WO2000026582A1 - Bache de recuperation - Google Patents

Description

明 糸田書

レシ一ノ タ ンク 技術分野

本発明は、 自動車用冷凍サイ クルに用いられる レシーバタ ン クに関する。 背景技術

一般に、 自動車用の冷凍サイ クルには、 熱交換媒体凝集装置 と して、 例えば、 積層型の熱交換器が知られており 、 この熱交 換器は、 冷房能力の低下を防止するための レシーバタ ンクが接 続されてレヽる。

この レシーバタ ンクは、 熱交換器によって、 液化された液冷 媒の中から凝縮しきれずに残ったガス冷媒を取り のぞき、 液体 単相の熱交換媒体のみを、 冷房サイ クルに復帰させ循環させる ための装置である。 このよ う に、 レシーバタ ンクが連結されて いる と、 熱交換媒体は、 レシーバタ ンク によって、 気液分離さ れてガス媒体を含まない液体単相の熱交換媒体となる。

また、 レシーバタ ンクは、 その内部容積が所定に設定され、 十分な量の液化冷媒を貯留できるよ う にしている。

従って、 このよ う なレシーバタ ンクによって、 外部の環境条 件や使用者等による動作設定等の変化に拘らず、 常に安定した 冷媒循環量が確保され、 冷房能力等の低下を防止でき る よ う に してレヽる。

更に、 このレシ一バタ ンクは、 フィルタや乾燥剤等を備えて おり 、 これらの機能によって、 媒体中の異物や水分が除去され 、 清浄な状態で熱交換媒体を循環通流する こ とができる よ う に してレ、る。 この種の レシ一バタ ンク には、 熱交換器本体やレシ一バタ ン ク本体の冷凍サイ クル器機の高圧側圧力が異常に高く なった場 合に、 冷媒を大気へ放出する可溶栓、 圧力スィ ッチ等の リ リ ー フ弁である制御部材が設けられている。

例えば、 特開平 8 — 2 1 9 5 9 0号公報記載の発明において は、 熱交換器のヘッダパイ プにレシーバタ ンクが一体的に形成 された構造が記載されている。 すなわち、 レシーバタ ンクは、 熱交換器のヘッダパイ プに背面ろ う付け及びかしめ片による力 しめ等の手段によ り熱交換器のヘッダパイ プに一体的に接合さ れている。 また、 特開平 8 — 2 1 9 5 9 0 号公報記載の発明に よれば、 可溶栓自体が レシーバタ ンク のシール手段と して用い られてお り 、 可溶栓を構成するボル ト状本体が O リ ングを介し て レシーバタ ンク本体の下端に設けられた筒体に装着されてい る。

また、 特開平 9 一 5 3 8 6 8号公報に記載の発明は、 レシ一 バタ ンクの上部開口 を閉塞する端蓋に乾燥剤を充填した乾燥剤 容器を吊設し、 前記乾燥剤容器のへッ ド部に冷媒圧力を検出す る圧力スィ ッチと、 可溶栓と を設けている。

また、 特開平 9 一 1 7 0 8 5 4号公報に記載した発明は、 レ シ一バタ ンク とヘッダパイプがそれぞれ独立して設けられてお り 、 レシーバタ ンク及びヘッダパイ プの互いの媒体流出入口 を 連通する出入口が形成された接続プロ ック及ぴ冷媒通路が設け られた取付けブロ ックによって、 連通可能に接続されている。

