WO1999041904A1 - Procede d'entrainement d'un dispositif d'imagerie a semi-conducteurs, dispositif d'imagerie, dispositif d'alignement et procede d'alignement - Google Patents

Procede d'entrainement d'un dispositif d'imagerie a semi-conducteurs, dispositif d'imagerie, dispositif d'alignement et procede d'alignement Download PDF

Info

Publication number
WO1999041904A1
WO1999041904A1 PCT/JP1999/000561 JP9900561W WO9941904A1 WO 1999041904 A1 WO1999041904 A1 WO 1999041904A1 JP 9900561 W JP9900561 W JP 9900561W WO 9941904 A1 WO9941904 A1 WO 9941904A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
vertical
transfer
imaging device
horizontal
pixel
Prior art date
Application number
PCT/JP1999/000561
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Keiichi Akagawa
Atsushi Komai
Original Assignee
Nikon Corporation
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corporation filed Critical Nikon Corporation
Priority to AU25462/99A priority Critical patent/AU2546299A/en
Priority to EP99905186A priority patent/EP1063844A4/en
Publication of WO1999041904A1 publication Critical patent/WO1999041904A1/ja

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/76Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the image signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/46Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by combining or binning pixels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/71Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors

Description

明 細 書 固体撮像装置の駆動方法、 撮像装置、 ァライメント装置、 および位置合わせ方 法 日月の 胃
発明の分野
本発明は、 露光装置のァライメント (al ignment) 検出用途などに特に適した、 固体撮像装置の駆動方法に関する。
本発明は、 このような駆動方法を実行する撮像装置に関する。
本発明は、 撮像された画像に基づいて、 撮影対象のァライメント検出を行うァ ライメント装置に関する。
本発明は、 ァライメント検出の結果に基づいて、 撮影対象の位置合わせを行う 位置合わせ方法に関する。 ネ亍 術
従来、 半導体素子や液晶表示素子などの製造工程では、 回路パターンを露光す るため、 露光装置が使用される。 この種の露光装置は、 微細な回路パターンを複 数回重ねて露光するため、 一回の露光ごとに精密な位置合わせが必要となる。 こ のような位置合わせを実行するため、 露光装置には、 高精度な位置合わせ機構が 組み込まれている。
従来、 この種の位置合わせ機構として、 試料上のァライメントマ一クを撮像し、 そのァライメントマークの撮像結果から試料の位置合わせを行うもの (いわゆる 撮像方式の位置合わせ機構) がよく知られている。
第 1 4図 (a ) は、 このようなァライメントマークの一例を示す概略図である c ここでのァライメントマ一ク MX n, M Y nは、 5本のストライプ状パターンか ら'構成される。 位置合わせ機構には、 このようなァライメントマーク ΜΧ η , Μ Υ ηをそれぞれ撮像するため、 X方向用の撮像装置と Υ方向用の撮像装置とが個 別に設けられる。 第 15図は、 露光装置に搭載される撮像装置の回路構成を抜き出して示す図で ある。
第 15図に示すように、 撮像装置は、 固体撮像装置 60とノイズ除去回路 70 とから概略構成されている。 この固体撮像装置 60の撮像面には、 複数のホトダ ィオード 6 1がマトリクス状に配列される (第 1 5図では、 説明を簡単にするた め、 10行 5列のホトダイオード 6 1を示す) 。
これらのホトダイォ一ド 6 1の垂直列ごとに隣接して、 垂直 C CD 62が設け られる。 この垂直 C CD 62の転送電極には、 4相の垂直転送パルス ø V 1〜ø V 4が印加される。 なお、 垂直転送パルス 0V4を印加する転送電極に ついては、 ホトダイォード 6 1と垂直 C CD 62との間に介在するトランスファ 拡散まで電極が延設される。 その結果、 これらの転送電極は、 トランスファゲ一 ト電極の機能も同時に兼ねる。
また、 複数の垂直 C CD 62の出力端に沿って、 水平 C CD 63が設けられる。 水平 C CD 63の転送電極には、 2相の水平転送パルス? iH 1 , 0H2が印加さ れる。 この水平 CCD 63からの転送出力は、 出力アンプなどを介して固体撮像 装置 60の外部へ出力される。
一方、 ノイズ除去回路 70は、 1 H遅延回路 7 1と加算回路 74とから構成さ れる。 1 H遅延回路 7 1は、 固体撮像装置 60から出力される転送出力を、 1水 平期間分だけ遅延させる。 加算回路 74は、 この転送出力と 1 H遅延回路 7 1の 遅延出力とを加算して出力する。
第 16図は、 固体撮像装置 60に対する従来の駆動タイミング (2線混合式ィ ン夕一レース走査) を示す図である。
以下、 第 16図を用いて、 固体撮像装置 60の駆動タイミングを説明する。 まず、 第 16図に示す垂直帰線期間 T 1のタイミングで、 垂直転送パルス 2, が高電位 (例えば 10ボルト) に設定される。 すると、 全てのホトダ ィオード 6 1と垂直 C CD 62との間にチャネルが形成され、 ホトダイォード 6 1に蓄積された信号電荷が、 垂直 CCD 62側へ一括転送される。
なお、 この垂直帰線期間 T 1において、 垂直転送パルス? iV l, のどち らかは、 中間電位 (例えば 2ボルト) に設定される。 その結果、 垂直 CCD 62 上には、 転送電極 3つ分の電位井戸が複数形成される。 これらの各電位井戸では、 転送された垂直 2画素分の信号電荷が混合され、 ィン夕ーレース走査に適した 2 線混合信号が生成される。
次に、 第 1 6図に示す水平帰線期間 T 2のタイミングで、 垂直転送パルス 1〜? iV4を 4相転送パルス (例えば口一レベルが一 10 V、 ハイレベルが 2 V 程度のパルス) に設定する。 すると、 垂直 CCD 62上の各電位井戸は、 水平 C CD 63へ向かって 2行分だけ移動する。 このとき、 1行目と 2行目の信号電荷 は、 垂直 CCD 62の出力端から出力され、 水平 CCD 63上の各電位井戸に移 る。
次に、 第 16図に示す水平走査期間 T 3のタイミングで、 水平転送パルス 1, 0H 2が、 2相転送パルスに設定される。 すると、 水平 CCD 63上の各電 位井戸は、 順送りに移動する。 このような電位井戸の移動に伴って、 水平 CCD 63の出力端からは、 転送出力がシリアルに出力される。
上記したような水平帰線期間 T 2における垂直転送動作と、 水平走査期間 T 3 における水平転送動作とを、 第 16図に示すように交互に繰り返すことにより、 固体撮像装置 60からは、 1フィールド分の画像が出力される。
第 14図 (c) は、 このとき固体撮像装置 60から出力される 1水平期間分の 転送出力を示す図である。 この転送出力は、 第 14図 (b) に示すァライメント マークの段差エッジにおいて、 信号レベルがくさび状に低下した画像信号となる ノイズ除去回路 70は、 このような固体撮像装置 60からの転送出力を取り込 み、 2水平期間分の転送出力を順次に加算する。 その結果、 垂直非相関なノイズ 成分が信号比 3 dBほど低減し、 転送出力の S/Nが相対的に向上する。
このようなノイズ除去回路 70からは、 下記の順番で転送出力が出力される。 ( 1〜4行目の混合信号)→ (3〜6行目の混合信号) → (5〜8行目の混合信 号) ~ (7〜 10行目の混合信号)
位置合わせ機構内の信号処理回路 (図示せず) では、 上記の転送出力を順次に 取り込み、 転送出力中のくさび箇所の位相を検出する。 位置合わせ機構は、 この くさび箇所の位相に基づいて、 露光装置の位置合わせを精密に実行する。 本発明の概要
[発明が解決しょうとする課題]
ところで、 上述した従来例では、 固体撮像装置 6 0の外部に、 ノイズ除去回路 7 0などの外部回路を備える。 そのため、 このような外部回路の分だけ回路構成 が複雑になるという問題点があつた。
