JPWO2022215369A5 - - Google Patents

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JPWO2022215369A5
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本開示は、電動機及び電動送風機に関する。
電動機は、家庭用電気機器分野をはじめとして、自動車等の電装分野にも広く用いられている。例えば、二輪自動車又は四輪自動車等の車両には、ラジエータ又はコンデンサ等を冷却するための冷却ファンに電動機が用いられている。
車両に用いられる車載用の電動機は、限られたスペースの中に配置するために、小型化及び薄型化が要求されている。しかし、これに加えて、低燃費を実現するために高効率化及び軽量化が要求される場合もある。このため、車載用の電動機としては、コアを有さないコアレス回転子の回転軸を片持ちで支持する軸受構造を有する扁平型のブラシ付きコアレスモータを用いることが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。
回転子の回転軸(シャフト)を片持ちで支持する軸受構造を有する従来の電動機では、特許文献2に開示されているように、1つの軸受で回転軸を支持する。このために、軸受として焼結含有軸受が用いられている。
しかしながら、軸受として焼結含有軸受を用いると、軸受と回転軸との摺動面積が大きくなって効率が低下したり、高温時にオイル漏れのリスクがあったり、低温時の起動トルク不足が発生したりする。
そこで、焼結含有軸受に代えて玉軸受を用いて、1つの軸受で回転軸を支持することが考えられる。しかし、玉軸受は回転軸との摺動面積が小さいために回転軸を安定して支持することが難しい。つまり、単純に焼結含有軸受を玉軸受に代えて、1つの玉軸受で回転軸を支持することは難しい。このため、従来は、玉軸受を用いる場合には、回転軸の両端を玉軸受で支持したり、玉軸受を2個連結したりする等して、2つの玉軸受を用いるしかなかった。
特開昭61-49646号公報 特開2014-36452号公報
本開示は、このような問題を解決するためになされたものである。本開示は、コアレス回転子を有する電動機において、1つの玉軸受によって回転軸を安定して支持することができる電動機及び電動送風機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係る電動機の一態様は、軸心方向に延伸する回転軸及びコイルを有する回転子と、前記回転軸に取り付けられた整流子と、前記整流子に摺接する少なくとも1つのブラシと、前記少なくとも1つのブラシを前記整流子に押し当てるためのブラシバネと、前記回転軸を支持する1つの軸受と、を備え、前記軸受は、玉軸受であり、前記ブラシバネは、定荷重バネである。
なお、回転子は、コアを有さないコアレス回転子であってもよい。
本開示に係る電動送風機の一態様は、上記の電動機と、前記電動機の前記回転軸に取り付けられた回転ファンと、を備え、前記回転ファンは、前記回転軸における前記軸受及び前記整流子のうち前記軸受側の端部に取り付けられている。
本開示によれば、1つの玉軸受であっても、回転軸を安定して支持することができる。
図1は、実施の形態に係る電動機の外観斜視図である。 図2は、実施の形態に係る電動機の断面図(XZ断面図)である。 図3は、実施の形態に係る電動機の断面図(XY断面図)である。 図4は、実施の形態に係る電動機の一部拡大断面図である。 図5は、変形例に係る電動機のブラシバネの配置を示す図である。 図6は、実施の形態に係る電動送風機の概念図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、本明細書及び図面において、X軸、Y軸及びZ軸は、三次元直交座標系の三軸を表している。X軸及びY軸は、互いに直交し、かつ、いずれもZ軸に直交する軸である。本実施の形態において、Z軸方向は、回転軸21の軸心Cの方向である。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。また、本明細書において、「上」及び「下」という用語は、必ずしも、絶対的な空間認識における上方向(鉛直上方)及び下方向(鉛直下方)を指すものではない。
(実施の形態)
