WO1987006171A1 - Turret dividing device driven by hydraulic motor - Google Patents

Description

明 細 書

油圧 モ ー タ で駆動 さ れる タ レ ツ 卜 割 出装置 技 術 分 野 .

本発明 は タ レ ツ 卜 旋盤 に お け る 油圧 モ ー タ で駆動 さ れ る タ レ ツ 卜 割出装置 に 関す る 。

背 景 技 術

多数の 工具が取付け ら れた タ レ ツ 卜 を有する タ レ ツ 卜 旋盤 に お い て は 、 一加 工 工程 か ら 次工程へ の移行時 に 、 タ レ ッ 卜 を加 工位置か ら離反移動 さ せ 、 次に 、 タ レ ッ 卜 を所要旋回位置 ま で旋回 さ せ て 次の加 工 工程 に 用 い る ェ 具を選択 し た後加 工位置へ移動 さ せる 。 そ し て 、 タ レ ツ 卜 を旋-回 さ せ る た め の駆動源 と し て ；ι!ι圧 モ ー タ を用 い た 従来の タ レ ッ 卜 割 出 し 装置は 、 油圧モ ー タ に 供給 さ れる 圧力 油 の流量を制御 す る流量制御弁 と 、 該弁を 開 閉 動作 させ る べき タ レ ツ 卜 旋回位置を設定 する リ ミ ツ 卜 ス イ ツ チ と 、 タ レ ッ 卜 軸 と 一体回転自 在 に 配 さ れかつ 流量制御 弁の 閉弁時の 開度を制御 する カ ム が形成さ れ，た カ ム盤 と を備え 、 タ レ ツ 卜 が所要旋回位置の 手前 に 設定 さ れ た リ ミ ツ 卜 ス ィ ッ チ作動位置に 達 し た と き リ ミ ヅ 卜 ス ィ ッ チ が作動 し て 流量制御 弁の 閉弁を 開始さ せ 、 そ の後 、 カ ム を 介 し て弁開度を徐々 に絞 っ て 油圧モ ー タ の速度を減速 し 、 タ レ ッ 卜 を減速さ せ る 。 更に 、 タ レ ツ 卜 が所要の旋 回位置 に達する と 、 上記流量弁を全閉 に し て 油圧モ ー タ を停止さ せ る 。 そ れ と 共 に 、 タ レ ッ 卜 軸 に 設け ら れた 割 出 し 台を ク ラ ンプ ピ ン等で ロ ッ ク し て タ レ ヅ 卜 を所要旋 回 位置 に ロ ッ ク する 。

上記従来の割岀装置は 、 タ レ ッ 卜 減速開始位置を変え る場 合 に 、 リ ミ ツ 卜 ス ィ ッ チの 配設位置を 調 整す る必要 が あ り 、 こ の調整作業が面倒で あ っ た 。

発 明 の 開 示

そ こ で 、 本発明 の 目 的 は 、 タ レ ツ 卜 の減速開始位置を 簡単に変更で き 、 かつ 、 タ レ ツ 卜 割 出 し が容易 な油圧 モ — タ で駆動 さ れる タ レ ツ 卜 の割出装置を提供 する こ と に あ る 。

上記 目 的を達成する た め 、 本発明 は 、 タ レ ッ 卜 を回 転 駆動 す る 油圧 モ ー タ と 、 上記油圧モ ー タ に 供給さ れる圧 力 油 の流量を調整する流量調整弁.を ^ 閉駆動 するパルプ 駆動 手段 と を有 し 、 選択 し た 工 具に よ る加 工 が行わ れる 工具選択位置 に タ レ ツ 卜 が達す る前 に 上記圧力油 の流量 を減少さ せ て タ レ ツ 卜 を減速 し て 上記 工具選択位置 に 位 置決めす る タ レ ツ 卜 割出装置 に お い て 、 上記 タ レ ッ 卜 の 回 転 と 共に _パルスを 出力 す るパ ルス コ ー ダ ど、 .該パルス コ ー ダの 出力 パルス を計数 し タ レ ツ 卜 の 回転位置を表わ す 計数値を 出力 す る可逆 カ ウ ン タ と 、 上記 工具選択位置 及び減速区間量を設定 する 設定 手段 と 、 該設定手段で設 定 さ れた 工 具選択位置及び減速区 間 量を 記憶す る記憶手 段 と 、 上記可逆 カ ウ ン タ の 計数値 と 工具選択位置 よ り 減 速区間量を減算 し て得た値 と を比較 し て タ レ ツ 卜 が減速 開始位置 に 達 し た か否かを判別 す る判 別手段 と を備え 、 上記判別 手段が タ レ ツ 卜 の減速開始位置へ の到達を判別 す る と 、 上記バ ルブ駆動 手段を駆動 す る 。

