JPWO2022123885A5 - - Google Patents

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この実施形態のタブレット端末1は、図示を省略したが、充電式のバッテリーを備えており、電源ボタン1Baがオンとされることで、バッテリーから駆動電圧が必要な回路部品に供給される。また、筆記入力終了ボタン1Bbは、後述するように、使用者がページ単位の手書き入力データを記憶部に保存する際に押下操作される。また、この実施形態のタブレット端末1は、後述するように無線通信部を備え、情報送信ボタン1Bcが押下操作されると、記憶しているページ単位の手書き入力データを外部のコンピュータからなるサーバ装置に送信する。
図4(B)に示すように、フェライトコア212の、ペン先側とは反対側が、筒状体部216に設けられている凹部216aに嵌合されることで、フェライトコア212が筒状体部216と結合される。図示は省略するが、このフェライトコア212の筒状体部216との結合の際に、コイル211の一端211a及び他端211bが、筒状体部216のプリント基板217に設けられているコンデンサ215と並列に接続されるように電気的に接続される。
後端側軸部213Bは、PEEK樹脂により円柱状に形成されたものであり、軸部B1と、張り出し部B2と、嵌合部B3とからなる。張り出し部B2は、軸部B1及び嵌合部B3の外縁から張り出した部分であり、位置決め部として機能する。張り出し部B2よりも後端側の部分が、嵌合部B3であり、この嵌合部B3が、筆圧検出部214の嵌合穴214aに対して嵌合する。嵌合部B3の側面には、突起が設けられており、筆圧検出部214の嵌合穴214aに嵌合した場合に、簡単に抜け落ちることがないようにされている。
このように、補強パイプ213Cの前側にはペン先側軸部213Aが差し込まれ、補強パイプ213Cの後側には後端側軸部213Bが差し込まれることにより、3つの部材が一体となって、1本の芯体213が構成される。この場合、ペン先側軸部213Aの軸部A11と、後端側軸部213Bの軸部B1とは、補強パイプ213C内に位置するので、芯体213の全体の強度を強くすることができる。
例えば、図6(C)に示すように、フェライトコア212を軸心方向に貫通する芯体自体を磁石MgTにした場合を考える。磁石からなる芯体MgTがフェライトコア212の貫通孔212a内に挿通されたときには、磁石の直流磁界によりフェライトコア212の磁気特性が減少し、これにより、コイル211のインダクタンス値が減少してしまう。このため、コイル211とコンデンサ215からなる共振回路の共振周波数が、位置検出装置部13から送信される交流信号の周波数f0に等しく選定されていたとしても、実効的な共振周波数は、磁石からなる芯体MgTによるコイル211のインダクタンスの減少分Δfだけ、周波数f0よりも高くなってしまう。
そこで、磁石からなる芯体MgTを用いて電子ペンを構成する場合には、磁石からなる芯体MgTによるコイル211のインダクタンスの減少分を予め考慮して、コイル211
とコンデンサ215からなる共振回路の共振周波数を、位置検出装置部13から送信される交流信号の周波数f0よりも低い周波数f1(<f0)に選定する必要がある。このようにすれば、フェライトコア212の貫通孔212a内に芯体MgTが挿通されている状態においては、コイル211とコンデンサ215とで構成される共振回路の実効的な共振周波数は、周波数f0に等しくなる。
このように構成された消しゴム機能部22の芯体の先端部を、磁性シート11の表面に表れている筆記軌跡をなぞるように、近接あるいは接触させたとする。すなわち、磁性シート11の表面には、電子ペン本体部21の芯体213のペン先部213aのN極の磁極により吸引されてS極に帯磁されていたマイクロカプセル113内の鉄粉113Feによって筆記軌跡が表示されている。これが、消しゴム機能部の芯体の先端部のS極の磁極により、磁性シート11の表面から離反するようにされて、表れていた当該筆記軌跡を消去できる。
使用者が電子ペン2の消しゴム機能部の芯体を磁性シート11の表面に近接あるいは接触している状態では、位置検出装置部13からの消去指示の検出用の交流信号が受信され、消しゴム機能部の共振回路を介して、周波数f2の交流信号が帰還されるので、位置検出装置部13は、位置検出センサ12を介して、その帰還信号を受信し、位置検出センサ12上における、その受信した位置を検出することで、消去指示がなされた座標位置を検出する。
<実施形態の手書き入力装置の電子回路の構成例>
図7は、この実施形態の手書き入力装置を構成するタブレット端末1及び電子ペン2の電子回路構成を示す図である。上述もしたように、電子ペン2の後端面20b側に消しゴム機能部を設けることも可能である。しかし、以下においては説明を簡単にするため、電子ペン本体部21を通じた筆記入力時の場合を例にして、タブレット端末の構成と動作について説明する。
電子ペン2の電子ペン本体部21の芯体213のペン先部213aを、タブレット端末1の手書き入力面1Aに近接あるいは接触させたときには、共振回路RCpが位置検出センサ12と電磁誘導結合して、周波数f0の交流信号をやり取りする。
一方、筆圧検出用回路136は、アンプ134の出力信号を発振器131からの交流信号で同期検波して、それらの間の位相差(周波数偏移)に応じたレベルの信号を得、その位相差(周波数偏移)に応じた信号をデジタル信号に変換して位置検出制御部137に出力する。位置検出制御部137は、筆圧検出用回路136からのデジタル信号、すなわち、送信した電波と受信した電波との位相差(周波数偏移)に応じた信号のレベルに基づいて、電子ペン2の電子ペン本体部21の芯体213に印加されている筆圧を検出する。
<実施形態の効果>
上述の実施形態の手書き入力装置によれば、電子ペン2により、手書き入力面1A上で筆記入力をすることで、従来と同様にして、筆記データ及び筆圧データからなる筆記入力の電子データを得ることができる。さらに、電子ペン2は、磁石部A3とヨーク部A2とをペン先部に設けた芯体213を備える。このため、磁界の作用により筆記跡を表現することができる磁性シート11を表示部として用いることができるので、LCDなどの表示パネルを不要とすることができ、安価な手書き入力装置を実現できる。

Claims (2)

  1. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の電子ペンであって、
    前記電子ペンの先端とは反対の後端に、先端に露出した前記磁石部の磁極と反対の磁極が露出した磁石が配置された
    ことを特徴とする電子ペン。
  2. 請求項11に記載の手書き入力装置であって、
    前記磁性シートの前記層の前記マイクロカプセルの、前記芯体のペン先部が近接あるいは接触した位置近傍の前記粉体を元の位置に戻すことで、前記磁性シートにおいて前記変化した色を消去する消去部材を備える
    ことを特徴とする手書き入力装置。
JP2022568068A 2020-12-10 2021-10-07 Pending JPWO2022123885A1 (ja)

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