JPWO2022044991A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JPWO2022044991A5
JPWO2022044991A5 JP2022544538A JP2022544538A JPWO2022044991A5 JP WO2022044991 A5 JPWO2022044991 A5 JP WO2022044991A5 JP 2022544538 A JP2022544538 A JP 2022544538A JP 2022544538 A JP2022544538 A JP 2022544538A JP WO2022044991 A5 JPWO2022044991 A5 JP WO2022044991A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
housing
drive shaft
fan
blower according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022544538A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022044991A1 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/JP2021/030559 external-priority patent/WO2022044991A1/ja
Publication of JPWO2022044991A1 publication Critical patent/JPWO2022044991A1/ja
Publication of JPWO2022044991A5 publication Critical patent/JPWO2022044991A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

本願において開示される発明のうち代表的な特徴を説明すれば次のとおりである。本発明の一つの特徴によれば、空気流を内部に吸気する吸気口と、空気流を排気する排気口を有する排気管と、を備えるハウジングと、ハウジングの内部に収容される組立体と、を有する送風機であって、組立体は、ロータと、ステータと、ロータと一体で回転する駆動軸を有するモータと、駆動軸に固定され、空気流を発生させるファンと、ファンとモータの少なくとも一部を収容するモータケースと、を含んで構成される。また、送風機は、モータの駆動を制御するモータ回路基板を有し、駆動軸の軸線上に排気口が配置され、駆動軸の軸線方向におけるステータと排気口の間に、モータ回路基板が配置される。また、排気管に着脱可能に取付けられる筒状のノズルを有する。
本発明のさらに他の特徴によれば、送風機の駆動軸の軸線方向において、ファンと排気口の間にモータが配置され、モータと排気口の間にモータ回路基板が配置される。排気口の直径は、モータ回路基板の直径よりも小さく形成される。モータケースは、ファンから排出された空気をステータの外周面に沿って流す送風通路を形成する。また、排気管と駆動軸とは同方向に延びており、組立体は、弾性体を介してハウジング内部に保持される。
発明のさらに他の特徴によれば、送風機のハウジングに収容される組立体は、互いに異なる方向に延在する複数のアーム部を有し、弾性体は、複数のアーム部の各々の先端に被さるように取り付けられて、アーム部とハウジングとの間に介在する複数の前側ゴムブッシュと、モータの駆動を制御するモータ回路基板を含む。モータケースは、駆動軸の軸線方向の端部に内側吸気口を有し、弾性体は、内側吸気口の外周に配置されてハウジングとの間に介在する円筒形の後側ゴムブッシュを含んで構成され る。モータケースは、内側吸気口を有し、吸気口に設けられるフィルターと、ハウジングの内部に配置されて内側吸気口を覆う網と、を有する。
発明のさらに他の特徴によれば、バッテリパックが装着可能なバッテリパック装着部がハウジングの下側に形成され、バッテリパックの底面を床面に当接させて自立可能である。また、送風機の上方視において、モータ及びファンがバッテリパックの外縁範囲内に収まるように配置される。さらに、ハウジングは、組立体を収容する本体部と、少なくとも一部が駆動軸の軸線と交差する方向に延びるハンドル部と、を有し、吸気口は、ハンドル部に設けられる。ハウジングは、組立体を収容する本体部と、少なくとも一部が駆動軸の軸線と交差する方向に延びるハンドル部と、を有し、モータ回路基板は、モータへ電流を出力するインバータ回路を有し、マイコンを搭載しインバータ回路を制御する制御回路基板が、ハンドル部に設けられる。