また、 固体撮像装置 6 0からァライメントマークの画像を読み出すためには、 1フィールド期間 (プログレッシブ走査の場合は 1フレーム期間) を所要する。 このような読み出し動作は、 露光装置が露光動作を行うたびに何度も繰り返され る。 そのため、 この読み出し動作に要する総時間の分だけ、 露光装置のスループ ッ トが低下するという問題点があつた。
さらに、 ノイズ除去回路 7 0の出力には、 上記した信号出力順に示されるよう に、 単一行の信号が重複して出力される。 例えば、 3行目の信号は、 ( 1〜4行 目の混合信号) および (3〜6行目の混合信号) の双方に含まれて、 2回出力さ れる。 このように、 ノイズ除去回路 7 0から出力される混合信号は、 冗長度が高 く、 その分だけ信号量が無効に多い。 そのため、 後段における信号処理の負担が 大きく、 ァライメントマークの位置検出に要する処理時間が長くなつてしまう。 このような位置検出の処理も、 露光装置の露光動作のたびに何度も繰り返される。 そのため、 この位置検出の処理に要する総時間の分だけ、 露光装置のスループッ 卜が低下するという問題点もあった。
また詳細に示せば、 上述したァライメントマークには、 第 1 7図中に示すセン 夕ライン 1 8 1, 1 8 2などのパターンも含まれる。 この場合、 センタライン 1 8 1, 1 8 2からの画素出力は、 ァライメント検出に有効な明暗パターンを有さ ない。 したがって、 その分だけ撮像画像のコントラストが低下したり、 センタラ イン 1 8 1 , 1 8 2が余計なノイズ分として加算されるなど、 撮像画像の信号品 質が低下するという問題点があった。 そのため、 上述したようなァライメント検 出では、 その分だけ位置の検出精度が低下するという不具合が生じてしまう。 さらに、 実際のァライメント検出には、 様々なァライメントマークが使用され る。 そのため、 ァライメントマークの種類や大きさが変わるたびに、 撮像装置の 撮像範囲 (第 1 7図に示す点線範囲) を細かく調整しなければならず、 大変手間 がかかるという問題点があった。
このような手間を省く場合、 ァライメントマークの種類に係わらず撮像範囲を 予め共通化するという方策が考えられる。 しかしながら、 このような方策では、 第 1 7図中に示す周辺パターン 1 8 3などが撮像範囲に含まれるケースが生じて しまう。 このような周辺パターン 1 8 3は、 セン夕ライン 1 8 1, 1 8 2と同様 に、 ァライメント検出に有効な明暗パターンを有しない。 そのため、 撮像画像の 信号品質がさらに悪くなるという問題点が生じてしまう。
そこで、 請求の範囲 1 , 2, 4, 5に記載の発明では、 撮像装置の構成を単純 化しつつ、 かつ露光装置のスループッ トを改善することを目的とする。
請求の範囲 3, 6に記載の発明では、 請求の範囲 1の目的に加えて、 画像出力 を適正レベルに自動調整することを目的とする。
請求の範囲 7に記載の発明では、 一次元画像 (後述) の信号品質を高めること を目的とする。
請求の範囲 8, 9に記載の発明では、 請求の範囲 7の目的に加えて、 一次元画 像の生成に不要な画素位置を自動検出することが可能な撮像装置を提供すること を目的とする。
請求の範囲 1 0に記載の発明では、 請求の範囲 4〜 9に記載の撮像装置を使用 したァライメント装置を提供することを目的とする。
請求の範囲 1 1に記載の発明では、 請求の範囲 4〜 9に記載の撮像装置を使用 した位置合わせ方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
(請求の範囲 1 )
請求の範囲 1に記載の発明は、 水平垂直に複数配列されて受光量に応じて信号 電荷を生成する受光画素と、 受光画素で生成された信号電荷を垂直転送する垂直 C C Dと、 垂直 C C Dを介して転送される信号電荷を水平転送する水平 C C Dと を備えた固体撮像装置を駆動する方法において、 垂直 C C Dを駆動して受光部に 生成された信号電荷を順次に垂直転送する垂直転送ステップと、 垂直 C C Dを介 して垂直転送される信号電荷を水平 C C D上で混合し、 垂直 3画素分以上の信号 電荷が混合された状態で、 水平 C C D上の信号電荷を水平転送する水平転送ステ /
ップとを有することを特徴とする。
このような固体撮像装置の駆動方法では、 水平 C C D上で、 垂直 3画素分以上 の信号電荷が混合されるのを待って、 水平転送を逐次実行する。 そのため、 従来 (第 1 6図) のように必ず交互に実施されていた水平帰線期間 T 2と水平走査期 間 T 3との内、 少なくとも 1つ以上の水平走査期間 T 3を省くことが可能となる。 したがって、 ァライメントマークの画像読み出しに所要する時間を短縮すること が可能となる。
また、 水平 C C D上で、 垂直 3画素分以上の信号電荷を混合することにより、 垂直非相関なノイズ成分を低減することもできる。 したがって、 従来、 固体撮像 装置の外部に必要であった、 ノイズ除去回路 7 0などのノイズ除去手段が特に必 要なくなり、 装置全体の構成単純化を図ることが可能となる。
さらに、 水平 C C D上で、 垂直 3画素分以上の信号電荷を混合することにより、 固体撮像装置から転送出力される水平ラインの数が減少する。 したがって、 後段 における画像信号の処理量 (例えば、 ァライメントマークの位置検出の演算処理 量) を効率的かつ適正に低減し、 処理時間の短縮を図ることが可能となる。
(請求の範囲 2 )
請求の範囲 2に記載の発明は、 請求の範囲 1に記載の駆動方法において、 水平 転送ステツプでは、 水平 C C Dの各電位井戸が飽和しない垂直転送回数以下に限 定して、 垂直方向の信号電荷を混合することを特徴とする。
このような駆動方法では、 垂直転送回数の適正な設定により、 水平 C C D上に おける信号電荷の飽和を回避する。 その結果、 ァライメントマークによるくさび 状箇所などが転送出力から消失することがない。 したがって、 位置検出の用途に 適した転送出力を得ることができる。
(請求の範囲 3 )
請求の範囲 3に記載の発明は、 請求の範囲 1に記載の駆動方法において、 水平 C C Dからの転送出力を監視し、 該転送出力の信号レベルを検出するレベル検出 ステップと、 レベル検出ステップにおいて検出される信号レベルに応じて、 水平 転送 1回当たりの垂直転送回数を増減する回数調整ステツプとを有することを特 徴とする。 このような駆動方法では、 水平 C C Dからの転送出力の信号レベルに応じて、 水平転送 1回当たりの垂直転送回数を動的に調整する。 この場合、 現在の水平ラ インの信号レベルから推定して、 次回 (以降) の信号レベルを調整することとな る。
そのため、 自然画のように、 垂直非相関な画像や、 輝度レベルが時間経過とと もに変化する画像については、 信号レベルの推定結果は必ずしも正しくなく、 適 切なレベル調整は期待できない。
しかしながら、 本発明の主要な撮影対象である、 ァライメントマークにおいて は、 垂直非相関な成分をほとんど含まず、 かつ輝度レベルはほぼ安定している。 したがって、 現在の水平ラインの信号レベルから、 次回 (以降) の水平ラインの 信号レベルを的確に推定し、 垂直転送回数を適切に調整することが可能となる。 (請求の範囲 4 )
請求の範囲 4に記載の発明は、 水平垂直に複数配列され、 受光量に応じて信号 電荷を生成する受光画素と、 受光画素で生成された信号電荷を垂直転送する垂直 C C Dと、 垂直 C C Dを介して転送される信号電荷を水平転送する水平 C C Dと を備えた撮像装置において、 垂直 C C Dを駆動して、 受光部に生成された信号電 荷を順次に垂直転送する垂直転送回路と、 垂直 C C Dを介して垂直転送される信 号電荷を水平 C C D上で混合し、 垂直 3画素分以上の信号電荷が混合された状態 で、 水平 C C D上の信号電荷を水平転送する水平転送回路とを備えたことを特徴 とする。
上記構成の撮像装置では、 請求の範囲 1に記載した駆動方法が実行される。 (請求の範囲 5 )
請求の範囲 5に記載の発明は、 請求の範囲 4に記載の撮像装置において、 水平 転送回路は、 水平 C C Dの各電位井戸が飽和しない垂直転送回数以下に限定して、 垂直方向の信号電荷を混合する回路であることを特徴とする。
上記構成の撮像装置では、 請求の範囲 2に記載した駆動方法が実行される。 (請求の範囲 6 )
請求の範囲 6に記載の発明は、 請求の範囲 4に記載の撮像装置において、 水平 C C Dからの転送出力を監視し、 該転送出力の信号レベルを検出するレベル検出 回路と、 レベル検出回路により検出される信号レベルに応じて、 水平転送 1回当 たりの垂直転送回数を増減する回数調整手段とを有することを特徴とする。 上記構成の撮像装置では、 請求の範囲 3に記載した駆動方法が実行される。 (請求の範囲 7 )
請求の範囲 7に記載の発明は、 受光面上に 2次元配列され、 受光量に応じて画 素出力を発生する複数の受光画素と、 受光画素の垂直列単位に設けられ、 受光画 素で発生した画素出力を垂直転送するための垂直転送路の群と、 垂直転送路の群 から出力される画素出力を、 水平転送するための水平転送路と、 垂直転送路の群 で順次転送される画素出力を垂直列の方向に加算し、 加算後の画素出力を水平転 送路から読み出して、 1次元画像を生成する 1次元読み出し部と、 垂直転送路で 順次転送中の画素出力を選択的に排出する排出ゲー卜とを備え、 1次元読み出し 部は、 1次元画像の生成動作に際して、 予め定められた画素位置からの画素出力 を排出ゲートを介して排出することを特徴とする。
上記構成において、 例えば、 第 1 7図中のセン夕ライン 1 8 2などを 「予め定 められた画素位置」 に設定する。 すると、 セン夕ライン 1 8 2で生じた画素出力 は、 垂直転送中に排出ゲートから排出される。 その結果、 1次元画像に対して異 質な輝度分布が加算されることはなく、 1次元画像のコントラスト低下や S /N 低下を回避することができる。
