JP2009252048A - 画像処理システム、画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理システム、画像処理装置及び画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示画面とシート状媒体の両方に同時かつ直接的にアノテーションを行うことができるようにする。
【解決手段】表示装置の表示画面に重ね合わされるシート状物体と、画像処理装置とを有する画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記表示画面において、ユーザによって描画される軌跡の軌跡情報を検出する軌跡情報検出手段と、前記軌跡情報検出手段において検出された軌跡情報に基づいてユーザによって描画された軌跡を表示する表示処理手段とを有し、前記シート状物体は、ユーザによって前記シート状物体に描画される軌跡を表示する表示手段を有することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びシート状物体に関するものである。
従来、パソコン等の情報機器を用いてプレゼンテーションを支援するプレゼンテーションシステムが知られている。プレゼンテーションシステムの表示装置には、様々なコンテンツを表示させることができるため。プレゼンテーションシステムは、会議や講義等の発表者と聴衆者とが存在する幅広い場面で使用されている。また、プレゼンテーションシステムの中には、ユーザが表示装置に直接描画できる、いわゆる電子ホワイトボード機能を有するものがある。このような電子ホワイトボード機構を有するものでは、ユーザが表示装置に表示された内容に加えてアノテーション(上書き)を行うことができる。
上述したようなプレゼンテーションシステムにおいて、発表者による描画の手間を軽減するための技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、操作者にわかりやすく自然な操作環境を実現するための技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−233462号公報 特開2005−251019号公報
プレゼンテーションの効果を向上させるために、ユーザは、表示画面にシート状物体を貼り付けて使用する場合がある。このような場合において、ユーザは表示画面にアノテーションを行なったり、シート状物体上に直接アノテーションを行ったりしたいと考える。しかしながら、上述した従来の技術では、ユーザが表示画面とシート状物体との両方に同時かつ直接的に描画をすることが困難であった。
本発明は上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、表示画面とシート状物体との両方に同時かつ直接的に描画を行うことができるようにすることを目的とする。
本発明の画像処理システムは、表示装置の表示画面に重ね合わされるシート状物体と、画像処理装置とを有する画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記表示画面においてユーザによって描画される軌跡の軌跡情報を検出する軌跡情報検出手段と、前記軌跡情報検出手段において検出された軌跡情報に基づいてユーザによって描画された軌跡を前記表示画面上に表示する表示処理手段とを有し、前記シート状物体は、ユーザによって前記シート状物体に描画される軌跡を前記シート状物体上に表示する表示手段を有することを特徴とする。
本発明の画像処理装置は、表示画面に重ね合わされたシート状物体の位置を検出するシート状物体検出手段と、前記表示画面において、ユーザによって描画される軌跡の軌跡情報を検出する軌跡情報検出手段と、前記軌跡情報検出手段において検出された軌跡情報と前記シート状物体検出手段において検出されたシート状物体の位置とに基づいてユーザによって描画される軌跡がシート状物体の領域外であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段において判定された結果に応じて、前記軌跡情報検出手段において検出された軌跡情報に基づいてユーザによって描画される軌跡を前記表示画面上に表示する表示処理手段とを有することを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、表示画面に重ね合わされたシート状物体の位置を検出するシート状物体検出ステップと、前記表示画面において、ユーザによって描画される軌跡の軌跡情報を検出する軌跡情報検出ステップと、前記軌跡情報検出ステップにおいて検出された軌跡情報と前記シート状物体検出ステップにおいて検出されたシート状物体の位置とに基づいてユーザによって描画される軌跡がシート状物体の領域外であるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて判定された結果に応じて、前記軌跡情報検出ステップにおいて検出された軌跡情報に基づいてユーザによって描画される軌跡を前記表示画面上に表示する表示処理ステップとを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、表示画面に重ね合わされたシート状物体の位置を検出するシート状物体検出ステップと、前記表示画面において、ユーザによって描画される軌跡の軌跡情報を検出する軌跡情報検出ステップと、前記軌跡情報検出ステップにおいて検出された軌跡情報と前記シート状物体検出ステップにおいて検出されたシート状物体の位置とに基づいてユーザによって描画される軌跡がシート状物体の領域外であるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて判定された結果に応じて、前記軌跡情報検出ステップにおいて検出された軌跡情報に基づいてユーザによって描画される軌跡を前記表示画面上に表示する表示処理ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明は、表示画面に重ね合わされるシート状物体であって、前記シート状物体の平面に亘って設けられる複数の空間と、前記複数の空間内を前記平面に対して少なくとも垂直方向に移動できる磁性体と、を有することを特徴とする。
