WO1998006586A1

WO1998006586A1 - Imprimante

Info

Publication number: WO1998006586A1
Application number: PCT/JP1997/002723
Authority: WO
Inventors: Tadao Kashiwaba; Takeo Takahashi; Tsutomu Miketa
Original assignee: Kabushiki Kaisha Sato
Priority date: 1996-08-08
Filing date: 1997-08-06
Publication date: 1998-02-19
Also published as: GR3036130T3; HK1008865A1; HK1014908A1; NO981435D0; AU3782797A; NO981435L; NZ329973A; NO311710B1; EP0867303A1; DE69704608D1; KR19990064082A; GB9806321D0; US6009805A; TW346453B; ES2158573T3; GB2321221B; EP0867303A4; DK0867303T3; CN1077047C; AU721009B2

Description

明細書印字器技術分野

本発明は印字器に係り、特に携帯式のラベル印字貼付装置（ハンドラベラー）などに装着される印字器の見出し文字汚れ防止装置に関する。

背景技術

一般にハンドラべラーの印字器においては、印字器フレームの一端部に選択ホィールを軸装するとともに他端部に印字受け台部を設け、上記選択ホイ一ルと印字受け台部間に、外周面に印字文字及び見出し文字を形成したゴム製または合成樹脂製の可撓性の印字用エンドレスバンドが巻装されている。そこで、選択ホイールを回転させることによって上記印字用ェンドレスバンドを回転させ、所望の印字文字を印字受け台部の外面上に位置させ印字可能な状態として、ィンキローラ等によって上記印字文字にィンキを塗布し、ラベル等に印字文字を押印すること力 <できるようにしてある。

ところで、上記印字用エンドレスバンドにはその外周半分に印字文字力また他の外周半分に見出し文字が形成されており、印字器フレームに設けられている見出し窓部から視認し得る位置にある見出し文字に対応する印字文字が印字受け台部に位置するように設定されている。

したがつて、見出し窓部から見出し文字を見ながら印字選択用操作軸によつて選択ホイールを回転させることにより、所定の印字文字を印字受け台部に位置させることができる。

ところが、印字選択用操作軸の操作によって印字用ェンドレスバンドを回動させる場合、所定の回転範囲以上に印字用エンドレスバンドが回転されると、見出し文字が印字受け台部の位置まで回動して来て、その見出し文字にがィンキローラによってインキが塗布されることがあり、見出し文字が汚れてしまい、見出し窓部を介して見出し文字を見ながら所定の印字文字を選択する場合に、上記見出し文字が見にくくなる等の問題がある。

こうした見出し文字の汚れ防止（インキ塗布回避手段）は種々提案されている。例えば特公昭 6 2 - 3 3 0 8 0号による「印字ベル卜構造体」においては、印字用ェンドレスバンドを回転させるための回転盤に突片を設けるとともに、印字用ェンドレスバンドの回転範囲領域の近傍にストッパーを設け、このストッパーに突片が当接することにより回転盤が所定領域のみでしか回転できないようにしてめる o

しかしながら、この装置においては、 ^が見出し文字の邪魔になったり、突片がストッパーに当接したときに過大な力で回転盤を回転させると印字用ェンドレスバンドが伸びて印字不良となったり、外れたりするという問題がある。

また、特開平 6— 1 5 5 8 7 8号による「印字装置」においては、印字用ェンドレスバンドの外周面側に凸部を形成してストッパーに係止可能とするとともに、選択ホィ一ルの外周に設けられた凹部と係合する駆動用突起部の頂面に傾斜面を形成し、印字用ェンドレスバンドが制限位置に達したときに選択ホイールを無理に回転させようとすると、印字用ェンドレスバンドがスリップするようにしてあ。

しかしながら、この装置においては、過大な力で印字用エンドレスバンドを回転させようとしたときのスリップによって、印字用ェンドレスバンドの傾斜面に摩耗や亀裂などの損傷が生ずるという問題がある。

また、印字用エンドレスバンドの外周面に凸部を形成してあるので、印字用ェンドレスバンドに設けることができる印字文字の数が減つてしまうという問題もある 0 さらに実開平 6— 7 1 1 4 6号による「印字器に於ける見出文字の汚れ防止装置」においては、印字用エンドレスバンドの外周面に形成した断面肉厚の印字部力くインジケーターの脚部に当接することにより印字用ェンドレスバンドの回転範囲を制限している。

しかしな力くら、この装置においても、過大な力で回転した場合、インジケータ一の損傷、および印字用ェンドレスバンドの摩耗や亀裂などの損傷の問題がある。さらには、この印字用エンドレスバンドがインジケーターの下にもぐり込み、通過してしまうという問題もある。

また、特公平 4一 3 4 9 5 1号による「印字装置」においては、印字用エンドレスバンドに形成した歯と、ストッパー肩との係合により印字用ェンドレスノくンドの回転を制限している。

