JPWO2023233495A5 - - Google Patents

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Claims (32)

  1. ガスから二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収装置において、
    流入口および流出口を有し、前記流入口から流入した前記二酸化炭素を含む前記ガスを吸着剤に吸着させる吸着部を備え、前記二酸化炭素を前記吸着剤に吸着させた後の残りのガスは前記流出口から流出し、さらに、
    前記吸着剤を回収する回収部を備え
    記吸着は、前記吸着剤の自重で前記吸着剤が落下するように構成されており
    前記吸着部は、一対の前後壁と、前記一対の前後壁よりも幅の狭い一対の側壁とを備え、
    前記流入口および前記流出口は、各々、前記一対の前後壁のいずれかに配置されている、二酸化炭素回収装置。
  2. 記吸着部の上方に配置されており、前記二酸化炭素を吸着する前記吸着剤を収容する貯蔵部をさらに備え、
    前記回収部は、前記吸着部の下方に配置されており、前記貯蔵部から落下した前記吸着剤を回収する、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
  3. 前記貯蔵部は、貯蔵本体と、第1弁とを含み、
    前記貯蔵本体の内部に、前記吸着剤が貯蔵される貯蔵空間が形成されており、
    前記貯蔵本体に、第1開口が設けられており、
    前記第1開口は、前記貯蔵空間と前記吸着部の内部に形成されている吸着空間とに連通しており、
    前記第1弁は、前記第1開口を開閉する、請求項2に記載の二酸化炭素回収装置。
  4. 前記第1弁が前記第1開口を開放するときに、前記第1弁は前記流入口の一部を閉塞する、請求項3に記載の二酸化炭素回収装置。
  5. 前記吸着部は、第1壁と、前記第1壁に接続されている第2壁とを含み、
    前記第1壁と前記第2壁とは、前記吸着部の内部に形成されている吸着空間の一部を規定しており、
    前記第1壁は、前記第2壁よりも広い幅を有しており、
    前記流入口は、前記第1壁に設けられている、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
  6. 前記流入口の幅は、前記第1壁の幅の60%以上100%以下である、請求項5に記載の二酸化炭素回収装置。
  7. 前記吸着部は、前記流入口の上方に設けられている庇を含む、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
  8. 前記吸着部は、前記ガスを通すが前記吸着剤を通さない網を含み、
    前記吸着部に、前記ガスが前記吸着部の内部に形成されている吸着空間から流出する前記流出口が設けられており、
    前記網は、前記流出口を覆っている、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
  9. 前記吸着部の内部に形成されている吸着空間内に配置されており、かつ、水平面に対して傾斜している少なくとも一つの傾斜板をさらに備え、
    前記吸着剤は、前記吸着剤の自重で、前記少なくとも一つの傾斜板上を転がる、請求項2に記載の二酸化炭素回収装置。
  10. 前記少なくとも一つの傾斜板は、前記吸着部に固定されている第1端と、前記第1端とは反対側の第2端とを含み、
    前記第1端と前記貯蔵部との間の第1距離は、前記第2端と前記貯蔵部との間の第2距離より小さい、請求項9に記載の二酸化炭素回収装置。
  11. 前記少なくとも一つの傾斜板は、複数の傾斜板である、請求項9に記載の二酸化炭素回収装置。
  12. 運搬容器と、
    前記運搬容器を、前記吸着部に対向する第1位置から前記貯蔵部に対向する第2位置まで移動させる駆動装置とをさらに備え、
    前記運搬容器が前記第1位置にあるとき、前記吸着部の内部に形成されている吸着空間を落下した前記吸着剤は前記運搬容器に収容され、
    前記運搬容器が前記第2位置にあるとき、前記吸着剤は前記運搬容器から前記貯蔵部に供給される、請求項2に記載の二酸化炭素回収装置。
  13. 前記吸着部は、第2弁を含み、
    前記吸着部に、前記吸着空間に連通する第2開口が設けられており、
    前記運搬容器が前記第1位置にあるとき、前記運搬容器は前記第2開口に対向しており、
    前記第2弁は、第1弁位置と第2弁位置との間で切り換え可能であり、
    前記第2弁が前記第1弁位置にあるとき、前記第2弁は前記吸着剤を前記第2開口にガイドし、
    前記第2弁が前記第2弁位置にあるとき、前記第2弁は前記吸着剤を前記回収部にガイドする、請求項12に記載の二酸化炭素回収装置。
  14. 二酸化炭素分離装置と、
    運搬容器と、
    前記運搬容器を、前記回収部に対向する第3位置から前記貯蔵部に対向する第2位置まで移動させる駆動装置とをさらに備え、
    前記回収部の内部に、前記吸着部の内部に形成されている吸着空間を落下した前記吸着剤が収容される回収空間が形成されており、
    前記二酸化炭素分離装置は、前記回収空間に収容されている前記吸着剤から前記二酸化炭素を分離させ、
    前記運搬容器が前記第3位置にあるとき、前記二酸化炭素が分離された前記吸着剤は前記回収部から前記運搬容器に収容され、
    前記運搬容器が前記第2位置にあるとき、前記吸着剤は前記運搬容器から前記貯蔵部に供給される、請求項2に記載の二酸化炭素回収装置。
  15. 前記二酸化炭素分離装置は、前記回収空間に収容されている前記吸着剤を加熱する加熱装置と、加熱された前記吸着剤から分離した前記二酸化炭素を前記回収空間から排気する排気装置とを含む、請求項14に記載の二酸化炭素回収装置。
  16. 前記回収部に、前記回収空間に連通する第2開口が設けられており、