本実施例の送風機1は、従来の大型のファンを用いた送風機に比べて小型・軽量に構成される前後下方向に見たバッテリパック100を取り外した際のハウジング2側の重心位置は96であり、バッテリパック100単体の重心位置は98である。ここでは、ハウジング2側全体の重量と、バッテリパック100の重量が近い値とされる。例えば、本発明者らによる試作では、ハウジング2側全体の重量が650gであり、バッテリパック100の重量が700gであった。この試作による送風機1では、バッテリパック100を装着した際の送風機1全体の重心位置は97となる。重心位置97は、フック75のネジ76による取り付け位置にきわめて近いため、フック75による吊り下げ時の安定性が良好となる。尚、装着するバッテリパック100は、図1で示したような形状のもの以外にも、重量が975gの大型のバッテリパック、重量が680gの小型のバッテリパック等から選択可能である。装着するバッテリパック100のサイズによって全体の重心位置97は変わることになるが、バッテリパック100の質量は、バッテリパック100を除いた本体側の質量の0.8倍以上1.8倍未満とすると重量バランス的にきわめて好都合である。このようにして全体重心位置97がフック75の近傍位置に留まるようにすれば、吊り下げがしやすくなる。また、全体重心位置97が上側把持部4aの直下にあるので、作業者が上側把持部4aを把持した際の重量バランスが良好になる。
空間44付近には、リブ19a~19cが設けられる。リブ19a~19cは、ハウジング2の内壁部分から中心軸線A1を通る鉛直面(=ハウジング2の分割面)に接近するように延在するものであり、ハウジング2の成形時に同時に形成される。リブ19a~19cは、空気の流れを整流する作用を奏する上に、ノズル60を取り外した際に排気口12aから手や異物を内部に入れることができないようにする機能を奏する。ハウジング2の左側部分から延在するリブ19a~19cと、側部分から延在するリブ19a~19cは、分割面から左右対称に形成され、分割面付近で所定の距離、即ち作業者の指を入れることができない程度の近い距離まで接近する。尚、左右両側の内壁面から分割面方向に延在するリブ19a~19cの先端を互いに接触させるように構成しても良い。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、本体部3とその前方側に絞り込まれた排気口(又は排気通路)が形成される送風機であれば、本実施例とは異なる構成の送風機にも適用できる。
例えば、本発明を、ロータとステータと駆動軸を有するモータと、駆動軸に固定され吸引力により空気流を発生させるファンと、モータ及びファンを内部に収容し、空気流を内部に吸気する吸気口と、空気流を第1の方向に向かって外部に排気する筒状の排気口と、を備えるハウジングと、を有する送風機において、ファンとモータの少なくとも一部を収容するモータケースが設けられ、モータとファンとモータケースを含む組立体がハウジングの内部に収容されるように構成しても良い。ハウジングは、モータを収容する筒状の本体部と、本体部の軸方向に沿って延び、作業者によって把持されるハンドル部を有し、ハンドル部は、第1の方向とは反対側の第2の方向側にて本体部と内部空間が連通するように接続され、吸気口はハンドル部内に設けられる。そして、吸気口からハウジング内へ進入した空気流が、ハンドル部を通って本体部の第2の方向側から組立体の内部に吸引され、ハウジングの内部において組立体から第1の方向側に排出され、ハウジングの排気口から外部へ排気される。モータは、永久磁石を用いたロータと、ステータコアと、ステータコアに巻かれたコイルを有し、コイルに励磁電流を供給するインバータ回路を搭載する回路基板が組立体に含まれるように構成される。
本発明のモータケースは、ファンに対して軸方向の一方側に位置する排出口と、ファンに対して軸方向の他方側に位置する吸引口を備え、ファンは、ステータに対して第2の方向側(後ろ側)に配置されるようにしても良い。モータのオン又はオフを切り替えるスイッチ部と、インバータ回路による駆動を制御することによりモータの回転制御を行う制御部を有し、制御部は、ハウジングの内部であってモータケースとは別の場所に配置される。また、回路基板は軸線方向においてステータの第1の方向側に配置される。ファンの外径は、ステータの外径の1.5倍以内とすると好ましい。
本発明のハウジングには、モータへ電力を供給するための着脱式のバッテリパックが装着可能であり、送風機を載置面に置く場合は、バッテリパックの底面がハウジングを支持する脚部として機能するようにしても良い。ハウジングの排気口には、円錐状に絞り込まれたノズルが装着され、ノズルによる送風方向の中心軸線A1は排気方向下流側にいくにつれて載置面に近づくように斜めに傾けられる。また、脚部が載置面に置かれた状態において、中心軸線A1方向におけるモータの配置範囲が、バッテリパックと重なるように構成される。尚、モータは40,000回転/秒以上で回転可能である。
本発明のモータは、ノズルにおいて最も内径が小さい部分の内径が7~9mmのときに、風速が130m/秒以上となるようにファンを回転可能であるように構成される。また、送風機は、ハウジング及びハウジングに取り付けられる本体部品からなる本体部と、ハウジングに取り付けられてモータに電力を供給するバッテリパックを備え、バッテリパックの質量は、本体部の質量の0.8倍以上1.8倍未満とする。さらに、送風機にはハウジングに取り付けられて、前後方向に延びる爪部を備えるフックが設けられ、フックの上下方向における位置が、ハウジングの重心とバッテリパックの重心の間になるように配置される。