このように、 本発明では、 排出ゲートを設けて、 垂直転送中の画素出力を選択 的に排出することにより、 1次元画像の信号品質を高めることが可能となる。 (請求の範囲 8 )
請求の範囲 8に記載の発明は、 請求の範囲 7に記載の撮像装置において、 1次 元画像の生成動作に先だって、 受光画素の画素出力を、 垂直転送路の群および水 平転送路を介して転送し、 2次元画像を生成する 2次元読み出し部と、 2次元読 み出し部から 2次元画像を取り込み、 該 2次元画像のパターンに基づいて垂直相 関性の低い画素位置を検出する画像解析部とを備え、 1次元読み出し部は、 1次 元画像の生成動作に際して、 画像解析部により検出された 「垂直相関性の低い画 素位置」 の画素出力を排出ゲートを介して排出することを特徴とする。
上記構成では、 2次元読み出し部が、 1次元画像の生成動作に先だって、 2次 元画像を試験的に読み出す。
画像解析部は、 この 2次元画像のパターンに基づいて、 垂直相関性の低い画素 位置を検出する。 その結果、 第 1 7図中に示すセン夕ライン 1 8 2やゴミゃ傷な どのように、 垂直方向に対して異質な輝度分布を有する画素位置が、 的確に特定 される。
1次元読み出し部は、 このように特定した画素位置について、 画素出力の排出 を実行する。 したがって、 1次元画像に対して異質な輝度分布が加算されること はなく、 1次元画像の信号品質を確実に高めることができる。
(請求の範囲 9 )
請求の範囲 9に記載の発明は、 請求の範囲 7に記載の撮像装置において、 1次 元画像の生成動作に先だって、 受光画素の画素出力を、 垂直転送路の群および水 平転送路を介して転送し、 2次元画像を生成する 2次元読み出し部と、 2次元画 像と登録済みパターンとのパターンマッチングにより、 2次元画像の種類または 位置関係を求め、 該登録済みパターンに予め定められた 「 1次元画像の生成に不 要な画素位置」 を特定する不要画素特定部とを備え、 1次元読み出し部は、 1次 元画像の生成動作に際して、 不要画素特定部により特定された 「 1次元画像の生 成に不要な画素位置」 の画素出力を排出ゲートを介して排出することを特徴とす る。
上記構成では、 2次元読み出し部が、 1次元画像の生成動作に先だって、 2次 元画像を試験的に読み出す。
不要画素特定部は、 この 2次元画像と登録済みパターンとのパターンマツチン グを行う。 このようなパターンマッチングから、 例えば、 2次元画像の種類を判 別したり、 「2次元画像上における正確なパターン位置」 を検出することが可能 となる。
一方、 登録済みパターンには、 1次元画像の生成に不要な画素位置が予め定め られている。
不要画素特定部は、 上記パターンマッチングの結果と、 登録済みパターンに予 め定められた不要な画素位置とに基づいて、 2次元画像上における不要な画素位 置を座標変換演算などによって特定する。 その結果、 第 1 7図中に示すセン夕ライン 1 8 2などのような、 コントラスト 低下の原因となる異質な画素位置を的確に特定することが可能となる。
1次元読み出し部は、 このように特定した画素位置について、 画素出力の排出 を実行する。 したがって、 1次元画像に対して異質な輝度分布が加算されること はなく、 1次元画像の信号品質を確実に高めることができる。
(請求の範囲 1 0 )
請求の範囲 1 0に記載の発明は、 請求の範囲 4ないし請求の範囲 9のいずれか 1項に記載の撮像装置と、 撮像装置を用いてァライメントマークを撮像し、 撮像 装置から読み出される画像に基づいて、 撮影対象のァライメント検出を行うァラ ィメント検出部とを備えたことを特徴とする。
(請求の範囲 1 1 )
請求の範囲 1 1に記載の発明は、 請求の範囲 4ないし請求の範囲 9のいずれか 1項に記載の撮像装置を使用して、 ァライメントマークを撮像し、 画像信号を生 成する撮像ステップと、 画像信号に基づいて、 ァライメントマークの位置を求め る位置検出ステップと、 ァライメントマークの位置に応じて、 撮影対象の位置制 御を行う位置合わせステップとを有することを特徴とする。
Miの な説.日月
第 1図は、 第 1の実施形態の概略構成を示す図である。
第 2図は、 固体撮像装置 1 6の内部構成を示す図である。
第 3図は、 第 1の実施形態における固体撮像装置 1 6の駆動タイミングを示す 図である。
第 4図は、 第 1の実施形態における固体撮像装置 1 6の電荷転送状態を示す説 明図である。
第 5図は、 第 2の実施形態の概略構成を示す図である。
第 6図は、 第 2の実施形態における転送制御部 4 3の動作を説明する流れ図で ある。
第 7図は、 第 3の実施形態における撮像装置 1 3 0の構成を示す図である。 第 8図は、 ァライメント装置 1 4 0の構成を示すブロック図である。 99/
1 1
第 9図は、 第 3の実施形態における 1次元読み出し動作のタイミングチヤ一ト である。
第 1 0図は、 第 4の実施形態におけるマイクロプロセッサ 1 4 2の動作を示す 流れ図である。
第 1 1図は、 不要ラインの検出例を説明する図である。
第 1 2図は、 第 5の実施形態におけるァライメント装置 1 5 0の構成を示すプ 口ック図である。
第 1 3図は、 第 5の実施形態におけるマイクロプロセッサ 1 5 2の動作を示す 流れ図である。
第 1 4図は、 ァライメントマ一ク M X n, MY nの一例を示す図である。 第 1 5図は、 ァライメント検出用の撮像装置の従来例を示す図である。
第 1 6図は、 従来の駆動タイミングを示す図である。
第 1 7図は、 ァライメントマークの一例を示す詳細に図である。 発明を実施するための最良の形熊
以下、 図面に基づいて本発明における実施の形態を説明する。
く第 1の実施形態 >
第 1の実施形態は、 請求の範囲 1 , 2 , 4, 5, 1 0, 1 1に記載の発明に対 応した実施形態である。
第 1図は、 第 1の実施形態の概略構成を示す図である。
第 1図において、 露光装置 1 1は、 露光対象である試料 1 2を置くステージ 1 3と、 試料 1 2に回路パターンなどを投影する投影光学系 1 4などから構成され る。
この投影光学系 1 4の投影箇所の近傍に、 ァライメント用光学系 1 5の一端側 が配置される。 このァライメント用光学系 1 5の他端側は、 ビームスプリッ夕を 介し出射光路と入射光路とに分けられる。 この出射光路の先には、 固体撮像装置 1 6の撮像面が配置される。 また、 入射光路の入り口には、 発光素子 1 7が配置 される。
この固体撮像装置 1 6からの転送出力は、 ァライメントマークの位置を検出す る信号処理回路 1 9に与えられる。 この信号処理回路 1 9における検出結果は、 位置制御部 2 0に与えられる。 この位置制御部 2 0は、 この検出位置に応じてス テージ駆動機構 2 1を制御し、 ステージ 1 3の位置合わせを行う。
第 2図は、 上述した固体撮像装置 1 6の内部構成を示す図である。
第 2図において、 固体撮像装置 1 6の撮像面には、 複数のホトダイオード 3 1 がマトリクス状に配列される (第 2図では、 説明を簡単にするため、 1 0行 5列 のホトダイォード 3 1を示す) 。
これらのホトダイオード 3 1の垂直列ごとに隣接して、 垂直 C C D 3 2が設け られる。 これらの垂直 C C D 3 2の転送電極には、 垂直転送回路 3 3から 4相の 垂直転送パルス V 1〜0 V 4が印加される。 なお、 垂直転送パルス 0 V 2 , φ V 4を印加する転送電極については、 ホトダイオード 3 1と垂直 C C D 3 2との 間に介在するトランスファ拡散まで電極が延設される。 その結果、 これらの転送 電極は、 トランスファゲート電極の機能も同時に兼ねる。
また、 複数の垂直 C C D 3 2の出力端に沿って、 水平 C C D 3 4が設けられる c なお、 この水平 C C D 3 4の拡散層は、 垂直 4画素分の信号電荷を取り込んでも 個々の電位井戸が飽和しない程度の幅または深さに設定されている。
この水平 C C D 3 4の転送電極には、 水平転送回路 3 5から 2相の水平転送パ ルス 2が印加される。 この水平 C C D 3 4の転送出力は、 出力アン プなどを介して、 外部の信号処理回路 1 9 (第 1図) へ出力される。
(請求の範囲と第 1の実施形態との対応関係)
以下、 請求の範囲と第 1の実施形態との対応関係について説明する。
請求の範囲 1 , 2に記載の発明と第 1の実施形態との対応関係については、 受 光画素はホトダイォ一ド 3 1に対応し、 垂直 C C Dは垂直 C C D 3 2に対応し、 水平 C C Dは水平 C C D 3 4に対応する。
請求の範囲 4 , 5に記載の発明と第 1の実施形態との対応関係については、 上 述の対応関係に加えて、 垂直転送回路は垂直転送回路 3 3に対応し、 水平転送回 路は水平転送回路 3 5に対応する。
(第 1の実施形態の動作)
第 3図は、 第 1の実施形態における固体撮像装置 1 6の駆動タイミングを示す 図である。 第 4図は、 固体撮像装置 16の電荷転送状態を示す説明図である。 以下、 第 3図および第 4図を用いて、 第 1の実施形態の動作を説明する。
まず、 第 3図に示す垂直帰線期間 T 1のタイミングで、 垂直転送回路 33は、 垂直転送パルス 0V2, 0V4を高電位 (例えば 10ボルト) に設定する。 する と、 ホトダイオード 3 1と垂直 C CD 32との間にチャネルが形成され、 ホトダ ィオード 31に蓄積された信号電荷が、 垂直 CCD 32側へ一括転送される。 なお、 この垂直帰線期間 T 1において、 垂直転送パルス V I, 0V3のどち らかは、 中間電位 (例えば 2ボルト) に設定される。 その結果、 垂直 CCD 32 上には、 転送電極 3つ分の電位井戸が複数形成される。 これらの各電位井戸では、 隣接する垂直 2画素分の信号電荷が混合される。
