WO1985001110A1 - Ionization type smoke sensor - Google Patents

Description

明 細 書 イ オン化式煙感知器 技術分野

本発明は、 イ オン化式煙感知器に関する ものであり. 一層詳細には、 特に小形のイ オン化式煙感知器に有効 な各電極間の絶縁抵抗を大き く するための構造に関す る ものである。

背景技術

イ オ ン化式煙感知器は、 内外両イ オ ン室が共に高抵 抗に構成されるので、 各電極間の絶縁抵抗は非常に高 いものでなければならず、 そのために、 従来、 各電極 を支持する基合の表面を凹凸状に形成し、 これによつ て、 各電極相互の ¾面距離を長 く する こ とによ り、 各 電極間の絶緣抵抗を高める こ とが試みられている。 今 これを、 添附図面の第 / 図について説明する と、 / は 絶緣基台であり 、 その下面には同心円状の多数の凹凸 が形成されている。 そして、 その基合 / の下部に、 放 射線源 《2 と共にねじ J を介して取り付けられた内部電 極 と、 中央開口部 を有する 中間電極 έ と、 網状又 は格子状の通気性外部電極 7 とが、 それぞれ、 支持さ れ、'内部電極 と中間電極 とによって内部ィ オン室 が、 また、 中間電極 と外部電極 7 とによって外部 イ オン室 ？ が、 それぞれ、 構成されている。 なお、

、 WIPO f は外部ィ オ ン室 ヲ の電気的変化を検出する回路を 構成する絶縁林から成る回路基板で、 その周縁が絶縁 基台 / の上部と接触して取り付けられており、 前記各 電極 ， 及び 7 は、 こ の回路基板 / に、 それぞれ、 電気的に接続されている。 また、 / / は絶縁基合 / の 上部裏側にかぶせられた裏ぶたである。

このよ う に構成する こ とによ り、 各電極 ， 及び 7 の相互の間の ¾面距離が長 く なり、 各電極 έ 及び 7 の間の絶縁抵抗が、 それぞれ、 高 く なるが、 近年、 こ のイ オン化式煙感知器においても、 他の感知器と同様 に、 時勢に即した小形のものが要求されるよ う になり， その場合、 第 / 図に示すよ う に、 基台 / の下面を凹凸 状に形成しても、 なお所望の ¾面距離が得られない欠 点が生ずる。

発明の開示

そこで、 本発明は、 第 / 図に示したよ うな従来公知 のイ オン化式煙感知器を改良し、 全体の寸法を小形と するにもかかわらず、 内部電極、 中間電極及び外部電 極の各電極相互の間に所望の f_B、面距離が確保される こ とができるよ う なィ オン化式煙感知器を得る こ とを、 その目的とする ものである。

本発明は、 この目的を達成するために、· その中間電 極に対し、 内部電極と外部電極との支持部を他の部位 へ移動させ、 これにより、 簡単に各電極相互の 、面距 離を長 く し、 各電極間に十分な絶縁抵抗が得られるよ ^ う にしたこ とを特徵とする ものである。

図面の簡単な説明

第 / 図は従来のィ オ ン化式煙感知器を示す縦断面図、 第 J図は本発明の / 実施例を示す縦断面図、 第 J 及び ^ 図はそれぞれ基合に対する外部電極の支持部の他の 実施例を示す要部の縦断面図である。

なお、 第 J 〜 図においては、 第 / 図のものに対応 する部品には、 第 / 図と同一の参照符号が付けられて いる。

発明を実施するための最良の形態

まず、 本発明を、 その / 実施例を示す第 《2 図に基づ いて説明する と、 中央開口部 を有する 中間電極 ά が、 下面に同.心円状の多数の凹凸が形成されている絶緣基 台 / の下面に支持されている点は第 / 図と同様である が、 基台 / には、 ねじ J の径よ り も大きな上下連通孔 が同軸心にあけられており、 放射線源 2を有する内 部電極 が、 前記連通孔バを貫通するねじ J を介して 回路基板 / に支持され、 また裏ぶた / / の周縁が、 絶緣基台 / の外側上部を覆う よ う に折り 曲げられ、 そ の折曲部 / /'を介して外部電極 7が基台 / に支持され ている。 従って、 内部電極 と、 中間電極 έ との間の 相互の ¾、面距離は、 基合 / の下面及び上面などの他、 回路基板 / の下面も加わって一層長いものとなり、 また、 中間電極 ό と外部電極 7 との間の相互の ¾面距 離も、 基台 / の外側面が加わって一層長いものとなる。

