WO1996038999A1

WO1996038999A1 - Procede et systeme de communication mobile a acces multiple par code de repartition (cdma) et equipement de station mobile

Info

Publication number: WO1996038999A1
Application number: PCT/JP1996/001460
Authority: WO
Inventors: Fumiyuki Adachi
Original assignee: Ntt Mobile Communications Network Inc.
Priority date: 1995-05-31
Filing date: 1996-05-30
Publication date: 1996-12-05
Also published as: DE69629266T2; KR100220139B1; KR970705321A; EP1229752A1; CN1105475C; CN1337796A; EP1229752B1; CA2195981A1; EP0773695A4; EP0773695A1; EP0773695B1; US5953324A; CN1155965A; CA2195981C; CN1170386C; DE69629266D1

Description

明細書発明の名称

C D M A移動通信方法、システムおよび移動局装置技術分野本発明は、セルラ移動通信における受信レベル監視およびハンドオフに関するものである。

背景技術セルラ移動通信では、広いサービスエリアに多数の基地局を配置している。そして、移動局が最も通信品質のよい基地局と通信を行うことができるように、移動局の移動につれて接続する基地局を次々と切り替えて、通信を継続する。この場合、次に接続する基地局を探索するために、移動局において、通信中基地局の周辺基地局の電波を受信し受信レベルを測定している。その測定結果から、移動局は、最も高いレベルの周辺基地局を次に接続すべき新基地局と判定し、通信中の基地局に通知する。このようにすれば、基地局の切り替え（ハンドオフ）が必要になったときには、通信中の基地局の上位局は、通信中基地局および新基地局に対してハンドオフの開始を指示する。ハンドオフ中には、通信中基地局および新基地局から同一送信データを送信し、移動局は、送受信周波数を通信中基地局から新基地局へ、あるいはその逆に、交互に切り替える。これが、セルラ移動通信における周辺基地局監視およびハンドオフの方法である。ところで、時分割多元接続方式（TDMA) では、送信時間をスロットという短い時間に区切り、多数の移動局が異なるスロットを割り当てられ、送信および受信を周期的に行っている。このため、移動局の送信および受信スロット以外の時間は空き時間である。この空き時間を用いて、移動局は周辺基地局監視を行い、最大受信レベルとなる基地局を容易に選択することができる。このようにして選択した新基地局にハンドオフする（ "デジタル方式自動車電話システム" 標準規格、 RC R S TD— 2 7 B、財団法人電波システム開発センター、または " P e r s 0 n a 1 d i g i t a 1 c e l l u l a r t e l e c ommu n i c a t i o n s y s t em RCR s t a n d a r d, RCR STD— 2 7" ， R e s e a r c h & D e v e l o pme n t C e n t e r f o r R a d i o S y s t e mを参照）。

一方、符号分割多元接続方式（CDMA) では、 TDMAのような空き時間がないが、全ての基地局で同一の無線周波数を用いることができるため、通信中に周辺基地局監視やハンドオフ時に送受信周波数を切り替える必要がない（R. P a d o v a n i , "R e v e r s e l i n k p e r f o r m a n c e o f I S— 9 5 b a s e d c e l l u l a r s y s t e m s , I EEE P e r s o n a l C ommu n i c a t i o n s , v o l . 1， p p. 2 8— 34， 3 r d Q u a r t e r 1 9 94 参照）。すなわち、 CDMAでは、各基地局は同じ周波数で、異なる拡散符号系列を用いて送信データを広帯域信号へと拡散している。このため、受信側では、周辺基地局の拡散符号系列で受信信号を逆拡散する相関器をもう一個、周辺基地局監視用とハンドオフ用に持てばよい。

しかし、 CDMAにおいても、基地局同士が同一無線周波数を用いることができない場合もある。これは例えば、通信範囲が狭いマイクロセル基地局にオーバレイされた通信範囲が広いマクロセル基地局の場合である。マイクロセル基地局の送信電力はマクロセル基地局の送信電力より小さいために、もし、同一の無線周波数を用いると、マクロセル基地局の送信信号はマイクロセル基地局と通信している移動局の受信信号に大きな干渉を与えてしまう。また、マクロセルの移動局の送信電力は、マイクロセル基地局と通信している移動局の送信電力より大きくなることがあるために、マイクロセル基地局の受信信号に大きな干渉を与えてしまう。このような干渉を回避するため、マイクロセルとマクロセル基地局とでは異なる無線周波数を用いる必要がある。このときには、マイクロセル基地局からマクロセル基地局への切り替えに際して、周辺基地局監視やハンドオフ時に周波数を切り替える必要がある。

C D M Aでは T D MAのような空き時間がないため、移動局において周辺基地局監視を行う代わりに、周辺基地局において、その移動局の送信信号を受信して受信レベルを検出し、最大のレベルの基地局を新基地局とする方法がある。このときには、各基地局にはレベル測定用の受信機が必要で、通信中の移動局が多くなるに連れて基地局側のレベル測定用受信機数が多く必要になる。さらに、レベル測定と比較などの制御処理が膨大になる。また、ハンドオフ時には、無線周波数を切り替えることになるため通信が瞬断してしまうことになる。発明の開示本発明の目的は、以上の課題を解決するために、 C D M A移動通信において、異なる無線周波数を用いる基地局からの受信信号を測定する空き時間を有し、その時間に周辺基地局からの信号レベルを監視することができる送受信方法を提供することにある。

また、本発明の目的は、 C D M A移動通信において、異なる無線周波数を用いる基地局間のハンドオフを瞬断のないように行うため、通信中に空き時間を作ることのできるハンドオフ中の送受信方法を提供することにあ o

第 1 に、本発明によれば、第 1の基地局は、ユーザデータを誤り訂正符号化したのち、前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットを 1次変調して得られる狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信し、移動局は、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号処理して前記ユーザデータを再生する C D M A移動通信方法において、前記移動局は、

前記第 1の基地局から送信された前記ユーザデータ受信中の第 1の時間に、前記ユーザデータを復調する過程と、

前記誤り訂正チェックビット受信中の第 2の時間に、前記誤り訂正復号処理を休止し、誤り訂正復号化しない前記ユーザデータを出力する過程と、前記第 2の時間に、受信周波数を、前記第 1の基地局とは使用周波数の異なる第 2の基地局の無線周波数に切り替えて、前記第 2の基地局の受信レベルを監視する過程と

を具備することを特徴とする C D M A移動通信方法が提供される。

上記 C D M A移動通信方法において、前記第 1の基地局と前記第 2の基地局との間のハンドオフ期間中、

前記第 1の基地局では、前記第 1の時間に前記ユーザデータを送信し、前記第 2の時間には送信を休止する過程と、

前記第 2の基地局では、前記第 2の時間に前記ユーザデ一タを送信し、前記第 1の時間には送信を休止する過程と、前記移動局では、前記第 1の時間に前記第 1の基地局からの信号を受信復調し、前記第 2の時間に前記第 2の基地局の周波数に受信機の周波数を切り替えて、該第 2の基地局からの信号を受信復調し、前記第 1の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成してユーザデータを再生する過程と