次に、 第 3図に示す水平帰線期間の前半期間 T 2のタイミングで、 垂直転送回 路 33は、 4相の転送パルス 1周期分を出力する。 すると、 垂直 CCD 32上の 各電位井戸は、 水平 CCD 34へ向けて 2行分だけ移動する。 このとき、 1行目 と 2行目の混合信号は、 垂直 CCD 32から出力され、 水平 CCD 34上の各電 位井戸に移される。
続いて、 第 3図に示す水平帰線期間の後半期間 T 2' のタイミングで、 垂直転 送回路 33は、 4相の転送パルス 1周期分を更に出力する。 すると、 垂直 CCD 32上の各電位井戸は、 水平 CCD 34へ向けて 2行分だけ移動する。 このとき、 3行目と 4行目の混合信号は、 垂直 C CD 32から出力される。 その結果、 水平 C CD 34上の各電位井戸内では、 1〜 4行目の混合信号が生成される。
次に、 第 3図に示す水平走査期間 T 3のタイミングで、 水平転送回路 35は、 水平転送パルス 0H 1, 2を 2相転送パルスに設定する。 すると、 水平 CC D 34の出力端からは、 1〜4行目の混合信号がシリアルに出力される (第 4図 (a) 参照) 。
次に、 第 3図に示す水平帰線期間の前半期間 T 4のタイミングで、 垂直転送回 路 33は、 4相の転送パルス 1周期分を出力する。 すると、 垂直 CCD 32上の 各電位井戸は、 水平 CCD 34へ向けて 2行分だけ移動する。 このとき、 5行目 と 6行目の混合信号は、 垂直 CCD 32から出力され、 水平 CCD 34上の各電 位井戸に移される。 続いて、 第 3図に示す水平帰線期間の後半期間 T 4' のタイミングで、 垂直転 送回路 33は、 4相の転送パルス 1周期分を更に出力する。 すると、 垂直 CCD 32上の各電位井戸は、 水平 CCD 34へ向けて 2行分だけ移動する。 このとき、 7行目と 8行目の混合信号は、 垂直 CCD 32から出力される。 その結果、 水平 CCD 34上の各電位井戸内では、 5〜 8行目の混合信号が生成される。
次に、 第 3図に示す水平走査期間 T 5のタイミングで、 水平転送回路 35は、 水平転送パルス 0H 1, 2を 2相転送パルスに設定する。 すると、 水平 CC D 34の出力端からは、 5〜8行目の混合信号がシリアルに出力される (第 4図 (b) 参照) 。
次に、 第 3図に示す水平帰線期間 T 6のタイミングで、 垂直転送回路 33は、 4相の転送パルス 1周期分を出力する。 すると、 垂直 C CD 32上の各電位井戸 は、 水平 C CD 34へ向けて 2行分だけ移動する。 このとき、 9行目と 10行目 の混合信号は、 垂直 CCD 32から出力され、 水平 CCD 34上の各電位井戸に 移される。
次に、 第 3図に示す水平走査期間 T 7のタイミングで、 水平転送回路 35は、 水平転送パルス 2を 2相転送パルスに設定する。 すると、 水平 CC D 34の出力端からは、 9〜 10行目の混合信号がシリアルに出力される (第 4 図 (c) 参照) 。
このような固体撮像装置 1 6の駆動方法により、 下記の順に混合信号が出力さ れる。
( 1〜4行目の混合信号) (5〜8行目の混合信号) → (9〜 10行目の混合 信号)
信号処理回路 19 (第 1図) は、 上記の混合信号を順次に取り込み、 混合信号 中のくさび箇所の位相を検出する。 位置制御部 20は、 このくさび箇所の位相に 基づいて、 ァライメントマークの現在位置を検出する。 位置制御部 20は、 この ァライメントマークの現在位置と目標位置との差分がゼ口になるように、 ステ一 ジ駆動機構 2 1を XY軸方向に位置制御し、 ステージ 13の位置合わせを実行す る。
(第 1の実施形態の効果など) 以上説明したように、 第 1の実施形態では、 水平 C C D 3 4上で、 垂直 4画素 分の信号電荷を混合した後、 水平転送を実行する。 そのため、 水平転送の回数が 従来例 (第 1 6図) に比べて減少し、 ァライメントマークの画像読み出し期間が 短縮される。 特に、 露光装置 1 1では、 このようなァライメントマークの画像読 み出し処理を何度も繰り返すため、 露光装置 1 1のスループッ トを格段に向上す ることが可能となる。
また、 第 1の実施形態では、 水平 C C D 3 4上で信号電荷を混合する際に、 垂 直非相関なノイズ成分を低減することができる。 したがって、 ノイズ除去回路 7
0 (第 1 5図) などの構成が一切不要となり、 撮像装置の構成を単純化すること ができる。
さらに、 第 1の実施形態では、 ノイズ除去回路 7 0 (第 1 5図) の動作とは異 なり、 水平ラインの数がおおよそ半減する。 したがって、 信号処理回路 1 9にお ける信号処理量が減少し、 位置検出に要する処理時間を短縮することができる。 特に、 露光装置 1 1では、 このような信号処理を何度も繰り返すため、 期間短縮 の効果が非常に大きい。 したがって、 このような処理時間の短縮効果からも、 露 光装置 1 1のスループットを格段に向上させることが可能となる。
また、 第 1の実施形態では、 水平 C C D 3 4が飽和しない限度内で、 垂直画素 の混合を行っているので、 画像信号中のくさび状箇所は消失することがない。 し たがって、 露光装置 1 1の位置合わせ用途に適した転送出力を生成することがで きる。
なお、 上述した第 1の実施形態では、 水平 C C D 3 4上に垂直 4画素分が混合 される状態を待って、 水平転送を逐次実行しているが、 これに限定されるもので はない。 一般的には、 水平 C C D 3 4上で垂直 3画素分以上が混合される状態を 待って水平転送を逐次実行すれば、 従来例よりも画像読み出し期間を短縮するこ とが可能となる。
また、 上述した第 1の実施形態では、 垂直 C C D 3 2上で垂直 2画素分を混合 する場合について説明したが、 これに限定されるものではない。 例えば、 信号電 荷の混合を水平 C C D 3 4上のみで行ってもよい。 また、 勿論、 本発明は、 イン 夕一レース走査やプログレヅシプ走査のどちらかに限定されるものではない。 さらに、 上述した第 1の実施形態では、 インターライン転送方式の固体撮像装 置 1 6に本発明を適用する場合について説明したが、 これに限定されるものでは ない。 例えば、 本発明をフレーム転送方式の固体撮像装置に適用してもよい。 さらに、 上述した第 1の実施形態では、 固体撮像装置へ入射する光の入射方向 について説明していないが、 従来の表入射にも背面入射にも本発明を適用できる。 また、 上述した第 1の実施形態では、 固体撮像装置へ入射する光の波長につい て説明していないが、 勿論、 本発明は特定の波長に限定されるものではない。 次に、 別の実施形態について説明する。
<第 2の実施形態 >
第 2の実施形態は、 請求の範囲 1〜6, 1 0, 1 1に記載の発明に対応した実 施形態である。
第 5図は、 第 2の実施形態の概略構成を示す図である。
第 2の実施形態における構成上の特徴は、 次の ( 1 ) 〜 (3 ) である。
( 1 ) 固体撮像装置 1 6の転送出力は、 信号処理回路 1 9およびレベル検出回路 4 2へ供給される。
( 2 ) レベル検出回路 4 2のビーク検波出力は、 転送制御部 4 3に取り込まれる c
( 3 ) 転送制御部 4 3は、 固体撮像装置 1 6内の垂直転送回路 3 3および水平転 送回路 3 5の転送動作を制御する。
なお、 第 2の実施形態の構成要件の内、 第 1の実施形態 (第 1図, 第 2図) と 同様な構成要件については同一の参照番号を付与し、 ここでの説明を省略する。 (請求の範囲と第 2の実施形態との対応関係)
以下、 請求の範囲と第 2の実施形態との対応関係について説明する。
請求の範囲 1〜 3に記載の発明と第 2の実施形態との対応関係については、 受 光画素はホトダイオード 3 1に対応し、 垂直 C C Dは垂直 C C D 3 2に対応し、 水平 C C Dは水平 C C D 3 4に対応する。
請求の範囲 4 , 5に記載の発明と第 2の実施形態との対応関係については、 上 記の対応関係に加えて、 垂直転送回路は垂直転送回路 3 3に対応し、 水平転送回 路は水平転送回路 3 5に対応する。
請求の範囲 6に記載の発明と第 2の実施形態との対応関係については、 上記の 対応関係に加えて、 レベル検出回路はレベル検出回路 42に対応し、 回数調整手 段は転送制御部 43に対応する。
(第 2の実施形態の動作)
第 6図は、 第 2の実施形態における転送制御部 43の動作を説明する流れ図で ある。 以下、 第 6図のステップ動作に沿って、 第 2の実施形態の動作を説明する c まず、 転送制御部 43は、 垂直転送回数 Nに、 例えば 「3回」 程度の値を初期 設定する (第 6図 S 1) 。
次に、 転送制御部 43は、 残回数 Zに 「固体撮像装置 1 6における垂直転送動 作の総回数」 を設定する (第 6図 S 2) 。
この状態で、 転送制御部 43は、 垂直転送回路 33を制御し、 ホトダイオード 3 1の信号電荷を垂直 CCD 32上へ一括転送する (第 6図 S 3) 。
次に、 転送制御部 43は、 垂直転送回路 33を制御し、 垂直転送回数 Nだけ信 号電荷の垂直転送を繰り返し実行する (第 6図 S 4) 。
このような動作に並行して、 転送制御部 43は、 残回数 Zから垂直転送回数 N を減じて、 残回数 Zを更新する (第 6図 S 5) 。
