WO2000066301A1 - Dispositif de support d'un materiau sous forme de barre pour tour automatique - Google Patents

Dispositif de support d'un materiau sous forme de barre pour tour automatique Download PDF

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Definitions

  • a through hole is formed in the opposite side surface of the cylindrical body, a support is inserted into the cylindrical body from one through hole to the other through hole, and a bar is inserted into the support.
  • the support portion may be formed.
  • the rod supporting device 10 is aligned with the axis of the cylinder 11 and the axis of each support portion 14, for example, even when the rod 17 is automatically supplied, the cylinder 1 With reference to the outer surface of 1, it is possible to support the rod 17 with a minimum run-out by aligning the axis of each support portion 14 with the axis of high accuracy of the cylinder 11.

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Description

自動旋盤用棒材支持装置
技術分野
本発明は旋盤加工される棒材ゃ管材などの長尺な円形被加工物 (本明細書では これらを総称して棒材と呼ぶ) を自動旋盤の主軸の延長線上で支持する自動旋盤 用棒材支持装置 (以下、 単に棒材支持装置と呼ぶ) に関するものである。
背景技術
この種の棒材支持装置は、 自動旋盤の近傍に配置され、 長尺な棒材の主軸台か ら突出した部分を回転可能に支持して、 棒材が回転振れを起こさないようにする ものである。 従来の棒状支持装置 1 0 0としては、 例えば Fig.28に示すような、 所定の長さの筒体 1 1 1と、 この筒体 1 1 1内で支持しょうとする棒材 1 1 7の 外径より僅かに大径のガイドチューブ 1 1 3と、 ガイドチューブ 1 1 3内に棒材
1 1 7を支持する大量の油を供給する油圧ュニット 1 1 4とを備え、 棒材 1 1 7 の回転に伴う油の動圧によって棒材 1 1 7をガイ ドチューブ 1 1 3内で浮上させ て回転可能に支持するようにしている。 尚、 棒材 1 1 7は自動旋盤の主軸 1 2 4 のチヤック 1 2 5に把握されて加工が行なわれる。 この棒材支持装置 1 0 0では、 筒体 1 1 1の後端を密閉して油が漏れないようにしているため、 棒材 1 1 7の装 入は、 後側の支持台 1 1 5を支点に筒体 1 1 1の前端側 (自動旋盤側) を横に移 動させてから行われる。 そして、 棒材 1 1 7を筒体 1 1 1に挿入した後、 筒体 1
1 1を元の位置に戻して主軸 1 2 4側へ供給するようにしていた (Fig.29、 Fig. 30) 。
ここで、 棒材 1 1 7の外径とガイ ドチューブ 1 1 3との間の隙間は狭いほど回 転する棒材 1 1 7の振れを抑えることができるが、 加工時の回転によって棒材 1
1 7が振れるため、 隙間が狭いと棒材 1 1 7がガイドチューブ 1 1 3に接触して 発熱してしまうなどの不都合がある。 そこで、 ガイドチューブ 1 1 3内径と棒材
1 1 7の外径との最適隙間としては、 外径 3 0 mm以下の棒材では約 l mm、 外 径 3 1 mn!〜 6 5 mmの棒材では約 2 mm、 外径 6 6 mn!〜 6 9 mmの棒材では 約 3 mmとされている。 この隙間量は設計上の問題でもあり、 おおよその数値の ようである。 従って、 棒材 1 1 7の外径に応じて、 ガイドチューブ 1 1 3を交換
訂正された用紙 (規則 91) するか、 ガイドチューブ 1 1 3の内側に更に小径のガイドチューブを設けて外径 の異なる棒材 1 1 7に対応していた。
この場合、 ガイドチューブ 1 1 3と棒材 1 1 7との間に最適な隙間を設定する ためには、 長いガイドチューブ 1 1 3の内周面を高精度の真直な軸心となるよう に加工しなければならなかったが、 中ぐりなどの現状の加工技術では長いガイド チューブ 1 1 3内を高精度に加工するのは極めて困難である。 また、 加工対象と なる棒材 1 1 7によっては低速回転で加工しなければならないが、 この場合には 棒材 1 1 7とガイドチューブ 1 1 3との間に適切な隙間を設けていても発生動圧 が小さくなり棒材 1 1 7が油で浮上せずにガイドチューブ 1 1 3に接触して振動 や騒音を発生していた。
しかも、 棒材 1 1 7は、 黒皮材料であろうとみがき材料であろうと、 製造工程 の最後の工程で矯正機により曲がりが修正されており、 その曲がりがある程度矯 正されているが、 実際には長尺なため自重等により僅かに橈みが生じてしまう。 このため、 棒材 1 1 7の曲がり検査を行なうことは非常に困難であり、 実際に棒 材 1 1 7が曲がっていても検査で発見されない場合があり、 多少曲がっている棒 材 1 1 7を棒材支持装置 1 0 0にて支持せざるを得ない。 このため、 検査で発見 されない棒材 1 1 7の曲がりによっては、 棒材 1 1 7が必要以上に振動してガイ ドチューブ 1 1 3に接触してしまったり、 また棒材 1 1 7に曲がりが無くても高 速回転では遠心力によって棒材 1 1 7が橈んでガイドチューブ 1 1 3に触れる虞 があり、 振動や騒音を発生させてしまう場合があった。
そこで、 ガイドチューブを使用しない棒材支持装置 1 0 O Aが開発されてきて いる。 この棒材支持装置 1 0 O Aは、 Fig. 3 1及び Fig. 3 2に示す如く、 架台 1 1 8上に油供給手段を備える軸受からなる支持具 1 1 9を所定の間隔で複数搭 載したものである。 そして、 支持具 1 1 9は、 軸受 1 2 3を半割にして上支持具 1 1 9 Aと下支持具 1 1 9 Bとにそれそれ取り付けて、 上支持具 1 1 9 Aを上側 フレーム旋回軸 1 2 0を中心に揺動させることによって棒材の装入取り出しを行 うようにしている。 上支持具 1 1 9 Aは、 シリンダ 1 2 2によって開閉動作を行 う。 軸受 1 2 3は、 棒材 1 1 7より僅かに大きい直径であり、 軸受面に大量の油 が供給されて棒材 1 1 7との間に動圧を発生させて棒材 1 1 7を支持するように 設けられている。 したがって、 油圧ユニットから支持具 1 1 9の軸受 1 2 3へ供 給される油が飛散しあるいは漏れるので、 大型のケ一シングで全体が覆われ装置 が大型化している。 尚、 支持具 1 1 9は一定間隔をあけて架台 1 1 8上に多数配 置されている。 そして、 所定の間隔で複数設けられた上下支持具 1 1 9 A、 1 1 9 Bにそれそれ取り付けられた軸受 1 2 3の全てについて、 上下の軸受 1 2 3同 士の軸心を高精度に一致させるように組み立てられていた。
