WO1996011794A1 - Procede et dispositif de fabrication de couche de commutation - Google Patents

Description

明 細 書 スィツチシートの製造方法及びその装置 技術分野

本発明は、 携帯電話などに使用されるペコメンスィツチの構成部品であるスィ ツチシートの製造方法及びその装置に関するものである。 背景技術

近年、 携帯電話が小型化や低価格化などと相俟って急速に普及しており、 さら により薄く、 より小型に、 より軽量に、 より安価に提供できるように種々研究が 進められている。

例えば、 携帯電話のテンキーや各種機能キーの接点を導通させるために使用さ れるスィッチについては、 当初採用されたシリコンラバ一スィッチ （図 4参照） やメンブレンスイッチに代わって、 厚さが薄くできることと、 機械的に安定した 感触が得られること、 機械的反転時のタイミングと電気的接触のタイミングが等 しく、 使いやすいことなどから、 第 3図に示すペコメンスイッチ 1が採用される ようになつている。 このペコメンスイッチ 1は、 スィッチシート 2に金属ドーム 3を貼着して構成され、 携帯電話本体に配置された基板上に直接金属ドームを配 置し、 電気的に導通させる接点を構成するものである。

そして、 このペコメンスイッチ 1を構成するスィッチシート 2は、 第 2図に示 すように、 まず、 フィルムセパレータ 4に取り付け穴 4 a、 位置決め用穴 4 b、 ドーム露出用穴 4 c及び L E D照光用穴 4 dをパンチなどによって形成する一方、 加工用テープ （粘着テープ） 5に位置決め用穴 5 a及び L E D照光用穴 5 bをパ ンチなどによって形成し、 フィルムセパレ一タ 4に加工用テープ 5をそれらの位 置決め用穴 4 b， 5 aが合 grTるように、 したがって、 それらの L E D照光用穴 4 d , 5 bが合 grfるように、 作業者の手作業で貼着することで製造され、 その 裏面側に保護ライナ一 6を貼着した状態で加工メーカ一に供給されるようになつ ている。 このようにして加工メーカ一に納入されたスィッチシート 2は、 その加 ェ用テープ 5の裏面 （粘着面） にフィルムセパレータ 4のドーム露出用穴 4 cを 通して金属ドーム 3を 1個ずつ作業者の手作業で貼り付けることでペコメンスィ ツチ 1が製造される。 この後、 スィッチシート 1の表面に数字や各種機能の記号 やアルファべットなどを印刷した表面シートを貼り付けた後、 その取り付け穴 4 aを介して携帯電話本体に取り付けられるようになつている。

ところで、 前述したように、 ペコメンスイッチを構成するスィッチシートを、 フィルムセパレータと加工用テープとを作業者の手作業で貼着して製造する方式 では、 位置ずれが発生し易く、 歩留りが低い他、 生産量が限定されるという問題 があった。 このため、 スィッチシートを自動的に製造することも試みられている 力、;、 いまだ工業的に満足できる結果に至っていないのが現状である。

すなわち、 第 2図に示したように、 フィルムセパレータに形成される各種穴と、 加工用テープに形成される各種穴とは必ずしも一致せず、 フィルムセパレータ及 び加工用テープそれぞれを各別に穴を形成する必要がある。 ところで、 加工用テ —ブに各種穴を形成する場合、 加工用テープの裏面は金属ドームを貼着するため に粘着面に形成されており、 そのまま繰り出して穴を形成した場合、 その粘着面 が装置側に粘着し、 以後の作業が不可能になる。 このため、 フィルムセパレ一タ に穴を形成した後、 加工用テープをその上に積層して加工用テープに穴を形成す ることも考えられる力';、 スィツチシ一卜の種類によってはフィルムセパレ一タに 形成された穴に一部重なるように加工用テープのみに穴を形成しなければならな い場合があり、 この場合は、 予めフィルムセパレータに形成された穴によって重 なり部分でパンチなどの刃物の反力がとれないことから、 加工用テーブを確実に 開口できないという問題があった。

本発明は、 このような問題点に鑑みてなされたもので、 ペコメンスイッチを構 成するスィツチシートを自動的に製造することのできるスィツチシートの製造方 法及びその装置を提供するものである。 発明の開示