しかしながら、この装置においても、過大な力で回転した場合の印字用エンドレスバンドの伸び、あるいは摩耗や亀裂などの損傷の問題がある。

このように、いずれの構造の場合も、見出し文字の汚れを防止するために、印字用ェンドレスバンドの回転を所定領域において制限しようとしたときに、印字用エンドレスバンドに直接ある L、は間接に外力が大きく作用することを避けることが困難であり、その損傷ないし伸びの問題、さらには突起部材がストッパーを乗り越えてしまつて所期の目的を^することができないなどの問題がある。本発明は以上のような諸問題にかんがみなれさたもので、印字用ェンドレスノンドにおける見出し文字が、印字受け台部に位置しないように、すなわち、インキローラーに対向しないようにしてその汚れを防止することができる印字器を提供することを目的とする。

また本発明は、印字用エンドレスバンドの回転を制限するにあたり、印字用ェンドレスバンド自体に過大な回転力力《作用しないようにして摩耗や亀裂などの損傷を回避することができるようにした印字器を提供することを目的とする。また本発明は、印字用ェンドレスバンドの回転を制限するために^部材などを形成しても、印字文字の数の減少を最小限にすることができる印字器を提供することを目的とする。

また本発明は、印字用ェンドレスバンドの回転を制限したときにこれを無理に回転させようとしたときに、選択ホィールを空まわ'りさせるとともに印字用ェンドレスバンドにはそれほど負荷をかけないようにした印字器を提供することを目的とする。

また本発明は印字用エンドレスバトンの張力（張設度合い）を所定の範囲内で調節することができるようにした印字器を提供することを目的とする。

発明の開示

本発明の第 1の実施の形態は、選択ホイールの回転を規制する部材（可動ストツバ一部材）を弾性部を有する可動タイプとすること、選択ホイールないし印字用エンドレスバンドに過大な力が作用したときにこの可動ストッパー部材を移動させるとともに、印字用ェンドレス <ンドを選択ホイールに係合状態から一部解除状態にして、たるみを発生させ、選択ホイールを空まわりさせるようにすることに着目したもので、上記本発明の第 1の実施の形態は、選択ホイールと印字受け台部との間に巻装され、外周面に複数個の印字文字及び見出し文字が形成された印字用ェンドレスンドを有し、この印字用ェンドレスバンドにおける任意の印字文字を選択可能とした印字器において、前記選択ホイールと前記印字受け台部との間に設けられ、一端部に前言 51択ホイ一ルに係合する節度ボス部が形成され、他端部に係止片を有する弾性部が設けられた可動ストッパー部材と、この可動ストッパー部材の前記弾性部に当接して可動ス卜ツバ一部材の移動を規制するス卜ッパー受け部材とを有し、前記印字用ェンドレスバンドの内周面には、前記可動ストッパ一部材における弾性部の係止片に係合可能な駆動用突起部を設け、上記印字用ェンドレスバンドの移動にともなう上記駆動用 ¾g部と上記係止片との係合により、前記可動ストッパー部材を移動させ、選択ホイールと節度ボス部との係合を離脱可能としたことを特徴とする。

上記可動ストツバ一部材をその移動方向に案内するストッパーガイド部を設けることにより、可動ストッパー部材の移動作用を安定化させることができる。上記弾性部は、二股状の係止パネ部を有することにより、可動ストッパー部材のたとえば上下動作用においてこの二股状の係止ノ <ネ部が横方向に弾性変形することが可能となり、印字用ェンドレスバンドの駆動用突起部と弾性部との係合をさらに強化するとともに、可動ストッパ一部材の弾性移動を円滑に行うことがでさる。

上記ストッパー受け部材は、上記弾性部を受ける受け部斜面を有することにより、可動ストツバ一部材が移動したときに弾性部をこの受け部傾斜面に沿って弾性変形させ、印字用ェンドレスバンドの駆動用突起部と弾性部との係合をさらに強化するとともに、可動ストッパー部材の弾性移動を円滑に行うことができる。上記印字用ェンドレスバンドは、その該周面に印字ブランク部を有するとともに、この印字ブランク部の回転方向側において隣接する上記見出し文字の内周面は、これを平坦部とすることができる。

すなわち、上記印字ブランク部の回転方向側において隣接する上記見出し文字の内周面には、上記選択ホイ一ルに係合可能な^部を形成しないようにして、選択ホイールと印字用ェンドレスバンドとの係合を回避し、選択ホイールが空まわりしゃすくすることができる。

本発明の第 2の実施形態は、選択ホイールと印字受け台部との間に巻装され、外周面に複数個の印字文字及び見出し文字力形成された印字用ェンドレスノンドを有し、この印字用ェンドレスバンドにおける任意の印字文字を選択可能とした印字器において、前^択ホイールと前記印字受け台部との間に設けられたストッパ一部材と、前記印字用エンドレスバンドの内周面に設けられ、ストッパー部材と係合可能な駆動用 ^部とを有し、前記印字用ェンドレスバンドの移動にともなう前記駆動用突起部と前記ストッパー部材との係合により、前記印字用ェンドレスバンドにたるみを生じさせ、前記選択ホイールを空まわり可能としたことを特徴とする。