を具備するようにしてもよい。

上記 C D M A移動通信方法において、前記ハンドオフ期間中、前記移動局では、ユーザデータを送信すべき第 3の時間に、ユーザデータを前記第 1の基地局に第 1の無線周波数で送信し、誤り訂正チェックビットを送信すべき第 4の時間に、前記ユーザデータを前記第 2の基地局に第

2の無線周波数で送信する過程と、

前記第 1の基地局では、前記第 3の時間に受信した前記ユーザデータを復調する過程と、

前記第 2の基地局では、前記第 4の時間に受信した前記ユーザデータを復調する過程と、

前記第 1の基地局および前記第 2の基地局の上位局では、それらの復調信号を合成することにより前記ユーザデータを再生する過程と

を具備するようにしてもよい。

前記第 2の基地局では、前記第 2の時間に前記誤り訂正チェックビットを送信し、前記第 1の時間には送信を休止する過程と、

前記移動局では、前記第 1の時間に前記第 1の基地局からの信号を受信復調し、前記第 2の時間に前記第 2の基地局の無線周波数に受信機の周波数を切り替えて該第 2の基地局からの信号を受信復調し、前記第 1の基地局からの前記ユーザデータと前記第 2の基地局からの前記誤り訂正チエツクビットとを用いて前記ユーザデータを再生する過程と

を具備するようにしてもよい。

上記 C D M A移動通信方法において、前記ハンドオフ期間中、

前記移動局では、ユーザデータを送信すべき第 3の時間に、ユーザデ一タを前記第 1の基地局に第 1の無線周波数で送信し、誤り訂正チェックビットを送信すべき第 4の時間に、誤り訂正チェックビットを前記第 2の基地局に第 2の無線周波数で送信する過程と、

前記第 2の基地局では、前記第 4の時間に受信した前記誤り訂正チェックビットを復調する過程と、

前記第 1の基地局および前記第 2の基地局の上位局では、それらの復調信号を用いて誤り訂正復号を行うことによって、前記ユーザデータを再生する過程と '

を具備するようにしてもよい。

第 2に、本発明によれば、第 1の基地局は、ユーザデータを誤り訂正符号化したのち、前記ユーザデータおよび誤り訂正チヱックビットに多値変調による 1次変調を行って得た狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信し、移動局は、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号処理して前記ユーザデータを再生する C D M A 移動通信方法において、前記移動局が、前記第 1の基地局とは異なる第 2 の基地局からの信号の受信レベルを監視する受信レベル監視期間中は、前記第 1の基地局では、前記ユーザデータおよび誤り訂正チヱックビットを、前記多値変調の多値数を大きくして第 1の時間に送信することによつて、送信を休止する第 2の時間を作る過程と、

前記移動局では、前記第 1の時間に前記多値変調の多値数を大きくして受信信号を復調し、誤り訂正復号処理して、前記ユーザデータを再生するとともに、前記第 2の時間において、受信周波数を前記第 2の基地局の無線周波数に切り替えて、該第 2の基地局の受信レベルを監視する過程とを具備することを特徴とする C D MA移動通信方法が提供される。

上記 C D M A移動通信方法において、前記第 1の基地局と、前記第 2の基地局との間のハンドオフ期間中は、

前記第 1の基地局では、前記第 1の時間に前記ユーザデータおよびその誤り訂正チエツクビットを送信する過程と、

前記第 2の基地局では、前記第 2の時間に前記ユーザデータおよびその誤り訂正チェックビットを送信する過程と、

前記移動局では、前記第 1の時間に前記第 1の基地局からの前記ユーザデータおよび誤り訂正チヱックビットを受信するとともに、前記第 2の時間に受信周波数を前記第 2の基地局の無線周波数に切り替えて前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットを受信し、前記第 1の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成して前記ュ一ザデータを再生する過程と

を具備するようにしてもよい。

第 3に、本発明によれば、ユーザデータを誤り訂正符号化したのち、前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットを 1次変調して得られる狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信する第 1の基地局と、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号処理して前記ユーザデータを再生する移動局とを備えた C D M A移動通信システムにおいて、前記移動局は、

前記第 1の基地局から送信された前記ュ一ザデータ受信中の第 1の時間に、前記ユーザデータを復調する復調部と、

前記誤り訂正チェックビット受信中の第 2の時間に、前記誤り訂正復号処理を休止し、誤り訂正復号化しない前記ユーザデータを出力する誤り訂正復号部と、

前記第 2の時間に、受信周波数を、前記第 1の基地局とは使用周波数の異なる第 2の基地局の無線周波数に切り替える周波数切換手段と、

前記第 2の基地局からの信号の受信レベルを監視する受信レベル測定部と

を具備することを特徴とする C D M A移動通信システムが提供される。上記 C D M A移動通信システムにおいて、前記第 1の基地局と前記第 2 の基地局との間のハンドオフを指令する上位局を備え、

前記第 1の基地局は、前記上位局からのハンドオフ指令に基づいて、前記第 1の時間に前記ユーザデータを送信し、前記第 2の時間には送信を休止させる第 1の制御手段を具備し、

前記第 2の基地局は、前記ハンドオフ指令に基づいて、前記第 2の時間に前記ユーザデータを送信し、前記第 1の時間には送信を休止させる第 2 の制御手段を具備し、

前記移動局は、受信機の周波数を前記第 1の基地局の送信周波数および前記第 2の送信周波数の一方に合わせる受信周波数切換手段と、前記第 1 の時間に前記第 1の基地局からの信号を受信復調するとともに、前記第 2 の時間に前記第 2の基地局からの信号を受信復調し、前記第 1の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成してユーザデータを再生する復調部とを具備するようにしてもよい。

上記 C D M A移動通信システムにおいて、

前記移動局は、送信機の送信周波数を前記第 1の基地局の受信周波数および前記第 2の基地局の受信周波数の一方に切り換える送信周波数切換手段と、ハンドオフ期間中、ユーザデータを送信すべき第 3の時間に、ユーザデ一タを前記第 1の基地局の受信周波数で送信し、誤り訂正チエックビットを送信すベき第 4の時間に、前記ユーザデータを前記第 2の基地局の受信周波数で送信する送信手段を具備し、