本発明のスィツチシ一卜の製造方法は、 フィルムセパレ一タの下面にカストリ 用テープをその粘着面が密着するように貼着した後、 フィルムセパレ一タに 1個 もしくは複数個の第 1の穴を形成し、 次いで、 積層されたフィルムセパレータ及 びカストリ用テープにおけるフィルムセパレータの上面に加工用テープをその粘 着面が密着するように貼着した後、 加工用テープを設定形状に打ち抜くと同時に、 少なくとも加工用テープもしくは加工用テープ及びフィルムセパレータにわたつ て 1個もしくは複数個の第 2の穴を形成し、 これらの加工用テープ、 フィルムセ パレ一タ及びカストリ用テープを一体に引き出しつつ打ち抜かれた加工用テープ を巻き取って剥離させるものである。

また、 本発明のスィッチシートの製造装置は、 フィルムセパレータの繰り出し リールと、 カス トリ用テープの繰り出しリールと、 積層されたフィルムセパレ一 タ及びカストリ用テープにおけるフィルムセパレ一タに 1個もしくは複数個の穴 を形成する加工金型を有する第 1パンチ装置と、 加工用テープの繰り出しリール と、 積層された加工用テープ、 フィルムセパレ一タ及びカストリ用テープにおけ る加工用テープを設定形状に打ち抜くとともに、 加工用テープ、 フィルムセパレ ータ及びカストリ用テープにわたって 1個もしくは複数個の穴を形成する加工金 型を有する第 2パンチ装置と、 打ち抜力^た加工用テープを卷き取る卷き取り装 置と、 設定形状の加工用テープが貼着されたフィルムセパレータ及びカストリ用 テープを一体に引き出す送り装置から構成され、 第 1パンチ装置によりフィルム セパレータに第 1の穴を形成するとともに、 第 2パンチ装置により加工用テ一ブ を設定形状に打ち抜くと同時に、 少なくとも加工用テープもしくは加工用テ一フ 及びフィルムセパレ一タに第 2の穴を形成するものである。

フィルムセパレ一タの下面にカストリ用テープをその粘着面が密着するように 貼着した後、 フィルムセパレ一タに第 1の穴を形成する。 次いで、 積層されたフ イルムセパレ一タ及びカストリ用テープにおけるフィルムセパレータの上面に加 ェ用テープをその粘着面が密着するように貼着した後、 加工用テープを設定形状 に打ち抜くと同時に、 少なくとも加工用テープもしくは加工用テープ及びフィル ムセパレ一タにわたつて第 2の穴を形成する。 そして、 設定形状の加工用テープ を貼着したフィル厶セパレータ及びカストリ用テープを引き出す際、 打ち抜かれ た加工用テープを巻き取って剥離させる。

この結果、 加工用テープ及びフィルムセパレータにそれぞれ対応する穴を形成 したスィツチシートを自動的に製造することができる。 図面の簡単な説明

第 1図は、 本発明のスィッチシートの製造装置の概略を示す説明図である。 第 2図は、 スィッチシートを示す分解斜視図である。 第 3図は、 ペコメンスイッチ の断面図である。 第 4図は、 ラバ一スィッチの断面図である。 発明を実施するための最良の形態

以下、 本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第 1図には、 本発明のスィッチシート 2の製造装置 1 0が示されており、 この 製造装置 1 0は、 ロール状のフィルムセパレータ 4の繰り出しリール 1 1と、 口 —ル状のカストリ用テープ （粘着テープ） 7の繰り出しリール 1 2と、 口一ル状 の加工用テープ （粘着テープ） 5の繰り出しリール 1 3と、 上から順に貼着され たフィルムセパレ一タ 4及びカス トリ用テープ 7におけるフィルムセパレ一タ 4 に各種の第 1の穴を形成する第 1パンチ装置 1 4と、 上から順に貼着された加工 用テープ 5、 フィルムセパレ一タ 4及びカス トリ用テープ 7における加工用テー プ 5を設定形状に打ち抜くと同時に、 加工用テープ 5、 フィルムセパレータ 4及 びカストリ用テープ 7にわたつて各種の第 2の穴を形成する第 2パンチ装置 1 5 と、 設定形状が打ち抜かれた抜き跡の加工用テープ 5 1を卷き取る卷き取り装置 1 6と、 設定形状の加工用テープ 5 2、 フィルムセパレ一タ 4及びカス トリ用テ —プ 7を挾み込んで引き出す送り装置 1 7と、 カストリ用テープ 7を巻き取る巻 き取り装置 1 8と、 各種穴が形成された設定形状の加工用テープ 5 2及び各種穴 が形成された加工用テープ 5 2を貼着してなるスィッチシ一ト 2を卷き取る巻き 取り装置 1 9と、 このスィッチシート 2の裏面に貼着される保護ライナー （離型 紙） 6の繰り出しリール 2 0から構成されている。