本発明による印字器における見出し文字汚れ防止装置においては、可動ストッパー部材に節度ボス部および弾性部を形成し、節度ボス部が選択ホイールに係合するとともに弾性部が弾性変形することにより、印字用エンドレスバンドの印字文字の選択操作における節度（印字文字の一文字ごとの印字受け台部への適正なセット状態、ないしセット伏態の区別）を得ることができる。

した力くつて、選択ホイールを回転して印字用ェンドレスバンドをそのまわりに回転移動させることにより印字用ェンドレスバンドの印字文字および見出し文字を任意に選択することができる力見出し文字がインキローラーに当接（接触）する可肯 Ittがある印字受け台部に至る直前で、可動ストッパー部材の弾性部に印字用ェンドレスバンドの駆動用突起部が係合して、回転を一旦停止させるような抵抗感（抵抗作用）がある。

この抵抗作用をこえてさらに選択ホイールを回転させようとすると、当該弾性部が弾性変形して可動ストツバ一部材自体が印字受け台部側にわずかに移動する。かくして、可動ストッパー部材の節度ボス部と選択ホイールとの回転摺接抵抗力《通常の印字選択状態よりは低下するとともに、印字用ェンドレスバンドと選択ホイールとの係合部分からその駆動用突起部と弾性部との係合部分までの間の印字用ェンドレスバンドがたるんで選択ホイールとの係合が解除される結果、選択ホイールが空まわりする。

したがって、見出し文字がィンキローラーの回動領域にまで回動されて位置することがなくその汚れを防止することができるとともに、選択ホイールをさらに、回転させようとする過大な力は、印字用ェンドレスバンドを介してその駆動用突起部あるいは可動ストッパー部材の弾性部にかかるよりは、可動ス卜ッパー部材の節度ボス部と選択ホイールとの間の空まわりを起こさせる方に作用し、印字用ェンドレスバンドを損傷することもない。

さらに、印字用エンドレスバンドの内周面に駆動用^部を設け、これを可動ストッパー部材の弾性部に係合可能としたので、印字用ェンドレスバンドの該周面の印字文字および見出し文字の数を減らしてしまうこともない。

本発明の前記第 2の実施の形態においては、印字用ェンドレスバンドがス卜ッパー部材に係合してその回転が阻止されたときに、印字用ェンドレスバンドにたるみが発生して、選択ホイールと印字用ェンドレスバンドとの間に離反状態ないし接触はしていても選択ホイールからの回転作用が印字用ェンドレスバンドに作用しない伏態となり、選択ホイールが空まわりし、印字用エンドレスバンドが移動して見出し文字が印字受け台部まで移動することがなく、見出し文字がィンキローラーに接触して汚れる可能性がなくなる。

本発明の第 3の実施の形態は、前記印字用エンドレスバンドの内周側に、その印字用ェンドレスバンドの内周面に接離可能に回動でき、その回動位置を調整可能なカム部材を設けたことを特徴とする。この場合、このカム部材を回動させることによってカム部材と印字用ェンドレスバンドとの当接度合いを変ィ匕させ、印字用ェンドレスバンドの張力を調節することができる。

図面の簡単な説明

図 1は本発明の第 1の実施の形態による印字器の断面図、図 2は図 1の Π— II 線断面図、図 3は図 1に示す印字器の印字用ェンドレスバンドを回転させたときの回転阻止状態を示す断面図、図 4は選択ホイールの空まわり状態を示す断面図、図 5は本発明の第 2の実施の形態による印字器の断面図、図 6は図 5の VI— VI線断面図、図 7は第 2の実施の形態における印字用エンドレスバンドの側面図、図 8は印字用ェンドレスバンドの回転阻止状態及び空まわり状態を示す断面図、図 9は本発明の第 3の実施の形態の印字器の断面図、図 1 0は図 9の II一 II線断面図、図 1 1はアジヤスターの側面図、図 1 2は印字器フレーム及びアジヤスター部分の一部切欠き要部拡大側面図、図 1 3は図 9の印字器に於ける印字用エンドレスバンドを回転させたときの回転阻止伏態を示す断面図、図 1 4は選択ホイ一ルの空まわりの状態を示す断面図である。

発明を実施するための最良の状態

図 1及び図 2において、印字器 1の印字器フレーム 3には、その一端部に印字選択用の操作軸 4によつて選択的に回動される複数の選択ホイール 5が設けられ、他端部に上記印字選択用の操作蚰 4と平行方向に延びる断面 T字状の印字受け台部 6が設けられており、各選択ホイール 5と印字受け部 6との間にはそれぞれ印字用エンドレスバンド 7力く所定の張力をもって巻装されている。すなわち、選択ホイール 5と印字受け台部 6との間には複数列の印字用ェンドレスバンド 7が卷装されている。

