理したら、受注リストをクリアして（S 2 1 2 )、引当処理は終了する。

上記の例では、小売在庫がない場合に卸在庫を引き当てた。しかし、卸在庫をはじめに引当て、卸在庫がない場合に小売在庫を引当てるようにしてもよい。次に、本発明の第 2の実施形態について図を用いて説明する。本実施形態では、仮想在庫の概念を使用しない。それ以外の点については、機能構成を含め、第 1の実施形態と同様であるので、相違点を中心に説明する。

図 1 7は、本発明の第 2の実施形態に係る販売管理システムが適用されるネットワークの構成の概要を示す図である。利用者 1 0の端末コンビュ一夕 1 1 については第 1の実施形態と同様である。

小売店 2 0のサーバコンピュータ 2 1は、小売店販売管理システム 8 1 0を構成している。小売店販売管理システム 8 1 0は、 W e bフロント部 2 1 1と、在庫数管理部 8 1 2と、引当処理部 2 1 3と、通信部 2 1 4とを有するとともに、これらの機能部を管理する。なお、これらの機能部は、複数のコンビュ一夕に分散させておいてもよい。

在庫数管理部 8 1 2は、小売店 2 0が保有する商品の在庫数（小売在個数）を保持する。小売店在庫数は、引当処理により、小売店の在庫数が変動した場合に更新される。その他の機能部については第 1の実施形態と同様である。次に、本発明の第 2の実施形態における在庫管理が、どのように行われるかについて図 1 8のフロー図を参照して説明する。

第 1の実施形態同様の注文処理により、小売店販売管理システム 8 1 0は、利用者 1 0の手続きによって送信された商品名と注文数のデータを受信する ( S 3 0 l ) o 次に注文数と小売店在庫数を比較する（ S 3 0 2 )。

注文数が小売店在庫数以下の場合は、図 1 2に示すような注文承り画面 5 6 0を表示し（S 3 0 3 )、注文が確定する。

注文数が小売店在庫数より大きいときは、小売店在庫数を超える注文に関しては品切れの可能性がある旨、および、品切れの際のキャンセル方法に関するメッセ一ジを含む、注文承り画面を表示する（S 3 0 4 )。例えば、小売在庫数が 2 0で、注文数が 3 0個の場合は、図 1 3に示すように、在庫確認分として 2 0個（符号 5 7 2 )、キャンセル可能性分として 1 0個（符号 5 7 3 ) が示されるとともに、キャンセル方法に関する情報 5 7 4が表示される。利用者 1 0は、表示された内容での注文を希望する場合は、注文確定ボタン 5 7 5をクリックし、注文を希望しない場合はボタン 5 7 6をクリックすることができ ο

利用者 1 0の操作により、注文が確定すると、小売店販売管理システム 8 1 0は、受注リストに受注データを追加する（S 3 0 5 )。確定した注文数を小売在庫数から引いて、新たな小売在庫数として（S 3 0 6 )、注文処理を繰り返す。引当処理については、第 1の実施形態と同様である。第 2の実施形態によれば、卸在庫数を入手しなくても注文処理を行うことが可能となる。このため、第 2の実施形態は、卸問屋 3 0に十分在庫が存在していることが保証されている場合や、商品の取弓 1が比較的頻繁でない場合について適用されることが好ましい。

以上述べたように、本発明によれば、小売店の在庫リスクを低減し、かつ、在庫切れによる販売機会の喪失を低減することが可能となる。

Claims

請求の範囲

1 . 発注者の端末からのオンライン注文を受け付ける販売者の販売管理方法において、

販売者に商品を卸す商品供給元の保有する商品在庫数を取得する処理と、販売者が保有する商品在庫数と、前記商品供給元の保有する商品在庫数とに基づいて算出される在庫数状況を求める処理とを行い、

発注者の端末から、商品を特定するための情報および注文個数を含む注文要求を受け付けると、特定された商品の注文個数と、特定された商品の在庫数状況とに応じた情報を、発注者の端末に表示させる。