しかしながら、 軸受 1 2 3を半割にして上下の支持具 1 1 9 A、 1 1 9 Bなど で支持する構成のため部品形状が複雑で加工し難く、 また各支持具の取付誤差な どによって全ての上下支持具 1 1 9 A、 1 1 9 Bに取り付けられた軸受 1 2 3に ついて高精度の心出しを行うことは極めて困難であった。
また、 棒材 1 1 7と半割の軸受 1 2 3の隙間を約 l mm程度あるいはそれ以上 に狭くすれば、 棒材 1 1 7を更に無騒音で回転させることができるようになるが、 上下支持具 1 1 9 A、 1 1 9 Bはそれそれ別々に取り付けられていたため、 どう しても高精度の真直な同一軸心に取り付けられず、 各軸心が少しずれて取り付け られていた。 このため、 各上下支持具 1 1 9 A、 1 1 9 Bの軸心ずれを考慮する と、 棒材 1 1 7と各上下支持具 1 1 9 A、 1 1 9 Bの隙間をより小さくするのは 極めて困難であった。 このため、 無騒音にならない場合もあった。
また、 多量の油を供給し、 供給された油によって棒材を浮上させる棒材支持装 置では、 回転する棒材が振れた場合でも多量の油によって無騒音で回転させてい るが、 大きな油圧ュニッ卜に設けられた油供給装置から多量の油が各支持具に供 給されると油が飛散してしまう不都合があった。 このため、 全体をカバーで覆つ て飛散した油を回収して油圧ュニッ卜に戻し循環させるような装置を製作しなけ ればならず、 棒材支持装置が高額になってしまう問題があった。
発明の開示
本発明は、 自動旋盤の主軸後方に於いて、 回転する棒材を支持する多数の支持 具の軸心を同一軸心上に高精度で一致させ、 且つ、 安価に製作できる棒材支持装 置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明は、 自動旋盤の主軸のチヤックに把握され
訂正された用紙 (規則 91> 当該主軸の後方で回転する棒材の振れを防止する棒材支持装置において、 長手方 向に渡って棒材が揷入される筒体と、 棒材を支持する支持具とを備え、 筒体側面 に支持具が挿入される貫通孔を設け、 その貫通孔から筒体内に支持具を挿入し筒 体の外側の面を証として支持具を筒体に固定するようにしている。
これにより、 筒体の長手方向に所定の間隔で多数の貫通孔を設ければ、 貫通孔 の数だけ支持具を取り付けられる。 従って、 筒体に挿入された棒材の一端から他 端まで所定の間隔で支持することができる。 更に、 筒体に多数の支持具が固定さ れた筒体の全ての基準面の位置出しと、 支持具の棒材を支持する支持部の軸心か ら、 筒体に固定する支持具の基準面までの位置出しを行なえば、 筒体の長手方向 に多数取り付けられた支持具のうちで棒材を支持する支持具の軸心は全て同一軸 心に一致させることができる。 極めて実用効果犬なるものである。
また、 棒材の外径が変わった場合、 ま持具は筒体側面に設けられた貫通孔から 筒体内に挿入し筒体に固定されているので、 棒材の外径に合った支持具の交換だ けで済むので極めて簡単である。 従って、 従来のように筒体を交換することは非 常に大変であるが、 自動旋盤の棒材加工最大径まで可能なように筒体を設計すれ ば棒材の外径が変わっても支持具の交換ですむことになり極めて利便性を向上さ せることができる。
また、 支持具は筒体側面の貫通孔から筒体内に挿入され支持具の外側が筒体に 固定される。 支持具の外側の外周の全てが筒体に固定されない場合もあるが、 支 持具は筒体内で例えば竹の節のようになり、 棒材は筒体の略中心で支持される。 このため、 棒材の支持部は円周方向外側に特に厚い筒体で支持されているのと同 じ効果があり、 高い剛性により棒材は支持されている。 従って、 棒材が回転して 振れるような力が発生しても、 支持具を介して筒体に伝わるので筒体全体で平均 して力を抑える。 よって、 筒体を振動させるような力が働いても最も有効的に力 を抑えることができる。 従って、 棒材が橈んで回転しょうとした時など、 筒体に 振動ゃ撓みが発生しないで無振動かつ無騒音で回転させることを可能にしたもの i)る。
筒体の長手方向に多数取り付けられた支持具のうちで、 棒材を支持する支持具 の軸心は全て高精度の同一軸心に一致させることができるので、 棒材と棒材を支 持する支持部との隙間を小さくすることができる。 隙間が小さいことによって、 棒材と支持部との間には動圧を発生されるための多量の油を供給する必要はなく、 潤滑油程度の少量の油を供給すれば足りるので、 特に油圧ュニットなどの必要は ない。 また、 隙間が小さくても、 多数の支持部が同一軸心上に精度高く配置され るので、 棒材は軽く滑らかに回転することができる。 従って、 発熱も非常に少な く、 棒材が高速回転しても焼き付きを起こすことはない。 また、 棒材が低速回転 から高速回転まで回転する棒材の振動や振れを大幅に小さくすることができる。 また、 回転する棒材を筒体内で支持しているので棒材が表に露出することがな い。 これにより、 回転する棒材に例えば服が絡みつくなどの危険を未然に防止す ることができるようになると共に、 棒材表面に付着している油、 及び支持部に給 油した潤滑油などは特にカバ一等を用いなくても筒体外に飛散してしまうのを防 止することが可能となる。 従って、 極めて安全に棒材支持装置を使用できるよう になるものである。
ここで、 棒材支持装置は、 支持具を固定する固定部材を備え、 当該固定部材は 支持具が貫通孔から筒体内に挿入された状態で、 固定部材は筒体外面に固定され るものであることが好ましい。
この場合、 筒体の外面を切削などにより高精度に仕上げることは容易である。 そして、 この筒体の外面を証 ·基準面にして更に支持具の軸受面の位置決めを行 うことにより、 全ての支持具の軸受面を同軸心上に配置しかつ筒体の軸心と一致 させることが可能となる。 これにより、 支持具を交換した場合でも、 筒体外面か ら支持具軸受面までの位置出しを容易に行なうことができるようになる。 従って、 筒体外面から支持具軸受面までの寸法のばらつきを小さくして、 回転する棒材の 振れを小さくできる。 これにより、 棒材の高速回転を行なうことが可能になり、 大幅に生産性の向上を図ることができるようになるものである。
