明 細 書 フッ素置換し 4ーフ X二レン骨格を有する液晶性化合物、 液晶 組成物および液晶表示素子
〔技術分野〕
本発明は、 電気光学表示材料として好適な諸物性を発現せしめる新規液晶性化 合物、 および上述の新規液晶性化合物を用いた液晶組成物に関する分野に属し、 特に、 広いネマチック相温度範囲と高い透明点を持つ新規液晶性化合物、 および それらを用いた広い駆動温度範囲を持つ新規液晶組成物に関する分野に属する。
〔従来の技術〕
液晶表示素子は、 時計、 電卓、 各種測定機器、 自動車用パネル、 ワープロ、 電 子手帳、 ブリンター、 コンピューター、 テレビ等に用いられている。 液晶表示素 子は、 液晶性化合物が有する光学異方性および誘電率異方性を利用するものであ るが、 その表示方法としては、 動的散乱型 (D S型) 、 ゲスト ·ホスト型 (G H 型) 、 ねじれネマチック型 (TN型) 、 超ねじれネマチック型 (S TN型) 、 薄 膜トランジスタ一型 (T F T型) 、 強誘電性液晶 (F L C) 等が知られている。 また駆動方式にはス夕ティック駆動方式、 時分割駆動方式、 アクティブマトリッ クス駆動方式、 2周波駆動方式等が知られている。
しかし中でも、 表示性能が最も高いという利点から、 T F T方式を活用したァ クティブマトリックス駆動方式および S T N方式力最も注目されている。 上記の両方式に使用される液晶性化合物には種々の特性が要求されているが、 通常 T F T方式には、
1 ) 広い動作温度範囲を実現するためにネマチック相の温度範囲が広いこと、 あ るレ、は液晶組成物に添加した場合ネマチック相温度範囲の縮小をもたらさない こと、 あるいは低温領域において結晶の析出等の相分離を生じにくいこと、
2 ) 高速応答性を実現するために粘性が低いこと、
3 ) 少ない消費電力を実現するために大きな誘電率異方性を有する、 あるいはし きい値電圧が低いことが、
S TN方式には、
1 ) ネマチック相の温度範囲が広いこと、 あるいは液晶組成物に添加した場合ネ マチック相温度範囲の縮小をもたらさないこと、 あるレ、は低温領域におし、て結 晶の析出等の相分離を生じにくいこと
2 ) 拈性が低いこと
3 ) 急峻なしきい値特性を実現するために弾性定数比 (Κ 3 3ΖΚ Η ) が大きいこ とカヾ特に重要である。 このような要求特性を実現するために、 通常、 非常に大きな誘電率異方性値を 有する化合物あるいは非常に弾性定数比 (Κ33ΖΚ η) が大きい化合物を使用し て液晶組成物を調製しているが、 これらの化合物のみから液晶組成物を構成した 場合、 同時に広いネマチック相温度範囲、 低い粘性を実現することは非常に困難 である。
この場合、 非常に粘性の低い化合物、 非常に広いネマチック相温度範囲、 特に 高い透明点、 を持つ液晶性化合物をベース液晶として使用し、 ここに特徴的な誘 電率異方性値あるレ、は弾性定数比を持つ液晶性化合物を適当量混合し、 所期の特 性を得るという操作が行われて 、る。
特に拈性は液晶パネル中に配向した液晶分子の電場に対する応答速度を支配す る極めて重要な要素である (Phys. Lett. , 39A. 69(1972)) 。 応答速度か大きい液 晶組成物は表示品位が高く、 現在最も求められている。 さらに低温における表示 品位の低下をもたらさないという観点から、 応答速度の温度依存性が小さい、 す なわち粘度の温度依存性が小さいことも必要である。 特に低温においても低坫性 を維持することが重要である。 また、 広い温度範囲で動作が可能な液晶組成物を得るために、 できるだけ広い 温度範囲、 すなわち、 できるだけ低い S— N点あるいは融点、 できるだけ高い透 明点、 できるだけ広いネマチック相温度範囲を持つ液晶性化合物が必要である。
さらに、 液晶性化合物は個々の表示素子に要求される特性を発現するため、 数 種ないし二十数種の液晶性化合物の混合物から構成される。 このため、 他の液晶 性化合物との相溶性、 特に最近では、 使用環境が広範囲にわたっていることから、 低温相溶性も良好であることが要求される。
つまり、 広い温度範囲での使用を可能にするために、 液晶組成物は、 特に低温 でネマチック相を有することが必要であり、 結晶の析出またはスメクチック相の 発現がない液晶組成物が要求されている。 そのため、 使用する液晶性化合物の、 他の化合物に対する低温での高い相溶性が極めて重要である。 上記の要求を満たすために種々の 4環化合物が既に開示されている。 すなわち 特公平 3 — 1 6 3 3 1号には下記式 ( a ) に示される化合物が、
特公昭 6 2 - 4 6 5 2 7号には下記式 ( b ) に示される化合物がそれぞれ開示 されている。
しかし、 これらの化合物はいずれも要求される特性、 すなわち十分広いネマチ ック相温度範囲、 を溝たすものではなく、 更に特性の優れた新規なベース用液晶 性化合物が待望されていた。
また、 液晶組成物に用いられる液晶性化合物は水分、 空気、 熱、 光等外的環境 要因に対し安定でなければならな 、。
特に、 個々の画像点をスィッチングするための集積非線形素子を含有するァク ティブマトリックス液晶ディスプレイ用、 すなわち T F T用、 に設計された液晶 組成物は、 大きな正の誘電率異方性値に加え、 極めて高い比抵抗値 (高い電圧保
持率) 、 良好な UV安定性を持たねばならない。
アクティブマトリックス液晶ディスプレイはテレビ用、 あるいはコンピュータ 一用の高度情報ディスプレイさらに自動車および航空機内での高度情報ディスプ レイに適している。 しかしながら、 極めて高い比抵抗値(高い電圧保持率) 、 良 好な U V安定性を有している液晶性化合物あるレ、は液晶組成物を使用しないと、 液晶パネル内の電気抵抗性が低下するにつれコントラス卜が低下し r残像現象」 の問題が生じる。 また液晶組成物の高い電気抵抗性は、 特に低電圧駆動する場合、 利用寿命を左右する極めて重要な要素である。 このために、 極めて高い比抵抗値
(高い電圧保持率) 、 良好な UV安定性は、 使用する液晶性化合物に要求される 極めて重要な特性である。
すなわち、 優れた特性を有する液晶組成物を提供するため、 より広いネマチッ ク相温度範囲、 より低い粘性、 低温での他の液晶性化合物に対する高い相溶性を 持ちかつ、 高い化学的安定性を同時に有する新規液晶性化合物が待望されていた。
〔発明の開示〕
すなわち本発明の目的は、 より広いネマチック相温度範囲、 より低い粘性、 低 温での他の液晶性化合物に対する高い相溶性を持ちかつ、 高い化学的安定性を同 時に有する新規液晶性化合物、 およびこれらを含有し優れた特性を持つ液晶組成 物、 並びに該液晶性組成物を用いた液晶表示素子を提供することである。
本発明者らは前述した問題を解決すべく鋭意検討した結果、 新規な構造を有し 公知の液晶性化合物に比較し改善された特性を有する化合物を見い出すに至った。 すなわち、 アルキル基の鎖中の 1つまたは 2つ以上の隣接しないメチレン基が エーテル状の酸素原子で Sき換えられた基とハロゲン原子で置換されたベンゼン 環を同時に合わせ持つ 4環化合物が特異的に極めて広レ、ネマチック相温度範囲を 示すことを見し、だし本発明を完成するに至つた。 即ち、 本発明は、 一般式 ( 1 ) で表される化合物を提供するものである。
R, 。)
(式中、 H, 、 H2 、 H3 、 H4 、 Hs 、 Ηβ 、 H7 、 H8 は、 それぞれ独立に 水素原子、 ハロゲン原子を示すが少なくとも 1つはハロゲン原子である。 Ri は、 炭素原子数 2〜 20のアルキル基の 1個または隣接しない 2個以上のメチレン基 (一 CH2 —) をエーテル状の酸素原子(一 0—) で置き換えた基を示し、 Y, は、 炭素原子数 1〜20のアルキル基を示すが、 Yi 中のメチレン基は、 酸素原 子、 硫黄原子、 ジヒドロキシシリル基、 ジメチルシリレン基、 一 CH = CH—、 一 C≡C一で置き換わっていてもよい。 X, 、 X2 、 X3 は、 それぞれ独立に共 有結合、 1, 2—エチレン基、 1, 4ーブチレン基を示す。 )
本発明の好ましい化合物は、 式 (1) において、 が炭素数 1〜20のアル キル基である化合物である。
本発明のさらに好ましい化合物は、 式 (1) において、 Η, 、 Η2 、 Η3 、 Η4 、 Η5 、 Η6 、 Η7 、 Ηβ がそれぞれ独立に水素原子、 ハロゲン原子を示す が少なくとも 1っはフッ素原子である化合物である。
本発明のさらに好ましい化合物は、 式 (1) において、 X, 、 Χ2 、 Χ3 がす ベて共有結合である化合物である。
本発明のさらに好ましい化合物は、 式 (1) において、 X, 、 Χ2 、 Χ3のい ずれか 1つが 1, 2—エチレン基である化合物である。 本発明は、 式 ( 1 )で表される化合物を少なくとも 1種類含有することを特徴 とする液晶組成物を提供するものである。
本発明はさらに、 第一成分として、 式 (1)で表される化合物を少なくとも 1 種類含有し、 第二成分として、 一股式 (2)、 (3)および (4)で表される化 合物から選択される化合物を少なくとも 1種類含有することを特徴とする液晶組 成物を提供するものである。
(式中、 R2 は炭素数 1〜1 0のアルキル基を示し、 Y2 は、 フッ素原子、 塩素 原子、 OCF3 、 OCF2 H、 CF3 、 CF2 Hまたは CFH2 を示し、 L, 、 L2 、 L3 および L4 は相互に独立して水素原子またはフッ素原子を示し、 Z, および Z2 は相互に独立して 1, 2—エチレン基、 一 CH = CH—または共有結 合を示し、 aは 1または 2を示す。 ) 本発明はさらに、 第一成分として式 ( 1 ) で表される化合物を少なくとも 1種 類含有し、 第二成分として、 一般式 (5) 、 (6) 、 (7) 、 (8) および (9) で表される化合物から選択される化合物を少なくとも 1種類含有することを特徴 とする液晶組成物を提供するものである。
(式中、 R3 はフッ素原子、 炭素数 1〜1 0のアルキル基または炭素数 2〜1 0 のアルケニル基を示す。 該アルキル基またはアルケニル基中の任意のメチレン基
は酸素原子によつて置換されてレ、てもよし、が、 2つ以上のメチレン基が連続して 酸素原子に置換されることはない。 環 Bは 1, 4ーシクロへキンレン、 1, 4一 フエ二レンまたは 1, 3—ジォキサン一 2, 5—ジィルを示し、 環 Cは 1 , 4一 シクロへキシレン、 1, 4一フエ二レンまたはピリミジン一 2, 5—ジィルを示 し、 環 Dは 1, 4ーシクロへキシレンまたはし 4一フエ二レンを示し、 Z3 は 1, 2—エチレン基、 一 C 00—または共有結合を示し、 Ls および L6 は相互 に独立して水素原子またはフッ素原子を示し、 bおよび cは相互に独立して 0ま たは 1を示す。 )
(式中、 R4 は炭素数 1〜1 0のアルキル基を示し、 L7 は水素原子またはフッ 素原子を示し、 dは 0または 1を示す。 )
(式中、 R5 は炭素数 1〜1 0のアルキル基を示し、 環 Eおよび環 Fは相互に独 立して 1, 4—シクロへキシレンまたは 1 , 4一フエ二レンを示し、 Z4 および Z5 は相互に独立して一 C〇0—または共有結合を示し、 Zs は一 C〇〇一また は— Cョ C—を示し、 L8 および Le は相互に独立して水素原子またはフッ素原 子を示し、 Y3 はフッ素原子、 OCF3 、 OCF2 H、 CF3 、 CF2 Hまたは CFH2 を示し、 e、 f および gは相互に独立して 0または 1を示す。 )
Z
7-R
7 (8)
(式中、 R
6 および R
7 は相互に独立して炭素数 1〜1 0のアルキル基または炭 素数 2〜1 0のアルケニル基を示す。 いずれにおいてもそのうちの任意のメチレ ン基は酸素原子によつて置換されてレ、てもよレ、が、 2つ以上のメチレン基が連続 して酸素原子に置換されることはない。 環 Hは 1 , 4ーシクロへキシレン、 1, 4一フエ二レンまたはピリミジン一 2, 5—ジィルを示し、 環 Iは 1 , 4 -シク 口へキシレンまたは 1, 4一フエ二レンを示し、 Ζ