Claims (15)

  1. 空気流を内部に吸気する吸気口と、前記空気流を排気する排気口を有する排気管と、を備えるハウジングと、
    前記ハウジングの内部に収容される組立体と、を有し、
    前記組立体は、
    ロータと、ステータと、前記ロータと一体で回転する駆動軸を有するモータと、
    前記駆動軸に固定され、前記空気流を発生させるファンと、
    前記ファンと前記モータの少なくとも一部を収容するモータケースと、を含み、
    前記モータの駆動を制御するモータ回路基板を有し、
    前記駆動軸の軸線上に前記排気口が配置され、前記駆動軸の前記軸線方向における前記ステータと前記排気口の間に、前記モータ回路基板が配置されることを特徴とする送風機。
  2. 前記駆動軸の前記軸線方向における前記ファンと前記排気口の間に前記モータが配置されることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
  3. 前記駆動軸の前記軸線方向における前記モータと前記排気口の間に前記モータ回路基板が配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の送風機。
  4. 前記排気口の直径は、前記モータ回路基板の直径よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の送風機。
  5. 前記モータケースは、前記ファンから排出された空気を前記ステータの外周面に沿って流す送風通路を形成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の送風機。
  6. 空気流を内部に吸気する吸気口と、前記空気流を排気する排気口を有する排気管と、を備えるハウジングと、
    前記ハウジングの内部に収容される組立体と、を有し、
    前記組立体は、
    ロータと、ステータと、前記ロータと一体で回転する駆動軸を有するモータと、
    前記駆動軸に固定され、前記空気流を発生させるファンと、
    前記ファンと前記モータの少なくとも一部を収容するモータケースと、を含み、
    前記排気管と前記駆動軸とは同方向に延びており、
    前記組立体は、弾性体を介して前記ハウジング内部に保持されることを特徴とする送風機。
  7. 前記組立体は、互いに異なる方向に延在する複数のアーム部を有し、
    前記弾性体は、前記複数のアーム部の各々の先端に被さるように取り付けられて、前記アーム部と前記ハウジングとの間に介在する複数の前側ゴムブッシュを含む、請求項6に記載の送風機。
  8. 前記モータケースは、前記駆動軸の軸線方向の端部に内側吸気口を有し、
    前記弾性体は、前記内側吸気口の外周に配置されて前記ハウジングとの間に介在する円筒形の後側ゴムブッシュを含むことを特徴とする、請求項6または7に記載の送風機。
  9. 前記組立体は、前記モータの駆動を制御するモータ回路基板を含むことを特徴とする、請求項6乃至8の何れか一項に記載の送風機。
  10. 前記モータケースは、内側吸気口を有し、
    前記吸気口に設けられるフィルターと、前記ハウジングの内部に配置されて前記内側吸気口を覆う網と、を有することを特徴とする、請求項1乃至9の何れか一項に記載の送風機。
  11. バッテリパックが装着可能なバッテリパック装着部が前記ハウジングの下側に形成され、前記バッテリパックの底面を床面に当接させて自立可能であることを特徴とする、請求項1乃至10の何れか一項に記載の送風機。
  12. 上方視において、前記モータ及び前記ファンが前記バッテリパックの外縁範囲内に収まることを特徴とする、請求項11に記載の送風機。
  13. 前記ハウジングは、前記組立体を収容する本体部と、少なくとも一部が前記駆動軸の軸線と交差する方向に延びるハンドル部と、を有し、
    前記吸気口は、前記ハンドル部に設けられることを特徴とする、請求項1乃至12の何れか一項に記載の送風機。
  14. 前記ハウジングは、前記組立体を収容する本体部と、少なくとも一部が前記駆動軸の軸線
    と交差する方向に延びるハンドル部と、を有し、
    前記モータ回路基板は、前記モータへ電流を出力するインバータ回路を有し、
    マイコンを搭載し前記インバータ回路を制御する制御回路基板が、前記ハンドル部に設けられる、請求項1乃至5、9の何れか一項に記載の送風機。
  15. 前記排気管に着脱可能に取付けられる筒状のノズルを有する、請求項1乃至14の何れか一項に記載の送風機。
JP2022544538A 2020-08-31 2021-08-20 Pending JPWO2022044991A1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020145871 2020-08-31
PCT/JP2021/030559 WO2022044991A1 (ja) 2020-08-31 2021-08-20 送風機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2022044991A1 JPWO2022044991A1 (ja) 2022-03-03
JPWO2022044991A5 true JPWO2022044991A5 (ja) 2023-05-12