また、印字器フレーム 3には、上記選択ホイール 5と対向する端面部に見出し窓 8が開口形成してあり、また印字受け台部 6力設けられている端面部にはィンキローラー対向開口部 9が開口形成してあり、そのィンキローラー対向開口部 9 において、印字用ェンドレスバンド 7に接触可能にィンキローラー Rが転動するようにしてある。

操作軸 4は、その軸方向にこれを移動させることにより任意の列の印字用ェンドレスバンド 7を選択し（割り出し）、割り出した列において選択ホイール 5を回転させることにより、その印字用ェンドレスバンド 7内の特定の印字文字を選択するものである。その操作軸は印字器フレーム 3に対して軸線方向の移動及び軸線回りに回動可能に装着してあり、外周面には複数列の割出し用溝 4 Aが軸方向に等間で形成してあるとともに、その先端近傍部にロータリーピン 1 1力《突出形成してある。一方、印字器フレーム 3には割出しスチールボール 1 2を収容する縦穴 3 Aが形成されており、その縦穴 3 Aに収容された割出しスチールボール 1 2が割出しスプリング 1 3によって割出し用溝 4 A方向に付勢され、その割出しスチールボール 1 2が上記割出し用溝 4 Aの一つに係合するようにしてある。

しかして、操作軸 4を軸方向に移動させると、割出しスチールボール 1 2力順 ^fj出し用溝 4 Aに係合し、そのとき前記ロータリ一ピン 1 1が順次対応する選択ホイール 5の位置に移動し、選択ホイール 5の内周面に形成されている内周係合溝 5 Aに係合する。すなわち、操作軸 4の軸方向の移動によって所望の列の選択ホイール 5を割出すことができる。

印字器フレーム 3にはまた、見出し窓部 8に沿い操作軸 4の軸線と平行方向に移動可能にインジケータ 1 0が配設されており、このインジケータ 1 0は操作軸 4に対して相対的な回動のみ可能に連結され、操作軸 4と一体に軸方向に移動するようにしてある。このインジケータ 1 0には見出し窓部 8内において指針部 1 O A力、'突出形成してあり、その指針部 1 O A力'操作軸 4によって割り出された所望の列の選択ホイール 5の列を指針するようになつている。

印字用ェンドレスバンド 7には、その外周面に所定数の印字文字 7 A及び見出し文字 7 Bがそれぞれの領域に分けて形成してある。すなわち、印字用エンドレスパンド 7の外周半分には複数の印字文字 7 A力'形成され、他の外周半分に複数の見出し文字 7 B力、'形成されている。そして、印字文字群と見出し文字群の互いの境界領域には印字ブランク部 7 Cがそれぞれ形成しており、後述するように、印字用ェンドレスバンド 7の移動範囲の終端部においては、両印字ブランク部 7 Cが見出し窓部 8及びィンキローラ一対向開口部 9に臨むようにしてある。印字用ェンドレスバンド 7の内周面における印字文字 7 Aに対応する部分はこれを平坦とし、見出し文字 7 Bに対応する部分には、選択ホイール 5の外周係合溝 5 Bにそれぞれ係合可能な低い駆動用突起部 7 D、および高い駆動用突起部 7 Eが形成してある。

上記高い駆動用突起部 7 Eは複数の見出し文字 7 Bのほぼ中央位置にある見出し文字 7 Bに対応する部分に設けられており、その数としては、印字文字 7 A及び見出し文字 7 Bの数などに応じて印字用ェンドレスバンド 7の内周面に所定領域にわたって任意に設定することができる。

そこで、選択ホイール 5を回転させると、低い駆動用突起部 7 D及び高い駆動用突起部 7 Eが、選択ホイール 5の外周係合溝 5 Bに係合し、印字用エンドレスバンド 7が回動され、任意の印字文字 7 Aをィンキローラー対向開口部 9においてィンキローラー Rと接触可食とすることができる。

印字器フレーム 3には、選択ホイール 5と印字受け台部 6との間に巻装されている印字用ェンドレスバンド 7の内側において選択ホイール 5と印字受け台部 6 との間に、各選択ホイール 5と対応した複数列の可動ストツバ一部材 1 4が配設されている。

すなわち、印字器フレーム 3にはストッパーガイド 3 8カ突設してあり、このストッパーガイド 3 Bに、可動ストッパー部材 1 4の中央部に形成されているガィド用長窓 1 4 Cが嵌合され、上記可動ストツバ一部材 1 4力選択ホイール 5 に或程度接近、或は離間する方向に移動可能としてある。

上記可動ストツバ一部材 1 4には、その一端に選択ホイール 5の外周係合溝 5 Bに係合する一対の節度ボス部 1 4八カ設けられ、他端部に弾性部 1 4 Bが設けられている。