β は一 C≡C一、 一 COO—、 1, 2—エチレン基、 — CH = CH-C三 C一または共有結合を示し、 Z
7 は、 — CO〇一または共有結合を示す。 )
(式中、 R8 および R9 は相互に独立して炭素数 1〜1 0のアルキル基または炭 素数 2〜1 0のアルケニル基を示す。 いずれにおいてもそのうちの任意のメチレ ン基は酸素原子によつて置換されてレ、てもよレ、が、 2つ以上のメチレン基が連続 して酸素原子に度換されることはない。 環 Jは 1, 4 -シクロへキシレン、 1, 4—フエ二レンまたはピリ ミジン一 2, 5—ジィルを示し、 環 Kはし 4ーシク 口へキシレン、 環上の 1つ以上の水素原子がフッ素原子で置換されていてもよい 1, 4一フエ二レンまたはピリ ミジン一 2, 5—ジィルを示し、 環 Lは 1, 4一 シクロへキシレンまたは 1 , 4—フヱニレンを示し、 Z8 および Ζ,οは相互に独 立して— COO—、 1, 2—エチレン基または共有結合を示し、 Ζ9 は— CH = CH—、 — C≡C一、 一 C 00—または共有結合を示し、 hは、 0または 1を示 す。 ) 本発明はさらに、 第一成分として式 (1) で表される化合物を少なくとも 1種 類含有し、 第二成分として、 一般式 (2)、 (3) および (4) で表される化合 物から選択される化合物を少なくとも 1種類と、 一股式 (5)、 (6) 、 (7) 、 (8) および (9) で表される化合物から選択される化合物を少なくとも 1種類
含有することを特徴とする液晶組成物を提供するものである。
本発明はまた、 上記液晶組成物を用いて構成した液晶表示素子を提供するもの である。
〔発明を実施するための最良の形態〕
本発明の一般式 ( 1) で表される化合物は、 アルキル基の鎖中の 1つまたは 2 つ以上の隣接しないメチレン基がエーテル状の酸素原子で置き換えられた基とハ 口ゲン原子で置換されたべンゼン環を同時に合わせ持つ 4環化合物である力、'、 具 体的には次の ( 1一 1 ) 〜( 1— 8) で表される化合物である。 (ただし、 上式 において R, 、 Y, 、 H, 、 H2 、 H3 、 H4 、 H5 、 H6 、 H7 、 H8 は前記 と同一の意味を示す。 )
すなわち、 一般式 ( 1 ) で表される化合物は、 すべての環が共有結合で連結さ れた 4環化合物 ( 1一 1 ) 、 1つの 1, 2—エチレン結合を含む 4環化合物 ( 1 一 2) 〜 (1—4) 、 1つの 1, 4—ブチレン結合を含む 4環化合物 ( 1一 5) 〜 ( 1— 7) 、 2つの 1, 2—エチレン結合を含む (1一 8) を包含する。
Hi H2 Hs H6
(1-6)
H3 H4 H7 H8
本発明の一般式 ( 1 ) で表される化合物の R , は、 アルキル基の鎖中の 1つま たは 2つ以上の隣接しないメチレン基がエーテル状の酸素原子で置き換えられた 基である。 中でも好ましい R , をより具体的に示すと、 メ トキシメチル基、 エト キシメチル基、 プロボキシメチル基、 ブトキシメチル基、 ペントキシメチル基、 へキシルォキシメチル基、 ヘプチルォキシメチル基、 ォクチルォキシメチル基、 メ トキシェチル基、 エトキンェチル基、 プロボキシェチル基、 ペントキシェチル 基、 へキシルォキシェチル基、 メ トキシプロピル基、 エトキンプロピル基、 プロ ポキシブロピル基、 ペントキシプロピル基、 へキシルォキシプ πピル基、 へプチ ルォキシプロピル基、 メトキシブチル基、 エトキシブチル基、 プロボキシブチル 基、 ブトキシブチル基、 ペントキシブチル基、 メ トキシペンチル基、 エトキシぺ ンチル基、 プロボキシペンチル基、 ペントキシペンチル基、 メ トキシメ トキシ基、 エトキンメ トキシ基、 プロボキシメ トキシ基、 ブトキシメ トキシ基、 ペントキシ メ トキシ基、 へキンルォキシメ トキシ基、 ヘプチルォキシメトキシ基、 ォクチル ォキシメ トキシ基、 メトキシエトキン基、 エトキシエトキン基、 プロボキシエト キシ基、 ブトキシエトキシ基、 ペントキシェトキシ基、 へキシルォキシエトキン 基、 メ トキシブロポキシ基、 エトキシブロボキシ基、 プロボキンプロボキシ基、 ペントキシプロポキシ基、 へキシルォキシプロボキシ基、 ヘプチルォキシブロボ キン基、 メトキシブトキシ基、 エトキンブトキシ基、 プロボキシプトキシ基、 ブ トキシブトキシ基、 ペントキシブトキシ基、 メ トキシペントキシ基、 エトキシぺ ントキシ基、 プロボキシペントキシ基、 ペントキシペントキシ基である。
ベンゼン環上の置換基 H , 、 H2 、 H3 、 H4 、 H5 、 Hs 、 H7 、 H8 はそ れぞれ独立に水素原子、 ハロゲン原子を示すが少なくとも 1つはハロゲン原子で ある。 ハロゲン原子はフッ素原子、 塩素原子、 臭素原子あるいはヨウ素原子を示 すが好ましくはフッ素原子または塩素原子、 より好ましくはフッ素原子である。
H , 、 H2 、 H3 、 H 4 、 H5 、 H6 、 H7 、 H8 のうち 1個以上はハロゲン 原子であるが、 これらのうち 1 〜 4個がノヽロゲン原子であるものが好ましく、 拈 度を考慮した場合特に 1 〜 2個がハロゲン原子であるものがより好ましい。
Y . は炭素数 1 〜 2 0のアルキル基を示し、 Y , 中のメチレン基は酸素原子、 硫黄原子、 ジヒドロキシシリル、 ジメチルシリル、 一 C H = C H—、 一 C三 C一
で置き換わっていてもよいが、 炭素数 1〜2 0のアルキル基、 炭素数 1〜1 9の アルコキシ基、 炭素数 2〜1 9のアルコキシアルキル基、 炭素数 2〜2 1のアル ケニル基が好ましく、 より好ましくは炭素数 1〜1 0のアルキル基、 アルコキシ 基、 炭素数 2〜1 0のアルコキシアルキル基、 アルケニル基、 アルキニル基、 更 に好ましくは炭素数 1〜1 0のアルキル基、 アルコキシ基、 炭素数 2〜1 0のァ ルコキシアルキル基である。
また、 Y , が不飽和基 (アルケニル基、 アルキニル基) である場合は、 1ーァ ルケニル基、 3—アルケニル基、 1一アルキニル基、 3—アルキニル基が好適で ある。 本発明の一股式 ( 1 ) で表される化合物は、 広いネマチック相温度範囲、 低い 粘性、 高い化学的安定性、 他の液晶性化合物に対する高い相溶性を持ち、 液晶組 成物の構成要素として極めて重要である。
本発明の一般式 ( 1 ) で表される化合物は、 従来の液晶性化合物に比較して著 しく広いネマチック相温度範囲を有している。 特に融点 (C— N点) あるいは S 一 N点が従来の類似化合物に比較して極めて低く、 またネマチック相温度範囲も 従来の類似化合物に比較して著しく広い。
本発明の一般式 ( 1 ) で表される化合物は、 何れも低い粘性を示し、 液晶組成 物に多量に使用しても、 液晶組成物全体の粘度を著しく増加することはない。 ま た、 粘度の温度依存性、 特に低温での温度依存性が極めて小さい。
本発明の一般式 ( 1 ) で表される化合物は、 何れも他の液晶性化合物あるいは 液晶組成物に対する溶解度が高く、 一般式 ( 1 ) の化合物を用いた液晶組成物は 低温 (例えば実用面から要求される一 2 0 °C) においてもネマチック相を損なう ことはない。
本発明の一般式 ( 1 ) で表される化合物は、 何れも化学的に非常に安定で、 こ れを使用した液晶組成物の比抵抗値および電圧保持率は非常に高い。 また、 紫外 光、 加熱に対する安定性が極めて高い。
本発明の一般式 ( 1 ) で表される化合物は、 先に示した通り優れた特性を有す るので、 T F T用、 S TN用はもちろん他の用途にも好適に使用できる。 例えば
TN用液晶性化合物、 ゲストホストモード用の液晶性化合物、 ボリマ一分散型液 晶表示素子用の液晶性化合物、 動的散乱モード用の液晶性化合物としても好適で あ 。
本発明に関わる液晶組成物は、 一般式 ( 1 ) で表される化合物の少なくとも 1 種を 0 . 1〜9 9重量%の割合で含有することが、 優良な特性を発現せしめるた めに好ましい。
更に好ましくは、 本発明の液晶組成物は、 一股式 ( 1 ) で表される化合物を少 なくとも 1種含有する第一成分に加え、 液晶組成物の目的に応じて一般式 (2 ) 〜 (9 ) で表される化合物群から任意に選択される化合物を含有する。
本発明に用いられる一般式 (2 ) 〜 (4 ) で表される化合物として、 好ましく は以下の化合物を挙げることができる。
(R 2 は前記と同一の意味を示す。 )
2 S3d/1 df蒙
(寸
)
6 I
SOO/.6dUr/XDd tSSl£IL6 OAV
S2e/idfcvl.3 O0.6 ) 4
CO CO
寸 寸 寸
)ϊ (ο
()卜寸
msmiL6H£ll A
一般式 (2) 〜 (4) で表される化合物は、 誘電率異方性値が正の化合物であ り、 熱的安定性や化学的安定性が非常に優れており、 特に電圧保持率の高い、 あ るいは比抵抗値の大きいといった高信頼性が要求される TFT (AM— LCD) 用の液晶組成物を調製する場合には、 重要な化合物である。
一般式 (2) 〜 ( で表される化合物の使用量は、 T FT用の液晶組成物を 調製する場合、 液晶組成物の全重量に対して 1〜99重量%の範囲で任意に使用 できる力、 1 0〜97重量%が好ましい。 より好ましくは 40〜95重量%であ る。 また、 その際には一般式 (5) 〜 (9) で表される化合物を一部含有しても 良い。 STN表示方式、 または通常の TN表示方式用の液晶組成物を調製する場 合にも一般式 (2) 〜 (4) で表される化合物を使用することができる。 本発明に用いられる一般式 (5) 〜 (7) で表される化合物として、 好ましく は以下の化合物を挙げることができる。
(R3 〜R5 は前記と同一の意味を示す。 )
S00 6dT/X3d
一股式 (5:) 〜 (7) で表される化合物は、 誘電率異方性値が正でその値が大 きく、 特にしきい値電圧を小さくする目的で使用される。 また、 粘度調整、 屈折 率異方性値調整、 透明点を高くする等のネマチックレンジを広げる目的にも使用 される。 さらに、 また急峻性を改良する目的にも使用される。 本発明に用いられる一般式 (8) および (9) で表される化合物として好まし くは以下の化合物を挙げることができる。
(Rs〜Re は前記と同一の意味をを示す。 )
—般式 (8) および (9)で表される化合物は、 誘電率異方性値が負かまたは 小さい正の化合物である。 一般式 (8)で表される化合物は主として粘度低下お よび Zまたは屈折率異方性値調整の目的で使用される。 また、 一般式 (9)で表 される化合物は透明点を高くする等のネマチックレンジを広げる目的および屈折 率異方性値調整の目的で使用される。
—般式 (5)〜 (9)で表される化合物は、 特に STN表示方式および通常の TN表示方式用の液晶組成物を調整する場合には、 重要な化合物である。
—般式 (5)〜 (9)で表される化合物の使用量は、 通常の TN表示方式およ び STN表示方式用の液晶組成物を調製する場合には 1〜99重量%の範囲で任 意に使用できるが、 10〜97重量%が好ましい。 より好ましくは 40〜95重 量%である。 また、 その際には一般式 (2)〜 (4)で表される化合物を一部使 用しても良い。 本発明の液晶組成物は、 それ自体慣用な方法で調製される。 一般には、 種々の 成分を高い温度で互いに溶解させる方法がとられている。 し力、し、 液晶を有機溶 媒に溶かし混合したのち、 減圧下溶媒を留去してもよい。
また、 本発明の液晶組成物は、 適当な添加物によって意図する用途に応じた改 良がなされ、 最適化される。 このような添加物は当業者によく知られており、 文 献等に詳細に記載されている。 通常、 液晶のらせん構造を誘起して必要なねじれ 角を調整し、 逆ねじれを防ぐためキラルドープ剤などを添加する。