このような垂直転送の繰り返し動作が完了すると、 水平 CCD 34上の電位井 戸には、 信号電荷の混合信号が生成される。 この状態で、 転送制御部 43は、 水 平転送回路 35を制御し、 水平 CCD 34上の混合信号を水平転送する (第 6図 S 6) o
レベル検出回路 42は、 水平 C CD 34から水平転送される転送出力を取り込 み、 ピーク検波を実行する。 転送制御部 43は、 水平転送を完了した後、 レベル 検出回路 42から転送出力のピークレベルを取得する (第 6図 S 7) 。
ここで、 転送制御部 43は、 転送出力のピークレベルが飽和値に到達している か否かを判定する (第 6図 S 8) 。
ここで、 転送出力のピークレベルが飽和値に到達していた場合 (第 6図 S 8の YE S側) 、 転送制御部 43は、 垂直転送回数 Nを 1減らした後 (第 6図 S 9) 、 ステップ S 12に動作を移行する。
また、 転送出力のピークレベルが飽和値に到達していない場合 (第 6図 S 8の NO側) 、 転送制御部 43は、 転送出力のピ一クレベルが所定の閾値以下か否か を判定する (第 6図 S 1 0 ) 。 なお、 ここでの 「所定の閾値」 は、 適正なピーク レベルの下限値に相当する値である。
ここで、 転送出力のピークレベルが閾値未満の場合 (第 6図 S 1 0の Y E S側) 、 転送制御部 4 3は、 垂直転送回数 Nを 1増やした後 (第 6図 S 1 1 ) 、 ステップ S 1 2に動作を移行する。
一方、 転送出力のピ一クレベルが閾値以上の場合 (第 6図 S 1 0の N O側) 、 転送出力の信号レベルは適正範囲内であると判断する。 このとき、 転送制御部 4 3は、 垂直転送回数 Nの値を保持したまま、 ステップ S 1 2に動作を移行する。 このような垂直転送回数 Nの調整を完了した後、 転送制御部 4 3は、 残回数 Z の値を判定する (第 6図 S 1 2 ) 。 ここで、 残回数 Zがゼロ以下の場合 (第 6図 S 1 2の N O側) 、 転送制御部 4 3は、 1画面分の画像読み出しが完了したと判 断し、 ステップ S 2に動作を戻す。
一方、 残回数 Zがゼロよりも大きい場合 (第 6図 S 1 2の Y E S側) 、 転送制 御部 4 3は、 1画面分の画像読み出しが未完了であると判断し、 ステップ S 4に 動作を戻す。
(第 2の実施形態の効果など)
以上のような一連の動作を実行することにより、 第 2の実施形態では、 転送出 力のピークレベルに応じて、 水平転送 1回当たりの垂直転送回数 Nが動的に調整 される。 したがって、 入射光量の変化などに柔軟に合わせて、 信号電荷の混合量 を調整することができる。
なお、 上述した第 2の実施形態では、 水平 C C Dからの転送出力が飽和しない ように、 垂直転送回数を調整しているが、 これに限定されるものではない。 例え ば、 転送出力中のくさび箇所を検出する上で、 転送出力のピークレベルが一定レ ベルに飽和していることが好ましい場合もある。 このような場合は、 水平 C C D 上の飽和電荷を排出する半導体構造を備えた上で、 水平 C C Dの転送出力が飽和 するように垂直転送回数を調整すればよい。
また、 上述した第 2の実施形態では、 ピ一クレベルに応じて垂直転送回数 Nを 調整しているが、 これに限定されるものではない。 例えば、 転送出力の平均レべ ルゃ最小値に応じて垂直転送回数 Nを調整してもよい。 次に、 別の実施形態について説明する。
<第 3の実施形態〉
第 3の実施形態は、 請求の範囲 7, 10, 1 1に記載の発明に対応する実施形 態である。
第 7図は、 第 3の実施形態における撮像装置 130の構成を示す図である。 第 7図において、 撮像装置 130は、 撮像素子 130 aおよびパルス発生回路 130 bとから構成される。 この撮像素子 130 aの受光面上には、 受光量に応 じて画素出力 (例えば、 信号電荷) を生成する複数の受光画素 13 1がマトリク ス状に配置される。 これらの受光画素 13 1ごとに、 電荷読み出し用のトランス ファゲ一ト 132がそれぞれ設けられる。 さらに、 受光画素 13 1の垂直列ごと には、 個々のトランスファゲート 132を間に介して、 垂直 CCD 133が配置 される。 これらの垂直 C CD 133には、 多相の転送パルス V 1〜(? iV4がパ ルス発生回路 13 Obから供給され、 画素出力を垂直方向へ転送する。 なお、 垂 直 CCD 133の転送電極を受光画素 13 1まで延ばし、 この転送電極を 3値駆 動することにより、 トランスファゲート 132を実現してもよい。
この垂直 CCD 133の最終段には、 排出ゲート 135が設けられる。 この排 出ゲート 135には、 排出制御用の制御信号 0Dがパルス発生回路 13 Obから 供給され、 画素出力を排出ドレインゃ基板側などへ排出する。
また、 垂直 C CD 133の出力端には、 蓄積ゲート 136を介して水平 C CD 134が配置される。 この蓄積ゲート 136には、 垂直 C CD 133と水平 C C D 134とを断続するための制御信号 0Cがパルス発生回路 13 O bから供給さ れる。
第 8図は、 撮像装置 130を搭載したァライメント装置 140の構成を示すブ 口ヅク図である。
第 8図において、 ァライメントマークを撮像する位置に撮像素子 130 aが配 置される。 この撮像素子 130 aの制御端子には、 上記の画像読み出し動作を制 御するパルス発生回路 130 bが接続される。
また、 この撮像素子 130 aから出力される画像出力は、 AD変換回路などを 介してマイクロプロセッサ 142に与えられる。 また、 このマイクロプロセッサ 1 4 2は、 パルス発生回路 1 3 0 bのパルス発生タイミングを可変する。
(本発明と第 3の実施形態との対応関係)
以下、 本発明と上記構成との対応関係について説明する。
請求の範囲 7に記載の発明と第 3の実施形態との対応関係については、 受光画 素は受光画素 1 3 1に対応し、 垂直転送路はトランスファゲート 1 3 2および垂 直 C C D 1 3 3に対応し、 水平転送路は水平 C C D 1 3 4に対応し、 1次元読み 出し部はパルス発生回路 1 3 O bに対応し、 排出ゲートは排出ゲート 1 3 5に対 応する。
請求の範囲 1 0に記載の発明と第 3の実施形態との対応関係については、 撮像 装置は、 撮像素子 1 3 0 a、 パルス発生回路 1 3 0 bおよびマイクロプロセッサ 1 4 2の 「 1次元画像の読み出し制御を行う機能」 に対応し、 ァライメント検出 部は、 マイクロプロセッサ 1 4 2の 「 1次元画像に基づいてァライメント検出を 行う機能」 に対応する。
請求の範囲 1 1に記載の発明と第 3の実施形態との対応関係については、 撮像 ステップは、 撮像素子 1 3 0 a、 パルス発生回路 1 3 0 bおよびマイクロプロセ ヅサ 1 4 2による 「1次元画像を撮像して読み出すステップ」 に対応し、 位置検 出ステップは、 マイクロプロセヅサ 1 4 2による 「 1次元画像に基づいてァライ メント検出を行うステップ」 に対応し、 位置合わせステップは、 マイクロプロセ ッサ 1 4 2による 「ァライメント検出結果に応じて露光装置を位置合わせするス テヅプ」 に対応する。
(第 3の実施形態の動作)
以下、 第 3の実施形態の動作を説明する。
第 9図は、 撮像装置 1 3 0およびァライメント装置 1 4 0において実行される 1次元読み出し動作のタイミングチャートである。
まず、 第 9図に示す期間 T 1において、 トランスファゲ一ト 1 3 2が一斉に開 く。 すると、 受光画素 1 3 1で生成された画素出力は、 トランスファゲート 1 3 2を介して、 対応する垂直 C C D 1 3 3上の電位井戸へ一括して移される。 続いて、 第 9図に示す期間 T 2において、 垂直転送用の転送パルス V 1〜ø V 4が垂直 C C D 1 3 3に繰り返し与えられる。 その結果、 垂直 C C D 1 3 3の 出力端に向かって、 画素出力が順次に送られる。
通常、 この期間 T 2において、 排出ゲート 1 3 5は閉じられ、 蓄積ゲート 1 3 6は開かれる。 そのため、 垂直 C C D 1 3 3の最終段まで転送された画素出力は、 そのまま水平 C C D 1 3 4上の各対応する電位井戸に逐一蓄積される。
一方、 この T 2の期間中に、 第 1 7図中に示すセン夕ライン 1 8 2のような画 素出力が最終段に入るタイミングが存在する。 また、 撮像範囲が大きめに設定さ れる場合は、 第 1 7図中に示す周辺パターン 1 8 3の画素出力が最終段に入る夕 ィミングが発生する。
これらのタイミングにおいて、 パルス発生回路 1 3 0 bは、 制御信号 0 C, φ Dを反転することにより、 排出ゲート 1 3 5を開き、 蓄積ゲート 1 3 6を閉じる c その結果、 異質な画素出力は、 水平 C C D 1 3 4に移されることなく、 排出ゲー ト 1 3 5から排出される。
なお、 具体的な排出動作のタイミングは、 ァライメントマークのパターンに応 じて決定される。
さらに、 高精度に排出動作のタイミングを決定する場合は、 ( 1 ) ァライメン トマ一クのパターン、 (2 ) 撮像範囲、 および (3 ) 走査シーケンスに基づいて、 異質な画素出力が排出ゲートに到達するタイミングから決定する。
以上のような一連の動作により、 水平 C C D 1 3 4上の各電位井戸では、 同質 な画素出力のみが垂直列の方向に加算される。
次に、 第 9図に示す期間 T 3において、 水平転送用の転送パルス 1〜? i H 2が、 水平 C C D 1 3 4に与えられる。 水平 C C D 1 3 4上に蓄積されていた 「加算後の画素出力」 は、 この転送パルスにより順次に水平転送され、 一次元画 像の画像信号として外部へ出力される。