そして、 カストリ用テ一ブ 7は、 その粘着面がフィルムセパレ一タ 4の下面に 粘着するように、 粘着面を上面に向けて繰り出しリール 1 2に装着され、 加工用 テープ 5は、 その粘着面がフィルムセパレータ 4の上面に貼着するように、 粘着 面を下面に向けて繰り出しリール 1 3に装着されている。 一方、 第 1パンチ装置 1 4及び第 2パンチ装置 1 5は、 それぞれ加工金型 1 4 1， 1 5 1と、 これらの 金型 1 4 1， 1 5 1を昇降させるクランク装匱 1 4 2， 1 5 2から構成され、 加 ェ金型 1 4 1， 1 5 1に形成された刃の高さと、 クランク装置 1 4 2， 1 5 2の 昇降ストロークによって、 第 1パンチ装置 1 4においては、 フィルムセパレータ 4のみに各種の第 1の穴を形成し、 また、 第 2パンチ装置 1 5においては、 加工 用テープ 5のみを設定形状に打ち抜くと同時に、 その打ち抜いた設定形状の加工 用テープ 5 2、 フィルムセパレ一タ 4及びカストリ用テープ 7にわたつて各種の 第 2の穴を形成するものである。

また、 加工用テープ 5 1の卷き取り装置 1 6、 積層された設定形状の加工用テ —プ 5 2、 フィルムセパレ一タ 4及びカス トリ用テープ 7の送り装置 1 7、 カス トリ用テープ 7の巻き取り装置 1 8及びスィツチシート 2の巻き取り装置 1 9は、 いずれも図示しないモータを備えており、 それぞれ同期して作動するようになつ ている。 すなわち、 パンチ装置 1 4， 1 5が作動して加工金型 1 4 1， 1 5 1力'； 下降する際、 卷き取り装置 1 6， 1 8 , 1 9及び送り装置 1 7は停止し、 一方、 加工金型 1 4 1， 1 5 1が上昇する際、 送り装置 1 7が作動して積層された加工 用テープ 5、 フィルムセパレータ 4及びカストリ用テープ 7が設定長さ引き出さ れると、 卷き取り装置 1 6， 1 8， 1 9もそれぞれ作動し、 加工用テープ 5 1、 カストリ用テープ 7、 スィツチシート 2をそれぞれ同一長さだけ巻き取るように なっている。

次に、 このように構成された製造装置 1 0を用いてスィッチシート 2を製造す る場合について説明すると、 まず、 フィルムセパレ一タ 4、 カストリ用テープ 7 及び加工用テープ 5のロール体を、 繰り出しリール 1 1， 1 2， 1 3にそれぞれ 設定された向きに装着した後、 それぞれの先端を引き出して中心線上に位置決め し、 その繰り出し方向に対して左右方向へのズレを図示しない規制ローラで規制 する。 そして、 カストリ用テープ 7の粘着面にフィルムセパレ一タ 4を載せて両 者を貼着した後、 第 1パンチ装置 1 4を通過させる。 次いで、 積層されたフィル ムセパレ一タ 4とカストリ用テープ 7におけるフィルムセパレータ 4に加工用テ ープ 5を載せて貼着した後、 第 2パンチ装置 1 5を通過させて送り装置 1 7に導 き、 挾み込む。 このように、 上から加工用テープ 5、 フィルムセパレータ 4、 力 ストリ用テープ 7の順に貼着して一体化した後、 送り装置 1 7を作動させること により、 それぞれ加工用テープ 5、 フィルムセパレ一タ 4及びカストリ用テープ 7を同一長さずつ引き出すことができる。

次いで、 一体に貼着された加工用テープ 5、 フィルムセパレ一タ 4、 カストリ 用テープ 7が送り装置 1 7を介して引き出されると、 カストリ用テープ 7をフィ ルムセパレータ 4から引き離し、 その先端を卷き取り装置 1 8に止着して巻き取 る。 一方、 カストリ用テープ 7が引き離された加工用テープ 5及びフィルムセパ レータ 4は、 そのフィルムセパレ一タ 4側に繰り出しリール 2 0から繰り出した 保護ライナー 6を貼着し、 一体化して卷き取り装置 1 9に卷き取られるようにな つている。

ところで、 一体に貼着されたフィルムセパレ一タ 4及びカス トリ用テープ 7は、 第 1パンチ装置 1 4が作動すると、 そのクランク装置 1 4 2を介して加工金型 1 4 1がそのストロ一ク分昇降し、 フィルムセパレータ 4のみに各種の第 1の穴を 形成するものである。 この際、 打ち抜かれたフィルムセパレ一タ 4の抜きカスは、 カストリ用テープ 7の粘着面に粘着されている。