また、 本発明の液晶組成物は、 メロシアニン系、 スチリル系、 ァゾ系、 ァゾメ チン系、 アブキシ系、 キノフタロン系、 アントラキノン系およびテ卜ラジン系等 の二色性色素を添加してゲストホスト (GH)モード用の液晶組成物としても使 用できる。 あるいはネマチック液晶をマイクロカプセル化して作成した NCAP (Neraatic Curvilinear Aligned Phases)や液晶中に三次元編み目状高分子を作 成したポリマーネッ 卜ワーク液晶表示素子 (PNLCD) に代表されるポリマー 分散型液晶表示素子 (PDLCD)用の液晶組成物としても使用できる。 その他 複屈折制御 (ECB) モードや動的散乱 (DS) モード用の液晶組成物としても 使用できる。
本発明の一般式 (1 ) で表される化合物は、 通常の有機合成化学的手法を駆使 することで容易に製造できる。 即ち新実験化学講座、 オーガニックシンセシス、 オーガ二ックリアクションズ等の成謇、 雑誌に記載の既知の反応を組み合わせる ことで製造することができる力 例えば次に示した代表例に従えば問題なく製造 できる。 ただし下記式において、 R, 、 Y, 、 X, 、 X2 、 X3 、 X4 、 H, 、 Η2 、 Η3 、 Η4 、 Η5 、 Η6 、 Η7 、 Η8 は前記と同一の意味を、 Ha 1は臭 素原子あるいはヨウ素原子を、 pは 0ないし 1以上の自然数を示す。
すなわち鈴木らの方法 (Synth. Commun..11.513(1980) に従い、 ホウ酸誘導体
( 1 0) とハロゲン化物 ( 1 1) をパラジウム類あるいはニッケル類等の触媒の 存在下クロスカツブリング反応に付し、 クロスカツブリング付加物として化合物
( 1 ) を製造することができる。
R X
(10) (11)
Pd触媒
( 1) また、 ( 1 0) の代わりに常法に従って得られるグリニャール試薬 ( 1 2) 、 畠中らの方法 (Tetrahedron, 50. 8301 (1994))に従って得られる、 硅素化合物 ( 1 3) 、 特願平 7— 1 4 1 1 1 7号の方法に従って得られる硅素化合物( 1 4) (これら ( 1 2) 〜 ( 1 4) の中間体化合物は、 すべて化合物 ( 1 5) から製造 することができる) をそれぞれ使用して同様にクロスカツプリング反応を行うこ
とによっても (1) の化合物を製造することができる <
DBuLi
なお、 上記の化合物 (1 0) 、 (1 2) 、 (1 3) および ( 1 4) は、 特開昭 60— 97925号、 特公昭 59 - 3590 1号等に記載の方法に準じて製造さ れる化合物 (1 5) に上記の文献記載の条件で適切な反応を施し製造することが できる。 すなわち、 ハロゲン化物 (1 5) にアルキルリチウム、 ホウ酸トリアル キルを順次作用させたのち酸で処理するとホウ酸誘導体 ( 1 Q) が得られ、 マグ
ネシゥ厶を作用させるとグリニャール試薬 ( 1 2) が得られ、 アルキルリチウム で処理したのち、 アルキルトリクロ口硅素を作用させると、 化合物 ( 1 3) が得 られ、 アルキルリチウムで処理したのちテトラアルコキシ硅素を作用すると、 化 合物 ( 1 4) が得られる。
Y, がアルケニル基である場合は次の製造方法で Y, を導入することが好適で ある。 すなわち、 特公平 7— 2653号等に記載の方法に従って製造したシクロ へキサノン誘導体 (1 6) から常法で増炭およびウィティッヒ反応を施すことに より一般式 (1) において Y, がアルケニル基であるものが製造できる。
Υ, がアルキニル基である場合は次の製造方法で Υ, を導入することが好適で ある。 すなわち、 前記製造法の中間体として得られるアルデヒド (1 7) を常法 によってアセチレン誘導体 ( 1 8) としたのち、 アルキル化をすることで一股式
( 1 ) において がアルキニル基であるものが製造できる t
(1)において Y,
〔実施例〕
以下、 実施例により本発明の化合物の製造方法および使用例につきさらに詳細 に説明する。 なお、 各実施例中において Cは結晶を、 Nはネマチック相を、 Sは スメクチック相を、 また Iは等方性液体を示し、 相転移温度の単位は全て。 Cであ る。 実施例 1
4一 (4ーメ トキシメチルシクロへキンル) 一 2' —フルオロー 4' - (4 - プロビルシクロへキシル) ビフエニル ( (1)式において R, カ トキシメチル 基、 X, 、 X2 、 Χ3 力く共有結合、 Υ, がプロビル基、 Η, 、 Η2 、 Η3 、 Η4 、
Ηβ 、 H7 、 Ηβ が水素原子、 H5 がフッ素原子である化合物、 化合物 No.卜 21) の製造
4一 (4—メトキシメチルシクロへキシル) 一 1—ョードベンゼン (0.1 35 m 01 ) 、 THF 90m lの混合物に、 — 60^ ^- 65での範囲で 1時間でプチ ルリチウムのへキサン溶液 80m l (0.1 35mo 1相当) を滴下し同温度で 30分撹拌した。 この溶液にホウ酸トリイソプロピル(0.27 Omo 1)の THF 90m l溶液を滴下し徐々に室温まで昇温し一晚撹拌した。 1 0%塩酸 50m l を加え 30分撹拌したのち、 反応液をジェチルエーテルで 2回抽出し無水硫酸マ グネシゥ厶で乾燥した。 溶媒を留去し残留物をヘプタンで洗浄し、 白色固体の 4 一 (4ーメ トキシメチルシクロへキシル) フエニルホウ酸 (0.1 Omo 1 ) を得 た。
4 - (4—メ トキシメチルシクロへキシル) フエニルホウ酸( 10.5mmo】) , 2—フルオロー 4一 (4—プロビルシクロへキシル) 一 1—ョードベンゼン ( 1 6mmo 1 ) 、 炭酸カリウム (21 mmo 1 )、 5 %パラジウム炭素 0.1 g、 ト ルェン 1 4 m 1、 エタノール 1 4m 1、 水 0.7 m 1の混合物を 4時間還流した。 放冷後反応液を水洗し有機相を無水硫酸マグネシゥムで乾燥した。
溶媒を留去し残留物をカラムクロマトグラフィー (溶出液: トルエン) 、 再結 晶 (再結晶溶媒:エタノール Z 酸ェチル =4 : 3) で精製し無色針状の標題化 合物 (8.5mmo l ) を得た。 このものの各種スペク トルデータは次の通りよく その構造を支持した。
1 H-NMR: δ (p pm) : 7.52 - 9.92 (m、 7 H)、 3.35(s、 3H)、 3.25 (d、 2H) , 2.50 (b r s、 2H) , 2.0 1 - 0.83 (m、 25 H) GC-MS : 422 (M+)
また、 本化合物は液晶性を示しその相転移温度は下記の通りであつた。
C— S点: 73.8で、 S— N点: 1 29.2°C、 N - I点: 3 1 1.7て。 実施例 2
4— (4一プロボキシメチルシクロへキシル) 一 2' , 3' , 6' 一トリフル オロー 4' ― (4—ペンチルンクロへキシル) ビフエニル ( (1) 式において、
R, がプロボキンメチル基、 X, 、 X2 、 X3 が共有結合、 Υ, がペンチル基、
Η, 、 Η2 、 Η3 、 Η4 、 Η8 が水素原子、 H5 、 H6 、 H7 がフッ素原子であ る化合物、 化合物 No.1-33)の製造
2, 3, 5—トリフルオロー 1—ブロモベンゼン (0.1 Om 0 1 ) 、 THF
1 0 0m lの混合物に一 7 8 °Cを保ちながらブチルリチウムのヘプタン溶液
(0.1 Omo 1相当) を滴下し 30分間同温度で撹拌した。 — 78'Cを保持しつ つ 4—ペンチルンクロへキサノン (0.1 1 mo 1 ) の THF 50m l溶液を加え 撹拌しつつ徐々に室温まで戻し室温で 2時間撹拌した。 反応物を酢酸ェチルで抽 出し無水硫酸マグネシゥムで乾燥した。
溶媒を留去し残留物にトルエン 1 00m 1、 p -トルエンスルホン酸 5 gを加 え生成する水を脱水しながら加熱還流した。 放冷後水を加え有機相を十分洗浄し たのち無水硫酸マグネシゥムで乾燥した。
溶媒を留去し残留物にエタノール 80m l , ラネーニッケル 3 gを加え水素雰 囲気下 1 2時間撹拌した。 水素の吸収が停止したことを確認し、 反応系から触媒 を濾別除去した。 溶媒を留去し残留物に油状の 1, 2, 5 -トリフルオロー 4一
(4一ペンチルシクロへキンル) ベンゼン (8 9mmo〗) を得た。 このものは シス トランス混合物であるが精製することなく次の反応に使用した。
1, 2, 5—トリフルオロー 4— (4一ペンチルシクロへキシル) ベンゼン
( 8 9 mm 0 1 ) 、 THF 90m lの混合物に一 78 で 1時間でブチルリチウ ムのへキサン溶液 80m l (89mmo 1相当) 滴下し同温度で 30分撹拌した。 この溶液にホウ酸トリイッブ口ピル(1 8 Ommo 1 )の THF 70m l溶液を滴 下し徐々に室温まで昇温したのち一 B免撹拌した。 1 0%塩酸 50m lを加え 30 分撹拌したのち、 反応液をジェチルエーテルで 2回抽出し、 無水硫酸ナトリウム で乾燥した。 溶媒を留去し残留物をヘプタンで洗浄し、 白色固体の 2, 3, 6— ト リフルオロー 4一 (4一ペンチルシクロへキシル) フヱニルホウ酸 ( 5 6 mm 0 1 ) を得た。
2, 3, 6—トリフルオロー 4一 (4—ペンチルシクロへキシル) フヱニルホ ゥ酸 (20 mm o l) 、 4一 (4—メ トキシメチルシクロへキンル) 一 1ーョー ドベンゼン (2 Ommo 1 ) 、 炭酸カリウム (4 Ommo 1 ) 、 5%パラジウム
炭素 0. 2 g、 トルエン 2 0 m 1、 エタノール 2 0 m 1、 7K l. 5 m 1の混合物を 4 時間還流した。 放冷後反応液を水洗し、 有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥し た。
溶媒を留去し残留物をカラムクロマトグラフィー (溶出液: トルエン) 、 再結 晶 (再結晶溶媒:エタノール Z酢酸ェチル - 4 : 3 ) で精製し無色針状の標題化 合物 ( 1 7 mm o 1 ) を得た。 このものの各種スペク トルデータは、 よくその構 造を支持した。 実施例 1、 2に準じて次に示す一般式 ( 1 ) で表される化合物を製造する。 実 施例 1、 2の化合物 (No. 1-21、 No. 1-33)も合わせて記載する。
化合物 No. 化合物の名称
No. 1-1
2-フルォ口- 4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-4' -(4-ェチルシクロへキシル) ビフ ニル
No. 1-2
2-フルォ口- 4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-4' -(4 -プロピルシクロへキシ ル) ビフエニル
No. 1-3
2-フルォロ -4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-4' -(4-プチルシクロへキシル) ビフヱニル
No. 1-4
2-フルォロ -4-(4-メ トキシメチルシク口へキシル) -4' -(4-ぺンチルシクロへキシ ル) ビフエニル
o. 1-5
-フルオロ- 4- (4 -プロボキシメチルシクロへキシル)-4' -(4-ブロビルシクロへキ シル) ビフエ二ル
o. 1-6
-フルォ口- 4-(4-メ トキシプロビルシクロへキシル)-4' -(4-プロビルシクロへキ シル) ビフエ二ル
No. 1-7
2-フルォ口- 4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) - 4' -C4-C3-フルォロプロピル) シクロへキシル) ビフエニル
No. 1-8
3-フルォ口 -4-C4-メ トキシメチルシクロへキンル) -4' -(4-プロピルシクロへキシ ル) ビフエ二ル
No. 1-9
3-フルォ口- 4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル) -4' -(4-ぺンチルンクロへキシ ル) ビフヱニル
No. 1-10
3-フルォ口- 4-(4 -プロボキシメチルシクロへキシル)-4' -(4-プロビルシクロへキ シル)ビフエニル
No. 1-11
3-フルオロ- 4- -メ トキシブロビルシクロへキシル)-4' -(4-プロビルシクロへキ シル) ビフヱニル
No. 1-12