まず、実施の形態に係る電動機1の構成について、図1~図4を用いて説明する。図1は、実施の形態に係る電動機1の外観斜視図である。図2及び図3は、同電動機1の断面図である。図2は、回転軸21の軸心Cを通り且つブラシ40を通る平面で切断したときの断面(ブラシ40を通るXZ断面)を示している。図3は、回転軸21の軸心Cを垂直線とし且つブラシ40を通る平面で切断したときの断面(ブラシ40を通るXY断面)を示している。図4は、図2の破線で囲まれる領域IVの拡大断面図である。図6は、実施の形態に係る電動送風機90の概念図である。
電動送風機90は、電動機1と、回転ファン91と、を備える。回転ファン91は、電動機1が有する回転軸21に取り付けられる。回転ファン91は、回転軸21における軸受及び整流子のうち軸受側の端部に取り付けられる。
電動機1は、ブラシ付きの整流子電動機である。電動機1は、固定子10(ステータ)と、回転子20(ロータ)と、整流子30と、少なくとも1つのブラシ40と、ブラシバネ50と、軸受60とを備える。回転子20は、固定子10の磁力により回転する。整流子30は、回転子20が有する回転軸21に取り付けられている。ブラシ40は、整流子30に摺接する。ブラシバネ50は、ブラシ40を整流子30に押し当てるためのものである。軸受60は、回転子20が有する回転軸21を支持する。なお、以下の説明では、一対のブラシ40を例示して説明する。
電動機1は、さらに、電動機1の外郭筐体をなすモータケース70と、ブラシ40を覆うカバープレート80とを備える。モータケース70は、第1部材71、第2部材72、第3部材73及び第4部材74を有する。
電動機1は、直流により駆動する直流電動機(DCモータ)の一種である。電動機1には、固定子10として磁石が用いられている。電動機1には、回転子20としてコイル22を有する電機子が用いられている。
電動機1は、二輪自動車又は四輪自動車等の車両に搭載される扁平型のブラシ付きコアレスモータ(フラットモータ)である。したがって、固定子10及び回転子20は、コア(鉄心)を有しておらず、電動機1は、全体として厚みが薄くて軽い構成になっている。具体的には、電動機1は、車両におけるラジエータの冷却ファンに用いられる小型モータである。電動機1の外径(直径)は、φ120mm以下である。一例として、電動機1の外径は、φ60mm、φ70mm又はφ90mm等である。
固定子10は、回転子20との間に微小なエアギャップを介して配置されている。固定子10は、回転子20に作用する磁力を発生させる。固定子10は、回転子20とのエアギャップ面に磁束を生成する構成になっている。固定子10は、電機子である回転子20とともに磁気回路を構成している。具体的には、固定子10は、全体として実質的なドーナツ状である。固定子10は、回転軸21の周方向に沿って回転子20とのエアギャップ面にN極とS極とが交互に均等に存在するように構成されている。固定子10は、トルクを発生するための磁束を作る界磁である。固定子10は、複数の磁石(マグネット)によって構成されている。固定子10を構成する磁石は、例えば永久磁石である。固定子10(磁石)が発生する主磁束の向きは、回転軸21が延伸する軸心C方向に沿った方向である。なお、固定子10は、モータケース70の第1部材71に固定されている。
回転子20は、回転軸21及びコイル22を有する。回転子20は、コアを有さないコアレス回転子である。
回転子20は、回転軸21が延伸する軸心C方向を回転中心として回転する。回転子20は、固定子10に作用する磁力を発生させる。回転子20が発生する主磁束の向きは、回転軸21が延伸する軸心C方向に沿った方向である。
回転子20は、固定子10と対向して配置されている。回転子20は、回転軸21が延伸する軸心C方向において固定子10と対向している。具体的には、回転子20のコイル22と固定子10とが回転軸21が延伸する軸心C方向に対向している。つまり、コイル22と固定子10とは回転軸21の軸心Cの方向に並んでいる。
回転軸21は、軸心Cを有するシャフトである。回転軸21は、長尺状の棒状部材である。一例として、回転軸21は、SUS(Stainless Used Steel)等の金属材料によって構成された金属棒である。回転軸21が含む軸心Cは、回転子20が回転する際の中心となる。回転軸21の長手方向、すなわち回転軸21が延伸する方向(延伸方向)は、軸心C方向(単に「軸心方向」ともいう。)である。