前記第 1の基地局は、前記第 3の時間に受信した前記ユーザデータを復調する第 1の復調部を具備し、

前記第 2の基地局は、前記第 4の時間に受信した前記ユーザデータを復調する第 2の復調部を具備し、

前記上位局では、前記各復調部で復調した復調信号を合成することにより前記ユーザデータを再生する手段を具備するようにしてもよい。

上記 C D M A移動通信システムにおいて、前記第 1の基地局と前記第 2 の基地局との間のハンドオフを指令する上位局を備え、前記第 1の基地局は、前記上位局からのハンドオフ指令に基づいて、前記第 1の時間に前記ユーザデ一タを送信し、前記第 2の時間には送信を休止させる第 1の制御手段を具備し、

前記第 2の基地局は、前記ハンドオフ指令に基づいて、前記第 2の時間に前記誤り訂正チェックビットを送信し、前記第 1の時間には送信を休止させる第 2の制御手段を具備し、

前記移動局は、受信機の周波数を前記第 1の基地局の送信周波数および前記第 2の送信周波数の一方に合わせる受信周波数切換手段と、前記第 1 の時間に前記第 1の基地局からの信号を受信復調するとともに、前記第 2 の時間に前記第 2の基地局からの信号を受信復調し、前記第 1の基地局からの前記ユーザデータと前記第 2の基地局からの前記誤り訂正チヱックビットとを用いて前記ユーザデ一タを再生する復調部とを具備するようにしてもよい。

上記 C D M A移動通信システムにおいて、

前記移動局は、送信機の送信周波数を前記第 1の基地局の受信周波数および前記第 2の基地局の受信周波数の一方に切り換える送信周波数切換手段と、前記ハンドオフ期間中、ユーザデータを送信すべき第 3の時間に、ユーザデータを前記第 1の基地局の受信周波数で送信し、誤り訂正チェックビットを送信すべき第 4の時間に、誤り訂正チェックビットを前記第 2 の基地局の受信周波数で送信する送信手段とを具備し、

前記第 1の基地局は、前記第 3の時間に受信した前記ユーザデータを復調する復調部を具備し、

前記第 2の基地局は、前記第 4の時間に受信した前記誤り訂正チュックビットを復調する復調部を具備し、

前記上位局は、前記各復調部から出力された復調信号を用いて誤り訂正復号を行うことによって、前記ユーザデータを再生する手段を具備するようにしてもよい。

第 4に、本発明によれば、ユーザデータを誤り訂正符号化したのち、前記ユーザデータおよび誤り訂正チヱックビットに多値変調による 1次変調を行って得た狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信する第 1 の基地局と、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号処理して前記ユーザデータを再生する移動局とを備えた C D M A移動通信システムにおいて、

前記第 1 の基地局は、前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットの、前記多値変調の多値数を変化させる第 1の多値数制御部と、前記移動局が、前記第 1の基地局とは異なる第 2の基地局からの信号の受信レベルを監視する受信レベル監視期間中は、前記多値数を大きくして第 1の時間に送信することによって、送信を休止する第 2の時間を作る手段とを具備し、

前記移動局は、受信機の周波数を前記第 1の基地局の送信周波数および前記第 2の送信周波数の一方に合わせる受信周波数切換手段と、前記多値変調の多値数を変化させる第 2の多値数制御部と、前記第 1の時間に前記多値数を大きくして受信信号を復調し、誤り訂正復号処理して、前記ュ一ザデータを再生する復調部と、前記第 2の時間において、受信周波数を前記第 2の基地局の送信周波数に切り換えて、該第 2の基地局の受信レベルを監視する受信レベル測定部とを具備することを特徴とする C D M A移動通信システムが提供される。

上記 C D M A移動通信システムにおいて、前記第 1の基地局と前記第 2 の基地局との間のハンドオフを指令する上位局を備え、前記第 1の基地局は、前記上位局からのハンドオフ指令に基づいて、前記第 1の時間に前記ユーザデータおよびその誤り訂正チヱックビットを送信する第 1の送信手段を具備し、

前記第 2の基地局は、前記ハンドオフ指令に基づいて、前記第 2の時間に前記ユーザデータおょぴその誤り訂正チェックビットを送信する第 2の送信手段を具備し、

前記移動局は、前記第 1の時間に前記第 1の基地局からの前記ユーザデ —タおよび誤り訂正チェックビットを受信するとともに、前記第 2の時間に受信周波数を前記第 2の基地局の送信周波数に切り替えて前記ユーザデ —タおよび誤り訂正チェックビットを受信し、前記第 1の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成して前記ユーザデータを再生する手段を具備するようにしてもよい。

第 5に、本発明によれば、ユーザデータを誤り訂正符号化したのち 1次変調して得られる狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信する第 1の基地局と、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号して前記ユーザデ一タを再生する移動局とを備えた C D M A移動通信システムにおける移動局であって、

前記移動局の受信機は、

前記第 1の基地局から送信された前記ユーザデータ受信中の第 1の時間に、前記ユーザデータを復調する復調部と、

前記第 2の時間に、受信周波数を、前記第 1の基地局とは使用周波数の異なる第 2の基地局の無線周波数に切り替える周波数切換部と、

前記第 2の基地局の受信レベルを監視する受信レベル測定部とを具備することを特徴とする移動局が提供される。

上記移動局において、

前記移動局の受信機は、

受信周波数を、前記第 1の基地局の送信周波数および前記第 2の基地局の送信周波数の一方に合わせる受信周波数切換部と、

前記第 1の基地局と前記第 2の基地局との間のハンドオフ期間中、前記第 1の時間に前記第 1の基地局からの信号を受信復調するとともに、前記第 2の時間に前記第 2の基地局からの信号を受信復調し、前記第 1の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成してユーザデータを再生する復調部と

を具備し、

前記移動局の送信機は、

送信周波数を、前記第 1の基地局の受信周波数および前記第 2の基地局の受信周波数に合わせる送信周波数切換部と

前記ハンドオフ中には、ユーザデータを送信すべき第 3の時間に、ュ一ザデ一タを前記第 1の基地局の受信周波数で送信するとともに、誤り訂正チヱックビットを送信すべき第 4の時間に、前記ユーザデータを前記第 2の基地局の受信周波数で送信する送信手段と、

前記第 2の基地局では、前記第 4の時間に受信した前記ユーザデー夕を復調する過程と、

を具備するようにしてもよい。

第 6に、本発明によれば、ユーザデータを誤り訂正符号化したのち、前記ユーザデ一タおよび誤り訂正チヱックビットに多値変調による 1次変調を行って得た狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信する第 1の基地局と、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号処理して前記ユーザデータを再生する移動局とを備え、前記第 1の基地局は、前記ユーザデータおよび誤り訂正チヱックビットを、前記多値変調の多値数を大きくして第 1の時間に送信することによって、送信を休止する第 2の時間を作る、 C D M A移動システムにおける移動局であって、前記移動局の受信機は、

前記移動局が、前記第 1の基地局とは異なる第 2の基地局からの信号の受信レベルを監視する受信レベル監視期間中は、前記第 1の時間に前記多値変調の多値数を大きくする多値数切換部と、