特に、 固定部材と筒体との間には位置決め用の凹凸が形成されることが好まし レ、。 この位置決め用凹凸としては、 位置決めビンと位置決め孔あるいは係合突部 と溝などであることが好ましい。 この場合、 位置決め用のピンが孔に挿入される ことにより、 あるいは固定部材が筒体の所定位置に位置決めされるので、 各支持 具の軸心を更に高精度で、 しかも容易に軸心を一致させることができる。 また、 突部と溝の場合には、 支持具外面の溝に固定部材内面の係合突部を係合した後、 係合突部を筒体外面の溝に係合するだけで、 筒体の係合突部に沿って固定部材及 び支持具を取り付けることが可能になる。 これにより、 短時間で筒体に支持具を 固定することが可能になる。 従って、 迅速、 且つ、 極めて容易に棒材支持装置の 組み立てを行なうことができるようになるものである。 また、 これとは反対に、 筒体の外面および支持具の外面に係合突部を形成し、 固定部材の内面に溝を形成 するようにしても、 同様の効果を得られる。 一方、 固定部材の内面と筒体の外面 および支持具の外面とは平滑面であるようにしても良い。 この場合、 係合突部や 溝を形成する必要が無いので、 これらを形成する場合に比べて棒材支持装置の加 ェ工数を削減することができる。
また、 筒体は円筒形を呈すると共に、 支持具の外面はこの筒体の外面と略同一 の曲率で湾曲し、 固定部材の内面は筒体の外面にほぼ合致する曲率で凹む湾曲面 に形成されることが好ましい。 この場合、 円筒形の筒体の外面と支持具の外面と は同一曲率の円筒の円周上に合致して固定されているので、 筒体外面の軸心と支 持具外面の軸心とは合致することとなる。 従って、 筒体外面の軸心に、 棒材を支 持する支持具軸受面の軸心を合致させるように支持具軸受面の位置出しを行なう ことは可能になる。 これにより、 例えば、 筒体の外面を真円真直に仕上げれば、 筒体の長手方向に多数取り付けられた支持具の軸心と筒体の軸心とを真直な同一 軸心に一致させることができる効果がある。 従って、 棒材と支持具軸受面との隙 間を小さくすることができて、 回転する棒材の振れを大幅に減少させることがで さる。
一方、 筒体は角筒形を呈すると共に、 支持具の外面及び固定部材の内面をこの 筒体の外面と略同一形状としても良い。 この場合、 筒体の外面から支持具軸受面 までを容易に位置出しすることが可能になる。 これにより、 例えば筒体の外面を 高精度の平面に仕上げることにより、 筒体の軸心と筒体の長手方向に所定の間隔 で設けられ対向する支持具の中心を高精度で同一軸心に一致させることができる ようになる。 従って、 対向する支持具の軸受面と棒材との隙間を小さくすること ができ、 回転する棒材の振れを大幅に小さくすることができるようになるもので める。 n
また、 筒体は角筒形を呈すると共に、 貫通孔はこの筒体の角部に形成され、 支 持具の外面はこの筒体の角部外面と略同一形状で突出し、 固定部材の内面は筒体 の角部外面にほぼ合致する形状即ち凹んだ形状に形成されても良い。 この場合、 筒体の角部を成す外面を基準にして、 支持具軸受面の位置出しを行なうことが可 能になる。 これにより、 例えば対向する支持具軸受面の中心と筒体の角部からの 軸心を略一致させることが可能となる。 従って、 筒体の外面を高精度に仕上げる ことにより、 筒体の軸心と筒体の長手方向に所定の間隔で設けられ対向する支持 具の中心とを高精度で同一軸心上配置させることができるようになる。 これによ り、 棒材と支持具との隙間を小さくすることができるので、 棒材の振れを大幅に 小さく抑えることができるようになるものである。
ここで、 棒材支持装置は、 筒体の相対向する側面に貫通孔を形成し、 これら貫 通孔からそれそれ支持具を筒体内に挿入することにより、 棒材を両側から支持す るものであることが好ましい。 この場合、 例えば高精度に仕上げた筒体外面を基 準に、 筒体内面に対向する支持具で回転する棒材を高精度に支持することが可能 となる。 これにより、 支持具を交換した場合でも筒体外面の軸心と支持部の軸心 とを一致させて支持部を形成することが可能となる。 従って、 支持具を例えば空 圧シリンダ等の動力で動かすことにより、 支持部を自動で開閉することが可能と なる。 また、 異なる外径の棒材の振れを支持する場合でも、 その棒材に対応した 支持具に迅速に交換でき、 極めて利便性を向上させることができるようになるも のである。
特に、 筒体の長手方向に沿って形成されて棒材を出入可能に切り欠いた開口と、 支持具により棒材が支持される位置より僅かに下方に設けられた棒材受台と、 棒 材受台に対して棒材を載置可能な供給装置とを備えることにより、 開口から棒材 の自動供給を行なうことが可能となる。 従って、 棒材支持装置の利便性を大幅に 向上させることができるようになるものである。 しかも、 棒材受台は棒材が支持 具に支持されたときに棒材の下方に僅かに間隔を存するので、 回転する棒材が多 少振れた場合でも棒材受台に接触することを防止できる。
また、 筒体の相対向する側面に貫通孔を形成し、 一方の貫通孔から他方の貫通 孔に渡って支持具を筒体内に挿入すると共に、 この支持具には棒材が挿入される 支持部を形成したものとしても良い。 この場合、 特に支持具を簡潔に製作するこ とが可能となる。 これにより、 一方の貫通孔から支持具を挿入して固定するだけ で筒体外面の軸心と支持部の軸心とを合致させることができる。 従って、 棒材支 持装置の加工工数を大幅に削減して安価に製作することができるようになるもの である。
更には、 筒体の一側面に前記貫通孔を形成し、 貫通孔から支持具を筒体内に挿 入すると共に、 この支持具には棒材が揷入される支持部を形成するようにしても 良い。 この場合、 更に支持具を簡潔に製作することが可能となる。 これにより、 貫通孔から支持具を挿入して固定するだけで筒体外面の軸心と支持部の軸心とを 合致させることができると共に、 棒材支持装置の加工工数を大幅に削減して安価 に製作することができるようになる。
更にこの場合、 貫通孔と対向する位置の筒体の内面に筒体内に装入される支持 具の先端部分を嵌め込むような窪みから成る固定部を有するようにしても良い。 これによると、 固定部を筒体の外面と同等の精度で形成して、 支持具の位置決め を固定部により行うことができるようになる。
また、 貫通孔は、 筒体の長手方向と平行に複数形成されるようにしても良い。 この場合、 筒体の加工を容易に行うことができる。
更に、 筒体の側面には、 その長手方向に渡って複数の貫通孔を形成し、 筒体の 中心から見た各貫通孔の角度を相互にずらすと共に、 これら貫通孔からそれそれ 支持具を筒体内に挿入して、 棒材を支持するようにしても良い。 この場合、 筒体 内に挿入された棒材を支持具で円周方向にずらした位置で支持することが可能と なる。 これにより、 回転する棒材の振れによる応力で支持具先端の強度の弱い部 分が変形してしまう不都合を未然に防止することができるようになる。 従って、 支持具の損傷を防止できて極めて長寿命化を図ることができるようになるもので ある。
そして、 固定部材の内面と筒体の外面および支持具の外面との一方に係合突部 を形成すると共に、 他方に係合突部が係合する溝を形成することが好ましい。 例 えば、 固定部材内面には係合突部を形成し、 筒体外面に係合突部が係合する溝を 形成すると共に、 支持具外面にも係合突部が係合する溝を形成するようにする。 また、 固定部材と支持具間には弾性部材を介設することが好ましい。 この場合、 支持部に挿入した棒材を筒体の軸心方向に付勢することが可能となる。 これによ り、 例えば比較的大径で曲がりなどを有する棒材が橈んで回転し大きな振れが生 じた場合でも、 付勢部材の付勢力で棒材の大きな振れを抑えることができるよう になる。 従って、 回転する棒材の振動や騒音発生を未然に阻止することができる ようになるものである。
図面の簡単な説明