回転軸21は、1つの軸受60によって支持されている。つまり、回転軸21を支持する軸受60は、1つのみである。軸受60は、回転軸21を回転自在に支持している。軸受60は、玉軸受である。具体的には、軸受60は、深溝玉軸受である。
回転軸21の第1端部21aは、出力側の端部(出力軸)である。第1端部21aは、モータケース70の第1部材71及び軸受60から突出している。第1端部21aは、回転軸21における軸受60及び整流子30のうち軸受60側の端部である。第1端部21aには、例えば回転ファン等の負荷が取り付けられる。回転軸21に回転ファンが取り付けられた電動機1は、例えば冷却ファンとして用いることができる。なお、回転軸21の第2端部21bは、反出力側の端部(反出力軸)である。第2端部21bは、モータケース70から突出していない。
回転子20のコイル22は、巻線コイルである。回転子20は、複数のコイル22を有する。複数のコイル22は、電線によって構成された電機子巻線である。複数のコイル22は、電流が流れることで固定子10に作用する磁力を発生するように巻回されている。各コイル22が発生する主磁束の向きは、回転軸21が延伸する軸心C方向である。具体的には、複数のコイル22は、扁平状に巻回されており、コイル面が回転軸21が延伸する軸心C方向を向く姿勢で配置されている。
各コイル22は、銅又はアルミニウム等の金属からなる芯線と芯線を被膜する絶縁膜とを有する絶縁被覆線によって構成されている。複数のコイル22は、この絶縁被覆線が平面状に巻回されたコイル層を有する薄形の巻線コイルである。具体的には、複数のコイル22は、例えば、絶縁被覆線が平面視で略扇状に巻回された1層又は複数のコイル層によって構成されている。このように構成された複数のコイル22は、回転軸21が延伸する軸心C方向から見たときに、回転軸21を囲むように配置されている。
複数のコイル22は、整流子30と電気的に接続されている。具体的には、複数のコイル22の各々は、整流子30の複数の整流子片31のいずれかと電気的に接続されている。したがって、複数のコイル22の各々には、ブラシ40が接する整流子片31を介して電流が流れる。
複数のコイル22は、モールド樹脂23で覆われている。つまり、複数のコイル22は、モールド樹脂23で覆われることでモールド樹脂23とともに一体に成形されている。複数のコイル22をモールドした後のモールド樹脂23の外形の平面視形状は、円形である。モールド樹脂23は、例えばフェノール樹脂又は不飽和ポリエステル(Bulk Molding Compound,BMC)等の絶縁性樹脂材料によって構成されている。なお、モールド樹脂23は、熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂のいずれであってもよい。
整流子30は、回転軸21に取り付けられている。したがって、整流子30は、回転子20が回転することで回転軸21とともに回転する。整流子30は、回転軸21の第2端部21bに取り付けられている。回転軸21に取り付けられた整流子30は、回転子20の一部であってもよい。
整流子30と軸受60とは、回転軸21におけるコイル22の位置を基準にして、回転軸21が延伸する軸心C方向において反対側に位置している。回転子20は、コアを有していないので、整流子30と軸受60とは、近接して配置されている。なお、モータケース70から突出した部分を含めた回転軸21全体において、軸受60は、回転軸21の中央部に位置している。
整流子30は、回転軸21の回転方向に沿って設けられた複数の整流子片31(整流子セグメント)を有する。具体的には、複数の整流子片31は、回転軸21を囲むように回転軸21の回転方向に沿って円環状に配列されている。なお、各整流子片31の形状は、回転軸21の長手方向に延在する長尺状部材である。
複数の整流子片31は、銅等の金属材料によって構成された導電端子である。複数の整流子片31は、回転子20が有するコイル22と電気的に接続されている。複数の整流子片31は、互いに絶縁分離されて配置されている。しかし、複数の整流子片31は、回転子20のコイル22によって電気的に接続されている。