本発明は、表示画面に重ね合わされるシート状物体であって、前記表示画面においてユーザによって描画される軌跡の軌跡情報を検出する軌跡情報検出手段と前記表示画面に重ね合わされるシート状物体の位置を検出するシート状物体検出手段とを有する画像処理装置との間で通信を行う通信手段と、ユーザによって前記シート状物体に描画される軌跡を、前記通信手段を介して受信した前記シート状物体検出手段において検出したシート状物体の位置と前記軌跡情報検出手段において検出された軌跡情報とに基づいて前記シート状物体に電圧を印加することにより表示する表示手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、表示画面とシート状物体との両方に同時かつ直接的に描画を行うことができる。
以下、図面を参照して画像処理システムをプレゼンテーションシステムに適用した場合について説明する。プレゼンテーションシステムでは、ユーザが表示画面にシート状物体を貼り付けて使用する。ここで、シート状物体とは、例えば、ユーザがプレゼンテーションの効果を向上させるために用いる図形等のシート状の媒体である。このシート状媒体は、プレゼンテーションの内容に応じて、ユーザが加工する等して様々な形状に形成されている。プレゼンテーションシステムでは、ユーザがシート状媒体を表示画面の所定の位置又は任意の位置に貼り付けることができるように構成されている。さらに、ユーザがシート状媒体をアプリケーションの動作と連動させて使用することにより様々な効果を期待することができる。例えば、シート状媒体を貼り付けることで、プレゼンテーションシステムは、画面情報を変化させたり、音声を再生したりする等の動作を行う。
また、プレゼンテーションシステムは、様々な場面での利用が想定される。特に会議や講義などの発表者(ユーザ)と聴衆者とが存在する場合に、発表内容の印象度、理解度の向上に貢献するものである。教育現場においては、教材としてシート状媒体を付加して利用することで、聴衆者の視覚及び触覚等を刺激する。また、アプリケーションが関連付けられた動作をすることによって、印象度と理解度とからくる学習効果の向上も期待できる。
また、プレゼンテーションシステムは、貼付されたシート状媒体及び表示画面に対して、操作を検知する機能及び描画する機能を有している。すなわち、ユーザが、アプリケーションの操作を表示画面に対して、例えばペンを用いて指示することができる。さらに、ユーザは、表示されている内容に対して、アノテーションを行うことができる。プレゼンテーションシステムは、行われたアノテーションの情報を記憶したり、加工したり、再生したりすることができる。
(第1の実施形態)
<システム構成の概略説明>
図1は、本実施形態に係るプレゼンテーションシステムの概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、プレゼンテーションシステム100は、表示ユニット101、制御ユニット102、指示ユニット103、位置検出ユニット104、シート検出ユニット105、後述するシート状媒体を含んで構成されている。
表示ユニット101は、例えば液晶表示装置等のディスプレイである。表示ユニット101は、表示装置の表示画面にアノテーション等を表示させる表示機能を有する。
制御ユニット102は、プレゼンテーションシステム100全体を制御する。また、制御ユニット102は、表示ユニット101、指示ユニット103、位置検出ユニット104及びシート検出ユニット105の駆動を制御したりデータ演算を行ったりすることで各種通信機能を有する。
指示ユニット103は、表示画面に表示されている情報に対して、ユーザがポインティングするためのペン等の指示具である。
位置検出ユニット104は、表示画面上における指示ユニット103の座標位置を検出する機能を有する。
シート検出ユニット105は、表示画面に貼付するシート状媒体の属性情報及び位置を検出する機能を有する。
ここで、制御ユニット102と、位置検出ユニット104と、シート検出ユニット105とを含んで、表示ユニット101の表示画面に対して表示の処理を行う画像処理装置として構成される。
次に、表示ユニット101の表示画面にシート状媒体が貼付された一例について図2を参照して説明する。ここでは、二等辺三角形の性質を学習するときに、プレゼンテーションシステム100が用いられているものとする。図2には、表示ユニット101である表示装置201の表示画面202に、シート状媒体203が貼付されている。これは、ユーザが表示画面202の任意の位置にシート状媒体203を貼り付けたものである。なお、シート状媒体203は、二等辺三角形の形状に加工されている。
また、表示画面202にはアノテーション204、205が表示されている。図2に示すアノテーション204、205のうち、アノテーション204は、表示画面202上に表示されている。これは、ユーザが上述した指示ユニット103としての指示具を用い、シート状媒体203の三角形において二辺が等しいことを説明するために、表示画面202上に太字でアノテーション204を描画したものである。一方、アノテーション205は、貼付したシート状媒体203上に表示されている。これは、ユーザがシート状媒体203の三角形において、二つの内角が等しいことを説明するために、シート状媒体203上に太字でアノテーション205を描画したものである。
ここで、アノテーション204は、ユーザが表示画面202に対して直接、指示具の先端を当接して移動することにより、描画される。また、アノテーション205は、ユーザがシート状媒体203に対して、指示具の先端を当接させた状態で移動することにより、描画される。すなわち、アノテーション204及びアノテーション205は、同一の指示具を用いて描画されることにより表示されたものである。このようにプレゼンテーションシステム100は、ユーザが表示画面202又はシート状媒体203に対してアノテーションを行うときに、指示具を替えることなく、描画できるように構成されている。
