WO2001048616A1

WO2001048616A1 - Systeme de transmission d'informations, procede de transmission d'informations, support de stockage de programme informatique sur lequel le programme de transmission d'informations est stocke

Info

Publication number: WO2001048616A1
Application number: PCT/JP2000/006757
Authority: WO
Inventors: Keisuke Yamamoto
Original assignee: Keisuke Yamamoto
Priority date: 1999-12-27
Filing date: 2000-09-28
Publication date: 2001-07-05
Also published as: EP1244021A4; JP2001188732A; EP1244021A1; JP3319731B2

Description

明細書情報送信システム、情報送信方法、及び情報送信プログラムを記憶したコンピュータプロダラム記憶媒体技術分野

本発明は、コンピュータネットワークにおいて、サーバシステムを中継してネットワークを利用している利用者に対し、広告や情報などを送信するシステム及び方法に関する。背景技術

ネットワーク上で実現されている従来の広告配信などの、情報送信システムにおいては、ネットワーク上に配置されたサーバ一に特定の広告や情報を表示するためのデータを格納し、利用者がインターネッ卜の w

E Bページにアクセスした際にデ一タであるファイルを利用者のコンピュータに送信して表示させることが行われている。

これらの方法は、通常、利用者のコンピュータにブラゥザ ' ソフトを介して表示される W E Bページの一部に、バナー広告に代表される画像が表示されるようにしたり、テキスト広告を表示したりして、それらをクリックするとリンク先の W E Bページの情報が見られるという方法が多く利用されている。 '

また、最近では、複数の利用者に電子メールでの情報送信をする、メールマガジンゃメ一リングリストなどの情報送信システムにおいて、利用者に送信される電子メール中に自動的に広告などの情報が挿入される配信システムが、一般的になってきている。

さらにコンピュータネットワークの特性を生かして、個々の利用者の特性に応じたコミユエケーションゃマーケティングの手法が模索されている。

しかしながら、これらの方法を用いるだけでは、ネットワーク上に配置された個々の広告や情報のデータ · ファイルや、電子メール中に自動挿入される広告 ·情報データは、そのデータが含まれるファイルにァクセスし、あるいはそのデータを含む電子メールを受信するすべての利用者に対して、同一内容の広告や情報を送信することになる。

したがって、利用者の居住地や勤務地などの地域情報や、年齢 ·性別などの属性や、興味の対象などにかかわらず、同一内容の広告や情報が送信されるため、送信される広告や情報を欲していない利用者に対しては無駄な情報となり、あるいは迷惑を感じる利用者も現れる。

バナー広告などの広告が表示されても、それをクリックしてより詳細な情報を得ようとした"、商品やサービスの申込をしようとする率（クリック 'スルー率）が意図するように伸びないことが問題となっている。無駄なデータが運ばれることは通信量の増大につながる。また、ブラゥザの機能により利用者が画像情報を表示させないなどの方法をとる利用者には、不要な負担を強いると共に、不要なバナー広告などの画像データ以外の、有効 ·有益な画像データも一律に表示されなくなるなどの不利益が生ずることとなる。

一方、広告や情報を送信したい広告 ·情報送信者にとっても、以下のような問題がある。

すなわち、広告する商品などがある特定の利用者の層をタ一ゲッ卜としている場合に、広告 ·情報発信者は、利用者の居住地や勤務地などの地域情報や、年齢 ·性別などの属性や、興味の対象などに合わせた広告や情報を送信したいものである。

また、特定の地域にのみ広告や情報を提供したい場合や、特定の対象地域等の利用者のみに有効な情報を送信したい場合には、その対象とならない利用者にまで同じ広告や情報を送信することは無駄であり、ときには利用者に不快感を与えるなど、広告効果を発揮できないことが考えられる。

さらに広告料金等の算定にあたっても、無駄な出費を強いられ、費用対効果の効率の悪い広告 ·宣伝 ·情報提供の効果しか得られない。これらの問題を解決する方法として、広告や情報を送信したい対象を分析または分類し、ネットワーク上での効果的な広告や情報の送信を試みる様々な方法が考案されている。

例えば、利用者に対して、その居住地や勤務地などの地域情報や、年齢 ·性別などの属性に応じた広告や情報を送信する方法として、次のような技術が考案されている。

特開平 1 1 一 2 8 2 3 9 3号「購買履歴に応じた個人別ィンターネット広告方法」では、ユーザーごとの購買履歴をデータベースに蓄積し、顧客ごとに I D、パスワードを発行する。しかしこの方法によれば、 I D及びパスヮードが入力されたことを条件とするため、入力がされない状態では広告が表示されない。購買を決める時点に近づいた I D等の入力の段階まで到達しなければならないため、利用者は入力をためらうことも予想され、効果的な広告効果は望めない。

また、同様に特開平 1 1 一 9 5 6 9 4号「広告装置及び広告方法並びに情報処理プログラムを記憶した記録媒体」においては、アンケートやクイズ、ゲストブックへの記入、その他の方法により利用者による入力を促して、広告への関心度を把握しつつ詳細な広告情報を表示させるという点で、利用者による入力というプロセスを経なければならない。

さらに、特開平 1 1 — 9 6 1 6 4号ゃ特開平 1 1 — 1 3 4 3 5 3号のように、サーバーに蓄積されるログ'ファイルなどにより、利用者のァクセス履歴をデータベースとして蓄積したり、クッキー（C o o k i e ) による情報などを通じて、個々の利用者のアクセス履歴による関心を調ベたり、その他の個々の利用者の属性を使用して、データベースを作成する方法が考案され、実現されている。あるいは、アメリカのダブルクリック社の DART (Dynamic Advertising Reporting and Targeting) 技術のように、利用者の会社、地域、ドメインやインターネットプロバィダ一などの属性によって、配信する広告を使い分けることが考えられている。

しかしながら、こうした方法によっても、以下のような問題は解決されていない。

すなわち、これらの方法によれば、ある特定の広告などのファイルにアクセスしたすベての利用者のユーザーのデータを収集し、データべ一スとすることが必須の構成となっている。ァメリ力のダブルクリック社によれば 1 9 9 9年現在で 2 8 0 0万人の個人データベースを有しているということがいわれている（日経 B P社発行「ィンターネット時代のワン . トウ ' ヮン W e bマーケティング」）。

しかしながら、こうした膨大なデータベースになると、データを常に最新かつ正確なものにしていくためには、その管理 ·維持にも膨大な労力や設備がかかり、そのコストも増大する。

しかも、上記したような何千万人分のデータベースを管理 ·維持できたとしても、その人数は、全世界を結ぶィンターネットの世界を想定し、また数十億人という世界人口を勘案すれば、データに載らない部分は依然として膨大である。