一例として、整流子30は、モールド整流子である。整流子30は、複数の整流子片31がモールド樹脂によってモールドされた構成になっている。この場合、複数の整流子片31は、表面が露出するようにモールド樹脂に埋め込まれている。モールド樹脂は、整流子本体である。モールド樹脂は、回転軸21が挿入される貫通孔を有する実質的な筒状部材である。モールド樹脂は、例えば、熱硬化性樹脂等の絶縁性樹脂材料によって構成された樹脂成形体である。
整流子30には、少なくとも1つのブラシ40が接触している。具体的には、ブラシ40の先端部が整流子30の整流子片31に接している。ブラシ40は、回転軸21の回転により整流子30が回転するため、全ての整流子片31と順次接触し続ける。
ブラシ40は、コイル22に電力を供給するための給電ブラシである。具体的には、ブラシ40は、整流子30の整流子片31に接することでコイル22に電力を供給する。ブラシ40は、ピグテール線によってモータケース70に固定された電源端子と接続されている。ブラシ40が整流子片31に接触することで、電源端子からブラシ40に供給される電機子電流が整流子片31を介してコイル22に流れる。一例として、ブラシ40は、カーボンによって構成された導電性を有するカーボンブラシである。ブラシ40は、長尺状の実質的な直方体である。
本実施の形態において、ブラシ40は、複数設けられている。この場合、ブラシ40は、回転子20の回転方向に沿って等間隔に複数設けられているとよい。本実施の形態において、ブラシ40は、2つ設けられている。2つのブラシ40は、整流子30を挟むように対向して配置されている。つまり、図3に示すように、2つのブラシ40は、回転子20の回転方向に沿って180度間隔で配置されている。
ブラシ40は、ブラシバネ50からの押圧力を受けて、整流子30の整流子片31と常に接している。つまり、ブラシ40は、ブラシバネ50によって整流子30に押し付けられている。このように、ブラシ40は、ブラシバネ50からの押圧力を受けて整流子30に摺接する。ブラシ40は、整流子30との摩耗により回転軸21が延伸する軸心C方向とは交差する方向(径方向)に移動可能に配置されている。
ブラシバネ50は、ブラシ40に押圧を付与することでブラシ40を整流子30に押し当てている。具体的には、ブラシバネ50は、バネ弾性力(バネ復元力)によってブラシ40に押圧(バネ圧)を付与し、ブラシ40を整流子30に向けて付勢している。ブラシバネ50は、ブラシ40ごとに設けられている。本実施の形態において、2つのブラシ40を用いるので、ブラシバネ50も2つ用いている。
ブラシバネ50は、定荷重バネである。したがって、ブラシバネ50は、ブラシ40に均一な荷重を付与している。つまり、定荷重バネであるブラシバネ50は、ブラシ40に均一な押圧力を付与している。
定荷重バネであるブラシバネ50は、帯状の線材により構成されている。定荷重バネであるブラシバネ50は、渦巻バネである。定荷重バネであるブラシバネ50は、帯状の線材が渦巻状に巻回された渦巻部51(コイル部)を有する。定荷重バネであるブラシバネ50は、例えば、金属材料等からなる1枚の帯板状の線材によって構成されている。
具体的には、定荷重バネであるブラシバネ50は、長尺状かつ帯状の金属板によって構成されている。したがって、渦巻部51は、定荷重バネにおいて、長尺状かつ帯状の金属板が一方向のみに渦巻状に複数回巻かれた部分である。定荷重バネであるブラシバネ50は、渦巻状の渦巻部51から線材の一方の端部を引き延ばすことで、元の渦巻状の状態に戻る力(バネ復元力)が発生する。
ブラシバネ50は、渦巻部51によってブラシ40を整流子30に押し付けている。具体的には、ブラシバネ50は、渦巻部51がブラシ40の後端部に接触することで、渦巻部51が有するバネ復元力によってブラシ40に荷重を付与している。この場合、ブラシバネ50によりブラシ40が整流子30を押圧する荷重は、回転子20の回転中に発生するラジアル荷重に対して1倍以上であるとよい。
ブラシバネ50は、渦巻部51の渦巻軸と回転軸21が延伸する軸心C方向とが直交するように配置されている。つまり、渦巻部51が縦置きとなるようにブラシバネ50が設置されている。渦巻部51の渦巻面(コイル面)は、回転軸21が含む軸心Cと平行になっている。