3-フルォ π-4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)-4' -(4- (3-フルォロプロピル) シクロへキシル) ビフエニル
No. 1-13
2, 3-ジフルォロ- 4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) -4' -(4-プロピルシクロへ キンル) ビフエ二ル
No. 1-14
2. 3 -ジフルォ口- 4-(4-プロポキシメチルシクロへキシル) -4' -(4-プロピルシクロ へキシル) ビフヱニル
No. 1-15
2. 3-ジフルォ口- 4-(4-メ トキシプロビルシクロへキシル) -4' - (4-プロビルシクロ へキシル) ビフエニル
o. 1-16
2, 3 -ジフルォ口- 4- (4-メ トキシメチルシク口へキシル)-4' -(4-(3-フルォロプロ
ピル) シクロへキシル) ビフヱニル
No. 1-17
2, 5-ジフルオロ- 4 -(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-4' -(4-プロビルシクロへ キンル) ビフエ二ル
No. 1-18
2, 3-ジフルォ口- 4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル) -4' - (4- (3 -フルォロブ口 ピル)シクロへキシル)ビフェニル
No. 1-19
2, 6-ジフルオロ- 4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル) -4' - (4 -プロビルシクロへ キシル) ビフエニル
No. 1-20
3, 6 -ジフルォロ - 4-(4-メ トキシメチルンクロへキシル) -4' -(4-(3-フルォロプロ ピル) シクロへキシル)ビフエニル
No. 1-21
4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-2' -フルォロ -4' -(4-プロビルシクロへキ シル) ビフエニル
C 73. 8 S 129.2 N 311. 7 I
No. 1-22
4-U-メ トキシメチルシクロへキシル)-3' -フルォロ -4' -(4-ペンチルシクロへキ シル) ビフヱニル
No. 1-23
4- (4-ブロボキシメチルシクロへキシル) -3' -フルォ口- 4' - (4-ペンチルシクロへ キシル) ビフエニル
No. 1-24
4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)-2' , 3' -ジフルォロ- 4' -(4-プロビルシクロ へキンル) ビフエニル
No. 1-25
4- (4-メ トキシプロビルシクロへキシル) -2' , 3' -ジフルォロ- 4' -(4-プロピルシク 口へキシル) ビフエ二ル
No. 1-26
4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-2', 5 ' -ジフルォロ- 4' -(4-プロビルシクロ へキシル) ビフエニル
No. 1-27
4-(4-メ トキシプロビルシクロへキシル)-2' , 5' -ジフルォ口- 4' プロビルシク 口へキシル) ビフエニル
No. 1-28
4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-2' . 6' -ジフルォ口- 4' -(4-プロビルシクロ へキシル) ビフエニル
No. 1-29
4- (4-メ トキシプロビルシクロへキシル)-2' , 6' -ジフルォロ- 4' -(4-プロピルシク 口へキシル) ビフヱニル
No. 1-30
4 -(4 -メ トキシメチルンクロへキシル) - 3' , 6' -ジフルォロ -4' -(4-ブ口ビルシクロ へキシル) ビフヱニル
No. 1-31
4-(4_メ トキシブロビルシクロへキシル)-3' , 6' -ジフルォロ- 4' -(4-プロピルシク 口へキシル) ビフエニル
No. 1-32
4-(4-メ トキシメチルシク口へキシル)-3' , 6' -ジフルォ口- 4' -(4-(3-フルォロプ 口ビル) シクロへキシル)ビフエニル
No. 1-33
4- (4-プロボキシメチルシクロへキシル) -2' . 3' , 6' -トリフルォロ- 4' -(4-ペンチ ルシクロへキシル) ビフエニル
o. 1-34
-フルオロ- 4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル) -2' -フルォロ -4' - (4-プロピル シクロへキシル) ビフエ二ル
o. 1-35
-フルォ口 -4- (4 -メ トキシメチルンクロへキシル) - 2' -フルォロ -4' -(4-ぺンチル
シクロへキシル) ビフエニル
No. 1-36
2-フルォ口- 4-(4-プロボキシメチルシクロへキシル) -2' -フルォ口- 4' プロピ ルシクロへキシル) ビフエニル
No. 1-37
2-フルォ口- 4-(4-メ トキシプロビルシクロへキシル)-2' -フルォロ -4' -(4-プロピ ルンクロへキシル) ビフエニル
No. 1-38
2-フルォロ- 4-(4-メ トキシメチルンクロへキシル) -2' -フルォロ - 4' -(4-(3-フル ォロプロピル)シクロへキシル) ビブヱニル
No. 1-39
2-フルォ口 -4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)-3' -フルォロ -4' -(4-プロピル シクロへキシル) ビフエニル
No. 1-40
2-フルォロ -4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-3' -フルォロ- 4' -(4-ペンチル シクロへキシル) ビフエニル
No. 1-41
2 -フルォ口- 4- (4 -プロボキシメチルシクロへキシル)-3' -フルォロ- 4' -(4-プロピ ルシクロへキシル) ビフエニル
No. 1-42
2-フルォ口- 4- (4-メ トキシプロボキシシクロへキシル)-3' -フルォ Π - 4' -(4-プロ ビルシクロへキシル) ビフエ二ル
No. 1-43
2-フルォロ -4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)-3' -フルオロ- 4' - (4-(3-フル ォロプロピル) シクロへキシル) ビフヱニ
o. 1-44
3-フルォ口- 4-(4-メ トキシメチルシク口へキシル) -3' -フルォロ -4' -(4-プロビル シクロへキンル) ビフエニル
o. 1-45
3-フルォロ- 4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)_3' -フルォロ- 4' -(4-ペンチル シクロへキシル) ビフエ二ル
No. 1-46
3-フルォロ- 4- (4-プロボキシメチルシクロへキシル)-3' -フルォロ- 4' -(4-プロピ ルシクロへキシル) ビフエニル
No. 1-47
3-フルォ口- 4- (4-メ トキシブロビルシクロへキシル)-3' -フルォ口- 4' -(4-プロピ ルシクロへキシル) ビフエ二ル
No. 1-48
3-フルォ口 - 4-(4-メ トキシメチルンクロへキシル)-3' -フルォ口 -4' -(4-(3-フル ォロプロピル) シクロへキシル) ビフエニル
No.2-1
2-フルオロ- 4- (2- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)ェチル) -4' - (4-プロビルシ クロへキシル) ビフエニル
No.2-2
2-フルォロ- 4-(2-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)ェチル)-4' -(4-ペンチルシ クロへキシル) ビフエニル
No.2-3
2-フルォ口- 4-(2-(4-メ トキシプロビルシクロへキシル)ェチル)-4' -(4-プロピル シクロへキンル) ビフエニル
No. 2-4
3-フルォ口- 4- (2- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)ェチル)-4' -(4-プロビルシ クロへキシル) ビフエ二ル
No.2-5
2, 3-ジフルォロ-4-(2-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)ェチル)-4' -(4-プロピ ルシクロへキシル) ビフ Xニル
No.2-6
2, 3-ジフルォ口- 4-(2- (4-メ トキシメチルシク口へキシル)ェチル)-4' -(4-ペンチ
ルシクロへキシル) ビフエニル
No.2-7
2. 5-ジフルォ口- 4-(2- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)ェチル)-4' -(4-プロピ ルシクロへキシル) ビフエ二ル
No.2-8
2, 6-ジフルォロ- 4-(2-(4-メ トキシメチルシクロへキンル)ェチル)-4' -(4-プロピ ルシクロへキシル) ビフエ二ル
No.2-9
3, 5-ジフルォロ- 4- (2- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)ェチル) -4' - (4 -プロピ ルシクロへキシル) ビフエニル
No.2-10
4 -(2-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-2' -フルォロ_4' -(4-プロピル シクロへキシル) ビフエニル
No.2-11
4-(2-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-2' -フルォロ -4' -(4-ペンチル シクロへキシル) ビフエニル
No.2-12
4-(2- (4-メ トキシメチルンクロへキシル) ェチル)-3' -フルォ口- 4' -(4 -プロピル シクロへキンル) ビフヱニル
No.2-13
4-(2- (4-メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)- 3' -フルォ口- 4' -(4-(3-フル ォロプロピル)シクロへキシル) ビフヱニル
No.2-14
4-(2-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-2' , 3' -ジフルォロ -4' -(4-プ 口ビルシクロへキシル) ビフヱニル
No.2-15
4-(2- (4-メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-2' , 5' -ジフルオロ- 4' -(4 -プ 口ビルシクロへキシル) ビフヱニル
No.2-16
4-(2-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-2' . 6' -ジフルォロ- 4' -(4-プ 口ビルシクロへキシル) ビフヱニル
No.2-17
2-フルォロ- 4-(2-(4-メトキシメチルシクロへキシル) ェチル)-2' -フルオロ- 4' - (4-ペンチルシクロへキシル) ビフエニル
No. 2-18
2-フルォロ -4-(2-(4-メ トキシブロビルシクロへキシル)ェチル)_2' -フルオロ- 4' -(4 -プロビルシクロへキシル)ビフヱニル
No.2 - 19
2-フルォロ- 4-(2- (4-メ トキシメチルシクロへキンル) ェチル)-3' -フルォロ -4' - (4-ペンチルシクロへキシル) ビフエニル
No.2-20
2-フルォロ- 4-(2_(4-メ トキシプロビルシクロへキシル) ェチル)-3' -フルォロ -4' -(4-プロビルシクロへキシル)ビフエニル
No.2-21
3-フルォ口- 4-(2- (4 -メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-2' -フルオロ- 4' - (4-ペンチルシクロへキシル)ビフエニル
No.2-22