また、 特開平 9 一 2 1 7 9 6 7 号公報には、 レシーバタ ンク 及びヘッダパイプの互いの連通孔が接続ブロ ック によって、 連 通可能に接続する と と もに、 レシーバタ ンク の上部において、 熱交換器と接続する結合装置が記載されている。 この結合装置 は、 ヘッダパイ プの他端部外側面に固定された係止凹部を有す る受けブラケッ ト と 、 前記レシーバタ ンク を構成する管状のレ シーバタ ンク の先端開口 を塞ぐ蓋体と 、 この蓋体の外周縁から その直径方向外方に突出 し、 その先端部を前記レシーバタ ンク から軸方向に折れ曲った係止突部と した鉤片を備えている。 こ の鉤片の係止突部を前記受けブラケッ トの係止凹部に係合させ る事によ り 、 前記ヘッダパイ プの他端部と前記ケースの先端部 と を結合した状態で前記ヘッダパイ プの一端部と前記レシーバ タ ンク の基端部を結合する構成と している。

しかし、 特開平 8 — 2 1 9 5 9 0号公報又は特開平 9— 5 3 8 6 8号公報記載の発明のよ う に、 レシ一バタ ンク本体部の直 径と 同一直径の開口部に圧力スィ ッチや可溶栓等の制御部材を 取り 付ける と 、 この制御部材を本体内部と連通可能に取り 付け る こ とが困難となる。 例えば、 特開平 8 — 2 1 9 5 9 0号公報 記載の発明においては、 可溶栓自体がレシーバタ ンク下端部の シール手段と しても機能しているため、 レシーバタ ンク開口部 に合致する よ う に可溶栓の本体形状を大き く しなければならな レ、。 また、 特開平 9 一 5 3 8 6 8号公報記載の発明においては 、 レシーバタ ンク内部に吊設した乾燥剤容器のヘッ ド部に可溶 栓等を取り付けるため、 ヘッ ド部の構造が複雑なものと なる。

また、 特開平 8 — 2 1 9 5 9 0 号公報ゃ特開平 9 一 5 3 8 6 8 号公報記載の発明のよ う に、 熱交換器のヘッダパイプと レシ —バタ ンク等がかしめ片等によ り 一体的に形成されている と、 ろ う付け面積が大きいため、 ろ う付け不良時の損失が大きいと いう 問題がある。 また、 レシーバタ ンク内の機能部品である ド ライヤやフィルタを個々 に出し入れする必要が生じ、 これらの 機能部品の保管や交換時の作業が煩雑になる という 問題を生じ る。

また、 特開平 9 一 1 7 0 8 5 4号記載の発明においては、 取 り付けプロ ックに突出した状態で圧力スィ ツチが取り付けられ るため、 車体搭載時に圧力スィ ッチが邪魔になる という 問題を 生じる。 - 更に、 図 6 に示すよ う に、 車体搭載時に加わる振動を考慮し て、 特開平 9 — 1 7 0 8 5 4号公報に記載された発明において は、 レシ一ノ《タ ンク 2 とヘッダパイ プ 6 をスぺ一サ 8 0 によつ て接続する と と もに、 レシーバタ ンク 2 とヘッダパイプ 6 間に 亘つてベル ト 8 1 を装着し、 レシーバタ ンク 2 を熱交換器のへ ッダパイプ 6 に安定に結合している。

しかし、 レシーバタ ンク 2 とヘッダパイプ 6 間ベル ト 8 1 を 装着させる と、 ベル ト 8 1 が、 レシ一バタ ンク 2 の外周直径よ り も大きい径と な り 、 レシーバタ ンクの本体部直径から外方向 に突出した状態となるため、 設置範囲の限られた車内において 、 邪魔と なる問題があった。

また、 特開平 9 一 2 1 7 9 6 7 号公報記載の発明の結合装置 は、 レシーバタ ンク の本体部直径から外方向に突出しないが、 結合装置を構成する係止凹部を有するブラケッ トや、 このブラ ケッ トに係止される蓋体等を形成する必要が生じ、 結合装置の 形成が困難である という 問題を生じる。

そこで、 本発明は、 前記問題点に鑑みて、 ブラケッ ト等の取 り付け用部材をレシーバタ ンク本体から突出させるこ となく 、 レシーバタ ンク をヘッダパイ プ等の他部材に接続する こ とが可 能であ り 、 また、 圧力スィ ッチ等の制御部材の取り付けの容易 なレシーバタ ンク を提供する こ と を目的とする。 発明の開示