モータケース70は、固定子10、回転子20のコイル22、整流子30、ブラシ40、ブラシバネ50及び軸受60を収納している。上述のとおり、モータケース70は、第1部材71、第2部材72、第3部材73及び第4部材74を有する。第1部材71、第2部材72、第3部材73及び第4部材74は、冷間圧延鋼板(Steel Plate Cold Commercial、SPC材)等の鉄系材料又はアルミニウム等の金属材料によって構成されていてもよいし、絶縁性樹脂材料によって構成されていてもよい。本実施の形態において、第1部材71、第2部材72及び第3部材73は、金属材料によって構成されている。第3部材73は、絶縁性樹脂材料によって構成されている。
第1部材71は、電動機1の外郭の一部をなす外郭部材である。第1部材71は、円形の底部と薄い円筒状の側壁部とを有する扁平型の実質的に有底筒状に形成されている。第1部材71は、固定子10及び軸受60を保持するブラケットとしても機能する。
固定子10は、第1部材71の底部に固定されている。軸受60は、第1部材71の底部の中央に設けられた凹部71aに固定されている。具体的には、軸受60は、第1部材71(ブラケット)の凹部71aに圧入されている。軸受60には、回転軸21が圧入されている。つまり、軸受60は、内輪も外輪も圧入された状態になっている。この場合、軸受60を第1部材71の凹部71aに圧入することで軸受60を第1部材71に固定している。その後に、整流子30及び樹脂モールドされたコイル22が取り付けられた回転軸21を、第1部材71に固定された軸受60に圧入している。
第2部材72は、薄板状のプレート部材である。第2部材72は、回転軸21の軸心C方向において、第1部材71と第3部材73との間に配置されている。固定子10と回転子20のコイル22とは、第1部材71と第2部材72との間に配置される。
第3部材73は、電動機1の外郭の一部をなす外郭部材である。第3部材73は、円形の底部と薄い円筒状の側壁部とを有する扁平型の実質的に有底筒状に形成されている。第3部材73の底部の中央には、貫通孔が形成されている。
第3部材73は、ブラシ40を保持するブラシホルダとしても機能する。具体的には、第3部材73には、ブラシ40が収納されるブラシ収納部73aが設けられている。
第3部材73のブラシ収納部73aには、ブラシバネ50も収納されている。具体的には、ブラシバネ50は、渦巻部51がブラシ40の後端部の後方に位置するようにブラシ収納部73aに配置される。この場合、ブラシバネ50の外側端部52は、ブラシ40の側方を通って整流子30に向けて引き出されて、ブラシ収納部73aの前方開口部近傍に固定されている。具体的には、図4に示すように、ブラシバネ50の外側端部52には貫通孔52aが設けられている。第3部材73には係止部73bとして鍵状の突起が設けられている。ブラシバネ50の外側端部52に形成された貫通孔52aを係止部73bに係止させることで、ブラシバネ50の外側端部52が第3部材73に固定されている。
さらに、ブラシ収納部73aに収納されたブラシ40を覆うようにカバープレート80が設けられている。カバープレート80は、ブラシ収納部73aに収納されたブラシ40及びブラシバネ50を覆っている。カバープレート80は、ブラシ40の摩耗とともに整流子30側に向かってブラシバネ50の渦巻部51が移動する際に、渦巻部51をガイドする機能も有する。
第4部材74は、電動機1の外郭の一部をなす外郭部材である。第4部材74は、薄板状のプレート部材である。第4部材74は、第3部材73の貫通孔を覆うように設けられている。第4部材74と第3部材73とは、別体ではなく、一体であってもよい。
以上のように構成される電動機1では、ブラシ40に供給される電流が電機子電流(駆動電流)として整流子30の整流子片31を介して回転子20のコイル22に流れる。これにより、回転子20(コイル22)に磁束が発生する。回転子20に生じた磁束と固定子10から生じる磁束との相互作用によって生じた磁気力が回転子20を回転させるトルクとなる。このとき、整流子30の整流子片31とブラシ40とが接する際の位置関係によって電流が流れる方向が切り替えられる。このように、電流が流れる方向が切り替えられることで、固定子10と回転子20との間に発生する磁力の反発力と吸引力とで一定方向の回転力が生成され、回転子20が回転軸21を中心として回転する。
回転子20が回転すると、整流子30に接触するブラシ40の前端部が摩耗する。このとき、ブラシ40は、定荷重バネであるブラシバネ50から常に一定の押圧力(荷重)を受けて整流子30に押し付けられている。これにより、ブラシ40は、整流子片31との摩擦によってブラシ40の前端部が摩耗していくにしたがって、整流子30に向かって摺動することになる。このとき、ブラシバネ50を構成する線材は、ブラシ40が短くなるにつれて巻かれていくことになる。つまり、ブラシバネ50の渦巻部51が外側端部52に近づいていくことになる。
