JPWO2023153247A5 - - Google Patents

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Claims (8)

  1. 少なくとも1枚の高強度鋼板を含む、2枚以上の鋼板を重ね合わせた板組が抵抗スポット溶接された溶接部を有する、抵抗スポット溶接継手であって、
    前記高強度鋼板が、質量%で、
    C:0.10~0.40%、
    Si:0.10~2.50%、
    Mn:1.0~5.0%、
    P:0.020%以下、
    S:0.010%未満、
    Al:0.10%以下、および
    N:0.010%以下
    を含有し、さらに、
    Nb:0.10%以下、
    Ti:0.10%以下、および
    V:0.20%以下
    のうちから選択された1種または2種以上を含有し、かつ、Nb、TiおよびVが式(1)の関係を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、
    前記溶接部は、ナゲットと熱影響部を有し、
    前記熱影響部における硬さが前記高強度鋼板の母材の硬さ以下となる領域を軟化部としたとき、ナゲット径と熱影響部における該軟化部の幅とが式(2)の関係を満足し、
    かつ、前記熱影響部の最軟化部の硬さをXとしたとき、該最軟化部の硬さXと前記高強度鋼板の母材の硬さとが式(3)の関係を満足し、
    かつ、前記熱影響部内における、粒径が100nm以下のNbC、TiCおよびVCの合計の平均個数密度が、80個/μm2以上である、抵抗スポット溶接継手。
    ([Nb]+[Ti]+[V]/5) ≧ 0.01% ……(1)
    熱影響部における軟化部の幅(mm) > ナゲット径(mm)×0.2 ……(2)
    X(HV) < 高強度鋼板の母材の硬さ(HV)×0.95 ……(3)
    ここで、式(1)中の元素記号は、高強度鋼板における各元素の含有量(質量%)を表し、該元素が含有されていない場合には0とする。
  2. 前記成分組成は、
    Nb:0.08%以下、Ti:0.08%以下、およびV:0.16%以下のうちから選択された1種または2種以上を含有し、かつ、前記式(1)の下限値が0.04%である、請求項1に記載の抵抗スポット溶接継手。
  3. 前記高強度鋼板は、前記成分組成に加えて、質量%で、
    Mo:0.500%以下、
    Cr:0.300%以下、
    Ca:0.0200%以下、
    Sb:0.200%以下、
    B:0.0100%以下、
    Cu:1.00%以下、および
    Ni:0.50%以下
    のうちから選択された1種または2種以上を含有する、請求項1に記載の抵抗スポット溶接継手。
  4. 前記高強度鋼板は、前記成分組成に加えて、質量%で、
    Mo:0.500%以下、
    Cr:0.300%以下、
    Ca:0.0200%以下、
    Sb:0.200%以下、
    B:0.0100%以下、
    Cu:1.00%以下、および
    Ni:0.50%以下
    のうちから選択された1種または2種以上を含有する、請求項2に記載の抵抗スポット溶接継手。
  5. 前記高強度鋼板は、金属めっき層を有する、請求項4に記載の抵抗スポット溶接継手。
  6. 前記高強度鋼板の引張強度が980MPa以上である、請求項4に記載の抵抗スポット溶接継手。
  7. 請求項1~のいずれか1項に記載の抵抗スポット溶接継手を製造する抵抗スポット溶接方法であって、
    少なくとも1枚の前記高強度鋼板を含む2枚以上の鋼板を重ね合わせて板組とし、該板組を1対の溶接電極で挟持し、加圧しながら通電して前記鋼板を接合するに際し、
    本通電工程と後通電工程からなる前記通電と、該本通電工程と該後通電工程との間に冷却工程を有し、
    前記後通電工程では、加圧力F2を2.0~7.0kNとし、かつ、前記本通電工程の電流値I1に対して式(4)の関係を満足する電流値I2で、式(5)で表される通電時間t2の間、通電を行う、抵抗スポット溶接方法。
    0.6×I1 < I2 < 1.0×I1 ……(4)
    2100-8200×([Nb]+[Ti]+[V]/5) < t2 ……(5)
    ここで、各式において、
    1:本通電工程における電流値(kA)、
    2:後通電工程における電流値(kA)、
    2:後通電工程における通電時間(ms)、とする。
    また、式(5)中の元素記号は、高強度鋼板における各元素の含有量(質量%)を表し、該元素が含有されていない場合には0とする。また、高強度鋼板が2種類以上である場合には、式(5)中の([Nb]+[Ti]+[V]/5)の値は、各高強度鋼板を用いて算出した値の平均値を使用する。
  8. 前記冷却工程では、500ms以上2000ms未満の間、無通電状態を保持する、請求項に記載の抵抗スポット溶接方法。
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