<表示ユニット、制御ユニット、シート検出ユニットの説明>
次に、プレゼンテーションシステム100の表示ユニット101、制御ユニット102、シート検出ユニット105について、図3を参照して説明する。
まず、表示ユニット101について説明する。
表示ユニット101は、表示装置201を含んで構成されている。表示装置として、例えば液晶表示装置、プラズマディスプレイ、リアプロジェクションディスプレイ等のディスプレイ装置が用いられる。また、表示装置201には、表示表面に指示具が直接当接されないように保護用ガラスが設けられている。
表示装置201の裏側にはシート状媒体203の貼付を検出するためのアンテナ330が、表示画面202に対して平行に設けられている。このアンテナ330は、シート状媒体203が表示画面202の何れの位置に貼付されても検出できるように、所定間隔、離間した状態で配置されている。図3に示す表示装置201には、それぞれ縦に3列、横に3列のアンテナ330が設けられている。
なお、アンテナ330を透明パターンで印刷形成する等して表示画面202と一体に構成してもよい。この場合、リアプロジェクションディスプレイを表示装置として用いることができる。また、アンテナを表示装置201の周囲に設けるように構成してもよい。この場合、表示装置の種類によらず、プレゼンテーションシステムを構成することができる。
次に、制御ユニット102について、図3を参照して説明する。
制御ユニット102は、ディスプレイ駆動回路321、CPU324、ROM325、RAM326、I/F回路328、汎用I/F回路322、汎用無線I/F回路327を含んで構成されている。ディスプレイ駆動回路321は、表示装置201を駆動して表示情報を出力するものである。CPU324は、プレゼンテーションシステム100全体を制御するものである。ROM325は、CPU324が制御ユニット102を制御するプログラムや制御ユニット102が駆動したときに、CPU324が実行するプログラムを格納する記憶装置である。RAM326は、CPU324のワーク領域として使用される記憶装置である。I/F回路328は、位置検出ユニット104と通信するためのインターフェース回路である。汎用I/F回路322は、各種機器と接続するための例えばUSB等の汎用インターフェース回路である。汎用無線I/F回路327は、各種機器と無線で接続するための例えばブルートゥース等の汎用無線インターフェースの回路である。
次に、シート検出ユニット105について、図3を参照して説明する。
シート検出ユニット105は、シート検出回路329、アンテナ330を含んで構成されている。シート検出回路329は、シート状媒体203が表示装置201に近接すると、アンテナ330を介して、シート状媒体203に一体構成されている後述するタグと通信することができる。また、シート検出回路329は、表示画面202に貼付されたシート状媒体203の位置を、アンテナ330を介して、検出する。シート検出回路329は、複数のアンテナ330を順次切替えて読み出しを行い、電波強度を比較して特定することでシート状媒体203の位置を検出する。
<シート状媒体の説明>
次に、シート状媒体の構成について図4を参照して説明する。図4は、シート状媒体203の構成の一例を示す断面図である。図4に示すように、シート状媒体203は、積層構造になっている。
シート状媒体203の上側は、シート状媒体の平面に亘って、内部に空間が形成された小カプセル402が設けられている。小カプセル402は、透明なPETフィルム401と白色PETフィルム404とで挟み込まれることで、シート状に構成されている。シート状媒体203の最上面は、ユーザにより指示具が当接する入力面である。小カプセル402の空間内には、着色された磁性体としての磁性粉403が封止させている。磁性粉403は、小カプセル402内で少なくともシート状媒体203の平面に対して垂直方向に移動することができる。なお、シート状媒体203の最下面には、表示画面202に貼付するための粘着層405が構成されている。
例えば、ユーザが、ペンの先端を磁石にした指示具等をシート状媒体203の入力面に近接させることで、小カプセル402内の磁性粉403が入力面側に移動する。着色された磁性粉403が上面側に移動することにより、ユーザはシート状媒体203上に描画を行うことができる。なお、小カプセル402には、磁性粉403の他に有機溶剤を封止させているため、磁性粉403はゲル状になっている。したがって、磁性粉403が重力方向に落ちにくく、入力面側に留まるように構成されている。
また、磁性粉403をN極とS極とで異なる色素を混合することにより、極を異ならせた複数の磁石を備えたペンによって、一方を描画用、もう一方を消去用とすることもできる。すなわち、例えばユーザがS極の磁石を備えたペンをシート状媒体203の入力面に当接すると、異極であるN極の磁性粉が磁力により小カプセル402の上側に移動して留まる。このようにして、シート状媒体203では、N極の磁性粉の色素で描画されたように表示できる。一方、ユーザがN極の磁石を備えたペンをシート状媒体203の入力面に当接すると、同極であるN極の磁性粉が反発して小カプセル402の下側に移動すると共に、異極であるS極の磁性粉が磁力により小カプセル402の上側に移動する。このようにして、シート状媒体203では、N極の磁性粉の色素で描画されたものを消去したように表示できる。
図5は、シート状媒体203の一例を示す図である。シート状媒体203には、小型のタグ502が設けられている。タグ502は、アンテナ、駆動回路、メモリ等を含んで構成されている。上述したように、タグ502は、シート検出ユニット105と通信を行うことができる、タグ502は、シート検出回路329からアンテナ330を介して放射される電波を受信し、電磁誘導により起電力を発生させた電源を用いて動作する。タグ502のメモリ(記憶装置)には、シート状媒体203の属性情報として、形状、面積、色等が記憶されている。シート検出回路329が、タグ502に記憶されている属性情報を読み出すことによって、制御ユニット102のCPU324は、表示画面202に貼付されたシート状媒体203に基づいたアプリケーションの動作をすることができる。