また、数百万人から数千万人の膨大なデータを用いて、例えばその人数の利用者を地域ごとのタ一ゲッ卜に分類する場合に、個々人のデータを一人一人に分類して、ある特定の層にはある特定の情報を送信し、他の特定の層には他の特定の情報を送信しようとしても、データの管理や広告を送信するための作業性、コストなどの問題から、地域分けが大雑把になってしまう。

地域による分類で言えば、国単位か、せいぜいァメリカ合衆国の州単位といった具合で、データの膨大さが却ってその膨大なデータを大雑把にしか分類できないのが現状である。

従来の広告方法であれば、例えば、わが国の全国ネットのテレビゃラジォ放送の広告であれば、全国的な広告 · 宣伝活動を展開することも、地方の企業が地元の系列テレビ局のみに広告出稿をすることも、組合せが自由であり、それに応じた広告料金体系が確立されていた。

新聞の全国紙の全国面 ·地域面、地方紙などにおいても同様であった。さらにきめ細かく地域に密着した広告方法としては、新聞の折込チラシゃ、駅貼ポスター、電車等の車内吊り広告などが同様であった。

しかし W E B広告や電子メール広告などのコンピュータネットヮークにおける広告やマーケティング展開に関しては、このような地域ごとのきめ細かい展開方法は確立されていなかった。

さらにこうした、個々の利用者のデータベースを作成する方法によれば、次のような問題も生ずる。

すなわち、ある特定のサーバーにアクセスしたすベての利用者のユーザ一のデータを収集し、データベースとすることが必須の構成となっているため、そのサー ·バーに初めてアクセスする利用者に対しては、広告を利用者の属性等に応じたものにするという効果が発揮できない。

また、サーバーに蓄積されるログ ' ファイル等を通じて、サーバーにアクセスした利用者のドメイン名ゃ I Pアドレスにより、利用者を特定することも考えられるが、大部分の個人のィンターネット利用者は、ィンターネットサービスプロバイダー〖 I S P ) を利用しており、これらの I S Pはアクセスポイントごとに多数の I Pァドレスを有するため、ダイヤルアップ I P接続をする利用者個々の I Pァドレスはアクセスするごとに割り当てられるので、その都度異なるものとなる。たまたま同じ I Pァドレスであっても異なる利用者であったりする。

自社ドメイン名を有する企業 ·団体等における利用者においても、 I Pァドレスが不変であった場合でもその企業 ·団体に属する誰が利用しているのか特定できないために、結局はデータの膨大さ、維持 ·管理の手間ゃコストの割には、思い通りの広告効果が得られない。発明の開示

そこで、本発明の目的は、こうした上記の問題点を解決し、広告やその他の情報を、コンピュータネットワークを利用して送信する際に、利用者をその I Pァドレスを通じて任意の地域ごとに分類し、その分類を元に効果的に送信することにある。

しかも、広告や情報を送信したい送信者が複数いる場合に、それら送信者それぞれの意向により地域の分類等を調整でき、費用や維持 ·管理の手間を勘案すればより高い広告効果、あるいは情報提供の効果が得られるシステム及びその方法を提供することにある。

また、全国的な広告 ·情報提供や、地域における広告 ·情報提供などの、地域別情報発信の組合せを自由かつ明瞭にすると共に、それに応じた広告料金体系を確立することにある。

さらには、コンピュータネットワーク上におけるハードウエアゃソフトウエアが進歩し、またネットワーク上での様々な広告や情報提供の方法が考案される中で、これらの新たな技術段階にも適用 ·応用できる、地域等に応じたきめ細かな広告や情報送信を行うシステム及び方法、そしてそのためのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。請求の範囲 1に記載の発明においては、上記課題を解決するため、ィンターネット（www) を初めとするコンピュータネットワークにおいて、

利用者が情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の I Pアドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベース、及び、

地域別分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するフアイル分類データベースと、

前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、を備える情報送信システムにより、広告やその他の情報を、コンピュ一タネットワークを利用して送信する際に、利用者をその I Pァドレスを通じて任意の地域ごとに分類し、その分類を元に効果的に送信すると共に、広告や情報を送信したい送信者が複数いる場合に、それら送信者それぞれの意向により地域の分類等を調整でき、きめ細かい広告や情報の発信ができるため、高い広告効果、あるいは情報提供の効果を得ることができることを特徴としている。

また、請求の範囲 2に記載の発明においては、こうしたコンピュータネットワークにおいて、

利用者が情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の I Pアドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段を備えると共に、

あらかじめ利用者のコンピュータに向けて送信する複数のファイルを格納する記憶手段をサーバーに備え、さらに、

あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベース、及び、地域別分類に対応するファィルを複数のファイルの中から指定するフアイル分類データベースと、

前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Pァドレスから、その地域の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムとを備える情報通信システムにより、広告やその他の情報を、コンピュータネットワークを利用して送信する際に、利用者をその I Pアドレスを通じて任意の地域ごとに分類し、その分類を元に効果的に送信すると共に、広告や情報を送信したい送信者が複数いる場合に、それら送信者それぞれの意向により地域の分類等を調整でき、より高い広告や情報提供の効果が得られることを特徴としている。

また、請求の範囲 3に記載の発明においては、

請求の範囲 1に記載の情報送信システムであって、かつ、

利用者の I Pァドレズから得られた地域別分類に対応して利用者に送信されるファイルは、利用者がアクセスした情報発信源の WWWページが利用者のコンピュータに表示される際に、そのブラウザ画面の一部に表示されることを特徴としている。すなわち、ある特定の情報を表示するページにアクセスした際に、そのページの一部分に、バナー広告、画像などの広告や情報が表示されることを特徴としている。

また、ブラウザ画面の一部に表示される情報は、必ずしも画像に限られるものではなく、例えば、他のページにリンクの貼られたテキストなどのデータや、あるいは一つの画面を分割して複数のページを表示するフレームのように、区切られたフレームの一部のフレームに、送信されるファイルが表示されるものであってもよレ、。

さらにまた、表示されるファイルは、動画像などでもよく、あるいは視覚によらない音声データのようなものであってもよい。

また、請求の範囲 4に記載の発明においては、

請求項 2の記載の情報通信システムであって、かつ、

利用者の I Pァドレスから得られた地域別分類に対応して利用者に送信されるファイルは、利用者がアクセスした情報発信源の WWWページが利用者のコンピュータに表示される際に、そのブラゥザ画面の一部に表示されることを特徴としている。

すなわち、ある特定の情報を表示するページにアクセスした際に、そのページの一部分に、バナー広告、画像などの広告や情報が表示されることを特徴としている。

ページの一部分に表示される広告や情報などのファイルは、あらかじめ利用者のコンピュータに向けて送信する複数のファイルを格納するサ一バー内の記憶手段に格納されていることを特徴としている。

請求の範囲 4に記載の発明と同様に、ブラウザ画面の一部に表示される情報は、必ずしも画像に限られるものではなく、例えば、他のページにリンクの貼られたテキス卜などのデータや、あるいは一つの画面を分割して複数のページを表示するフレームのように、区切られたフレームの一部のフレームに、送信されるファイルが表示されるものであってもよい。