Fig. 1は本発明の棒材支持装置を示す中央縦断面平面図である。 Fig. 2は本 発明の棒材支持装置の正面図である。 Fig. 3は本発明の棒材支持装置の分解正面 図である。 Fig. 4は本発明の棒材支持装置の分解斜視図である。 Fig. 5は本発 明の棒材支持装置の分解平面図である。 Fig. 6は棒材の自動供給例を示す棒材支 持装置の正面図である。 Fig. 7は Fig. 6の棒材支持装置の側面図である。 Fig. 8は他の棒材支持装置の正面図である。 Fig. 9は Fig. 8の棒材支持装置の分解 正面図である。 Fig. 1 0は更に他の棒材支持装置の斜視図である。 Fig. 1 1は 別の棒材支持装置の正面図である。 Fig. 1 2は Fig. 1 1の棒材支持装置の分解 正面図である。 Fig. 1 3は Fig. 1 1の棒材支持装置の分解平面図である。 Fig. 1 4は更に別の棒材支持装置の正面図である。 Fig. 1 5は Fig. 1 4の棒材支持 装置の分解正面図である。 Fig. 1 6は他の棒材支持装置の正面図である。 Fig. 1 7は Fig. 1 6の棒材支持装置の分解正面図である。 Fig. 1 8は Fig. 1 6の棒 材支持装置の分解平面図である。 Fig. 1 9は更に他の棒材支持装置の正面図であ る。 Fig. 2 0は Fig. 1 9の棒材支持装置の分解正面図である。 Fig. 2 1は Fig. 1 9の棒材支持装置の分解平面図である。 Fig. 2 2は別の棒材支持装置の正面図 である。 Fig. 2 3は Fig. 2 2の棒材支持装置の分解正面図である。 Fig. 2 4は Fig. 2 2の棒材支持装置の分解平面図である。 Fig. 2 5は更に別の棒材支持装 置の正面図である。 Fig. 2 6は Fig. 2 5の棒材支持装置の分解正面図である。 F ig. 2 7は Fig. 2 5の棒材支持装置の分解平面図である。 Fig. 2 8は従来の棒材 支持装置の中央縦断面側面図である。 Fig. 2 9は Fig. 2 8の棒材支持装置の側 面図である。 Fig. 3 0は Fig. 2 8の棒材支持装置の筒体の移動状態を示す平
訂正された用紙 (¾則 ) 面図である。 Fig. 3 1は従来の他の棒材支持装置の正面図である。 Fig. 3 2は F ig. 3 1の棒材支持装置の一部を示す平面図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、 図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。 Fig. 1〜 Fig. 5に本発明 の棒材支持装置の一実施形態を示す。 この棒材支持装置 1 0は、 自動旋盤の主軸 5 0に連続して後方に設置され、 自動旋盤の主軸 5 0のチャック 5 1に把握され て回転する棒材 1 7が振れるのを抑えて円滑に回転するように支持するもので、 筒体 1 1と、 この筒体 1 1の外面 1 1 oに固定される固定部材 1 5と、 固定部材 1 5に取り付けられ筒体 1 1内で後述する棒材 1 7を支持する支持具 1 3とから 構成されている。
筒体 1 1は所定の厚さの長尺の円筒形で金属にて構成されており、 例えば本実 施形態では棒材 1 7から自動旋盤の主軸 5 0の長さを減らした長さとされている。 筒体 1 1の長さは、 設計上適宜決められ、 その外面 (外周面) は旋盤などによつ て高精度の真円真直な円筒形に容易に仕上げられる。 この筒体 1 1の一面側には 筒体 1 1を径方向に貫通する略矩形状の貫通孔 1 2が形成され、 対向する他面側 にも同一形状および大きさの貫通孔 1 2が形成されている。 この場合、 両貫通孔 1 2、 1 2は筒体 1 1の軸心に対向して設けられると共に、 筒体 1 1の長手方向 に所定の間隔で設けられている。 この貫通孔 1 2の数は、 特に限られないが筒体 1 1の長さに応じて適宜間隔で等間隔に設けられる。 これらの貫通孔 1 2の数は 筒体 1 1の長さなどから算出して決められる。 これらは設計上決める問題である。 例えば、 橈みやすい棒材 1 7などは貫通孔 1 2の間隔を短くする。
また、 筒体 1 1の外面には所定の幅、 所定の深さの溝 1 1 Aが設けられており、 この溝 1 1八は筒体1 1の軸心を中心にして円周方向に形成されると共に、 貫通 孔 1 2の略中心に設けられている。 この溝 1 1 Aは後述する固定部材 1 5の内面 1 5 iに設けられた係合突部 1 5 Aを容易に係合可能に形成されている。 尚、 符 号 1 1 Bは、 後述する固定部材 1 5を筒体 1 1にねじ止め固定するためのネジ孔 である。
また、 固定部材 1 5は所定の厚さの金属にて構成されており、 その内面は筒体 訂正された用紙 0»191) I I
1 1の外面に合致する曲率で湾曲した凹面に形成される。 この固定部材 1 5は、 筒体 1 1に形成した貫通孔 1 2より僅かに大きな形状を呈している。 この固定部 材 1 5の内面には係合突部 1 5 Aが形成されている。 この係合突部 1 5 Aは、 固 定部材 1 5の内面に突出形成されると共に、 筒体 1 1の外面に合致する曲率で固 定部材 1 5の軸心を中心にして円周方向に沿って形成されている。 即ち、 固定部 材 1 5の内面は筒体 1 1の外面に合致可能に構成されており、 固定部材 1 5の内 面を筒体 1 1の外面に合致させた状態で、 固定部材 1 5に設けた係合突部 1 5 A が筒体 1 1に設けた溝 1 1 Aに係合するように構成されている。 尚、 符号 1 5 B は、 固定部材 1 5を筒体 1 1にねじ止めするボルトを貫通させる座ぐり付き取付 孔、 符号 1 5 Cは、 固定部材 1 5と支持具 1 3とをねじ止めするボルトを貫通さ せる座ぐり付き取付孔である。
一方、 支持具 1 3は回転する棒材 1 7が大きく振れないように支持するもので、 軸受面は棒材 1 7より僅かに大きな曲率半径の略半円形に形成されると共に、 外 面を筒体 1 1の外面と略同一曲率の湾曲开 に形成されている。 この場合、 支持 具 1 3の外面 1 3 oと軸受面 1 3 iとは同じ曲率中心となるように形成されてい る。 そして、 支持具 1 3の外面 1 3 oには所定の幅、 所定の深さの溝 1 3 Aが形 成されている。 この溝 1 3 Aは湾曲形状の支持具 1 3の軸心を中心にして円周方 向に沿って形成されると共に、 固定部材 1 5に設けた係合突部 1 5 Aに係合可能 に構成されている。 この支持具 1 3は軸受メタルや焼結材料で構成されているが、 場合によってはその他の軸受材料などで構成しても良い。 尚、 符号 1 3 Bは、 固 定部材 1 5を支持具 1 3にねじ止め固定するためのネジ孔である。
そして、 支持具 1 3に設けられた溝 1 3 Aが固定部材 1 5の係合突部 1 5 Aに 係合され、 図示しないボルトが固定部材 1 5に設けられた取付孔 1 5 Cから支持 具 1 3に設けられたネジ孔 1 3 Bに挿入されて支持具 1 3と固定部材 1 5とが固 定される。 これによつて、 固定部材 1 5の内面と支持具 1 3の軸受面の軸心とは 同一となり、 高精度の寸法で取り付けられる。