<位置検出ユニットの説明>
次に、位置検出ユニットについて図6を参照して説明する。位置検出ユニット104は、センサユニット801、反射手段811、センサ駆動回路813、センサ信号処理回路814、ペンI/F回路815、ROM816、RAM817、CPU818、I/F回路819を含んで構成されている。センサユニット801は、投光部及び受光部をそれぞれ有する複数のセンサ812L、812Rを有している。センサ812L、812Rは、図6に示すように、例えば表示装置201の4つの角部のうちの隣接する2つの角部に所定距離、離間して配置されている。センサ812L、812Rは、センサ812L、812Rの制御・駆動を行うセンサ駆動回路813に接続されている。センサ812L、812Rは、制御・駆動信号をセンサ駆動回路813から受信すると共に、検出した信号を、センサ駆動回路813を介してセンサ信号処理回路814に送信する。
反射手段811は、入射光を到来方向に反射する再帰反射面を有する反射板である。反射手段811は、センサ812L、812Rそれぞれの投光部から略90°範囲に投光された光を、それぞれの受光部に向けて再帰反射する。反射手段811によって反射された光は、集光光学系やラインCCD等によって構成される受光部によって1次元的に検出される。センサ812L、812Rは、検出した光量分布を、センサ駆動回路813を介してセンサ信号処理回路814に送信する。
上述したような構成により、表示装置201の表示画面202は、その表面を入力領域とするインタラクティブな入力装置として構成される。例えば、ユーザが入力領域に指や上述したペン等により入力指示として近接する動作をすることで、センサ812R、812Lの投光部から投光された光が指やペン等により遮られる。センサ812R、812Lの受光部は、入力指示された位置のみ再帰反射による反射光の光量を受光することができない。
CPU818は、センサ信号処理回路814から受信したセンサ812L、812Rそれぞれの光量分布における光量変化から、入力指示された位置の遮光範囲を検出する。次に、CPU818は、遮光範囲内の検出点を特定し、それぞれの角度を算出し、算出した角度及びセンサ812Lとセンサ812Rとの間の距離等から、表示画面202上の座標値を算出する。CPU818は、算出した座標値をUSB等のI/F回路819を経由して制御ユニット102に出力する。このようにして、位置検出ユニット104は、ユーザの指やペン等による入力指示の座標値を算出することができる。なお、ユーザが入力指示した位置から表示画面202上を移動した場合、すなわちユーザが描画した場合、CPU818は、描画された軌跡の座標値(軌跡情報)を算出する(軌跡情報検出)。算出された座標値は、制御ユニット102のCPU324が、表示画面202に線を表示したり、表示画面202に表示したアイコンに対応する処理をしたりする。
なお、ROM816は、CPU818が位置検出ユニット104を制御するプログラムや位置検出ユニット104が駆動したときに、CPU818が実行するプログラムを格納する記憶装置である。RAM817は、CPU818のデータ処理領域として使用される記憶装置である。また、表示装置201の表示画面202にはシート状媒体203を貼付するため、センサ812L、812Rは、表示画面202の表面からシート状媒体203の厚み分の領域が不感帯領域となるように調整してある。また、ペンI/F回路815は、指示具からの光信号を受光する回路である。
<指示ユニットの説明>
次に、指示ユニットについて図7及び図8を参照して説明する。本実施形態では、指示ユニットとして、ペン形状の指示具を用いるものとする。指示具600は、ユーザが表示装置201の表示画面202及びシート状媒体203に対して入力するためのものである。
図7は、指示具600の構成の一例を示した図である。指示具600は、ペン状に形成されている。指示具600の先端部と後端部とには、それぞれ磁石604と磁石605とが設けられている。磁石604と磁石605とは、互いに極が異なっていることで、上述したように一方を描画用とし、他方を消去用として用いることができる。また、指示具600の筐体601には、複数のペンサイドスイッチ602、603が設けられている。ユーザが表示画面202に表示されたアイコンに合わせて、ペンサイドスイッチ602、603を押下することで、例えば制御ユニット102のCPU324がアプリケーションを起動する等、マウスのスイッチと同様の機能を有している。
図8は、指示具600の内部構成の一例を示す図である。指示具600は、図7において説明した構成要素の他に、ペン先スイッチ701、バッテリ702、フラッシュメモリ703、ROM706、CPU707、RAM708、I/F回路709、スイッチ711を含んで構成されている。
ペン先スイッチ701は、ペン先端部の磁石604が押下されることでONとなる。ユーザが、ペン先スイッチ701、上述したペンサイドスイッチ602、603の何れかのスイッチを押下することによって、指示具600は、所定周期で信号を送信する。すなわち、指示具600のCPU707は、所定周期毎にタイミング信号及びコマンド信号をペンI/F回路709に出力する。ペンI/F回路709は、タイミング信号及びコマンド信号に基づいて、光信号を放射する。
位置検出ユニット104のペンI/F回路815は、放射された光信号を受光する。その後、位置検出ユニット104のCPU818は、指示具600のスイッチのうち、どのスイッチが押下されたかを判定する。そして、センサ812L、812Rの間では、CCDの制御信号、CCD用クロック信号及びLEDの駆動信号のやり取りが開始される。