以 上述 べ た よ う に 、 本発明 は 、 工 具選択位置及び減速 区 間 鼉を設定手段 に よ り 設定 す る の みで 簡単 に タ レ ツ 卜 割 出 し 動作を行わ せ る こ と ができ 、 従来の よ う に カ ム の 取付位置の 修正等の面倒 な作業を必要 と し な い 。

図 面の 簡単な説明

第 1 図 は本発明 の一実施例 に よ る タ レ ッ 卜 割 出装置の 要部 を示す概略構成図 、 お よ び第 2 図 は第 1 図の装置の 動作処理を示す フ ロ ー チ ヤ 一 卜 で あ る 。

発明 を実施 す る た め の 最良 の形態 第 1 図 は 、 タ レ ッ 卜 旋盤 に 用 い ら れる 、 本発 明の一実 施例 に よ る タ レ ッ 卜 割 出装置の要部 を 示 し 、 1 は該 タ レ ッ 卜 旋盤を制御 す るマ イ ク ロ コ ン ビ -! ー タ を 内蔵の 数値 制御装置 （ 以下 C N C と い う ） 、 2 は ： Π 具が多数取付け ら た タ レ ツ 卜 、 3 は'該 タ レ ツ 卜 2 を ！ !転駆動 さ せ る油圧 モ ー タ 、 4 は タ レ ッ 卜 軸 （ 図示略 ） に 設け ら れ た タ レ ツ 卜 2 の 回転位置を検出 する た め のパ ル ス コ 一 ダを 示 し 、 該パルス コ ー ダ 4 は 、 例 え ば タ レ ッ 卜 2 が ー 回 転 す る 間 に パ ルス を 3 〇 0 0 出力 す る と共 に タ レ ッ 卜 2 の 回転方 向 を表わ す信号を 出力 す る も の で あ る 。 5 は可逆 カ ウ ン タ で 、 上記パ ルス コ ー ダ 4 か ら の 出力 パルスを 計数す る も の で 、 タ レ ッ 卜 一 回 転分の'パル ス 、 例 え ば 3 0 0 0 を 計数す る と 計数値を再び 0 に ク リ ァ す る カ ウ ン タ で あ る 6 は油圧 モ ー タ 3 と 図 示 し な い圧力 油供給源間 に介在 し かつ モ ー タ へ の圧力 油 の供給量を調整する流量調整弁 8 を開閉駆動 す る た め のパルプ駆動 手段 で 、 電鏺石等で 溝 成さ れ て い る 。 9 は弁 8の 閉 弁動作を規制 す る た め の従 来公知 の カ ム 手段で 、 該手段 9 は タ レ ツ 卜 2 と -- ¾回 転 可能に 配さ れ 、 その カ ム 面 は後述の タ レ ッ 卜 2の減速頜 域 に お い て タ レ ッ 卜 2の 回 転 に 伴い 閉弁規制 の度台い を 徐々 に 緩和 し 、 タ レ ッ 卜 2が後述の 工具選択位置 に 達 し た と き 閉弁親制 を解除 し 、 弁 8を全閉 さ せ る よ う な形状 に 形成さ れて い る - 又 、 7 は ク ラ ンプ駆動手段で 、 タ レ ッ 卜 軸 に 設け ら れ た 割 出 し 台 （ 図 示略 ） の 凹 部 に 嵌脱自 在 に 配さ れ タ レ ツ 卜 2を 位置決め する た め の ク ラ ンプ ピ ン （ 図示略 ） を駆 動 す る も の で 、 電磁石等で構成さ れ い る 。 -

C M C I はマ イ ク ロ コ ン ピ ュ ー タ ί以下 C P U と い う ） 0 と 、 管理プ ロ グ ラ ム を記億す る R O M 1 と 、 デ ー タ の一 時記億等の た め に 利用 さ れる R A :Vl Ί 2 と を 備え 、 さ ら に 上記 ク ラ ンプ駆動手段 7 , バルブ駆動 手段 6 . 可 逆 カ ウ ン タ 5等に 接続さ れる入出力 回路 1 3と ， テ ー プ 1 4 よ り 加 工プ ロ グラ ム を読取るテ ー プ リ ー ダ 1 5 と 、 各種設定値等を記憶する不揮発性 メ モ リ 1 6 と 、 各種デ ー タ の設定や各種指令を入力 す る C R T表示装置付手動 デ ー タ 入力 装置 （ 以下 C R T ZM D i と い う ） 1 7 と を 有 し 、 こ れ ら 要素 1 0〜 1 3 , 1 5〜 1 7 はパ ス 1 8 で 結 合さ れて い る 。