上記弾性部 1 4 Bは二股状の係止パネ部 1 4 Dを有しており、その係止パネ部 1 4 Dの先端部には外側方に突出する係止片 1 4 E力形成され、その係止片 1 4 Eの先端面が先端側が拡開する傾斜面 1 4 Fとしてある。また、可動ストッパー部材 1 4と印字受け台部 6との間にはストッパー受け部材 1 5が配設されている。このストッパー受け部材 1 5は図 2に示すように印字器フレーム 3と一体的に形成してあり、そのス卜ッパー受け部材 1 5の上記可動ス卜ツバ一部材 1 4との対向面には、係止片 1 4 Eの傾斜面 1 4 Fと当接する受け部側傾斜面 1 5 Aが形成され、傾斜面 1 4 Fと受け部側傾斜面 1 5 Aとの当接によって可動ストッパ一部材 1 4の移動が規制されている。

そこで、通常の選択可能状態では、弾性部 1 4 Bの作用により可動ストッパー部材 1 4が選択ホイール 5の方向に付勢され、ガイド用長窓 1 4 Cとストッパーガイド部 3 Bとの間には上側の間隙 S 1力《形成され、可動ストッパー部材 1 4の図中下方向への移動及び復帰移動を可能としている。

印字器フレーム 3には、また選択ホイール 5と印字受け台部 6との間において、印字用ェンドレスバンドアが外側方に偏位することを防止する押さえフレーム 3 C, 3 Dが設けられている。

こうした構成の印字器 1において、通常の印字選択状態では、図 1および図 2 に示すように、操作軸 4をその軸方向に移動させることにより任意の列を割り出し、その列においてこれを正逆任意の方向に回転させれば、選択ホイール 5を介して印字用ェンドレスバンド 7が回転され、印字用ェンドレスバンド 7の所望の見出し文字 7 Bが見出し窓部 8から見える位置で操作軸 4の回転を停止させることによって、所望の印字文字 7 Aを選択することができる。

この選択では、選択した見出し文字 7 Bに対応する印字文字 7 Aがインキローラー対向開口部 9において印字受け台部 6にセッ卜されて露出しており、ィンキローラー Rの転動によってこの印字文字 7 Aにインキを塗布し、印字器 1全体をたとえばハンドレバー（図示せず）などの操作によってラベル上に押印することにより印字することができる。

図 3は、図中時計方向に印字用ェンドレスバンド 7を回転させたときの回転阻止状態を示す断面図であつて、まず所定の列において操作軸 4を操作して選択ホィ一ル 5を回転させ、印字用ェンドレスバンド 7を時計方向に所定量回転させると、印字ブランク部 7 Cが見出し窓部 8及びィンキロ一ラ一対向開口部 9に臨むとともに、印字用ェンドレスバンドアの高い駆動用突起部 7 Eが可動ストツバ一部材 1 4における弾性部 1 4 Bの係止片 1 4 E (図中右側）に係合する。

したがって、これ以上選択ホイール 5を回転させようとしても、高い駆動用突起部 7 Eと係止片 1 4 Eとが係合しているので、選択ホイール 5の回転が阻止され、印字用ェンドレスバンド 7の見出し文字 7 Bがィンキローラー対向開口部 9 に位置することが回避され、見出し文字 7 Bがィンキローラ一 Rにより汚れることを防止することができる。

図 4は、選択ホイール 5の空まわり状態を示す断面図であって、上述の回転阻止状態において、選択ホイール 5を無理にこれ以上回転させようとすると、選択ホイール 5の外周係合溝 5 Bが可動ス卜ツバ一部材 1 4の節度ボス部 1 4 Aから外れてこれに乗り上げ、図示のような状態となる。

すなわち、可動ストッパー部材 1 4がストッパーガイド部 3 Bに案内されて図中下方に移動し、ガイド用長窓 1 4 Cとストッパーガイド部 3 Bとの間には下側の間隙 S 2力《生ずるとともに、弾性部の斜面 1 4 ?カ受け部側傾斜面 1 5 Aの上面を滑って、弾性部 1 4 Bの左右一対の係止パネ部 1 4 Dが外方に広がり、係止片 1 4 Eと印字用ェンドレスバンド 7の高い駆動用突起部 7 Eとの係合をさらに強固にする。

この状態では、上側の印字ブランク部 7 C部分と係止片 1 4 E部分との間の印字用エンドレスバンド 7にたるみが発生し、低 Lゝ駆動用突起部 7 Dが選択ホィ一ル 5の外周係合溝 5 B力、ら外れて選択ホィ一ル 5が空まわりする。

なお、選択ホイール 5あるいは印字用ェンドレスノくンド 7のその回転方向前方に係止片 1 4 Eと高い駆動用^部 7 Eとの係合部分力位置しているとともに、押さえフレーム 3 C或は 3 Dが印字用ェンドレスバンド 7を押さえてこれが外方に広がることを抑制しているので、選択ホイール 5と印字用ェンドレスバンド 7 との間には、十分なたるみが発生し、選択ホイール 5の空まわりを確実にすることができる。