マイクロプロセッサ 1 4 2は、 この一次元画像の位相に基づいて、 ァライメン トマークの位置検出を行う。 さらに、 マイクロプロセッサ 1 4 2は、 このァライ メントマ一クの現在位置と目標位置との差分を露光装置にフィードバックするこ とより、 露光装置の位置合わせ制御を実行する。
(第 3の実施形態の効果など)
上述した動作により、 第 3の実施形態では、 垂直転送中の画素出力を、 垂直 C C D 1 3 3の最終段から排出ゲート 1 3 5を介して選択的に排出することができ る。 したがって、 1次元画像の信号品質の低下原因となる異質な画素出力を選択 的に排出することが可能となり、 1次元画像の信号品質を高めることが可能とな る。
なお、 上述した第 3の実施形態では、 蓄積ゲート 1 3 6を設けているが、 これ に限定されるものではない。 例えば、 垂直転送の動作によって垂直 C C D 1 3 3 と水平 C C D 1 3 4とが隔離されているタイミングを見計らって、 最終段の画素 出力を排出することにより、 この蓄積ゲート 1 3 6を省略することもできる。 また、 上述した第 3の実施形態では、 垂直 C C D 1 3 3の最終段に排出ゲート 1 3 5を設けているが、 これに限定されるものではない。 垂直 C C D 1 3 3の中 段などに排出ゲートを設けても構わない。
さらに、 上述した第 3の実施形態では、 排出ゲート 1 3 5を介して半導体基板 の面方向に画素出力を排出しているが、 これに限定されるものではない。 例えば、 半導体基板の深さ方向に画素出力を排出してもよい。
また、 上述した第 3の実施形態では、 全ての排出ゲート 1 3 5に制御信号 を共通に与え、 水平ライン単位に画素出力をまとめて排出しているが、 これに限 定されるものではない。 例えば、 個々の排出ゲート 1 3 5に対して、 独立した制 御信号を与えることにより、 画素単位に排出制御を行うことも可能となる。 この 場合、 1次元画像の信号品質の低下原因となるか否かを画素単位に区別して、 細 かく排出制御を行うことが可能となる。
次に、 別の実施形態について説明する。
<第 4の実施形態 >
第 4の実施形態は、 請求の範囲 7 , 8 , 1 0, 1 1に記載の発明に対応した実 施形態である。
なお、 撮像装置 1 3◦およびァライメント装置 1 4 0の構成要素については、 第 3の実施形態 (第 7図および第 8図) と同様なので、 同じ参照番号をそのまま 使用して以下の説明を行い、 ここでの説明を省略する。
(本発明と第 4の実施形態との対応関係)
以下、 本発明と上記構成との対応関係について説明する。 請求の範囲 7に記載の発明と第 4の実施形態との対応関係については、 受光画 素は受光画素 1 3 1に対応し、 垂直転送路はトランスファゲ一ト 1 3 2および垂 直 C C D 1 3 3に対応し、 水平転送路は水平 C C D 1 3 4に対応し、 1次元読み 出し部はパルス発生回路 1 3 O bおよびマイクロプロセッサ 1 4 2に対応し、 排 出ゲートは排出ゲート 1 3 5に対応する。 ·
請求の範囲 8に記載の発明と第 4の実施形態との対応関係については、 2次元 読み出し部は、 パルス発生回路 1 3 0 bおよびマイクロプロセッサ 1 4 2の 「2 次元画像を撮像素子 1 3 0 aから読み出す機能」 に対応し、 画像解析部はマイク 口プロセッサ 1 4 2の 「2次元画像のパターンから垂直相関性の低い画素位置を 検出する機能」 に対応する。
請求の範囲 1 0に記載の発明と第 4の実施形態との対応関係については、 撮像 装置は、 撮像素子 1 3 0 a、 パルス発生回路 1 3 0 bおよびマイクロプロセッサ 1 4 2の 「 1次元画像の読み出し制御を行う機能」 に対応し、 ァライメント検出 部は、 マイクロプロセッサ 1 4 2の 「 1次元画像に基づいてァライメント検出を 行う機能」 に対応する。
請求の範囲 1 1に記載の発明と第 4の実施形態との対応関係については、 撮像 ステップは、 第 1 0図中のステップ S 2 1〜S 3 0に対応し、 位置検出ステップ は、 第 1 0図中のステップ S 3 1に対応し、 位置合わせステップは、 第 1 0図中 のステップ S 3 2に対応する。
(第 4の実施形態の動作)
第 1 0図は、 マイクロプロセッサ 1 4 2の動作を示す流れ図である。 以下、 第 1 0図に示すステップ番号に沿って、 第 4の実施形態の動作を説明する。
まず、 マイクロプロセッサ 1 4 2は、 パルス発生回路 1 3 0 bを介して、 撮像 素子 1 3 0 aから 2次元画像を読み出す (ステップ S 2 1 ) 。
マイクロプロセッサ 1 4 2は、 2次元画像の水平ライン間で差分をとるなどの 比較を行い、 垂直相関性の有無を判定する (ステップ S 2 2 ) 。
ここで、 マイクロプロセッサ 1 4 2は、 第 1 1図 (a ) 〜 ( c ) に示すように、 垂直相関性の低い水平ラインを判定し、 『不要ライン』 として記憶する (ステツ プ S 2 3 ) 。 以上のような動作を完了した後、 マイクロプロセッサ 142は、 パルス発生回 路 13 O bを介して、 受光画素 13 1に生成された画素出力を、 垂直 CCD 13 3上に一括して移す (ステップ S 24) 。
次に、 マイクロプロセッサ 142は、 垂直 C CD 133から次回出力される画 素出力が、 不要ラインか否かを判定する (ステップ S 25) 。
ここで、 不要ラインであった場合 (ステップ S 25の YE S側) 、 マイクロプ 口セッサ 142は、 排出ゲート 135を開状態とし、 蓄積ゲート 136を閉状態 に設定する (ステップ S 26) 。
一方、 不要ラインではない場合 (ステップ S 25の NO側) 、 マイクロプロセ 、ソサ 142は、 排出ゲ一ト 135を閉状態とし、 蓄積ゲート 136を開状態に設 定する (ステップ S 27) 。
このようなゲート設定を完了した後、 マイクロプロセッサ 142は、 パルス発 生回路 130 ¾>を介して垂直転送パルス0¥ 1〜0¥4を 1サィクル分だけ撮像 素子 130 aに与える。 その結果、 垂直 C CD 133上の画素出力は、 1段分だ け垂直方向に順送りされる (ステップ S 28) 。 このとき、 不要ラインの画素出 力は、 排出ゲート 135から排出される。 一方、 不要ライン以外の画素出力であ れば、 水平 CCD 134の各対応する電位井戸に出力されて加算される。
このような垂直転送サイクル 1回分が終了すると、 マイクロプロセッサ 142 は、 垂直転送が 1画面分について完了したか否かを判定する (ステップ S 29) c ここで、 垂直転送が 1画面分について完了していない場合 (ステップ S 29の NO側) 、 マイクロプロセッサ 142は、 ステップ S 25に動作を戻して、 上記 動作を繰り返す。
一方、 垂直転送が 1画面分について完了した場合 (ステップ S 29の YES側) 、 水平 CCD 134の各電位井戸には、 不要ラインを除いて、 垂直加算された画素 出力が蓄積される。 この状態で、 マイクロプロセッサ 142は、 パルス発生回路 13 Obを介して、 撮像素子 130 aに水平転送パルス 1〜 H2を繰り返 し与える。 その結果、 水平 CCD 134からは、 高品質な 1次元画像信号が順次 に出力される (ステップ S 30) 。
マイクロプロセッサ 142は、 この 1次元画像信号の位相情報に基づいて、 ァ ライメント検出を実行する (ステップ S 3 1 ) 。
マイクロプロセッサ 1 4 2は、 このァライメント検出の結果に基づいて制御信 号を出力し、 制御対象である露出装置の位置合わせを実行する (ステップ S 3 2 ) 。 (第 4の実施形態の効果など)
上述した動作により、 第 4の実施形態では、 2次元画像から垂直相関性の低い 画素位置を検出し、 1次元画像の信号品質低下の原因となりうる異質な画素位置 を自動検出する。 したがって、 排出タイミングを操作者が手動設定するなどの煩 雑な手間を省くことができる。
その上、 上記のような垂直相関性の判定では、 パターン上のゴミゃ傷などを特 定することもできる。 このゴミゃ傷などのように、 手動設定では予期せぬたぐい の画素出力も排出できるので、 1次元画像の信号品質をさらに向上させることが 可能となる。
なお、 上述した第 4の実施形態では、 隣接する水平ラインなどの間で差分をと り、 垂直相関性の有無を判定しているが、 これに限定されるものではない。 例え ば、 1次元画像の生成に有効な水平ラインを基準パターンとして記憶し、 この基 準パターンとその他の水平ラインとを比較することにより、 垂直相関性の有無を 判定してもよい。
また、 ァライメント検出に有効な水平ラインは、 特定の水平空間周波数成分を 有するという特徴がある。 そこで、 2次元画像の各画素位置について、 この特徴 の有無を判別することにより、 有効な水平ラインに対して垂直相関性があるか否 かを間接的に判定してもよい。
また、 上述した第 4の実施形態では、 水平ライン単位に排出制御を行っている が、 これに限定されるものではない。 画素単位に排出制御を細かく行ってももち ろんよい。
次に、 別の実施形態について説明する。
く第 5の実施形態 >
第 5の実施形態は、 請求の範囲 7, 9 , 1 0, 1 1に記載の発明に対応した実 施形態である。
第 1 2図は、 第 5の実施形態におけるァライメント装置 1 5 0の構成を示すブ 口ック図である。
第 1 2図において、 ァライメントマークを撮像する位置に撮像素子 1 3 0 aが 配置される。 この撮像素子 1 3 0 aの制御端子には、 画像読み出し動作を制御す るパルス発生回路 1 3 O bが接続される。
