WO2001021749A1 - Detachant liquide et detachant en feuilles - Google Patents

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Description

明 細 書
汚れ除去液及び汚れ除去シ一ト
技術分野
本発明はガラス製品、 陶器、 プラスチック製品、 金属製品、 革製品、 石製品、 布製品、 木製品等の物体表面に付着した、 水では落ちにくい油性の汚れゃチュ — / (ンガム等を容易に除去できるとともに、 それらを除去した後の物体表面に 汚れの付きにくい保護被膜を形成することができる汚れ除去液及び汚れ除去シ —トに関する。
背景技術
従来より、 ガラス製品、 陶器、 プラスチック製品、 金属製品、 革製品、 石製 品、 布製品、 木製品等の物体表面に付着した油性の汚れや、 チューインガム等 のしつこい汚れに対しては、 界面活性剤を主成分とする洗剤が広く用いられて いるが、 この種の洗剤を用いたときは汚れを落とした後に、 水洗いやふき取り 等により洗剤成分を除去しておく必要があるため、 作業が面倒である。 また、 この種の洗剤を用いると浄化された物体表面が外気にさらされるため、 食器類 等の汚れ落としには適しているが、 装飾品、 家具類、 建造物等においては浄化 された物体表面に新たな汚れが再び付着し易いという欠点がある。
また、 従来の界面活性剤を含む洗剤を用いても、 床面等に強く付着したチュ rンガムなどを取り除くことが困難である。 このため、 従来はへら等を用い て床面等から削り取っているが、 チュ一 ^ rンガムの一部が床面に残ったり、 床 面を傷つけることがある。
したがって、 本発明の目的は、 安価で、 作業性が良く且つ油性の汚れや、 チ ユーィンガム等のしっこい汚れを容易に除去できるとともに、 それらの汚れを 除去した表面に汚れの付きにくい保護被膜を容易に形成することができる汚れ 除去液及び汚れ除去シートを提供することにある。
発明の開示
上記課題を解決するために、 本発明は、 4 O wt%以下の酢酸ビニル樹脂と 6 0 wt%以上の水を含む酢酸ビュル樹脂ェマルジヨンからなる汚れ除去液を提供 する。 また、 上記課題を解決するために、 本発明は、 4 O wt%以下のアクリル樹脂 と 6 O wt%以上の水を含むァクリル樹脂ェマルジヨンからなる汚れ除去液を提 供する。
更に、 上記課題を解決するために、 本発明は、 布、 紙等からなる吸湿性のシ ート材を、 上記汚れ除去液に浸した後乾燥してなる汚れ除去シートを提供する。 本発明による汚れ除去液は上記構成を有するので、 例えば、 ガラス製品、 陶 器、 プラスチック製品、 金属製品、 革製品、 石製品、 木製品等の物体表面にチ ユーインガムがこびりついている場合、 本発明による汚れ除去液を吸湿性のシ ート例えば、 雑巾、 タオル、 ハンカチ、 ティッシュぺ一パ一等に浸し、 このシ ートをチューインガムの上に被せて数分ないし数十分待つと、 チューインガム が物体表面から容易に剥がれ得る状態となる。 また、 チューインガムが衣服等 の布製品にこびりついている場合、 本発明の汚れ除去液を布製品にしみ込ませ て数分ないし数十分待つと、 チューインガムが物体表面から容易に剥がれ得る 状態となる。 したがって、 本発明による汚れ除去液によれば、 ガラス製品、 陶 器、 プラスチック製品、 金属製品、 革製品、 石製品、 木製品、 布製品等の物体 表面に付着した油性の汚れや、 チューィンガム等のしっこい汚れを容易に除去 することができる。 しかも、 雑巾、 タオル、 ハンカチ等を用いて油性の汚れ等 を物体表面から除去した場合、 雑巾、 タオル、 ハンカチ等に付着した汚れを水 で簡単に洗い流すことができるので、 雑巾、 タオル、 ハンカチ等に汚れが残る ことを防止できる。 また、 本発明による汚れ除去液を用いて物体表面から油性 の汚れ等を除去した後、 該物体表面には汚れ除去液に含まれる固形分としての 酢酸ビニル樹脂又はァクリル樹脂からなる薄レ、被膜を形成することができる。 そして、 この被膜は乾燥すると透明度の高い保護被膜となる。 この酢酸ビニル 樹脂又はァクリル樹脂からなる被膜は油性の汚れ等をはじく性質を有するので、 油性の汚れ等を除去した物体表面にはその後油性の汚れ等が付着しにくくなる。 しかも、 酢酸ビニル樹脂又はアクリル樹脂からなる被膜は、 その一部が物体表 面から離脱した場合であつても、 物体表面に水を噴霧するなどして被膜に水気 を与えた後、 布等で乾拭きをすれば再び厚みの略均一な被膜を形成するので、 被膜の修復がきわめて容易である。 また、 酢酸ビニル樹脂もアクリル樹脂も安 価であるから、 安価な汚れ除去液を提供できる。