次に、 筒体 1 1に設けられた各貫通孔 1 2に支持具 1 3が挿入されると共に、 筒体 1 1に形成された溝 1 1 Aに固定部材 1 5に設けられた係合突部 1 5 Aが係 合される。 そして、 図示しないボルトが固定部材 1 5に設けられた取付孔 1 5 B から筒体 1 1に設けられたネジ孔 1 1 Bに挿入されて、 固定部材 1 5と筒体 1 1 とが固定される。 これにより、 対向する両支持具 1 3の軸受面間に棒材 1 7より 僅かに大径の支持部 1 4が形成される。
この筒体 1 1の外面に略合致する曲率で内面を凹陥形成した固定部材 1 5が取 り付けられると共に、 筒体 1 1の外面に略同一の曲率で外面を湾曲させた支持具 1 3を固定部材 1 5の内側に設けているので、 支持具 1 3の外面を筒体 1 1の外 面と面一にすることができる。 これにより、 筒体 1 1に取り付けられ対向する支 持具 1 3で形成された複数の支持部 1 4の軸心を高精度で同一軸心上に配置させ ることができる。
このように、 切削加工などで高精度の真円真直に仕上げられた円筒形の筒体 1 1の外面を基準面 ·証にして支持具 1 3を取り付けているので、 円筒形の筒体 1 1の外面から、 対向する支持具 1 3で形成した各支持部 1 4の軸心を高精度の真 直な同一軸心に一致させることが可能になる。 そして、 筒体 1 1の外面を旋盤等 で高精度の真円真直になるように仕上げれば、 筒体 1 1の長手方向に所定の間隔 で設けた各支持部 1 4の軸心の同心性の精度を大幅に向上させることが可能にな る。 これにより、 棒材 1 7と支持部 1 4との隙間を小さくすることができ、 これ によって、 回転する棒材 1 7の振れを更に小さく抑えて棒材 1 7を支持すること ができるようになる。
ここで、 棒材 1 7を自動供給する装置の例を Fig. 6、 Fig. 7に説明する。 こ の場合、 固定部材 1 5と支持具 1 3は予めネジで固定されており、 固定部材 1 5 にはシリンダ 2 7が取り付けられている。 また、 筒体 1 1の内部には各支持具 1 3間に棒材受台 2 9が設けられると共に、 棒材受台 2 9は棒材 1 7が支持具 1 3 に支持された状態で、 棒材 1 7の下方に僅かに間隔を存して設けられている。 こ れにより、 回転する棒材 1 7が多少振れた場合でも、 棒材 1 7が棒材受台 2 9に 接触しないように構成されている。
以上の構成により棒材 1 7を供給する動作を説明する。 尚、 筒体 1 1の上面に は棒材 1 7が挿入可能に切り欠かれた開口 2 8が形成されており、 棒材 1 7は図 示しない自動供給装置にて開口 2 8から筒体 1 1内に挿入されるものとする。 そ して、 シリンダ 2 7により対向する各支持具 1 3が離間し、 自動供給装置にて棒 材 1 7が開口 2 8から筒体 1 1内部に挿入される。 棒材 1 7が自動供給装置によ つて筒体 1 1の内部に設けられた棒材受台 2 9の上に載置された後、 シリンダ 2 7によって各固定部材 1 5は筒体 1 1に押しつけられる。
筒体 1 1の真円真直に形成された外面に合致する曲率で湾曲する面に形成され た固定部材 1 5の内面 1 5 iは、 シリンダ 2 7で筒体 1 1の外面 1 1 oに押しつ けられて合致する。 また、 筒体 1 1の外面と同一曲率の支持具 1 3の外面が、 固 定部材 1 5の内面に固定されている。 支持具 1 3の外面と同一軸心で支持具 1 3 の軸受面は形成され、 支持部 1 4の軸心を高精度で筒体 1 1の軸心と同一軸心に 一致させることが可能となる。 このように、 棒材支持装置 1 0は筒体 1 1の軸心 と各支持部 1 4の軸心と合致させているので、 例えば棒材 1 7を自動供給する場 合でも、 筒体 1 1の外面を基準に、 各支持部 1 4の軸心を筒体 1 1の高精度の軸 心に一致させて棒材 1 7の振れを最小限に支持することが可能となる。
次に、 他の棒材支持装置 1 O Aを Fig. 8、 Fig. 9にて説明する。 この場合、 F ig. 1〜 Fig. 5に示す棒材支持装置 1 0を元に筒体 1 1の外面に形成した溝 1 1 Aと支持具 1 3の外面に形成した溝 1 3 A及び固定部材 1 5の内面に形成した係 合突部 1 5 Aを削除し、 他は前述と同様に構成している。 この場合も、 支持具 1 3は筒体 1 1の外面を基準に容易に取り付けられ、 筒体 1 1の軸心と対向する支 持具 1 3で形成される各支持部 1 4の軸心を高精度な筒体 1 1の軸心に一致させ ることが可能となる。
この棒材支持装置 1 0 Aでは、 Fig. 1〜 Fig. 5に示す棒材支持装置 1 0にお ける筒体 1 1の外面に形成した溝 1 1 Aと支持具 1 3の外面に形成した溝 1 3 A、 及び固定部材 1 5の内面に形成した係合突部 1 5 Aを設けずに、 高精度の真円真 直に仕上げられた円筒形の筒体 1 1の外面を基準に、 固定部材 1 5と支持具 1 3 とを取り付けている。 これにより、 棒材支持装置 1 O Aの加工工数を削減するこ とが可能となると共に、 前述と同様の筒体 1 1の軸心と、 対向する支持具 1 3で 形成した支持部 1 4の軸心を高精度な筒体の軸心に一致させて棒材 1 7の振れが 最小限になるように支持することができるようになる。
次に、 他の棒材支持装置 1 0 Bを Fig. 1 0にて説明する。 この場合、 Fig. 1 〜 Fig. 5に示す棒材支持装置 1 0を元に筒体 1 1の長手方向に所定の間隔で設 けた貫通孔 1 2及び固定孔 1 1 Bを、 筒体 1 1の中心から見て円周方向に所定の 角度ずらしている。 他は Fig. 1〜 Fig. 5に示す棒材支持装置 1 0と同様に構成 されている。 そして、 支持具 1 3は筒体 1 1の外面に取り付けられた固定部材 1 5に取り付けられる。 これにより、 筒体 1 1の長手方向に設けられ対向する支持 具 1 3の近接する隙間を、 それぞれ円周方向にずらした状態で取り付けられると 共に、 対向する支持具 1 3の近接部分を支持部 1 4の円周方向にずらした状態で 棒材 1 7を支持することができるようになる。
このように、 棒材 1 7を支持する支持具 1 3を筒体 1 1の中心から見て円周方 向に所定角度ずらすと共に、 筒体 1 1の長手方向に所定の間隔で設け、 各支持具 1 3の軸受面の軸心と筒体 1 1の外面の軸心は同一軸心に合致しているので、 対 向する支持具 1 3の近接部分を筒体 1 1の中心から見て支持部 1 4を円周方向に ずらすことが可能となる。 これにより、 筒体 1 1の外面を基準に対向する支持具 1 3で形成された各支持部 1 4の軸心を高精度な筒体 1 1の軸心に一致させるこ とができるようになる。 従って、 各支持部 1 4の強度の弱い部分だけが摩耗して しまうのを防止することができ、 棒材 1 7の振れによる摩擦で、 支持具 1 3の強 度の弱い先端部分が変形してしまう不都合を未然に防止することが可能となる。 次に、 他の棒材支持装置 1 0 Cを Fig. 1 l〜Fig. 1 3にて説明する。 この場 合、 固定部材 1 5の内側に弾性部材としてのコイルパネ 1 6を介して支持具 1 9 が設けられており、 支持具 1 9はコイルパネ 1 6によって常時筒体 1 1の内側に 付勢されるように構成されている。 この支持具 1 9には鍔 1 9 Aが設けられてお り、 支持具 1 9の外面は鍔 1 9 Aの内面と略同一曲率で湾曲形成され図示しない ネジで固定されている。 また、 支持具 1 9の軸受面は棒材 1 7の外面より僅かに 大きな曲率半径の湾曲面を呈している。