ΟΜΡΙ , なお、 基合 / の下面に形成される凹凸は、 その上面、 外側面などにも形成すれば、 ¾面距離が更に長 く なる こ とは無論のこ とであるが、 前記構造によれば、 基合 / の表面を凹凸状に形成レ く ても、 ¾面距離は従来 のものに比べて十分長 くする こ とができるので、 所望 の f_H、面距離が得られれば、 基合 /の各面を凹凸状に形 成しな くても良い。 また、 上記実施例においては、 外 部電極クを基台 / に支持する際、 裏ぶた / /の折り 曲 げ部 /パを介在させる こ とにより、 基台 / の外側面が、 中間電極 ό と外部電極 7 との間の相互の fpi面距離に加 わるよ うにしているが、 この介在物となる折り 曲げ部 / / ' の代わり に、 それぞれ、 第 J 図及び第 図に示す よ うに、 絶縁基台 / 又は外部電極 7 の当該箇所に突出 部 又は ⁷'を一体に形成する こ とにより、 行う こ とも できる。 しかし、 前記裏ぶた / /を金属板によって形 成した実施例のように、 その折り 曲げ部 / を外部電 極 7の支持部における介在物とすれば、 感知器全体が 外部電極 7 と裏ぶた / / とから成る金属ケー ス によつ て覆われる こ と となるので、 電磁シ一ル ドされ、 回路 基板 / に構成される検出回路を外部雑音から保護す る こ とができる と共に火災時などにおける放射線源 =2 の飛散を防止する こ ともでさる。

以上のよ う に本発明によれば、 基台の下面に支持さ れた中間電極に対し、 内部電極が基台にあけられた違 通孔を通して基台上部の回路基板に、 また、 外部電極

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？ ATI が基台の外側上部に、 それぞれ、 支持されるよ う にし たので、 簡単に各電極相互の間の ¾面距離を長 く する こ とが可能となり、 従って、 各電極間の絶緣抵抗が十 分高 く できるので、 特に、 _ cの種の感知器の小形化に 顕著な効果をもたらすこ とができる ものである。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 内部電極（4)と 中間電極（6)と外部電極（7)と を

絶緣基台（1)に支持 し、 前記内部電極（4)と中間電極（6) と によ っ て内部イ オ ン 室（8)を、 ま た、 前記中間電極（δ )と外部電極（7)と によ っ て外部ィ オ ン室（9)を そ れぞ

れ構成す る と ¾に莳記両ィ オ ン室（8，9)を照射す る放

射線源 ）を備え、 ま た、 翁記各電極（ 4， 6 ， 7 )と接

繚さ れて 記外部ィ オ ン室（9)の電気的変化を検出す

る 回路を構成す る 1 [路基板（10)を絶緣基台（1)の上部

に備え、 絶縁基台（ 1 )の上部裏側が裏ぶた（ 11 )によ つ

て閉塞さ れて成 る イ オ ン化式煙感知器において、 絶緣 基台（ 1 )に上下連通孔（ 1 ' )があ け ら れ、 そ の連通孔（ ) を通 し て内部電極（4)が回路基板（10)を 介 し て絶緣基

台（1)の内側上部に、 ま た、 外き &電極（7)が介在物（1"，

7 11 ' )を介 し て絶緣基台（ 1 )の外側上部に、 そ れぞれ、 支持さ れる よ う に し、 こ れに よ り 、 各電極（ 4 , S， 7 )栢

互の間の洽面距雜を ftく し、 前記各電極（ 4， 6， 7 )間の

絶縁抵抗が高 く な る よ う に し たこ と を特徴 と す る ィ ォ ン化式煙感知器。

2 . 絶緣基台（1 )に対す る外部電極（ 7 )の支持部にお ける 介在物が、 褢ぷた（ 11 )の折 り 曲げ部（ 1 )であ る

請求の範囲第 1 項記載の ィ オ ン化式煙惑知器。

3 . 絶緣基台（1)に対す る外部電極（7)の支持部にお ける介在物が、 絶縁基台（ 1 )と 一体に形成さ れた突出

部（ 1" )であ る請求の範囲第 1 項記載のィ オ ン化式煙感

差換え ( " nc'¹^ 知器。

4 絶緣基合 （/) に対する外部電極 （⁷) の支持部にお ける介在物が、 外部電極 （⁷) と一体に形成された突出 部 '） である請求の範囲第 / 項記載のィ オ ン化式煙感 知器 _α

裏ぶた （//) が、 金属板から形成された請求の範 囲第 》2項記載のィ オ ン化式煙感知器。

L 絶縁基台 （/) の表面が凹凸状に形成された請求の 範囲第 /項記載のィ オ ン化式煙感知器。