したがって、過大な外力がかかっても選択ホイール 5を空まわりさせることができる。しかも、選択ホイール 5の回転自体が、印字用エンドレスバンド 7より可動ストツバ一部材 1 4の節度ボス部 1 4 A部分にかかるけれども、可動ストッパー部材 1 4は印字用ェンドレスバンド 7より硬質であるため、その摩耗による印字選択に支障が生ずるということはない。

ここで、選択ホイール 5を反対側（反時計方向）に回転させれば、外周係合溝 5 Bと節度ボス部 1 4 Aとの係合が再度実現されるとともに、可動ストツバ一部材 1 4の弾性力によって可動ストッパー部材 1 4は図 1に示す元位置に復帰する。図 5及び図 6は、本発明の第 2の実施の形態による二列印字タィプの印字器 2 0の断面図、図 6は、図 5の VI— VI線断面図であって、この印字器 2 0は事実上構造が同一の印字器 2 1を二列に組み合わせたものである。なお、図中印字器 1 と同様の部分については同一の符号を付し、その詳述は省略し、印字器 1と異なる構造のみについて説明する。

印字器 2 0の印字器フレーム 2 3の第 1の押さえフレーム 2 3 Aおよび第 2の押さえフレーム 2 3 Bをほぼ左右対象に形成するとともに、その中央部にガイド板 2 4を設けることにより、印字用ェンドレスバンド 7の移動が円滑になるようにしてある。

また、印字器フレーム 2 3にはスリーブ 2 5がその軸線回りに回転可能に装着してあり、そのスリープ 2 5に各選択ホイール 5が軸支されるとともにスリーブ 2 5内に操作軸 4が挿入されている。上記スリーブ 2 5には軸方向スリツト 2 5 A (図 6 ) が形成してあり、その軸方向スリツト 2 5 Aに操作軸 4に植設されたロータリーピン 1 1が挿入され、そのロータリ一ピン 1 1の先端部が選択された選択ホイール 5の内周係合溝 5 Aに係合するようにしてある。一方、操作軸 4には割り出された選択ホィール 5のみの回転を許容する共まわり防止杆 2 6が装着されている。上記共まわり防止杆 2 6は操作蚰 4と平行に且つ操作軸 4に対して相対的回動のみ可能に操作軸に装着されており、印字器フレーム 2 3に対して軸線方向のみ移動可能に装着され、さらに各選択ホイール 5の外周係合溝 5 Bの一つに係合されている。また、上記共まわり防止杆 2 6には口一タリーピン 1 1と対応する位置に、そのロータリーピン 1 1が係合した選択ホィール 5の回転を許容するための切り欠き 2 6 Aが形成してある。

したがって、操作軸 4によって割り出された特定の列の選択ホィール 5のみが回転可能で、他の選択ホイール 5はその外周係合溝 5 Bに共まわり防止杆 2 6が係合しているので、上記特定列の選択ホイール 5の回転時に、それに隣接する選択ホイール 5が共まわりすることが防止され、選択操作されている印字用エンドレスバンド 7以外の印字用ェンドレスバンドが移動することがない。

図 7は、印字用ェンドレスバンド 7の側面図であつて、印字用ェンドレスバンド 7の内周面に形成する低い駆動用突起部 7 Dを印字器 1 (図 1 ) の場合よりふたつ減らしている。

すなわち、印字用ェンドレスバンド 7の回転方向前方における印字ブランク部 7 Cに隣接する見出し文字 7 Bの内周面には低い駆動用^部 7 Dを形成せずに、平坦部 7 Fとしてある。

この平坦部 7 Fの数は、図示の例では印字用ェンドレスバンド 7の内周面においてこれを一対（2個）としてある力選択ホイール 5による印字用エンドレスバンド 7の回転駆動力、'可能であれば、平坦部 7 Fの 2個が互いに隣接するように印字用エンドレスバンド 7の内周面において二対（4個）としてさらに空まわり力《発生しやすくすることもできる。

こうした構成の二列印字タイプの印字器 2 0においても、図 1等に示したものと同様に作用するので、印字用エンドレスバンド 7を損傷することなく、見出し文字 7 Bのィンキローラー Rによる汚れを確実に防止することができる。

すなわち図 8に示すように例えば右側の印字器 2 1部分において、選択ホイ一ル 5を時計方向に回転させることにより印字用ェンドレスバンド 7の高い駆動用 ^部 7 Eが可動ストツノ、。一部材 1 4の係止片 1 4 Eに係合すると、選択ホイ一ル 5のそれ以上の回転が阻止される（回転阻止状態）。