指示具600は、タイミング信号として放射する光信号にスイッチ情報を示す信号を重畳するようにして、光信号を放射している。なお、指示具600は、光信号にペンを識別するための識別コード等を重畳するようにしてもよい。ここで、指示具600がスイッチ情報を伝送する方法としては、まず連続するパルス列からなるリーダ部と、これに続くコード(メーカID等)とからなるヘッダ部を出力する。その後、指示具600は、ペンスイッチ信号等の制御信号等からなる送信データ列を予め定義された順序と形式とに従って順次出力する。この方法は、例えば赤外線を利用したリモコン等に用いられている公知の方法であり、詳述は省略する。
このように、指示ユニット103にペン等の指示具600を用いることにより、ユーザはマウスの各種ボタンに対応する操作を直感的に行うことができる。
<制御ユニットの動作の説明>
次に、プレゼンテーションシステム100の制御ユニット102のCPU324が行う動作処理について図9に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS901において、CPU324は、ROM325に格納された制御プログラムに基づいて処理を開始する。
ステップS902において、CPU324は、シート状媒体を検出したか否かを判定する。この検出は、CPU324がシート検出回路329においてシート状媒体の検出結果を受信することにより行われる。シート状媒体を検出した場合、CPU324は、ステップS903に処理を進める。シート状媒体を検出しない場合、CPU324は、ステップS907に処理を進める。
ステップS903において、CPU324は、シート状媒体が貼付された表示画面上の位置を検出する旨の命令をシート検出回路329に送信する。シート検出回路329は、アンテナ330を介して、シート状媒体の位置を検出する(シート状物体検出)。
次に、ステップS904において、CPU324は、ユーザによりペンが表示装置201の表示画面又はシート状媒体上に対して当接したか否か、すなわちペンダウンがされたか否かを判定する。この判定は、位置検出ユニット104のCPU818がI/F回路819を介して送信し、制御ユニット102のI/F回路328を介して受信したペンのスイッチ情報に基づいて、制御ユニット102のCPU324が判定する。ペンダウンを検出した場合、CPU324は、ステップS905に処理を進める。ペンダウンを検出しない場合、CPU324は、ステップS907に処理を進める。
ステップS905において、CPU324は、ペンダウンされた位置が表示画面に貼付されたシート状媒体の領域外であるか否かを判定する。このとき、シート検出回路329はアンテナを介してシート状媒体に内蔵されたタグに記憶されたシート状媒体の形状、面積等の属性情報を読み込み、読み込んだ属性情報を制御ユニット102のCPU324に送信する。ステップS905の判定において、CPU324は、ステップS903において検出されたシート状媒体の位置と、送信されたシート状媒体の属性情報と、ペンダウンされた位置とを比較することによって判定する。ここで、ペンダウンされた位置は、位置検出ユニット104のCPU818が算出した座標値(軌跡情報)である。ペンダウンされた位置がシート状媒体に領域外である場合、CPU324は、ステップS906に処理を進める。ペンダウンされた位置がシート状媒体の領域外ではない場合、すなわちシート状媒体の領域内である場合、CPU324は、ステップS907に処理を進める。
ステップS906において、CPU324は、位置検出ユニット104から送信されるペンが移動する軌跡の軌跡情報に基づいて、シート状媒体が貼付された領域外であって、表示装置201の表示画面上にペンの軌跡を表示する(表示処理)。その後、CPU324は、ステップS907に処理を進める。
なお、プレゼンテーションシステム100は、シート状媒体が貼付された領域内に対して描画されたペンの軌跡を、表示装置201の表示画面上に表示するか非表示にするかを、ユーザが設定できるように構成されている。ここで、CPU324が、表示に設定されていることを検出(設定検出)したと想定する。この場合、ステップS905において、ペンダウンされた位置がシート状媒体の領域内であっても、CPU324は、シート状媒体203が貼付された領域内であって、表示装置201の表示画面上にペンの軌跡を表示するように処理を行う。
ステップS907において、CPU324はステップS901の処理に戻る。
このように本実施形態によれば、ユーザは、表示装置の表示画面と表示画面上に貼付したシート状媒体との両方に同時かつ直接的にシームレスな描画を行うことができる。また、本実施形態によれば、ユーザは、表示装置の表示画面とシート状媒体上とに対して同一の指示具を用いて描画をすることができる。このように、本実施形態によれば、ユーザが指示具を用いて描画するときの操作性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、シート状媒体が貼付された領域に対して描画されたペンの軌跡を表示装置の表示画面上に表示できるように設定することができる。したがって、ユーザが表示画面に貼付したシート状媒体を取り除いた後であっても、シート状媒体には描画した内容が表示されているので、ユーザはシート状媒体を取り除いた後でも、シート状媒体に描画した内容を活用することができる。
また、本実施形態によれば、ユーザが表示画面に貼付したシート状媒体を取り除いた後であっても、シート状媒体には描画した内容が表示されている。したがって、ユーザが取り除いたシート状媒体を用いて、再度描画した内容が表示されたシート状媒体を利用したプレゼンテーション等を行うことができる。
なお、アプリケーションによっては、ユーザがシート状媒体を取り除いた後、表示画面に描画されたアノテーションが意味をなさないような場合がある。このような場合は、シート状媒体が取り除かれたことをシート検出回路329が検出して、制御ユニット102に検出結果を送信する。制御ユニット102のCPU324は、シート状媒体が取り除かれたという検出結果を受信すると、シート状媒体が貼付された位置の近傍に表示されたアノテーションを消去するようにしてもよい。