一方、 本発明の汚れ除去シートは、 上述した本発明による汚れ除去液に浸し た後に水分を乾燥除去したものとなっているので、 この汚れ除去シートに再び 水気を与えた状態で物体表面を拭く力、 或いは、 物体表面に水を噴霧する等の 方法で水気を与えた状態で汚れ除去シートでその物体表面を拭くことにより、 物体表面に付着している油性の汚れやしっこレ、汚れを容易に除去することがで きる。 しかも、 汚れ除去シートは乾燥状態で長期の保存や持ち運びができるの で、 取り扱いも容易である。
発明を実施するための最良の形態
本発明の汚れ除去液において、 酢酸ビニル樹脂又はアクリル樹脂の含有率が 4 O wt%以下であれば初期効果を奏するが、 齚酸ビニル樹脂又はァクリル樹脂 の含有率が少ないほど (すなわち相対的に水の含有率が高いほど) 油性の汚れ や物体表面にこびりついたチューインガム等に対する除去若しくは剥離効果が 高まるとともに、 物体表面に良質の樹脂保護被膜を形成することができる。 し たがって、 汚れ除去液における酢酸ビエル樹脂又はアクリル樹脂の含有率を、 好ましくは 1 0 wt%以下 (水が 9 0 wt%以上) 、 更に好ましくは、 0 . l wt% 以下とし、 希釈化したコロイド液状態で用いることが好ましい。 本発明による 汚れ除去液は、 固形分である酢酸ビニル樹脂又はアクリル樹脂の含有量の約 1 0分の 1以下の溶剤を含んでいてもよい。
酢酸ビニル樹脂を含む本発明の汚れ除去液を用いて物体表面の汚れを拭き取 つた場合、 上述したように、 物体表面には酢酸ビニル樹脂の被膜が形成される。 この被膜はその後の乾燥により油性の汚れ等に対する保護被膜として機能し得 るが、 この被膜に水気を与えると、 被膜表面に適度の粘着性が現れるので、 剥 離可能な粘着膜として利用することも可能である。 このような粘着作用を得る ためには齚酸ビュル樹脂の被膜を適度な厚みに形成する事が望ましいが、 その ために汚れ除去液における酢酸ビニル樹脂の含有率を高めることは必ずしも必 要ではなく、 むしろ酢酸ビニル樹脂の含有率の小さい汚れ除去液を用いて物体 表面を拭き乾燥させることにより物体表面に薄い酢酸ビニル樹脂の被膜を形成 した後、 その作業 (拭いて乾燥させる作業) を何度も繰り返すことにより、 物 体表面に良質且つ均厚な酢酸ビニル樹脂被膜を所望厚さに形成することができ る。
一方、 汚れ除去液の使用によつて物体表面に形成される樹脂被膜を乾燥させ た後、 その被膜が水気によって粘着性をもつことが望ましくない場合は、 ァク リル樹脂を含む本発明の汚れ除去液を用いるとよい。
以下、 図面を参照して本発明の好ましい実施例を説明する。
樹脂ェマルジヨンの固形分として酢酸ビニル樹脂を用いた場合の本発明の実 施例として、 表 1に示す組成の汚れ除去液を準備した。
Figure imgf000005_0001
表 1において、 比較例 1は市販されている酢酸ビニル系接着剤である。 実施 例 1〜実施例 8は、 比較例 1の素材に所定量の水 (温水) を加え撹拌すること により作製したものである。 一方、 比較例 2は市販されている食器洗い用接着 剤であり、 界面活性剤以外の含有成分については記載を省略している。
上記の汚れ除去液を用いて木製板、 皮、 石 (大理石) 、 陶製タイル、 金属板 (ステンレス鋼板、 ガラス板の表面に付着した食用油 (植物油) 、 及び、 コン クリ一ト面状に長期日数間付着したチューィンガムについて、 それぞれ除去テ ス トを行った。 その結果を表 2に示す。 油については、 汚れ除去液を各物体表 面に噴霧した後、 乾いた布で拭き取る方法を用いた。 また、 チューインガムに ついては、 汚れ除去液を浸したガーゼをチューィンガムの上に被せ数分〜数十 分間放置した後に、 チューンガムを物体表面から剥ぎ取る方法を用いた <
表 2