また、請求の範囲 5に記載の発明においては、請求項 1又は 2の発明において、利用者のコンピュータに送信するファイルは、利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域の分類を地域別アドレス分類データベースを参照して判断し、

地域別分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより判断すると共に、

利用者の使用するィンターネットプロバイダー、利用者のドメイン 'ネーム、利用者のドメイ 'ン . タイプ、利用者の入力する I Dなどの情報、使用ブラウザ · ソフト、使用 O S、電子認証、その他の情報を格納する利用者情報データベースをも参照して指定され、利用者のコンピュータに送信されることを特徴としている。

利用者の分類をするに際して、利用者の I Pァドレスから得られた地域などの分類情報に加えて、利用者の環境や属性などの様々な情報を蓄積するデータベースの情報をも併せて活用する、より詳細なデータべ一スにより、広告やその他の情報を、コンピュータネットワークを利用して送信する際に、よりセグメントされた利用者に向けて、より高い広告や情報提供の効果が得られることを特徴としている。

また、請求の範囲 6に記載の発明においては、コンピュータネットヮ —クにおいて、

地域別分類に対応するファイルを複数のファイルの中から指定するフアイル分類データベースと、

前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類デ一タベースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、を備える情報送信方法であることを特徴としている。

また、請求の範囲 7に記載の発日月においては、コンピュータネットヮークにおいて、

利用者が情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の I Pアドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベースと、地域別分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するファイル分類データベース、及び、

前記 I Pァドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域別の分類を地'域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、

を備え、

前記の送信するファイルは音声データ、動画データ、画像データ、その他のデータであって、コンピュータネットワークを通じた動画又は音声データ、その他のデータの再生時に利用者の端末に表示されることを特徴とする情報送信システムであることを特徴としている。

近年、地上波の放送局などが自社の W E Bページで動画や音声の番組を放送したり（インターネット T V、インターネットラジオ）、音楽やィベントのライブ中継がなされたり、音声や映像のネットワーク上におけるストリーミング配信が盛んになる方向にある。

このような技術によりインターネット放送などコンピュータネットワークによる放送が行われる際に、放送番組の内容は全国共通、あるいは世界共通にアクセスできる場合であっても、本発明によれば、地域別の C Mの配信が可能となり、あるいは地域別の番組スポンサードをして広告等を表示することが可能となる。またその料金体系を明瞭な形で確立できる。

また、請求の範囲 8に記載の発明においては、コンピュータネットヮークにおいて、 .

利用者が情報発信源に対してアクセスし、音声データ、動画データ、画像データ、文書データ、プログラムデータ、その他のデータをダウン口一ドする際に、利用者の I Pァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、

あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベース、及び、地域別分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するファイル分類データベースと、

前記 I Pァドレス取得手段により得られた利用者の I Pァドレスから、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、ダウンロードする前記データに挿入し、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、

を備え、

前記の送信するファイルは音声データ、動画データ、画像データ、その他のデータであって、ダウンロードした動画又は音声データ、その他のデータの再生時に利用者の端末に表示される情報送信システムであることを特徴としている。

したがって、コンピュータネットワークにおいて、従来はパッケージメディアや印刷 · 出版物などで配布されていた動画、音声、その他のデータの配信が行われる際に、本発明によれば、地域別の広告 ·情報配信が可能となる。

また、請求の範囲 9に記載の発朋においては、

請求の範囲 2又は 4の発明において、利用者のコンピュータに向けて送信する複数のファイルは、広告又は情報の送信者自身がサーバー管理者の手を煩わせることなくサーバー上の記憶手段に格納可能な広告 ·情報提供システムであることを特徴としている。

また、請求の範囲 1 0に記載の発明においては、請求の範囲 1〜 5又は 7〜 9に記載の情報送信システムであって、利用者側のコンピュータは家庭用などの民生用の電気 ·電子機器に組み込まれた装置であることを特徴としている。

従来の電気 ·電子機^とコンピュータとが融合し、かつネットワークで結ばれたいわゆる情報家電といわれる装置であるが、必ずしも家庭用に限定されるものではなく、事業所や工場、公共機関などに設けられる装置であってもよレ、。

また、請求の範囲 1 1に記載の発明においては、コンピュータネットワークにおいて、利用者が電子メールを受信する情報送受信システムであって、

利用者が自分宛の電子メールの取り出し（受信）をするためにサーバーへアクセスした際に、利用者の I Pァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する I Pァドレス取得手段と、

あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別などに分類した I Pアドレス分類データベース、及び、

前記分類に対応する広.告ゃ情報を複数の広告や情報の中から指定する広告 ·情報分類データベースと、

前記 I Pァドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域などの分類を I Pァドレス分類前記データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応する広告や情報を広告 ·情報分類データベースにより指定して、利用者が取り出す電子メール中に自動的に揷入する広告 ·情報送信プログラムと、

を備えることを特徴としている。

さらに、請求の範囲 1 2に記載の発明においては、利用者がコンビュ一タネットワーク上の情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の

I Pァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベース、及び、

地域別分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するファイル分類データべ一スと、

を有するコンピュータネットワークにおいて、

前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムを記憶したコンピュータプログラム記憶媒体であることを特徴としている。

また、請求の範囲 1 3に記載の発明においては、請求の範囲 1〜5又は 7〜 1 0の発明において、

利用者のァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段は、利用者の携帯電話や P H Sその他の無線通信の基地局又は中継局を識別する情報を取得する手段であって、

あらかじめ複数の前記の識別情報を地域別に分類した地域別ァドレス分類データベース、及び、

地域別ァドレス分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するファイル分類データベースと、

前記利用者ァドレス取.得手段により得られた利用者の地域の識別情報から、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データべースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、

を備える情報送信システムであることを特徴としている。

近年の携帯電話、 P H Sなどの普及により、このような無線通信システムを使用してコンピュータネットワークに接続する利用者も増大している。またそのための携帯電話や、携帯電話のためのィンターネット- サイトも普及しつつある。

また衛星通信を利用したサービスも技術開発の進歩と共に普及しそうな状況にある。

このような無線通信において端末の位置情報を得る手段には、 G P S 機能を用いる方法や、携帯電話や P H Sなどからの電波をどの基地局で捉えているかにより測定できる。例えば、特開平 1 1 一 3 1 7 9 7 4号「位置情報検知システム及び方法」ゃ特開平 1 1 一 1 7 8 0 4 7号「無線携帯端末および当該端末の位置情報獲得システム」、特開平 1 0— 1 3 6 4 3 4号「端末接続用位置情報収集方法及びシステム装置」などに、これらの技術が開示されている。