また、シート状媒体が貼付された領域内に対して描画されたペンの軌跡を、表示装置201の表示画面上に表示するように設定されている場合、CPU324が、軌跡情報に基づき順次表示装置201の表示画面にペンの軌跡を表示する場合について説明した。しかしながら、CPU324は、シート状媒体203が取り除かれたという検出結果を受信したときに、表示装置201の表示画面にペンの軌跡を表示するように構成してもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態に係るシート状媒体は、磁性粉が含まれた小カプセルとフィルムとが積層されたものについて説明した。本実施形態に係るシート状媒体は、いわゆる電子ペーパを用いたものである。ここで、電子ペーパとは、表示情報を変更するときには電力を必要とするが表示そのものには電力を必要としない、低消費電力を実現したディスプレイである。電子ペーパには、様々な種類がある。本実施形態では、電子ペーパのうちコレステリック液晶を用いたものについて図10を参照して、説明する。
コレステリック液晶は、特定の波長のみを反射する性質がある。太陽光や蛍光灯の光が液晶に入ると、コレステリック液晶は、赤、緑、青の決められた波長を反射してフルカラーを表示する。図10は、コレステリック液晶の構成の一例を示す図である。コレステリック液晶は、青1003、緑1007、赤1011の各色の液晶が透明フィルム1001、1005、1009、1013に積層されて構成されている。各色の液晶は、全ての色が反射する場合、白に表示される。また、全ての色が反射しない場合、コレステリック液晶1000の一番下の層である光吸収層1014の黒に表示される。なお、反射及び非反射の切替えは、各液晶層の前後に設けられた透明電極1002、1004、1006、1008、1010、1012に電圧を印加することで、液晶分子の向きを変えることで行う。
コレステリック液晶1000には、第1の実施形態に係るシート状媒体と同様に、タグ1015が設けられている。タグ1015は、制御ユニット102のシート検出回路329と無線で様々な情報を送受信できる。
また、コレステリック液晶1000には、図示しないシート書換え回路が設けられている。シート書換え回路は、タグ1015を経由して受信した情報に基づいて、コレステリック液晶1000の表示内容を書き換えができるように構成されている。
次に、上述した電子ペーパのシート状媒体を用いて、表示装置201の表示画面に貼付する場合の一例について図11を参照して説明する。図11に示すように、ユーザはシート状媒体1103を表示装置201の表示画面202の中央に貼付している。また、ユーザは表示画面202とシート状媒体1103との両方の領域に亘って、アノテーション1104の描画を行っている。このとき、制御ユニット102のCPU324は、シート検出回路329によって検出されたシート状媒体1103が貼付されている領域におけるアノテーション1105の軌跡を算出する。より具体的に説明すると、CPU324は、位置検出ユニット104において検出された軌跡の軌跡情報のうち、シート検出ユニット105において検出されたシート状媒体の位置と重なる軌跡をアノテーション1105の軌跡として算出する。次に、CPU324は、算出した軌跡の軌跡情報を、アンテナ330を介してタグ1015に送信する。タグ1015では、受信した軌跡情報に基づいて、電子ペーパのシート書換え回路が表示内容をユーザが描画した軌跡に書き換える。
このように本実施形態によれば、シート状媒体として電子ペーパを用いることで、多くの色を表示することができる。したがって、ユーザによるプレゼンテーションの効果をより向上させることができる。
なお、上述した第1及び第2の実施形態の表示装置201は、表示画面を床面に対して略垂直に設置する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、表示装置201の表示画面を床面と平行にする、いわゆるテーブル型に構成してもよい。表示装置をテーブル型にすることで、シート状媒体に粘着層は設ける必要がなく、シート状媒体を表示画面に置くような形態にすることができる。
(第3の実施形態)
アプリケーションによっては、ユーザがシート状媒体を貼付してアノテーションを行い、シート状媒体を剥がした後、アノテーションが表示画面に表示されている状態において、再度シート状媒体を貼付したい場合がある。このような場合、シート状媒体の輪郭を表示画面に表示するようにすれば、ユーザが再度シート状媒体を貼付する動作を簡便に行うことができる。また、貼付したシート状媒体の輪郭とアノテーションとを表示画面に表示しておくことで、ユーザがシート状媒体を再度貼付する必要がなくなる。
本実施形態では、貼付したシート状媒体の輪郭やシート状媒体に表示したアノテーションを表示装置の表示画面に表示する場合について説明する。
本実施形態に係るプレゼンテーションシステムは、表示装置の表示画面に貼付されたシート状媒体の貼付された状態を検出する検出手段を有する。
ここで、検出手段としてはシート状媒体に設けられたタグ502に、加速度センサ又は地磁気センサ等の状態検出装置を設けることにより構成している。ここで、状態検出装置において、予め各シート状媒体において基準となる基準方向を決定しておく。次に、状態検出装置が基準方向に対して傾斜している角度を検出することにより、シート状媒体が貼付された状態を検出することができる(状態検出)。タグ502は、検出されたシート状媒体の状態をメモリに記憶する。
また、第1の実施形態において説明したように、シート状媒体203の属性情報として、形状、面積、色等が記憶されている。ここで、属性情報としての形状には寸法情報が含まれている。シート検出回路329は、アンテナ330を介してタグ502に記憶されたシート状媒体の属性情報とシート状媒体の状態とを読み出す。制御ユニット102のCPU324は、シート状媒体の属性情報の寸法情報及び状態に基づいて、表示装置の表示画面上にシート状媒体の輪郭の線を表示する。このとき、制御ユニット102のCPU324は、シート状媒体の輪郭の線を表示装置の表示画面の大きさに応じた解像度に換算して表示する。