3-フルォロ- 4- (2- (4 -メ トキシブロビルシクロへキシル) ェチル)-2' -フルォロ- 4· -(4-ブロビルシクロへキシル)ビフエニル
No. 3-1
4- (2-(2-フルォロ- メ トキシメチルシクロへキシル) フエニル) ェチル)-1- (4-(4-プロビルシクロへキンル)ベンゼン
No.3-2
4-(2-(3-フルオロ- 4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) フヱニル) ェチル)- 1- (4-(4-プロビルシクロへキシル) ベンゼン
No. 3-4
4-(2-(4-(4-メ 卜キシメチルシクロへキシル)フヱニル) ェチル)-1-(4-(4-ブロピ
ルシクロへキシル)-3-フルォロベンゼン No.4-1
2-フルオロ- 4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) - 4' -(2-(4-プロピルシクロへ キシル) ェチル) ビフヱニル
No. 4-2
2-フルォロ- 4-(4 -エトキンメチルシクロへキンル) - 4' - (2-(4-プロビルシクロへ キシル) ェチル) ビフヱニル
No. 4-3
2-フルォ口- 4- (4-ブトキシメチルシクロへキシル)-4' -(2-(4-プロビルシクロへ キシル) ェチル) ビフエニル
No. 4-4
3-フルォ口- 4-(4_メ トキシメチルシク口へキシル)-4' -(2-(4-プロピルシクロへ キシル) ェチル) ビフエニル
No. 4-5
2, 3-ジフルォロ-4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-4' -(2-(4 -プロピルシク 口へキシル) ェチル) ビフヱニル
No. 4-6
2, 3-ジフルォロ -4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル) -4' -(2-(4-ぺンチルシク 口へキシル) ェチル) ビフヱニル
No. 4-7
2. 5-ジフルォロ-4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)- 4' - (2-(4-プロピルシク 口へキシル) ェチル) ビフエニル
No.4-8
2, 6-ジフルォ口- 4 -(4-メ トキシメチルシクロへキシル) -4' -(2-(4-プロピルシク 口へキシル) ェチル) ビフヱニル
No.4-9
4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)-2' -フルォロ -4' -(2- (4-プロビルシクロへ キシル) ェチル) ビフヱニル
C 114.2 N 235. 6 I
No.4-10
4- (4-エトキシメチルシクロへキシル) -3' -フルォ口- 4' - (2- (4-プロビルシクロへ キシル) ェチル) ビフヱニル
No. 4-11
4-(4-ブトキシメチルシクロへキシル)- 3' -フルォロ -4' -(2-(4-プロビルシクロへ キシル) ェチル) ビフエニル
No.4 - 12
4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-2' . 3' -ジフルオロ- 4' -(2-(4-プロビルシ クロへキシル) ェチル) ビフエ二ル
No. -13
4- (4-ェトキシメチルシク口へキシル) -2' . 5' -ジフルォ口- 4' -(2- (4-プロビルシ クロへキシル) ェチル) ビフヱニル
No. 4-14
4-(4-ブトキシメチルシクロへキシル)-3' , 6' -ジフルォロ -4' - (2-(4-プロビルシ クロへキシル) ェチル) ビフヱニル
No.5-1
2-フルォロ- 4-(4- (4 -メ トキシメチルシクロへキシル)ブチル)-4' -(4-プロビルシ クロへキンル) ビフエニル
No.5-2
2-フルォ口- 4-(4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)ブチル)-4' -(4-ぺンチルシ クロへキシル) ビフヱニル
No.5-3
2-フルォ口- 4-(4-(4-メ トキシプロビルシクロへキシル)ブチル)-4' -(4-プロピル シクロへキシル) ビフエニル
No.5-4
3-フルォロ -4- (4- (4-メ トキシメチルンクロへキシル)ブチル) -4' - (4-プロビルシ クロへキンル) ビフエニル
No.5-5
2, 3-ジフルォロ -4- (4- (4-メ トキシメチルシクロへキンル)ブチル)-4' -(4-ブロピ ルンクロへキシル) ビフヱニル
No. 5-6
2. 3-ジフルォ口- 4-(4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)ブチル)-4' -(4-ぺンチ ルシクロへキンル) ビフエニル
No. 5-7
2. 5-ジフルオロ- 4-(4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)プチル) -4' - (4-プロピ ルシクロへキシル) ビフエニル
No.5-8
2, 6-ジフルォロ -4-(4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)ブチル)-4' -(4-プロビ ルシクロへキシル) ビフエニル
No.5-9
3. 5-ジフルォ口- 4-(4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)ブチル)-4' -(4-プロピ ルシクロへキシル) ビフエニル
No.5-10
4 -(4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) プチル) -2' -フルォ口- 4' -(4-プロピル シクロへキシル) ビフエニル
No.5-11
4 -(4-(4-メ トキシメチルンクロへキシル) ブチル)-3' -フルォロ- 4' -(4-プロピル シクロへキシル) ビフエニル
No.5-12
4-(4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)プチル) -3' -フルォロ -4' - (4-(3-フルォ ロブ口ピル) シクロへキシル) ビフヱニル
No.5-13
4-(4 -(4-メ トキシメチルシク口へキシル)ブチル)-2' , 3' -ジフルォ口- 4' -(4-プロ ビルシクロへキシル) ビフエ二ル
No.5-14
4-(4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)ブチル) -2', 5' -ジフルォ口- 4' -(4-プロ
ビルシクロへキシル)ビフエニル
No.5-15
4-(4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)ブチル)-2' . 6' -ジフルォロ -4' -(4-プロ ビルシクロへキシル)ビフヱニル
No.5-16
2-フルォ口- 4-(4-(4-メ トキシメチルンクロへキシル) ブチル)-2' -フルォ口- 4' - (4-ペンチルシクロへキシル) ビフエニル
No.5-17
2-フルオロ- 4-(4-(4-メ トキシプロビルシクロへキンル)ブチル)-2' -フルオロ- 4' -(4-プロビルシクロへキシル) ビフエニル
No.5 - 18
2-フルォロ- 4- (4-(4-メ トキシプロビルシクロへキシル)ブチル)-3' -フルオロ- 4' -(4-ペンチルシクロへキシル) ビフヱニル
No.5-19
2-フルォ口- 4-(4-(4-メ トキシプロビルシクロへキンル) ブチル)-3' -フルォロ- 4' -(4-プロビルシクロへキシル) ビフヱニル
No.5-20
3-フルォロ -4-(4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) ブチル) - 2' -フルォロ -4' - (4 -ペンチルシクロへキシル) ビフエニル
No.5-21
3-フルォロ- 4-(4-(4-メ トキシプロビルシクロへキシル) ブチル)-2' -フルォロ -4' プロビルシクロへキシル) ビフエニル
No. 6-1
4- (4-(2-フルオロ- 4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) フヱニル) ブチル)- 1- (4-(4-プロビルシクロへキシル) ベンゼン
No. 6-2
4-(4-(3-フルオロ- 4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) フヱニル) ブチル)-1- (4-(4-プロビルシクロへキシル) ベンゼン
No. 6-3
4-(4-(4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)フエニル) ブチル )-1-(4-(4-ブロピ ルシクロへキシル)-2-フルォロベンゼン
No. 6-4
4-(4-(4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) フエニル)ブチル )- 1-(4- (4-プロピ ルシクロへキシル)-3-フルォロベンゼン
No.7-1
2-フルォ口- 4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-4' - (4-(4-ブロビルシクロへ キシル) プチル) ビフエニル
No.7-2
2-フルォ口- 4-(4-ェトキシメチルシク口へキシル) - 4' - (4-(4-プロピルシクロへ キンル) ブチル) ビフエニル
No.7-3
2-フルォロ -4- (4-ブトキシメチルシクロへキシル)-4' -(4-(4 -プロビルシクロへ キシル) ブチル) ビフヱニル
No.7-4
3-フルォロ- 4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)-4' _(4 -(4-プロビルシクロへ キシル) プチル) ビフヱニル
No.7-5
2, 3-ジフルォロ -4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル) - 4' - (4- (4-プロピルシク 口へキシル) ブチル) ビフヱニル
No.7-6
2. 3-ジフルォロ-4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)- 4' -(4-(4-ペンチルシク 口へキシル) プチル) ビフヱニル
No.7-7
2. 5-ジフルォロ-4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)-4' - (4- -プロピルシク 口へキンル) ブチル) ビフエニル
No. 7-8
2. 6-ジフルォ口- 4- (4-メ トキシメチルシクロへキシル)-4' -(4-(4-プロピルシク 口へキンル) プチル) ビフエニル
No.7-9
4-(4-メ トキシメチルンクロへキシル)-2' -フルオロ- 4' -(4-(4-プロビルシクロへ キシル) プチル) ビフエニル
No.7-10
4- (4 -エトキンメチルシクロへキシル)-3' -フルオロ- 4' -(4- (4 -プロビルシクロへ キシル) ブチル) ビフヱニル
No.7-11
4- (4 -ブトキシメチルシク口へキシル)-3' -フルォ口- 4' - (4- -ブロピルシクロへ キシル) プチル) ビフ Xニル
No.7-12
4-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) -2' , 3' -ジフルオロ- 4' -(4- (4-プロピルシ クロへキンル) ブチル) ビフエニル
No.7-13
4-(4-ェトキシメチルシクロへキシル)-2' , 5' -ジフルォ口- 4' -(4-(4-プロピルシ クロへキンル) ブチル) ビフエニル
No. 7 - 14
4- (4-ブトキシメチルシクロへキシル)-3' , 6' -ジフルォロ- 4' -(4- (4-プロビルシ クロへキシル)ブチル) ビフヱニル
No.8-1
2 -フルオロ- 4_(2-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-4' -(2- (4-プロピ ルシクロへキシル) ェチル) ビフエニル