該支持具 1 9の周囲に筒状のガイド部材 1 8が設けられており、 支持具 1 9は ガイド部材 1 8内を筒体 1 1の軸心に向けて半径方向に移動自在に構成されてい る。 ガイド部材 1 8は、 前述の支持具 1 3と同様に外面を筒体 1 1の外面と略同 一の曲率で湾曲形成されると共に、 図示しないネジにて前述の固定部材 1 5と同 様に固定され筒体 1 1の外面と面一にされる。 また、 ガイド部材 1 8の内面 1 8 iは支持具 1 9の軸受面 1 9 iより大きな湾曲を呈している。 ガイド部材 1 8の Iら 外面 1 8 oと内面の中間の所定距離の位置に、 ストッパー 1 8 Aがガイド部材 1 8の外面と同一軸心で形成されて設けられている。 ストッパー 1 8 Aの外面は鍔 1 9 Aの内面と略同一曲率の湾曲形状に形成され、 鍔 1 9 Aがガイド部材 1 8の ストヅパ一 1 8 Aに当接することにより、 支持具 1 9はそれ以上筒体 1 1の軸心 に向けて移動しないように構成されている。
即ち、 固定部材 1 5に固定されたガイド部材 1 8の内部に設けられた支持具 1 9は、 この状態でコィルバネ 1 6に付勢され、 貫通孔 1 2からガイド部材 1 8が 挿入されてガイド部材 1 8の外面と筒体 1 1の外面を一致させ固定部材 1 5の内 面で固定される。 そして、 筒体 1 1に対向して設けられた両支持具 1 9の軸受面 で、 棒材 1 7に対応した支持部 1 4が形成される。 他は前述の Fig. l〜Fig. 5 に示す棒材支持装置 1 0と同様に構成されている。
このように、 固定部材 1 5と支持具 1 9にコイルバネ 1 6を介設して、 支持具 1 9を筒体 1 1の軸心に向けて半径方向内側へ移動自在に構成しているので、 支 持具 1 9に回転する棒材 1 7が振れて当接した場合、 棒材 1 7を所定の圧力で付 勢することが可能となる。 これにより、 曲がっている棒材 1 7が使用されて支持 部 1 4の形状より大きく振れた場合でも支持具 1 9の付勢力で棒材 1 7の振れを 抑えて支持することができるようになる。
次に、 他の棒材支持装置 1 0 Dを Fig. 1 4、 Fig. 1 5にて説明する。 図中、 符号 2 0は支持具、 符号 2 O Aは支持部、 符号 1 5は固定部材である。 支持具 2 0の両外面 2 0 οは筒体 1 1の外面 1 1 οと略同一の曲率で湾曲した形状で構成 されると共に、 支持具 2 0の中心に支持部 2 O Aが形成されている。 即ち、 支持 具 2 0の中心に前述の支持部 1 4と同様の軸受面 2 0 iから成る支持部 2 O Aが 形成されており、 両外面の軸心と支持部 2 O Aの軸心とが同一軸心となるように 支持具 2 0が形成されている。 そして、 筒体 1 1のどちらか一方の貫通孔 1 2か ら他方の貫通孔 1 2に渡って支持具 2 0が挿入され、 筒体 1 1の両側面から図示 しないネジによって、 固定部材 1 5が固定されている。
このように、 筒体 1 1の外面と略同じ外面の支持具 2 0を設けると共に、 支持 具 2 0の外面と支持部 2 O Aの軸心とを一致させている。 そして、 この支持具 2 0を筒体 1 1の両側に形成した貫通孔 1 2に挿入し、 固定部材 1 5にて固定して いるので、 各支持部 2 O Aの軸心を筒体 1 1の軸心と一致させることが可能とな る。 これにより、 高精度に軸心が一致した各支持部 2 O Aにて棒材 1 7を支持す ることができるようになる。 尚、 異なる外径の棒材 1 7を支える場合には、 棒材 1 7の外径に対応する支持部 2 O Aを形成した支持具 2 0に交換すれば良い。 次に、 他の棒材支持装置 1 0 Eを Fig. 1 6〜Fig. 1 8にて説明する。 この場 合、 棒材支持装置 1 0 Eは、 Fig. 1 4および Fig. 1 5に示す棒材支持装置 1 0 Dに対して筒体 1 1の一側面に設けた貫通孔 1 2を削除して、 筒体 1 1の他側面 にだけ所定の間隔で貫通孔 1 2を形成している。 また、 支持具 2 0は一側を筒体 1 1に設けた貫通孔 1 2より短くして筒体 1 1に当接しないようにしている。 他 は F i g . 1 4および F i g . 1 5に示す棒材支持装置 1 0 Dと同様に構成され ている。 即ち、 筒体 1 1の貫通孔 1 2側の側面に、 支持具 2 0の外面が固定され た固定部材 1 5が図示しないネジで固定される。 この場合も、 筒体 1 1の外面の 軸心、 固定部材 1 5の内面の軸心、 支持具 2 0の外面の軸心、 支持部 2 O Aの軸 心は合致して、 各支持具 2 0に形成された支持部 2 0 Aの軸心は高精度な同一軸 心で一致して取り付けられる。 これにより、 支持部 2 0 Aで棒材 1 7の振れが最 小限になるように支持することができるようになる。 従って、 棒材支持装置 1 0 Eの製作工数を更に削減させることが可能となる。
次に、 他の棒材支持装置 1 0 Fを Fig. 1 9〜 Fig. 2 1にて説明する。 図中、 符号 2 1は筒体、 符号 2 3は支持具、 符号 2 5は固定部材である。 筒体 2 1は各 面が平面の所定の角筒形を呈しており、 材質、 長さなどは Fig. 1〜 Fig. 5に示 す筒体 1 1と同様に構成されている。 また、 筒体 2 1の長手方向に沿った一面側 には所定の間隔で支持具 2 3を挿入可能な貫通孔 2 2が形成されており、 筒体 2 1の他面側にも一面側に形成した貫通孔 2 2と同じ形状および大きさの貫通孔 2 2が対向して形成されている。
また、 支持具 2 3の外面は筒体 2 1の外面と略同一形状の平面を呈しており、 軸受面は棒材 1 7の外面より僅かに大きな湾曲形状を呈している。 また、 固定部 材 2 5の内面は筒体 2 1の外面と略同一形状の平面に形成されると共に、 貫通孔 2 2より僅かに大きな形状に形成されている。 この固定部材 2 5の内面 2 5 iに 支持具 2 3の外面が図示しないネジで固定されると共に、 貫通孔 2 2内に支持具 Π
2 3が挿入された状態で固定部材 2 5は図示しないネジで筒体 2 1に固定される。 そして、 筒体 2 1の各貫通孔 2 2に、 支持具 2 3が設けられた固定部材 2 5が 固定された状態で、 対向する支持具 2 3の軸受面 2 3 iで所定の棒材 1 7より僅 かに大きな形状の支持部 1 4が形成される。 また、 筒体 2 1の両外面の所定位置 に位置決めピン 2 6が設けられると共に、 固定部材 2 5には位置決めピン 2 6に 対応した位置に位置決め孔 2 5 Aが設けられている。 この位置決めピン 2 6が位 置決め孔 2 5 Aに挿入されることにより、 固定部材 2 5が筒体 2 1の所定位置に 位置決めされる。 これにより、 筒体 2 1の対向する両面から支持具 2 3で形成さ れた各支持部 1 4の軸心を高精度で同一軸心に一致させることが可能となる。 このように、 支持具 2 3の外面及び固定部材 2 5の内面を筒体 2 1の外面と略 同一の平面として、 筒体 2 1の外面を基準に支持具 2 3の軸受面の位置出しを行 なっている。 これにより、 例えば筒体 2 1の外面を高精度の平面に仕上げること により、 対向する支持具 2 3で形成され、 筒体 2 1の長手方向に所定の間隔で形 成された各支持部 1 4の軸心を高精度で同一軸心に一致させることができるよう になる。 従って、 支持部 1 4と棒材 1 7との隙間を小さくできて、 回転する棒材 1 7の振れを大幅に小さく抑えることができるようになる。