しかして、図 8の、右側の印字器 2 1部分において、選択ホイール 5を時計方向に回転し回転阻止状態からさらに時計方向に回転させようとしたときに、選択ホイール 5が節度ボス部 1 4 Aに乗り上げて選択ホイール 5の回転方向の外周面と、印字用エンドレスバンド 7の平坦部 7 F (駆動用^部ナン）を含む内周面とは離反して空まわり状態となる。すなわち、図から明らかなように、印字用ェンドレスバンド 7は、選択ホイール 5に対して、たるみ状態を呈して、空回りする。

詳しくは、見出し窓部 8に位置している印字ブランク部 7 Cの図中右隣りの見出し文字 7 Bの内周面には低 L、駆動用突起部 7 Dがなく平坦部 7 Fとしてあるので、選択ホイール 5と印字用エンドレスバンド 7との係合が解除されやすく、印字用ェンドレスバンド 7にたるみ力《発生しやすくなり、空まわり状態に容易に移行することができる。

その他の作用については第 1の¾¾の形態と同様であるので、詳述はこれを省略する。

なお、図 1ないし図 4に示した第 1の実施の形態による印字器においても、上述した第 2の実施の形態によるものと同様に、印字用ェンドレスバンド 7にたるみを発生しゃすくて、選択ホィール 5がその空まわり伏態に容易に移行するように構成することもできる。

なお、第 1の実施の形態による選択ホイール 5の直径が第 2の実施の形態の選択ホイ一ルに比して小さいものにおいては、平坦部 7 Fに相当する位 gの低い駆動用突起部 7 Dの高さを所定範囲とすることにより、印字用ェンドレスバンド 7 にたるみを発生しやすくして、選択ホイール 5がその空まわり状態に容易に移行するようにしてもよい。

更にはこの選択ホイール 5力く、第 2の Hi¾の形態（図 5 ) よりも大きい場合には印字用ェンドレスバンド 7の内周面に形成される平坦部 7 Fは印字ブランク部 7 Cに対して左右に 2文字分とすれば容易に空回り状態を呈する。

図 9及び図 1 0は本発明の第 3の実施の形態を示す図であつて、印字用ェンドレスバンド 7の内側で、かつストッパー受け部材 1 5と印字受け台部 6との間に印字用ェンドレスバンドの張設調節装置 3 0力配設されている。上記張設調整装置 3 0はアジヤスター 3 1 (カム部材）を有しており、そのアジヤスター 3 1は、図 1 1に示すように、断面楕円形本体部 3 1 Aと、カム調整回動軸 3 1 Bと、調整アーム 3 1じと、係合^ 3 1 Dとを一体に形成したものである。

すなわち、断面楕円形本体部 3 1 Aの両端面にカム調整回動軸 3 1 8カ設けられており、このカム調整回動軸 3 1 Bが印字器フレーム 3に軸支され、断面楕円形本体 3 1 Aが回動可能としてある。そして、上記断面楕円形本体 3 1 Aの回動によってその外周部が印字用ェンドレスバンド 7の内周面に接離可能としてある。また、断面楕円形本体部 3 1 Aの一端面にカム調整回動軸 3 1 Bと直交する方向に延びる調整アーム 3 1 C力設けられており、その調整アーム 3 1 Cの先端部に印字器フレーム 3と対向する係合突起 3 1 Dが設けられている。

一方、印字器フレーム 3には、図 1 2に示すように、紙面に直角な面内に、係合突起 3 1 Dが係合可能な複数本の放射方向に延びるカム調整溝 3 2が形成されている。その他の点は図 1及び図 2に示すものと同一である。

そこで、例えば工場における印字器の糸1¾て工程において、断面楕円形本体部 3 1 Aをカム調整回動軸 3 1 Bのまわりに回動し、調整アーム 3 1 Cの係合^ 3 1 Dを印字器フレーム 3の任意のカム調整溝 3 2に係合させることにより、印字用エンドレスバンド 7に対する断面楕円形本体部 3 1 Aの姿勢な、し相対位置を調整可能である。

たとえば図 9に示すように、断面楕円形本体部 3 1 Aが印字用エンドレスバンド 7内において突っ張るように位置させれば、断面楕円形本体部 3 1 Aは印字用ェンドレスバンド 7の内周面と比較的強く当接するために、印字用ェンドレスバンド 7の張力を増すことができる。

あるいは図 1 3或は図 1 4に示すような姿勢に断面楕円形本体部 3 1 Aを回動させると、アジヤスター 3 1は印字用エンドレスバンド 7の内周面に接触することなく、印字用ェンドレスバンド 7の張力を減少させることができる。

かくして、アジヤスター 3 1の回動角度を調節することにより、印字用ェンドレスバンド 7の張力を調整してその適正な回転を保証することができるとともに、図 1 4に示すような空まわり状態における印字用ェンドレスバンド 7のたるみ具合およびこのたるみ具合に関連する選択ホイール 5の空まわり作用を所望の程度内にすることができる。