Figure imgf000006_0001
表 2において、 油の除去に関しては、 油を無理なく容易に除去できた場合を + 2、 より効果的に除去できた場合を + 3、 除去に手間がかかった場合を + 1 、 除去できない場合を 0で表している。 また、 除去後の表面状態については、 汚 れ除去液で拭いた後の物体表面に透明感がぁり且つその後油性の汚れが付きに くい状態を + 2、 より透明感があり且つ汚れの付きにくい状態を + 3、 汚れ除 去後の物体表面の透明感が若干低下する場合を + 1、 汚れ除去液で拭いた後の 物体表面に透明感が欠け或いはその後油性の汚れが付き易い状態を 0で表して いる。 一方、 チューインガムの除去については、 強い力を必要とせずに除去で きた場合を + 2、 より短時間で除去できた場合を + 3、 除去できなかった場合 を 0で表している。
表 2からわかるように、 タイル、 金属、 木、 皮の表面に付着した油の除去及 び除去後の表面状態については、 実施例 1〜実施例 8の何れにおいても本発明 の所期効果が得られたが、 特に実施例 3〜実施例 8において、 さらには実施例 6及び実施例 7において優れた効果が認められた。 また、 ガラス表面に付着し た油の除去及び除去後の表面状態については、 実施例 1〜実施例 8の何れにお いても本発明の所期効果が得られたが、 特に実施例 5〜実施例 8において、 さ らには実施例 7及び実施例 8において優れた効果が認められた。
一方、 比較例 1は強い粘着性を有するため、 取り扱い性が悪く、 タイル、 金 属、 木、 皮、 ガラスの何れについても油の除去性が悪く、 また、 拭き取った後 に分厚く不均厚な、 且つ、 部分的に白濁した樹脂被膜が形成されるため、 かえ つて汚れ感が増す結果となった。 また、 比較例 2においては、 油を拭き取った 表面に油膜及び界面活性剤の被膜が残るため、 水洗又は水拭きが必要であり、 浄化表面を得るまでに手間がかかった。 さらに、 水洗又は水拭きによって浄化 した物体表面には新たな汚れが付きやすいことが確認された。 また、 水洗又は 水拭きを省略した物体表面にも油性の油が付きやすく汚れやすいことが確認さ れた。 これは、 物体表面に残存している界面活性剤が油になじみやすい (油に 対し良好な親和力を有する) からであると推察される。 これに対し、 実施例 1 〜実施例 8の汚れ除去液で拭いた物体表面には酢酸ビニル樹脂の被膜が形成さ れ、 この酢酸ビニル樹脂被膜は油をはじく性質を有することから、 乾燥した酢 酸ビニル樹脂でコーティングされた物体表面に新たな油性の汚れが付きにくく なるものと思われる。
さらに、 実施例 1〜実施例 8の汚れ除去液を用いて油性の油を拭き取った後 の乾燥した被膜表面に油滴を強制滴に付着させた後、 その表面に水を噴霧し、 さらに乾いた布や紙 (ティッシュペーパー) で拭いたところ、 油がきれいに拭 き取られて物体表面に透明感のある酢酸ビニル樹脂被膜が再生されることが確 認された。 つまり水と布等のみで酢酸ビニル樹脂の被膜上の油性油を容易に除 去できるとともに、 酢酸ビニル樹脂の被膜を修復することができたのである。 次に、 樹脂エマルジョンの固形分としてァクリル樹月旨を用いた場合の本発明 の実施例として、 市販のァクリル系接着剤をベースに表 1の実施例 1〜実施例 8と同等の含有率を有する試験液を作製し、 表 2に示すテストと同様のテス ト を行ったところ、 上記実施例 1〜実施例 8とほぼ同様の結果が確認された。 すなわち、 表 3に示す組成の汚れ除去液を準備した。 表 3
Figure imgf000008_0001
表 3において、 実施例 9〜実施例 1 6はアクリル樹脂ェマルジヨンに所定量 の水 (温水) を加え撹拌することにより作製したものである。 使用したァクリ ル樹脂エマルジョンに固形分として含まれるァクリル樹脂はエチレン ·酢酸ビ ニル共重合体及び酢酸ビニル 'アタリル共重合体である。 また、 溶剤はトルェ ンである。
上記の汚れ除去液を用いて木製板、 皮、 石 (大理石) 、 陶製タイル、 金属板 (ステンレス鋼板、 ガラス板の表面に付着した食用油 (植物油) 、 及び、 コン クリート面状に長期日数間付着したチュ rンガムについて、 それぞれ除去テ ストを行った。 その結果を表 4に示す。 油については、 汚れ除去液を各物体表 面に噴霧した後、 乾いた布で拭き取る方法を用いた。 また、 チュ rンガムに ついては、 汚れ除去液を浸したガーゼをチュ rンガムの上に被せ数分〜数十 分間放置した後に、 チューンガムを物体表面から剥ぎ取る方法を用いた。
