JPWO2022264692A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. セルロース誘導体粒子と、この粒子表面を被覆する皮膜と、を有しており、
   上記皮膜が、水及び／又は有機溶媒に溶解する表面処理化合物から形成されており、
   上記セルロース誘導体粒子は、平均粒子径が０．０８μｍ以上１００μｍ以下、真球度が０．７以上１．０以下、及び、表面平滑度が８０％以上１００％以下であり、
   上記表面処理化合物が、カチオン界面活性剤、脂肪酸石鹸及びカチオンポリマーからなる群から選択される１種又は２種以上である、複合粒子。
2. 上記有機溶媒がアルコール類である、請求項１に記載の複合粒子。
3. 上記表面処理化合物が、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム、ポリオクタニウム－６１及びポリオクタニウム－６７からなる群から選択される１種又は２種以上である、請求項１又は２に記載の複合粒子。
4. 上記表面処理化合物の含有率が０．１重量％以上２０重量％以下である、請求項１から３のいずれかに記載の複合粒子。
5. 上記セルロース誘導体が、炭素数２～２０のアルコキシ基又は炭素数２～４０のアシル基を有している、請求項１から４のいずれかに記載の複合粒子。
6. 上記セルロース誘導体がセルロースアシレートである、請求項１から５のいずれかに記載の複合粒子。
7. 上記セルロース誘導体がセルロースアセテートである、請求項１から６のいずれかに記載の複合粒子。
8. 上記セルロース誘導体の総置換度が０．７以上３．２以下である、請求項１から７のいずれかに記載の複合粒子。
9. 請求項１から８のいずれかに記載の複合粒子を含む、化粧品組成物。
10. セルロース誘導体粒子及び表面処理化合物を、この表面処理化合物を溶解する溶媒中で撹拌混合する混合工程と、
    上記混合工程後、上記セルロース誘導体粒子を含む固形分を洗浄して乾燥させる乾燥工程を有しており、
    上記セルロース誘導体粒子は、平均粒子径が０．０８μｍ以上１００μｍ以下、真球度が０．７以上１．０以下、及び、表面平滑度が８０％以上１００％以下であり、
    上記表面処理化合物が、カチオン界面活性剤、脂肪酸石鹸及びカチオンポリマーからなる群から選択される１種又は２種以上である、請求項１から９のいずれかに記載の複合粒子の製造方法。
11. 上記溶媒が、水又はアルコール類である、請求項１０に記載の製造方法。
12. 上記表面処理化合物の添加量が、上記セルロース誘導体粒子に対して、０．１重量％以上２０重量％以下である、請求項１０に記載の製造方法。