前記第 1の時間において、前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットを復調し、誤り訂正復号処理して、前記ユーザデータを再生する手段と、

前記受信機の受信周波数を、前記第 1の基地局の送信周波数および前記第 2の基地局の送信周波数の一方に合わせる受信周波数切換部と、

前記第 2の時間において、前記第 2の基地局の受信レベルを監視する受信レベル測定部と

を具備することを特徴とする移動局が提供される。

上記移動局において、前記移動局の受信機の受信周波数切換部は、前記第 1の基地局と前記第 2の基地局との間のハンドオフ期間中は、受信周波数を、前記第 1の時間には前記第 1の基地局の送信周波数に切り換え、前記第 2の時間には前記第 2の基地局の送信周波数に切り換え、前記再生する手段は、前記第 1の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成して前記ユーザデータを再生するようにしてもよい。

本発明によれば、 C D M A移動通信において、移動局は異なる無線周波数を用いる基地局からの信号レベルを測定する空き時間を作ることができるので、移動局はその時間に基地局を監視することができる。

また、 C D M A移動通信において、異なる無線周波数を用いる基地局間のハンドオフにおいて、基地局と移動局のハンドオフ期間に、両基地局の信号を受信でき、かつ両基地局に同一送信データを送信することができるので、ハンドオフ中の通信に瞬断のないようにできる。図面の簡単な説明図 1 Aおよび 1 Bは、それぞれ、本発明による CDMA移動通信システムの第 1実施例の基地局の送信機および移動局の受信機を示すプロック図め ₀

図 2は、第 1実施例における、移動局での受信レベル測定のタイミングチャートである。

図 3 Aおよび 3 Bは、それぞれ、本発明による CDMA移動通信システムの第 2実施例の基地局の送信機およぴ移動局の受信機を示すプロック図である。

図 4は、第 2実施例における、移動局での受信レベル測定のタイミングチャートである。

図 5は、本発明による CDMA移動通信システムの第 3—第 5実施例において、ハンドオフを行うときのシステム構成を説明するプロック図であ o

図 6は、本発明による CDMA移動通信システムの第 3実施例の移動局の送信機を示すプロック図である。

図 7は、第 3実施例におけるハンドオフ中の基地局の動作を示すタイミングチャートである。

図 8は、第 3実施例におけるハンドオフ中の移動局の動作を示すタイミングチャートである。

図 9は、本発明による C DMA移動通信システムの第 4実施例の移動局の送信機を示すプロック図である。

図 1 0は、第 4実施例におけるハンドオフ中の基地局の動作を示すタイミングチャートである。

図 1 1は、本発明による C D M A移動通信システムの第 5実施例におけるハンドオフ中の基地局の動作を示すタイミングチャートである。

図 1 2は、本発明による C D M A移動通信システムの第 6実施例におけるハンドオフ中の移動局の動作を示すタイミングチヤ一トである。発明を実施するための最良の形態以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。

第 1実施例

図 1 Aおよび 1 Bは、本発明による C D M A移動通信システムの第 1実施例の構成を示すブロック図である。図 1 Aは基地局の送信機の構成、図 1 Bは移動局の受信機の構成を示す。図 2は、本発明に使用されるフレーム構成および受信タイミングを示す。

図 1 Aにおいて、 1 0 1は、入力されたデータをフレーム化するフレーム構成部、 1 0 2はフレーム構成されたデータを誤り訂正符号化する誤り訂正符号化部、 1 0 3は誤り訂正符号化部 1 0 2の出力を位相変調する 1 次変調部である。 1 0 5は、 1次変調された信号に対して、拡散系列発生器 1 0 4で生成した拡散符号で拡散する 2次変調部である。 1 0 6は拡散された信号を送信周波数に変換する周波数変換部である。 1 0 7は電力増幅を行う送信電力増幅部である。 1 0 9は、上述した各部を制御する主制御部である。

図 1 Bにおいて、 1 5 1は受信信号をベースバンドに変換する周波数変換部であり、 1 5 2はこのベ一スパンド信号を拡散系列発生器 1 5 3の発生した拡散符号で逆拡散する相関器である。逆拡散された信号は、復調部 1 5 4で復調され、符号判別部 1 5 7でもとの信号に戻る。 1 5 8は誤り訂正復号部で、戻された信号は誤り訂正される。 1 5 9は速度変換部で、元の符号速度に変換されて完全にもとの信号にもどる。 1 5 5は受信レべル測定部、 1 5 6は主制御部、 1 6 0は副制御部である。主制御部 1 5 6 は上述した受信機各部を制御する。主制御部 1 5 6には、誤り訂正復号部 1 5 8から供給されたフレームデータから抽出された制御情報が入力される。副制御部 1 6 0は、主制御部 1 5 6によって制御される。

副制御部 1 6 0は、周波数切換部 1 6 2、拡散符号切換部 1 6 4、イネ一ブル信号発生部 1 6 6およびレベル測定制御部 1 6 8を有し、主制御部 1 5 6からの制御情報に基づいて、受信周波数の切り換え、拡散符号の切り換え、誤り訂正復号の実行休止および受信レベル測定のタイミングを制御する。

図 1 Aに示す基地局の送信部の動作を説明する。基地局におけるユーザデータ系列は、まず、フレーム構成部 1 0 1であらかじめ定めた 1 フレーム時間（T f ) 毎のデータにまとめられる。 1フレーム分の送信データは、誤り訂正符号化部 1 0 2で誤り訂正符号化され、送信データ系列と誤り訂正チェックビット系列が図 2に示すように配置される。この信号に対して、一次変調部 1 0 3で例えば 4値位相変調を行う。 4値位相変調信号はこのあと、拡散系列発生部 1 0 4からの拡散符号系列により広帯域信号へと 2 次変調部 1 0 5で帯域拡散（2次変調）される。広帯域信号は、周波数変換部 1 0 6で無線周波数帯へ周波数変換され、送信電力増幅部 1 0 7で電力増幅されたのち、送信される。

図 1 Bに示す移動局の受信機では、まず、周波数変換部 1 5 1力受信信号をベースバンド信号に変換する。つぎに、相関器 1 5 2で、拡散符号系列と受信信号との相関（逆拡散）をとり、 4値位相変調信号を得る。この拡散符号系列は、基地局での送信に用いたものと同じ符号であり、拡散系列発生器 1 5 3で発生される。その後、復調部 1 5 4で復調し、符号判定部 1 5 7で符号判定する。通常の通信時（通常モード）においては、判定データを誤り訂正復号部 1 5 8で誤り訂正し、速度変換部 1 5 9で速度変換して基地局から送信されたデータを再生する。