表 4
Figure imgf000009_0001
表 4において、 油の除去に関しては、 油を無理なく容易に除去できた場合を + 2、 より効果的に除去できた場合を + 3、 除去に手間がかかった場合を + 1 除去できない場合を 0で表している。 また、 除去後の表面状態については、 汚 れ除去液で拭いた後の物体表面に透明感があり且つその後油性の汚れが付きに くい状態を + 2、 より透明感があり且つ汚れの付きにくい状態を + 3、 汚れ除 去後の物体表面の透明感が若干低下する場合を + 1、 汚れ除去液で拭いた後の 物体表面に透明感が欠け或いはその後油性の汚れが付き易い状態を 0で表して いる。 一方、 チューインガムの除去については、 強い力を必要とせずに除去で きた場合を + 2、 より短時間で除去できた場合を + 3、 除去できなかった場合 を 0で表している。
表 4からわかるように、 タイル、 金属、 木、 皮の表面に付着した油の除去及 び除去後の表面状態については、 実施例 9〜実施例 1 6の何れにおいても本発 明の所期効果が得られたが、 特に汚れ除去後の表面状態については、 実施例 1 0〜実施例 1 6において、 さらには実施例 1 1〜実施例 1 6において上記実施 例 1 8よりも優れた効果が認められた。
さらに、 実施例 9 1 6の汚れ除去液を衣類等の汚れ落としに用いた場合、 汚れ除去液に含まれるァクリル樹脂により衣類等の繊維表面に被膜を形成する ことができるが、 アタリル樹脂の被膜は上記酢酸ビニル樹脂の被膜と比べて柔 らかいので、 衣類等の肌触り感を低下させないという利点がある。
一方、 布及び紙をそれぞれ本発明の構成を有する汚れ除去液に浸した後、 水 分を乾燥除去して本発明の汚れ除去シートを作製した。 この汚れ除去シートに 再び水気を与えた状態で物体表面を拭く力 、 或いは、 物体表面に水を噴霧する 等の方法で水気を与えた状態で汚れ除去シートでその物体表面を拭いたところ、 何れの場合においても、 物体表面に付着している油性の汚れやしっこレ、汚れを 容易に除去できるとともに、 該物体表面が速やかに乾燥して良質の乾燥した樹 脂被膜が形成されることが確認された。
さらに、 本発明の構成を有する汚れ除去液を汚れの付着した物体表面に噴霧 した後、 該物体表面を乾燥した布又は紙で拭いたところ、 物体表面の汚れを容 易に除去できるとともに、 該物体表面が速やかに乾燥して良質の乾燥した樹脂 被膜が形成されることが確認された。
産業上の利用可能性
以上の説明から明らかなように、 本発明によれば、 安価で、 作業性が良く且 つ油性の汚れや、 チューインガム等のしっこい汚れを容易に除去できるととも に、 それらの汚れを除去した表面に汚れの付きにくい保護被膜を容易に形成す ることができ、 しかも、 その被膜を容易に修復することができる汚れ除去液、 汚れ除去シ一トを提供することができる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 4 O wt%以下の酢酸ビニル樹脂と 6 O wt%以上の水を含む酢酸ビニル樹 脂ェマルジヨンからなる汚れ除去液。
2 . 溶剤を含み、 その含有量が前記酢酸ビニル樹脂の 1 0分の 1以下である 請求項 1記載の汚れ除去液。
3 . 4 O wt%以下のァクリル樹脂と 6 O wt%以上の水を含むァクリル樹脂の ェマルジョンからなる汚れ除去液。
4 . 溶剤を含み、 その含有量が前記アクリル樹脂の 1 0分の 1以下である請 求項 1記載の汚れ除去液。
5 .前記ァクリル樹脂がエチレン ·酢酸ビュル共重合体及び酢酸ビニル ·ァ クリル共重合体である請求項 3又は 4記載の汚れ除去液。
6 . 前記溶剤がトルエンである請求項 4記載の汚れ除去液。
7 . 布、 紙等からなる吸湿性のシート材を、 請求項 1又は 2記載の汚れ除去 液に浸した後乾燥してなる汚れ除去シート。
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