次いで、 第 1パンチ装置 1 4による穴開け作業が終了すると、 フィルムセパレ —タ 4に加工用テープ 5が貼着される。 そして、 一体に貼着された加工用テープ 5、 フィルムセパレ一タ 4及びカストリ用テ一ブ 7は、 第 2パンチ装置 1 5が作 動すると、 そのクランク装置 1 5 2を介して加工金型 1 5 1がそのストロ一ク分 昇降し、 加工用テープ 5のみを設定形状に打ち抜くと同時に、 加工用テープ 5、 フィルムセパレ一タ 4及びカストリ用テープ 7にわたつて各種の第 2の穴を形成 するものである。 このように、 第 2パンチ装置 1 5による穴開け作業が終了し、 送り装置 1 7を介して引き出された加工用テープ 5、 フィルムセパレ一タ 4及び カストリ用テープ 7は、 その後、 加工用テープ 5を巻き取り装置 1 6を介して卷 き取ることにより、 加工金型 1 5 1によって設定形状が打ち抜かれた抜きカス部 分 5 1がフィルムセパレータ 4から剥離されて巻き取られることになる。 一方、 打ち抜かれた設定形状の加工用テープ 5 2はその粘着面を介してフィルムセパレ ータ 4に貼着している。

また、 同様に、 送り装置 1 7を介して引き出された加工用テープ 5、 フィルム セパレータ 4及びカストリ用テープ 7のうち、 カストリ用テープ 7を卷き取り装 置 1 8を介して卷き取ることにより、 カストリ用テープ 7がフィルムセパレ一タ 4から剥離されて卷き取られることになる。 この際、 第 1パンチ装置 1 4によつ て打ち抜かれたフィルムセパレータ 4の抜きカスは、 カス トリ用テープ 7の粘着 面に粘着されていることから、 この時点で、 第 1パンチ装置 1 4によって形成さ れた各種の第 1の穴が開口することになる。 この結果、 加工用テープ 5に第 2パ ンチ装置 1 5によって形成される第 2の穴と、 フィルムセパレータ 4に第 1パン チ装置 1 4によつて形成される第 1の穴とがー部重なるような場合であつても、 フィルムセパレータ 4の抜きカスは、 カストリ用テープ 7に離脱することなく粘 着されていることから、 加工用テープ 5の穴開け作業時においては、 その抜き力 スによって加工金型 1 5 1の反力を支持することができ、 加工用テープ 5に確実 に穴を形成することができる。

次いで、 各種穴が形成された設定形状の加工用テープ 5 2及び各種穴が形成さ れたフィルムセパレ一タ 4からなるスィツチシ一ト 2は、 その巻き取り装置 1 9 を介して巻き取られ、 ロール状のスィッチシート 2が製造される。 この際、 フィ ルムセパレ一タ 4に形成された穴によって一部露出する加工用テープ 5 2の粘着 面、 すなわち、 金属ドーム 3を貼着する粘着面にゴミなどが付着しないように保 護するため、 フィルムセパレータ 4側に保護ライナー 6を介在して巻き取るもの である。

このようにして製造されたスィッチシート 2は、 加工メーカに供給され、 保護 ライナ一 6が除去された後、 フィルムセパレ一タ 4に形成された穴を通して露出 した加工用テープ 5 2の裏面 （粘着面） に、 金属ドーム 3を貼着してペコメンス ィツチ 1が製造されるものである。

なお、 ユーザ一の要望によっては、 保護ライナ一 6を貼着することなく、 バン チ装置 1 4， 1 5による穴開け作業が終了した加工用テープ 5、 フィルムセパレ ータ 4及びカストリ用テープ 7を一体に積層したまま巻き取ってロール状に形成 し、 加工メーカ一に出荷する場合もある。 この場合は、 加工メーカーにおいて、 カストリ用テープ 7を剥離することにより、 スィッチシート 2が得られるもので ある。 また、 本実施例においては、 第 2パンチ装置 1 5を作動して加工用テープ 5、 フィルムセパレータ 4及びカストリ用テープ 7にわたつて第 2の穴を形成するも のを例示したが、 第 2パンチ装置 1 5の加工金型 1 4 1の刃の高さと昇降ス トロ —クを調整することにより、 加工用テープ 5のみに穴を開けたり、 加工用テープ 5及びフィルムセパレ一タ 4にわたつて穴を開けることもできる。

以上のように本発明のスィツチシートの製造方法によれば、 フィルムセパレ一 タ及び加工用テープにそれぞれ対応する穴を形成したスィツチシートを人手を介 することなく自動的に製造することができる。