一方、周辺基地局監視モードのときには、移動局は、副制御部 1 6 0により、図 2 ( A ) に示すように、フレームのユーザデータ系列部分のみを受信するようにする。この制御は、次のように行われる。まず、主制御部 1 5 6は、受信信号の各フレーム先頭部の制御データからユーザデータのデータ長を検出し、この情報を副制御部 1 6 0に供給する。この情報に基づいて、副制御部 1 6 0のィネーブル信号発生部 1 6 6は、誤り訂正チェックビット期間中の、誤り訂正復号部 1 5 8による誤り訂正を休止させる。また、この期間中、副制御部 1 6 0のレベル測定制御部 1 6 8は、受信レベル測定部 1 5 5に信号を送り、受信レベルの測定を指示する。また、周波数切換部 1 6 2は、周波数変換部 1 5 1 に信号を送り、受信機の周波数を周辺基地局の周波数へ切り替えさせる。

図 2 ( B ) は、このときの受信周波数の切り替えのタイミングを示す。訂正能力を高めるために符号化率 1 / 2程度の誤り訂正符号を用いている (したがって、ユーザデータ長とチェックビット長は同程度になる）。図 2 ( A ) において、 f oは通信中基地局の無線周波数、 f kは受信レベル測定をする相手の基地局の無線周波数である。誤り訂正チェックビット期間中に、受信周波数を切換えて、周波数 i kの周辺基地局の受信レベルを測定している様子を示している。こうすれば、通信を断することなく、周辺基地局監視ができる。

このように、本発明におけるレベル監視期間中においては、誤り訂正復号しないことになる。このため、基地局では送信データ系列部分の基地局送信パワーを増加することにより、信頼性の劣化をある程度救済することもできる。第 2実施例

図 3は本癸明の他の実施例を示す。

図 3 Aおよび 3 Bは、本発明による C D M A移動通信システムの第 2実施例の構成を示すブロック図である。図 3 Aは基地局の送信機の構成、図 3 Bは移動局の受信機の構成を示す。図 4は、本発明に使用されるフレーム構成および受信タイミングを示す。

図 3 Aの基地局の送信機が、図 1 Aに示す基地局の送信機と異なる点は、多値レベル制御部 3 0 4を有する点と、それによつて 1次変調部 3 0 3を制御し、例えば 4値位相変調から 1 6値位相変調へと、多値変調の多値数を切換可能とした点である。

また、図 3 Bの移動局の受信機が、図 1 Bに示す基地局の受信機と異なる点は、多値レベル制御部 3 5 5を有する点と、それによつて復調部 3 5 7を制御する点である。

このような構成において、通常モードにおいては、基地局は送信する送信信号を 4値位相変調する。しかし、周辺基地局監視モードのときには、例えば 1 6値位相変調する。前者では 2ビットで 4つの変調状態の中のひとつの変調状態を表すが、後者では 4ビットで 1 6の変調状態の中のひとつを表すことができる。したがって、移動局における受信信号のレベル測定時に送信される 1 6値変調信号は、図 4 ( A ) に示すように、フレームの半分の時間だけ存在し、残りは変調信号のない空き時間となる。すなわち、送信に空き時間が発生する。こうすれば、移動局では通信を断することなく、図 4 ( B ) に示すように、空き時間中に受信機の周波数を切り替えて、周波数 f kの周辺基地局の受信レベルを測定することができる。

なお、監視モード期間中は、多値数を増加することにともなう信頼性の劣化を救済するために、基地局送信パワーを増加させることもできる。第 3実施例

図 1 Aおよび 1 B、および図 2で説明したレベル監視を行う場合において、同様の装置を用いて通信中に基地局を切り替えるハンドオフを図 5 一図 8を用いて説明する。

ハンドオフを行う場合のシステム構成を図 5に示す。いま、移動局 5 0 4は通信中基地局 5 0 2 と通信している。そして、測定の結果、新基地局 5 0 3のほうが計測結果がよく、新基地局 5 0 3にハンドオフする必要が生じている。この場合、通信中基地局 5 0 2 と新基地局 5 0 3の上位局 5 0 1 により制御されて、ハンドオフを行う。

図 6は、移動局 5 0 4の送信部の構成を示すブロック図である。この図において、符号 6 0 X ( X = 1 - 8 ) は、図 1 Aの符号 1 0 Xに対応する。

この送信部が、図 1 Aに示す基地局の送信部と異なる点は、副制御部 6 2 0を有している点である。副制御部 6 2 0は、送信データ制御部 6 2 2 と、拡散符号切換部 6 2 4 と、周波数切換部 6 2 6 とを有しおり、これら各部には、主制御部 6 0 9から制御情報が供給されている。送信データ制御部 6 2 2は、誤り訂正符号化部 6 0 2に信号を送り、図 8 ( A ) に示すように、 1 フレーム期間の間に、ユーザデータを 2回繰り返して出力するように制御する。これら 2回の繰り返しデータのうち、初めのデータは通信中基地局 5 0 2に送信され、次のデータは新基地局 5 0 3に送信される。これに応じて、拡散符号切換部 6 2 4は、拡散系列発生器 6 0 4に信号を送り、拡散符号を切り換えるように制御するとともに、周波数切換部 6 2 6は、周波数変換部 6 0 6に信号を送り、その出力周波数を切り換えるように制御する。

なお、基地局の送信部および移動局の受信部は、図 1 Aおよび 1 Bに示す送信部および受信部の構成と同様である。また、基地局の受信部は、図 1 Bに示す移動局の受信部から、周波数切換部 1 6 2 と拡散符号切換部 1 6 4を除いた構成と同様である。

図 7は、ハンドオフ期間中の、通信中基地局 5 0 2 と新基地局 5 0 3の送信信号を示す。ハンドオフ期間中は、上位局 5 0 1の制御の下に、ハンドオフを行う 2つの基地局 5 0 2および 5 0 3において、誤り訂正符号は生成せず、ユーザデータ系列部分のみを変調して、通信中の基地局 5 0 2 と新基地局 5 0 3の両方から送信するようにする。具体的には、各基地局の主制御部 1 0 9 (図 1 A参照）は、上位局 5 0 1からの指令に基づいて、誤り訂正符号化部 1 0 2をイネ一ブルまたはディスエーブルして、図 7のタイミングでユーザデータを送信する。

一方、移動局 5 0 4では、フレームの途中で受信周波数を切り替えて、通信中基地局 5 0 2 と新基地局 5 0 3からの送信信号を受信し復調する。そして、切換えたとき受信した 2つの信号は図示しないメモリに蓄積し、読み出して合成して符号判定する。このことにより、切換えたときにおいても信頼性の高いユーザデ一タを再生することができる。