次に、 他の棒材支持装置 1 0 Gを Fig. 2 2〜 Fig. 2 4に説明する。 図中、 符 号 3 1は筒体、 符号 3 3は支持具、 符号 3 5は固定部材である。 筒体 3 1は所定 の角筒形を呈しており、 材質、 長さなどは Fig. 1〜 Fig. 5に示す筒体 1 1同様 に構成されている。 また、 筒体 3 1の対向する角部にはそれぞれ貫通孔 3 2が形 成されており、 この貫通孔 3 2は支持具 3 3を挿入可能な大きさに形成されてい る o
また、 支持具 3 3の外面は筒体 3 1の角部外面 3 1 oと略同一形状に突出する と共に、 支持具 3 3の軸受面を棒材 1 7の外面より僅かに大きな湾曲形状に形成 している。 また、 固定部材 3 5の内面 3 5 iを筒体 3 1の角部外面に略合致する 形状で凹陥させると共に、 固定部材 3 5は貫通孔 3 2より僅かに大きな形状に形 成されている。 この固定部材 3 5の内面に支持具 3 3の外面が固定されると共に、 固定部材 3 5は貫通孔 3 2内に支持具 3 3が挿入された状態で図示しないネジで 筒体 3 1に固定される。 I? そして、 各貫通孔 3 2に支持具 3 3が挿入され固定部材 3 5が筒体 3 1に固定 された状態で、 対向する支持具 3 3の軸受面 3 3 iで支持部 1 4が形成される。 即ち、 筒体 3 1の角部を成す外面を基準にして各支持部 1 4の軸心が位置決めさ れる。 これにより、 角部を成す外面を基準にした筒体 3 1の軸心と対向する支持 具 3 3で形成された各支持部 1 4の軸心とを、 高精度で同一軸心に一致させるこ とが可能となる。
このように、 角筒形に形成された筒体 3 1の角部に貫通孔 3 2を形成し、 支持 具 3 3の外面を筒体 3 1の角部外面と略同一形状で突出させると共に、 固定部材 3 5の内面を筒体 3 1の角部外面に略合致する形状で凹陥しているので、 筒体 3 1の角部外面を基準に、 各支持部 1 4の軸心を高精度で一致させることができる ようになる。 これにより、 対向する支持具 3 3の軸受面で形成された各支持部 1 4の軸心と棒材 1 7の振れが最小限になるように棒材 1 7を支持することが可能 となる。 従って、 例えば筒体 3 1の軸心、 特に角部を成す外面が高精度になるよ うに筒体 3 1の外面を仕上げることにより、 筒体 3 1の長手方向に所定の間隔で 対向する支持具 3 3で形成した支持部 1 4の軸心が真直で同一軸心となるよう軸 心精度を大幅に向上させることが可能になる。
次に、 他の棒材支持装置 1 0 Hを Fig. 2 5〜 Fig. 2 7に説明する。 図中、 符 号 4 1は筒体、 符号 4 3は支持具、 符号 4 2は貫通孔である。 筒体 4 1は所定の 角筒形を呈しており、 材質、 長さなどは Fig. 1〜 Fig. 5に示す筒体 1 1及び Fi g. 1 9〜Fig. 2 1に示す筒体 2 1と同様に構成されている。 また、 筒体 4 1の 一方の側面には所定の間隔で貫通孔 4 2が形成されており、 この貫通孔 4 2は支 持具 4 3を挿入可能な大きさに形成されている。
また、 筒体 4 1の一方の側面に形成した貫通孔 4 2と対向する位置の筒体 4 1 の内面には支持具 4 3の側面及び先端を固定するための内面より窪んだ形状の固 定部、 即ち固定面 4 5が形成されている。 この固定面 4 5は筒体 4 1側面の外面 を平面または基準面に形成できると同様に、 固定面 4 5は筒体 4 1の側面の外側 から、 つまり貫通孔 4 2を通り加工されるために、 固定面 4 5及び貫通孔 4 2の 側面は、 平面または基準面を外面精度と略同じ精度で形成することができる。 こ のような方法で形成される固定面 4 5は、 貫通孔 4 2と略同じ大きさにて形成さ れている。
また、 支持具 4 3には支持部 2 O Aが形成されており、 この支持部 2 0 Aは F ig. 1〜 Fig. 5に示す前述の支持具 1 3と同様に棒材 1 7の外面より僅かに大き く形成されている。 そして、 支持具 4 3の先端が筒体 4 1の各固定面 4 5に固定 され、 各固定面 4 5の一側の側面に支持具 4 3の側面が固定された状態で、 支持 具 4 3に形成された各支持部 2 O Aの軸心は高精度で同一軸心に一致するように 構成されている。 この場合、 支持具 4 3のどちらか一側を貫通孔 4 2と固定面 4 5に当接させ、 各支持部 2 O Aの軸心精度を真直で同一軸心に向上するようにし ても差し支えない。 これにより、 各支持部 2 O Aで振れが最小限になるように棒 材 1 7を支持することができるようになる。
このように、 貫通孔 4 2と対向する位置の筒体 4 1の内面に支持具 4 3の先端 を固定する固定面 4 5を形成しているので、 筒体 4 1の外面を基準にしているの と全く同様に、 各支持部 2 O Aの軸心を高精度で同一軸心に一致させることがで きるようになる。 これにより、 各支持部 2 O Aの軸心と棒材 1 7の振れが最小限 になるように棒材 1 7を支持することが可能となる。
尚、 実施例で記載した寸法はこれに限るものでなく、 筒体 1 1, 2 1, 3 1, 4 1の外面又は基準面から各支持部 1 4 , 2 0 Aの軸心を高精度で同一軸心に一 致させることができれば、 それ以上大きな寸法、 或いは、 小さな寸法であっても 差し支えない。
なお、 上述の実施形態は本考案の好適な実施の一例ではあるがこれに限定され るものではなく本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である c

Claims

■2.0 請求の範囲
1 . 自動旋盤の主軸のチャックに把握され当該主軸の後方で回転する棒材の振 れを防止する棒材支持装置において、 長手方向に渡って前記棒材が挿入される筒 体と、 前記棒材を支持する支持具とを備え、 前記筒体側面に前記支持具が挿入さ れる貫通孔を設け、 その貫通孔から前記筒体内に前記支持具を挿入し前記筒体に 固定したことを特徴とする自動旋盤用棒材支持装置。
2 . 前記支持具を固定する固定部材を備え、 当該固定部材は前記支持具が貫通 孔から前記筒体内に挿入された状態で、 前記固定部材は前記筒体外面に固定され ることを特徴とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
3 . 前記固定部材と前記筒体との間には位置決め手段が形成されていることを 特徴とする請求の範囲 2記載の自動旋盤用棒材支持装置。
4 . 前記筒体は円筒形を呈すると共に、 前記支持具の外面はこの筒体の外面と 略同一の曲率で湾曲し、 前記固定部材の内面は前記筒体の外面に略合致する曲率 で凹陥していることを特徴とする請求の範囲 2記載の自動旋盤用棒材支持装置。