No.8-2
2-フルオロ- 4-(2-(4-メ トキシプロビルシクロへキシル) ェチル)- 4' - (2-(4-プロ ビルシクロへキシル) ェチル) ビフエニル
No.8-3
3-フルォ口- 4-(2-(4 -メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-4' - (2-(4-ブロピ ルシクロへキンル) ェチル) ビフエニル
No.8-4
3-フルオロ- 4-(2-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-4' -(2-(4-ペンチ ルンクロへキシル) ェチル) ビフエニル
No.8-5
2. 3-ジフルォロ-4-(2-(4-メ 卜キシメチルシクロへキシル) ェチル)-4' - (2-(4-ブ 口ビルシクロへキシル) ェチル)ビフエ二ル
No. 8-6
2, 5-ジフルォロ-4-(2-(4-メ 卜キシメチルシクロへキンル) ェチル)-4' -(2- (4-プ 口ビルシクロへキシル) ェチル)ビフヱニル
No. 8-7
2. 6-ジフルオロ- 4- (2- (4-メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)- 4' -(2-(4-ブ 口ビルシクロへキシル) ェチル) ビフヱニル
No. 8-8
4 -(2_(4-メ トキシメチルシクロへキシル)ェチル) - 2'―フルォ口- 4' -(2- (4-プロピ ルシクロへキシル) ェチル) ビフヱニル
No.8-9
4-(2-(4-メ トキシメチルシクロへキシル)ェチル)-2' -フルォロ- 4' - (2-(4-ブチル シクロへキンル) ェチル) ビフエニル
No. 8-10
4- (2- (4-メ トキシメチルシクロへキンル)ェチル) -2' -フルォロ- 4' -(2- (4-ペンチ ルシクロへキシル) ェチル) ビフエニル
No. 8-11
4-(2-(4-メ トキシメチルシク口へキシル)ェチル)-3' -フルォ口- 4' -(2- (4-プロピ ルシクロへキシル) ェチル) ビフエニル
No. 8-12
4-(2-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-2' . 3' -ジフルォロ- 4' - (2-(4-
プロビルシクロへキシル) ェチル) ビフエニル
No.8-13
4-(2-(4-メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-2',5'-ジフルォロ- 4'- (2- (4- ブロビルシクロへキンル) ェチル) ビフエニル
No.8-14
4-(2-(4 -メ トキシメチルシクロへキシル) ェチル)-2',6'-ジフルォ口- 4' -(2- (4- プロビルシクロへキシル) ェチル) ビフエニル 実施例 4 (使用例 1)
4 - (4—プロビルシクロへキシル) ベンゾニトリル 24%
4 - ( 4一ペンチルシクロへキシル) ベンゾニトリル 36%
4一 ( 4—ヘプチルシクロへキシル) ベンゾニトリル 25%
4一 (4一プロピルフエニル) ベンゾニトリル 1 5%
からなる液晶組成物 B 1を調製した。 B 1の透明点は 71.7°C、 誘電率異方性値 は 1 1.0、 屈折率異方性値は 0.1 37、 20°Cにおける粘度は 26.7mP a s、 セル厚 8.7 mでのしきい値電圧は 1.78 Vであった。
B 1の 85重量%に実施例 1で得た本発明の化合物 4一 (4ーメ トキシメチル シクロへキシル) 一 2' —フルォロ— 4' 一 (4一プロビルシクロへキシル) ビ フ ニル (化合物 No.1-21)を 1 5重量%混合し液晶組成物 A 1を調製した。 この ものの透明点は 92.8 °C (外揷値 2 12.4 °C) 、 誘電率異方性値は 10.0 (外揷 値 4.2) 、 屈折率異方性値は 0.1 4 3 (外揷値 0.1 75) 、 2 (TCにおける粘度 は 33.4 mP a s (外揷値 71.3mP a s ) 、 セル厚 8.7 mでのしきい値電圧 は 1. 92 Vであった。 また、 この組成物を一 20てのフリーザーに 6 0日間放 置したが結晶の析出は認められなかった。 さらに A 1の電圧保持率を測定したと ころ 1 00でにお 、て 99.8 %であつた。 本発明の一般式 (1) の化合物を含有するネマチック液晶組成物として、 さら に以下に示すような組成物実施例 1〜32を示すことができる。 ただし、 組成物 実施例に記載の化合物は次表の規則に従い示した。
上表において、 n、 m、 kは、 1以上の整数である c
の規則に従った基および化合物の構造の記載の例をいくつか示す 基の構造 記号
CH3OCH2 - 101 -
CH2 = CH- V- CH3CH = CHCH2CH2- 1 V2—
化合物の構造 記号
組成物実施例 1
1 0 1 -HBB (2 F) H- 3 7. 0 %
(化合物 No.1-21)
1 0 1一 HBB (2 F) 2H- 3 0 %
(化合物 No.4-9)
7 -HB (F, F) -F 4 0%
3 -H2HB (F, F) 一 F 1 0 0 %
4 -H2HB (F, F) 一 F 1 0 0%
3 -HHB (F, F) - F 1 0, 0 %
4 -HHB (F, F) 一 F 1 0, 0 %
3 -HH2 B (F, F) —F 1 0. 0 %
5 -HH 2 B (F, F) — F 1 0. 0 %
3 -HBB (F, F) 一 F 1 2. 0% 5 -HBB (F, F) -F 6. 0 % 3-HHBB (F, F) 一 F 2. 0 % 2-HH2BB (F, F) 一 F 2. 0% 組成物実施例 2
1〇 1 -HBB (2F) H- 3 5. 0%
(化合物 No.1-21)
1〇 1 -HBB (2F) 2H- 3 5. 0%
(化合物 No.4-9)
101 -HBB (2F, 6 F) H- 3 5. 0%
(化合物 No.1-28)
7-HB (F) - F 8. 0%
2-HHB (F) - F 1 0. 0%
3 -HHB (F) 一 F 1 0. 0%
5 - HHB (F) 一 F 1 0. 096
2- H2HB (F) 一 F 6. 0%
3- H2HB (F) 一 F 3. 0% 5 -H2HB (F) - F 6. 0%
2 -HBB (F) — F 8. 0%
3 - HBB (F) -F 8. 0% 5 -HBB (F) 一 F 1 6. 0% 組成物実施例 3
101一 HBB (2 F) 2H- 3 5. 096
(化合物 No.1-21)
1 O 1一 HBB (2 F, 3 F) H- 3 5. 0%
(化合物 No.1-24)
5 -H2 B (F) — F 7. 0%
2— HHB (F) 一 F 1 3. 0%
3— HHB (F) - F 1 3. 0% 5 -HHB (F) — F 1 3. 0%
2- H2HB (F) - F 4. 0 % 3 -H2HB (F) -F 2. 0 % 5 -H2HB (F) -F 4. 0 %
3- H2HB (F, F) 一 F 6. 5 -H2HB (F, F) - F 5. 0% 3 -HHB (F, F) -F 8. 0% 3-HH2 B (F, F) - F 8. 0 % 5 -HH2 B (F, F) — F 7. 0 % 組成物実施例 4
101 -HBB (2 F, 6 F) H - 3 6. 0%
(化合物 No.1-28)
301 -HB (F) BH- 3 7. 0%
(化合物 No.1-5)
5 -HB-CL 7. 0%
7 - HB (F, F) -F 5. 0%
2 - HBB (F) - F 7. 0%
3 - HBB (F) - F 7. 0% 5 -HBB (F) — F 1 4. 0% 2-HHB-CL 5. 0%
4 -HHB-CL 1 0. 0%
5 -HHB-CL 5. 0% 3 -HBB (F, F) - F 1 0. 0% 3 -HB (F) VB- 2 5. 0% 3一 HB (F) VB- 3 5. 0% 3 -HHEBB-F 2. 0%
3-H2BB (F, F) 一 F 5. 0 % 組成物実施例 5
301 -HB (F) BH- 3 6. 0%
(化合物 No.1-5)
101 -HB (F) B (2F) H- 3 4. Q%
(化合物 No.1-34)
7 - HB (F) - F 4. 0%
2-HHB (F) -F 1 0. 0%
3 -HHB (F) - F 1 0. 0%
5 -HHB (F) - F 1 0. 0%
2-H2HB (F) 一 F 6. 0%
3 -H2HB (F) 一 F 3. 0%
5 -H2HB (F) -F 6. 0%
2 -HBB (F) 一 F 3. 0%
3 -HBB (F) -F 3. OH 5 -HBB (F) 一 F 6. 0%
2 - HBB-F 4 0 %
3 - HHB-F 4 0 % 3 -HB-02 6 0 % 3 -HHB- 1 5 0 % 1〇 1 -HBBH- 3 2. 0% 3 -HHEB (F, F) 一 F 5. 0% 3 -HBEB (F, F) 一 F 3. 0 % 組成物実施例 6
101 -HBB (2 F) H- 3 5. 0 %
(化合物 No.1-21)
101一 HBB (2 F) 2H- 3 5. 0%
(化合物 No.4-9)
V2-HB-C 1 0. 0 % 1 V2-HB-C 1 0. 0% 3-HB-C 1 5. 0 % 5 -HB-C 5. 0 % 101 -HB-C 3. 0%
2- HHB-C 4. 0%
3 - HHB - C 4. 0%
4 - HHB-C 3. 0% 3一 HH - 4 1 0. 0%
101一 HH - 5 8. 0 %
2 - BTB - 01 1 0. 0 %
3- HHB- 1 2. 0%
3 - HB (F) TB- 2 3. 0% 3— HB (F) TB— 3 3. 0% 組成物実施例 7
101一 HB (2 F, 3 F) B 4H- 5 5. 0 %
(化合物 No.7-6)
3 -HB (F) -C 1 0 0 % 5 -HB (F) — C 5, 0 %
2- BEB-C 0 %
2 - HHB (F) - C 7. 0%
3- HHB (F) - C 7. 0 %
2- BTB- 1 8. 0 %
3- HH-4 1 0. 0 %
3 -HHB- 1 0 %
5 -PyB (F) - F 1 0. 0%
3 -PyBB-F 5. 0 %
5
4 -PyBB-F 5. 0% 7-HEB-F 4. 0% 3-HHEB-F 4. 0% 3-HBEB-F 4. 0% 3一 HEBEB— F 2. 0% 組成物実施例 8
101 -HBB (2 F) H- 3 5. 096
(化合物 No.1-21)
101 -HBB (2F) 2H-3 4. 0%
(化合物 No.4-9)
101 -HBB (2 F, 3 F) H- 3 3. 0 %
(化合物 No.1-24)
101一 HBB (2F. 6 F) H- 3 3. 096
(化合物 No.1-28)
3 -DB-C 5. 0 %
3 -HB-C 1 0. 0% 2-BB-C 5. 0%
4 -Py B-06 5. 0% 3 -Py B- 4 5. 0% 3 -HHB- 1 1 0. 0% 3 - HHB - 01 6. 0% 6 -PyBB- 2 4. 0% 3 -Py BH- 2 5. 096
5 -Py B-F 3. 0% 3 -HHB-F 2. 0%
3 -HEB-04 5. 0%
4一 HEB - 02 6. 0%
5一 HEB—〇 1 6. 0%
4 -HEB-2 4. 0% 10— BEB— 2 4. 0 % 組成物実施例 9
101 -HBB (2 F) 2H- 3 6. 0%
(化合物 No.4-9)
1 V2-BEB (F, F) — C 1 0. 0 % 301一 BEB (F) - C 1 2. 0%
2- HB-C 1 2 0%
3- HB-C 1 0, 0%
2- HHB-C 4. 0%
3 - HHB-C 5. 0 % - HHB-C 4. 0%
5 - HHB-C 4. 0 % 3 - HB - 02 0% 3-HHB- 1 0 % 3-HHB-O 1 4 0 %