ハンドオフを行う場合の、移動局からの送信のタイミングを図 8に示す。移動局において、ユーザデータを 1次変調、 2次変調して送信している。ハンドオフをする場合、ハンドオフ期間は、誤り訂正符号は生成せず、ュ一ザデータのみをフレームの途中で周波数を切換えて 2回送信している。その送信信号を図 8 ( A ) に示している。この場合、図 8 ( B ) に示すように、同じユーザデータを送信周波数を切り替えて通信中基地局 5 0 2 と新基地局 5 0 3へ送信している。通信中基地局 5 0 2および新基地局 5 0 3では送信信号をそれぞれ受信、復調し、符号判定してそのデータを上位局 5 0 1 に伝送する。上位局 5 0 1の再生部 5 1 0は、 2つの復調信号のうちのどちらかを選択して、信頼性の高いユーザデータを再生する。このとき、受信レベルの大きい方を選択する方法を用いることができる。こうすることにより、受信品質を損なうことなく、瞬断のないハンドオフが可能となる。あるいは、通信中基地局 5 0 2からの復調信号と、新基地局 5 0 3からの復調信号とを合成して、移動局からのユーザデータを再生してもよい。第 4実施例

図 3 A、 3 B、 4 Aおよび 4 Bで説明したレベル監視を行った場合において、同様の装置を用いて通信中に基地局を切り替えるハンドオフを、図 5、図 9および図 1 0を用いて説明する。図 9は移動局の送信機の構成を示し、図 1 0はハンドオフのタイミングを示している。

図 9は、移動局 5 0 4の送信部の構成を示すプロック図である。この図において、符号 9 0 X ( X = 1一 9 ) は、図 3 Aの符号 3 0 Xに対応する。

この送信部が、図 3 Aに示す基地局の送信部と異なる点は、副制御部 9 2 0を有している点である。副制御部 9 2 0は、多値数切換部 9 2 2 と、拡散符号切換部 9 2 4 と、周波数切換部 9 2 6 とを有しおり、これら各部には、フレーム構成部 9 0 1から制御情報が供給されている。多値数切換部 9 2 2は、多値レベル制御部 9 0 4に信号を送り、多値数を制御する。すなわち、通常モードでは、 1 フレーム期間にユーザデータと誤り訂正チェックビットとを出力し、ノヽンドオフモードでは、図 1 0に示すように、 1 / 2フレーム期間に、ユーザデータと誤り訂正チヱックビットとを出力するように、多値数を制御する。これに応じて、拡散符号切換部 9 2 4は、拡散系列発生器 9 0 6に信号を送り、拡散符号を切り換えるように制御するとともに、周波数切換部 9 2 6は、周波数変換部 9 0 8に信号を送り、その出力周波数を切り換えるように制御する。

なお、基地局の送信部および移動局の受信部は、図 3 Aおよび 3 Bに示す送信部および受信部の構成と同様である。また、基地局の受信部は、図 3 Bに示す移動局の受信部から、周波数切換部 3 6 2 と拡散符号切換部 3 6 4を除いた構成と同様である。

さて、本実施例におけるハンドオフは、 1次変調の多値数を変えて行う。通信中基地局 5 0 2及び新基地局 5 0 3の双方は、ハンドオフを行う期間中、上位局 5 0 1の制御の下に、図 1 0に示したように、 1次変調の多値数を変えて空き時間を作り出す。ここで、第 3実施例の場合のハンドオフとは異なり、誤り訂正符号を除く必要はなく、ユーザデータ +誤り訂正チェックビットを送信する。

移動局 5 0 4では、上記のハンドオフ期間に受信する局を切換える。受信側では、 1フレームの途中で受信周波数を切り替えてハンドオフを行う。そして、切換えた 2つの基地局 5 0 2 , 5 0 3の信号を受信復調し、復調した信号を図示しないメモリに蓄積し、.読み出して合成する。そして、 1 フレームの信号として、誤り訂正復号し、送信データを再生することがでさ o

一方、移動局 5 0 4における送信側のハンドオフするとき、移動局 5 0 4は変調の多値数を変更して送信データを変調し、送信する周波数を 1フレームの途中で切換え、 2回送信する。ハンドオフ対象の双方の基地局 5 0 2， 5 0 3では、受信した信号を誤り訂正復号し、送信データを再生して上位局 5 0 1 に転送する。上位局 5 0 1では、通信中の基地局と新基地局で受信再生したデータのどちらかを選択する。このとき、例えば受信レベルの大きい方を選択すればよい。第 5実施例

図 1 A、 1 B、および 2で説明した測定を用いた場合において、同様の装置を用いて通信中に基地局を切り替えるハンドオフの他の方式を図 5および図 1 1を用いて説明する。図 1 1は、ハンドオフを行うときの基地局の送信のタイミングを示す。

この場合の、基地局の送信機おょぴ移動局の受信機は、図 1 Aおよび 1 Bに示すものと同様である。また、移動局の送信機および基地局の受信機も、図 1 Aおよび 1 Bに示すものと同様である。

通信中の基地局 5 0 2は、図 1 1に示すように、ハンドオフ期間中上位局 5 0 1の制御により誤り訂正符号は生成せず、ユーザデータ系列部分のみを変調して送信する。新基地局 5 0 3からは、誤り訂正符号化チェックビットのみを変調して送信をする。

移動局 5 0 4では、フレームの途中で受信周波数を切り替えて、通信中の基地局 5 0 2からのユーザデータと新基地局 5 0 3からの誤り訂正符号化チエツクビットを受信する。そして、双方の基地局からのデータをメモリに記憶し、読み出して合成して、もとのデータを再生する。新基地局 5 0 3から誤り訂正符号化チエツクビットを受信しているので、合成した 1 フレームのデータに対して誤りの訂正復号ができ、より信頼性の高い送信データを再生することができる。第 6実施例

図 1 A、 1 B、および 2で説明した測定を用いた場合において、同様の装置を用いて通信中に基地局を切り替えるハンドオフのさらに他の方式を図 5および図 1 2を用いて説明する。図 1 2は、ハンドオフを行うときの移動局の送信のタイミングを示す。

この場合の、基地局の送信機および移動局の受信機は、図 1 Aおよび 1 Bに示すものと同様である。また、移動局の送信機および基地局の受信機は、図 6に示す送信機および図 1 Bに示す受信機と同様である。

移動局 5 0 4は、図 1 2に示すように、ハンドオフ期間中には、ユーザデータと誤り訂正チヱックビッ卜とを変調して交互に送信する。すなわち、フレーム前半部では、通信中基地局 5 0 2の受信周波数 ί οでユーザデータを送信し、フレーム後半部では、新基地局 5 0 3の受信周波数 f kで誤り訂正チヱックビットを送信する。

通信中基地局 5 0 2は、フレーム前半部のユーザデータを受信し、新基地局 5 0 3は、フレーム後半部の誤り訂正符号化チエツクビットを受信する。そして、上位局 5 0 1の再生部 5 1 0は、双方の基地局からのデ一タをメモリに記憶し、読み出して合成して、もとのデータを再生する。この場合、上位局 5 0 1は、新基地局 5 0 3からの誤り訂正符号化チックビットを受信しているので、合成した 1 フレームのデータに対して誤りの訂正復号ができ、より信頼性の高い送信データを再生することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 第 1の基地局は、ユーザデータを誤り訂正符号化したのち、前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットを 1次変調して得られる狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信し、移動局は、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号処理して前記ユーザデータを再生する C D M A移動通信方法において、前記移動局は、