これらの技術により利用者の無線端末の位置情報を取得すると共に、得られた位置情報は無線端末によりサーバー側に通知され、利用者の地域の識別情報から、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データべ一スを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、利用者の無線端末または端末に接続されたコンピュータに、地域に応じたファイルを送信するものである。また、請求の範囲 1 4に記載の発明においては、請求の範囲 1〜5又は 7〜 1 1又は 1 3の発明において、

コンピュータネットワークは、 T C P / I Pを通信プロトコルとする場合に I Pァドレスでネットワーク上のホスト · コンピュータを識別する方法以外の方法で構成され、

利用者のァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレスは、 T C P / I Pを通信プロトコノレとした場合の I Pアドレスと同様に、ネットワーク上のホスト · コンピュータを識別する識別情報であつて、

利用者がコンピュータネットワーク上の情報発信源に対してアクセスした際に、利用者のァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、あらかじめ複数の前記の識別情報を地域別に分類した地域別ァドレス分類データース、及び、地域別ァドレス分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するファイル分類データベースと、 ' 前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の地域の識別情報から、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データべースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、

を備える情報送信システムであることを特徴としている。

すなわち、現在、インタ一ネットの基本となる通信プロトコルは T C

F / I Pであり、接続されているすべてのホス卜 'コンピュータを I P ァドレスで識別するシステムがとられている。

仮にこのシステムに代わり、他の通信プロトコルによる類似のコンビユータネットワークが構成された場命であっても、 I Pアドレスと同様に、世界中で重複なく割り当てられ、ネットワークに接続されるコンビユータを一意に識別できるァドレスがある限り、本発明は同様に実施できるものとなる。 '

また、請求の範囲 1 5に記載の発明においては、コンピュータネットワークにおいて、利用者が情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の I Pァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、

あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベース、及び、

地域別ァドレス分類に応じて送信するファィルを複数のファィルの中から指定するファイル分類データベースと、

前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Pァドレスから、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データべ一スにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、を備え、

利用者が情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の I Pアドレス別のアクセス状況を解析し、解析された情報を記憶する手段を備える、請求の範囲 1〜 5又は 7〜 1 0に記載の情報送信システムであることを特徴としている。図面の簡単な説明 .

第 1図は、本発明の基本的な構成を示すシステム構成図である。

第 2図は、地域別ァドレス分類データベースの一例を示すデータ構成図である。

第 3図は、ファイル分類データベースの一例を示すデータ構成図である。

第 4図は、ファイル送信プログラムの基本動作を示す簡易フローチヤートである。

第 5図は、一つの画面を分割して複数のページを表示するフレーム画面において、地域ごとに異なるファイルが表示される場合のシステム概念図である。

第 6図は、情報家電機器が本発明に使用される一例を示すシステム構成図である。 · 発明を実施するための最良の形態

以下、図面を参照して本発明に係る情報送信システム及び方法、情報記録媒体の好ましい実施形態を説明するが、まず、本発明に係る情報送信システムの基本的な動作について、第 1図を用いて説明する。

本発明の基本的な構成となる情報送信システムにおいては、コンビュ一タネットワークにおいて、下記の構成を備えるサーバーを有する。第一に、利用者がインターネットの W E Bページなどの、ある特定の情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の I Pアドレスを取得する I Pァドレス取得手段が、自動的にかつリアルタイムで I Pァドレスを取得する。

情報の送信元である利用者の I Pアドレスは、利用者からのデータに付加される I Pヘッダに記述され、宛先である本発明のサーバー側に渡される。

利用者のアクセス記録は、サーバ一のファイルにアクセスがあると、即座に、サーバーのログ · ファイルに記録される。

このログ · ファイルから利用者の現在の I Pァドレスを取得するプログラムとしては、通常、 CG Iや S S I、 J A V Aなどの言語によるプログラムが一般に用いられる。

I Pアドレスは、 3 2ビットの数値データで、どのネットワークかを表すネットワークァドレス部と、どのコンピュータかを表すホストアドレス部とにより構成される。例えば「0 1 2. 3 4 5. 6 7. 8」のような形で、世界中に存在するサーバーのネットワーク上における住所を示している。これらはドメイン名、例えば「〜. プロバイダ一名. n e . j p」、「〜。会社名. c o . j p」などのような、ある種の意味を含む文字列に、一対一の対応で相互に変換できるが、 I Pアドレスそのままの形では数字の羅列で、一見しては判別がつかない。

しかしながら、前記した通り、ドメイン名と一対一の対応で相互に変換できることからも明らかなように、オリジナル ' ドメインを有する特定のサーバーとは、常に対応し、ネットワークに接続された特定のコンピュータと対応できる。

すなわち、 I Pアドレスの特定により、利用者のサーバーが特定できることを意味する。

また、本発明でいう I Pァドレスには、現在使用されている I Pバージョン 4 ( I P v 4) のほ力、ィンターネットの急速な普及により I P ァドレスが不足する事態に備えて採用されるバージョン 6 ( I P v 6) などの、改訂版が含まれるものとする。

また、本発明でいう I Pァドレスには、企業内のネットワーク等の、ィンターネットに接続されないイントラネットなど閉じたネットヮ一クで T C PZ I Pを利用する際のプライべ一ト 'アドレス、なども含むものとする。

すなわち、例えば、日本全国において支社、支店の散在する企業などにおいて、地域ごとに特化した情報を送信する場合等にも有効なものである。

さらに、請求項 1 4に記載の発明にあっては、 TC PZ I Pを通信プ口トコルとする場合のコンピュータネットワークにおける I pァドレスに代わり、利用者ァドレスは、 TC P/ I Pを通信プロトコルとした場合の I Pアドレスと同様にネットワーク上のサーバーを一意に識別する識別情報のすべてを含むものである。

次に、本発明の基本的な構成となる情報送信システムのサーバーは、第 2図のように、あらかじめ複数の利用者の I Pァドレスなどを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベースを備えている。

オリジナル ' ドメインを有する特定のサーバーは、ドメインを管理する機関、 N I C (N e t w o r k I n f o r m a t i o n C e n t e r ) や日本を管轄する J PN I Cなどで得られる情報から、いずれの国のどの地域のどこに住所を有するかは明らかにされている。

また、大多数の個人利用者が利用するィンターネットプロバイダ一は、多数のユーザ一が、全国各地から利用するため、多数の地域ごとに設けられたアクセスポイントごとに、多数の I Pアドレスを有している。そのため、インタ一ネットサービスプロバイダー（ I S P) をダイヤルァップ I P接続により利用している大多数の、利用者個々の I Pアドレスはアクセスするごとに異なり、サーバーにアクセスする利用者個々のデータを膨大なデータベースとして作成しても、個人個人のデータでは前記したようにその維持 · 管理が困難なものとなる。