3 -H2 BTB- 2 4 0 % 3-H2 BTB- 3 4 0 % 3-H2BTB- 4 4, 0% 3-HEBEB- 1 3, 0 % 組成物実施例 1 0
101 -HBB (2F, 3 F) H- 3 4. 0%
(化合物 No.1-24)
101 - HBB (2F, 6 F) H- 3 6. 0 %
(化合物 No.1-28)
V2 -HB-C 1 2. 0% 1 V2 -HB-C 1 0. 0%
1 V2-BEB (F, F) 一 C 1 0 0 %
2 - BTB- 1 8, 0%
4一 BTB - 02 8. 0 %
5 - BTB - 01 6. 0%
3- HH-4 3. 0 %
3一 HH - EMe 3. 0% 3 -H2 BTB- 2 4. 0 % 3 -H2 BTB- 3 4 0 % 3 -H2 BTB- 4 4 0% 3 -HB (F) TB- 2 4 0 % 3 -HB (F) TB- 3 A, 0% 3 -HB (F) TB - 4 6. 0 % 3-HBEBB-C 2. 0% 3一 HHEBB— C 2. 0 % 組成物実施例 1 1
3 O 1 -HB (F) BH- 3 5. 096
(化合物 No.1-5)
101 -HB (2 F, 3F) B4H- 5 5. 0%
(化合物 No.7-6)
5 -HB-F 6. 0 %
3 - HH - 01 5. 0%
3 - HH - 03 5. 0%
5 - HH - 01 5. 0%
3-HHB-OCHF 2 3. 0%
5 -HHB-OCHF 2 3. 0%
3 - HHB (F, F) -0CHF2 8. OH
5 -HHB (F, F) -OCHF 2 8. 0%
2-HHB-OCF 3 6. 0%
3- HHB-OCF 3 0%
4 - HHB-OCF 3 6 0%
5 - HHB-OCF 3 6, 0 %
3 -HH2 B (F) 一 F 0% 5 -HH2 B (F) 一 F 9 0 % 3— HHEB (F) 一 F 6 0 % 組成物実施例 1 2
101 -HBB (2F) H- 3 6. 0%
(化合物 No.1-21)
101 -HBB (2 F. 3 F) H- 3 4. 0%
(化合物 No.1-24)
5 -HB-F 4. 0%
7 -HB-F 7. 0 %
3-HHB-OCF 3 1 0. 0%
5 -HHB-OCF 3 8. 0%
3 -H2HB-OCF 3 5 096
5 -H2HB-OCF 3 5 0 %
2- HHB (F) 一 F 4. 0% 3 - HHB (F) — F 4. 0 % 5 -HHB (F) -F 4. 0 % 5-H2BB (F) 一 F 6. 0 %
3- H2HB (F, F) - F 5. 0 % 5 -H2HB (F, F) 一 F 5. 0% 3 -HHB (F, F) 一 F 8. 0% 3 -HH2 B (F, F) — F 8. 0%
4 - HH2B (F, F) 一 F 7. 0%
組成物実施例 1 3
301 -HB (F) BH- 3 5. 0%
(化合物 No.1-5)
101 -HB (F) B (2F) H- 3 5. 0%
(化合物 No.1-34)
V-HB-C 1 0 0 %
1 V-HB-C 5. 0%
3 -BB-C 5, 0% 5 -BB-C 5. OH
2 - HB (F) — C 5. 0%
4一 BB— 3 3. 0% 3-H2 B-02 5 0 % 5 -H2 B-02 6 0 %
3 - BEB - C 5, 0 %
5 -HEB-01 8, 0% 5 - HEB - 03 8. 0 % 5-BBB-C 3. 0%
4 -BPy B-C 4. 0%
4一 BPy B - 5 4. 0% 5-HB 2 B- 4 3. 0%
5 -HBB 2 B- 3 3. 0% 1 V-HH- 101 5. 0% 1 V2 -HBB- 3 3. 0% 組成物実施例 1 4
101 -HBB (2F) 2H- 3 6. OH
(化合物 No.4-9)
101 -HBB (2 F, 6 F) H- 3 4. 0%
(化合物 No.1-28)
V2-HB-C 9. 0% 1 V2-HB-C 9. 0% 3-HB-C 1 4. 0% 101 -HB-C 8. 0 % 201 -HB-C A 0 %
2- HHB-C 5 0%
3 - HHB-C 5 0% V2 -HH- 3 1 0 0 %
101 -HH- 5 5 0% 2-BTB-O 1 7. 0% V - HHB - 1 5. 0% V-HBB- 2 5. 0 % 1 V2-HBB- 2 4. 0 % 組成物実施例 1 5
101 -HBB (2F) H3 7. 0%
(化合物 No.1-21)
1 V2-BEB (F, F) 一 C 5. 0%
3-HB-C 28. 0%
1 -BTB- 3 5. 0%
2— BTB - 1 1 0. 0%
3 -HH- 4 8. 0 % 3 -HHB- 1 1 1. 0% 3 -HHB- 3 9. 0% 3 -H2 BTB- 2 4. 0% 3 -H2 BTB- 3 4. 0% 3 - H2BTB - 4 4. 0% 3 -HB (F) TB-2 5. 0% この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
77 = 1 8. 2 (mPa - s)
Δη = 0. 1 63
Δ ε = 7. 7
上記組成物 1 00部に対し CM— 33を 0.8部混合した組成物のピッチ (P) は 1 1.1 mであった。
CM- 33
Ce H,30-(OV C00-<O>- COO-CH-C6 H,3
CH:
組成物実施例 1 6
101 -HBB (2 F) H- 3 8. 0%
(化合物 No.1-21)
201 -BEB (F) -C 5. 0%
301 -BEB (F) -C 1 5. 0%
401 -BEB (F) -C 1 3. 0%
501—BEB (F) - C 1 3. 0%
2 -HHB (F) - C 1 5 0 %
3— HHB (F) 一 C 1 5 0 %
3-HB (F) TB- 2 4 0 %
3-HB (F) TB - 3 4. 0 %
3-HB (F) TB - 4 4. 0%
3— HHB - 01 4. 0 %
この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
TN1= 98. 3 (°C)
i
s ·
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
in CSJ < CM CO CO CO CO CO O O LO in
LO O
CO
PC
3 卜 CO
CM 〇 〇
O O CJ
g 7
CQ CQ OQ OQ CQ CQ
LO CO O O O O C Co CM cq csi CO oo
Higg S 3—
3 -H2 BTB-4 5. 096 :の液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
TN.= 95. 7 (°C)
7? = 35. 6 (mP a - s)
厶 n = 0. 204
Δ £ = 6. 8
101 -HBB (2F) 2H- 3 6. 0% (化合物 No.4-9)
3 -DB-C 1 0. 0%
4 -DB-C 1 0. 0%
2 -BEB-C 1 2. 0%
3 -BEB-C 4. 0% 3 -Py B (F) 一 F 6. 0 %
3 -HEB-04 8. 0%
4 -HEB-02 6. 0%
5 -HEB-01 6. 0%
3 -HEB-02 5. 0 % 5 -HEB-02 4. 0 % 5 -HEB- 5 5. 0%
4 -HEB- 5 5. 0 % 1 O-BEB- 2 4. 0% 3 -HHB- 1 3. 0% 3 -HHEBB-C 2. 0% 3 -HBE B B-C 2. 0 %
5 -HBEBB-C 2. 0% この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
?7-38, 2 (mP a - s )
Δη= 0. 1 2 1
厶 £ = 1 1. 0
101一 HBB (2F) H- 3 1 0. 0%
(化合物 No.1-21)
101 -HBB (2F) 2H- 3 6. 0%
(化合物 No.4-9)
101 -HBB (2 F, 3 F) H- 3 4. 0%
(化合物 No.1-24)
3 -HB-C 1 8. 0%
7 -HB-C 3. 0%
101 -HB-C 1 0. 0%
3-HB (F) -C 1 0. 0%
3 - HB - 02 8. 0%
2 -Py B- 2 2. 0 %
3 -Py B- 2 2. 0%
4 -Py B- 2 2. 0% 1〇 1— HH - 3 7. 0%
2 - BTB 01 7. 0 %
3 -H2 BTB- 2 3. 0 % 3 -H2 BTB- 3 3. 0% 3 -Py BH- 3 2. 0% 3 - PyBB— 2 3. 0 % この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
6
77 = 23. 6 (mP a · s)
Δη= 0. 1 42
Δε = 7. 8
1〇 1一 HBB (2 F) H- 3 5. 0%
(化合物 No.1-21)
101 -HBB (2 F) 2H- 3 5. OH
(化合物 No.4-9)
201 - BEB (F) 一 C 5. 0%
301 -BEB (F) -C 1 2. 0%
501 -BEB (F) -C 4. 096
1 V2 - BEB (F, F) - C 1 0. 0%
3-HH-EMe 1 0. 0%
3 -HB-02 1 8. 0%
7-HEB-F 2 0 %
3-HHEB-F 2 0 %
5-HHEB-F 2 0 %
3 - HBEB - F 4, 0 %
201 -HBEB (F) - C 2. 0 %
3 -HB (F) EB (F) - C 2. 0%
3 - HBEB (F, F) - C 2 0%
3 - HHB - F 4 096
3 - HHB - 01 4, 0%
3 - HHB - 3 3. 0%
3 -HEBEB-F 2. 0 %
3-HEBEB- 1 2, H この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
77 = 38. 5 (mP a - s )
Δη = 0. 1 21
Δε = 23. 6
101 - HBB (2F) H- 3 7. 0%
(化合物 No.1-21)
201 -BEB (F) -C 5. 0%
301 -BEB (F) 一 C 1 2. 0%
501 -BEB (F) -C 4. 0%
1 V2-BEB (F, F) - C 1 6. 0%
3 -HB-02 1 1. 0 %
3 - HH - 4 3. 0%
3 -HHB-F 3. 0%
3 -HHB-01 4. 0%
3-HBEB-F 4. 0%
3 -HHEB-F 7. 0%
5 -HHEB-F 7. 0 %
3 -H2 BTB- 2 4. 0%
3 -H2 BTB- 3 4. 0%
3 -H2 BTB- 4 4. 0 %
3 -HB (F) TB- 2 5. 0% この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
7? = 42. 3 (mP a - s)
Δη= 0. 1 46
101 -HBB (2 F) 2H- 3 0% (化合物 No.4-9)
2- BEB-C 1 2. 0%
3 - BEB-C 4. 0%
4 - BEB-C 6 0% 3-HB-C 28 0%
3 - HEB-04 1 2 0%
4 - HEB-02 8 0%
5 - HEB-01 8. 0% 3 -HEB-02 6. 0% 5-HEB-02 5. 0% 3 -HHB-O 1 4. ύ この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた <
TNI=66. 6 CO
77 = 28. 3 (mP a · s )
Δη = 0. 1 1 6
Δ £ = 1 0. 1
VTH= 1. 37 (V) 組成物実施例 23
101 -ΗΒΒ (2 F) Η - 3 8. 0%