前記誤り訂正チェックビット受信中の第 2の時間に、前記誤り訂正復号処理を休止し、誤り訂正復号化しない前記ュ一ザデータを出力する過程と、前記第 2の時間に、受信周波数を、前記第 1の基地局とは使用周波数の異なる第 2の基地局の無線周波数に切り替えて、前記第 2の基地局の受信レベルを監視する過程と

を具備することを特徴とする C D M A移動通信方法。

2 . 請求の範囲第 1項に記載の C D M A移動通信方法において、前記第 1の基地局と前記第 2の基地局との間のハンドオフ期間中、

前記第 2の基地局では、前記第 2の時間に前記ユーザデータを送信し、前記第 1の時間には送信を休止する過程と、

前記移動局では、前記第 1の時間に前記第 1の基地局からの信号を受信復調し、前記第 2の時間に前記第 2の基地局の周波数に受信機の周波数を切り替えて、該第 2の基地局からの信号を受信復調し、前記第 1の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成してユーザデータを再生する過程と

を具備することを特徴とする C D M A移動通信方法。

3 . 請求の範囲第 2項に記載の C D M A移動通信方法において、前記ハンドオフ期間中、

前記移動局では、ユーザデータを送信すべき第 3の時間に、ユーザデータを前記第 1の基地局に第 1の無線周波数で送信し、誤り訂正チェックビットを送信すべき第 4の時間に、前記ユーザデータを前記第 2の基地局に第 2の無線周波数で送信する過程と、

前記第 1の基地局および前記第 2の基地局の上位局では、それらの復調信号を合成することにより前記ユーザデ一タを再生する過程と

を具備することを特徴とする C D M A移動通信方法。

4 . 請求の範囲第 1項に記載の C D M A移動通信方法において、前記第 1の基地局と前記第 2の基地局との間のハンドオフ期間中、

前記第 2の基地局では、前記第 2の時間に前記誤り訂正チュックビットを送信し、前記第 1の時間には送信を休止する過程と、

前記移動局では、前記第 1の時間に前記第 1の基地局からの信号を受信復調し、前記第 2の時間に前記第 2の基地局の無線周波数に受信機の周波数を切り替えて該第 2の基地局からの信号を受信復調し、前記第 1の基地局からの前記ユーザデータと前記第 2の基地局からの前記誤り訂正チヱックビットとを用いて前記ユーザデータを再生する過程と

を具備することを特徴とする C D M A移動通信方法。

5 . 請求の範囲第 4項に記載の C D M A移動通信方法において、前記ハンドオフ期間中、

前記第 2の基地局では、前記第 4の時間に受信した前記誤り訂正チックビットを復調する過程と、

前記第 1の基地局および前記第 2の基地局の上位局では、それらの復調信号を用いて誤り訂正復号を行うことによって、前記ユーザデータを再生する過程と

を具備することを特徴とする C D M A移動通信方法。

6 . 第 1の基地局は、ユーザデータを誤り訂正符号化したのち、前記ユーザデータおよび誤り訂正チヱックビットに多値変調による 1次変調を行つて得た狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信し、移動局は、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号処理して前記ユーザデータを再生する C D MA移動通信方法において、前記移動局が、前記第 1の基地局とは異なる第 2の基地局からの信号の受信レベルを監視する受信レベル監視期間中は、

前記第 1の基地局では、前記ユーザデータおよび誤り訂正チヱックビットを、前記多値変調の多値数を大きくして第 1の時間に送信することによつて、送信を休止する第 2の時間を作る過程と、

前記移動局では、前記第 1の時間に前記多値変調の多値数を大きくして受信信号を復調し、誤り訂正復号処理して、前記ユーザデータを再生するとともに、前記第 2の時間において、受信周波数を前記第 2の基地局の無線周波数に切り替えて、該第 2の基地局の受信レベルを監視する過程とを具備することを特徴とする C D M A移動通信方法。

7 . 請求の範囲第 6項に記載の C D M A移動通信方法において、前記第 1の基地局と、前記第 2の基地局との間のハンドオフ期間中は、

前記第 1の基地局では、前記第 1の時間に前記ユーザデータおよびその誤り訂正チェックビットを送信する過程と、

前記第 2の基地局では、前記第 2の時間に前記ユーザデータおよぴその誤り訂正チックビットを送信する過程と、

前記移動局では、前記第 1の時間に前記第 1の基地局からの前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットを受信するとともに、前記第 2の時間に受信周波数を前記第 2の基地局の無線周波数に切り替えて前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットを受信し、前記第 1の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成して前記ユーザデータを再生する過程と

を具備することを特徴とする C D M A移動通信方法。

8 . ユーザデータを誤り訂正符号化したのち、前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットを 1次変調して得られる狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信する第 1の基地局と、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号処理して前記ユーザデータを再生する移動局とを備えた C D M A移動通信システムにおいて、前記移動局は、

を具備することを特徴とする C D MA移動通信システム。

9 . 請求の範囲第 8項に記載の C D M A移動通信システムにおいて、前記第 1の基地局と前記第 2の基地局との間のハンドオフを指令する上位を備； L、

前記移動局は、受信機の周波数を前記第 1の基地局の送信周波数および前記第 2の送信周波数の一方に合わせる受信周波数切換手段と、前記第 1 の時間に前記第 1の基地局からの信号を受信復調するとともに、前記第 2 の時間に前記第 2の基地局からの信号を受信復調し、前記第 1の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成してユーザデータを再生する復調部とを具備することを特徴とする C D M A移動通信システム。

1 0 . 請求の範囲第 9項に記載の C D M A移動通信システムにおいて、前記移動局は、送信機の送信周波数を前記第 1の基地局の受信周波数および前記第 2の基地局の受信周波数の一方に切り換える送信周波数切換手段と、ハンドオフ期間中、ユーザデータを送信すべき第 3の時間に、ユーザデータを前記第 1の基地局の受信周波数で送信し、誤り訂正チェックビットを送信すべき第 4の時間に、前記ユーザデータを前記第 2の基地局の受信周波数で送信する送信手段を具備し、

前記上位局では、前記各復調部で復調した復調信号を合成することにより前記ユーザデ一タを再生する手段を具備することを特徴とする C D M A 移動通信システム。

1 1 . 請求の範囲第 8項に記載の C D M A移動通信システムにおいて、前記第 1の基地局と前記第 2の基地局との間のハンドオフを指令する上位局を備え、前記第 1の基地局は、前記上位局からのハンドオフ指令に基づいて、前記第 1の時間に前記ユーザデータを送信し、前記第 2の時間には送信を休止させる第 1 の制御手段を具備し、

