WO1985004828A1 - Apparatus for spherically processing end surface of rodlike member - Google Patents

Description

明 細 棒伏部材嬙面の球面加工装置 - 技 術 分 野

本発明は、 棒伏部材端面を球面に研削 · 研摩する装置に関す る。

背 景 技 術

従来、 棒伏部材端面を球面に研削 · 研摩する場合は、 棒状部 材を回転する着口に保持し、 画耘するホイ ールの面に接触させ てホイ ール又は棒状部材を、 捧伏部材の軸芯とホイ ール接触面 を支点に完成球面 Rに相対する角度の揺動運動を与え球面の研 削 ' 研摩を行なっていた。 しかしこの種のものは運動機構その ものがホイ —ル面の精度を維持するための機構を必要とし璣搆 そのものが複雑である。 又棒状部材に自転運動を必要とするこ とから細县ぃ棒伏部材には適さないなど種々の欠点があった。 本癸明は、 前述の欠点を解決するためなされたものであり、 治具盤に球面軸受を具備するこ とにより、 棒状部材の自転運動 を不必要なものとし、 なおかつホイ一ルの面精度維持のための 機構も上記治具盤の使用と装置本来の持つ揺動璣構を組合せる こ とにより解決し単純な機構により棒状部材端面の球面研削、 研摩が出来る装置を提供するものである

発明の開示

即ち本発明は、 ホイ ールを球面形伏とし、 被研摩材とする棒 状部材を前記ホイ ールの球面に対し直交して取付けた治具盤が、 前記ホイ 一ルの球面に対して自在に追従する球面軸受を介して 治具固定軸に取付けられ、 単純な機構により棒伏部材の嫱面を 球面研削、 研摩ができる。

図面の簡単な説明

第 1図ば本装置の断面構造を示す図である。 第 2図ばホィ一 ルと治具盤の位置関係を示す図である。 第 3図はホイ 一ル面と 棒状部材及び治具盤との関係を示す図である。

発明を実施するための最良の形態

次に本発明を一実施例に示した図面により詳細に説明する。 第 1図において、 1 は治具盤靣定輪であり、 前記治具轚固定 $ の上方には、 後述の治具盤 8を受けるフラ ンジ 1 ¾が形成さ れている。 この治具盤固定輸 1 は、 前記フラ ンジ 1 a より下方 に位置する治具盤固定軸 1が上方から摺動自在に挿入される偏 心孔 2 aを有する回転轴 2 と、 前記回転雜 ·2を面耘自在に支持 する筒伏のホイ ール軸 4およびこのホイ ール軸 4を回耘自在に 支持する筒伏の軸受 Ί とを介して機械体ベース 1 6 に支持され ている。 上記翰受 7、 ホイ ール軸 4および回転輸 2の各々の上 嬙は、 その形伏を断面略 Τ字形に形成され、 铀受 7 の Τ字形部 は機械体ベースの取付穴に支持固定され、 またホイ —ル铀 4の 上瀵 Τ字形部は軸受 7の Τ字形上嬙面にその自重により回 i云自 在に置かれ、 さらに回転敏 2 の T字形部はホイ一ル iおの丁字形 上面にその自重によ 面耘自在に置かれている。 なお、 画転軸 2およびホイ一ル铀は後述の如き回耘駆動される関係から、 互 いに上下に接合される部分が摩擦係数が大き く ならないようェ 夫されている。

一方前記ヮーク铀 4の下端は、 前記軸受 Ί の下端より も下方 に延長され、 また回転铀 2 の下端は前記ワーク軸 4 の下端より もさらに下方に延县し、 また中心となる治具盤固定軸 1 の下端 は前記回転軸 2 より もさらに下方に廷長されている。 そして、 前記ヮーク軸 4の延長された下部外周には、 図示しない駆動菡 車に嚙み合う歯車 5が設けられ、 また回転轴 2 の延長された下 部外周に 、 図示しない他の駆動歯車に嚙み合う歯車 3が固定 されている。 さ らに前記治具盤固定軸 1 が自転しないように回 転を止める装置 1 7が設けられている。 6 は、 前記ホイ ール铀 の上部 T字形上面にネジ等によつて取付け固定されたホィ ール を示し、 該ホイ ール 6 はフ ラ ンジ部 1 aを舍む前記治具盤固定 軸 1 および回転軸 2を逃げる逃げ穴 6 aを有し、 その外周上面 には、 被研削 · 研摩部材である棒状部材 1 1 の研削 · 研摩仕上 り球面を構成する球面 Rのホイ ール面が形成され、 第 3図に示 すよう に前記ホイ ール球面 Rの加工巾 W (ラジアル方向） は、 前記回転軸 2 の偏心孔 2 a の偏心量に応じ決められ、 前記加工 巾 W全域に亘つて棒伏部材が揺動し研削 ♦ 研摩されるよう にな つている。 8 は前記棒伏部材 1 1 を複数セ ッ トする治具盤を示 し、 前記治具盤 8 、 前記治具盤固定軸 1 のフラ ンジ 1 a上に 球面軸受 9を介して固定されている。 従って、 この治具盤 8 は、 前記球面軸受 9 の球面 9 a に沿って自由に揺動できるようにな つている。 この治具盤 8に複数取付けられる被研削 · 研摩部材 である棒伏部材 1 1 はその研削 ♦ 5 摩端面が前記ホィ ール 6 の ホイ ール球面 Rの接線方向に対し直交するように取付け固定さ れる。 なお、 第 1図および第 3図において符号 1 0 は、 前記治 具盤 8 の球面軸受 9を治具盤固定軸 1 に固定する固定金具で、 かつゥェ— ト と 割をもなす。 1 2 は、 前記棒伏部材 1 1を治 具盤 8 に固定支持するための金具を示す。