次 に 、 本実施例 の タ レ ッ 卜 割 出装置の動作を説明 する 。 ま ず 、 オ ペ レ ー タ は 、 C R T Z M D i "1 7を介 し て 、 タ レ ツ 卜 2 に 装着 さ れ た 夫々 の 工 具の タ レ ツ 卜 へ の取付位 置 す なわ ち 工 具選択位置 P j ( j = 1 , 2 , ……， η ) を夫 々 設定 し 、 又 、 減速区 間 量 P s を も設定 し 、 不揮発 性メ モ リ 1 6 に 記憶 さ せ て お く 。 加 工 開始時 、 C P U 1 0 は テ ー プ リ ー ダ 1 5 よ り 加 工 プ ロ グラ ム を 読取 り 、 ェ 具交換の指令で あ る T コ ー ド を解読 す る と 、 該 τ コ ー ド で指定 さ れた 工 具に 対応 す る 工具選択位置 P を不揮発性 メ モ リ Ί 6 よ り 読出 す （ ス テ ッ プ S 1 ) 。 次に 、 可逆 力 ゥ ン タ 5 よ り タ レ ッ 卜 2 の現在回転位置 C i を読み取る ( ス テ ッ プ S 2 ) 。 な お 、 機械 に 電源が投入さ れ た と き 不揮発性メ モ リ 1 6 に 記憶 し て い た タ レ ッ 卜 2 の位置が 可逆 カ ウ ン タ 5 に プ リ セ ッ ト さ れ る う に な つ て い る 。

そ-し て 、 メ モ リ Ί 6 か ら 読出 し た Ί: 具選択 fe置 P と タ レ ツ 卜 2 の現在 回 転位置を表 す 可逆 カ ウ ン タ 5 の 計数値 C i と を 比較 し （ ス テ ッ プ S 3 ) 、 両者 が --致 し て い れ ば 、 指令 工 具が選択 さ れ て い る と判別 し て 、 こ の 工 具選 択の動作処理 は終了 する 。 -

- -方 、 一致 し て な け れば 、 C P U 1 0 は ク ラ ン プ駆動 手段 7 を駆動 し 、 ク ラ ンプ ピ ンを タ レ ツ 卜 軸 に 固着さ れ た割 出 し 台の 凹部 よ り 離脱さ せ て タ レ ッ 卜 2 の ク ラ ン プ を解除 し た 後 （ ス テ ッ プ S 4 ) 、 パルプ駆動手段 6 に パ ルプ開 の指令 を 出 力 す る （ ス テ ッ プ S 5 ) 。 該指令を受 け る と 、 バルブ駆動 手段 6 が作動 し 、 弁 8 が開 と な り 圧 力 油 が 油圧 モ ー タ 3 に 供給 さ れ る 。 こ の結果、 油圧 モ ー タ 3 と 共 に タ レ ツ 卜 2 が所要の 回転方向 に 回転 し 、 タ レ ッ 卜 2 の 回転を検出 す るパルス コ ー ダ 4 は タ レ ツ 卜 2 の 回 転に つ れ て パルス と 回転方向表示信号 と を 出力 し 、 該 パルス が出力 さ れる毎 に 可逆 カ ウ ン タ 5 は タ レ ツ 卜 2 の 回転方向 に応 じ て加 算又 は減算動作す る 。 C P U 0 は 可逆カ ウ ン タ 5 の計数値 C i を読取 り （ ステ ッ プ S 6 ) 該値 C i と 工具選択位置 P よ り 設定減速区間量 P s を減 算 し た 碹 と を比較 し （ ス テ ッ プ S 7 ) 、 可逆 カ ウ ン タ 7 の値 C ί が算出値 Ρ — P s と等 し い か又 は大き く な る ま で上記ステ ッ プ S 6 ， S 7 の処理を繰 り 返す 。