2 . 発注者の端末からのオンライン注文を受け付ける販売者の販売管理方法において、

前記在庫数状況を該販売者が引当て可能な在庫とみなして、注文受付処理を行う。

3 . 請求項 1または 2に記載の販売管理方法において、

前記在庫数状況は、販売者が保有する商品在庫数と、前記商品供給元が保有する商品在庫数のうち、該販売者に割り当てられた比率に対応する数との合計数である。

4 . 請求項 1に記載の販売管理方法において、

前記注文内容と在庫数状況とに応じた情報は、在庫がある旨、品切れの可能性がある旨、品切れである旨のいずれかである。

5 . 発注者の端末からのオンライン注文を受け付ける販売者の販売管理方法において、販売者が保有する商品在庫数に基づいて算出される在庫数状況を求める処理を行い、

発注者の端末から、商品を特定するための情報および注文個数を含む注文要求を受け付けると、特定された商品の注文個数と、特定された商品の在庫数状況とに応じた情報を、発注者の端末に表示させること

を特徴とする販売管理方法。

6 . 請求項 5に記載の販売管理方法において、

前記注文個数と在庫数状況とに応じた情報は、在庫がある旨、品切れの可能性がある旨のいずれかである。

7 . 発注者の端末からのオンライン注文を受け付ける販売者の商品に関する販売管理方法において、

オンラインで受け付けた注文に対する商品引当処理は、

販売者が保有する商品在庫を調べ、引当可能ならば該在庫を引当てる処理を行い、

引当不可能ならば、販売者に商品を卸す商品供給元に引当を要求する処理を行う。

8 . 請求項 7に記載の販売管理方法において、

前記引当を要求した商品供給元から引当不可能である旨の通知を受け取つた場合には、

発注者との当該商品に関する取引を解消する処理を行う。

9 . ネットワークを介して商品の注文を受け付ける販売管理システムにおいて、

販売者が保有する商品在庫数と、販売者に商品を卸す商品供給元が保有する商品在庫数とを格納する手段と、

前記販売者が保有する商品在庫数と前記商品供給元が保有する商品在庫数に基づいた在庫数状況を設定する手段とを備え、

商品を特定するための情報および注文個数を含む注文要求の受け付け時に、特定された商品の注文個数と、特定された商品の在庫数状況とに応じた情報を、発注元にオンライン出力する。

1 0 . ネットワークを介して商品の注文を受け付ける販売管理システムにおいて、

前記在庫数状況を、該販売者が引当可能な在庫と設定し、注文受け付け処理を行う。

1 1 . 請求項 9または 1 0に記載の販売管理システムにおいて

1 2 . 請求項 9に記載の販売管理システムにおいて、

1 3 . ネットワークを介して商品の注文を受け付ける販売管理システムにおいて、

販売者が保有する商品在庫数を格納する手段と、

前記販売者が保有する商品在庫数とに基づいた在庫数状況を設定する手段とを備え、

1 4 . 請求項 1 3に記載の販売管理システムにおいて、

前記注文内容と在庫数状況とに応じた情報は、在庫がある旨、品切れの可能性がある旨のいずれかである。

1 5 . ネットワークを介して商品の注文を受け付ける販売管理システムにおいて、

受け付けた注文に対する商品引当を行う手段を備え、

該商品引当手段は、販売者が保有する商品在庫を調べ、引当可能ならば該在庫を引当て、引当不可能ならば、販売者に商品を卸す商品供給元に引当を要求する処理を行う。

1 6 . 請求項 1 5に記載の販売管理システムにおいて、

発注者との当該商品に関する取引を解消する処理を行う。

1 7 . 発注者の端末からのオンライン注文を受け付ける処理と、

販売者が保有する商品在庫数を管理する処理と、

販売者に商品を卸す商品供給元の保有する商品在庫数を取得する処理と、前記販売者が保有する商品在庫数と、前記商品供給元の保有する商品在庫数とに基づいて算出される在庫数状況を求める処理と、

発注者の端末からの商品を特定するための情報および注文個数を含む注文要求の受け付け時に、特定された商品の注文個数と、特定された商品の在庫数状況とに応じた情報を、発注者の端末に表示させる処理とを、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンビュ一夕読取可能な記録媒体。

1 8 . 同一の商品供給元により卸される特定の商品を取り扱う複数の販売者が、該商品に関する顧客の注文をオンラインで受け付ける商品販売システムにおいて、

前記販売者は、あらかじめ定めた規則にしたがって求められる、前記商品供給元の在庫数に対する該販売者の取り分の見込みと、該販売者自身が保有する商品数とを合計したものを仮想的な在庫数とみなして管理し、

該仮想的な在庫数に基づいて受注手続き処理を行う。

1 9 . 請求項 1 8に記載の商品販売システムにおいて、

前記受注手続き処理により行われた注文に対して、商品引当が不可能な場合には、前記顧客の該商品に関する取引を解消する処理を行う。