また、 この撮像素子 1 3 0 aから出力される画像出力は、 A D変換回路などを 介してマイクロプロセッサ 1 5 2に与えられる。 また、 このマイクロプロセヅサ 1 5 2は、 パルス発生回路 1 3 0 bのパルス発生タイミングを可変する。
さらに、 マイクロプロセッサ 1 5 2には、 ハードディスク装置などからなるデ —夕ベース用記憶装置 1 5 3が接続される。 このデータベース用記憶装置 1 5 3 には、 登録済みパターンとして、 ァライメントマークに関する情報が予め登録さ れている。
なお、 撮像素子 1 3 0 a内部の各構成要素については、 第 3の実施形態 (第 7 図) と同様なので、 同じ参照番号をそのまま使用して、 ここでの説明を省略する。 (本発明と第 5の実施形態との対応関係)
以下、 本発明と上記構成との対応関係について説明する。
請求の範囲 7に記載の発明と第 5の実施形態との対応関係については、 受光画 素は受光画素 1 3 1に対応し、 垂直転送路はトランスファゲート 1 3 2および垂 直 C C D 1 3 3に対応し、 水平転送路は水平 C C D 1 3 4に対応し、 1次元読み 出し部はパルス発生回路 1 3 O bおよびマイクロプロセッサ 1 5 2に対応し、 排 出ゲートは排出ゲート 1 3 5に対応する。
請求の範囲 9に記載の発明と第 5の実施形態との対応関係については、 2次元 読み出し部は、 パルス発生回路 1 3 0 bおよびマイクロプロセッサ 1 5 2の 「2 次元画像を撮像素子 1 3 0 aから読み出す機能」 に対応し、 不要画素特定部はマ イク口プロセッサ 1 5 2の 「2次元画像と登録済みパターンとをパターンマッチ ングして不要な画素位置を特定する機能」 に対応する。
請求の範囲 1 0に記載の発明と第 5の実施形態との対応関係については、 撮像 装置は、 撮像素子 1 3 0 a、 パルス発生回路 1 3 0 bおよびマイクロプロセッサ 1 5 2の 「 1次元画像の読み出し制御を行う機能」 に対応し、 ァライメント検出 部は、 マイクロプロセッサ 1 5 2の 「 1次元画像に基づいてァライメント検出を 行う機能」 に対応する。
請求の範囲 1 1に記載の発明と第 5の実施形態との対応関係については、 撮像 ステップは、 第 1 3図中のステップ S 4 1〜S 4 3および S 2 4〜S 3 0に対応 し、 位置検出ステップは、 第 1 3図中のステップ S 3 1に対応し、 位置合わせス テツプは、 第 1 3図中のステップ S 3 2に対応する。
(第 5の実施形態の動作)
第 1 3図は、 マイクロプロセッサ 1 5 2の動作を示す流れ図である。 以下、 第 1 3図に示すステップ番号に沿って、 第 5の実施形態の動作を説明する。
まず、 マイクロプロセッサ 1 5 2は、 パルス発生回路 1 3 0 bを介して、 撮像 素子 1 3 0 aから 2次元画像を読み出す (ステップ S 4 1 ) 。
マイクロプロセッサ 1 5 2は、 この 2次元画像と、 データベース用記憶装置 1 5 3内の登録済みパターンとについて、 パターンマッチングを行う。
なお、 パターンマッチングの効率的なアルゴリズムとしては、 例えば、 残差逐 次検定法, 相互相関係数を求める方法, 構造マッチング法などが知られている (高木幹雄監修 「画像解析ハンドブック」 東京大学出版会, 1 9 9 1 ) 。
このようなパターンマッチングの結果から、 マイクロプロセッサ 1 5 2は、 ァ ライメントマークの種類や、 2次元画像上のァライメントマークの正確な位置を 特定する (ステップ S 4 2 ) 。
次に、 マイクロプロセッサ 1 5 2は、 該当するァライメントマ一クについて予 め定められた 「 1次元画像の生成に不要な画素位置」 の情報を、 データベース用 記憶装置 1 5 3から読み出す。 この読み出した画素位置を、 2次元画像上のァラ ィメントマークの位置に座標変換し、 実際に不要な画素位置を 2次元画像上で特 定する。
マイクロプロセッサ 1 5 2は、 この特定結果に基づいて不要ラインを決定し、 記憶する (ステップ S 4 3 ) 。
このような処理の完了後、 マイクロプロセッサ 1 5 2は、 第 4の実施形態と同 様の動作 (第 1 0図中のステップ S 2 4〜S 3 2 ) を実行して、 高品質な 1次元 画像の読み出し、 ァライメント検出、 および位置合わせを行う。
(第 5の実施形態の効果など) 上述した動作により、 第 5の実施形態では、 パターンマッチングにより 1次元 画像の信号品質低下の原因となりうる異質な画素位置を自動検出する。 したがつ て、 排出タイミングを操作者が手動設定するなどの煩雑な手間を省くことができ る。
なお、 上述した第 5の実施形態では、 水平ライン単位に排出制御を行っている が、 これに限定されるものではない。 画素単位に排出制御を細かく行ってももち ろんよい。
また、 上述した第 1〜5の実施形態では、 ステージ側のァライメントマークを 撮像する構成について説明したが、 本発明はこの構成に限定されるものではない 例えば、 ステージ側およびレチクル側の両方にァライメントマ一クを設け、 本発 明装置が、 両マークの像を重ねた状態で撮像してもよい。 この場合、 両マークの 位相差やズレ量を、 重なった画像の空間周波数や位相などから検出し、 レチクル の位置とステージの位置とを相対的に合わせることが可能となる。
産業卜.の利用 τ能件
(請求の範囲 1, 4 )
請求の範囲 1 , 4に記載の発明では、 垂直 3画素分以上の信号電荷が水平 C C D上で混合されるのを待って、 水平転送を逐次実行する。 そのため、 少なくとも 1つ以上の水平走査期間を省くことが可能となり、 ァライメントマークの画像読 み出し期間をその分だけ短縮することが可能となる。
特に、 露光装置においては、 このようなァライメントマークの画像読み出しを 何度も繰り返すため、 期間短縮の効果は大きい。 したがって、 本発明を適用した 場合、 露光装置のスループッ トを格段に向上させることが可能となる。
また同時に、 本発明では、 水平 C C D上で信号電荷を混合することにより、 垂 直非相関なノイズ成分を低減する。 したがって、 従来のノイズ除去回路 7 0 (第 1 5図) などは必要なくなり、 装置全体の構成を単純化することが可能となる (勿論、 本発明は、 ノイズ除去手段を別途設けてもかまわない) 。
さらに、 本発明では、 固体撮像装置から転送出力される水平ラインの数が減少 する。 したがって、 後段における転送出力の処理負担 (例えば、 ァライメントマ —クの位置検出の演算処理量) を効率的かつ適正に低減し、 処理時間の短縮をさ らに図ることが可能となる。
特に、 露光装置では、 このような信号処理が何度も繰り返されるため、 期間短 縮の効果は非常に大きい。 したがって、 このような処理時間の短縮効果からも、 露光装置のスループッ トを格段に向上させることが可能となる。
(請求の範囲 2 , 5 )
請求の範囲 2 , 5に記載の発明では、 垂直転送回数の適正な設定により、 信号 電荷の飽和を回避するので、 転送出力中のくさび状箇所は消失しない。 したがつ て、 露光装置の位置合わせ用途に適した転送出力を生成することができる。 (請求の範囲 3, 6 )
請求の範囲 3 , 6に記載の発明は、 水平 C C Dからの転送出力の信号レベルに 応じて、 水平転送 1回当たりの垂直転送回数を増減する。 したがって、 入射光量 の変化などに柔軟に合わせて、 水平 C C D上における信号電荷の混合量を自動調 整することが可能となる。 その結果、 固体撮像装置の出力レベルを適切なレベル に自動調整することが可能となる。
(請求の範囲 7 )
請求の範囲 7に記載の撮像装置では、 垂直転送中の画素出力を、 排出ゲートを 介して選択的に排出することができる。 したがって、 1次元画像の信号品質の低 下原因となりうる異質な画素出力を選択的に排出することが可能となり、 1次元 画像の信号品質を高めることが可能となる。
(請求の範囲 8 )
請求の範囲 8に記載の撮像装置では、 試験的に読み出した 2次元画像から、 垂 直相関性の低い画素位置を検出する。 したがって、 1次元画像の信号品質低下の 原因となる異質な画素位置を自動的に特定することができる。
この異質な画素位置に基づいて、 排出ゲートの排出タイミングが決定されるの で、 排出タイミングを操作者が手動設定するなどの煩雑な手間を省くことができ 特に、 ここでの 2次元画像は、 1次元画像と同じ受光画素を使用して生成され る。 したがって、 本撮像装置では、 異質な画素位置を高い位置精度で特定するこ とができる。 その上、 上記のような垂直相関性の判定では、 パターン上のゴミゃ傷や、 撮像 範囲の変動による余分な周辺パターン (ただし非垂直相関パターン) を特定する こともできる。 このゴミゃ傷などのように、 手動設定では予期せぬ箇所の画素出 力も確実に排出できるので、 1次元画像の信号品質をさらに向上させることも可 能となる。
(請求の範囲 9 )
請求の範囲 9に記載の撮像装置では、 「試験的に読み出した 2次元画像」 と 「登録済み画像」 とのパターンマッチングにより、 1次元画像の生成に不要な画 素位置を特定する。
この不要な画素位置に基づいて、 排出ゲートの排出タイミングが決定されるの で、 排出夕ィミングを操作者が手動設定するなどの煩雑な手間を省くことができ る。
特に、 ここでの 2次元画像は、 1次元画像と同じ受光画素を使用して生成され る。 したがって、 本撮像装置では、 異質な画素位置を高い位置精度で特定するこ とができる。
(請求の範囲 1 0 , 1 1 )
請求の範囲 1 0に記載のァライメント装置、 もしくは請求の範囲 1 1に記載の 位置合わせ方法では、 請求の範囲 4ないし請求の範囲 9のいずれか 1項に記載の 撮像装置を使用して、 ァライメントマークの撮像を行う。 したがって、 撮像装置 から高品質な 1次元画像を取得することが可能となり、 ァライメント検出の精度 を一段と高めることが可能となる。