本願第 1 請求項に記載された発明は、 熱交換器に接続され、 内部に液冷媒を貯留する と と もに、 液冷媒を排出し、 継続的に 供給する レシーバタ ンクにおいて、

前記レシ一バタ ンク に、 レシーバタ ンク の本体部の直径よ り も小さい直径の取り 付け部を形成し、 前記取り付け部にブラケ ッ ト等の取り 付け部材を取り 付けて、 熱交換器のヘッダパイ プ 等の他部材に接続する構成のレシーバタ ンクである。

このよ う に、 レシーバタンク本体部の直径よ り も小さい径の 取り付け部が形成されている と 、 この取り付け部にブラケッ ト 等の取り付け部材を当接した場合に、 当接部分がレシーバタ ン ク の外周から突出する こ となく 、 熱交換器と レシーバタンク を 接続する こ とが可能であるため、 設置範囲の限られた車体搭載 時に邪魔になる こ となく レシーバタ ンク を他部材に接続する こ とができる。

本願第 2請求項に記載した発明は、 熱交換器に接続され、 内 部に液冷媒を貯留する と と もに、 液冷媒を排出 し、 継続的に供 給する レシーバタ ンク において、

前記レシーバタ ンクの端部に、 レシ一バタ ンクの本体部の直 径よ り も小さい直径の取り付け用凸部が形成されている構成の レシーバタ ンクである。

このよ う に、 レシーバタ ンク本体部の直径よ り も小さい径の 取り付け用凸部が形成されている と 、 この取り付け用凸部に、 ブラケッ ト等の取り 付け部材の当接部又はベル ト部等を取り 付 ける こ とによ り 、 取り 付け部材が本体部直径よ り も直径が大き く なつて、 取り付け部材がレシーバタ ンクから突出する こ とな く 、 レシーバタ ンク を熱交換器に接続する こ とができ、 設置範 囲を拡大する こ となく 熱交換器と レシーバタ ンク を接続する こ とができる。

また、 レシ一バタ ンク は、 ブラケッ ト等によって安定に熱交 換器に接続されるため、 耐振性の向上を図る こ とができる。

本願第 3請求項に記載した発明は、 前記請求項 2記載の発明 において、 前記取り 付け用凸部内は、 レシーバタ ンクの本体部 の内部と連通している構成のレシーバタ ンクである。

このよ う に、 内部と連通している取り付け用凸部が形成され ている と、 この取り 付け用凸部に圧力スィ ッチ等の リ リ ーフ弁 を設けるこ とが可能とな り 、 リ リ ーフ通路等を別途設ける こ と なく 、 制御部材の取り付けが容易 となる。

本願第 4請求項に記載した発明は、 前記請求項 2記載の発明 において、 前記取り付け用凸部は、 端部が開口形状に形成され 、 前記開口部にリ リ ーフ弁等の制御部材が設けられる構成のレ シーバタ ンクである。

本体部の直径よ り も小さな径に形成された取り付け用凸部の 開口部に、 リ リ ーフ弁等の制御部材を取り付ける と、 前記取り 付け用凸部に制御部材が固定され、 また、 リ リ ーフ通路等を別 途設ける こ となく 、 制御部材の取り付けが容易と なる。 図面の簡単な説明

【図 1 】

本発明の具体 fiJに係 り 、 熱交換器及ぴレシーバタ ンクの正面 図である。

【図 2 】

本発明の具体例に係り 、 熱交換器及びレシーバタ ンク の側面 図である。

【図 3 】

本発明の具体例に係り 、 レシーバタ ンクの一部縦断面図であ る

【図 4 】

本発明の第 1 の具体例に係 り 、 熱交換器及びレシーバタンク の平面図である。

【図 5 】

本発明の第 2の具体例に係り 、 図 2 の X— X矢視一部断面図 である。

【図 6 】 従来例に係り 、 熱交換器-と レシーバタ ンク の結合構造を示す 平面図である。 発明を実施するための最良の形態

以下に本発明の具体例を図面に基づいて説明する。

本例のレシーバタ ンク 2 は、 自動車のエンジンルームに設置 される 自動車用空調装置に用いられ、 空調装置の凝縮器で凝縮 された冷媒を一時蓄えるよ う に設けられている。