このように、本実施の形態では、コアを有さないコアレス回転子である回転子20を用いた電動機1において、ブラシ40を整流子に押し当てるためのブラシバネ50として定荷重バネを用いている。
この構成により、軸受60として1つの玉軸受を用いているにもかかわらず、回転子20の回転軸21を安定して支持することができる。この点について、以下説明する。
ブラシバネ50としてトーションバネ又は圧縮コイルバネを用いた場合、回転軸21を支持する軸受60として1つの玉軸受を用いると、玉軸受は回転軸21との摺動面積が小さいため、ブラシ40が摩耗していったときにブラシバネ50によって整流子30を押圧する荷重が低下する。この結果、回転子20の回転時に回転軸21の軸振れが発生し、回転軸21の安定性が低下する。
これに対して、ブラシバネ50として定荷重バネを用いることで、ブラシ40が摩耗していってもブラシバネ50によってブラシ40には常に一定の押圧が付与される。ブラシバネ50の押圧によって、ブラシ40が整流子30に与える面圧が一定になっている。言い換えれば、ブラシ40が摩耗していってもブラシバネ50によって整流子30を押圧する荷重が低下しない。この結果、回転子20の回転時に回転軸21の軸振れが発生することを抑制することができる。よって、回転軸21の安定性が向上する。
このように、本実施の形態に係る電動機1によれば、コアレス回転子の回転軸21を片持ちで支持する軸受構造を実現することができる。また、1つの玉軸受であっても、回転軸21を安定して支持することができる。これにより、複数の軸受を用いる場合と比べて、電動機1の薄型化及び高効率化を図ることができる。例えば、回転軸の軸振れを発生させないようにする場合、圧縮バネを用いた従来のコアレスフラットモータでは、少なくとも厚さ4mmの玉軸受を2つ用いなければならなかった。しかし、本実施の形態では、厚さが6mmの玉軸受であれば1つの玉軸受で回転軸の軸振れが生じなかった。
本実施の形態に係る電動機1において、軸受60は、深溝玉軸受である。
深溝玉軸受は、玉軸受の中でも安価である。したがって、軸受60として深溝玉軸受を用いることで、薄型化及び高効率化を図りながら、低コストの電動機1を実現することができる。
本実施の形態に係る電動機1において、ブラシ40は、回転子20の回転方向に沿って等間隔に複数設けられている。具体的には、2つのブラシ40が回転子20の回転方向に沿って180度間隔で配置されている。つまり、2つのブラシ40が整流子30を挟むように対向して配置されている。
このように、ブラシ40を回転子20の回転方向に沿って等間隔に複数設けることで、ブラシバネ50によってブラシ40が整流子30を押圧する荷重は、回転子20の回転方向において均等になる。これにより、回転軸21の軸振れが発生することをさらに抑制することができる。
この場合、ブラシバネ50によりブラシ40が整流子30を押圧する荷重は、回転子20の回転中に発生するラジアル荷重に対して1倍以上であるとよい。
これにより、回転軸21の軸振れが発生することを効果的に抑制することができる。
本実施の形態に係る電動機1において、整流子30と軸受60とは、回転軸21におけるコイル22の位置を基準にして、回転軸21の軸心C方向において反対側に位置している。
この構成により、軸受60が1つの玉軸受であっても、整流子30が取り付けられた回転軸21を安定して保持することができる。したがって、回転軸21の軸振れが発生することを効果的に抑制することができる。よって、回転軸21の安定性をさらに向上させることができる。
以上のように、本実施の形態の電動機1は、軸心方向に延伸する回転軸21及びコイル22を有する回転子20と、回転軸21に取り付けられた整流子30と、整流子30に摺接する少なくとも1つのブラシ40と、少なくとも1つのブラシ40を整流子30に押し当てるためのブラシバネ50と、回転軸21を支持する1つの軸受60と、を備え、軸受60は、玉軸受であり、ブラシバネ50は、定荷重バネである。
回転子20は、コアを有さないコアレス回転子であってもよい。
これにより、1つの玉軸受であっても、回転軸を安定して支持することができる。