このように本実施形態によれば、表示画面上に対して貼付されたシート状媒体の状態を検出することにより、シート状媒体の輪郭を表示装置の表示画面に表示することができる。したがって、貼付したシート状媒体を表示画面から取り除いたとしても、シート状媒体の輪郭を表示装置の表示画面に表示できるため、ユーザは再度シート状媒体を貼付する作業を簡便に行うことができる。また、場合によれば、ユーザがシート状媒体を再度貼付する必要がない。
なお、表示画面に表示する内容は、輪郭に限られない。例えば、タグ502のメモリにシート状媒体の属性情報として模様等を記憶しておいてもよい。制御ユニット102のCPU324は、模様の属性情報に基づいて、模様を輪郭の内側に表示することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、例えばシステム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよく、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、本発明は、次のような形態であっても達成しうる。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(上述したフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータがこの供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、このコンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、次のようなものがある。すなわち、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)等である。
その他、プログラムの供給方法としては、次のようなものがある。クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードする。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによっても、前述した実施形態の機能が実現され得る。即ち、係るプログラムを実行することで、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても上述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、以下の処理によっても上述した実施形態の機能が実現される。すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そしてその後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
画像処理システムの概略構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る表示画面に貼付されるシート状媒体の一例を示す図である。 表示ユニット、制御ユニット及びシート検出ユニットの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るシート状媒体の構成の一例を示す図である。 シート状媒体の一例を示す図である。 位置検出ユニットの構成の一例を示す図である。指示ユニットの一例を示す図である。 指示ユニットとしての指示具の概略構成の一例を示す図である。 指示具の構成の一例を示す図である。 制御ユニットの動作処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るシート状媒体の構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る表示画面に貼付されるシート状媒体の一例を示す図である。
符号の説明
101 表示ユニット
102 制御ユニット
103 指示ユニット
104 位置検出ユニット
105 シート検出ユニット
201 表示装置
201 表示画面
203 シート状媒体
204、205 アノテーション
321 ディスプレイ駆動回路
324 CPU
329 シート検出回路
330 アンテナ
402 小カプセル
502 タグ
604、605 磁石
1000 電子ペーパ
1015 タグ
1103 シート状媒体
1104、1105 アノテーション

Claims (15)

  1. 表示装置の表示画面に重ね合わされるシート状物体と、画像処理装置とを有する画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記表示画面においてユーザによって描画される軌跡の軌跡情報を検出する軌跡情報検出手段と、
    前記軌跡情報検出手段において検出された軌跡情報に基づいてユーザによって描画された軌跡を前記表示画面上に表示する表示処理手段と
    を有し、
    前記シート状物体は、ユーザによって前記シート状物体に描画される軌跡を前記シート状物体上に表示する表示手段を有することを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記表示手段は、
    前記シート状物体の平面に亘って設けられる複数の空間と、
    前記複数の空間内を前記平面に対して少なくとも垂直方向に移動できる磁性体と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記画像処理装置は、前記表示画面に重ね合わされたシート状物体の位置を検出するシート状物体検出手段を更に有し、
    前記シート状物体は、前記画像処理装置と通信を行う通信手段を更に有し、
    前記表示手段は、前記通信手段を介して受信した前記軌跡情報検出手段において検出された軌跡情報と前記シート状物体検出手段において検出されたシート状物体の位置とに基づいてユーザによって描画される軌跡を前記シート状物体上に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  4. 前記表示手段は、電圧を印加することにより前記シート状物体上に表示した内容を変更することを特徴とする請求項3に記載の画像処理システム。