5 . 前記筒体は角筒形を呈すると共に、 前記支持具の外面及び前記固定部材の 内面をこの筒体の外面と略同一形状としたことを特徴とする請求の範囲 2記載の 自動旋盤用棒材支持装置。
6 . 前記筒体は角筒形を呈すると共に、 前記貫通孔はこの筒体の角部に形成さ れ、 前記支持具の外面はこの筒体の角部外面と略同一形状で突出し、 前記固定部 材の内面は前記筒体の角部外面に略合致する形状で凹陥していることを特徴とす る請求の範囲 2記載の自動旋盤用棒材支持装置。
7 . 前記筒体の相対向する側面に前記貫通孔を形成し、 これら貫通孔からそれ それ前記支持具を前記筒体内に挿入することにより、 前記棒材を両側から支持す ることを特徴とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
8 . 前記筒体の長手方向に沿って形成されて前記棒材を出入可能に切り欠いた ^ 開口と、 前記支持具により前記棒材が支持される位置より僅かに下方に設けられ た棒材受台と、 前記棒材受台に対して前言 3 材を載置可能な供給装置とを備える ことを特徴とする請求の範囲 7記載の自動旋盤用棒材支持装置。
9 . 前記筒体の相対向する側面に前記貫通孔を形成し、 一方の前記貫通孔から 他方の前記貫通孔に渡って前記支持具を前記筒体内に挿入すると共に、 この支持 具には前記棒材が挿入される支持部を形成したことを特徴とする請求の範囲 1記 載の自動旋盤用棒材支持装置。
1 0 . 前記筒体の一側面に前記貫通孔を形成し、 前記貫通孔から前記支持具を 前記筒体内に挿入すると共に、 この支持具には前記棒材が挿入される支持部を形 成したことを特徴とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
1 1 . 前記貫通孔と対向する位置の前記筒体の内面に前記支持具の側面及び先 端を固定するよう窪んだ形状の固定部を有することを特徴とする請求の範囲 1 0 記載の自動旋盤用棒材支持装置。
1 2 . 前記貫通孔は、 前記筒体の長手方向と平行に複数形成されていることを 特徴とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
1 3 . 前記筒体の側面には、 その長手方向に渡って複数の前記貫通孔を形成し、 前記筒体の中心から見た各貫通孔の角度を相互にずらすと共に、 これら貫通孔か らそれそれ前記支持具を前記筒体内に挿入して、 前記棒材を支持することを特徴 とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
1 4 . 前記固定部材と前記支持具との間には弾性部材を介設したことを特徴と する請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
補正書の請求の範囲
[ 2 0 0 0年 9月 2 9日 (2 9 . 0 9 . 0 0 ) 国際事務局受理:出願当初の請求の範囲 2 は取り下げられた;出願当初の請求の範囲 1及び 3— 6は補正された;他の請求の範囲は 変更なし。 (2頁) ]
1 . (補正後) 自動旋盤の主軸のチャックに把握され当該主軸の後方で回転する 棒材の振れを防止する棒材支持装置において、 長手方向に渡って前記棒材が揷入 される筒体と、 前記棒材を支持する支持具と、 前記支持具を固定する固定部材と を備え、 前記筒体側面に前記支持具が挿入される貫通孔を設け、 その貫通孔から 前記筒体内に前記支持具を挿入したときに前記固定部材を前記筒体外面に固定す ることにより前記支持具を前記筒体に固定することを特徴とする自動旋盤用棒材 支持装置。
2 . (削除)
3 . (補正後) 前記固定部材と前記筒体との間には位置決め手段が形成されてい ることを特徴とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
4 . (補正後) 前記筒体は円筒形を呈すると共に、 前記支持具の外面はこの筒体 の外面と略同一の曲率で湾曲し、 前記固定部材の内面は前記筒体の外面に略合致 する曲率で凹陥していることを特徴とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支 持装置。
5 . (補正後) 前記筒体は角筒形を呈すると共に、 前記支持具の外面及び前記固 定部材の内面をこの筒体の外面と略同一形状としたことを特徴とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
6 . (補正後) 前記筒体は角筒形を呈すると共に、 前記貫通孔はこの筒体の角部 に形成され、 前記支持具の外面はこの筒体の角部外面と略同一形状で突出し、 前 記固定部材の内面は前記筒体の角部外面に略合致する形状で凹陥していることを 特徴とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
7 . 前記筒体の相対向する側面に前記貫通孔を形成し、 これら貫通孔からそれ ぞれ前記支持具を前記筒体内に揷入することにより、 前記棒材を両側から支持す ることを特徴とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
8 . 前記筒体の長手方向に沿って形成されて前記棒材を出入可能に切り欠いた 開口と、 前記支持具により前記棒材が支持される位置より僅かに下方に設けられ た棒材受台と、 前記棒材受台に対レて前記棒材を載置可能な供給装置とを備える 捕正された用紙 (条約第 I9条) ことを特徴とする請求の範囲 7記載の自動旋盤用棒材支持装置。
9 . 前記筒体の相対向する側面に前記貫通孔を形成し、 一方の前記貫通孔から 他方の前記貫通孔に渡って前記支持具を前記筒体内に挿入すると共に、 この支持 具には前記棒材が揷入される支持部を形成したことを特徴とする請求の範囲 1記 載の自動旋盤用棒材支持装置。
1 0 . 前記筒体の一側面に前記貫通孔を形成し、 前記貫通孔から前記支持具を 前記筒体内に挿入すると共に、 この支持具には前記棒材が挿入される支持部を形 成したことを特徴とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
1 1 . 前記貫通孔と対向する位置の前記筒体の内面に前記支持具の側面及び先 端を固定するよう窪んだ形状の固定部を有することを特徴とする請求の範囲 1 0 記載の自動旋盤用棒材支持装置。
1 2 . 前記貫通孔は、 前記筒体の長手方向と平行に複数形成されていることを 特徴とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
1 3 . 前記筒体の側面には、 その長手方向に渡って複数の前記貫通孔を形成し、 前記筒体の中心から見た各貫通孔の角度を相互にずらすと共に、 これら貫通孔か らそれぞれ前記支持具を前記筒体内に挿入して、 前記棒材を支持することを特徴 とする請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
1 4 . 前記固定部材と前記支持具との間には弾性部材を介設したことを特徴と する請求の範囲 1記載の自動旋盤用棒材支持装置。
捕正された用紙 (条約第 19条)
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