また、コイル22は、各々が扁平状に巻回された複数の巻線コイルであり、複数の巻線コイルは、各々のコイル面が軸心方向を向く姿勢で、回転軸21を囲むように配置されていることが好ましい。
また、電動機1は、さらに、固定子10として磁石を備え、固定子10とコイル22とは、前記軸心方向において対向していることが好ましい。
電動送風機90は、電動機1と、電動機1の回転軸21に取り付けられた回転ファン91と、を備える。回転ファン91は、回転軸21における軸受60及び整流子30のうち軸受60側の端部に取り付けられている。
(変形例)
以上、本開示に係る電動機1及び電動送風機について、実施の形態に基づいて説明した。しかし、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、ブラシバネ50は、渦巻部51の渦巻軸と回転軸21の軸心C方向とが直交するように配置されている。しかし、これに限らない。図5は、変形例に係る電動機1Aのブラシバネ50の配置を示す図である。例えば、図5に示される電動機1Aのように、ブラシバネ50は、渦巻部51の渦巻軸と回転軸21の軸心C方向とが平行になるように配置されていてもよい。つまり、渦巻部51が横置きとなるようにブラシバネ50が設置されていてもよい。
ただし、図2に示されるように、ブラシバネ50は、渦巻部51の渦巻軸と回転軸21の軸心Cとが直交するように(つまり、渦巻部51が縦置きとなるように)配置されている方がよい。
これは、定荷重バネであるブラシバネ50を配置する場合、ブラシバネ50を構成する線材をブラシ40の側方を通るように引き出し、ブラシバネ50がオフセットした状態で配置されるからである。このようにブラシバネ50がオフセットした状態であると、ブラシ40の摩耗により渦巻部51が整流子30側に移動していったときに、渦巻部51によるブラシ40への荷重方向は、ブラシ40の長手方向と完全に平行になるのではなく、外側端部52側にやや傾くことになる。この場合、図5に示すように、渦巻部51が横置きである場合、渦巻部51によるブラシ40への荷重方向が外側端部52側に傾いていると、その荷重はラジアル方向に対して作用し、ブラシバネ50によってブラシ40が整流子30を押圧する荷重が、回転軸21の軸心Cの方向に対して直交する方向からずれて、回転軸21の安定性が低下する。
一方、図2に示すように、渦巻部51が縦置きである場合、渦巻部51によるブラシ40への荷重方向が外側端部52側に傾いていても、その荷重はスラスト方向には作用するものの、ラジアル方向に対しては作用しない。つまり、ブラシバネ50によるブラシ40への荷重方向の傾きは、回転子20の回転方向には影響がない。このため、ブラシバネ50がオフセットした状態であっても、回転軸21の安定性には影響しない。したがって、ブラシバネ50は、渦巻部51が横置き(図5)ではなく、渦巻部51が縦置き(図2)となるように配置する方が、回転時に回転軸21は軸振れすることなく安定して回転することになる。つまり、渦巻部51が縦置きとなるようにブラシバネ50を配置することで、軸受60として1つの玉軸受を用いたとしても、回転軸21を安定して支持することができる。
上記実施の形態において、電動機1は、固定子10及び回転子20がコアを有していないコアレスモータである。しかし、これに限らない。例えば、電動機1は、固定子10及び回転子20がコアを有する電動機であってもよい。
上記実施の形態において、固定子10は、永久磁石のみによって構成されている。しかし、これに限らない。例えば、固定子10は、永久磁石と鉄心とによって構成された固定子であってもよい。固定子10は、永久磁石を用いずに固定子巻線と鉄心とからなる電機子であってもよい。
上記実施の形態において、電動機1は、厚みが外径より小さい外形サイズの扁平型のフラットモータである。しかし、これに限らない。本開示の技術は、例えば、厚みが外径よりも大きい外形サイズの円筒状の筐体を有する寸胴型の電動機等にも適用することができる。
上記実施の形態において、固定子10及び回転子20が発生する主磁束の向きは、回転軸21の軸心C方向である。しかし、これに限らない。具体的には、固定子10及び回転子20が発生する主磁束の向きは、回転軸21の軸心C方向と直交する方向(回転軸21の回転の径方向)であってもよい。例えば、本開示の技術は、回転子20が固定子10の内側に配置されたインナーロータ型のモータに適用することもできる。