  5. 前記シート状物体は、前記表示画面に重ね合わされた状態を検出する状態検出装置を更に有し、
    前記表示処理手段は、前記状態検出装置において検出された前記シート状物体の状態に基づいて前記シート状物体の属性情報を前記表示画面上に表示することを特徴とする請求項1、3及び4の何れか1項に記載の画像処理システム。
  6. 前記シート状物体は、前記属性情報を記憶する記憶装置を更に有し、
    前記表示処理手段は、前記状態検出装置において検出された前記シート状物体の状態と前記記憶装置に記憶された属性情報とに基づいて前記シート状物体の属性情報を前記表示画面上に表示することを特徴とする請求項5に記載の画像処理システム。
  7. 表示画面に重ね合わされたシート状物体の位置を検出するシート状物体検出手段と、
    前記表示画面において、ユーザによって描画される軌跡の軌跡情報を検出する軌跡情報検出手段と、
    前記軌跡情報検出手段において検出された軌跡情報と前記シート状物体検出手段において検出されたシート状物体の位置とに基づいてユーザによって描画される軌跡がシート状物体の領域外であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段において判定された結果に応じて、前記軌跡情報検出手段において検出された軌跡情報に基づいてユーザによって描画される軌跡を前記表示画面上に表示する表示処理手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  8. 前記判定手段において、シート状物体の領域外であると判定された場合、前記表示処理手段は、ユーザによって描画される軌跡を前記表示画面上に表示することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記シート状物体検出手段において検出されたシート状物体の領域に軌跡を表示するか否かの設定を検出する設定検出手段を更に有し、
    前記設定検出手段において、軌跡を表示する設定が検出された場合、前記表示処理手段は、前記シート状物体検出手段において検出されたシート状物体の領域内であって、前記表示画面上にユーザによって描画される軌跡を表示することを特徴とする請求項7又は8に記載の画像処理装置。
  10. 表示画面に重ね合わされたシート状物体の位置を検出するシート状物体検出ステップと、
    前記表示画面において、ユーザによって描画される軌跡の軌跡情報を検出する軌跡情報検出ステップと、
    前記軌跡情報検出ステップにおいて検出された軌跡情報と前記シート状物体検出ステップにおいて検出されたシート状物体の位置とに基づいてユーザによって描画される軌跡がシート状物体の領域外であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて判定された結果に応じて、前記軌跡情報検出ステップにおいて検出された軌跡情報に基づいてユーザによって描画される軌跡を前記表示画面上に表示する表示処理ステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  11. 前記判定ステップにおいて、シート状物体の領域外であると判定された場合、前記表示処理ステップでは、ユーザによって描画される軌跡を前記表示画面上に表示することを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 前記シート状物体検出ステップにおいて検出されたシート状物体の領域に軌跡を表示するか否かの設定を検出する設定検出ステップを更に有し、
    前記設定検出ステップにおいて、軌跡を表示する設定が検出された場合、前記表示処理ステップでは、前記シート状物体検出ステップにおいて検出されたシート状物体の領域内であって、前記表示画面上にユーザによって描画される軌跡を表示することを特徴とする請求項10又は11に記載の画像処理方法。
  13. 表示画面に重ね合わされたシート状物体の位置を検出するシート状物体検出ステップと、
    前記表示画面において、ユーザによって描画される軌跡の軌跡情報を検出する軌跡情報検出ステップと、
    前記軌跡情報検出ステップにおいて検出された軌跡情報と前記シート状物体検出ステップにおいて検出されたシート状物体の位置とに基づいてユーザによって描画される軌跡がシート状物体の領域外であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて判定された結果に応じて、前記軌跡情報検出ステップにおいて検出された軌跡情報に基づいてユーザによって描画される軌跡を前記表示画面上に表示する表示処理ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 表示画面に重ね合わされるシート状物体であって、
    前記シート状物体の平面に亘って設けられる複数の空間と、
    前記複数の空間内を前記平面に対して少なくとも垂直方向に移動できる磁性体と、を有することを特徴とするシート状物体。
  15. 表示画面に重ね合わされるシート状物体であって、
    前記表示画面においてユーザによって描画される軌跡の軌跡情報を検出する軌跡情報検出手段と前記表示画面に重ね合わされるシート状物体の位置を検出するシート状物体検出手段とを有する画像処理装置との間で通信を行う通信手段と、
    ユーザによって前記シート状物体に描画される軌跡を、前記通信手段を介して受信した前記シート状物体検出手段において検出したシート状物体の位置と前記軌跡情報検出手段において検出された軌跡情報とに基づいて前記シート状物体に電圧を印加することにより表示する表示手段と
    を有することを特徴とするシート状物体。
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