そ し て 、 可逆カ ウ ン タ 5 の値 C i が算出値 P — P s と 等 し いか又 は大き く なる と 、 即 ち 、 タ レ ヅ 卜 2 が 工具選 択位置 P よ り 減速区間量 P s だけ手前の 減速頜域 に達す る と 、 C P U 1 0 はバ レプ閉の指令を出力 す'る と 共'に 、 ク ラ ンプ駆動 手段 7 の作動 を解除 し て ク ラ ンプ ピ ン を 嵌 合方向 に付勢 し 、 該 ピ ン に よ り タ レ ッ 卜 2 を ク ラ ンプ可 能 に す る （ ス テ ッ プ S 8 , S 9 ) 。 バ ルブ駆動 手段 6 は バルプ閉 の指令を受けて 、 弁 8 を閉 じ る よ う-に 作動 す る こ の と き 、 タ レ ッ 卜 軸 と共 に 回動 す る カ ム手段 9 は 、 弁 8 の 閉弁動作を規制 し 、 又 、 減速領域に お ける タ レ ッ 卜 2 の回転 に伴い 閉弁規制の度合い を徐々 に緩和する よ う に 作動 する 。 従 っ て 、 タ レ ッ 卜 2 及び カ ム が回転す る に つ れて 弁 8 の 弁開度は漸減する 。 そ の結果、 油圧モ ー タ 3 の 回転速度 は減速さ れ 、 工具選択位置 P に達 し た と き 弁 8 は全閉 と な り 油圧モ ー タ 3 は停止する 。 そ し て 、 減 速領域で は ク ラ ンプ ピ ン は上述の ク ラ ンプ駆動手段 7 の 緞

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Claims

請 求 の 範 囲

1 . タ レ ッ 卜 を回転駆動 す る 油圧 モ ー タ と 、 上記油 .PE t ー タ に 供給さ れる圧力 油 の流璗を調整する流 調整弁 を開 閉駆動 す るバルブ駆動手段 と を有 し 、 選択 し た ェ

5 具に よ る加 工を行う た め の 工具選択位置に タ レ ツ 卜 が 達す る 前に 上記圧力 油 の流量を減少 さ せ て タ レ ツ 卜 を 減速 し て 、 上記工具選択位置に位置決め する タ レ ツ 卜 割 出装置に お い て 、 上記 タ レ ッ 卜 の 回 転 と 共 に パ ルス を出力 する パルス コ ー ダ と 、 該パルス コ ー ダの 出力 パ 1 0 ル ス を計数 し タ レ ツ 卜 の 回転位置を表わ す 計数値を 出 力 する可逆 カ ウ ン タ と 、 上記工具選択位置及び減速区 間量を設定 す る設定 手段 と 、 該設定 手段で設定 さ れ た 工具選択位置及び減速区間量を記憶す る記憶'手段 と 、 上記可逆 カ ウ ン タ の計数値 と 工具選択位置よ り 減速区

1 5 間量を減算 し て得た値 と を比較 し て タ レ ツ 卜 が減速開 始位置に達 し た か否かを判別 す る判別 手段 と を備え 、 上記判別手段が タ レ ツ 卜 の減速開始位置 の到達を判 別 する と 、 上記パルプ駆動 手段を駆動 する よ う に し た 油圧モ ー タ で駆動 される タ レ ツ 卜 割出装置。

20 2 . タ レ ツ 卜 と 一体回転可能 な カ ム 手段を含み 、 該 カ ム 手段は、 タ レ ツ 卜 が減速区間 に あ る と き 、 上記バルブ 駆動 手段に よ る 上記流量調整弁の閉弁勤作を規制 す る 請求の範囲第 1 項記載の油圧モ ー タ で駆動さ れる タ レ ッ 卜 割 出装置。

25 3 . 上記カ ム手段は 、 タ レ ツ 卜 が上記減速区間 に あ る と き 該 タ レ ツ 卜 の 回 転 に 伴 い 閉弁規制動作を徐 々 に 緩和 す る 請 求の範腿 第 2 項記 載の 油圧 t ー タ で駆動 さ れ る タ レ ツ 卜 割 出装置 。

. 上記可逆 カ ウ ン タ は タ レ ツ 卜 が 1 回 転 す る毎 に そ の 計数値が初期値 に 戻さ れる請求の 範囲第 Ί 項記載の 油 圧 モ ー タ で駆動 さ れる タ レ ツ 卜 割 出装置 。

. タ レ ッ 卜 旋盤 に装備さ れる 請求の範囲第 1 項， 第 2 項又 は第 3 項記載の 油圧 モ ー タ で駆動 さ れる タ レ ツ 卜 割 出装置 。