上記実施の形態において、電動機1は、電動送風機の一例として車両用の冷却ファンに適用する場合を例示した。しかし、これに限らない。本開示の技術は、例えば、電気掃除機等に搭載される電動送風機等、車両用以外の電動送風機にも適用することができる。本開示の技術は、電動送風機に用いられる電動機以外の電動機にも適用することができる。つまり、本開示の技術は、種々の電気機器に搭載される電動機に適用することができる。
その他、上記実施の形態に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態、又は、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
本開示の技術は、自動車等の電装分野及び家庭用電気機器分野の製品をはじめとして、電動機が搭載される種々の製品に広く利用することができる。
1、1A 電動機
10 固定子
20 回転子
21 回転軸
21a 第1端部
21b 第2端部
22 コイル
23 モールド樹脂
30 整流子
31 整流子片
40 ブラシ
50 ブラシバネ
51 渦巻部
52 外側端部
52a 貫通孔
60 軸受
70 モータケース
71 第1部材
71a 凹部
72 第2部材
73 第3部材
73a ブラシ収納部
73b 係止部
74 第4部材
80 カバープレート
90 電動送風機
91 回転ファン

Claims (11)

  1. 軸心方向に延伸する回転軸及びコイルを有する回転子と、
    前記回転軸に取り付けられた整流子と、
    前記整流子に摺接する少なくとも1つのブラシと、
    前記少なくとも1つのブラシを前記整流子に押し当てるためのブラシバネと、
    前記回転軸を支持する1つの軸受と、を備え、
    前記軸受は、玉軸受であり、
    前記ブラシバネは、定荷重バネである、
    電動機。
  2. 前記回転子は、コアを有さないコアレス回転子である、
    請求項1に記載の電動機。
  3. 前記軸受は、深溝玉軸受である、
    請求項1又は2に記載の電動機。
  4. 前記少なくとも1つのブラシは、前記回転子の回転方向に沿って等間隔に複数設けられている、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の電動機。
  5. 前記少なくとも1つのブラシは、2つであり、
    前記少なくとも1つのブラシは、前記整流子を挟むように対向して配置されている、
    請求項4に記載の電動機。
  6. 前記ブラシバネは、金属板が渦巻状に巻かれた渦巻部を有し、
    前記ブラシバネは、前記渦巻部の渦巻軸と前記軸心方向とが直交するように配置されている、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の電動機。
  7. 前記整流子と前記軸受とは、前記回転軸における前記コイルの位置を基準にして、前記軸心方向において反対側に位置している、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の電動機。
  8. 前記ブラシバネにより前記少なくとも1つのブラシが前記整流子を押圧する荷重は、前記回転子の回転中に発生するラジアル荷重に対して1倍以上である、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の電動機。
  9. 前記コイルは、各々が扁平状に巻回された複数の巻線コイルであり、
    前記複数の巻線コイルは、各々のコイル面が前記軸心方向を向く姿勢で、前記回転軸を囲むように配置されている、
    請求項1~8のいずれか1項に記載の電動機。
  10. さらに、固定子として磁石を備え、
    前記固定子と前記コイルとは、前記軸心方向において対向している、
    請求項1~8のいずれか1項に記載の電動機。
  11. 請求項1~10のいずれか1項に記載の電動機と、
    前記電動機の前記回転軸に取り付けられた回転ファンと、を備え、
    前記回転ファンは、前記回転軸における前記軸受及び前記整流子のうち前記軸受側の端部に取り付けられている、
    電動送風機。
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