前記移動局は、受信機の周波数を前記第 1の基地局の送信周波数および前記第 2の送信周波数の一方に合わせる受信周波数切換手段と、前記第 1 の時間に前記第 1の基地局からの信号を受信復調するとともに、前記第 2 の時間に前記第 2の基地局からの信号を受信復調し、前記第 1の基地局からの前記ユーザデータと前記第 2の基地局からの前記誤り訂正チヱックビットとを用いて前記ユーザデータを再生する復調部とを具備することを特徴とする C D M A移動通信システム。

1 2 . 請求の範囲第 1 1項に記載の C D M A移動通信システムにおいて、

前記移動局は、送信機の送信周波数を前記第 1の基地局の受信周波数および前記第 2の基地局の受信周波数の一方に切り換える送信周波数切換手段と、前記ハンドオフ期間中、ユーザデータを送信すべき第 3の時間に、ユーザデータを前記第 1の基地局の受信周波数で送信し、誤り訂正チェックビットを送信すべき第 4の時間に、誤り訂正チェックビットを前記第 2 の基地局の受信周波数で送信する送信手段とを具備し、前記第 1の基地局は、前記第 3の時間に受信した前記ユーザデータを復調する復調部を具備し、

前記第 2の基地局は、前記第 4の時間に受信した前記誤り訂正チェックビットを復調する復調部を具備し、

前記上位局は、前記各復調部から出力された復調信号を用いて誤り訂正復号を行うことによって、前記ユーザデータを再生する手段を具備することを特徴とする C D M A移動通信システム。

1 3 . ユーザデータを誤り訂正符号化したのち、前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットに多値変調による 1次変調を行って得た狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信する第 1の基地局と、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号処理して前記ユーザデータを再生する移動局とを備えた C D M A移動通信システムにおいて、

前記第 1の基地局は、前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットの、前記多値変調の多値数を変化させる第 1の多値数制御部と、前記移動局が、前記第 1の基地局とは異なる第 2の基地局からの信号の受信レベルを監視する受信レベル監視期間中は、前記多値数を大きくして第 1の時間に送信することによって、送信を休止する第 2の時間を作る手段とを具備し、

前記移動局は、受信機の周波数を前記第 1の基地局の送信周波数および前記第 2の送信周波数の一方に合わせる受信周波数切換手段と、前記多値変調の多値数を変化させる第 2の多値数制御部と、前記第 1の時間に前記多値数を大きくして受信信号を復調し、誤り訂正復号処理して、前記ユーザデータを再生する復調部と、前記第 2の時間において、受信周波数を前記第 2の基地局の送信周波数に切り換えて、該第 2の基地局の受信レベルを監視する受信レベル測定部とを具備することを特徴とする C D M A移動通 1目システム。

1 4 . 請求の範囲第 1 3項に記載の C D M A移動通信システムにおいて、前記第 1の基地局と前記第 2の基地局との間のハンドオフを指令する上位局を備え、前記第 1の基地局は、前記上位局からのハンドオフ指令に基づいて、前記第 1の時間に前記ユーザデータおよびその誤り訂正チェックビットを送信する第 1の送信手段を具備し、

前記第 2の基地局は、前記ハンドオフ指令に基づいて、前記第 2の時間に前記ユーザデータおよびその誤り訂正チェックビットを送信する第 2の送信手段を具備し、

前記移動局は、前記第 1の時間に前記第 1の基地局からの前記ユーザデ —夕および誤り訂正チェックビットを受信するとともに、前記第 2の時間に受信周波数を前記第 2の基地局の送信周波数に切り替えて前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットを受信し、前記第 1の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成して前記ユーザデータを再生する手段を具備することを特徴とする C D M A移動通信システム。

1 5 . ユーザデータを誤り訂正符号化したのち 1次変調して得られる狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信する第 1の基地局と、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号して前記ユーザデータを再生する移動局とを備えた C D M A移動通信システムにおける移動局であって、

前記移動局の受信機は、前記第 1の基地局から送信された前記ユーザデータ受信中の第 1の時間に、前記ユーザデータを復調する復調部と、

前記第 2の基地局の受信レベルを監視する受信レベル測定部とを具備することを特徴とする移動局。

1 6 . 請求の範囲第 1 5項に記載の移動局において、

前記移動局の受信機は、

前記第 1の基地局と前記第 2の基地局との間のハンドオフ期間中、前記第 1の時間に前記第 1の基地局からの信号を受信復調するとともに、前記第 2の時間に前記第 2の基地局からの信号を受信復調し、前記第 1 の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成してユーザデータを再生する復調部と

を具備し、

前記移動局の送信機は、

前記ハンドオフ中には、ユーザデータを送信すべき第 3の時間に、ュ —ザデータを前記第 1の基地局の受信周波数で送信するとともに、誤り訂 O 96/38999

正チェックビットを送信すべき第 4の時間に、前記ユーザデータを前記第 2の基地局の受信周波数で送信する送信手段と、

前記第 2の基地局では、前記第 4の時間に受信した前記ュ一ザデータを復調する過程と、

を具備することを特徴とする移動局。

1 7 . ユーザデータを誤り訂正符号化したのち、前記ユーザデータおよび誤り訂正チヱックビットに多値変調による 1次変調を行って得た狭帯域変調信号を拡散符号で広帯域信号へ 2次変調して送信する第 1 の基地局と、前記広帯域信号を狭帯域変調信号へ変換し、復調し、誤り訂正復号処理して前記ユーザデータを再生する移動局とを備え、前記第 1 の基地局は、前記ユーザデータおよび誤り訂正チェックビットを、前記多値変調の多値数を大きくして第 1の時間に送信することによって、送信を休止する第 2 の時間を作る、 C D M A移動システムにおける移動局であって、

前記移動局の受信機は、

前記第 1の時間において、前記ユーザデータおよび誤り訂正チヱックビットを復調し、誤り訂正復号処理して、前記ユーザデータを再生する手段と、前記受信機の受信周波数を、前記第 1の基地局の送信周波数および前記第 2の基地局の送信周波数の一方に合わせる受信周波数切換部と、

を具備することを特徴とする移動局。

1 8 . 請求の範囲第 1 7項に記載の移動局において、前記移動局の受信機の受信周波数切換部は、前記第 1の基地局と前記第 2の基地局との間のハンドオフ期間中は、受信周波数を、前記第 1の時間には前記第 1の基地局の送信周波数に切り換え、前記第 2の時間には前記第 2の基地局の送信周波数に切り換え、前記再生する手段は、前記第 1の基地局からの信号と前記第 2の基地局からの信号とを合成して前記ユーザデータを再生することを特徴とする移動局。