JPWO2022054575A5 - - Google Patents
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Description
【0002】
央に向けて素材が集まりやすくなり、山部の外層に比べて内層が肉厚になる傾向がある。山部の内層が相対的に肉厚になると、燃料と接触して膨潤変形が発生しやすくなるという問題がある。
[0006]
そこで本発明は、燃料による膨潤変形を抑制することができるフィラーパイプおよびフィラーパイプの製造方法を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
[0007]
前記課題を解決するため、本発明は、山部および谷部を備える蛇腹部と、前記蛇腹部を備えていない一般部とを有し、少なくとも内層、バリア層および、外層を備える樹脂製のフィラーパイプであって、前記一般部は外層よりも内層が薄くなっており、前記蛇腹部の内層は、前記一般部の内層よりも薄くなっており、さらに、前記一般部の内層比率に対する前記蛇腹部の山部の内層比率の増加率が、前記一般部の外層比率に対する前記蛇腹部の山部の外層比率の増加率以下になっていることを特徴とする。
[0008]
また、本発明は、少なくとも内層、バリア層および外層を備える筒状素材を押し出す押出工程と、複数の分割成形型をそれぞれ移動させながら、前記複数の分割成形型の成形面に前記筒状素材の一部を転写させて、山部および谷部を備えた蛇腹部と、前記蛇腹部を備えていない一般部を成形する成形工程と、を含み、押出工程では、前記筒状素材の外層よりも内層が薄くなるように設定し、前記成形工程では、前記蛇腹部の外層を吸引して前記筒状素材を前記分割成形型に転写させるとともに、前記蛇腹部の内層を、前記一般部の内層よりも薄くしつつ、さらに、成形後の前記一般部の内層比率に対する前記山部の内層比率の増加率が、前記一般部の外層比率に対する前記山部の外層比率の増加率以下となるように設定することを特徴とする。
[0009]
本発明によれば、蛇腹部の山部の内層を薄くすることで燃料による膨潤変形を抑制することができる。
発明の効果
[0010]
本発明は、燃料による膨潤変形を抑制することができるフィラーパイプおよびフィラーパイプの製造方法を提供することができる。
図面の簡単な説明
央に向けて素材が集まりやすくなり、山部の外層に比べて内層が肉厚になる傾向がある。山部の内層が相対的に肉厚になると、燃料と接触して膨潤変形が発生しやすくなるという問題がある。
[0006]
そこで本発明は、燃料による膨潤変形を抑制することができるフィラーパイプおよびフィラーパイプの製造方法を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
[0007]
前記課題を解決するため、本発明は、山部および谷部を備える蛇腹部と、前記蛇腹部を備えていない一般部とを有し、少なくとも内層、バリア層および、外層を備える樹脂製のフィラーパイプであって、前記一般部は外層よりも内層が薄くなっており、前記蛇腹部の内層は、前記一般部の内層よりも薄くなっており、さらに、前記一般部の内層比率に対する前記蛇腹部の山部の内層比率の増加率が、前記一般部の外層比率に対する前記蛇腹部の山部の外層比率の増加率以下になっていることを特徴とする。
[0008]
また、本発明は、少なくとも内層、バリア層および外層を備える筒状素材を押し出す押出工程と、複数の分割成形型をそれぞれ移動させながら、前記複数の分割成形型の成形面に前記筒状素材の一部を転写させて、山部および谷部を備えた蛇腹部と、前記蛇腹部を備えていない一般部を成形する成形工程と、を含み、押出工程では、前記筒状素材の外層よりも内層が薄くなるように設定し、前記成形工程では、前記蛇腹部の外層を吸引して前記筒状素材を前記分割成形型に転写させるとともに、前記蛇腹部の内層を、前記一般部の内層よりも薄くしつつ、さらに、成形後の前記一般部の内層比率に対する前記山部の内層比率の増加率が、前記一般部の外層比率に対する前記山部の外層比率の増加率以下となるように設定することを特徴とする。
[0009]
本発明によれば、蛇腹部の山部の内層を薄くすることで燃料による膨潤変形を抑制することができる。
発明の効果
[0010]
本発明は、燃料による膨潤変形を抑制することができるフィラーパイプおよびフィラーパイプの製造方法を提供することができる。
図面の簡単な説明
Claims (2)
- 山部および谷部を備える蛇腹部と、前記蛇腹部を備えていない一般部とを有し、少なくとも内層、バリア層および、外層を備える樹脂製のフィラーパイプであって、
前記一般部は外層よりも内層が薄くなっており、
前記蛇腹部の内層は、前記一般部の内層よりも薄くなっており、さらに、
前記一般部の内層比率に対する前記蛇腹部の山部の内層比率の増加率が、前記一般部の外層比率に対する前記蛇腹部の山部の外層比率の増加率以下になっていることを特徴とするフィラーパイプ。 - 少なくとも内層、バリア層および外層を備える筒状素材を押し出す押出工程と、
複数の分割成形型をそれぞれ移動させながら、前記複数の分割成形型の成形面に前記筒状素材の一部を転写させて、山部および谷部を備えた蛇腹部と、前記蛇腹部を備えていない一般部を成形する成形工程と、を含み、
押出工程では、前記筒状素材の外層よりも内層が薄くなるように設定し、