Claims

請 求 の 範 囲
( 1) 水平垂直に複数配列され、 受光量に応じて信号電荷を生成する受光画素 と、 前記受光画素で生成された信号電荷を垂直転送する垂直 CCDと、 前記垂直 CCDを介して転送される信号電荷を水平転送する水平 C CDとを備えた固体撮 像装置を駆動する方法において、
前記垂直 C CDを駆動して、 前記受光部に生成された信号電荷を順次に垂直転 送する垂直転送ステップと、
前記垂直 CCDを介して垂直転送される信号電荷を水平 CCD上で混合し、 垂 直 3画素分以上の信号電荷が混合された状態で、 水平 C C D上の信号電荷を水平 転送する水平転送ステツプと
を有することを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
( 2 ) 請求の範囲 1に記載の駆動方法において、
前記水平転送ステップでは、
水平 C CDの各電位井戸が飽和しない垂直転送回数以下に限定して、 垂直方向 の信号電荷を混合する
ことを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
( 3 ) 請求の範囲 1に記載の駆動方法において、
前記水平 C C Dからの転送出力を監視し、 該転送出力の信号レベルを検出する レベル検出ステップと、
前記レペル検出ステツプにおいて検出される信号レベルに応じて、 水平転送 1 回当たりの垂直転送回数を増減する回数調整ステップとを有する
ことを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
(4) 水平垂直に複数配列され、 受光量に応じて信号電荷を生成する受光画素 と、 前記受光画素で生成された信号電荷を垂直転送する垂直 CCDと、 前記垂直 CCDを介して転送される信号電荷を水平転送する水平 CCDとを備えた撮像装 置において、
前記垂直 CCDを駆動して、 前記受光部に生成された信号電荷を順次に垂直転 送する垂直転送回路と、 前記垂直 C C Dを介して垂直転送される信号電荷を水平 C C D上で混合し、 垂 直 3画素分以上の信号電荷が混合された状態で、 水平 C C D上の信号電荷を水平 転送する水平転送回路と
を備えたことを特徴とする撮像装置。
( 5 ) 請求の範囲 4に記載の撮像装置において、
前記水平転送回路は、
水平 C C Dの各電位井戸が飽和しない垂直転送回数以下に限定して、 垂直方向 の信号電荷を混合する回路である
ことを特徴とする撮像装置。
( 6 ) 請求の範囲 4に記載の撮像装置において、
前記水平 C C Dからの転送出力を監視し、 該転送出力の信号レベルを検出する レベル検出回路と、
前記レベル検出回路により検出される信号レベルに応じて、 水平転送 1回当た りの垂直転送回数を増減する回数調整手段とを有する
ことを特徴とする撮像装置。
( 7 ) 受光面上に 2次元配列され、 受光量に応じて画素出力を発生する複数の 受光画素と、
前記受光画素の垂直列単位に設けられ、 前記受光画素で発生した画素出力を垂 直転送するための垂直転送路の群と、
前記垂直転送路の群から出力される画素出力を、 水平転送するための水平転送 路と、
前記垂直転送路の群で順次転送される画素出力を垂直列方向に加算し、 加算後 の画素出力を前記水平転送路から読み出して、 1次元画像を生成する 1次元読み 出し部と、
前記垂直転送路で順次転送中の画素出力を選択的に排出する排出ゲートとを備 え、
前記 1次元読み出し部は、 前記 1次元画像の生成動作に際して、 予め定められ た画素位置からの画素出力を前記排出ゲートを介して排出する
ことを特徴とする撮像装置。
( 8 ) 請求の範囲 7に記載の撮像装置において、
前記 1次元画像の生成動作に先だって、 前記受光画素の画素出力を、 前記垂直 転送路の群および前記水平転送路を介して転送し、 2次元画像を生成する 2次元 読み出し部と、
前記 2次元読み出し部から 2次元画像を取り込み、 該 2次元画像のパターンに 基づいて垂直相関性の低い画素位置を検出する画像解析部とを備え、
前記 1次元読み出し部は、
前記 1次元画像の生成動作に際して、 前記画像解析部により検出された 「垂直 相関性の低い画素位置」 の画素出力を前記排出ゲートを介して排出する
ことを特徴とする撮像装置。
( 9 ) 請求の範囲 7に記載の撮像装置において、
前記 1次元画像の生成動作に先だって、 前記受光画素の画素出力を、 前記垂直 転送路の群および前記水平転送路を介して転送し、 2次元画像を生成する 2次元 読み出し部と、
前記 2次元画像と登録済みパターンとのパターンマッチングにより、 2次元画 像の種類または位置関係を求め、 該登録済みパターンに予め定められた 「1次元 画像の生成に不要な画素位置」 を特定する不要画素特定部とを備え、
前記 1次元読み出し部は、
前記 1次元画像の生成動作に際して、 前記不要画素特定部により特定された 「 1次元画像の生成に不要な画素位置」 の画素出力を前記排出ゲ一トを介して排 出する
ことを特徴とする撮像装置。
( 10) 請求の範囲 4ないし請求の範囲 9のいずれか 1項に記載の撮像装置と、 前記撮像装置を用いてァライメントマークを撮像し、 前記撮像装置から読み出 される画像に基づいて、 撮影対象のァライメント検出を行うァライメント検出部 と
を備えたことを特徴とするァライメント装置。
(11) 請求の範囲 4ないし請求の範囲 9のいずれか 1項に記載の撮像装置を使 用して、 ァライメントマークを撮像し、 画像信号を生成する撮像ステップと、 前記画像信号に基づいて、 ァライメントマークの位置を求める位置検出ステツ プと、
前記ァライメントマ一クの位置に応じて、 撮影対象の位置制御を行う位置合わ せステツプと
を有することを特徴とする位置合わせ方法。
PCT/JP1999/000561 1998-02-10 1999-02-10 Procede d'entrainement d'un dispositif d'imagerie a semi-conducteurs, dispositif d'imagerie, dispositif d'alignement et procede d'alignement WO1999041904A1 (fr)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU25462/99A AU2546299A (en) 1998-02-10 1999-02-10 Method of driving solid-state imaging device, imaging device, alignment device, and aligning method
EP99905186A EP1063844A4 (en) 1998-02-10 1999-02-10 METHOD FOR DRIVING SEMICONDUCTOR IMAGING DEVICE, IMAGING DEVICE, ALIGNMENT DEVICE, AND ALIGNMENT METHOD

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10/27993 1998-02-10
JP2799398 1998-02-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO1999041904A1 true WO1999041904A1 (fr) 1999-08-19

Family

ID=12236358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP1999/000561 WO1999041904A1 (fr) 1998-02-10 1999-02-10 Procede d'entrainement d'un dispositif d'imagerie a semi-conducteurs, dispositif d'imagerie, dispositif d'alignement et procede d'alignement

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1063844A4 (ja)
AU (1) AU2546299A (ja)
WO (1) WO1999041904A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002009315A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 薄膜のレーザスクライブ用アライメントマークの認識方法及び装置
JP2008536421A (ja) * 2005-04-12 2008-09-04 プランメカ オイ Ccdセンサおよびccdセンサのダイナミック・レンジを拡大する方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7068313B2 (en) * 2002-02-08 2006-06-27 Wallac Oy Method and arrangement for processing measurement data
FI120328B (fi) * 2005-04-12 2009-09-15 Planmeca Oy CCD-sensori ja menetelmä CCD-sensorin dynamiikan laajentamiseksi
JP4639406B2 (ja) * 2006-03-31 2011-02-23 富士フイルム株式会社 撮像装置
JP5455996B2 (ja) * 2011-09-26 2014-03-26 富士フイルム株式会社 撮影装置、撮影プログラム、及び撮影方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63169179A (ja) * 1987-01-06 1988-07-13 Olympus Optical Co Ltd 固体撮像装置
JPH0279570A (ja) * 1988-09-14 1990-03-20 Konica Corp 撮像装置
JPH0483481A (ja) * 1990-07-26 1992-03-17 Canon Inc 電子スチル・カメラ
JPH07234107A (ja) * 1994-02-24 1995-09-05 Nikon Corp 位置検出方法
JPH1041221A (ja) * 1996-07-23 1998-02-13 Nikon Corp 位置検出方法及び位置検出装置並びに露光装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2865019B2 (ja) * 1995-05-31 1999-03-08 日本電気株式会社 電荷転送固体撮像装置の駆動方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63169179A (ja) * 1987-01-06 1988-07-13 Olympus Optical Co Ltd 固体撮像装置
JPH0279570A (ja) * 1988-09-14 1990-03-20 Konica Corp 撮像装置
JPH0483481A (ja) * 1990-07-26 1992-03-17 Canon Inc 電子スチル・カメラ
JPH07234107A (ja) * 1994-02-24 1995-09-05 Nikon Corp 位置検出方法
JPH1041221A (ja) * 1996-07-23 1998-02-13 Nikon Corp 位置検出方法及び位置検出装置並びに露光装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
See also references of EP1063844A4 *

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002009315A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 薄膜のレーザスクライブ用アライメントマークの認識方法及び装置
JP4672833B2 (ja) * 2000-06-22 2011-04-20 株式会社カネカ 薄膜のレーザスクライブ用アライメントマークの認識方法及び装置
JP2008536421A (ja) * 2005-04-12 2008-09-04 プランメカ オイ Ccdセンサおよびccdセンサのダイナミック・レンジを拡大する方法
JP4799610B2 (ja) * 2005-04-12 2011-10-26 プランメカ オイ Ccdセンサおよびccdセンサのダイナミック・レンジを拡大する方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU2546299A (en) 1999-08-30
EP1063844A1 (en) 2000-12-27
EP1063844A4 (en) 2007-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7782364B2 (en) Multi-array sensor with integrated sub-array for parallax detection and photometer functionality
EP2256688B1 (en) Image obtaining apparatus, image synthesis method and microscope system
US9270907B2 (en) Radiation imaging apparatus, control method for radiation imaging apparatus, and storage medium
US6236430B1 (en) Color still image sensing apparatus and method
US20060028568A1 (en) Image capturing apparatus
JP2007010908A (ja) 焦点調節方法及び装置
US20110267513A1 (en) Imaging apparatus and processing method thereof
US8390691B2 (en) Device and method for processing photographic image data
US6885400B1 (en) CCD imaging device and method for high speed profiling
JP5488456B2 (ja) 形状測定装置および方法、並びにプログラム
JP4664118B2 (ja) 固体撮像装置
WO1999041904A1 (fr) Procede d&#39;entrainement d&#39;un dispositif d&#39;imagerie a semi-conducteurs, dispositif d&#39;imagerie, dispositif d&#39;alignement et procede d&#39;alignement
JP3965555B2 (ja) 画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JPH11258492A (ja) 焦点検出装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP4645607B2 (ja) 画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP2000023172A (ja) 撮像装置
JPH11258489A (ja) 焦点検出装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP4653296B2 (ja) 撮像装置
JPH065959B2 (ja) 固体カラ−撮像装置
JP3116499B2 (ja) 固体撮像素子の転送効率測定方法
JP2000155261A (ja) 焦点検出方法、焦点検出装置及び焦点検出方法を記憶した記憶媒体
JP2003319204A (ja) 信号処理装置及びこれを用いた撮像装置
JP2005181014A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JPH07142300A (ja) 位置検出装置
JP4049897B2 (ja) 画像入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AL AM AT AU AZ BA BB BG BR BY CA CH CN CU CZ DE DK EE ES FI GB GD GE GH GM HR HU ID IL IN IS JP KE KG KP KR KZ LC LK LR LS LT LU LV MD MG MK MN MW MX NO NZ PL PT RO RU SD SE SG SI SK SL TJ TM TR TT UA UG US UZ VN YU ZW

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): GH GM KE LS MW SD SZ UG ZW AM AZ BY KG KZ MD RU TJ TM AT BE CH CY DE DK ES FI FR GB GR IE IT LU MC NL PT SE BF BJ CF CG CI CM GA GN GW ML MR NE SN TD TG

DFPE Request for preliminary examination filed prior to expiration of 19th month from priority date (pct application filed before 20040101)
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
REG Reference to national code

Ref country code: DE

Ref legal event code: 8642

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 09601964

Country of ref document: US

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: KR

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 1999905186

Country of ref document: EP

WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 1999905186

Country of ref document: EP