(化合物 No.1-21)
101 -HBB (2 F) 2H- 3 3. 0%
(化合物 No.4-9)
101 -HBB (2 F, 3 F) H- 3 3. 0%
(化合物 No.1-24)
0
2 -HB-C 5. 0%
3 -HB-C 1 2. 0% 3 - HB - 02 1 9. 0 %
2 -BTB- 1 3. 0%
3 -HHB- 1 4. 0% 3 -HHB-F 4. 0% 3-HHB-O 1 5. 0% 3-HHEB-F 4. 0% 5 -HHEB-F 4. 0%
2 -HHB (F) 一 F 7. 0%
3 -HHB (F) 一 F 7. 0% 5 - HHB (F) 一 F 7. 0% 3 - HHB (F, F) - F 5. 0% この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
77 = 23. 5 (mP a - s)
Δη = 0. 1 04
Δε = 4. 7
101 -HBB (2 F) H 5. 0%
(化合物 No.1-21)
3 - BEB (F) 一 C 8 0% 3-HB-C 8 0% V-HB-C 8. 0% 1 V-HB-C 8. 0 % 3-HB-02 5. 0 % 3 -HH- 2 V 1 . 0 %
3 -HH- 2 V 1 7. 0 %
V2-HHB- 1 8. 0%
3 -HHB- 1 5. 0 %
3-HHEB-F 7. 0%
3 - H2BTB - 2 6. 0 %
3 - H2BTB - 3 6. 0%
3 -H2 BTB- 4 5. 0 %
-の液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
7? = 1 7. 5 (mP a - s)
Δη = 0. 1 35
Δ ε = 8. 4
VTH=2. 22 (V) 組成物実施例 25
101 -HBB (2 F) H - 3 5. 0% (化合物 No.1-21)
2 -HHB (F) - F 1 7. 0%
3 - HHB (F) — F 1 7. 0% 5 -HHB (F) - F 1 6. 0%
2- H2HB (F) 一 F 1 0 0%
3- H2HB (F) — F 5 0% 5 -H2HB (F) - F 5, 0%
2- HBB (F) 一 F 6, 0 %
3- HBB (F) - F 6. 0 % 5 -HBB (F) - F 1 3. 0% この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
TNI= 1 08. 3 CO
77 = 27. 3 (mP a · s)
2
Δη = 0. 098
Αε = 4. 9
上記組成物 1 00部に対し CNを 0,3部混合した組成物のピッチ (P) は 76 mであった。
CN
し rf—し 3 H 6 — GH—し し h 3
組成物実施例 26
101 -HBB (2F) H- 3 5. 0%
(化合物 No.1-21)
7-HB (F, F) 一 F 5. 0%
3 -HB-02 7. 0%
2- HHB (F) -F 1 0. 0%
3- HHB (F) -F 1 0. 0%
5-HHB (F) 一 F 1 0. 0%
2 -HBB (F) -F 9. 0%
3 -HBB (F) — F 9. 0%
5 -HBB (F) -F 1 6. 0%
2 -HBB-F 4. 0%
3 -HBB (F, F) -F 5. 0%
5-HBB (F, F) -F 1 0. 0%
この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
?7 = 25. 7 (mP a · s )
Δη = 0. 1 1
Δ ε = 5. 7
VTH=2. 00 (V) 組成物実施例 27
1 Ο 1一 HBB (2F) 2H- 3 4. 0%
(化合物 No.4-9)
3-HB-CL 0. 0 % 5-HB-CL A. 0% 7-HB-CL 4. 0% 101一 HH - 5 5. 0 %
2- HBB (F) -F 8. 0%
3- HBB (F) — F 8. 0 % 5— HBB (F) 一 F 09ύ - HHB-CL 0 %
5 - HHB-CL 0 % 3-H2HB (F) 一 CL 0% 3-HBB (F, F) - F 0 %
5 -H2 BB (F, F) -F 0 % 3 -HB (F) VB- 2 0 % この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた <
77 = 21. 9 (mP a - s)
Δη = 0. 1 26
Δε = 4. 9
VTH= 2. 3 3 (V)
組成物実施例 28
101 -HBB (2F) H- 3 6. 0 %
(化合物 No.1-21)
3-HHB (F, F) - F 9. 0 %
3 -H2HB (F, F) 一 F 8. 0 %
4 -H2HB (F, F) 一 F 8. 0 % 5-H2HB (F, F) - F 6. 0% 3 - HBB (F, F) -F 1. 0%
5 - HBB (F, F) — F 0. 0% 3-H2BB (F, F) -F 0. 0 % 5 -HHBB (F, F) 一 F 3. 096 5 -HHEBB-F 2. 0 % 3-HH2BB (F, F) — F 3. 0% 101 -HBBH- 2. 0%
101 -HBBH- 5 2. 0% この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた (
?7 = 35. 9 (mPa · s)
厶 n = 0. 1 1 7
厶£=8. 8
VTH= 1. 80 (V) 組成物実施例 29
101 -HBB (2F) H- 3 3. 0 %
(化合物 No.1-21)
101 -HBB (2F) 2H - 3 3. 0%
(化合物 No.4-9)
5 - HB-F 1 2. 0%
6 - HB-F 9. 0%
7 -HB-F 0 %
2 - HHB-OCF 3 0%
3 - HHB-OCF 3 0 % - HHB-OCF 3 7 0%
5 - HHB-OCF 3 5. 0%
3 -HH2 B-OCF 3 4. 0 %
3 -HHB (F, F) -OCF 3 5. 0 %
3 -HBB (F) - F 0. 0%
5 -HBB (F) -F 0. 0%
3 -HH2 B (F) 一 F 3. 0%
3— HB (F) BH- 3 2. 0 %
5 -HBBH- 3 2. 096
3 -HHB (F, F) 一 OCF 2H 4. 0% :の液晶組成物の諸物性は次の通りであつた <
77= 1 6. 1 (mPa - s)
厶 n = 0. 0 9 4
Δ ε = 4. 3
VTH= 2. 4 3 (V) 組成物実施例 3 0
101 -HBB (2 F) H- 3 8. 0%
(化合物 No.1-21)
101 -HBB (2F) 2H- 3 2. 0 %
(化合物 No.4-9)
2 - HHB (F) 一 F 2. 0%
3 - HHB (F) 一 F 2. 0% 5 -HHB (F) 一 F 2. 0 % 2— HBB (F) 一 F 6. 0 %
3 - HBB (F) -F 6. 0%
5一 HBB (F) -F 1 0. 0%
2- H2 BB (F) 一 F 8. 0%
3— H2BB (F) 一 F 7. 0% 3— HBB (F, F) -F 25. 0%
5 -HBB (F, F) -F 1 9 0% 101 -HBBH-4 3 0 % :の液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
1 00. 3 (。C)
77 = 37. 0 (mPa - s)
Δη = 0. 1 35
Δ ε = 7. 1
101一 HBB (2 F) H - 3 3. 0%
(化合物 No.1-21)
101 -HBB (2 F) 2H- 3 3. 0 %
(化合物 No.4-9)
3 -H2HB (F, F) - F 7. 0 % 5 -H2HB (F, F) 一 F 8. 0%
3 - HHB (F, F) - F 1 0. 0 %
4一 HHB (F, F) — F 5. 0 % 3 -HH2B (F, F) 一 F 6. 0 % 5 -HH2B (F, F) - F 6. 0%
3 - HBB (F, F) - F 1 5. 0%
5 -HBB (F, F) 一 F 1 5. 0 % 3-HBEB (F, F) - F 2. 0%
4 -HBEB (F, F) 一 F 2. 0 %
5 -HBEB (F, F) -F 2. 0 %
3— HHEB (F, F) 一 F 1 0. 0 %
4 -HHEB (F, F) - F 3 0 %
5— HHEB (F, F) 一 F 3. 0 % この液晶組成物の諸物性は次の通りであつた (
7? = 34. 0 (mPa ' s)
Δη = 0. 098
Δε = 1 0. 7
1〇 1 -HBB (2 F) H— 3 2. 0%
(化合物 No.1-21)
101 -HBB (2F) 2H-3 3. 0%
(化合物 No.4-9)
101 -HBB (2 F, 3 F) H- 3 5. 0 %
(化合物 No.1-24)
3 -HH- 4 5. 0 %
3 -HH-01 6. 0 %
3 - HH - 03 6. 0 %
3 -HB-01 5. 0%
3 -HB-02 1 0. 0%
3 -HB (2F, 3F) -02 1 0. 0%
5 - HB (2F, 3F) -02 1 0. 0%
3 -HHB (2F, 3F) - 02 1 2. 0%
5 -HHB (2F, 3 F) — 02 1 3. 0%
3 -HHB (2 F, 3 F) - 2 4. OH
2— HHB (2F, 3 F) - 1 4. 0%
3-HHEH- 3 5 0%
.の液晶組成物の諸物性は次の通りであつた。
Δη= 0. 089
Δ ε = - 3. 5
〔産業上の利用可能性〕
本発明の一般式 (1) の化合物は、 従来の液晶性化合物に比べ、 より広いネマ チック相温度範囲、 より低い粘性、 低温での他の液晶性化合物に対する高い相溶 性を持ち、 かつ、 高い化学的安定性を有する。
例えば次の表に示すように、 本発明の一般式 ( 1) 式の化合物は、 従来使用さ れている液晶性化合物に比べ極めて広レ、ネマチック相温度範囲を有する。
化合物の化学 tn w.& (て)/ ネマチック wiuffiiiiiai (て)
ΟΗ'ΟΟΗ'Λ_λΛ_ ¾ -θ3Η7 C73.S S 129.2 N 311.7 I 182.
(化合物 No.1-21)
C 6.1 S 191.3 N 320.01 / 128.7
C54.0S 251.0 N 311.01 / 60.0
(化合物 NO.4-9)
特公平 3 - 1 6 3 3 1号、 特公昭 6 2— 4 6 5 2 7号の化合物は何れも現在最 も広く使用されている液晶性化合物である。 これらは何れもネマチック相を有し ているが何れも S—N点が、 特公平 3 - 1 6 3 3 1号の化合物で 1 9 1. 3 °C、 特 公昭 6 2— 4 6 5 2 7号の化合物で 2 5 1. 0 °C、 と高く、 液晶組成物の構成成分 として多量に使用するとスメクチック相が発現してしまうという欠点があつた。 また、 いずれの化合物もネマチック相の温度範囲が 1 2 8. 7 'Cおよび 6 0 °Cと十 分広いものではなかった。
これに対し本発明の一股式 ( 1 ) の化合物は十分好適な特性を有している。 - 例として化合物番号 1の化合物を並記したが、 本化合物の S - N点は 1 2 9. 2 eC と低くまたネマチック相温度範囲も 1 8 2. 5 'Cと極めて広いものであった。 さらに、 結合基として共有結合以外の結合基を有するものにおいてはスメクチ ック相が一切発現しなかった。 結合基として 1 , 2—エチレン基を持つ化合物番 号 4一 9の化合物を例示したがネマチック相の低温側に一切スメクチック相を示 さずまた 1 2 1. 4 °Cという極めて広い温度範囲で所望のネマチック相を示した。 さらに組成物例に示した通り本発明の化合物を使用することで優れた特性、 す なわち従来の液晶組成物に比べ、 より広い動作温度範囲を持つ液晶組成物を調製 することが可能になった。