前記成形工程では、前記蛇腹部の外層を吸引して前記筒状素材を前記分割成形型に転写させるとともに、前記蛇腹部の内層を、前記一般部の内層よりも薄くしつつ、さらに、成形後の前記一般部の内層比率に対する前記山部の内層比率の増加率が、前記一般部の外層比率に対する前記山部の外層比率の増加率以下となるように設定することを特徴とするフィラーパイプの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020152959 | 2020-09-11 | ||
JP2020152959 | 2020-09-11 | ||
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Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2022054575A1 JPWO2022054575A1 (ja) | 2022-03-17 |
JPWO2022054575A5 true JPWO2022054575A5 (ja) | 2023-04-20 |
JP7304496B2 JP7304496B2 (ja) | 2023-07-06 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|
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US5469892A (en) * | 1992-04-14 | 1995-11-28 | Itt Automotive, Inc. | Corrugated polymeric tubing having at least three layers with at least two respective layers composed of polymeric materials dissimilar to one another |
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DE9319880U1 (de) * | 1993-12-23 | 1994-03-17 | Ems-Inventa AG, Zürich | Blasgeformte Kühlflüssigkeitsleitung |
WO2001031245A1 (fr) * | 1999-10-29 | 2001-05-03 | Piolax Inc. | Tube annele a base de resine |
JP2003211522A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-29 | Denki Kagaku Kogyo Kk | ニ重壁コルゲート管の製造方法 |
US6935378B2 (en) * | 2003-06-23 | 2005-08-30 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Vibration absorbing hose |
JP2007046772A (ja) | 2005-07-13 | 2007-02-22 | Toyoda Gosei Co Ltd | 樹脂パイプおよび樹脂成形品 |
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JP2008162436A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Tokai Rubber Ind Ltd | 樹脂製燃料タンク用燃料ホースおよびその製法 |
JP5169758B2 (ja) | 2008-11-14 | 2013-03-27 | 豊田合成株式会社 | 樹脂製の燃料パイプおよび燃料注入管 |
EP2607071B1 (en) | 2011-02-25 | 2020-05-13 | Sumitomo Riko Company Limited | Fuel inlet pipe made of resin, and method for producing same |
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JP6666091B2 (ja) * | 2015-08-31 | 2020-03-13 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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-
2021
- 2021-08-25 JP JP2022547483A patent/JP7304496B2/ja active Active
- 2021-08-25 US US18/044,651 patent/US11906077B2/en active Active
- 2021-08-25 CN CN202180053035.XA patent/CN115989130A/zh active Pending
- 2021-08-25 WO PCT/JP2021/031117 patent/WO2022054575A1/ja active Application Filing
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