図 1 は熱交換器 1 及びレシーバタ ンク 2 の正面図である。 ま た、 図 2 は、 熱交換器 1 及びレシ一バタ ンク 2 の側面図である 図 1 に示すよ う に、 この熱交換器 1 は、 複数の偏平チューブ 4 と波状フィ ン 5 が交互に積層され、 これらの積層された偏平 チューブ 4， 4 の各両端が、 それぞれヘッダパイ プ 6， 7 のチ ュ一ブ挿入孔 8， 8 に挿入されて接続されている。 前記積層さ れたチューブ 4 の上端側及び下端側には、 横断面コ字状のサイ ドプレー ト 9 が配設されている。 ヘッダパイ プ 6， 7 の上下端 部の開口はキャ ップ 1 0 によって閉塞されている。 一方のへッ ダパイプ 6 には、 レシーバタ ンク 2が連結され、 この レシーバ タ ンク 2 と連結されない他方のヘッダパイプ 7 には、 入口継手 1 2及び出口配管 1 3が設け られている。 また、 レシ一バタ ン ク 2 と連結されたヘッダパイプ 6 には、 熱交換媒体を通流する ための図示を省略した流出口及び流入口が形成されている。

図 3 は、 レシーバタ ンク の内部構造を示す一部縦断側面図で ある。

図 3 に示すよ う に、 本レシーバタンクは、 タンク部材 2 1 内 部に、 冷媒中の水分を除去する乾燥剤層 2 5 と、 乾燥剤層 2 5 で区画された上部室 2 6及ぴ下部室 2 7 と、 乾燥剤層 2 5 を貫 通して、 下部室 2 7 から冷媒を上部室 2 6 に吸上げる吸上げ管 2 4 と を備えている。 - 本例のレシ一バタ ンク 2 は、 上部室 2 6 の上方に、 タ ンク部 材 2 1 の直径よ り も小さい径となる取り 付け用凸部 2 8が形成 されている。 この取り付け用凸部 2 8 は、 タ ンク部材 2内部と 連通する開口形状に形成されている。 この取り付け用凸部 2 8 の開口部 2 8 a に圧力スィ ツチ 4 ◦ が装着されている。

また、 吸上げ管 2 4 の上部には、 前記取り 付け用凸部 2 8 の 開口部と連通する連通部材 2 9 が装着され、 この連結部材 2 9 には、 吸上げ管 2 4から吸上げられた冷媒をタ ンク部材 2内部 に放出する放出孔 2 9 a が形成されている。

また、 タ ンク部材 2及び吸上げ管 2 4 の下端部には、 レシ一 バタ ンク 2 とヘッダパイ プ 6 を連通する コネク タ 3が接続され ている。

コネク タ 3 には、 ヘッダパイプ 6 の流出口 と吸上げ管 2 4 を 連通する通流路 3 1 及びヘッダパイ プ 6 の流入口 を連通する通 流路 3 2が形成されている。

従って、 熱交換器 1 を通流して冷却された冷媒は、 ヘッダパ イブ 6 の流出口から コネク タの通流路 3 1 を通流し、 吸上げ管 2 4で吸上げられて、 連通部材 2 9 の放出孔 2 9 a からタンク 部材 2 1 内部の上部室 2 6 に流入し、 乾燥剤層 5 を通過して脱 水された後、 下部室 2 7 に貯留される。 そ して、 コネク タ 3 の 通流路 3 2 を通流して、 ヘッダパイプ 6 の流入口から再ぴ熱交 換器 1 中に通流し、 冷媒中の水分や夾雑物等を除去して、 冷凍 サイ クル中を冷媒が円滑に通流する構成となっている。