    前記運搬容器が前記第3位置にあるとき、前記運搬容器は前記第2開口に対向しており、
    前記回収部は、前記第2開口を開閉する第2弁を含む、請求項14に記載の二酸化炭素回収装置。
  17. 前記吸着剤は、球形状または円柱形状を有している、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
  18. 前記吸着部は、前記流出口を、前記流入口よりも重力方向に備える、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
  19. 前記流入口および前記流出口の両方は、前記一対の前後壁のうちの一方に配置されている、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
  20. 前記流入口は前記一対の前後壁のうちの一方に配置されており、前記流出口は、前記一対の前後壁のうちの他方に配置されている、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
  21. 前記一対の側壁のうちの一側壁と接触し、前記一対の側壁のうちの他側壁とは離隔されており、前記一側壁から前記他側壁へ向けて重力方向へ傾斜して延出する第1傾斜板と、
    前記第1傾斜板に対して前記重力方向に配置されており、前記他側壁と接触し、前記一側壁とは離隔されており、前記他側壁から前記一側壁へ向けて前記重力方向へ傾斜して延出する第2傾斜板とをさらに備え、
    前記回収部は、前記吸着剤が前記第1傾斜板および前記第2傾斜板に沿って落下した後に回収するように構成されている、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
  22. 前記回収部は、前記吸着剤を非加熱で回収する、請求項1に記載の二酸化炭素回収装置。
  23. 前記二酸化炭素回収装置は、建物の屋上または側壁に設置されている、請求項1から請求項22のいずれか一項に記載の二酸化炭素回収装置。
  24. 請求項1から請求項22のいずれか一項に記載の前記二酸化炭素回収装置と、
    空調室外機とを備え、
    前記空調室外機に空気取入口が設けられており、
    前記二酸化炭素回収装置は前記空気取入口の前に設置されている、空調換気システム。
  25. 請求項1から請求項22のいずれか一項に記載の前記二酸化炭素回収装置と、
    前記二酸化炭素回収装置に接続されているダクトとを備え、
    前記ダクトは、前記流入口に連通している、空調換気システム。
  26. 一対の前後壁と、前記一対の前後壁よりも幅の狭い一対の側壁とを備えた吸着部の吸着空間において吸着剤を前記吸着剤の自重で落下させて、二酸化炭素を含むガスに前記吸着剤を接触させることにより、前記ガスに含まれる前記二酸化炭素を前記吸着剤に吸着させることを備え、前記ガスは前記一対の前後壁のいずれかに配置されている流入口から前記吸着空間に導入され、前記二酸化炭素を前記吸着剤に吸着させた後の残りのガスを前記一対の前後壁のいずれかに配置されている流出口から流出させ、さらに、
    前記二酸化炭素が吸着された前記吸着剤を回収することを備える、二酸化炭素回収方法。
  27. 前記吸着剤を前記吸着剤の自重で落下させることは、前記吸着空間内に配置されておりかつ水平面に対して傾斜する少なくとも一つの傾斜板上に前記吸着剤を転がすことを含む、請求項26に記載の二酸化炭素回収方法。
  28. 前記吸着空間において前記二酸化炭素が吸着された前記吸着剤を前記吸着剤の自重で落下させて、前記二酸化炭素が吸着された前記吸着剤を前記ガスに接触させることにより、前記ガスに含まれる前記二酸化炭素を前記二酸化炭素が吸着された前記吸着剤に吸着させることをさらに備える、請求項26に記載の二酸化炭素回収方法。
  29. 前記二酸化炭素が吸着された前記吸着剤から前記二酸化炭素を分離させることと、
    前記吸着空間において前記二酸化炭素が吸着された前記吸着剤を前記吸着剤の自重で落下させて、前記二酸化炭素が分離された前記吸着剤を前記ガスに再び接触させることにより、前記ガスに含まれる前記二酸化炭素を前記二酸化炭素が分離された前記吸着剤に吸着させることとをさらに備える、請求項26に記載の二酸化炭素回収方法。
  30. 前記二酸化炭素が吸着された前記吸着剤を加熱することによって、前記二酸化炭素が吸着された前記吸着剤から前記二酸化炭素を分離させる、請求項29に記載の二酸化炭素回収方法。
  31. 前記吸着剤から分離された前記二酸化炭素を回収することをさらに備える、請求項29に記載の二酸化炭素回収方法。
  32. ガスから二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収装置において、
    一対の前後壁と、一対の側壁とを有し、前記一対の前後壁のいずれかに配置されている流入口から流入した前記二酸化炭素を吸着剤に吸着させ、前記二酸化炭素を前記吸着剤に吸着させた後の残りのガスを前記一対の前後壁のいずれかに配置されている流出口から流出する吸着部と、
    前記吸着剤を回収する回収部と、
    前記一対の側壁のうちの一側壁と接触し、前記一対の側壁のうちの他側壁とは離隔されており、前記一側壁から前記他側壁へ向けて重力方向へ傾斜して延出する第1傾斜板と、
    前記第1傾斜板に対して前記重力方向に配置されており、前記他側壁と接触し、前記一側壁とは離隔されており、前記他側壁から前記一側壁へ向けて前記重力方向へ傾斜して延出する第2傾斜板とを備え、
    前記吸着部は、前記吸着剤の自重で前記吸着剤が落下するよう構成されており、
    前記回収部は、前記吸着剤が前記第1傾斜板および前記第2傾斜板に沿って落下した後に回収するように構成されている、二酸化炭素回収装置。
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