しかしながら、 I S Pのアクセスポイントごとの I Pァドレスはそれぞれ複数あっても、それらがいずれのアクセスボイントを経由したものであるかをそのデータベースにより判別するならば、個々人のアクセスがどの地域からのものであるかは、たちどころに判別できるものとなる ₍ しかも、従来はほとんど不可能であった、初めてそのサーバーにァクセスする個人利用者のアクセスも、 I S Pのアクセスポイントごとの I Pアドレスをデータベース化しておくことで、判別できることとなる。地域別のデータベースは、国、地方、県、市町村、などの階層により区分することができ、広告や情報を送信したい情報発信者の希望に応じた、利用者の分類をすることができる。

なおかつ、 I Pアドレスとドメイン名が対応するところから、 I S P 別や、携帯電話を利用する利用者か否かの判別なども可能となる。

しかもこれらのデータベースは、数千万人もの膨大なデータを作成し、維持 ·管理することに比べ手間ゃコスト等において遥かに優れるものとなる。

また、自社ドメィン名を有する企業 · 団体等における利用者についても、ドメインを管理する機関などで得られる情報から、いずれの国のどの地域のどこに住所を有するかは明らかにされていることから、上記データベースに加えることには、さほどの困難は伴わない。

また、本発明の基本的な構成となる情報送信システムのサーバーは、第 3図のように、前記した地域ごとなどの分類に対応して、送信したい広告や、その他の情報を含むファイルを、複数のファイルの中から指定するファイル分類データベースを備えている。

なお、前記の地域別アドレス分類データベースと、ファイル分類データベースとは、別々のデータベースであってもよく、あるいは統合された一つのデータベースであってもよい。これらの機能を備えていれば、例えば、地域別ァドレス分類テーブルとファイル分類テーブルとを有する一つの関係データベースであってもよい。

これを具体的に説明すれば、情報発信者 Aは、東京都 2 3区においては画像 a ( a . g i f )を、東京都武蔵野市および三鷹巿では画像 b ( b . g i f ) を、神奈川県横浜巿では画像 c ( c . g i f ) を、またその他の地域では何らの情報をも発信しないとする。一方、情報発信者 Bは、東京都においてはファイル a ( a . h t m l ) を、それ以外の関東地方ではファイル b ( b . h t m l ) を、その他の日本国内ではファイル c ( c . h t m l ) を発信したいとする。

これらの複数の情報や広告発信者の要望を設定したデータが、フアイル分類データベースには蓄積されている。

また情報発信者が、特定の地域以外では、どこの地域でも有効な汎用データを含むファイルを発信できるように設定することもできる。

さらに、前記した、あらかじめ複数の I Pアドレスを地域別などに分類した I Pァドレス分類データベースには登録されていない、初めての I Pァドレスが登場した場合には、どこの地域でも有効な汎用データを含むファイルを発信できるように設定することもできる。

なお、請求項 5に記載の発明にあっては、前記した地域別アドレス分類データベース、及び、ファイル分類データベースと共に、利用者の使用するインターネットプロバイダー、利用者のドメイン'ネーム、利用者のドメイン · タイプ、利用者の入力する I Dなどの情報、使用ブラゥザ ' ソフト、使用〇 S、電子認証、その他の情報を格納する利用者情報データベースをも併せて参照し、送信ファイルを指定する。

利用者の分類をするに際して、利用者の I Pァドレスから選られた地域などの分類情報に加えて、利用者の環境や属性などの様々な情報を活用し、ファイル送信対象者を絞り込むために有益である。

請求項 1 5に記載の発明にあっては、コンピュータネッ卜ワークにおいて、

地域別アドレス分類に応じて送信するフアイルを複数のファィルの.中から指定するファイル分類データベースと、

前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データべ一スにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、

を備えるとともに、

利用者が情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の I Pァドレス別のアクセス状況を解析し、解析された情報を記憶する手段を備えている。

アクセスを解析し、データとして蓄積する方法としては C G Iプログラムによる方法などが一般に使用されている。

しかし本発明では、利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Pァドレスから、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データべ一スを参照して判断するという新しい構成を設けたことにより、従来では得られなかったアクセス解析結果とその活用を図ることが可能となつた。

なお、アクセスされたファイル別、アクセスされた日時などの分類ごとのアクセス回数や、アクセス滞留時間、利用者が情報発信源にァクセスする前後のアクセス経路、利用者の使用するインターネットプロバイダー、利用者のドメイン'ネーム、 '利用者のドメイン ' タイプ、無線通信又は有線通信の区別、無線通信の中継局、利用者の入力する I Dなどの情報、使用ブラウザ · ソフト、使用 O S、電子認証、その他の情報を取得し記録することにより、より詳細なデータを活用することも可能である。 .

ここで、請求の範囲 1、 3の発明にあっては、 .利用者に送信したいフアイルの格納場所は、ネットワーク上のいずれの場所かを問わず、広告や情報を送信する個々の企業や団体などのサーバーに置かれていてもよい。

一方、請求の範囲 2、 4に発明にあっては、前記 I Pアドレス取得手段や、前記 I Pアドレス分類データベースや、前記ファイル分類デーダベースや、後述するファイル送信プログラムと同じ場所又は同じ管理者のサーバーに、これらのファイルが格納、記憶されている。そのため、サーバ—管理者が一括'してファイルを管理するような面では便宜となる。

また、本発明の基本的な構成となる情報送信システムのサーバーは、第 4図のように前記地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムを備えている。

このプログラムは、〇0 1ゃ3 3 1などの、ファイルの操作などを极える言語により実現されるプログラムであり、下記のような機能を有するようにプログラムされ、利用者があるファイルにアクセスするとファィル送信プログラムが機能するように設定される。

すなわち、利用者がある特定の W e bページにアクセスした場合に、利用者からそのページ（ファイル）の送信を要求するデータが、利用者の I Pァドレスの付加された I Pヘッダと共に本発明のサーバーに送信される。

I Pァドレスは他の情報と共にサーバーのログ.ファイルに記録される。これらの情報は、通常、ほとんどの W e bサーバー 'ソフトウェア開発会社で使用されている共通フォーマッ卜の情報である。

利用者の送信要求に応じて送信され、利用者のコンピュータ端末の画面にその W e bページが表示されると共に、 C G Iなどによる前記ファィル送信プログラムが起動するように設定される。

ファイル送信プログラムは、利用者が接続に使用している現在の I P ァドレスを受け取り、現在の I Pァドレスが地域別ァドレス分類データベースにあるかどうか参照する。あった場合に、現在の I Pアドレスが所在する地域分類が判明する。

次に前記ファイル送信プログラムは、広告などの発信者が、どの地域分類ではどのファイルを送信し、どこに表示したいかを、発信者別かつ地域分類別に定義した、ファイル分類データベースを参照する。

ある発信者のデータベースにおいて、現在の I Pァドレスが所在する地域分類が存在する場合には、広告や情報の発信者は、ある特定のファィルを送信し、利用者のコンピュータ画面に表示されることを欲しており、そのことがファイル分類データベースの設定情報により判明する。そこで、ファイル送信プログラムは、指定されたファイルを、指定された場所に表示されるように、利用者のコンピュータに向けて送信する表示される形態は、 wwwページが利用者のコンピュータに表示される際に、そのブラゥザ画面の全体に表示されるものでもよく、あるいは、現在開いているブラゥザとは別のゥィンドウが開いて表示されるものであってもよレヽ。