本例のレシーバタ ンク 2 の上部に設けられた取り付け用凸部 2 8 の開口部 2 8 a に取り付けられた圧力スィ ッチ 4 0 は、 圧 力が設定値以上になる と冷凍サイ クルを開放し、 冷凍サイ クル の安全性を確保している。

熱交換器のヘッダパイ プ 6 と レシ一バタ ンク 2 は、 コネク タ 3 によって、 連通可能に接続されているが、 車体搭載時に加え られる振動によって、 コネク タ部分が劣化し、 接続強度を保つ こ とが困難となる場合がある。

この場合、 一般にレシーバタ ンク 2 の上部とヘッダパイプ 6 をブラケッ ト等の取り付け部材 5 0 によって接続し、 レシーバ タ ンク 2 をブラケッ ト及びコネク タの 2点で支持して耐振強度 を向上させる構造が考えられる。

図 4 は、 本発明の第 1 の具体例であ り 、 レシーバタンク 2 を 取り付け部材 5 0 で熱交換器 1 に接続した状態を示す平面図で ある。

図 4 に示すよ う に、 取り付け部材 5 0 は、 取り 付け部材 5 0 に設けられたベル ト部材 5 1 をタ ンク部材 2 1 の上部に形成さ れた取り付け用凸部 2 8 に当接させて レシーバタ ンク 2 とへッ ダパイプ 6 を結合している。

取り付け部材 5 0 には、 ヘッダパイ プ 6 の外周 と一致する局 率を有する取り付け面 5 2が形成され、 この取り 付け面 5 2 を ヘッダパイ プ 6 の所定位置に当接させた場合に、 チューブ 2 と 並列となるベル ト取り 付け面 5 3 が形成されている。 ベル ト部 材 5 1 は、 取り付け用凸部 2 8 を周回 し、 ベル ト部材 5 1 の両 端部 5 1 a 及ぴ 5 1 b が取り付け面 5 2 に接続部材 6 0 によつ て接続される。

この場合、 取り付け用凸部 2 8 がタ ンク部材 2 1 の直径よ り も小さい直径に形成されているため、 取り付け部材 5 0 のベル ト部材 5 1 を装着しても、 ベル ト部材 5 1 が、 タ ンク部材 2 1 の本体部よ り も突出せず、 車体内で設置範囲を拡大する こ とな く 、 熱交換器 1 にレシーバタ ンク 2が接続される。

図 5 は、 本発明の第 2 の具体例を示し、 図 2の X— X矢視ー 部断面図である。

図 2及び図 5 に示すよ う に、 取り付け部材 7 0 は、 タ ンク部 材 2 1 の上部に形成された取り 付け用凸部 2 8 に取り付け部材 7 0 のベル ト部 7 1 を当接させて レシーバタ ンク 2 とヘッダパ イ ブ 6 を結合している。

取り付け部材 7 0 には、 ヘッダパイプ 6 の外周 と一致する局 率を有する取り付け面 7 2が形成され、 この取り付け面 7 2力 ら レシ一バタ ンク 2方向に向けてベル ト部 7 1 が形成されてい る。

この場合、 取り付け用凸部 2 8がタ ンク部材 2 1 の直径よ り も小さい直径に形成されているため、 取り付け部材 7 0 のベル ト部 7 1 を装着しても ί 取り付け部材 7 0 がタ ンク部材 2 1 の 本体部よ り も突出せず、 車体内で設置範囲を拡大する こ と なく 、 熱交換器 1 にレシーバタ ンク 2が接続される。

また、 レシーバタ ンク 2 は、 コネク タ 3 と取り付け部材 7 0 によつて熱交換器 1 のヘッダパイ プ 6 に接続されるため、 結合 強度が向上し、 耐振性が確保される。