次に、 前記ホィ ールと治具盤に取付けられた棒状部材との作 動位置関係を第 2図に従って説明する。 先ず、 第 1図の状態に おいて、 ホイ ール 6 はホイ —ル軸 4によって図示しない駆動源 を介して矢印 1 5方向に回転し、 また、 回耘軸 2 も図示しない 駆動源により前記ホイ ール軸とは反対方向に矢印 1 4方向へ回 耘する。 この回転铀 2 の偏心孔 2 a によって、 偏心孔 2 a に揷 入された治具盤固定軸 1 は公耘半径 r の軌跡を以つて揺勖され るこ とになる。 このとき、 治具盤面定軸 1 は 0転止め装置丄 7 によって回転されないようになっている。 従って、 治具盤 8 に 複数設置された各棒伏部材 1 1 a〜 1 1 ίιは、 前記治具盤面定 铀 1 の公転半径 r の軌跡と同様に半径 r の揺勖軌跡 1 3 a〜 1 3 hとなる。 しかるに、 前記各棒状部材丄 1 a〜 1 1 hは、 治 具盤面定綞 1 および冶具盤 8 の自重によってホイ ール球面 Rに 接し研削 · 研摩されることとなる。 このとき各棒状部材 1 1 a 〜 1 1 hは前記球面 R に沿つて軌跡 i 3 a〜 1 3 h の如き揺動 する。 つまり治具盤 8 は、 前記球面 Rに基づき、 球面铀受 9 の 球面に沿って上下方向の揺動をも伴って前記公転半径 r の揺動 軌跡で揺動されることとなる。 従って、 棒伏部材 1 i の端面研 削 * 研摩面はホィ一ル球面 Rに¾ つた球面加工ができる。 尚、 上記実施例図においてホイ ール球面 Rを凹面に形成し、 棒伏部 材 1 1の嬙面を凸球面に加工する手段としているが、 これに限 定されるものでなく、 ホイ ール球面 Rを凸球面にすれば棒伏部 材の端面を凹球面に加工でき、 これも本 明は包含されるもの である。 また、 治具盤固定軸を自 云しないように西転止め装置 を設けてあるが、. 画耘止め装置を取り去り、 積極的に自耘させ ても球面研削、 研摩加工に何ら影響がない。

産業上の利用可能性

以上詳述したごと く本発明によれば細長い棒伏部材の嬙面を ホィ —ルの面形伏および棒伏部材取付治具盤の改善だけの至つ —て簡便な機搆で一切他の部分を増加せしめることなく棒状部材 嬙面の球面加工をすることが可能となり、 特に、 先通信用の光

-ファイバーコネクタ -嬙面の球面研削 ' 研摩に利用でき、 ファ ィバ—をコネクタ一に接続した伏態で研削 · 研摩が可能であり その工業的価値および効果は非常に大きし'

Claims

請 求 の 範 囲 ホイ ールと、 ホイ ールを取付けたホイ一ル軸および前記ホイ

—ル軸の軸中央孔に回転自在に支持された画転軸と、 前記 11耘 軸の鲱中心より規定量だけ偏心した {1心孔に揷入されスラス ト 方向に搢動自在な治具盤固定軸と、 前記治具盤面定軸に固定さ れた治具盤とからなり、 前記治具盤固定輪と治具盤の自重によ り治具盤に設置した棒犾部材の嬙面を前記ホイ ールに接し研削 研摩する加工機において、 ホイ ール面が球面形伏、 棒伏部材を 取付ける治具盤が、 前記ホイ ール面に対して自在に追従する球 面铯受を介して、 治具盤固定铀に固定されたことを特徴とする 棒^部材嫱面の球面加工装置。