また、請求項 3又は 4に記載の発明のように、ブラウザ画面の一部に表示されるものであってもよい。例えば、そのページの一部分に、バナ一広告、画像などの広告や情報が表示されるような形態である。

さらに、表示される情報は、必ずしも画像に限られるものではなく、例えば、他のぺ一ジにリンクの貼られたテキストなどのデータや、あるいは一つの画面を分割して複数のページを表示するフレームのように、区切られたフレームの一部のフレームに、送信されるファイルが表示されるものであってもよい。

広告でいえば、コマーシャルフィルムやアニメーションのような動画像が流れたり、音声 C Mや音楽やジンダルが流れたりする類である。前記した具体的でいえば、情報発信者 Aは、東京都 2 3区においては画像 a ( a . g i f ) を、東京都武蔵野巿および三鷹市では画像 b ( b . g i f ) を、神奈川県横浜市では画像 c ( c . g i f ) を、またその他の地域では何らの情報をも発信する場合に、これらの画像は特定の W E Bページの一部に表示されるようにすることができる。

一方、情報発信者 Bは、東京都においてはファイル a ( a . h t m l ) を、それ以外の関東地方ではファイル b ( b . h t m l ) を、その他の日本国内ではファイル c ( c . h t m l ) を発信する場合に、特定の W E Bページにアクセスする利用者が、そのまま別のページすなわちファィル a , b , c…に移動するように設定することもできる。

あるいは一つの画面を分割して複数のページを表示するフレームのように、区切られたフレームの一部のフレームに、送信されるファイルが表示されるように設定することもできる。

これらをより具体的に表わした例が第 5図である。

たとえば、民間や公共機関が主宰する求人 · 求職サイトを例にとる。東京 2 3区においてアクセスをした利用者のコンピュータ端末画面には、全国で求人をする A社、東京 ·名古屋 ·大阪で求人をする B社、東京 ·神奈川で求人をする C社、東京都渋谷区で求人をする D社の求人情報が表示される。

神奈川においてアクセスをした利用者のコンピュータ端末画面には、東京 ·神奈川で求人をする C社、神奈川 ·千葉 ·群馬で求人をする E社、神奈川県横浜市および川崎市で求人をする F社の求人情報が掲載される。

あるいは、地域ごとに密着した営業やマーケティング展開をしている企業などにおいて、地域ごとに広告や情報を伝達したい場合に有益である。

例えば、各地に店舗を構え営業する自動車販売会社の情報発信や、各地に代理店を設け営業活動をする保険代理店の情報発信、地域ごとの不動産情報の発信などに有効である。

あるいは一地方のみで営業展開を行い、全国的な広告宣伝の必要のない企業などの情報発信にも有効である。

また、 W E Bページの検索サイトゃ、プロバイダーのサイトなど、多くの利用者が真っ先にアクセスするポータルサイトなどで、利用者の地域ごとに、異なった情報や広告を表示させるように設定することも可能である。さらには、ある地域で開催されるコンサートやイベント、祭や行楽、飲食店の情報、最寄の公共機関の情報など、一定の地域においてニーズのある情報の発信などにも有効である。

また、請求の範囲 6に記載の発明は、これまでに述べた情報送信システムを、コンピュータネットワークにおいて実施する方法についての発明である。

また、請求の範囲 1 ·2に記載の発明は、上記の情報送信システムの実施に利用される、利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Ρ ァドレスから、その地域の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムを記憶したコンピュータプログラム記憶媒体についてのものである。

記憶媒体には、ハードディスク、 C D— R O M、 D V D、 M D、フロッピーディスクなどのあらゆる記憶媒体が含まれる。

また、請求の範囲 9に記載の発明によれば、請求項 2又は 4の発日月において、利用者のコンピュータに向けて送信する複数のファイルは、広告又は情報の送信者がサーバー管理者を通さずにサーバー上の記憶手段に格納可能である。

例えば、サーバーにファイルを送信する F T Pプログラムと、広告又は情報の送信者ごとのパスヮードの設定などの手段をとることにより、送信者自身の作業のみで送信するファイルの変更等ができる。

したがって、より広告や情報の発信者の迅速なニーズに応じやすい環境が得られるとともに、全体の管理をサーバー管理者に委ねられるため. のメリットも享受することができる。

また、請求の範囲 1 0に記載の発明においては、請求項 1〜 9に記载の情報送信システム又は情報送信方法であって、利用者側のコンピュータは家庭用などの民生用の電気 ·電子機器に組み込まれた装置であることを特徴としている。従来の電気 ·電子機器とコンピュータとが融合し、かつネットワークで結ばれたいわゆる情報家電といわれる装置であるが、必ずしも家庭用に限定されるものではなく、事業所や工場、公共機関などに設けられる装置であってもよい。 '

例えば、ネットワークに接続されたテレビ、カラオケや音楽などの送受信装置、ゲーム用機器、冷蔵庫、調理器、セキュリティシステム、コンピュータの内蔵された家庭用電話機や F A Xあるいはコピーゃプリンタなどとの複合機器、簡易情報端末、暖房機器、風呂沸かし機器、洗濯機などである。；

あるいは、例えば、事業所における仕入れ、発注のシステム、運送や配送のシステム、商品在庫や倉庫の管理 ·運営システム、などである。情報化の進展に伴い、あらゆる機器がこの分野の機器に含まれるようになるものと考えられる。

このような情報家電機器などに、本発明が利用される一例を第 6図に示す。

各家庭などに接続されるコンピュータネットワークは、これまでのパーソナル ·コンピュータのみならず、あらゆる情報家電機器や、住宅設備などに接続される。これらの機器は、ある場合にはパーソナルコンビュータなどと接続され、またある場合には単独で、そして外のネットヮークに有線、無線の各種回線を通じて接続される。

これらの情報家電機器においても、本発明は有効であり、本発明が実施される具体例には、例えば以下のようなものがある。

なお、これらの具体例は一例であって、これらに限定されるものではない。

さらにまた、これらの情報家電機器には、様々の民生用機器が含まれ、必ずしも家庭用のものに限られるものではなく、事業所や工場、公共機関などで使用されるものであってもよい。

例えば、インターネットとテレビが融合し、コンピュータネットヮークへの接続機能を有するインタ一ネット T Vにおいて、ネットワークへの接続ボタン等を操作すると、利用者のァドレスから地域を判別して、その地域における天気予報やニュースや、地方自治体の情報、 '地域の商店やコミュニティの情報などが表示されるものである。あるいは、利用者のァドレスから地域を判別して、その地域の放送局の放送の番組表が表示されて、チャンネルを選択して表示させたり、時間が過ぎて終わつてしまった番組のデータにアクセスできたり、ダウンロードができたり、録画の予約ができたりする装置である。