また、 このよ う に、 タンク部材 2 1 の本体部直径よ り も小さ ぃ径の取り 付け用凸部 2 8 が、 タ ンク部材 2 1 内部と連通する 開口形状に形成されている と 、 この開口部 2 8 a に圧カスイ ツ チ等の制御部材を取り 付ける こ とができ、 新たに別の箇所に制 御部材取付用部品を設定する必要なく 、 部品点数が減少するた め、 コス ト低減を図る こ とができる。

尚、 本例においては、 タ ンク部材 2 1 の上部にタ ンク部材 2 1 の本体部の直径よ り も直径の小さい取り付け用凸部 2 8 が形 成されているが、 上部に限らず、 接続部材が取り付けられる タ ンク部材 2 1 の中間部においても、 取り 付け用の小径部を形成 するこ とが可能である。 産業上の利用可能性

本発明は、 ブラケッ ト等の取り付け用部材をレシーバタンク 本体から突出させる こ となく 、 レシーバタ ンク をヘッダパイ プ 等の他部材に接続する こ との可能なレシ一バタ ンクであ り 、 設 置スペースが狭小な自動車用冷凍サイ クルに好適である。

Claims

請求の範囲

1 . 熱交換器に接続され、 内部に液冷媒を貯留する と と も に、 液冷媒を排出し、 継続的に供給する レシーバタ ンク におい て、

前記レシーバタ ンク に、 レシーバタ ンクの本体部の直径よ り も小さい直径の取り付け部を形成し、 前記取り付け部にブラケ ッ ト等の取り 付け部材を取り付けて、 熱交換器のへッダパイ プ 等の他部材に接続する こ と を特徴とする レシーバタ ンク。

2 . 熱交換器に接続され、 内部に液冷媒を貯留する と と も に、 液冷媒を排出し、 継続的に供給する レシーバタ ンク におい て、

前記レシーバタ ンク の端部に、 レシーバタ ンク の本体部の直 径よ り も小さい :径の取り付け用凸部が形成されている こ と を 特徴とする レシーバタ ンク。

3 . 前記取り付け用凸部内は、 レシーバタ ンク の本体部の 内部と連通している こ と を特徴とする前記請求項 2記載のレシ ーノくタ ンク。

4 . 前記取り付け用凸部は、 端部が開口形状に形成され、 前記開口部に リ リ ーフ弁等の制御部材が設けられる こ と を特徴 とする前記請求項 2記載のレシ一バタ ンク。 補正書の請求の範囲

[ 1 9 9 9年 4月 1 9日 （1 9 . 0 4 . 9 9 ) 国際事務局受理：出願当初の請求の範囲 1 及び 2は取り下げられた；出願当初の請求の範囲 3及び 4は補正された；他の請求の範囲 は変更なし。 （1頁) ]

1 . (削除）

2 . (削除）

3 . (補正後） 熱交換器に接続され、 内部に液冷媒を貯留 する と と もに、 液冷媒を排出 し、 継続的に供給する レシーバタ ンク において、

前記レシーバタ ンク の端部に、 レシーバタ ンク の本体部の直 径よ り も小さい直径の取り付け用凸部が形成され、

前記取り付け用凸部内は、 レシーバタ ンク の本体部の内部と 連通している こ とを特徴とする レシ一バタ ンク。

4 . (補正後） 熱交換器に接続され、 内部に液冷媒を貯留 する と と もに、 液冷媒を排出し、 継続的に供給する レシーバタ ンク において、

前記レシーバタ ンク の端部に、 レシーバタ ンク の本体部の直 径よ り も小さい直径の取り付け用凸部が形成され、

前記取り付け用凸部は、 端部が開 口形状に形成され、 前記開 口部に リ リ ーフ弁等の制御部材が設けられるこ と を特徴とする レシ一ノ タ ンク。

補正された用紙 (条約第 19条)