JPWO2022162852A5 - - Google Patents

Description

本開示に係る電波センサは、車両の車室内の領域のうち、乗員が存在し得る領域である存在可能領域に向けて電波を放射する複数の送信アンテナ素子を有する送信アンテナと、 送信アンテナから放射された電波の反射波を受信する複数の受信アンテナ素子を有する受信アンテナとを備え、複数の送信アンテナ素子のうち、少なくとも一部は、車両の車高方向及び車両の車幅方向のうち、少なくとも一方の方向で設置位置が異なっており、複数の受信アンテナ素子のうち、少なくとも一部は、車両の車高方向及び車両の車幅方向のうち、少なくとも一方の方向と異なる他方の方向で設置位置が異なっているものである。

Claims (13)

1. 車両の車室内の領域のうち、乗員が存在し得る領域である存在可能領域に向けて電波を放射する複数の送信アンテナ素子を有する送信アンテナと、
   前記送信アンテナから放射された電波の反射波を受信する複数の受信アンテナ素子を有する受信アンテナとを備え、
   前記複数の送信アンテナ素子のうち、少なくとも一部は、前記車両の車高方向及び前記車両の車幅方向のうち、少なくとも一方の方向で設置位置が異なっており、
   前記複数の受信アンテナ素子のうち、少なくとも一部は、前記車両の車高方向及び前記車両の車幅方向のうち、少なくとも前記一方の方向と異なる他方の方向で設置位置が異なっていることを特徴とする電波センサ。
2. 前記複数の送信アンテナ素子のうち、少なくとも一部は、前記一方の方向及び前記他方の方向で設置位置が異なっており、
   前記複数の受信アンテナ素子のうち、少なくとも一部は、少なくとも前記他方の方向で設置位置が異なっていることを特徴とする請求項１記載の電波センサ。
3. 前記複数の送信アンテナ素子のうち、少なくとも一部は、少なくとも前記一方の方向で設置位置が異なっており、
   前記複数の受信アンテナ素子のうち、少なくとも一部は、前記一方の方向及び前記他方の方向で設置位置が異なっていることを特徴とする請求項１記載の電波センサ。
4. 前記複数の受信アンテナ素子のうち、一部の受信アンテナ素子は、少なくとも前記他方の方向で設置位置が異なっており、
   前記複数の受信アンテナ素子のうち、前記一部の受信アンテナ素子とは異なる他の受信アンテナ素子のいずれかは、前記他方の方向において、前記一部の受信アンテナ素子のいずれかと設置位置が同じであることを特徴とする請求項１記載の電波センサ。
5. 前記複数の送信アンテナ素子のいずれかから、前記存在可能領域に電波を放射させる電波送信部を備え、
   前記電波送信部は、前記複数の送信アンテナ素子の中で、電波を放射させる送信アンテナ素子を切り替えることを特徴とする請求項１記載の電波センサ。
6. 前記送信アンテナと前記受信アンテナとが同一平面に設置されており、前記送信アンテナのアンテナ指向性特性と前記受信アンテナのアンテナ指向性特性とが同じであることを特徴とする請求項１記載の電波センサ。
7. 前記送信アンテナ及び前記受信アンテナにおけるそれぞれの設置位置は、前記車室内の天井、又は、前記車室内に存在している乗員の頭部よりも前記天井側の位置であることを特徴とする請求項１記載の電波センサ。
8. 前記電波センサは、前記車両のルームミラー又は前記車室内の天井に配置されていることを特徴とする請求項１記載の電波センサ。
9. 前記電波センサは、前記車両の車高方向と平行な軸及び前記車両の車長方向と平行な軸で構成される平面において、前記車両の車幅方向と平行な軸を中心に、予め定められた角度回転されて配置されていることを特徴とする請求項１記載の電波センサ。
10. 前記送信アンテナは、前記存在可能領域に向けて放射する電波の照射範囲に、当該電波を遮る障害物が含まれない位置に設置されていることを特徴とする請求項１記載の電波センサ。
11. 前記送信アンテナは、前記存在可能領域に向けて放射する電波が、前記車室内の天井に直接照射されない位置に設置されていることを特徴とする請求項１記載の電波センサ。
12. 前記受信アンテナにより受信された電波に基づいて、前記存在可能領域に存在している乗員を検知し、前記乗員が着座している位置を特定する乗員検知部を備えたことを特徴とする請求項１から請求項１１のうちのいずれか１項記載の電波センサ。
13. 請求項１から請求項１２のうちのいずれか１項記載の電波センサと、
    前記電波センサが有する受信アンテナにより受信された電波に基づいて、前記存在可能領域に存在している乗員を検知し、前記乗員が着座している位置を特定する乗員検知部と
    を備えた乗員検知装置。