また、在庫品を管理できるなどの機能とともに、コンピュータネットワークにアクセスするための接続ボタン等を操作すると、利用者のァドレスから地域を判別して、その地域における食料品の安売り情報を表示したり、料理のレシピの提案を受けられたりする冷蔵庫、調理装置、システムキッチンなどである。

また、コンピュータネットワークにアクセスするための接続ボタン等を操作すると、利用者のアドレスから地域を判別して、その地域における薬局や、病院や、介護施設や、セキュリティシステム会社などからの情報が得られ、通報ができる装置などである。

また、コンピュータネットワークにアクセスするための接続ボタン等を操作すると、利用者のアドレスから地域を判別して、その地域にタクシー会社や、運送会社などからの情報が得られ、手配ができる装置などである。

また、請求項 7に記載の発明は、本発明の情報送信システムによって、利用者にファイルを送信する場合に、送信するファイルは音声データ、動画データ、画像データ、その他のデータであって、コンピュータネットワークを通じた動画又は音声データ、その他のデータの再生時に利用者の端末に表示されるものである。

近年、地上波の放送局などが自社の W E Bページで動画や音声の番組を放送したり（ィンタ一ネット T V、ィンターネットラジォ）、音楽やィベン卜のライブ中継がなされたり、音声や映像のネットワーク上におけるストリーミング配信が盛んになる方向にある。このような技術によりインターネット放送などコンピュータネットワークによる放送が行われる際に、放送番組の内容は全国共通、あるいは世界共通にアクセスできる場合であっても、本発明によれば、地域別の C Mの配信が可能となり、あるいは地域別の番組スポンサードをして広告等を表示することが可能となる。

またその料金体系を明瞭な形で確立できる。

また、請求項 8に記載の発明においては、コンピュータネットワークにおいて、

利用者が情報発信源に対してアクセスし、音声データ、動画データ、画像データ、文書データくプログラムデータ、その他のデータをダウン口ードする際に、利用者の I Pァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、

あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベースと、

地域別分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するファイル分類データベースと、

前記 I Pァドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、ダウンロードする前記データに挿入し、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、

を備え、 '

前記の送信するファイルは音声データ、動画データ、画像データ、その他のデータであって、ダウンロードした動画又は音声データ、その他のデータの再生時に利用者の端末に表示されるように設定されている。

したがって、コンピュータネットワークにおいて、従来はパッケージメディアや印刷 · 出版物などで配布されていた動画、音声、その他のデータの配信が行われる際に、本発明によれば、地域別の広告 ·情報配信が可能となる。また、請求の範囲 9に記載の発明においては、コンピュータネットヮークにおいて、利用者が電子メールを受信する情報送受信システムであつて、

あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別などに分類した I Pアドレス分類データベースと、

前記分類に対応する広告や情報を複数の広告や情報の中から指定する広告 ·情報分類データベースと、

前記 I Pァドレス取得手段により得られた利用者の I Pァドレスから、その地域などの分類を I Pァドレス分類前記データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応する広告や情報を広告 ·情報分類データベースにより指定して、利用者が取り出す電子メール中に自動的に挿入する広告 ·情報送信プログラムと、

を備えるシステムである。

電子メール中に広告などの情報を自動挿入する手法は、近年広くおこなわれており、その方法は、例えば、特開平 1 0— 3 2 0 3 1 4号「電子メール広告挿入装置および電子メール広告挿入処理を実施するプログラムを記録した記録媒体」などに開示されている。

配信する広告等をデータベースに蓄積しておき、電子メールに挿入する広告等を、あらかじめ地域別分類による配信情報を設定した広告 ·情報分類データベースを参照して、広告 ·情報送信プログラムが選択し、この選択した広告をデータベースから読み出し、電子メールに挿入する _c 以上説明したように；本発明によれば、広告やその他の情報を、コンピュータネットワークを利用して送信する際に、利用者をその I Pアドレスを通じて任意の地域ごとに分類し、その分類を元に効果的に送信することができる。

しかも、広告や情報を送信したい送信者が複数いる場合に、それら送信者それぞれの意向により.地域の分類等を調整でき、きめ細かい広告や情報の発信ができるため、高い広告効果、あるいは情報提供の効果を得ることができる。

そして、バナー広告のクリック率や、広告等に対する利用者からのレスポンス率などを高めることができる。

また、全国的な広告 ·情報提供や、地域における広告 ·情報提供などの、地域別情報発信の組合せを自由かつ明瞭にすると共に、それに応じた広告料金体系を確立することができる。

また広告を出稿する企業などにとっては、広告費用を効率的に配分することができる。

さらには、コンピュータネットワーク上におけるハードウエアゃソフトウエアが進歩し、またネットワーク上での様々な広告や情報提供の方法が考案される中で、これらの新たな技術段階にも適用 ·応用できる、地域等に応じたきめ細かな広告や情報送信を行うシステム及び方法、そしてそのためのプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。

また、請求の範囲 1 0に記載の発明によれば、家庭用 ·民生用などの電気 ·電子機器に組み込まれた装置、いわゆる情報家電に本発明を応用することにより、地域ごとの情報に基づいた機器の操作をすることができ、家庭生活や事業活動をより迅速に、あるいは安価に、あるいは便利に、または安全なものにすることができる。

また請求の範囲 7の発明によれば、インターネット放送などコンビュ一タネットワークによる放送が行われる際に、番組の内容は全国共通、あるいは世界共通にアクセスできる場合であっても、地域別の C Mの配. 信が可能となり、あるいは地域別の番組スポンサードをして広告等を表示することが可能となる。

またその広告料金体系を明瞭な形で確立できる。

さらに有料放送にあ.つては適正かつ効果的な広告による広告収入によって、視聴料金が安価になり、また放送者にとっては放送事業の運営に寄与するものとなる。

また請求の範囲 8の発明によれば、音声データ、動画データ、画像データ、その他のデータをダウンロードする際に、地域別の広告 ·情報配信が可能となり、広告料金体系を明瞭な形で確立できる。

さらに有料データにあっては適正かつ効果的な広告による広告収入によって、ダウンロード料金が安価になり、またデータ配信者にとっては事業の運営に寄与するものとなる。

また、請求の範囲 9め発明によれば、利用者が電子メールを受信する際に、利用者（電子メール受信者）の地域に応じた広告や情報の送信ができるため、よりきめ細かく、効果の高い広告'情報送信が可能となる。また、請求の範囲 1 5の発明に'よれば、 I Pアドレスから自動的に判断される地域から、実際にどの地域分類の利用者が、どのファイルに、どれだけの回数のアクセスをしたか等のアクセス解析手段を併用することにより、広告や情報発信効果を高めることができる。