Family

ID=80355236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022544538A Pending JPWO2022044991A1 (ja) 2020-08-31 2021-08-20

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230313805A1 (ja)
JP (1) JPWO2022044991A1 (ja)
CN (1) CN115917160A (ja)
DE (1) DE112021003513T5 (ja)
WO (1) WO2022044991A1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101135139B (zh) * 2006-08-30 2011-01-12 苏州宝时得电动工具有限公司 吹吸机
JP6011914B2 (ja) * 2012-07-05 2016-10-25 日本電産株式会社 遠心ファン
JP5979364B2 (ja) 2012-08-20 2016-08-24 日立工機株式会社 携帯用ブロワ
US11067087B2 (en) * 2015-03-12 2021-07-20 Black & Decker, Inc. Axial-fan blower

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4287261B2 (ja) 動力送風機
JPH11508760A (ja) 換気用の軸流空気入口を有するブロワーホイール
WO2007134535A1 (fr) Sèche-cheveux à soufflement double, sélectif
JPH11206629A (ja) アップライト型電気掃除機
EP3840624A1 (en) Sound reducing vacuum cleaner
TWI723405B (zh) 清掃機
CN208587996U (zh) 具有净化功能的气流扇
JPWO2022044991A5 (ja)
KR970000161A (ko) 전기 청소기
JP4287260B2 (ja) 動力送風機
CN217830903U (zh) 除尘机外壳和除尘机
JP2021050488A (ja) ブロワ
JP3532779B2 (ja) ファンモータ装置及び環流式電気掃除機
JP6057625B2 (ja) ヘアドライヤ
JP4874786B2 (ja) 電動送風機および電気掃除機
CN211735212U (zh) 吹风机
WO2022044991A1 (ja) 送風機
CN208442047U (zh) 一种小型干湿两用吸尘器电风机
EP3525648B1 (en) Hand held surface cleaning apparatus
JP4205567B2 (ja) 動力送風機
JP5357980B2 (ja) 縦型電気掃除機
CN216812238U (zh) 一种方便携带的手持风扇
CN219578440U (zh) 护发器具
JP3064973U (ja) 送風機
CN216812235U (zh) 一种手持风扇