なお、印字器の使用にともなう印字用ェンドレスバンド 7の伸びあるいはたるみの状況に応じて、アジヤスター 3 1のセット角度位置を調整することにより、印字用ェンドレスバンド 7の張力を再調整することができる。

以上のように本発明によれば、節度ボス部および弾性部を有する可動ストッパ一部材と、この弾性部に当接して可動ス卜ツバ一部材の移動を規制するストツバ —受け部材とを設けて、選択ホイールの乗り上げおよび空まわりを実現可能としたので、印字用ェンドレスバンドのィンキローラ一による汚れを防止するとともに印字用ェンドレスバンド 7への負担を軽減することができる。

さらには、選択ホイールの回転 P t状態からさらに回転させようとした時に選択ホイールの回転方向の外周面と、印字用ェンドレスバンドの内周面とは状態となつて空まわりするので、両面との接触抵抗による負荷がな t、。さらに、印字用ェンドレスバンド内に張設調整装置を設けたものにおいては、アジヤスターを所定範囲内に回動させることにより印字用ェンドレスバンドの張設度合いを簡単に調整することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 選択ホイールと印字受け台部との間に巻装され、外周面に複数個の印字文字及び見出し文字が形成された印字用ェンドレスバンドを有し、この印字用ェンドレスバンドにおける任意の印字文字を選択可能とした印字器において、前記選択ホイールと前記印字受け台部との間に設けられ、一端部に前記選択ホィ一ルに係合する節度ボス部力形成され、他端部に係止片を有する弾性部が設けられた可動ストッパー部材と、

この可動ス卜ツバ一部材の前記弾性部に当接して可動ス卜ツバ一部材の移動を規制するストッパー受け部材と、

を有し、

前記印字用ェンドレスバンドの内周面には、前記可動ストツバ一部材における弾性部の係止片に係合可能な駆動用突起部が設けられ、

上記印字用ェンドレスバンドの移動にともなう上記駆動用突起部と上記係止片との係合により、前記可動ストッパー部材を移動させ、選択ホイールと節度ボス部との係合を離脱可能としたことを特徴とする印字器。

2. 前記可動ストッパー部材をその可動方向に案内するストッパーガイドを設けたことを特徴とする請求項 1 ¾の印字器。

3. 前記弾性部は、二又状の係止パネ部を有することを特徴とする請求項 1 記載の印字器。

4. 前記ス卜ツバ一受け部材は、前記弾性部を受ける傾斜面を有することを特徴とする請求項 1記載の印字器。

5. 前記印字用ェンドレスバンドの内周面には見出し文字と対応する部分に駆動用部が形成され、印字文字に対応する部分は平坦とされていることを特徴とする請求項 1記載の印字器。

6. 前記印字用ェンドレスバンドの外周面には印字プランク部が形成され、この印字ブランク部の回転方向側において隣接する前記見出し文字の内周面は平坦部とされていることを特徴とする請求項 1記載の印字器。

7. 前記印字用エンドレスバンドの内周側に、その印字用エンドレスバンドの内周面に接離可能に回動でき、その回動位置を調整可能なカム部材を設けたことを特徴とする請求項 1記載の印字器。

8. 前記カム部材は、そのカム調整回動軸に直角な調整アームを有することを特徴とする請求項 Ί記載の印字器。

9. 選択ホイール及び印字受け台部が設けられている印字器フレームには、前記カム部材の回動位置を調整可能な調整溝部が形成してあることを特徴とする請求項⁷記載の印字器。

1 0. 前記カム部材は断面楕円形であることを特徴とする請求項 7記載の印子 ¾§。

1 1. 選択ホイールと印字受け台部との間に巻装され、外周面に複数個の印字文字及び見出し文字が形成された印字用ェンドレスバンドを有し、この印字用ェンドレスバンドにおける任意の印字文字を選択可能とした印字器において、前記選択ホイールと前記印字受け台部との間に設けられたス卜ツバ一部材と、前記印字用ェンドレスバンドの内周面に設けられ、ストツバ一部材と係合可能な駆動用^部と

を有し、

前記印字用ェンドレスバンドの移動にともなう前記 ΙΕΙδ用 ^部と前記ストッパー部材との係合により、前記印字用エンドレスバンドにたるみを生じさせ、前記選択ホイ一ルを空まわり可能としたことを特徴とする印字器。

1 2. 前記印字用ェンドレスノくンドの内周側に、その印字用ェンドレスバンドの内周面に接離可能に回動でき、その回動位置を調整可能なカム部材を設けたことを特徴とする請求項 1 1記載の印字器。

1 3. 前記カム部材は、そのカム調整回動軸に直角な調整アームを有することを特徴とする請求項 1 2記載の印字器。

1 4. 選択ホイール及び印字受け台部が設けられている印字器フレームには、前記カム部材の回動位置を調整可能な調整溝部力形成してあることを特徴とする請求項 1 2記載の印字器。

1 5. 前記カム部材は断面楕円形であることを特徴とする請求項 1 2記載の印字器。