さらにまた、アクセスを解析して、広告効果に応じた広告料金体系や、広告計画の検討、見直しを図ることも可能である。

Claims

請求の範囲 1 . コンピュータネットワークにおいて、

を備えることを特徴とする情報送信システム。

2 . コンピュータネットワークにおいて、

利用者が情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の I Pアドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、あらかじめ利用者のコンピュータに向けて送信する複数のファイルを格納する記憶手段と、

あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベース、及び、地域別アドレス分類に'応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するファイル分類データベースと、

前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データべ一スにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、を備えることを特徴とする情報送信システム。

3 . 請求の範囲 1の発明において、

利用者の I Pァドレスから得られた地域別分類に対応して利用者に送信されるファイルは、利用者がアクセスした情報発信源の WWWページが利用者のコンピュータに表示される際に、そのブラゥザ画面の一部に表示されることを特徴とする、請求の範囲 1に記載の情報送信システム c

4 . 請求の範囲 2の発明において、

利用者の I Pァドレスから得られた地域別分類に対応して利用者に送信されるファイルは、利用者がアクセスした情報発信源の WWWページが利用者のコンピュータに表示される際に、そのブラゥザ画面の一部に表示されることを特徴とする、請求の範囲 2に記載の情報送信システム _c

5 . 請求の範囲 1〜 4の発明において、利用者のコンピュータに送信するファイルは、

前記 I Pァドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域などの分類を I Pァドレス分類前記データベースを参照して判断し、

その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより判断すると共に、

利用者の使用するィンターネットプロバイダー、利用者のドメイン 'ネーム、利用者のドメイン · タイプ、無線通信又は有線通信の区別、無線通信の中継局、利用者の入力する I Dなどの情報、使用ブラウザ♦ ソフト、使用 O S、電子認証、その他の情報を格納する利用者情報データべ一スをも参照して指定され、利用者のコンピュータに送信されることを特徴とする、請求の範囲 1〜4に記載の情報送信システム。

6 . コンピュータネットワークにおいて、

利用者が情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の I Pアドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベース、及び、地域別分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するフアイル分類データベースと、

前記 I P了ドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、

を備えることを特徴とする情報送信方法。

7 . コンピュータネットワークにおいて、

利用者が情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の I Pアドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベース、及ぴ、地域別分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するファイル分類データベースと、

前記 I Pァドレス取得手段に.より得られた利用者の I Pアドレスから、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、

を備え、

前記の送信するファイルは音声データ、動画データ、画像データ、その他のデータであって、コンピュータネットワークを通じた動画又は音声データ、その他のデータの再生時に利用者の端末に表示されることを特徴とする情報送信システム。

8 . コンピュータネットワークにおいて、

利用者が情報発信源に対してアクセスし、音声データ、動画データ、画像データ、文書データ、プログラムデータ、その他のデータをダウン口ードする際に、利用者の I Pァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、

地域別分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するファイル分類データべ—スと、

前記 I Pァドレス取得手段により得られた利用者の I Pァドレスから、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、ダウンロードする前記データに挿入し、利用者のコンピュータに送信するフアイル送信プログラムと、

を備え、

前記の送信するファイルは音声データ、動画データ、画像データ、その他のデータであって、ダウンロードした動画又は音声データ、その他のデータの再生時に利用者の端末に表示されることを特徴とする情報送信システム。

9 . 請求の範囲 2又は 4の発明において、利用者のコンピュータに向けて送信する複数のファイルは、広告又は情報の送信者自身がサーバー管理者の手を煩わせることなくサーバー上の記憶手段に格納可能な、請求の範囲 2又は 4に記載の情報送信システム。

1 0 . 利用者側のコンピュータは情報家電などの電気 ·電子機器に組み込まれた装置であることを特徴とする、請求の範囲 1〜 5又は 7〜 9に記載の情報送信システム。

1 1 . コンピュータネットワークにおいて、利用者が電子メールを受信する情報送受信システムにおいて、

利用者が自分宛の電子メールの取り出し（受信）をするためにサーバーへアクセスした際に、利用者の I Pァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、

あらかじめ複数の I Pァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベース、及び、地域別分類に応じて広告や情報を複数の広告や情報の中から指定する広告 ·情報分類データベースと、

前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Pアドレスから、その地域の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応する広告や情報を広告 ·情報分類データべースにより指定して、利用者が取り出す電子メール中に自動的に挿入する広告 ·情報送信プログラムと、

を備えることを特徴とする、情報送信システム。

1 2 . 利用者がコンピュータネットワーク上の情報発信源に対してァクセスした際に、利用者の I Pァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、

あらかじめ複数の I Ρ·ァドレスを地域別に分類した地域別ァドレス分類データベース、及び、地域別分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するファイル分類データベースと、

を有するコンピュータネットワークにおいて、

前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の I Ρァドレスから、その地域の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データベースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムを記憶したコンピュータプロダラム記憶媒体。

1 3 . 請求の範囲 1〜 5又は 7〜 1 0に記載の発明において、利用者のァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段は、利用者の携帯電話や P H Sその他の無線通信の基地局又は中継局を識別する情報を取得する手段であって、

地域別ァドレス分類に応じて送信するファイルを複数のファイルの中から指定するファイル分類データベースと、前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の地域の識別情報から、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データべースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、

を備えることを特徴とする請求項 1〜 5又は 7〜 1 0に記載の情報送信システム。

1 4 . 請求の範囲 1〜5又は 7〜 1 1又は 1 3に記載の発明において、コンピュータネットワークは、 T C P Z I Pを通信プロトコルとする場合に I Pアドレスでネットワーク上のサーバーを識別する以外の方法で構成され、

利用者のァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレスは、 T C P / I Pを通信プロトコルとした場合の I Pアドレスと同様にネットワーク上のサーバーを識別する識別情報であって、

利用者がコンピュータ.ネットワーク上の情報発信源に対してアクセスした際に、利用者のァドレスを自動的にかつリアルタイムで取得する利用者ァドレス取得手段と、あらかじめ複数の前記の識別情報を地域別に分類した地域別アドレス分類データベース、及び、

前記利用者ァドレス取得手段により得られた利用者の地域の識別情報から、その地域別の分類を地域別ァドレス分類データベースを参照して判断すると共に、その分類に対応するファイルをファイル分類データべースにより指定して、利用者のコンピュータに送信するファイル送信プログラムと、

を備えることを特徴とする請求の範囲 1〜 5又は 7〜 1 1又は 1 3に記載の情報送信システム。

1 5 . コンピュータネットワークにおいて、

地域別ァドレス分類に応じて送信するファィルを複数のファィルの中から指定するファイル分類データベース、及び、

を備え、

利用者が情報発信源に対してアクセスした際に、利用者の I Pアドレス別のアクセス状況を解析し、解析された情報を記憶する手段を備えることを特徴とする、請求の範囲 1〜 5又は 7〜 1 0に記載の情報送信システム。