また、 本発明のスィッチシートの製造装置によれば、 簡単な構造の組合せによ り、 加工用テープ及びフィルムセパレータにそれぞれ必要な穴を有するスィツチ シ一トを連続的に製造することができる。 産業上の利用可能性

以上のように、 本発明は、 携帯電話などに使用されるペコメンスイッチの構成 部品であるスィツチシートの製造に適している。

Claims

請求の範囲

1 . フィルムセパレ一タの下面に、 上面が粘着面とされたカストリ用テープをそ の粘着面が密着するように貼着する工程と、

上記の工程によりカストリ用テープに積層されたフィルムセパレ一タに 1個 もしくは複数個の第 1の穴を形成する工程と、

上記の工程で第 1の穴が形成された後、 積層されたフィルムセパレ一タ及び カストリ用テープにおけるフィルムセパレータの上面に、 下面が粘着面とされ た加工用テープをその粘着面が密着するように貼着する工程と、

上記の工程で加工用テープが貼着された後、 加工用テープを設定形状に打ち 抜くと同時に、 少なくとも加工用テープもしくは加工用テープ及びフィルムセ パレ一タにわたつて 1個もしくは複数個の第 2の穴を形成する工程と、 上記の工程で第 2の穴が形成された後、 積層された加工用テープ、 フィルム セパレ一タ及びカストリ用テープを一体に引き出す工程と、

上記の工程で加工用テープ、 フィルムセパレ一タ及びカストリ用テープを一 体に引き出した後、 前記設定形状に打ち抜かれた後の加工用テープのカス部分 をフィルムセパレ一タの上面から剥離させる工程とを有するスィツチシートの 製造方法。

2 . 加工用テ一ブのカス部分をフィルムセパレ一タの上面から剥離させた後、 力 ストリ用テープをフィルムセパレータの下面から剥離させる工程を含むもので ある請求の範囲第 1項記載のスィッチシー卜の製造方法。

3 . カストリ用テープをフィルムセパレータの下面から剥離させた後、 フィルム セパレ一タをその下面に保護ライナーを介在させて卷き取る工程を含むもので ある請求の範囲第 2項記載のスィツチシートの製造方法。

4 . フィルムセパレ一タの繰り出しリールと、

上面が粘着面とされたカストリ用テープの繰り出しリールと、

上記両繰り出しリールの後段に設けられ、 フィルムセパレータの下面にカス トリ用テープをその粘着面が密着するように貼着する第 1の貼着手段と、 この第 1の貼着手段の後段に設けられ、 該貼着手段により積層されたフィル ムセパレ一タ及びカス トリ用テープにおけるフィルムセパレータに、 1個もし くは複数個の穴を形成する加工金型を有する第 1パンチ装置と、

下面が粘着面とされた加工用テープの繰り出しリールと、

前記第 1パンチ装置の後段に設けられ、 第 1パンチ装置から送出される、 力 ストリ用テープと積層状態にあるフィルムセパレータの上面に、 前記加工用テ ーブをその粘着面が密着するように貼着する第 2の貼着手段と、

この第 2の貼着手段により積層された加工用テープ、 フィルムセパレ一タ及 びカストリ用テープにおける加工用テープを設定形状に打ち抜くとともに、 加 ェ用テープ、 フィルムセパレータ及びカストリ用テープにわたって 1個もしく は複数個の穴を形成する加工金型を有する第 2パンチ装置と、

この第 2パンチ装置の後段に設けられ、 第 2パンチ装置により打ち抜かれた 加工用テープのカス部分を卷き取る巻き取り装置と、

この卷き取り装置の後段に設けられ、 設定形状の加工用テープが貼着された フィルムセパレータ及びカストリ用テープを一体に引き出す送り装置とから構 成され、

第 1パンチ装置によりフィルムセパレ一タに第 1の穴を形成するとともに、 第 2パンチ装置により加工用テープを設定形状に打ち抜くと同時に、 少なくと も加工用テープもしくは加工用テープ及びフィルムセパレータに第 2の穴を形 成するものであるスィツチシ一卜の製造装置。

5 . 前記送り装置の後段に、 フィルムセパレ一タからカストリ用テープを剥離し て該カストリ用テープを卷き取るカストリ用テープ卷き取り装置が設けられた ものである請求の範囲第 4項記載のスィツチシー卜の製造装置。

6 . 前記カストリ用テープ卷き取り装置の後段に、 保護ライナーの繰り出しリ一 ルと、 このリールから繰り出された保護ライナ一をフィルムセパレータの下面 に介在させた状態でフィルムセパレータを卷き取る卷き取り装置とが設けられ たものである請求の範囲第 5項記載のスィツチシー卜の製造装置。